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2018/1/12 Âme 2018 @ Contact
テクノ/ハウスというダンス・ミュージックに於いては今や有数のレーベルやクラブが存在するドイツ。その中でも踊る為の機能性だけでなく繊細な美しさや妖艶さによって聞く者を魅了する音楽性を発揮するInnervisionsは、今も尚トップレーベルの一つと言っても過言ではない。今回そのレーベルから代表するアーティストの一人であるÂmeとしてDJ側のKristian Beyerが来日し、そしてそれを迎え撃つのは世界的知名度を得るまでになったGonnoと、その二人だけでメインフロアを担当するパーティーはきっとディープな音楽体験をさせてくれるに違いない。
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| EVENT REPORT6 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/8/14 INNERVISIONS 2015 feat. Marcus Worgull @ Air
Dixon、Âme、Henrik Schwarzといったタレントを擁するInnervisionsは確かに現在のダンス・ミュージックに大きな影響を与えたレーベルではあるものの、前述のアーティストの活動ばかりが目立ち、それ以外のアーティストの来日はどうしても少ないのが現状だった。レーベルの初期から活動するアーティストの一人であるMarcus Worgullも未だ来日はなかったものの、しかしこの度ようやくの初来日を果たす事になった。Marcusの音楽性はInnervisionsらしい官能的なメロディーとソウルフルな歌を組み合わせたスタイルが多く、リリースする楽曲はどれもヒットしアーティストとしての存在感は言うまでもないが、そんな彼が一体どんなDJをするのか期待をせずにはいられない。
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| EVENT REPORT5 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Cesar Merveille / Mirko Loko - Vagabundos 2013 Volume II (Cadenza Records:CADCD13)
Cesar Merveille Mirko Loko - Vagabundos 2013 Volume II
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チリアン・ミニマルを代表するレーベルとして名高いLuciano主宰によるCacenzaだが、近年はイビサを中心に世界各地でレギュラーパーティーとして“Vagabundos”を開催している。本作はそのパーティーに関連したMIXCDシリーズの3作目だが、ここではCadenzaからのヒット作で注目を集めたCesar MerveilleとMirko LokoがDJに起用されている。Cadenza自体は今でもチリアン・ミニマルとしての要素も残しているが、それ以上にバレアリックな多幸感や慎ましやかな優美さを追求しているようで、その傾向は本作にも如実に表れている。Cesarが担当した方はレーベルによれば「ディープでアンダーグラウンドなハウス」との事だが、ハードではないが安定感のあるリズムを刻みながらふらふらと酩酊するメロディーが漂い、確かに浮上する事のないアンダーグラウンドな感覚が通底している。快楽の殻を突き破る事もなく深い世界の中を迷い込んだままのような適度にヒプノティックな感覚が続き、ミニマル〜ディープ・ハウス〜テック・ハウスをしなやかに紡ぎ合わせ、後半に進むに連れてメランコリーが増す展開がえも言われぬ酩酊感を発しているのだ。対してMirkoが手掛けたミックスはよりメランコリーが強く打ち出されており、半ば恍惚のトランス感にさえ包まれる程に快楽的だ。"Dea"から"Tarzan (Âme Remix)"に繋がる瞬間の美しくも深い快楽に包まれるも、そこから一転して荒々しいシカゴ・ハウスの"House Room (Paul Du Lac Vocal Remix)"で目を覚まされ、そして繊細なピアノやストリングスが端正にメロディーを組みながら長くドラマティックに盛り上がる"The Rebirth"で一旦ピークを迎える。そこから終盤にかけては更に感情の吐露による揺さぶりをかけながら、ラスト間際ではMaster C & JとVirgoによる懐かしい物悲しさを含むシカゴ・ハウスが続き、ラストには正にコズミックな深宇宙が広がる"Cosmic Race"で感動的なフィナーレを迎える。2枚どちらもCadenzaに連綿と受け継がれてきたひれ伏してしまう神々しさ、官能的なエレガンスが最大限発揮されているが、特にMirko Lokoによるミックスがオールド・スクールとモダンが自然と溶け合っており素晴らしい。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Paul Simon / Global Communication - Diamonds (Âme Private Edit) / Maiden Voyage (Ripperton Edit) (Philomena:PHILOMENA 08)
Paul Simon Global Communication - Diamonds (Âme Private Edit) Maiden Voyage (Ripperton Edit)

2009年からInnervisions傘下で謎めいた活動を続けるPhilomenaは、InnervisionsからのÂmeやDixonにHenrik Schwarz、レーベル外からはPrins ThomasやMarcel Dettmannなど著名なアーティストを招いてマル秘なエディットを手掛けている。作品は毎回高価格でリリースされながらも極少数の生産の為、リリースと共に即座に市場からは姿を消す事で更にその秘匿性を高めているようだ。そのPhilomenaの最新作はなんとSimon & GarfunkelのあのPaul Simonと、テクノファンには懐かしいGlobal Communicationのエディット集だ。Simonの曲をÂmeがエディットした"Diamonds (Âme Private Edit)"は、インディーダンス的な緩いノリの要素もあったオリジナルを理路整然とすっきりしたミニマルハウスへと仕立てあげている。ゴージャスに装飾されていた音は削ぎ落とされた事でファンキーなベースラインが前面に出ているが、決して元の牧歌的な和やかさや祭事的な祝福感を失わずにDJツールとして的確にエディットされている。そして何と言っても昔からのテクノファンの胸を熱くするのが、Global Communicationの"Maiden Voyage (Ripperton Edit)"だろう。元々は"5:23"としてビートレス仕様でリリースされていた曲だが、ここではRippertonが当然の如くダンスバージョンへとエディットを施している。リミックスとまでは及ばない原曲を尊重したエディットは、エッジの効いたハイハットや明確なキックを挿入し4つ打ち仕様へと変え、どろどろとした酩酊が渦巻く原曲をはっきりとした覚醒感を伴うサイケデリックなダンス・ミュージックへと昇華させているのだ。いや、まさかあのアンビエントの名曲がこうも実用性の高いトラックへと成るとは、リリースから20年を経ての素晴らしい生まれ変わりである。

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| TECHNO10 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Marcus Worgull - Muwekma EP (Innervisions:IV41)
Marcus Worgull - Muwekma EP
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リリースペースは二年に一枚程度と非常に遅いながらも、ドイツが誇るハウス・レーベルであるInnervisionsから最高品質のハウスを送り出しているMarcus Worgull。Innervisions以外での活動が全く無い上に、恐らく来日経験も無い為に活動の全貌は見えてこないが、しかしInnervisionsからは四枚目となる本作でも期待通りのトランシーなハウスサウンドを完成させていてる。本作で注目すべきは各曲で著名なアーティストとコラボレートを行い、それぞれ違った特色を披露している事だ。Peter Pardeikeをフィーチャーした”Salam”は不気味なイントロから始まり、アシッディーなシンセが底で蠢きながら徐々にトランシーな空気に包まれる危険な香りがするテック・ハウスで、いやいや確かにこれはInnervisionsらしい退廃的な世界観が感じられる。続く"Reno"ではスピリチュアル・ハウスのOsunladeと手を組みこれまたダークなハウスを披露しているが、どことなくトランシーなのか宗教的なのかギターらしき音で妖しいメロディーを奏でている点がOsunladeらしさなのだろう。金属的なパーカションやハンドクラップは荒廃した現在のドイツテクノを思わせる側面もあり、非常に今っぽいトラックと言えるだろう。そして裏面にはInnervisionsを代表するÂmeのメンバーであるFrank Wiedemannが参加した"Muwekma"が収録されている。これはもしかすると2013年の上半期を代表するアンセムにも成り得るビッグボムで、気の抜けたキックのリズムから始まりオリエンタルな上モノが見え隠れしながら、空間が歪むように混沌とした世界へと突入する。鋭角的ながらも芯のあるリズムは疾走し、物悲しさとトランス感と荘厳なムードが入り混じりながら、長いブレイクも交えてドラマティックな展開を生み出している。見事にÂme色に染め上げた繊細かつディープなハウスは、間違いなくフロアで大爆発を引き起こす筈だ。またジャケットはエンボス加工がされて装飾面での拘りも感じられ、音楽を芸術としても捉える志向がさすがInnervisionsだと感服した。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Âme - Live (Innervisions:IVCD07)
Ame - Live
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2005〜2010年代までのベルリンディープハウスを表立って率いていたのは間違いなくInnervisionsであったと思いますが、その中でもÂmeは数々のヒット作を量産しレーベルの方向性を指し示す広報となっていました。ただ今まではÂmeの一人であるKristian BeyerのDJによる来日のみで、Âmeとしてのライブを行う事はありませんでした。それが昨年からÂmeのもう一人であるFrank WiedemannによるÂmeライブが披露され、今年1月のElevenでもÂmeのライブを行った事は記憶に新しいでしょう。そして満を持してのÂmeのライブ盤がリリースされましたが、内容は実際のところライブと言うよりはDJミックスに近い印象を受けるÂmeの総決算的なベストアルバムになっています。Elevenでのライブから曲目・流れは殆ど大差はなく、恐らくですがÂmeのライブは事前にライブ用に再構築されたトラックが用意されていて後はフロアで曲を流しながらちょいちょいミキサーを弄ったりする程度の物ではないかと想像されます。と言うのも本作はスタジオで実際のライブを再現した内容と言う事もあるのでしょうが、ライブらしいライブ感・生々しさがそれ程感じられずに端正に整えられたミックスに聞こえてしまうからです。ロックバンドでもライブが下手だとスタジオバンドと野次られる事もよくありますが、Âmeにも感じるのはやはり生粋のトラックメーカーでありライブユニットではないのだろうと言う事です。それを抜きにすればEPでのリリースが多い彼等の活動を考えると、数々の素晴らしい自身のオリジナル作品、他アーティストのリミックス作品を収録しているのは有難く、Âmeの全容を知るには充分過ぎる程にÂmeの音楽性を堪能出来る事は間違いありません。黒さと白さの交じり合うマッドでファンキーな雰囲気、緻密に良く練られた盛り上がりを上手く誘発する曲の構成、トランス感さエグさもありながら優しさもある音色など、曲単体の素晴らしさにはケチの付けようは無くÂmeの曲作りに対する才能は確かに本物だと実感します。これはライブ盤ではなくてやはりベストアルバムですね。

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| HOUSE7 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Jazzanova - Upside Down (Sonar Kollektiv:SK232CD)
Jazzanova - Upside Down
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Jazzと言う単語を含んだそのユニット名以上にテクノ、ハウス、ソウル、ヒップホップなど幅広いジャンルを咀嚼し、ベルリンのクロスオーヴァー可を押し進めたJazzanova。人気、実力共にトップクラスである事はご存知ながらも、彼らが主宰する"Sonar Kollektiv"も含め時代から取り残されつつある事も事実。ならば現在のクラブミュージックシーンに於いて前線で活躍しているアーティストに再構築させるのも、Jazzanovaを時代に最適化させる手段としてはベストな方法であったのだろうか、まあそんな目論見があったかどうかまでは知らないが兎に角Jazzanovaの名曲群を著名なDJ/アーティストにリミックスさせた作品集がリリースされました。リミックスを提供したのはJazzanova本体からAlex Barck、Innervisions組からHenrik SchwarzやÂme、ドイツディープハウスの雄であるMotor City Drum Ensemble、UKのブロークン・ビーツで活躍したAtjazzなどクロスオーヴァーな音楽を手掛ける事を苦としないアーティストが揃っています。だいたいは想像が付くかと思いますが、生の質感を含むディープハウスや透明感のあるシンセサウンドと研ぎ澄まされたビートを組み合わせたテックハウス、またはライブ感のある生演奏が主張するジャズハウスなどで、Jazzanovaの丹念に精錬された上品な空気やインテリな面を損なわない様に手堅いリミックスを披露しております。勿論彼等の安定感のある作品も良いのですが、本作にて注目すべきはそう言った著名どころではなく余り名が知れ渡っていないYe:Solar、Soldiers Of House、Midnight Maraudersらのリミックスだと思います。Ye:Solarは完全にジャズ化させメロウで渋い枯れ感を漂わしているし、後者の二人は夜のクラブにフィットした幻想的な音に包まれる穏やかなディープハウスを披露し、知名度とは反比例するかの様に各々の個性を出しつつ質の高い踊れるクラブトラックを提供しております。オリジナルトラックは未聴なので断定は出来ませんが、本作を聴くと恐らくJazzanova本体よりもよりクラブへ上手く馴染むトラックが多い様に思われました。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2012/1/7 TIMEWARP -HAPPY NEW YEAR 2012!- @ Eleven
2012年一発目のパーティーはDJ Alex From TokyoとTRが開催しているTIMEWARPの新年会に行ってきた。ゲストには00年代のドイツハウスシーンを切り開いたInnervisionsからFrank Wiedemann aka Âmeが日本初のライブとして呼ばれており、ヒット曲を多く持つÂmeなればこそのライブには期待せざるを得ない。
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| EVENT REPORT3 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2011/11/4 mule musiq presents Endless Flight @ Eleven
mule musiqが送るレギュラーパーティー"Endless Flight"、今回のゲストはmule musiqにも馴染み深いHenrik Schwarzと日本からは高橋クニユキの二人。トラックメーカーとして才能を発揮している二人のライブが同時に見れるのは幸運な機会であり、Elevenへと足を運んできました。建物の前に着くと紫色に輝く"ELEVEN"と書かれたスタンド看板が新たに設置されており、一見さんには分かりづらかった場所にも遂に目印が出来ておりました。
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| EVENT REPORT3 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Âme - Primary Structures (Innervisions:IVCD06)
Âme - Primary Structures
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今尚ドイツディープハウスの中心に位置するInnervisionsの主宰も務め、数々の独創的なテクノ/ハウスを産み出してきたÂme。彼等が産み出したオリジナルの曲の素晴らしさもさる事ながら、今までにリリースしたMIXCDはジャンルや時代を飛び越えた内容だったり、時にはミニマルに焦点を当てたコンセプチュアルな内容だったりと音楽への造詣の深さも並々ならぬもの。そしてレーベルサイトでしか購入出来なかった新作MIXCDがようやく一般流通となりましたが、ここでも単なるダンスフロア向けのミックスとは異なるエレクレクティックな感覚が打ち出され、アートにまで昇華させたような音の連なりを披露しておりました。正直に言えば最初に数回聴いた時は勢いのあるグルーヴも無く、分り易いメロディーの心地良さも無く、なんだか地味で退屈なプレイだなと言う印象でした。が何度も聴くうちに滲み出してくるサイケでヒプノティックな、そしてドラッギーでトリッピーな感覚は明らかにリズムやグルーヴではなく音色の鳴りから生じる物で、ダンスさせる事ではなくリスニングを目的としたのだろうと思います。所謂フロア向けのような分り易いピークタイム等も無いものの、常に足元の覚束無い酩酊したふわふわとした心地良さが持続し、行き先の分からない未知なる深層への旅が待ち受けております。音圧の低さや線の細ささえも音色の美しさを引き立てているようで、Âmeの美意識への挑戦が伺える一枚でしょう。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Tête - Rotor (Innervisions:V31)
Tête - Rotor
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昨年もベルリンディープハウスシーンを引率していたInnervisionsは、今年も年明け早々から強力なトラックをリリースしました。Têteなる初めて耳にするユニットですが、実は現在脂の乗っているChateau FlightからI:CubeとÂmeからFrank Wiedemannと言うInnervisionsで活動する二人のコンビ。レーベルインフォによればJupiter-6やTB-303、TR-808等のヴィンテージなアナログ機材を元に二日間で制作されたトラックを収録との事。タイトル曲の"Rotor"は妖艶な上物がアルペジオを奏でながら別の発信音らしき音が淡々と鳴り続け、微細な変化のあるミニマルな展開にどっぷり嵌めるハウス。一見地味ながらもスルメの様な味わいがあります。そして裏面の"Zuckerzeit"、初っ端からおどろおどろしい狂気の滲み出るダークな音が出てくるが、しかし途中から上昇気流に乗っていつの間にか心地良いトリップ感に包まれるテックハウス。単純な展開の様でSEやら色々な音色が細かく配置されていて、アート的にも感じられる芸術的なトラック構成は、Chateau FlightとÂmeと言うメンバーが揃っただけの事がありますね。しかしInnervisionsのアナログ盤のパッケージは毎度の事手がかかっていて、アナログを買う事で満足度が高まります。そんな面も含めてInnervisionsの音楽性はアート的ですね。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2011/01/03(MON)
Chillout Village 11 @ 高井戸倶楽部
DJ : Mixmaster Morris, Kensei, Utsumi, Bing, Shhhh, Q a.k.a. Insideman

2011/01/07(FRI)
microcosmos 2011 NEW YEAR PARTY "Sonic Bathtub" @ microcosmos
DJ : Mixmaster Morris, DJ Yogurt, DJ TAKAMORI K.

2011/01/08(SAT)
SANDWELL DISTRICT ALL-NIGHT PRESENTED BY MINDGAMES @ Unit
DJ : SANDWELL DISTRICT (DJ + Live), FUNCTION (DJ + Live), REGIS (DJ)

2011/01/08(SAT)
WORLD CONNECTION @ Air
DJ : King Britt, Calm, Downwell 79's
Live : Rucyl

2011/01/15(SAT)
DJ QU JAPAN TOUR @ Eleven
DJ : DJ QU, DJ NOBU, STEREOCiTI

2011/01/15(SAT)
INNERVISIONS 2011 @ Air
DJ : Âme, Alex From Tokyo

2011/01/21(SAT)
Guidance〜導き導かれる人生〜 6th Anniversary @ Seco Bar
DJ : ALTZ, 川辺ヒロシ, DJ YOGURT, 2562/A Made Up Sound, MAMAZU, REI, molick, EYE, DJ NOBU

2011/01/22(SAT)
Travelling @ Eleven
DJ : PROSUMER, DSKE

2011/01/22(SAT)
root & branch presents UBIK featuring THE ORB - METALLIC SPHERES @ Unit
LIVE : The Orb
DJ : yoshiki, DJ SODEYAMA

2011/01/29(SAT)
Ostgut-Ton presents Sound of Panorama Bar @ Eleven
DJ : Steffi, Nick Hoppner, yone-ko
| UPCOMING EVENT | 14:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Five Years Of Innervisions Compiled & Mixed By Dixon × Air (LASTRUM:LACD-0183)
Five Years Of Innervisions Compiled & Mixed By Dixon × Air
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代官山のクラブ・Airが手掛けるHeartbeatシリーズに、ドイツハウスシーンの急先鋒のInnervisionsのレーベルショウケースとでも言うべきMIXCDが登場。コンパイルとミックスを手掛けたのはレーベルの舵取り役でもあるDixon。しかし5年、レーベル発足から僅か5年でここまでの成長を遂げるなんて。元々はSonar KollektivのサブレーベルでしかなかったInnervisionsが、何時の間にか親レーベルよりも有名になり独立してしまった下克上。驚愕と感嘆以外の何物でもありません。そんな5年の軌跡をたった80分のMIXCDに収めるなんて土台無理な話ではありますが、それでもヒット曲や傑作と呼べるトラックはしっかりとチョイスされており、特にヴァイナルリスナーではない方にはとても便利な一枚だと言えるはず。一般的にはInnervisionsはハウスのレーベルと言う認識が強いですが、その中でもエレクトロやトライバル、ミニマル、テック、そしてメロウな歌物まで実にバラエティーに富んだ音楽性を持ち合わせていた事を本作に拠って気付く事でしょう。頑なに守り続けるアンダーグラウンドなレーベルの運営、そして変わって行くべき・進化すべきスタイル、一見矛盾した様なその両性を持ち合わせたInnervisionsの奥底はまだ一向に終わりが見えません。ハードなテクノが復権しつつあるベルリンダンスミュージックシーンの中で、Innervisionsもまた一つのスタイルを確立しております。

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| HOUSE6 | 07:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Âme - Rrose Selavy (Innervisions:IV28)
Ame - Rrose Selavy
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人気が衰える事を知らないINNERVISIONSを代表するÂmeの新作は、更に更にとディープな方向へと突き進んだマッドな一枚。不安を誘う呟きが印象的な"Rrose Selavy"、金属的なパーカッションや冷たいシンセが淡々と響きどこかインダストリアルな印象もありますが、ボトムの太さは充実しておりパーティーの序盤を盛り上げるのにも使えそうなトラック。全く光明も伺えず緊張感と深遠な空気が張り詰めております。片や"Junggesellenmaschine"もディープさを伴いながらも、恍惚感のあるシンセリフがじわじわと盛り上げるディープなテックハウスと言った感じ。長尺ながらもその長さも生かして快楽度を高めつつ、ブレイクで一気に快楽が消し飛び静寂の時間が現れるピークタイムチューン。地味な様でありながら緻密に色々な音が編みこまれていて、生真面目な職人気質さを感じさせますね。相変わらずINNERVISIONSはジャケットも手が込んでいて、文字繰り抜きが格好良いですな。

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| HOUSE5 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Âme - Rej (Pastaboys Mixes) (Defected:DFTD138R)
Âme - Rej (Pastaboys Mixes)
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テクノ/ハウス構わず両方のシーンでいまだに回されまくるÂmeの大傑作"Rej"。Innervisionsが大躍進するに至った理由の一端でもありますが、オリジナルバージョンがなかなか入手出来ないので仕方なくリミックスの方を購入。本作はイタリアのPastaboysなるユニットがリミックスを手掛けておりますが、オリジナルからはさほど離れない手堅いリミックス。微妙にハウシーなキックを強くしてグルーヴ感をアップさせた4つ打ち仕様で、中盤から徐々にオリジナルの旋律を浮上させて盛り上がらせるハイテックなサウンド。ドラッギーなのにメランコリックで、ウットリするほどの陶酔感は甘美な沼の様でもあり、これで盛り上がらない訳が無い。B面の"Dub Mix"はオリジナルの旋律をぶった切って細かく再配置したミニマル色の強くした感じで、こちらは繋ぎ仕様ですかね。一家に一枚、誰が回しても盛り上がるので是非とも所有しておくと便利なトラックではないでしょうか。

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| HOUSE5 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Henrik Schwarz / Âme / Dixon - A Critical Mass Live EP (Innervisions:IV26)
Henrik Schwarz / Âme / Dixon - A Critical Mass Live EP
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ドイツディープハウスシーンの最先端を突き進むINNERVISIONSの主要メンバーが揃った最新作は、昨年の"A Critical Mass"ツアーで披露された曲をEPにパッキング。A面はRoy Ayersのカヴァーらしい"Chicago"のライブヴァージョンで、金属的な鳴りのリズムが迫る中でギトギトアシッディーなシンセがソナー音の要に響く不安を呼び起こす狂気な一曲。快楽ではなくバッドトリップを誘発するのは間違いなく、好みは分かれるだろうけれど強烈な印象を与えるのは間違いなし。B面の"Berlin-Karlsruhe Express"もライブバージョンですが、こちらは気持ちの良いシンセリフがじわじわくるミニマル色の強いディープテック系。昔のワイルドピッチスタイルみたいに音の抜き差しで絶妙な盛り上がりを作っていて、ベタだけれどこれはフロアで盛り上がりそうですね。どちらも単純な様でフロアでの最高の効果を出す為の構成となっており、さすがINNERVISIONSと言わざるを得ない納得の出来です。そして相変わらずアートワークにも凝っていて、是非とも一度現物を手にして頂きたい。音楽とアートで売っていくこの手法はダウンロードでは絶対に出来ない内容で、まだまだレコードにも価値がある事を教えてくれるでしょう。

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| HOUSE5 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Henrik Schwarz - Live (Studio !K7:!K7220CD)
Henrik Schwarz - Henrik Schwarz Live
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今やベルリンテクノを代表すると言っても過言ではないINNERVISIONSの最重要メンバーの一人・Henrik Schwarzのライブ盤は、自身の曲や自身が手掛けたリミックスを使用したライブミックス。これがテクノやハウスと共にジャズやファンク(例えばJBやSun Ra、Kuniyuki Takahashiなど)までおさえた選曲で幅広いながらも、漂う香りはブラックマシーンソウルと言ったどす黒いグルーヴが渦巻いていて興奮が収まりません。アシッディーで不気味な雰囲気の漂うシカゴ系、流麗な黒光りするテックハウス、汗臭い熱を帯びたファンク、感情を揺さぶる歌物ディープハウスなどが目まぐるしく展開し、フロアの興奮を感じさせる上げ下げの効いた展開が広がっていきます。色々なジャンルからの選曲となっているものの、だいたいは本人が関与した曲の為かとっ散らかった印象は無く、むしろ夜の妖艶さが滲み出るアダルティーな感覚に統一されております。そして血沸き肉踊るライブ感もありながらクールな感触はドイツらしくも、この艶のあるエロさや鈍く光る黒さがドイツのシーンから出てきたと言うのは、今でも不思議な程に意外性があります。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 11:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
2009 Best Seller
今年も残り二日ですね、皆様お疲れ様でした。当ブログでもせっせと良質な音楽を紹介してきたつもりですが、読者様には一体どんな作品が人気があったのか?当ブログで売れ行きの良かった作品を紹介したいと思います。それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Dixon - Temporary Secretary (Innervisions:IVCD04)
Dixon - Temporary Secretary
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時代は完全にInnervisions、出す作品のどれもが高品質かつヒットさせているクラブシーンの中心。ジャンルの垣根を越えてテクノ、ハウスの両方面から支持されるそのディープでドラッギーな作風は、完全にInnervisionsの音としか表現出来ない域にまで達している。そんなレーベルのオーナーであるDixonの最新MIXCDは、現代的なクラブミュージックを集めミックスした、所謂最も新しいクラブの音楽が閉じ込められた内容。個人的に感じるのはやはりテクノと言うよりは滑らかなハウスのグルーヴ。勢いのあるグルーヴではなくねっとりと絡むグルーヴと、鋭角的ではなく柔らかで柔軟な音、ダークで恍惚感のあるメロディーでどっぷりと闇の沼に誘い込む様な感覚があり、じわじわと時間をかけて肉体ではなく精神を侵食してくるトリッピーな音楽だと思うのです。テクノだと汗汗しながら熱くなって聴くのが普通だけど、ここら辺のベルリン勢はひんやりクールでむしろ寒気がする位の空気が漂っていて、アダルティーで妖艶な雰囲気。家で聴く分だと多少地味な位なんだけど、これがクラブで聴くと恍惚と狂乱の沼にはまってしまうのです。

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| HOUSE5 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2009/09/08 INNERVISIONS Presents THE GRANDFATHER PARADOX @ Air
約一ヶ月ぶりのクラブ活動。8月中旬以降はクラブ以外のイベントで心も満たされていたのですが、久しぶりのクラブとなるとなんだかドキドキ。そしてメタモに行けなかった悔しさは、ÂmeとDixonのプレイによって解消されました。

パーティーに行ってみると、ど平日にもかかわらずそこそこの集客がありちょっと意外。学生さんとかアパレルさんとかそっち系が多いのかな。ちょっとうざかったのが一次会二次会後に来たようなスーツ着てる社会人、そしてそれに群がる馬鹿そうなOL。お前等来る場所間違えてるぞ?確実に音目当てではない場違いな感じ。スーツの中年はおんにゃのこナンパしたりしてるし、見てて痛いにも程がある。ディスコにでも行ったらどうですか?

そんな輩を尻目に見つつ、まずはÂmeがプレイ。低音をキープで〜…ってフミヤじゃ無いけれど、ねちっこいグルーヴと重い低音でじわじわとフロアを盛り上げる。でも汗臭さはないね、むしろクールと言うかひんやりしたミニマル〜テックハウス中心。無機質と言うかドライと言うかベルリンミニマルは何故にこうも硬派なのか、いや、俺は好きだけど。そして硬派でありながら、フロアの中心に恍惚の沼を作り出すようなプレイ。徐々に快楽の坩堝にはまってしまう。アゲアゲにはならずにねちねちな展開なので、余り疲れずに長く踊れるのが今の自分には合っている。でも早くからウイスキー、梅酒、ワインとかがんがん飲み過ぎて途中から何がかかっても、取り敢えず気持ち良くなってしまった。Dixonもプレイしていたけれど、多少あげた位でÂmeからの流れはそんなに変わらなかったかも?記憶にないからすみましぇん。予想していた古いクラシックは全然回さなかったけど、重く低く展開されるテクノは格好良かったです。

■Âme - Fabric 42(過去レビュー)
Ame-Fabric 42
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| EVENT REPORT2 | 07:45 | comments(6) | trackbacks(0) | |
Hiroshi Watanabe - Mi-Mix (Octave Lab.:OTLCD-1220)

Hiroshi Watanabe-Mi-Mix
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日本発のダンスフロア直結型MIXCDシリーズ"Mi Mix"の最新作は、日本が世界に誇るドラマティックなアーティスト・ワタナベヒロシ氏が担当。ワタナベ氏に関してはこのブログで何度も述べているので割愛。内容はと言えばいかにもKaitoらしい壮大な展開と大きな起伏を持ったディープセンセーション。コッテリコテコテの埋め尽くされたシンセサウンドが終始貫いていて、ここまで来るともはや仙人級。このコテコテ感たっぷりのテックハウスは人によって好みはあろうけれど、まるでオーロラの様に煌くシンセサウンドの美しさはこの世の物とは思えません。今までのMIXCDとの違いといえば、よりダビーな音響によって空間の奥深さが感じられる事でしょうか。その分パートによっては幾分か勢いが抑制され溜めが出来て、その後に高まった感情が爆発するような瞬間もあります。でも基本的にはいつの時代であろうと流行が何であろうと、ワタナベ氏の音楽にはぶれがないなと感じさせるワタナベ色が必ずありますね。こう言う頑ななスタンスは大事だと思います。

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| TECHNO7 | 06:30 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Henrik Schwarz / Âme / Dixon - The Grandfather Paradox (BBE:BBE120CCD)
Henrik Schwarz / Âme / Dixon-The Grandfather Paradox
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ミニマルミュージックとはなんぞや、そんな問いに応えるべくInnervisionsメンバーが勢揃いし50年に渡るミニマルミュージックをミックスした面白いコンセプトのMIXCD。つまりはテクノ以前のミニマルをも包括した内容で、現代音楽のミニマル代表格・Steve Reichやジャーマンエレクトロニクスの奇才・Conrad Schnitzler、Yesにも一時期参加していたPatrick Morazに混じって、デトロイトミニマルのRobert HoodやフレンチハウスのI:CubeやLa Funk Mob、ポストロックのTo Rococo Rotなどジャンルを軽く超越した選曲になっております。展開的にはかなり地味な部類でひたすら淡々とテンション低めで繋げていくリスニング仕様なんですが、一曲一曲がかなり奇抜な音を放っていてミニマルと言う枠を超えたエレクトロニックミュージックの変態性を感じられるミックスだと思います。どれ一つとしてまともな所謂ポピュラーな音を感じさせる事はなく、感情を排した電子音が無限とも思われる時間の中で繰り返されるのみ。しかしその反復の中で見えてくるミニマルの恍惚感、反復から生じる覚醒感は、ミニマルミュージックにしか成し得ないものかもしれません。実力ある3人が揃った割には地味だと感じるかもしれませんが、麻薬的にはまる深い世界観はやはり一級品。折衷主義的ミニマルに酔いしれろ。

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| TECHNO6 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(3) | |
UPCOMING EVENT
2009/04/04 (SAT)
groundrhythm @ Air
Featuring Live : Petar Dundov
DJ : Kaoru Inoue, PSYCHEDELIC BUS aka HIROKI MURAI

2009/04/04 (SAT)
World Spin @ LA FABRIQUE
Guest DJ : Boo Williams
Resident DJs: stock, taca

2009/04/11 (SAT)
Andres Japan Tour 2009 @ Air
DJ : Andres, DJ KENSEI

2009/04/11 (SAT)
SOLSTICE MUSIC PRESENTS SCRAMBLE @ FACE
Live : System 7, X-DREAM, MIRROR SYSTEM
DJ : MARCUS C. MAICHEL, FUNKY GONG, KLOWD

2009/04/17 (FRI)
Makin' Love Mix, Deep Ver. @ Grassroots
DJ : DJ Yogurt, Universal Indiann

2009/04/18 (SAT)
INNERVISIONS presents THE GRANDFATHER PARADOX @ Air
DJ : Âme
Live : Ryo Murakami

2009/04/24 (FRI)
UNIT presents FUMIYA TANAKA Long Set @ Unit
DJ : Fumiya Tanaka

2009/04/25 (SAT)
Francois K. presents FW @ Air
DJ : Francois K

今月はAIRが熱いですね。Petar Dundovのライブ聴きたいな。彼のトラックは最近はよくクラブでかかってるよ。Moodymann直系のAndresとDJ Kenseiのパーティーも楽しそうだ。System 7はいつも思うのだが、テクノのパーティーに出演して欲しい。今月のMakin' Loveはディーパーバージョンだそうです。楽しみです。フランソワはオープン〜ラストセットで長丁場、死ぬかも新米。そういや4月は誕生日なのでWOMBには一回だけ無料で入れるんだが、こんな時に限って目ぼしいパーティが無い、ムカムカ。
| UPCOMING EVENT | 00:10 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Ben Klock - One (Ostgut Tontrager:ostgutCD07)
Ben Klock-One
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今週末、WOMBにベルリンからの刺客・Ben Klockが来日します。一時期は低迷していた旧ミニマルテクノですが、最近は徐々にハードな作風も戻ってきて硬派なミニマルが復活しつつあるのは嬉しい限り。その流れの中心となっている一つが、ベルリンで隆盛を誇るクラブ・Panorama Barが運営するレーベル・Ostgut Tontragerであります。Ostgut TontragerはMarcel Dettmann、Shed、Âme、Len Fakiなど現在のダンスフロアを盛り上げているその人達もリリースをしているレーベルで、Ben Klockは活動暦10年にしてようやく同レーベルから1stアルバムをリリースしました。初のアルバムとは言えども充分過ぎる内容で、カチッとした四角い硬めのリズムトラックはやはりミニマル一直線。甘さ無し、ストイックで渋めのダークな音が中心ですが、無駄が無いすっきりした音でテクノと言う言葉がしっくりくると思います。そこまでハードな展開は無いものの、音が硬めなのでかつてのミニマルテクノが好きだった人には、それだけでも気持ち良く感じられるはず。ミニマルとは言えアルバムの中ではデトロイトっぽい情緒もあったり、飽きない様にバリエーションがあるのでアルバム通して聴ける様になっているのも好印象。ベルリンテクノには今後も注目。

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| TECHNO6 | 01:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
BEST OF 2008
昨日の続き。先行きの暗い日本ではありますが、個人的には良い事も…あったっけ?いやいや、ありました。本人には面と向かっては恥ずかしいので言いませんが、当ブログを通して出会えたa4mさんには感謝しております。多分当ブログの読者で初めて会った人なんだけど、何故か今までは特に誰とも会う事は無かったのです。がa4mさんがパーティーに誘ってくれて、更には友達のクラバーを紹介してもらったり、新しい出会いがありました。周りからすればそんなの大した事ないじゃんと思うでしょうが、本来引き篭もりむっつり根暗系の自分は人付き合いもそんなに上手ではないので友人も多くもないし、まさか当ブログの読者に会うなんて事は考えてなかった訳ですよ。だから彼女が誘ってくれたのは嬉しかったし、彼女の気さくさと言うか親近感は見習いたいものです。つーことで、オイラもRevolution For Changeするよ。クラブで音楽を楽しめる方(ナンパとかしたい人はお断り)なら一緒にクラブでも楽しい時間を共有出来ると思うから、良かったら一緒に踊りに行きましょう。酒好きで女好きだけど、音楽も好きだから気軽に楽しみましょう。男の人でも、阿部さんみたいな人なら会いたいな、ウホッ!

しかし最近このブログも色んな人が見ているようで自分でもびっくりするけど、読者数が増えるにつれてシモネタや毒舌は控えないといけないねと思ったり、そこら辺のバランスは難しいですね。ま、そんなこんなで激動の一年でしたが、この一年間どうもありがとうございました。また来年も宜しくお願いしまーす。

では続きで自分の中の2008年ベストを紹介しようと思います。
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| BEST | 00:30 | comments(13) | trackbacks(3) | |
UPCOMING EVENT
2008/11/08 (SAT)
Escape @ Air
DJ : Âme -Open - Last 7 Hours Long DJ Set-

2008/11/14 (FRI)
root & branch presents UBIK @ Unit
DJ : Moritz von Oswald, Tohru Takahashi, DJ NOBU

2008/11/15 (SAT)
X-Party @ Womb
DJ : Ken Ishii
Live : Technasia Solo Live By Charles Siegling, A-Inc A.K.A. Akira Ishihara

2008/11/22 (SAT)
PHUNK!!! Regis Japan Tour @ Colors Studio
DJ : Regis, Rok Da House, N.A.M.I.

2008/12/05 (FRI)
groundrhythm -7th Anniversary- @ Air
DJ : Kaoru Inoue -7 Hours Long DJ Set-

2008/12/12 (FRI)
root & branch presents UBIK @ Unit
Live : Le Petit Orb
DJ : Alex Paterson, Thomas Fehlmann

2008/12/12 (FRI)
MOODYMANN “DET.RIOT 1967” JAPAN TOUR 2008 @ Liquidroom
DJ : Moodymann, Moodman

2008/12/13 (SAT)
Spirit Catcher Japan Tour @ Air
DJ : Spirit Catcher

取り敢えず幾つか行きたいパーティー。モウリッツはライブに続きDJでも来日ですか、今度も激混みが予想されますね。ムーディマンとルペティオーブは同日か、両方行きたいのに。後は暇があればちょこちょこと小さなパーティーに行ければ良いかな。

追記
Moritz von Oswaldは急病で来日中止だって(泣)
| UPCOMING EVENT | 22:00 | comments(7) | trackbacks(0) | |
Henrik Schwarz / Âme / Dixon - D.P.O.M.B. EP (Innervisions:INNERVISIONS17)
Henrik Schwarz Âme Dixon-D.P.O.M.B. EP
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ひとまずこれでInnervisions特集は終わりですが、最後は強烈な一枚。なんとInnervisionsメンバーであるÂme、Dixon、Henrik Schwarzによる共作です。ここ最近はクラブでのアンセムらしいアンセムは無いなーと感じているのですが、敢えて挙げるなら本作はアンセムと言っても良いのかなと思っております。う〜ん、やばいねぇ、やばすぐる、ぶっとんでるよ〜!密林の奥地から這い出してきたシカゴアシッド+アフロトライバルな狂ったハウスって言えば分かり易いかしら?ジャングルの奥地から生み出される原始的なグルーヴにアシッディーなシンセ音が絡んでいく超絶ドラッギーなトラックで、かつてない衝撃が繰り出される。最近のミニマルにはない熱いファンクネスを感じました。残念ながらB面のバージョン違いは平坦なミニマルっぽいですが、それはそれでピークに持っていくまでの繋ぎには使えるかと。

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| HOUSE4 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Âme - Fabric 42 (Fabric:FABRIC83)
Ame-Fabric 42
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いきなりですが、これは傑作です!ミニマルシーンで奉られながらも本人達はミニマルと言われる事に辟易しているそうなÂmeが、人気MIXCDシリーズ・Fabricに遂に登場。Fabricは名作が多いけれどÂmeもここに来て地力を発揮し、想像以上にドゥープなプレイを披露してくれました。ミニマルは嫌いなんて言いながらも序盤から酩酊すれすれのミニマルをプレイしておりますが、どこか民族的な音色を感じさせるパーカッションが入っていて既に不気味な雰囲気を漂わせております。中盤からはシカゴハウスも投入し狂気のアシッディーなハウスでじわじわと攻め上げ、そして後半では自身のトライバルでアシッドな新曲を披露し一気に盛り上げます。後半のハウス中心ながら極限までのファンキーなグルーヴは本当に見事な物で、他のミニマル勢とは一線を画す非凡なる才能が全開になっております。そして最後はデトロイトトラックの名作で綺麗にしめておりますが、徹頭徹尾貫くハウスグルーヴが本当に素晴らしい。やっぱりÂmeのプレイはミニマルと言うよりはハウスと言った方が適切な音で、他のミニマル勢みたいに奇をてらう事はなく割りとハウスに忠実な気がします。ディープで無慈悲な世界観と、ねっとりと絡みつくグルーヴ感は本物。

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| HOUSE4 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(3) | |
Muting The Noise 01 (Innervisions:INNERVISIONSCD02)
Muting The Noise 01
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現在、ミニマルやハウスと言った音楽では最も注目を集めているであろうレーベルが、ドイツのInnervisions。Âmeの大ヒットに続き、Tokyo Black Star、Henrik Schwarz、Marcus Worgullら注目株だけでなく、フランスのテクノ伝道師・Laurent GarnierやChateau Flightさえもこのレーベルから新作を発表するなど、才能あるアーティストが続々とInnervisionsに集結しております。ところで現在のダンスミュージックシーンの最先端を進んでいるであろうInnervisionsですが、本作はビートレスな曲中心の非ダンスミュージック的なコンピレーションです。"Muting The Noise"と言うタイトルからも分かる通り、肉体に躍動を呼び起こすのではなく精神に安堵と快適をもたらすはずの静かな内容です。と言ってもアンビエントやチルアウトの様に浮遊感があって底抜けに享楽的かと言うとそうでもないし、内省的でどこか重苦しさを感じます。シンセの音色などは美しいけれどInnervisionらしいドゥープな面も見え隠れしていて、快楽の中に一滴だけ毒液が注入された様なイメージ。個性が強いので場合によっては逆に落ち着けなくなる様な音ではありますが、Innervisionsがそれだけ独特の音を放っていると言う事かもしれません。ジャーマンプログレの大御所・Klaus Schulzeを参加させたのは驚きですが、相変わらず18分と長尺な曲を提供していてどぅぅぅ〜んと気分も重くなりました。

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| TECHNO6 | 18:15 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Francois K. - Masterpiece (Ministry Of Sound:MOSCD150)
Francois K-Masterpiece
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ゲップが出る程のテクノ三昧!!テクノの大洪水!!

UKクラブミュージックの老舗・Ministry Of Soundが送る新シリーズ"Masterpiece"の第一弾は、なんとこちらもクラブミュージックの大御所中の大御所・Francois Kevorkianが担当。最近彼がテクノ化しているのは周知の事実ですが、本MIXCDでも彼のテクノ趣味がばりばり前面に出たテクノミックス3枚組みの超大作。いくらなんでもゲップが出るくらいのボリュームだわな。しかしもうフランソワも完全にテクノが板に付いて来たと言うか、もうテクノDJ一本でもやっていけると断言出来る位テクノなDJになりましたね。CD3枚組みの大作だけど各ミックスごとに特徴があって、決して飽きずに聴けるどころかそれぞれの魅力にぐいぐい引き込まれる内容となっております。

CD1の"Napoli"はプログレッシヴハウス色が強めに出た大箱でのプレイを意識した壮大な展開で、じわじわとドラッギーな音が効いてきます。少々派手な気もするけれど、今回はマニア向けではなく一般的な人向けに意識したと発言しているので、これはこれで良いのかなと。CD2の"Manchester"は一番テクノ色が強く、そしてデトロイトテクノ、またはそれに影響を受けた曲を多めに入れた内容です。アッパーに盛り上げつつもメロディアスな曲をふんだんに使っていて、泣きの旋律が入ってくる後半は感動物。オールドスクールな曲も使用していて、テクノへの敬意も感じられますね。そしてCD3の"Tokyo"ではコアなファンも忘れてないぞと言わんばかりに、普段のDeep Spaceワールドを意識した幅広いプレイを聴かせてくれます。テクノの中にダブアンビエント〜ディープハウス〜アフロハウスを落とし込み、横揺れグルーヴとファットな低音でゆらりゆらりと体を揺さぶる好プレイ。個人的にはCD3が一番ディープで、ゆるゆるな浮遊感に包まれ気持ち良いと思います。

テクノと言う枠組みの中で自由に羽ばたきを見せるフランソワ、老いてなお盛んなDJであります。"Masterpiece"と言う主題が付いたこのシリーズですが、正にそのタイトルが相応しいテクノの指標となるべきMIXCDですね。

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| TECHNO5 | 21:30 | comments(1) | trackbacks(3) | |
Foog - Dots And Spaces (File Records:FRCD-171)
Foog-Dots And Spaces
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ハウスDJ・福富幸宏のテクノプロジェクト・Foogの新作が、前作から一年を待たずしてリリース。近年のシーン全体でテクノ、ハウス、プログレッシヴハウスの歩み寄りは誰の目にも明らかで、そんな福富さんもハウスビートを基調にしつつも音はテクノ、または人気の高いジャーマンミニマルにかなり影響を受けたエレクトロニックな作風に変化しております。ハウスでの活動歴が長いのでもはや安定して水準の高い楽曲を普通の様に届けてくれますが、このアルバムを聴いていると彼は今はジャーマンミニマルが好きなんだろうなと強く感じます。キックは陶酔する程気持ち良い位にハウスの4つ打ちを保っているのですが、メロディアスでミニマルなリフを繰り返す上物は完全にドイツ直系のテクノ。もっと突っ込んで言うならばÂmeら辺直系の音。そりゃ悪い訳が無いですね。全体的にひんやりクールで暗めのムードですが、どぎついドラッギーな音が中毒的に効いてきてクラブでの鳴りは良さそうです。ただアルバムとしての出来は良いのだけれども、なんかこれ以上後に続くのはあるのかな?と不安になった点も。ベテランらしい安定した内容であるが反面、Foog名義2作目で既に定型に収まってしまった感が強いのが残念です。

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| HOUSE3 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Shut Up And Dance! Updated (Ostgut Tontrager:ostgutCD03)
Shut Up And Dance! Updated
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本コンピレーションはドイツのバレエ団のイベントの為にクラブアーティストが新曲を提供した企画盤なのですが、その参加面子が尋常ならざる凄さ。ミニマルテクノ新生代のSleeparchive、チリアンミニマル代表格のLuciano、大人気のÂme、昔からのテクノファンお馴染みのThe 7th Plain(Luke Slater)、あとNSI.(って誰?)と誰もが目を見張る面子です。やはり注目はÂmeの"Fiori"(過去レビュー)でしょうか。既にこの曲はレコードで購入済みですが、実はこのアルバムからのカットだったんですね。CDで出てるならレコード買わなくても良かったかもね…orz。SleeparchiveはBasic Channelスタイルのディープなミニマル曲を提供。シンプルな様で機能美に溢れているフロアをも意識した内容で、ダビーな音響はうっとりとする位美しいです。Lucianoは相変わらず独特で、乾いたパーカッションが軽快に鳴るラテンミニマル?と言うのかな。いつもよりも何故か妙に可愛らしいキャッチーな雰囲気を感じました。Luke Slaterに関してはクラブトラックと言うよりは、むしろ場面が徐々に移り変わるようなサウンドトラックみたい。最近この人はいまいちなのが、正直な所。昔はアナログ機材でぶっといハードサウンドを聴かせてくれてたのにねー。NSI.は全然知らないアーティストですが、深いリバーヴの聴いたエクスペリメンタルな内容でテクノらしいと言えばテクノらしい音。4つ打ちではないのに、グルーヴィでなかなか良かったです。5曲のみの収録ですが計一時間程のボリュームなので、お腹一杯になりました。

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Âme - Fiori (Ostgut Tontrager:o-ton10)
Ame-Fiori
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テクノ、ハウスの両方面でヒットし、なにかと"Rej"が話題なAmeですが、それを軽くする凌駕最新作がこの"Fiori"。16分にも及ぶ3連符シャッフル系の超ドゥープトラック。大きな展開は無いもののジワジワと脳髄を侵すドラッギーなシンセのフレーズが永遠と繰り返される狂気の展開ですが、"Rej"よりも更にミニマル感を強め更に深みを増し更に美しさを見せています。タイトルの"Fiori"とはイタリア語で花を意味するのですが、正に花弁が開きながら美しさを形成しそして散りゆく物悲しさを表現しているイメージが浮かんできます。クラブで流れる事を想像してみて下さい。この長尺のトラックがまるまる流れた際には、フロアは唖然呆然、心神喪失の瞬間が待っているはず。

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Christian Prommer's Drumlesson - Drum Lesson Vol.1 (Sonar Kollektiv:SK162CD)
Christian Prommer's Drumlesson-Drum Lesson Vol.1
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既に話題になっているChristian Prommer's Drumlessonによる"Strings Of Life"のジャズカバー。ぶっちゃけ"Strings Of Life"のカバー・リミックスは今までにも幾つかあったけど満足出来る作品は無かったです。だからどうせ今回もと高をくくっていたのですが、CPDのカバーは予想外に出来が良かったです。原曲の叙情的なメロディーを生かしつつ、ジャズアレンジを施す事によりテクノとはまた異なる躍動感を生み出していて文句無しな内容ですね。そのCPDが更に発展して、テクノ・ハウスの名曲を全部ジャズカバーしたのが本アルバムです。選ばれたアーティストはLarry Heard、Ame、Jay Dee、Kraftwerk、DJ Gregory、Patrick Pulsinger、Josh Wink、Derrick May、Isolee、Nuyorican Soulと一流所が勢揃い。また選曲の方も名曲が勢揃い。これでもし陳腐なカバーなどしよう物なら周りから生卵を投げつけられる事は必至ですが、どうやらその不安は杞憂に終わったようです。ピアノ、ドラム、ベースをメインとしたシンプルなセットながらもピアノの華麗なアレンジ、ドラムの繊細かつ生き生きとしたビートがクラブミュージックを完全に別の物に作り替えている所が絶品です。単純に一発芸に頼った音でもなく、個々の演奏力・アレンジ力があるからこそ成し得たアルバムですね。

2/27追記
なんと日本盤にはGalaxy 2 GalaxyのHi-Tech JazzとYMOのComputer Gamesのカヴァーも収録!

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 18:30 | comments(2) | trackbacks(3) | |
Ben Watt & Ivan Gough - In The Mix 2006 (inthemix.com.au:ITMCD002)
Ben Watt & Ivan Gough-In The Mix 2006
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最近めっきり作曲家としての活動を行わずDJに没頭しているEverything But The GirlのBen Wattと、オーストラリアのハウスDJ・Ivan Goughによる2枚組MIXCD。前者はかなり有名なんで知っていますが、後者は誰って感じ?Benさんに関しては毎年自身のレーベル"Buzzin' Fly "のコンピレーションMIXCDをリリースしているので、MIXCD自体に特に新鮮味を感じなくなってきました。音も現在のシーンに沿ったミニマル、エレクトロハウスなどの恍惚感を重視した選曲で、レーベル初期のカラーであるディープハウスの面影は余りないですね。流行を掴むのが上手いと言うべきか尻軽なのかは置いといて、すっかりクラブでのトランス感覚を意識したプレイはもうBenさんがDJ業にも慣れたと言う事なんでしょう。対して初耳のIvanの方はヒット曲も織り交ぜたテクノ、ハウスを横断する選曲。Benの方に比べると癖があり上げ下げが大きく派手目で、自分にはそこまでツボに来ない。ややエレクトロハウス色が強く流行のど真ん中を行っていますが、流行の中では没個性的で何かもう一つ欲しい所ですね。

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| HOUSE3 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Hell - Misch Masch (Fine.:FOR88697030152)
DJ Hell-Misch Masch
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知ってる人は知ってると思うが、ドイツはデトロイトの衛星都市である。Tresorの一番最初の作品はX-101(Jeff Mills+Mike Banks+Robert Hood)だし、初期Basic ChannelはURの影響下にあったし、Jeff Millsの1stアルバムもTresorからだし、よくよく考えるとテクノに影響をもたらしたKraftwerkはドイツ出身だ。種明かしをしちゃうとDerrick Mayが「ドイツはデトロイトの衛星都市である」と発言していたのだ。とにかくドイツの人もデトロイトテクノには、影響を受けそして畏敬の念を抱いているのだと思う。

そしてそれをあからさまにしているのが、ドイツの貴公子・DJ Hell。「デトロイトテクノの再評価と言う感覚は、テクノのリアルな部分を見過ごしている事」とさえ言い切っている位、彼の中ではテクノ=デトロイトテクノと言う事なんだろう。テクノが細分化し色々な方向へ袂を分かっても、結局の所流行とは関係無くその存在が揺るがないのはデトロイトテクノのみなのだ。DJ Hellも余りにもデトロイトテクノを愛すが故に本作の様なデトロイトテクノ満載のMIXCDをリリースしてしまった訳だが、ドイツの事も忘れずに合間にジャーマンテクノも混ぜつつデトロイト好きを納得させるプレイを聴かせてくれます。シンセストリングス重視では無くて、比較的煌びやかで金属的な鳴りのするデトロイトテクノが多く、オリジナルデトロイトと言うよりはそれに影響を受けたドイツのテクノと言う感じですかね。ミニマルで陶酔感を生み出す流行の中、この様なメロディーを大切にした聴かせるMIXCDは非常に好感が持てるなー。ベタだけどなんだかんだデトロイトテクノ満載のMIXCDは好きなんですよ、はい…。一応古臭い内容にならない様に新しめのテクノも使っている所で、プロアーティストとしてのプライドを守っているのかDJ Hell。ちなみにDISC 2はDJ Hellのリミックスワーク集なんだけど、全然聴いてないしどうでも良い。

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| TECHNO5 | 21:30 | comments(7) | trackbacks(0) | |
Innervisions Where We At (Sonar Kollektiv:SK120CD)
Innervisions Where We At
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今ドイツではハウスシーンに新しいムーブメントが生じていて、その中心とも言えるのがSonar Kollektiv傘下のInnervisionsです。テクノ、ハウス両シーン垣根を越えて大ヒットした「Rej」を作ったのは、Innervisionsに属するÂmeだし、ディープな奇才を発するHenrik Schwarzや、フランスからの親善大使・Alex From TokyoことTokyo Black Starも同じレーベルであります。レーベルカラーはディープハウスなのですが、感覚としてテクノやミニマルも織り込まれていて、いかにもドイツらしいエレクトロニックで温度を感じさせないクールなハウスに成っていますね。まだレーベルとしては9枚しかEPは出していないのですが、Chateau Flight、Franck Rogerらもリリースを行い、徐々にレーベルの質・量と共に充実して行きそうな予感がします。で、取り敢えず現時点でのレーベルの方向性を知る為のコンピレーションが今日紹介するアルバムです。メランコリックかつ覚醒的なアルペジオが特徴の「Rej」は当然入っているし、Tokyo Black Starのダークで煙でたくも不思議な高揚感のあるディープハウスも入っているし、奇天烈なシンセが派手に使われるChateau Flightのハウスも入っています。でも一番刺激だったのは、Henrik SchwarzとÂmeがボーカルにDerrick L. Carterを迎えた「Where We At」でした。シカゴハウスを思わせる不良っぽい音作りなのに、麻薬的に聴いてくるシンセサウンドが淡々と鳴り続けて中毒になりそうです。Carterのぼそぼそとした呟きも、ドスが効いてて不穏を煽り相当にヤバイ曲ですよ、これ。Innervisionsのハウスには黒人発祥である事を忘れさせる位、ヨーロッパ的な雰囲気に満ちています。今後注目しておくべきでしょう。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Âme...Mixing (Sonar Kollektiv:SK096CD)
Ame...Mixing
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近年テクノ、ハウスの垣根を越えて大ヒットした「Rej」を送り出したÂme。ミニマルで覚醒感のあるハウシーな楽曲は、様々なアーティストがDJプレイで使用しフロアに熱狂の渦を呼び起こしてきました。あんなにもじわじわと神経を蝕む様に毒気があるディープなハウスは滅多に聴く事もなく、本当に何度聴いても格好良いなと思います。そんな彼らの根本にある音楽は一体どんな物なのでしょうか?それを解き明かす鍵が、Âmeに因るこのMIXCDです。ジャンルは本当にざっくばらんで、イタロディスコからデトロイトテクノ、ミニマルハウス、ディープハウス、果てはプログレッシブロックまで何でもありですね。また新旧時代が幅広く取り入れられて、時代を跨ぐ作品集とも言えます。技術的に感動を覚える箇所は特に無いのですが、選曲自体は渋くもなかなか侮れないセンスがあるのかなと思いました。幾つか気になる曲を挙げるなら、ジャジーで未来的なCarl Craigのリミックスや、ファンキーでコズミックなDerrick Mayのリミックス。またDouble、Nexusらイタロディスコ系は、近年のディスコダブに通じるズブズブかつエモーショナルな作風が良し。ミニマルハウス最先端のLucianoの曲も、中毒的に深い音で素晴らしいです。最後のトランシーなAshra(Manuel Gottsching)は、当然テクノ好きな方はご存じですよね?ジャンルはばらばらなれど、深い音響を生かした選曲でべたっとした流れながらも地味に神経に効きます。まったりゆったり、そしてズブズブの世界に落ちていきましょう。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Âme - Âme (Sonar Kollektiv:SK044CD)
Ame-Ame
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アマゾンで売り切れになっていたAmeの1stアルバムがいつの間にか購入出来るようになっていたので、この機会に紹介させて頂きます。Ameと言えばハウスシーンのみならずテクノシーンでも大ヒットした超ディープトラック「Rej」(Amazonで詳しく見る)を送り出したそのユニットで、今でもDefected Recordsなんかにライセンスされてヒットを飛ばしています。ジャズにクラブの要素を持ち込んだCompost Recordsにしろ、またJazzanova率いるSonar Kollektivにしろ、最近は何故かテクノ化の傾向が進んでいてその先端にいるのがAmeだと思います。そう言えばCompost RecordsからリリースしたKing BrittのThe Nova Dream Sequence名義のアルバム(過去レビュー)はモロにディープでミニマルなアルバムでしたが、その点Ameはテクノの要素はありつつも幾分かまだハウス寄りでしたね。まだ「Rej」の様なトランシーな曲は無いですが、空気感のある奥の深い音響はなかなかの物。エレクトロニックな上物のシンセも陶酔感があったりして、US産ハウスにドイツのテッキーな感触が見事に融合されていると思います。今みたいな超弩級のヤバサは感じられないけれど、家で聴くならこうゆう落ち着いたハウスの方が良いのかな。地味だけれども全曲メロディアスだし、流行のアーティストとして一応聴いておくが吉でしょう。しかしこのアルバムからどうやって「Rej」に繋がったのか、謎ですなー。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Vince Watson / Yohei Ishijima - Live At Irizo (Fenomeno Inc.:XQAU-1001〜2)
Vince Watson Yohei Ishijima-Live At Irizo
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ベテランから新進気鋭のアーティストまで、知名度に関係なく素晴らしいアーティストをフューチャーし、WOMBで隔月行われるテクノイベント・IRIZO。2006年3月10日にはUK出身、デトロイトテクノに影響を受けるVince Watsonがライブ出演しました。なんとその時のライブをそのまんまCD化し、更にはIRIZOレジデントのYohei Ishijimaのその時のDJプレイも収録しています。

ではまずVinceサイドなのですが、やはりCD化すると音が鮮明と言うかクラブだと分からなかった音がしっかり聴けるのが良いですね。クラブだとズンドコ節が強調されて透き通る美しいメロディーが分かりづらかったのですが、CDではハードなリズムと美しいメロディーが類い希なる融合を果たしています。イベントの時には「金太郎飴の様に同じ音」と思ったのですが、CDで聴いても確かに終始同じ展開で同じ音なんだけれど、曲その物が素晴らしいから最初から最後まで一気に聴けてしまいますね。ライブをCD化すると音圧が感じられなかったりする事も多いけれど、しっかり分厚い音が表現されているのも好印象。怒濤のテンションで一気に突き抜けるプレイは、まじでカッチョイイです!

そしてYohei Ishijimaサイドは、実際にイベントでは殆ど聴く事が出来なかったのですが、こちらは対照的にストイックなプレイで好印象。音はテクノでありながらハウスグルーヴの4つ打ちで、じわりじわりと練り上げていく構成力のある方ですね。比較的音数少なめのトラックを使用していて、ゆるゆると聴かせつつもいつの間にかダークな世界観に引き込まれていく感じです。毒気のあるヤバメの音が多くて、今度はイベントでしっかり聴いてみたくなりました。

激しいライブと聞かせるDJプレイ、対照的なCDが2枚セットで2500円。内容も素晴らしく、大変お得ですよ。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Francois K. - Frequencies (WaveTec:WT50165-2)
Francois K.-Frequencies
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待った待った、ほんとーに待った。今度こそと何度も思いつつ実現しなかったDerrick Mayの新作が、遂にMIXCDの中で披露されました。しかもダンスミュージックの伝道師・Francois Kと組んだユニット・Cosmic Tiwns名義で、「Solar Flare」なる新曲を届けてくれました。で内容はと言うとほぼFrancoisが手掛けたんじゃないかと思わせるハウスグルーヴ基調で、そこにコズミックなシンセが絡みつくまあまあの出来。まあ御代二人の共作の割りには意外と落ち着きのあるテックハウスで、マジックは見られなかったけど素直にDerrickの新作としては喜ばしいですね。

肝心のFrancoisのミックスプレイはと言うと、もはやハウスのDJとしてではなくテクノもすっかり馴染んだディープスペースワールドを見せつけてくれました。流行のAmeやNathan Fakeなどのどディープなテックハウス、Jeff Mills、Carl Craig、Joris Voornらの王道テクノ、Sleeparchiveのミニマルテクノ、Oliver Ho、Samuel L.Sessonsらのハードテクノ、Co-Fusinのアッパーハウスなど内容も豊かに全体的にクールでヒンヤリとしたプレイです。Francois K、Aril Brikhaの新作が収録されているのも、嬉しい限りでかなり豪華な選曲ですね。元々がハウスDJのせいか小刻みに流れを作るよりはかなりスムースな流れで、長い時間をかけて広がりのあるプレイを聞かせてくれます。ハードな音は少なめでハウスファンにも聴きやすいプレイだとは思いますが、個人的にはもう少しアッパーな箇所が欲しかったなと。壮大な世界観はさすがFrancoisだとは思いましたが、理路整然と考えた挙げ句に決めた流れは少々クール過ぎるかも。もうちょっと人間らしさと言うか、大雑把でも良いから勢いがあればなと思います。完璧すぎるのはベテランの味だとも言えるし、逆にマイナスにも成りうると言う事なのですね。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Soul Heaven Presents Kerri Chandler & Dennis Ferrer (Soul Heaven Records:SOULH04CD)
Soul Heaven Presents Kerri Chandler & Dennis Ferrer
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良くも悪くも売れ線のハウスの量産するDefectedが大物DJをフューチャーしたMIXCDシリーズを立ち上げておりますが、その名もなんとSoul Heaven!う〜ん、なかなかイカシタシリーズ名でありますが、Blaze、Masters At Workと来てKerri Chandler & Dennis Ferrerの黄金コンビを召喚しました。まあこの二人が揃えば悪い物など出来るはずもなく、素晴らしきディープハウスMIXCDがちょちょいと出来上がってますね。まずはケリチャンサイドなんですが、出だしはあれ?っと言った感じで緩めのソウルフルなハウスから。いつもは重いキックが特徴な彼なんですけど、今回はちょっと違います。そこから空間系ディープハウス「Dub Life」に繋げて、中盤ではかなり明るめでデトロイト風のシンセが鋭く入る「Shimmering Stars」でピークを持ってきます。それ以降もNY系のボーカルハウスを多用して、かなりメロウだったりジャジーだったりな展開ですねー。全体的にのびのびとスムースな流れで、アフターアワーズに聴くとぴったりなスウィートな出来ですね。意外なプレイだけど、これはこれで素晴らしいです。

対する初のMIXCDとなるフェラーさんは、出だしは同じく緩めのメロウなハウスから。と思いきや2曲目でいきなり超ディープな「Rej」を打ち込み、深く落としてきます。そこからは普段のケリチャン並にパーカッシブに盛り上げていき、なかなか図太いボトムラインで体を揺さぶります。でもしっかり透明感のある優しいメロディーもあって、耳に馴染みやすい音だと思います。終盤は太鼓がかなり入るアフロトライバル系の曲が多く、土着臭強し。ディープとアフロを程よくブレンドさせて、良くも悪くもそつのない出来ですね。

今作はケリチャンもフェラーさんも、ガツガツとぶっといボトムで攻めるよりはハーモニーを強調している気がしますね。デジタルを駆使したトラック作りが特徴のケリチャンの割りには、なかなか湿っぽく生暖かいソウルフルな面が前面に出ています。盛り上がるよりもしっとりと耳を傾けて聴きたいタイプですね。ボーナスCDの3枚目は、ケリチャンとフェラーの素晴らしいトラックが半分ずつ収録。硬めのディープハウスもしっかり収録で、トラックメーカーとして才能を感じます。不朽の名作「Inspiration(Main Vocal Mix)」が聴けるだけでも、美味しすぎるボーナスCDですね。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Jerome Sydenham As "Casino J"- Electric Pussycat (Ibadan Records:IRC073-2)
Jerome Sydenham-Electric Pussycat
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Jerome Sydenham自身の顔がアップになったジャケットも、そのCDのタイトルも本当にセンスないね…。セールス的に悪影響が出るのは間違いないと思うのですが、どうなのでしょう。ただJeromeの音楽はNYCの中でもかなりディープな黒光りするハウスで、Jerome主宰のIbadan RecordsはJoe Claussell主宰のSpiritual Life Musicと共にスピリチュアルハウスなるものを世に広めた重要なレーベルであります。生楽器を多用したアコースティック志向で、アフロやラテン色を前面に出したパーカッシブなトラックは、それまでのハウスとは一線を画すものでした。ただそんなJeromeにもここ数年は転機が訪れている様で、生音志向からかなりエレクトロニックでともすればテクノと言っても差し支えない位作風も変わってきています。実際、今作は今まで以上にテクノ色の強い電子音がメロディーを支配し、奥行きを感じさせる空間を見事に生み出しています。ここまで来るとスピリチュアルハウスはどうなったのと首を傾げたくなりますが、Jeromeのテクノへの傾倒はディープさとトライバルの両方を失わずに出来ているので流石の一言ですね。また要所要所にアフロな楽曲も挟んでいて、テクノ・ハウスの両方から支持を得られるでしょう。しかしこの人のミックスプレイと言うのは、いつでも艶があると言うか妖艶なエロスを感じますな。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Joe Claussell - Translate (NRK Sound Division:NRKCD023X)
Joe Claussell-Translate
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発売される前からテクノ化テクノ化なんて宣伝されて、Francois Kに続いてお前もかと勘ぐってしまいましたが、蓋を開けると結構ハウシーじゃないですか。ニューヨークにおいてスピリチュアルハウスシーンを爆発させた張本人・Joe Claussellですが、最近のハウス全体がなんとなく進歩が無いと言うか余り元気がないように思え、彼も過渡期を迎えているのかもしれないですね。で最初に結構ハウシーだねと書いたけれど、今作は今までのジョーファンにはやっぱり身構えてしまう所があるかもしれないです。所謂アフロでトライバル、スピリチュアルなディープハウスではないのです。ハウスではあるけれど、紡がれるようにスムースな展開や一般的なハウスの温かみってのはありません。ハウスにある流れる様な展開よりも、チャプターごとに分けたような選曲と構成がまるで映画のサントラの様です。トラックリストは13曲の表記ですが、実際にはSEやインタールードを交え49曲も収録されているのです。今作に感じたのは、コズミック!そう、もっと広い世界が目の前に広がり、心は大地を離れ宇宙の中に放り出されてしまいます。例え一般的なハウスビートが無くても、全てを包括する柔軟でしなやかなそのプレイはエモーショナルの一言。ファンの期待を裏切るかもしれない新たな取り組みですが、美しく深い世界観と野心に満ち溢れるその前向きなプレイは成功だと思います。

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| HOUSE2 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |