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2013/7/7 茶澤音學館 Presents Sadar Bahar Japan Tour 2013 In Tokyo @ Cay
昨年、とあるアーティストにSadar Baharと言う凄いアーティストがいるから次回来日した際には是非聴いてみてと助言を頂き、その後にSadarが手掛けたコンピレーション・アルバムを手にしたところ、全く知らない7〜80年代の古いディスコやファンクばかりなのに余りのかっこよさに衝撃を受けた。そして遂に再来日の時期がやってきた。パーティーのアーティスト紹介によればSadar Baharは、Ron HardyやFarley "Jackmaster" Funk、Frankie KnucklesにSteve "Silk" Hurleyと言ったシカゴ・ハウスの伝説的なDJに影響を受けDJへと足を踏み入れたそうで、トラックメーカーとしてではなくDJ業のみで30年以上活動を続けている。DJとしての活動のみなので決して知名度が高いわけでもなく初めて来日したのも2009年頃だが、しかしそれだけで30年以上の活動を継続出来る背景にはきっと何かがあるのだろう。今回は青山はCAYでのサンデーアフタヌーンパーティーへと、そんなSadarの音楽を体験しに遊びに行ってきた。
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| EVENT REPORT4 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Gene Hunt Presents Chicago Dance Tracks (Rush Hour Recordings:RH115CD)
Gene Hunt - Presents Chicago Dance Tracks
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シカゴ・ハウスの氾濫。間違いなく皆が感じているであろうシカゴ・ハウスの逆襲は、遂には未発表音源の発掘にまで至る。元々CDRなど無かった80年代、出来上がった曲はオープンリールと言うテープに記録され、それをDJがクラブで使用してフロアの反応を見ていたそうだ。そう云ったアーティストが制作した新譜は別のDJに手渡されリリースまでに漕ぎ着けた物もあれば、そのまま日の目を浴びる事なく倉庫の奥底に追いやれてしまう事もあったであろう。時代の流れと共に多くの遺産は、そのまま封印されてしまった…が、今やシカゴ・ハウスの時代が戻ってきている。そして一際その流れを作り出しているオランダのRush HourとシカゴのベテランDJ:Gene Huntが手を組み、彼がかつて友人から手渡された1982〜1989年までの時代に埋もれし作品をコンパイルしてしまった。勿論どれも未発表かつヴァイナル化されていない貴重な作品なのは言うまでもなく、Larry Heard、Farley "Jackmaster" Funk、Lil Louis、そしてRon Hardyら大御所までの作品が眠っていた事自体に驚くであろう。今これらの楽曲を聴いてもダサい、古臭い、そう云った言葉が思い浮かぶのは当然で、TR系の渇いたキックやパーカッションやチープなアナログシンセが生み出す荒削りな初期シカゴ・ハウスが、如何に理論よりも衝動や勢いを重視していたかは聴けば納得するであろう。平坦でドタドタしたグルーヴ、質素で味気ない音質など確かに完成度と言う点においては足りない点もあれど、しかしファンキーさを超越したマッドな悪意さえ感じられる不穏な空気に神経も麻痺させられるであろうし、シカゴ・ハウスの最初期の時代を感じられる事に意義があるのだろう。

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| HOUSE7 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Trax Re-Edited : The Original Chicago House Label Reborn (Harmless:HURTCD098)
Trax Re-Edited The Original Chicago House Label Reborn
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シカゴハウスの歴史において重要な位置付けである二つのレーベル、一つはDJ International、そしてもう一つがTrax。なんでも2010年はTraxの創立25周年だったそうで、Harmless RecordsとDJhistory.comがチャット上でのその為に何か記録を残したいと言う話題が発展し、この度このTrax Re-Editedコンピレーションへと結実しました。Trax Recordsに関して言えばシカゴハウスの基礎となる音を形成したレーベルでもあり、アシッドハウス拡大に貢献したレーベルでもあり、そして音楽で一儲けしたいと淡い夢を抱いたアーティストが集結したレーベルでもあります。才能や理論に後押しされた音楽性ではなく、衝動や欲望を優先して作られたある意味一発屋みたいなアーティストも多かった。がそれでもそこにはハウスの初期衝動と可能性があったのでしょう。そんな偉大なるレーベルの音源をリエディットするのだからきっと大胆な事は出来なかったのであろうか、結論から言えばまあ予想通りでオリジナルの良さを越えられない平凡なリエディット集になっています。オリジナルの雰囲気はそのままに曲尺を伸ばしたり、ミニマルな展開でDJユースにしたりと使い勝手は良くなっているものの、25周年記念としての意味合いは正直余り無いかなと。オリジナルから遠からず的なトラックが多いので、入門者向けにシカゴハウスの歴史の道標としては意味合いがあると思います。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Trax Records The 20th Anniversary Edition Mixed By Maurice Joshua & Paul Johnson (Trax Records:CTXCD5001)
Trax Records The 20th Anniversary Edition Mixed By Maurice Joshua & Paul Johnson
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取り合えず本日で一旦シカゴハウス特集は終わり。最後はシカゴハウスにおいて最も重要な二つのレーベルの内の一つ・Trax Recordsについて。自分は勿論Trax Recordsが設立された当時(84〜85年?)はまだお子ちゃまな訳で当時の状況に関しては詳しく知らないのですが、Larry Shermanによるレーベル運営に関しては相当酷いもんだったらしいです。レコードの売り上げに対しての対価を払わないだとか(Larry Heardはその事のうんざりして自分のレーベルを立ち上げた)、最も有名な酷いエピソードはレコードプレスには材料費がかかるので、売れ残ったレコードを買い集めてそれを再プレスし販売していた(だからTrax Recordsのレコードの音は悪いそうです)とか、とにかく無茶しまくり。それにやたらめったら何でもかんでもリリースしていたから、音楽の質にもばらつきがあって決して優良なレーベルであるかと言うとそうでもないんです。それでもAdonis、Phuture、Joey Beltram、Larry Heard、Marshall Jefferson、Vincent Lawrence、Sleezy D、Frankie Knuckles、Armando、Farley Jackmaster Funkを含め多くの素晴らしいアーティスト達がここを経由して行った事を考えると、やはりシカゴハウスだけに限らずハウスと言う音楽においてとても重要な存在であった事は否定出来ません。

さて前置きはそれ位にしてそんなTrax Recordsの20周年記念盤が本作。1、2枚目はMaurice JoshuaとPaul JohnsonがTrax音源を使用しミックスを施していて、3枚目はアンミックスのコンピレーションとなっております。チープでファンキーなシカゴハウスや毒々しいアシッドハウス、そしてディスコな歌物までTraxの魅力が満載で、80年代のハウスの流れを知るには十分過ぎる内容となっております。音楽としての完成度は決して高い訳じゃないから聴く者を選ぶ感じなんだけど、ハウスについて掘り下げようと思うなら決して避けては通れないですね。

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Check "Paul Johnson" & "Maurice Joshua"

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| HOUSE4 | 21:15 | comments(6) | trackbacks(1) | |
Farley Jackmaster Funk - Trax Classix (Trax Records:CTXCD5012)
Farley Jackmaster Funk-Trax Classix
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もう名前からしてかなりぶっ飛んでいるいるFarley Jackmaster Funkは、シカゴハウスのオリジネーターの一人。名前がファンクを乗っ取る総長ってカッコ良すぎでしょう。さてこの人はハウス黎明期に活躍していたレジェンドの一人であるらしいのですが、このコンピに詰まっているハウスを聴けば誰しもその音の古さから時代を感じるはずでしょう。ぶっちゃけ言っちゃうと粗悪で安っぽいハウスばかりなのさ。それも当然でハウスってのは安いリズムマシーンやらシンセとかを使用して作られていた訳で、その上この人も含め初期ハウスのアーティストは音楽的な理論や技術は現在の人達と比べると余り持ち合わせていなかったと思うんですよね。じゃあそんな彼らが唯一勝っている物があるとすれば、それは衝動的なエネルギーだったと思うのです。ほんとアイデア一発と言うか思い付きと言うか、取り合えず適当にやったら出来ちゃったって感じなんですよね。本作に収録されている曲だってちょっとしたリズムトラックにボイスサンプルが繰り返されるだけの曲もあるし、それ以前にリズムトラックもドタドタとしていてどこか垢抜けないんですよね。でもそれが何故かファンキーに聴こえるのが、初期ハウスの妙。例え良い機材が無くとも、例え技術が無くとも、アイデアや勢いがそれらを凌駕出来る事を証明しております。生まれたばかりのシカゴハウスがどんなであるかを知るには、丁度良いアルバムなんじゃないでしょうか。

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Check "Farley Jackmaster Funk"
| HOUSE4 | 21:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |