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MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog]
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog] (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
名作MEZZANINEリリース時に予定されていたマッド・プロフェッサーによるダブ・バージョンが、今になりリリース。こちらはアナログ盤。
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FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
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Nightmares On Wax - Back To Mine (Back To Mine:BTMCD001)
Nightmares On Wax - Back To Mine
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普段は真夜中の熱狂的なパーティーでダンスさせる事を目的としてDJが、しかし逆にそんな喧騒から離れてパーソナル性の強いリラクシンな選曲を行う事をコンセプトにした『Back To Mine』シリーズは、1999年から開始して遂に20周年を迎えている。そんなアニバーサリーの作品のセレクターとして選ばれたのはGeorge Evelyn率いるNightmares On Wax。常に革新的であり続けるWarp RecordsというレーベルにおいてAutechreと並ぶ最古参の一人であるが、AutechreがWarpという音楽性を象徴するように常に変革と進化を繰り返すユニットなのに対し、このNightmares On Waxはスローライフを地で行く仙人か。この『Back To Mine』に対しても敢えてリスニング系を…というプレイではなく普段通りの選曲がそのままはまってしまう存在で、デビューから一貫してレゲエやダブの要素も兼ねるダウンテンポを軸にした音楽性だからこそ、このシリーズのアニバーサリーに抜擢されたのも納得だ。勿論変革の少ないアーティストだからといって懐古的な音楽性という事でもなく、ダウンテンポを徹底して追求しながらもここ数年にリリースされた作品を中心にミックスしており、最新の音楽の中から彼の包容力とメロウネスに叶う選曲によってNightmares On Waxの世界観を作り上げている。アルバムはUKマンチェスターの若手デュオであるChildren Of Zeusによるねっとりしたヒップ・ホップのビートとニューソウル風なメロウな歌による"Fear Of A Flat Planet"で始まり、Ladi6によるざっくりリズミカルなヒップ・ホップのトラックに甘く誘うような歌にしっとりするソウルフルな"Ikarus"、Creative Principleの優美なシンセ使いでジャジーな感もあるリズムで魅了する"Caught In The Middle"と、序盤は想定通りで正にこれぞダウンテンポという流れ。Bosqのアフロ/ラテンの感覚もあるディスコ・サウンドな"Step Into Midnight"からややグルーヴは強くなり、エレクトロニックなディスコトラックに妖艶な歌によって官能性を増すDim Zachの"Innocence"、アシッド・ベースが現れながらもメロウなジャズ・コードや優雅なストリングスがエモーショナル性を発揮するChieftainの"Out Of My Life"など、ここら辺の流れは上げ過ぎる事ないながらも明確に4つ打ちのダンスの時間。そしてSoulphictionの繊細なエレピとスモーキーな響きから黒さ溢れるディープ・ハウス"Gotta Have It"、力強いキックを刻みながら美しいコード展開や華々しいシンセに彩られるメロウネス全開の"Russia (Nightmares On Wax Remix)"と、終盤は完全にハウス・ミュージックに満たされる。余りにも素直で分かり易い展開に対し驚きを感じる事は全くないが、そもそもリラックスする事が前提なMIXCDシリーズであり、そのNightmares On Waxの音楽性自体がメロウでソウルフルなダウンテンポなのだから、これ以外の正解は無い位に的確にコンセプトに沿った作品になっている。ダウンテンポ好きにとっては長年愛すべき音楽になるのは当然として、落ち着けるBGMが欲しい人にとっても幅広く訴求する選曲で、期待通りのNightmares On Wax節で素晴らしい。なお、CDでは2枚組とミックスされていないディスクも収録されているので、DJにも便利な仕様になっている。



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| ETC4 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Daniel Avery - Song For Alpha (Phantasy Sound:PHLP09CD)
Daniel Avery - Song For Alpha
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2012年にデビューを果たしたUKのDaniel Averyはその当時にして大物DJからの絶賛の評価を獲得し、アンダーグラウンドな雰囲気を纏いながらも新世代のテクノアーティストを代表するような風格を持って、制作家としてもDJとしても一躍時の人になった印象がある。広義な表現ではテクノと呼ばれる音楽性ではあるが、4つ打ちのみにとらわれずブレイク・ビーツやアンビエントのスタイルにサイケデリックやドローンといった要素も含むその音楽は、フロア志向ながらも多彩な表情を見せる表現力のあるダンス・トラックとして機能する。そして比較的フロア寄りだった2013年のデビューアルバム『Drone Logic』から5年、随分と時間は経ってしまったが待望の2ndアルバムが到着したが、これを聞くとAveryはハイプではなく最早その才能は疑うべくもない事を確信した。本作でもダンス・トラックが無いわけではないが、しかし何と言っても90年代前半にWarp Recordsが提唱したArtificial Intelligenceの続編的な、例えばPolygon Window(Aphex Twin)やAutechreにB12やSpeedy J、そしてF.U.S.E.(Richiw Hawtin)のそのシリーズの音楽性 - レイヴから解放されるべく想像力を膨らませるような精神に作用するホームリスニング・ミュージック - があり、テクノが決して踊る為だけの音楽ではなく自由な音楽である事を指し示している。アルバムはインタールード的な扱いの"First Light"で始まるが、ここから既にビートの入らない霞んだ電子のドローンによるメランコリーなアンビエントで、続く"Stereo L"ではF.U.S.E.よろしくなTB-303のうねるアシッド・サウンドを用いながらも、それは毒々しいと言うよりは気の抜けたオプティミスティック感で煌々としており、やはり真夜中のクラブの雰囲気とは異なっている。"Projector"に至ってはそのざらついたアナログな響きのリズム感とぼんやりと夢幻の電子音響は、初期のメランコリーなAphex Twinを思わせる。再びインタールード"TBW17"で凍てついたノンビート・アンビエントを展開し、そこに続く"Sensation"や"Clear"では繊細な電子音響を展開したディープかつモダンなテクノによって機能的なグルーヴを刻んで、フロアとの接点も失わない。しかしやはりアルバムの肝はAI的なイマジネーション溢れる感覚であり、前述のダンストラックに挟まれた"Citizen // Nowhere"の歪で破壊的なリズムが打ち付けながらも夢想のアンビエントなメロディーに包まれるこの曲は正にAIテクノらしい。勿論、先行EPの一つである"Diminuendo"のように痺れる電子音が空間を浮遊しながら粗いハイハットやミニマルなリズムに強迫的に闇に連れて行かれるテクノは、ただ90年代のノスタルジーに浸るだけのアルバムになる事を回避させている。そしてアルバムの後半、アシッドを用いつつも深いリヴァーブによって夢の中を彷徨うダウンテンポの"Slow Fade"や、何処でもないない何処かにいるような淡く霞んだドローンに覆われるアンビエント・ハウス的な"Quick Eternity"と、またしてもAphex Twinの残像が現れる。モダンとレトロ、肉体性と精神性、ダンスとリスニング、そんな相反する要素が自然と同居したアルバムは、インタビューによればクラブの枠を超える為と語っている。成る程、そのコンセプトは確かに達成されており、イマジネーションを刺激するようなアルバムは、これまで以上に表現力に磨きをかけた素晴らしい作品となった。



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| TECHNO14 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Space Dimension Controller - Orange Melamine (Ninja Tune:ZENCD231)
Space Dimension Controller - Orange Melamine
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音楽により壮大な宇宙旅行や近未来のSFの世界を展開するJack HamillことSpace Dimension Controllerは、2009年のデビュー当時でさえ19歳であった近年稀に見る早熟のアーティストだ。しかしながらその音楽性は前述の趣向と共に、何処かノスタルジックな回帰志向さえもあり、2013年リリースの初のアルバムである『Welcome To Mikrosector-50』(過去レビュー)ではテクノ/エレクトロの中にPファンクやシンセ・ポップを盛り込んで、若い年齢にしては随分と過ぎ去りし時代への甘い夢に浸るような郷愁が込められていた。そこからの2年はSDC名義でよりフロア志向のテクノを打ち出した3部作をリリースし次のアルバムはその路線を踏襲するかと思っていたところ、意外や意外に3年ぶりのアルバムは何と奇抜な音楽性を発揮するNinja Tuneからとなり、その上Hamillが18歳であった2008年当時に制作された秘蔵音源集との事なのだ。今になって8年も前の音源がリリースされた経緯については謎なものの、確かに本作はまだロウで粗削りなビートと未完成的な部分さえ残す青々しいテクノが纏められている。基本的には規則正しい4つ打ちの曲はほぼなく、始まりとなる"Multicoloured Evolving Sky"からして既に金属が裂けたようなスネアの上に望郷の念が込められたような上モノが鳴っており、一昔前のIDMを思わせる作風も。そこに続く"The Bad People"は重苦しささえ漂うダークアンビエントな感があるが、やはりビートはひしゃげて刺激的なまでに暴れている。"Scollege Campus"では安っぽいボコーダー・ボイスも利用しシンセ・ポップの懐かしさを導き、"Gullfire"ではうねるチョッパーベースや熱量の高いシンセのメロディーを導入しPファンクのような躍動を生み、"Multipass"に至ってはAutechreのような支離滅裂な破壊的なビートに幻想的な上モノを用いた作風が正にIDMらしい。どれもこれも荒削りでドリルン・ベース的なリズム感と破壊的な電子音、そして淡い郷愁を放つシンセが懐かしさを誘い、90年代初期のAphex Twinを含むR&SやWarpからの影響が色濃く出たベッドールーム・テクノなのだ。肉体に突き刺さるような刺激的な音、それと対照的なメランコリーが共存し、若さ故の衝動が前面に出つつもHamillのSFワールドが見事に展開されている。



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| TECHNO12 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Lego Feet - SKA001CD (Skam:SKA001CD)
Lego Feet - SKA001CD
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IDMの先駆者であるAutechreがAutechreである前に、Lego FeetとしてSkamよりリリースしていたレア作品が復刻されました。Skamと言えばBolaを輩出しBoards Of Canadaを世に知らしめ、IDM流行の一端となりながらも匿名性の高さを守り続ける真にアンダーグラウンドなレーベルで、そんなレーベルの第一弾が実はLogo Feetだったとは運命的とさえ言えましょう。本作は市場では余りの稀少価値さ故に尋常ならぬ価格がついておりますが、音楽はそう言った価値で判断されるべきではない事を踏まえて評価すると、やはりAutechreはAutechreであって初めから才能の片鱗を伺わせておりました。時代が時代だけに正直やっている事は古臭いレイヴ調のブレイク・ビーツからヒップホップとアシッドハウスが不完全に融合したようなトラックまで、ごった煮なサウンドが目まぐるしく展開する内容です。元々はLPの両面に17曲として収録されていた物に追加曲を加えて4つのパートに再構築している様ですが、その影響もあって短いスパンで勢い良く変調して行くのを聴くのは大変愉快です。後の精密機械の如く細かく編み込まれたビートは聞こえてこないものの、何か新しい音楽を産み出そうとしていた予兆は感じられ、インテリジェンスな段階に入る前の試行錯誤をしていたであろうと言う印象を受けました。Autechreにもこんなに人間臭い時代があったのだと思うと何だか親近感を覚えるし、こう衝動に任せた様な荒削りなAutechreも今となっては逆に新鮮に感じられます。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Autechre - EPS 1991 - 2002 (Warp Records:WARPCD211)
Autechre -  EPS 1991 - 2002
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気付けば今年はAutechreの最初のリリースから20年目。多難の時代を耐え抜いてきたUKテクノの牙城・Warp Recordsの最初期からレーベル専属ユニットとして、レーベルと共に成長と進化を成し遂げたAutechre。インテリジェンステクノやアンビエントから始まり、ヒップホップやIDM、エレクトロニカと言った時代の流れも吸収しながら、何時の間にかロックリスナーまでをも虜にしてしまった稀代の才能。とは言いながらもアルバムも全部持っているのにそこまで聴き込んでいないのは、自分はやはり単純なビートで踊れるクラブミュージックが好きだからで、Autechreの音楽は取っ付きにくい印象を持っているから。しかし定期的にリリースされるアルバムとは別の意味を持つ、アルバムには収録されずに小さい世界の中であくなき実験と挑戦を敢行してきたEP群は、こうしてBOX集として聴くとアルバムよりもバラエティーに富んでおり面白みと言う点で優っている様に思われる。タイトル通り1991年から2002年までのEPをアルバムとしてまとめた5枚組と言うお腹の膨れるボリュームだが、目玉はWarp契約以前にリリースしたEPである"Cavity Job"。これだけ聴けば到底Autechreとは思えないアシッディーなレイヴサウンドで、流石に古臭い感じは否めないもののイケイケ感が逆に新鮮でもある。そして初期のハードでありながら荒廃した凍てつく音から、徐々にビートへの拘りを開花させ難解性を深めると共に無駄を削ぎ落としてシャープなIDMへと変容を遂げ、ヒップホップやドリルンベースの片鱗も聴かせつつAutechreにしか成し得ない音楽を形成していく。特筆すべきはアルバムよりも遥かにダンスミュージック的であり、その意味では彼等の歪なリズムなリズムを生かしたハードなライブに近い物を感じた。今思うとアルバムはリスニング向け、EPはフロア向けと分けて制作していたのかもしれないが、兎に角まあアルバムよりもアグレッシブで楽しめるのは間違いないだろう。そしてアートワークはあのThe Designers Republicが担当だ、正に記念的作品集となっている。

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| TECHNO8 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/12/11 root & branch presents UBIK @ Unit
今年Border Communityから初のアルバムをリリースしたLuke Abbottが去年に引き続き来日。去年はTaico ClubとWombにて二度もライブを行い、ビシバシと強烈な刺のあるリズムと幻惑的なサウンドを聴かせてくれましたが、今回は如何に。
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| EVENT REPORT3 | 15:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Apparat - DJ-Kicks (Studio !K7:!K7270CD)
Apparat - DJ-Kicks
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設立25周年と波に乗っているStudio !K7の名物MIXCDシリーズ最新作には、エレクトロニカを経由してテクノへと踏み込んできているApparatが参戦。このシリーズはテクノと言う枠を越えて幅広くジャンルを掬い上げているのですが、本作でもテクノだけでなくエレクトロニカやアブストラクト、ダブステップまでを匠なセンスによって纏め上げておりました。トラックリストを見てもワクワクする内容で、Carl CraigやRippertonのテクノにOvalやThom Yorkeらのエレクトロニカが絡み、更にはBurialやMartin、T++らダブスッテプまで挿入されてしまう。ポップでカラフルなエレクトロニカとダークで陰鬱なダブステップの自然な陰陽の切り替わりもさる事ながら、どこをとってもどんなジャンルであろうと、最初から最後までダンスなグルーヴを保ち続けるその選曲眼は類稀なるもの。単純でミニマルな4つ打ちで押していくのではなく、多用なリズムを用いて変幻自在な世界を生み出しつつ腰に来るグルーヴを保つのだからこれは凄い。いや、凄いと言う前に本当に独創性と遊び心に溢れた面白いミックスで、こんなプレイもあるんだなと新しい息吹を感じさせてくれました。

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| TECHNO8 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Autechre - Move Of Ten (Warp Records:WAP505CD)
Autechre - Move Of Ten
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3月にアルバム"Oversteps"(過去レビュー)をリリースしたばかりのAutechreが、半年と間を空けずにEPをリリース。アルバム製作時の後半でライブの準備を行う過程で出来上がったトラックが中心との話ですが、それも納得の内容。アルバムが静だとしたら本作は動。一聴して上物の音などは確かにアルバムと同じネタを使用していて冷たく無感情で世の末の様な退廃美を感じさせますが、更には刺々しい歪なリズムが前面に顔を出しインダストリアルな印象が再度戻ってきた印象を受けます。確かにライブを意識した攻撃的で躍動感のあるトラックが多く、中にはかつてのヒップホップのビートや4つ打ち蘇えらせたトラックもあるのですが、しかしそう簡単には踊らさせてくれない(※4つ打ちトラックは除く)のがAutechreの弄れた所。欲を言えば上物はそのままでもっとシンプルな4つ打ちトラックも聴いてみたいなと思うけれど、それは求められてはいないのかしら。まあEPとは言え50分近くもあるし、同じプロセスから異なる目的で作られた音を楽しむと言う意味では、アルバムと比較しながら聴くと面白いのかも。

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| TECHNO8 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
2010/06/04 Autechre @ ディファ有明
Autechreが2年ぶりに来日すると言う事で、初めてディファ有明に行ってきました。と言っても目的は一緒に出るCloude YoungとJuan Atkinsの方で、自分にとってはAutechreの方が付け合せ状態。そもそも5年前にAutechreのライブを聴いた時に余りの退屈さに途中で帰った苦い思い出があったのですが、せめてもう一回位は体験しておくのも必要かと思い今回のイベントに行く事になったのです。
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| EVENT REPORT2 | 10:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/06/04(FRI) Autechre @ ディファ有明
Live : Autechre
DJ : Juan Atkins, Cloude Young, EYE

2010/06/04(FRI) MONK!!! @ Seco Lounge
Live : CRO-MAGNON, DUB STRUCTURE #9
DJ : ALTZ, HIKARU, CMT

2010/06/04(FRI) dance rodriguez @ Unit
Live : Auto Repeat a.k.a. DJ ELIN
DJ : Steve Bicknell -close the night with Lost Set-, Keita Magara, Mitchelrock

2010/06/05(SAT) groundrhythm @ AIR
Live : KAORU INOUE Feat. JEBSKI + NAG
DJ : KAORU INOUE, PSYCHEDELIC BUS aka HIROKI MURAI

2010/06/11(FRI) ISLAND @ amate-raxi
DJ : Secret DJ!!! × DJ Yogurt - Exclusive long set!!-, CHIDA

2010/06/12(SAT) CHAOS @ Eleven
Live : Thomas Melchior
DJ : Fumiya Tanaka

2010/06/19(SAT) The Real Thing @ Eleven
DJ : Frankie Feliciano

2010/06/19(SAT) Crue-L & Pigeon Presents "THE FUTURE IS MYSTERY" @ LOOP
DJ : EDDIE C, KENJI TAKIMI

2010/06/25 (FRI) 濡れ牧場 x MOODMAN @ Liquidloft
DJ : 濡れ牧場 x MOODMAN

2010/06/26 (SAT) house of liquid presents FIXED @ Liquidloft
DJ : CHIDA, DJ Conomark, KABUTO, KATSUYA, TARO

2010/06/26 (SAT) DEEPER SESSION vol.04 @ Module
DJ : No Milk, Rondenion, Kez YM, Sisi, Tomotsugu Kondo, y.

2010/06/26 (SAT) PANGEA 6th Anniversary @ Unit
GUEST : THE REVENGE
DJ : NAKA-G, SUPERNOVA, SHINYA-Y

SALOON
DJ : DJ YOGURT TIMO, YUYAMA TSUYOSHI, YUKI

2010/06/27(SUN) MUSICO 4 @ 東京都現代美術館
DJ : DJ Yogurt and more

MOTで開催される食と音楽のミックス・アップパーティーMUSICO、前回行けなかったので今回は行きたいな。あとはオウテカ来日パーティー、目当てはホアンとクロヤンですが。現在注目を集めるビートダウンハウサー・EDDIE Cは初来日かしら?
| UPCOMING EVENT | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Autechre - Oversteps (Warp Records:WARPCD210)
Autechre - Oversteps
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英国テクノの良心・Warp Recordsの最古参ユニットの一つ・Autechreの通算10枚目のフルアルバム。前作のレビューを書いた時も「惰性で買い続けている」と酷い事を書いておりましたが、本作もやはり何となくな流れで購入。でもなんだか前作から印象がかなり変わったと言うか、初期のアンビエンスな音がかなり戻ってきたみたい。前作でアンビエント性がかなり戻ってきたかなと当時は感じておりましたが、実はそれを完全に実現させたのが本作なのかもしれない。人工的かつ幾何学的に練られた複雑なリズムは幾分融解しすっきりと引き締まりを感じさせ、インダストリアルで荒廃した音も後退し、そしてその分儚さと美しさが前面に押し出されたように感じます。まるで桜の花が散り行く時に垣間見せる退廃的な美しさ、そして荒涼とした趣を感じさせます。勿論そんな美しさはあるものの、それはどこか冷えていてあくまで人工的で非人間的で機械的で、やはり彼らが意識するかしないかにかかわらず心の奥底では衝動よりも理性を優先させた音楽を創っている様な印象を受けます。それが彼らの音楽性と言ってしまえばそれで終わりなんですが、もう少々ラフでアナログな感覚を打ち出しても良いんじゃないかと思う点も。それはそうと入り組んだリズムが後退した分だけ、寝る時のアンビエンスとして聴くのならばまあ悪くはないかなとも思います。機能美とドラマに満ちた音楽性である事は、疑いようがないのだから。

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| TECHNO7 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Warp20 (Unheard) (Warp Records:WARPCD203)
Warp20 (Unheard)
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WARP20周年最後のすかしっぺ。ベスト盤やらカヴァー盤やらエレグラやらで盛り上がってたみたいですが、個人的にはかなり肩透かしを喰らっていたのでWARP20周年と言われても全然盛り上がっておりませんでした。でようやく期待に応えてくれたのが未発表曲を集めてくれた本作。ベスト盤はともかくとして最近のWARPの音を示したカヴァー盤より、本作の未発表曲の方が古参のWARPファンは嬉しいのではないかと思う内容。Nightmares On Wax、Broadcast、Plaid、Autechreらの昔からのWARP勢、そしてBoards Of Canada、Clarkらの新世代、極めつけはURのDrexciyaの片割れ・故James StinsonのElecktroidsまで収録されていて、そりゃもうヨダレ出まくりでしょう。Nightmares On Waxなんかは1990年制作のトラックなんで、オールドスクールっぷりが発揮されたダウンテンポでまだ荒い作りが逆に格好良いですね。Broadcastのシューゲイザーを匂わせる切ない歌物、Seefeelの極寒を感じさせるクールなアンビエント、まだ今ほど難解でなくピュアなAIテクノをやっていた頃のAutechreら辺りも、古くからのWARPファン向けなトラックで良い感じ。そして本物のエレクトロを継承するElecktroidsだ。これが元祖エレクトロ、流行のエレクトロとは全く異なるダークかつチープで狂気させ感じさせる正にURの音。その他のトラックも含め全体的にエレクトロニック度が高めで、WARPの音とはやっぱりこれだよねと再度認識させるのに相応しい一枚。

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| TECHNO7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Warp20 (Recreated) (Beat Records:BRC-242)
Warp20 (Recreated)
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冷静になるとブログにひでぇ事書いたなぁと気付く。時々狂ったりモヤモヤすると書かずにはいられなくなるが、これじゃあただのキモメンがスーパーキモメンになり、今まで以上に女の子はドン引きだ。しかし記録は記録、自分への戒めとして消去はしない。

テクノと言う常に改革を望む世界において、一つのレーベルが20年も続くと言うのはある意味奇跡でもある。そんな奇跡を実現したのがUKのWarp Recordsで、今年で遂に20周年だそうだ。それを記念してリリースされたのが本2枚組で、Warpの音源をWarpのアーティストがリメイクしたコンピ。とは言え正直なところ自分には物足りなさの残る企画で、昔のWarpの音を期待している人は完全に肩透かしを喰らうだろう。当たり前の事なんだけど、これはテクノの殻をぶち壊してレフトフィールド的な自由性を持った音楽性を進んでいる今のWarpの音が中心だと言う事。僕はやっぱり昔のインテリでダンスフルな頃のWarpに思い入れがあるから、その時点でこの企画とはもう合わなかったんだろう。またリミキサーにBoards Of CanadaやAndrew Weatherall、Aphex Twin、Speedy Jら重鎮が入ってないのは、物足りなさどころか失望さえ隠せない。ぶっちゃけな話90年代の重鎮に比べると、今のWarpのアーティストってそんなに魅力的には感じられないんだ。色々手を広める事で時代を生き抜いてきたのは分かるけど、テクノの可能性をもっと見つめ直して欲しい。ま、単純に言えばもっとテクノを聴かせろってだけだ!

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| TECHNO7 | 09:45 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Autechre - Quaristice (Warp Records:WARPCD333)
Autechre-Quaristice
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Autechreの1stアルバムはまだアンビエンス漂う聴き易いテクノでしたが、アルバムをリリースする毎に定型を崩しながら奇妙で無機質になり理解が難しくなっていきました。そんなこんなで自分も近年のAutechreの作品は惰性で買い続けると言う形が続いていて、ぶっちゃけそんなに聴き込んでおりません。そして最近新作が出たのでやはり惰性で買っておきましたが、まあ意外と良かった(失礼)。進化か退化かは分かりませんが、初期の頃のアンビエンスなムードが多少なりとも復活している事、そして曲数が20曲もあり一曲が短いので聴き易くなっている事、それらが良い方向に作用していると思います。勿論アンビエントミュージックだけでなくどぎついマシン音が奇天烈に弾けるメタリックかつインダストリアルな作風もあるし、その壊れっぷりは相変わらず。しかしAphex Twinが直感や衝動に因って生み出してきた音に比べると、やはりAutechreは全て計算の上で難解なテクノを作っているので、Aphexの壊れ具合とは良くも悪くも度合いが異なるんですね。インパクトなり破壊的なパワーはいまいち欠けている気がします。逆に言うと実験性と単純に音を楽しむバランスが上手く取れているとも考えられるし、それが彼らの特徴なのかもしれないですね。近年のAutechreの作品の中では一番楽しめる内容だと思うし、まだまだAutechreは終わったりなんかしないはずです。

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Autechre - Incunabula (Warp Records:WARPCD17)
Autechre-Incunabula
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UKテクノの牙城・Warp Recordsにおいて初期から現在まで末永くレーベルを支えているユニット・Autechre。テクノの変異体と言うかインダストリアル、ヒップホップをテクノに取り込み無機質な感覚で再構築するとっつきにくい音楽性。それが最近の彼らの持ち味。最近新作が出たばかりなのですが、その前に彼らの衝撃の1stアルバムを久しぶりに聴いてみました。うむ、やっぱり初期のAutechreの方が断然良いですね。実はこれWarpの名物シリーズ・Artificial Intelligenceの7作目で、だから音もまんまメロディアスでアンビエント調の曲が多いのです。近年程ビートは強烈ではないのだけれど、適度に尖ったブレイクビーツも聴けるしヒップホップを多く取り込むその後の予兆も垣間見えていますね。最近の作風と比べると古臭いと感じる人もいるかもしれませんが、90年前半のテクノが黄金時代と感じる人が多いのはここら辺の音の影響が大きいのです。新しい音がどんどん出て来て一番テクノが面白かった頃の音って感じです。ちょっとAphex Twinの「Selected Ambient Works 85-92」の後を追っている感も強いですが、夢見がちなテクノ少年にはお勧めの一枚ですよ。

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(1) | |
Surgeon - This Is For You Shits (Warp Records:WARPCD151)
Surgeon-This Is For You Shits
今年も残り僅かになってきましたが、年内のレビューは今日で最後です。日頃このサイトをまたーりとご覧になって頂いている方、コメントして下さる方、どうもありがとうございました。見てくださる方がいると思えればこそ、ブログの更新が続く理由の一つかもしれません。偏見と極度に偏った音楽の好みで役に立たないレビューも相当数ありますが、来年もテクノ中心で聴く所存であります。

さて今年のトリを飾るのはミニマル、エレクトロハウス流行の中において全くシーンに目を向けずに独自の路線を突き進んでいるAnthony ChildことSurgeonのミックスCDです。以前にもMIXCDは出してるけれどその時は自身の作品だけを使用していたので、本作でようやくSurgeonの本領発揮と言う感じですかね。本作では自身のBritish Murder Boysも当然回しているんだけど、そこにAutechreやAphex Twinの金属的な音を発する曲も打ち込んで重機工場や製鉄所が頭に思い浮かぶ様な音を発しています。テクノを聴かない人に聴かせたら、一言"うるせえ"と一蹴されそうな位うるさいハードテクノのオンパレード。あ、でもハードだけどリズムは4つ打ち一辺倒じゃなくてつんのめり系も混じっていたり良い意味で展開に波があって聴きやすいと思います。音だけ聴けばハードでガチガチで派手っぽいけれど、サドスティックな音で統一されている所には彼のストイックさを感じます。ハードテクノ復活の鍵はSurgeonが握っていると思うから、来年以降もSurgeonには頑張って欲しいですな。

ちなみに限定1000枚でオンラインのみの販売なので、気になる方は早めに。送料含めて約1500円なり。クレジットカードが必要ですよー。
WARPMARTで注文はこちら

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| TECHNO5 | 11:25 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Nav Katze - Never Mind The Distortions (Victor Entertainment Japan:VICP-62424~25)
Nav Katze-Never Mind The Distortions
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多幸!歓喜!至福!感動!
この際Nav Katzeが誰だとかどんな音楽をやってるかなんて、知らなくたって問題ありません。とにかくNav Katzeのリミックスアルバムがテクノ好きには涙の出る様な内容でありまして、Ultramarine、Aphex Twin、Black Dog Productions、Reload=Global Communication、Sun Electric、Seefeel、μ-Ziq、Autechreなど通常では有り得ない素晴らしく感動的なまでの人をリミキサーに呼んでいます。これをNav Katzeと言う日本人ユニットが企画してるんだから本当に凄いと思うんだけど、果たしてNav Katzeファンはこれをどう思ったのだろう。こんな事して喜ぶのはテクノマニアだけだと思う(笑)

一応曲毎に紹介でもしておこうか。Ultramarineの仕事は可愛くポップさを強調したバブルが弾ける様なドリームポップ。これを聴く限りだとNav Katzeって、控えめにポップなメロディーを活かしたユニットだったのかしら?Aphex Twinも一見ポップなメロディーは残しつつも、硬質なインダストリアルサウンドを前面に出した廃退的な出来が素晴らしいです。Black Dogも良く特徴が前面に出ていて、細かいブレイクビーツなリズムを使って軽やかに跳ね回ります。GCもアレだな、いつも通りの幻想的にシンセサイザーが被るビートレスアンビエントで期待通りの仕事をしてくれてます。シューゲイザーを意識したSeefeelも、こだまする残響音が儚く美しいです。Autechreは無味乾燥化したAphex Twinって感じで、人間味をどこまでも廃し冷たいマシンビートを奏でています。各アーティストとも手抜き感は無くしっかり自分の味を出していて、コンピレーションにありがちな質のばらつきが無くて良いじゃないですか。こんなコンピは滅多に聴けないですよ〜。

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| TECHNO4 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Speedy J - Public Energy No.1 (Plus 8 Records Ltd.:PLUS8066CD)
Speedy J-Public Energy No.1
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現在でこそSpeedy Jと言えばハードテクノのアーティストと見なされているけれど、Warp Recordsからリリースしていた初期は"Artificial Intelligence"シリーズとしてアルバムをリリースしたりして、ブレイクビーツ+デトロイト風なアーティストとしての面が大きかったと思います。しかしそれ以外にも実はヒップホップやガバ、シカゴハウスからも影響を受けていて、デビュー前は"ゴッド・ファーザー・オブ・ガバ・ハウス"なんて異名も持っていたそうで。そんな彼のWarp RecordsからのAIシリーズの次に打ち出したのが、本作のインダストリアル+ヒップホップ+テクノなアルバムです。つか久しぶりに聴いたんだけど、これが最強に格好良いテクノなんですね。ゴツゴツとしたノイズ混じりのハードなサウンドと、ヒップホップを取り込んだいかついリズムは、まるで一時期のAutechreみたい。と言ってもAutechre程変形し過ぎたビートではないので、しっかりとテクノ的な踊りやすい要素を保ちつつファンキーでもあるんですわ。またハードミニマルとは違ってハードなのにゆったりとした音楽であり、グォォォ〜と全てが飲み込まれていく壮大な流れがあります。音の一つ一つが格段に迫力があって、インダストリアルな刺激的、攻撃的な音の雨あられ。97年に既にこんなに驚異的なテクノがあったんだと、再度Speedy Jの凶悪さに感嘆しました。Speedy Jの作品の中でもベストと言えるんじゃないでしょうか。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Tobias Thomas - Fur Dich (Kompakt:KOMPAKTCD04)
Tobias Thomas-Fur Dich
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ドイツテクノ帝国の牙城、KompaktをDJとして支えるTobias ThomasのファーストMIXCD。殆ど楽曲は手掛けていないようですが、DJとしては人気があるようでKompakt系のイベントで何度か来日しています。やはりKompakt系列のアーティストなのでディープめのテクノをこのCDでも回しているのですが、前半は大変地味ですね。あんまり踊りやすいとも言えないダークなテクノが続いて、中盤辺りからテンションも上げてミニマルハウスを投入。しかし「Deux」辺りで心地良い流れになってくるも、「Autechre Rmx」のつんのめり系のトラックで肩すかしを食らいます。と思ったら田中フミヤのトラック「Go Out」を被せてきて渋めのミニマルで盛り上がり、「Nachschub」の覚醒的ディープミニマルでうっとり心地良いですね。その後はアフターアワーズ的に緩いムーディーなテクノで終焉を迎えますが、なんでしょうね、このモヤモヤな気持ちは。大きなうねりもなく良い所で盛り上がったと思ったらすぐ下げられて、不完全燃焼な気がします。ロングセットでもっと聴ければ変わってくるかもしれないですが、これだけだったらDJプレイを聴きに行こうとは思わないですかね。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2005/06/10 Autechre @ CLUB CITTA' KAWASAKI
Autechre7年ぶりに来日?だとか。じゃあ一応行くだけ行ってみるかと言う事で、友達誘ってチッタ川崎に初参戦。会場入りする前にしこたま飲んで気分はハイ。10時開演、僕らは11時に入りましたがもう会場は人で埋め尽くされています。普通のクラブイベントじゃありえないだろ…と思いながらも、Rob Hallがプレイ中。硬質なつんのめりビートから、ハードエレクトロ、ブレイクビーツ、4つ打ちテクノをまんべんなく回しこれが予想以上に良かった。硬い金属音が打ち続ける甘さ全くなしの機械ビートで、一片の隙も見せる事無く盛り上げていました。個人的にはこの人が一番好きでした。途中Jeff Millsのトラックも飛び出し一人興奮。
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| EVENT REPORT1 | 15:33 | comments(7) | trackbacks(2) | |
Cristian Vogel - Rescate 137 (NovaMute:NoMu077CD)
Cristian Vogel-Rescate 137
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実は今日はUNITでTRESOR関連のイベントがあり、そこにクリボーことCristian Vogelも来日している。クリボーと言えばノーフューチャーと言うアート集団の総帥であり、ノーフューチャーと言う言葉とは裏腹にテクノの未来の鍵を握っている人物でもある。テクノが生まれて早20年以上、その間にもテクノは変容し続け数多くの道を歩み始めた。しかしそれでもやはりスタイルが固定化されつつある今、クリボーの作り出す音楽にはまだ未知の可能性を感じる事が出来る。と言うよりも確実に既成概念をぶち壊す様なクレイジーな音を発している。テクノ?ロック?アシッド?エレクトロ?一体どんな風に例えればいいのだろ?一応4つ打ちのリズムは有るもののぎくしゃくとしたビートに、ノイズとも取れる捻れた機械音が被さり、Autechreの世界観に近い物を感じる。しかしAutechreと一線を画すのはクリボーにはパンクとかファンクとか、もっと肉体性を感じる事が出来る所。僕にとってAutechreはやはり無機質なマシーンミュージックであり、クリボーは人間の生々しいライブ感を感じられるのだ。世の中はAutechreばかり騒いでいるけれど、クリボーもかなりインパクトのある音楽を作っているんだけどな…。まあクラブでがつんと踊れる音楽では無いし、家で気難しく聴く様な音楽だから普通のテクノに飽きたら聴いてみると良いかもしれない。

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
2005/05/28 (SAT) UNITE @ UNIT
DJs : CHARLES WEBSTER, IAN O'BRIEN

2005/06/03 (FRI) BETTER DAYS @ Module
Special Guest DJ : Mike "Agent X" Clark
DJs : Takamori K., No Milk, Misuzu, Sumitani

2005/06/10 (FRI) REAL GROOVES Volume 5 @ Yellow
DJs : Steve Bug、AKR + John Connell
Live: Luciano

2005/06/10 (FRI) IRIZO @ WOMB
Special Live Set : Speedy J
Special Guest DJ : Shufflemaster(traktor DJ set)
DJs : YOHEI ISHIJIMA, Nxx Oxxxx

2005/06/10 (FRI) Autechre @ CLUB CITTA' KAWASAKI
Live : Autechre
special guests: LFO, Rob Hall, Russell Haswell

黄金週間も終わり、祭りも終わり、宴の終演を迎えたようです。5、6月はそんなに大きなイベントもないなぁ。ま、CHARLES WEBSTER+IAN O'BRIENは絶対行きますけど。Speedy Jは1〜2年前に来日の話があって、急遽キャンセル。そして遂に来日ライブが決まりましたね。Surgeon並に超極悪な音を出せるやば〜いアーティストなので、興味津々です。

追加

2005/06/25 (SAT)MUSIC CONCEPTION presents MOONBEAMS @ Yellow
DJ : K.F. aka Calm
Live PA : Kirk Degiorgio (As One), New Ponta Box

2005/07/02 (SAT) LARRY HEARD JAPAN TOUR 2005 @ Yellow
DJs : Larry Heard aka Mr.Fingers, Alex From Tokyo

またまたラリーハードがイエローを襲撃。何度も行こうと思ってたのに予定が合わずに行けなかったので、今度こそ行かせてもらいます。
| UPCOMING EVENT | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Autechre - Untilted (Warp Records:WARPCD180)
Autechre-Untilted
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わたくしテクノは結構聴いていると自分でも思いますが、このオウテカに関してはあまり聴き込んでいません。アルバムも全部持ってますよ。でも、どれも何度か聴いてそのまま放置してます。でこの新作もレビューの為にがんばって聴いていますが、コメントし辛いです、はい。テクノと言ってもストレートな物ではなくて、もはやアートだと思うのですよ。芸術は爆発だ!なんて言いますけど、正にそんな感じです。4つ打ちは皆無で例えようの無い変則ビートばかり。カッカカツカツ、キンキンキキン、カタカナでも表現の仕様のないビート。巷ではヒップホップのビートだとか色々言われているようですが、わたしには何が何だか分かりません。デトロイトテクノとは対照的な無機質な作りだと思っていると、今作は初期の様な明確なメロディーが浮かび上がって来てちょっと驚きました。感情を排したビートの上に、明らかに作り手がやはり人間だと思わせる旋律が加わっているのです。メランコリーなメロディーが復活した分、これからオウテカを聴く人には勧めやすいかもしれないですね。しかしそれでも一般的なテクノとは100万光年もかけ離れています。好きか嫌いかは別にして、オリジナルかつユニーク、孤高の存在です。6月10日に東京公演(7年ぶりの来日だとか?)があるんですけど、踊れるの?踊れないの?7年ぶりの来日と言う言葉に釣られてしまい、行こうか迷ってしまいます。

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| TECHNO2 | 19:39 | comments(11) | trackbacks(6) | |
Bola - Gnayse (Skam:SKALD015)
Bola-Gnayse
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鰡、ボラ、ぼら…UKのミステリーレーベルSKAMから発信された、エレクトロニカ界でBoards of Canadaと双璧をなすのがこのBolaである。SKAMと言うとGescom(AutechreやBolaも参加してるとか?)を送り出し、様々な怪しいエレクトロニカアーティストを送り出し、エレクトロニカを流行させた一因でもないかと思っている奇妙なレーベルである。そのSKAMを一躍有名にさせたのがBoards of CanadaとこのBolaだ。ま、今回はBoards of CanadaはおいといてとにかくBolaだ。

Bolaの音楽は、笑いがない。とにかくドシリアスで潜水艦で深い海を進行している様で、暗い暗い未知の旅へ行くかの様だ。ゆったりとした流れの中に、極限まで研ぎ澄まされた電子音が僕らを不安の中に落とし込む。しかし何故か冷たいこの音の中には、揺らめく隠れた熱さと言う物を感じ得ずにはいられない。徐々に徐々に燃え上がる炎の様に、機械的な電子音の中にも暖かみを感じる事が出来るのではないか。深海の奥深くに秘宝の如くうごめくストリングスが、硬いビートと絡み合いある一種のアンビエントな世界を作り出す。しかしアンビエントと言えども、ここに享楽的な世界は皆無だ。

これは3rdアルバムだけど、1stアルバム「Soup」は名盤中の名盤なのでそれも是非聴いてみると良いでしょう。ミステリーワールドへ誘われます。

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| TECHNO1 | 21:40 | comments(7) | trackbacks(5) | |
WARP Vision The Videos 1989-2004
Warp Vision 1989-2004
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WARPといえばイギリスの最重要テクノレーベルで、優秀なアーティストを多く輩出している。初期のブリープの流行の先駆けとなったLFO、Artificial IntelligenceシリーズとしてのPolygon Window(Aphex Twin)、Black Dog、Fuse(Richie Hawtin)、またAutechreやTwo Lone Swordsmenも擁し、そしてBoards Of Canadaもライセンスしたりする偉大なレーベルである。そのアーティストのプロモビデオを集めたのがこのDVDである。何と言ってもAphex Twinのビデオは音楽に負け時劣らず強烈で、とにかく見逃す事は出来ない。ユーモアと狂気を兼ね備えた迷作?である。Autechreのビデオも凄い。音楽とリズムをシンクロさせた動画で、フューチャリスティックな物体がノイジーに変化してゆく。個人的にはAphex Twinのビデオが見たかったので買っただけなのだが、他のビデオも充実しているのでWARPに思い入れがある人はきっと満足出来ると思う。WARPを知らない人は逆にこれを見て、お気に入りにアーティストを見つけられたら良いかな。
| TECHNO1 | 23:30 | comments(2) | trackbacks(1) | |