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Takuya Yamashita - Daybreak (Mirko Loko Remixes) (Cadenza Records:CADENZA 89)
Takuya Yamashita - Daybreak (Mirko Loko Remixes)
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アナログ中心で新作を追いかけていると、デジタルのみでのリリースが増えている現状においてはどうしても隠れた原石がこぼれ落ちてしまう事もある。元々友人からもFunk D'Voidが主宰するOutpost Recordingsから日本人による素晴らしいトラックが配信でリリースされているとは聞いていたものの、結局オリジナルのリリースから一年以上経過しCadenzaからリミックスがアナログでリリースされた時に、ようやくそのアーティストに注目する事が出来た。そのアーティストこそ山下拓也で、"Daybreak"のオジリナルではデトロイト・テクノにも通じるような情緒感が溢れるコード展開と疾走感のある引き締まったリズムトラックで、力強さの中にも熱き感情が迸るトラックを披露していた。そんな曲に興味を持ったのがCazenzaのMirko Lokoで、複数のリミックスを手掛けた上でリリースにも協力してくれたそうで、遂に山下拓也の作品がCadenzaからリリースされたのだ。"Mirko Loko Main Version"は原曲の幻想的なコード展開を用いつつも、リズムは完全に変則的に鳴るパーカッションで上塗りされ、スピード感のある突進力ではなく繊細なパーカッションによるハウシーなグルーヴが強調されたおかげで、甘美なロマンスが前面に出て意識も融解するドラマティックなテクノへと変容している。"Mirko Loko Taiy Version"ではリズムがより荒々しくダイナミックな動きを見せながらも、しかしそのキックは控えめな分だけよりもメロディーの美しさが際立ち、パーティーに於ける朝方の微睡む時間帯にもうっとり夢を見させてくれそうなリミックスとなっている。原曲のイメージがメロディーの形としては残りつつも、曲調を完全にMirko Lokoの個性で上塗りしたリミックスとして素晴らしい出来だ。



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| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Marc Romboy & Ken Ishii - Taiyo (Sublime Records:XQLP1001)
Marc Romboy & Ken Ishii - Taiyo
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日本が世界に誇るテクノ・ゴッド(と今も呼ばれているのだろうか?)、ケンイシイが今年で世界デビューから20周年だそうで、その特別企画としてドイツのMarc Romboyとのコラボレート・アルバムを発表した。しかしMarc Romboyの事を全く知らないので如何様な相互作用が働くのか全く未知数であったのだが、結果としては面白い事にケンイシイの初期の頃に発せられていた音が戻ってきているように感じられた。前作"Music For Daydreams"(過去レビュー)はダンス・ミュージックと言う枠を飛び越えて、ある意味ではコマーシャルではあるが幅広いリスナーに訴えかける挑戦的な作品だったと思う。本作はむしろ逆で昔からのファンを心底喜ばせるあの"Flare"名義の光線を発するような凛としたシンセ音が鳴っており、恐らくMarcの要素であろうパワフルで骨太なリズムトラックが下地となって強いグルーヴを生み出しているが、そのムード自体は決して弾けているわけでもなく非常に内向的で思慮深い。確かにダンストラックにはなっているもののミニマルかデトロイトかハウスなのか、区分けの難しさはKen Ishiiらしさを強調する事となり、日本発のテクノとして唯一無二の個性を再度放ち始めている。2枚目はケンイシイが嘘偽りなく好きであろうアーティストによるリミックス集で、Max Cooper、Hideo Kobayashi、Dave Clarke、Funk D'Void、Heiko Laux & Diego Hostettler、DJ Wadaなどがリミックスを手掛けている。メロディーを強調したりミニマルに削ぎ落としたり、アーティストの個性を塗り被せながらフロアを意識したテクノへと変わっていて、より現場感のあるダンストラックを堪能出来るリミックス集だ。対象となるリスナーの面は決して広いとは言えないが、しかしKen Ishiiらしさを体験するのであれば本作のような作品こそがと断言出来るアルバムだ。

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| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Funk D'Void - Balance 022 (Balance Music:BAL006CD)
Funk DVoid - Balance 022
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大物のテクノ/プログレッシヴ・ハウス系のDJを起用して人気を博しているミックス・シリーズ"Balance"の最新作は、グラスゴーを代表するテクノ・アーティストであるFunk D'Voidが担当している。綺麗目のテック・ハウスや壮大な展開のプログレッシヴ・ハウスもこよなく愛すD'voidならば、このシリーズに起用されるのも至極当然であり、恐らく多くの人が彼に期待しているミックスを期待通りに手掛けている。本作では彼自身のルーツをも意識してミックスしたそうで、CD1にはLos Hermanos、Vince Watson、Spirit Catcher、Delano Smith、Monty Lukeなどデトロイト周辺、またはそれに影響を受けたアーティストの曲が多く収録されている。基本的には4つ打ちのダンススタイルではあるが無闇にアッパーにする事もなく、D'Voidらしい透明感や清潔感を保ちながらテクノ/ハウス/ミニマルを滑らかに綱渡りするスタイルだ。高低差のある山と谷を行き交う派手は展開は無いが、スムースなミックスによってじわじわとD'Voidのテッキーな世界へと引きずり込む手腕はなかなかのもの。一方CD2の方は真夜中の熱狂的なダンスフロアからは少々距離を置き、どちらかと言えば朝方になりなだらかに終焉に向かって行くような、またはベッドルームでのBGMにも適したリスニング系として選曲されている。Lucid Nationのシネマティックな曲から始まり、Kolomboによる極上のバレアリックを通過後、Steve Reichによるミニマルなアンビエントの"Electric Counterpoint"へと繋がる序盤の流れは本当に素晴らしい。その後Space Dimension Controllerの切ないスペーシーなテクノである”Journey To The Core Of The Unknown Sphere"、Vince Watson変名の男泣きアンビエント"Celtic Beauty"、Joris Voornによる"Re-2001"など幻想的なシンセの壁に包まれ、そこから流麗なテック・ハウスで穏やかな波に揺られつつ終盤ではファンキーな流れでクライマックスを迎える。2枚組と言う事で少々情報過多な量に食傷気味になるのも否めないが、そこは2枚のCDでコンセプトを分けた点である程度は解消されているし、Funk D'Voidらしさは期待を裏切る事なく表現されていると思う。

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| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Chymera - Dreamrunner (Outpost Recordings:Outpost003)
Chymera - Dreamrunner
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Funk D'Voidが新たに立ち上げたレーベル・Outpost Recordingsの新作は、アイルランドの美麗テックハウサー・Chymeraが担当。Funk D'VoidもChymeraもハウシーなグルーヴとテッキーなシンセサウンドを得意としており、レーベルとの相性は抜群。薄く延びる綺麗目のシンセストリングス、逆に重厚でドラッギーな印象のシンセの両方でグイグイと引っ張る本作は、テクノ方面よりはやはり壮大な展開や空間系が気持ち良いプログレッシヴハウス方面でブレイクしそう。テンポはそれ程早くもないですが、じわじわとピークにまで抑制しつつ溜めのある展開なので、長い時間をかけてフロアを盛り上げられるのでは。そして裏面にはなんとレーベル主宰者であるFunk D'Void本人がリミキサーとし登場。オリジナルも良いけれどやはりFunk D'Voidは別格、よりハウシーで滑らかな流れがあり、そして透明感と艶のあるシンセストリングスは彼の専売特許。オリジナルよりも更にエモーショナルなテックハウスで、完全にFunk D'Void色に染め上げたリミックスです。

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| TECHNO8 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/03/21 Spinning @ 渋谷 Bar&Cafe特異点
レギュラーパーティー化する予定の"Spinning"、無事終了致しました。お越しくださった皆様、どうもありがとうございました。そしてパーティーを知らずに飲みに来たお客さんの一人が、実は自分も読んでいるブログの管理人だったり、世界は狭いな〜とびっくり。

DJの平均年齢が30歳を越すロートルなパーティでしたが、各人の好みが出た音楽を十分に堪能出来ました。一番手のShooterさんはメタル〜ヒップホップ〜ポップ〜ダブステップなど、彼がブログで紹介している音楽を色々とプレイ。次のTakeshtさんはジャズっぽいのにデトロイト系の音も混ぜて洗練された音楽。beatjunkieさんはニューウェーブに2000年前後のハードテクノを織り込んでがっつんがっつんとハードに。

beatjunkieさんが盛り上げてくれて、自分は最後にプレイ。折角だし新曲を多めにやろうと言う意識が強すぎたのか、う〜んあまり良い流れを作れなかったよ…。緊張と酔いの為か、ミックスも全然合わせられなかったな。

何はともあれ自分の好きな音楽をプレイ出来る機会があり、程々に満足出来ました。また次回開催出来るように努めますので、皆様どうぞ宜しくお願いします。

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| EVENT REPORT2 | 11:30 | comments(7) | trackbacks(2) | |
Rasmus Faber - Love : Mixed (Victor Entertainment Japan:VICP-64065)
Rasmus Faber-Love : Mixed
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ハウスシーンでの"Ever After"の大ヒットにより日本でも名を知られる事になったRasmus FaberのMIXCD。正直な事を言いますと"Ever After"で僕もファンにはなったものの、その後のコンピやMIXCDの乱立リリースや曲の質の低下、そして乙女ハウスブームなるものの枠に入れられてしまった事により自分も距離を置いていたのですが、このMIXCDはそんな失望を払拭する好内容。オープニングの"Ever After"の2008年バージョンはキックを硬めに全体的にエレクトロニック化したフロア向けのトラックになっていて、一気に心を鷲掴み。その後は甘くてポップなメロディーを基調にしつつも、テッキーなトラックを中心に滑らかに徐々に盛り上げていく正にフロアを意識した展開が待っております。トラックを見ればReel People、Ananda Project、Blaze Vs. Funk D'Voidなどブームとは関係無い位置に存在するアーティストが多く、そしてシカゴハウスの古き存在であるDajaeまで収録されているのには、Rasmus Faberが商業ベースだけではなく音楽的な質を求めてこのMIXCDを制作した事が窺えるはず。Rasmus Faberが作るオリジナル音源はちょっと甘すぎてダメだって人も、このMIXCDはそんな甘さも活かして力強いキックで引っ張っりドラマティックに盛り上げてくれるんで、これならお勧めかと思います。真夏のビーチで聴きたい盛り上がる一枚。

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| HOUSE5 | 08:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/07/03 (FRI)
UNIT 5th Anniversay Party
Live : SILVER APPLES, Buffalo Daughter, SALMON feat. MAKI999
DJ : KENJI TAKIMI, DJ NOBU, CHIDA, DJ KIMI

2009/07/10 (FRI)
CABARET Celebrate the 5th anniversary of UNIT!!
DJ : DANIEL BELL, CASSY

2009/07/10 (FRI)
Bound for Everywhere -3rd Anniversary- @ Wedge
DJ : Calm

2009/07/11 (SAT)
MILD SEVEN presents BLUE WINDY NIGHT @ ageHa
DJ : Francois K, Derrick May

2009/07/17 (FRI)
THE BEACH @ MICROCOSMOS
DJ:Toshio Matsuura, Kaoru Inoue

2009/07/19 (SUN)
MIDNIGHT DJ LOUNGE “human” @ MICROCOSMOS
DJ : Nick Jones, Aron T

2009/07/19 (SUN)
Francois Dubois aka Funk D' Void Japan Tour Osamu M&Satoshi Fumi "Outerspace" Release Party @ Womb
DJ : Francois Dubois a.k.a. Funk D'Void, Osamu M, Satoshi Fumi

2009/07/31 (FRI)
WARRIOR ON THE DECKS Launch Party @ Air
DJ : Ken Ishii

スケジュール的に行けないのが多いです。ミクロコスモスの"The Beach"なんか楽しそうで行ってみたいのに。デリック×フランソワは流石に来日し過ぎて、有り難みを全く感じなくなっているこの頃。月末のケンイシイは久しぶりに行きたい。GWはクラシック回しまくったそうで、今回も期待したい。
| UPCOMING EVENT | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kevin Saunderson - KS01 (Hi-note Music UK:66)
Kevin Saunderson-KS01
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ズンドコズンドコな懐かし目のトラックを多用したKevin Saundersonの素晴らしいMIXCDが何故かリイシューされております。元々は"Trust The DJ"と言うレーベルが多くの有名なDJにミックスCDを依頼してシリーズ化されていたんだけど、突如レーベルが倒産してしまった様なんですよね。まあとにかくそれらのシリーズの中でもKevinのシリーズは特に素晴らしいのですが、その第一弾は今聴くと時代を感じるハードでトライバルで、時にデトロイトのメロディアスなトラックを差込み、緩急自在のアッパーで疾走感に溢れた一枚となっております。"Remainings III"や"Rippin' & Dippin'"らのハードテクノ、"Diabla"や"Blackwater"や"Casa Cougat"などのデトロイトテクノ、そして一世を風靡したラテントライバルの"Love Story"などヒット曲多数とくれば、当然盛り上がらない訳がない。敢えてそんなに説明する必要も無い程に分かり易い痛快なテクノで、個人的には近年流行っているぬるいミニマルよりは断然こっちを気に入っております。勿論ディープで緩く効いてくるミニマルも悪くはないけれど、テクノって言う音は正にこんなKevinのプレイみたいなのだと僕は思うのですよ。派手なイコライジングなんかもかまして、ズンドコズンドコとお祭り騒ぎでえーじゃないかえーじゃないか。多くのDJがミニマル一辺倒になった今でも、Kevinはミニマルに傾倒せずに比較的スタンスを変えていないので安心出来るお方です。

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| TECHNO6 | 18:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2008/09/05 (FRI)
SQ presents AGORIA WORLD TOUR'08 @ Unit
DJ : Agoria, R.i.v.e.r, Dr.Shingo

2008/09/06 (SAT)
FLOATRIBE @ Unit
DJ : Kaoru Inoue, Kentaro Iwaki
Live : Kentaro Iwaki×Toshizo×Nori

2008/09/12 (FRI)
PUBLIC IMAGE @ Mado Lounge
Special Guest DJ Set : First Transmission From Jeff Mills
Live : Ryo Murakami
DJ : Akr, Sisi, Zuyack

2008/09/13 (SAT)
MINUS CONNECTED #04 -PLUS8 SPECIAL
DJ : Adam Beyer, Akr

2008/09/19 (FRI)
Endless Flight @ Unit
Guest Live : Isolee
Live : Koss aka Kuniyuki
DJ : KZA, Toshiya Kawasaki

2008/09/19 (FRI)
In:Flame @ Air
DJ : RAUDIVE a.k.a. Oliver Ho, DJ Sodeyama, Takuya

2008/09/20 (SAT)
NIXON presents "om:tokyo" @ Liquidroom
DJ : Mark Farina、J-Boogie、Anthony Mansfield、Groove patrol
Live : Samantha James

2008/09/22 (MON)
CHaOS @ Womb
DJ : Fumiya Tanaka, Zip

2008/09/26 (FRI)
AIR 7th Anniversary [01] @ Air
DJ : Ken Ishii, Kaoru Inoue, Ryota Nozaki, DJ Sodeyama, ☆Taku Takahashi

2008/09/26 (FRI)
Taicoclub Presents So Very Show! @ Womb
DJ and Live : Jimmy Edgar
Live : De De Mouse
DJ : Kaoru Inoue

2008/09/27 (SAT)
WOMB Presents W @ Womb
DJ : Steve Bug, DJ Wada

2008/09/27 (SAT)
Directions @ ageHa
DJ : Funk D'Void, Osamu U

2008/10/04 (SAT)
CLASH39×STANDARD @ ageHa
DJ : Francois K., Ken Ishii

2008/10/04 (SAT)
Animismic ~Deep Spiritual and Organic~ @ Unit
DJ : Ron Trent, DJ Olive

久しぶりのジェフミルズ。2010年1月1日12:01AMに東京に帰還するらしいけれど、2009年〜2010年はカウントダウンで来日って事ですよね?それまではもうジェフは来日しないそうなので、今回は何としても行かないと。10月4日はフランソワ、ケンイシイ、ロントレントが被ってしまった。迷うなぁ…。
| UPCOMING EVENT | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Funk D'Void & Sian - Ginebra (Soma Quality Recordings:SOMA230)
Funk D'Void & Sian-Ginebra
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Somaの代表的アーティスト・Funk D'Voidはマイペースで良質な作品をリリースしているので、自分も彼のEPは大抵購入しております。作風的には初期のアグレッシヴな感じから最近になるにつれて落ち着きと深みを感じさせるベテランらしい作風に多少は変化を見せますが、流麗なシンセの使い方自体は現在でも健在です。まずA面のFunk D'Voidのリミックス、やはりちょい緩めのディープなテックハウスですがクリッキーなパーカッションが特徴的。そして途中から入る相変わらずの透明感・清潔感溢れるシンセが彩りを添えて、享楽的な流れに突入。言う事無しの高品質な一曲です。B面にはSianと言うアーティストのリミックスが収録されており、こちらは流行のミニマル色を強めた作風。展開が少なめでモノトーンな音色なので、フロアの熱冷ましに丁度良いのかなと思います。やはりFunk D'Voidのリミックスの方が個人的には断然好みですね。

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| TECHNO6 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Nacho Marco - Sweetest EP (Freerange Records:FR090)
Nacho Marco-The Sweetest EP
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Nacho Marcoはスペインのハウスアーティスト。リリースはまだ多くないもののFreerange Recordsの作品のみを使用したMIXCD"Mix This"(過去レビュー)で初めて耳にして、余りの曲の素晴らしさにEPも購入。A面の"Wench"が秀逸でゴージャスなシンセリフをふんだんに使った耽美なテックハウスになっております。ややもすれば下世話になりうるシンセですが、ピアノも入れる事によりエレガンスな空気を纏いながら華麗に踊り狂います。メリハリのあるリズムと上げず下げず一番心地良い適度なテンションで、フロアに歓喜を呼び起こす一曲ですね。B面にはFunk D'VoidことFrancois Duboisのリミックスも収録されていて、こちらは既に十八番の透明感溢れるシンセストリングで浮遊感を演出。ほわほわでキラキラな幻想感に満ちたテックハウスに作り変えられました。さすがFunk D'Voidですね。そしてNacho Marcoには今後も注目しておこうと思います。

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Sven Vath - In The Mix : The Sound Of The Fourth Season (Cocoon Recordings:CORMIX007)
Sven Vath-In The Mix : The Sound Of The Fourth Season
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最近は仕事の都合で行きたいパーティーも行けない事が多く、結構ストレスが溜まり気味。幾ら生活の為に仕事が大事とは言え、自分の趣味が台無しになる様な仕事をしてたんじゃ何の為に仕事をしてるのかと気が重くなります。今年中には今の現場から平日日勤のみの現場に移らせて貰うように上司に懇願でもするかな。

GW前後に行きたいパーティは幾つかあるけれど多分行けなそうで、今の所行けそうなのがSven Vathが出るCocoonのパーティー位なんだよね。率直な意見としてSvenのプレイにはさほど興味が無いのでそこまで行きたい訳じゃないんだけど、これに行かないと他のパーティーには行けなそうだしなー。Svenのプレイはただ最近のヒット曲をぱらぱらと繋げるだけなので、矢継ぎ早で豪快なプレイやらミキサーをぐりぐり弄るプレイが好きな自分としてはそんなにSvenに好感を持ってないんですわ。Cocoonと言うレーベル自体も既に人気のある他のレーベルのアーティストの作品をリリースするだけだし。まあ流行に乗るのは上手いレーベルだとは思いますけどね。でもSvenが手掛けるこの"In The Mix"シリーズの4作目は、意外にも僕は好きだったりします。2枚組みで真夜中の熱狂的なプレイの"Mon"と昼間のアフターアワーズを意識したプレイの"Day"に分かれていて、どちらもメロディーがふんだんに使われた楽曲を多く使用しております。まっとうに4つ打ちを聴かせるだけではなく、ミニマルやダウンテンポやエレクトロニカ、果てはノリノリでロッキンな曲まで回してやたらとテンションの上げ下げが多く盛り上がりますね。特に"Day"の方はディープな雰囲気に元々トランス出身であった事を思わせる情緒的な快楽も滲み出ていて、耽美で狂おしい美しさを感じられるはずです。いまいち統一感の感じられないプレイではあるんだけど、快楽に落とし込むトランス感覚はSvenの得意とする分野ですね。

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| TECHNO6 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Funk D'Void - Sci-Fi Hi-Fi 04 (Soma Quality Recordings:SOMACD64)
Funk D'Void-Sci-Fi Hi-Fi 04
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今までにEwan Pearson、Luciano、Alex Smokeらがミックスを手掛けてきたSomaのディープなテクノミックスシリーズ・Sci-Fi Hi-Fiの最新作に、Somaを代表するアーティスト・Funk D'Voidが遂に登場。実はFunk D'Voidは以前にもCocoonからMIXCDをリリースしているのですが、その時は余りにも緩めの展開でそこまで満足出来なかった思いがあります。で本作はと言うとやはり本作も緩い!がそれ以上にディープかつほんのりと香る甘さが幻想的で、かなり陶酔度が高めのセクシャルな内容です。まるでFunk D'Void自身の作品をそのまま映し出したような薄いシンセサウンドがばりばり入っているトラックが多く使われ、テッキー度は相当にきてます。尚且つBPM125前後の一番心地良いイーブンキックがいつまでも変わらずに続いていて、平坦な展開ながらもそれが逆に高揚感を持続させると言うハウスの良さも持ち合わせています。Funk D'Voidも自身で最高の出来と自負しており、綺麗目のテックハウスが好きな人は間違いなく当たりのMIXCDと断言しましょう。久しぶりに極上のテックハウスを堪能出来ました。

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Spirit Catcher - Harmonized Session (IRMA JAPAN:IRJP-0009)
Spirit Catcher-Harmonized Session
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今週末ageHaにベルギーからのディスコ大使・Spirit Catcherが来日します。昨年彼らがリリースした"Night Vision"(過去レビュー)は各音楽雑誌でも賞賛され、我がブログでも売れ行き好調の人気アーティストです。ディスコと言うとやはり古臭い音を想像しますが、彼らの音はレトロフューチャーを感じさせる懐かしい近未来的イメージ。それはネオンライトの輝くメトロポリスを喚起させる近未来都市の音で、テクノやハウス風に音付けされているから割と違和感無くディスコが再構成されております。今回の来日イベントに合わせて彼らのライブミックスCDが発売されましたが、やっぱり彼らの特徴である煌びやかでレトロな音がしっかりと聴ける様になっています。華やかで艶のあるシンセサウンドばりばりでいかにもちょい古臭そうなディスコティックなテクノサウンドですが、どこか気の抜けた展開と合わせてまったりした感じはホームリスニング向けでしょうかね。デトロイトテクノ系の音も幾らか入っていて、近未来感が余計に高まっている雰囲気。個人的にはもっとガツンと来るテンション高めのプレイも聴きたかったですが、彼らの特徴自体はしっかり表現出来ているとは思います。聴く時は是非、部屋の中でミラーボールを回しましょう!

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Schatrax - Mispent Years (Soma Quality Recordings:SOMA128)
Schatrax-Mispent Years
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今まで4年間位JPHONE携帯を利用してたのですが、SOFTBANKがブループランバリューなる激安のプラン(自分割引50使用で1200円[基本料金+S!ベーシックパック]支払いで無料通話が1000円有り)をリリースしたので、それに乗り換える為に3G携帯に機種変してきました。でもいらない機能ばかりで使用に慣れるのも大変で、それなら機能省いて安くしろやと思うわ。毎月の携帯代が超安くなるので、一応満足はしておりますが。ちなみに今後SOFTBANKに契約する人はホワイトプランより、絶対ブループランバリューの方がお得だと思います。ホワイトプランは1〜21時までSOFTBANK同士が無料なんだけど、そんな時間に頻度に電話する人なんているか?

さて数日前に紹介したFunk D'Voidですが、彼の中でも最高峰に輝く作品がSchatraxの"Mispent Years"のリミックスです。これは確かにオリジナル作品では無いけれど、それでもFunk D'Voidの艶と輝きのある音が一番体感出来る曲だと思います。極めて優雅で涙腺が潤う程情緒的にリフレインするシンセサウンドがどっさり詰まっていて、これを初めて聴いた時は本当に衝撃を受けたもんです。もう一聴してFunk D'Voidだと分かる音が出来上がっていて、彼も個を形成した素晴らしきアーティストの証明ですね。Funk D'Voidには一生付いていきます!

ちなみにもう片面は同じくSomaのSilicone Soulがリミックスを担当。こっちは前者とは対照的にディープ目に幻想感を増した緩いハウシー調で、大きな展開は無い分ゆっくりとピークに向けて盛り上げるのに使えそうな内容ですね。

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Funk D'Void Featuring Jay Leblone - Lovin' (Soma Quality Recordings:SOMA213)
Funk D'Void Featuring Jay Leblone-Lovin'
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CISCO死すともAMAZON死せず。いや、まだCISCOもWEB店舗だけ生き残ってるけどね。でも最近はAMAZONでも自分の買いたいレコードは販売されているので、送料などを考慮するとCISCOの利用はより減りそうです。AMAZONだと入荷に時間がかかるデメリットはあるけれど、まあのんびり待ち忘れた頃に届いて喜びを噛み締める、そんな感じで充分です。

さて本作もAMAZONで購入した一枚。UKテクノを代表するレーベル・Somaの稼ぎ頭の一人であるFunk D'VoidのEPですが、これは半年位前にリリースされた物。最近新作が出てるんだけどAMAZONだと上記で述べた様になかなか入荷しないので、やむなく旧譜の紹介です。まあオリジナルの方は例にも漏れずいつものFunk D'Void色が満載で、透明感のあるシンセ使いとメロディアスなフレーズがトランシーな世界観を生み出しています。ブレイクでは突如ピアノが入ってきて、壮大な一時を演出。文句の付けようの無い出来ですね。リミックスにはHipp-Eなる人が参加していて、リズムが硬めにアレンジされて音数を絞り少々ミニマル感が増した感じ。オリジナルには及ばないものの、出来は悪くないですね。来年早々にはニューアルバムが出るらしいですが、この分だと期待して良いのではないでしょうか。

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| TECHNO5 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Bone - Subject Detroit Volume 2 (Eukatech:EUKACD006-2)
DJ Bone-Subject Detroit Volume 2
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ずーっと前から欲しかったけど出荷が少ないのか、全然見かける事が無かった本作。ミックスを手がけているのはデトロイトでアングラに活動を続けるDJ Boneって言うテクノDJなんだけど、実は私はDJ Boneの音源は一枚も所有してないのです。でもこのMIXCDは一部で話題になっていたから気になっていて、それもそのはずトラックリストを見たらデトロイト好きはどうしたって心がときめいてしまう内容なのです。選曲見ただけで確実に素晴らしいってのは分かるんだけど、DJ Boneの手腕に因って更に素晴らしいミックスになっているんですよ。ここから感じるのはかつてのJeff Millsと同じスピリッツで、多分DJ Boneも相当にJeffの影響を受けているのではないでしょうか。パーカッシブでトライバルでファンキーで、矢継ぎ早に曲を繋いでいき、ここぞと言う瞬間でアンセムと投入するプレイは、どうしたってJeffの姿が浮かんでくるのです。猛々しい攻撃的な面とロマンチックでドラマを感じる面の2面性が同じプレイの中に共存し、聴く者を有無を言わさぬ圧倒的なパワーでぶっ飛ばす世界観に私も一発でやられてしまいました。いやーこんなMIXCDは本当に滅多に無いと思います、超絶プレイです、最高です。で入手方法なんだけど、実はSubject DetroitのHPで普通に売っています。送料含めると3000円弱にはなるけれど、それだけの価値はありますよ。

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| TECHNO5 | 21:50 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Rebus Tape - RM6+ (Sublime Records:IDCR-1001)
Rebus Tape-RM6+
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日本において率先してクラブミュージックを発信し続けてきたSublime Recordsの傘下にあるReel Musiqは、Co-FusionやFlare(Ken Ishii)、Rebus Tapeなど、よりフロア対応のテクノをリリースするレーベルですが、そのレーベル音源のみを使用しRebus TapeがMIXCDを手掛けています。この手のアルバムの良い所は自分も幾らレコードを買っているとは言え見逃している名作も多い中、レコードでしかリリースされてない音源を一気に聴けてしまう事で、このMIXCDに因ってReel Musiqの真価に気付く事が出来ました。Reel Musiqはひとえにテクノをリリースすると言っても、実際にMIXCDを聴いてみると実験的な曲やかつて聴いた事のないタイプの曲も多く、Reel Musiqが世界中の他のレーベルに決して負けない質を誇っていた事が分かります。エクスペリメンタルな構成ながらも踊れるトラックを創っていたFlare、エレクトロの進化系ともとれるRebus Tape、緻密な精度を誇るブレイクビーツを繰り広げるCo-Fusion、クールでファンキーなDaz Saundなどそれぞれがオリジナリティー、または自身の音を確立しています。そう言った素晴らしい楽曲をRebus Tapeが勢い良くミックスしてくれていて、ハードかつファンキーな展開が生まれているので最後までだれずに聞き通せますよ。プレイ的にはKen Ishiiがミックスしていると言っても誰も気付かなそうですね。ただ本作が素晴らしいのは事実ですが、近年のReel Musiq自体は停滞しているので今後が心配です。

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| TECHNO5 | 14:45 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Francois DuBois - I Try (Part One) (Urbantorque:URTR034)
Francois DuBois- I Try (Part One)
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今日は私の大好きなFunk D'VoidがAIRでDJをします。ライブは一度体験した事はあるのですが、まだDJは聴いた事が無く凄い行きたかったのですが、仕事の関係で今日はクラブに行く事が出来ず大変悔しい思いです。そんな時は家で彼のトラックを聴いて気を紛らわそうじゃないか。で基本的にはこのブログはCDをメインに紹介しておりますが、最近はAmazonでもレコードが販売される様になったので今日はレコードをどうぞ。Francois DuBoisと言うアーティストは実はFunk D'Voidの別名義で、まあでも音楽的には大して差はありません。まずA面のオリジナルですが、普段のFunk D'Voidより幾分緩めで幻想的なテックハウスです。この人のシンセサウンドは本当に透明感があり、宇宙遊泳の様な無重力浮遊感は快適の一言。ホームでのリスニングとクラブでのDJ使用時、どちらにも使える所は流石です。そしてB面のNic Funciulliのリミックスは、オリジナルよりフロア向けにボトムが強調されていてダンサンブルなプログレッシヴハウスに変わっています。キックがドスドス効いておりますが、澄んだ上音も残っていて非常に清涼感があります。AB面どちらも甲乙付けがたい出来だと思いました。

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| TECHNO5 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2007/10/13 (SAT)
Funk D'Void Presents BARCELONA TRIP!!! @ Air
DJ : Funk D'Void

2007/10/19 (FRI)
Minus Connected 01 - Expansion Contraction CD Release Party @ Womb
DJ : Richie Hawtin
Live : Gaiser

2007/10/19 (FRI)
迷彩 Project Event - MITTE - Vol.05 @ Club Asia
Special Guest : DJ 3000 aka Franki Juncaj
Guest Artists : DJ Compufunk

2007/10/19 (FRI)
Louie Vega Japan Tour 2007 @ Yellow
DJ : Little Louie Vega

2007/10/20 (SAT)
Clash 26 × Standard 8 @ ageHa
Arena
DJ : Misstress Barbara, Ken Ishii
Water Bar
DJ : Ian O'Brien, Moodman
Live : 7th Gate

2007/10/21 (SUN)
Live At Liquid Planet @ Liquidroom
Live : System 7, Sun Paulo, Kinocosmo, Mirror System
DJ : Funky Gong, Slack Baba

2007/11/03 (SAT)
Derrick May Japan Tour 2007 @ Yellow
DJ : Derrick May

2007/11/16 (FRI)
Standard 9 @ Air
DJ : Ken Ishii, Jazztronic (Exclucive Techno Set)
Live : Soul Designer aka. Fabrice Lig

2007/11/17 (SAT)
Larry Heard Japan Tour 2007 @ Yellow
DJ : Larry Heard
| UPCOMING EVENT | 12:21 | comments(0) | trackbacks(0) | |
New Order - Someone Like You (London Records:NUOXX10)
New Order-Someone Like You
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さてBorder Community特集も佳境に入ってきましたが、今度はJames Holdenのリミックスワークを紹介したいと思います。レーベルの人気とは裏腹に近年は彼の新曲がリリースされる事は少なくなっておりますが、リミックスワークに関しては依然変わらぬ依頼がある様でぼちぼちとリミックスを行っております。オリジナル作品と共にリミックスも素晴らしい出来映えで、Holdenに関して深く知りたいならば必ずリミックスも聴かないといけません。本作はUKロックのベテラン・New Orderの曲をJames HoldenとFunk D'Voidがリミックスした内容で、今作に関してはHoldenの方が俄然インパクトを感じるぶっ飛びな内容です。時代は2001年と彼の仕事の中ではかなり古い方なのですが、それだけに今よりもかなり勢いがあってアッパーです。ある意味変態性が少ないとも言えますが、強烈な4つ打ちビートのプログレッシヴハウスなので一般的な受けは良さそうですね。それに狂ったサイケデリアが既に芽を出していて、ダークな雰囲気を身に纏っていました。まじでこれは格好いいぞ。対してFunk D'Voidの方は、Holdenの方を聴いた後だと凡庸に感じてしまいましたね。綺麗目のテックハウスで彼らしいと言えばそうだけど、地味に感じてしまうのはHoldenの方が強烈過ぎるからでしょう。いや、自分はFunk D'Void自体は大好きだし、他に素晴らしいリミックスワークは色々とありますけどね。

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| TECHNO5 | 20:50 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Summer Sessions 2 Mixed By DJ Heather & Onionz (OM Records:OM-274)
Summer Sessions 2 Mixed By DJ Heather & Onionz
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ここ一週間猛暑が続いていて本当に死ぬかと思う位の暑さでしたが、週末でやっと快適な気温になりほっとしました。しかしラニーニャ現象だから猛暑だとかとってつけた様な解説を聞くけれど、○○現象ではなくて単純に温暖化してるだけだろうと突っ込みたくなります。○○現象のせいにするのではなく、現実に目を向けろと思うこの頃。

さて多少は暑さも解消された週末ですが、今日は猛暑にぴったりな夏向けの盛り上がりハウスMIXCDをどうぞ。リリースはやっぱり夏が似合うサンフランシスコのOM Recordsで、とにかく何も考えず開放的に踊りたいなら海が近い場所の音楽シーンなのです。一枚目はDJ Heatherなる女性DJがミックスを担当していて、シカゴハウス系の人だとか?確かにシカゴらしいスカスカでパンピンでファンキーな曲が数珠繋ぎになっていて、からっと乾燥した爽やかさとノリノリご機嫌なノリは夏向けと言うのが適切です。随分と明るい選曲で思考や意識とは別に誰でも盛り上がるのは明白ですが、個人的にはシカゴらしい凶悪で粗悪な音が前面に出る方が好きだったりします。でもまあ使い道としては海に向かうドライビング途中にでも爆音で聴けば、きっとスピード違反して海には着けない事でしょう。

しかし実は一枚目にはそこまで興味は無くて、テクノも使った二枚目に興味があったから購入したんです。だってFunk D'VoidもTechnasiaもLos HermanosもHardfloorもDeetronも入っているなんて、正に僕好みじゃありませんか!勿論ハウス中心のセットではあるけれど、その中にスパイスとしてクールなテクノがバランス良く入っているから、テクノ/ハウスのどちらのファンにも聴いて貰える様な内容です。ハウスにしても一枚目とは異なり多少ディープで感覚的に深みにはまっていき、ただ楽天的な一枚目とは雰囲気も音も違います。これは夏向けか〜?と疑問は湧いてくるけれど、むしろいつ聴いても楽しめる普遍的なミックスだからこっちの方が断然お勧め。テンションも一枚目より抑え目だし、ゆるゆるだらりと聴ける感じ。こちらは海から家に帰る途中のドライビング中に聴くと、喧騒の後の郷愁を味わえるかと思います。

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| HOUSE3 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Renaissance Presents Nic Fanciulli Vol.2 (Renaissance:REN31CD)
Renaissance Presents Nic Fanciulli Vol.2
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前職を辞めて一ヶ月、その間に久しぶりにPCゲームをしたりハローワーク通ったりお家で昼寝をしたり、なかなかグダグダな生活を送っていました。がやっと新しいお仕事が決まり、これからは責任を持って社会人としての生活を送る事になります。最初の内は研修期間だろうと思われるのでそこまでは忙しくないと思うのですが、その後はIT関連なので時間も不規則になり多忙な予感がしています。まあこのブログも多少ペースは落ちる可能性が高いけれど、マイペースでがんばるぞっと。

今日は昨日に続きプログレッシヴハウスのMIXCDで、担当はUKプログの新星・Nic Fanciulli。自分は全然彼に関しては知らないのですが、MIXCDの中で自分の好きな曲が使用されていたのでついつい買ってしまいました。"Early Doors"と"Late Night Floors"と言う風に2つの異なるコンセプトで選曲をされていますが、まずは"Early Doors"から。日が変わる前のクラブをイメージしたと思われるタイトルですが、確かにそこまでアッパーではないしむしろラウンジなどで軽くBGMとして流れる位の耳当たりの良い内容だと思います。透明感に溢れ身も心も軽やかにお酒の進みそうな音ではあるんだけれども、ちょっとビートが弱いかなと…。自分の中でプログレッシヴハウスと言うと、徐々にエネルギーを溜めて終盤に上げて行く強烈な4つ打ちが好きなので、物足りなさが残るかな。しょうがねーなーと思いつつ"Late Night Floors"を聴いてみると、こちらは最初から滑らかな4つ打ちが鳴っています。しかしこの人の選曲って良くも悪くもメロディーの起伏が多く、MIXCDなんだけれども一つの世界に統一されてないのですね。例えば他のDJだと色んな楽曲を使っても見事に調和の取れた世界観を創り上げるけど、この人の場合MIXじゃなくてコンピを聴いている気持ちになってしまうなぁ。流行のエレクトロハウスっぽい音や綺麗目の音も入れたりしてそつはないけれど、なんだか全体的に緊迫感が持続しないのは何故?比較するのは可哀想だけれども前日紹介したHernan Cattaneoに比べると、Nic Fanciulliはまだまだと思わざるを得ない出来ですね。自分が聴きたかったFunk D'Void(=Francois DuBois)の新曲は予想通り素晴らしかったです。

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| HOUSE3 | 21:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2007/03/30 Standard 7 @ Colors Studio
先週に引き続き今週もクラビング。今回は何とテクノゴッド・Ken Ishii主宰のStandardに、ゲストとしてDeetronを迎えたお得な一夜。この面子で入場料が2500円だったので素晴らしすぎです。そして場所は未経験の六本木にあるColors Studioと言う小箱。マニアックラブ閉店後は小箱に行く事もなくなった自分ですが、今回行って再認識したのは小箱はDJと距離が近くて一体感を感じられると言う事です。大箱だと確かに演出が派手なんだけど僕は派手さなんかはどうでもよくて、暗めの照明とアンダーグラウンドな雰囲気が存在すればそれで良いんですわ。今回は空いていたせいもあったかもしれないけれど、客層も落ち着いていて非常に過ごしやすい空間だったと思います。ただこの箱の難点としては男女各一つずつしかトイレが無い事。客が多い時は確実にトイレ行列が出来そうな予感でした。さてイベントのレポートをしたいのですが、今回はハプニングもありました。以下続きで…
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| EVENT REPORT1 | 10:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Christian Smith - Ekspozicija 05 Tronic Treatment (Explicit Musick:EXPLICITCD005)
Christian Smith-Ekspozicija 05 Tronic Treatment
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テクノシーンでコンビを組むと素晴らしい作品を量産するアーティストがいる訳ですが、その中でも有名なのがChristian Smith & John Selwayでしょう。Intec Records、Tronic、Underwater Records、Ovum Recordingsなど人気レーベルからバカスカとヒット曲を量産し、フロアを賑わせる有名コンビです。Christian Smithは何度か日本に来日しているのですが、彼の過去のMIXCDを聴く限りだとグルーヴィーでハード、そして派手目のメロディーを使ったトラックも回して存分に盛り上がりやすいプレイだと思います。そして彼の久しぶりのMIXCDが先日リリースされました。一応ハードテクノのアーティストなのでハードな展開を期待していたのですが、序盤はクリックを通過した緩めのテクノ。う〜ん、彼までもクリック流行に毒されてしまったのか…。と思いきや4曲目・Robotmanで、ミニマルかつアシッディーなどどどファンキーな流れに身も引き締まります。そのままエレクトロハウスやディスコティークなベースの重いテクノを、徐々に肉厚に音を増していくようにじっくりと練り上げていきます。以前ならばフルスロットルでかなり盛り上げていたのでしょうが、今作では粘りのあるグルーヴに重点を置いている様に感じます。なのでハードテクノは殆ど使われておりません。終盤では多少ハードで派手な展開を持った自身の曲も回してピークを作りますが、またすぐにテンションを下げたり突き抜ける事がないですね。なんだか腑に落ちない点もありまして最初に聴いた時は、正直期待はずれだったなと言うのが本音。ただ何度か聴く内に、アッパーでハードな展開に頼らず一曲一曲を濃密に聴かせるプレイも、これはこれでぐっと来るなと認識を改めました。まあしかし、テクノと言うジャンルも以前とは本当に音が変わってきているなーと複雑な気分でもあります。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Alex Smoke - Sci.Fi.Hi.Fi 03 (Soma Quality Recordings:SOMACD52)
Alex Smoke-Sci.Fi.Hi.Fi 03
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流行とは良くも悪くも恐ろしいもので、今までシーンを引率してきたレーベルの方向性さえも変える力があるのだろうか。SlamやFunk D'Voidを輩出してきた生粋のテクノレーベル・Soma Recordsも、今ではミニマルハウス本格的に身を乗り出しているようで、その方面の注目株がAlex Smokeです。既にオリジナルアルバムを2枚ほど出していて、旬のBorder Communityを意識した妖しい艶のあるサイケデリックサウンドを聴かせてくれているのですが、この初のMIXCDではドゥープでミニマルな陰鬱サウンドがたっぷり聴けます。正直な所この手の音に溢れたご時世オリジナリティーをアピールするのは難しいと思うのですが、ミニマルハウスのMIXCDではかなりの力作だと断言します。Basic Channel系のダビーでスモーキーな前半、音数を絞りファンキーでミニマルなリズムで引っ張る中盤、そして覚醒感のあるメロディーが顔を出す後半と、徐々に変化はしつつも冷え切った暗い世界観を終始保っています。徹底的にテンポやテンションを保っているのに、徐々に感覚が麻痺していく様な中毒性がありヘロヘロになってしまいそう。光明も差さない闇の中でも、人間って気持ち良くなれるんですね。Alex Smokeには今後も注目です!

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Paolo Mojo - Balance 009 (EQ Recordings:EQGCD013)
Paolo Mojo-Balance 009
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最近はまっているMIXCDが、プログレッシブハウスのMIXCDシリーズ"Balance"の9作目。担当をするのはSasha、John Digweedもその実力を認めると言うPaolo Mojoなのですが、披露しているプレイはプログレを中心にしながらもテクノとハウスをスムースに差し込んで、陰と陽を自在に行き交うボーダレスなセンスを感じさせます。まず1枚目はプログレやテックハウス気味のスムースな流れから始まります。時折ブリブリアシッドも入れつつ、局所的に陶酔系のドープな選曲。中盤はエレクトロハウスで少々テンションを下げつつ、熱くなった体を一端冷まします。そこから一気にDavina「Don't You Want It」→Underground Resistance「Transitions」のデトロイトハウスのクラシック連発で、盛り上がりも急上昇。流れを損なわずに最後は、ディープハウスの名曲「Deep Burnt」でストリングスが厳かに鳴り響き美しく締めました。そして2枚目はミドルテンポのプログレをがんがん回し続けるのですが、展開の多い曲(と言うか引っかかりのあるメロディーが多い)を多用して、楽天的かつ秘かにたたずむ妖艶さを醸し出しています。特に高揚感増すRobert Owens「I'll Be Your Friend」から、サイケデリックでモヤモヤなNathan Fake「The Sky Is Pink」に流れ込む瞬間は見逃せません。終盤は感極まるテックハウスMichel De Hey「Camera(Funk D'Void Mix)」でアッパーに盛り上げつつも、最後は名曲「La Ritournelle」でしっとりと儚い終焉を迎えます。全て聴き終わった後残るのは、安息の一時。久しぶりに完全に満足出来たMIXCDかもしれないです。プログレ系とは言いつつもテクノやハウスを織り交ぜているので、単調な流れに陥る事なく最後まで飽きずに聴けました。派手なミックスをする訳でもなく自然の流れに沿ったハウスビートなプレイは、心地良いの一言。絶賛お勧め中です。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Michel De Hey - Two Faces (541:541416 501376)
Michel De Hey-Two Faces
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微妙に名前を聴く位で殆ど詳細の分からないMichel De Hey。なんでもオランダテクノシーンでは最も有名なアーティストだそうで、活動歴も20年以上を誇るベテラン中のベテランだそうです。WIRE04にも出演していたそうで実力は保証されていそうだし、Secret CinemaやJoris Voornとも共作をしているのでそこら辺の音が好きな人は注目でしょうか。Michel De Heyの事を知らないのにこのMIXCDを買ったのは、Vince WatsonやAril Brikhaらの自分の好きなアーティストの曲が使われていたからなんですがね。実際購入したのは正解で、「Two Faces」のタイトル通り内容の異なる2枚組で充実しておりました。

取り分け気に入ったのはCD1で、最近流行のNathan FakeやAlex SmokeなどBorder Communityに通ずる覚醒的プログ系の曲が中心にまとめられています。終盤近くまで上げる事もなく、じわりじわりと感覚が麻痺していく様なドラッギーかつギラついた流れで終始テンポを保ちます。激しさで一気に持っていくより、やっぱりディープでミニマルな徐々に独特の世界観に引き込むこうゆうスタイルが近年の流行なんですね(自分も以前程家ではハードなCDは聴いてないし…)。途中まではそんな感じでゆらりゆらりとしているのですが、終盤3曲で一気に豹変。自身の曲〜(Funk D' Void's Remix)〜Aril Brikhaと立て続けに透明感溢れるデトロイト系のトラックを連発し、覚醒的な雰囲気から目覚めた様にスタイリッシュでエモーショナルな雰囲気に変化します。特に「Camera(Funk D' Void Remix)」は幽玄なシンセサウンドが鳴り響き、このMIXCDの山場になっていると思います。まさかこんな意外な展開が待っているなんて、想像だに出来ませんが良い意味で裏切られました。

対してCD2の方は至って普通で、デケデケベースライン+ハードテクノです。ビキビキのベースラインは好きですが、ディスコっぽいデケデケはそんな好きでもないし、プレイ自体も終始ハードな感じで特に新鮮味はないかなと。あ、いや、まあハードテクノなら他にもっと良いDJがいると言うだけで、別に悪いと言う事ではないです。ただ至って普通の出来だなと言うだけです。それでもCD1の為だけでも、このMIXCDを買う価値は充分にあるので見つけたら即購入あれ。

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| TECHNO3 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Sven Vath - In the Mix The Sound Of The Second Season (Cocoon Recordings:CORMIX003)
Sven Vath-In the Mix The Sound Of The Second Season
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今週末はSven VathがWombに来日するので楽しみなのですが、Svenに注目し始めたのはほんと2〜3年前位からだと思います。90年代のSvenと言うとEye QやHarthouseからモロにジャーマントランスな作品をリリースしていて、それはそれで質は高かったけれど僕はかなり敬遠気味でした。それが2000年代に入るとRicardo VillalobosやRichie Hawtinらと手を組みだし、DJプレイも割とテクノ中心になって来てそこから僕も関心を持ち始めた気がします。近年は自身のCocoon Recordingsの運営も成功し、更にはイビザ島でのパーティー「Cocoon Club」も数多くの著名なDJやアーティストを招致し毎年夏の時期には大盛況となっている様です。そんな「Cocoon Club」の雰囲気をまとめたCDが、人気シリーズとなっている「In the Mix」です。彼のDJは2台のターンテーブルとミキサーのみと言うシンプルな構成で、テクニックよりも選曲を前面に押し出したプレイが特徴です。まず「Noche」サイドですが、こちらは真夜中のパーティを意識したハードなプレイ。意外にもSurgeonやDJ Shufflemaster、Speedy Jなどの曲で疾走感のある硬いハードテクノ、中盤はブリブリのジャーマンアシッド、終盤はデトロイト系で爽やかに、手堅く聴きやすい選曲です。昔のSvenからは想像だに出来ないプレイですね(笑)。そして昼間のアフターアワーズを意識した「Dia」サイドはハウシーなテクノで、うっとりまったり宴の後の和んだ雰囲気です。こちらの方がメロディーを重視した曲が多く、Svenの危なげな妖艶さが上手く生かされていると思いました。昼と夜、対照的な2枚に仕上げたので存分に彼のプレイを楽しめる素晴らしいMIXCDですが、この作品も2001年作、近年のSvenのプレイとはまた違っていたりします。

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| TECHNO3 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Slam - Nightdrive (Resist Music:RESISTCD54)
Slam-Nightdrive
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近年のテクノの流れの一つにクリック、エレクトロニカ化の傾向があると思います。ハードミニマルテクノのDJもクリックハウスを導入した作品を作ったり、MIXCDでも激しいだけではなくクリックハウスを混ぜた緩いプレイをしたり、とにかくジャンルの垣根が徐々に低くなっているのではないかと思います。…ってそんなん余り僕は好きではありません。ハードミニマルテクノのアーティストがわざわざ他の事やらんでもえーやろと!(そうゆう意味じゃSpeedy JとChris Liebingの共作は、終始ハードに徹していて男気を感じましたが)。

それでグラスゴーのテクノ番長、SLAMの登場ですよ!…と久々のMIXCDを期待してたら、こいつらも路線変更しやがってるぜ。あぁ、おいら寂しいよ、SLAMにはハードでソリッドなプレイを期待してるのに、何でSLAMもクリックハウスやらエレクトロハウスやら回して、そんな流行に乗ってしまうかな?もちろんプレイとしては決して悪くはないし新鮮味もあるんだけど、これをSLAMがやる事に余り意味は感じないかなと。全体的にダークで冷えた曲群の中にも妙に艶のあるポップなメロディーが絡むHiroki Esashikaの曲や、プログレ・テクノシーンでも人気を博しているNathan Fakeの曲など、そこかしこに妖艶で美しい曲を差し込んできて上手い流れはあると思います。ただ個人的にはSLAMにはハードであって欲しい、ストレートな4つ打ちを聴きたい、その思いが強いです。てな訳でこのMIXCDよりも、以前に紹介した「Slam - Fabric 09」の方がお勧め出来ます。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Nite:Life 05 Mixed By Nick Holder (NRK Sound Division:NRKMX05)
Nite:Life 05 Mixed By Nick Holder
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昨日に引き続き本日もNick Holderですが、今回は名作ハウスMIXCD・Nite:Lifeシリーズを担当した盤を紹介致します。Nite:Lifeは自分のブログでも何度か紹介させて頂いておりますが、著名なDJが召喚され素晴らしいMIXを披露しており、Nick Holderのこの一枚も素晴らしいであります。この人のオリジナルの曲もそれ程派手な曲は無くむしろ地味目なのですが、MIXCDも同様に地味ですよね〜…って確かに地味なんだけど、枯れたとは異なる地味な渋さがありますね。ジャジーディープハウス中心でほのかにメロウであり、透明感のある世界がどこまもで広がっていき清々しい。丁度良い強さのパーカッシブなリズムが小気味良いグルーヴを生みだし、淡々と時間は進んでいくのですがいつのまにか彼の世界観に引き込まれていますね。派手でもないし特別な盛り上がりを見せる訳でもないのに、熟練のプレイとはこうゆうものを指すのかな?有名な曲を使えばそりゃ誰でも盛り上げられるけど、そうじゃなくても盛り上げられるのが一流のDJだと言わんばかりのプレイです。これはほんと今でも良く聴く機会が多い位お気に入りの盤なので、是非ともハウス好きは聴いて欲しいですね。Nick Holderの生プレイを聴いてみたいの一言。

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| HOUSE2 | 23:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Christian Smith - Live @ Womb 01 (Womb Recordings:WOMB004)
Christian Smith-Live @ Womb 01
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先日Wombのイベントに行った時、いつもは小さい音が今回はばかでかかったです。やっぱり音は大きい方が良いよね。そんなWombですが最近はレーベルとしても力を入れているらしく、Christian SmithのWombでプレイしたDJMIXを収録したMIXCDなんかも出したりしています。Christian Smithと言えばJohn Selwayとのタッグでバンギンなミニマルトラックからメロディーを強調したテックハウスまで、とにかくDJが喜ぶ使えるトラックばかり量産しているイケテル野郎です。このMIXCDはChristian Smithの良い所が完璧に生かされてハードミニマルからパーカッシブなトライバル、メランコリーなテックハウスまで程よく使われていて確実にフロアを直撃する選曲となっています。実際にフロアで「Mispent Years (Funk D'Void Remix)」が流れたら涙無くしては聴けないだろうとか思ったり、「Evergreen (Technasia Remix)」〜「Carnival」のメロディアスなトラックとハードトライバルを行き来するその盛り上げ方には上手いな〜の一言だし、派手過ぎなのにここまでやればむしろ誇りに思うべきだと感じました。ハードな展開の間に綺麗目シンセのトラックを入れる事は、テクノに入り始めた人も聴きやすいしやっぱ単純に盛り上がるプレイだなと思います。要所要所に山あり谷ありで単調に陥らず、最後まで超特急で爽快にぶっ放せますよ!

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| TECHNO2 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Ken Ishii - Play Pause, And Play (Sublime Records:IDCS1016/1017)
Ken Ishii-Play Pause, And Play
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先日のFuse-In @ ageHaでのケンイシイのプレイはどうでしたか?もう文句の付けようの無い素晴らしいプレイだったと思います。毎度の事ながらアグレッシブでバリエーションに富んだハードテクノで、それをいつのプレイでもテンションを保っている所が凄いですよね。実際、世界最高峰のDJ Awards 2004にて、Jeff MillsやCarl Cox、Sven Vathを抑えてベストテクノDJ賞を受賞した事が、現在の彼の実力を示していると思います。そんな彼の最近のプレイを丸ごと体験出来るのが、このMIXCD、しかもオンタイムとオフタイムの2枚組。オンタイムに関して言えば、確かに最近のDJプレイを丸ごと収録したかの如く、出だしのRenato Cohenの曲は実際のプレイでも最初に使いますよね。序盤はガツンガツンと硬めのトラックでハードにテンション挙げて、中盤は少し緩めてバリエーションを増やします。そして終盤ではメロディアスで派手目なトラックもばんばん使って、お決まりアンセム「Incident」でどかんっ!と来ます。しかしなんとなく先日出たばかりの「Ben Sims - Welcome To My World 」と似ていますねwでもKen Ishiiはハードだけれどもミニマル一辺倒じゃないので、テクノオタクじゃない人でもだいたい盛り上がれるプレイなんですよね。幅の広さが彼の人気の理由なんだと思います。その幅の広さをより生かしたのが、珍しいオフタイムセットの方。ざっくばらん過ぎだろうと突っ込みを入れたくなる程、色々な曲が入ってます。Anna Kaufen(Akufen)のドファンキーな隠れ名作トラックや、Jeff Millsのレアトラック、Isoleeのジャーマンディープハウス、Brian Enoのアンビエントまで、ゆっくりと耳を傾けて休みたくなる選曲です。これがKen Ishii曰く「ここ2、3年の自らの日常にもっとも近い作品」とコメントしていますが、こういった面があるからこそハードなDJ時にもバリエーションが生まれてくるのでしょうね。いや〜昔のインテリジェント期からは想像だに出来ない彼のプレイだけど、マジで凄いとしか言い様がないですね。テクノ好きは今すぐゲッチュ〜!

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(3) | |
Dennis Desantis - Five Minutes,Today,Forever (Third-Ear:XECD-1036)
Dennis Desantis-Five Minutes,Today,Forever
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たまたまタワレコで試聴して良かったので即購入。今年はデトロイトテクノが盛り上がっているとは言え、又してもイチオシのアルバムです。全然知らないので少し調べてみた所、パーカッショニストでありまた現代音楽の演奏家でもありSteve Reichの作品に参加した事もあるそうな…。面白い経歴だけどこのアルバムは貫禄の一枚です。デトロイトテクノと言うよりは彼の地を遠くより見つめ、望郷への帰還を待っている様な哀愁系デトロイトフォロワー。透明感溢れるシンセサウンドは美しくもあり儚い。オリジナルデトロイトテクノが大好きなんだなと感じさせる音であり、そのものに成りたがっていると感じさせます。パーカッショニストであるからか細かく入るリズムトラックもファンキーであり、ボトムは適度にファットな厚みがあります。浮遊感溢れるトラック作りでシンプルながらも、高揚感と快適性を持ち合わせています。いいよいいよいいよ〜!デトロイトとかテックハウス好きな人、もっと言えばDavid AlvaradoとかFunk D'Void好きな人は買うべし!

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| TECHNO2 | 21:30 | comments(3) | trackbacks(1) | |
Monika Kruse - On The Road Mix Vol.2 (Terminal M:Term0205-2)
Monika Kruse-On The Road Mix Vol.2
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テクノを聴く女の子は多くはないんだろうなー。だからテクノの女の子のDJとかアーティストも多くはないんだろうなー。ま、実力があればどっちでも良いんだけどね。そんなテクノシーンで孤軍奮闘している女性DJの一人、WIREとかにも参加し日本での人気は十二分にあるMonika KruseのMIXCDがコレ。とにかく自分の好きなアーティストの曲がふんだんに使われているので、ただそれだけでOKです。いきなりJeff Mills、Robert Hood、E-Dancer(Kevin Saunderson)の三段攻め、痺れるぜ。そこからはパーカッション多めのトライバル系でガンガンに突き進む。Thomaz Vs Filterheadzのラテン+ハードテクノの曲はかなり破壊力抜群で、これで踊れなければ不能に間違いない!中盤は微妙に抑えてブイブイベースのディスコ系やパンキッシュなVitalicを挿入し、ラストに向かって今度はダークなテクノで再度ペースをあげてゆく。「La La Land」は最凶に不吉過ぎるよ。ラスト手前で再度デトオタ泣かせのF.U.S.E.(Richie Hawtin)の曲でダークに行くと思いきや…Funk D'Voidの涼しげで美しいシンセがこだまする「Diabla」登場!終わりに向かって昇天してゆきますよ〜、気持ちE〜!こんな感動の展開が待っているなんて、憎い演出ですね(笑)ってな感じの山あり谷ありのツボを押さえたMIXです。美しいお姉さんだからと言って顔で売れてる訳じゃないんですよ、ちゃんと売れる訳があるんです。

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| TECHNO2 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Sasha - Fundacion NYC (Global Underground:GUFUN001CDX)
Sasha-Fundacion
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今まで全く興味も無くて全く購入意欲も湧かず全く聴いてなかったプログレッシブハウス。しかし今回はトラックリストを見て自分の好きなCarl CraigやFunk D'Voidなどが使われていた事もあり、しばらく考えた後に購入。まあ名前は僕でも良く聞く超有名なSashaだし、一枚位買っても損じゃないだろうと。でまあ結果、悪くはないね。心地良い弾力を持ったファットなボトムに、キラキラする分かりやすいプログレ特有の上物。単純明快で受け居られやすいし、尚かつ高揚感溢れるグルーヴィーなミックスです。綺麗な音ではあるけれどデトロイト系のシンセラインとも違うし、これは明らかにヨーロッパから出た耽美な音だなって感じました。世間でテクノより人気がありDJのギャラがハンパない訳も多少なり理解したが…Sashaとかがテクノの一流DJよりギャラが(断然に)良いのはやっぱり理解出来ない(笑)。一晩に何百万も貰うDJでは無いと思うよ。逆にテクノのDJのギャラが少なすぎるのかもしれないけどさ。そうそう決してこのMIXCDが悪い訳じゃないです、むしろ聴きやすいし気持ち良いし。たまにはプログレも聴いてみて見識を深める事も必要…かな

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| HOUSE1 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ken Ishii-Interpretations For Ken Ishii Future In Light Remixed (Exceptional:EXLPCD0405)
Ken Ishii-Interpretations For Ken Ishii Future In Light Remixed
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今日猛暑の中、久しぶりに渋谷にレコード買いに行きましたよ。新宿は品揃えが悪くてどうしようもないんですわ。渋谷ユニオンはですね、デトロイト系が熱い感じなんですけど、テクノ全般に良いですよ。売れ残った作品とかはセールされている事も多々あり、今日はこのリミックスCDをお値打ち価格でゲットしました。普通に購入すると2000円後半ですけど、ユニオンで新品で1200円、いや〜お買い得ですね。 

Funk D'Voidのブ〜ンと呻るベースに美しい未来的なシンセが入るリミックスは、相変わらずの高品質です。Bryan Zentzのリミックスはオリジナルと余り変わらない気がするんですけど、どうなんですかね?Christian Smith & John Selwayはぐしゃっと潰した様なリズムトラックにフィルター効かせたシンセが良い感じです。Moodmanはダビーでディスコ風に仕上げて、ケンイシイの曲が哀愁帯びた曲になっちゃいましたよ。ケンイシイも本人名義とFLR名義でリミックスしてるけど、多少硬めなクラブ仕様になってる位で大幅なリミックスじゃないですね。アルバム通してざっくばらんなリミックスが入っているせいで統一感は無いし、ケンイシイの作品は全部買っていると言う人位にしかお薦め出来ないかも。自分は当然ケンイシイの作品は全て買っています(シングルは除く)。

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| TECHNO2 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Silicone Soul - Staring Into Space (Soma Quality Recordings:SOMACD41)
Silicone Soul-Staring into Space
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もう何度もSoma Recordsのアーティストのアルバムを紹介しているけれど、またこのレーベルから新作が出たので紹介しよう。Soma RecordsはSLAMが設立したUK屈指のテクノレーベルであり、特にデトロイトテクノに影響を受けた様なアーティストが多い。そしてこのSilicone Soulも同様にデトロイトテクノの様に憂いがありメランコリックである。ファットで湿ったバスドラの上に、澄んだシンセサイザーの音色、ぶんぶんな分厚いベース音が被せられて、ディープで艶やかな世界観が演出されている。同レーベルにSLAMやFunk D'Void、Envoyの様なストレートなテクノのアーティストもいるけれど、Silicone Soulは幾分かハウシーでゆるりと聴き込める曲が多い。テックハウス、ダウンテンポ、ボーカル物、エレクトロクラッシュ系など色々なジャンルの音楽が取り入れられてはいるけれど、特に散らかった様な印象は無く上手く纏められている。ギターやトランペットも導入されて随分ファンキーな曲も一部あり驚いたが、通して浮遊感があり透き通るような音はデトロイト好きには受け入れられるだろう。

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Vince Watson - Sublimina (Headspace Recordings:hs017cd)
Vince Watson-Sublimina
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いつの間にかひっそりと、そして確実に心を振るわす一枚が発売されています。そう、疾走系デトロイトテクノを作らせたらまず外す事のないVince Watsonのアルバムです。今までもEPで数多くのデトロイティッシュで、テッキーで美しくもアグレッシブな作品を発表していましたが、今度はそれをアルバム通して聴く事が出来るのです。アルバムと言う事もありEPよりは聴く事を目的とした曲が多く、予想以上にメロディアスです。そして柔らかくも神秘的なシンセがガラスの中の乱反射の様に眩い輝きを見せ、どこまでも深い闇の中を照らすかの様です。デトロイトテクノがファンキーさに重点を置くのに対し、Vince Watsonはそういった物は省き音その物の美しさを引き出しているのかもしれません。そういった意味ではEPもアルバムも余り差はないかもしれません。余り変化の無いアーティストなので驚きなどは皆無ですが、期待を裏切る事もない堅実なアーティストだと思います。Funk D'VoidやFabrice Lig辺りが好みな人には、確実にお勧め出来る一枚です。夜に一人しんみりと聴き入ってみましょう。

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| TECHNO2 | 22:00 | comments(1) | trackbacks(5) | |
2005/04/28 Standard 1 in association with REEL UP @ WOMB
遂に来たるべき日が来てしまいました…一年ぶりのWOMBですよ。例え大物が来ていようとも行かない様に避けていたWOMBですが、Funk D'Voidのライブ出演の為に行ってしまいました。不安にかられながらもライブを楽しみに早足で渋谷のホテル街を駆け抜けます。WOMBの入り口に着くと…あれ?全然お客さんがいない。すんなり中にはいるとガラガラ…どうなってるんだろう?まあいいや、WOMBが久しぶりに心地よいぞ!

12時半頃に到着したのでまだ前座の人かな?ビールをぐびぐび飲んで、ポコチンが揺れる程度に小刻みに振動する僕。ん〜しかしつまんねープレーだな。なんか卓球とかTASAKA系のプレイだぞ?と1時位まであまり盛り上がらずに傍観。ところが1時過ぎからバリバリ上げてきました。DJは交代していないので、どうやらBryan Zentzがプレイ中だったようです。ヒップホップのビートやらも混ぜてズンドコ節で上げていき、後半には「D-Clash!!!!」を投下してフロアも大盛り上がり。Intec系の綺麗目テクノとかも回し、2時近くではかなりのハードグルーヴテクノでしっかり楽しませてくれました。多彩なビートを操り、彼の音楽性の広さを感じる事が出来るプレイでしたね。Bryan Zentzのプレイ中、最前線にFunk D'Void待ちのオタが数人集合。待っているのは構わないけど、最前線にいるなら棒立ちじゃなくて踊れと思います。踊らないなら後ろで待っていて欲しいです。
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| EVENT REPORT1 | 15:13 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Funk D'Void - DOS (Soma Quality Recordings:SOMA CD23)
Funk D'Void-DOS
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明日は一年ぶりにWOMBに行こうと思っています。WOMBなんて用がなければむしろ行きたくないクラブなんだけど、Funk D'Voidのライブがあるんじゃ我慢してでも行くしかないって感じです。まあなんつってもライブですよ、ライブ!DJよりもライブの方を見たかったのでとても楽しみですね〜。彼はもう3枚のオリジナルアルバムを出しているけれど、あんまり変化と言うのは無いと思います。と言うのもデビュー時から彼のスタイルは殆ど完成していると思うんですよね。この2NDアルバムにしてもそうです。デトロイトテクノを吸収して、UKなりのテクノの解釈をしてスタイリッシュで清涼感溢れる魅力があります。青一色のプリミティブなシンセの音色はとても美しく、ゆるやかに延びていき壮大な世界観を演出しています。また地を這う様な図太いベースや、4つ打ちだけに止まらないグルーヴ溢れるリズムでリスニングだけに留まらないトラック作りもされています。彼も自分の音を持っている一人ですが、本当に彼の音は一聴してすぐに分かります。ロマンティシズムに溢れたポジティブな音楽なのです。それだけ独特で素晴らしいシンセ音を出しているのです。あぁ、ほんとライブが楽しみだなぁ。想像しただけでヨダレが垂れてしまいますね(笑)

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| TECHNO2 | 22:48 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Alexander Kowalski - Responded/A Collection Of Remixes (Kanzleramt:KA108CD)
Alexander Kowalski-Responded/A Collection Of Remixes
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Kanzleramtレーベルを紹介するのに辺り必ず外せないのが、このAlexander Kowalskiであろう。彼の作風も勿論デトロイトテクノに影響を受けた物なのだが、よりパワフルで疾走感溢れるグルーヴィーな作風で素晴らしい。今回のリミックス集は、彼のResponseと言うタイトルのアルバムを有名なアーティストがリミックスした曲を集めた物である。参加アーティストは、Joris VoornFunk D'Void(・・∂) アレ?The Advent( ・◇・)?(・◇・ )Samuel L. Session(@゜Д゜@;)あら・・・?Josh Wink(゚◇゚o)ホエ?British Murder Boys(゜ロ゜)ギョエ!!おいおいおい…どんだけの面子が参加してるのよ?って感じで、おいしすぎ。これだけ参加してたら迷う事なく即購入する人も多いんじゃないかな?特に素晴らしいのはFunk D'Voidで、ファットでポジティブなシンセが美しく、フロアライクでグルーヴィーなリズムがドゥンドゥンと刻まれるリミックスをしている。The Adventはいかにもなシャリシャリとしたハイハットと、ズンドコなドラムで硬派な感じ。Samuel L. Sessionはポコスカとしたパーカッションが土着を思わせる。Josh Winkはスカスカな作りで、シカゴハウスにも似た作り。でやはりインパクト大はBritish Murder Boysで、インダストリアル風味でノイジーだなぁ。マーダーの名の通り、殺される音だわ。Joris Voornはいつも通りの透き通るようなシンセが良い感じっすね。とにもかくにもこんな豪華なリミックス集なんだから、Alexander Kowalskiを知らなくても聴く価値はあると思うよ。

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| TECHNO1 | 21:09 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Funk D'Void - In The Mix iFunk (Cocoon Recordings:CORMIX008)
Funk D'Void-iFunk
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昨日Pascal FEOSのIn The Mixシリーズを紹介したので、ついでにこれも久しぶりに聴きました。Funk D'VoidはSOMA Recordsから毎回高品質なデトロイトライクなテックハウスを発表していて、そのシンセの美しさには定評があります。リミックスワークも外す事なく、リスニング系からアッパー系まで良い感じの仕事をしています。とにかくFunk D'Voidはアーティストとして素晴らしい才能を持っていて、僕の大好きなアーティストの一人であります。そんな彼のMIXCDがIn The Mixシリーズに初登場したのが、去年の話。実際のプレイはハードグルーヴと言う話を聞いていたので初めてこのCDを聴いた時、予想外にも結構大人しめで聴かせるプレイだったので困惑したものでありました。テックハウスメインなので音的には本人のイメージその物なのですが、終盤までとにかく緩い。メロウな曲をじっくり聴き込むための様な選曲です。流行のクリックハウスもエレクトロディスコも時折混ぜて、終盤までまだかまだかと引っ張ります。途中Carl Craig、Future Beat Allianceのデトロイト系を2発差し込み、少しだけはっとさせられました。でもまだまだ盛り上がりが足りません。結局ラスト2曲の綺麗目シンセなデトロイト系で感動的な盛り上がりを見せて終わるのですが(特にAdrenogroov等から作品を発表しているDan Corco & Fred Carreiraは素晴らしいです)、なんだか食い足りない感じでした。結局全体的にビートが弱かったと言うか、もう少しだけでもハードな4つ打ちが欲しかったかなと思います。緩いなら以前紹介したSteve BugのMIXCDも同じじゃないかと思いますが、あちらは4つ打ちミニマルで反復の高揚感がありました。こちらはミニマルでも無いし、グルーヴが稀薄になったJohn TejadaのMIXって感じですね。

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| TECHNO1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Pascal FEOS - In The Mix Rize & Fall (Cocoon Recordings:CORMIX006)
Pascal FEOS-Rize & Fall
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近年のSven Vath率いるCocoonは昔のSvenの趣向のトランスではなく、現在形のジャーマンテクノ。Svenは嫌いだったけど、最近はなかなか良い所があると思います。そのCocoonからのIn The Mixシリーズの一つが、このRize & Fallで前出のSteve BugやSven本人、Ricardo VillalobosやFunk D'Voidも参加していてかな〜り豪華な面子になっています。Steve Bugはディープでセクシャルなハウスを披露していましたが、このPascal FEOSはどうでしょうか。こちらは流行のRicardo Villalobos、Lucianoの様なクリック系から始まります。まあ今となっては目新しさもありません。しかしここら辺の音はグリグリしてて、ほんと奇っ怪な音ですね。そしてクリック気味のテックハウスに繋がり、Freaksでは近年リヴァイバルが目立つアシッドォォォォ!シカゴ系のアシッドでは無くてジャーマン系のブリブリした感じですね。中盤以降はアッパー系のテクノ〜テックハウスで終始押しまくり、そこら辺は手堅くまとめた感じです。こう聞くと大した事なさそうだけど、丁寧なMIXで後半に向けて徐々に盛り上げてくれて軽〜く水準をオーバーするナイスなMIXCDなんですよ。前半が抑えめなおかげで後半がモリモリ盛り上がる訳です。アッパーだけど綺麗目のソリッドなシンセ音で構成されていて、デトロイト系までとは行かないけれど情緒的でもあります。ジャーマンテクノってKOMPAKTとかもそうだけど、硬派でありつつPOP感覚にも溢れているのです。流行を逃す事もなく、また地もしっかりした硬派なMIXCDだと認定します。昆虫がアップになったジャケットは、彼のプレイと同様に耽美を感じます。

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| TECHNO1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
2005/04/02 (SAT) UNITE @ UNIT
Live : Le Petit Orb (Alex Paterson & Thomas Fehlman)
DJ : Alex Paterson ,Thomas Fehlman ,更にKAITOも追加!

2005/04/10 (SUN) NAGISA @ お台場OPENCOURT
DJ : Carl Craig ,Ken Ishii ,Q`HEY and more.

2005/04/15 (FRI) ESCAPE @ YELLOW
DJ : Carl Craig

2005/04/23 (SAT) VADE feat. MARCO CAROLA @ WOMB
Special Guest : Marco Carola (Zenit)
Guest : Ryukyudisko (DJ Set)

2005/04/28 (THU) Standard 1 in association with REEL UP @ WOMB
DJ : Ken Ishii, Funk D'Void, Bryan Zentz

2005/04/28 (THU) secret service meets kompakt night vol.8 @ UNIT
DJ : MICHAEL MAYER, Toshiya Kawasaki
LIVE : LO SOUL (playhouse), dublee (mule electronic)

2005/05/03 (TUE) MIN2MAX or MINIMIZE to MAXIMIZE tour @ WOMB
DJ : Richie Hawtin

2005/05/06 (FRI) STERNE @ WOMB
DJ : HARDFLOOR ,TAKYUU ISHINO ,TEN

2005/05/14 (SAT): VADE @ WOMB
DJ : Surgeon

Le Petit Orbの時はワタナベヒロシさんの参加も決まり、KOMPAKTの重鎮が揃いました。これはテクノ好きは必ず行くべきイベントですね。
NAGISAはちょっとしけた面子だけど、ケンイシイとカールクレイグで1500円なら問題無し。野外イベントでのんびり楽しめれば良いかな。
WOMBのKen Ishii, Funk D'Void, Bryan Zentzの3人が揃うイベントもかなり強烈。WOMBは行きたくないけど、この面子が揃えば行かねばなるまい。
HARDFLOORは多分ライブだと思います。Surgeonはマニアックラブでプレイしてこそなのだけどね…残念。
| UPCOMING EVENT | 19:40 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Various - Techno Sessions (Sessions:SESHDCD224)
Various-Techno Sessions
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うわー買っちゃったよ…。良く考えると別に買う必要も無かったのだけど、まあ何となくトラックリストに釣られて購入。新旧テクノの名曲を押さえたコンピレーションで、これからテクノを聴こうと思ってる人には超お薦め!参加アーティストに関してはもう口を出す必要が無い位で、Jeff Mills、E-DnacerとInner City(Kevin Saunderson)、Rhythim Is Rhythim(Derrick May)のデトロイト系から、Funk D'void、Laurent Garnier、Technasiaのデトロイトフォロアー系、Slam、Tomaz Vs Filterheadz、Bryan Zentz等のハードテクノ系、他にも新進気鋭なAgoriaまで収録。まあこうやって全部一緒に聴くと、テクノにも色々ジャンルがあるんだねと頷いてしまう。最初はデトロイトから始まったテクノも徐々に細分化して、このコンピレーションに含まれている様な色々なテクノに枝分かれ。遂にはデトロイトテクノの面影も残さない様な姿にまで変化を遂げた。個人的にはデトロイト関連の曲がやっぱりお気に入りで、Jeff Millsの曲は特に良い。この曲の頃のJeffは今とは異なり、ファンキートライバル系で最高に格好良かった時。その後、他のアーティストが真似しまくったせいでJeffはその路線を進まなくなったと発言していた。Jeffには又ファンキートライバル系の曲を作って欲しいと、切に願うばかりだ。後は日本とは異なりUKで大人気のSlamの初期大ヒット曲「Positive Education」なんかも、今聴くと懐かしさを感じる。リアルタイムで聴いていた訳ではないけれど、93年頃からこんなグルーヴィーで太いボトムの曲を作っていたなんて、ある意味奇跡だ。現在のテクノが求心力を失いつつある様な気がするけれど、確かに今のテクノでもこんなに素晴らしいトラックはそうはないと思う。そんな中、フランスの新人Agoriaには、これからのテクノを引っ張っていって欲しいと期待している。特に目新しさがある訳ではないが、センチメンタルでフューチャリスティックなトラックを披露。Agoriaは期待しちゃっていいと思う。さて他にも良い曲が一杯ありすぎてコメント出来ない位なので、後は自分で聴いて確かめてみて欲しい。ノスタルジックに浸るのも、参考書にするのもそれは君の自由だ。

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各アーティストのお薦めのアルバムも以下に紹介しておきます。
Derrick May-Innovater
Funk D'void-Volume Freak
Jeff Mills-Exhibitionist
Agoria-Blossom
Technasia-Future Mix

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| TECHNO1 | 22:20 | comments(4) | trackbacks(1) | |
DJ Wada - MIDNIGHTsnack The new interpretation of SOMA RECORDS (KSR:KCCD-155)
DJ Wada-MIDNIGHTsnack
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日本で最も信頼出来るDJ、それがDJ Wada。Co-Fusionとして活躍をして現在もManiac Loveで定期的にパーティーを行う精力的なアーティストです。DJingには定評のある彼ですが、長いキャリアにおいて初のMIXCDをSOMA RECORDS音源のみを利用して発表しました。発売前は音源を限定されていると言う事で一抹の不安を感じていましたが、実際聴いてみると特に違和感もないですね。レーベル買い出来るSOMAと言う事もあるのだろうけど、やはりDJ Wadaのセンスには頷くモノがあります。まずエレクトロで控えめに始まるのだけど、凛としたテクノ精神を感じますね。SOMAと言う事なのでテッキー系やストリングスが美しいトラックも挟み、中盤からは完璧SOMA流グルーヴィーなテクノの連発です。ボトムが効き、身を任せてしまうビート、そしてロマンティックさを兼ね備えた優秀なトラックには脱帽です。それらを違和感なく長めに繋いでゆくDJ Wadaも流石です。DJ Wadaファン、そしてFunk D'Void、Slamが好きな人にはお薦め出来ます。SOMA RECORDSのコンピも付いてきて、2枚組でございます。

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| TECHNO1 | 21:19 | comments(0) | trackbacks(1) | |
2004/09/25 DIMENSION K presents ZOOM - ageHa @ Stuido Coast
この日は待ちに待った、Ken Ishii&DJ Rolando。さすがにこの二人が回すとなるとageHaもなかなかの盛況っぷりです。さて12:40分頃に着くともうケンイシイがプレイ中。1時頃にEnvoy-Shoulder 2 Shoulder→R-Tyme-R-Themeの繋ぎで会場を盛り上げます。これはこの日の自分のハイライト。ドラマチック過ぎますよ(泣)その後もJoris Voorn-Shining、Paperclip People-Climax、Joris Voorn-Incident→FLR-Emergency Exit 1.1等でヒット曲満載。2時頃からは硬めのセットでKen Ishii-Awakening (Smith & Selway Remix)、FLR vs The Blunted Boy Wonder-Kjoh-Zonも回してバキバキ会場を盛り上げます。ケンイシイは今年3回目の体験ですが、今回が一番アゲていて最高のプレイです。テクノゴッドだからこそ許せるセットですね。Joris Voornの曲は毎回使用していますが、10月1日に出るアルバム「Future History」は必ず買いましょう。

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| EVENT REPORT1 | 17:05 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Slam - Year Zero (Soma Quality Recordings:SOMACD38)
Slam-Year Zero
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遂に出たぁっ!!SOMAのボスSLAMの3rdアルバム。テーマは「Electronic Music With Vocal」と言う事で、元One DoveのDot Allison、Envoy、Kevin Saundersonの奥さんAnn Saunderson等がボーカルで参戦。テクノ+エレクトロ+ポップな感じで、デンデケベースにポップなメロディーが乗っかってノリノリでハードです。でデトロイトフォロアーなこの人達だからこそ、当然デトロイトを意識した曲もあります。Ann Saundersonが歌うLie to Meは、シンセアルペジオに分厚いベース、妖艶なボーカルが乗り、暗くて甘いダークテクノです。Known Pleasuresはシンセがこだまして高らかにストリングスが鳴り響く、正にデトロイトテクノ。又4、10曲目なんかはKraftwerkっぽいし、この人達なんでも器用にこなしますね。何故か日本での人気は全然ないけど、テクノを聴くならこの人達は必ず外せないと思うんだけどな…。今年はFunk D'Void、Envoy、そしてこのSlamを三種の神器として是非購入する事をお薦めします。

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| TECHNO1 | 22:05 | comments(1) | trackbacks(1) | |
Envoy - Shoulder 2 Shoulder (Soma Quality Recordings:SOMACD36)
Envoy-Shoulder 2 Shoulder
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今年のSOMAは脂が乗っています。Funk D'Void、このEnvoy、そして後にはSlamが控えている。どのアーティストにも共通なのはデトロイトフォロアーと言う事だろう。透き通るストリングスにソリッドでキラキラしたシンセが乗り、リズムはシャッフルする。眉唾はアルバムタイトルと同名のShoulder 2 Shoulderと言う曲。デトロイトシンセに硬めのビート、ボーカルまで入っちゃったりしてるけど、後半のサックスソロはUnderground ResistanceのHi-tech Jazzをもろに意識した内容です。正にデトロイトと言えるでしょう。最近デトロイトのアーティストがデトロイトテクノを以前程作ってくれないので、フォロアーが頑張ってくれる事はとても嬉しいです。他にもメロウな歌物があり、ポップなエレクトロありとアルバムを飽きずに聴かせてくれます。ハードだけど爽やかで青い空が広がっていくかのような爽快感。デトロイトテクノ好きは絶対チェック。

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| TECHNO1 | 19:52 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Funk D'Void - Volume Freak (Soma Quality Recordings:SOMACD35)
funk d'void-volume freak
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デトロイトテクノのフォロワー、Funk D'Void。この3枚目となるアルバムで結構名を馳せたのではないだろうか。路線としては以前と変わらないが、とにかくエモーショナルな上物シンセは本当に素晴らしい。デトロイトよりも更に甘さがあるが、低音も聴いていてしっかり締まっているのでフロア対応出来ます。オリジナルは2ndアルバムに収録されていた、Diabla(Heavenly Remix)はじわじわと盛り上がっていきピークで美しいシンセが鳴り響く素晴らしい出来です。テックハウスを代表するFunk D'Voidはリミックスも素晴らしいのが多く、ついついEPなんかにも手を出してしまいます。SOMAレーベルのアーティストはデトロイトフォロワーが多いので、デトロイト好きは要注目です。

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| TECHNO1 | 19:45 | comments(0) | trackbacks(1) | |