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Fabrice Lig - Purple Raw Vol. 3 (Systematic:SYST0117-6)
Fabrice Lig - Purple Raw Vol. 3
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ベルギー屈指のデトロイト・テクノのソウルを受け継ぐFabrice Lig、数年前には遂に本家Planet-Eからも作品をリリースする等、そのマシンソウルを伴う才能はデトロイトからも正当に評価されている。勿論単にデトロイト・テクノの模倣ではなく、彼の音楽を聞けば分かる個性を持ったユニークな存在で、ヨーロッパ的な洗練されたテクノの要素を込めてデトロイトを再解釈したような音楽性が特徴だ。本作はVo.3というタイトルから分かる通り2008年に始まった『Purple Raw』シリーズの3作目となるが、余りシリーズ毎の脈絡というものはに受けられないので気にする必要はないだろう。本作で特筆すべきはテクノでは大人気アーティストになったJoris Voornが元々はVol.2に収録されていた曲をリミックスしている事で、"Gravitational Voyage (Joris Voorn Edit)"ではエディットの体の為大きくはいじられていないが、やや過剰さもあった原曲を丁寧に研磨してよりシャープなテクノへと生まれ変わらせている。元々かなりデトロイト・テクノ色が強くメロディーも大胆な動きを見せてエモーショナルではあったものの、ここでは機能性が重視されてひんやりとしたテクノの質感が打ち出されている。"Returnelle"の方がFabriceらしい個性がより強く感じられるだろうか、錆びたアシッド感もあるコズミックなアルペジオが大胆に躍動しながら金属がひしゃげるようなエフェクトも加えて、ロウで粗い攻撃性が肉体に突き刺さるような激しいテクノは真夜中のダンスフロアでも個性的に鳴るだろう。同様に"Dark Commodore"もアシッドというかブリープ音というか独特なシンセを効果音的に用い、背景からは薄っすらと情緒的なパッドが現れてきて徐々に恍惚の高みへと上り詰めていくような展開のある大仰なテクノだが、黒人のファンクネスとはまた別のファンキーな要素を感じ取る事も出来るだろう。Jorisの正に"デトロイト"なエディットも良いが、Fabriceらしい個性という物は残りの2曲に端的に現れている。



Check Fabrice Lig
| TECHNO13 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2017/11/11 DJ Kabuto Presents LAIR 10th anniversary @ Grassroots
先週は高円寺Grassrootsの20周年記念パーティーが続いたが、今週末はKabutoがその場所で続けているレギュラーパーティーであるLairの10周年記念パーティーだ。当方が初めてLairに遊びに行ったのは2013年、そこでKabutoの無骨ながらもエモーショナルなハウス・グルーヴに魅了され、それからLairやそれ以外にも彼が出演するパーティーには度々訪れている。元Future Terrorのメンバーであり一時期はCabaretのレジデントにも加わるなどの変遷を経て、現在はLair以外にも新たにDaze Of Phazeを立ち上げて古き時代に埋もれてしまったテクノやハウスにエレクトロへの再発見をするような活動を行っており、生粋のDJとして在り続けている。そしてLairのアニバーサリーはやはり特別で、Kabutoだけがオープン〜ラストでプレイするその場こそKabutoの魅力を100%体験出来る夜なのだ。
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| EVENT REPORT6 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
KiNK & Fabrice Lig - Charleroi DC (Melodymathics:MMOS003)
KiNK & Fabrice Lig - Charleroi DC
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リリースしているアーティストだけを見れば比較的デトロイト系を意識しているであろうベルギーの新興レーベルのMelodymathics。その新作を聞けば予想は確信へと変わるに違いない。なんとベルギーからデトロイトフォロワーの前線にいるFabrice Ligとブルガリアから一躍有名になったKiNKによる共同で作品を手掛けているのだが、その上リミキサーにはブギーなディープ・ハウスで人気を博すDetroit Swindle、これまたデトロイト愛は随一のIan O'Brien、そしてレーベル主宰のMelodymannが迎えられており、話題性も抜群の内容となっている。先ずはオリジナルである"House Version"、メロディアスなシンセの旋律や多幸感溢れる電子音の散りばめ方は確かに両者のエモーショナルな個性が発揮されており、そこに黒くはなくともデトロイトのそれとも共振する爽快なファンキーさも持ち込んで、実にオプティミスティックなテクノになっている。"Detroit Swindle Remix"はパーカッシヴな打楽器を加えつつもビートはざらついており、やや鈍いリズムトラックや荒削りな音質によって派手さを抑えてシカゴ・フィーリングな仕上げ方をしているが、中盤では原曲のエモーショナルな旋律を浮かび上がらせて感動的な瞬間を作っている。そして久しぶりに作品を手掛けた事になる"Ian O'brien Remix"、この手の音楽との相性は当然抜群であり、パワフルで地響きのような4つ打ちに輝きを帯びたコズミック感が炸裂するシンセのフレーズを追加して、宇宙の果てまでも突き抜けていく濃密なハイテック・テクノなリミックスが素晴らしい。対して"Melodymann Remix"は逆にすっきりと情報量を減らした事でビートにキレが出ており、疾走感のあるビート感が目立つデトロイト・テクノ風になっている。元々の原曲がポジティブな希望溢れるものを更に各アーティストが自身の個性を上塗りして、どれも心が晴れ晴れしくなるテクノな作風だ。



Check "KiNK" & "Fabrice Lig"
| TECHNO12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fabrice Lig - Galactic Soul Odyssey (Planet E:PLE65376-2)
Fabrice Lig - Galactic Soul Odyssey
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完成した作品の評価を確認する為にCarl Craigに作品を送ったところ、その内容の素晴らしさに惚れ込んだCarlが自身が主宰するPlanet-Eからのリリースを決めてしまったと言う、そんなエピソードがあるのがこのアルバムだ。そう、デトロイト病に冒された一人でもあるFabrice Ligにとって4年ぶりとなるアルバムは、デトロイト・テクノを熱心に追求してきたその結果として更に先祖返りを果たしてしまったような、Carlが魅了されるのも極自然な音楽性だ。元々デトロイト・テクノに影響を受けながらより洗練された欧州的な味付けをしたテクノを手掛けながらも、その中にはファンクやジャズの要素も含ませて、ソウルを奏でる者としての立ち位置を築き上げていたFabrice。しかし本作ではその方向性は堰を切ったように深化して、デトロイト・テクノのルーツの一つでもあるPファンクへと片足を突っ込んだような…いや、もうほぼPファンクへと身を捧げたような印象さえ残す異色な出来となっている。アルバムの冒頭を飾る"Dwarf 2703"からして派手で動きの多いブギーなシンセのメロディー、そして4ビートのベースライン、そしてブレイク・ビーツを組み合わせて、フューチャー・ファンクとでも呼びたくなる実に熱狂的な魂が弾けるような曲だ。"Born To Be Wise"はミニマルなシンセのリフとビートが強調され比較的テクノ色の強い曲だが、しかしフュージョン感覚のある煌めくシンセが入ってくると途端にファンク化する。"No Judgment"ではAnn Saunderson、"Celestial Love Rising"ではHard Tonをフィーチャーし歌物も手掛けているが、ここではビートにキレはありながらも熱く感情的なボーカルを用いる事で実にソウルフルなハウス・トラックとして成立させている。アルバムのハイライトは間違いなく"Superstring Theory"だろう、Fabriceお得意のコズミックなシンセと麗しいフュージョンのようなコード展開を用いて、ディスコやファンクをも飲み込んだテクノとしてデトロイト精神が爆発したような壮大な曲だ。アルバム全体に豊潤なシンセやスラップベースが多用されコテコテな作風は正にPファンクであり、底抜けにポジティブで一点の曇りもない希望に溢れたその音の前に、にんまりと笑顔が浮かんでしまう。



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| TECHNO11 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fabrice Lig - Hmong Dignity (Subject Detroit:SUB 036)
Fabrice Lig - Hmong Dignity

ベルギーにてデトロイト病に冒されたSoul DesignerことFabrice Ligだが、なんと3年ぶりの新作を突如発表。しかもリリース元はデトロイトのDJ Boneが主宰するSubject Detroitからと、それだけでもデトロイト・テクノ好きの食指を動かすには違いないが、更には故・Aaron-CarlとDJ Boneのリミックスも収録と破格の内容だ。2010年にレコーディングされたものの長らくお蔵入りとなっていた"Hmong Dignity"だが、音楽性で言うと特に初期のSoul Designer名義に近いデトロイト・テクノを意識したハイテック路線で、フュージョン風のピコピコしたシンセサウンドが手弾きしたような大仰なメロディーを奏でながら、ポコポコと爽やかなパーカッションが乱れ打たれる期待通りの作品だ。安っぽいイメージさえ見え隠れするシンセサウンドさえもがデトロイト・テクノを踏襲しており、ここまでおおっぴろげにエモーショナルなG2G路線を追いかけていると潔ささえ感じられる。それに対しAaron-Carlのリミックスはキックに厚みを増しつつ上モノは削り落としながら抑制しツール的な面を強調して、エモーショナルな性質の上にファンキーな要素を添加したAaronらしいズンドコしたテクノとなっている。DJ Boneのリミックスもオリジナルの弾けるグルーヴを平坦に抑えているが、ピコピコなシンセのメロディーは残しつつも透明感のあるパッドを被せて、いかにもデトロイト・テクノらしいコード展開を披露。どれも期待を裏切らないアレンジではあるが、その中でもAaron-Carlのリミックスは秀逸で、やはりその才能が世の中から早く消えてしまったのは悔やまれる。

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| TECHNO10 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Walt J - Reflection Selections (Fit Sound:FIT/WALT J-04)
Walt J - Reflection Selections
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ニューオリンズにもWalter Jonesと言うアーティストが居て紛らわしいのだが、今日紹介するのはデトロイトのWalter JonesことWalt J。1995〜1997年の間に数枚のEPをリリースして突如としてシーンから姿を消してしまったアーティストで、余りの活動の短さにカルト化し過去の作品の復刻が長く望まれていたアーティストの一人であろう。本作は97年にClaude Youngが主宰していたDow Recordsから2枚組でリリースされた"Reflection"から、厳選した曲を1枚に纏めてリイシューした内容となっている。デトロイトからの音楽なので濃密なエモーショナルを期待するところだが、意外にも全体的にすっきりと洗練されビート感も軽目なテクノ/ハウスが中心だ。コズミックなシンセ使いにはデトロイトらしさがありつつも、パキッとしたリズムトラックは爽やかな程に乾いていてあっさり抜けの良さがある"Nite Gruv"は、90年代に制作されたわりには随分と研ぎ澄まされ綺麗な鳴りをしている。シャッフル調の跳ねたグルーヴの上に、豊潤で厚みのあるパッドが未来への希望の道標とる"Don't Stop"は、程良いエモーションにファンキーな躍動が溶け込んでいる。対して優しいメロウなコード展開で浮遊感を発し、ぶっといアナログ的な厚みのあるキックで逞しいグルーヴを生み出す"Feel What I Feel"は、NYのディープ・ハウスへと接近している。音自体は時代を感じさせ少々安っぽさもあるのだが、それが決して古臭くはならずに今でも十分に通用する名曲揃いである事は保証する。後のFabrice Ligによる透明感のあるエモーショナルなテクノへと繋がって行くようだ。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Soul Designer - The Soul Is Back (Remixes) (Third Ear Recordings:3EEP-2010_03)
Soul Designer - The Soul Is Back (Remixes)

デトロイトへの愛を惜しみなく表現するFabrice Ligが、3年前にSoul Designer名義でリリースしたアルバムから4人のリミキサーを迎えてシングルカット。その人選がとんでもなく素晴らしく、ハードな音が戻ってきたLuke Slater、イタリアテクノシーンの雄・Marco Passarani、ベーチャン系ミニマルダブを得意とするFluxion、そしてデトロイトから御大・Underground Registanceと、手を出さずにはいられない一枚となっております。なんといっても白眉は今流行りのOstgut Tonらベルリン系の音に調理したLuke Slaterで、原曲のイメージを全く残さずに金属音がカンカンと鳴る暗黒系ミニマルに完全なるリメイクを施しております。Marco Passaraniのディスコティックでキラキラとしたハウスリミックス、Fluxionのボトムが重くダビーな音響が特徴のミニマルダブもそれぞれの味がよく出ております。そしてURはTimelineの名を冠したリミックスだからなのか、ピアノのコード展開がメロウなフュージョン系ハウスを披露。4人が4人とも全く異なるリミックスをしておりその比較も楽しく、またそのどれもが秀逸なリミックスなので勧めな一枚です。

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| TECHNO8 | 05:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fabrice Lig - Genesis Of A Deep Sound (Fine Art Recordings:FA019CD)
Fabrice Lig - Genesis Of A Deep Sound
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ヨーロッパにおいてデトロイト病に深く侵されたアーティストの一人・Fabrice Ligの新作。途中でベスト盤や数々のEP、Soul Designer名義のアルバムを挟んでいるとは言え、この名義のアルバムは前作から6年ぶりと随分と待たされました。しかしこの6年にクラブミュージックでも流行り廃りがあったものの、Fabriceの音楽性にブレと変わりは全くありません。と言うよりも更にデトロイトへの敬愛が深まった様にも感じられ、相変わらずの青空の如く澄んだシンセが特徴的なハイテックなトラックが満載。特にラストの"That Connection"は明らかにGalaxy 2 Galaxyを意識したであろうサックスを挿入したロマンチックなハウスで、まるで遠く離れたデトロイトへの熱き思いが結実しているかの様。かと思えば"Energy Machine"のロボットボイスとピコピコなシンセは、まんまKraftwerkで少々びっくり。またはかつてKenny Larkinが打ち出したAI(Artificial Intelligence)シリーズの様にどこか未来的で知的な"Electric Beauty"や、ヒップホップとP-Funkを混ぜ合わせた"Cosmic Booty"もあったりと、Fabriceの色は残しつつも色々と取り組んだ印象も感じられました。しかしながらデトロイト、ブラックミュージックへの確かな造詣と愛を伴いつつも乾いた音質で綺麗にまとめられた作品は、如何にもヨーロッパ的でもあります。

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| TECHNO8 | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ian O'Brien - Kokoro (OCTAVE-LAB: OTLCD-1245)
Ian O'Brien-Kokoro
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かつてただの古典的なジャズやファンクのファンでしかなかった青年は、90年代半ばにデトロイトテクノと出会う。そこから彼はテクノにもソウルが存在する事を知り、いつしかエレクトロニックミュージックへと傾倒し、デトロイトテクノを消化しつつも彼の基礎でもあるジャズやフュージョンを自然と融合させ、ハイテックなソウルを生み出す事に成功した。その人こそUK屈指のデトロイトテクノオタクであるIan O'Brien。2001年を最後にニューアルバムは途絶えているものの、時々発表するリミックスなどは相変わらずの輝きと力強さを伴い、地味に活動中。そして今、彼のリミックスワークや未発表曲をコンパイルした貴重なアルバムが遂に送り出された。断言しよう。

全てがキラートラックである。

今までヴァイナルでリリースされていたレアなリミックスや、Los Hermanosや盟友・Kirk Degiorgioとの共作、そして未発表曲、そのどれもが未来へと向かう力強い意志が感じられるハイテックなテクノだ。オプティミスティックに光る上物シンセ、力強く大地を踏みならすキック、躍動感に溢れたグルーヴ、それらが融合し幸せと希望を聴く者に抱かせる。無闇に暗いミニマルを作る事もせず、ただ派手なだけのアッパーハウスを作る事もせず、彼が愛しているデトロイトテクノに敬意を示しながら彼流のポジティブなテクノを聴かせてくれるのだ。特にJohn Coltraneの名曲である"Naima"のリミックスは、彼の作品の中でも最も美しくソウルフルで切ないコズミックフュージョンだと思う。リミックスであろうとオリジナルトラックであろうと、ここには彼の心が100%詰まっている。そしてHEART 2 HEART。





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| TECHNO7 | 07:30 | comments(11) | trackbacks(1) | |
Ken Ishii - Daybreak Reprise -Sunriser Remixed- (70Drums:IDCK-1003/1004)
Ken Ishii-Daybreak Reprise -Sunriser Remixed-
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テクノゴッド・ケンイシイが2006年に放ったテクノアルバム"Sunriser"(過去レビュー)から2年、そして再度日はまた昇る。ケンイシイと交流のあるアーティストらによってケンイシイの楽曲が、新たなる輝きを伴って生まれ変わった。参加アーティストはデトロイトからLos Hermanos、そしてデトロイトテクノを敬愛するFabrice Lig、Orlando Voorn、近年テクノ化しているハウスアーティスト・Jerome Sydenham、ディスコテックを追求するSpirit Catcher、そして日本からは7th Gateと秘めたる新人Publicmindともう文句の付けようの無い素晴らしき人選。これはケンイシイが年に半分は海外で過ごすと言うグローバルな活動から生じる交流のおかげであり、多くのアーティストがケンイシイの音楽性に信頼を寄せている証である。これだけの面子が揃ったわけで、もはや音に関しては説明不要であろう。Los Hermanosは期待通りの疾走感に満ちたコズミックなリミックスを披露し、7th Gateはオリジナル以上に壮大な展開を見せる感動的なリミックスを創り上げ、Spirit Catcherは完全に自身の色に染め上げた煌くディスコテックを聴かせてくれた。皆がテクノをまだ信じている、そんな印象を受ける純然たるテクノリミックスだ。DISC1はそんな各楽曲を使用しケンイシイがミックスをしていて、MIXCDとしても楽しめる。DISC2はアンミックスなので、DJが使用するのに適しているだろう。やはりケンイシイはテクノゴッドだったのだ。

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| TECHNO6 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Tokem - A Story In Sound (Underground Gallery:UGCDHTF01)
Tokem - A Story In Sound
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Underground Resistanceの活動理念を表現するコンセプト・アルバム『Interstellar Fugitives』からスピンアウトしたもうひとつのレジスタンス・ストーリー...『トークン』。反逆の遺伝子を与えられし少年“TOKEM”の視点で語られる抗いの詩...。

本作はURやサブマージの音源のアートワークを担当しているChuck Gibson=PerceptionがコードナンバーUR041を与えられ、そして6年にも及ぶ構想から創り上げた架空のサウンドトラックだそうです。半数以上はChuckが曲を提供し、残りは彼の思いに共感したGerald Mitchell、Fabrice Lig、DJ 3000、A Guy Called Gerald、Ann Sanderson、Mike Banksが曲を提供すると言う豪華な布陣。Gerald、Fabriceはメロディアスでコズミックな、DJ 3000は勢いのあるトライバルな音が聴け、普段の彼らから想像の付く内容で取り合えず安心。Mike Banksはハードロック調のギターが唸りを上げるヘヴィーなエレクトロロックって感じで、なんか鬼気迫る物を感じます。A Guy Called Geraldは意外にもノンビートのアンビエントなトラックで、荒廃したデトロイトと言う街から発せられる希望に出くわした様な雰囲気。そしてコンセプトメーカーであるChuck Gibson、まだまだ音楽経験は浅いながらも予想外にバラエティーに富んだ音楽性で将来性を感じました。UR直系のエレクトロ、ゴリゴリなトライバル、色気のある艶っぽいダウンテンポ、又は軽快なジャジーな物まで様々な面を見せつけデトロイトテクノを越えた音楽性はURらしからぬ存在です。サウンドトラックと言うと寄せ集め的なコンピレーションが多いですが、本作はなかなか出来の良い楽曲が揃っていてお勧めです。

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| TECHNO6 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2007/11/16 Standard 9 @ Air
前々から楽しみにしていたイベント・Standardに行ってきました。Standardは実力がありながらもそれ程一般的には知られていないアーティストをKen Ishiiの選球眼で呼ぶようなイベントなんだけど、今回は2年前にも確かライブをしたSoul DesignerことFabrice Ligがゲストでした。こうゆう人選は自分の波長と同調していて、やっぱりKenさんには一生着いていこうと思います。取り敢えず仕事帰りに旧友と飲んでから終電近くで渋谷に着き、Airに入る頃には既に1時過ぎ。フロアではJazztronikのテクノセットが行われておりました。
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| EVENT REPORT1 | 14:40 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Soul Designer - Walking on a Little Cloud (Third Ear:XECD1097)
Soul Designer-Walking on a Little Cloud
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今日は一ヶ月ぶりにクラブに行こうと思っています。近頃は仕事後はだるくてクラブに行く回数は減っていますが、今日はなんと言ってもSoul Designer aka Fabrice LigとKen Ishiiが一緒に出るイベントだから、そりゃテクノ好きは行かないと後悔しますよね。特にSoul DesignerはDJは何度か聴いているけれどライブは初めて聴けるんで、かなり期待しています。ついでに彼の2NDアルバムは出たばかりですが、名作と誉れ高い廃盤になっている1stアルバムもこの機会にリイシューされますので、持ってない人は是非この機会にと思います。実は3年前に既にレビューは書いているので内容はそちらを読んで頂けると分かりますが、2NDが出た後に聴いてみると思ってたよりもストレートなダンストラックが多かったです。爽やかで青色を感じさせるシンセサウンドは優しく体を包み、エモーショナルなメロディーは未来を予兆させまるでデトロイトテクノを思わせます。まあ目新しさが無い所かむしろ古典的な作品ではあるけれど、逆にそれで注目を浴びるのはトラックメーカーとして真の実力があると言う証。こうゆうのは時代の流行とは関係無く聴けるので、僕は好きだなー。うむ、ライブも楽しみだ!

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| TECHNO5 | 19:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Soul Designer - Evolutionism (Third Ear Recordings:XECD1089)
Soul Designer-Evolutionism
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来ました!ベルギーからデトロイトテクノを愛しソウルを創りし者、Fabrice LigことSoul Designer。欧州から発せられる彼の音楽は本家デトロイトのアーティストからも認められ、デトロイトテクノを追随する段階から徐々に彼の音を形成し、今では名実共にコアなテクノリスナーの心を鷲掴みする天才。この名義での新作は5年ぶりとなりますが、言うまでもなく期待していた音が出て来て本当に嬉しいです。これはテクノでありハウスであり、ファンクでもありジャズでもあります。エモーショナルでソウルフル、ファンキーでピュア。音楽の流行に左右されないある意味定番とでも言うべき内容ではありますが、かといってそれがただデトロイトテクノを真似しただけでもなく、ブラックミュージックの汗握る熱さとヨーロッパの洗練された音が見事に融合していて彼の音楽を形成しているのです。例え周りが流行を追い回し生まれてはすぐに廃れる様なシーンばかりになろうとも、Fabrice Ligの様に変わらないソウルを持ち続けているアーティストはきっと生き残って行くんでしょう。過去の音楽への敬意と明日以降の未来に希望を抱いたソウルを創りし者は、音にソウルを載せて世界に音楽を届けるのです。これこそデトロイトマシーンソウル。Ken Ishii参加曲も収録、またミキシング&マスタリングはSpirit CatcherのJean Vanesseが手掛けています。

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(7) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2007/10/13 (SAT)
Funk D'Void Presents BARCELONA TRIP!!! @ Air
DJ : Funk D'Void

2007/10/19 (FRI)
Minus Connected 01 - Expansion Contraction CD Release Party @ Womb
DJ : Richie Hawtin
Live : Gaiser

2007/10/19 (FRI)
迷彩 Project Event - MITTE - Vol.05 @ Club Asia
Special Guest : DJ 3000 aka Franki Juncaj
Guest Artists : DJ Compufunk

2007/10/19 (FRI)
Louie Vega Japan Tour 2007 @ Yellow
DJ : Little Louie Vega

2007/10/20 (SAT)
Clash 26 × Standard 8 @ ageHa
Arena
DJ : Misstress Barbara, Ken Ishii
Water Bar
DJ : Ian O'Brien, Moodman
Live : 7th Gate

2007/10/21 (SUN)
Live At Liquid Planet @ Liquidroom
Live : System 7, Sun Paulo, Kinocosmo, Mirror System
DJ : Funky Gong, Slack Baba

2007/11/03 (SAT)
Derrick May Japan Tour 2007 @ Yellow
DJ : Derrick May

2007/11/16 (FRI)
Standard 9 @ Air
DJ : Ken Ishii, Jazztronic (Exclucive Techno Set)
Live : Soul Designer aka. Fabrice Lig

2007/11/17 (SAT)
Larry Heard Japan Tour 2007 @ Yellow
DJ : Larry Heard
| UPCOMING EVENT | 12:21 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Spirit Catcher - Night Vision (20:20 Vision:VIS144CD)
Spirit Catcher-Night Vision
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キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
去年位から僕が注目していたベルギーのハウスユニット・Spirit Catcherのデビューアルバムが遂にやってきました。ユニット名からして格好良いんだけど、内容の方も負けてはいませんよ。Jean Vanesse(Fabrice Ligと実は絡んでいる)とThomas Sohetから成るこのユニットは、ディスコやエレクトロと言った古臭い音楽をテクノやハウスなどと絡めて現代風にアレンジする事で評判を得ています。僕自身はディスコミュージック自体にはそんな興味は無いのですが、ディスコの煌びやかで彩り豊かな色彩やファンキーなベースラインを受け継ぎ、それを最新のモードで発信してくれる事で古臭さは皆無。目新しい何かと言うのがある訳でも無いですが、曲単位でポップなメロディーが耳を惹きつけ全体的に安定しつつ質が高いですね。なんか部屋の中でミラーボールでもクルクル回しながら、夜通しパーティーでもしたくなる様なハッピーで楽しいアルバムですよ。こんな事書くと古臭〜いとか絶対思われるだろうけど、本当に違うんですってば!普段は生真面目なテクノとかハウスを聴く事が多い自分ですが、時にはにんまりと笑顔を浮かべながら聴けるこんな音楽も良いと思います。近未来的なシンセサウンドと過去の遺産と思われるディスコのムードが上手く溶け合い、アルバムジャケットの様にどこか未来的でどこか幻想的なSpirit Catcherオリジナルのサウンドが完成しました。

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| HOUSE3 | 21:45 | comments(6) | trackbacks(4) | |
Famous When Dead (Playhouse:PLAYCD016)
Famous When Dead
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「Famous When Dead」って、死んだ後に有名になるって事?つまりはリアルタイムでは評価されないって事だよね?でもPlayhouseのそんなレーベルのコンセプトに逆らって、多くのクラバーから最大の評価を得てしまっているのは面白い所。まさか一般的とは程遠いPlayhouseの音が、ここまで市場で受けるなんてレーベル側も思っていなかったんじゃないかな。ドイツにテクノ帝国・Kompaktがあるならば、ハウス帝国を牛耳るのはPlayhouseと言う事にみんなも異論はないよね?Playhouseはドイツにおいて初期の頃はミニマルなディープハウスを作品を多くリリースしていたけれど、やはり注目を浴び始めたのはIsolee、Ricardo Villalobosらによる狂って変態的なハウスをリリースし始めた頃だったと思う。何がやばいって曲の流れとか展開とかよりも、音その物の恍惚感とでも言うのかしら。Kompaktがポップで透明感のある綺麗な音なのに対し、Playhouseは荒くてジャーマンプログレ的な音もあればドラッギーで中毒性の高い音もあるし、神経をえぐるような毒のあるサウンドだと思うんですね。これを快感と感じるか不快と感じるかは人によって分かれる位強烈な音であるし、ほんと一般的に受け入れられる音からは程遠いと思う。でも実際には、Playhouseはレーベル買い出来る素晴らしいレーベルとして認知されてしまってしまった。まあとにかくこのレーベルサンプラーを聴いてみなよ。既に4作目だけどディープなハウス作品に混じって、今作ではジャーマンプログレッシブロックを通過した様なクラブトラックが多く収録されているよ。どこか懐かしいサウンドでありながら、ただの過去の遺産を模倣しただけでない新たなるジャーマンディープハウスとでも言うべき流れだ。最近流行のディスコダブとも共通する重くうねるベースライン、ロッキンで生っぽい音が特徴だね。

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Tracklistは続きで。
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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2006/11/17 CLASH 17 × STANDARD presents KEN ISHII "SUNRISER" RELEASE TOUR 2006 @ ageHa
昨日はageHaのテクノイベント「Clash」とKen Ishiiが送る「Standard」がコラボレートし、テクノ好きにはたまらない大型イベントが行われました。Ken Ishiiがライブを行い、ゲストにはCarl Craigを迎え、また日本の秘蔵ユニット・7th Gateのライブ有り、KaitoことHiroshi WatanabeのDJ有り、その他大勢のアーティストが集結。これで3500円(自分はディスカウント使用で2000円)なんだから、ほんと安くてお腹一杯なイベントですね。

まずは1時前に入場しワタナベさんのDJを聴く事に。久しぶりに彼のDJを聴いたのですが、やはりKaitoにも通じる荘厳で流麗なプレイ。ドラマチックなシンセサウンドに囲まれて、幻想的な世界にぐいぐい引き込まれました。美し目のテックハウスから徐々に重く音数の多い音に移っていき、終盤では儚くもガツンと来るKaito節を堪能出来存分に満足でした。DJテクニックがどうのこうのより、流す曲が自分に合いまして単純に気持ち良いんですね。
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| EVENT REPORT1 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Ken Ishii - Sunriser (70Drums:IDCK-1002)
Ken Ishii-Sunriser
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待ちに待ったテクノゴッドことケンイシイの4年ぶりのニューアルバム、「Sunriser」。まずはHMVに寄せられたケンイシイ自身のコメントを読んで頂きたい。

現在世界的に見てテクノは必ずしもいい状況に置かれているとは言えない。他ジャンルを含めてダンス・ミュージックの根底にはテクノの影響があるとはいえ、本来のテクノは若干鳴りを潜めている状態である。

そこで自分は自分なりのテクノをこのアルバムでやり切ろうと思った。コラボレーション・ワークもとても楽しく、テクノはまだまだ力強い音楽だということを再確認するに足るいい刺激になった。

日はまた昇る、それがキー・フレーズだ。 - Ken Ishii

そうなんだ、現在のテクノは何か以前に比べると足りない物がある。つまらない訳じゃないけれど、以前ほどの衝撃や活気を感じないのは何故なのだろう。そんな中でケンイシイが進むべき道は、再度テクノと言う音楽を見つめ直す事だったのだろう。それは懐古的な考えでも無く、後ろ向きな考えでも無い。前に進む為にテクノの素晴らしさ、楽しさを再度確認する為の行動なのだと思う。このアルバムについて多くを語る必要は無い。何故ならばアルバムを聴けば、ケンイシイが何をしようとしているか貴方も分かるはずだ。このアルバムには輝くべきテクノの純然たる音、電子音に込められたピュアでパワフルな思いがぎっしりと詰まっている。テクノと言う彼自身の原点を確認した結果、心は晴れたようにオプティミスティックな雰囲気だ。またFunk D’Void、Fabrice Lig、Bryan Zentz、7th Gateらとのコラボーレーションも、よりケンイシイの輝きを増す事になり成功と言えるだろう。迷う事も無く道を失なう事も無く、ケンイシイが戻ってきた。

そう、「日はまた昇る」とはテクノに対しての言葉であり、ケンイシイ自身に対しての言葉でもあったのだ。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(5) | |
Heiko Laux - Waves (Kanzleramt:KA133CD)
Heiko Laux-Waves
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本日からは当分テクノの新譜について、怒濤のレビューをしていきたいと思います(オンライン注文した物が一気に届いてしまい、困っています)。まずは何度も紹介しているドイツテクノレーベル・Kanzleramtの設立者、Heiko Lauxのアルバムです。レーベル自体は1994年に発足していますが、やはり近年のAlexander Kowalski、Diego、Fabrice Ligらの活動が有名でしょうかね。デトロイトテクノに影響を受け、かつシャープに切れ味を増したテクノで本当にカッコイイ作品が多いです。流行に流されずにいかにもテクノらしいテクノを得意としていて、Heiko Lauxも期待を裏切る事はありません。今作も美しい艶を持ったシンセフレーズがふんだんに使われていて、メロディーを大事にしているのが分かります。デトロイトテクノのファンキーな点ではなく、シンセの音色に影響が見受けられると思いますが、ヨーロッパのデトロイトフォロワーはそこら辺は良くも悪くも似通ってる気がしますね。ただこうゆうメロディーを大事にした音楽は、アルバムとしてリリースすると家で聴くにはもってこいなんですね。ハードテクノでは傑作と言えるアルバムが少なく、きっとそれは単調になってしまうからで、Heikoさんの様にメロディーで聴かせるアルバムは何度でも楽しんで聞き込めるのが強みでしょう。無駄に音を分厚くしたりとか派手にしたりとかもせずに、意外とあっさりした軽めのトラックばかりですが、必要な分だけの骨組みでしっかり聴ける曲ばかりですよ。Joris VoornとかTechnasia、Alexander Kowalskiが好きなら、Heiko Lauxも見逃さない様に。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Titonton Duvante - Voyeurism (Starbaby:SB01CD)
Titonton Duvante-Voyeurism
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興味があって再発を機に買ったのに全然聴いていなかった…と言う事で、思い出して紹介します。厳密にはデトロイト生まれの人ではないのですが、デトロイト系に組み入れられているTitonton Duvante。ティトントン・ドュヴァンテと読むのでしょうか、発音し辛いですね。興味を持ったきっかけはMetro Area(Morgan Geist)率いるEnvironからEPをリリースしていた事、またDego(4 Hero)絡みで2000 Blackからリリースも行い、またはJohn Tejadaとの共作などがあり、なかなか交流の幅が広く面白そうだなと思ったからです。そういった交流の広さのせいかモロに直球デトロイトテクノと言うよりは、ブロークンビーツなども取り入れリズムが多彩だなと感じました。手数の多いリズム帯でノリが良いと言うか弾けるパーカッション使いで、しっかりとした土台がありグルーヴィーですね。ドラムマシーンを使っているんだろうけど、乾いた音使いが生演奏にも感じられて西ロンブロークンビーツの流れが感じられました。メロディはやっぱりデトロイト流に透明感のある美メロが多用されて、安直だけれどもエモーショナルな世界観を描き出していますね。ここで分かったのはFabrice LigのSoul Designer名義に感触が近いなと気付きました。あれ、黒人なのにむしろ西洋の白人の音に近いのか!つまりデトロイトテクノよりは少々さっぱりとした音なのです。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
2006/06/02 BETTER DAYS -2ND ANNIVERSARY SPECIAL!- @ Module
5月は結局一度もクラブに行かなかったので、今日は一ヶ月間が空いてのクラブ通いになりました。お目当ては「マッドマイク病」に冒されたIan O'Brienの久しぶりのライブ+DJセットです。ライブに関しては3年前に行われた新宿リキッドルーム以来のライブで、その時のライブが良かったので本日も期待を膨らませて遊びに行きました。
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| EVENT REPORT1 | 07:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kanzleramt Vol.6 Mixed By Heiko Laux (Kanzleramt:KA128CD)
Kanzleramt Vol.6 Mixed By Heiko Laux
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非常に読みにくいレーベル名・カンツァーラアムト(って読むの?)。テクノ帝国ドイツにおいて、近年着々と評価を高めているスタイリッシュなテクノレーベルであります。このレーベルにはレーベルオーナーであるHeiko Lauxを初め、Johannes Heil、Alexander Kowalski、Double X、Diego、Fabrice Lig、Ian O'Brienなどデトロイトテクノに似た綺麗目で切れ味の鋭い音を得意とするアーティストが集まっております。そんなアーティストの楽曲を集めたシリーズが、Heiko Lauxがミックスを手掛けたKanzleramtシリーズです。もうこのシリーズも6枚目ですが、毎回最新の曲を紹介してくれてこのレーベルの一番フレッシュな所を聴く事が出来ます。全部同じレーベルの音源なので似たり寄ったり感は否めないのですが、それを帳消しに出来る程水準の高い曲が集まっている辺りこのレーベルの素晴らしさが分かって頂けるかと。前半は緩めの透明感溢れるテクノから徐々にアッパーに盛り上げていく分かり易いプレイをしていて、余分なギミック無しの曲の良さを際立たせるプレイだと思います。特徴としてはデトロイトのファンキーな点やソウルフルな点では無く、幽玄でどこまでも透き通る蒼きシンセサウンドを色濃く受け継いだ曲が中心で、無駄を削ぎ落とし理路整然と曲を創っていった様に感じます。黒人音楽のファンキーさを真似するよりは、西洋のスタイリッシュさを強調する方が良いと言う姿勢に潔さを感じますね。しかしドイツにはどんだけ凄いレーベルがあるんでしょうね、恐るべしテクノ帝国です。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Dan Curtin - We Are The Ones Weve Been Waiting For (Headspace Recordings:HS-019CD)
Dan Curtin-We Are The Ones Weve Been Waiting For
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ここ数年いまいちぱっとしなかったからどうでも良かったんですけど、90年代中期に人気を誇っていたデトロイトフォロワー・Dan Curtinのニューアルバムが6年ぶりに出ました。Peacefrog Recordsからリリースしていた頃は、スピリチュアルでジャズとテクノをハードに混ぜ合わせた様な素晴らしい曲が多かったのですが、近年は余り活動もしてなかったのかな?ちょっとシーンに埋もれていて、危うく忘れかける所でした。しかし久しぶりの新作はベテランらしく、派手ではないもののバランス良くまとめられている作品だと思いました。デトロイトテクノの流れを組んだ流麗なシンセ音を基調に、全体的に丸みのある音で耳への当たりが優しいですね。デトロイト本家の音と言うより、ヨーロッパ産のデトロイトフォロワー的な音でファンキーさは少なく少々薄味ではあります。その分洗練された綺麗目のプロダクションで、落ち着きがあってしっとりしてますな。僕にはFabrice Lig辺りの音がすぐに頭に浮かんできましたよ。復活作としては及第点を差し上げましょう。

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| TECHNO3 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
PEOPLE WANT MORE LIFE @ YELLOW
2006/04/14 (FRI)
DJ: JEFF MILLS(AXIS), TAKAMORI K.

MATERIAL feat. IAN POOLEY @ AIR
2006/04/21 (FRI)
Guest DJ: Ian Pooley

CROSS MOUNTAIN NIGHT feat. JAMES HOLDEN @ WOMB
2006/04/21 (FRI)
DJS: JAMES HOLDEN, TORSTEN FELD, Dr,SHINGO

CLUB MUSEUM @ UNIT
2006/04/21 (FRI)
Special Live Performance: BRITISH MURDER BOYS(SURGEON & RISIS) -5 hours gig-

UNDERGROUND RESISTANCE "INTERSTELLAR FUGITIVES" TOUR @ LIQUIDROOM
2006/04/28 (FRI)
Featuring members:INTERSTELLAR FUGITIVES SPECIAL LIVE UNIT
Formed by - GERALD MITCHELL as THE DEACON (UR044), THE ANALOG ASSASIN (UR040), CORNELIUS HARRIS as THE ATLANTIS (UR3.14), RAY 7 as THE UNKNOWN SOLDIER (UR051)
...And maybe more fugitives
DJs:SUBURBAN KNIGHT aka JAMES PENNINGTON (UR011), DJ S2 aka SANTIAGO SALAZAR (UR057), DJ DEX aka NOMADICO (UR061)

STANDARD 4 @ WOMB
2006/04/28日 (FRI)
GUEST DJ: JORIS VOORN
DJ: KEN ISHII, SATOSHI ENDO

MOODYMANN JAPAN TOUR 2006 @ YELLOW
2006/04/29 (SAT)
DJs: MOODYMANN aka Kenny Dixon Jr, Alex From Tokyo

PANORAMA @ YELLOW
2006/05/02 (TUE)
DJs : Kentaro Iwaki a.k.a Dub Archanoid Trim, Terre Thaemlitz
LIVE: LUOMO a.k.a VLADISLAV DELAY

CLASH 12 feat. DERRICK MAY @ ageHa
2006/05/06 (SAT)
DJs :Derrick May, Ken Ishii, DJ Tasaka, Fumiya Tanaka, DJ Wada, Q'Hey
Toby, Yama, Shin Nishimura, DR.Shingo, Kagami, RKD1 & RKD2
LIVE : Chester Beatty, Newdeal

JAPANECTION PRESENTS SOUL DESIGNER TOUR @ WOMB
2006/05/19 (FRI)
DJs: Fabrice Lig, Jean Vanesse, Ken Ishii, Sisk
| UPCOMING EVENT | 23:55 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Tom Middleton - The Sound Of The Cosmos (Label: Hooj Choons:HOOJ CDLP011)
Tom Middleton-The Sound Of The Cosmos
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Global CommunicationのTom Middletonが気合いを入れて作った3枚組のMIXCDを、ようやく手に入れたので気合いを入れて聴きました。いやー、3枚もあるとほんと全部聴くの大変ですね。数日前に紹介したGlobal Communication名義の「Fabric 26」はそれ程アンビエント色もなく、ファンはちょっとがっかりしていたかもしれません。しかしこれはボリュームもさることながら、内容もアンビエント色強めなプレイも入っていて納得して頂けるのではないでしょうか。CD1はRhythmがテーマでありまして、テクノ、ハウス、クラブジャズなどジャンルに拘らずに、リズムが強調されているトラックが中心です。多彩なビートを織り交ぜて、爽やかで軽やかなプレイを披露しています。対してCD2のテーマはMelodyで、まあいわゆるハウスですね。最初から最後まで4つ打ちで通し、甘さたっぷりのスウィートな展開でムードたっぷりです。Melodyがテーマと言う事に嘘偽り無く、一聴して耳に残るハウスばかりです。これはかなり良かったですね。そしてCD3こそGlobal Communicationファンがお待ちかね、Harmonyがテーマのアンビエント色強めなプレイです。トラック的にはダウンテンポやクラブジャズっぽいのが使われていますが、身体の中から疲れが抜けていく様な気持ち良さは正にチルアウト。重くドラッギーなアンビエントではなくて、快楽を重視したヒーリングアンビエントって感じでしょうか。こちらも充実したプレイで満足です。相当なボリュームながらも、三者三様のプレイが楽しめて文句の付けようがないですね。Middletonの宇宙を全身に感じられる素晴らしいMIXCDです。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Sven Vath - In the Mix The Sound Of The Second Season (Cocoon Recordings:CORMIX003)
Sven Vath-In the Mix The Sound Of The Second Season
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今週末はSven VathがWombに来日するので楽しみなのですが、Svenに注目し始めたのはほんと2〜3年前位からだと思います。90年代のSvenと言うとEye QやHarthouseからモロにジャーマントランスな作品をリリースしていて、それはそれで質は高かったけれど僕はかなり敬遠気味でした。それが2000年代に入るとRicardo VillalobosやRichie Hawtinらと手を組みだし、DJプレイも割とテクノ中心になって来てそこから僕も関心を持ち始めた気がします。近年は自身のCocoon Recordingsの運営も成功し、更にはイビザ島でのパーティー「Cocoon Club」も数多くの著名なDJやアーティストを招致し毎年夏の時期には大盛況となっている様です。そんな「Cocoon Club」の雰囲気をまとめたCDが、人気シリーズとなっている「In the Mix」です。彼のDJは2台のターンテーブルとミキサーのみと言うシンプルな構成で、テクニックよりも選曲を前面に押し出したプレイが特徴です。まず「Noche」サイドですが、こちらは真夜中のパーティを意識したハードなプレイ。意外にもSurgeonやDJ Shufflemaster、Speedy Jなどの曲で疾走感のある硬いハードテクノ、中盤はブリブリのジャーマンアシッド、終盤はデトロイト系で爽やかに、手堅く聴きやすい選曲です。昔のSvenからは想像だに出来ないプレイですね(笑)。そして昼間のアフターアワーズを意識した「Dia」サイドはハウシーなテクノで、うっとりまったり宴の後の和んだ雰囲気です。こちらの方がメロディーを重視した曲が多く、Svenの危なげな妖艶さが上手く生かされていると思いました。昼と夜、対照的な2枚に仕上げたので存分に彼のプレイを楽しめる素晴らしいMIXCDですが、この作品も2001年作、近年のSvenのプレイとはまた違っていたりします。

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| TECHNO3 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fabrice Lig - The Story Of A Musical Puzzle (Minimaxima:MM208CD)
Fabrice Lig-The Story Of A Musical Puzzle
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デトロイトテクノを聴く者であれば既に注目しているであろうFabrice Ligのベストアルバムが登場。かのMad Mike御代も認めるその実力を持ってして、Raygun Records、Kanzleramt、Playhouse、F-Communicationsなど名だたるレーベルからリリースが続いていましたが、EPオンリーの曲も多かったのでこれは嬉しいリリースであります。一般的にはデトロイトフォロアーな評価をされていますが、ピュアで感情豊かなテクノを創れる人だとこのアルバムを聴いて感じました。カラッと乾いたサウンドテイストながらも情緒溢れるメロディーと、ストレートに体を揺らす4つ打ちだけでなくパーカッシブな跳ね系のリズムでグルーヴを演出し、そして爽やなボーカルも導入し幅広く爽快でメランコリーなテクノサウンドを聴かせてくれるのです。汚れのないその清々しく蒼いシンセサウンドはデトロイトテクノからの影響をまじまじと感じさせますが、ただの物真似に終わる事はなくヨーロッパ的な美的センスを以て自身の味を出していますね。僕はFabrice Ligが大好きなんですけど、そんな事を抜きにして太鼓判を押して紹介出来るベストアルバムですよ。新作はシカゴアシッドハウスの流れを組んでいて、今後にも注目です。

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| TECHNO2 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ken Ishii - Play Pause, And Play (Sublime Records:IDCS1016/1017)
Ken Ishii-Play Pause, And Play
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先日のFuse-In @ ageHaでのケンイシイのプレイはどうでしたか?もう文句の付けようの無い素晴らしいプレイだったと思います。毎度の事ながらアグレッシブでバリエーションに富んだハードテクノで、それをいつのプレイでもテンションを保っている所が凄いですよね。実際、世界最高峰のDJ Awards 2004にて、Jeff MillsやCarl Cox、Sven Vathを抑えてベストテクノDJ賞を受賞した事が、現在の彼の実力を示していると思います。そんな彼の最近のプレイを丸ごと体験出来るのが、このMIXCD、しかもオンタイムとオフタイムの2枚組。オンタイムに関して言えば、確かに最近のDJプレイを丸ごと収録したかの如く、出だしのRenato Cohenの曲は実際のプレイでも最初に使いますよね。序盤はガツンガツンと硬めのトラックでハードにテンション挙げて、中盤は少し緩めてバリエーションを増やします。そして終盤ではメロディアスで派手目なトラックもばんばん使って、お決まりアンセム「Incident」でどかんっ!と来ます。しかしなんとなく先日出たばかりの「Ben Sims - Welcome To My World 」と似ていますねwでもKen Ishiiはハードだけれどもミニマル一辺倒じゃないので、テクノオタクじゃない人でもだいたい盛り上がれるプレイなんですよね。幅の広さが彼の人気の理由なんだと思います。その幅の広さをより生かしたのが、珍しいオフタイムセットの方。ざっくばらん過ぎだろうと突っ込みを入れたくなる程、色々な曲が入ってます。Anna Kaufen(Akufen)のドファンキーな隠れ名作トラックや、Jeff Millsのレアトラック、Isoleeのジャーマンディープハウス、Brian Enoのアンビエントまで、ゆっくりと耳を傾けて休みたくなる選曲です。これがKen Ishii曰く「ここ2、3年の自らの日常にもっとも近い作品」とコメントしていますが、こういった面があるからこそハードなDJ時にもバリエーションが生まれてくるのでしょうね。いや〜昔のインテリジェント期からは想像だに出来ない彼のプレイだけど、マジで凄いとしか言い様がないですね。テクノ好きは今すぐゲッチュ〜!

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(3) | |
DJ 3000 - True Colors (Submerge:SUBCD-3006-2)
DJ 3000-True Colors
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先日のUnderground ResistanceことGalaxy 2 Galaxyのライブで感動した人はごまんと居る事でしょうが、デトロイトテクノはあれだけでは無いしアンダーグラウンドな所にも良いアーティストは居るものです。デトロイトのSubmergeはデトロイトのテクノやハウスを中心に多くの素晴らしいレーベルのディストリビューターな訳ですが、そのレジデントDJであるのがDJ 3000。そして現在はURのオフィシャルDJにも昇格し、注目の的なその人です。このMIXCDではSubmerge関連の作品を紹介すると共に、普段なかなか聴く事の無いアンダーグラウンドな曲を多数収録しています。そういった音楽を聴くとURの周りも素晴らしいアーティストばかりである事に気付き、デトロイト集団にはほとほと感服するばかりです。アンダーグラウンドだからと言って全然地味なMIXでは無いし、トライバルでエキゾチックな序盤〜デトロイトテクノ直球な中盤〜ハードなエレクトロ+アッパーなトライバル系の終盤と懐の深さを伺わせます。個人的に気に入ったのは、UR関連のDJでは今まで無かったエキゾチックな点でしょうか。DJ 3000の両親は東欧アルバニアからの移民である事、また東欧系や中東経緯民が多く住む環境に居た事、そう言った事が彼の音楽性に影響をもたらしているのだろうと感じました。とそう言った理屈云々抜きにして、徐々に盛り上がっていくこのMIXCDはデトロイト好きには胸を張ってお勧め出来ます。9月16日のstandard×CLASH presents FUSE-IN @ ageHaに参戦するので、予習しておくと良いでしょう。

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| TECHNO2 | 23:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kirk Degiorgio Presents As One - Elegant Systems (Octave-Lab:OTLCD-1024)
Kirk Degiorgio Presents As One-Elegant Systems
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デトロイトテクノのアーティスト、もしくはそのフォロアー達は何故か電子楽器を捨てて自分たちのルーツであるジャズやファンク、ソウル等に回帰する傾向が見られる。Kirk Degiorgioも最近は以前程電子音楽を強調する事なく、むしろ生楽器を多用してジャズやブロークンビーツに傾倒していたと思う。それはそれで悪くは無いとは思う…

がである、やっぱり僕は電子音楽が好きなんですよ。そんな気持ちを汲み取った訳じゃないだろうけど、Kirkがフランスの耽美派ハウスレーベル"Versatile"から、初期の様なデトロイトライクな作品を送り出しました。去年にもアルバムを出したのに一年と経たずにこのアルバムを出すなんて、よっぽど制作意欲があったに違いない。レーベルカラーに沿ったお洒落かつ上品なモードも維持しつつ、"Elegant Systems"と言うタイトル通り落ち着きを持った優雅な雰囲気もある。以前にもデトロイト系のトラックは作っていたけれど、その時以上にベテランの力を感じさせる奥深く丁寧な作り。とても繊細で優しく、しなやかなシルクの様に美しい。ファンキーさは皆無、それよりもエモーショナルな点を強調し凛とした輝きに溢れている。生楽器重視のスピリチュアルなトラックを制作していた経験も生かし、電子楽器で織りなす新たなるフューチャーミュージック。Fabrice Ligやデトロイトテクノ好きは是非とも聴き逃さずに。

日本盤ボーナストラックのCALMのリミックスもかなり良い。完全フロア対応に仕上げています。EPで出ないかな?

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| HOUSE1 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event(今回はまじ(´Д`) ハァハァ)
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

2005/08/27 (SAT) metamorphose05 @ サイクルスポーツセンター伊豆修善寺
LIVE:GALAXY 2 GALAXY、TORTOISE、GREEN VELVET、ISOLEE
ROVO、BOOM BOOM SATELLITES、HIFANA...and MORE!!

DJs:MARCO BAILEY、EYE、FUMIYA TANAKA、QHEY、KAORU INOUE
KIHIRA NAOKI、DJ BAKU、DJ SHIRO THE GOODMAN、DJ NOBU...and MORE!!

2005/07/08(FRI) CLASH07 @ ageHa
Arena DJs :JUAN ATKINS、FUMIYA TANAKA、HITOSHI OHISHI
LIVE:CO-FUSION

2005/07/17 (SUN) DEMENSION K presents 2300 A.D. @ ageHa
Arena DJs :DERRICK MAY、STACEY PULLEN
Water Bar :IAN O'BRIEN、K.F. a.k.a. Calm、KENTARO IWAKI

2005/07/22 (FRI) STANDARD 2 feat. KEN ISHII & FABRICE LIG @ AIR
DJs :Ken Ishii and more
Live :Fabrice Lig aka Soul Designer

2005/07/24 (SUN) LIQUIDROOM 1st ANNIVERSARY MAHOGANI MUSIC presents MOODYMANN LIVE IN JAPAN 2005
Live : Moodymann with Andres+Piranha Head+Paul Randolph+Roberta Sweed+Nikki-O
DJs :Andres、Pirahana Head

もう何も言うまい…全て必要不可欠。東京で見る事が出来なかった人にとってGalaxy 2 Galaxyは奇跡の再来日だし、Moodymannのフルバンドでのライブも日本初(前回はアメリカテロ事件でバンドでの来日がお釈迦になっています)。Derrick Mayとその愛弟子STACEY PULLENの競演に、先日来日したばかりのIAN O'BRIENがまた来る。そして日本初のSoul Designerのライブと、どれも見逃せない物ばかり。夏に向けてイベントが目白押し、こりゃスケジュールがしんどいわ。
| UPCOMING EVENT | 23:40 | comments(3) | trackbacks(0) | |
2005/05/28 UNITE @ UNIT
Ian O'BrienとCharles Websterが一緒に聴けるぜ〜みたいな感じで楽しみにしていたイベント。HUBで強いお酒を注入してほろ酔いで12時過ぎにUNITへ入りました。プレイしているのはIan O'Brien、こっちが先でしたか。まだ時間が浅い事もあり余りメロディーの無いパーカッシブなだけの曲で、地味なプレイをしています。フロアも空いてるしイマイチ盛り上がっていません。ん〜以前の様なオプティミスティックなプレイを期待してたんだけどな…。落胆していると1時位から明るめのメロディーが入った曲をプレイする様になり、Fabrice LigやDerrick May、BFC(Carl Craig)、また自身のQuerida名義の曲なども回すようになりアッパーでポジティブな面が徐々に現れて来ました。クラブで初の「Derrick May-The Beginning」なんかも聴いちゃったりして、やっぱデトロイト系の曲を回す事を期待してただけに一人興奮。2時位にはIan自身が手がけたハイテックコズミックチューン「Jazzanova-Days To Come(Ian O'Brien Remix)」が高らかに鳴り響き、宇宙の果てまでぶっ飛ばされました。もうこの頃になるとフロアも人一杯でみんな盛り上がっています。そのまま3時までコズミックでハイテンションにガンガン飛ばして、納得のプレイを満喫出来ました。
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| EVENT REPORT1 | 13:00 | comments(6) | trackbacks(0) | |
Vince Watson - Sublimina (Headspace Recordings:hs017cd)
Vince Watson-Sublimina
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いつの間にかひっそりと、そして確実に心を振るわす一枚が発売されています。そう、疾走系デトロイトテクノを作らせたらまず外す事のないVince Watsonのアルバムです。今までもEPで数多くのデトロイティッシュで、テッキーで美しくもアグレッシブな作品を発表していましたが、今度はそれをアルバム通して聴く事が出来るのです。アルバムと言う事もありEPよりは聴く事を目的とした曲が多く、予想以上にメロディアスです。そして柔らかくも神秘的なシンセがガラスの中の乱反射の様に眩い輝きを見せ、どこまでも深い闇の中を照らすかの様です。デトロイトテクノがファンキーさに重点を置くのに対し、Vince Watsonはそういった物は省き音その物の美しさを引き出しているのかもしれません。そういった意味ではEPもアルバムも余り差はないかもしれません。余り変化の無いアーティストなので驚きなどは皆無ですが、期待を裏切る事もない堅実なアーティストだと思います。Funk D'VoidやFabrice Lig辺りが好みな人には、確実にお勧め出来る一枚です。夜に一人しんみりと聴き入ってみましょう。

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| TECHNO2 | 22:00 | comments(1) | trackbacks(5) | |
Fabrice Lig - My 4 Stars Remixed (Kanzleramt:KA119)
Fabrice Lig-My 4 Stars Remixed
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キター━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
Ian O'Brienと言えばフューチャージャズをやったり、テクノをやったり、でも結局スピリチュアルでコズミックな音楽性を持っているデトロイトフォロアーの第一人者。リミックスも半端なく素晴らしい作品が多くて、特に「Jazzanova-Days To Come(Ian O'Brien Mix)」は正に来たるべき未来を表現していたデトロイトトラックだった。そして今またIan O'Brienが神懸かったリミックスを披露。原曲は同じくデトロイトフォロアーのFabrice Lig。それをリミックスしたのだから、デトロイト以上にデトロイト、よりコズミック、よりスペーシーな作品に生まれ変わった。ノンビートの前半は宇宙に飛び立つまでのロケットの様にじわりじわりとエネルギーを溜めている。そして余りにも感動的な余韻を残して、遂には宇宙へ飛び立つ瞬間がやってくる。そして僕らは宇宙へ飛び立ち、一時の宇宙遊泳を楽しむのであった。

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| TECHNO1 | 14:32 | comments(2) | trackbacks(0) | |
V.A. - Kanzleramt Vol.5 (Kanzleramt:KA117CD)
V.A.-Kanzleramt Vol.5
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ドイツは素晴らしいテクノ国家だ。Kompakt、Tresor、Basic Channel、そしてかつてはForce Inc.と言ったレーベルが揃っていて、その水準たるや世界一と言っても過言では無い位だ。そして最近成長著しいのがこのKanzleramtと言うレーベルで、テクノ好きな人ならば既に注目しているであろう。オーナーであるHeiko Lauxや、Diego、Alexander Kowalski、Johannes Heilと言ったアーティストを擁し最近では、Fabrice LigやQuerida(Ian O'Brien)と言ったアーティストまでもが作品を発表している。このレーベルの音はデトロイトテクノを通過したジャーマンテクノとでも言うべき、スタイリッシュでソリッドな作品が特徴でまあどれも似たり寄ったりだが水準は高い。

今回のコンピレーションはレーベルの作品をHeiko LauxがMIXしたと言う事で、購入に至りました。ただのコンピだったら買わなかっただろうけど、MIXCDには弱いですね、僕。ジャケットの裏にBPMが書いてあって、最初は126から始まり、終盤では138まで上げていく盛り上げMIXですね。レーベルの各アーティストの曲もバランス良く使われているのでコンピとして聴く事も出来るし、MIX自体も楽しむ事が出来ると思います。個人的にはやはりQuerida(Ian O'Brien)の曲が、頭一つ抜けているかなと感じました。ちょっと前までは生音重視に走っていましたが、ここに来て原点回帰のエレクトロニックなハイテックジャズ系に戻って来ましたね。はよ、アルバム出せやって感じです(Kanzleramtから出るらしいですけどね…)。他のアーティストの曲はやはり似たり寄ったりかなと思いますが、鋭いシンセとハードな作風は良い感じです。Kanzleramtのアーティストのアルバムは何枚か持っていますけど、ほんとどれも似たり寄ったりなので飽きられるのも早いかもしれないなぁ…と危惧していますが、まあテクノなんて飽きられるの早いしね。じゃあみんな飽きる前に今の内に聴いておくのが、良いんじゃないでしょうか?けなしてるんだか褒めているんだか分かりませんが、今の所僕はこのレーベルは好きですよ。

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| TECHNO1 | 23:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
The Youngsters - The Army of 1-0 (F-Communications:F194CD)
The Youngsters-Army of 1-0
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フランスのダンスミュージックとなると、一般的にはやっぱりDaft PunkとかAIRとかCassiusとかのフレンチフィルターハウスになるんでしょう。だけど他にもChateau Flightって言うお洒落なハウスユニットだってあるのに、世間の目は全く向けられない。なんてこったい。それになんと言ってもフランスと言ったら、あれでしょ、Laurent Garnier率いるF-Communicationsだろーがと突っ込みたい。これを差し置いてフランスのダンスミュージックは語れないだろうがと。でだ、Laurent Garnier自身もデトロイトテクノに影響を受けたトラックは作っているんだけど、レーベル内にはSoul Designer(Fabrice Lig)やそしてこのThe Youngstersなんかも似たような影響を受けているんですわ。この2枚目となるアルバム、発売は丁度一年位前だったかな。アマゾンで値下がりしたのでやっと購入に至りました。いやー、UK盤やフランス盤は高いから参りますわ。内容はどうかって言うと、デトロイトテクノとエレクトロが良い塩梅で混ぜられていますね。上物とかはデトロイトちっくなシャープな切れ味があるし、ベースはぶいぶい太っく唸っているし、同じくフランスのAgoriaさん(要注目!)と似ているね。まあオリジナリティみたいなのを感じる訳じゃないけど、堅実な出来で安心して聴く事が出来るんじゃないかと。憂いのあるダークなテクノだが、そのせいか時折見せる荘厳で美しい展開にははっとしてしまう。名前もジャケットもちとださいが、内容は安心して下さい。

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| TECHNO1 | 18:50 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Tread - Tread 4 (NORM:nocd-004)
Tread-Tread 4
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先日Unitでワタナベヒロシさんと遂にお会いする事が出来てお話もしたのですが、NORMのスタッフの方ともお目にかかる事が出来ました。このNORMと言うのは、ワタナベヒロシさんとキタハラタケヒコさんのユニット、TREADが所属するレーベルです。TREADは多分キタハラさんが主にビジュアル面を担当し、音楽面をワタナベさんが担当しているのでしょう。TREADの1-4はボーダーシリーズと言う事で、ジャケットは全てボーダーになっています。Tread 3は以前にも紹介した通り緩い温かみのあるリスニングミュージックです。美しい音色にしっとりした感じですが、この最終章Tread 4では以前と似ていて少し異なる物があります。それは音の質感です。元々人間味溢れる温かみのある音だったのですが、今作では更に有機的な質感も持ち合わせより情緒的になりました。実際に生楽器を使っているのかもしれないですね、どうなのでしょう。ドラムの音なども随分湿っぽくなっていますし。このアルバムも評判は上々で、「Last Resolution」と言う壮大でメロディックな曲は眉唾です。Fabrice Ligもフェイバリットに入れていた位です。勿論どの曲も部屋で落ち着いて聴くにはぴったりな、しっとりとしたリスニング向けの音楽です。Tread 4で終わりだと勘違いしている人も結構いるみたいだけど、ボーダーシリーズが終わりなだけなので今後にも期待しましょう。

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| TECHNO1 | 21:23 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2004/12/31 FREEDOM VILLAGE COUNT DOWN 2004-2005 @ パシフィコ横浜
あけましておめでとうございます。
皆様はどんな年越しを過ごしたでしょうか?
僕はFREEDOM VILLAGEで年越しを過ごしました。

まず結果から言うと少々ご不満でございます。と言うのも期待のアレがつまらんプレイをしたもので…。まずは11時位に会場について早速DJ KRUSHを見に行くが、肌に合わず5分で退散。EYEに移動すると踊りやすいハウスセット。こっちの方がいかにもパーティーな感じでした。お酒をぐびぐび飲みつつX-PRESS 2が始まると、そっちに移動。10分間聴いてロックなノリだったのですぐにEYEに戻り、カウントダウンを待ちます。年越しの曲は…「炎のファイター/イノキ・ボンバイエ」。こんな曲で年越しを迎えた瞬間に何かパーティーの悪い予感を感じました。その後X-PRESS 2がどうなっているか見に行くとテクノっぽくはなっていましたが、そこでメールが入ります。「kahansinのTechno Memo」のkahansinさんからお呼びがかかって、kahansinさんグループに会いに行きました。
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| EVENT REPORT1 | 16:06 | comments(3) | trackbacks(2) | |
Soul Designer - Walking on a Little Cloud (F-Communications:F152CD)
Soul Designer-Walking on a Little Cloud
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Fabrice Ligがデトロイトテクノを継ぐ者として発表したアルバムがSoul Designer名義のこのアルバム。曲名からして内容が想像出来る物ばかり。「Sweet Harmonies」「Emotional」「Street Jazz Variations」「Detroit Sound」「Tech Do Brasil」等分かりやすいなw。確かにデトロイト直系で揺れまくるエモーショナルなシンセが良い感じです。非常に洗練された音でシンプルに作られています。案外ジャジー度も高く、Fabrice名義よりは家で聴く感じかな。中には4つ打ちのクラブ仕様な曲もあって、再度聴き直したら「Tech Do Brasil」はModuleでのプレイで使われていた事に気付きました。しかしこのアルバムの乾燥具合は凄いね。全てにおいてからっとしてる。これは好みが分かれるに違いない。でも信頼出来るF-COMからなので、勿論内容はお墨付きです。

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| TECHNO1 | 21:27 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2004/11/02 Module 3rd. Anniversary feat. Fabrice Lig
Fabrice Lig@Module
Greetings for the 3rd anniversary of module Fabrice Lig
DJs:Fabrice Lig、Kentaro Iwaki a.k.a Dub Archanoid Trim、Takamori.K

一年ぶりのFabrice Lig来日と言う事で行ってきました。早めに行って11時過ぎに到着。最初はTakamori.Kでダビーテックハウス中心。こうゆうのはあまりクラブで聴いた事が無かったけど、上げすぎず緩すぎず心地よいです。Francois K.のDeep SpaceやSteve BugのPoker Flatとも共振するような感じです。相変わらず大人気のJoris Voorn-Incidentも回してました。レコード持ってくる枚数が少なかったのか、同じ流れで同じ曲を2回使用する事もありましたが徐々に盛り上げてくれて良かったです。そして1時前に予想外にFabriceがDJをスタート。
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| EVENT REPORT1 | 14:39 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Carl Craig - The Workout (React:REACTCD227)
Carl Craig-The Workout
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デトロイトテクノの発展の中心となっていたCarl Craigはアーティストとして超一流だと思います。でも昔のDJMIXを聴くとしょぼ〜って感じで、実際生でDJを聴いた時もあんまり興奮しなかった記憶があります。そんな彼も最近はなかなかのプレイをするようになったと、このMIXCDを聴いて思いました。2枚組、どこをとってもデトロイト。と言っても結構ハウスよりなMIXで、丁寧で大人しめ、部屋でまったり聴く感じです。お薦めは2枚目の方で、開始からNewworldaquarium→Terry Brookes→Soul Designer(Fabrice Lig)の繋がりは格好いいですね。Niko Marks、Urban Culture(Carl Craig)、Aardvarckとかその他もろもろデトロイト風味の曲が使われていてジャジー、テクノ、ハウスを上手く使い分けています。テンションを上げずにミドルテンポでムーディーで良い感じだけど、Carlが凄いって言うか選曲が良いだけなんだろう。いや、それでもデトロイト好きな人にはよだれが出る選曲に違いない。Carlが本気になったせいか曲毎の頭出しは無し、最初から最後までノンストップで聴くしかない。入門編の為にも、頭出し位はつけてやれよと思いました。発売元のレーベルは倒産済みなので、見かけたら早めに購入するのが吉でしょう。

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fabrice Lig - Roots Of The Future (Raygun Records:RG017CD)
Fabrice Lig-Roots Of The Future
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遂に明日、Fabrice Ligが再来日します。Mad Mikeも認めたデトロイトフォロアー。Laurent Garnierにも認められF-COMからも作品を出し、Kevin SaundersonのレーベルKMSのEPにもリミックスが収録され、Carl Craigも彼の作品を回しとにかくデトロイトフォロアーと言えばFabrice Lig。このアルバムも勿論デトロイトテクノ好きには太鼓判を押して薦められる物となっています。キラキラ、ピコピコするシンセが特徴でもろにアナログっぽい少し前の音なんだけど、それが正にデトロイトっぽいかな。「Escape from Nowhere」みたいにアグレッシブな曲もあれば、「Shame Out」みたいに哀愁を感じさせるソウルフルな曲もあり。そして一押しは「Thru Your Soul」、ソリッドなシンセにポップなヴォーカルが乗り、サビでは哀愁のあるシンセが響きまくる名曲。メロディー作りも上手いけど、この人って案外パーカッションの使い方も上手くてシャッフル感は素晴らしいですね。Mad Mikeも絶賛するのは当然ですね。去年のパーティーの時は当然デトロイトクラシックを回しまくっていたので、今年も期待大!

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| TECHNO1 | 18:52 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
2004/11/02 3RD.ANNIVERSARY feat. FABRICE LIG @ MODULE
2004/11/05 Cristian Varela、Ken Ishii @ ageHa
2004/11/12 CLUB PHAZON @ LAFORET MUSEUM ROPPONGI
DJ:Richie Hawtin、Ricardo Villalobos
2004/11/13 Present @ ageHa
DJ:Inoue Kaoru -exclusibe long set-
2004/11/19 VADE @ WOMB
SPECIAL GUEST DJ: JOEY BELTRAM、DEETRON
2004/11/19 RHYTHM & SOUND with PAUL ST. HILAIRE @ YELLOW
2004/11/20 DJ:DJ SPINNA LIVE:ANANDA PROJECT、KENNY BOBIEN @ YELLOW
2004/11/27 Oliver Ho @ AIR
2004/11/27 SECRET SERVICE meets KOMPAKT NIGHT Vol.6 @ UNIT
LIVE:THOMAS FEHLMANN DJ:Kentarou Iwaki、KAITO
2004/12/04 KERRI CHANDLER @ YELLOW
2004/12/10 SPACE LAB YELLOW'S 13TH ANNIVERSARY PARTY @ YELLOW
DJ:Lil Louis
2004/12/18 CARL COX @ YELLOW
2004/12/20 LAURENT GARNIER @ YELLOW
2004/12/22 FRANKIE KNUCKLES @ YELLOW
2004/12/25 FUMIYA TANAKA @ YELLOW

デトロイトテクノ好きとしてはファブリスリグは外せません。
ベーシックチャンネル好きとしてはRHYTHM & SOUNDは外せません。
トーマスフェルマンとカイトが一緒に見られるのも良いです。
リルルイスは最後のDJプレイをするらしいです。イエローがパンクしますね。
ローランガルニエが一年に二度も来るなんて、良くやったイエロー。
その他色々、年末に向けてイエローが特に頑張っています。
ageHaやAIRも後で豪華なイベントを発表するだろうけど、体が足りませんね。
| UPCOMING EVENT | 22:00 | comments(6) | trackbacks(0) | |