Louie Vega - Louie Vega Starring...XXVIII (Vega Records:02VEG04)
Louie Vega - Louie Vega Starring...XXVIII
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Kenny Dopeと共に結成したMasters At Workに於けるハウス・ミュージックへの功績はもはや説明不要であろうが、ジャズやラテンをハウスに落とし込んだ特異性だけでなく、大勢のアーティストを起用し大規模な共同制作によってプログラミングだけに頼るのではなく生演奏の魅力も打ち出したセッションの高い音楽は、もはやハウス・ミュージックの枠に収まりきるものではなかった。Vegaは同様の手法をElements Of Lifeプロジェクトによる『Eclipse』(過去レビュー)でも用いたが、その延長線上としてソロ名義では初となる本アルバムでも多くのアーティストのとのコラボーレションを行う事で、ハウスの枠組みの拡張とソウルフルなハウスの再確認を同時に行っている。アルバムの始まりはFunkadelicとのコラボレーションと言うか、リミックスである"Ain't That Funkin' Kinda Hard On You? (Louie Vega Remix)"で、ねっとり熱量の高い原曲のP-Funkをラフな質感は残しつつも颯爽としたハウス・ビートへと生まれ変わらせ、出だしから軽快ながらもソウルフルな歌の魅力を発揮させている。続くは3 Winans Brothersの"Dance"のリミックスだが、ざっくりとしながらも軽快なラテンビートと怪しげなオルガンにリードされながらもコーラスも加わったボーカルにより、これぞNYハウスらしい温かみに溢れたクラシカルなハウスになっており、今の時代に於いても歌の重要性を説いているようだ。女性シンガーのMonique Binghamを迎えた"Elevator (Going Up)"は、舞い踊るピアノと甘くもキリッとしたボーカルが軽やかに疾走し、南アフリカのシンガーであるBucieをメインに、そして制作にBlazeのJosh Milanを迎えた"Angels Are Watching Me"はモロにBlazeらしいメロウかつ耽美なエレピや爽やかなコンゴが響き渡る歌モノハウスで、期待通り以外の何物でもないだろう。そして本作では所謂古典と呼ばれる名作のカバーも収録しており、Convertionによる”Let's Do It (Dance Ritual Mix)”やBobby Womackによる”Stop On By”、そしてStevie Wonderによる"You've Got It Bad Girl"まで、ハウスにR&Bやヒップ・ホップにファンク等の要素を自然に溶け込ませてクラシックを現在の形へと生まれ変わらせている。CD2枚組計28曲の大作が故に全てが完璧とは言えないものの、過去の作品への振り返りにより現在/未来へと良質な音楽の伝達を行い、そしてボーカリストに演奏者らアルバムの隅々まで数多くのアーティストの協力を得る事で、本作はハウス・ミュージックの一大エンターテイメントとでも作品である事に異論は無いだろう。ソウルフルで、古典的な、そして歌モノのハウスのその魅力を再度伝えようとしているのだ。



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| HOUSE12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Funkadelic - First Ya Gotta Shake The Gate (The C Kunspyruhzy:CKY003)
Funkadelic - First Ya Gotta Shake The Gate
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2014年12月、なんとPファンクの御大であるGeorge Clinton率いるFunkadelicが、33年ぶりのアルバムである本作をリリースした時には驚かずにはいられない音楽ファンは多かっただろう。それもCDでは3枚組33曲という大ボリュームで、齢70を越えるClintonの何処にそんなに音楽への意欲や熱意があるのかと感嘆せずにはいられなく、Pファンク軍団のエネルギッシュな存在をまざまざと見せつけられた。そんなボリュームの中に彼等らしくファンクやR&B、ヒップ・ホップにソウル、果てはハードロックやテクノまで混沌めいたゴッタ煮な音楽を展開しているのだが、それを可能としているのがやはり多数の参加ミュージシャンによるものだろう。ファンク界の大御所であるSly Stone、Kim BurrellやBernie WorrellにBootsy Collinsらファンクの名アーティスト、そしてClintonの孫であるTrafael LewisやTracey "Tra'Zae" Lewis-Clinton、または若手ダンスミュージック方面からはSoul ClapやG Koopを、更には故人となっているEddie Hazelのギターなどもフィーチャーするなど、参加アーティストもものの見事にゴッタ煮状態だ。余りの各アーティストの個性の強さが故に曲調はそれぞれ異なるものの、司令塔となって統率するClintonのコントロール配下に収まればそれらはアフロ・フューチャリズムの流れになり、そしてPファンクという音楽を成すのだ。特に本作での聞き所は、13teenによるプログラミングでエッジの効いたヒップ・ホップのビートを刻む"Get Low"、G Koopが共同プロデュースしてメロウでコズミックなファンクに仕上げた"Ain't That Funkin' Kinda Hard on You?"、Soul Clapがプログラミングで参加してテクノ風なビート感のある"First Ya Gotta Shake The Gate"、Trafael Lewis作曲による直球メタルな"Dirty Queen"などだと思う。それらは旧来のファンだけが望むような懐古的な作品としてではなく、今も尚未来へと前進するように現在の音楽も取り込みながら、それを次世代へと引き継ぐような意志が感じられるものであり、Clintonが今も尚現在進行形のアーティストである事を証明する。大きなボリュームと濃密な音楽性故に全てを通して聴くにはなかなかのエネルギーを要するが、Pファンクらしい賑やかで陽気なノリが今という時代の閉塞感を打ち破るようだ。



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| ETC4 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Soul Clap - Watergate 19 (Watergate Records:WG 019)
Soul Clap - Watergate 19
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今までに数多くのレーベルやDJがパーティーでの雰囲気を仮想的に体験出来るMIXCDを制作していたものの、現在ではWeb上には無料でのミックスが無造作に溢れる事で公式で販売する事のメリットは薄まり、徐々にその市場は狭まりつつある。しかしベルリンの大型クラブであるWatergateはこんな状況の中でもMIXCDをシリーズ化しているが、その最新作はSoul ClapによるWatergateでの今年7月のプレイをライブ録音したものを作品化している点で、これこそ正にパーティーの臨場感をはっきりと体験出来る点で意義を見出す事が出来る。Soul ClapはUSのボストンにて活動する二人組でR&Bやヒップ・ホップまで内包するモダンなディスコ・ハウスを手掛け、人気を博す中で最近ではFunkadelicでの共作でも名前が出たりと、非常に勢いを感じさせるユニットの一つだ。そんな彼等がピークタイムから太陽が燦々と降り注ぐクローズに向かっての時間帯に繰り広げたプレイは、意外や意外、ヴァイナルのみを使用してクラシカルなハウスやディスコを中心とした選曲でオールド・スクールな雰囲気を爆発させている。歓声が湧き上がるスタートからいきなりDeep Dishの変名であるChocolate Cityの"Love Songs (Taxi Luv)"で黒いファンキーさを打ち出したハウスで始まり、Alexander EastやRoy Davis Jr.など90年代後半のフレーヴァーが放出する往年のディープ・ハウスで上げるのではなくメロウな雰囲気に染め、中盤では爽やかなパーカッションが乱れ打つ"Say That You Love Me (FK-EK Percussive Dub)"から気の抜け方が面白いシカゴ・ハウス"Dance U Mutha"やエレガントなトリップ感溢れるアシッド・ハウス”Koukou Le (Jori Hulkkonen Remix) ”などで緩やかなピークタイムを演出。そこからは生臭さが強くなるようにサイケデリックなディスコ・ダブや暑苦しいディスコで一旦熱気を高めてから、Francois DuboisやChez Damierのスムースで透明感さえも見せる美しいテック・ハウス〜ディープ・ハウスを通過し、最後はRon Trentによるフュージョン・テイストの強い"Traveler"で闇を這い出た先にある太陽光が降り注ぐ爽やかな世界へと足を踏み入れ、実際にはパーティーはまだ続いていたのだろうがこの作品はここで終了する。音楽的な新鮮さで見れば懐古的な面は否定出来ないものの、これはそのパーティーの場所や時間帯の雰囲気を考慮して選曲したという点からは、確かにオープンエアのそのパーティーの開放感には適切だった事が伝わってくる。なかなか朝まで残れないというパーティーピープルにとっては、朝方の至福な気分を疑似体験出来る意味でも面白い作品なのではと思う。



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| HOUSE11 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
George Clinton - Computer Games (Universal Music:UICY-77154)
George Clinton - Computer Games
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2014年末に正に奇跡的にもFunkadelic名義で33年ぶりのアルバムをリリースしたP-FUNKの帝王であるGeorge Clinton。丁度そんな話題が挙がっていた昨今、実は2013に発売30周年を記念してClintonの初ソロアルバムである『Computer Games』がボーナス・トラックを収録した30周年記念エディションとしてリリースされる予定があったのだが、理由は分からないままその企画は消滅。しかし、2015年である今年になって日本限定で再発(ボーナス・トラックは含まれない)が決まり、しかも1000円というお値打ち価格での販売でと、既存のファンにも新規のリスナーにも大変ありがたい出来事だ。Clintonは60年代からFunkadelicやParliamentを率いてP-FUNKの旋風を巻き起こしそのグループは70年代には一大集団となっていたが、しかし金銭や契約等の問題によりその軍団は空中分解してしまう。しかし転んでもただでは起きない、そんな逆境を逆手に取り電子楽器を大幅に導入したエレクトロ・ファンクを生み出したのが本作『Computer Games』なのである。何と言っても本作で話題になるのは"Atomic Dog"で、アメリカのR&Bチャートで4週連続No.1となった程の人気曲だが、その後多くのヒップ・ホップのアーティストにサンプリングされているいう事実がこの曲の素晴らしさを現している。曲そのものはファンクと言うかヒップ・ホップと言うか低重心で粘りのあるグルーヴがあり、そこにシンセサイザーのコズミックな音や下品ささえ漂うコーラスワークが絡む最高にファンキーな曲で、以前のP-FUNK時代に比べれば随分とスリムな音楽性ながらもファンキーさは全く失われていない。"Man's Best Friend/Loopzilla"は2曲が一続きになった曲で、前半のロボットボイスも導入したレトロフューチャーなP-FUNKから、後半は延々と同じ4つ打ちを繰り返しながらそこにモータウン・クラシックや過去の曲をサンプリングして仕立て上げたごった煮展開で、こんなノリもP-FUNKらなではだ。比較的前時代のP-FUNK色を残した"Get Dressed"はオーケストラやチョッパーベースに様々なコーラスワークが混じって猥雑さを生み、何だかメンバーが楽しくセッションをしている姿が浮かんでくるような陽気な曲だ。逆に小ぢんまりとして可愛らしいボーカルが入ったポップス的な"Pot Sharing Tots"や妙に懐メロのレゲエ調な"Free Alterations"などは、Clintonに期待する卑猥さが濁流となって渦を巻くような音楽性は無く、汎用な印象を残す。アルバムの中でも出来のばらつきはあるものの、アルバムは30分弱に上手く纏まってだらだらとせずに、すんなりとエレクトロ・ファンクを堪能させてくれるので冗長な印象を受ける事はない。それに1000円のお値打ち価格なのだから、これは買うしかないでしょう。

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| ETC4 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ken Ishii - Warrior On The Decks - Play, Pause And Play 2 - (Music Mine:IDCS-1030)
Ken Ishii-Warrior On The Decks - Play, Pause And Play 2
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夏目三久アナウンサーのコンドーム持った写真が流出してショックだとかキメエだとか騒いでおりますが、世の中の可愛い子は男とばんばんセックスしまくってるのは常識。彼氏が居なければセフレが居る。魅力的な女には常に男が居ると思って間違いない。俺もばんばんしたいです。

日本が世界に誇るテクノゴッド・ケンイシイの4年ぶりのMIXCDですが、ジャケットのセンスは正直どうなんでしょう。最近のケンイシイは我等常人には理解出来ない方向を向いている気がします。しかしそれはそれ、これはこれ、長きに渡り国内・国外のテクノ野郎共と対峙してきたその実力は間違いなく世界レベル。本作においても確実にケンイシイのプレイだと言う事が聴いて分かる音が存在していて、流行のミニマルは予言通りに一切無しのガチテクノ。無闇に玄人ぶったりマニアックな選曲をする事はなく、コアなリスナーからテクノに馴染みの無い者まで楽しめるアッパーでソリッドかつ、大箱受けする大仰な構成が聴き取れます。クラシックと言われる昔ながらのトラックだって出し惜しみ無く投入し、いやが応でも盛り上げてくれるのです。最後の自身の"Extra"なんて、もう感慨深いよね。これでテクノにはまった人も多いんじゃないかしら?ただ何て言えばいいのかな、アルコール摂取し過ぎてセックスで逝くに逝けないもどかしさみたいな感覚、何となくスピード感が足りない寂しさがあるのが残念。俺はケンイシイの生のDJプレイでもっとハイエナジーなプレイを聴いた事があるだけに、このMIXCDでも更に吹っ切れてくれたら良かったのにと思う。ちょっと小奇麗に纏め過ぎたかな。

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| TECHNO7 | 00:10 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Funkadelic - Maggot Brain (Westbound Records, Inc.:WBCD2007)
Funkadelic-Maggot Brain
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引き続き"宇宙からの歌、宇宙への音"(過去レビュー)からのCD紹介。今日はデトロイトテクノの根底の一つとしてあるブラックミュージックの中のP-FUNKを聴いてみました。ここら辺は全然詳しくないのですが、P-FUNKと言えばとにかくGeorge Clinton、そして彼がユニットとして活動していたFunkadelicとParliamentが有名ですね。そして黒人女性の叫んでいる顔がジャケットの"Maggot Brain"ですが、ジャケットに負けず劣らず音の方もなかなかに痺れるタフネス具合。自分の中ではP-FUNKはもっと楽天的にウキウキ盛り上がるパーティー系の音かと想像していたのですが、本作は意外にもロックっぽいですね。何が良いってファズの効いたドライヴィングギターが炸裂していて、空間をがんがん切り裂く感じ。ベースやドラムもねちねちと濃度の濃いグルーヴを生み出していて、アーシーな感覚が重く体にのしかかります。曲によってはファンキーなボーカルも入っていて、確かに脂ぎって熱の入った雰囲気も感じられますね。でも一番お勧めなのは10分にも及ぶタイトル曲で、インストでギターソローが咆哮しまくる"Maggot Brain"。リズムも無しで永遠とギターが鳴り響くだけなのに、宇宙の彼方までぶっ飛ばされる黒さがヤバイです。

ちなみにMike BanksがFunkadelicでギターをプレイしていたと言う話は、本当の話なんでしょうかね?やはりテクノとブラックミュージックは切っても切れない関係なんですね。

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| ETC2 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
宇宙からの歌、宇宙への音 (Rittor Music)
宇宙からの歌、宇宙への音
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宇宙、それは果てしなく広大で人知の及ばない未知の世界。老若男女問わず誰しもがその大きな存在に畏敬の念を感じ、そして人間は宇宙の前ではちっぽけな存在に過ぎないと思わせられてしまう。しかし昔から人間は宇宙に魅了され続け、ある者は星を観察しある者は壮大な物語を描き、そして音楽で宇宙を体現する者も。そんな宇宙を感じる音楽を集めたのが本書であり、ロックやヒップホップ、ファンクからジャズ、ワールドミュージック、そして一番宇宙がぴったりなテクノまで、ジャンルを越えて宇宙音楽を集めてしまった。しかし宇宙音楽とは一体?近未来的な電子音が鳴っていれば、それで宇宙?ただ想像力を喚起する瞑想的な物が宇宙?いや、そんなはずじゃないはず。無限の広がりをイメージした宇宙だってあれば、自分の心の中に存在するインナーシティーだって宇宙かもしれない。テクノのThe OrbやIan O'Brienと並んでプログレのPink FloydやHawkwindもいれば、VangelisやBrian Enoもいるし、ジャズのPharoah SandersやHerbie Hancookもいる。煮えたぎるファンクバンドのFunkadelicや"Planet Rock"で有名なAfrika Bambaataaも入ってるし、インドやアジアの民族・宗教音楽など馴染みのないものまで、とにかく宇宙、コズミック、スペーシーを喚起させる音楽ばかり。自分はテクノ、ジャーマンプログレには関しては頷く作品ばかりだったが、それ以外のジャンルに関しては知らない作品ばかりだったので、余裕が出来たら購入してみようと思った。ありそうで無かったコンセプトの本なので、誰でも楽しめるはず。

8/23追記
この本に載っているCDでいくつかは既に本ブログでレビューを掲載していましたので、リンクを張っておきます。
Steve Hillage - Rainbow Dome Musick
Harmonia - De Luxe
Cluster & Eno
Manuel Gottsching & Michael Hoenig - Early Water
Ian O'Brien - Gigantic Days
Global Communication - 76:14
Pub - Summer
| ETC2 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Laurent Garnier, Carl Craig - The Kings Of Techno (Rapster Records:RR0063CD)
Laurent Garnier, Carl Craig-The Kings Of Techno
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Disco、Funk、Hip Hop、House、Jazz、Digginと続いた「The Kings Of 〜」シリーズに、遂にTechnoがやってきました!このシリーズ、過去のレアな名作を掘り出すと言うなかなか味のあるシリーズなのですが、なんと今作はヨーロッパからはLaurent Garnierを、そしてデトロイトからはCarl Craigを招いてコンパイルを行っています。コンセプトはヨーロッパから見たデトロイト、またデトロイトから見たヨーロッパをイメージしておのおのが選曲&ミックスをした様です。なので普段の様なフロアを意識したプレイとは違うのですが、二人のルーツや好みを感じられる非常に興味深い物となっています。Garnierの選曲は、テクノやエレクトロは当然として、ヒップホップのJay DeeやロックのThe Stooges、ファンクのFankadelicなどデトロイトの音楽をジャンルを越えて抽出しています。目玉はラストのURの「Amazon (Live Version)」!!Rex Club15周年記念に行われたURのライブ音源なのですが、なんとGarnierがMad Mikeに頼み込んで収録したそうです。Mad Mikeの語りも入った激ヤバ音源、これだけでも充分価値があります。Garnierも気合い入れすぎて、トラック分けは無し。最後まで聴いてやっと「Amazon (Live Version)」が聴けますよ。対するCarlさんは、しっかりトラック分けされているからご安心を(笑)。選曲はニューウェーブ、テクノポップ、インテリジェンステクノなど、確かにCarlさんのルーツがしっかり感じられる物が多いです。音は確かに過去の物そのものなのに、そこから発する景色は未来の物。また難解な音楽でも無く、楽天的な気持ちになれる良い意味でポップな曲が多いですね。TECHNOのMIXCDでは無いけれど、現在のTECHNOシーンで絶大な人気を誇る二人のルーツを聴いてみるのもまた一興。今ならアマゾンで2000円でお買い得です。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |