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Marcel Dettmann - DJ-Kicks (Studio !K7:K7340CD)
Marcel Dettmann - DJ-Kicks
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長きに渡りテクノ/ハウスに限らずダンス・ミュージックのリスナーを楽しませてきているMIXCDシリーズ『DJ-Kicks』、その最新作には遂にベルリンはBerghainでレジデントを務め、日本に於いてもその知名度を高めるのに貢献したMarcel Dettmannが登場。過去には『Berghain 02』(過去レビュー)、『Fabric 77』(過去レビュー)、『Conducted』(過去レビュー)とまた人気を博すMIXCDシリーズも手掛けているが、やはりこのDJ-Kicksシリーズはそれらとは異なり真夜中のダンスフロアを意識するよりはアーティストの個人的な好みを反映させたものが特色だろう。そう言った意味ではDettmannによる本作は比較的ダンスフロアにも適応しつつ、他アーティストのシリーズに比べると果敢なチャレンジ精神は少ないかもしれないが、オールド・スクールなテクノからエレクトロやニューウェーブまで取り込んでホームリスニングにも適した構成は、確かにピークタイムのダンスフロア的ではないが彼のパーソナリティーは如実に反映されている。スタートは90年代の古いテクノであるCybersonikをDettmannがリミックスしたバージョンで開始するが、ビートの無くなったリミックスによって静謐な立ち上がりとなっている。そこにOrlando VoornやDettmann自身の硬質でロウなテクノを繋げていき、更にはInfinitiによる古き良きテクノを自らリミックスした"Skyway (Marcel Dettmann Remix)"もセットする事で激しさだけではなく不思議なムードを纏ってリスニング性を保っている。しかし彼のミックスにしては意外にも展開の振れ幅は大きいだろうか、中盤までのMystic BillによるバウンシーなハウスやDas Kombinatによる鞭で打つようなエレクトロ、Clarence Gによるラップ等の流れはDJ-Kicksの特性を意識しているようだ。そこからも闇の陰鬱なムードを保ちながらもハードさを回避し、リズムやグルーヴを常に変容させながら普段の持続感とは異なる展開の多さによって耳を惹きつけ、終盤にはThe Residentsのユーモア溢れるニューウェーブから最後はデトロイトの叙情性もある"Let's Do It (Rolando Remix)"によってエモーショナルなラストを作り上げている。彼が今までに手掛けたMIXCDに比べると本作がベストであるとは言えないものの、しかし普段はプレイしない選曲や自身の特別なエディット/リミックスも多用した点にも興味深さはあり、DJ-Kicksらしさは十分にあるだろう。



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| TECHNO12 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
James Priestley & Giles Smith - 10 Years Of Secretsundaze (Secretsundaze:ssxcd003)
James Priestley & Giles Smith - 10 Years Of Secretsundaze
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先日来日したばかりのSecretsundaze - James Priestley & Giles Smith - による公式MIXCDの中でも、この作品はパーティーの10周年を記念する物としてパーティーの主旨が最も端的に表現されているのかもしれない。Secretsundazeは真夜中ではなくそのタイトル通りに日曜の昼間に開催されるロンドン屈指のサンデーアフタヌーン・パーティであり、テクノやディープ・ハウスだけでなくジャズやディスコなども紡ぎながら、じっくりと盛り上げていくパーティーだそうだ。日本にもここ数年二人揃って来日しSecretsundazeを開催しているが、オールナイト公演という性質上どうしても上げめのプレイとなり、本国のSecretsundazeとは異なるのではという疑問を消し去る事が出来ない。そんな疑問を持つ理由としてやはり本作の印象がどうしてもSecretsundazeらしさとして当方に植え付けられている事もあるのだが、ここで展開されるクラシカルな音楽性とモダンな響きの融合は類まれなるレベルに達している。先ずJames Priestleyが手掛けたミックスはメロウなビートダウン風なハウスである"Rain Parade (Mark E Remix)"からゆっくりと始まり、そしてコズミック感のある"Transatlantic Loading Bay"へと繋がる最高にロマンティックな流れが形成される。そして"Harlequin"や"Taking Over Me"などハウスからブロークン・ブーツまでビート感に振れ幅を持たせながらも徹底的に感情的で、そして中盤以降では生っぽくも煌めく多幸感を打ち出したディスコや色っぽいシンセ・ファンクも飛び出して、Secretsundazeらしい大胆かつクラシカルなフリースタイル性が満ちている。そんな自由奔放なプレイの最後にはフレンチ・ディスコの"I Love You Dancer"を用意して、ぐっと切なさを増して綺麗に着地する。対してGiles Smithは序盤から端正な4つ打ちのテクノやハウスを積み重ねながらビルドアップさせていくスタイルで、"Make Me Feel"や"Feel It"にしても揺蕩うような浮遊感と空間的な深みを伴い、非常に伝統的とも言える丁寧なプレイを行う。流れを壊す事なく滑らかに丁寧に曲調を守りながら、そこに仄かにエモーショナルな成分も加えてこちらもJamesに負けじと洗練されたドラマティックな展開を聞かせるのだ。終盤の"Ronin"以降はその洗練に磨きをかけて淡い白色光に包まれるような幻想的なサウンドが広がり、盛り上がったまま心地良い余韻を残してミックスは終了する。JamesとGiles、Secretsundazeとして一緒に活動しながらもその対照的なプレイは、しかしどちらにもストーリー性があり、これこそがSecretsundazeらしいという印象を鮮烈に残すのだ。願わくば日本のSecretsundazeでも、いつかこのようなプレイが聴ける事を願っている。



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| HOUSE10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2012/12/30 CLUB MUSEUM "Year-end Jaguar" @ Unit
敢えてカウントダウンでもない年の瀬も押し詰まったこのタイミングで、URの元オフィシャルDJでもあったDJ Rolando a.k.a. The Aztec Mysticが来日した。以前は来日が珍しいDJでもあったのだが昨年へのフェス出演、そして今年上半期にはクラブへの出演があり、そこから一年経たずしての再来日には少々驚いた。しかし筆者が以前に彼のプレイを聴いたのはUR脱退前の2004年のageHaでの場であり、既にそこから8年が経ちその間にはLos Hermanosからの脱退やらドイツテクノの象徴であるOstgut Tonからのリリースを行うなど、明らかにUR時代を忘れ去ろうとしている活動には注視していた。そしてようやくDJ Rolandoのプレイを再度聴ける機会がやってきた。
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| EVENT REPORT4 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Esteban Adame - Determinacion EP (Ican Productions:ICAN-007)
Esteban Adame - Determinacion EP
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発売から随分と間が空いてしまいましたが、良い作品なので紹介。Icanのユニットとして、そして今ではGalaxy 2 Galaxyのライブにも参加するEsteban Adameのソロ作品は、Icanのラテン・フレーバーは抑え目にデトロイト色も感じさせるハウシーなトラックを収録しています。目玉は"Aztlan Reclaimed"ですが、実はこの曲はThe Aztec Mystic aka DJ Rolandoの" Aztlan"のリメイクだそうで、レコ屋の紹介を見るまで全く気が付きませんでしたよ。上モノのシンセに原曲の面影が残っているかなとは思いますが、URのダークなテクノサウンドから所謂デトロイト・テクノらしい望郷の念にかられる情熱的なハウスへとリメイクされ、ブレイクでの空へと羽ばたいて行く壮大なパッドの挿入が新たな息吹を吹き込んでいます。"Trinity (Santiago Salazar Edit)"ではIcanのもう一人であるDJ S2がエディットを手掛けていて、こちらはDJツール的なシャッフル調ダーク・エレクトロなのがURらしく思われます。"Determinacion"は重量感と跳躍力のあるリズムトラックに鋭いシンセラインやミニマルなリフが被さってくるテック系で、こちらもDJツール的な要素が大きいですね。G2Gでキーボードを任されるだけあり良い曲を安定して作る事には長けており、そろそろアルバムも聴かせて欲しいなと思います。

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| HOUSE8 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Los Hermanos - On Another Level (Gmi Productions:LHCD-001)
Los Hermanos - On Another Level
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今週土曜にVisionでの久しぶりのフルバンドライブを控えたLos Hermanosだが、2004年にリリースされた彼らのデビューアルバム(過去レビュー)がリイシューされている。日本盤はCiscoからリリースされていたのだがレーベルが倒産した為、本作も廃盤となっていたところのリマスター済みでの復刻は嬉しい事だ。このアルバムには自分も複雑な思いを持っていて、デトロイトテクノ/ハウスにおける希望と情熱を高密度で具現化するのを結実させた素晴らしいアルバムではあるが、しかしその一方でアルバムがリリースされる頃には(リリース当時は気付かなかったが)メンバーの内部分裂が実は始まっていたのだ。その影響は音楽性にも顕著に現れており、当初のLos Hermanosは"Jaguar"を大ヒットさせたDJ Rolandoのユニットと言う触れ込みで、EPもクラブトラック/DJツールとして機能的なグルーヴにプログラミングによるデトロイトらしい感情を揺さぶる美しいシンセのメロディーを多用したりと、どちらかと言うとDJ RolandoのDJ的な側面を残す音楽性ではあったと思う。しかしアルバムを聴けば分かる通りで、アルバム初収録となった曲の多くはもう一人のオリジナルメンバーであるGerald MitchellのDJではなくプレイヤーとしての演奏力を基にしたバンドセット調のファンキーでメロウな音楽性を打ち出している。またオリジナル盤の方でもDJ Rolandoの名はMixed &Edited By DJ Rolandoとしか記載はないが、このリイシュー盤ではそのクレジットも消去されてしまう程にメンバー間の亀裂は深い様だ。そんな事もあって今でももどかしい気持ちは残っているが、しかしそんな問題を除けば本作は電子楽器によって黒人音楽をデトロイトテクノへ進化させた物を、更にそこから原点を見つめ直し再度人間の手による演奏によって血肉沸き踊る黒人音楽へと復権させた、バンド形態でのデトロイトテクノの指標となるべき素晴らしい作品だ。正確に言えばアルバムではまだプログラミング中心ながらもバンド風に表現しているのだが、その真価は土曜のフルバンドライブを体験すれば言わんとする事を理解して頂けるはずだ。兎に角初期のヒットしたEPからも多くを収録しているから良い曲が揃っているし、クラブミュージックである前提を抜きにして多くの人に希望の火を灯すだろう傑作だ。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Gerald Mitchell - Family Property (Underground Gallery:GMICD001)
Gerald Mitchell - Family Property
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DJ Rolandoとのユニット・Los Hermanosに於ける大ヒットで彼の名前は大々的に知れ渡り、その後Galaxy 2 GalaxyやUnderground Resistanceの活動をサポートする事でも高い評価を得ているGerald Mitchell。しかし実はかつてM5、D'Lareg、The Deacon、Hardlifeなどの変名で秘匿性の高い活動を95年頃から行なっており、URと言う共同体の中でも実は古参であった事が今では分かっている。特にDJではなくアーティスト/ユニットとして活動を行なっている事からも分かる通り楽曲制作能力は、余りの存在感の大きさ故にURの将来を一手に担っていたMike Banksにも匹敵する程だ。アルバム制作を殆ど行わないUR関連のアーティストの中でも既にLos Hermanosとして2枚もアルバムを制作した事が、彼の溢れんばかりの創造性や創作意欲の高さを示している。そして遂に長い音楽活動を経て完成した本人名義のアルバムは、今までの変名ユニットやLos Hermasnoの延長線上でありながら、更にダンスミュージックと言う前提以前にヒューマニズムを強く意識した熱い魂を感じさせる内容となった。それは曲名にも"Soul"や"D.N.A"と言う人間の根源、"Afro"や"Funk"や"Tech"と言った様式、"Family"や"Hermanos"などの人間関係の言葉が含まれている事からも分かる。スタイルとしてはデトロイトの系譜を実直に受け継ぐテクノ/ハウス/ジャズ/ファンクだが、DJが制作した時にありがちな機能だけに特化した単調な音楽とは異なり、豊かなハーモニーやメロディーと多彩なグルーヴも生演奏と電子楽器の巧みな演奏から生み出しいる。これは基本Geraldが一人で創り上げたアルバムではあるが、しかし決して一人ある事を感じさせないバンドを意識した構成で成り立っており、そして音楽を愛する人間との関係から生まれたと言う意味では確かに一人ではなく大勢の思いが込められているのだろう。だからこそ、"Family Property"と言うタイトルが付けられている。Gerald Mitchellの集大成であり、そしてデトロイトテクノの指標となるべき作品だ。

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| HOUSE7 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Aril Brikha - Deeparture In Time - Revisited (Art Of Vengeance:AOVCD001)
Aril Brikha - Deeparture In Time - Revisited
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デトロイトテクノ史において名を残したDJ Rolandoの"Jaguar"が大ヒットした前年、それと同じく重要な位置付けである"Groove La Chord"がリリースされた。それをリリースしたのは当時弱冠22歳、しかもスウェーデンと言う外部においてデトロイトの御大・Derrick Mayに認められた存在であるAril Brikha。Derrick Mayが運営するFragile Recordsから華々しくデビューを飾った新人だった。デビュー作の"Groove La Chord"は奇跡的とも言える大ヒットを記録し、今尚フロアでよく耳にする大傑作となった。その勢いで2000年にリリースした1sアルバム"Deeparture In Time"もデトロイトテクノの名盤として語り継がれる評価をものにし、その後も寡黙な活動ながらも水準の高いテクノトラックを世に送り出し今に至る。そしてデビューアルバムから10年、廃盤となっていたそのアルバムがリマスター化+未発表曲集の2枚組として蘇った。エッジの効いたファンキーなグルーヴと柔らかい幻想的なパッドは黒さの無いエモーショナルなデトロイトテクノとでも言うべきか。洗練に洗練を重ね上澄みを掬い上げたようにソウルフルで情緒がしっとりと奏でられる音は、マシンソウルと呼ばずにはいられない。95〜99年に制作された未発表曲集にしても何故にこれが世に出なかったのか、不思議な程に実に感情的でグルーヴィーなテクノ満載となっている。もし貴方がテクノを好きで、しかしまだ本作を持っていない…と言うのであれば、それはテクノを聴く上で最も美味しい一部を味わっていないと断言する。そしてこの10周年記念盤は、まだ未開拓である若いテクノリスナーをこそ間違いなく刺激するであろう。

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| TECHNO8 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
DJ Rolando - The Aztec Mystic Mix (Underground Resistance:URCD-049)
DJ Rolando - The Aztec Mystic Mix
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元Underground Resistanceの看板DJであったDJ Rolando。URとの確執から狭いデトロイトを脱出し世界へと羽ばたいたロランドは、今ではDelsinやOstgut Tonとも絡むなど自由な活動を行なっております。そして今年のタイコクラブでかなり久しぶりの来日も決定し、今からもう期待せずにはいられません。さてそんな彼がまだURクルーの頃にリリースした本作は、UR周辺の音源のみを使用したURファンにとってはなくてはならないMIXCDです。一言で言うと「Hard Music From A Hard City」、デトロイトテクノやURのコンセプトを体現した骨太な力に満ちた音楽です。ロランドの大傑作"Jaguar"もURのハードで狂気の潜むエレクトロも、火星人のロマンティックな世界が広がるテクノも、黒人音楽の元であるファンクも、URのありとあらゆる音が詰まったレーベルのショーケース的な意味合いも含まれているでしょう。だからと言ってレーベルの音をただ紹介するだけの陳腐なプレイなんて絶対にしない、エネルギッシュで力強さも切なさも表現しながらデトロイトの希望と暗部までをも脳裏に焼き付けるようで、最初から最後まで筋金入りの不屈の闘志が漲っておりました。ハイプでもない、流行でもない、URは昔も今も変わらずにハードに生きる野郎の為の音楽を作り続けている。そんなURの精神性がここに記録されております。

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| TECHNO8 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Trip Do Brasil (Krypton Records:COL 491115 2)

Trip Do Brasil
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一時間のブラジルへの小旅行。燦々と熱い太陽の光が降り注ぐ南米のダンスグルーヴがパックされたブラジリアンダンスミュージックコンピ、Trip Do Brasil。有名無名色んなアーティストのトラックが収録されているけれど、生演奏を中心とした生命力に溢れた統一性があるので違和感は特に感じない。オーガニックと言う言葉では容易い表現になってしまうが、本当に人間の手によって作り出されたと感じられる爽やかさと温かさがあり、そして何よりも心地良いサンバやボサノヴァのグルーヴが体を揺らす。南米の情熱は心を熱くし、体に作用するのだ。幾つかお勧めの曲を挙げると、DJ CAMのアマゾンの奥地に迷い込んだようなボッサハウスは、メロウかつチルで良いセンスしてる。FARMAKITの曲はズンドコトライバルなリズムの上に、トランシーなシンセリフが乗ってきて大地の鼓動を表現してるみたいだ。しかし、やはり特筆すべきはJoe ClaussellとJephte Guillaumeによる"Agora e seu tempo"、この曲だけの為に本作を購入しても良い程の楽曲だ。メロウなアコギの旋律、爽やかな風を舞い起こすパーカッション、そして郷愁を呼び起こす歌。そう、まるでこれは神の啓示みたいなスピリチュアルメッセージなんだろう。間違いなく涙無くしては聴けない名曲。CDでフルバージョンで収録されているのは、本作のみのはず。聞き逃す事無かれ。



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 07:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Los Hermanos - Traditions & Concepts (Submerge Recordings:SUBJPCD-015)
Los Hermanos-Traditions & Concepts
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キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(`  )━(Д` )━(;´Д`)ハァハァ !!
今年最後になってデトロイトテクノの至宝・Los Hermanosの2NDアルバムが到着。元々はGerald MitchellとDJ Rolandoから成るユニットだったのですが、音楽観の違いからDJ Rolandoが離脱すると言う危機を乗り越え本当の意味でのアルバムが出来上がりました。と言うのも1stアルバム"On Another Level"(過去レビュー)はどうしてもEPの寄せ集め的な印象が強かったのですが、本作では完全にアルバムを意識したバラエティー豊かな音楽性に満ちているからです。基本にはパーカッションの聴いたラテンのソウルが根源にあるのですが、コズミックな上物を使用した"Central Nervous Systems"、アルバム内で一番ソウルフルな"Remember Detroit"(これってDJ S2のMIXCDの一曲目に使われてるやつだね)、どこか憂いげかつメランコリーで奥深い"Midnight in Madrid"などのハウスを中心に"Festival Parade"や"Dark Samba No.7"などトライバル感の強い曲もあれば、"Theme From Tony Dash"の様にドラムンベースっぽい曲、または汗たぎるファンクが濃厚な"Message Of Hope"もあり、デトロイトテクノ/ハウスとは言ってもとても一括りには出来ない音楽性に富んでおります。前作に比べると所謂キラートラックの存在はありませんが、アルバム全体での聴き応えがあり充実した内容ではないでしょうか。1STアルバムから本作への流れは斜めに見ればよくありがちな安定を求めた無難な流れとも言えるのですが、EP中心のクラブミュージックシーンにおいてはやはり本作の様な通して聴けるアルバムは少ないので非常に価値がありますね。しかしDJ Rolandoが脱退した後は色々なアーティストが組み合わさるユニットになるみたいな事をGeraldが言っていた気がしますが、結局Los Hermanos=Gerald Mitchellに落ち着いちゃったみたいですね。ゲストにIan O'Brien、DJ S2(Santiago Salazar)、Raphael Merriweathers Jr.も参加しているけれど、あくまでゲストみたいだし。DJ Dexに至っては全く関わってなさそうです。まあ今後も良い音楽を創ってくれれば、それで良いんですが。

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| HOUSE3 | 23:45 | comments(0) | trackbacks(1) | |
DJ DEX a.k.a. Nomadico - Invisible Show Case Vol. 01 Part One & Two (Submerge:SUGCD-002-1~2)
DJ DEX a.k.a. Nomadico-Invisible Show Case Vol. 01 Part One
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DJ DEX a.k.a. Nomadico-Invisible Show Case Vol. 01 Part Two
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昨日で今年のCDレビューは最後と言いましたが、すいません、嘘こきました。とても大事なMIXCDを紹介し忘れていたので、今日もレビューします。そもそも何故このMIXCDを今まで紹介していなかったと言うと、アマゾンでは販売されていないから。Part OneはタワーレコードやHMVなど大型レコード店で、Part TwoはCisco、Disk Union、Underground Galleryなどのレコード専門店で販売されると言う変則的なリリースだったのですね。ただ内容に関しては今年一番聴き込んだ程に素晴らしく、今まで数多くリリースされたMIXCDの中でも最上級に位置する物だと僕は思っています。それを作ったのがコードナンバーUR061を冠するUnderground Resistanceの新参者・DJ DEXことDan Cabelleroで、TimelineやLos Hermanosのメンバーの一人でもあります。勿論URのコードナンバーを与えられる辺りでMad Mikeも才能を認めているのは周知ですが、DJ DEXのミックスはまじで眉唾物です。元々ヒップホップ上がりらしいのですが、そんな経歴を思わせる巧みでスムースかつパワフルなプレイで怒濤の流れを作っているんですわ。殆どがUR関連の曲で固められていますが、過去の名曲から新曲、Re-Editを含む未発表曲、そしてジャンルはテクノ、ハウス、エレクトロ、ラテンを何の違和感も無く混ぜています。URの歴代オフィシャルDJでもあるJeff Mills、James Pennington、DJ Rolandoも本当に才能ある人達だったのですが、DJ DEXもそれ以上に広がりと奥深さをを見せてきていますよね。今時にしては珍しいタンテのみを使った一発録りの為か、勢いや攻撃性が前面に出ている時もあるかと思えば、未来を夢見るデトロイトのロマンティックな音が沸いてきたり、URの歴史がここに結集している様に聞こえます。しかし幾ら僕がここで説明しても、きっと真価はなかなか伝わらないと思いますし、トラックリストだけ見たって良さは分からないでしょう。だから是非とも自分の耳で確かめて欲しい、DJ DEXのプレイを。これを聴けばデトロイトにも新しい息吹が吹こうとしているのを感じ取れるはずです。

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| TECHNO4 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Lawrence Burden - 430 West Presents Detroit Calling (Concept Music:CEPTCD2)
Lawrence Burden-430 West Presents Detroit Calling
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デトロイトにRandom Noise Generation、またの名をOctave Oneと名乗るBurden5兄弟がいます。結構昔から地道に活動していてハウス・テクノ両方面で時折名作を生み出し、近年では世界的大ヒット曲「Blackwater」が記憶に懐かしいユニットであります。5兄弟の中で日本にDJをしに来ているのは、基本的に長男のLawrence Burdenがもっぱら。と言うか他の兄弟がDJをしに来たと言うのは、聞いた事ないですね。じゃあ実際Lawrenceのプレイはどーなんよと言うと、これ「430 West Presents Detroit Calling」を聴けば分かります。「デトロイトが呼んでいる」と言うタイトル通り、Octave One、Dark Comedy(Kenny Larkin)、Aril Brikha、E-Dancer(Kevin Saunderson)、Jeff Mills、Designer Music(Carl Craig)、DJ Rolandoなどデトロイト関連の曲ばかりが並んでいて見ただけでお腹一杯ですね。ただ実際に聴いてみると、ハウスとテクノが上手く混在してはいるのですが、何故だか余り印象に残らないのです。何だろうね、この不思議な感じは?ある程度緩急を付けているはずなのに、どこか一本調子で平べったい後味だけが残るのです。聞き込めばまた印象が変わるのかもしれませんが、う〜ん。個人的には5男・Lorne Burdenの「430 West presents Back To The Rhythm」(過去レビュー)の方が好みです。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Submerge Live In Japan (Submerge:SUBJPDVD001)
Submerge Live In Japan
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もはやテクノ、ダンスミュージックに限らずに世界に存在する音楽の中で、確実に重要指定文化財として認められるべきUnderground Resistance。彼らがGalaxy 2 Galaxy名義で2005年2月13日にリキッドルームで行ったライブを、後世に語り継がれるべくDVDにパッケージ化。もちろんあの瞬間、あの場所を再現するなんて言うのは土台不可能な訳ではあるけれど、それでもこのDVDには充分に価値がある。なんと言ってもマスクを脱いだMad Mikeの素顔が見れる事だ。おぉ、実は結構格好良い顔をしてるんだね、Mad Mikeは。彼が今までマスクを被ってきたのには訳がある。「音楽で大事なのは、演奏者ではない。スピーカーから出る音が大事なのだ」とはMad Mikeの言葉で、だから今まで自分を認識不可能な存在として正体を明かさなかったのだ。今になって公に姿を現したのには、もう充分音楽で彼らの信念を伝える事が出来たと言う事なのだろうか?

さて、取り敢えずテクノ好きな人は僕が紹介せずともきっと買おうと思っている人も多いだろうし、内容も語らなくなって素晴らしい事は分かっている。ラテンパワー全開のLos Hermanos、シットでファンキーなElectrofunk、そしてフュージョン節丸出しのGalaxy 2 Galaxy、そのどれもが人力でテクノを演奏している。このマシンに頼らずに人力でと言うのが、彼らの真骨頂であり彼らの信念である。マシンに頼るから悪いのではなく、彼らのソウルを表現するのに人力である必要があっただけの事。Love & Peaceに溢れた演奏は、聴く者を魅了し希望を抱かせるには充分なエネルギーが詰まっている。URは本当に素晴らしいコミュニティーだよ。

残念なのは、Los Hermanosが演奏したKraftwerkのDentakuと、Galaxy 2 Galaxyが演奏したKraftwerkのNumbersが版権の問題によりカットされている事だ。むぅ、これは悔しい。あとMad Mikeよ、JaguarのクレジットにMad MikeとGerald Mitchellの名前しか無いのはどうゆう事なんだ?あれはDJ Rolandoが手掛けている曲のはずだ。Mad Mikeは真の男なのだから、その釈明を聞かせて頂きたいぞ。

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| TECHNO3 | 21:00 | comments(3) | trackbacks(1) | |
Rolando - From There To Here & Now (NRK Sound Division:NRKCD025X)
DJ Rolando-From There To Here & Now
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Underground Resistanceの3代目DJとして、そしてGerald Mitchellと新たに立ち上げたユニット・Los Hermanosのメンバーとして活躍したDJ Rolando。しかしながらより広大で自由な活動を望むDJ Rolandoにとって、半ばコンセプト化されたURに居座り続けるには窮屈過ぎたのだろうか、人気を保ったままURを脱退。その後特にどんな活動をしているのかも耳に入らなくなって一年以上経ったのだが、遂に再始動なのか新たなるMIXCDをリリースする事になりました。しかも以前にも「Nite:Life 016」(過去レビュー)と言う名作MIXCDをリリースしたNRKから、今度は2枚組の大作でファン泣かせなリリースです。

Disc1はモロにハウス満開、軽く爽やかなアフロハウスから黒光りするディープハウス、キャッチーなアッパーハウス、温かみのあるソウルフルなハウスなど、どこをとっても4つ打ちハウスに囲まれています。以前生でDJ聴いた時は、ゴリゴリでミニマルなテクノ〜デトロイトテクノで鬼気迫る迫力のプレイだったけれど、このMIXCDでは幾分か肩の力が抜けてより自身のルーツに近いラテン的な面が出ている様な気がしますね。UR在籍時のハードで暗黒エレクトロをリリースしていた頃と同人物とは思えない程の変わり様ですが、このMIXCDの様なプレイをするのならばURとは一線を画すのも納得かな。デトロイト色が余りないから離れるファンも出てくるかもしれませんが、僕は素直に格好良いハウスだと思います。緩めの前半からキャッチーな中盤、疾走感溢れる後半(テクノ少々)まで手堅く盛り上げます。DJ Rolandoがまさか「Bar A Thym」をプレイするなんてって思ったけど、そんなプレイが彼のこれからの道を示唆しているんでしょう。

対してDisc2はダンサンブルながらもどちらかと言うと緩めの選曲で、夜にしみじみと聴くのに良いムードが出ています。Tread、David Alvarado、Vince Watsonらのテックハウス、Trackheadz、Indigenous Space People(Ron Trent)、Tokyo Black Star(DJ Alex From Tokyo)らのディープハウス、そしてデトロイト好きは見逃せない「Sueno Latino(Derrick May Illusion Mix)」を収録。ほぼフルレングスで収録してあるので、ミックスと言うよりはDJ Rolandoの自分用のリラクシングCDな意味合いが強そうです。たっぷり踊った後は体を休ませて、静かに時間を過ごそうって事なんでしょう。Disc1とは対照的に落ち着いて聴きたいですね。

さあ、後は新曲を待つのみ。DJ Rolandoの今後に期待が膨らむばかりです。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2005 Best Seller
今年も遂に終わりがやってきました。と言う事で年間ベストなんですが、その前に今年は年間売り上げベストを行おうと思います。皆様今年もこの「Tokyo Experiment」経由@アマゾンで、多くの商品を購入して頂いてありがとうございました。アフィリエイトのおかげでより多くのCDを購入出来、色々な音楽を紹介する事が出来たと思います。ただの趣味で始めたこのブログですが、テクノやハウス、自分の好きな音楽をもっとみんなに聴いていただけたらなんと素晴らしい事かと。それでは僕が紹介したCDで、今年売り上げの良かった順に紹介させて頂きます。

それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 10:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Underground Resistance - Interstellar Fugitives (Underground Resistance:UGCD-UR045)
Underground Resistance-Interstellar Fugitives
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「Interstellar Fugitives 2」の発売に伴い、廃盤になっていたPart 1も日本盤として再発される事になりました。このアルバムこそがUnderground Resistance(以下UR)の初のオリジナルアルバムで、それこそレコードのみでの活動を行っていた彼らの事を考えるとようやくCDで、しかもURグループとしての集大成を聴ける事は大変喜ばしい事だと思います。ところでこれがコンピレーションだと思っているならそれは過ちで、URは個人では無くURと言う民族を越えた共同体なのです。なのでこのアルバムは紛れもなくURと言う共同体が作り上げた、渾身のフルアルバムなのです。僕は「Interstellar Fugitives」のエレクトロは得意ではないので今まで放置していましたが、Part 2購入と同時にPart 1も購入してみました。最初になんですが、これはオリジナル盤とは2曲入れ替えがありまして、と言うのもオリジナル盤に曲を提供していたDrexciyaが他界した為、弔いの為にそういった処置をされているようです。しかし98年発売時にはこのURの初のアルバムには、僕は余り賛同出来ませんでしたね。デトロイトテクノを聴き始めたばかりだと言う事もあったのでしょうが、やっぱり音が今よりも強烈と言うか全部聴き通すには体力がないとしんどいです。それ位ダークでタフなエレクトロな作品だったのですが、今聴いてみると耳も慣れたのかむしろファンキーな所に共感を覚えました。確かに電子楽器に依って作られた曲なのですが、黒人の音楽に感じるエモーショナルなヴァイブスが闘争心みたいな感情で表現されています。URを語る点に於いて「Hard Music From Hard City」と言う言葉があるのですが、正に厳しい環境から生まれたハードミュージックなんだと思いました。Part 2に比べるとアンダーグラウンド色が強く、これこそが実態を現さずに活動していた頃のURのコンセプトが一番強く出ているアルバムでしょう。ライナーノーツはデトロイト大先生かつMad Mikeの親友・野田努が担当しているので、一見の価値は有り。「Interstellar Fugitives」=「銀河感逃亡者」のストーリーも和訳されているので、この機会に読んでみましょう。

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| TECHNO3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Slam - Past Lessons/Future Theories (Distinct'ive Breaks Records :DISNCD65)
Slam-Past Lessons/Future Theories
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UK・グラスゴーのテクノシーンを支え、才能あるアーティストを数多く輩出しているSoma Recordings。そのレーベルの設立者であり中心的ユニットでもあるのが、このSlamです。ハードでアンダーグラウンドな硬派な面を見せつつも、デトロイトテクノからの影響を受けてメロディアスなトラックを量産しています。「Positive Education」等の大ヒット曲も出しながら日本での評価のされ方は不当な程の人気の無さですが、海外での評価は抜群でトラックメイカーのみならずDJとしても超一流です。この5年前に発売された2枚組MIXCDはテクノ、ハウスを分け隔て無く使いグルーヴィーかつタフでファットな傑作となっています。一枚目はハウス色が濃厚で、メロウでムーディーな流れから徐々に音を積み上げていき、終盤では音に厚みが出て来てアッパー目に盛り上げてきます。非常に丁寧なMIXを行っていて、スムースに盛り上がるその手腕にはベテランの円熟味を感じさせます。2枚目はテクノ色が強く出て、これぞいかにもSlamと言ったMIXになっています。メランコリックでアッパーな曲、パーカッシブな曲、洗練されたシャープな曲を展開を作るよりもひたすら気持ち良い状態を保ちつつ、アゲ目に繋いでいます。そしてラスト間際で自身の「Positive Education」からドラマティックに盛り上がる「Jaguar (Mad Mike String Mix)」の瞬間こそ、正に待ちわびた感動のエンディング。余りにも分かりやすい盛り上げ方ながらも、誰しも抗う事の出来ない感動が待ちわびています。Slam未聴の方は是非この機会に体験して頂きたいです。

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| TECHNO2 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Inspiration (Tokuma Japan Communications:TKCA-72706)
Inspiration
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坂尻憲治、沖野良洋(Kyoto Jazz Massive)、福富幸宏、野崎良太(Jazztronik)の4人が集まって京都で開いているパーティーがInspirationと言うらしい。あんまりこの4人の音源は聴いた事が無いけれど、とにかく日本でのクラブジャズ/クロスオーバーシーンにおいてはまず名が上がる様な人達みたいだ。そんな人達が厳選して選びに選び抜いた曲をMIXして出来たのが、このパーティー名を冠したMIXCDだ。そうゆう意味ではBody & SoulのMIXCDにも似ているかもしれない。内容はと言うとやっぱりクラブジャズやブロークンビーツ、ハウスを中心に選ばれていて何かに偏る事なくバランスが良い。基本的には勢いとか展開とかを重視しているよりは、一曲一曲を聴いて楽しむ様な気がする。と言うのもどの曲も素晴らしい物ばかりだから。「Jazztronik-Phoenix(12inch Version)」は個人的には彼の「Samurai」よりも好きな曲で、テクノ指向が顕著な曲です。本人はEPで出して「DJ Rolando-Jaguar」みたいになると良いなみたいな事を言っていたけど、未だにEP化されてないぞ…。しかしキラキラとして徐々に盛り上がって行く展開は「Jaguar」に似て無くもない。良い曲だと思います。後は「Rasmus Faber-Ever After」も好きだなぁ。小鳥のさえずりみたいな可愛いボーカルと、パッカーシブなトラックが極上のハーモニーを奏でている。その他もパッカーシブなハウスや、ブロークンビーツも何でもみんなメロウな曲ばかりだ。ストレートに好きな曲を集めましたって感じだね。クラブジャズとかに馴染みの少ない僕でもすんなり聴く事が出来たのは、きっと本当に良い曲ばかり集めただからなんだろう。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 22:28 | comments(4) | trackbacks(1) | |
2005/03/26 CLASH06 @ ageHa
Juan Atkinsの来日は中止になったけど、使用期限が迫っているインビが2枚あったのでken Ishiiのプレイを見に行く為にCLACH06へ行きました。ageHaは久しぶりに行ったんだけど、結果から言うとなんか雰囲気悪〜。他にヒップホップやレゲエのイベントも同時に行われていたせいか、B系とかがめちゃ多かった。メインのケンイシイのフロアもマナーのなっていないアホが多くて、フロアで煙草吸ってたり真ん中のウーファーに載ったりする馬鹿がいたり、混んでるのに周りを顧みずぶつかって踊る馬鹿、更には円陣組み出したりケンイシイの時に手拍子し出したり、とにかく今回は良い所がなかった。こうゆう馬鹿はクラブに来るなと言うか…、あーほんとむかついた。
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| EVENT REPORT1 | 22:09 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2005/02/13 SUBMERGE TOUR @ Liquidroom
行ってきましたよ〜、Galaxy 2 Galaxy!!結論から言うと(・∀・)イイ!!まあ、その分混み具合は満員電車状態でしたけどね。じゃあ忘れない内にちゃちゃっと感想を。

B.Calloway-Black Grooves Mr.De'-Renaissance
左:B.Calloway-Black Grooves
右:Mr.De'-Renaissance

Los Hermanos-On Another Level UR Presents Galaxy 2 Galaxy-A Hi Tech Jazz Compilation
左:Los Hermanos-On Another Level
右:UR Presents Galaxy 2 Galaxy-A Hi Tech Jazz Compilation

今回出演したアーティストの作品です。アマゾンで購入可。
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| EVENT REPORT1 | 01:50 | comments(9) | trackbacks(4) | |
Mr.De' - Renaissance (Submerge Recordings:SUBJPCD-001)
Mr.De'-Renaissance
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ぬおぉぉぉ、去年のLos Hermanosに続きまたもやデトロイトからオリジナルアルバムが送られて来ました。Electrofunk Recordsの主宰者でゲットーテクノを得意としているアーティストらしいです。あんまこの人に関しては知らないし、MIXCDだってちょびっとしか聴いた事ないよ。MIXCDはビッチで卑猥なゲットーテクノやエレクトロだったかな、あんま覚えてないし。んで2月13日にGalaxy 2 Galaxyと一緒に来日します。

このアーティストを気になりだしたのは、「DJ Rolando-Nite:Life 016」にSpace Odysseyと言う曲が使われていて、それが大層良かったからなのだ。今まではこの人はエレクトロ風の作品が多かったのだろうけど、Space Odysseyはハウシーでシンプルだけど心温まる作品でがらりと変わった一面を見せたんですよね。それでだ、このアルバムもその流れを組んだデトロイトへの望郷の思いが詰まった一枚なのだ。エレクトロ色は少なめでソウルとかP-Funkとかバンドっぽい曲が多いよね。それもそのはず、自分でドラムやらベースやらシンセやら演奏してるんだもん。別に高い機材を使っている訳でもないだろうし、とてもシンプルな出来なんだけど暖かい質感で気持ち良いよ。テクノと期待して買った人には裏切られた気持ちもあるかもしれないけど、デトロイトテクノが好きな人にはきっとこのソウルフルな音楽の良さを分かってくれるのではないかと思う。だってデトロイトテクノはブラックミュージックが発展したものなのだから。もちろんエレクトロやハウシーな作品も入ってるから、古臭い音楽だとは思わずに聴いてくれよ。

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| TECHNO1 | 02:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2004
■ベストアルバム
「Joris Voorn-Future History」
Joris Voorn-Future History

何はともあれ今年はJoris Voornの年でしょう。伝統的なテクノに影響を受けつつも、次世代を感じさせる1枚。

「Susumu Yokota-Symbol」
Susumu Yokota-Symbol

ヨコタススムのクラシックを取り入れた新しい側面。物珍しいだけでなく、重厚なアンビエントはこの世の物とは思えない。

「Los Hermanos-On Another Level」
Los Hermanos-On Another Level

みんなが待ちに待っていたデトロイトのロマンティシズムの結晶。夢や希望に溢れている。
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| BEST | 19:30 | comments(3) | trackbacks(6) | |
Laurent Garnier - Excess Luggage (F-Communications:F1873CDBOX)
Laurent Garnier-Excess Luggage
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元料理人でありフランスの伊達男、ローランガルニエ。そのプレイはテクノ伝道師とも言える幅広い選曲で、一夜のプレイで様々な面を伺う事が出来る。個人的にはテクノセットが好きだけど、ハウスやロック、果てはドラムンベースまでも回す何でもありな人です。そんな彼もデトロイトにはやはり興味があるのか、自身のアルバムにおいてデトロイトライクなトラックを多く作っています。さてこのMIXCDは2000年のSONAR、2002年のデトロイト、後多分PBBと言うラジオのライブを収録した物でやはり彼の幅広い選曲を体験するにはもってこいです。

一枚目のSONARのプレイはハウス中心のセットでムーディーな物から、シカゴ、アシッドまで気持ち良く聴けます。DAVINA-Don’t you want itはデトロイトハウスのクラシック、今年のイエローでのプレイでも回していました。

二枚目は血管ぶち切れデトロイト中心のMIX。しょっぱなHi-Tech Jazzですよ!この曲は他のDJにもここ1、2年で実際のDJでよく使われている気がします。ほぼデトロイトに関連のある曲を使っているので、デトロイト好きには必ず受けると思います。終盤自身のThe Man with the red faceは、彼の曲の中でも最もデトロイトへの愛着を示した結果となるものでしょう。そこから69-Desireに繋ぐと言う悶絶必至のMIXです。

三枚目のラジオでのプレイは、テクノやハウスじゃなくてダウンテンポなのかな。寂れたバーとかで流れてそうな感じで、哀愁がありますが僕は余り聴いていないので何とも言いようがありません。

実際のプレイではテクノ→ハウス→ロック→…と目まぐるしくどんどん変わっていくので忙しい感じもするけど、一夜にして壮大なロングジャーニーを経験する事が出来ます。そして今週末にageHa、来週月曜にYellowと今回は2回も東京でプレイ。この機会に是非ともテクノ好きは、ガルニエのプレイを体験してみてはどうでしょうか。

試聴 

ちなみにこのMIXCDには4、5枚目がありF-COMショップ直販で買えます(現在はアマゾンでも購入可)。4枚目がデトロイトとシカゴハウスのクラシックを多用したMIXで超絶物です。僕は当然買いました。

Laurent Garnie-Excess Luggage
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| TECHNO1 | 17:19 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Los Hermanos - On Another Level (Submerge:SUBJPCD-003)
Los Hermanos-On Another Level
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兄弟を意味するLos Hermanos、「Jaguar」が大ヒットしたDJ Rolandoと、Mad Mike率いるTimelineのメンバーでもあるGerald Mitchellのユニットです。今まで出してきたEPも軒並みヒットしているし、アルバムも期待しない訳が無いのだけど期待を裏切らないアルバムを出してくれました。「Jaguar」ばりのメランコリックな「Queztal」、深淵で儚い「Birth of 3000」、Galaxy 2 Galaxyの名曲をリミックスした「Return of the Dragons-Los Hermanos Remix」などの既発の曲も充実しているのだけど、アルバム収録曲も負けてはいません。ギターのカッティングらしき音がファンキーな「The Very Existance」、デトロイト流のストリングが哀愁漂う「In Deeper Presence」、ディープでミニマルな「Olmec My Brother」などバリエーションも豊かで粒ぞろいな感じです。一般的なデトロイトテクノを意識して聴けば期待を裏切る事はないのではないでしょうか。いや、それにしたってこのファンキーでソウルフルな音楽は黒人特有の物を感じさせますね。デトロイトが又しても、テクノの中心地である事を思い知らされました。このユニットに関してはとやかく言うよりも、まず聴いて体感して欲しいと思います。

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| TECHNO1 | 21:01 | comments(4) | trackbacks(10) | |
2004/10/11 NAGISA MUSIC FESTIVAL @ お台場野外特設会場   と大江戸温泉
渚に行くついでにお台場にはあまり来ないので、大江戸温泉に行ってきました。浴衣なんか着て、足風呂を歩いたり(死の秘孔突かれてる感じで痛いよ!)飯食べてかき氷も食べてビール飲んでくつろいだり、温泉入って癒されたり満喫。でも温泉は思った程大きくはなかったかな。館内は浴衣のみなので、女の子がその下に下着しか着けていないかと思うと、ちょっと興奮してました…。
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| EVENT REPORT1 | 23:00 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Ken Ishii - Millennium Spinnin'at Reel Up (Sony Music Entertainment:SRCL5051)
Ken Ishii-Millennium Spinnin'at Reel Up
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先日のDIMENSION KでDJ Rolandoを上回るプレイをしたKen Ishiiですが、彼の2000年12月でのリキッドルームでのプレイを収録したのがコレ。のっけから自身のIceblinkで飛ばして、その後もYMOやDave Clarke、DJ Shufflemaster、Designer Musicととにかくみんなが知っているような曲をかけるわかける。まあ、そうゆう意味ではミーハーだしポップだし…でもいいのです、テクノゴッドですから(笑)確かに有名な曲が多くてそれなら俺でも出来るじゃんって思うけど、やっぱり彼が回すとかっこいいですよね。緩急自在でアゲては緩め、時にハードに時にファンキーに。聴いていて飽きないし、いわゆるテクノって音を感じさせてくれます。最近はもっとバリバリハードなプレイになっているけど、このMIXでも十分に踊らせてくれますよ。テクノの有名な曲満載(Jeff Mills、FLR、Joey Beltram、Planetary Assault Systems、Josh Wink他)なんで、手始めにって感じで聴いてもよろしいかと。

ちなみにKen Ishiiの生プレイを聴いたのは、このイベントが初めてでした。懐かしいな〜

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| TECHNO1 | 23:02 | comments(0) | trackbacks(2) | |
DJ Rolando - Sweat Volume One (Sweat Records:SWEATCD-01)
DJ Rolando-Sweat Volume One
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DJ Rolandoは素晴らしいテクノDJなのですが、ハウスを回しても最高です。そしてなんとこのMIXCDでは古き良き時代を感じさせるデトロイトハウスのみをMIX。しょっぱなUnderground Resistanceでどファンキーにきます。その後もダーティーかつチープでありながらも、ソウルフルなトラックを連発。前半ハイライトはMad Mike-Give It To Me!温かくも力強いソウルハウスです。その後もAlton Miller、kenny Dixon Jr.から世に知れ渡っていないトラックまで、次々とデトロイトハウスを回す回す。デトロイトはテクノだけじゃないことを教えてくれます。そして終盤に最高にハッピーな瞬間を迎える。Davina-Don't You Want Itだ。Mad Mike作のこの曲はデトロイトと言う荒廃した街の中にも、希望があるかのような瞬間を垣間見せる。2003年作のこのMIXCDですが、時代遅れさえも感じさせる雰囲気。しかしそこは温かいソウルに溢れています。

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| HOUSE1 | 21:03 | comments(0) | trackbacks(1) | |
DJ Rolando - Nite:Life 016 (NRK Sound Division:NRKMX016)
DJ Rolando-Nite:Life 016
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先日ナイスなプレイで会場を盛り上げたDJ Rolandoの4枚目となるMIXCD。ageHaでのプレイではテクノ寄りだったが、このMIXCDではテクノ、エレクトロ、ハウスを自由に跨ぎ懐の深さを見せてくれる。最初は穏やかなハウスから始まるのだが、ハウスメインにやらせても充分いけそうな感じです。6曲目から立て続けにMr. De-2001 Space Odyssey、Los Hermanos-Quetzal、Adam Beyer-Ignition Key(Aril Brikha Mix)とデトロイトクラシックを3連発。じわじわと盛り上げます。徐々にテクノよりの曲で盛り上げつつTechnasia-Crosswalk以降はエレクトロでクールダウン。最後はJeff Mills-See This Wayで儚くエンディングを迎えます。普段はもっとダークで鬼気迫る感じですが、このMIXCDではリラックスした感じが伺えますね。エレクトロやテクノをやっても激しいわけではなく、貫禄させ感じさせる大人のプレイ。Nite:Lifeシリーズはハウスの定番シリーズですが、DJ RolandoのこのMIXCDはその中でも一番の出来だと思います。

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| TECHNO1 | 18:04 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2004/09/25 DIMENSION K presents ZOOM - ageHa @ Stuido Coast
この日は待ちに待った、Ken Ishii&DJ Rolando。さすがにこの二人が回すとなるとageHaもなかなかの盛況っぷりです。さて12:40分頃に着くともうケンイシイがプレイ中。1時頃にEnvoy-Shoulder 2 Shoulder→R-Tyme-R-Themeの繋ぎで会場を盛り上げます。これはこの日の自分のハイライト。ドラマチック過ぎますよ(泣)その後もJoris Voorn-Shining、Paperclip People-Climax、Joris Voorn-Incident→FLR-Emergency Exit 1.1等でヒット曲満載。2時頃からは硬めのセットでKen Ishii-Awakening (Smith & Selway Remix)、FLR vs The Blunted Boy Wonder-Kjoh-Zonも回してバキバキ会場を盛り上げます。ケンイシイは今年3回目の体験ですが、今回が一番アゲていて最高のプレイです。テクノゴッドだからこそ許せるセットですね。Joris Voornの曲は毎回使用していますが、10月1日に出るアルバム「Future History」は必ず買いましょう。

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| EVENT REPORT1 | 17:05 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
2004/09/03 ESCAPE presents Deep Space @ Yellow
Francois K(Dub Set)

2004/09/17 VADE @ WOMB
Ben Sims,Ken Ishii

2004/09/18,20 3 Chairs Album Release Party @ Yellow
3 Chairs (Theo Parrish,Rick "The Godson" Wilhite,Malik Pittman,Kenny Dixon Jr.)

2004/09/19 Plus Tokyo @ AIR
Kevin Saunderson

2004/09/25 DIMENSION K presents ZOOM - ageHa @ Stuido Coast
DJ Rolando,Ken Ishii

time sensitive 2004 - Jeff Mills weekly residency @ WOMB
2004/10/08 Opening Party for Jeff Mills Residency
Special Guest:Francois K (The first techno live set)

2004/10/15 Detroit Techno Revenge
Special Guest:Octave One,Random Noise Generation feat. Ann Saunderson

2004/10/22 Turn it up,turn it loose
Special Guest:DJ Muro

2004/10/29 The Experience Jeff Mills Residency Closing Party
Special Guest:Ken Ishii

フランソワのYELLOWは行きたいけど、ダブセットなので悩んでいたらWOMBで1週目に初めてのライブセットではないか!でもWOMB…糞箱。ジェフは今回はフランソワかRNGの週に行くか行かないか程度(多分行かないけど)。Underground Resistanceが来た去年程興味涌かず。ベンシム行きたいけど、これもWOMB…糞箱。ケビンサンダーソンはこの時期、去年も行ったけどDJまじ上手い。デリック、ホアン、ケビンなら絶対ケビンだ。曲はハウスが多いのに、DJはアップテンポハードデトロイトテクノです。最後にロランド+ケンイシイで締め。美味しい組み合わせです。3 Chairsは行きたいけど激混み必至なのと、ケビンが翌日なのでスルー。
| UPCOMING EVENT | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |