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Octave One - Revisited : Here, There, and Beyond (430 West Records:4WCLCD1-500)
Octave One - Revisited : Here, There, and Beyond
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デトロイト・テクノ界隈にしては古参ながらも細々と定期的に制作活動とライブを行う奇異なユニット・Octave One。主軸のBurden兄弟2人と更に他の兄弟も加わり最大5人で活動する事で常に前進し続け、2011年には彼らが運営する430 Westも20周年を迎えたその記念として、お世辞抜きに豪華なアーティストを起用したリミックスシリーズをリリースしていました。やけに矢継ぎ早にシリーズ化するなと思っていたら、案の定未発表リミックスも追加しこんな風にコンピレーション化されました。Octave One自身によるリミックスからGerald Mitchell、デトロイトフォロワーとしてVince WatsonやAril Brikha、ハードテクノ方面からはFunction+RegisやCari Lekebusch、Luke Slater、そして世界のテクノゴッドであるKen Ishiiらが参加と近年稀に見る実力派ベテランが集まっており、これもOctave Oneの地道な長い活動に対する敬意があってこそだと感じられます。まあしかし逆に言うと既に大成しているベテランを起用しているだけあって、聴く前から何となくは音の予想が出来ると言う点に於いて期待を超える事は無いのですが、その分どのアーティストも外さない安定感のあるリミックスを提供しています。Aril BrikhaとVince Watsonは抒情豊かなメロディーを生かして完全に彼らの音へと作り替え、Ken Ishiiは特有の奇妙な音色がファンキーで、そしてGerald Mitchellな軽快なラテングルーヴを導入し疾走します。Cari LekebuschやLuke Slaterは暗く退廃した雰囲気の漂うDJツール向けとして、そしてAlter Egoによる"Blackwater"は極度に展開を抑え焦らしに焦らすトランス調な曲調で、各々の味は分り易く表現されていると思います。これだけ豪華なリミックスであればOctave Oneは知らないなんて人でも、またデトロイト・テクノに馴染みがなくとも十分に楽しめる事でしょう。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/10/01(FRI) Bed Making × 恥骨粉砕 @ heavysick ZERO
SPECIAL GUEST LIVE : ホテルニュートーキョー
SPECIAL GUEST DJ : TAICHI
RESIDENT DJ : L?K?O, DJ YOGURT
Bed Making DJs : KOR-ONE, Makossa, KURARA, I-TAL
恥骨粉砕 DJs : mew, DUBINCH, No`n, JUMBLE

2010/10/02(SAT) groudrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue, Hikaru, HIROKI MURAI a.k.a Psychedelic Bus

2010/10/02(SAT) Four Seasons of Deep Space ~Autumn~ @ Eleven
DJ : Francois K.
Live : Cro-Magnon

2010/10/08(FRI) E-NAUT @ Eleven
LIVE : Calm -Moonage Electric Quartet-, Kuniyuki -live pa set-
DJ : DJ NORI, TAKAMORI K.

2010/10/09(SAT) CHAOS @ Eleven
DJ : Fumiya Tanaka, Zip

2010/10/09(SAT) Rejected Label Night @ Womb
DJ : Joris Voorn, Edwin Oosterwal

2010/10/09(SAT) Electric Skywalker @ Unit
LIVE : SYSTEM 7
DJ : SECRET CINEMA, RENNIE FOSTER

2010/10/10(SUN) MADCHESTER NIGHT 2010 @ SEATA
DJ : YODA, KENJI TAKIMI, DJ YOGURT

2010/10/16(SAT) freerange tokyo @ Warehouse
DJ : Tom Middleton, Jay Zimmermann aka JZ, DJ Sam Fitzgerald, Aosawa, Kaji

2010/10/23(SAT) Clash × Drumcode @ ageHa
DJ : Adam Beyer, Cari Lekebusch, Ida Engberg

2010/10/23(SAT) HOUSE OF LIQUID - liquidroom 6th anniversary @ Liquidroom
DJ : LEN FAKI × 石野卓球 × DJ NOBU

2010/10/30(SAT) Real Grooves Volume 43 RG Halloween Costume Party @ Eleven
Live : Stephen Beaupre
DJ : Akufen, Takuya × Kikiorix
| UPCOMING EVENT | 07:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Surgeon - Fabric 53 (Fabric:fabric105)
Surgeon - Fabric 53
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UKのマット・デーモンとも呼ばれる(嘘です)Anthony ChildことSurgeon。眼鏡を掛けたその知的な見掛けとは裏腹に、彼の繰り出す音は暴力的でサドスティックなインダストリアルテクノが特徴。流行に振り回される事なく一貫したハードな美学を持ちつつも、このFabricシリーズの最新作ではダブステップも取り込んだ上で相変わらずのハードな音を鳴らしておりました。もっとも彼自身も数年前からダブステップには接近していたので本作への流れも違和感は無いのですが、ダブステップのみならずデトロイトテクノやミニマルも使用し、相変わらずの幅の広さ故の面白さを感じさせてくれます。跳ねと疾走間に溢れたグルーヴ、中にはメランコリックな流れもあり、そして強靭で厳ついハードな音は確かにSurgeonの専売特許。雑食性がありつつもハードな音の統一感は流石その筋のベテランであり、Jeff Mills以降のハードミニマルの分野を率先して開拓して来た人物だけあります。かつて多くのハードミニマリストが路線変更を必要としたのに対し、Surgeonの視点に今も昔もブレは全くありません。信頼のおけるアーティストとは、かくあるべき。

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| TECHNO8 | 09:30 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Carl Cox - Global Underground GU38 Black Rock Desert (Global Underground Ltd.:GU038CD)
Carl Cox - Global Underground GU38 Black Rock Desert
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UKテクノシーンにおいて絶大な人気を誇るDJ・Carl Coxの最新MIXCDは、アメリカの砂漠で行われている"Burning Man"と言う世界で最も過酷なフェスティバルでのライブ録音と言う話だったのですが、ライナーノーツを読んだ限りだとスタジオ録音って書いてある。実際にMIXCDを聴いてみたら音が普通に良かったので、きっとスタジオ録音でしょう。しかしトラックリスト見ても分からないアーティストばかりで、もう時代についていけないよ。Coxと言えばとにかく限界ぎりぎりまでバキバキズンドコと音数大目でアッパーなハードテクノを回して、すんげぇ太いグルーヴを生み出していた記憶があるのですが、このMIXCDは良くも悪くも今風でそこそこにはアッパーだけと随分と落ち着いたと言うか大人になった印象。クリッキーなミニマルとかパーカッションがポコスカ鳴っているミニマルとか、ブリープでぎとぎとしたテクノや上物が妖艶なトランシー系とかか回しているものの、ソリッドで勢いのあるテクノは殆ど無くて残念。じわじわと恍惚の深みにはまらせるタイプのMIXCDだと受け止めれば理解は出来なくもないけれど、Coxにそれを求めているリスナーっているのかね?爆音の中で何も考えずに無邪気に踊れるような勢いのあるテクノを聴かせて欲しかったです。

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| TECHNO7 | 11:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Samuel L Session - Again On Monoid (Monoid:monoidcd007-2)
Samuel L Session-Again On Monoid
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スウェーディッシュテクノを代表する一人・Samuel L Sessionが送る、ノリノリでヒット曲満載のテクノミックス。Samuelって言えば2000年位からハードミニマルとかの流行にのって頭角を表してきたアーティストの一人なんだけど、彼のトラックはハードでトライバルだけでなくデトロイトっぽさやメロディアスな面もあったり、一辺倒にならない器用さが目立っておりました。大ヒットした"Merengue"は、"Jaguar"ばりのメランコリーにハードなリズムが合わさっていて、本当に素晴らしかったですね。本作はそんな彼の音楽センスがモロに前面に出ていて、やはりアッパーでハードな硬めのテクノにメロディアスで流麗なトラックも混ぜて、勢いよくガンガンに曲を繋げていきます。非常に流れの早いミックスで、だいたい1分半程度で曲が繋がれていくんだけど、本作はハードミニマルではないものの勢いに任せたそのプレイは確かにハードミニマルが流行っていた時代を感じさせます。自身の曲やPaul Mac、Adam Jay、Deetron、Len Faki、Daniel Jacquesなどのごっついトライバル系、そしてRenato Cohen、Joris Voorn、Alexander Kowalskiらの浮遊感漂うメロディアスなトラックなどを、山あり谷ありで混ぜて最初から最後まで飽きない流れを作っているんです。まるでジェットコースタに乗っているかの様な激しい展開で、愉快痛快爽快な清々しささえ感じられます。でもこれって実はまだ4年位前の作品なんだけど、たった4年と言う期間なのにテクノのシーンも随分と変わった様に感じられますね。テクノシーンの移り変わりは本当に速いのです。

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| TECHNO7 | 09:15 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Braincell - Mind Over Matter (Harthouse Mannheim:HHMA010-2)
Braincell-Mind Over Matter
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カリと言えばち○こじゃなくて、スウェーディッシュテクノ代表格・Cari Lekebusch。同郷のAdam Beyerに比べるとちょっと知名度的には劣りますが、ハードなテクノやエレクトロのトラックに関しては一貫したハードな美学があり、正にハードな男の為のハードなミュージックと言えましょう。ところで最近カリの運営するレーベル・H. Productionsの新譜を見ないなと思っていたら、なんとヴァイナルの販売は停止してMP3のみの販売になってましたとさ。これには泣いた、まさかカリのレーベルまでヴァイナルを辞めてしまうとは。そういやF-COMも新譜のリリースは停止らしいし、本当に寂しくなった音楽業界ですわ。俺はヴァイナルには金出すけど、わざわざMP3とかデータなんかには金は出さねーぞ。

愚痴ってもしょうがないので、カリの別名義・Braincellの新作でもどーぞ。輸入盤はかなり前にリリースされてたのですが、何故か日本には全然輸入されず結局日本盤が出たのでそれを購入しました。二度倒産し三度目の活動となったHarthouseからなのに輸入盤が入ってこないとは、新生Harthouseは余り規模が大きくないのかな?まあ逆にアンダーグラウンドな立ち位置に戻ったのであれば、それは評価に値しますが。で音的には確かにHarthouseらしさも感じられるトランシーなメロディーが特徴的なテクノで、ハードテクノは身を隠しブレイクビーツやエレクトロ、テックハウス、ミニマルなど雑食性の高い聴かせるトラックが中心でした。意外と言えば意外ですが、どれも違和感無く聴けてしまう辺りにカリの器用さが感じられ、決してただの気まぐれでやった音楽でない事は明白です。それに元々がハードな野郎なので、激ハードではなくとも揺ぎ無い芯のあるかっちりしたリズムは生きていて、従来のファンを裏切る事もないでしょう。

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| TECHNO6 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Dave Angel - 39 Flavours Of Tech Funk (React:REACTCD130)
Dave Angel-39 Flavours Of Tech Funk
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中古5枚1000円で買った内の一枚、Dave AngelのMIXCD。テクノシーンで「あの人は今!?」をやったら真っ先に名前が挙がりそうな位最近は落ち込んでおりますが、10年以上前は当時隆盛を誇っていたR & Sや自身のRotationからヒット作を量産してたんですよね。デトロイトテクノにまんま影響を受けたファンキーでエモーショナルな作風は、本当に才能を感じさせてたのに最近の低落っぷりと言ったら目もやれません。それはさておき中古で安かったからこの2枚組MIXCDを買った訳だけど、どうも聴き所に欠ける作品ですね。BPMはそこそこ早めでファンキーなテクノを集めているんだけど、ミニマルテクノ程の反復に因る高揚感は感じられないし、かといって一気に爆発するようなピークも見受けられないし、なんか全てにおいてどっちつかずな作品だなと思います。また音自体がどうも薄っぺらくて重みが感じられないので、家で聴いていても全く迫力が無いのは致命的ですな。しかも10年前の作品と言う事を差し引いても古臭すぎる音。折角エモーショナルな作風が得意だったんだから、それを生かしてDJして欲しかったですね。

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| TECHNO5 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joel Mull - The Observer (Harthouse Mannheim:HHMA007-2)
Joel Mull-The Observer
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すっかり忘れていましたが8/24の時点でこのブログも4年目に突入。今後もテクノを中心にハウスやクロスオーバー系、ロックやエクスペリメンタルな物まで色々紹介出来る様に頑張りたいと思います。でも自分の歳を考えるとCD買う量は控えて、貯蓄を増やしていかないとなと危惧を感じたり…。

さてAdam BeyerやCari Lekebuschと並ぶスウェーディッシュテクノの重鎮・Joel Mullの久しぶりのアルバムが遂に届きました。予約注文してたのに発売日からほぼ2ヶ月経ってから入荷って、どんだけ出荷量が少ないんじゃと。しかもHarthouseからのリリースなんだけど、確かHarthouseって潰れたんじゃなかったっけ?よくよく調べるとある会社が買い取ってレーベルを復活させたらしく、意外と好調にEPをリリースしているみたいです。それはさておきこのアルバムはテクノアルバムとしては、しっかり通して聴ける内容で予想以上に良い感じ。自分の中ではJoelって前述のベイヤーとかカリレケの一味で比較的ハードな路線を突き進んでるかと思い込んでたのですが、これを聴くと意外にも情緒豊かなテックハウスとかにも長けてるのかなと。本作はテックハウスとまでは行かないけれど、うっすらと透明な上物が綺麗に入っていて更に昨今のクリック/ミニマル路線を取り入れた音だと思います。テックハウスみたいに滑らかな流れはなくて、むしろクネクネとうねりのあるリズムが特徴的で番長ことFumiya Tanakaが好きそうなグルーヴがありますね。かと言って番長程地味では無くて、メランコリーなシンセのラインが軽く効いているからデトロイトテクノとかが好きな人にも受けますよ。そういえば去年のDrumcode Nightでもベイヤーとカリはゴリゴリのハードテクノだったけど、Joelだけは滑らかでハウシーなテックハウスをプレイしていたっけ。

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| TECHNO5 | 09:20 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Lawrence Burden - 430 West Presents Detroit Calling (Concept Music:CEPTCD2)
Lawrence Burden-430 West Presents Detroit Calling
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デトロイトにRandom Noise Generation、またの名をOctave Oneと名乗るBurden5兄弟がいます。結構昔から地道に活動していてハウス・テクノ両方面で時折名作を生み出し、近年では世界的大ヒット曲「Blackwater」が記憶に懐かしいユニットであります。5兄弟の中で日本にDJをしに来ているのは、基本的に長男のLawrence Burdenがもっぱら。と言うか他の兄弟がDJをしに来たと言うのは、聞いた事ないですね。じゃあ実際Lawrenceのプレイはどーなんよと言うと、これ「430 West Presents Detroit Calling」を聴けば分かります。「デトロイトが呼んでいる」と言うタイトル通り、Octave One、Dark Comedy(Kenny Larkin)、Aril Brikha、E-Dancer(Kevin Saunderson)、Jeff Mills、Designer Music(Carl Craig)、DJ Rolandoなどデトロイト関連の曲ばかりが並んでいて見ただけでお腹一杯ですね。ただ実際に聴いてみると、ハウスとテクノが上手く混在してはいるのですが、何故だか余り印象に残らないのです。何だろうね、この不思議な感じは?ある程度緩急を付けているはずなのに、どこか一本調子で平べったい後味だけが残るのです。聞き込めばまた印象が変わるのかもしれませんが、う〜ん。個人的には5男・Lorne Burdenの「430 West presents Back To The Rhythm」(過去レビュー)の方が好みです。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2006/08/18 CLASH14 feat. DRUMCODE 10TH ANNIVERSARY @ ageHa
半年ぶり以来かな、ageHaに行くのは。だってまともなイベント少ないし。でも今回はめちゃめちゃ楽しみにしていましよ。だってスウェーディッシュハードテクノの雄、Adam Beyer、Cari Lekebusch、Joel MullらDrumcode勢が揃いも揃って来日なんて、ハードテクノ好きなら行かない訳には行きませんよ。結論から言えば今回のイベントは、最高に踊れるイベントでした。あの場所に鳴っていた音は

REAL UNDERGROUND HARD MINIMAL TECHNO!!!

最近ハードミニマルテクノの栄枯盛衰なんて言われている気がしますが、実際これだけの面子が揃ってもアリーナーが激混みにはなっていませんでした(もちろんそれはアリーナがでかいせいもあるが)。彼らよりつまらないアーティストでももっと混む事もあるのですが、それだけこのジャンルも聴く者を選ぶと言う事なんでしょう。生半可な耳では聴く事が出来ないハードな音、ストイックなプレイ、それがハードミニマルテクノなのでしょう。ただあの瞬間アリーナー支配していた音には、駆け引きや小細工なしのハードミニマルテクノの反復・永続によって生まれる高揚感が存在していました。では各人のプレイはどうだったのでしょうか。以下に続きます。
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| EVENT REPORT1 | 13:30 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Adam Beyer - Stockholm Mix Sessions Vol.3 (Turbo:MARCD-019)
Adam Beyer-Stockholm Mix Sessions Vol.3
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アダムベイヤーと言えばスウェーディッシュハードテクノの第一人者と言えますが、最近のクリックハウス流行に乗っかっている事で尻軽としても認知されています。実はそれ以前にはデトロイト系に流れたりとかもして、Truesoulなるレーベルも作ったりしていました。そして同時期にはデトロイト系の曲を多用したこの「Stockholm Mix Sessions Vol.3」と言うMIXCDも出したりしていました。尻軽ながらもこのMIXCDは相当に出来が良くて、彼が手掛けたMIXCDの中で大のお気に入りです。ここではデトロイト系の曲をこまめに入れているせいか、美しくメランコリックな面や情緒的な面が強調されていてツボにはまる流れがそこかしこにあります。もちろんベイヤーのプレイなのだからリズムが貧弱と言う事もなく、適度な太さや気持ち良い上げ加減で最後までうっとりと聴かせてくれます。大ヒット曲「Merengue(Slam Remix)」の図太いリズムかつメランコリックな雰囲気、「Loop 2(Luke Slater Remix)」のファンキーで未来的なシンセライン、「12 Months Of Happiness」の突き抜ける爽快感、そしてベイヤー自身の「Truesoul」の壮大な広がりを感じさせる感動的なラスト、聴き所満載です。個人的にはこの路線のプレイを聴いてみたいのですが、クラブだと激ハードなプレイが中心なんですよね。あ〜〜〜、クラブでこんなプレイをしてくれたらその瞬間神!となるのに。それ位このMIXCDは素晴らしいので、廃盤ながらもなんとか探し出してみて下さい。

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| TECHNO3 | 19:00 | comments(8) | trackbacks(1) | |
Bryan Zentz On Monoid (Monoid:monoid006-2)
Bryan Zentz On Monoid
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今年前半には発売されていたのですが、ようやくアマゾンで購入出来るようになったこのMIXCD。Carl Cox主宰、大人気UKテクノレーベル・Intec Recordsの特攻隊長Bryan Zentzが、Intec好きな人に最高の音をぎっしり詰め込んだスペシャルなプレイを披露しています。Zentzは以前にフルアルバムをリリース済みで、それはヒップホップなども吸収したテクノで懐の深さを垣間見せていましたが、このMIXCDにおいても腕の巧さを存分に見せつけています。出だしいきなりBasic Channelを含むダブテクノを連発し、更に緩いドラッギーなテクノに流れると、6曲目からスロットル全開のIntec節でガシガシ攻め上げます。もうそこからはテンションを落とさず、美しいシンセリフを多用した曲やズンドコトライバル、そしてデトロイティッシュなテクノまで有無を言わさぬプレイで最後まで突き抜けます。怒濤のハードミニマルだけではなくIntec系の綺麗目シンセがあちらこちらに入ってきて、快楽的なシンセリフに耳を奪われぐいぐいと引き込まれますね。メロディーとグルーヴが自然と融合されている素晴らしいプレイです。

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| TECHNO3 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Adam Beyer - Fabric 22 (Fabric:FABRIC43)
Adam Beyer-Fabric 22
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何度も何度も紹介しているFABRICシリーズの最新作はスウェーディッシュハードテクノの雄、Adam Beyerが担当しております。元々はDrumcodeでハードテクノで人気を博し、その後はTruesoulなるデトロイトテクノに影響を受けたかの様なレーベルを設立。そのレーベルも程々に最近ではエクスペリメンタルハードテクノを展開すべく、Mad Eye Recordingsも設立。芸が多いと言うか、なんでも器用にこなせる人ですね。今回のMIXCDはやはりMad Eye Recordingsの影響も大きいのか、めちゃめちゃハードな展開は無し。出だしからクリック系の音でコロコロ、クリクリな展開。クリックハウス程柔らかい訳では無く、硬めの音でびしっと締まりがあります。中盤以降はMad Eye Recordings路線の、すかすかなのにハードテクノを通過したクリック系と言うかインダストリアルテクノをおとなしめにした様な音と言うか、とにかく新鮮な音です。以前の派手派手で盛り上げまくる様なプレイは既に無く、玄人受けする様な激渋なMIXですが決して地味では無く奥の深いグルーヴが感じられます。終盤ではブリブリアシッドシンセが入ったり、ストレートなハードテクノもありますが、Adam Beyerも随分と懐の深いDJになったんだなぁと思いました。やはりハードテクノ一本ではすぐに飽きられてしまう事を、プロの方も理解していると言う事なのでしょうか。一つの事を追求するのも人生だし、一回の人生なんだから色々試みるのも有りなのかもしれません。大ネタ使用無しのMIXCDだけど、素晴らしいセンスでしたね。

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Adam Beyer - Essential Underground Vol.9 (DJ-sets.com:DJ022-2)
Adam Beyer-Essential Underground Vol.9
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テクノのMIXCDでは定番シリーズとなっているEssential Underground。今までClaude Young、Marco Bailey、Ben Sims、Christian Smith等人気者を引っ張り出してきたが、今回はスウェーディッシュハードテクノの雄、Adam Beyerが参戦。1枚目は普段の内容と変わらずゴリゴリで疾走感のあるハードテクノ。旬のトラックを使っていて、激しいのが好きな人にはかならず受けるものとなっています。そして2枚目なんですが、こちらは意外にもディープでゆるめのテクノ。最近はTruesoulなんてレーベルも立ち上げてデトロイトテクノっぽいトラックも作ったりしていますが、正にそれをイメージしたかのようなMIX。エレクトロ、テックハウスまたクリック系に近い物もMIXしてるんだけど、大人のMIXって感じで激しいのに疲れ気味な僕にはこの位が丁度良いかも。2枚目に使用されているTruesoulから出たJoel Mull、Cirez D、Henrik Bのトラックはまじカッコイイです。それにAdam Beyer別名義のMr.Sliff-The Riffのじわじわビルドアップしてゆくシンセも最高。Truesoulも含めてAdam Beyerは今後も要注目です。今回は1枚目より2枚目の方が内容的にはお薦めですね。取り敢えずトラックリスト見て下さい、買いたくなるでしょう。

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| TECHNO1 | 15:21 | comments(0) | trackbacks(2) | |