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BEST OF 2019
今年も一年間当ブログを御覧頂いた読者の皆様、どうもありがとうございました。今年は昨年以上にBandcamp等の配信での購入量が増え、聴き込めていない音源がどんどん溜まっていくなど、もはや配信地獄と化している状況。音楽業界自体が決して栄えているわけではないにも関わらず、配信のおかげでリリースが容易になり世に放たれる音楽の量は増え、素晴らしい音楽に出会える機会は過去以上に思う事も。ただクラブへと足を運ぶとフロアの隙間が大きく寂しい状態だった事も少なくはなく、特に真夜中に出歩いてパーティーへ赴く人が減っているのは、健全なのか活気が無いのか。当ブログの以下に紹介したベストでもテクノ/ハウスは殆どなくリスニング系が中心ではありますが、それでもクラブへ遊びに行った時の高揚感は別物で、パーティーでのDJによる素晴らしい音楽の世界と仲間との出会いはやはり現場に行ってこそだと思います。また来年もパーティーで踊りつつ、引き続き素敵な音楽を紹介出来たらと思います。それでは、来年も良いお年を!
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| BEST | 09:30 | comments(0) | - | |
Laurent Garnier & Chambray - Feelin’ Good (REKIDS:REKIDS141)
Laurent Garnier & Chambray - Feelin’ Good
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リリース前から話題になっていた本年度アンセム級の作品、Radio Slave主宰のRekidsからはフランスにおけるダンス・ミュージックの生き字引であるLaurent Garnierとベルリンの新鋭であるChambrayの共作が届いた。近年ストレートな直球4つ打ちだけでなくブレイク・ビーツを用いた90年代前後のレイヴを思い起こさせる曲がやや再燃している印象は受けていたが、特にRadio Slaveによるリミックスがその決定打になるべきオールドースクールを意識したレイヴ・アンセム的な曲調で、2019年において燦然と輝く曲になるだろう。"Feelin' Good"はいきなり汗臭く肉感溢れるシャウトで幕を開け、そこから野蛮でドンドコとしたリズムやハンドクラップを用いた時点でかなりオールドスクール感が溢れているが、そこに膨張したベースサウンドや金属的なパーカッションも加わりダーティーなエレクトロ感とテクノの混合がある。そしていかにもレイヴ的な輝かしいピアノコードの派手な展開とブレイクに向けて連打されるスネアロールと、ある意味では古典的とも言える様式美に倣ったこの曲は、盛り上がらずにはいられない要素がこれでもかと詰まっている。過去の曲を聞いた限りでは恐らくChambrayの影響が強く出た曲調だとは思うが、DJとしては超一級のGarnierが決して作曲家としてはそうではなくともDJによる影響を制作方面へと落とし込み、完璧なまでのDJ向けのピークタイム仕様になったのは流石だ。また2つのリミックスを提供したRadio Slaveも素晴らしい仕事をしており、"Radio Slave Remix"の方は原曲よりも派手さを抑えたソリッドなビート感を打ち出し、ピアノの豪華な響きは消し去り荒削りなパーカッションやダークなシンセのみでじわじわと深い闇の中を疾走するツール性に磨きを掛けたリミックス。そしてもう一つが更なるアンセムと成りうる"Radio Slave Revenge Remix"で、こちらはピアノ・コードはそのまま用いつつもリズムは地面を撃ち抜く極太キックとジャングル風なブレイク・ビーツでゴリゴリ激しく大地を揺らし、基本的にはこのパワフルなリズムと輝かしいピアノの展開だけで突き抜ける単純な構成ながらも、このど派手で野蛮な雰囲気は正にレイヴ・クラシックだろう。原曲とリミックスそれぞれパーティーにおいてピークタイムを飾るに相応しいハイエナジーな興奮があり、早くクラブで体験したいと思わずにはいられない。



Check Laurent Garnier & Chambray
| TECHNO14 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |