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Kaito - Color Of Feels (Kompakt:KOM119)
Kaito-Color Of Feels
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今まで何度も紹介している我らが日本の輝ける星、ヒロシワタナベさんの新作が出ちゃいました!KAITO名義では久しぶりだから余計に期待してたけど、こりゃほんと彼も神懸かって来たと言うか…それは言い過ぎかもしれないけど、これだけコンスタントに素晴らしい作品を送り出せる人はそうはいないよ。KompaktからKAITO名義で活動し始めてからは、テクノであろうとディープでハウシーであろうと、またはリスニング向けの楽曲であろうと、どれも外した事は一度たりともありません。僕はKAITO名義が一番好きなんですけど、それは徐々に盛り上がる壮大なトラックが多いからなんですよね。表題曲は当然そんな感じで情緒溢れる感動的なメロディーと、優しくそして美しい延びのあるシンセラインが僕らを夢幻の世界に導いてくれるのです。クラブで爆音で聴いてみたいわぁ、これ。KAITO名義はどうしてもドラマティック路線が多いので展開も似通ってしまうけど、もはやここまで来ると伝統工芸士級。これは絶賛に値します。ジャケも毎度の事ながら好きです。今回も長男のカイト君がジャケの様ですね。今年中にKAITO名義でアルバム出してくり〜、我慢できんっ!

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Check "Hiroshi Watanabe"
| TECHNO2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Silicone Soul - Staring Into Space (Soma Quality Recordings:SOMACD41)
Silicone Soul-Staring into Space
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もう何度もSoma Recordsのアーティストのアルバムを紹介しているけれど、またこのレーベルから新作が出たので紹介しよう。Soma RecordsはSLAMが設立したUK屈指のテクノレーベルであり、特にデトロイトテクノに影響を受けた様なアーティストが多い。そしてこのSilicone Soulも同様にデトロイトテクノの様に憂いがありメランコリックである。ファットで湿ったバスドラの上に、澄んだシンセサイザーの音色、ぶんぶんな分厚いベース音が被せられて、ディープで艶やかな世界観が演出されている。同レーベルにSLAMやFunk D'Void、Envoyの様なストレートなテクノのアーティストもいるけれど、Silicone Soulは幾分かハウシーでゆるりと聴き込める曲が多い。テックハウス、ダウンテンポ、ボーカル物、エレクトロクラッシュ系など色々なジャンルの音楽が取り入れられてはいるけれど、特に散らかった様な印象は無く上手く纏められている。ギターやトランペットも導入されて随分ファンキーな曲も一部あり驚いたが、通して浮遊感があり透き通るような音はデトロイト好きには受け入れられるだろう。

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Vince Watson - Sublimina (Headspace Recordings:hs017cd)
Vince Watson-Sublimina
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いつの間にかひっそりと、そして確実に心を振るわす一枚が発売されています。そう、疾走系デトロイトテクノを作らせたらまず外す事のないVince Watsonのアルバムです。今までもEPで数多くのデトロイティッシュで、テッキーで美しくもアグレッシブな作品を発表していましたが、今度はそれをアルバム通して聴く事が出来るのです。アルバムと言う事もありEPよりは聴く事を目的とした曲が多く、予想以上にメロディアスです。そして柔らかくも神秘的なシンセがガラスの中の乱反射の様に眩い輝きを見せ、どこまでも深い闇の中を照らすかの様です。デトロイトテクノがファンキーさに重点を置くのに対し、Vince Watsonはそういった物は省き音その物の美しさを引き出しているのかもしれません。そういった意味ではEPもアルバムも余り差はないかもしれません。余り変化の無いアーティストなので驚きなどは皆無ですが、期待を裏切る事もない堅実なアーティストだと思います。Funk D'VoidやFabrice Lig辺りが好みな人には、確実にお勧め出来る一枚です。夜に一人しんみりと聴き入ってみましょう。

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| TECHNO2 | 22:00 | comments(1) | trackbacks(5) | |
Autechre - Untilted (Warp Records:WARPCD180)
Autechre-Untilted
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わたくしテクノは結構聴いていると自分でも思いますが、このオウテカに関してはあまり聴き込んでいません。アルバムも全部持ってますよ。でも、どれも何度か聴いてそのまま放置してます。でこの新作もレビューの為にがんばって聴いていますが、コメントし辛いです、はい。テクノと言ってもストレートな物ではなくて、もはやアートだと思うのですよ。芸術は爆発だ!なんて言いますけど、正にそんな感じです。4つ打ちは皆無で例えようの無い変則ビートばかり。カッカカツカツ、キンキンキキン、カタカナでも表現の仕様のないビート。巷ではヒップホップのビートだとか色々言われているようですが、わたしには何が何だか分かりません。デトロイトテクノとは対照的な無機質な作りだと思っていると、今作は初期の様な明確なメロディーが浮かび上がって来てちょっと驚きました。感情を排したビートの上に、明らかに作り手がやはり人間だと思わせる旋律が加わっているのです。メランコリーなメロディーが復活した分、これからオウテカを聴く人には勧めやすいかもしれないですね。しかしそれでも一般的なテクノとは100万光年もかけ離れています。好きか嫌いかは別にして、オリジナルかつユニーク、孤高の存在です。6月10日に東京公演(7年ぶりの来日だとか?)があるんですけど、踊れるの?踊れないの?7年ぶりの来日と言う言葉に釣られてしまい、行こうか迷ってしまいます。

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| TECHNO2 | 19:39 | comments(11) | trackbacks(6) | |
Slam - Fabric 09 (Fabric (London):FABRIC17)
Slam-Fabric 09
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SLAMが日本にやって来る!!(5月7日ageHaに来襲)やって来るけど、特に注目はされていないのでこの機会にみんなに聴いてみて欲しいです。日本での不当とも思える評価の低さはどうゆうことなんでしょう?Soma Recordsのオーナーにして、デトロイトテクノとハードテクノを渡り歩き、ファンキーかつディープ、そしてハードなのにグルーヴィーなテクノを作る事が出来る本当に素晴らしいユニット。多分大のデトロイトテクノ好きで、MIXCDには山場でデトロイトクラシックを使ったりもします。そして彼らのMIXCDの中でも一番の出来だと思うのが、FABRICシリーズのコレ。序盤はプログレッシブハウス風にゆる〜くプレイ。相変わらず太いベースラインが素晴らしいです。4曲目辺りからデトロイトを意識したような、キラキラしたシンセが入ってきます。まだまだ緩いですがスムースなプレイで、グルーヴを保っています。8曲目辺りから疾走感溢れるハードテクノにシフトチェンジ。しかし冒頭からそうなんですが、必ずと言って良いほどハードでもメロディーを大事にした曲を回します。12曲目で今でも多くのDJが多用する「Bryan Zentz - D-Clash」を投入!SLAM MIXなのでかなりファットな仕様になっています。そこからは更にアゲてきてズンドコハード節、ハードミニマルテクノをゴリ押しです。し、しかし…最後には予想だにもしない感動の展開が!17〜19曲は完全にデトロイト系のトラックで、涙腺を振るわす事間違いなし。そして徐々に響いてくるこのスピリチュアルなシンセの音は?そう、「UR-Inspiration」ですっっ!やばいっ!まさかMIXCDでこの曲が聴けるなんて。つーことで、興味持った方は自分で聴いてみましょう。こんな感動、誰が予想できましょうか?

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| TECHNO2 | 21:16 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Hardfloor - Respect (Harthouse:HHCD010)
Hardfloor-Respect
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伝説のTB-303使用で有名になった1stアルバム「TB RESUSCITATION」。そしてその勢いを更にパワーアップさせた2ndアルバムがこの「Respect」。「Respect」の名の通りジャケットには彼らが尊敬するアーティストの名がずらり。その意気込みたるやすさまじい物で、オールドスクールを感じさせるファンキーなアシッドハウス+勢いのあるテクノを披露しました。まだトランシーさの残る1stに対して、2ndではどどどファンキーでTB-303もウニョウニョうねりうねりまくります。何と言ってもリズムが格段に緻密に組まれ、跳ねりまくりのファンキーグルーヴを生み出しています。よりルーツにあるシカゴハウスに近づいた感もあり、とても白人が作ったとは思えない黒さがそこにはあります。HardfloorはTB-303使いで有名になったのでしょうが、実はブレイク中のスネア16符ロールや、乾いたタムやバスドラの緻密な組まれ方もファンキーなリズムを生み出し人気を得た一因だと思っています。ヒット曲満載の1stも当然お勧めですが、パーカッションを強調したこの2ndも甲乙付けがたくお勧めです。

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| TECHNO2 | 21:46 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Hardfloor - Four Out Of Five Aliens Recommend This (Hardfloor:HFCD1)
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5人の宇宙人の内、4人はこのアルバムを薦めました。アルバムを直訳するとそうゆう意味なんですが、一体どうゆう事なんでしょう?とにかく一時期低迷していたHardfloorの完全なる帰還には、手を挙げて喜びたいと思います。なんせアシッドハウスが飽きられていた時期も、頑なにアシッドハウスを作り続け耐え抜いてきたHardfloor。昨今のアシッドハウスのリヴァイバルにはHardfloorには追い風になったに違いないでしょう。

活動初期にはHarthouseからヒット作を立て続けに送り出し、一躍シーンの中心になりましたが流行とは悲しい物で飽きられるのも早い様です。確かに初期に比べ中期の作品はそれ程目立たないけど、そこまで悪い作品でも無いと思うんですけどね。そんな彼らも2003年にHradfloorレーベルを創立し、自分たちのペースでやりたいよう出来るようになったのでしょう。そして初期の様なファンキーな作品をこれまで5枚ほど発表。このアルバムには5枚目のEPの曲は収録されています(個人的には1〜4枚目のEPの作品も収録して欲しかったですが)。久しぶりのアルバムですがTB-303使いは往年の輝きを見せ、シカゴハウスのファンキーさと不吉な音に満ちまくり。初期の様な勢いのある曲は少ないですが、円熟味のある丁寧な作りがされていると思います。TB-303使い以外にもHardfloorの特徴と言えば、スネアやドラムでしょうか。とにかく今となってはオーソドックスなんですけど、リズムの組まれ方が最高にファンキーなんですね。真似しようと思っても出来ないのは、やはり彼らの天性の才能なんでしょう。クラブで大ヒットする様な曲が無いのは寂しいですが、ホームリスニングには丁度良いじっくり聴き込めるアルバムだと思います。WOMBでライブがあるので聴きたいけど、予定が出来てしまい残念ながら行けません。今なら彼らのHPでライブを見る事が出来るので、以下からどうぞ。

http://www.hardfloor.de/

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| TECHNO2 | 22:21 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Shin Nishimura - Star Light (Plus Records:PLT-006CD)
Shin Nishimura-Star Light
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Shin Nishimuraって言うとTECHNASIA等のMIXCDを自身のPLUSレコードから出したり、そこら辺と仲が良い様で少し名前を知っている程度でした。去年辺りから活動が活発になり、EPも出したりして遂にアルバムも出る事になりました。今までの経緯からTECHNASIA系の流れを予想していましたが、実際の所はそうでもないようです。前半はスカスカのシカゴハウスをジャーマンテクノとブレンドした様な、シンプルだけど硬派な感じ。80年代のゲーム音を喚起させるような懐かしい音と言うか、もしくはCO-FUSIONを複雑なビートからもっとストレートにした様なと言うか…。後半は流麗なシンセ音も飛び出し、ハードなトラックでガツンと来ます。前半ののどかな感じとは反対にフロア対応のトラックを続けざまに投入し、ラストの「Plus Tokyo」ではまるで「Underworld-REZ」みたい?!なレゾナンスを聴かせたシンセが効きまくり。やっぱりなんかゲーム音みたいっ!先行EPとしてヒットした「Piano Track」もエディットされて収録されていて、コロコロとした可愛いシンセ音がハードなトラックの上に反復しますがこちらもゲーム音みたい。一線を越えたらダサイ様な音ですが、それはやはり数々のイベントをこなしてきたShin Nishimura。格好いい境界の音を知っています。粒揃いで上手くまとめられているアルバムではないでしょうか。こういったストレートなテクノは好きです。

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(2) | |
Funk D'Void - DOS (Soma Quality Recordings:SOMA CD23)
Funk D'Void-DOS
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明日は一年ぶりにWOMBに行こうと思っています。WOMBなんて用がなければむしろ行きたくないクラブなんだけど、Funk D'Voidのライブがあるんじゃ我慢してでも行くしかないって感じです。まあなんつってもライブですよ、ライブ!DJよりもライブの方を見たかったのでとても楽しみですね〜。彼はもう3枚のオリジナルアルバムを出しているけれど、あんまり変化と言うのは無いと思います。と言うのもデビュー時から彼のスタイルは殆ど完成していると思うんですよね。この2NDアルバムにしてもそうです。デトロイトテクノを吸収して、UKなりのテクノの解釈をしてスタイリッシュで清涼感溢れる魅力があります。青一色のプリミティブなシンセの音色はとても美しく、ゆるやかに延びていき壮大な世界観を演出しています。また地を這う様な図太いベースや、4つ打ちだけに止まらないグルーヴ溢れるリズムでリスニングだけに留まらないトラック作りもされています。彼も自分の音を持っている一人ですが、本当に彼の音は一聴してすぐに分かります。ロマンティシズムに溢れたポジティブな音楽なのです。それだけ独特で素晴らしいシンセ音を出しているのです。あぁ、ほんとライブが楽しみだなぁ。想像しただけでヨダレが垂れてしまいますね(笑)

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| TECHNO2 | 22:48 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Fennesz - Live In Japan (HEADZ:HEADZ10)
Fennesz-Live In Japan
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いや〜、良い仕事してますね、フェネスさんは。PCをこねくりまわしてこんな奇っ怪で不安定でかつ美しい音を出すなんて、良い仕事してるなぁ〜。別に馬鹿にしてる訳でもないんだけど、最近のラップトップミュージックも随分進化してるんだなと、ほんと感心します。まあライブで見てる客としてはPCいじくるより、シンセとかキーボードいじくってる方が見た目的には満足出来そうだけどね。ただテクノの良い所はこうやって一台コンピューターがあるだけでも、素晴らしい音楽を生み出せる事なんだと思う。お金や場所が無くてもテクノなら幾らでも、そして無尽蔵にアイデアを生かせるのだ。

「Endless Summer」が大ヒットしたアコースティック的エレクトロニカ?代表のフェネスの奇跡的なライブがCD化されるのは、ひとえにオタクである佐々木敦氏のおかげかもしれない。オタクの力あなどりがたし!でもほんとこれは素晴らしい、佐々木敦氏には感謝せねばならない。何故ならば、何故ならばこんなにも狂おしくノイジーで、なのにギターの音色は僕らを癒し、カオティックな世界にも一時の安堵をもたらす。これをアンビエント一言で片付けるとしたら、それは間違っているだろう。もはやアートの域にまで達しているからだ。何もない空間に不鮮明な映像が徐々に姿を現し、そして具現化する。アンコールでは新しい何かが生まれようとする胎動が、弱々しいながらも少しずつ大きくなっていくのだ。ノイズがあるからこそ、美しさがより一層際だっているのだろう。

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| TECHNO2 | 23:01 | comments(2) | trackbacks(0) | |