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Carl Craig - At Les (Christian Smith remixes) (Tronic:TR53)
Carl Craig - At Les
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既にDJMIXの中で使用され話題となっていたCarl Craigの"At Les"のリミックスEPが発売されました。これを手掛けるのは派手なピークタイムトラックを量産するChristian Smith。"At Les"はまず93年のデトロイトテクノコンピ"Virtualsex"で初のお披露目となり、その後C2自身のInnerzone Orchestra名義によるジャズアレンジバージョン、Mike Banksも参加したライブ盤などもリリースされるなど、C2の中でも特に人気のあるトラックです。今回はChristian Smithが手掛けているので勿論フロアで使い易い4つ打ち仕様ですが、お勧めはA面の"Tronic Treatment Remix"。原曲の儚い旋律を残しながらじわじわと盛り上げるダンストラックですが、メランコリーなシンセの上物からはうっとりする情緒が漂います。B面の"Hyptonica Remix"はA面から派手な音色を差し引いて、ミニマルかつディープな印象を強めたリミックス。こちらはパーティーの前半とかに向いている内容ですね。両面文句無しに素晴らしいです。

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| TECHNO8 | 11:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
James Holden - DJ-Kicks (Studio !K7:!K7261CD)
James Holden - DJ-Kicks
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人気MIXCDシリーズ最新作になんと奇才中の奇才・James Holdenが登場。Holdenと言えばプログレッシヴハウスと言うジャンルから出発した新星ですが、ジャンルを飛び越えテクノやトランス、エレクトロニカやポストロックまでも飲み込み、James Holdenの音としか表現出来ない唯一無二の世界観を創り出すまでに成長したアーティスト。そんな彼がMIXCDを手掛ければただの4つ打ちだけが聴ける訳はなく、テクノやシューゲイザーやアシッドハウスやら…とかもうジャンルで括るのはナンセンスなHoldenとしか言えないミックスになります。特に彼が作る世界観には強烈なサイケデリアとトリップ感が満ちていて、時間軸と空間軸さえも歪めてしまうよう毒気のあるサイケデリックな音は心地良ささえも超越した狂った夢想を誘発し、薬無しでぶっ飛んだ感覚を生み出します。かと思えば突如天使の舞うノスタルジーに満ちた和やかなムードや、デカダン的な壊れ行く中から生まれる耽美な美しさが降りてきたりと、奇想天外なミックスとは正に本作の事。目も眩むほどの強烈な色彩に包まれて、身も心も昇天してしまう。

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| TECHNO8 | 10:00 | - | trackbacks(0) | |
Tony Lionni - Timeless EP (Wave Music:WM50215-1)
Tony Lionni - Timeless EP
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Francois Kも彼の才能に惚れ込んだのか、Wave Musicからは4作目となるTony Lionniの新譜。2008年から様々な実力派レーベルから怒濤の勢いでEPをリリースしておりますが、決して質は落とさずに良質なテックハウスを量産するその実力は本物。この新作もやはり最近のWave Musicらしい綺麗目のデトロイティッシュなテクノが4曲も収録されていて、DJならば買っておいて損は無い一枚でしょう。お勧めはA2の"Timeless"で薄くパッドが延びていく透明感のあるハウスよりのトラック。メランコリックなリフを被せながら上げ過ぎずにじわじわと盛り上がらせるディープな曲で、幻想的な美しささえ感じさせます。その点ではB2の"Music"も同じ種類のトラックで、こちらはもう少々控えめなディープ系。ピークタイムを派手に飾るならB1の"The Prophet"で、シンセがぐぉんぐぉんと唸り攻撃的に攻め上げ、中盤でのストリングリフが炸裂で盛り上がる事間違い無しの一曲。量産しているせいか最近は金太郎飴的な印象も受けなくはないのですが、それでもフロアで使えるトラックが多いので安心して買えるアーティストですね。

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| TECHNO8 | 15:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Dettmann (Ostgut Ton:OSTGUTCD12)
Dettmann
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現在のテクノシーンにて最も注目を集めるクラブ・Berghainのレジデントとして、そしてアーティストとしても最も注目を集めているドイツのMarcel Dettmannの初のアルバムが到着。ここ数年の硬質なミニマルの復権はドイツのOstgut Tontrager勢一派による影響が大きいのでしょうが、勿論Dettmannもその中の一人。そんな訳でこのアルバムも予想に違わない無駄を削ぎ落としたシンプルなフロア向けミニマルのみで構成されています。暗く無感情で、そしてシンプルな繰り返しによるミニマルを極めているトラックばかりなので、正直言ってしまうとこれを家で一枚通して聴いても面白みは少ないかもしれない。だがノイズ混じりでどこかインダストリアルで荒廃した雰囲気も感じさせる音は、クラブの爆音の中でミックスされる時こそ最大の効果を得るのも予想出来て、彼が本作をDJの為に向けて作ったのは明白でしょう。ドイツのレコード店・Hard Waxで働いている影響もあるのかBasic Channelから繋がる適度なダビーな音響もあり、そしてダブステップにも通じるリズムの組み方もあり、現在のベルリンテクノの先端の音である事は間違いないですね。アルバムとしては淡白な印象も受けますが、DJには受けが良いのかなと思います。

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| TECHNO8 | 12:30 | comments(3) | trackbacks(0) | |
The Third Man - Messier 66 (Applied Rhythmic Technology:ART DDS-2)
The Third Man - Messier 66
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昨年から好調な活動を見せるUK屈指のデトロイトフォロワー・Kirk Degiorgioが運営するARTから、Kirkが惚れ込んだ才能ある新星・Toby LeemingことThe Third ManのEPがリリース。本家デトロイトでもTransmatが復活し相変わらずデトロイトの底力は健在ですが、このKirkの音に対するデトロイト魂は本家にも負けない物だと確信しております。A面の"Messier 66"は透明感のあるパッドで綺麗目のリフを作って引っ張っていくスタイリッシュなデトロイトテクノ。すっきりと重さを削ぎ落としてスペーシーで浮遊感を出しつつ、疾走感のあるグルーヴで軽く宇宙に飛ばしてくれる事でしょう。B1の"Anadine"はブロークンビーツ風なつんのめりビートとメランコリックなストリングスが絡み、派手にそしてロマンティックに盛り上がれそうです。B2の"Paucity"は他のトラックに比べると控えめな印象のディープハウス寄りながらも、しかし中盤から入るエモーショナルなシンセが泣かせる憂いに満ちた一曲。3曲のみ、しかしそのどれもが熱いテクノソウルを持ち合わせていて、デトロイトテクノを愛する気持ちが素直に伝わってきます。

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| TECHNO8 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
The Black Dog - Music For Real Airports (Soma Quality Recordings:Soma CD083)
The Black Dog - Music For Real Airports
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UKインテリジェンステクノの大ベテラン・The Black Dog。一度はメンバーの脱退によりKen Downie一人となったユニットは迷走していたものの、Dust兄弟をメンバーに迎えてからは更なるアンダーグラウンド性を極めながらも初期インテリジェンステクノやデトロイトテクノの音を呼び戻し、更にはダブステップにも接近するなど二回目のピークを迎えている言っても過言ではない。そして前作から一年待たずして更なる新作は、今までのダンスサイドは身を潜め厳格なるダークなアンビエントを披露している。タイトルから予想出来るように御代Brien Enoの名作にインスパイアされた作品ではあるが、音そのものはThe Black Dogらしい宗教的な重苦しささえ漂う非常にイマジネイティブな音だ。200時間にも及ぶフィールドレコーディングからの環境音も導入し、ヴァーチャルエアポートを再現…はしておらず黒光りする静謐な美意識に満ちたオリジナリティー溢れる音楽を奏でている。勿論前作からのダブステップの導入で彼等らしい凝ったリズムも入っているが、全体のトーンとしては重く暗くそして金属的に冷えている。この非生物的な音は、やはりThe Black DogはインテリジェンステクノやAIテクノ、果てはIDMの申し子と言っても過言ではない電子世界に生きる存在の証なのだろう。

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| TECHNO8 | 11:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Deadbeat - Radio Rothko (theAgriculture:AG052)
Deadbeat - Radio Rothko
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Basic Channel好きなら是が非でも買いなさいと断言するミニマルダブミックスの決定打となる一枚が登場。これを手掛けるは昨今のミニマルダブシーンで確実な評価を得ているDeadbeat、そしてマスタリングにはPoleことStefan Betkeを迎えております。Deadbeat自身がライナーノーツでベーチャンの多大なる影響を延々と語っている事からも分る通り、本作はベーチャンとそのフォロワー達による楽曲がほぼ占めており、全編通して最高に気持ちの良い残響音を感じられるミニマルダブとなっております。一応展開を分けるなら序盤はテクノ、中盤はレゲエ、終盤はハウスと言う括りも出来る内容ですが、どこを切り取ってもエコーやディレイが絶え間なく響いていて脳味噌も融けてしまいそうな恍惚の沼が広がっております。幾層にも被さりながら地平線の彼方まで広がる残響音は、正にベーチャンから始まったミニマルダブの極み。内容的にはベタベタなミニマルダブで驚きも特には無いのですが、懐古的な選曲だけでなく近年湧き出てきたフォロワー達のトラックもしっかりと使用していて、ベーチャンの系譜が今でも継続している事を感じさせくれるのは嬉しい限り。ベーチャンが蒔いたミニマルダブの種は、続々と開花している様でもある。

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| TECHNO8 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
UR - Somewhere In Japan EP (Underground Resistance:UR-079)
UR - Somewhere In Japan EP

デトロイトの闘争心の塊であるUnderground Resistanceの新譜は、UR軍団を束ねるMad MikeことMike Banks自らが2年ぶりに手掛けるファンには期待の一枚。URは今ではメンバーも大勢いるので御代自体のトラックは少なくなっておりますが、ようやく聴ける御代の新作はやはりURに相応しいハードなエレクトロファンクでした。タイトルを呟くボイスが入るA面の"Good Time"、これは昔からのURファン納得のファンキーなエレクトロで、ぶいぶい唸るベースラインやクラップとハットで引っ張っていく単純なスタイルながらも何故にこんなにもファンキーに感じさせられるのか。綺麗ではないエディットは寒々しい無機質さと汗臭い人間臭さの両面を含んだマシーンソウルを感じさせ、URの荒々しい気質をより強調している様でもある。そしてB面の"Find Your Friend"、こちらは09年の夏に神戸で録音されたと言う噂になっていたトラック。A面と同じくURらしいエレクトロですが、ビッシバシと攻撃的なシンセやらパッドもいっぱい入っていて陽気なムードさえ漂っております。それでもURの音楽はファンキーで、URの音楽はファンクその物なんですね。

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| TECHNO8 | 13:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Martin Buttrich - Crash Test (Desolat:DESOLATCD002)
Martin Buttrich - Crash Test
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Loco Diceと共にミニマル〜テック系のDesolatを主宰するMartin Buttrichの1stアルバムが遂にリリース。アルバムリリースまでにPoker FlatやCocoon、Planet Eなどの実力派レーベルからもリリース歴があるので期待していたのですが、アルバムはこれまでとは異なりディープで陰鬱な印象が強いアーティスティックな内容となっております。個人的にはPlanet Eからの作品の様にプログレッシヴハウスのギラギラした音とディープながらもじわじわと盛り上がって行くスタイルを期待していたのですが、アルバムでは新基軸を試すかの様に声ネタサンプルやエスニックなトランペットの挿入、有機的なチリアンミニマルの導入などシングルよりも幅広い作風となっておりました。アルバムと言う事なのでダンストラック的な面よりはむしろホームリスニング的な所に重点を置いていて、彼の意図する事は理解しつつもシングルで感じられたぶっ飛ぶ恍惚感は減っているが残念。Planet Eのシングルではデトロイトテクノ的な印象もあったけれど、アルバムではほぼディープで妖艶なミニマルで統一されていて、まあこれも時代なんでしょうかね。制作に15ヶ月かけたと言うだけあり繊細に作り込まれたアルバムなので、ディープミニマルの視点からすれば高品質ではあるし悪い内容ではないと思います。

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| TECHNO8 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Matthew Hawtin - One Again, Again (Plus 8 Records Ltd.:lus8107CD)
Matthew Hawtin - One Again, Again
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Richie Hawtinの弟・Matthew Hawtinが手掛けるレトロなアンビエントミックス。ライナーノーツによれば1993〜98年までデトロイトにおいて、踊る為のテクノルームとチルする為のアンビエントルームがあるパーティーを開催していたそうで、本作品はそこでプレイしていた初期アンビエントを紹介する為に企画したそうです。と言う訳で内容は自分以上のおっさん世代には懐かしいであろうトラック満載で、The Irresistible Force、Sun Electric、Link、Pete Namlookらのアンビエント大御所から、TheoremやFUSEらのPlus 8一派、果てはサイケデリックロックのPorcupine Treeなんかも詰め込まれております。アンビエントフルコースとは言いつつも抽象的でノンビートな流れが多いので、楽天的でふわふわと気持ち良いと言うよりは、宗教音楽的な瞑想に誘う鎮静作用が強くなかなかの荘厳な音が広がっております。座禅を組み神妙な気持ちで、そして正面に対峙して聴く様なある意味ハードコアなアンビエントなので、馬鹿になってラリパッパーで聴くのには向いてないでしょうね。寝る時に小さな音でかければ安眠アンビエントには成り得るかもしれませんが、一番はやはりお香を焚いて目を閉じて瞑想しながら聴くのがベストでしょう。

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| TECHNO8 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |