Trinidadian Deep - Organic Roots EP (deepArtSounds:dAS 021)
Trinidadian Deep - Organic Roots EP

もはやRon Trent直系で愛弟子という売り文句も説明は不要であろう、トリニダード・トバゴ出身で現在はニューヨークを拠点に活動するTrinidadian Deepは、アフロで爽やかなパーカッションと流麗なシンセやオルガンを前面に出した壮大なディープ・ハウスにおいては群を抜いており、非常に多作なリリースながらもどれも高い品質を保って信頼足るアーティストの一人だ。本作は前述のTrentやAnthony NicholsonにGlenn Undergroundらもシカゴ勢も積極的に手掛けるdeepArtSoundsからのリリースで、そういった意味ではレーベルとの相性の良さは言うまでもないが、当然の如く普段の彼らしい澄み切った空気が広がる清涼なディープ・ハウスをここでも聞かせている。ボーカルにSarignia Bonfaをフィーチャーした"I Need You"はエレガントなシンセ使いで優雅さを振りまきつつポコポコとした響きのコンガ系パーカッションで弾けるようなグルーヴを生み出し、そして甘く問いかける歌が官能的でありながらダビーな残響を伴って大空の中へと消えていく清々しいロマンティックさを感じさせ、いきなりTrinidadian Deep節全開なディープ・ハウスを披露。そして"Fusion"も序盤はゴージャスな響きのシンセで綺麗なメロディーを展開し、金属的なパーカッションや軽やかな4つ打ちで軽やかに身体を揺さぶるハウスだが、中盤からは衝動のあるがままにキーボードを演奏したような必殺のオルガンソロが炸裂して輝かしい太陽光を全身で浴びるようなポジティブな雰囲気に包まれる。続く"Future Funk"も同じタイプな耳に残るシンセリフとエモーショナルなオルガンソロ、そしてチャカポコした抜けの良いアフロ・パーカッションで軽やかさを生むハウスで、金太郎飴的な作風ではあるもののここまで徹底されると何か自然と笑みがこぼれてしまう。そして以前にTrinidadian Deepがリミックスを行った事で絡みもあるAllstarr Motomusicが、ここでは逆に"I Need You (Allstar Motomusic Remix)"としてリミックスを提供しているが、原曲の優美な雰囲気はそのままにビート感は滑らかに整え、フュージョン風な豊かなシンセソロも加えて艶やかさを増した上でアンビエント性や浮遊感も盛り込んで、しっとりとした落ち着きを持ったハウスへと生まれ変わっている。いつものTrinidadian Deepらしい開放感の中で大手を振って舞い踊る躍動感に溢れたディープ・ハウスが並んでおり、完全に我が道を突き進む活動にブレは無い。



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| HOUSE13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ron Trent Presents Prescription Word, Sound & Power (Rush Hour Recordings:RH RSS 020 CD)
Ron Trent Presents Prescription Word, Sound & Power
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レコードショップとして、レーベルとして、ディストリビューターとして今や特定のジャンルではなくダンス・ミュージックの界隈の中では特別な存在として賞賛を一身に受けるRush Hour。特に近年の功績の一つには時代に埋もれてしまった、しかし輝きを今も尚放つ過去の作品の発掘があり、例として寺田創一のコンピレーションは寺田の再評価を決定付ける作品になるなど、音楽への嗅覚は類まれなるものだ。そんなレーベルが自信を持って送り出したのが、Ron TrentとChez Damierがかつて共同運営していたPrescriptionのレーベル・コンピレーションであり、シカゴの初期ディープ・ハウスを象徴するサウンドが詰まっている。現在まで多大なる影響を残すハウスのレーベルであり、時代に埋もれたどころか余りにも有名な存在ではあるが特に初期作品はレアになっている物が多く、ここにそういった名作を纏めた仕事を完遂したRush Hourに対し頭が下がる思いだ。そしてここに収められた曲は広義の"ハウス・ミュージック"ではあるが、それらを一括りには出来ない程に深い広い音楽性を持っている。DamierとTrentによる永遠の名曲"Morning Factory"は、パーティーの夜明けの時間帯に疲労感の中で優しい瞑想へと誘うアンビエント感たっぷりなディープ・ハウスで、ねぼけまなこな陶酔感が続く。発売当初はタイトルの無かった"Don't Try It"、ソウルフルで深く美しいボーカル・ディープ・ハウスは胸を締め付ける程に感情的だ。その一方でミニマル・ハウスのDJが実際にプレイをする"I Feel The Rhythm"は、Ronらしい優美な装飾性もありながらミニマルとしてのグルーヴ感もあり、機能面での実用性も高い。勿論アフロな要素も持っているRonにとっては、盟友Anthony Nicholsonとの共作である"Soul Samba Express"において土臭く生々しいリズム/パーカッションを得意気に披露しつつ、流麗なシンセやピアノによって飛翔感あるディープ・ハウスを展開。セクシーな歌とアンビエンス度の高い艶のある"The Answer"、切れのある跳ねるような4つ打ちのファンキーかつエモーショナルな"The Choice"と、歌物ハウスに於いても時代に左右されない普遍性と抜群のメロディーセンスを披露しており、ある種ディープ・ハウスの王道を確立させたような感もある。収録されている曲全てが当然ではあるが捨て曲無し、そしてここには未発表曲も収録されるなど、シカゴ・ハウスやRonにPrescriptionのファン、いやそれより広くハウス・ミュージックのリスナーであれば是非とも聞いて損は無いコンピレーションだ。



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| HOUSE12 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Anthony Nicholson - Gravity (deepArtSounds:dAS016CD)
Anthony Nicholson - Gravity
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シカゴのディープ・ハウスのアーティストとして堅実な活動を続けるAnthony Nicholson。Ron TrentやChez Damierの盟友であり音楽的にも共通点が多く、パーカッシヴなリズムやフュージョン的なメロウな旋律を活かした作風のハウスは、ディープでありながらも屋外に合うような開放感も伴っている。本作は前作に続きシカゴ系に特に力を入れているスイスのDeepArtSoundsからとなるが、元々は2016年にアナログのみでリリースされていたものが幸いにも2017年になってCD化された。基本的には既に前述の作風は確率されており近年の作品でもどれも大きな変化はないが、本作では殆どがボーカル・トラックとなっており、メロウな音楽性がより活かされているように感じる。スペーシーなシンセや耽美なローズ・ピアノにジャジーグルーヴ溢れる爽快なパーカッションが組み込まれた"Miquifaye El Tema"は、麗しい女性の声も伸び伸びと広がって、曲に更なる広がりや爽快感をもたらしている。"Imagine"はあのJohn Lennonのカバーであるが、当然原曲とは異なり爽やかで青々しいダンス・グルーヴが走っていて、アフロパーカッシヴな響きやメロウなピアノ等が織りなすジャジーハウスになっている。"Too Late"では以前から繋がりを持っているLars Bartkuhnがギターで参加しており、ダビーなパーカッションが水しぶきのように弾けつつも、優美なシンセやピアノの共にフュージョン性の強いギターが豊かな響きを加え、嬉々としたフュージョン・ハウスを聞かせている。大半が滑らかな4つ打ちを軸にしたディープかつジャジーなハウスではあるものの、"Discojazzfunkdelite"ではややその形式から外れた変則的なビートを叩き出しておりアルバムにアクセントを加えているが、生っぽい音を軸に情熱的なギターカッティングやメロウなローズ・ピアノに麗しいシンセのコード展開などそのどれもが溜息が出る程に美しい。どれもこれもメロウで自己陶酔してしまうような甘くも切ないハウスは、この手の音楽の中でも特にロマンティックな作風を得意とするNicholsonの十八番と呼べるもので、金太郎飴的になってきてはいるものの好きな人にとっては堪らないだろう。何より定期的にアルバムを制作し自身の音楽性を的確に表現するのだから、DJよりもアーティストとして評価されるべき存在なのだ。



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| HOUSE12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Good Mellows For Sunrise Dreaming (Suburbia Records:SUCD1004)
Good Mellows For Sunrise Dreaming
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週末の海辺〜海辺の夕暮れ時〜月明かりの下のランデブーと刻々と時間の経過を辿ってきた『Good Mellows』、次なるシリーズは真夜中の眠りから目覚め、朝日の到来と共に訪れるまだ瞼の重い夢の様な時間帯、それが『Good Mellows For Sunrise Dreaming』だ。メロウというコンセプトを様々な風景・時間帯で演出してきた橋本徹が、目覚めの為に用意した音楽はシリーズの中でも特に穏やかで、そして透き通るような透明感を持った清純な響きが静寂の中に広がるようだ。アルバムの冒頭は夢から優しく現実へと引き戻すMiguel Atwood-Fergusonによる"Intro Eternity"で、引いては寄せる波の音や鳥のさえずりと共にか弱いピアノの音色が夢現な状態にそっと目覚めを告げる和みのインストで、刺激を与える事なくゆっくりと心身を起床させる。続くWooによる"A Little Long Way"、気の抜けた笛の音色と牧歌的な電子音からなる現代で言うフォークトロニカと呼ぶべきか。夢の余韻を残しながら続く"Brasil (Abel's Gavea Mix)"では開放感を演出するアコギが爽やかなバレアリック感を生み、少しずつ肉体にも力が入るようにビートが流れだす。中盤ではクラブ・ミュージック性の強いディープ・ハウスであるDeep88による"Harmony"、Optikによる"Illusions"が続くが、この辺の浮遊感溢れるアンビエンスや清純な透明感は、今までのシリーズの中でも特に群を抜いており本作のコンセプトを象徴するようでもある。後半にはジャズ・ピアニストとその仲間のBugge & Friendsによる"Breed It"が待ち受けており、繊細で憂いに満ちたピアノソロから徐々にアフロなパーカッションも加わわってドラマティックに盛り上がる流れは、穏やかな興奮を誘うだろう。そこから哀愁のトライバルなハウスや落ち着いてエレクトロニックなハウスを通過して、最後はUyama Hirotoによる"End Of The Road"が魂を揺さぶるスピリチュアルな世界観のダウンビートを刻み、心の拠り所を見つけたように安堵なムードでラストを飾る。踊り疲れた後のチル・アウト…とも異なるこれからの活動を促すための促進剤と呼ぶべきか、開放的でバレアリックではあるが休むのではなく体に静かに活力を生む音楽性で、正に一日の始まりを告げる内容なのだ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Tominori Hosoya - Recollections EP (deepArtSounds:dAS010)
Tominori Hosoya - Recollections EP

2012年から作品をリリースしているスウェーデンの新興レーベルであるdeepArtSoundsは、そのカタログにAnthony NicholsonやRon TrentにAbove Smokeなどが並んでおり、そこからも爽やかな浮遊感と幻想的なメロディーを軸としたディープ・ハウスを送り出すレーベルである事は何となく掴めるであろう。そしてそのレーベルからの新作は邦人アーティストであるTominori Hosoyaによるもので、彼にとってはソロ作品として期待の2作目となる。Hosoyaについて調べてみると2001年ごろからプログレッシヴ・ハウスやテクノをプレイするDJとして活動を始めており、2008年にはTomi Chair名義でデジタルにて初の作品をリリースしている。当方がその存在に気付いたのは2014年に彼が自身で立ち上げたレーベルであるTH Pressingから「Dear My Father...」というアナログをリリースした時で、そこでは清流のような透明で綺麗な音に磨きをかけたディープ・ハウスを聴く事が出来た。新作は正にその路線の延長線上にありながら爽やかなに抜けるパーカッションも効果的に使い、よりふんわりと柔らかい軽やかな空気感を伴うディープ・ハウスへと成長している。出だしから洗練された美しいパッドのコード展開とからっとしたパーカッションが開放感を演出する"Midnight Kiss"は、そこから滴り落ちるような繊細なピアノも仄かに現れ、一点の曇りもない透明感のあるエレガントな世界観を構築している。"Sweet Pain"もやはり流麗なシンセとチャカポコとしたタムの絡みからすっと伸びるように加速する滑らかな展開で、青空の向こう側に抜けるようなボーカル・サンプルも効果的に爽やかさを増す事に役だっている。甘美な非日常を想像してしまうタイトルの"Strawberry Dream"は、しかし最もパーカッシヴで骨太なグルーヴが脈打っており、その上に望郷の念を駆り立てる切なく淡いメロディーが彩っていくダンサンブルなハウス。硬めのキックやパーカッションがややテクノ寄りな風合いも感じさせる"Carousel"も、上昇気流にのるようなシンセの展開で清純な空気が溢れ出す透明感のある曲だ。やはりどの曲も適度な浮遊感と流麗なサウンドを中心に、多少はテクノな感覚も盛り込みつつも軸はぶれる事なく、アーティストの音楽性が直球で伝わってくる点にHosoyaのこれから目指す方向が感じられ、今後を期待してしまうのも自然な事だろう。



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| HOUSE11 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Glenn Underground Featuring Charles Matlock - The Isms (Strictly Jaz Unit Muzic:SJU12R13)
Glenn Underground Featuring Charles Matlock - The Isms

シカゴ・ハウスの第2世代の中でもGlenn Undergroundの近年の目覚ましい活動には、目を見張るものがある。ここ数年は自身が主宰するStrictly Jaz Unit Muzicから、アルバム/EP問わずに早いペースで新作をリリースしているが、だからといって質を下げる事もなくメロウかつ生音を打ち出した黒いハウスを量産している。本作も同様にStrictly Jaz Unit Muzicからの作品だが、ここではLil LouisとAnthony Nicholsonというシカゴ・ハウスの巨匠がリミキサーとして参加しており、ハウス・ミュージックのファンであれば注目せずにはいられないだろう。GUによる"The Isms"のオリジナルはCharles Matlockの淡々としたポエトリーを配したファンキーなハウスだが、渋いエレピやワウギターなどが終始うねって力強いグルーヴを生んでいる。大きく盛り上がる事も逆に落ち着く事もなく終始ミニマルな展開が続くので、DJ向けの機能性も高められているが、GUらしいオーガニックな作風は黒いハウスとしての匂いを発している。対してAnthony Nicholsonによる"Anthony Nicholson Sleazy Remix"は、爽やかで透明感のあるフュージョン的なシンセを導入しながらポエトリーにもダブ処理を施し、リズムはより砕けたビート感と生音の温かさを打ち出して、正にAnthonyらしい優美なフュージョン・ハウスの音楽性が前面に出た期待通りのリミックスだ。異色なのが奇才・Lil Louisによる"Lil Louis Dub"で、オリジナルに自らの"New Dance Beat"のサンプルを織り交ぜてしまったマッシュアップ的なリミックスを施しており、これはもうアイデア勝負でやったもん勝ちな内容だろう。三者三様、各々の持ち味を主張しながらそのどれもがパーティーを映えるような作風になっていて、充実した一枚になっている。




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| HOUSE10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Anthony Nicholson - Four (deepArtSounds:dAS 006CD)
Anthony Nicholson - Four
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Ron TrentとChez Damierはシカゴ・ハウスの中でもロマンス極まるディープな音楽性の方面の先駆者であるが、そこに連なるのが彼等と共に音楽活動を行っていたAnthony Nicholsonだろう。自身のClairaudienceを立ち上げてからはシカゴ・ハウスから羽ばたくように徐々に生音とライブ感を強めてフュージョンの要素を取り込み、ジャズやブラジル音楽も咀嚼しながらクロス・オーヴァーな音楽へと到達した。また近年は定期的にアルバムもリリースしており、クラブ向けの音楽制作だけではなくホーム・リスニングも意識して音楽家としての立ち位置を確立させている点に、好感を持つ事が出来るアーティストの一人となっている。本作は2014年の中頃にアナログでのみリリースされていたアルバムだが、その後反響の良さにめでたくCD化もされているとあって、その品質は折り紙付きだ。路線として今までのAnthonyから大きく外れる事はなく、ディープ・ハウスの中に流麗なピアノのコード展開やソロ演奏、清々しいコズミックなシンセ、呟くような官能的なボーカル、ハウスの4つ打ちからジャズやアフロの変則ビートまで披露し、実にライブ感覚に長けたフュージョン性の強いハウスが並んでいる。ハウスがベースである事は確かにそうなのだが、そこには単に機能的なダンス・ミュージック以上に多様な音楽的な要素や郷愁を帯びたアダルティーな味わいを伴っており、ダンス・ミュージック外からも評価されるべき心地良いグルーヴを発している。果ての見えない広大な青空へと溶け込んで行くようなロマンティシズム、年を経て熟成された控えめな官能を、これ程までに爽やかに清楚に聞かせるアーティストはそう多くはいないだろう。Anthonyというアーティスト性が確立されたこの音楽は確かに新しさは皆無なものの、だからこそ時代に左右されない普遍的な質を伴っており、ディープ・ハウス〜フュージョン好きには愛すべき魅力が伝わってくるに違いない。



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| HOUSE10 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Lil' Louis - Fable ( Gramaphone Records:GRAMAPHONE 001)
Lil Louis - Fable

2004年に一度は音楽業界から身を引いたシカゴ出身の孤高のアーティスト・Lil Louis。今も尚多くのハウスリスナーから愛される名曲群を生み出した実力が衰える事なく引退をし、正に伝説となるのかと思いきや…やはり音楽を愛する本能は抑えられなかったのか2009年には何事も無かったかのように復活を果たし、日本にも復活ツアーに来ていたのは記憶に新しい事でしょう。本作はそのツアーのパーティーで配布、または販売されていたニューアルバム"Two Sides to Every Story"からのシングルカットとなるEPですが、リミキサーにはGlenn Underground、Anthony Nicholson、Frankie Knucklesら完全にシカゴ・ハウスの重鎮達が起用された豪華な内容となっています。Lilによるオリジナルはざっくりエッジの効いたハイハットや跳ねるバスドラによるグルーヴ感は抜群だし、セクシーながらも上品なストリングス使いや滴り落ちる哀愁に満ちたピアノが最高にメロウで、そしてハスキーな歌が力強く広がる直球NYハウスとでも言うべきソウルフルなハウスとなっています。そしてリミキサー3人のリミックスも、それぞれの個性が表現されていて聴き応えは十分。Glennによる生っぽい湿り気を出してジャジーに渋く仕上げたハウス、Anthonyらしくバウンス感がかなり強くアンビエントな空気も取り込んだ爽やかなディープ・ハウス、Knucklesによる幸せに満ちたフロアの情景を呼び起こすピークタイム仕様に豪華に装飾された輝かしいハウスと、どのリミックスも各々の味を持ちつつ見事にハウスと言う音を鳴らし切っているのが感じられます。アメリカ産のハウスも良い物は良い、そう思える痛快な良作ですね。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Brett Dancer - Euphonic Moods EP (TMR Essentials:TMRE-001)
Brett Dancer - Euphonic Moods EP

Theo Parrish、Larry Heard、Alton Miller、Anthony Nicholson、Chez Damierと言った伝説的な才人の作品をリリースし、NY発ながらもシカゴやデトロイトのアンダーグラウンドなハウスのバックアップをし続ける名門レーベル・Track Mode。そのレーベルを主宰するのが自らアーティストとしても活躍しているBrett Dancerで、この度サブレーベルとしてTMR Essentialsを始動させてその第一弾として自身の作品をリリースさせました。派手な作風でもなくアルバムのリリースもなく今までに地味な活動を続きてきたBrettではありますが、多くの名作をリリースさせたそのセンスは自身の普遍的なハウストラックを制作する事にも影響しているのだろうか、このEPに於いても普遍的とも言えるディープ・ハウスを披露しています。"V2"の薄く消え行きそうに延びるアンビエントなパッドの幻想感、しんみりと心を温めるシンセのリフに重くない軽快かつ単純な4つ打ちのリズムから成るハウスに、激しく心揺さぶる熱狂はないものの一歩下がって冷静に見つめたような控えめな叙情感の表現はベテランらしい侘び寂びを感じられます。また"Space"や"The Lost"にしてもやらためったらと感情を剥き出しにする事なく、ウォーミーな柔らかいシンセ使いを基調に安定感のあるハウスのグルーヴをクールに流しているだけなのに、アダルティーな優雅さ演出する聞かせ方に彼のハウスに対する求道的な姿勢が伺えます。こんなに素晴らしい作品を手掛けているのに、アルバムをリリースしないのがもったいない位ですね。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Anthony Nicholson - Year Of The Rebel (Circular Motion Recordings:CMAL002)
Anthony Nicholson - Year Of The Rebel
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近年隆盛を誇っているように感じられるシカゴ・ハウスの中でも、特にエモーショナルな旋律を聴かせる存在としてRon TrentやChez Damierに継ぐ存在であるAnthony Nicholson。元々彼等3人は蜜月の関係でもあっただけに各々が影響し合いディープでロマンス溢れるハウスを展開していたものの、その中でも早くから生楽器主体のクロスオーヴァー/フュージョンの方向性に向かっていたのがAnthonyだろう。その過程でJoe ClaussellのSacred Rhythm MusicやNeedsとの邂逅も経てより生演奏を主体とした音楽性に近付き、そして前作から一年半の短いスパンでリリースされた新作はハウスと言うよりはフュージョンと言う言葉が相応しいアルバムになっている。前作同様に哀愁の歌物トラックはしっかり入っているものの、それ以上にプログラミンでの制作が減りドラムやパーカション、キーボードやギターを全面的に取り入れ、単なるDJツールと言う枠を越えた豊かな色彩を見せる音楽になっている。これをシカゴ・ハウスと呼ぶべきなのか…そんな事はどうでも良い事で、滴り落ちるようなピアノの旋律に心はときめき、波打つドラムやパーカッションのグルーヴには胸が高鳴り、そしてセクシーで甘い声にはうっとりするだろう。意識的にクラブミュージック外に評価される作風を打ち出しながらも、しかし従来のファンも突き放す事はしない音楽性で、本当に上手く円熟味を増しているアーティストだろう。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Windimoto - Beauty Within : Sinister Beauty Re-Imagined (Windimoto:WMM-CD002-1010)
Windimoto - Beauty Within
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シカゴで育ったSean Harleyとデトロイトで育ったScorpezeが結成したユニット・Windimoto。本作はそんな彼等が2009年にデジタル配信でリリースしたアルバム"Sinister Beauty"を、Glenn UndergroundやAnthony Nicholson、Latin Soul Brothas、そして自身らで再構築し直したリミックスアルバム。Windimoto自体を知らなくても参加してるリミキサーを見れば、そりゃ食指が動くってものでしょう。内容は期待通りでAnthony NicholsonやRon Trentら周辺にも通じる郷愁感と爽やかさを伴うメロウなディープハウス中心で、その中にもラテンな陽気やフュージョンのポップさもあり、お世辞抜きで上質なリミックスが多数収録されております。パーカッションの跳ね具合や程良いリズムのファットな加減はダンスフロアで間違いなく機能するであろうし、憂いを帯びたセンチメンタルなメロディーやセクシーな女性ボーカルはじっくり聴き込んでも楽しめる事でしょう。と良く出来たアルバムだなと思いつつ、過去の偉大なるアーティストの影を追いながら、まだ自身のオリジナリティーは確率出来ていないと言う思いも。優等生的に上手く纏めてあるのが良く言えば安定しているし、悪く言えば個性の埋没となっております。まあそれでもシカゴ系のディープハウスが好きな人にとっては、十分に聴き応えのある一枚でしょう。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/02/06 (SAT)
HORIZON presents HOUSE LEGEND SPECIAL "Going Back To Our Roots" @ UNIT
DJ : Alfredo, Terry Farley

Erection "the music makes me sick." @ SALOON
DJ : Takeshi Kubota, DJ Yogurt
LIVE : LUVRAW & BTB + Mr MELODY

2010/02/06 (SAT)
World Spin 1st Anniversary @ LA FABRIQUE
DJ : Anthony Nicholson, DJ Stock, DJ Taca a.k.a. Rencom

2010/02/10 (WED)
KEN ISHII「KI15-The Episode」Release Party @ Air
DJ : Ken Ishii, Wall Five a.k.a Heigo Tani, Moodman, i-dep, Loud One

2010/02/10 (WED)
HUMAN "World Connection feat. LIL' LOUIS" @ Microcosmos
DJ : Lil' Louis

2010/02/13 (SAT)
World Connection @ Air
DJ : Lil' Louis

2010/02/18 (THU)
Rhythm of Life @ Eleven
DJ : Francois K.


2010/02/20 (SAT)
World Connection @ Air
DJ : kerri Chandler

2010/02/27 (SAT)
2010 : An Inner Space Odyssey @ Microcosmos
DJ : Ian O'Brien, Takamori K., KOJIRO a.k.a. MELT

2010/02/27 (SAT) @ Eleven
DJ : Ken Ishii, Loud One
Live : Los Hermanos/Ican, Jebski


リルルイスは前回Airに行った時は激混みで苦しかったので、今回は穴場のMicrocosmosの方へ行く予定。久しぶりのAnthony NicholsonはErectionと被ってしまった…。Erectionでまったり飲んで遊ぶかな。最終週はタカモリさんとイアンオブライエンのデトロイトナイト。そして元イエローの場所に、ELEVENが遂にオープン。やっぱりオープニングはFK、有休使ってでも行くよ。

2/3追加
デトロイトからLos Hermanos/Ican、日本からケンイシイ、ラウドワン、ジェブスキがElevenに襲撃。Eleven本気出し過ぎ。
| UPCOMING EVENT | 10:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Anthony Nicholson - Destination (Circular Motion Recordings:CMAL001)
Anthony Nicholson - Destination
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シカゴハウスの遅咲きの天才・Anthony Nicholson。90年代前半、Chez Damierと袂を別ったRon Trentの新たなる相棒となった後、自身のClairaudienceを立ち上げシカゴハウスを飛び越えたクロスオーヴァーな音楽性を打ち出し、更にはJoe ClaussellのSacred Rhythm Musicからも作品をリリースするなど世界標準のハウスを作り続けている人達の一人。作品毎にエレクトロニックなリフが印象的なテックハウス、アフロなパーカッションが爽快なアフロハウス、ジャジーで情感を誘うフュージョンハウス、そして優雅で耽美なディープハウスまで色々と手掛けておりますが、どの作品にも共通するのはやはりエモーショナルで人間味がある事。この人、マルチな才能を発揮してかキーボードやベース、ドラムなどは自分で演奏するし、勿論プログラミングで打ち込みもやって、更には甘い歌声で歌まで披露するなど多くを自分で手掛けている為、ライブ感・温かさの感じられる音楽性が打ち出せるのかなと思う。新作もやはりシカゴハウスの影響はほぼ抜けきったアーバンなセンスたっぷりのディープハウスやフュージョンハウスが満載。ゆっくりと羽を広げ舞い上がる様にリラックスした空気感と、そして胸を鷲掴みにする切なくて哀愁漂う旋律はもう彼の十八番と言った感じで、ダンスミュージックと言う視点以外からでも十分に聴ける内容でしょう。

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| HOUSE5 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
16 Years Of Prescription Dubplates And Poetry Volume 1 (Prescription Records:PRCD003)
16 Years Of Prescription Dubplates And Poetry Volume 1
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悠久の時を経てシカゴディープハウスの伝説・Prescriptionが現代に戻ってきた。そう、Prescriptionと言えば90年代初頭にRon TrentとChez Damierが主宰し、大地を揺るがすダビーなパーカッション、そして幻想的で空間の広がりを感じさせるシンセなどを駆使し、とてつもなくディープでアフロなハウスを量産してきたシカゴハウスシーンの中でも屈指の才能を見せつけたレーベルであります。フロアでの聴き応えもありながら一曲としての完成度は高く、リスニングとしての価値が高いながらもアンダーグラウンドな活動故かレコード中心の活動で入手は困難だったところ、目出度くレーベルコンピのリリースとなりました。元々が入手困難な楽曲な上に、更には未発表曲なども加えた豪華仕様なのだから悪い訳があるまい。RonとChezの美的センスが結実した深淵なる"Morning Factory"、ジャジーハウスを得意とするAnthony Nicholsonと生み出した土着臭たっぷりな壮大なアフロディープハウス"Soul Samba Express"、ピアノの旋律が優雅な叙情を奏でるジャジーハウス"Foot Therapy"など、シカゴハウスの中でもそのエレガンスさとアフロな感覚はトップクラスで、16年の時を経た今も尚その輝きは失われるどころかより強くなっているとさえ感じさせます。そして近年活動が活発になりつつあるChez Damierはヨーロッパのモダンハウスともリンクしていき、Ron TrentはPrescriptionを再始動させており、両者ともまだまだ今後が楽しみな存在です。

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| HOUSE5 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ron Trent / Jerome Sydenham - Need 2 Soul Vol.1 (Need 2 Soul:N2SCD001)
Ron Trent / Jerome Sydenham-Need 2 Soul
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2005年に設立されたロンドンを拠点とし良質なハウスをリリースするNeed 2 Soul。今までにRon Trent、Anthony Nicholson、Glenn Undergroundらが作品をリリースしているので、今後も楽しみです(新鮮味はないんだけどねー)。そんなレーベルからレーベル名を冠したMIXCDが発売されていまして、ミックスを手掛けるのはシカゴ〜ディープハウスの重鎮・Ron Trentと、最近更にテクノ化している元スピリチュアル系のJerome Sydenham。どちらも良質なトラックを量産する傍ら、DJとしても世界を駆け回っていてその実力に嘘偽りはございません。

まずはRonサイドですが、彼が手掛けてきたMIXCDの中では本作は割りとオーソドックスなディープハウスが中心です。彼の音ってアフロなパーカッションの効いたハウスの中にも、どこか幻想的でアンビエンスな音が漂っていて浮遊感があるんですよね。またキックもドンシャリで重く響いてきて踊れるし、哀愁の滲むメロディーに溺れたりも出来るし、フロア・ホーム両対応な音楽性だと思います。滅茶苦茶アッパーに上げる事もなくあくまで空気に溶け込む様な聞かせ方が、ベテランらしい余裕があって上手いなと。ちなみに自身の曲を4曲も回しているんだけど、やっぱり自分の曲に自信があるんでしょうね。

対してJeromeですがこちらはやはりテクノトラックも使用して、エレクトロニックな音が強めです。プログレッシヴ系やテックハウス、ディープ目の音もあり深みにはまる様なプレイで、シンセの音が気持ち良いですね。でも思ったよりはアッパーでなくて緩みを生かしたプレイで、フロアでのピーク時間帯と言うよりはその後の熱冷ましの時間帯って印象を受けますかね。どうせテクノ方面のトラック中心なら、もっと上げ上げでも良かったかなとも思ったり。

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| HOUSE4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
X.Panded Dimension.S - Oweyi (Sacred Rhythm Music:SRM249)
X.Panded Dimension.S-Oweyi
注文してたレコードが一気に送られてきたので、古いの新しいのを幾つか紹介しようと思います。今日はJoe ClaussellのSacred Rhythm Musicから初めて聞く名のアーティスト、実はRon TrentやNeedsらとも親交の深いシカゴ、ディープハウサーのAnthony Nicholsonによる変名。このレーベルからは二枚目となりまして、かなりの大作となる至高の一曲。最近のSacred Rhythmは妙に神妙でフロアを外れた曲も多いですが、Anthony Nicholsonは普段とそれ程変わらずに耽美なアフロ・フュージョンハウスを聴かせてくれます。風が爽やかに吹き込むポコポコの爽快なパーカッション、上品な佇まいを演出するピアノの旋律は、普段通りを言えばそうなんだけどやはりそこら辺の2級アーティストとは全く質が違います。12分にも及ぶ長尺な展開ながらも全くその長さを感じさせない心地良さ。B面はリズムのみを強調したバージョン等を収録。クラブで聴くも良し、お家でじっくりと耳を傾けるも良しの良質な一枚。

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| HOUSE4 | 17:20 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Jovonn - Spirit (Track Mode:TMCD1003)
Jovonn-Spirit
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90年代からアンダーグラウンドなハウス方面で活躍しているJovonnが、今の所唯一残しているアルバムが本作です。リリースはLarry Heard、Chez Damier、Anthony Nicholsonらを擁するTrack Modeからなので、当然本作もそのレーベルの趣旨に添ったソウルフルなディープハウスが繰り広げられています。この手のディープハウスの良さは派手に盛り上げるのではなくて、ソウルを心に秘めて渋みを効かせた落ち着きを感じさせる雰囲気がある所だと思います。歌物のトラックも必要以上に熱くなったりせずに、歌その物は主張せずにむしろ淡々と歌われる事によりトラック自体を際立てる作用さえ感じます。しかしあれですね、これってまんまLarry Heardじゃないかと思う位雰囲気が似ています。透明感のある音、暖かくメロウなメロディー、シンプルな構成とどこを取ってもまるでLarry節全開。どっちが先かと言う問題は置いておいて、クオリティーは高いですよ。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Next Level (Rhythmedia:RXCD-21005)
Next Level
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"Next Level"、正に(その当時の)次の段階へと進むべきスタイルを示したコンピレーションアルバム。ジャンル的に言えばハウスクリエーターと言われるアーティストが集まっているが、実際には通常のハウスを逸脱したクラブジャズやフュージョンなどを意識した楽曲が提供されています。参加アーティストはMODAJI、ANTHONY NICHOLSON、IAN O’BRIEN、FRANKIE VALENTINE、ALUMNA(JOE CLAUSSELL)で、生音とプログラミングを駆使しスピリチュアルで魂を震わす音楽を生み出す事で共通項が見出せる人選です。クラブに行く人は増えているのに実際にはクラブミュージックの売れ行きがそこまで延びない現状の中、輸入盤ではなく日本企画盤としてこうゆうクラブミュージックコンピレーションが出ていた事は非常に心強い事であります。EPを聴かない層やメジャーフィールドのクラブミュージックしか聴かない人に、こういったシーンの深部に居る秘めたるアーティストを集めたコンピで音を届けて欲しいですね。ではちょこっとずつですが、各アーティスト毎の曲紹介でも。MODAJIは西ロンシーンの人なので、当然細かいリズムを生かしたブロークンビーツを展開。渋さと甘さを持ち合わせ、かつ西洋的な上品さも兼ね備えています。FRANKIE VALENTINEは爽やかな風を吹き込むハウスを提供し、ANTHONY NICHOLSONはもやは職人芸となった都会的なフュージョンハウスを聴かせてくれます。JOE CLAUSSELLはお決まりの太鼓の響きが心地良いパーカッシブで、生暖かく人間味のあるスピリチュアルハウスを。そして白眉はIAN O'BRIENで、複雑なブロークンビーツとうねりのあるファンキーなベース、そしてコズミックなシンセを加えた曲は、ハイテックファンクを呼ぶに相応しい名曲です。多分全曲このアルバム用に新録されたはずなので、アーティストの気合いの入れようも半端じゃないですよ。こんだけの面子を集めた企画者は、よく音楽と言う物を分かっているねー、敬服致しました。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ron Trent - Coast2Coast (NRK Sound Division:NRKCD028)
Ron Trent-Coast2Coast
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シカゴディープハウスの天才・Ron Trentの新しいMIXCDは、NRKの"Coast2Coast"の第3弾として登場です。素晴らしい作品を量産しまくるアーティストである事はハウス好きの方は周知でしょうが、最近の傾向としてはフュージョン節に傾倒したハウスが多いかなと思います。ファンキーなシカゴハウス時代からアンビエントなディープハウスと来て、更にまた変化を遂げるとは懐の深いアーティストだなと常々感嘆します。僕は彼の作品はEPも収集する位彼の音楽にぞっこんなので評価もかなり甘めになってしまうのですが、そう言った事を考慮しても本作は外せないMIXCDとなっております。

まず幕開けにはピアノが前面にフューチャーされた"I'm In Love"。ソウルフルなボーカルと情緒のあるピアノの絡みが美しいですね。そして2曲目"The Shore"、3曲目"What Makes The World Go Round"は生音を強調したパーカッシブなハウスで、爽やかな風が舞い込んできます。そして4曲目でRon自身の傑作"Love To The World"が投入されます。開放的でコズミックなシンセサウンドが気持ち良く、これこそ現在のRon Trentのサウンドだと思います。6曲目"Sunshine (Ron Trent Mix)"では硬めのキックが聞こえるかつてのRon Trentらしいディープハウス。しかし8曲目"Flor Del Mar (Trinadian Deep Remix)"、9曲目"Starchild"ではまたもやフュージョンハウス全開で、広大な空に心が飛ばされてしまいそうです。そこからラストまではしっとりとムードのあるハウスで繋いで、落ち着いた旅の終焉を迎えます。渋さも甘さも深さも軽やかさも全てを兼ね備え、酸いも甘いも知り尽くした大人のプレイと言えるのでは。毎回質が高いので今更驚く事もないんですが、個人的には今後も安心して作品を買えるアーティストだと思います。ちなみに2枚目はMIXCDに収録されている曲が、ノンミックスで収録されています。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Anthony Nicholson - Dance Anthology (Peacefrog Records:PF089CD)
Anthony Nicholson-Dance Anthology
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本日部屋に散らかったレコードを整理していたら、大量のClairaudience RecordsのEPを目にしました。Clairaudienceと言えばシカゴハウスの秀才・Anthony Nicholsonが立ち上げた、コアな人気を誇るハウス/クロスオーバーなレーベルですよね(今は活動してなさそうだけど)。シカゴハウスって言ってもモロにファンクファンクってのではなく、Ron TrentやChez Damier、NEEDSらと交流があった様に陶酔系ディープハウスで煌びやかで哀愁漂うシンセが使われたりする曲が多いですね。その彼が何故かPeacefrogから一枚のアルバムをリリースしています。アルバムと言ってもEP2枚をコンパイルした物で、8曲収録ではありますが別バージョンが幾つか収録された物になっています。完全なオリジナルアルバムと言う訳じゃないですけど、その質は絶対保証致します。特に黄昏時の侘びしさを感じさせる切ないメロディー、彼の作品には絶対にかかせない物です。微かな甘さと胸を打つ郷愁が混ざり合い、高揚ではなく夜のしっとり感を演出します。リズムはストレートな4つ打ちからパーカッシブな民族系、またはラテン系まで幅広く、重くはないが芯がしっかりとあり突き抜ける爽やかさがナイスです。音の空間処理が上手く、果ての無い広がりを感じさせ気持ち良いですね。Ron TrentにしろNEEDSにしろ、このAnthony Nicholsonにしろ、分かり易いハウスながらも安っぽさが皆無で、ハウスアーティストとして超一級の才能を感じます。ここら辺のアーティストは大好きなんで、プッシュしまくりな私でありました。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
USG Presents African Blues - Color in Rhythm Stimulate Mind Freedom (Distance:Di1132)
USG Presents African Blues Color in Rhythm Stimulate Mind Freedom
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今や押しも押されぬシカゴ出身のディープハウサー・Ron Trentの一大絵巻、USG(Urban Sound Gallery)プロジェクト。最初に言ってしまうと、本当に素晴らしい大傑作です。しかしこの作品が出るまでには相当の苦労もあったようです。元々は盟友Chez DamierとRonが一緒に伝説的なレーベル・Prescriptionのサイドプロジェクトとして創立されたUSGですが、二人は途中で仲違いしプロジェクトは挫折。しかしその後一人残ったRonは、シカゴの若き天才・Anthony Nicholsonとパートナーを組み、新たなるレーベル・Clairaudienceを設立しUSGプロジェクトを再起動させる事になりました。そして早すぎた傑作「Ncameu」(アルバム未収録)や「Word Sound Power」、「Coconut Jam」をリリースするもまたもやここでパートナーは仲違いし、プロジェクトは挫折。しかし一人残ったRonは諦めることなく、アフリカンブルースと言うコンセプトを前面に打ち出したトラック制作に打ち込む事になったのです。そうして作り上げられたこのアルバムは結果的にRon、Anthonyのソロ作、そして二人の共作が収録された素晴らしいアルバムとなりました。ハウスを聴いている人ならばそれだけで分かるでしょう、どれだけこのアルバムが凄そうかって事が。Ronのリズミカルなアフリカンパーカッションが躍動し、Anthonyのミニマルなシカゴトラックは疾走感があり、そして二人の深く広大で美しい世界が目の前に広がります。大地の鼓動系のトラックに小洒落た控えめの綺麗なシンセ音が華を添えて、アンビエント的な浮遊感も生み出しうっとりしてしまいます。EP主流のシーンにおいてアルバムと言うフォーマットでこれだけの質の高いトラックを揃えたアルバムは多いとは言えず、ハウスを聴くならばこれは絶対に聴くべきだと断言します。近年のRonやAnthonyの音の傾向は、ここから始まっている様な気がしますね。

2月25日Ron TrentがYellowに来日します。

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| HOUSE2 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ron Trent - Abstract Afro Journey (King Street Sounds:KCD-238)
Ron Trent-Abstract Afro Journey
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実は昨日Ron Trentが来日していました。以前Yellowでそのプレイを体験し、深い世界観とアフロトライバルな音に陶酔しておりました。そんなクラブでのプレイをこのMIXCDでも聴く事が出来ます。今までKing Street Soundsは「Abstract Afro Lounge」「Abstract Laten Lounge」「Abstract Jazz Lounge」と言ったコンピレーションアルバムを送り出していましたが、遂に今作ではクラブプレイをそのままCD化する事になったのです。RonのMIXCDは今までどれも外した事が無くどれも素晴らしいのですが、今作はその中で一番トライバル感が強いと思います。彼のプレイから打ち鳴らされるパーカッションは野性味溢れる躍動感があり、都会から遠く離れた神秘の森が目の前に広がってきます。そしてそこに古くから住む先住民が夜な夜なお祭りをしているような熱狂、興奮が伝わって来る様です。このどっしりと重く大地に根ざしたリズムは、都会の人間が忘れた人間の本能を呼び起こす物です。またリズム中心な選曲に思われがちかもしれないが、Ronはアトモスフェリックなプレイも得意とし、スピリチュアルでアンビエンスなメロディーも入ってくるのでうっとりと気持ち良くなれます。まるで母なる大地と無限の空を行き来する様なグレイトジャーニー。あぁ、これこそ「Abstract Afro Journey」なる由来だったのかと聴き終わった後には、安堵の気持ちが呼び起こされます。ディープかつアフロトライバルなMIXCDでは、真っ先にお勧め出来る一枚でした。

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Anthony Nicholson - Necessary Phases (Track Mode:TMCD1005)
Anthony Nicholson-Necessary Phases
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いつも思うのだがなんで日本では「Body & Soul」だけあんなに人気あるのだろう?おかしくねぇ?おかしいっしょ!Ron TrentとかAnthony NicholsonとかChez Damierだっているじゃん?彼らはシカゴハウスの面で語られるべき人だけど、ハウスの成長の一端を担ったのは絶対彼らだと思うのだけど。曲作りに関しては彼らは超一流だよ。やっぱ知名度のせいか?ディープさでいったらまじでハンパじゃないんだけどね。元々はRon TrentとChez Damierが伝説的なディープハウスレーベル、Prescriptionを設立。その後袂を分かれたRon TrentがAnthony Nicholsonと手を組みアーバンなジャジーハウスレーベル、Clairaudienceを設立。まあそれも結局分解してしまうのだが、Anthony Nicholsonは一人でレーベルを存続し、今ではNEEDSやRon Trentとも仲良くやっているようだ。超早熟なRon Trentと比べるとAnthony Nicholsonは徐々に頭角を現していった様だが、最近の作品の質は言わずもがなって感じ。Ron Trentと組んでUSG名義で出したアルバム「Color In Rhythm Stimulate Mind Freedom 」(ハウス好きは必聴!)は深く、そして余りにも美しいハウス〜アンビエントな世界観を演出していたが、最近は生楽器での演奏を重視してハウスと言うフォームに拘らない作品を出しています。そして最新作がまたまた超優良レーベルTrack Modeから発表されました。最近はNEEDSとの交流もあるせいか、やはり生音指向になっています。ディープさは少なくなり、もっと広大で開放された爽快感が漂っています。リズミカルで爽やかなパーカッション、小綺麗なローズピアノの音、トラックに大人の渋みを付け加えるギターなどバンドで楽しく演奏している姿が浮かんできます。もはやディープハウスだけで語られるべき存在では無いのかもしれない。もっともっと羽ばたいて、これからも素晴らしい作品を作り続くけてくれるに違いない。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ron Trent - Musical Reflections (R2 Records:R2CD003)
Ron Trent-Musical Reflections
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シカゴハウスものが続いてるので、ここで一丁僕の大好きなアーティストRon TrentのMIXCDを紹介します。どれ位好きかと言うと、今でも彼の古いEPを見つけたら即買いする位好きです。ターンテーブルは無くレコードプレーヤーがあるだけなので、1枚1枚をただ聴く為だけにEPを買ってしまいます。元々は彼の名曲、Altered StatesのCarl Craig Mixで知る機会があって、それから彼のEPを集める様になりました。早熟であり早々と才能を開花させ、Chez Damierとコンビを組んでKMSから作品を出し、また伝説的なディープハウスレーベル:Prescriptionを設立(この時代のEPが喉から手が出る程欲しい僕です)。その後はフュージョンハウスの雄:Anthony Nicholsonと手を組み、ディープハウスのみならずアフロやジャズへの傾向を示し、より多様で深い音楽性を獲得し今に至っています。

シカゴハウスと言いつつも、彼の道はシカゴハウスがメインと言う訳でもないな…。ま、それはお許しを。MIXCDは今までに5枚位出していて、特に今回紹介するのは激マッシブプッシュ!今までの彼の旅路の総決算とも言えるMIXをしていると僕は思っています。ほんとイイ!口で言っても伝わらないだろうけど、イイ!トラックリスト見ても結構地味だと思うでしょ?はい、地味です。いや、地味じゃない。展開もあるし、なんて言うかソウルに満ちあふれた曲ばかり。テンポものんびりだし、地面をずぶずぶ這いずる様な重さと言うのはTheo Parrishを思い浮かべるんだけど、Theoに比べてRonの人気って…。まあ、それはしょうがない。出だしからジャジーでとにかくビートダウン、3曲目で既にハイライトのAnother Night!とにかく温かい、Ronのプレイは彼の温かさを感じる事が出来る!その後も普通のハウスは殆どなくて、ジャジーハウスって感じのが続くの。中盤はビート強めのNeedsなどで盛り上げたりして、終盤はアフロハウスやディープハウスでダンサンブルに飛ばしてくれる!彼が今まで取り組んできた事が、全て凝縮されこのMIXCDに詰まってるみたいじゃないか。Theo Parrishが好きならRon Trentも絶対好きなはずなんだろうけど、日本での人気の差には悔しいものがあるよ…。だからディープハウス好きな人は勿論、Theo Parrishが好きな人にも聴いてみて欲しいっす(泣)

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| HOUSE1 | 21:10 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Needs - (Not Wants) The Black Edition (Inpartmaint:NBIP-5020)
Needs-(Not Wants) The Black Edition
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去年コンピレーションアルバムを出したNeedsが、その第2弾を発表しました。もちろん全て既出の曲だけどEPのみの曲だし、かのAnthony NicholsonのレーベルClearaudienceからの曲やBoobjazz名義での曲、そして超限定EP「Lost Tracks Vol.1」からの「Piano Groove」まで収録した事には、本当に嬉しい事です。トラック毎の説明はコッチを読んでくれた方が早いです。現在多くの有名なDJがNeedsのレコードをプレイしているが、もうこれはNeedsがハウス界において、避けては通る事の出来ないレベルにまで達している事の証明でしょう。Needsのトラックはどこをとっても隙がない、完璧なのです。ドスの効いて締まった低音に、哀愁漂うギターソロ、流麗なピアノの調べ、パッション弾けるパーカッション等が緻密に練り上げられ、美しくも深くそして壮大な展開を創り上げます。フュージョン、テクノ、ジャズ等を上手い具合に融合させエモーショナルなディープハウスを生み出します、それがNeeds。デビューした当初から既に現在と同様にハイクオリティーでその質を落とさずトラックを作り続ける、完璧なプロダクションチームによる完璧なトラック。今現在最も安心して薦められるハウスアーティストがNeeds、もはやCLASSIC。

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| HOUSE1 | 19:00 | comments(1) | trackbacks(2) | |
A Clairaudience Compilation - Songs Inspired By Life + Movement (Music Mine:IDCZ-1001)
A Clairaudience Compilation-Songs Inspired By Life + Movement
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NEEDS布教活動第2弾。このアルバムはAnthony Nicholson率いるClairaudienceのコンピレーションです。Anthony NicholsonはかつてRon Trentと組み、アフロテイスト溢れるどディープなハウスを作り上げた。その後Clairaudienceを立ち上げ、生楽器重視のジャズ、アフロ、ソウルを融合させたクロスオーバー的ハウスな作品を発表している。このアルバムで注目はなんと言っても、NEEDS - Flyingだろう。青天の中、どこまでも突き抜けるかの如く爽やかなフュージョンハウス。NEEDS節炸裂な傑作です。それに呼応するかの様に、アルバムの半数を占めるAnthonyの作品(Descendents、Space 7、Afterglow Suite、Kwame名義)もアンビエント、フュージョン、ソウル、ジャズ等各幅広い音楽性を持っていち早くシカゴハウスの束縛から逃れた作品を作っている。最近クロスオーバーなんて言葉を良く見かけるけど、本当にそれを体現しているのはアーティストは少ないと思います。AnthonyはLegacy名義でNEEDS MUSICから「Sexy Love Song」と言うEPを出していますが、小鳥のさえずるような甘いボーカルにジャジーなトラックが絡むこの曲も素晴らしいですよ。最近Clairaudienceの活動がどうなっているのかは謎ですが、要注目です。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 17:15 | comments(0) | trackbacks(1) | |
V.A. - House Things Vol.5 (Flower Records:FLRC-022)
House Things Vol.5
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NEEDSのパーティーでNEEDSの知名度が意外と低い事が分かったので、NEEDS布教活動を始めるとする。今回は第1弾。このコンピはFlower Recordsの高宮永徹がレコードでしか聴けないような旬な曲や、ハウスクラシック、未発表音源等をまとめた物である。クリーエーターの作家性に敬意を示し敢えてMIXは行っていないとの事です。と言うだけあって良い曲揃いです。3曲目のTouch Oneと言うのがNEEDSのLarsとAnthony Nicholsonとの共作で、普段のNEEDSとは多少違った雰囲気。ヴォコーダーのボイスにちょっと緩めのビートでほんわかした雰囲気です。郷愁を感じさせますね。4曲目のWalter JonesのMaurice Fulton Remixはハウスと言うのか苦言するが、奇天烈で変態な音を出しています。現在「MU」と言う日本人女性とのユニットで一躍名を挙げているらしいです。8曲目のKerri Chandler - Atmospheric BeatsはLarsも先日回していた曲のリメイクですが、これはほんと素晴らしい。ヘヴィーボトムなリズムにトランペットが高らかに鳴り響くクラシック中のクラシック!5-7曲目は浮遊感たっぷりのテックハウスで、夢見心地で気持ちの良い曲です。粒ぞろい、いや良い曲揃いなので普段EPを買わないハウスファンにとっては、自信を持ってお薦め出来る一枚です。

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| HOUSE1 | 19:26 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Needs - Needs (Not Wants) (Needs Music:NECD01)
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ドイツからこんなにもエモーショナルでハイクオリティーなディープハウスが生まれるとは誰が思っていただろうか。レーベル名かつユニット名である3人組のディープハウスユニットNEEDS。ドイツと言えばテクノというイメージだったのだが、このアーティストはテクノの影響も感じつつ、本家アメリカのハウスシーンで通用するような良質な作品を出し続けている。このアルバムはコンピレーションであるが、彼らの名曲がぎっしり詰まり単なるコンピとは思えない出来である。全体的にジャズやテクノの影響も受けつつパーカッションの使い方が上手く、深くもあり洗練された音使いが特徴だ。時にはフュージョンハウスっぽい曲もあるが、どの曲も共通してソウルフルで温かみがある。捨て曲はないが、ルイベガも絶賛した大傑作Passion Dance Orchestra-Worlds(Theme)は必聴!壮大な展開で宇宙の果てまで飛ばしてくれるでしょう。Ron TrentやAnthony Nicholson、Body & Soul好きな人は是非とも。

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| HOUSE1 | 22:00 | comments(4) | trackbacks(4) | |