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Jerome Sydenham - Explosive Hi-Fidelity Sounds (Ibadan Records:IRC068-2)
Jerome Sydenham-Explosive Hi-Fidelity Sounds
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オーガニックでスピリチュアル、確実に新しいハウスシーンを創り出したIbadan Records。生暖かく人間的な温度を感じさせ、黒光りし深く潜行するようなハウスサウンドにおいては右に出ないとさえ思える素晴らしいレーベルなのですが、そのボスがこのJerome Sydenhamです。このJeromeの手掛けるMIXCDはもろにIbadan Recordsの音そのもので、と言う事はIbadan Recordsは完全にJeromeのセンスが反映されている訳であり、レーベルが巨大化するにつれて失っていくコントールをJeromeが今も失わない事には大変尊敬の念を抱きます。以前にもJeromeは「Ibadan People」と言うIbadan RecordsのコンピレーションMIXを手掛けていますが、今作はレーベル制限無しのMIXCDでハウス〜テックハウス系のハウス・テクノ両方面で受け入れられる様な気持ちの良い4つ打ちが続きます。しょっぱなCarl Craigの余りにもディープで覚醒的なトラックから始まり、郷愁を帯びたストリングスとアフリカンなリズムのセットが心地良いGlen Lewisの2曲目、「Jaguar」並にメランコリックなテックハウスの3曲目…その後も湿っぽいアフロハウスやら、重心低めのダブハウス、野性味溢れるトライバルハウスなどを使い、どディープで躍動感溢れるミックスを披露しています。ミックステクが云々の前にこの人の選曲が単純に好き、ディープで覚醒的な高揚感を最大限に増幅する曲を迷いなく選びます。よ〜く見ると売れ線のアーティストの曲ががんがん使われているし、ハウス未開拓の人にも聴きやすい良い意味でのメジャーさがあると思います。変な風に渋めの曲をがんがん使うよりも、ここまで分かり易い選曲だと素直に気持ち良いですな。なんだか深い森の奥で原住民がこんな音楽で踊ってそうだね!

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Octave One - The Collective (430 West:4WCD-300)
Octave One-The Collective
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昨日紹介したRandom Noise Generationがデトロイトテクノならば、Octave Oneはデトロイトハウスと言う事になるのだろうか。どちらも同じBurden兄弟から成るユニットとは言え、その音楽性は結構違いが見られます。大ヒットした"Blackwater"はOctave One名義だし、やはりこの名義の方が比較的耳に残るメロディーが強くキャッチーではありますね。さて当時はEPばかりの活動であったOctave Oneでしたが、その初期のEPを集めたのがこの"The Collective"であります。注目すべきはURからリリースされた"Day Star Rising"と"I Believe"ですよね。前者はハードながらもエスニックなメロディーが妖艶な雰囲気を醸し出すハウス、後者は郷愁に満ちた感動的なデトロイトハウス。この2曲は頭一つ抜けていて、古臭くはありますがクラシックとして名を残すでしょう。他の曲はと言いますとやはり時代が時代だけにまだ洗練されていなく荒さが目立ちますが、パーカッシブで図太いリズムトラックは既に健在です。ただデトロイトテクノにありがちなコズミックな高揚感とはかけ離れていて、どこか物悲しくむしろ底から湧き出る闘争心みたいなのを感じますね。単純にハッピーとか楽天的な音楽性なのではなく、URとも共通するハードな精神を伴っている事にはやはりデトロイトの重要なユニットである事を思い出させてくれました。まあしかしこうゆうダークな曲を作ってた人達が、まさか後に"Blackwater"なんて大ヒット曲を出すなんて誰も予想出来ないでしょう。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Luke Solomon - Mix This (KSR:KCCD190)
Luke Solomon-Mix This
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シカゴハウスのみならずジャーマンディープハウスとも共振し、今やアンダーグラウンドなハウスレーベルを代表すると言っても過言では無いClassic Music Companyではありますが、そのレーベル設立者がかのDerrick CarterとこのLuke Solomonであります。と言っても前者に比べると多少知名度と言う点では及ばないかもしればいが、実力は全くひけを取りません。当然このMIXCDだってシカゴハウス全開で、内容は完全にアンダーグラウンドな荒々しいハウスです。ライセンスにかかるコストの問題でそう言ったトラックばかりになってしまったそうですが、それはそれでやさぐれたチンピラ的なサウンドになっていて格好良いですね。シカゴハウスと言えばスカスカなトラックですが、やっぱり相変わらずスカスカ。前半はファンキーながらもダーティーで、中盤以降やっとこビキビキなアシッドハウスを混ぜつつパンピンハウスに変わっていきます。Derrick Carterなんかに比べるとそこまで攻撃的では無くて、大人の円熟味、ゆとりを感じさせる徐々に盛り上げていくタイプでしょうか。しかしシカゴハウスってほんと粗悪な音だよなぁ…って、そこが格好良いのかもしれないですね。録音状態とか安物の音源だとかを越えた作り手のファンキーな心が、音楽にそのまま反映されてるのかもしれないですね。

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| HOUSE2 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Green Velvet - Walk in Love (Relief Records:RR2025-2)
Green Velvet-Walk in Love
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Metamorphoseでも大盛り上がりの奇天烈ライブを見せたGreen Velvetのアルバムが、amazonでも購入出来る様になりました。なんと10月17日現在1300円と破格の値段です!Green Velvet又の名をCajmereは、シカゴハウスの中でも特に変態系サウンドを継承する者として、過去から現在においても高い評価を得ています。元々シカゴハウスなんて常人の聴く様な音ではないものの、Green Velvetはテクノやエレクトロ色を強めてよりハードでよりタフに、そしてシンプルかつイケイケで独特な音を奏でています。アナログシンセ万歳なピコピコなメロディーと、ガチガチの硬いリズムトラックをどこがシカゴハウスなんだと思ったりもしますが、根底にあるのはマッドでファンキーなシカゴグルーヴ。チープなんだか味があるんだかほんと微妙な音で懐古的な郷愁も感じさせつつ、現代版シカゴハウスと言う様な新鮮さもありましてオリジネーターの凄みを撒き散らしています。変態変態なんて言うけれど、しっかりとドスの利いた踊れるダンストラックを量産する辺りやっぱり天然かつ天才なんじゃないかと思ったりもします。痺れるシカゴハウス、お勧めの一枚!



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| HOUSE2 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Doc Martin - Mix the Vibe : Sublevel Maneuvers (Nite Grooves:KCD-246)
Doc Martin-Mix the Vibe : Sublevel Maneuvers
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名MIXCDシリーズ「Mix the Vibe」にサンフランシスコハウスシーンの雄、Doc Martinが遂に登場、これは快挙の一言。今までも有数のDJが参戦していたけれど、今回はアンダーグラウンドかつディープな人選と言え好きな人には心底手放せなくなるMIXCDとなっています。この人のDJって適度な緩さ加減が気持ち良いのですが、アッパーになるかそれともまったりになるのかそのぎりぎりの境界をウロチョロする様なプレイなんですよね。例えるならHの時に前戯で気持ち良くさせてくれるんだけど、なかなか挿れさせてくれないみたいな(笑)そんなイライラもとい、じらしのあるプレイが彼の特徴なんじゃないでしょうか。使うトラックも適度に空気感のある中の抜けた様なのが多く、重心は常に低めでディープハウスまっしぐら。ダブ感を強調したサウンドは躍動的でありつつも、時折美しいメロディーのあるトラックを入れる事により陶酔感、トランシー(トランスではない)さも生み出しています。そう、Docのプレイってその頭の中にすっと入ってくるトランシーさが最高なんですね。単純なディープハウスでもないし、アッパーハウスでもないし、大人のエロDJって感じかな。聴く者の気持ちが良いツボを知り尽くしているからこそ、こんなプレイをする事が出来るんでしょうね。

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| HOUSE2 | 21:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Kentaro Iwaki a.k.a. Dub Archanoid Trim - Italo Old - Old School Cuts Of House Music Scene In Italy 1990-1995 (King Record:KICP5034)
Kentaro Iwaki a.k.a. Dub Archanoid Trim-Italo Old - Old School Cuts Of House Music Scene In Italy 1990-1995
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岩城ケンタロウ特集第三弾。Dub Archanoid Trimこと岩城ケンタロウはStylusと言うレコードショップのバイヤーにしてDJ・アーティストであり、井上薫と共にレジデントを務める「Floatribe」などでも活躍し、既にクラブミュージックに感心の深い人には知れ渡っているアーティストであります。連日彼のMIXCDの紹介をしてきましたが、今回もまたMIXCDの紹介です。これまたIrma音源を使ったMIXなのですが、「Dubmosphere Mix」とは打って変わってもろにイタロディスコ的なMIXになっています。やっぱりディスコって言うとデケデケベースラインとか、どこかポジティブで楽観的な明るさがあり聴いてるだけで単純に気持ち良くなれますね。と言っても岩城節であるダビーで深い世界観も失う事なく、オプティミスティックな開放感あふれる世界観を演出しています。早過ぎもなく緩すぎも無い一番心地良いテンポの4つ打ちを刻み、徹底的にトラックのキャッチーな部分を使用し快楽を持続させるのそのプレイは、彼のMIXCDの中でも一番単純に気持ち良い物かもしれません。3枚もMIXCDを出していてこれ程までに各MIXCDごとに特色を出し、またクオリティーを高く保つなんて素晴らしいの一言。確実にこれからのシーンを背負っていける人であると思います。

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| HOUSE2 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Lonesome Echo Production - Silver Ocean (V2 Records:V2CP-132)
Lonesome Echo Production-Silver Ocean
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時にはゆったり大らかなハウスで心地良くなりたい、そんな自分がCDの山から引き抜いたのがコレ。DJ・プロデューサーである井出靖と、レコーディングエンジニアの太田桜子から成るLonesome Echo Productionの「Silver Ocean」。何と言ってもタイトルからして素晴らしい、まるで広大な海の航海を喚起させる。そしてやはりその内容ものびのびとゆったりと、どこまでも心地良く心を躍らせてくれる。そして何よりも彼らの音楽は流行に左右されない普遍性に溢れている。嫌みのないポップミュージックな面、そしてディープでフロアに対応するダンスミュージックとしての面、その両面が向かい合わせではなく一緒に存在しているのだ。オープニングを飾る「SWEET DREAM」ではサルソウルを思い出させるクラシックな作りで、美しいボーカルハーモニーが高揚感を誘います。そしてバスドラはBPM120前後の一番心地良いテンポを刻み、体をゆったりと揺らします。まるでこれからの幕開けを祝福するかの様な曲。2曲目はブラジリアンテイストな「NO COLO DO MAR 」、優雅なストリングスと渋いギターカッティング、そして南国を思わせる跳ねるパーカッションが素晴らしい。Osunlade参加の4曲目「SOUL GALACTIC」は、スピリチュアルで秘めたる闇が待っているディープハウス。「SPIRIT OF DRUMS」はタイトル通りで、ダビーでゆったりとしたトライバルハウス。呪術的なポエトリーリーディングが絡み、怪しくも不思議な感じ。他にもブロークンビーツやラガ、レゲエ等を導入したり幅広い音楽性を感じさせるけれど、それでも一貫した統一性を感じるのは彼らの普遍的な音楽を作りたいと言う意志の現れなのだろうか。実に清々しいハウスミュージックでありダンスミュージックでもあり、聴き終わった後には満足げな笑みだけが残る。

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| HOUSE2 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
King Of New York 2 Mixed By Andre Collins & Nick Jones (Cutting Edge:CTCR14441)
King Of New York 2 Mixed By Andre Collins & Nick Jones
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もしかしたら世界で一番有名かもしれないハウスレーベル、King Street Sounds。ハウス好きじゃなくてもその名は聞いた事があるだろうそのレーベルの設立者は、なんとヒサイシオカ氏日本人なのである。いや、まさか本場USでそんなレーベルを日本人が作ったなんてほんと凄い事だと思います。でもそれは彼の嗅覚の成せる業、アンダーグラウンドなダンスミュージックから時代の流れに沿った最先端のハウスまで、良質な音楽を提供する姿勢があるからこそなのでしょう。そんな彼の下には数多くの才能あるアーティストが集結し、数多くの天才がKSSに楽曲を提供しています。そしてヒサ氏はクラシックなハウスだけに止まらずより自由な楽曲を送り出す為に、Nite Groovesと言うレーベルも設立し当然そちらも大成功。そしてKSS設立12週年を記念したMIXCDがこれです!ミキサーには、Andre Collins & Nick Jonesだそうで僕も名前くらいは聞いた事があるアンダーグラウンドながらも、ヒサ氏が信頼をして送り出す位の素晴らしいDJです。DISC1のAndre Collinsはアッパーにどす黒く、がつんと踊れるピークタイム仕様。しかしソウルたぎるそのプレイは、聴く者の心を熱くさせるエモーションがあります。またDISC2担当のNick Jonesは、ラテンハウスやジャジーハウスを多様しスウィートかつリラックスしたプレイを見せます。いやいや、しかし一つのレーベルだけでこんなに素晴らしい楽曲が揃うなんて、本当に凄い事じゃないかな?KSSはこれからも時代をリードして、新たなる才能を発掘してくれると確信しました。EP中心のダンスシーンに於いて、こういったレーベルサンプラー的MIXCDは大層嬉しいのですが、レーベルサンプラー以上の質を伴っています。

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Check "Andre Collins" & "Nick Jones"

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Alton Miller - Stories From Bohemia (Peacefrog Records:PFG044CD)
Alton Miller-Stories From Bohemia
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デトロイトテクノ・ハウスにおいて伝説となっているクラブ、「Music Institute」のレジデントDJであったAlton Miller。そう、かつてはChez DamierやDerrick Mayとも共に活動をしていた、デトロイトハウスの牽引者である。活動歴も大変長いのだが、まだアルバムは「Stories From Bohemia」を含め2枚しか出ていない。しかしやはり大ベテラン、丁寧にしっとりと作り込まれソウルフルなディープハウスを提唱している。同じデトロイト系でもTheo ParrishやMoodymann程どす黒くはなくて、しっとりと生暖かくしんみり心に染み入る様な作風が特徴。多彩で渋いパーカッションと流麗なエレピやストリングスを、音数を絞ってシンプルに使う事でエモーショナルなメロディーが強調されている。派手な作風ではなく夜に小耳を傾けて、お酒でも飲みながら聴き入りたくなってしまう。Larry Haerdとかのハウスが好きなら、間違いなく聴かれるべき作品。

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| HOUSE2 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Larry Heard - Loose Fingers〜Soundtrack From The Duality Double-Play (Track Mode:TMCD1006)
Larry Heard-Loose Fingers
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発売日を長く過ぎてやっと届いたラリーハードの新作。待ちわびた待ちわびた、そして期待以上に心を満たしてくれる孤高のディープハウス+原点回帰のアシッドハウスが素晴らしすぎ。自分、ラリーハードは大好きなので以前にもアルバムを紹介していますが…現在がピークと言っても差し支えのないものすご〜いアルバムですよ、これ。まず、指がフューチャーされたジャケット、Loose Fingersと名乗るだけあっての気合いの入れ様が分かりますよね。そして今回はThe Dualityと冠されたディープハウスの前半、The Double-Playと冠されたアシッドハウスの後半と言う風にアルバムが仕切られています。ディープハウスサイドに至ってはもう口の出し様の無い相変わらずの郷愁感があり、単純なのに切なく心に響くソウルがあります。単純なのに誰もラリーの世界観を真似出来ないのは、ラリーが本当のソウルマンである事の証。全てを悟り口では無く音楽で物語る彼だからこそ、情緒深い心象風景を見せる事が出来るのでしょう。そして意外に思うかもしれないアシッドハウスサイド、前半とは打って変わって攻撃的な面が現れています。しかしよくよく考えるとラリーはシカゴハウス出身だったんだ!そうだ、アシッドハウスは彼の原点の一つでもあり、全てを極めた今だからこそ原点を見直す余裕が出来たのかもしれない。さすがオリジネーター、アシッドハウスリヴァイバルの中においても後輩に負けじ劣らずな強烈なサウンドを発揮しています。活動歴20年、老いて朽ちる所か味が染み渡りより輝きをますかの如く。なんとなく彼が様々なアーティストから尊敬される訳が分かる、本当にアーティスティックな作品です。

追記:気付いたのですがM12とM15のタイトルは違うのに、同じ曲が収録されています。Track Modeによるとミスプレスとの事ですが、さすがマイナーレーベル。ちょっと残念ですね

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| HOUSE2 | 22:28 | comments(0) | trackbacks(1) | |