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Feater - Time Million Feat. Vilja Larjosto Remixes (Running Back:RBFEATERRMX1 / RBFEATERRMX2)

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鬼才集結。Running Back傘下に設立された非ダンスをコンセプトにしたRunning Back Incantationsからリリースされたアルバム『Socialo Blanco』、こちらはDaniel MeuzardことFeaterが手掛けるフォークやアフロにバレアリックなどが無造作に入り組んだ不思議な音楽だったが、それに先駆けてリリースされたシングルには、チリアン・ミニマルのトップであるRicardo Villalobosとフランスからの独創的なハウスを手掛けるPepe Bradockがリミックスを提供しているのだから(他にはPangaeaやKrystal Klearも名を連ねている)、Feater自体に興味は無くともそのリミキサー陣に食指が動かずにはいられないだろう。これだけの強烈な個性が揃ったのだから最早原曲がどうだったかという説明は不要で、当然リミックスは彼らの個性に塗り替えられている。全て同一曲である"Time Million"のリミックスなのだが、"Pepe's Hardclippig Remix"は鋭角的なリズムを隙間を目立たせながら浮かび上がらせ、線の細さを強調しながら軽く疾走する彼特有のハウスのグルーヴがあり、前半は随分と無味乾燥ながらも掴み所の無い彼らしい幻惑的なメロディーで酔わせられる。しかし中盤移行でビートレスになった瞬間、ようやく原曲にあったうっとり甘いボーカルが現れると途端に艶っぽく感情性を増すが、その時間を過ぎると再度鋭く繊細なビート重視な展開へと回帰したり、そこからまたうっとりした歌のみを浮かび上がらせたりと、長い曲調の中でがらっと世界観を切り替える展開があるからこそ盛り上がる曲構成になっている。対して"Villalobos Vocal Mix"は前述のドライな曲調に比べるとやはり湿り気を帯びた沼の感覚が続くじめじめしたミニマルで、土着的なパーカッションを用いながら朗らかな旋律と優しいボーカルを前面に出しながらも、しかしトリッピーな効果音やファンキーなギターをひっそりと鳴らしてオーガニック性も付与させ艶かしく演出。大きく変化する事なく永遠とも思われる時間を、ずぶずぶ酩酊しながら過ごす期待通りのミニマル・ファンクだ。




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アナログでは2枚目となるこちらは前のEPのダブ・バージョンという位置付けだ。"Villalobos Dub Mix"は基本となるトラック自体はボーカル・ミックスと差はないが、ボーカル自体を歪ませて酩酊感を増した加工を加えており、もはや歌が歌として存在せずに効果音的に用いられる事でVillalobosの妖艶なミニマル・グルーヴがより際立つ事になっている。"Pepe's Often Bachapella"はそのタイトル通りに歌や上モノだけを抜き出して他の曲とのミックスに用いる事が出来るツール仕様、そして"Pepe's Bonus Bit"は逆に歌を全て排除してそのトラックだけで聞かせる事でBradockの奇妙な音響を持ちながらも軽快で切れ味のあるハウス・グルーヴが強調されたこちらもツール性を増しており、VillalobosにしろBradockにしろ引き算の美学を匠に実践している。

残りの3枚目はPangaeaやKrystal Klearらがリミックスを提供しているが、アナログだと3枚に分かれているもののデータ配信では3枚がバンドルされた仕様でも販売されているので、楽に全て揃える事が可能だ。何はともあれ、ネームバリューだけ見ても話題性十分な3枚組、出来もそれぞれの個性が反映された素晴らしい内容なので聞いて損は無い。



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| HOUSE14 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |