Data 80 - Musica Magna Et Ultima (Umi:umi02)
Data 80-Musica Magna Et Ultima
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21世紀に生きるデジタリアン・Data 80が、眩い近未来を投影するディジタルディスコ。Data 80とは数多くの名義で活躍するHakan Lidboのプロジェクトの内の一つであり、Force Tracksが倒産する寸前に打ち出した"Digital Disco"路線の最前線でもありました。結局その方向性が成功する前にレーベルは倒産したので、その後の拡大・展開を見る事が出来ずに悔しい思いが残っております。ただHakan Lidbo自身はその後も活動を続け、ようやくData 80での2作目が日の目を浴びる事になりました。正直に言いますとディスコ物は普段好んで聴く事は少ない自分ですが、Data 80に限っては別物。完全にポップとセンチメンタルのメーターが振り切れていて、今となってはダサいと思われる音が180度反転しているのです。ダサいっっ!!だが、そこに痺れる!憧れるゥ!確かに時代から外れた音楽と言う事は否定は出来ませんが、ここでのポップセンスは時代を超越し人々の心を陽気にさせる力を持っています。またディスコ系とは言え今まで数多くのトラックを送り出してきたHakan、デジタルピコピコサウンドをこれでもかとばかりに使って歌物ダンストラックとして懐かしさを感じさせながらも今っぽく洗練された音も聞かせてくれます。過ぎ去った青春を思い出し郷愁に浸るも良し、ネオンの輝くメトロポリスで明るい未来を夢見るも良し、みんなの胸に詰まった思いをさらけ出しましょう。本作にミラーボールは必需品。

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| HOUSE4 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Hakan Lidbo - Dunka Dunka (Musick:Musick16)
Hakan Lidbo-Dunka Dunka
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エレクトロニックミュージックと言うのは一人でも作れるせいか創作意欲がある人だと異常な程多作な方も居る訳でありまして、10数種に及ぶ名義で数え切れない程リリースを重ねているHakan Lidboもその一人であります。テクノに詳しい方なら別名義のData 80を思い出すでしょうが、僕はData 80の甘酸っぱいディジタルディスコな作風の魅力に取り付かれてしまって彼のファンになりました。奇しくもアルバム"Data 80"(過去レビュー)をリリースしていたForce Tracksは一度倒産しており、この愛らしい名作は現在だと入手が難しい様です。それはさておき様々な名義を持つ彼は音楽的にも幅広く精通しており、テクノ、ハウス、ジャズ、エクスペリメンタル、ロックなどとにかくジャンルに拘らずにリリースを重ねています。この新作は一応テクノと言う事になるのでしょうが、一般的なテクノからは少々離れていてノイズーに暴力的・攻撃的な音が刺激的なエクスペリメンタルテクノになるのかな。もうちょっと分かり易く説明するとCristian Vogelらに代表されるNo Future系の音を思い出しましたが、そうゆう意味では現在のご時世だと古臭い音と認識されてしまいます。癖が強いので好き嫌いがはっきりする内容で、何故こう言った音を今リリースしようと思ったのかは真意が読めません。でもアナログ機材で作られたと思われる図太いシンセ音は好きな人は好きだろうし、このご時世に浮いている内容は逆に完全に独自の路線を突き進んでいるとも思いました。出来るならまたData 80路線の音を聴きたいですが。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Steve Bug - The Flow (Cocoon Recordings:CORMIX002)
Steve Bug-The Flow
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売れ線アーティストと言う訳でもないが、全然名前が売れてない訳でも無いアーティストがこのSteve Bug。Poker Flat Recordingsのボスであり、テックハウス〜ジャーマンディープハウスを中心に送り出し、近年はアシッドリバイバルにも貢献しているその人です。が、多分地味な作品が多い為になかなかポピュラーにはなれないが、安定して良質な作品を作っていると思います。そして同じドイツのCocoon RecordingsからシリーズとなっているMIXCDを出しました(と言ってもこれはもう4年前の作品だけど)。突出して有名なMIXCDでは無いけれど、これは僕は太鼓判を押してジャーマンミニマル〜テックハウス好きの人にはお薦め出来る物でございます。盛り上がりとかもそんなに無いし、とにかく一聴して地味なんですがすぐに諦めてはいけません。何度か聴くとジャーマンミニマル特有のセクシャルな魅力に気が付くでしょう。温度は冷え切っているのに、何故か妖しい魅力に溢れた曲ばかりなのです。また盛り上がりが無い事が逆に平坦な流れの中に、これぞミニマルと言った継続したグルーヴを生み出しています。最近のSven Vathが好きな人にはきっと合うんじゃないかと思っています。クラブでは激しいハードミニマルが楽しいだろうけど、こんなゆったりとしたテクノには大人の余裕を感じます。ワイングラスでも傾けながら聴いてみたいですね。名付けてセクシャルジャーマンディープハウス!

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| TECHNO1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Hypercity - Mixed By Andrew Weatherall (Force Tracks:FT30CD)
Hypercity Mixed By Andrew Weatherall
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さてForce Tracks関連が続いたのでその総集編でも紹介しよう。作品的には中期までのトラックをミックスした物なのだが、なんとここで起用されたのはUK最強の敏腕プロデューサー、そしてロックとパンクをダンスを架け渡す天才DJ、Andrew Weatherallだ。Force Tracksもやるねぇ、この人を起用するなんてやっぱり先見の目がありますよ。テクノ中心のトラックを彼に頼むならともかく、まさかクリックハウスのミックスを彼に頼むなんて誰が予想出来たのかな?でレーベルの期待に応えたAndyさんも流石の一言。ジャンル的にはクリックハウスと言うのかな、まあテックハウスでも良いんだけど、そんな感じ。擬音語で言うと、クリンクリンとかポムポムって感じ。微妙に霧がかり丸っこく柔らかい音が気持ち良いですね。クリック系の独特なリズムも基本は4つ打ちだけど、曲毎に様々な展開を見せて飽きる事がなく聴かせてくれます。中盤まではリスニング向けでこのまま終わるかと思ってたんだけど、そこはAndyさん分かっています、やっぱりダンスの面も忘れずにプレイ。終盤では完璧4つ打ちに移行してドスドスなダンスモードに突入します。しかしながらも強靱さと美しさを兼ね備えたトラック、やはりForce Tracksは一味違いますね。必ずと言って良いほどヨーロッパ的耽美を感じさせるエレガンスを含んでいます。Kompaktと言いForce Tracksと言い、テクノ中心のドイツ国家でなんでこんな美しい物が出てくるんだろうね?不思議だね〜。終盤でのHakan LidboからLuomo辺りはもう絶品ですぞ、濡れてしまう…。AndyさんとForce Tracksの一夜限りのタッグはこれっきり、もったいないですね。クリックハウス入門以上の素晴らしいミックスCDですよん。

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| HOUSE1 | 18:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Data 80 - Data 80 (Force Tracks:FT52CD)
Data 80 - Data 80
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かつてUKにはForce Tracksと言う良質なレーベルがありまして、最盛期にはクリックハウスムーヴメントの中心に居たのではないかと思っている。しかしながらその流れにも限界を感じたのだろうか、レーベルが閉じる寸前には「Digital Disco」と言う新しいシリーズを始めたのでした。結果的にはレーベルが倒産してしまい「Digital Disco」も中途半端に終わってしまったのですが、その中でこのHakan LidboことDATA 80は素晴らしい作品を残してくれました。なんといってもこのCDの中には誰もが持っている若かりし頃の青春、甘酸っぱさと言う物が存分に詰まっている。Daft Punkばりのヴォーコーダが哀愁を感じさせ、昔懐かしさを思い出させるのです。昔懐かしなディスコティックな雰囲気も、最新のモードによって現代版ディスコハウスに様変わりして決してだささを感じさせない。これこそが正にForce Tracksがやろうとしていた「Digital Disco」なんだと思う。ディスコと聞いて敬遠する人もいるのだろうけど、Force Tracksから出た作品なんだからまんまディスコだとは思わないで欲しいです。One More Timeに希望を見出して、そしてDaft Punkの2NDアルバムに失望した人にこそ聴いて欲しいアルバムです。と言っても僕はDaft Punkは全く聴いていませんが、あのメジャー路線とは一線を画しています。ここには絶対なるマシーンソウルが感じられると思います。

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| HOUSE1 | 22:21 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
2005/01/07 (FRI) VADE feat. ADAM BEYER @ WOMB
DJ:ADAM BEYER, SODEYAMA

2005/01/09 (SUN) HUMP ZERO 5 @ ageHa
DJ:DERRICK L. CARTER & LUKE SOLOMON, Dego, DJ KENSEI
DJ HIRAGURI、Greenkeepers, etc

2005/01/21 (FRI) a night with DJ Matthew Herbert @ CAY
DJ:Matthew Herbert, DJ KENTARO IWAKI
LIVE:PAINTING:nu:g

2005/01/22 (SAT) UNITE @ Unit
DJ:TOM MIDDLETON, DJ KENT, HIROSHI WATANABE

2005/01/29 (SAT) JET SET PRESENTS route #15 @ Yellow
DJ:HAKAN LIDBO, TOWA TEI, KZA(FORCE OF NATURE)
Laetitia a.k.a HITOSHI OHISHI
LIVE:DATA 80

2005/02/04 (FRI) Breath @ AIR
DJ:DJ Katsuya, yoshihisa.h
LIVE:Special Guest

2005/02/13 (SUN) metamorphose presents SUBMERGE TOUR @ Liquidroom
LIVE:Galaxy 2 Galaxy, Los Hermanos, Mr.DE'
DJ:James Pennington, B.CALLOWAY

年越しイベントは終わっても、パーティーは今年も続いてゆく。Herbertが来ますけどDJなので、多分行かないでしょう。注目はUNITでのTOM MIDDLETON & HIROSHI WATANABE。アンビエントで有名なTOM MIDDLETONはDJではテクノ、ハウスを横断したプレイで期待出来るし一緒にワタナベさんも出るので今回はまじで行かないと。HUMP ZERO 5も行きたいが金が無い…。DERRICK L. CARTERのダーティーでハードなハウスはテクノ並のあげっぷりでやばいっすよ。DATA 80(=HAKAN LIDBO)のライブも気になるなぁ。「One More Time」のメランコリー+テックハウスって感じです。

そしてもう言わずとしれた伝説が現実になる瞬間の到来、Galaxy 2 Galaxyが来日です。前回TIMELINEで来てますけど、多分演奏内容に大差は無いと思います。しかしそれでも期待せずにいられないのは、やはりデトオタのさだめ。
| UPCOMING EVENT | 19:36 | comments(0) | trackbacks(1) | |