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バリアリックと言えばイビサ、そして現在のバレアリック・シーンを引率するレーベルはInternational Feel。本作はそんな場所やレーベルに縁のあるコンピレーションで、イビサ島にあるホテル「Hostel La Torre」で夏の間にInternational FeelのボスであるMark BarrottがBGMを担当した事から、そこでの選曲をベースにLa Torreにもたらそうとしていた「エッセンスとスピリット」を盛り込んだそうだ。筆者はイビサに行った事がないのでそこでの雰囲気をリアルに体験する事は不可能だが、しかし本作を聴けば少なからずイビサの空気感とバレアリックがある特定のジャンルではなくある雰囲気を持つ音楽の集合体である事を理解する事は可能だ。本作はジャンルや時代に壁を作る事なく選曲がなされており、実験的なアフリカン音楽にエキゾチック、無国籍に中東レゲエ、シンセポップに最新のバレアリックまで収録し、それらが一体となりバレアリックという雰囲気を作り出しているのだ。アルバムの前半は一般的なダンス・ミュージックではなく異国情緒もあるワールド・ミュージックとしての性質が強く、アフリカンながらもミニマルな展開で持続感を有む"Forest Nativity"で始まり、可愛らしさを発するボーカルとトロピカル感が控えめに甘さを匂わす"Comme Ca"、メロウなフォークの中に東洋的な雰囲気もある"Air A Danser"など、有機的な響きと肩の力が抜けたリラックスした流れが爽やかな開放感を生んでいる。中盤のSpookyによる"Orange Coloured Liquid"は90年代前半のアンビエント・ブームの系譜にある浮遊感の中に意識も溶け込んでしまうバレアリックで、そこから現行バレアリックのCantomaによるアコースティック・ギターが夕暮れ時の切なさを誘う"Tabarin"への流れは、得も言われぬ恍惚感が溢れ出す。そしてバレアリック急先鋒に属するAndrasの"Gold Coast (Surfer's Paradise Mix)"も、ドラムン・ベースのビートを刻みつつも何処までも澄み切った清涼感のあるピアノやストリングスが穏やかな情景を浮かび上がらせる。後半にはBarrott自身による正にタイトル通りな"Deep Water"が待ち受けており、土着的なパーカッションや笛の中から清き水が溢れてくるようなエキゾチック・アンビエントには、もはや身も心も溶けてしまう。そして最後の"White Diamond"、ゆったりとしたスローモー・ディスコだがキラキラ感よりは輝きを抑えつつも長閑な田園風景を垣間見せる穏やかなバレアリックで、感動のラストを迎える。本作には瞬間的な刺激や真夜中のざわめきは一切なく、確かにホテルの落ち着いた空間演出を作るのを助けるような役割を持った音楽性で、底抜けの開放感やリラックスした微睡みが途切れる事なく続く。それぞれのジャンルは違えども各曲はバレアリックという言葉で繋がれており、流石のInternational Feelの率いるだけの説得力を感じさせる。



Tracklistは続きで。
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| ETC4 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Cantoma - Out Of Town (Leng:LENGCD001)
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UKバレアリックシーンでは大ベテランであるらしいPhil MisonことCantomaのニューアルバムは、これからの季節にぴったりな正にソフトにチルアウトで心神喪失する程のバレアリックなリラクゼーション。ライナーノーツには「カントマの手掛ける温かい音楽は、イビサのチル・バレアリックな魂に実に繋がっている」と書いてありますが、全くそれに異論は無い。アンビエントとは違うし電子音楽とも異なり、スパニッシュギターやベース、ヴァイオリン、トランペットがPhil Misonらの人間の手によって鳴らされていて、アコースティックで人肌を感じさせる温かい仕上がりになっております。ともすれば安易なヒーリングミュージックにも分類されかねない程の享楽的な心地良さが満ちておりますが、イビサなんてそりゃ快楽の街なんだからそれで良いのかもしれない。これからの蒸し暑い夏に向けての清涼剤となるか、またはイビサの黄昏時をバーチャル体験させてくれるBGMとなるか。気怠い夏に向けて枯れたサウダージを全身に浴びられる一枚。

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| ETC3 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |