Gallo - Colori EP (Hell Yeah Recordings:HYR 7201)
Gallo - Colori EP
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イタリアからのモダン・ディスコ/バレアリック系レーベルであるHell Yeah Recordingsは例えば日本で活動するCalmやMax Essaの作品もリリースするなど、そういったグローバルなアーティスト性によって日本でもちょっとした注目を集める実力派レーベルだ。そのレーベルからリリースされたGalloなる聞き慣れないアーティストの新作が思いの外素晴らしいので、是非とも聞いて欲しい。Galloは2018年から同レーベルやSlow Motion Recordsから作品をリリースし始めたベルリンを拠点とするイタリア系アーティストのようだが、元々DJとして活動しつつBalearic Gabba Sound Systemのメンバーの一員でもあるなど、音楽家としては決して新人ではないようだ。さて、この新作だがバレアリック・クラシックとなってもおかしくはない位に開放感があり清涼な空気に満たされるバレアリックな世界観があり、キックレスの"Colori"はきれいめの艷やかなシンセのコードやフレーズと底辺で唸るようなベースラインのみでひたすら平穏な時間が続くアンビエントな感もある曲で、全く汚れの無いピュアな響きが体の隅々まで浄化するようだ。そしてゆったりとリラックスしたリズムを刻む"Sapori"は透明感のあるパッドを伸ばしながら和んだシンセのフレーズで何処までも広がる開放感を演出し、次第に入ってくる優美なピアノのコードが加わるとイタロ・ディスコ的な雰囲気も生まれて、90年代前後のオールド・スクールな時代を思い起こさせる。"Odori"は日本の踊りを指しているのだろうか、崩れたグルーヴィーなリズム感に揺さぶられ郷愁たっぷりなメランコリーなメロディーは、海辺の夕日が落ちてオレンジ色に染まっていく時の切なさを誘う。そして何とバレアリック・レジェンドの一人であるChris Cocoもリミキサーとして参加しており、"Colori (Chris Coco Deep Space Version)"は原曲のイメージを変えるのではなく、リバーブ系の残響を用いる事で視界が揺らぐ音響を作り、身も心も全てが自然の中に融解していくような心地好い白昼夢状態を生み出している。全曲見事にバレアリック仕様、特にイビサ系の自然を感じさせるバレアリック代表のMark Barrott辺りとも共鳴する音楽性で、これは要注目な存在だ。



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| HOUSE14 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2019/5/18 FreedomSunset feat. Mixmaster Morris @ Oppa-la
90年代から長きに渡りアンビエント・シーンで活躍するThe Irresistible ForceことMixmaster Morris。2019年も4月末から日本各地を精力的にツアーとして回っているが、この度湘南を代表するクラブであるOppa-laに久しぶりに登場する。それもなんと湘南の夏の名物パーティーであるSunset Loungeの番外編的なFreedomSunsetに初登場となれば期待せずにはいられないわけだが、その周りを固めるのは過去にもMorrisと共演歴のあるDJ YogurtやRoundhouse等でも活躍するMEGUMILK、また焚火dub主宰のTyme.のshiba@FreedomSunsetをフィーチャーしたライブもありと、色々な音楽を浴びて楽しむ事が出来そうだと非常に楽しみなパーティーだ。
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| EVENT REPORT7 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Chris Coco - Indigo (Music Conception:MUCOCD031)
Chris Coco - Indigo
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バレアリック・ミュージックが世界的に盛り上がる現在のシーン、日本においてはその道を求道的に歩み続けるCalmがその先駆者である事は間違いないが、そのCalmが自信を持って彼が主宰するMusic Conceptionから送り出したのがChris Cocoによるニューアルバムだ。Cocoは80年代後半から活動を開始し、90年代初期に訪れたイビザのバレアリック・ミュージックに強い影響を受け開眼し、その中心的存在であるイビザのCafe Del MarやCafe MamboのレジデントDJを務めるなどこのシーンの重鎮の一人。そんなアーティストが最新作に名付けたタイトルは『Indigo』で、日本に何度か訪れる度に日本の藍色に魅了されたそうで、この色に対するイメージや意味を音楽へと転換させたと本人は述べている(参照)。そんなコンセプトから生まれた音楽は全編淀みの無いクリアな多幸感に満たされたチルアウト/バレアリックな響きで、開始となる"Event Horizon (In)"からしてビートレスな空間にほのぼのとした電子音のメロディーが静かに浮遊しながら淡いシンセのディレイが広がるこの曲は、Meditation Y.S.(Yoshihiro Sawasaki)の音に意味を込めずに底抜けにオプティミスティックなアンビエントを思い起こさせる。続く"Pou Des Lleo"もビートの無いぼんやりとしたアンビエントだが、ピアノやギターにベース等の有機的な音色を前面に打ち出しながら透明感あるエレクトロニクスも自然に溶け込んで、喧騒から離れた何処か落ち着いた時間が過ぎる田園地帯の牧歌的な雰囲気に心が安らぐ。そしてCalmと一緒に制作した"Indigo"は胸を締め付けるトランペットやピアノも用いられて確かにCalmらしいセンチメンタルな雰囲気が強く出ており、ざっくり生っぽいリズムも合わせてしみじみとした郷愁が溢れ出る音楽は、静寂の中に凛とした気品が感じられる。"You Are Exactly Where You Need To Be"も繊細で美しいピアノが静けさの中に点々と描かれ、抽象的でぼやけたシンセがキャンパスに滲みながら広がっていくようで、淡くも美しい色彩感覚がドリーミーな風景を喚起させる。"Onda"はまたしてもMeditation Y.S.路線のオプティミスティックな響きを活かしたダウンテンポ・アンビエント、天上へと誘われる夢心地な時間。最後は"Event Horizon (In)"と遂になった"Event Horizon (Out)"、豊かな色彩とクリアの響きの電子音と壮大なオーケストラの音が一つとなり豪華絢爛でありながら、音の隙間を活かす事で気品良さも残した壮大なバレアリック・サウンドは、またここからアルバムの開始へと繋がる事でアルバムの世界は何度でもループする。イビザと言うとどうしても夏の商業的で享楽的なパーティー・シーズンが有名なものの、其の地には豊かな自然が自由奔放に広がる場所もあるようで、このアルバムからはやはり後者のイメージが適しているだろうし、それは日本の藍色の深い感情や穏やかな安堵のイメージと被さる点もあったのだろう。ただひたすら心の安静を取り戻す清々しくもドリーミーなこのバレアリック・ミュージックは、流石イビザでの長い音楽経験に裏打ちされた真髄がある。



Check Chris Coco
| ETC4 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm - By Your Side (Music Conception:MUCOCD-030)
Calm - By Your Side
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名は体を表すという諺があるが、Calmと名乗るそのアーティストが2018年にリリースした本作はその諺通りの音楽性を端的に示している。Calm=穏やかな、平穏なという意味を持つアーティスト名で活動する深川清隆は、元来からダウンテンポやディープ・ハウスにアンビエントといった要素を交差させながら、ダンスフロアに足を踏み入れながらも徹底して胸の奥を締め付けるような切なく叙情的な音楽を尊重していた。その意味でCalmの音楽活動は一本筋がずっと通っておりそのCalmという言葉通りの音楽を深掘りしていたが、本作はそれがより際立って強くアーティスト性を主張している。前作『From My Window』(過去レビュー)ではMoonage Electric & Acoustic Ensembleという他アーティストも招いたある種バンド的な制作だったが、本作では再度一人での制作に戻った事がよりパーソナル性を強めた事も落ち着きのある作風に影響しているだろうし、何と言ってもバレアリック・ミュージックが溢れる現在のシーンに自然と馴染む本作はCalmが元々持っていたバレアリック性を改めて提示もしている。アルバムの幕開けは"Space Is My Place"、美しいシンセのコードに合わせてCalm自身の清らかな歌や綺麗に舞うシンセのメロディーが穏やかにゆっくりとしかし雄大に展開し、後半から感傷的なギターやシンセコードへと切り替わって深い叙情を増すこの曲は、これから待ち受けるであろうドラマの始動に相応しい。そしてその曲名通りに夕焼けの中に星が現れてくるような"Afterglow And First Star"、しっとりとしたダウンテンポのリズムに輝かしいシンセが瞬きながら、湿っぽく感傷的なオルガンのソロが闇が深くなりつつある中に切なさを落とし込む。続く"Ending Of Summer, Beginning Of Autumn"はビートが入らないアンビエント色強めな曲だが、アナログシンセの引き締まって光沢感のある音が続く中に咽び泣くように切り込んでくるギターやほのぼのとしたシロフォンがしっとりした情緒を生み、深く心に潜り込んでいく内省的な雰囲気が強い。"Sky, Color, Passing"や"Shade Of Tree"のように活動初期のニュー・ジャズの系譜に連なる作風もあり、ざっくりとして生っぽいジャジーなビート感が大らかに揺蕩いながら、そこに無垢なシンセのレイヤーや素朴な歌が清らかな空気を持ち込こんで、落ち着いたムードながらも心の奥底から喜びが溢れ出すその世界観はバレアリックと共振している。そしてアルバムの最後を飾る"You Can See the Sunrise Again"も繊細でジャジーなリズムを刻んでおり、そこに一寸の曇りもないポジティブなシンセのメロディーやコードを重ねて、シンプルな作風ながらも心を開放するリラックスした雰囲気はアルバムを締め括るのに相応しい。全体として真夜中のクラブ/ダンスフロアよりも、静かに時が始まる早朝から長閑な昼を過ぎてオレンジ色に染まる夕暮れ時の時間帯という印象で、熱狂的な興奮よりも聞いていて心が穏やかに安堵するその音楽は、最早クラブ・ミュージックのリスナーだけで聞くのは勿体無いくらいだ。Calm流のバレアリック・ミュージックは、これまで以上にメロディアスでポップとして通用する。



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| ETC4 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2019/1/26 Forbidden Dance × FreedomSunset ”New Years Party” @ Solfa
毎年夏の季節に湘南は江ノ島で開催されているSunset Loungeは老若男女が楽しめる夏の野外パーティーとして定着しているが、今回そこから派生したのはSolfaで開催されるクラブ型のFreedomSunset。しかも今回はSunset Loungeレジデントの一人である井上薫が主宰しているForbidden Danceとのコレボレーションで、更にはもう一人のSunset LoungeレジデントであるCalmも出演する事になり、クラブ型ではありながらも完全にSunset Loungeイメージそのものが投影される。クラブ開催ではありながらも夕方〜夜にかけての時間帯なので、また真夜中のパーティーとは異なる雰囲気もあるであろうし、期待が高まる。
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| EVENT REPORT7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Tomi Chair & Tominori Hosoya (Matilda Vinyl:MAT021)
Tomi Chair & Tominori Hosoya

近年めきめきと注目を集め、そしてもうすぐ初のアルバムリリースを控えている旬のアーティストであるTominori Hosoya。別の名義であるTomi Chairの活動を含めても音源をリリースし出してから今年で10年目、待望のという表現が相応しいが、本作は2017年12月に発売された両方の名義を含むEPだ。2つの名義の明確なコンセプトについては不明なものの、何となく音から判断すればテクノ寄りのTomi Chair、ハウス寄りのTominori Hosoyaという印象を持っているが、このEPではその2つの要素が境界をぼかしながら融合しているようだ。Tomi Chair名義では3曲提供しているが、"Phantom"というタイトル通りに実態の無い幻影的な空間の広がりを感じさせるこの曲は、その軽やかでダビーなパーカッションの響きやドリーミーに伸びるパッドの使い方が如何にも彼らしく、爽快感を伴って上昇気流に乗るようだ。ハウスのグルーヴ感とテクノの強固さが混在し、豊かなコード展開を繰り広げてすっと浮遊するように盛り上がるエモーショナルな曲。"Malaise"では芯が太いキックによる安定した4つ打ちにモヤモヤとしたシンセが上下しながら疾走するテック・ハウスで、時折ディレイ処理で空間を埋めたりと壮大さの演出もあるが、別バージョンである"Malaise (Calm Version)"ではその穏やかなというリミックス名の通りにビートレスになりつつ、空気感のある上モノが幻想的な濃霧が広がるように満ちていくドリーミーなアンビエントへと変化している。ラストはTominori Hosoya名義の"Birthday (4x4 Version)"で大らかな雰囲気のあるディープ・ハウスはこのEPの中でも最もエモーショナルで、眠気を誘うようなアンビエント性の高い上モノがじんわりと侵食しつつ水しぶきが弾けるようなパーカッションも時折入って、霧が立ち込め清涼な空気が満ちる森林浴をしているような爽快感に包まれる。2つの名義が収録された事でテクノからハウスの中庸的な内容となっているが、その上で彼の音というものが確率されており、アーティストとしての存在感を更に強めている。



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| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2017/9/30 Sunset Lounge @ 江ノ島展望台
Sunset Lounge1

夏の季節限定、湘南は江ノ島の展望台で開催されているSunset Loungeも前身のFreedom Sunsetを含めれば14年目。普段クラブを賑わしている人気DJからこれからを担う新鋭、そしてクラブとは異なる場所で活動するバンドらもフィーチャーし、老若男女問わずに多様性あるダンス・ミュージックを体験し楽しめる場所、それがこのフェスの特徴だろう。今回はレギュラーとなっているCalmにDJ Yogurt、モーション・ブルー・ヨコハマを拠点に活動するafrontier DJ's (Jun Morita,TOJO,Takeshita)、ビートボックスを武器に様々なジャンルを表現する櫻井響、日本人の心に根付くダンスである盆踊りをコンセプトにしたイマジン盆踊り部らを招き、夏の終わりを迎える事になった。
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| EVENT REPORT6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm - From My Window (Music Conception:MUMOCD-027)
Calm - From My Window
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特に久しぶりの新作という思いは全く無かったが、気付けばCalm名義のでのオリジナルアルバムは5年ぶりだと言う。前作以降はK.F.名義やfield.echo名義でも作品をリリースしていたので、"深川清隆(=Calmの本名)の音楽"を追っている者にとっては、その時間の経過は強く感じる事は少なくなかったに違いない。しかし5年の歳月はCalmに変化をもたらすには十分な時間だったのだろう、前作『Calm』(過去レビュー)やK.F.名義がCalm単独で作り上げたパーソナルな作品だったものの、この新作ではまた初期のCalmのようにMoonage Electric & Acoustic Ensembleという音楽家を率いて、バンドサウンドを持ち込みながらエレクトロニクスとの自然な共存を果たしている。しかしながらそれが単に生演奏を強調したバンド的なサウンドをやりたかったと言うよりは、Calmと言う指揮者に仲間の音楽家が自然と加わったように感じられ、決して生演奏を強調するようなものではない。その意味ではアンサンブルを強調した傑作『Ancient Future』とは似ながらも少々異なり、あれから15年の歳月は同じようなバンドサウンドにも変化をもたらしている。『Ancient Future』は非現実的で桃源郷のような夢の世界を見せる音楽だったが、本作ではそのような浮揚感は抑制されもっと現実的で大地にしっかりと根を張ったような雰囲気だ。決してメロウな感覚が失われたのではなく、その表現方法が変わったと考えるべきだろう。ゆっくりと湧き立つように揺らぎ、光煌めくシンセのサウンドが織りなす幻想的な"Room With A View"でアルバムは開始するが、続く"Night Ride"では早速生のベースやピアノにフルートが参加して、電子音によるトラックに生命力が溢れ出るような熱い感情を加えている。そして"Love Velocity"では心地良い電子音の揺らぎにスティール・パンによる可愛らしいメロディーが加わり、人懐っこいポップスのような親近感が感じられる。それまでの電子音のアルペジオが鳴りを潜めた"Cosmic Language"では控えめにジャジーなリズムが現れ、繊細に優雅な旋律をなぞるピアノと熱い感情を吐露するトランペットが、コズミックな電子音の上で融け合っている。アルバム全体としてはビートは希薄化し大河のようにゆったりと水が流れるようなグルーヴが強いが、"Cosmic Wind"ではドラムやパーカッションも加わって大きなうねりを生み出し、嬉々とした感情が溢れ出している。このように本作は様々な音楽家が参加したアルバムではあるが、それでも尚伝わってくるのはCalmのパーソナルで内省的なムードであり、スタイルとしてはバンド的な面もありながら大袈裟に生演奏をひけらかす事もなく、Calmの内に秘めたる感情がフラットに吐露されるているのだ。

Calm "from my window" (MUCOCD-027) - Focus Point Listening by Farr_Calm on Mixcloud



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/10/3 Sunset Lounge @ 江ノ島展望台
Sunset Lounge 2015 Part1

もうすっかり涼しくなり季節は夏から秋へと変わったこの季節に、夏の余韻を締め括るべく江ノ島展望台にてSunset Loungeが開催された。野外パーティーの中でも普段クラブで遊ぶような層のためにだけでなく、老若男女幅広い世代や家族連れまでにも対応した受け皿の大きさと、そして決して知名度の高い外タレ勢に頼る事なく積極的に日本のアーティストの紹介に務めるなど、パーティーに対する熱い志が伝わってくる。今回はベテラン達がユニットを組んだ真っ青(山崎真央×鶴谷聡平×青野賢一)、今は亡きNujabesの音楽性に共振するUyama Hiroto×Haruka Nakamura、日本にて活動するバレアリック体現者のMax Essa、DJ FencerとBestsellerによる新鋭DISCOユニット・616 -無重力-、そしてSunset LoungeのレギュラーDJであるCalmが出演し、新旧上手くバランスの取れた出演陣だ。さて、今年の5月開催時には残念ながら曇り空のために望めなかった美しいサンセットはどうだったのか。
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| EVENT REPORT6 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/6/14 Sunset The Marina vol.2' ~ Fruitina ~ @ Dimare Yumenoshima
Sunset The Marina

新木場は夢の島にあるマリーナに隣接するDimareは、主にクルーザー所有者が利用するリゾートレストランだそうだ。2階に位置するレストランの外には芝生のテラスもあり、海を一望する事が出来る絶好の環境であり、さながら都会に存在するオアシスだ。そんな場所で2014年から開催されているのがSunset The Marinaで、お酒や料理を楽しみながら寛ぎや癒やしの体験を提供するチルアウト系のパーティーであり、特に海の奥に夕日を望む事が出来るサンデーアフタヌーン・パーティーとして、近頃評判を高めている。今回の出演はレギュラー出演となるCalm、ゲストには井上薫と小島大介によるAurora Acoustic、そして若手フォークデュオのJan & Naomiだが、音楽以外にもフタバフルーツが無料でフルーツの提供を行い、気流舎×ピリカタントのBook Shopの出店、AROMA VITA+による香りの演出に子供が遊べるキッズエリアまで、実に楽しみ方が盛り沢山な内容のパーティーとなっている。
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| EVENT REPORT5 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
field.echo (Music Conception:MUCOCD026)
field.echo
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活動開始から4年半、長らく温めてきたプロジェクト・field.echoのアルバムが遂にリリースされた。field.echoはCalmとして活動する深川清隆、そしてそのCalmにも関わってきたサックス奏者である加藤雄一郎によるユニットで、当初はライブのみの活動であったが実際にはその影で制作も行っていたそうで、長い時間を掛けてようやくプロジェクトの作品の形として結実したのが本作だ。深川清隆はCalm名義以外にも様々な名義を使い分け、ハウスやジャズにテクノやダウンテンポなどに取り組んできたが、このfield.echoはフィーリングやジャムを前提としているそうでCalm曰く「Walking Groove」との事だ。アルバムには僅か7曲のみが収録されており、そのどれもが10分前後の大作なのだが、しかしその長尺な曲に対しゆったりとしたグルーヴ感が正に街中をのんびりと散歩するような感覚を生み出している。今までにCalmが取り組んできたどのプロジェクトとも異なる非クラブ系・非ダンス・ミュージック、何気ない日常の生活の中に存在する空気のような音楽と呼べばよいのだろうか、肩の力が抜けた緩んだ雰囲気にはほっと安堵する。サックスは加藤が、ギターをCalmが、そしてそれ以外のエレクトロニクスなどは両者で担当しているそうだが、沸き立つ事のない穏やかな地平が続くグルーヴの上に切ないサックスやギターの音色、控え目に情感のある電子音が添えられながら、フラットな展開が何処までも伸びて行く。過密に作り込んだと言うよりは同じ空気を吸いながら自由にセッションを行ったようなラフな感覚までもがライブ感へと繋がり、ほのぼのした日常の空気で満たされているような音楽はパーティーの喧騒とは真逆のものだろう。ジャンルとしてはやや異なるのだろうが、この穏やかなアンビエンスの雰囲気や静かに湧き起こる叙情はCalm名義の大傑作「Ancient Future」の世界を継承するものであり、派手ではないが確実に心に染み入る音楽として愛すべき作品になるだろう。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Lifetime Boogie Initiation (Lifetimeboogie:LTBCD-002)
Lifetime Boogie Initiation
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インド出身のロシア人アーティストIgnat Karmalito。彼は世界各地を旅しながら人間が太古から受け継ぐ原始的な胎動を体験し、それを国籍と言う境目を超越しながら現在のダンス・ミュージックへと反映させたプロジェクトであるCitiZen of Peaceを立ち上げる。2012年にはデビュー・アルバムも完成させCitiZen of Peaceは注目を集めるが、そこから更に発展したのが本作だ。リミキサーには高橋クニユキ、DEEP COVER(沼澤尚×森俊之)、井上薫、CD HATA(from Dachambo)、Calmらが参加しているが、Ignatの民族音楽の感性とリミキサー陣のオーガニックな音楽性やトランス感と言う視点からの相性は見事な相乗効果を成していた。冒頭を飾るクニユキによる"Heart Dance(Kuniyuki Remix)"からして12分の大作であるが、クニユキらしい温かいピアノや民族的なパーカッションが入り混じりながら、青々しい木々が茂る深い森へと誘われるスピリチュアルなディープ・ハウスを展開している。ファンクバンドのプレイヤーとして活動する沼澤尚×森俊之は、人力による演奏を中心にメロウながらも揺るぎないパワーを秘めたファンクへと塗り替えた"Shore 2 Shore (DEEP COVER Mix)"を披露。そして民族音楽と言う繋がりで言うと最も相性の良い井上薫は、"Skyboat (Sky Is No Limit Version)"として異国情緒の空気を漂わせながらも清々しいまでのトランス感が迸るテック・ハウスの味付けをしている。CD HATAによる"i.M.U (CD HATA Sparkling Mix)"は広大な大草原を駆け抜けるようなトライバルなテクノになっているが、大地を揺らす原始的なグルーヴは全身から喜びを発するようで、これも爽やかなトランスを誘発する。そしてラストでは、Calmによる慎ましくも人間の生命力が鼓動するダウンテンポな"Humanature (Cosmic Blessing Version)"が。他にも井上薫によるAurora Acousticとの共作や、CitiZen of Peaceの自然との調和を成すファンクな未発表曲など、そのどれもが力作揃い。国境を超えたナチュラル・トランスとでも言うべきか、快楽的ながらも大自然と共鳴するオーガニックな香りが素晴らしい。



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/12/31 Zero New Year Eve 2013/2014 Spectacular @ 0 Zero
あけましておめでとうございます。2014年もどうぞ宜しくお願い致します。さて、2013年のカウントダウンは円高などの影響なのか、大物外タレを呼ぶパーティーは確実に減っていて、逆に国内アーティストが中心になっていたように思われる。そんな状況の中でどのパーティーに行こうか少々迷ったものの、CalmやDJ NoriにDazzle Drumsが出演する青山のZeroへと行く事にした。
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| EVENT REPORT4 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/8/23 Space Gathering - Summer of Morris - @ Oppa-la
湘南は江ノ島に渡る橋の目の前にあるクラブ・Oppa-la。日の出を拝める絶好のシチュエーションに温もりのある非クラブ的な内装がなかなか都内では見かけない独特のクラブだが、そこに魅了されるDJも多いのかMixmaster Morrisも3年連続での出演となる。今回はサイケデリック・トランス方面において長い歴史を誇る”Space Gathering”との組み合わせとなり、昨年までのハウスやトライバル・ビートなど様々な音が入り交じるパーティーからがらっと傾向が変わっているので、その意味でMorrisもどう触発されてどう変わるのかを楽しみにしていた。
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| EVENT REPORT4 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/7/6 DAIKANYAMA UNIT 9TH ANNIVERSARY LOS HERMANOS -SOUL SAVER LIVE- supported by PRIMITIVE INC. & METAMORPHOSE @ Unit
早いものでUnitも遂に開業9周年。今週から来週にかけてはその記念パーティーを数度に渡り開催しているが、2日目はPRIMITIVE INC.とMETAMORPHOSEがサポートを行い、デトロイトからはLos Hermanosに日本からはHiroshi Watanabe、Calm、Ametsub、Inner Scienceらが出演した。Los HermanosはSoul Saver Liveを銘打ったライブを予定し、Inner Scienceもライブ出演と、普段のパーティーよりもライブが打ち出されているのが9周年のパーティーらしく楽しみであった。
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| EVENT REPORT4 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2012/11/24 Mixmaster Morris Japan Tour 2012 "NEWSUN " @ OPPA-LA
丁度一年前にも開催されたNEWSUN @ Oppa-Laが昨年に引き続きMixmaster Morrisをゲストに迎え、そしてMorrisとも交流のあるDJ YogurtやGross DresserにKeiが脇を固める布陣により、NEWSUN 兇箸覆蟶Gも開催されました。Oppa-Laは江ノ島が見える海の前にあるPOP喫茶と言う形態のクラブで、朝方は天候が良ければ日の出を拝める珍しいクラブです。それにパーティー名を合わせたかのようなNEWSUNと言うパーティー、今年は一体どうだったのでしょうか。
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| EVENT REPORT4 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ben Klock - Fabric 66 (Fabric Records:fabric131)
Ben Klock - Fabric 66
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Ostgut Ton、Berghein勢が気を吐いて活動するベルリンのシーンにおいて、Ben Klockもまた独自のテクノ路線を突き進む個性的なアーティスト/DJだ。Bergheinに於ける活動が認められ一躍トップクラスのDJとなった彼ではあるが、そのせいか近年はアーティストとしての活動よりもDJとしての側面が強く、新作はアーティストアルバムではなく名門MIXCDシリーズのFabricへミックスを提供する事になった。正直に言うと最近は作品も出していなかったしリリース前はそれ程期待してなかったのだが、蓋を開けてみれば凍てついた空気にベルリンの幅のあるテクスチャーを織り交ぜた展開になっていて溜飲が下がった程だ。本人が「普段のセットで盛り上がる作品にはしたくなかった」と意識したのが影響したのか、勢いのあるテクノだけではなく幅広い音を取り込みながら深みや広がりを聞かせ、例えば真っ暗闇の深海を潜っていくように未知なる旅を繰り広げるスリリングな内容となっている。重苦しい音圧や過激なグルーヴ感に頼るのではなく冷たく無機質な音のムードで荒廃したベルリンテクノのイメージを生み出し、やたらめったら体感的にハードな音ではなく精神的にストイックな音に統一されている所にテクノと言う言葉から感じられるマシンソウルが見え隠れするのだ。非4つ打ちの暗黒な音に包まれる前半、その後殺伐としたアシッドやミニマルを通過したかと思えば、荒れ狂うトライバルや硬質な音がダビーに広がるダブ・ステップもあり、後半に入ればハードで機械的な音とディープな空気が混ざりながら終盤のピークへと上り詰めていく。そして最後はピークから静寂へと一気に裏返り、何とAlva Notoの夢幻の世界に溺れるアンビエントで厳かな佇まいの中、静かに終焉を迎える。様々な要素で畳み掛けるプレイがあったからこそラストがより感動的に演出されたのだろうか、Ben KlockのDJの素晴らしさを再度認識する事が出来た素晴らしいMIXCDだ。

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| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Don Cherry - Organic Music Society (Caprice Records:CAP 21827)
Don Cherry - Organic Music Society
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僕がDon Cherryの名を初めて耳にしたのはCalmのアルバム"Ancient Future"(過去レビュー)において、"Utopia & Visions"と言うスピリチュアルな曲を聴いた時だったと思う。余りにも切なく琴線に触れるこの曲が実はDon Cherryのカバー曲である事を知り、そしてこの曲が収録された本アルバムを求めた結果、その当時はアナログのみのリリースでありそれさえも高額な価格で取引されていて手が出せないままで今日まで10年近くが過ぎていた。しかし先日、突如としてLPと同じ仕様であるオリジナル見開きジャケットの形態で本アルバムは初CD化された。Don Cherryについては僕も深い知識を持っているわけではなく、フリー・ジャズ系トランぺット奏者であると言う認識位しか持っていない。そして本作は彼がスウェーデンに移住してから制作したアルバムなのだが、これが北欧らしからぬ霊験あらたかな作品になっていてそのギャップが面白いと感じつつ、人間臭いジャズを越えた気高いニューマニズムに文明的な空気で汚れた心も洗い流された気持ちになった。およそ一般的に想像されるジャズらしからぬ念仏のような霊的なコーラス、シタールの精神波を発する唸り、あくまで無国籍な怪しさを匂わす弦楽器、森の奥から鳴り響く笛の音色、土着的に湿り原始的な踊りを誘うドラム、それらが渾然一体となって織り成す何処とも言えない無国籍な世界観と枠に嵌る事を拒否する自由な演奏は、魂の向かう先に任せたように奔放で美しい。混沌と全てが混じり合い濁った音の中から華麗なメロディーが浮かび上がり、そして人が生まれた青草茂る大地へと戻って行き地球の胎動と共振する世界が広がっている。とても優しくてとても大きくて、生きている事に感謝したくなるエキゾチック・アバンギャルド・ミュージックだ。こんなに素晴らしい音楽が今までCD化されていなかったのが、本当に不思議である。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm presents K.F. - From Dusk Till Dawn (Music Conception:MUCOCD-024)
Calm presents K.F. - From Dusk Till Dawn
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CALM、本名は深川清隆、日本に於いてバレアリックと言う音楽を最も体現しているアーティスト。CALMではユニットを組み個人と個人の鬩ぎ合いの生演奏から生まれる熱い昂揚感を伴うバレアリックを表現していたが、このK.F.名義ではそれが本名の頭文字から取られている事からも分かる通りよりパーソナルなダンスミュージックを目指したバレアリックを追求している。タイトルが示唆するように夕暮れから夜明けまでの時間帯に焦点を当てた本作は、夜の帳が下りてざわめき始める予感から始まり、汗と歓喜にまみれた真夜中のダンスの時間帯から煙草や酒で汚れた空気の中を抜けだして清々しい夜明けを迎えるまでのドラマティックなストーリー仕立てに展開される。CALM名義で披露してきた有機的な質感のある音は後退しながらも、一人での制作でも電子的な音を用いて何処まで臨場感と多幸感を生み出す事が出来るのか、そして踊る悦びを湧き起こす事が出来るのかと言う問いに回答している。寧ろCALMと言う制約から解放されたからこそ、気兼ねする事なくダンスミュージックとチルアウトを分け隔てなく両立しながら、クラブでも又は野外でも聞かれるべきバレアリックな音楽性をこれまで以上に追求出来たのではないか。音楽的に言えば新しさを追求する姿勢よりもBack To Basicな面は強いがそこに後退的な印象は全く無く、小難しい音も聞かせる事なく開放感ある清々しさに満ちたオプティミズムを強調する事に成功している。迷いも雑念も振り払い前へ前へと力強く進むCALMの眩いばかりの自信さえ感じられ、お世辞抜きに最高傑作と言えるアルバムを作り上げた。本作ではCALMが音楽の媒体に対する在り方を問う意味で、パッケージとして細かい曲解説や音楽への考え方を示した説明も膨大に収録されており、CDを買った人のみにだけCALMからの手紙を読む事が出来るのだ。是非CDを手にとって買って、手紙を読みながら音楽を聴いて楽しんでみて欲しい。



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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2011/11/11 Mixmaster Morris Japan Tour 2011 "NEWSUN" @ OPPA-LA
江ノ島にあるカレーダイナー・OPPA-LA。海の目の前だとか朝焼けが美しいだとかシチュエーションの良さの噂は耳にしていたが、場所的に足を運ぶのを躊躇していたので未だに未開の地であったクラブ。この度アンビエント伝道師であるMixmaster Morrisがプレイすると言うので、重い足を上げてOPPA-LAへと遊びに行ってきた。
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| EVENT REPORT3 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm - Sunset Lounge (Grand Gallery:XQKF1011)
Calm - Sunset Lounge
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エモーショナル、叙情、憂い、そんな単語が思いつく音楽を出し惜しみなく紡ぐアーティストと言えばCalmは最適かもしれません。彼が手掛けたアルバムやMIXCDを聴いても分かる通り、Calmの中から溢れ出る心情をダイレクトに心に訴えかけるオープンマインドな人柄が実直に伝わってきます。本作はCalmが井出靖が主宰するGrand Galleryの音源を使用して、真夏の郷愁を表現したもろにタイトルまんまなMIXCDで、特に海辺での黄昏時から夜の帳が下りるまでの時間帯にぴったりなしみじみとしたラウンジ系。チルアウト…と言うとまだクラブ的な要素も残っているように思われるので、敢えてここではヒーリングミュージックと呼ぶのが相応しい程の枯れた味わいのあるリラクゼーションな空気が閉じ込められております。耳に優しく入ってくるアコースティックな音を中心にビートも弱めに、ゆっくりとした時間の中でただただ音がぽつぽつと滴り落ちるように、寂しさや侘しさを吐き出していきます。あまりにストレートな感情の表現にちょっとクサすぎるのも本音ですが、でもそれがCalmのアーティストとしての特徴でもあるし、ただ単にお洒落なヒーリングミュージックとは一線を画すブルージーなほろ苦さも表現しているのは流石です。真夏にはしゃぎまくって疲れた後の癒しの一枚。

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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2011/08/06 Sunset Lounge @ 江ノ島展望台
湘南の夏の到来を告げるパーティー・Freedom Sunset。9年間続いたそのパーティーも大人の事情により6月開催でクローズを迎えました。しかし主催者であるShibaさんの努力により8月、Sunset Loungeへと名前と共にパーティーの形態も変えてパーティーは復活しました。今までのダンスミュージックを打ち出したFreedom Sunsetに比べると、Sunset Loungeは生の演奏を中心としたバンドセットが基本だそうです(ターンテーブル等の利用が不可らしい)。
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| EVENT REPORT3 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
CALM Moonage Electric Quartet - Music is Ours (Music Conception:MUCOCD023)
CALM Moonage Electric Quartet - Music is Ours
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昨年セルフタイトルを冠した私的なアルバムをリリースし、活動の集大成として2010年10月30日に渋谷PLUGでライブを披露したCALM。それから半年を経てその場の空気感までも収録したライブ盤がリリースされました。今までにも二枚のライブ盤をリリースしておりますが、それらがMoonage Electric Big Band(過去レビュー)やMoonage Electric Ensemble(過去レビュー)など大所帯でのライブだったのに対し、本作はカルテットと言う通りシーケンスやキーボードを担当したCALMの他にベース、サックス、キーボードのみの4人編成でのシンプルなユニット編成となっております。前者が数多くの楽器が一体となり迫力を感じさせるライブなのに対し、ここでは規模は最小に抑えた影響か個々のプレイヤーの自由度は増し見せ場を主張する場が多くなり、逆にスリリングな瞬間が生まれる結果となっております。リズムはシーケンス任せなものの安定感のあるダンスなグルーヴを打ち鳴らし、躍動感のあるベースがうねりを、しみじみとした旋律を奏でるキーボードが彩りを、そして情熱のサックスは熱気を生み出して、最小体制のライブながらも興奮度の高いライブを行なっております。特に30分以上の劇的な展開を繰り広げる"Shining of Life"は、正に圧巻の一言。そして本作にはパッケージにも拘りがあり、片面10枚合紙の特注パッケージにエンボス加工を施した非常に製作者の意気込みが感じられる物となっており、このライブ盤を特別な思いでリリースしたのが伝わってきます。ライブもパッケージも手作り感を重視し、やりたい事をやりきった満足感に溢れておりました。

Calm - Moonage Electric Quartet "Music is Ours" by Music Conception

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
G.Mitchell & Jebski Feat. Kengo Ono - Natsu EP 2 (Panoramic Audio Domain:pad-06)
G.Mitchell & Jebski Feat. Kengo Ono - Natsu EP 2

デトロイトからLos HermanosのGerald Mitchellと東京のJebskiの友情から生まれた"Natsu"プロジェクト第二弾は、国内のクラブシーンを盛り上げるアーティストがそれぞれの持ち味を存分に打ち出したリミックスを披露。リミキサーにはJebskiとも交流の深い井上薫(Kaoru Inoue)、DJ Yogurt & Koyas、Calmとばっちり相性の合うアーティストが集められ、どのリミックスも原曲のエモーショナルな面を残しつつ更なる進化を遂げております。Calmのリミックスはライブ感溢れるブレイクビーツとファンキーなサックスの絡み合いから始まり、後の盛り上がりを予想させるブレイクで一旦4つ打ちに移行し、再度ブレイクビーツに回帰する予想外の構成。サックスを残しながらもドスドスと力強い4つ打ちと透明感のある美しいシンセリフを被せたDJ Yogurt & Koyasのリミックスは期待通りの出来で、中盤での壮大な感情の爆発が素晴らしく、とにかくフロアでも野外でも盛り上がりそうな大箱向けのテック系。そして贅肉を削ぎ落としてミニマル色を強めた井上薫のリミックスは、テックな音でじわじわ引っ張りつつも中盤以降は煮えたぎるソウルフルなサックスも爆発させ、電子とオーガニックの自然な融和が成り立っています。どのリミックスもアーティストの持ち味が存分に発揮されているとともに、様々なフロアの状況で映えそうな音でお薦めです。

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| TECHNO8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2011/01/07 Sonic Bathtub @ Microcosmos
がんがん体を振り乱し汗だくになって踊るだけがクラブの楽しみではない。都会的でラグジュアリーなラウンジで、まったりと心地良い音に耳を傾けて一晩を過ごす、そんな楽しみ方もあって良いはず。渋谷のミクロコスモスはまさにそんなパーティーにうってつけなCafe×Loungeなのですが、この度チルアウト宣教師であるMixmaster MorrisとDJ Yogurt、Takamori K.を迎えてまったり心地良いパーティーが行われました。
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| EVENT REPORT3 | 08:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2011/01/03(MON)
Chillout Village 11 @ 高井戸倶楽部
DJ : Mixmaster Morris, Kensei, Utsumi, Bing, Shhhh, Q a.k.a. Insideman

2011/01/07(FRI)
microcosmos 2011 NEW YEAR PARTY "Sonic Bathtub" @ microcosmos
DJ : Mixmaster Morris, DJ Yogurt, DJ TAKAMORI K.

2011/01/08(SAT)
SANDWELL DISTRICT ALL-NIGHT PRESENTED BY MINDGAMES @ Unit
DJ : SANDWELL DISTRICT (DJ + Live), FUNCTION (DJ + Live), REGIS (DJ)

2011/01/08(SAT)
WORLD CONNECTION @ Air
DJ : King Britt, Calm, Downwell 79's
Live : Rucyl

2011/01/15(SAT)
DJ QU JAPAN TOUR @ Eleven
DJ : DJ QU, DJ NOBU, STEREOCiTI

2011/01/15(SAT)
INNERVISIONS 2011 @ Air
DJ : Âme, Alex From Tokyo

2011/01/21(SAT)
Guidance〜導き導かれる人生〜 6th Anniversary @ Seco Bar
DJ : ALTZ, 川辺ヒロシ, DJ YOGURT, 2562/A Made Up Sound, MAMAZU, REI, molick, EYE, DJ NOBU

2011/01/22(SAT)
Travelling @ Eleven
DJ : PROSUMER, DSKE

2011/01/22(SAT)
root & branch presents UBIK featuring THE ORB - METALLIC SPHERES @ Unit
LIVE : The Orb
DJ : yoshiki, DJ SODEYAMA

2011/01/29(SAT)
Ostgut-Ton presents Sound of Panorama Bar @ Eleven
DJ : Steffi, Nick Hoppner, yone-ko
| UPCOMING EVENT | 14:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2010/12/18 Deep River @ 東京都現代美術館 content
Kenkouのアルバムリリースツアーの最終公演・Deep Riverに遊びに行ってきました。美術館地下にあるContentと言うレストランでの開催、そして土曜夕方から夜中までの時間帯と言う事でどんな感じになるか不安もありましたが、蓋を開けてみれば大盛況で素晴らしいパーティーとなりました。オープンから遊びに行ったものの、酒をガバガバ飲んで友達とも喋りつつ遊んでいたので、覚えているだけでの紹介をします。
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| EVENT REPORT3 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/12/3(FRI) The Boss @ Liquidloft
DJ : 高橋透 × N.R.B.K.J [CMT, Universal Indiann, Shhhhh]

2010/12/4(SAT) groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue, Kenji Takimi, HIROKI MURAI a.k.a Psychedelic Bus

2010/12/11(SAT) root & branch presents UBIK @ Unit
Live : Luke Abbot, aus
DJ : yoshiki, DJ Yogurt

2010/12/11(SAT) OVUM 15TH ANNIVERSARY PARTY IN TOKYO @ Womb
DJ : Josh Wink

2010/12/11(SAT) Joaquin Joe Claussell Presents The Resurrections Tour @ Eleven
DJ : Joaquin Joe Claussell

2010/12/18(SAT) deep river @ 東京都現代美術館 content
DJ : Calm, Pepe California, DJ Yogurt
Live : DSK Kojima, Inner Science, Kenkou feat .Sinsuke Fujieda, Kotaro Yoshida

2010/12/22(WED) MILD SEVEN PRESENTS 「BLUE WINDY NIGHT」@ Club Asia
DJ : DJ QUIETSTORM, EYE, KEN ISHII, O.N.O, REBEL FAMILIA

2010/12/24(FRI) WINTER WONDERLAND @ Eleven
DJ : Frankie Knuckles, DJ Nori

2010/12/25(SAT) CHAOS @ Eleven
DJ : Fumiya Tanaka
Live : Portable aka Bodycode

2010/12/26(SUN) Joaquin Joe Claussell Presents The Resurrections Tour @ Eleven
DJ : Joaquin Joe Claussell

2010/12/29(WED) Microcosmos 2nd Anniversary Presents THERE WAS A TIME @ Microcosmos
DJ : 矢部直, Raphael Sebbag, 松浦俊夫, 高木完 & K.U.D.O, 沖野修也, 井上薫
| UPCOMING EVENT | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/10/08 E-NAUT @ Eleven
国内の良質なエレクトロニックミュージックを紹介する東京電子音楽ショーケース・E-NAUT。今回はアルバムをリリースしたばかりのCalmとKuniyuki Takahashiのライブ、そして日本の地下ダンスミュージックシーンの大ベテラン・DJ Noriと本パーティーのオーガナイザー・TAKAMORI K.のDJと素敵な人選だったので遊びに行ってきました。早めに行こうと思ってたところ、家を出る直前に友達からの電話によりElevenへ着くのが遅くなり、到着した頃にはTAKAMORI K.のプレイも終わりかけ…。Paperclip Peopleの"Remake"をプレイしていて、ゆったりとそして官能的な音がフロアに海の様に拡がっていて心地良かった。
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| EVENT REPORT3 | 15:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/10/01(FRI) Bed Making × 恥骨粉砕 @ heavysick ZERO
SPECIAL GUEST LIVE : ホテルニュートーキョー
SPECIAL GUEST DJ : TAICHI
RESIDENT DJ : L?K?O, DJ YOGURT
Bed Making DJs : KOR-ONE, Makossa, KURARA, I-TAL
恥骨粉砕 DJs : mew, DUBINCH, No`n, JUMBLE

2010/10/02(SAT) groudrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue, Hikaru, HIROKI MURAI a.k.a Psychedelic Bus

2010/10/02(SAT) Four Seasons of Deep Space ~Autumn~ @ Eleven
DJ : Francois K.
Live : Cro-Magnon

2010/10/08(FRI) E-NAUT @ Eleven
LIVE : Calm -Moonage Electric Quartet-, Kuniyuki -live pa set-
DJ : DJ NORI, TAKAMORI K.

2010/10/09(SAT) CHAOS @ Eleven
DJ : Fumiya Tanaka, Zip

2010/10/09(SAT) Rejected Label Night @ Womb
DJ : Joris Voorn, Edwin Oosterwal

2010/10/09(SAT) Electric Skywalker @ Unit
LIVE : SYSTEM 7
DJ : SECRET CINEMA, RENNIE FOSTER

2010/10/10(SUN) MADCHESTER NIGHT 2010 @ SEATA
DJ : YODA, KENJI TAKIMI, DJ YOGURT

2010/10/16(SAT) freerange tokyo @ Warehouse
DJ : Tom Middleton, Jay Zimmermann aka JZ, DJ Sam Fitzgerald, Aosawa, Kaji

2010/10/23(SAT) Clash × Drumcode @ ageHa
DJ : Adam Beyer, Cari Lekebusch, Ida Engberg

2010/10/23(SAT) HOUSE OF LIQUID - liquidroom 6th anniversary @ Liquidroom
DJ : LEN FAKI × 石野卓球 × DJ NOBU

2010/10/30(SAT) Real Grooves Volume 43 RG Halloween Costume Party @ Eleven
Live : Stephen Beaupre
DJ : Akufen, Takuya × Kikiorix
| UPCOMING EVENT | 07:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Calm (Music Conception:MUCOCD-022)
Calm
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Calm - 平穏な・穏やかな - 。セルフタイトルが付けられたCalmのオリジナルアルバムとしては通算6枚目の本作。今までは作品毎にプレイヤーの助力を得て作品を創り上げてきたCalmが、今回は誰の手も借りず自分自身の手のみで創り上げた私的なアルバム。だからこそ思い内あれば色外に現る。作品毎に、プロジェクト毎に変化と進化を繰り返してきたCalmの最新作は、ここに来て悟りを開いたかの様に穏やかで落ち着きを感じさせる。Calmの作品群の中でも地味な部類に入るアルバムではあろうが決して退屈な音楽でもなく、それどころかCalmの初々しかった頃の初期衝動とそれに加えてピュアな愛が素直に伝わってくるとても慈愛に満ちたアルバムだ。全てを一人で手掛けた影響もあってかエレクトロニック度は高めながらも小手先の装飾を披露するでもなく、よりシンプルにより剥き出しな音色が強くなっている。心に燃える灯も以前よりも強さを増し、有機的な温もりも感じさせる。ダンスミュージックだとかリスニングだとかそんな枠は取り払い、素直な心で聴いてCalmの内なる小宇宙を感じて欲しい。CalmがCalmと言うタイトルを何故付けたのか…それは聴けば理解せずとも感じられるだろう。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/09/10 HYPER MODERN MUSIC SALON - Dinosaur meets Techno - @ Mado Lounge
Mado Loungeには良い思い出は無いものの、今回はオールジャパニーズかつ新旧世代が集まった面白そうなパーティーがあったので、久しぶりにMado Loungeへと足を運んでみました。

結果から述べますと都内各クラブでビッグパーティーがあったり、翌日には大型フェスが待っていたせいか、動員的にはなかなか厳しい状況だったと思います。その上困ったのが景色が素晴らしいメインフロアであるスカイギャラリーが、煙草どころかドリンクも持ち込み不可と言う状況で、音楽にはお酒が必要な自分には非常に困った環境でした。スピーカーはFunktion Oneを持ち込んでかなりバカでかい音は出せていたものの、展望台一面のガラスの反響も酷くてう〜んと悩ましい思い。

とまあそんな状況だったのでMado Loungeへ酒を飲みに行ったり、メインフロアで音楽を聴いたりと行ったり来たりで、なかなか集中してDJプレイを楽しめなかったのですが、軽く各アーティストの印象でも。

CALMは予想外にアッパーでバキバキなテクノを中心にプレイ。ハードテクノとまでは行かないまでも、鋭角的に切れがありその上で彼らしいメロディックな音も混ぜて、オープニングからアゲアゲ。

Hiroshi Watanabeは低音の効いたダビーで伸びのあるテクノでズブズブと深みを見せつつも、スピード感がありそして重厚な神々しさもあり、いつも通り安定感のあるプレイ。彼の様に重みのあるトラックを使用すると辺り一面のガラスの共振も酷くて、せっかく良い低音が出ているのにもったいないなと残念でした。途中でPaperclip Peopleの"4 My Peepz"がかかった辺りでは、夜景を眺めつつ心の中でガッツポーズしておりましたが…

Hiroshi Kawanabeも以前聴いた印象を受け継いでカッチリとタイトなテクノで、どっかんどっかん攻め上げておりました。彼の昔のDJは全く知らないのだけど、最近は音数を絞ってすっきりとしているのにハードな音と言うのが彼の最近の傾向なんでしょうかね。とてもテクノらしいテクノで良い感じでした。

最後にA.Mochiのライブ。WIREにも出演していた様ですが、自分が聴くのは初めて。これが予想外に良くてハードでミニマルなテクノの連発。重いキックがイーヴンな4つ打ちを刻みつつ、微妙にテッキーな上物も入ってきたりで、終始攻撃的で一辺倒かと思いきや飽きを感じさせないライブでした。是非とも次はクラブで聴いてみたいなと思わせられましたね。

■Hiroshi Watanabe-Mi-Mix(過去レビュー)
Hiroshi Watanabe-Mi-Mix
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| EVENT REPORT3 | 08:30 | comments(1) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/09/04(SAT) Metamorphose 10 @ 修善寺 サイクルスポーツセンター
Act : Manuel Gottsching performs "more INVENTIONS FOR ELECTRIC GUITAR" with Steve Hillage, Elliott Sharp & Zhang Shouwang, X-102, Moritz Von Oswald Trio, Mogwai, Larry Heard and more

2010/09/10(FRI) Hyper Modern Music Salon -Dinosaur Meets TECHNO! @ Mado Lounge
DJ : Hiroshi Kawanabe, A.Mochi, CALM, Hiroshi Watanabe aka Kaito, no.9, Haruka Nakamura
Live : evala

2010/09/10(FRI) HI-TECK-SOUL Japan Tour 2010 @ Eleven
DJ : Derrick May, Ryo Watanabe

2010/09/10(FRI) SOLAR FREQUENCY @ Womb
Galaxy Stage
DJ : DJ Tasaka, DJ Nobu, The Backwoods
Future Lounge
DJ : DJ Yogurt, JZ, Leyziro

2010/09/10(FRI) CLUB MUSEUM "DETROIT LEGEND" @ Unit
DJ : Kevin Saunderson, Cloude Young Jr., Rok Da House

2010/09/22(WED) GUIDANCE @ Eleven
DJ : Michael Mayer, Takkyu Ishino

2010/09/24(FRI) Urban Tribe Japan Tour 2010 @ Eleven
Live : Urban Tribe
DJ : DJ Stingray (aka Sherard Ingram / Urban Tribe)

2010/09/25(SAT) AIR 9th ANNIVERSARY "DIXON × AIR Release Party @ Air
DJ : Dixon, Ko Kimura, DJ Sodeyama

2010/09/26(SUN) ShinKooeN fes 10' @ 神奈川県茅ケ崎市柳島海岸
DJ : Altz, DJ Nobu, DJ Quietstorm, DJ Yogurt, Ko Kimura and more
Live : Dachambo, Kaoru Inoue, O.N.O and more
| UPCOMING EVENT | 07:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/07/02 Bound for Everywhere @ Plug
予定が空いて暇だったのでCalmが主宰しているBound for Everywhereに行ってきました。以前は下北沢のWedgeで開催されていて、そこがクローズした後はLiquidloftで行い、そして現在は渋谷Plugへと落ち着いたみたいです。初めてPlugに行ったんだけど、バーとフロア一体型の100人位入れる小型の箱でした。24時半に現場到着すると既にCalmがハウシーな選曲でミックスはしないLoftスタイルでプレイ中。この日は割とハウスな選曲が多く、スピリチュアルハウス〜ディープハウス〜プログレッシヴハウスなどを一曲一曲ほぼフルレングスで聴かせておりました。無駄に知識をひけらかす様なマニアック過ぎる選曲でもなくて、最新のヒット曲から往年のクラシックまで誰が聴いても気持ち良くなれるある意味ベタではあるけれど、しかしクラブミュージック初心者でも楽しめる様な選曲。エフェクトやイコライジングも殆どかけていなかったんじゃないかな、曲その物の良さが分かるプレイですね。ミックスをしない事でフロアの雰囲気も熱くなり過ぎずに、みんな和やかなムードでまったり楽しむ感じでした。3〜4時位からはミックスを行いながらテクノもプレイしたり、朝方はお約束のディスコやファンクもプレイしてフロアに輝かしい朝焼けが差し込む様なムードを作って微睡みモード。特にスピリチュアルハウス大傑作の"All Loved Out (Love Serenade)"が流れた時は、フロアにも至福の時間が訪れて感動的でした。パーティーは長く続いて7時でも終わらなかったので、その時点で脱出。

個人的な意見としてはLiquidloftでまた開催して欲しいな。単純にLiquidloftの雰囲気の方が好きなだけです。

■Calm - Mi-Mix(過去レビュー)
Calm-Mi-Mix
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| EVENT REPORT2 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/05/01(SAT) CABARET @ Unit
Live : DBX
DJ : Daniel Bell, yone-ko, masda, sackrai

2010/05/01(SAT) FORWARD @ Air
DJ : Francois K., Calm

2010/05/01(SAT) Mother presents UNIVERSAL SOUND OF ORCHESTRA @ ageHa
Live : System 7, Son Kite and more
DJ : Mixmaster Morris, Artman, Sinn and more

2010/05/02(SUN) Thomas Fehlmann Japan Tour 2010 @ Eleven
Live : Thomas Fehlmann
DJ : DJ Wada, Universal Indiann

2010/05/02(SUN) Rainbow Disco Club @ 晴海客船ターミナル臨港広場特設ステージ
"RAINBOW DISCO"
DJ : DJ HARVEY, METRO AREA, KENJI TAKIMI, KOJIRO, MATT EDWARDS, NICK THE RECORD, GO KAMINOMURA

"THE TOP"
LIVE : VINCE WATSON, MIRKO LOKO, SIDE B
DJ : AME, LEON & SKINNI PANTS, TEZ & KUSDA, LOUD MINORITY RADIO, KELIE

2010/05/04(TUE) LARRY HEARD JAPAN TOUR 2010 @ Air
DJ : Larry Heard, DJ Sprinkles a.k.a. Terre Thaemlitz

2010/05/04(TUE) Redshape Japan Tour @ Module
Live : Redshape
DJ : Keihin, Gonno, Naoki Shinohara

2010/05/04(TUE) MINUS CONNECTED #8 @ Womb
DJ : Richie Hawtin

2010/05/07(FRI) CLUB MUSEUM 7th Anniversary!! "777" @ Unit
DJ : FREQUENCY 7 aka Ben Sims + Surgeon - 7 HOURS Show ! -

2010/05/08(SAT) DJ HARVEY 2010 tour of Japan @ Eleven
DJ : DJ HARVEY, DJ GARTH

2010/05/15(SAT) FUTURE TERROR VS BLACK CREAM @ Liquid Loft
DJ : FUTURE TERROR(DJ Nobu, Haruka, Kurusu) & BLACK CREAM(HATTORI, SE-1, Apollo)

2010/05/21(FRI) root & branch presents UBIK @ Unit
DJ : Norman Nodge, DJ Nobu

2010/05/29(SAT) Real Grooves Volume 41 Samurai FM Relaunch Tokyo @ Eleven
Live : Pier Bucci, Yasuharu Motomiya
DJ : Pepe Bradock, MX

2010/05/30(SUN) SOLAR FREQUENCY @ お台場青海シーサイドコート
【GALAXY STAGE】
DJ : JEFF MILLS, TAKKYU ISHINO, KEN ISHII, DJ NOBU, LOUD ONE

【WOMB SATELLITE STAGE】
DJ : DJ Aki, THE AMOS, Dr.SHINGO, RYUSUKE NAKAMURA, DJ LUU, スガユウスケ, DJ HARRY

【YOUNAGI AREA】
DJ : IZURU UTSUMI, DJ YOGURT, Shhhhh, Q, SINN

まだGW近辺の仕事の予定に目処がつかないので、どのパーティーにいけるかは未定。Thomas Fehlmannのライブは良いよ〜、エレガンスなダブテクノ。Larry Heard+DJ Sprinklesも行きたい、オールドスクールなハウスが多そう。そして最近軟弱になっている自分にはベンシム+サージョンのハードミニマル7時間地獄が気になるが、一夜を耐えきる自信は無いし、男臭そうなパーティーだよなぁ…。だがそこに痺れる憧れる!
| UPCOMING EVENT | 08:00 | comments(9) | trackbacks(0) | |
Dream Driftin' Edition "Slow Jam" Mixed By Calm (Music Conception:CMC-004)
Dream Driftin' Edition

日本のミスターバレアリックことCalmの最新MIXCD。もうタイトルまんま、ゆったりと夢の中を漂流するバレアリックサウンド満載。Bryan Ferryの涙がこぼれる程に切ない"Slave to Love"から、Calmの新ユニット・Field.echoの新曲"Blue Moon"でゆったりとした時間軸と深い夢の世界へと突入し、そこからはシンセポップやフォーク、チルアウトが続いてまだまだ霧に覆われた夢の世界を突き進む。そして90年代バレアリックの名作が2連発、プライマルズの黒いグルーヴ"Screamadelica"とOne Doveの甘く切ない"Why Don't You Take Me (Underword Remix)"で、スローモーションな音にダンスの要素も合わさり一気に快楽志向へと向かう。自分と同じ30代にはツボにはまりまくる90年代前半の黄金時代が蘇る瞬間。終盤はディスコ系で熱を帯びたと思いきや、ラストはDJ Vadimの土着的で大地の生命に呼応しつつラストへと終着。これはほんの一時の白昼夢か、夢か現か、ここではない何処かへの音楽の旅。スロウなビートながらもじんわりと染み入るグルーヴに誘われて、現実の世界に居ながらにしてパラダイスへと旅立てるアーバンバレアリックミュージック。と言う事で、とにかくトロトロうっとりする程に気持ちの良い一枚。

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| HOUSE5 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/01/23 Bound for Everywhere @ Liquidloft
今回はCalm主宰のBound for Everywhereに行ってきました。Calm本人がオープン〜ラストまで単独で一晩の世界を創り上げる長い音楽の旅。しかもCalmがカートリッジからミキサー、トランス、イコライザーなどこだわりを持った機材を持ち込み、ばかでかい音ではなくて良質な音を追求したパーティー、そんなコンセプトがあり楽しみにしておりました。

でLiquidloftに行ったら奥のダイナーが閉まってたよ…あそこでシメイとか飲みたかったのに残念。で音楽の方はと言うと序盤は緩め緩めでジャズとかハウス中心で、しかもいわゆる曲を繋がないロフトスタイルで回しておりました。フロアにアロマキャンドルの香りが漂っていてうっとりする中、それと共に優しく耳に入ってくる音がとても心地良い。刺激的ではなくて、落ち着きをもたらす快適なBGMって感じでした。途中から少しずつあげてきて、スピリチュアルハウスとか早めの時間に"Can You Feel It"もかかったりしてダンスグルーヴが強くなり、更にはファンクやディスコ、トライバルハウスとか脈絡は関係なく素敵な音が紡がれていきました。真夜中の"I Feel Love"や"The Colour Of Love (UR Mix)"などのオールドスクールな歌物も、やっぱりLove & Peaceなムードを発していて自然と笑みがこぼれてきましたね。そんな風にあげあげにするのではなく、踊りと音を求めてきた客と一緒に温かいムードでCalmが音楽の一夜を作り上げており、リラックス出来るパーティーも良いなと思いました。汗なんかこれっぽちもかかなかったよ。そして持ち込み機材のおかげか本当に音が良く、耳鳴りはせずにするっと優しく空気が耳に入り込む感触でした。是非ともまたLiquidloftで開催して欲しいですね。

■Calm - Mi-Mix(過去レビュー)
Calm-Mi-Mix
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| EVENT REPORT2 | 16:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/12/31 ELECTRONIC TRIBE YEBISU NEW YEAR'S PARTY 2010 @ 恵比寿ガーデンホール
あけましておめでとうございます。近年は余りの混み具合に辟易してカウントダウンパーティーは避けていたのですが、ELECTRONIC TRIBEは気になる面子が出演していたので遊びに行ってきました。結果的には24時前後以外は激混みにもならずに快適で、なかなか良い迫力で音も出ていたので十分に楽しむ事が出来ました。
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| EVENT REPORT2 | 09:00 | comments(5) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2009
2009年も当ブログをご愛読頂きありがとうございました。今年は転職したりDJしたりと転機もあり、山あり谷ありながらも充実した一年でした。また様々な方にご迷惑&お世話になり謝罪と感謝の気持ちで一杯です。歳と体は成長しても精神面では相変わらず小学生のノリなので、来年からは落ち着いた大人になりたいものです。

さて音楽業界にも不況の波が訪れておりますが、決して音楽の質が落ちている訳じゃありません。夜空には目には見えないけれども数多くの星が輝いている様に、音楽だってまだ僕も貴方も見つけていない素敵な音楽が埋もれている筈。音楽に対し愛を持ち自分の心に忠実になり耳を澄まして、貴方を幸せにしてくれる音楽を見つけて欲しいと思います。最後に自分の中での2009年ベストを選んでみました。が、あくまで今の気分なんで、また後で選び直したら変わるでしょう。それでもミュージックラバーの参考になれば幸いです。ではでは来年も良い一年になる事を祈って…
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| BEST | 00:10 | comments(4) | trackbacks(2) | |
UPCOMING EVENT
2010/01/03 (SUN)
Chillout Village 09 @ 高井戸倶楽部
DJ : Mixmaster Morris, DJ Kensei, DJ Hikaru, Utsumi, Q a.k.a. Insideman, Sinn, Hiyoshi
Live : Dr.Tetsu ft. Arata

2010/01/08 (FRI)
LIQUIDROOM & root and branch PRESENTS MORITZ VON OSWALD TRIO - Vertical Ascent Japan Tour 2010 @ Liquidroom
Live : MORITZ VON OSWALD TRIO
DJ : DJ Nobu, DJ Tasaka, DJ Wada

2010/01/10 (SUN)
2010: An Inner Space Odyssey @ Microcosmos
DJ : Cloud Young, Takamori K., and more

2010/01/10 (SUN)
IOOIIO -unfinished sympathy is finished! - @ Solfa
DJ : DJ Yogurt, kai Kunimoto, Foliday
Live : Dorian

2010/01/16 (SAT)
THE GAME -The 10th Chamber Of Liquidloft Vol.2- @ Liquidloft
DJ : DJ Nobu, N.R.B.K.J(CMT, UNIVERSAL INDIANN, Shhhhh)

2010/01/22 (FRI)
Klass @ Module
DJ : Sven Weisemann, Naoki Shinohara, RANUMA, Ko Umehara

2010/01/22 (FRI)
DJ DEEP JAPAN TOUR 2010 @ Microcosmos
DJ : DJ DEEP, DJ AGEISHI, DJ NARIAKI

2010/01/23 (SAT)
Bound for Everywhere New Year Party @ Liquidloft
DJ : Calm

年が明けてもパーティーは竹の子の様に湧いてくる。まずはラグジュアリーなChillout Villageで優雅な一時を。MvOTは仕事で行けません(泣)。今超絶期待のSven WeisemannとDJ Deepが被ってしまったなぁ…Svenに行くと思うけど。CALMのB4Eは音に拘ったパーティーだそうで、かつLiquidloftと言うお洒落な場所で開催なので、ちょっと期待している。
| UPCOMING EVENT | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ken Ishii - The Works + The Unreleased & Unexpected (Music Mine:IDCK-1006)
Ken Ishii - The Works + The Unreleased & Unexpected
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日本が誇るテクノゴッドことケンイシイも、今年で遂に日本デビューから15周年だそうです。進化と変化を短いサイクルで繰り返すクラブミュージックシーンにおいて、デビューから常に前線で活躍し続ける彼の功績に異論は無いでしょう。そんな彼の名曲リミックスや未発表曲をまとめたのが本作。珍しい所ではテクニークを運営している佐久間英夫のプロジェクト・Subvoiceのレアなトラックや電気グルーヴの名曲"N.O."、そして大御所デリックメイやインナーシティーの名曲、現代音楽家・スティーブライヒのミニマルなトラックまでリミックスをしていて、なかなか今まで聴く機会の少なかった曲を一同に聴けるのは嬉しい限り。正直な事を言うと元ネタのジャンルがバラバラなだけにリミックスにも統一感は余り感じられないのだけど、それでも共通しているのは一聴して分るケンイシイの音が存在している事。レーザー光線の様な透明感とあの未来的な輝きを持ったシンセサウンド、これこそがケンイシイの音の象徴だったはず。徐々にケンイシイもダンストラックを作り始めた事でその特徴は残念ながら薄れて行く訳だが、この編集盤にはまだそのユニークな音色が溢れていて懐かしさと共に今でも新鮮さを失わずに輝いている。しかしデリックメイの"The Beginning (Ken Ishii Remix)"は、真夜中の高速道路をハイスピードでドライブしている感覚があり格好良いねぇ。

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| TECHNO7 | 10:00 | comments(3) | trackbacks(2) | |
Kraftwerk - Trans Europa Express (Kling Klang:5099930830325)
Kraftwerk - Trans Europa Express
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夜勤を脱出したので最近は平日でも普通に飲める、これを最高に幸せに感じる、普通の事なのにね。初めて渋谷にあるH&Mに行ってきた。自分は服には時間も金もかけない人間なので普段はユニクロでさくさく済ませる事が多いのですが、H&Mも品揃えが良くて今後利用してみようと思った。便利な世の中ですね。

祝・クラフトワークの全作品リマスター!今尚世界のテクノアーティストから畏敬の念を受けるとても大事なユニットなのに、自分は何故かこのアルバムだけ所持していなかったのでこの機会に購入。とにかくこのアルバムで外せないのはタイトル曲である"Trans Europa Express"、これに何故かアメリカの黒人たちはファンキーな要素を感じてしまったらしい。エレクトロニックでシーケンスがウニョウニョと鳴り、打ち込みのドラムマシーンが淡々となる非人間的な曲にだ。この曲は後にAfrika Bambaataaにサンプリングされ"Planet Rock"として生まれ変わり、ヒップホップのシーンに大きな影響を残す事になる。そしてデトロイトテクノの始まりでもあるJuan Atkinsも当然このファンキーな音に触発され、後にエレクトロなるジャンルを生み出す事になる。何故多くの黒人がドイツの白人の音にファンキーな音を感じたのか、これは今でもとても不思議な事だ。そんな曲とは対極的に牧歌的であっけらかんとしたポップな電子音楽が聴けるのが、"Europe Endless"。ウキウキ散歩気分なキュートな音は、クラフトワークのポップなセンスを理解するには分り易い一曲だと思う。他にもCALMがMIXCDで使用していたノンビートでチルアウトな曲もあったり、アルバム通して聴き応えのある一枚である。ところで最近オリジナルメンバーの片割れが脱退したそうだが、大丈夫なのだろうか…

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| TECHNO7 | 07:30 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Calm - Love Save The Day (MUSIC CONCEPTION:CALMMIX001)
Calm-Love Save The Day
夏の終わりに届いた快楽都市の享楽。真夏の思い出で火照った心を冷ます為に、Calmが手掛けたチルアウトでバレアリックなMIXCD。選曲は90年代の愛の夏が大好きだった人にドンピシャで、Kraftwerk、Ash Ra Tempel、My Bloody Valentine、Primal Scream、The Verve、Spacemen 3、One Dove、Ulrich Schnaussなどのサイケで夢現なトラックが中心。愛に耽溺し夢の中を彷徨い、少しの間でも現実を忘れさせてくれる甘美な世界。現実世界に悲観し疲れてしまったのであれば、こんな音楽を聴いて少しの時間でも逃避したって良いじゃないか。少なくともこれを聴いている限りは、まだ夏は終わらない。天使の羽根の様に柔らかく優しい空気に包まれて、荒んだ人の、落ち込んだ人の心をきっと癒してくれるだろう。夏の終わりと共に消え行く真夏の夜の夢。それは"Second Summer Of Love"。夢ならば覚めないで。

ユニオンなどの専門店のみの販売っぽいです。

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| ETC3 | 01:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm - Mi-Mix (Octave Lab.:OTLCD-1259)
Calm-Mi-Mix
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夏の終わりが近づき、秋の足音が聞こえてくるこの頃。今年の夏は予想を覆して、海水浴やお祭り、バーベキューと色々な出来事があって感慨深い気持ちです。そしてまだまだ夏が終わって欲しくない、そんな気持ちを呼び起こすMIXCDが登場。ミックスを手掛けるはセンチメンタル一直線のCALM。メタモルフォーゼの朝方の雰囲気を意識して作った本作は、確かに緩めでリラックスしたムードが漂うバレアリックな展開。夜通し踊りまくって汗臭さの向こう側に感じる充足感、そして終わりを迎えてしまう切なさが漂う朝方のあの空気だ、それがここにはある。もう無意味にアゲアゲな選曲で踊らせる事はしない、ただただ流れてくる心地良く優しい音楽に身を委ねれば良い。そうするだけできっと体は再度動きだし、足はステップを踏み、薄れいく意識の中で心が満たされていく。朝日が昇り始め霧靄が開き始める、そんなシーンが浮かんでくる朝方の音楽。とても心地良いです、心が安らぎます。

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| HOUSE5 | 09:16 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/07/03 (FRI)
UNIT 5th Anniversay Party
Live : SILVER APPLES, Buffalo Daughter, SALMON feat. MAKI999
DJ : KENJI TAKIMI, DJ NOBU, CHIDA, DJ KIMI

2009/07/10 (FRI)
CABARET Celebrate the 5th anniversary of UNIT!!
DJ : DANIEL BELL, CASSY

2009/07/10 (FRI)
Bound for Everywhere -3rd Anniversary- @ Wedge
DJ : Calm

2009/07/11 (SAT)
MILD SEVEN presents BLUE WINDY NIGHT @ ageHa
DJ : Francois K, Derrick May

2009/07/17 (FRI)
THE BEACH @ MICROCOSMOS
DJ:Toshio Matsuura, Kaoru Inoue

2009/07/19 (SUN)
MIDNIGHT DJ LOUNGE “human” @ MICROCOSMOS
DJ : Nick Jones, Aron T

2009/07/19 (SUN)
Francois Dubois aka Funk D' Void Japan Tour Osamu M&Satoshi Fumi "Outerspace" Release Party @ Womb
DJ : Francois Dubois a.k.a. Funk D'Void, Osamu M, Satoshi Fumi

2009/07/31 (FRI)
WARRIOR ON THE DECKS Launch Party @ Air
DJ : Ken Ishii

スケジュール的に行けないのが多いです。ミクロコスモスの"The Beach"なんか楽しそうで行ってみたいのに。デリック×フランソワは流石に来日し過ぎて、有り難みを全く感じなくなっているこの頃。月末のケンイシイは久しぶりに行きたい。GWはクラシック回しまくったそうで、今回も期待したい。
| UPCOMING EVENT | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm + K.F. + Organ Language - Rest of the Pieces (Music Conception:MUCOCD-021)
Calm + K.F. + Organ Language-Rest of the Pieces
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こんにちは、今日で生まれてから18歳と4380日です。違う言い方だと三十路とも言います。独身のまま三十路を迎えてしまいましたが、この歳になってもクラブに通う事が出来ているのは幸せな事です。さすがに30歳にもなると加齢臭が漂ってきたり、白髪もぽつぽつ増えてきたり、肝臓が悪くなったり歳を感じるこの頃ですが、顔の肌艶だけはよく良いと言われます。きっと栄養過多なだけですね(*´∇`*)

今日は日本においてメロウなダウンテンポミュージックを作らせたら随一のCalmの編集盤を紹介。Calm名義の他にK.F.、Organ Language名義でのレアトラックや未発表曲を根こそぎ揃えた価値のある一枚ですが、単純にそんな希少性を抜かしても本当に泣ける曲が揃っていてマチュ感涙です。個人的に意外だったのがオリジナルはリズムトラックが軟弱だった"Shining of Life"が、フルートメンタルバージョンでは郷愁を帯びたフルートが付け加えられたと共に、ダンストラックとしてリズムが強固になり美しい4つ打ちハウスになっていた事。今でもK.F.のアルバムに関しては音のプロダクションが好きではないんだけど、やはり根底にある曲のメロディー等は良かったって事なのか。Calm史上屈指の名曲"Light Years"は女性ボーカルバージョンが収録されていて、琴線に触れるピアノの情緒も然る事ながら女性の柔らかいボーカルもオリジナルとはまた違った味わいを感じさせます。ピアノとサックスを前面に打ち出した"Pharoah"も、想像以上の泣き泣き状態。静寂の中で両楽器のメロウな旋律が絡み合い溶け込んで行く音は、まるでビーチでの黄昏時の様な切なさを喚起させます。こりゃまるでスピリチュアルジャズだわ。他の曲もどれも負けじと切なさが胸いっぱいに広がる曲ばかりで、ある意味コテコテなんだけどやっぱり好きだわ。プログラミングを下地に生演奏もふんだんに使用されていて、有機的な音も耳に優しく響き渡りました。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 06:00 | comments(6) | trackbacks(0) | |
Calm + Moonage Electric Ensemble - Milestone (Music Conception:MUCOCD-020)
Calm + Moonage Electric Ensemble-Milestone
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Calmの隠れた名作が復刻〜、有難い。極少数だけ販売された"The City Child"と言う写真集に付録されていたCalmのライブ盤が、ボーナストラックも追加されて目出度くリイシューです。何が良いってやはり脂が載ってる頃の2000年のライブが体験出来るって事ですよ。これは勝手な推測なんだけど、Calmファンの多くは00〜03年辺りの作風が好きな人が多いんじゃないかと思うんですよ。だから2009年と言う現在に、こうやって過去の遺産を穿り返してくれたのは非常に嬉しいんですわ。内容に関しては正に期待していた通りの、ジャズ+ダウンテンポ+チルアウトなバンドサウンドで生き生きとした音が素敵です。小洒落たフェンダーローズや血が煮えたぎる様に熱く唸るサックス、そしてFarrがコントロールするリズムトラックなどが見事に絡み合い、都会的でかつ砂糖と珈琲が溶け合うようなビターでスウィートな空気を醸し出していますね。ロマンティックなピアノの旋律から始まる"Light Years"や、サックスソロがソウルフルに奏でられるハウストラック"Simple Chords Again"、そしてPharoah Sandersの"Love Is Everywhere"をサンプリングした"Authentic Love Song"など聴き所は多数、と言うか一切の捨て曲は無い。どれもが長尺であるにも関わらず、長さを感じさせずにぐっと心を掴んで離さない激情を持ち合わせているんです。Calmのアルバムの中でも一番良いかもしれないな、まじで。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/03/08 SYNCHRONICITY @ O-EAST
クラブミュージックとロックミュージックの祭典・SYNCHRONICITYに行ってきました。前売りチケットを買って楽しみにしていたイベントでしたが、夜勤明けで昼間爆睡していて夕方遅くになってから行ったので前半のアーティストは聴けず。18時からのDJ FloorのCalmのDJから始まり。最初ヒップホップから回しだしてその次にいきなり、Liiiiiiiiittle Flurry Cloudsをぶちかまし、序盤から盛り上がる〜。緩めながらもバレアリック全開、ディスコダブっぽいノリがよくポジティブになれる曲を気持ち良く繋いでおりました。CalmもDJしながら曲に合わせて歌っていたりギターを弾くふりをしたり、かなりノリノリだったみたい。後半に入るとスマパンの"1979"からローゼスの"Fools Gold"に繋ぐなど、ロッキンながらもめっちゃ痺れるファンクネスが溢れ出る。"Fools Gold"のギター、ベース、ドラムはまじで相当濃いファンクだわ。懐かしさ満載。

その後大好きなDJ Yogurtに交代。ヨグはテック〜ディープハウス中心の選曲。今回もかなり飛ばしまくってたな〜。Moodymann、Blazeなどの濃くてドープなハウスから、恍惚感と疾走感に溢れるテックハウスまで使用して、がつがつと攻めてました。今回も終盤でJebskiの"Frame"と言うスペーシーでトライバルな名曲を回してたな、あれは盛り上がるよ。ダンスミュージックは単純に何も考えずに踊れる、それがやっぱり4つ打ち最高だと思える理由。

で最後は、音楽仲間のVADERお勧めの渋さ知らズオーケストラを聴きに行く。20人以上の大編成、指揮者まで居る!(VADER曰くその人がリーダーだそうだ。)ふんどし一丁で体を白塗りしたダンサーや、ハワイアンの姿をした踊り子までいたり、訳分からんな。ドラムとパーカッション合わせて4人程、管楽器も10人近く居た。演奏が始まるとフロアに居る客にまで息を合わせる様に指示を出したり、全員参加のライブがお決まりの様だ。ごった煮ジャズと言うかファンクと言うか、とにかく元気でお祭り気分になれる様な音楽で自然と顔にも笑みが浮かんできました。が、う〜ん、友人のお薦め程自分には合わなかったな。管楽器の一つ一つが強調し過ぎていて、自分の耳には正直五月蠅かったと言うか。同じ大編成でもクラシックのオーケストラの一体感みたいなのは感じられず、正直耳が痛かった。まあ自分が夜勤明けで疲れていた事もあっていまいち乗り切れなかったけど、同じジャズ系聴くならもっとシンプルな少人数編成の方が好きなんだね。テクノもそうだけど、音をどんどん増やすんじゃなくて必要最低限の音で踊れる音楽が俺は好きなのかな。あまりごちゃごちゃしているのは、きっと自分には合わないのかもしれない。と言う事でライブは30分程聴いて退散、疲れて家に帰宅。

久しぶりのロックと言うかそんなバンドのライブを体験したけど、それはそれで悪くなかった。今度は普通のギターが格好良いロックのライブを、たまには聴いてみたいと思った。しかしよ、通路である階段の地べたに居座っていた沢山のスモーカーの方々は、迷惑過ぎでした。まず通行の邪魔だし、タバコがめっちゃ臭過ぎた。ちゃんとよ〜、決められた場所で吸えや、ファッキン。路上の片隅に座ってちゅぱちゅぱシンナー吸ってるアホと、何ら変わらん光景だったよ。
| EVENT REPORT2 | 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/03/07 (SAT)
FLOATRIBE @ Unit
DJ : KAORU INOUE, KENTARO IWAKI, YUMMY

2009/03/08 (SUN)
SYNCHRONICITY @ O-EAST
Live (MAIN STAGE) : 渋さ知らズオーケストラ, 曽我部恵一BAND, 犬式 a.k.a. dogggystyle, Tegwon, Anchorsong

DJ (3F DJ FLOOR) : Kentaro Iwaki, CALM, DJ YOGURT, L?K?O, Ko Umehara

2009/03/14 (SAT)
SiCK! @ ANGELO
GUEST DJ : Alton Miller
DJ : SiCK DJs
LIVE PAINTING : Abdul Qadim Haqq

2009/03/19 (THU)
VATON @ Module
DJ : MARCEL DETTMANN, yoshiki
Live : ditch

2009/03/19 (THU)
dB UKi Events and HORIZON @ Unit
DJ : Oliver Ho, KIHIRA NAOKI

2009/03/19 (THU)
mule musiq 5th anniversary party pt.2 "endless flight" @ Womb
DJ : DJ Koze aka International Pony, Adolf Noise, Toshiya Kawasaki
LIVE : Lawrence, Foog
DJ Sprinkles Deeperama LOUNGE : DJ Sprinkles aka Terre Thaemlitz, Lawrence, Dr.nishimura

2009/03/20 (FRI)
Organza meets Ostgut-ton @ Womb
DJ : Ben Klock, DJ PI-GE
LIVE : Shed

2009/03/21 (SAT)
FUTURE TERROR @ QUEENS CLUB
Special Guest DJ : MARCEL DETTMANN
DJs : DJ NOBU, CMT, KURUSU

2009/03/27 (FRI)
TAICOCLUB presents So Very Show! @ Womb
DJ : DJ KRUSH, DJ KENSEI, Koushik, DJ BAKU, Eccy

2009/03/28 (SAT)
春休み @ ageHa
DJ : Nick The Record, EYE, ALTZ, 桑田つとむ, Cro-Magnon ,SOFT, 宇川直宏, MOODMAN, DJ KENT, DJ NOBU, REE.K, FUNKY GONG, MOKMAL SOUND CREW, SANDNORM

Island Bar -Amami Eclipse Lounge eclipse2009-
DJ : JUZU a.k.a. MOOCHY, DJ KENSEI, HIKARU, SINKICHi

SYNCHRONICITYは前売り買ってあるんで確定。14日のAlton Millerも気になるな。仕事あるけど有休使えば行けない事もないが、遠い…うむー。19…19日、え…テクノのパーティー被りすぎだろ…。しかも仕事で行けないよ、オワタ。20日はOstgut TonからBen KlockとDelsinからShedか、こりゃ相当熱いね、そこまで混まないだろうし安心だ。21日はFUTURE TERROR @ 千葉…非常に遠い、いや行きたいのに行きたいのに。翌日有休でも使うかな。28日の春休みは最高、相当面子やべーな、うほっ!
| UPCOMING EVENT | 00:50 | comments(5) | trackbacks(0) | |
Calm Down My Selector Mixed By Mixmaster Morris (Wakyo Records:WKYCD022)
Calm Down My Selector Mixed By Mixmaster Morris
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アンビエントハウス又はチルアウトの代表格であるThe Irresistible ForceことMixmaster Morrisの久しぶりのMIXCDがリリース。と言ってももうオリジナルアルバムは10年近くリリースしていないし、ここ数年のDJをネットなどで試聴したりしてもモロにチルアウトって感じのプレイはしてなさそうです。実際この新作でもアコースティックエレクトロニカやダウンテンポ、西ロン系のブロークンビーツなどが中心で、厳密なアンビエントの曲は使われてないよねー…。う〜ん、まあ良く言えばお洒落系のムーディーなBGM、悪く言えば随分とアクの抜けて丸くなったおっさんのDJプレイって感じで、こりゃ今までのファンでも評価は割れるんじゃないかと。自分も彼に期待している音は享楽的なアンビエントサウンドなので、本作の様なムーディーでお洒落な音ばかりだとなんか違和感は感じてしまうんだよね。生っぽい音が中心で確かに耳辺りも優しくてライトなBGMとしては良い感じなんだけど、もっとテクノっぽい電子的な音も聴きたいと言う気持ちの方が強い。後半に入るに連れて夜の帳が下りた海辺っぽいロマンティックな雰囲気になるんで、カップルで酒でも飲みながら聴くには良いんじゃないかと。ニューカレドニアか沖縄の綺麗な海辺で、静寂の中でこんな音に浸りたいね。勿論お酒はSex On The Beachを用意しておきましょう。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 17:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/02/06 (FRI)
solfa presents MADeLIA @ Solfa
DJ : DJ NOBU, TRAKS BOYS, RAMA, CASHY

2009/02/07 (SAT)
root & branch presents UBIK featuring LUOMO @ Unit
Live : Luomo
DJ : Moodman, Hikaru, DJ Yogurt

2009/02/07 (SAT)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue
Live : TRAKS BOYS

2009/02/10 (TUE)
GRASSROOTS×LOS APSON?×LIQUIDROOM presents 生き物万歳 @ Luquidroom(19:00〜)
Lineup : Shibata, THE HEAVYMANNERS, MASONNA ,ALTZ
高橋透, DJ NOBU, DJ Hikaru
Special Secret Live : ゆらゆら帝国

深夜喫茶♪ロスアプソン? @ LIQUID LOFT(24:00〜)
DJ : ヤマベケイジ, コンピューマ, 石原洋, ADaltz(Altz)

2009/02/10 (TUE)
World Connection @ Air
DJ : Kerri Chandler

2009/02/14 (SAT)
Makin' Love Mix vol.2 @ Grassroots
DJ : DJ Yogurt, L?K?O

2009/02/20 (FRI)
Balance 14 Joris Voorn Release Tour @ Womb
DJ : Joris Voorn, DJ Wada

2009/02/21 (SAT)
return of the super liquid-house of liquid- @ Liquid Loft
DJ : Takkyu Ishino, DJ NOBU, MOODMAN

2009/02/21 (SAT)
FRANKIE KNUCKLES @ ageHa
DJ : FRANKIE KNUCKLES -Long Set-

2009/02/27 (FRI)
Taicoclub Presents So Very Show! @ Womb
DJ : Juan Atkins, Kentaro Iwaki
Live : Jimmy Edgar

2009/02/28 (SAT)
Kompakt Night @ Womb
DJ : Michael Mayer

2009/03/08 (SUN)
SYNCHRONICITY @ O-EAST
Live (MAIN STAGE) : 渋さ知らズオーケストラ, 曽我部恵一BAND, 犬式 a.k.a. dogggystyle, Tegwon, Anchorsong

DJ (3F DJ FLOOR) : Kentaro Iwaki, CALM, DJ YOGURT, L?K?O, Ko Umehara

取り敢えず耽美派演歌のLuomoに行って、生き物万歳→流れでLoftに留まるかAirでケリチャン。Loftは意外とラグジュアリーな雰囲気なので、何人かで行って飲んでぐだぐだするにはうってつけではあると思う。バレンタインはMakin' Love Mix vol.2だけど、このパーティーにこの時期一人で行くのは寂しいズラ…。でもまあ一人でもラブリーな音楽に包まれて、酒を飲めばきっとハッピー。ハハハ、バレンタインなど日本にあるの?でもチョコは好きだから、ギブミーチョコ!ギブミーガム! おくれよおくれよ兵隊さん!もしくは一緒にグラスルーツであそこを濡らしたい男女がいれば、一緒に行くかい?俺はノンケだってかまわないで食っちまう男ズラ。ヨーリスとHOLは連チャンでしんどいが、気合で両方行く。ホアンは仕事で行けない。パーティーいっぱい夢いっぱいな如月。
| UPCOMING EVENT | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Mark Farina - Mushroom Jazz Six (OM Records:OM315)
DJ Mark Farina-Mushroom Jazz Six
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マッシュルームジャズ、なんていかがわしく、そして素敵なタイトルなのか。これぞマークファリナがサンフランシスコにおいて開催してきたパーティー名であり、その空気をそのままパッケージ化したであろうシリーズMIXCDである。前作である5枚目が2005年リリースなので、3年も間が空いてしまった訳であるが年月が経ってもこのシリーズの良さは全く変わっていない。当ブログでもこのシリーズは幾つか紹介してきたが、本作もヒップホップファンなみならずハウスファンもジャズファンもダウンテンポファンにも間違いなくお勧めの一枚だ。トラックリストを見ても自分の知っているアーティストなんて全くいない程に自分はこの手の音楽に知識が無いが、しかしそれでもこのメロウでジャジーでヒップなダウンテンポは心をトロトロに溶かしてくれるのだ。人によっては全編緩すぎまったり甘ったるいと思う人もいるかもしれないが、僕個人的にはこれは酒でも飲みながらその豊潤なムードを楽しんで聴けば良いと思っている。スムースで丁寧なミックスには上品ささえ漂っているが、勿論ヒップホップのざっくりとしたビートもありリズミカルだ。しかしそれ以上に何よりも大人の余裕とか枯れた渋みを持ち合わせたDJなんだろう、マークファリナは。部屋のムードBGMに是非どうぞ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Japanese Synchro System - The Elaboration (Life Line:LLCD-1016)
Japanese Synchro System-The Elaboration
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中古で安かったので、ちょっと前に話題になっていたCalmこと深川清隆(FARR)とThe Blue HerbのBoss The MC(Ill-Bosstino)のユニット・Japanese Synchro Systemのアルバムを購入。アルバムが出た時に購入しなかったのは、先行シングルがデトロイトテクノをもじっただけの内容だったので特に興味を惹かれなかったから。でもこのアルバムにその曲は結局収録されずに、寧ろ本作ではオールドスクールなハウス系と言った空気が漂っております。Calm名義だと初期の頃は洗練、都会的、上品と言ったイメージが浮かぶ音楽でしたが、本作は素朴で感情を剥き出しにしたプリミティブな音が胸に突き刺さってきて、意外にも好感触。"Let's Go Bang!"や"Check It, Spread It"、"X-Tension"なんて土埃の舞う熱いファンク臭が滲み出て、太古の原始的な踊りのイメージが沸きあがってきます。またダンストラックは少ないものの、生演奏の要素が多いせいもありしんみりと来るメロウな印象を強く受けます。Calm史上最も土臭く泥にまみれた音楽性を発揮し、またある意味日本の演歌的郷愁とも似た物も存在するのではないでしょうか。ただBoss The MCやその他のポエトリーやボーカルはどうかなと思う所。あんまり歌詞の内容は普段気にしないんだけど、本作は狙いすぎて臭すぎるんです。それに自分の場合、Calmの音楽はインストでOKと言う認識があるからね…。勿論そんな問題を抜きにしても、日本人の心にぐっと来る様な作品だと思います。

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Kaoru Inoue - Seeds And Ground (Seeds And Ground:SAGCD13)
Kaoru Inoue-Seeds And Ground
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DJとしてもアーティストとしても精力的に活動する井上薫の最新作が登場。本作は新曲、未発表曲、井上薫のリミックスワーク、そしてKyoto Jazz MassiveやCALMによるリミックスなどを含むコンピレーション的な扱いとなっております。彼が音楽を創る時にはそれがハウスであろうとダウンテンポであろうとチルアウトであろうと、日本を超越し世界各地の音楽の匂いを感じさせる井上氏ですが、本作ではコンピと言う事もありより多彩さを感じさせる内容となっております。目玉はやはりCALMがリミックスをした"Aurora 2004"なんですかね、有機的で南国を感じさせたオリジナルとは異なりダンスフロア直結のハウスに仕上げられたエモーショナルな楽曲。個人的には燦々と太陽の光が降り注ぐオリジナルの方が好きですが、CALMリミックスならフロアでの受けが良さそうですね。"Ground Art Rocks"のBayaka Remixはギターやベースの音がファンキーに使用されていて、エッジの効いたダンスバージョンで素敵です。井上氏がリミックスを手掛けた作品に関してはやはりバレアリック風、ナチュラル風、南国でのバカンスに合いそうな癒される要素が大きな音ですね。どんなジャンルの音楽を創ろうとも彼の個性が感じられて、やはりアーティストとして素晴らしいと思います。しかし新曲である"The Whisperer in Germination"が、何よりも一番素晴らしいです。これは彼の作品の中でもかなりエレクトロニック度を高めたトラックで、幻想的なシンセの反復が高揚感を呼び起こすハイテックな一曲。これを聴いちゃうと、いやがうえにもオリジナルアルバムに期待が高まってしまいます。次のアルバムはかなりテクノ度が高めなんでしょうかね?

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
No Milk - Up All Night (Music Conception:MUCOCD-012)
No Milk-Up All Night
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どす黒いハウスはやっぱりデトロイトなりニューヨークなりが本場なんだろうけれど、日本からもそれに負けない位のどす黒いハウスがひっそりと出てたりします。そんな音楽を届けてくれた人は、Calm主宰のMusic ConceptionからアルバムをリリースしたNo Milk。アルバムリリースは2005年ですが、2000年以前からも海外からEPをリリースしてたようで実は活動暦は長いみたいですね。また本場デトロイトハウスが聴ける"Detroit Beatdown Remixes"(過去レビュー)にも参加していたりして、まだまだ世の中には隠れた原石は転がっているなと感じます。本作においてはハウスを基調としながらも、汗臭いファンクやディスコを感じさせる生っぽい音がびっしり入っていて、こゆ〜い黒さがドロドロに漂っております。その雰囲気を生み出しているのはやはり生音の要素が大きいのでしょうか、渋く枯れた味わいを聴かせるギターやローズピアノの音が生々しく迫ってきて、その粗くアナログな感触が身に染みます。まるでセッションバンドの様な音楽構成で、ライブ感が意外と強くその表現力はさすが活動暦が長いだけありますね。MoodymannやTheo Parrishが好きなら、No Milkの音楽も合うんじゃないでしょうか。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
DJ Klock - Org 3 (Revirth:RECD012)
DJ Klock-Org 3
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特に思い入れがあった訳でも無いのですが、約一年前に逝去されたDJ Klock。その彼が日本の前衛的なアーティストを擁するRevirth音源を使用して、超独特なミックスを施したのが本作です。レーベルにはOrgan Language(Calm)やIndividual Orchestra(Fumiya Tanaka)、Numbなどオリジナリティー溢れるアーティストがいて一時期はなかなか面白いなと思っていましたが、最近は停滞気味と言うか余り話を聞かないのでどうなっているのでしょうか。まあ本作はレーベルが軌道に乗っていた頃にリリースされた作品なので、その当時の良さがばっちり聴ける内容です。つか音がすげーや、何て言うのこれ?ヒップホップみたいでそうじゃないし、テクノ、エレクトロニカ、ジャズ、ブレイクビーツの要素もあるんだけど、どれにも分類不可能みたいな不思議な音。鋭く尖ったビートにスクラッチもどしどし挿入されて、あれよあれよとシーンは移り変わっていく。色んな意味で真にプログレッシヴな音で、遠くどこかの言語の通じない知的生命体とコミュニケーションを取り合うような脳内交信。理解しようとしてはいけない、あるがまま心で感じる事が今は亡きDJ Klockの思いだったのでしょう。

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| ETC2 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm - Silver Moon (Music Conception:MUCOCD-019)
Calm-Silver Moon
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早くも新作の登場、Calmの最新作は前作"Blue Planet"(過去レビュー)の対となる作品"Silver Moon"。前作がボーカルを大幅に導入した作品であったのに対して、本作ではCalmの基本に戻ったインスト中心のアルバムとなっております。前作ではボーカルとトラックの溝が埋まっていない様に感じられどこか違和感を感じ、久しぶりの新作だと言うのに不満を残してしまったと言うのが今の感想。しかし本作においてやはりインストを前面に打ち出した事が功を奏したのか、アーバンな雰囲気が戻ってきていて予想以上に素敵な音を聴かせてくれます。前作同様生演奏よりもプログラミングを重視した音になっておりますが、静謐な佇まいと儚げなムードが神秘的な夜を感じさせいつの間にか月の輝く空の下でうたた寝を誘うような優しい雰囲気ですね。何と言ってもトラックをしっとりと聴かせられるメロウな音が完全に戻って来ていて、終盤のトラックなんかではしんみりお涙頂戴モードですよ。今思うと前作は、少々明る過ぎと言うか楽天的過ぎるムードが前面に出ていたのか。余り期待していなかった分だけ、この充実したバレアリックなダウンテンポミュージックは心の渇きを潤すには充分過ぎです。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Calm Featuring Moonage Electric Big Band Presents The Cowardly Boy Ain't Stand Alone At Yebisu The Garden Hall (Lastrum Corporation:LACD-0065/6)
Calm Featuring Moonage Electric Big Band Presents The Cowardly Boy Ain't Stand Alone At Yebisu The Garden Hall
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昨日Calmの新作を紹介したばかりですが、Calmの集大成的作品と言えばこのライブアルバムでしょう。2003年に"Ancient Future"(過去レビュー)をリリースした後、同年9月22日に恵比寿ザ・ガーデンホールで行われたライブを収録した2枚組みライブアルバム。そのボリュームも大した物ですが、総勢21人でのBig Bandに因る演奏はオリジナルアルバム以上の迫力を感じさせてくれます。CalmはReaktorで楽曲の元を操作し、そこにピアノ、ギター、ベース、管楽器、弦楽器、パーカッション、コーラスを被せ大御所バンドは渾然一体となった音楽を奏でるのですが、元々リズムが強い曲は更に躍動感を増しメロウな曲はよりしんみりと心に染み入る様にアレンジされ、これぞライブの醍醐味と言わんばかりの演奏です。そしてバンドは一体化した演奏を聞かせるものの各楽器がバンドの中に埋もれる事なく個性を主張していて、それぞれ聞かせ所が用意されています。プログラミングと生演奏も自然と融けあっていて、打ち込みを活用したライブのお手本になるのではないでしょうか。ゴージャスだけれども繊細でマシンの正確さと肉体の偶然性を伴ったこのライブは、生で聴いてみたかったなと少々後悔する位です。個人的には最新作よりこちらの方がお勧めですよ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm - Blue Planet (Music Conception:MUCOCD-018)
Calm-Blue Planet
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K.F.名義やJapanese Synchro Systemでの活動があったせいか、メインプロジェクトであるこの名義では実に4年半ぶりとなるCalmの最新作。前述したプロジェクトにはさほど興味が持てていなかったので、この名義での帰還には大変期待をしていますがさあどうでしょうか。前作"Ancient Future"(過去レビュー)ではMoonage Electric Ensambleを率いてのバンドアンサンブルで壮大に迫り来るストーリーを感じさせてくれましたが、本作では生演奏の要素は少々控えめに打ち込みの要素が増えていると感じます。本人曰く敢えてシンプルな構成にしたそうで、その分曲その物のメロウな雰囲気は素直に伝わってきます。しかし自分が期待していたバンドとプログラミングの類い希なる一体感が織りなす世界観は失われていて、やや戸惑いも隠せません。ふんだんに生演奏を取り入れていた前作では優雅でアーバンなジャズ+アンビエントを自然と表現出来ていたのですが、本作ではどちらかと言うと懐古を匂わせるK.F.名義に近い音を感じます。ジャンル的に言うならばハウス+ダウンテンポになるのかな。更にはボーカルや朗読も取り入れられておりますが、これは無くても良かったかなと思いました。いやまあ好みの問題になるけれど、歌が楽曲を邪魔しちゃってる気が気がするんですよ。4年待ったけれど、何だかすっきりしないぞ、むー。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2007/03/30 (FRI)
Standard 7 @ Colors Studio
DJ : Ken Ishii, Satoshi Endo
Guest DJ : Deetron

2007/04/14 (SAT)
Derrick May Hitek Soul07 @ AIR
DJ : Derrick May
Guest DJ : Ken Ishii

2007/04/14 (SAT)
7by7 @ UNIT
Live : Luomo aka Vladislav Delay
DJ : Calm
saloon : RAMP
Live : Vladislav Delay aka Luomo

2007/04/21 (SAT)
Clash 20 @ ageHa
DJ : Dave Clarke, Hitoshi Ohishi
Live : Co-Fusion

2007/04/28 (SAT)
Club Phazon M_nus Special - Nothing Much @ Laforet Museum Roppongi
DJ : Richie Hawtin, Magda, Troy Pierce
Live : Mathew Jonson, Heartthrob, Gaiser

14日は悩むな〜。LuomoもDerrick Mayも行きたいし、困った!Club Phazonは多分行かねーな。もうリッチー食傷気味だよ。昔のハードなプレイなら聴きたいけど。なにげにDeetron+Ken Ishiiは熱い!Colors Studioは未経験だし行ってみるかな。
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Deep & Sexy 4 Mixed By King Britt (Wave Music:WM50172-2)
Deep & Sexy 4 Mixed By King Britt
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Francois K主宰・Wave MusicのMIXCDシリーズ第4は、フィラデルフィアの温故知新・King Brittが担当。ハウスからテクノ、ヒップホップからブロークンビーツなど何でも器用にこなしてしまう名アーティストですが、今作ではWave Musicの紹介を兼ねている事もありハウスミックスを披露。さすがにシリーズも4作目となるといくらWave Musicでも少々ネタ切れなのか、いわゆる大ヒット作は収録されてないですね。トラックリストを見る限りだと息切れ感も感じずにはいられなかったのですが、実際に聴いた後ではやっぱり耳に残る良質なハウストラックが多いなーと思いました。終始通して緩い生音ざっくりなメロウなハウス中心で、中盤で少々フロアを意識した勢いのあるトラックを入れますが、やはり後半ではやはりまったりとメロウなハウスに戻ります。シリーズ物だから傾倒としては今までのシリーズと同様で、ディープかつセクシーな音色は保持しつつも今までの中で一番BGMに近いかな。大きな山場が無いと意味で正にBGMなんだけど、耳に自然と入ってくる音として考えばルームミュージックには適しているんですね。前作までのシリーズに比べると地味ではあるけれど、コンセプトを外す事はないのでやはりレベルが高いなと感じずにはいられません。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kaoru Inoue - Ten Remixes (Seeds And Ground:SAGCD-1)
Kaoru Inoue-Ten Remixes
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Seeds And Ground(種と土壌)、素晴らしいレーベル名ですね。Chari Chariこと井上薫は、いつだって大地の鼓動を感じさせるダンスミュージックを聴かせてくれる。いつだって躍動的でどこまでも壮大な世界観を見せてくれる。Seeds And Groundはそんな彼が自分の思うがままに作品をリリースする為に作ったレーベルですが、その第一弾が井上薫のリミックス集です。Crue-L Grand Orchestra、Frankie Valentine、Calmと言ったいかにも的なアーティストから、OOIOO、Buffallo Daughter、宮沢和史と言った不思議な組み合わせまで色とりどりな収録です。こんな幅広い参加アーティストにも関わらず、全ての曲はやはり井上薫の曲であるかの如く生命の新しい息吹を感じさせます。大気の風の流れ、森の静寂、大地の鼓動、空に浮かぶ星々、そんな自然に囲まれた景色がいつの間にか目の前に広がり、自分は自然と一体化していく気分。きっと井上薫は世界自然遺産とかが大好きなんだろうなと思わせるBack To Natureぶりで、聴く者の心を浄化し穏やかな平穏をもたらしてくれます。でっかい自然の流れに身を任せようではないか。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ken Ishii - Play Pause, And Play (Sublime Records:IDCS1016/1017)
Ken Ishii-Play Pause, And Play
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先日のFuse-In @ ageHaでのケンイシイのプレイはどうでしたか?もう文句の付けようの無い素晴らしいプレイだったと思います。毎度の事ながらアグレッシブでバリエーションに富んだハードテクノで、それをいつのプレイでもテンションを保っている所が凄いですよね。実際、世界最高峰のDJ Awards 2004にて、Jeff MillsやCarl Cox、Sven Vathを抑えてベストテクノDJ賞を受賞した事が、現在の彼の実力を示していると思います。そんな彼の最近のプレイを丸ごと体験出来るのが、このMIXCD、しかもオンタイムとオフタイムの2枚組。オンタイムに関して言えば、確かに最近のDJプレイを丸ごと収録したかの如く、出だしのRenato Cohenの曲は実際のプレイでも最初に使いますよね。序盤はガツンガツンと硬めのトラックでハードにテンション挙げて、中盤は少し緩めてバリエーションを増やします。そして終盤ではメロディアスで派手目なトラックもばんばん使って、お決まりアンセム「Incident」でどかんっ!と来ます。しかしなんとなく先日出たばかりの「Ben Sims - Welcome To My World 」と似ていますねwでもKen Ishiiはハードだけれどもミニマル一辺倒じゃないので、テクノオタクじゃない人でもだいたい盛り上がれるプレイなんですよね。幅の広さが彼の人気の理由なんだと思います。その幅の広さをより生かしたのが、珍しいオフタイムセットの方。ざっくばらん過ぎだろうと突っ込みを入れたくなる程、色々な曲が入ってます。Anna Kaufen(Akufen)のドファンキーな隠れ名作トラックや、Jeff Millsのレアトラック、Isoleeのジャーマンディープハウス、Brian Enoのアンビエントまで、ゆっくりと耳を傾けて休みたくなる選曲です。これがKen Ishii曰く「ここ2、3年の自らの日常にもっとも近い作品」とコメントしていますが、こういった面があるからこそハードなDJ時にもバリエーションが生まれてくるのでしょうね。いや〜昔のインテリジェント期からは想像だに出来ない彼のプレイだけど、マジで凄いとしか言い様がないですね。テクノ好きは今すぐゲッチュ〜!

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(3) | |
Calm Presents Conception For The Street Noise Scene 3 (KSR:KCCD-061)
Calm Presents Conception For The Street Noise Scene 3
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ブログ更新しようとしていたら大雨ですよ、河川の氾濫ですよ。東京に住んでいてこんな自然災害は初めてだったと思います。うちの半地下にも水が入ってくるし、ほんと大変でした。

さて、そんな疲れた心を癒してくれるのが相変わらずCALM選曲・監修のこのコンピです。今までのシリーズがフューチャージャズ中心の選曲でしたが、今作はダウンテンポ中心かつ日本人の作品を集めた癒しの一枚となっております。みんなも知っているアーティストが集められ、特にハラカミレイがタンツムジークの曲をリミックスした物は極上の出来です。柔らかい丸みを帯びた音がらんらんとスキップする様なノリで、完全にハラカミ色に染まっています。サイレントポエツのキラキラと朝焼けが降り注ぐ様なアフターアワーズ的トラックも素敵ですね。ベッドの中で微睡みを感じつつ、気持ち良い朝を迎えられそうです。個人的に注目はシュガープラネットの「E2-E4」カバーでしょうか。そう、Manuel Gottschingの「E2-E4」カバーなのですが、ストイックな面は潜めて逆に優しさに包まれる様なギターが密かに彩りを添えて、スウィートなボーカルも加わりダウンテンポバージョンとして再生しております。「E2-4」のリメイクは色々ありますが、これが案外いけてるんですわ〜。「Sueno Latino」のパラダイス風快楽トラックとは異なり、むしろ天上界の穏やかさみたいですね。この他にも質の高い曲が多数収録され、全体通して全く外れがありません。ヒーリングコンピレーションが数あれど、これが本当の癒しの一枚だと言わんばかりのCALMの選曲に脱帽です。

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| ETC1 | 21:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Calm presents Conception For The Street Noise (KSR:KCCD-039)
Calm presents Conception For The Street Noise
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夏の終わりが近づき秋の足音を感じるこの頃、ちょっと寂しい気持ちになるであろう。そんな時、CDラックからこのCDを引っ張り出して聴いてみました。CALMが選曲・監修を行ったこのコンピレーションアルバムは、フューチャージャズやブロークンビーツを中心に集められています。CALM自身やIan O'Brien、As Oneなどが楽曲提供をしていて、やはりここら辺のアーティストの曲は大変質が高いですね。CALMの「Street Noise Theme」は、ノンビートで都会の喧騒を忘れる様な穏やかさがあり、正にテーマ曲に相応しいです。Ian O'Brienの「Midday Sunshine」はゆらりゆらりと揺れる様な浮遊感があり、夜長になる秋の佇まいを感じさせます。続くAs One「Dhyana」は今にも生まれんばかりの胎動の様で、新たなる季節の迎えを表現するようなコズミックジャズで非常に素晴らしいです。またアルバムの前半はアンビエントな広がりをもった楽曲が多いのですが、アルバムの後半は知らないアーティストばかりで、前半に比べるともろに生音重視のジャズ色強めですね。まあそれでも、夏の終わりの寂しさを紛らわせてくれる優しさが感じられます。季節が変わる頃にほっと一息して、次の季節を迎える準備をしようではありませんか。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Metamorphose Special Part3
野外イベントと言うと時間によって変わる景色にも期待が持てます。特に日が昇り始める頃の朝方のプレイでは、きっと感動する物があるに違いないと今から期待しています。そんな朝方プレイの3人を紹介。

■Groundrhythm non stop mixed by Kaoru Inoue
groundrhythm non stop mixed by Kaoru Inoue
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まずは日本が世界に誇るクロスオーヴァーDJ、井上薫。テクノ、ハウスその他もろもろを縦横無尽に行き来するプレイには定評があり、朝方の景色により一層彩りを付けるに違いない。
過去にレビュー済み

■K.F.re-presents CALM - Bathing in Sunshowers
K.F.re-presents CALM-Bathing in Sunshowers
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DJ気質よりはアーティストって感じだけど、ハウスやテクノのヒット曲を多様して盛り上げるプレイなので確実に盛り上がりそうなK.F.。朝方に「E2-E4」のリメイクも聴いてみたいな…きっと後光が射すでしょう
過去にレビュー済み

■Isolee - We Are Monster
Isolee-We Are Monster
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ミニマルハウス〜ジャーマンディープハウスの中心的存在でもあるIsoleeのライブは…う〜ん、想像つかないな。朝方なんで緩く緩くうっとりする様なプレイになるのでしょうか。ごろごろしながら聴ければ良いかなと。
過去にレビュー済み
| HOUSE1 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kirk Degiorgio Presents As One - Elegant Systems (Octave-Lab:OTLCD-1024)
Kirk Degiorgio Presents As One-Elegant Systems
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デトロイトテクノのアーティスト、もしくはそのフォロアー達は何故か電子楽器を捨てて自分たちのルーツであるジャズやファンク、ソウル等に回帰する傾向が見られる。Kirk Degiorgioも最近は以前程電子音楽を強調する事なく、むしろ生楽器を多用してジャズやブロークンビーツに傾倒していたと思う。それはそれで悪くは無いとは思う…

がである、やっぱり僕は電子音楽が好きなんですよ。そんな気持ちを汲み取った訳じゃないだろうけど、Kirkがフランスの耽美派ハウスレーベル"Versatile"から、初期の様なデトロイトライクな作品を送り出しました。去年にもアルバムを出したのに一年と経たずにこのアルバムを出すなんて、よっぽど制作意欲があったに違いない。レーベルカラーに沿ったお洒落かつ上品なモードも維持しつつ、"Elegant Systems"と言うタイトル通り落ち着きを持った優雅な雰囲気もある。以前にもデトロイト系のトラックは作っていたけれど、その時以上にベテランの力を感じさせる奥深く丁寧な作り。とても繊細で優しく、しなやかなシルクの様に美しい。ファンキーさは皆無、それよりもエモーショナルな点を強調し凛とした輝きに溢れている。生楽器重視のスピリチュアルなトラックを制作していた経験も生かし、電子楽器で織りなす新たなるフューチャーミュージック。Fabrice Ligやデトロイトテクノ好きは是非とも聴き逃さずに。

日本盤ボーナストラックのCALMのリミックスもかなり良い。完全フロア対応に仕上げています。EPで出ないかな?

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| HOUSE1 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event(今回はまじ(´Д`) ハァハァ)
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

2005/08/27 (SAT) metamorphose05 @ サイクルスポーツセンター伊豆修善寺
LIVE:GALAXY 2 GALAXY、TORTOISE、GREEN VELVET、ISOLEE
ROVO、BOOM BOOM SATELLITES、HIFANA...and MORE!!

DJs:MARCO BAILEY、EYE、FUMIYA TANAKA、QHEY、KAORU INOUE
KIHIRA NAOKI、DJ BAKU、DJ SHIRO THE GOODMAN、DJ NOBU...and MORE!!

2005/07/08(FRI) CLASH07 @ ageHa
Arena DJs :JUAN ATKINS、FUMIYA TANAKA、HITOSHI OHISHI
LIVE:CO-FUSION

2005/07/17 (SUN) DEMENSION K presents 2300 A.D. @ ageHa
Arena DJs :DERRICK MAY、STACEY PULLEN
Water Bar :IAN O'BRIEN、K.F. a.k.a. Calm、KENTARO IWAKI

2005/07/22 (FRI) STANDARD 2 feat. KEN ISHII & FABRICE LIG @ AIR
DJs :Ken Ishii and more
Live :Fabrice Lig aka Soul Designer

2005/07/24 (SUN) LIQUIDROOM 1st ANNIVERSARY MAHOGANI MUSIC presents MOODYMANN LIVE IN JAPAN 2005
Live : Moodymann with Andres+Piranha Head+Paul Randolph+Roberta Sweed+Nikki-O
DJs :Andres、Pirahana Head

もう何も言うまい…全て必要不可欠。東京で見る事が出来なかった人にとってGalaxy 2 Galaxyは奇跡の再来日だし、Moodymannのフルバンドでのライブも日本初(前回はアメリカテロ事件でバンドでの来日がお釈迦になっています)。Derrick Mayとその愛弟子STACEY PULLENの競演に、先日来日したばかりのIAN O'BRIENがまた来る。そして日本初のSoul Designerのライブと、どれも見逃せない物ばかり。夏に向けてイベントが目白押し、こりゃスケジュールがしんどいわ。
| UPCOMING EVENT | 23:40 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Kyoto Jazz Massive - RE KJM (QUALITY!RECORDS:XACQ-25001)
Kyoto Jazz Massive-RE KJM
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レンタルする時は僕は大量に借りるので昨日紹介したKyoto Jazz Massiveの10THアニバーサリーの企画盤「FOR KJM」と共に、KJMを著名なアーティストがカバーした楽曲を集めた「RE KJM」も一緒に借りちゃっています。参加アーティストはCHARA、MONDAY満ちる、TOSHIO MATSUURA、JAZZTRONIK、BREATH(K.F.)など相変わらず豪華です。KJMのコネクションは凄いですね、地道に頑張ってきた成果なんでしょう。それぞれどのアーティストもナイ〜スなカバーをしているので、ちょこっとだけ紹介。COSMIC VILLAGE feat.CHARAは意外にもストレートなポップハウスで、CHARAの愛くるしいボーカルもマッチしています。ブロークンブーツ〜ハウスがお得意のYUKIHIRO FUKUTOMIは、爽やかかつファンクネス溢れるカバーを。TOSHIO MATSUURAはこのアルバムの中で一番ドープで妖艶、エキゾチックな空気に溢れた大胆な調理をしています。個人的に気に入ったAURORAは、真夏の夕暮れに日が沈む瞬間の哀愁に満ちています。柔らかいアコースティックギターが淡々と、そして優しく僕らを包むかの様です。なんて言う風にどのアーティストも、遠慮せずに我流でKJMの曲に力を注ぎ込み新たな魅力を引き出しています。KJMのオリジナルアルバムを持っていなくても、このカバー集は充分楽しめる様な一枚になっています。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 22:30 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
2005/05/28 (SAT) UNITE @ UNIT
DJs : CHARLES WEBSTER, IAN O'BRIEN

2005/06/03 (FRI) BETTER DAYS @ Module
Special Guest DJ : Mike "Agent X" Clark
DJs : Takamori K., No Milk, Misuzu, Sumitani

2005/06/10 (FRI) REAL GROOVES Volume 5 @ Yellow
DJs : Steve Bug、AKR + John Connell
Live: Luciano

2005/06/10 (FRI) IRIZO @ WOMB
Special Live Set : Speedy J
Special Guest DJ : Shufflemaster(traktor DJ set)
DJs : YOHEI ISHIJIMA, Nxx Oxxxx

2005/06/10 (FRI) Autechre @ CLUB CITTA' KAWASAKI
Live : Autechre
special guests: LFO, Rob Hall, Russell Haswell

黄金週間も終わり、祭りも終わり、宴の終演を迎えたようです。5、6月はそんなに大きなイベントもないなぁ。ま、CHARLES WEBSTER+IAN O'BRIENは絶対行きますけど。Speedy Jは1〜2年前に来日の話があって、急遽キャンセル。そして遂に来日ライブが決まりましたね。Surgeon並に超極悪な音を出せるやば〜いアーティストなので、興味津々です。

追加

2005/06/25 (SAT)MUSIC CONCEPTION presents MOONBEAMS @ Yellow
DJ : K.F. aka Calm
Live PA : Kirk Degiorgio (As One), New Ponta Box

2005/07/02 (SAT) LARRY HEARD JAPAN TOUR 2005 @ Yellow
DJs : Larry Heard aka Mr.Fingers, Alex From Tokyo

またまたラリーハードがイエローを襲撃。何度も行こうと思ってたのに予定が合わずに行けなかったので、今度こそ行かせてもらいます。
| UPCOMING EVENT | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
K.F.re-presents CALM - Bathing in Sunshowers (Music Conception:MUCOCD-009)
K.F.re-presents CALM-Bathing in Sunshowers
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以前にCALMのK.F.名義の「Key Free」を酷評しましたが、その評価は今でも変わりません。はっきり言ってかなりしょっぱい作品です。なんで今からK.F.名義の作品を買うなら、このミニアルバムを買った方が良いと思います。ミニアルバムで4曲しかないけど、計40分の大作でなんと言っても「Manuel Gottsching - E2-E4」のリメイクが収録されているのですから。

以前に「E2-E4」もレビューをしましたが、それは本当に素晴らしい作品であり今も輝きを放つ名作であります。それをCALMは「Deep In The Forest(K5-C5 Pt.1)」と「Deeper In The Forest(K5-C5 Pt.2)」としてリメイク致しました。今までも「Sueno Latino」等としてリミックスされてきましたが、今回のは一番ハウスっぽいリメイクです。オリジナルは官能的なのに対して、CALMはオーガニックにそして4つ打ちでフロア対応に仕上げました。「Key Free」でのキックの弱さも改善されて、普段のCALMのしなやかさが完全に戻っています。あくまで原曲のミニマリズムも尊重して淡々と同じメロディーを繰り返しますが、途中でピアノやギター、シンセが導入されてピークで盛り上がる仕様にされているのではないでしょうか。さすがフロア指向のK.F.名義だと思わせられるリメイクです。

この2曲以外にも「Key Free」に収録されていた「Sunshowers」もリメイクされています。鳥の鳴き声などのSEで幕を開け、アコースティックギターの儚い調べ、重厚なゴスペルが加わり壮大なボーカルハウスが始まります。中盤からはダンスフルな4つ打ちに変化して、確実に大勢で合唱するアンセムになりそうな曲。「Key Free」の中でも際だっていた曲ですが、リメイクも十二分に素晴らしいですね。元からこんな調子でアルバム作ってれば良かったのに…と思いました。力強さとポジティブなエネルギーに満ちた一枚なのです。

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Calm Featuring Moonage Electric Ensamble - Ancient Future (Lastrum Corporation:LACD-0055)
Calm Featuring Moonage Electric Ensamble-Ancient Future
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K.F.名義では酷い事をびしばし言ってしまいましたが、Calmのこのアルバムは本当に素晴らしいと思います。アルバムを出す毎に評価を高めていきましたが、このアルバムで集大成とも言える作品を創り上げました。オープニングはシタールが心地よく揺れ、清々しい朝焼けを感じさせるこれからの期待を感じさせる曲で始まる。そして夢から覚める瞬間のような浮遊感のある2曲目。ストリングスとピアノと霞むようなボーカルが絡む4曲目、「Light Years」は名曲です。そして圧巻の大アンサンブルの7曲目、「Utopia & Visions」。徐々に盛り上がりを見せて雄叫びの様なボーカルに、儚いフルート、幾層ものパッカーションが被さり最高の盛り上がりを見せます。そしてパーティーの後の静けさの様にその後はまったりと時間を過ごし、全てが終わったかの様に「帰るべき場所」によって終演を迎えます。一連の曲を通してとても優雅で都会的で落ち着きを感じ、隙のない完璧なストーリを創り上げています。やはりCalmはこういった生音を生かしたスタイルが合うのではないでしょうか。ジャズ、アンビエント的な癒しの時間を提供してくれる一枚です。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:45 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm Presents K.F. - Key Free (Music Conception:MUCOCD-008)
Calm Presents K.F.-Key Free
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CALMがダンスフロアを意識作ったと言うK.F.名義のアルバムな訳で、発売前のEPからなかなかの盛り上がりを見せていました。先行シングルからの曲はリミックスをなされ収録されています。世間の評判は上々の様だけど、これってほんとにそんなに良いかなぁ…?辛辣に言わせて貰うけど、音のセンスが悪いよね。特に先行シングルの「Shining of Life」とか「Ngbaka Chant」とかさ。ブギーやデトロイトテクノを意識したらしいんだけど、正直デトロイトテクノをどう意識したのか問いただしたい。「Ngbaka Chant」が正にデトロイトテクノの疾走感を表したらしいけど、ただテンポが早いだけでグルーヴは感じられないですよ。「Shining of Life」なんかは腐ったBlazeみたいだ。そもそもダンスミュージックなのに、キックが弱すぎ(これは狙っているのかい?)。比較の対象ではないかもしれないが最近コンピ第2弾を出したNEEDSと比較すれば分かるけど、グルーブ、メロディー、音のセンスどれを取ってもNEEDSに劣ってるよ。プロダクション能力に歴然の差がありすぎ。そのくせ最近CALMの発言には、ちょっと高飛車な所もあるし。「Ngbaka Chant」についてCALMは「これをスマートにプレイすることが出来るDJは本物だと思います」とか言ってるけど、その前に大した曲でもないだろと突っ込みを入れておきましょう。しかし「Break on Through 2 Another Side」や「Walking That Way」、「Sunshower」、「Come Fly With Me」、そしてCALM名義の曲「Simple Chords Again」などCALM名義の曲と似たような曲は普段通り良いと思います。今回の名義にはかなり無理があると思うので、今後はCALMだけやってくれたら良いと思います。CALMはもっと出来る、がんばれ!

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:18 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fusionism
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クラブジャズ/フューチャージャズをメインに紹介しているREMIX編集部が制作したレビュー本。余り僕はクラブジャズとかには詳しくないので、こうゆう本があるととても有り難いです。4 HERO、Jazzanova、Kyoto Jazz Massive、Calm、Nicola Conte、Ian O'Brienと言ったクラブジャズ系が多く紹介されているけど、それだけではない。クラブミュージックはクロスオーバー化し、ハウスもテクノもソウルもファンクもラテンもブラジリアンも色々混ざる様になってきている。その為にクラブジャズを狭い範囲だけで語る事も出来ないので、USディープハウスや西ロン系、ヒップホップ等広範囲に渡ってCDの紹介がされている。Carl CraigやTheo Parrish、Moodymannが紹介されるのは嬉しい事だし、Joe ClaussellやRon Trentの紹介もある。その他有名無名関わらず膨大な数のレビューがある。読むだけでも楽しいし、読む内にあれこれCDが欲しくなってしまう。勉強本として重宝してます。
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 17:21 | comments(2) | trackbacks(0) | |