Crackazat - Magic Touch (Crackazat Reworks) (Local Talk:LTCD012)
Crackazat - Magic Touch (Crackazat Reworks)
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スウェーディッシュ・ハウス代表格のLocal Talkはハウスをベースにしながらジャズやフュージョンにテクノ等を交錯させ、ハイペースな量産体制ながらも質も保ち続ける稀有な存在だ。お薦めのアーティストを誰か一人というのは難しいが、しかしBenjamin JacobsことCrackazatもレーベルを代表する一人である事は間違いない。ブリストル出身で現在はスウェーデンで活動する元ジャズ・ミュージシャンであるCrackazatは、前述のレーベル性を兼ね備えて実にアーティストらしく優美なキーボードワークで魅了しクロスオーヴァーなグルーヴで踊らせもする間違いのない才能を持っている。さてこの新作はタイトル通りに全てCrackazatによるリミックス集で、これに先駆けてLocal Talk傘下のBeerからアナログでリリースされていたLocal Talk面子をリミックスした『Reworks』に加え、更にDJ SpinnaやTerrence ParkerにLay-FarらがLocal Talkからリリースした曲の未発表リミックスまでも加えた豪華な内容で、配信のみで8曲に纏められている。元はそれぞれ異なるアーティストの曲なれどCrackazatが手を加える事で輝かしいシンセのフレーズによる優美な世界観で統一されており、例えばDJ Spinnaによる原曲はジャジーながらも比較的落ち着いたしっとり目の作風だったものが、"Tie It Up (Crackazat Rework)"では跳ねるような弾性のあるリズムに凛としてウキウキとしたシンセが躍動するフュージョン・ハウスにへと生まれ変わり、動きの多いメロディーを活かしながら笑顔に満たしてくれるハッピーな世界観が堪らない。Terrence Parkerが手掛けたNY系のソウルフルなハウスも、"Unconditional (Crackazat Rework)"ではCrackazatらしい豊潤な響きのシンセを多層に被せてゴージャス感を打ち出しながらもフルートらしく切ない笛の音も胸を締め付けるようで、力強いハウスの4つ打ちでディープかつエモーショナルなハウスへと昇華している。Lay-farの"Submerging (Crackazat Rework)"は原曲の優美なストリングスはそのまま用いて大きくいじった訳ではないが、ヒプノティックなアシッドも用いたエレクトロニック調から、スモーキーな音響によってビートダウン風なブラック・ミュージック色を強めた作風へと転換し、じわじわと熱くなる展開に魅了される。他にも艶のあるシンセコードとパーカッションが効いたジャジー・グルーヴが絡んで弾むビート感を生む"Electric Piano On The Run (Crackazat Rework)"や、溜めのあるリズムでぐっと抑えられながらも光沢感のあるシンセが伸びて明るいヴァイブスに包まれるフュージョン・ハウスな"Tears (Crackazat Rework)"など、やはりどの曲にも共通するのはライブ感のある豊かなキーボードの響きで、リミックスとは言えどもCrackazatの個性でしっかりと上塗りされているのだ。



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| HOUSE14 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Various - Salsoul Sounds Familiar (Re-Edits, Remixes And Remakes From The Sounds Familiar Crew) (Sounds Familiar:SALSBMG16LP)
Various - Salsoul Sounds Familiar (Re-Edits, Remixes And Remakes From The Sounds Familiar Crew)
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その後はハウス・ミュージックの萌芽へと繋がっていくなど現在のダンス・ミュージックに非常に強い影響を与えたディスコ・ミュージック、その音楽の中でも伝説的レーベルとして名を残すのがNYのSalsoul Recordsだ。The Salsoul OrchestraからDouble ExposureやLoleatta Holloway、SilvettiにFirst Choiceなどを始めとしてディスコという枠組みにおいて欠かす事の出来ないアーティスト/バンドを多く抱えるレーベルであり、サルサ+ソウルの混合を発展させてラテン・ファンクな豪華かつソウルフルな響きを用いて、70〜80年代を席巻した重要レーベルだ。本作はそんなレーベルがイタリアのディスコ・レーベルであるSounds Familiarとコラボレーションし、現在のダンス・ミュージックとして生まれ変わらせた企画盤であり、ディスコから派生したハウスへとより接近させてDJ仕様な手を加えている。作品の多くは原曲の雰囲気を壊す事はなくSalsoulの優美さを残しており、例えばDJ Spinnaによる"Chicago Bus Stop (Ooh I Love It) (DJ Spinna Refreak)"はゴージャスなオーケストラ・サウンドやトランペット等の優美な響きはそのままにリズム感を滑らかなハウス・ミュージックのそれに置き換えた上で、派手さをコントールして全体を綺麗に洗練させてより大人びたムードが加わっている。TwiceとVolcovによる"Stimulation (Twice & Volcov Edit)"やSpecterによる"Latin Lover (Specter Edit)"は至っては正にエディットなので音的には原曲との差が無く、DJとして使いやすようにシンプルな構成を反復させる事で、ドープさを増してズブズブと嵌めていくエレクトロニック・ファンクの前者、メランコリーなハウス調の後者へと、それぞれがDJ仕様になっている。如何にもなりミックスと言うならば名曲"Thousand Finger Man"をGe-ologyがハウス・ミュージックに仕立てた"Re-Fingered With Love"で、上モノのピアノやシンセの旋律はおおよそ原曲そのままだが跳ねて疾走するリズムは明らかにハウス・ミュージックのそれであり、ドタドタとしたバンド・サウンドな原曲と比較するとこのリミックスは現在のダンス・ミュージックとして成立している。また元々は4分にも満たない曲だったものがKai Alceが手を加えた"Salsoul Rainbow (Kai Alce NDATL Edit)"は9分にまで尺が伸ばされ、土臭くファンキーなベースやドラムのリズム帯に合わせてゴージャスなオーケストラが組み合わさった優美なサウンドによるドラマティックな展開を、これでもかと言う程に堪能出来る。どれもこれも見事なまでにSalsoulの華々しいディスコ・サウンドそのままでその意味では基本リミックスではない為に大きな驚きはないが、名曲ばかりなのでSalsoulやディスコへの足を踏み入れていく為の入り口として捉えても価値はあるだろう。



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| HOUSE13 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Local Talk 5 1/2 Years Later (EUREKA!:ERKCD-003)
Local Talk 5 1/2 Years Later
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Blazeの大名盤『25 Years Later』からタイトルとジャケットを見事にサンプリングした本作は、スウェーデンのハウス・レーベルでは代表格であるMad Matsらが主宰するLocal Talkの正しく活動5年半を記念したコンピレーションで、実は『25 Years Later』とは特に音楽的な繋がりはない。しかしMatsによればそんな大名盤には色々なハウス・ミュージックが入っているそうで、そんな音楽性をこのコンピレーションで表現したかったそうだ。確かに様々なアーティストの曲が収録されている本作、大胆なジャケットのインパクトに魅了された方は是非この機会に、Local Talkの音源に触れてもきっと損はしないだろう。有名どころではハウスとヒップ・ホップをクロスオーヴァーさせるDJ Spinnaも参加しており、跳ねるリズムと耳に残るしなやかなシンセのメロディーがエレガントに舞う"Tie It Up"を提供しているが、中盤以降の美しいシンセソロの優美さはLocal Talkらしい。フランスの新鋭、Local Talkを始め様々なレーベルから引っ張りだこのS3Aはお得意のサンプリングをフル活用した"Bob Morton Track"を手掛け、荒々しく黒いファンキーさ爆発のモータウン・ハウスは本場USにも全く引けを取らない。その一方でUKはブリストルのSean McCabeが手掛けた"It's My Life (Sean's 6am Dub)"は、かつての西ロンのブロークン・ビーツ隆盛を思い起こさせるような曲で、ざっくりとしかし小気味良いリズムと多層になるエモーショナルなシンセに情熱的な歌を合わせて特に洗練された美しさを放つ。更に異彩を放つのがYoruba RecordsやInnervisionsからヒットを飛ばすToto Chiavettaで、テッキーながらも何処か妖艶で呪術的かつアフロな魅力を秘めた"Approval"はサイケデリック性が抜群だ。その他にもArt Of TonesやMarcel LuneといったLocal Talk組、フランスのディープ・ハウサーであるHugo LX、そして日本からはKyoto Jazz Massiveが強烈なベースが炸裂するブギー・ハウスを提供しており、一口にハウスと言っても実に音楽性豊かに様々な要素がこのアルバムには存在している。ファンクやソウルにジャズ、激しさからメロウまで、Local Talkのハウスはただ単にフロアで踊らせるだけの音楽ではなく、リスニングに耐えうる素質があるのだ。




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| HOUSE12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Mark Farina - Mushroom Jazz Eight (Mushroom Jazz:MJ012)
DJ Mark Farina - Mushroom Jazz Eight
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もうすぐ久しぶりの来日を予定しているアメリカは西海岸ダンス・ミュージックのシーンを代表すると言っても過言ではないMark Farina。シカゴ生まれでサンフランシスコで長く活動をする彼は例えば同郷の盟友であるDerrick Carterらとも活動しているが、その周辺の中でもFarinaの特異性を端的に表しているのがこの「Mushroom Jazz」シリーズだろう。シカゴ・ハウスではなくヒップ・ホップやダウンテンポを中心に気怠く甘美な夢の中へ誘うような世界を展開するそのプレイは、マッシュルームを喰ってジャジーな雰囲気に意識も朦朧とさせるような…かはさておき、ひたすら溶けるように気持ちが良いのは間違いない。ヒップ・ホップ中心ながらもガシガシと激しく繋ぐのではなくスムースにメロウに、しっとりとした質感と地に足が着いたグルーヴによって意外にもチルアウトな感覚させ漂わせる至高のミックス。前作から実に5年半とシリーズ物にしては随分と間が空いてしまったが、しかし全くその音楽性に陰りはなく相も変わらずトロトロとした白昼夢を体験させてくれる事だろう。このシリーズ、Farinaのファンがハウス・リスナーである事を差し引いても例の如く馴染みのアーティストの楽曲は少なく、当方もセットリストを見ても何が何だかではあるのだが、しかし一旦そのミックスを聴いてしまえば途端に魅了される事は間違いない。燦々と太陽の陽が降り注ぐ海辺をリラックスして散歩するような長閑な始まりから、ジャジーグルーヴも現れてうっとりと白昼夢に浸り、気怠さは保ちながら鋭利なビート感覚で体を揺らし始める中盤、ハウス感を増して滑らかなビートで心地良く揺らす後半と、実に大人びて優雅なプレイは真夜中のパーティーの興奮とは異なる昼間の陽気なムードが満ち溢れている。これがきっとサンフランシスコの温和な雰囲気なのだろうか、非常にアンダーグラウンド性の高い選曲をしながらも決してこれみよがしになる事はなく、弛緩して開放感溢れる気持ち良さをそのままに体験させてくれる事にDJとしての姿勢が現れている。今回の来日でもハウス・セットだけでなくMushroom Jazzセットを予定しているそうなので、その予習としてもお勧めする。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Spinna - The Sound Beyond Stars (The Essential Remixes) (BBE Records:BBE262CCD)
DJ Spinna - The Sound Beyond Stars (The Essential Remixes)
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まさか今でもDJ Spinnaがヒップ・ホップのDJ/アーティストだと思い込んでいる人はそう多くはないと思うが、しかしアーティストとしての名声を一躍高めたのはそのジャンルであったのだから、そう記憶が残っていても不思議ではない。だが実際はヒップ・ホップだけでなく、ファンクやR&Bにも深い造詣を持ち、またハウスやブロークン・ビーツも制作しながら、ジャズやテクノにも理解のあるその音楽性は、黒人音楽を根底にしながら本当の意味でクロスオーヴァーしている幅の広さを持っている。それでも尚この2枚組のMIXCDに収録されている彼のリミックス群を聴いて、こんなにもハウス・ミュージックを作っていたのかと驚愕せずにはいられない。本作はDJ Spinnaが2000年以降に手掛けたリミックス集であり、1枚目は2000年代前半、2枚目は2010年前後の作品を収録しているのだが、そのどれもがハウスの4つ打ちのグルーヴの中にソウルフルな感情やフュージョン的な優美な佇まいを織り込んで、単なる快楽的なダンス・ミュージック以上の音楽性を放っている。1枚目の冒頭である"Days Like This (Spinna & Ticklah Club Mix)"からして、恐らくハウス・ミュージックのリスナーであれば曲名は知らなくとも頭の片隅にその音楽は残っているのではないか、それ程のハウス・アンセムだ。ざっくりとした生っぽいビートと陶酔する甘いシンセを用いて洒落たブロークン・ビーツ風にも仕上げたこのリミックスからは、ヒップ・ホップのルーツの影響を滲ませながらもやはり4つ打ちの安定感あるグルーヴが心地良さが現れている。続く"A Better Day (DJ Spinna Remix)"は抜けの良い爽やかなパーカッションを活かしたアフロなハウスだが、甘く誘いかけるような歌とピュアで透明感のある音使いにより、耽美な格調さえ漂っている。そして生の音質を強調したリズム帯がざっくりとしたブロークン・ビーツ風な"Closer (DJ Spinna Remix)"も、R&Bのしっとりとした歌を活かしながら原曲よりも疾走感と爽快感を増したアーバンなハウスへと生まれ変わっており、DJ Spinnaの手腕が存分に発揮されている。1枚目の冒頭からして既にハウス・クラシックが続くのはDJ Spinnaが如何に膨大な作品を手掛け、そして単に量産するだけでなく音楽制作に長けているかを如実に語っている。アルバムには他にもKerri ChandlerやBah SambaにStephanie Cookeのリミックス等が収録されており、DJ Spinnaのクロスオーヴァー性が反映されたハウスがこれでもかと聞けるので、当然ながら悪い訳がない。



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| HOUSE11 | 07:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Deep Into Nite Grooves Mixed & Selected By DJ Spinna (Nite Grooves:KCD278)
Deep Into Nite Grooves Mixed & Selected By DJ Spinna
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NYハウスの伝統とも殿堂とも言えるKing Street Sound。一方、そんなハウスから零れ落ちながら時代に則すようにディープかつテッキーなハウスをリリースしてきたのが、姉妹レーベルであるNite Groovesだ。両者のレーベルはハウスを根底としそれ程大きな隔たりがあるわけではないが、敢えて言うならば前者がソウルフルで伝統的な、後者がエレクトロニックで現代的なと特徴付けられるかもしれない。そんなNite Groovesも2014年には設立20周年になるそうで、そのレーベルの軌跡を辿るべく集大成とも言えるMIXCDをリリースした。ミックスを手掛けたのは古くからレーベルと交流もあるDJ Spinnaで、ファンクやヒップホップにロックやハウスにテクノまで自由自在にジャンルを横断するプレイには定評があり、ならばこそNite Groovesの歴史を過去から未来へと向かって紐解く事にも難はないだろう。さてミックス自体はと言うとレーベルのショーケース的な扱いではあるので、DJ Spinnaの自由奔放なプレイが聞けるわけではないのだが、さりとてMIXCDとして平凡であるかと言うとそうでもない。音自体はエレクトロニックでしっかりとビートの強いハウス中心で、そこに潜って行くようなディープさや染み入るメロウな感覚、ずっしりした4つ打ちからざっくりしたジャジーなリズムまで、そしてハウスには重要な情熱的なボーカルトラックも織り交ぜて時代とジャンルを横断した選曲を行っている。このミックスの中心にあるのはあくまでレーベル性であり、それを正しく表現する為にDJ Spinnaはトラックの持ち味を壊さないように滑らかかつ自然なミックスを行っており、その意味ではNite Groovesの本質を体験すると共にエレクトロニックなハウス・ミュージックの入門としても適しているのだ。勿論20年にも及ぶレーベルの全てが詰まっているわけではないが、レーベルの過去、そしてこの先向かう未来を知るには十分過ぎる内容だろう。



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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2012/12/15 Kenny Dope & DJ Spinna present ANYTHING GOES Japan Tour 2012 @ Eleven
普段はテクノやハウスのパーティーばかりに踊りに行っている私ですが、昨日は珍しくKenny Dope & DJ Spinna、そしてDJ Kenseiが出演するヒップホップ系のパーティーに足を運んできた。勿論ヒップホップだけならばわざわざ聴きに行く事はないが、彼等がそれ意外にもソウル/ファンク/ハウス/ポップスをプレイする事の出来るDJであり、つまりはAnything Goesな音楽を楽しめるパーティーを期待していたからである。
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| EVENT REPORT4 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Louie Vega's Dance Ritual Vol. 1 (D:vision Records:DV 3355/09 CD)
Louie Vega's Dance Ritual Vol. 1
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ハウス不遇の時代が続いている、自分も以前より聴く事が減っている。クラシックに成り得る名曲やヒット曲にも最近は出会わない。一体ハウスはどうなってしまったのか?そんな中、いつの時代もぶれずにNYハウスをプレイし続けるMasters At Workの片割れ・Louie Vegaの最新MIXCDが到着。自身が主宰するパーティー"Dance Ritual"を冠するだけあり、きっと彼が自信を持って作り上げたMIXCDなのであろう。一枚目はDayがコンセプトのミドルテンポで湿っぽい生音ハウスが中心。彼が得意とするラテン的なパーカッションなども聴ける小気味良い爽やかなトラックが多く、汗をたっぷりかいて踊るのではなくカフェでまったりしながら聴きたくなる優しいBGM。メロウな音が中心なので、秋の今の時期にはぴったりですね。対してNightはそのまんまクラブでのピークタイムを表現した、ガツンと踊れてアッパーな展開が繰り広げられ高揚感と快感に満ちた一夜。エレクトロニック度が高めでテック系も混ぜつつ夜の深みにはまっていき、ホットな歌物からディープハウスまで繋いで最後までテンションを保ったままパーティーは終了と言った雰囲気。正直な事を言うとハウスのマンネリ化を非常に感じていたものの、Nightの方の盛り上がりを体感するとやはりハウスのパーティーにたまには行きたくなる。まだハウス不遇の時代を壊す程の胎動は感じられないけれど、根ではハウスも好きな事を再認識した。

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| HOUSE5 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Sounds You Can Feel... Mixed By Doc Martin (Classic Music Company:CMCCD104)
Sounds You Can Feel... Mixed By Doc Martin
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一時期は隆盛を誇っていたハウスですが、最近は世界規模で(特にニューヨーク)ハウスに陰りが出ているのを感じます。新譜も以前に比べると名作が減っている気がするし、少々心配な所。その中でも比較的日本で人気を保っているのは西海外ハウスだと思います。これもひとえに歌物でキャッチーなKaskadeやAnanda Projectの存在の影響が大きいですが、他にもMark FarinaやMarkus Wyatt、Miguel Migsなどのベテランが揃っていて、アンダーグラウンドとオーバーグラウンドの客層の両方を上手く掴んでシーンを盛り上げております。そして西海岸ハウスのアンダーグラウンド方面を支えるのがDoc Martin。生粋のDJで今までにも数枚のMIXCDをリリースしておりますが、このClassic Music CompanyからリリースされたMIXCDもなかなかの出来。基本的にDocのプレイも西海岸ハウスの例に漏れずふらふらと緩めのプレイですが、更に彼には一つの音だけに納まらない自由性がありハウスを中心としながらも、ハウスの中でディープ〜テック〜アシッド〜ディスコなどを旅の様に巡るプレイをしています。聴いてすぐに体が反応する様な瞬発力は無いけれど、時間をかけてじわじわと深みに嵌っていくトランシーな感覚があり、それが他の西海岸ハウスのアーティストと異なる点ですね。非常に地味で渋いプレイではあるものの、酸いも甘いも知り尽くしたベテラン的な流れが聴ける一枚。

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| HOUSE5 | 00:10 | comments(2) | trackbacks(0) | |
DJ Spinna - Sonic Smash (High Water Music:HWM008)
DJ Spinna-Sonic Smash
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最近、かわいすぎる○○ってのが流行っているのか?今回はかわいすぎる海女さん、大向美咲さん。まじかよーって写真見たら確かにきゃわいいわ。更に何が良いって、訛りが熱いよなぁ。個人的には京都弁話す子と付き合いたい。

うぉぉぉぉぉ〜〜〜い、スピナよ、久しぶりのアルバムは全編ヒップホップじゃねかーよ。ハウスは何処いったんだ、ハウスは?前作まではヒップホップを中心にハウスやブロークンビーツ、ソウルやR & Bなど色んなエッセンスを取り入れていたのに、最新作はガチでヒップホップやってるよぅぅぅ。俺はトランスとハードロックとヒップホップは苦手なのに、全編ヒップホップはまじショックだわ。ゆったりねっとりと地に足が着いた重いビートには確かに目を見張る点はあるけれど、あくまでヒップホップし過ぎて今までの色んな音が混ざった楽しさは何処かに消えちゃった感じかなぁ。それにラップばりばりっすね、ラップ。ヒップホップに歌があるのは許せても、ラップのタコみたいにくねくねした感じはどうも馴染めません。インストヒップホップは好きなんだけどねぇ…。次作ではもっとハウスの注入をお願いしたいところ。

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| ETC3 | 09:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2008/12/19 (FRI)
HMV SHIBUYA & ONLINE 10TH ANNIVERSARY presents CARL CRAIG Supported by MTV @ Womb
DJ : Carl Craig, Ryo Watanabe

2008/12/22 (MON)
WOMBADVENTURE'08 AFTER PARTY @ Womb
DJ : Luciano

2008/12/26 (FRI)
turquoise presents Color Number Vol.2 @ Club Asia
DJ : Ian O’Brien, DJ NOBU, OMB, M.S.K., NEWDEAL

2008/12/27 (SAT)
CHAOS @ Unit
DJ : Fumiya Tanaka, Sammy Dee

2008/12/28 (SUN)
CLUB MUSEUM “The SOUL of DETROIT” @ Unit
SPECIAL GUEST LIVE : Octave One
DJ : Kihira Naoki, Rok Da House, Taro,Sugawara

2008/12/29 (MON)
Air & ButtON presents DJ Spinna Japan Tour @ Air
DJ : DJ SPINNA

2008/12/31 (WED)
UNIT NEW YEAR'S PARTY 2009 @ Unit
LIVE : SCHOOL OF SEVEN BELLS
DJ : TOM MIDDLETON, KAORU INOUE, KENTARO IWAKI, HIKARU, Salmon

2008/12/31 (WED)
"LIFE FORCE" New Year Cowntdoun @ Seco Lounge
DJ : Nick The Record, Foolish Felix, Juzu a.k.a. Moochy, MaNA

2009/01/04 (SUN)
Chillout Village 09 @ 高井戸倶楽部
DJ : Mixmaster Morris, Artman, Utsumi, Kensei, Q, Sinn, Hiyoshi

2009/01/11 (SUN)
FLOATRIBE -NEW YEAR'S SPECIAL- @ Unit
DJ : Kaoru Inoue, Kentaro Iwaki

さて今年も残り2週間。歳をとると時間が経つのも本当に早く感じられます。今年はYELLOWがクローズし、色んな箱でパーティーが中止になったり、クラブシーンに対し風当たりがだんだんと強くなっていて残念です。昨日もWOMBで何かあったらしいけど、マジで大丈夫か?と言う事で行くかどうかは別として気になるパーティーを幾つか。ミックスマスターモリスは未経験なんで、生で聴いてみたい。
| UPCOMING EVENT | 19:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - Southport Weekender Volume 6 (Endulge Records:ENDRCD006)
Kerri Chandler-Southport Weekender Volume 6
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ハウス系MIXCDシリーズ・Southport Weekenderの6作目は、デジタルマシンによってソウルを生み出すディープハウサー・Kerri Chandlerが担当。このシリーズって今までは2〜3人のDJが一つのシリーズに参加していたけど、ケリーは何故か一人で2枚組みを製作。これはやはり別格と言う扱いなのか、しかし聴く方としてはボリュームがあるので結構大変。僕はケリーの図太いリズムとか哀愁漂うメロディーが好きなんだけど、本作はちょっと毛並みが違うかなと。まず普段ほどボトムは重くなくあっさりライトで、全体的に波が少ない平坦なプレイをしております。更に比較的近年の曲を意識的に回しているせいかクラシックと呼ばれるキラートラックが少なく、そのせいもあって更に普段より地味な印象が残ってしまいました。クラブだとガツーンと強いリズムとグッと来るソウルフルなプレイで踊らせてくれるのに、さすがに本作だと部屋のムードを温める位にしかならなそう。そんな感じで一枚目を聴き終えたら、二枚目はなんとか盛り返してあっさり感を生かしたソウルフルな歌物を中心に、生の質感が強いざっくりとしたハウスやらムーディーなハウスやらを増やしてきて、波に乗ってきた〜って展開。二枚めの方は序盤から盛り上がっていて、ケリーのソウル節を十分に堪能出来ました。何故か異常に値段が安いので、まあハウス好きは買っておいて損は無いでしょう。

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Mitsu The Beats - The BBE Sessions (Octave:OTCD2125)
DJ Mitsu The Beats-The BBE Sessions
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自分はあんまりヒップホップは聴かんです。ラップが苦手なんす。でもJay DeeことJ Dillaを聴く様になってからは、ヒップホップにも比較的免疫が出来てきました。しかしJ Dillaを知ったきっかけは、彼が亡くなった時に色々なメディアで悲報が流れた事に因るもので、なんだか出会いが別れみたいで寂しいです。さてさてJ Dillaもリリースを重ねていた良質なヒップホップを送り出すレーベル・BBEの音源を使用したMIXCDが、日本企画盤でリリースされております。ミックスを手掛けるのは日本のヒップホップユニットのGAGLEでトラックを製作しているDJ Mitsu the Beats。良いですね、このMIXCD。何が良いって、J Dillaのトラックの様にメロウでスモーキーなヒップホップがたくさん使用されていて、しっとりとしたムード感が心地良いのですわ。かといってリズムがひ弱な訳でもなく、カチッとした芯のあるビートがしっかりと根を張っていてタフでもあるし。格好良いなぁ格好良いなぁ、スクラッチも決まりまくりだぜ。ヒップホップが苦手な人でもこれならいけるはず、太鼓判を押しちゃいます。

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| ETC2 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Timmy Regisford - Restricted Access Volume One (Life Line:LLCD1005)
Timmy Regisford-Restricted Access Volume One
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昨日に引き続きTimmy Regisfordの作品紹介と言う事で、今日はオリジナルアルバムではなく彼の真価が窺えるMIXCDのご紹介。この人のクラブでのDJプレイはどうやら半日以上プレイするのが当たり前の様で、テクノばかり聴いている自分にとってはその長さは驚異的(テクノは2〜3時間プレイするのが普通)。しかし半日以上もプレイしているんじゃ一晩に同じ曲も回すんじゃないかと思っていたら、実際に同じ曲を2度も3度も回す事は珍しくないそうで。そこら辺は結構適当なんですね。それではCDでのミックスプレイはと言うと、80分と言う限られた時間の中で程良くヒット曲を詰め込んだベーシックなハウスが中心で聴き易いですね。Kimblee、A:Xus、Dennis Ferrer、Glenn Underground、Masters At Work、Passion Dance Orchestraらのハウスファンお馴染みの曲が目一杯詰まっているので、良く言えば良質なハウス、悪く言えば当たり障りの無い内容。しかも気になったのは強引な繋ぎで、曲と曲のテンポが多少ずれていたり余りスムースじゃないんですよね。まあそれは既に雑誌などでも指摘されている事で、多分Timmyのプレイにはそんな繋ぎとかのテク以上に大切な事があるのでしょう。それはきっと熱い魂の籠もった音楽を聴かせるって事で、そう言う意味ではメロディーを大事にした心にグッと来る曲を中心にした内容ですね。ハウスが昔から歌やメロディーを大事にしているのは今も変わらない事で、その様なハウスの魅力が存分に感じられるのが本作の醍醐味なのでしょう。

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| HOUSE4 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
The Very Last Week at Space Lab Yellow

2008/06/14 (SAT)
EMMAHOUSE FINAL PARTY -Music, Love & Dance with DJ EMMA-
DJ : DJ EMMA

2008/06/16 (MON)
DJ: United Future Organization, Jazz Brothers Production, 小林 径, 須永辰緒, 大沢伸一, 田中知之, 松浦俊夫 and more

2008/06/17 (TUE)
Escape presents "Beyond The Dance"
DJ : Derrick May

2008/06/18 (WED)
"Love Saves The Day" release party
DJ : Danny Krivit
LIVE : Rochelle Fleming (First Choice)

2008/06/19 (THU)
DISTORTION
DJ : Fumiya Tanaka

2008/06/20 (FRI)
Laurent Garnier Closing Set
DJ : Laurent Garnier

2008/06/21 (SAT)
Francois K. Closing Set
DJ : Francois K

クローズに向けてYELLOWのカウントダウンが始まります。16年間も活動してきたYELLOWの内自分は7年間位しかお世話にはなっていないのですが、多分日本のクラブで一二を争う位好きです(新宿リキッドと双璧だよね)。ここが無くなったらハウスのロングセットは出来なくなっちゃうよね?天井の低さと暗さがテクノには合ってたよね?一つの時代が終わりを迎えようとしています。寂しいなー
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2008/05/23 (FRI)
root & branch presents UBIK @ Unit
DJ : Newworldaquarium, Ian O'Brien, Kentaro Iwaki

2008/05/24 (SAT)
The Final Chapter of Frankie Knuckles with You @ Space Lab Yellow
DJ : Frankie Knuckles

2008/05/24 (SAT)
7 Dunham Place Release Party @ Womb
DJ : Loce Dice

2008/05/29 (THU)
Anything Goes @ Space Lab Yellow
DJ : DJ Spinna

2008/05/31 (SAT)
Theo Parrish Japan Tour @ Space Lab Yellow
DJ : Theo Parrish

2008/06/06 (FRI)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue

2008/06/07 (SAT)
Reboot 10th Anniversary Tour Final @ ageHa
DJ : Christian Smith, Q'Hey, Mayuri, Kana, Takami

2008/06/07 (SAT)
FACE presents THE SHELTER JAPAN TOUR 2008 @ Space Lab Yellow
DJ : Timmy Regisford

2008/06/13 (FRI)
SPICE @ Space Lab Yellow
DJ : Hernan Cattaneo

2008/06/28 (SAT)
RED BULL VISUARHYTHM @ Womb
DJ : Guido Schneider
Live : Glimpse, Johnny D
| UPCOMING EVENT | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Spinna - Intergalactic Soul (Columbia Music Entertainment:COCB-53517)
DJ Spinna-Intergalactic Soul
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元々ヒップホップ辺りは聴いてなかった自分ですが、最近はその手の音楽にも免疫が付いたのか多少は手を出すようになっております。色々聴く内に気付いたのが、ヒップホップの中でもソウルフルなりジャジーな感じなのが自分には合っているかなと思いました。逆にもろにヨッヨッーヘイヨーみたいなラップ系のヒップホップは苦手です。そしてこのDJ Spinna、元々はヒップホップ方面の人だったのですが近年はKing Street Soundsとの絡みなどでハウス方面でも活躍している人気アーティスト。最新アルバムは僕が期待していた通りのソウルを前面に打ち出したヒップホップで、これなら自分にも違和感無く聴く事が出来る好内容でした。本作を聴いて思ったのはヒップホップはビート(リズムトラック)が格好良いと言う事。ざっくりと生っぽいその音質、この感触が耳に心地良いのですね。激し過ぎず緩過ぎずな丁度良いリズム感も素敵で、その上にメロウなコーラスなどが被せられるだけであらよっと極上のソウルなヒップホップの出来上がり。勿論実際にはそんな簡単には作れないはずなので、DJ Spinnaの音楽センスが優れているんでしょうね。アルバム後半はそのメロウなムードのまま、爽快なハウスに移行してなだらかにテンションも上がってきます。全編リラックスしたムードのあるヒップホップ・ハウスなんで、のんびりと休みながら聴きたくなる一枚ですよ。そうそう、ハウスな曲も粒揃いなんで、今度は是非ともハウスアルバムも作って欲しいですね。

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| ETC2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Stephanie Cooke - Everything (King Street Sounds:KCD-239)
Stephanie Cooke-Everything
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King Street Soundsの歌姫と言えばハウスファンはご存じStephanie Cookeですが、その彼女の1stアルバムはヒット曲満載の王道ガラージハウスでございます。僕個人的にはそこまでボーカルハウスは好きではないのですが、本作はヒットシングル満載の極上な内容だったので頻繁に聴いておりました。まず参加陣が素晴らしくBlaze、Dennis Ferrer、Kenny Bobien、Frankie Feliciano、DJ Spinna、Little Louie Vegaと大御所が脇を固めていて、彼らのプロダクションやリミックスに因り適度にクラブ仕様でダンサンブルな作風で軽やかに聴ける様になっています。そして注目すべきはStephanie Cookeはボーカリストであるだけではなく、彼女自身が作曲家でもあると言う事。収録されている曲は全て彼女が作曲した物で、そのどれもが温かくソウルに満ちスウィートなメロディーを奏でています。そして良質な原曲を良質なプロデューサーがアレンジした後に、Stephanieが繊細で軽やかな声を重ねていく。そこから生み出される曲は正に王道的でクラシックと成りうるガラージハウスであり、最高のボーカルハウスであります。本当に一緒に口ずさめる良い曲ばかりで、良く言えばポップと言う事になるのでしょう。癖が無いので安心して聴けるハウス入門編。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Spinna - Here To There (Rapster Records:RR0012CD)
DJ Spinna-Here To There
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ヒップホップ畑からハウスへと転向してきて成功したDJの一人、DJ Spinna。自分は彼の過去に関しては知識を持ち合わせておらず、Compost Recordsからリリースしたフューチャージャズミックス"Fueled For The Future"とかKing Street Soundsからのハウスミックス"Mix The Vibe"(過去レビュー)で出会いを果たしております。ヒップホップ自体はそんなに好きって訳じゃないんですけど、DJ Spinnaのミックスではハウスもヒップホップもクラブジャズも違和感無く混ざっていて良い塩梅のムードが生まれてナイスですよ。そんな事から彼のオリジナルアルバムも聴いてみたくなり、彼のソロアルバムを買ってみた。ほ〜MIXCDの音から想像していた通り、ヒップホップ、ハウス、ブロークンビーツ、レアグルーヴなど多岐に渡る境界を越えた内容ですね。ヒップホップもそこまでねちっこくなくて、生音を前面に押し出してざくざくっとしたリズムが切れていて聴き易い。スクラッチも入ってファンキーな面も見せれば、どの曲も微妙にメロウで人懐っこい温かさがある。なんかこのメロウでムード満点な雰囲気は、小洒落たカフェとかで控えめに流れてそうな所もあって品の良さを感じました。まんま予想通りの音が出て来たけれど、それでも水準は高いし部屋のBGMとしてはぴったりだね。何度も言うがヒップホップは聴かないけれど、そんな僕でもこんなセンスのあるヒップホップは有りだ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:30 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Yasushi Ide - Faces : Lonesome Echo Works (Grand Gallaery:GRGA-0020)
Yasushi Ide-Faces
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最近良く名前を聞くアーティスト、井出靖。皆様も多分ご存じ、「Strings of Life」のカバーが有名な金原千恵子のプロデュースをしているって事で記憶に残っているのでは。かつてはORIGINAL LOVE、小沢健二のデビューに協力し、その後はLonesome Echoと言うユニットでディープなリスニングミュージックを作ったり、エンジニアの太田桜子とのユニット:Lonesome Echo Productionでは古典に忠実なハウスを作ったり、とまあ長い間音楽活動をしている人の様です。そして彼の10年にも及ぶ活動の中から、未発表バージョンやリミックス曲を集めたベスト盤が登場です。リミックスはMasters At Work、Blaze、DJ Spinna、Kyoto Jazz Massive、Joe Claussellら大御所が参加していて、これだけで充分に魅力的ですね。収録されている曲は、ダウンテンポな数曲を除き大半がいわゆるハウスです。高揚感はあってもアッパー過ぎず、耳に残る温和なメロディーが控えめに主張し、都会を感じさせる洗練された上品さを醸し出しています。それは例えMasters At Workがラテン風に、Blazeがざっくりアコースティック風に、Joe Claussellが土着風に仕上げても、井出靖のお洒落な感覚は失われない事だと思います。また数曲のダウンテンポな曲は、ダブやレゲエの要素も混ざっていてメロウな要素がより表現されていますね。プロデューサーと言うだけあって、器用に何でもこなす人だと感じました。当たりの優しい音なので井出靖は知らないって人でも、ハウスとかが好きならすんなり聴けますよ。

ちなみに井出靖はGRAND GALLERYと言うレーベルを設立して、様々なコンセプトに基づいたコンピレーションアルバム(Amazonで見る)を多数リリースしています。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Mark Farina - Mushroom Jazz 5 (OM Records:OM175)
Mark Farina-Mushroom Jazz 5
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やべーよやべーよ、まじでMark FarinaのDJは気持ち良すぎるよ。かつてFarinaは'アシッド'ジャズに対して'キノコ'を打ち出したMushroom Jazzと言うイベントを催していたそうですが、それがそのまま今ではMIXCDでシリーズ化しています。昨日紹介した「Sessions」ではシカゴハウスがフューチャーされていましたが、「Mushroom Jazz」シリーズは西海岸ハウスのゆるゆるな気怠さを、ヒップホップやダウンテンポ、ブレイクビーツを使用して演出しています。そう、ここではヒップホップだろうとジャジーなトラックであろうと、彼が回す事によってハウスのフィーリングを発しているのです。僕はぶっちゃけヒップホップはそんなに聴かないし、むしろ苦手な音楽でもあるんだけど、Farinaの手にかかれば何のそのハウスに混ざって違和感が全く無くなっているのです。これがいわゆるヒップハウスなのかしら?リズムはヒップホップなのに主張する事なくその場の空気に溶け込み、上品さととろける心地良さを伴ったメロウな旋律が、身も心もふわふわに軽くさせてくれます。ここではヒップホップもダウンテンポもハウスも一つの音楽として、垣根を越えて"Mushroom Jazz"と言う音楽に成っているのです。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Jazztronik - The Remixes Part (徳間ジャパン:TKCA-72968)
Jazztronik-The Remixes Part
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去年2枚のアルバムを出し溢れ出す才能を惜しげもなく見せつけたJazztronikこと野崎良太。ポップシーンとクラブミュージックシーンの架け橋となる存在であり、日本で最も人気のあるクラブジャズアーティストだと思う。とは言うものの個人的な好みでは無い為、今まで敢えて自分から聴く事もありませんでした。しかしながらこんな豪華なリミックスアルバムを出された日には、これを見過ごす事なんて大罪に等しく取り敢えず聴いておけと反応しました。親密な関係である福富幸宏や、デトロイト系ではRedoose、As One、ハウス系ではRasmus Faber、Franck Roger、DJ Spinna、Osunladeなど超強力な面子がJazztronikを再構築する為に集結。オリジナルの楽曲は殆ど知らないので比較は出来ませんが、どの曲も個性があって秀逸でした。お気に入りはRasmus Faberのリミックス。濃厚でスウィートな味付けと、軽快なリズムで爽やかな空気を持ち込んだ哀愁漂うブロークンビーツに調理しています。今井美樹の色気のあるボーカルも良いですね。あとは福富幸宏の「Samurai」のリミックスも当然素晴らしいです。軽くボッサ風のハウスにアレンジしつつも、泣きのメロディーはそのまま利用しクラブ仕様に使いやすくなっていると思います。デトロイト信者のAs Oneは予想通り、透明感溢れるスペーシーなシンセを重ねてジャジーなテックハウスにリメイク。Sleep Walkerのリミックスは生演奏ばりばりなせいかモロにスピリチュアルで、まるで目の前でジャズバンドが演奏している様な姿が浮かんでくる位雰囲気があります。他のアーティストもおのおのの作風にリミックスを行い、Jazztronikの楽曲の良さを引き出していると思います。オリジナルアルバムとは違った観点で、Jazztronikの作曲力を再度感じる事が出来ますね。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Trip Do Rythmix The Seven Year Inch Mixed By MKL (P-VINE Records:PCD-2610)
Trip Do Rythmix The Seven Year Inch Mixed By MKL
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クロスオーバー系のMIXCDを紹介するのは久しぶりでしょうか。あんまり普段こぞって聴く程でもないしなかなか紹介出来ないのですが、この盤は久しぶりにキターって感じなので紹介する事に。かつて「Trip Do Brasil」と言うブリジリアンハウスやらボッサハウス、もしくはブラジリアンテイストを含んだトラックを集めたコンピレーションアルバムがシリーズでヒットしていたのですが、それらを3 Generation WalkingのMKLが選曲&ミックスしてしまいました。Jose Padilla、Doctor Rockit(Herbert)、Mental Remedy(Joe Clausselle & Jephte Guillaume)、Isolee、Larry Heard、Blazeなど豪華なアーティストから、素晴らしい曲を提供しつつまだ僕の聴いた事のアーティスト(それはこのジャンルに対する自分の知識の無さのせいなのだが…)まで幅広く選ばれ、世界を駆けめぐる旅行の様なミックスが施されています。ハウス、ジャズ、ブロークンビーツ、ヒップホップ、ブラジリアンなど選曲に統一性は無いものの、もっと大きな視点で見ると世界中を旅するようなクロスオーバーな感覚に溢れ、ジャンルの壁など気にしない包括性を感じる事が出来ます。元々はブラジリアン音楽の為に作られた曲を集めているので、一様に感じられるのはブラジルの陽気さでしょうか。燦々と輝く太陽の下、笑顔を振りまいて軽やかに踊る人達の姿を容易に想像出来ます。しかしやはりこのミックスはそれ以上の物を感じさせます。当初のコンセプトであったブラジリアンテイストよりも、現在の流行でもあるクロスオーバーシーンに対しての総決算的な意味合いが強いですね。4つ打ち、非4つ打ち、ビート、ジャンル、それらはバラバラでも決してダンスを止まらせないグルーヴを感じさせ、70分間を通して聴く内に世界旅行にいつの間にか出かけている事でしょう。クロスオーバー好きな人はもちろん、Joe Clausselleの様なディープハウス好きにもお勧め。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Spinna - Raiding the Crates (Shadow Records:SDW150-2)
DJ Spinna-Raiding the Crates
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シカゴ発祥、世界を又にかけるディープハウスの名門レーベル・Guidance Recordingsと、かつてはヒップホップDJとして活躍し現在はハウスシーンでも精力的に活躍しているDJ Spinnaが手を組んだ!これだけでハウスファンなら食いついてしまうものなのでしょうが、内容の方も期待を裏切らないお洒落で秋風の似合う物となっています。DJ Spinnaはヒップホップのみならず、R&Bやレアグルーヴ、ソウル、ファンク、ジャズ、ハウスなどの多方面で活躍している事もあり、Guidance Recordingsの音源のみに限られたこのMIXCDでもハウスな音の中にもそれだけではない何かを感じさせます。そう、ファンクの渋さ、レアグルーヴの郷愁、ソウルの熱さ、ヒップホップのざっくり感、そしてハウスの心地良いまでのスムースさが見事に調和し一つのストーリーを作りだしています。何よりもゆらゆらと漂うなまったり感が最高で、上げすぎない所に一歩引いた大人の渋みが滲み出ています。最初にディープハウスレーベルだと言っていましたがもちろんそれだけではないから、このMIXCDからも色々なジャンルの音を感じられる訳だし、DJ Spinnaだからこそ違和感無く一つのMIXCDに仕立て上げられたのかもしれません。ディープハウスはそれ程前面には出ておらず、心にすっと馴染む様な楽曲を多用しています。もう敢えてハウスと言う必要もなく(勿論ハウスが基調ですが)、心地良い音楽、ただそれだけで充分だと思いました。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Mark Farina - Mushroom Jazz Vol.4 (OM Records:OM125)
Mark Farina-Mushroom Jazz Vol.4
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西海岸ハウスを代表するDJの一人、マークファリナ。ハウスなんて言っておきながらこのMIXCDは、なんとヒップホップ色かなり濃厚。いかがわしいキノコジャケと関連するがの如く、その内容もかなりスモーキーでトロトロな展開。あれ、タイトルはマッシュルームジャズ…ジャズだよね?そう言われるとジャジーな感じも無くは無い様な…。でもなんでだろう、ダウンテンポなリズムで正確無比な4つ打ちの選曲でもないのに、ハウスのフィーリングもあるし。しかしこのキノコの作用かどうかは分からないけど、このまったり感は最高に気持ち良い!ずぶずぶと沈んでいく様な陶酔感、まどろみの世界が差し迫ってくる。例えるならクラブで踊り狂った後の疲労しきったその瞬間に、チルアウトルームでの夢うつつの時間を過ごす様な包容感と言うべきか。全編似た様な曲調でありつつも、ゆっくりまったり丁寧に曲を繋ぎ至福の時間と空間を提供するマークのテクやセンスには感服する。この「Mushroom Jazz 」シリーズ、全部集めたくなったぞ。

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| HOUSE1 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Blaze presents The Manhattan Lounge Mix (Life Line Records:LLCD-1012)
Blaze presents The Manhattan Lounge Mix
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先日MIXCDを出したばかりのBLAZEがまたもや新作を届けてくれました。しかも今作は、夏真っ盛りにぴったりな軽すぎるボッサハウスMIXCD。この軽さが東京の夏に爽やかな空気を運んでくれるんだ、これと車があれば後はどこへでもドライブしに行けば良いんだ。暑苦しい真夏を快適に過ごすための空気が、このMIXCDには詰まっている。BLAZEやLouie Vega関連の曲が多数を占めつつ、Diviniti「Find A Way」なんかもちゃっかり入っていて緩く盛り上がる展開に。BLAZE「Here With Me」やStephanie Cooke「Lovers’ Holiday」の新曲も完璧にボッサハウス調、とにかくブラジリアンテイストの陽気な情景がすぐに浮かび上がります。と言ってもラテン系の熱が籠もった感じはなくて、何しろかる〜い、爽やかすぎ、海岸のドライビングにもってこいなお洒落な選曲。ハウスとか聴かなくたってドライビング中に聴くには、丁度良いくらいの盛り上がり方でむしろハウスの入門編としても聴き易いでしょう。BLAZEのソウルフルで美しいメロディーが一杯詰まったBLAZE流サマーホリデーです。

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| HOUSE1 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Ron Trent - Abstract Afro Journey (King Street Sounds:KCD-238)
Ron Trent-Abstract Afro Journey
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実は昨日Ron Trentが来日していました。以前Yellowでそのプレイを体験し、深い世界観とアフロトライバルな音に陶酔しておりました。そんなクラブでのプレイをこのMIXCDでも聴く事が出来ます。今までKing Street Soundsは「Abstract Afro Lounge」「Abstract Laten Lounge」「Abstract Jazz Lounge」と言ったコンピレーションアルバムを送り出していましたが、遂に今作ではクラブプレイをそのままCD化する事になったのです。RonのMIXCDは今までどれも外した事が無くどれも素晴らしいのですが、今作はその中で一番トライバル感が強いと思います。彼のプレイから打ち鳴らされるパーカッションは野性味溢れる躍動感があり、都会から遠く離れた神秘の森が目の前に広がってきます。そしてそこに古くから住む先住民が夜な夜なお祭りをしているような熱狂、興奮が伝わって来る様です。このどっしりと重く大地に根ざしたリズムは、都会の人間が忘れた人間の本能を呼び起こす物です。またリズム中心な選曲に思われがちかもしれないが、Ronはアトモスフェリックなプレイも得意とし、スピリチュアルでアンビエンスなメロディーも入ってくるのでうっとりと気持ち良くなれます。まるで母なる大地と無限の空を行き来する様なグレイトジャーニー。あぁ、これこそ「Abstract Afro Journey」なる由来だったのかと聴き終わった後には、安堵の気持ちが呼び起こされます。ディープかつアフロトライバルなMIXCDでは、真っ先にお勧め出来る一枚でした。

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Southport Weekender Vol.3 (SuSU:SUALBCD11)
Southport Weekender Vol.3
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Joey Negro、Miguel Migs、Giles Petersonが担当した「Southport Weekender」、Blaze、Joe Claussellが担当した「Southport Weekender Vol.2」、そして三作目は何とDimitri From Paris、Jazzie B、Quentin Harrisの異色の組み合わせ。つうか3枚もあって一通り聴くだけでもお腹イパーイです。喜ばしいシリーズではあるが、ほんとファン泣かせなシリーズでもありますね。Dimitriは予想通りなディスコ系でとにかく弾けています。Quentinはムーディーな典型的NYハウス。個人的に一番気に入ったのが、Jazzie Bのソウル・ファンク系のMIX。基本的にはハウス系のMIXCDなのである程度スムースな選曲ではあるけれど、腰に来るリズムと艶めかしいファンキーさがツボです。ダウンテンポ〜アッパーまで自在に展開を広げて、終わりまで休む暇もなく楽しめますね。他の二人はセオリー通りのハウスとは別に、こうやって異色なMIXがあると逆に新鮮さが際立ちます。また三者三様の味があるので、自分の好みの一枚って言うのが必ずあるのではないでしょうか。全て聴く時は気合いを入れて聴きましょう。

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| HOUSE1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Louie Vega - Elements of Life:Extensions (Vega Records:02VEG02)
Louie Vega-Elements of Life:Extensions
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今年大躍進した人の一人、Little Louie Vega。Masters At Workと言うユニットにおいて絶大な影響力を誇るアーティストだけど、僕個人としてはソロ名義の方が好みです。ソロ名義ではもっとワールドワイドでオーガニックなラテン、アフロなハウスを展開してるんだけど大人としての渋みがあると思います。そしてこのアルバムはオリジナルアルバム「Elements of Life」のリミックス+新曲(そういや最近はリミックスアルバムを出すのが流行ってるな…)です。オリジナルが真夏の熱気ムンムンなハウスだとすると、このアルバムは夏をクールダウンするための物であるように思えます。リミキサー陣には、Kenny Dope、Joe Claussell、Frankie Feliciano、DJ Gregory、MAW、DJ Spinna等の黄金面子が敷かれていて申し分無い内容です。Kenny DopeやDJ Spinnaはヒップホップみたいにざっくりした感じに、Joe Claussellはいつもより爽やかに小気味良くパーカッションが弾ける感じに、全体的にやはり生音中心のオーガニックハウス。新曲も申し分なく「Love Is On The Way」のアコースティックバージョンや、なんと言ってもCandidoのカバー「Thousand Fingered Man」が激ヤバです。オリジナルは聴いた事ないんだけど、「Candido〜」と言う呟きが入りリズミカルな軽快なリズム群、そしてサビの哀愁漂わせるメロディー、ソロではトランペットが自由に駆け巡る真夏の一枚です。ん〜もう、このアルバムはオリジナル以上に良いかもしれん。色んなリミキサーが参加してるにも関わらず、みんなで裏で相談しあって決めたような統一感。非の打ち所が無いですね。真夏に出してくれたら良かったんですけどね…。

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| HOUSE1 | 22:09 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Ananda Project - Relight (AVEX INC:CTCR-14392)
Ananda Project-Relight
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鬱の時期が終わったのでたまにはスウィートでハートフルな一枚でも紹介しよう。ハウスでは市民権を既に得た感もあるAnanda Projectのリミックスアルバム「Relight」。これは2NDオリジナルアルバム「Morning Light」を自らリミックスを行い、新曲を追加、そしてDJ SPINNA等のリミックスを追加したものである。オリジナルはダンスと言うよりはベッドルームを意識した大人しめの作品だったが、ここではフロアを意識したリミックスを施されて僕はむしろオリジナルより好きだったりする。ビートを強調して踊りやすくなったのだが、しかし逆にメロディーの良さも際立っている。踊らせるだけならビート主体でも良いのだろうけど、Ananda Projectは誰にでも受けいられるメロディーが基礎にあるのでどんな風に調理をしてもイケルのでしょう。官能的、セクシー(エロティックでは無い)なディープハウス。なのに上品な雰囲気も損なわず、若い人だけでなく年配のハウサーにも聴いて欲しいなと思う。寒い冬になってきたのでカップルで聴いて暖まってください。US盤は更に色々なリミックスを収録したボーナスディスク付きです。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 19:33 | comments(6) | trackbacks(2) | |
DJ Spinna - Mix The Vibe:Eclectic Mindset (Nite Grooves:KCD229)
DJ Spinna-Mix The Vibe
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いやー見事なドレッドをしているお方ですな。元々はヒップホップ方面の人らしいです。僕はハウスに移行してからの彼のMIXCDしか聴いた事ないので、過去の事は分かりません。イエローでプレイをした時にヒップホップ目当てに来た客に不評だったとか言う噂もあるけれど、そんな事もお構いなしです。だってこのMIXCDは本当に素晴らしいですからね。最初はダウンテンポでヒップホップな感じで始まります。でもモロにヒップホップでもないし、スムースな流れですね。中盤から徐々に4つ打ちに変化してゆくんだけど、その流れがほんとに自然で何時の間に?って感じなんです。その後もMasters At WorkやAnanda Projectみたいに生音でジャジー風味のハウスが続いて、ムーディーと言うかとにかく心地よいですね。テンションを上げるわけでもなく、かと言って低くもないし見事に丁度良いテンションを保っています。下手なラウンジ系を聴くなら真っ先にこうゆうのを聴けと思います。これを聴けば大人になれる一枚です。いやーしかし、指定されたレーベル音源のみの曲でこんだけのMIXを出来るなんて凄いなぁ。

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| HOUSE1 | 22:26 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Ananda Project - Release (Nite Grooves:KCD217)
Ananda Project-Release
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今週末にYELLOWにDJ SPINNAとKenny Bobien、そしてAnanda Projectもやってきます。残念ながら僕は今回は行けませんが、DJ SPINNAは聴いてみたかった。そして今やハウスでは定番となりつつChris BrannことAnanda Projectですが、バンド編成で艶のある生っぽいライブをします(今回はYELLOWなんで少人数編成かも)。Anandaは僕がハウスに入り始めた頃良く聴いてた様な気がします。とにかくエモーショナルの一言。メロディー作りにかけては本当天才だと思います。そしてラテン、アフロの影響が強く出た南国っぽくもあり深淵さも兼ね備えたディープな作り。基本は4つ打ちだけど、ジャジーな展開も見せたりアレンジは上品です。ジャケットは夜の海なんだけど、ほんとそんなシチュエーションで聴きたくなります。ハウスを知らない人には真っ先にこれは薦めたくなる作品だし、もちろんハウスを聴き込んでいる人だって嫌いな人はいないんじゃないかと。Joe ClaussellやJerome Sydenhamのようなスピリチュアルって感じです。あぁ、夜にしっとり聴いて癒されます。

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| HOUSE1 | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
2004/11/02 3RD.ANNIVERSARY feat. FABRICE LIG @ MODULE
2004/11/05 Cristian Varela、Ken Ishii @ ageHa
2004/11/12 CLUB PHAZON @ LAFORET MUSEUM ROPPONGI
DJ:Richie Hawtin、Ricardo Villalobos
2004/11/13 Present @ ageHa
DJ:Inoue Kaoru -exclusibe long set-
2004/11/19 VADE @ WOMB
SPECIAL GUEST DJ: JOEY BELTRAM、DEETRON
2004/11/19 RHYTHM & SOUND with PAUL ST. HILAIRE @ YELLOW
2004/11/20 DJ:DJ SPINNA LIVE:ANANDA PROJECT、KENNY BOBIEN @ YELLOW
2004/11/27 Oliver Ho @ AIR
2004/11/27 SECRET SERVICE meets KOMPAKT NIGHT Vol.6 @ UNIT
LIVE:THOMAS FEHLMANN DJ:Kentarou Iwaki、KAITO
2004/12/04 KERRI CHANDLER @ YELLOW
2004/12/10 SPACE LAB YELLOW'S 13TH ANNIVERSARY PARTY @ YELLOW
DJ:Lil Louis
2004/12/18 CARL COX @ YELLOW
2004/12/20 LAURENT GARNIER @ YELLOW
2004/12/22 FRANKIE KNUCKLES @ YELLOW
2004/12/25 FUMIYA TANAKA @ YELLOW

デトロイトテクノ好きとしてはファブリスリグは外せません。
ベーシックチャンネル好きとしてはRHYTHM & SOUNDは外せません。
トーマスフェルマンとカイトが一緒に見られるのも良いです。
リルルイスは最後のDJプレイをするらしいです。イエローがパンクしますね。
ローランガルニエが一年に二度も来るなんて、良くやったイエロー。
その他色々、年末に向けてイエローが特に頑張っています。
ageHaやAIRも後で豪華なイベントを発表するだろうけど、体が足りませんね。
| UPCOMING EVENT | 22:00 | comments(6) | trackbacks(0) | |