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HVL - Bizarre Realms EP (Hesperian Sound Division:HESP003)
HVL - Bizarre Realms EP

ロサンゼルス発の新興ハウスレーベルであるHesperian Sound Divisionの新作は、Rough House Rosie等を中心に活動するロシアのディープ・ハウスで頭角を現すGigi JikiaことHVLによるもの。この数年は継続して年に2〜3枚のEPを前述のRHRを含む複数のレーベルから淡々とリリースしており、音響〜アンビエントを駆使したハウスを武器として個性的な音楽性を確立している。本作でもその路線を踏襲しつつ更にはKiyadama名義でのアシッド・ハウスの要素を持ち込んで、何処までも深化を続けている。特にその深くサイケデリックな音響が主張しているのが"Bizarre Realms"で、あぶくが立つような環境音に似せたシンセのフレーズに幻想的な響きを作る薄いパッドを伸ばしていき、そして淡々とした盛り上がりを抑制したロウな4つ打ちが続く中で時折強烈なサウンド・エフェクトを挿入する事で、引いては寄せる波のような盛り上がりを生んでいる。広がっていくような立体的な音響空間は正にディープ・ハウスだが、一転して"Escape In Time"ではアシッド・ベースを用いてシカゴ・ハウスな雰囲気もある作風を見せ、特に粗いハイハット等からはロウ・ハウスの影響も垣間見れる。"Sio"でも生々しいざらついたリズムを用いつつもグルーヴは溶けるような弛緩し、そこに揺らめくような官能的な上モノが波打つ事でアンビエント性の強いダブ・ハウスとなっており、その快適性は随一だ。"Sforzando Joy"では逆にKiyadama名義を継承する凶悪なアシッド・ベースが這いずり回る攻撃的なアシッド・ハウスとなっており、フィルターやレゾナンスによる過剰な変化で毒々しく頭もくらくらするような展開が刺激的だ。バリエーション豊かでアーティストとしての底の深さはまだ見えず、そろそろアルバムによる包括的な表現も期待したいものだ。



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| HOUSE12 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Trinidadian Deep - Guidance EP (Rough House Rosie:RHR 011)
Trinidadian Deep - Guidance EP
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ロシアのディープ・ハウス勢から日本のアンダーグラウンドなアーティストまで独特の審美眼により文字通りディープな音楽を追求し、またクララ・ボウのスタンプがレーベル印としても印象的なRough House Rosie。その音楽性は陰鬱とアンビエントの中間のようなディープさと、耽美さの中に仄かにエモーショナルな音色を含ませた慎み深いディープ・ハウスであったが、レーベルの最新作は何とFuture VisionやNeroliからの作品で一躍注目を集めているUSのTrinidadian Deepが手掛けている。Ron Trentの愛弟子とも言える彼の音楽性はやはりUS直系の黒さと飛翔するような爽やかさを含んだ優美なディープ・ハウスなので、RHRから新作が出ると知った時は?という思いであったが、実際にリリースされた作品を聞けばその良質な音楽を前にして突っ込みを入れるのも野暮だと知る。A面にまるまる収録された"Obi"は13分にも及ぶ大作で、如何にもなカラッと弾ける爽やかなパーカッションに導かれ軽やかに疾走する4つ打ちのハウス・ビートが疾走り、そして土着的な土煙の中から浮かび上がるオールド・スクール感あるオルガンによって心地良い酩酊状態へと誘われる。大きな展開を繰り広げる訳ではないが、途中でのテッキーなシンセのコード使いやスピリチュアルさ爆発のオルガン・ソロなどぐっと耳を惹き付けるライブ感溢れるパートもあり、長い曲構成が全く無駄になる事なく壮大なジャーニーの演出として成り立っている。B面の"Italness"も音楽的には変わりはなく、土着的なパーカッションが爽快な風を吹かせて軽やかさを演出し、そこに優美でスペーシーなシンセが流れ落ちていく事でコズミック感のあるハウスになっている。残りの一曲はレーベルの主力アーティストであるHVLが手を加えた"Obi (HVL's Robotic Edit)"を収録しているが、こちらはよりレーベルのアブストラクト性を打ち出した妙技と言うべきか、奇妙な効果音も加えながら深遠さを増したダウンテンポなディープ・ハウスへと見事な生まれ変わりを披露している。RHRらしいのは確かにHVLのエディットだろうが、Trinidadian Deepの空へと羽ばたくような浮遊感あるディープ・ハウスも当然お勧めだ。



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| HOUSE12 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
HVL presents Kiyadama - Cosmic Hum EP (Rough House Rosie:RHR 010)
HVL presents Kiyadama - Cosmic Hum EP
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ケルンのディープ・ハウスの新興勢力として静かに評価を高めているRough House Rosieは、日本のアンダーグラウンドなハウスをも掬い上げており、注目して損はないレーベルの一つだ。そんなレーベルのレギュラーとして定着しているのがグルジア出身のGigi JikiaことHVLで、アブストラクトな音響にアンビエントの雰囲気を重ねて濃霧に包まれたような幻想的なディープ・ハウスを手掛け、レーベルの音楽性をも示唆するような活動をしている。さて、RHRにとって2016年の初の作品となるのがKiyadamaによる本作で、何故かHVLが変名を用いての提供となっている。わざわざ変名を用いているのだから普段の作風とは当然異なり、ここでは古き良き時代を思い起こさせるシカゴ発祥のアシッド・ハウスが幅を利かせている。TB-303をフィーチャーしたであろ"Ashitaka 1"と"Ashitaka 2"は、ねっとりと中毒的にうねるアシッド・ベースを軸にじわじわと侵食するようなワイルドピッチスタイルのアシッド・ハウスで、決して革新的な作風ではないものの古典的なアシッド・ハウスに敬意を払いつつ洗練も伴う点で今風だ。そこからA面のトリを飾る"Creda18fill"は一転してビートレスでアナログなシンセが睡眠を誘うように反復するアンビエントな作風で、ギャップに驚きつつも精神へ作用するようなトリップ感では共通項を見出だせるか。がB面ではまたもやアシッド・ハウス全開で、ソナー音のような淡々としたアシッドの使い方にひんやりとした冷気を浴びせられる"Machine Terror"や、レイブ調のブレイク・ビーツが軽快にビートを刻みつつも牙を剥いたアシッド音に体をえぐられるような"There Will Be No Salvation"と、A面よりも更に攻撃的な曲が収録されている。RHRにとってもHVLにとっても異色過ぎるアシッド・ハウスではあるものの、安っぽいシカゴ・ハウスに深みのある空間音響を加えている所に単なる物真似ではないHVLの音楽性も感じられ、古典への愛を見事に生まれ変わらせた作品だ。



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| HOUSE11 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
HVL - Away From Everything We Know (Organic Analogue Records:OA 002)
HVL - Away From Everything We Know

Rough House Rosieでの活躍も目覚ましいグルジア出身のGigi JikiaことHVLが、今年2枚目となる新作をOrganic Analogueよりリリースしている。東欧特有の神秘的な瞑想感を伴うディープ・ハウスはHVLの個性として確立されているが、この新作でも基本的な路線に変わりはない。タイトル曲の"Away From Everything We Know"はリヴァーブによって幻想的に揺らめくシンセの奥にロウなアシッドのベース・ラインと女性のポエトリーを配し、心地良い浮遊感の中にもベースとキックによる明確なグルーヴが刻み、Deepchordを思わせるアンビエンス感の強いディープ・ハウスだ。放射状に広がるようなディレイのシンセを用いながらもカタカタとしたロウなパーカッションを用いた"Space Venture"は、DJ Sprinklesが得意とするような枯れた感もある幽玄さがあり、荒ぶる事なく静かに心に侵食する。一方裏面の"Cygnus Loop"はブレイク・ビーツ風につんのめったリズム感が切り刻むようにエッジが効いていて、その上ではすっと軽く伸びる透明感のあるシンセと未来的な光沢感のあるシンセの絡み合い、A面の曲よりはファンキーな躍動が強い。また本作で特筆すべきは、Wild Oatsからのリリースが注目を集めたGBやJulian Abelar名義でも活動するGabriel Reyes-WhittakerがThe Reflektor名義でリミックスをしており、"Away From Everything We Know (Reflektor Remix)"は原曲の浮遊感を抑えた代わりにデトロイト的なレトロ・フューチャーを思わせるシンセの懐かしいメロディーを強調し、またカチッとした生っぽいビートに変化させた事でブギーな感覚を打ち出していて、面白いリミックスを披露している。HVLの緩やかに揺れるディープ・ハウスは言うまでもなく極上だが、The Reflektorのリミックスもより個性的で上手くハマった快作だ。



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| TECHNO11 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
HVL - Lucky Star Of High Minded (Rough House Rosie:RHR 007)
HVL - Lucky Star Of High Minded
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サイレント映画の女優であるクララ・ボウをロゴマークに使用しているRough House Rosieは、ケルン発のディープ・ハウスのレーベルだ。瞑想的なアンビエントとハウスのグルーヴを兼ね備えた厳かなるディープ・ハウスの質の高さと共に、配信は行わずにアナログのみのリリースやカラーヴァイナル仕様といったその頑ななるアンダーグラウンド性も相まって、カルト的な人気を博すレーベルの一つではないだろうか。そんなレーベルの看板アーティストがグルジア出身のGigi JikiaことHVLで、レーベル初の作品を担当していたその人だ。HVLにとっては本作はRHRからのソロ2作目となる盤であるが、ここにおいてもHVLのアトモスフェリックな深い音響と神秘的な叙情性は尚強みを増している。空間の奥でゴチャゴチャと鳴る音響から始まる意外な展開から、次第に浮かび上がってくる霧のようなパッドと規則正しく刻まれる温かいキック、そして丸みのあるシンセが怪しいメロディーをなぞる"Your Heart Speaks For You"は、正にRHRらしい慎ましくもアブストラクトな音響を含むディープ・ハウスだ。タイトル曲の"Lucky Star Of High Minded"は深い森の中にいるようなサウンドエフェクトから始まりどこか霊的でもあるが、リズムは軽快に跳ねて揺れるグルーヴを打ち出し、メロディーはフィルターで変化を付けられていてファンキーな感覚もある。裏面へと続けば更にダブ音響を活かして深い空間を演出を創出し混沌としたサイケデリックな空気も持ち込んだ"She Can Land On A Dime"、4つ打ちから不規則なビートへと変化し大きなうねりを見せる大胆なビートダウン・ハウスである"Wild Combination"が収録されており、そのどちらにも深さと広さを伴うアンビエンスが含まれている。レーベルとアーティストのどちらもが新興勢力の内の一つという状態だが、しかしその音楽性は最早見過ごす事が出来ない程の個性を発しており、太鼓判を押してお勧めしたい。



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| HOUSE10 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Various - Jujiro EP (Rough House Rosie:RHR 006)
Various - Jujiro EP
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アンダーグラウンドなハウスを追いかけている人にとっては、ケルンのRough House Rosieは見逃す事は出来ない。2013年の初頭から始動したこのレーベルは、ケルンに活動の場所を置いてはいるが主宰者であるGeorge Beridzeがグルジア出身という事もあり、いわゆる近年評価を高めているロシアン・ディープ・ハウスの流れとして捉えるべきであろう。レーベル発足当初からGigi JikiaことHVLにShine Grooves、A5やGamayunなどロシア系の新興勢力を掘り起こす事に力を入れ、女優クララ・バウの顔をロゴマークにした印象的なアートワークも相まって、レーベルは注目を集めている。そんなレーベルの新作は日本人のアーティストに焦点を絞った「Jujiro」(サイレント・ムーヴィーである「十字路」を引用だそうな)で、テクノからブレイク・ビーツにビートダウンまで深く掘り下げるベテランの白石隆之(Takayuki Shiraishi)にEthereal SoundからもリリースするMiruga、そしてMitsuaki KomamuraやMahalらの作品を収録している。元々はレーベル側から白石隆之に強いオファーがあったそうで、最終的には新作ではなく2002年作の"Nightfall"を提供しているのだが、これが今聴いても全く古くない早過ぎたビートダウンかつディープ・ハウスとして素晴らしい。床を這いずり回る重心が低めのビートに、朧気に浮かび上がってくるゆらゆらしたサウンドが心地良い酩酊感を持続させ、どこか色褪せたようなぼんやりした景色を見せるのだ。決して激昂させるようなアッパーな音でもなく、多幸感に満ちた陽気な音でもなく、禅にも通じる求道的な音は和式のビートダウンだ。対してMirugaの"Meeting Of The Mind"は透明感溢れるパットが広がり、爽快なパーカッション使いや太いキックのおかげでテック・ハウスとしての印象が強く、広大な空へと飛び立つような開放感に満ちあふれている。またMitsuaki Komamuraはアシッドな音を用いながらも抑圧的にはならずに仄かな感情を込めたようなロウ・ハウス的な"Full Moon Hike"を、そしてMahalはデトロイト・テクノのエモーショナルな音をより柔軟かつしなやかなビートに乗せてモダンに仕上げた"Daydream Maze"を提供しているが、やはり派手になり過ぎずにどこか奥ゆかしいムードはレーベルの方向性に沿っているだろう。本作において日本のアーティストがフィーチャされた事は、結果的には和の侘び寂びの世界観がレーベルの音楽性と上手く適合し、レーベルの進む道をより明瞭化したのだ。

| HOUSE10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Shine Grooves - Cairo EP (Rough House Rosie:RHR 004)
Shine Grooves - Cairo EP
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ドイツはテクノだけではなくハウスに於いても、いや寧ろハウスの方が注目すべきアーティストが多くなってきているようにも見受けられるが、またしてもドイツはケルンにてGeorge Beridzeが主宰するRough House Rosieがアンダーグラウンド方面から一際注目を集めている。このレーベルは2012年に設立されたばかりではあるが、過去にHVLやAlex DanilovにBrother Gと言った新興勢力にフォーカスを当てながらも実に質の高いハウスをリリースしており、アナログのみのリリースと言う事もあってか余計にカルト性を高めている。音楽性としてはアンビエントとダブな空気感の中にロウハウスを取り込んだ作風が見受けられるが、レーベル4作目のロシア人のShine Grooves(Quadrat名義でも活動しているようだ)による初の作品も同様な方向性で、この作品も更にRough House Rosieの評価を高める事は間違いないだろう。抽象的ながらも浮遊感漂う幻想的なパッドの下でトリッピーなSEやダビーな4つ打ちを繰り広げる"4AM"、更によりアトモスフェリックな柔らかいシンセと深く揺らぐ残響が仄かな情緒を奏でる"Egypt Dub"、そのどちらもがディープ・ハウスと言う音に当てはまりながらも、アナログ音を打ち出して非常に温かい人間味を感じられる事が特徴だろう。またB面に収録された"Rolling"は穏やかながらも明確な4つ打ちに揺らぐようなパッド音が被せられたディープ・ハウス、対照的にもう一曲の"Sahara"はトリッピーに浮遊するもやもやしたサウンドと遅く粘り気のあるリズムが特徴的なダブ・ハウスで、一枚のEPの中でもダブと言う音楽性を軸に小さく纏まらないような野心が汲み取れるだろう。EP全体としては濃霧に包まれたサウンドの向こう側にメロウな旋律が浮かび上がるディープ・ハウスと言うべきか、非常にアブストラクトながらもほっと心温まる音楽が纏まっている。



Check "Shine Grooves"
| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Alex Danilov, HVL - Split Screen EP (Rough House Rosie:RHROS 003)
Alex Danilov, HVL - Split Screen EP
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本作によってまたしてもドイツがテクノだけでなくディープ・ハウスの方面に於いても、頭ひとつ抜きん出ている事を実感する。Rough House Rosieは2013年にケルンで設立された新興レーベルだが、ハンドスタンプにカラーヴァイナルと言うアングラ精神を貫いている。勿論そのレア感だけが注目を集めているわけではなく、レーベル第1弾にはGigi JikiaことHVLのデビュー作が起用され、荒削りながらも耽美なディープ・ハウスと浮遊感のあるアンビエントを掛け合わせた作風が高い評価を得たようだ。そんなレーベルの3作目は再度HVLとロシアからのAlex Danilovを起用したスプリット盤となっている。秀逸なのがHVLによる"Winter 1992"で、細かいビートを刻むリズムの上に濃い霧に包まれるようなアトモスフェリックなパッドが満ち、ゆったりとうねりながら抽象的な世界を垣間見せるディープ・ハウスの心地良さはこの上ない。同じくHVLによる"Junction To Everywhere"はしっとりしたキックが端正な4つ打ちを刻むディープ・ハウスだが、禍々しいアシッドなベースラインとは対照的に温かく幻想的なシンセが望郷の念を呼び起こすように、エモーショナルなメロディーを奏でている。どちらも水面をゆったりと漂うような大らかな作風で、柔らかい音質は耳に優しく入ってくる。一方Alex Danilovの方は"Dzeta"ではシカゴ・ハウスのように簡素な音とマイナー調のメロディーを展開するダビーなハウスを、"916 am"ではサウンドエフェクトのように様々の奇っ怪なサウンドを配してコズミックな感覚を演出しハウスを披露しており、独特の世界観を構築している。レーベル、アーティスト共々に期待を抱かせるには十分過ぎる作品だ。



Check "Alex Danilov" & "HVL"
| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |