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MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog]
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog] (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
名作MEZZANINEリリース時に予定されていたマッド・プロフェッサーによるダブ・バージョンが、今になりリリース。こちらはアナログ盤。
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Mezzanine (JUGEMレビュー »)
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メザニーンのリマスターに、上記のダブバージョンを合わせたCD2枚組。
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FRKWYS Vol.15: serenitatem
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KiNK & Fabrice Lig - Charleroi DC (Melodymathics:MMOS003)
KiNK & Fabrice Lig - Charleroi DC
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リリースしているアーティストだけを見れば比較的デトロイト系を意識しているであろうベルギーの新興レーベルのMelodymathics。その新作を聞けば予想は確信へと変わるに違いない。なんとベルギーからデトロイトフォロワーの前線にいるFabrice Ligとブルガリアから一躍有名になったKiNKによる共同で作品を手掛けているのだが、その上リミキサーにはブギーなディープ・ハウスで人気を博すDetroit Swindle、これまたデトロイト愛は随一のIan O'Brien、そしてレーベル主宰のMelodymannが迎えられており、話題性も抜群の内容となっている。先ずはオリジナルである"House Version"、メロディアスなシンセの旋律や多幸感溢れる電子音の散りばめ方は確かに両者のエモーショナルな個性が発揮されており、そこに黒くはなくともデトロイトのそれとも共振する爽快なファンキーさも持ち込んで、実にオプティミスティックなテクノになっている。"Detroit Swindle Remix"はパーカッシヴな打楽器を加えつつもビートはざらついており、やや鈍いリズムトラックや荒削りな音質によって派手さを抑えてシカゴ・フィーリングな仕上げ方をしているが、中盤では原曲のエモーショナルな旋律を浮かび上がらせて感動的な瞬間を作っている。そして久しぶりに作品を手掛けた事になる"Ian O'brien Remix"、この手の音楽との相性は当然抜群であり、パワフルで地響きのような4つ打ちに輝きを帯びたコズミック感が炸裂するシンセのフレーズを追加して、宇宙の果てまでも突き抜けていく濃密なハイテック・テクノなリミックスが素晴らしい。対して"Melodymann Remix"は逆にすっきりと情報量を減らした事でビートにキレが出ており、疾走感のあるビート感が目立つデトロイト・テクノ風になっている。元々の原曲がポジティブな希望溢れるものを更に各アーティストが自身の個性を上塗りして、どれも心が晴れ晴れしくなるテクノな作風だ。



Check "KiNK" & "Fabrice Lig"
| TECHNO12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Hiroshi Watanabe - Contact To The Spirits 3 (OCTAVE-LAB:OTLCD-2270)
Hiroshi Watanabe - Contact To The Spirits 3
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2016年は本人にとって新たなる局面へと突入した年であったに違いない。日本人としては初となる作品をデトロイトの老舗レーベルであるTransmatからリリースし、また過去の名義であるQuadraの失われたアルバムを復刻させるなど、過去と未来の両方を押し進めてアーティストとして実りのある一年になっただろう。そして本作もその一年の重要な要素であり、DJとしてのクラブで培った経験を作品化したMIXCDで、シリーズ3作目となる本作"Contact To The Spirits 3"だ。ドイツはKompaktとの関わりから生まれた1作目から彼自身を投影したと言う2作目を経て、4年ぶりとなる新作はこれまでと同様に精密な流れによる濃密なストーリー性を持ちつつ今まで以上に感情の起伏を誘発する内容で、ワタナベの激情が見事に音に反映されている。82分というCDの限界時間に21曲も使用した事で怒涛の展開によって熱き感情が激流の如く押し寄せるが、ミックスの最初は清らかな空気が漂い始めるアンビエントな"Sunrise On 3rd Avenue"を用いる事でこれからの壮大な展開を予期しており、そこからは聴く者を圧倒するドラマティックな展開が全く隙間なく続く。序盤にはYonenagaのプロジェクトであるR406による新曲の"Collapsar"がドラマティックな瞬間を作っており、デトロイト・テクノの叙情性がモダンに解釈されているが、中盤のKirk Degiorgio〜Ian O'Brien〜Rennie Fosterらの曲を繋げたデトロイト志向の流れは神々しいまでの光が天上から降り注ぐようで、勢いとエモーションが見事に融和している。また嬉しい事にR406の曲を用いたのと同様に、日本の隠れている才能を引っ張り出す事も意識しており、終盤に向かってjunyamabeによる幻想的な夢の世界に導かれるような"internal_external_where_is_my_body"をプレイし、ラストには7th GateのTomohiro Nakamuraによる"Memories Of Heaven"を配置して興奮と感動をピークに上げつつすっと余韻を残さず消えていくドラマティックな展開を生み出している。音の数や曲の数の密度の高さ、そして感情の込め具合は相当なエネルギー量で、聴く側も決して安易に聞き流せないような美しくも圧倒的な世界観はやや過度にも思われるが、それもワタナベの胸に秘めたるソウルを極限までプレイに反映させた結果なのだろう。魂と肉体を震わすエモーショナルなテクノに圧倒されるばかり。

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| TECHNO12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Bjorn Torske - Nedi Myra (Smalltown Supersound:STS239CD)
Bjorn Torske - Nedi Myra
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北欧ノルウェーから世界へと羽ばたいたコズミック・ディスコ - それはニュー・ディスコへと繋がる - を知らしめたのは、LindstromやPrins Thomas、そしてTodd Terjeによる功績が大きいだろう。しかしそんな彼等に特に影響を与えた存在として同郷のBjorn Torskeの存在を忘れてはならない。前者に比べれば一般的な知名度は低いだろうが、変名も用いて90年代から活動していた彼の音楽は後進にも確実に影響を与え、現在のニュー・ディスコ隆盛への流れを作った事は否定出来ない。そんなTorskeにもまだコズミック・ディスコへと至る前の時代もあったのが、それが1998年にFerox Recordsからリリースした本作であり(その後2002年にはTelle Recordsからもリリースされている)、この度念願叶ってリマスタリング済みでリイシューされている。98年のFerox RecordsといえばまだIan O'BrienやRuss Gabrielが中心的存在であった時代だと思うが、本作でもそのようにコズミック・ディスコというよりはデトロイト・テクノやハウスの影響が強く現れており、現在のように典型的なダンス・ミュージックから外れたディスコはまだ萌芽していない。アルバムは奇妙な音は用いているもののまだフィルター・ハウスの枠組みに収まった"Expresso"で始まり、そして続く"Station To Station"は前述のIan O'Brienスタイル…と言うよりも完全にURの"〜 2 〜"シリーズを意識したハイテック系のフュージョン・ハウスで、この底抜けにポジティブな世界観はまだ変態性はないもののコズミック・ディスコと共振するものはあるだろうか。"Eight Years"ではブロークン・ビーツの要素を取り入れながらディスコのようであってディスコでない優美な煌きを発し、"Smoke Detector Song"ではコズミック・ディスコの不思議なSEを加えながらもトリップ・ホップのような湿り気もあり、そして"Beautiful Thing"ではディープ・ハウスとジャズが鉢合わせしたような幻想的ながらも繊細なグルーヴ感がある。曲毎に様々なスタイルを用いており当時の音楽を色々咀嚼したのだろうか、それは実験的でもあるのだろうが、やはり近年の作品と比較すればかなりまともなダンス・ミュージックとして聴ける。デビュー・アルバムだからまだ当然青臭く最近の円熟味のある奇抜なコズミック・ディスコ程の個性はまだ発露していないものの、しかしだからこそテクノ/ハウス好きな人にとっては本作のような正にジャケットが表すエヴァーグリーンの新鮮な涼風が吹く本作に魅了されるのではと思う。デトロイト・テクノ好きな人にとっては、それこそ間違いない。



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| HOUSE10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Adventures In Techno Soul 3 (Ferox Records:FERLP9)
Adventures In Techno Soul 3

先ず以てして「テクノ魂の冒険」というタイトルからして素晴らしい。本作はRuss Gabrielが主宰するFerox Recordsの同名タイトルの第3弾、16年ぶりとなる新作であり、レーベルの方向性を示すであろうショーケース的なコンピレーションだが、特に昔からのファンにとってはこのシリーズは胸が高鳴るのを思い出すのではないだろうか。過去の同シリーズにおいてはCarl CraigやKenny Dixon Jr.、Ian O'BrienやDerrick Carter…など今では大御所となったアーティストを早くから起用し、その上でArtificial Intelligenceの系譜上にある単なるダンス・ミュージックの枠を飛び越える自由な創造性を重視した音楽性で、エモーショナルなテクノの可能性を提示していた。この新作でもその路線に大幅な変化はないが、時代に合わせてこれからの時代を切り開くであろう新人から実力派のベテランまでバランス良くアーティストを収録している。特にアルバムの冒頭を飾るDarren Harris - 驚いた事に全くの新人だ - による"Orion Nebula"が素晴らしく、プリズムのように美しい光が溢れ出るように美しいシンセサウンドが広がり、4つ打ちの枠に収まる事なくキレのある変則的なビートが揺れるこの曲は、正にテクノ・ソウルという言葉を体現している。過去にはFeroxとも繋がりもあったAffie Yusufも"Cornish Pasty"を提供しており、何処か懐かしさを感じさせつつも澱みのないピュアな音色を活かしたテック・ハウスには理知的な趣が感じられるだろう。また最近の注目株であるFred Pも収録している点にこのシリーズが現在形である事を示しており、序盤の瞑想的なノンビートの流れから徐々に重厚な4つ打ちへと変化していく"Perception"は壮大なコズミック感に溢れている。勿論レーベル・オーナーであるRuss Gabrielも新曲を提供しており、全くの汚れがない透明感に溢れ欧州的に解釈したデトロイト・テクノとも呼べる"Live In Tokyo"もレーベルの性質を表している。その他にもベテラン勢のMove DやBush Funk (Steve O'Sullivan)、また新興勢力のNebraskaなどが参加しており、それぞれがスタイルは異なれどエモーショナルなテクノ・ソウルを表現している。もしテクノに魂が籠っているとしたら、それはこんな音楽性なのではというコンピレーションだ。




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| TECHNO11 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/9/20 CAMP Off-Tone 2014 @ マウントピア黒平
アンビエント・ミュージックを爆音で聴く…というコンセプトから立ち上がったOff-Toneはクラブ・パーティーとして始まるが、2012年からは野外キャンプパーティーとしてCAMP Off-Toneへと進化した。順調に回を重ね今年で3回目となるCAMP Off-Toneだが、出演アーティストはKaito aka Hiroshi Wanatabe、CD HATA&Koyas、Ian O'Brien、Ko Umeharaとお気に入りのアーティストが揃っている事もあり、野外用の道具は全く持ち合わせていないものの参加する事にしたのだ。
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| EVENT REPORT5 | 21:45 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/7/18 Dub & Raven @ Bonobo
クラブというよりはその小さやや和んだ雰囲気からは、ミュージック・バーと呼ぶのが相応しいBonobo。古民家を改装したこのバーは1階にフロアとバーがあり、2階にはなんと座敷や屋外テラスのチルアウト用スペースもあるなど、他のクラブでは体験出来ない一風変わった作りが持ち味だ。当方は数年前に行ったきり足が遠のいていたが、この度Hiroshi Watanabe aka Kaito、Word Of MouthはDJで、KoyasやShigefumi Wadaがライブで出演するパーティーがあり、聴き馴染みのあるアーティストから初めて体験するアーティストまで興味深い面子が揃ったので、久しぶりにBonoboへと遊びに行く事にしたのだ。
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| EVENT REPORT5 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2013
今年も一年間当ブログを御覧頂いた読者の皆様、どうもありがとうございました。ElevenやSecoの閉鎖、関西方面ではオールナイトのパーティーは禁止となるなど、相変わらずパーティーを楽しむ人にとっては厳しい状態が続いております。その一方でOrigamiやLouverと言った新しいクラブもオープンしたり、また日本人が中心となるパーティーも増えているように思われるし、素晴らしいパーティーを作りたいと燃えているアーティストやオーガナイザーの熱い志に触れる機会があった一年でした。音楽にしても売れる量は確かに減っているものの、アナログ・レコードはその存在感を強めているし、良質なダンス・ミュージック作品も多かったと思います。で年間ベストに選んだ作品はリスニングとして耐えうる作品が中心になっているのですが、流行とかとは無縁なある意味ではベタな作品が多くなりました。結局時代に関係なく聴ける作品が自分の中で印象に残っているみたいですが、それとは別に毎週パーティーで最新のテクノやハウスを聴く事で、新しい成分を補完していた一年だったかなと。現場へ行く事で新しい音楽仲間の輪が繋がる事も多いわけで、その意味ではやはりパーティーへ足を運んで体験する事は重要な要素だったと思います。それでは、来年も良いお年を!
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| BEST | 13:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Ian O'Brien - I Was There 1995-2000 (Octave Lab.:OTLCD1966)
Ian OBrien - I Was There 1995-2000
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先日12年ぶりのニューアルバム"Understanding is Everything"(過去レビュー)をリリースしたIan O'Brienだが、新作と共に過去のレア音源や未発表音源などを纏めたコンピレーションも同時に発売している。タイトル通り1995〜2000年頃の音源を集めたアルバムだが、かつてデトロイト・テクノ、もっと言えばUnderground ResistanceやGalaxy 2 Galaxyに影響を受けた青年が、その影響を隠す事せずに惜しげもなく表現した直球デトロイト・フォロワーと言える音楽が詰まっている。新作アルバムではダンスミュージックと言う殻を打ち破り、自身のルーツであるジャズやフュージョンへと向かっていたが、彼の初期の活動と言えばオプティミスティックな希望が溢れ出してくるテクノだったのだ。"Monkey Jazz"や"Tattoo Jazz"はそのタイトルから思い付くであろうMike Banksの"Hi-tech Jazz"をIan流に解釈した曲だが、スタイルを踏襲しながらもよりパワフルに弾けるボトムラインと宇宙へと自由に飛翔するシンセのメロディーに限界はなく、天井知らずのハイテックな感覚を生み出している。がやはり彼自身も言うように単なる模倣ではないのは、彼がダンス・ミュージックと言うよりはロックやジャズやフュージョンなどを聴いて育ったおかげで、ツール的な作り方ではなくより豊潤な音楽性 - それは彼がエモーショナルと呼ぶ感情 - を重要視し、テクノと言う電子的な音楽に如何にソウルを込めるかを模索したからだろう。1999年に失われていたと言うロストトラック"Magician"を聴けば、複雑を極めるビートに引いては寄せるパッドと優雅なエレピのコードが絡み、その上を有機的なフルートの音色が自由に踊っており、そこから既にテクノと言う枠を外れだしていた予兆は感じられていた。現在と比べると確かに若い、まだ青臭く今ほどには円熟はしてはいないが、宇宙のど真ん中で実に力強く光り輝く超新星のような音を奏でていた。

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| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ian O'Brien - Understanding is Everything (Octave Lab.:OTLCD1965)
Ian O'Brien - Understanding is Everything
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UK屈指のデトロイト・フォロワーであり、そしてフュージョンやジャズをこよなく愛するIan O'Brien。テクノと呼ばれるダンス・ミュージックから始まり、遂には本物のジャズにも匹敵するエモーショナルなクラブ・ジャズやフュージョンのスタイルを確立し、00年代前半には音楽家として春を迎えていた。しかしそこから長い沈黙の期間が続く事となり、その間にMIXCDやコンピレーションの制作、他のアーティストとの共作などで時折表舞台には現れたものの、このニューアルバムのリリースまでに12年もの時間を要す事となった。その間にもクラブシーンは目まぐるしく変わり新しいジャンルが生まれては消え…しかしIan O'Brienは全くブレる事なくルーツに対して正直に、彼にとっての代表作とも言える"A History Of Things To Come"(過去レビュー)を継ぐ作品として新たなるマスターピースにも成り得る素晴らしいアルバムを完成させた。本人が述べるように若かりし頃に影響を受けたデトロイト・テクノ的な作風は封印され、エモーショナルな要素を長く熟成させ豊潤な音色を打ち出した、つまりは前作のジャズ/フュージョン路線を更に推し進めている。何と言ってもHerbie HancockやLonnie Liston Smithと言ったスピリチュアル・ジャズの巨匠の作品を臆する事なくカヴァーし、Innerzone Orchestraの"Bug In the Bassbin"をリミックスするなど、自分のルーツを隠さずに誠実かつ真摯な思いで音楽と向き合っている事から、Ianがどれだけ本気なのかも伝わる事だろう。DJではなくアーティストとして才能を持つ彼らしく、ヴィンテージなアナログ・シンセやローズ・ピアノ、ギターやパーカッションにドラムまで殆どの楽器を彼が演奏しているのだが、電子音と生音の選び方がとても自然でゴージャスなのに嫌らしさが全く無く、温かく豊かな感情のみが強調される事に成功している。少しだけ足が地面から浮くような心地良い浮揚感にピュアな気持ちだけが残った透明感、最初から最後までエモーショナルでポジティヴな感情で満たされており、安らぎの世界が地平の先まで広がっている。この新作までに随分と待たされてしまったが、その空白期間を埋めるには十分過ぎる名作である。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/5/18 0 Opening Party Day 2 @ 0
ビル老朽化による建て替えの為、今年1月に惜しまれつつも17年の歴史を閉じた青山Loop。しかし終わりがあれば始まりがあるのも世の常、Loopに程近い場所へと拠点を移して0(ZERO)として新しく歩みを始める事となった。コンセプトは「0から始まるサウンドジャーニー」。公式の紹介は下記の通りだ。
今、熟成期を迎えつつある東京クラブシーン、みんなが求める場所、空間とは何だろう? 時代に逆行する温かみのあるアナログ・サウンドで、尚かつクラブ本来の魅力を、追求してみた。その答えが0。キーワードはBack to Basic。箱でしか響かない、ここでしか体感出来ない音を、思い出してほしい。
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| EVENT REPORT4 | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2012/3/24 LIQUIDROOM & METAMORPHOSE presents HOUSE OF LIQUID @ Liquidroom
久しぶりのHOUSE OF LIQUIDはゲストにAkufenのライブにこれまた珍しい砂原良徳のDJ、リキッドロフトではInner ScienceやDJ Yogurtによるノンビートセットと、フロア毎に音楽に差を作り上でも下でも楽しめるパーティー仕様となっておりました。Akufenはマイクロサンプリング、又はカットアップハウスと呼ばれる独特の手法で一躍名を轟かせたアーティストであり、この名義では9年程は新作を出していないにも拘らず今でもファンが多いアーティストです。そして砂原ことまりんはライブ中心の活動を行う為、今回のDJセットは一体どうなるのかと言う楽しみもありました。更にはアンビエント中心のロフトも含め、一体どのような一夜となったのでしょうか。
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| EVENT REPORT3 | 09:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Claude Young & Takasi Nakajima - Rapture (Applied Rhythmic Technology:ART 11.1)
Claude Young & Takasi Nakajima - Rapture
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2009年から水を得た魚のように活発に運営を行なっているKirk Degiorgio主宰のART。Kirk自身の新作の発表と共に過去の名曲のリイシュー、そして新人の発掘も行うなど順風満帆ですが、その流れを止める事なく盟友であるClaude Young & Takasi Nakajimaの新作が到着。この二人は数年前に意気投合して以来Different World名義で活動しておりましたが、ようやく初の物理メディアでの作品が世に出る事になりました。全体的に線は細めながらもソリッドで弾けるリズムトラックを生かし、デトロイト・テクノ宜しくな透明感のあるリフにファンキーなシンセのメロディーが絡み合い、躍動感のあるテックハウスとなっております。本家デトロイトのエモーショナルな要素をダイエットさせ、上品に昇華させ洗練さが感じられるのが本家との違い。そして裏面には久しぶりにカムバックしたIan O'Brienがリミキサーとして曲を提供しています。力強いバウンス感のあるグルーヴの上にデトロイティッシュなメロディーと煌びやか音色を散りばめ、静謐で抒情的な世界を展開するハウスサウンドは正にIanの趣向が全開。この人のデトロイト・テクノへの敬愛と言うのは業界内でも屈指のもので、コズミックなサウンドはデトロイトの人達に一歩も引けを取らないですね。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kirk Degiorgio & Ian O'Brien - Promenade Eleven (Applied Rhythmic Technology:ART NR-2)
Kirk Degiorgio & Ian OBrien - Promenade Eleven
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Kirk Degiorgioが監修したデトロイトテクノの最良のコンピレーションアルバムの一つ・Electric Institute(過去レビュー)の中でも一際輝きを放っていてた曲、それがKirk Degiorgio+Ian O'Brienのユニット・Super-A-Loofが提供した名曲"Night On The Promenade"。それから5年前、Kirk Degiorgioが運営するARTよりリマスターシリーズの一環として"Promenade Eleven"と曲名を変更され初のアナログ化がされました。UK屈指のデトロイトマニアの二人が集まっただけに、流石に文句の付けようの無いコズミックで期待と希望に満ちたこのトラックは余りにも強い光を放っています。強烈に打ち付けられるビート、閃光の様に美しく天翔けるシンセのパッド、スペーシーなSEなどを駆使し彼等なりのハイテックな世界観を演出した名曲。そして裏面にはKirk Degiorgio本人が新たなリミックスも提供しています。こちらは原曲の派手な展開をぐっと抑えてミニマル寄りで、展開が少ない分ミックスにも向いている落ち着いたテックハウス仕様です。落ち着きはありながらどこか幽玄で、心の奥底に燃えるソウルを隠した雰囲気。自分はやはりオリジナルが断然好きですがね。

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| TECHNO8 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/10/30 Spinning Vol.3 @ 渋谷 Bar&Cafe特異点
台風直撃な予報と言う最悪の状況の中で、結局は雨さえ降らずに穏やかな天気の中無事"Spinning"3回目を開催する事が出来ました。差し入れを持って来てくれた方、特異点のハロウィンパーティーに合わせて遊びに来たお客さん達が集まってくれて、丁度やりやすい雰囲気の中でプレイする事が出来たと思います。本当に来て頂いた皆様に感謝。そしてゲストで回していただいたgouuuuogさんは硬めのミニマルダブ〜テックな音が中心で、特異点と言う小さなバーの中でも良い鳴りを聴かせてくれて気持良かったです。

自分は今回はとにかく好きな曲をどしどしと詰め込んだのでかなりコテコテな選曲になりましたが、まあバーの雰囲気に合わせて色気のある流れは表現出来たかなと。では今後もお客さんに楽しんで貰えるように改善を試みつつ、ぼちぼちと開催したいと思いますのでどうぞ宜しくです。

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| EVENT REPORT3 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/10/16 KEN ISHII presents City Triangle @ Air
世界のKen Ishiiが一年ぶりにAirでプレイ、そしてゲストにはCluade YoungとIan O'Brien。東京×デトロイト×UKコネクションとなる期待のパーティー。この3人が集まればがっつりテクノが聴けるのは当然として、デトロイト系も混ぜてくるかなと予想してましたが、勿論そんな展開もあり充実したパーティーとなりました。
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| EVENT REPORT3 | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/06/22 METROPIA.1st ANNIVERSARY @ Saloon
昨日に引き続き平日ながらも、白石隆之さんのDJプレイを聴きにSaloonへ。流石に二夜連続だと疲れが溜まっていて体が重かったのですが、Saloonはソファーなどもあり快適な環境の中、まったりと音に集中出来ました。プレイ自体は自分の好きなタイプの音が多かったかな。一番最初はKirk DegiorgioだかIan O'Brienのビートレスなトラックから緩やかに始まり、そこからPlanet-Eから出たばかりのThe Oliverwho Factoryの新曲に繋がれる。この時点で今日はデトロイト色濃厚そうだなと予感しましたが、そこからは期待通りにデトロイトやそのフォロワー系の音が多かったはず。中盤位まではMoodymannやNewworldaquariumなどのメロウでハウシーな流れで、優しく音を響かせながら夜のアダルティーな世界へと引き込む感じ。中盤以降はリズムが硬めでアッパーなテクノでがつがつと攻め上げ、URのファンキーなエレクトロも織り交ぜて賑やかなピークタイムへと突入。しかし白石さんのプレイは熱い感情を胸の奥底にしまっている様で、エモーショナルだけれども熱くなり過ぎずに常にクールな印象。ストイック、又は渋いと言うか、エゴを感じさせずに控え目なんですよね。だから泥臭いファンキーなハウスをかけても、基本的に汗臭さを感じさせずまったりと聴けるのかな。そんな感じでゆらゆらとエモーショナルなプレイに身を任せて、二時間弱のプレイは"Sueno Latino"で終了。最後の最後で華々しい感情が湧き出て、ドラマティックなラストにうっとりでしたね。

■Takayuki Shiraishi - TIME6328(過去レビュー)
Takayuki Shiraishi-TIME6328
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| EVENT REPORT2 | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Waves - Encounter (BEAMS RECORDS:BBR-C-6025)
Waves - Encounter
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かつてはR & Sから作品をリリースしたり、近年はCode E名義でMule ElectronicからもグルーヴィーなテックハウスをリリースしているEbizoと、日本が誇るスピリチュアルなアーティスト・高橋クニユキが手を組んだユニットがWaves。インプロビゼーションを基本としたユニットである為に、ゲストにはIan O'Brienとみどりんの二人のプレイヤーを迎えほぼ生演奏でアルバムを仕上げたとの事。メンバーがメンバーだけに当然クラブミュージック的な要素、テクノやハウス、ディスコな音もあれば、それだけに留まらないインプロビゼーションから生まれる地響きを思わせるベースラインや躍動感のあるドラムス、熱い感情が湧き出たギターなども入っていて、彼らの思惑は成功したと言えるであろう。そして曲によってはIan O'Brienが作曲から参加している事もあり、クラブミュージックにはあまり見受けられないふくよかなコード感があったりと、クラブのフロア以外で聴いても十分に聴き応えを感じさせる音楽と言える。むしろその拡がりを感じさせる開放的な音は、開放的な野外ライブにこそ映える内容で、ライブが醍醐味なユニットに違いない(そう言えば春の渚にも出演してました)。自然体な4人のアンサンブルから生まれた音楽は、清々しく、そして温かい人情に溢れている。

試聴

Check "Kuniyuki Takahashi" & "Ebizo"
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/04/28 World Connection HI-TECK-SOUL DERRICK MAY×AIR RELEASE PARTY @ Air
先日Dommuneにも出演したデトロイトの巨匠・Derrick MayのMIXCDリリース記念パーティーがありましたので、半年ぶりにDJプレイを聴きに行きました。ぶっちゃけな気持ちDommuneでのプレイを聴いた時、やはりここ2〜3年のデリックに感じる物足りなさは間違っていなかったと再認識していたので、今回の生プレイも正直そこまでは期待はしておりませんでしたが、さあどうだったのでしょうか。
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| EVENT REPORT2 | 11:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/02/06 (SAT)
HORIZON presents HOUSE LEGEND SPECIAL "Going Back To Our Roots" @ UNIT
DJ : Alfredo, Terry Farley

Erection "the music makes me sick." @ SALOON
DJ : Takeshi Kubota, DJ Yogurt
LIVE : LUVRAW & BTB + Mr MELODY

2010/02/06 (SAT)
World Spin 1st Anniversary @ LA FABRIQUE
DJ : Anthony Nicholson, DJ Stock, DJ Taca a.k.a. Rencom

2010/02/10 (WED)
KEN ISHII「KI15-The Episode」Release Party @ Air
DJ : Ken Ishii, Wall Five a.k.a Heigo Tani, Moodman, i-dep, Loud One

2010/02/10 (WED)
HUMAN "World Connection feat. LIL' LOUIS" @ Microcosmos
DJ : Lil' Louis

2010/02/13 (SAT)
World Connection @ Air
DJ : Lil' Louis

2010/02/18 (THU)
Rhythm of Life @ Eleven
DJ : Francois K.


2010/02/20 (SAT)
World Connection @ Air
DJ : kerri Chandler

2010/02/27 (SAT)
2010 : An Inner Space Odyssey @ Microcosmos
DJ : Ian O'Brien, Takamori K., KOJIRO a.k.a. MELT

2010/02/27 (SAT) @ Eleven
DJ : Ken Ishii, Loud One
Live : Los Hermanos/Ican, Jebski


リルルイスは前回Airに行った時は激混みで苦しかったので、今回は穴場のMicrocosmosの方へ行く予定。久しぶりのAnthony NicholsonはErectionと被ってしまった…。Erectionでまったり飲んで遊ぶかな。最終週はタカモリさんとイアンオブライエンのデトロイトナイト。そして元イエローの場所に、ELEVENが遂にオープン。やっぱりオープニングはFK、有休使ってでも行くよ。

2/3追加
デトロイトからLos Hermanos/Ican、日本からケンイシイ、ラウドワン、ジェブスキがElevenに襲撃。Eleven本気出し過ぎ。
| UPCOMING EVENT | 10:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2009
2009年も当ブログをご愛読頂きありがとうございました。今年は転職したりDJしたりと転機もあり、山あり谷ありながらも充実した一年でした。また様々な方にご迷惑&お世話になり謝罪と感謝の気持ちで一杯です。歳と体は成長しても精神面では相変わらず小学生のノリなので、来年からは落ち着いた大人になりたいものです。

さて音楽業界にも不況の波が訪れておりますが、決して音楽の質が落ちている訳じゃありません。夜空には目には見えないけれども数多くの星が輝いている様に、音楽だってまだ僕も貴方も見つけていない素敵な音楽が埋もれている筈。音楽に対し愛を持ち自分の心に忠実になり耳を澄まして、貴方を幸せにしてくれる音楽を見つけて欲しいと思います。最後に自分の中での2009年ベストを選んでみました。が、あくまで今の気分なんで、また後で選び直したら変わるでしょう。それでもミュージックラバーの参考になれば幸いです。ではでは来年も良い一年になる事を祈って…
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| BEST | 00:10 | comments(4) | trackbacks(2) | |
2009/11/20 AT-FIELD @ EFFECT
祝・脱DJ童貞!!

友達の下川カユコさんと全玉ちゃんが企画するAT-FIELDと言うパーティーでDJしました〜。自分が思ったよりも多くの人に遊びに来て頂いて、本当にどうもありがとうございました。ミキサーも持ってないんで当然繋ぎも出来ないので内心不安でしたが、取り敢えず自分の好きな曲をがしがしと回させて頂きました。う〜ん、レコードはやはりピッチ合わせや繋ぎが難しい…。後でCDJも使ったんだけど、BPM出るからレコードよりかなり扱いが楽でしたね。続きで回した曲やパーティーのお写真でもどうぞ〜
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| EVENT REPORT2 | 17:45 | comments(12) | trackbacks(2) | |
Ian O'Brien - Kokoro (OCTAVE-LAB: OTLCD-1245)
Ian O'Brien-Kokoro
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かつてただの古典的なジャズやファンクのファンでしかなかった青年は、90年代半ばにデトロイトテクノと出会う。そこから彼はテクノにもソウルが存在する事を知り、いつしかエレクトロニックミュージックへと傾倒し、デトロイトテクノを消化しつつも彼の基礎でもあるジャズやフュージョンを自然と融合させ、ハイテックなソウルを生み出す事に成功した。その人こそUK屈指のデトロイトテクノオタクであるIan O'Brien。2001年を最後にニューアルバムは途絶えているものの、時々発表するリミックスなどは相変わらずの輝きと力強さを伴い、地味に活動中。そして今、彼のリミックスワークや未発表曲をコンパイルした貴重なアルバムが遂に送り出された。断言しよう。

全てがキラートラックである。

今までヴァイナルでリリースされていたレアなリミックスや、Los Hermanosや盟友・Kirk Degiorgioとの共作、そして未発表曲、そのどれもが未来へと向かう力強い意志が感じられるハイテックなテクノだ。オプティミスティックに光る上物シンセ、力強く大地を踏みならすキック、躍動感に溢れたグルーヴ、それらが融合し幸せと希望を聴く者に抱かせる。無闇に暗いミニマルを作る事もせず、ただ派手なだけのアッパーハウスを作る事もせず、彼が愛しているデトロイトテクノに敬意を示しながら彼流のポジティブなテクノを聴かせてくれるのだ。特にJohn Coltraneの名曲である"Naima"のリミックスは、彼の作品の中でも最も美しくソウルフルで切ないコズミックフュージョンだと思う。リミックスであろうとオリジナルトラックであろうと、ここには彼の心が100%詰まっている。そしてHEART 2 HEART。





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| TECHNO7 | 07:30 | comments(11) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2009/10/02 (FRI)
CLUB MUSEUM "The Art of Intelligence" @ Unit
Live : THE BLACK DOG
DJ : KIHIRA NAOKI, ROK DA HOUSE, 'NOV'

2009/10/03 (SAT)
REDBOX 3rd anniversary party @ J-Pop Cafe
DJ : Motor City Drum Ensemble, STEREOCiTI and more
Live : Move D

2009/10/03 (SAT)
groundrhythm @ Air
Live : Kaito
DJ : Kaoru Inoue, PSYCHEDELIC BUS aka HIROKI MURAI

2009/10/03 (SAT)
RIS FESTIVAL [a sense of space] @ Unit
Live : SPECTRUM a.k.a SONIC BOOM, DJ KENSEI, JEBSKI & YOGURT, L?K?O and more
DJ : TOBY, Ackky, YAMADA the GIANT and more

2009/10/09 (FRI)
root & branch presents UBIK featuring THE FIELD @ Unit
Live : THE FIELD, KAITO
DJ : DJ YOGURT, DJ HIKARU

2009/10/10 (SAT)
Makin' Love Mix @ Grassroots
DJ : DJ Yogurt, SHIRO THE GOODMAN

2009/10/10 (SAT)
Cosmic Soul @ Air
DJ : Ian O'brien, Claude Young, Takamori K.

2009/10/17 (SAT)
CLASH48 @ ageHa
DJ : Adam Beyer, Joel Mull

2009/10/17 (SAT)
@ Air
DJ : ken Ishii, Jerome Sydenham

2009/10/31 (SAT)
De La FANTASIA 2009 -Vol.ZERO- FANTASIA Night @ Liquidroom
Live : Lindstrom, Nikakoi aka Erast, AOKI takamasa, d.v.d
DJ : TOWA TEI, EYE, MOODMAN

3日は迷う、初来日のMCDEかgroundrhythmか…?9日はField、Kaito、DJ Yogurt、DJ Hikaruと好みの面子がびっしり。10日はCosmic Soulと被ってしまったが、DJ YogurtのMakin' Love Mixへ行こう。今男女の股間を最も濡らすパーティー、エロ過ぎる。シローさんがムーディーなセットをかましてくれるらしい。ムーディーな雰囲気のあるグラスルーツでムーディーな音楽、きゃわいいおんにゃのこいっぱい来てください。17日、ドラムコードで震撼するか、Airでのケニシのプレイも熱い。31日のリキッドルームも面白そうなんで行く予定。
| UPCOMING EVENT | 07:30 | comments(6) | trackbacks(0) | |
Ian O'Brien - That Was Now (Pacific Records:FIC016)
Ian O'Brien-That Was Now
先日久しぶりに中古レコードを掘りに渋谷へ行き、その際にゲットした傑作。UKからデトロイトへの深い愛情を示すIan O'Brienの97年作は、宇宙の彼方までぶっ飛ぶハイテックフュージョン。文句無しにやばすぐる。リズムトラックの跳ね具合、上物パットの透明感、宇宙を感じさせる壮大な展開、全てがハマリまくった一曲。確かにモロにURの〜2〜シリーズの影響下にあるのは否めないんだけど、この手のメロディアスなテクノはやはり最高に気持ちが良いです。力強くてポジティブなエネルギーが溢れ出てくるのは、きっとIanがオプティミスティックな人だからなんでしょうね。B面にはBo Frazierなるアーティストのリミックスが収録。オリジナルと比べるとジャズっぽさを強調してはいるものの、やはりオリジナルの方が断然素晴らしいかなと。



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| TECHNO7 | 09:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
2009/06/12 Luv & Dub vol.2 CHICAGO vs DETROIT @ KOARA と Todd Terje Japan Tour 2009 @ LIQUID LOFT
6月12日は幾つか気になるパーティーがあって迷っておりましたが、まずはシカゴォォォォVSデトロイトォォォォなるパーティーに向かう。渋谷にあるKOARAは初だったのですが、小さなバーと小さなフロアがあってなかなか良い雰囲気。音楽目当てじゃなくても飲みにくるだけでも全然使えそうなバーでした。久しぶりに会った友人と談笑を交わしつつも、バックではDeepchordっぽいのやPUBのアンビエントかつミニマルダブでトロトロと心地良い音楽から、Larry HeardやIan O'Brien関連、そしてデトロイトのムーディーなハウスまでジャストで快適な4つ打ちがかかり、デトロイトとシカゴのソウルに心を打たれる。朝までここに居たいな〜と言う気持ちが湧いてきて迷うものの、後ろ髪を引かれつつLIQUID LOFTへ移動。

LIQUID LOFTではTodd Terjeなるノルウェイのアーティストがゲストで、久しぶりに大勢の人で賑わうLOFTを体験。LOFTの奥には新しくレストランが出来ていて、落ち着いた感じでソファーやらテーブルを使用出来るようになっていたのでこれは良いんじゃないかな。お酒もそんなに高くないし適度な音量でDJのプレイが聴けるので、ラウンジとしても使い易そう。Todd Terjeを目的に行ったわりには、久しぶりに会った友人達と恋話とか恋話とかそんな話ばかりして音楽を聴くのは二の次になってしまったのが反省点。キラキラと輝くディスコティックでハッピーな感じだったかな、良い意味で派手だった気がする。ここら辺の音楽はストイックとは対称的なルーズ加減と、馬鹿になって楽しめる多幸感があるのだろう。たまにはこんなのも悪くないですね。

■Can You Jack? (Chicago Acid And Experimental House 1985-1995)(過去レビュー)
Can You Jack? (Chicago Acid And Experimental House 1985-1995)
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| EVENT REPORT2 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/05/02 (SAT)
mule musiq 5th anniversary party pt.3 "ENDLESS FLIGHT" -EDITION SPECIAL- @ Womb
Live : Henrik Schwarz - 2 Hours Long Set -
Line up : Kuniyuki Special Band -Ian O'brien, Shuichiro Sakaguchi, Omar Guaindefall, Yoshihiro Tsukahara and Kuniyuki- & The Special Session Of Henrik Schwarz & Kuniyuki, Toshiya Kawasaki

2009/05/03 (SUN)
Ken Ishii 15th Anniversary In Japan Kick-Off Party @ Air
DJ : Ken Ishii, Tetsushi Hiroyama + Yosuke Hiroyama (RYUKYUDISKO)

2009/05/08 (FRI)
CLUB MUSEUM 6th Anniversary! "House of Industrial God" @ Unit
SPECIAL GIGS : SURGEON "4 HOURS DJ SET" + DORIS WOO SPECIAL VISUAL SHOW
RESIDENT DJ : KIHIRA NAOKI, ROK DA HOUSE

2009/05/16 (SAT)
桑田つとむ「THIS IS MY HOUSE」Release Party @ Unit
DJ : 桑田つとむ, DJ KENSEI, FORCE OF NATURE, DJ NOBU, MOODMAN, YAZI

2009/05/16 (SAT)
- X - @ Womb
DJ : Charles Siegling
Live : Renato Cohen feat. KTA★BRASIL

2009/05/23 (SAT)
Derrick May @ Air
DJ : Derrick May

2009/05/30 (SAT)
Real Grooves X Red Box RG 36 @ Unit
LIVE : Stewart Walker
DJ : Fumiya Tanaka, Tech Booty Funk

年越しのケンイシイはクラシックも多用したらしいんで、GWも似た感じになるなら久しぶりに聴いてみたい。そして翌週のサージョン、極悪ハードなインダストリアリスト。地獄の4時間が展開されるんだろう。桑田つとむは前のageHaでのプレイと一緒でオールドスクールなシカゴアシッド連発と予想。同日のテクネジアの片割れとアルバムリリース直前のレナートコーエンも行きたいな〜。
| UPCOMING EVENT | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/04/25 Francois K. presents FORWARD @ Air
半年ぶりにフランソワのDJが体験出来ると言う訳で、彼の新しいパーティー・FORWARDに行ってきました。フランソワのオープン〜ラストセットと言う豪華な内容にもかかわらず、当日は雨で寒かったせいか予想よりもそんなに混雑せずに、適度に踊れる程の客の入りだったのでラッキーでした。しかしプレイの方はある程度予想していたものの、それ以上にテクノ色強めのハードな音が中心で少々びっくりでしたね。ハードと言うには語弊があるかもしれないけれど、硬いキックと低音をかなり強調したセットで岩を砕くようにゴリゴリした音を発しながら、終始アゲアゲの展開。いやー自分は確かに硬いテクノは好きなんだけど、ここまで同じ音ばかりだとちょっと食傷気味になったのも事実。齢50を越える男がアッパーでガツガツとしたプレイをするのは格好良いなと思いつつ、フランソワらしさが感じられたかと言うとまた疑問にも思ったり。多分テクノからハウス、ダブやヒップホップ、ドラムンなどを一まとめにしたセットは後日Deep Spaceで披露してくれるので、今日はテクノ一本で進行したのも悪くはないんだろうけれど。中盤で"Rej"、"Journey Of The Dragons(Ian O'Brien Edit)"、"Sueno Latino"、"Throw"を繋げた時は、かなり熱い展開だったけどねー。いちゃもんは付けちゃいましたけど、素直に楽しかったですよ。後はフランソワの深い宇宙的なセットも聴けたら満足ですかね。最後に"Transition"からドラムンに繋げた所で5時位だったので、そそくさと退散。その後は一体どんなプレイをしてたんでしょうか?

■Francois K - Masterpiece(過去レビュー)
Francois K-Masterpiece
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■Francois K. - Frequencies(過去レビュー)
Francois K.-Frequencies
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| EVENT REPORT2 | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2008
昨日の続き。先行きの暗い日本ではありますが、個人的には良い事も…あったっけ?いやいや、ありました。本人には面と向かっては恥ずかしいので言いませんが、当ブログを通して出会えたa4mさんには感謝しております。多分当ブログの読者で初めて会った人なんだけど、何故か今までは特に誰とも会う事は無かったのです。がa4mさんがパーティーに誘ってくれて、更には友達のクラバーを紹介してもらったり、新しい出会いがありました。周りからすればそんなの大した事ないじゃんと思うでしょうが、本来引き篭もりむっつり根暗系の自分は人付き合いもそんなに上手ではないので友人も多くもないし、まさか当ブログの読者に会うなんて事は考えてなかった訳ですよ。だから彼女が誘ってくれたのは嬉しかったし、彼女の気さくさと言うか親近感は見習いたいものです。つーことで、オイラもRevolution For Changeするよ。クラブで音楽を楽しめる方(ナンパとかしたい人はお断り)なら一緒にクラブでも楽しい時間を共有出来ると思うから、良かったら一緒に踊りに行きましょう。酒好きで女好きだけど、音楽も好きだから気軽に楽しみましょう。男の人でも、阿部さんみたいな人なら会いたいな、ウホッ!

しかし最近このブログも色んな人が見ているようで自分でもびっくりするけど、読者数が増えるにつれてシモネタや毒舌は控えないといけないねと思ったり、そこら辺のバランスは難しいですね。ま、そんなこんなで激動の一年でしたが、この一年間どうもありがとうございました。また来年も宜しくお願いしまーす。

では続きで自分の中の2008年ベストを紹介しようと思います。
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| BEST | 00:30 | comments(13) | trackbacks(3) | |
Ian O'Brien - Mi Mix (Octave Lab:OTLCD1130)
Ian O'Brien-Mi Mix
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UKからデトロイトへの愛を奏でるマルチプレイヤー・Ian O'Brien。エレクトロニクスと生楽器を巧みに操りデトロイトテクノから、更にはルーツを掘り下げフュージョンやジャズまで創作する深い音楽性を持ち合わせた素晴らしいアーティスト。デトロイトへの愛を包み隠さずに表現するオプティミスティックな性格はその音楽にも表れていて、エモーショナルでロマンティックな音は聴く者を魅了する。そして長い活動を経てようやく彼の音楽的ルーツを探る初のMIXCDがリリースとなった。「デトロイトテクノのスタイルとサウンドは精神に基づいたものであり、地域的なものではない」、そう語るIanの発言通りこのMIXCDには地域も時代も越えた選曲がなされている。古いデトロイトのクラシックスから最新のヨーロッパの音まで彼の音楽性と共振するエモーショナルなトラックが、これでもかと選び抜かれているのだ。デトロイトからはGalazy 2 Galaxy、Juan Atkins、Carl Craig、Los Hermanosら大御所が、ヨーロッパからはKirk Degiorgio、Ray Kajioka、Nubian Mindz、そしてレアなアーティスト・LA Synthesis(全然知らなかったけど素晴らしい)までと、ビギナーから玄人まで納得出来る文句無しの選曲ではなかろうか。今回選ばれたトラックに共通点を見出すならば、それはやはり一聴しただけで心をノックアウトするメロディーが存在している事。テクノと一般的には無機質だったり堅苦しいイメージがあるかもしれないが、テクノは感情的であり魂が込められた音楽でもあるのを忘れてはならない。だからテクノのエモーショナルな面を最も表現しているこのMIXCDは、テクノに入り始めた人にとっても大変有意義な物である。そうそうIanの新曲"Umi"(と言ってもライブやDJでは一年以上前から披露されているが)も素晴らしい。初期のマッドマイク病に冒されていた頃の雰囲気を思わせるテクノだ。この調子でオリジナルアルバムも期待したいものである。

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| TECHNO6 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2008/07/12 LIQUIDROOM 4th ANNIVERSARY @ LIQUIDROOM
ふぅ〜、連日クラブで疲れましたが恵比寿リキッドルーム4周年記念はデトロイトからLos HermanosとシカゴからLarry Heard。特にLarryは何度も聴きたいと思っていましたが、都合によりYellowで回していた時は行く事が出来ずもどかしい思いをしていたので、ようやく念願かなったりです。そう言えばリキッドルームも久しぶりでしたが、低音から高音まで大音量が出ているにもかかわらず音が割れる事もなく、また照明などもストロボフラッシュの単純な物だけのデトロイトスタイルで、箱の雰囲気はやはり良いですね。後は今回の様に定常的に深夜営業が出来れば良いのですが、それは難しいんですかね。
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| EVENT REPORT1 | 18:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
2008/05/23 root & branch presents UBIK @ Unit
絶望した!!まあそれは言い過ぎかもしれないけれど、最近のクラブミュージックシーンは憂うべく状況にあるのは間違いなさそうです。と言うのも先日行ったパーティーには、初来日のNewworldaquarium、そしてIan O'Brien, Kentaro Iwakiと実力のあるアーティストが揃っていたにも関わらず、大した集客が出来なかった事実があったからです。しかもメイン時間帯のNewworldaquarium以外はフロアもガラガラで、本当に悲しい状況でした。なんかねもうダメかもしれないね、パーティーは一杯開かれていてもしっかり音楽を聴いている層は一割もいないのかもしれない。Daft PunkやFatboy SlimやUnderworld、またはRichie HawtinやSven Vath、Carl Coxとかねフロアを山手線の様に混ませる位のアーティストもいるけれど、じゃあ果たしてそれらのパーティーに来る人のどれだけが本格的にクラブミュージックを聴いているのかな?今回僕が聴きに行ったアーティストだって良質な音楽を発信しているのに、何故こうも不当な評価を受けるのか全く理解出来ない。きっと時代は変わったんだね、音楽ではなくクラブに来る事が目的になってしまったんだろう。なんだか悲しいけれど、これが現実に違いない。続きは軽くイベントの内容でも。
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| EVENT REPORT1 | 22:00 | comments(16) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
The Very Last Week at Space Lab Yellow

2008/06/14 (SAT)
EMMAHOUSE FINAL PARTY -Music, Love & Dance with DJ EMMA-
DJ : DJ EMMA

2008/06/16 (MON)
DJ: United Future Organization, Jazz Brothers Production, 小林 径, 須永辰緒, 大沢伸一, 田中知之, 松浦俊夫 and more

2008/06/17 (TUE)
Escape presents "Beyond The Dance"
DJ : Derrick May

2008/06/18 (WED)
"Love Saves The Day" release party
DJ : Danny Krivit
LIVE : Rochelle Fleming (First Choice)

2008/06/19 (THU)
DISTORTION
DJ : Fumiya Tanaka

2008/06/20 (FRI)
Laurent Garnier Closing Set
DJ : Laurent Garnier

2008/06/21 (SAT)
Francois K. Closing Set
DJ : Francois K

クローズに向けてYELLOWのカウントダウンが始まります。16年間も活動してきたYELLOWの内自分は7年間位しかお世話にはなっていないのですが、多分日本のクラブで一二を争う位好きです(新宿リキッドと双璧だよね)。ここが無くなったらハウスのロングセットは出来なくなっちゃうよね?天井の低さと暗さがテクノには合ってたよね?一つの時代が終わりを迎えようとしています。寂しいなー
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2008/05/23 (FRI)
root & branch presents UBIK @ Unit
DJ : Newworldaquarium, Ian O'Brien, Kentaro Iwaki

2008/05/24 (SAT)
The Final Chapter of Frankie Knuckles with You @ Space Lab Yellow
DJ : Frankie Knuckles

2008/05/24 (SAT)
7 Dunham Place Release Party @ Womb
DJ : Loce Dice

2008/05/29 (THU)
Anything Goes @ Space Lab Yellow
DJ : DJ Spinna

2008/05/31 (SAT)
Theo Parrish Japan Tour @ Space Lab Yellow
DJ : Theo Parrish

2008/06/06 (FRI)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue

2008/06/07 (SAT)
Reboot 10th Anniversary Tour Final @ ageHa
DJ : Christian Smith, Q'Hey, Mayuri, Kana, Takami

2008/06/07 (SAT)
FACE presents THE SHELTER JAPAN TOUR 2008 @ Space Lab Yellow
DJ : Timmy Regisford

2008/06/13 (FRI)
SPICE @ Space Lab Yellow
DJ : Hernan Cattaneo

2008/06/28 (SAT)
RED BULL VISUARHYTHM @ Womb
DJ : Guido Schneider
Live : Glimpse, Johnny D
| UPCOMING EVENT | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2007
来たるべき大晦日が遂にやってきました。今年は特に年末年始は予定が無いので、今日はDynamite!!でも見ながら酒を飲みつつ年を越そうと思います。ちなみにロシアン皇帝VSチェ・ホンマンなんて、でくの坊のチェに勝ち目なんてねーだろ。何て言いながらチェが勝ったらどうしよう…。そう言えば今年は長年お世話になってきたシスコがクローズしたり、クラブ営業への圧力が一層高まったり、クラブミュージックがどんどんと良くない状況になっているのを感じました。元々一般人には馴染みのない世界、音楽なのに更に追いつめられてどうしようもない状況ですな。まぁ中には一般受けにヒットしてるアーティストもいるので、今後はよりアンダーグラウンドとオーバーグラウンドで境が出来ていくのでしょうか。とにかく真夜中のクラブ営業だけは、法を改善して問題を無くして欲しいですね。何で24時間営業の居酒屋で飲むのは合法で、クラブで夜中に踊るのは違法なんでしょうね?意味の無い法律は必要ありません。

無駄口が続きましたが、これから2007年のマイベスト作品を紹介致します。でも昨日掲載した売上ベストに出ている作品は敢えて外してあります。それらの作品でも自分の年間ベストに入っている物はありますが、折角なので今日はそれ以外を紹介したいと思います。ベタなチョイスではありますが参考にして頂ければ幸いです。

それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 17:00 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Los Hermanos - Traditions & Concepts (Submerge Recordings:SUBJPCD-015)
Los Hermanos-Traditions & Concepts
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キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(`  )━(Д` )━(;´Д`)ハァハァ !!
今年最後になってデトロイトテクノの至宝・Los Hermanosの2NDアルバムが到着。元々はGerald MitchellとDJ Rolandoから成るユニットだったのですが、音楽観の違いからDJ Rolandoが離脱すると言う危機を乗り越え本当の意味でのアルバムが出来上がりました。と言うのも1stアルバム"On Another Level"(過去レビュー)はどうしてもEPの寄せ集め的な印象が強かったのですが、本作では完全にアルバムを意識したバラエティー豊かな音楽性に満ちているからです。基本にはパーカッションの聴いたラテンのソウルが根源にあるのですが、コズミックな上物を使用した"Central Nervous Systems"、アルバム内で一番ソウルフルな"Remember Detroit"(これってDJ S2のMIXCDの一曲目に使われてるやつだね)、どこか憂いげかつメランコリーで奥深い"Midnight in Madrid"などのハウスを中心に"Festival Parade"や"Dark Samba No.7"などトライバル感の強い曲もあれば、"Theme From Tony Dash"の様にドラムンベースっぽい曲、または汗たぎるファンクが濃厚な"Message Of Hope"もあり、デトロイトテクノ/ハウスとは言ってもとても一括りには出来ない音楽性に富んでおります。前作に比べると所謂キラートラックの存在はありませんが、アルバム全体での聴き応えがあり充実した内容ではないでしょうか。1STアルバムから本作への流れは斜めに見ればよくありがちな安定を求めた無難な流れとも言えるのですが、EP中心のクラブミュージックシーンにおいてはやはり本作の様な通して聴けるアルバムは少ないので非常に価値がありますね。しかしDJ Rolandoが脱退した後は色々なアーティストが組み合わさるユニットになるみたいな事をGeraldが言っていた気がしますが、結局Los Hermanos=Gerald Mitchellに落ち着いちゃったみたいですね。ゲストにIan O'Brien、DJ S2(Santiago Salazar)、Raphael Merriweathers Jr.も参加しているけれど、あくまでゲストみたいだし。DJ Dexに至っては全く関わってなさそうです。まあ今後も良い音楽を創ってくれれば、それで良いんですが。

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| HOUSE3 | 23:45 | comments(0) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2007/10/13 (SAT)
Funk D'Void Presents BARCELONA TRIP!!! @ Air
DJ : Funk D'Void

2007/10/19 (FRI)
Minus Connected 01 - Expansion Contraction CD Release Party @ Womb
DJ : Richie Hawtin
Live : Gaiser

2007/10/19 (FRI)
迷彩 Project Event - MITTE - Vol.05 @ Club Asia
Special Guest : DJ 3000 aka Franki Juncaj
Guest Artists : DJ Compufunk

2007/10/19 (FRI)
Louie Vega Japan Tour 2007 @ Yellow
DJ : Little Louie Vega

2007/10/20 (SAT)
Clash 26 × Standard 8 @ ageHa
Arena
DJ : Misstress Barbara, Ken Ishii
Water Bar
DJ : Ian O'Brien, Moodman
Live : 7th Gate

2007/10/21 (SUN)
Live At Liquid Planet @ Liquidroom
Live : System 7, Sun Paulo, Kinocosmo, Mirror System
DJ : Funky Gong, Slack Baba

2007/11/03 (SAT)
Derrick May Japan Tour 2007 @ Yellow
DJ : Derrick May

2007/11/16 (FRI)
Standard 9 @ Air
DJ : Ken Ishii, Jazztronic (Exclucive Techno Set)
Live : Soul Designer aka. Fabrice Lig

2007/11/17 (SAT)
Larry Heard Japan Tour 2007 @ Yellow
DJ : Larry Heard
| UPCOMING EVENT | 12:21 | comments(0) | trackbacks(0) | |
宇宙からの歌、宇宙への音 (Rittor Music)
宇宙からの歌、宇宙への音
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宇宙、それは果てしなく広大で人知の及ばない未知の世界。老若男女問わず誰しもがその大きな存在に畏敬の念を感じ、そして人間は宇宙の前ではちっぽけな存在に過ぎないと思わせられてしまう。しかし昔から人間は宇宙に魅了され続け、ある者は星を観察しある者は壮大な物語を描き、そして音楽で宇宙を体現する者も。そんな宇宙を感じる音楽を集めたのが本書であり、ロックやヒップホップ、ファンクからジャズ、ワールドミュージック、そして一番宇宙がぴったりなテクノまで、ジャンルを越えて宇宙音楽を集めてしまった。しかし宇宙音楽とは一体?近未来的な電子音が鳴っていれば、それで宇宙?ただ想像力を喚起する瞑想的な物が宇宙?いや、そんなはずじゃないはず。無限の広がりをイメージした宇宙だってあれば、自分の心の中に存在するインナーシティーだって宇宙かもしれない。テクノのThe OrbやIan O'Brienと並んでプログレのPink FloydやHawkwindもいれば、VangelisやBrian Enoもいるし、ジャズのPharoah SandersやHerbie Hancookもいる。煮えたぎるファンクバンドのFunkadelicや"Planet Rock"で有名なAfrika Bambaataaも入ってるし、インドやアジアの民族・宗教音楽など馴染みのないものまで、とにかく宇宙、コズミック、スペーシーを喚起させる音楽ばかり。自分はテクノ、ジャーマンプログレには関しては頷く作品ばかりだったが、それ以外のジャンルに関しては知らない作品ばかりだったので、余裕が出来たら購入してみようと思った。ありそうで無かったコンセプトの本なので、誰でも楽しめるはず。

8/23追記
この本に載っているCDでいくつかは既に本ブログでレビューを掲載していましたので、リンクを張っておきます。
Steve Hillage - Rainbow Dome Musick
Harmonia - De Luxe
Cluster & Eno
Manuel Gottsching & Michael Hoenig - Early Water
Ian O'Brien - Gigantic Days
Global Communication - 76:14
Pub - Summer
| ETC2 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2007/08/11 Clash 25 × METAMORPHOSE'07 @ ageHa
前日は不覚にも寝過ごしてCosmic Soulを逃してしまいました。なのでClash 25に行く事が完全に決定したので、気を取り直してLos Hermanosのライブを楽しみにしていました。いつもと同じく渋谷からシャトルバスで行ったんだけど、さすがに今回は集客率も良くバス待ちもかなりの状態でした。ageHaについてもセキュリティーチェックの所でかなり待たされ、ageHaは入るまでが面倒だなーと思い始めたり。取り敢えずなんとか12時半頃にアリーナに入った所で、既にFumiya Tanakaがプレイ中でした。
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| EVENT REPORT1 | 07:40 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Jimpster - Mix This (KSR HOUSE:KCCD279)
Jimpster-Mix This
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現在だとスーパーインプロヴィゼーションバンド・The Baysのキーボーディストと言う肩書きの方が有名なのか、JimpsterことJamie Odellのハイセンスなハウスミックスが出た!どうしていきなり強調してるかと言うと当初は全く買う予定が無かったのに、店頭で試聴したら思いの外好内容で衝動買いしたから。本作はJimpsterが運営しているレーベル・Freerange Recordsの作品のみを繋いだレーベルサンプラー的な内容だけど、しかしこれが本当に一つのレーベルの音源だけを使用したのかと疑いたくなる位、質の高い曲が詰まっている。同じコンセプトでここまで質が高いとなるとFrancois K.が送る"Deep & Sexy"シリーズ(過去レビュー)位しか真っ先に思いつかないけれど、本作は伝統的なハウスを聴かせる"Deep & Sexy"に対しより未来的でよりテクノ的であると思う。もちろんグルーヴの基本はハウスなのだがシンセの使い方がテクノ的で、華麗で西洋の美しさを匂わすエレクトロニックな音質が正にテックハウスと言われる物。ただ綺麗なだけではなくエレガント、つまりは優雅な気品も持ち合わせ、尚かつそれが鼻につく事もなくさらりと上流階級を味合わせてくれる庶民にはもってこいの内容なのだ。序盤〜中盤はブロークンビーツやディープで抑え目できて、そして10曲目以降が天にも昇る高揚感が続く4つ打ちテックハウスでピークに持っていく。そこら辺ではデトロイトテクノにも似た未来への希望が溢れ出ていて、デトオタも納得させるハイテック感覚を感じる瞬間があるだろう。そしてラスト間際のKirk Degiorgioの"Starwaves"に、テクノの最良の瞬間を垣間見るかもしれない。Kirk DegiorgioやIan O'Brienが好きな人には、絶対間違い無い一枚になりそうだ。

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| HOUSE3 | 19:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2007/07/20 Thomas Fehlmann "Honigpumpe" Release Party @ Space Lab Yellow
7月から定職についたせいでクラブに行くのもおっくうになり、一ヶ月ぶりのクラビングはドイツテクノを裏から支えるThomas Fehlmannのアルバムリリースパーティーです。他の面子はUKからデトロイトへの愛を送るIan O'Brienと、日本のクロスオーバー系では格段に素晴らしいKaoru Inoue。まー面子だけ見るとバラバラな音でこれブッキングした奴の頭はどーなってるのよと疑いたくなりますが、僕は全員好きな人だったのである意味ラッキーでした。そして肝心のFehlmannのライブなんですが、一年に一度体験出来るかどうか位の驚愕のライブでこれは見逃した人は非常に残念に思われます。さてさてそれではイベントの内容を追ってみましょう。
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| EVENT REPORT1 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2008/08/10 (FRI)
COSMIC SOUL ARIL BRIKHA - NEW ALBUM "Ex Machina" RELEASE PARTY @ Yellow
Live : Aril Brikha
DJ : Ken Ishii, Takamori K.

2007/08/11 (SAT)
CLASH25 × METAMORPHOSE 07 @ ageHa
【ARENA】
SPECIAL GUEST LIVE : LOS HERMANOS
DJs : FUMIYA TANAKA, IAN O'BRIEN, CLAUDE YOUNG
【WATER BAR】
DJs : DEXPISTOLS, CAPTAIN FUNK, DJ AKi, AFRA
【TENT】
DJs : HITOSHI OHISHI,DJ MAYURI, UIROH, RYU

2008/09/01 (SAT)
RON TRENT JAPAN TOUR @ Yellow
DJ : Ron Trent and more

7月にはイベントが充実していたせいか、8月はなんとなく息切れ感が。とは言いつつもLOS HERMANOSのイベントはDJ陣も強力だし、これは何としても行きたい。CLAUDE YOUNGなんて通な人選だし、またデトロイト系のイベントにはIAN O'BRIENは欠かせませんな。かと思えばその前日はケンイシイ+アリルブリッカって、こちらも見逃せない。仕事が入らない事を祈るのみです…。
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2007/06/15 (FRI)
RENAISSANCE @ WOMB
Special Guest DJ : Hernan Cattaneo
Guest DJ : Jeremy Boon

2007/06/23 (SAT)
SQ presents “The Observer” LIVE TOUR'07 @ UNIT
SPECIAL GUEST LIVE : JOEL MULL
DJ : DJ WADA, KAGAMI (MINIMAL SET), DR.SHINGO, DJ SON

2007/06/23 (SAT)
URBANPHONICS presents ANDRE COLLINS JAPAN TOUR 2007 @ YELLOW
DJ : ANDRE COLLINS

2007/07/07 (SAT)
DEEP SPACE -SUMMER- @ YELLOW
DJ : Francois K.
Special Guest Live : Kodama And The Dubstation Bnad

2007/07/13 (FRI)
MARK FARINA "HOUSE OF OM RELEASE PARTY" @ YELLOW
DJ : Mark Farina

2007/07/14 (SAT)
SVEN VATH WORLD TOUR 2007 @ WOMB
DJ : Sven Vath, and more...

2007/07/15 (SUN)
ESCAPE presents CARL CRAIG 2007 @ YELLOW
DJ : Carl Craig

2007/07/20 (FRI)
THOMAS FEHLMANN "HONIGPUMPE" RELEASE PARTY @ YELLOW
Live : Thomas Fehlmann
Exclusive Full Live Set : Ian O'Brien
DJ : Kaoru Inoue, Ian O'Brien, Inner Science

2007/07/21 (SAT)
VADE feat. LOCO DICE @ WOMB
DJ : Loco Dice, Hiroshi Kawanabe

2007/07/21 (SAT)
THEO PARRISH "SOUND SCULPTURES" RELEASE TOUR @ YELLOW
DJ : Theo Parrish

2007/07/28 (SAT)
CHaOS @ YELLOW
DJ : Fumiya Tanaka, and more...

7月のYELLOWは久しぶりに気合いが入ってます。テクノもハウスも本気汁が滲み出ています。毎回日曜夕方からのDEEP SPACEは、今回は土曜の夜からなので行ってみたいですね。アルバムがとんでもない事になっているThomas Fehlmannのライブは、一見の価値有り。
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Le Nouveau Du Jazz (Irma:IRMA502437-2)
Le Nouveau Du Jazz
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日本語で"新しいジャズ"を意味するタイトルを冠した本作は、西ロン系ブロークンビーツやフューチャージャズを集めた素晴らしいコンピレーションです。副題で"For Real!"なんて謳っていて、企画者が冗談ではなく本気である事が窺える力作です。アーティストはDomu、Seiji、リミキサーではIan O'Brien、Volcov、Reclooseなどなるほど〜と納得のジャズとクラブを紡ぐ人達が集まっております。それに混じってRoy Ayers、Marvin Gayeら20数年前の人達のソウルフルな楽曲も収録しているのは、時が経っても変わらぬ曲の素晴らしさに気付かせると共に、それらがフューチャージャズと並べられる事で実は同じヴァイブスを持っている事を示しているのでしょう。それでは曲の紹介と行きたいのですがジャズとは括られている物の、グッと熱くなるソウルフルな曲から、リズムが切れに切れまくって弾けるジャズ、ローテンポを生かしたムードあるブロークンビーツなど結構多彩なんですよね。DomuとVolcov辺りは予想通りエレクトロニックで爽やかな仕上げで、異色なのはTanzmuzikのRei Harakami Mixですかね。もはやジャズかどうかも謎な完璧ハラカミ色な音ですが、だからこそハラカミ色満開で最高の出来です。あとやっぱり圧巻はIan O'Brienのリミックスで、幻想的なエレクトロニクス音と生音を意識した躍動感溢れるドラムプログラミングがスペーシーで素晴らしすぎです。これこそが本コンピを代表すると言っても過言では無く、フューチャージャズを正に象徴しているのではないでしょうか。

Tracklistは続きで。
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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Next Level (Rhythmedia:RXCD-21005)
Next Level
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"Next Level"、正に(その当時の)次の段階へと進むべきスタイルを示したコンピレーションアルバム。ジャンル的に言えばハウスクリエーターと言われるアーティストが集まっているが、実際には通常のハウスを逸脱したクラブジャズやフュージョンなどを意識した楽曲が提供されています。参加アーティストはMODAJI、ANTHONY NICHOLSON、IAN O’BRIEN、FRANKIE VALENTINE、ALUMNA(JOE CLAUSSELL)で、生音とプログラミングを駆使しスピリチュアルで魂を震わす音楽を生み出す事で共通項が見出せる人選です。クラブに行く人は増えているのに実際にはクラブミュージックの売れ行きがそこまで延びない現状の中、輸入盤ではなく日本企画盤としてこうゆうクラブミュージックコンピレーションが出ていた事は非常に心強い事であります。EPを聴かない層やメジャーフィールドのクラブミュージックしか聴かない人に、こういったシーンの深部に居る秘めたるアーティストを集めたコンピで音を届けて欲しいですね。ではちょこっとずつですが、各アーティスト毎の曲紹介でも。MODAJIは西ロンシーンの人なので、当然細かいリズムを生かしたブロークンビーツを展開。渋さと甘さを持ち合わせ、かつ西洋的な上品さも兼ね備えています。FRANKIE VALENTINEは爽やかな風を吹き込むハウスを提供し、ANTHONY NICHOLSONはもやは職人芸となった都会的なフュージョンハウスを聴かせてくれます。JOE CLAUSSELLはお決まりの太鼓の響きが心地良いパーカッシブで、生暖かく人間味のあるスピリチュアルハウスを。そして白眉はIAN O'BRIENで、複雑なブロークンビーツとうねりのあるファンキーなベース、そしてコズミックなシンセを加えた曲は、ハイテックファンクを呼ぶに相応しい名曲です。多分全曲このアルバム用に新録されたはずなので、アーティストの気合いの入れようも半端じゃないですよ。こんだけの面子を集めた企画者は、よく音楽と言う物を分かっているねー、敬服致しました。

Tracklistは続きで。
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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ian O'Brien - Gigantic Days [Limited Edition] (Spiral Records:XQAW-1006)
Ian O'Brien-Gigantic Days
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一年に渡り90年代の名盤を再発するシリーズ「Electric Soul Classics」の第二弾が登場。今回も相変わらず相当に熱いリイシューとなりまして、特にお勧めはUKからのデトロイトフォロワー・Ian O'Brien。大抵のデトロイトフォロワーはデトロイトテクノの影響は受けつつも控えめに作品にそのエッセンスを加えるのですが、Ianはデトロイトへの愛も影響も前面に打ち出した作品を創っています。彼のDJプレイを聴いても恥ずかしがらずにデトロイトテクノを流しまくるし、ある意味彼のおおっぴろげな態度には清々しささえ感じます。しかし彼がデトロイトテクノと言う大地から飛び立つ作品となったのが本作でありまして、Mad Mike病を公言していた1STアルバムとは異なりましてかなりフュージョンやジャズを意識した作品となっています。それはデトロイトテクノの根元であるジャズなどまでルーツを遡ったとも言えるのですが、電子楽器で過去の遺産を現在に蘇らせたと言う意味では非常に価値がある事だと思います。4つ打ちはほぼ皆無で変拍子を多用したリズムが多いのですが、粘りと躍動感を伴ったグルーヴは流石とかしか言えません。まさかプログラミングの音楽が、生演奏の本家ジャズにここまで接近するとは誰が思えたのでしょうか。そしてスペーシーなシンセの使い方はやはり超一級で、宇宙のど真ん中に放り出されてしばしの宇宙遊泳を楽しむ事が出来るのです。余りにも広い宇宙、果てしない世界、僕たちは"巨大な日々"を生き続けて居る事を体感するでしょう。大傑作エレクトロニックフュージョンが、再度降臨しました。

まず"As (Part 1:Perspicacity)"、"Gigantic Days"辺りを聴いてみる事をお勧めします。僕はオリジナルを持っているのですがボーナストラック収録、そして今回も相変わらず初回限定のみの再発なので、買い逃し無く。

試聴

Check "Ian O'Brien"
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(2) | |
UPCOMING EVENT
2007/03/16 (FRI)
Taicoclub Presents Innervisions @ Womb
Live : Nathan Fake
DJs : Ian O'Brien(Live + DJ Set), Kaoru Inoue, Force Of Nature

2007/03/20 (WED)
mule musiq 3rd anniversary party meets KOMPAKT NIGHT @ UNIT
Live : Saikoss (Saiko Tsukamoto aka Museum Of Plate & Kuniyuki Takahashi),
code e, Koss aka kuniyuki Takahashi
DJ : Michael Mayer, Toshiya Kawasaki

2007/03/23 (FRI)
TECHNASIA presents X PARTY @ WOMB
LIVE : Joris Voorn
DJ : Technasia

2007/03/30 (FRI)
TRI-BUTE 3RD Anniversary @ ageHa
Arena
Special Live Set : Chab, Spirit Catcher
Island Bar
DJs : Q-Hey, Mayuri

3月に気になっているイベントはこれ位かな。WIREで事情があってヨリスヴォーンのライブを聴けなかったので、今度こそは聴きたいです!最近注目株のSpirit Catcherのライブも気になるなー。
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Yotoko - Wet Ink (Delsin:42dsr/ytk-cd1)
Yotoko-Wet Ink
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HMVで格安で購入したYotokoのアルバム。レーベルを見て貰うとデトロイトの血を色濃く受け継ぐオランダ発Delsinからのリリース、であるなばら当然どんな音楽かはだいたい予想がつくのでは。Yotokoは実というとDomuとかRima名義でも活躍するDominic Stantonのユニットで、ブロークンビーツ、ジャズ、ソウル、テクノ、ハウスなどを高度なプログラミングを以てして流麗に融合する事が出来る人です。あんまりYotoko自体は気にはなっていなかったけど安かったしDelsinからだし、取り敢えず買ってみたんですけど内容は思ってたよりも好印象でした。リズムは細かく複雑なのに踊りやすいグルーヴを保っていて、プログラミングを駆使したであろう生っぽい音で更にライブ感を増長します。そこに決して派手になりすぎない控えめで綺麗目のテックサウンドを乗せて、上品なコズミック感を演出。となれば悪い作品が生まれる訳がなく、テクノ、ハウス、クラブジャズなど多方面から好感触を得られるようなアルバムではないのかなと。そう言う意味ではクロスオーバーと言うべきで、小洒落たカフェとかで流れてきそうですね。Ian O'BrienとかKirk Degiorgioが好きな人は、間違いなく買い!

試聴

Check "Domu"
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Hipnotic - Naima (Laws Of Motion:LM020)
Hipnotic-Naima
デトロイトテクノ好きからクラブジャズファンまで、幅広く音楽ファンを魅了していると思われるIan O'Brien。UKのアーティストでありながらMad Mikeに深く感銘を受け「Mad Mike Disease」なる曲を作ったり、デトロイトテクノへの愛を隠さずに活動する前向きなアーティストです。何度も言わせて頂きますが、世知辛い今の世の中で必要とされるのは底抜けにポジティブな音。Ianはいつだって前向きで明るく、徹底的にオプティミスティック。彼が奏でる音楽は、人々の顔に笑みを浮かばせ心の中には光を灯す。こんな忙しく大変な世の中だからこそ、たまには何も考えずハッピーになれたら良いですよね。

さて、それで本日紹介するのは"Naima"と言う曲。元々はジャズサックス奏者・John Coltraneの曲ですが、それをHipnoticがカヴァーした物。生の演奏を多用した楽曲ながらも、腰砕きなグルーヴとスウィートなハーモニーがとても心地良く、ハウスシーンではどう聴いても大ヒットするような名曲。しかしそれを更に上回るのが、Ian O'Brienがカヴァーを更にリミックスしたバージョン。Nathan Hainesがフルートで参加し、Ianがプログラミングでリズムを組んだりコズミックなシンセなどを付け加えたこのリミックスは、スピリチュアルで未来的かつ宇宙的。テクノでありハウスでありフュージョンでもあり、これを聴くと宇宙に放り出された気分になってしまいます。どこまでも広がり行く高揚感、そして未来に対する大きな希望、そんな事を体一杯で感じてしまいます。あ〜なんて幸せな時間なんだろう、なんて感動的なんだろう。Ian O'Brienは何時だって音楽への愛を忘れないはずだ。

試聴

Check "Ian O'Brien"
| HOUSE3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
2007/01/19 7by7 @ Unit
今日はPeacefrogレーベルの二人、Charles WebsterとIan O'Brienが来日していたので久しぶりにUNITへ行ってきました。特にIan O'Brienは彼自身が作る曲も素晴らしいけれど、DJでも彼が敬愛するデトロイトテクノを惜しみなく回してくれるので、僕のお気に入りのアーティストであります。一方Charles Websterはオールドスクールなハウスから、シカゴ、デトロイトなども回しますが基本はハウスですね。つかこの二人組、2年前も一緒に来日してたし、以前には新宿リキッドにも一緒に来日してたから仲が良いんでしょうな。
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| EVENT REPORT1 | 08:40 | comments(8) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2007/02/03 (SAT)
LUKE SOLOMON JAPAN TOUR @ YELLOW
DJ : Luke Solomon, Remi, Nako

2007/02/09 (FRI)
URBANPHONICS presents KERRI CHANDLER JAPAN TOUR @ YELLOW
DJ : Kerri Chandler, Motoki Takahashi

2007/02/10 (SAT)
CLASH19×MOON AGE @ @ ageHa
DJ : Marco Bailey, Ken Ishii, Q'Hey, Takami

2007/02/10 (SAT)
OVUM Presents JOSH WINK "THE PROFOUND SOUNDS VOLUME 3 ALBUM RELEASE TOUR" @ WOMB
DJ : Josh Wink

2007/02/11 (SUN)
FOUR SEASONS OF DEEP SPACE @ YELLOW
DJ : Francois K.
Live : SCION

2007/02/16 (FRI)
HEIKO LAUX JAPAN TOUR @ YELLOW
DJ : Heiko Laux, Loud-One

2007/02/23 (FRI)
"Beyond Borders Vol.1, and Vol.2" Release Party @ AIR
DJ : RAPHAEL SEBBAG and more
Special Guest DJ : IAN O'BRIEN

2007/02/24 (SAT)
Real Grooves Volume 16 @ YELLOW
DJ : Steve Bug, Terence Kissner, John Connell
Live : Guido Schneider
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
As One - In With Their Arps, And Moogs, And Jazz And Things [Limited Edition] (Spiral Records:XQAW-1002)
As One-In With Their Arps, And Moogs, And Jazz And Things
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昨日に引き続き90年代の普遍的名作を再発する「Electric Soul Classics」シリーズの一枚を紹介しましょう。本日はUK屈指のデトロイトフォロワー・Kirk DegiorgioことAs Oneの97年リリースのアルバムです。97年の僕と言えばまだ(デトロイト)テクノを聴き始めたばかりで、Derrick MayとかJeff Mills位しか知らなかったんですよね。タワレコでIan O'Brienの1stアルバムが紹介されていたのは覚えているけれど、その当時それを買わずに過ごしてしまう位テクノに対しまだ深い知識も無く、当然Kirk Degiorgioの事も全く知りませんでした。でもこの作品を聴いて思ったのは、きっと90年代のテクノシーンは今よりも希望に溢れドキドキするような感覚があったんだろうなと言う事。彼は最初の内はいかにもデトロイト系の作風が多くこのアルバムでもアトモスフェリックなシンセサウンドは心地良いのですが、規則正しい4つ打ちは排しより複雑で生身のプレイを思わせる繊細なリズムを聴かせ始めています。ああ、彼はテクノとジャズを一緒に存在しうる物だと考えていたのですね。もちろん皆様周知の通りデトロイトテクノは、ハウスもソウルにも影響を受けていればジャズにだって影響を受けているのですが、90年代においてデトロイトテクノは電子音楽としての"テクノ"と言う地位を確立していたと思います。しかしKirkはブラックミュージックに影響を受けてそこからデトロイトテクノに傾向していったので、その彼が結局行き着くのはジャズと言う事だったんでしょうね。そう言った意味でデトロイトテクノにジャズを再度取り込もうとする姿勢は、過去の遺産に対する尊敬とまた未来への挑戦が感じられて褒め称えるべきでしょう。控えめな情緒と慎ましいムードで内省的な音だとは思いますが、この当時Kirkが新たなる道を切り開こうとした意志は感じられます。これ以降は更にテクノ色を弱め生音を増していき、ブロークンビーツ/クラブジャズの繁栄に寄与した訳ですが、その繁栄前夜の実験的アルバムと言えるでしょう。「ジャズは生き方そのもの」と認めるKirk Degiorgioだからこそ成し得た結果です。限定盤なのでお早めにどうぞ。

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Check "Kirk Degiorgio"
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Two Lone Swordsmen - Swimming Not Skimming [Limited Edition] (Spiral Records:WQAW-1003)
Two Lone Swordsmen-Swimming Not Skimming
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テクノだけに限らずクラブミュージックと言うのは、メジャーな音楽に比べるとどうしたって流通量が少ないからすぐに廃盤になってしまうよね。特に名作に限って廃盤なんて事も多かったりして、せっかくの素晴らしい音楽が世に広まらないのは残念だったりする。そんなファンの気持ちを汲み取ったのか90年代のクラシックを計12枚に渡ってリイシューするのが、「Electric Soul Classics」シリーズ。Two Lone Swordsmen、Larry Heard、As One、Ian O'Brien、The Detroit Escalator Companyらの廃盤を徐々に再発してゆくそうなので、皆様待ち遠しい事でしょう。しかも全て紙ジャケで限定発売なので、うっかり買い逃しなんて事は無いようにしたいものです。

でまず初めに紹介するのが、ロックとパンクとテクノとハウス、そしてダブやエレクトロまでも貪欲に結びつけたAndrew Weatherallが在籍するTwo Lone Swordsmenの2ND(ミニ)アルバムだ。最近の傾向だとエレクトロなダブからロック趣向のテクノに走っているのだが、この初期のアルバムはUKハウス好きこそ最も納得出来るディープハウスを演奏している。計11曲収録で前半5曲はリミックス曲、後半6曲はTLSのオリジナル曲。リミックス曲はヒップホップ調、ダウンテンポな感じでかなりしっとりしているが、その上何故かメランコリーな感傷に溢れている。僕の中でTLSは肉体的で重く硬く、いかにもテクノ的なガチガチのビートを攻撃的に奏でるユニットって言う認識はあったんだよね。でも初めて昔の作品を聴いてみたら、今と全然違うじゃん。こんなにもソウルフルな作品をAndrew Weatherallが作っていたなんて、全然予想だにしなかったなー。そして後半のオリジナル曲だ!これぞパーフェクト、期待を裏切らない4つ打ちディープハウスじゃないか。潜水艦に乗って真っ暗な海底を進んでいくかの様な、厳かなディープハウスだよ。透明感がありロマンチックなメロディーを奏でるシンセは、最近の彼らの作風には聴けないと思う。円熟味を増して色々な作風に手を出すより、なんかこうやって素直にクラブミュージックを作っている方が格好良いと僕は思う。最近の作品より踊れるから、単にそれだけで素晴らしいよ。

試聴

Check "Two Lone Swordsmen"
| HOUSE3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
あけましておめでとうございます。と言っても、現在万座温泉にいる予定ですので、この文章もあらかじめ書き留めておいた物を自動で更新させているだけですが。僕は温泉で去年の垢をさっぱり落とし、また新しい気持ちで一年を過ごせるような思いにふけている事でしょう。さて年が変わったと言っても大好きな音楽は今まで通りい〜っぱいやって来る訳で、新年早々Reel Upがあります。WOMBメンバーは2000円ですよ!ベイヤー、ケンイシイ、コフュと言う嬉しい面子で低料金。僕はこのイベントから今年が始まりそうですね。

2007/01/05 (FRI)
REEL UP NEW YEAR BASH!! feat. ADAM BEYER @ Womb
DJ : Adam Beyer, Ken Ishii, DJ Yama
Live : Co-Fusion

2007/01/06 (SAT)
TIME WARP @ Yellow
DJ : Charles Webster, Alex From Tokyo

2007/01/07 (SUN)
JAPANECTION vol.10 feat. THE ADVENT @ Womb
DJ : The Advent, Q’Hey, Sisk

2007/01/19 (FRI)
7by7 @ Unit
DJ : Charles Webster, Ian O'Brien

2007/01/27 (SAT)
SVEN VATH IN THE MIX - THE SOUND OF THE SEVENTH SEASON WORLD TOUR @ Womb
DJ : Sven Vath
| UPCOMING EVENT | 12:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Kirk Degiorgio Presents As One - Planetary Folklore 2 (Archive:CDDPU1128)
Kirk Degiorgio Presents As One-Planetary Folklore 2
Amazonで詳しく見る(日本盤)
 Amazonで詳しく見る(UK盤) 
僕が常に注目しているUKのデトロイトフォロワー二大巨頭・Ian O'Brienと、そしてAs OneことKirk Degiorgio。この二人、ジャズ、フュージョンから始まりデトロイトテクノなるエレクトロニックミュージックに影響を受けた人達なのですが、彼らの様にデトロイトテクノをブラックミュージックの一部として真に理解しているアーティストは少ないと思います。だいたいの人はデトロイトテクノだけに影響を受けている場合が多いのでしょうが、ジャズやフュージョンにも深い愛情のある彼らはテクノのみならず、コズミックなフュージョン/クラブジャズを創る技にも長けています。

1997年、Kirk Degiorgioはクラブジャズシーンに対しMo'Waxから「Planetary Folklore」を投下しました。プログラミングと生演奏のせめぎ合いから生まれる臨場感溢れるクラブジャズ。あの当時まだ早かった音楽でしたが、その作品でKirkは多大なる影響を残してきました。そして前作リリースから早10年、深化した続編がシーンに届きました。果たしてどうだろう、10年経ってKirkはどう変わったのか。前作がソウルフルで生暖かい印象ならば、今作はタイトル通りもっと宇宙(そら)を感じ、ポジティブで明るさを前面に打ち出した印象があります。複雑なドラムセッションもあれば、上音はコズミックでエモーショナルなシンセサウンドに溢れているし、デトロイトテクノとジャズの類い希なる融合とも言えるかもしれません。ジャズに影響を受けつつもデトロイトサウンドを強襲し、むしろテクノの未来に向かう期待感が増してきたのだと断言します。きっとKirkは今幸せを感じ、至福の時を過ごしているのでしょう。でなければこんなにもポジティブで、光り輝く音楽なんか創れやしません。一音一音が、光の粒子の様に煌めきを放っているのです。遠く暗い宇宙の中でも、きっとKirkの音ならば見つける事が出来る様に輝き続けるのです。これこそ、コズミックフュージョンテクノ!

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Check "Kirk Degiorgio"
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Quietwave (Village Again:VIA48)
Quietwave
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今まで数多くのCDを紹介してきましたが、その中でも断トツの心地良さ、リラックスした空間を創り上げるコンピレーションが登場しました。その名も「Quietwave」=「静かな波」。選曲を担当するのはKyoto Jazz Massiveの沖野修也で、アルバムのコンセプトは映画館(映画ではない)のサウンドトラック。アルバム内の彼自身の解説を参照すると、海の見えるラウンジでリラクゼーション的な効用を持つ音楽を集めたとの事。キーワードは波、α波、音波、波動、波形。後は貴方自身でコメントを参照して頂きたいが、本当に落ち着いてムードのある音楽が集められたなーと率直に思います。単純にミーハーでお洒落な曲を集めたのではなく、Ian O'Brien、Kirk Degiorgion、Aurora(Kaoru Inoue)、Lindstrom & Prins Thomas、Lars Bartkuhn(A.K.A. Needs)ら各シーンで新時代を切り開いてきた一線で活躍するアーティストの曲を、しかも特にヒットした曲でもないのによくぞ堀探してきたなと思わせる曲ばかりを集めています。だから決してこれらの音楽を聴いても高揚する事は無く、むしろ体の火照りを冷ましじっくり静かな音に耳を傾けてくつろげる時間が提供される事でしょう。ジャズ、フュージョンの中にもテクノやエレクトロニックな音が混じり合い、決して懐古的なイメージは持たせません。2100円と言う買いやすい金額ながら、内容は最上級のリラクゼーション(チルアウトの享楽的な心地良さとは別の心地良さ)。

Tracklistは続きで。
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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
The Beauty Room (Peacefrog Records:PFG060CD)
The Beauty Room
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UK屈指のデトロイトテクノフォロワーとして注目を浴び、そこからクラブジャズへの回帰を見せたりしつつも時にピュアなテクノ作品をリリースしたり、まあ分かり易い経緯を辿るKirk Degiorgio。今作はThe Beauty Roomと言うユニットを組んで、ボーカルを全編採用した予想外のイビザの空気を取り込んだソフトロック路線??巷ではバレアリックAORなんて言われているけれど、意味が良く分かりません。ユニット名からしてかなり耽美的な雰囲気が漂っていますが、実際に出てくる音は想像以上にとろける甘さ。殆どがギターやシンセ、ドラム、ストリングスを使用し、機械に頼るのは一部。それらが絹の様に優しく紡がれて、極上に甘くメロウなハーモニーを奏でます。Kirk Degiorgioの作品だと思って、テクノだとかクラブジャズだとかを期待していると裏切られます。ただ僕はこのリラックスしたアコースティックサウンドは耳に優しく入ってくるし、ベチャベチャと砂糖も溶けてしまう様な耽美な甘さも有りだと思いました。ちなみにギターを演奏するのは、Kirkの盟友Ian O'Brienです。秋の夕暮れ時、海のサンセットを見ながら佇んで聴きたいなー。

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Check "Kirk Degiorgio"
| ETC1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
P'Taah - Compressed Light (Ubiquity Records:URCD060)
P'Taah-Compressed Light
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おやしらずを抜いた為、療養中のマチュでございます。抜いた後はそんな痛くないけれど、飯が喰いづらい。またおやしらずがあった場所を縫い合わせているので、その糸が何となく口の中で触って邪魔。落ち着かないなー。

さて先日John Beltranと言うクロスオーヴァーなアーティストを紹介させて頂きましたが、同じくUbiquity RecordsからリリースしているP'Taahと言うアーティストはご存じでしょうか?知っている方はハウス好きの方だと思いますが、日本でも大人気のAnanda ProjectことChris Brannの別の活動がP'Taahなのであります。Ananda Projectと言えばディープハウスの大傑作「Release」(過去レビュー)と言うアルバムを残していて、とにかく深いエモーションとセクシーな世界観は段違いなアーティストであります。しかしこのP'TaahはUbiquity Recordsからリリースしているだけあって、クラブミュージックに止まらないフューチャージャズ路線ですね。Ananda Projectが終始4つ打ちを意識したハウスなのに対し、P'Taahはリズムが複雑でプログラミングを使用しているとは思えないバンドの様な迫力があります。ただ彼の作風に一貫するのは崇高でオーラを放つスピリチュアルな雰囲気がある事。アーティストとして気品が感じられ、作品に対する生真面目な意気込みが見受けられます。そう、Chris BrannはDJではなく完璧にアーティストなんですよね。それだけに一曲一曲の質と言うのは、本当に高く妥協が無いと思います。クラブミュージックの中からこんなジャズが生まれてくるなんて、きっと昔のジャズファンには信じられないでしょうね。Ian O'Brienにも匹敵するフューチャージャズだ。

試聴

Check "Ananda Project"
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
The Detroit Escalator Co. - Excerpts (Peacefrog Records:PF099CD)
The Detroit Escalator Co.-Excerpts
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Derrick Mayに初期Transmatのマネージャとして雇われていた経歴のある、Neil OllivierraことThe Detroit Escalator Co.。Ian O'Brienなんかもリリース歴のあるFerox Recordsから「Soundtrack (313)」と言うアルバムを1996年にリリースしたのですが、レーベル消滅と共にアルバムも廃盤となり余り日の目を浴びる事がありませんでした。そこで手を組んだのがPeacefrog Recordsで、「Soundtrack (313)」に新曲等を加えて再編集した「Excerpts」が2000年にリリースされました。元のタイトルである「Soundtrack (313)」から察する通り、Neilがデトロイトの街を駆けめぐりその時に録音した音も利用して作られているそうです。つまりはデトロイトと言う街の空気を目一杯吸い込んだ、真のデトロイトテクノとも言える作品なのです。まるで暗黒の世界とでも言うべきデトロイトの町並みの迷路に吸い込まれて行く様に、ずぶずぶと深い奥底に沈んでゆくダブ残響音。浮遊感のあるアンビエントダブで心地良くは感じるものの、やはり空虚に溢れどこか物悲しいメロディーがデトロイトが未だに廃退している事を気付かせます。しかしそう行った荒んだ世界の中にも、ひっそりと佇む揺るぎない美しさがあり希望は捨ててはいません。デトロイトアーティストによるデトロイトテクノ好きへのサウンドトラック。

試聴

Check "The Detroit Escalator Co."
| TECHNO3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2006/06/02 BETTER DAYS -2ND ANNIVERSARY SPECIAL!- @ Module
5月は結局一度もクラブに行かなかったので、今日は一ヶ月間が空いてのクラブ通いになりました。お目当ては「マッドマイク病」に冒されたIan O'Brienの久しぶりのライブ+DJセットです。ライブに関しては3年前に行われた新宿リキッドルーム以来のライブで、その時のライブが良かったので本日も期待を膨らませて遊びに行きました。
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| EVENT REPORT1 | 07:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
BETTER DAYS -2ND ANNIVERSARY SPECIAL!- @ Module
2006/06/02 (FRI)
SPECIAL GUEST DJ : Ian O'Brien
RESIDENT DJ : TAKAMORI K., NO MILK, SUMITANI, MISUZ

STERNE @ Womb
2006/06/02 (FRI)
Guest DJ : Chris Liebing
DJs : Takkyu Ishino, Ten

VADE @ Womb
2006/06/10 (SAT)
DJs : Ricardo Villalobos, Fumiya Tanaka, AKR & John Cornnel

JUAN ATIKNS JAPAN TOUR 2006 @ Yellow
2006/06/16 (FRI)
DJ : Juan Atkins

min2MAX @ Womb
2006/06/16 (FRI)
DJs : Richie Hawtin, Magda, and more

Carhartt presents Bathroom @ Unit
2006/06/24 (SAT)
Live PA : RASMUS FABER Live Band
DJs: Rasmus Faber, Kenichi Yanai, Takeshi Hanzawa

REAL GROOVES Vol.12 Musique Risquee Label Night @ Yellow
2006/06/24 (SAT)
DJ: Marc Leclair aka Akufen, Vincent Lemieux, Ozmzo aka Sammmy, AKR

Carl Craig Japan Tour 2006 @ Yellow
2006/07/01 (SAT)
DJs : Carl Craig, Ryo Watanabe

WOMB NOISE @ Womb
2006/07/01 (SAT)
DJs : Anderson Noise, Ken Ishii, Yama

LIQUIDROOM 2nd ANNIVERSARY @ Liquidroom
2006/07/14 (FRI)
Live : Rei Harakami

まずは「マッドマイク病」に冒されたイアンオブライエンのイベントに注目。デトロイト祭りの熱い一夜が催されそうな予感です。ホアンアトキンスとリッチーホーティンが被ってしまいましたが、どっちも行かないかもね。リッチーはWIREで見れるし。カールクレイグは去年の渚では最後まで聴けなかったので、しっかりフルで聴いてみたい。Hi-Tech Jazzも回すって聞いたしね。ハラカミは去年と同じく激込みなんだろうなぁ、昔みたいに空いていれば気持ち良く見れるんだけどね。全体的に余り興味をひくイベントが無いのは、単に自分のモチベーションが下がっているからなのだろうか。
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Kanzleramt Vol.6 Mixed By Heiko Laux (Kanzleramt:KA128CD)
Kanzleramt Vol.6 Mixed By Heiko Laux
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非常に読みにくいレーベル名・カンツァーラアムト(って読むの?)。テクノ帝国ドイツにおいて、近年着々と評価を高めているスタイリッシュなテクノレーベルであります。このレーベルにはレーベルオーナーであるHeiko Lauxを初め、Johannes Heil、Alexander Kowalski、Double X、Diego、Fabrice Lig、Ian O'Brienなどデトロイトテクノに似た綺麗目で切れ味の鋭い音を得意とするアーティストが集まっております。そんなアーティストの楽曲を集めたシリーズが、Heiko Lauxがミックスを手掛けたKanzleramtシリーズです。もうこのシリーズも6枚目ですが、毎回最新の曲を紹介してくれてこのレーベルの一番フレッシュな所を聴く事が出来ます。全部同じレーベルの音源なので似たり寄ったり感は否めないのですが、それを帳消しに出来る程水準の高い曲が集まっている辺りこのレーベルの素晴らしさが分かって頂けるかと。前半は緩めの透明感溢れるテクノから徐々にアッパーに盛り上げていく分かり易いプレイをしていて、余分なギミック無しの曲の良さを際立たせるプレイだと思います。特徴としてはデトロイトのファンキーな点やソウルフルな点では無く、幽玄でどこまでも透き通る蒼きシンセサウンドを色濃く受け継いだ曲が中心で、無駄を削ぎ落とし理路整然と曲を創っていった様に感じます。黒人音楽のファンキーさを真似するよりは、西洋のスタイリッシュさを強調する方が良いと言う姿勢に潔さを感じますね。しかしドイツにはどんだけ凄いレーベルがあるんでしょうね、恐るべしテクノ帝国です。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki Takahashi - We Are Together (Mule Musiq:mmd03)
Kuniyuki Takahashi-We Are Together
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○○が支持しているなんて紹介を見るとついつい手を出しちゃう人がここにいます、はい私です。だってJoe Claussell、Ian O'Brien、Larry Heard、Laurent Garnier、Alex From Tokyo、井上薫ら大勢のアーティストが賛辞のコメントを寄せているんですよ。そりゃね、多少は商業的な事があるのは分かってるけど、やっぱり良くなければコメント自体も残さないだろうとは思いますよ。つー事でこのアルバムを買いました。Kuniyuki Takahashiは札幌を拠点に活躍するアーティストで、今まではDego(4 Hero)のレーベルコンピやIan O'Brien監修のコンピに曲を提供したり、Ananda Projectのリミックスを行ったり、意外な所で活躍していたアーティストです。またはKOSS名義ではラップトップをフル活用した壮大なサウンドスケープを描き出したりもいていて、最近名前も知られて来ている様になっていました。そしてこの本人名義では、相当にネイチャー志向に傾倒したディープハウス〜クロスオーバーな作品を感動と共に送り出しています。ここではプログラミングと共に人力によるパーカッションやドラムス、ギター演奏を中心として、地球と言う大地に根ざした繊細かつ躍動的な音楽を奏でています。一般的にはハウスと言うジャンルに属する雰囲気に近いのですが、地球とシンクロしたその鼓動は僕らの周りに存在する自然音その物。きっと太古に人間が感じた地球本来の音色を、このアルバムからも感じ取れるのではないでしょうか。「We Are Together」とは人間だけでなく、周りの動物やそして地球までもを含めた事であり、そしてこれを聴く者も一緒だと言う事であるに違いない。北海道の有名なクラブ・Precious Hallへのトリビュート曲であるアフロかつダブな「Precious Hall」、また大地へと同化してゆく儚い「Earth Beats」は一聴の価値有り。じわじわと心の中に大地の音が浸食してきます。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:30 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Electric Institute (New Religion:REG118CD)
Electric Institute
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今年はやたらデトロイトテクノがブームになっている気がします。デトロイトの大物の来日、レアなコンピレーションやデトロイトクラシックの再発、限りなく続く新譜の発表などとにかく今年はデトロイトが熱い!それでだ、年末に差し掛かり究極のデトロイトコンピとも言えるアルバムが遂に出ました。今まで数多く発表されたデトロイトテクノのコンピレーション(「Cosmic Soul」や「Panic In Detroit」、「Virtual Sex」など)を上回る力作、確実にデトロイトの最良の瞬間が閉じこめられている「Electric Institute」です。コンパイラーはデトロイト信者であるKirk Degiorgioが務めているのですが、彼のこの仕事は尊敬と畏敬の念を以てして迎えられるべきである程です。Kirk自身はAs One、Blue Binary、Super-A-Loof(Ian O'Brienを含む)名義で曲を提供し、そしてデトロイトの天才69(Carl Craig)、新世代デトロイトアーティストNewworldaquarium、古参のデトロイトフォロワーBalil(元Black Dog)、デトロイトハウサーShake(Anthony Shakir)、Derrick Mayの愛弟子Stacey Pullen、そしてリミキサーとしてDerrick Mayも起用され、これまでに類を見ないアーティストが集結しています。隠れた未発表音源や未発表バージョンを集める為に各アーティストに声をかけたとの事ですが、さすが信頼を置けるKirkだからこそこれだけの楽曲を集められたのでしょう。どの曲も90年前後のデトロイトテクノ至福期を感じさせる深いエモーションを感じさせ、未来派なテクノサウンドはこれからも歩みを止めないデトロイトテクノの前衛性を表現しています。これを機にKirkはかつて活動させていた伝説のテクノレーベル・ART(Applied Rhythmic Technology) を復活させ、テクノの可能性をこれからも追求していくそうです。確かにこのコンピを聴けばテクノの深さと広大さはまだ無限の様であり、それはテクノを含めたエレクトロニックミュージックの可能性にも繋がっていくのだと思いました。冗談ではなくて期待と幸福、そして可能性を見出せるのです。本当に素晴らしいコンピレーションが登場しました。

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(2) | |
Kentaro Iwaki A.K.A. Dub Archanoid Trim - Dubmosphere Mix (P-VINE:PCD-25019)
Kentaro Iwaki-Dubmosphere Mix
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岩城ケンタロウ特集第二弾。Dub Archanoid Trimこと岩城ケンタロウはStylusと言うレコードショップのバイヤーにしてDJ・アーティストであり、井上薫と共にレジデントを務める「Floatribe」などでも活躍し、既にクラブミュージックに感心の深い人には知れ渡っているアーティストであります。そんな彼の初のMIXCDはIrmaの音源のみを使用したレーベルサンプラーかと思いきや、やはり独自の深い世界観を創り出す事に成功しています。Irmaの事を詳しくは知らないのですが、イタロディスコで有名なレーベルだとの事。その割にはこのMIXCDって、生音を多用したアフロ系ハウスでゆったりとしたトライバルがあり、時々ディスコチックな音が入ってくる暖かみのある空気に満ちています。普段の様にドープでヤバ目の音は身を潜めて、ソウルフルで陰と陽があるならば確実に陽の音。フロアで聴くよりも大地の草原のまっただ中で聴きたくなる様な土の香りを感じさせますが、ダンスミュージックその物の力も失うことなくMIXをされています。冒頭のスペーシーな幕開けから、ダビーな中盤、終盤のイタロハウスまでやはりストーリー性を感じさせない訳がありません。どんな音源を使っても深淵な世界を創り出すそのプレイは、素晴らしいの一言です。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Calm presents Conception For The Street Noise (KSR:KCCD-039)
Calm presents Conception For The Street Noise
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夏の終わりが近づき秋の足音を感じるこの頃、ちょっと寂しい気持ちになるであろう。そんな時、CDラックからこのCDを引っ張り出して聴いてみました。CALMが選曲・監修を行ったこのコンピレーションアルバムは、フューチャージャズやブロークンビーツを中心に集められています。CALM自身やIan O'Brien、As Oneなどが楽曲提供をしていて、やはりここら辺のアーティストの曲は大変質が高いですね。CALMの「Street Noise Theme」は、ノンビートで都会の喧騒を忘れる様な穏やかさがあり、正にテーマ曲に相応しいです。Ian O'Brienの「Midday Sunshine」はゆらりゆらりと揺れる様な浮遊感があり、夜長になる秋の佇まいを感じさせます。続くAs One「Dhyana」は今にも生まれんばかりの胎動の様で、新たなる季節の迎えを表現するようなコズミックジャズで非常に素晴らしいです。またアルバムの前半はアンビエントな広がりをもった楽曲が多いのですが、アルバムの後半は知らないアーティストばかりで、前半に比べるともろに生音重視のジャズ色強めですね。まあそれでも、夏の終わりの寂しさを紛らわせてくれる優しさが感じられます。季節が変わる頃にほっと一息して、次の季節を迎える準備をしようではありませんか。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event(今回はまじ(´Д`) ハァハァ)
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

2005/08/27 (SAT) metamorphose05 @ サイクルスポーツセンター伊豆修善寺
LIVE:GALAXY 2 GALAXY、TORTOISE、GREEN VELVET、ISOLEE
ROVO、BOOM BOOM SATELLITES、HIFANA...and MORE!!

DJs:MARCO BAILEY、EYE、FUMIYA TANAKA、QHEY、KAORU INOUE
KIHIRA NAOKI、DJ BAKU、DJ SHIRO THE GOODMAN、DJ NOBU...and MORE!!

2005/07/08(FRI) CLASH07 @ ageHa
Arena DJs :JUAN ATKINS、FUMIYA TANAKA、HITOSHI OHISHI
LIVE:CO-FUSION

2005/07/17 (SUN) DEMENSION K presents 2300 A.D. @ ageHa
Arena DJs :DERRICK MAY、STACEY PULLEN
Water Bar :IAN O'BRIEN、K.F. a.k.a. Calm、KENTARO IWAKI

2005/07/22 (FRI) STANDARD 2 feat. KEN ISHII & FABRICE LIG @ AIR
DJs :Ken Ishii and more
Live :Fabrice Lig aka Soul Designer

2005/07/24 (SUN) LIQUIDROOM 1st ANNIVERSARY MAHOGANI MUSIC presents MOODYMANN LIVE IN JAPAN 2005
Live : Moodymann with Andres+Piranha Head+Paul Randolph+Roberta Sweed+Nikki-O
DJs :Andres、Pirahana Head

もう何も言うまい…全て必要不可欠。東京で見る事が出来なかった人にとってGalaxy 2 Galaxyは奇跡の再来日だし、Moodymannのフルバンドでのライブも日本初(前回はアメリカテロ事件でバンドでの来日がお釈迦になっています)。Derrick Mayとその愛弟子STACEY PULLENの競演に、先日来日したばかりのIAN O'BRIENがまた来る。そして日本初のSoul Designerのライブと、どれも見逃せない物ばかり。夏に向けてイベントが目白押し、こりゃスケジュールがしんどいわ。
| UPCOMING EVENT | 23:40 | comments(3) | trackbacks(0) | |
2005/05/28 UNITE @ UNIT
Ian O'BrienとCharles Websterが一緒に聴けるぜ〜みたいな感じで楽しみにしていたイベント。HUBで強いお酒を注入してほろ酔いで12時過ぎにUNITへ入りました。プレイしているのはIan O'Brien、こっちが先でしたか。まだ時間が浅い事もあり余りメロディーの無いパーカッシブなだけの曲で、地味なプレイをしています。フロアも空いてるしイマイチ盛り上がっていません。ん〜以前の様なオプティミスティックなプレイを期待してたんだけどな…。落胆していると1時位から明るめのメロディーが入った曲をプレイする様になり、Fabrice LigやDerrick May、BFC(Carl Craig)、また自身のQuerida名義の曲なども回すようになりアッパーでポジティブな面が徐々に現れて来ました。クラブで初の「Derrick May-The Beginning」なんかも聴いちゃったりして、やっぱデトロイト系の曲を回す事を期待してただけに一人興奮。2時位にはIan自身が手がけたハイテックコズミックチューン「Jazzanova-Days To Come(Ian O'Brien Remix)」が高らかに鳴り響き、宇宙の果てまでぶっ飛ばされました。もうこの頃になるとフロアも人一杯でみんな盛り上がっています。そのまま3時までコズミックでハイテンションにガンガン飛ばして、納得のプレイを満喫出来ました。
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| EVENT REPORT1 | 13:00 | comments(6) | trackbacks(0) | |
Charles Webster - Remixed on the 24th of July (Peacefrog:PFG037CD)
Charles Webster-Remixed on the 24th of July
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Charles Websterが再来日するので先日「Born On The 24th Of July」を紹介したのですが、そのリミックスアルバムも存在します。その参加アーティストが何とも豪華で、Pepe Bradock、Ian O'Brien、Herbert、Theo Parrishなど比類無きアーティストが勢揃い。オリジナルアルバムが好きだった人は、こちらも是非聴いて頂きたいと思います。それ程有名ではないですがThe Detroit Escalator Companyの迷宮的アンビエントリミックスは、奥深く打ち寄せては引くような感覚が心地よいです。Ian O'Brienは10分にも及ぶ大作ながらも、今回はハイテック路線ではなくボサノバ風味。清涼な空気一杯の軽めな仕上がりです。Daniel Wangは相変わらずディスコ風で、お洒落かつ懐かしさを感じさせます。Presence名義でのCharles Websterのリミックスは、けだるさの中に甘さもあり、かつディープでミニマルな意外とフロア対応な仕上げ。Herbertの場合はリミックスをしても、彼自身の作品と殆ど変わらない感じですね。でCharles Websterと有り得ない組み合わせのTheo Parrishはと言うと…相変わらずスモーキーで荒めの音響。原曲が思い出せないな、これは。オリジナルアルバムが濃厚な甘さ一杯の西洋ケーキだとしたら、リミックス盤は渋めのお茶と和菓子と言った作品。甘すぎた後にはさっぱりするのも必要って事でしょうか。じっくり噛みしめてください。

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Charles Webster - Born on the 24th of July (Peacefrog:PF097CD)
Charles Webster-Born on the 24th of July
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今週末遂にIan O'Brienと共にCharles Websterが再来日を果たします。前回の来日の際はHi-tech Jazzなんかも回してたっけ?新宿リキッドルームでのプレイが懐かしいです。そんなCharles Websterも活動歴はゆうに10年を越えるらしいですが、その名が知れ渡ったのはこのPeacefrogからの本人名義でのアルバムからでしょう。本人名義初にも関わらずかなり濃密で、ベテランらしいしっとりとしたハウスを披露しています。前半はダウンテンポ中心でラウンジミュージック的な落ち着いた空気に満ち、甘酸っぱい青春の様な、もしくは愛らしくキュートな雰囲気です。女の子とベッドに寝っ転がりながらいちゃついちゃったりして、そんな時にぴったりな感じ。中盤以降はストレートな西洋4つ打ちハウスがメイン、あぁやっぱりこうゆう盛り上がりもあると良いよね。アメリカのファンクネスたぎるハウスとは別物の、お洒落で耽美に満ちたハウス。透明感溢れる幻想的な音響にスウィートなメロディーが奏でられ、ベッドでいちゃついてその後のセックス最中にぴったり(か?)。徐々に内に籠もっていた心が開放されて、闇の中に光が射し込んでくるかの様です。彼女がいればこのCDをプレゼントしてあげたいなぁと思ったりする一枚です。

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| HOUSE1 | 22:55 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Upcoming Event
2005/05/28 (SAT) UNITE @ UNIT
DJs : CHARLES WEBSTER, IAN O'BRIEN

2005/06/03 (FRI) BETTER DAYS @ Module
Special Guest DJ : Mike "Agent X" Clark
DJs : Takamori K., No Milk, Misuzu, Sumitani

2005/06/10 (FRI) REAL GROOVES Volume 5 @ Yellow
DJs : Steve Bug、AKR + John Connell
Live: Luciano

2005/06/10 (FRI) IRIZO @ WOMB
Special Live Set : Speedy J
Special Guest DJ : Shufflemaster(traktor DJ set)
DJs : YOHEI ISHIJIMA, Nxx Oxxxx

2005/06/10 (FRI) Autechre @ CLUB CITTA' KAWASAKI
Live : Autechre
special guests: LFO, Rob Hall, Russell Haswell

黄金週間も終わり、祭りも終わり、宴の終演を迎えたようです。5、6月はそんなに大きなイベントもないなぁ。ま、CHARLES WEBSTER+IAN O'BRIENは絶対行きますけど。Speedy Jは1〜2年前に来日の話があって、急遽キャンセル。そして遂に来日ライブが決まりましたね。Surgeon並に超極悪な音を出せるやば〜いアーティストなので、興味津々です。

追加

2005/06/25 (SAT)MUSIC CONCEPTION presents MOONBEAMS @ Yellow
DJ : K.F. aka Calm
Live PA : Kirk Degiorgio (As One), New Ponta Box

2005/07/02 (SAT) LARRY HEARD JAPAN TOUR 2005 @ Yellow
DJs : Larry Heard aka Mr.Fingers, Alex From Tokyo

またまたラリーハードがイエローを襲撃。何度も行こうと思ってたのに予定が合わずに行けなかったので、今度こそ行かせてもらいます。
| UPCOMING EVENT | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Fabrice Lig - My 4 Stars Remixed (Kanzleramt:KA119)
Fabrice Lig-My 4 Stars Remixed
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キター━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
Ian O'Brienと言えばフューチャージャズをやったり、テクノをやったり、でも結局スピリチュアルでコズミックな音楽性を持っているデトロイトフォロアーの第一人者。リミックスも半端なく素晴らしい作品が多くて、特に「Jazzanova-Days To Come(Ian O'Brien Mix)」は正に来たるべき未来を表現していたデトロイトトラックだった。そして今またIan O'Brienが神懸かったリミックスを披露。原曲は同じくデトロイトフォロアーのFabrice Lig。それをリミックスしたのだから、デトロイト以上にデトロイト、よりコズミック、よりスペーシーな作品に生まれ変わった。ノンビートの前半は宇宙に飛び立つまでのロケットの様にじわりじわりとエネルギーを溜めている。そして余りにも感動的な余韻を残して、遂には宇宙へ飛び立つ瞬間がやってくる。そして僕らは宇宙へ飛び立ち、一時の宇宙遊泳を楽しむのであった。

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| TECHNO1 | 14:32 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
2005/05/02 (MON) DIMENSION K presents -100°@ ageHa
Arena DJs : FRANKIE KNUCKLES,FRANKIE VALENTINE
Rose Room : SHUYA OKINO,TOSHIO MATSUURA
Tent : FREDERIC GALLIANO,DJ DEEP,ALEX from TOKYO ,HADYA KOUYATE(Live Act)
Water Bar : TOMITAKA KIYAMA,IZURU UTSUMI

2005/05/02 (MON) DOC MARTIN JAPAN TOUR 2005 @ Yellow
DJs : Doc Martin (Sublevel/LA), DJ Remi (Lumber/Lemiori)

2005/05/04 (WED) CHAOS @ Yellow
DJs : Fumiya Tanaka and more

2005/05/07 (SAT) ageHa LIVE @ ageHa
Arena DJs : SLAM, MAAR, RYUSUKE NAKAMURA

2005/05/07 (SAT) ESCAPE PRESENTS HI-TECK SOUL JAPAN TOUR 2005 @ Yellow
DJ : Derrick May, Ryo Watanabe

2005/05/28 (SAT) UNITE @ UNIT
DJs : CHARLES WEBSTER, IAN O'BRIEN

DIMENSION Kがヤベ〜、ヤバスギル。しかしドクマーティンのロングセットも捨てがたい。スラムは大好きなんだけど、完璧ブッキング間違い。マーとリュースケナカムラ?っておいおいおい…スラムはテクノだぞ。前座が二人もいるんじゃ、イエローの時みたいにロングセットも聴けないだろうし大変遺憾である。と言う事でデリックメイに決まりかな?そしてUNITでイアンオブライエンとチャールズウェブスターだ!これは確定です、ぜってー行く。
| UPCOMING EVENT | 19:57 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2005/03/26 CLASH06 @ ageHa
Juan Atkinsの来日は中止になったけど、使用期限が迫っているインビが2枚あったのでken Ishiiのプレイを見に行く為にCLACH06へ行きました。ageHaは久しぶりに行ったんだけど、結果から言うとなんか雰囲気悪〜。他にヒップホップやレゲエのイベントも同時に行われていたせいか、B系とかがめちゃ多かった。メインのケンイシイのフロアもマナーのなっていないアホが多くて、フロアで煙草吸ってたり真ん中のウーファーに載ったりする馬鹿がいたり、混んでるのに周りを顧みずぶつかって踊る馬鹿、更には円陣組み出したりケンイシイの時に手拍子し出したり、とにかく今回は良い所がなかった。こうゆう馬鹿はクラブに来るなと言うか…、あーほんとむかついた。
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| EVENT REPORT1 | 22:09 | comments(0) | trackbacks(0) | |
V.A. - Kanzleramt Vol.5 (Kanzleramt:KA117CD)
V.A.-Kanzleramt Vol.5
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ドイツは素晴らしいテクノ国家だ。Kompakt、Tresor、Basic Channel、そしてかつてはForce Inc.と言ったレーベルが揃っていて、その水準たるや世界一と言っても過言では無い位だ。そして最近成長著しいのがこのKanzleramtと言うレーベルで、テクノ好きな人ならば既に注目しているであろう。オーナーであるHeiko Lauxや、Diego、Alexander Kowalski、Johannes Heilと言ったアーティストを擁し最近では、Fabrice LigやQuerida(Ian O'Brien)と言ったアーティストまでもが作品を発表している。このレーベルの音はデトロイトテクノを通過したジャーマンテクノとでも言うべき、スタイリッシュでソリッドな作品が特徴でまあどれも似たり寄ったりだが水準は高い。

今回のコンピレーションはレーベルの作品をHeiko LauxがMIXしたと言う事で、購入に至りました。ただのコンピだったら買わなかっただろうけど、MIXCDには弱いですね、僕。ジャケットの裏にBPMが書いてあって、最初は126から始まり、終盤では138まで上げていく盛り上げMIXですね。レーベルの各アーティストの曲もバランス良く使われているのでコンピとして聴く事も出来るし、MIX自体も楽しむ事が出来ると思います。個人的にはやはりQuerida(Ian O'Brien)の曲が、頭一つ抜けているかなと感じました。ちょっと前までは生音重視に走っていましたが、ここに来て原点回帰のエレクトロニックなハイテックジャズ系に戻って来ましたね。はよ、アルバム出せやって感じです(Kanzleramtから出るらしいですけどね…)。他のアーティストの曲はやはり似たり寄ったりかなと思いますが、鋭いシンセとハードな作風は良い感じです。Kanzleramtのアーティストのアルバムは何枚か持っていますけど、ほんとどれも似たり寄ったりなので飽きられるのも早いかもしれないなぁ…と危惧していますが、まあテクノなんて飽きられるの早いしね。じゃあみんな飽きる前に今の内に聴いておくのが、良いんじゃないでしょうか?けなしてるんだか褒めているんだか分かりませんが、今の所僕はこのレーベルは好きですよ。

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| TECHNO1 | 23:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Ian O'Brien Presents Abstract Funk Theory (Logic Records:74321 69334 2 )
Ian O'Brien Presents Abstract Funk Theory
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まあ、Ian O'Brienが選曲してるんだし、本人の曲も入ってるし間違いないよね?買っちゃう?…買っちゃいました。Abstract Funk Theoryは今までシリーズになっている物でCarl CraigやMixmaster Morrisも参加してるけど、特にIanの選曲は素晴らしい。スピリチュアルジャズと呼べば良いのだろうか?ハイテックテクノを通過して、スペーシーなジャズまで辿り着いたIanならではの選曲だと思う。ここにテクノの面影はないが、彼の宇宙指向がこのコンピレーションに凝縮されていると思って良いだろう。そして最近のURのコンピにはまっている人は、是非ともこちらのソウルフルでロマンティックなジャズを聴くべきだろう。デトロイトの天才たちがテクノから生音重視のジャズへ回帰した様に、Ianのルーツにもジャズと言う物があるのだろう。自身の新曲Midday Sunなんて、惚れ惚れする程ロマンティックだしコンピに収めておくのがもったいない位です。不治の病のAnthony Shakirも参加していて、ハウス風ブロークンビーツを披露。どこか内向的でちょっとダークな雰囲気を思わせます。なんか悲しげ。Jazzanovaはスウィートでゆったり落ち着けるラウンジ的な音楽で、相変わらず質がお高いようで。意外にもClaude Youngも参加していてどんな曲かと思ったら、テック系ジャズって言えば良いのかな。極彩色でパッション弾ける爽快な曲でした。以上の様にこのアルバムは落ち着いて聴けるムーディーな曲から、アップテンポでクラブ仕様な踊れる曲まで良い塩梅で収録されていて、クラブジャズ系のコンピとしては相当質が高いと思います。デトロイトテクノ好きも、クラブジャズ好きも、また宇宙指向?の人も聴いてみてください。最近はKanzleramtからテクノ作品を出したIan O'Brienの向かう先は、テクノかジャズか一体どちらなのでしょう。。。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Troubleman - Time Out of Mind (Far Out Recordings:FARO 085CD)
Troubleman-Time Out of Mind
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TroublemanことMark Pritchardと言えば、元Global Communicationの片割れです。そんな人がTroubleman名義で出したアルバムは、何故かアンビエントハウスでは無くブラジリアンハウス。そしてこれが予想以上に素晴らしい。アンビエントのかけらも全くないのに、ファンを納得させられるのだろうか?いえいえ、これが納得させるには充分な内容を持っているのです。ブラジリアンフレイヴァーたっぷりのこの音楽は、夏が最も似合うアルバムだろう。くそ暑い都会の中でもこれをかければ、一気に熱が引き涼しげな昼下がりを満喫出来るに違いない。ボッサやブロークンビーツ調の曲もあり、お洒落なラウンジミュージックとしても通用するに違いない。時には音楽に合わせて陽気な気分で踊ってしまうかもしれない。そして表題曲はブラジリアンテックハウスとも言えるスペーシーな曲で、最近のIan O'Brienなんかにもリンクする音になっている。と言ってもテクノ調では無く、あくまで生音メインで高揚感を表現していますが。今が冬なので季節が合わず残念だが、真夏のサウダージ感たっぷりの意外な名作です。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
As One - Out Of The Darkness (Ubiquity Records:URCD158)
As One-Out of the Darkness
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Ian O'Brienと並ぶUKのエレクトリックソウルの双璧、As OneことKirk Degiorgio。Ian O'Brienとも親交の深い彼は当然元々はデトロイトフォロアーだった訳だが、次第に生音指向を深め前作の「21st Century Soul」(なんて大袈裟なタイトルなんだろう)ではジャズやソウルを吸収した素晴らしいブロークンビーツを披露した。そんな彼の最新作は遂にボーカルやラップまで投入し、文句ない傑作となった。「21st Century Soul」と大幅な変化は無いのだが、やはりボーカルが入っただけでこうも変わるのかと言った感じ。聴いているだけで温かいソウルに包まれ軽やかな気持ちになっていく。ダウンテンポな曲ではムーディーに、アップテンポな曲では透き通る空の様に明るい。Ian O'Brienが宇宙を目指したのなら、As Oneはあくまで地球に回帰するコズミックソウルだろう。視点は違えど両者の目指す点に相違は無い。ジャズがファンクがソウルが昇華され、As One流エレクトリックソウルとなった。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 22:00 | comments(1) | trackbacks(1) | |
Ian O'Brien - A History Of Things To Come (Peacefrog:PFG009CD)
Ian O'Brien-A History Of Things To Come
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かつてはデトロイトフォロアーとして、Mad Mike病を公言していたIan O'Brien。それはそれで質も高いし良かったと思うけど、オリジナリティーが有ったかと言うと少々疑問。しかしそんな彼も作品を出す毎にデトロイトをゆったりと離れ、今ではデトロイトを通過したフューチャージャズを代表するアーティストと成っている。特にこの3rdアルバムは彼のジャズやフュージョンへの愛を深く示した壮大な作品だ。今まではテクノ的影響が大きかったが今作は生楽器を大胆に導入し、4つ打ちを排し複雑なビートが絡み合う。特にパーカッションが多様され、非常にリズミカルなトラックを作り出している。僕は4つ打ちが好きだけど、このブロークンビーツには何故か惹かれるものがある。きっとここには宇宙を超えたものを僕は感じている。かつてMad Mikeが「Galaxy 2 Galaxy」で銀河を横断したように、方法は違えどIan O'brienも同じ世界観を演出するなんて誰が思えただろうか。宇宙(そら)を見上げてごらん、そこには幾つもの星や惑星が輝いている。そしてIan O'Brienは銀河を超えて、未来へと進んでいく。そしてそこにはUK版「Hi-Tech Jazz」が待っている。これはアルバム一枚を通してストーリー性のある神秘的「Hi-Tech Jazz」なのだ。ラストには予想だにしなかった感動が貴方を待ちわびているだろう。

More Fusion, More Jazz, More Cosmic!

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 20:59 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Chateau Flight - Puzzle (Versatile:VERCD004)
Chateau Flight-Puzzle
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フランスのハウスシーンと言えばやっぱりDaft Punkなんだろうけど、僕はI:CubeとDJ Gilb'Rから成るChateau Flightが一押しです。Chateau Flightと言えば近年の「Cosmic Race」が大ヒットしたので、耳にしている人も多いんではないかと思います。まあハウスだからと言ってNY系を想像してもらうと全く違うのですが。むしろデトロイトやジャズからの影響が大きくて、ブロークンビーツが中心ですね。キラキラした感じはデトロイトからの影響を感じるし、フレンチユニットらしくお洒落と言うか洗練されています。生っぽい楽曲を生かしてリズミカルなジャズテイストなんだけど、余り音は一杯詰め込んだりしていないので非常にすっきりしています。と思いきや中にはエレクトリックで神秘的な曲もあったり。こうゆうのを聴くと自分がハイソになった気分がしてくるのは、思い込みでしょうか。まあフレンチハウスだしお洒落である事は間違いない…かな?Ian O'Brienの「A History of Things to Come」なんかが好きな人には合いそうですね。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ian O'Brien With Hi-Tech Soul
Ian O'brien-Heartstrings Jazzanova-Days To Come(Remixes). Querid-Object Orient
左から「Heartstrings」、「Jazzanova-Days To Come(Remixes)」、「Querida-Object Orient EP」。「Tatto Jazz」のジャケは見つかりませんでした。

イアンオブライエンと言えば初期の頃はUnderground Resistance、特にHi-Tech Jazzに影響ありまくりのデトロイトフォロアーだったと思います。まだまだ認知度が低かったせいで初期の頃のEPは僕は持っていなかったのですが、運良くも手にする事が出来たので紹介してみようと思います。

「Tatto Jazz」はもろにUR影響を受けた分かりやすい曲です。シンセが水を得たかのように縦横無尽に暴れまくり、ビブラフォンが華を添えるように控えめに鳴り、リズムはアッパーに跳ねまくるURの影響受けまくりの超絶名曲。このオプティミスティック感は初期の頃の特徴で、キラキラした感じは彼特有の物でしょう。最近中古で購入しましたが、凄いレアなので是非とも再発すべきなEPですよ。

続いてはUKの偉大なPeacefrogから出した、「Heartstrings」。これはアフロパッカーシブなリズムが大地の躍動を思わせる、ブロークンビーツ風のトラックです。彼の場合ストレートなテクノも良いけど、生音を多様したパッカーション炸裂の曲も素晴らしいです。エレピとストリングスによって綺麗目に仕立て上げられています。B面にはやはりUR調の曲と、もろにフューチャージャズな曲があり懐の深さを伺わせます。

オリジナルトラックも素晴らしいけど、リミックスもほぼ神レベルな彼。その中でも「Days To Come (Ian O' Brien Remix)」は一大スペクタルな曲です。デトロイト以上にデトロイト、これこそが待ち望んでいたハイテックソウル。電子音が宇宙を飛び交うように交差し、そしてついに弾ける瞬間、宇宙旅行をするかのようにストレートなテック系4つ打ちが始まるギャラクシージャーニーです。今年の6月のYellowでLaurent Garnierが一番最初に使っていた曲です。フロアで聴いて宇宙に飛ばされました。「Jazzanova-Jazzanova Remixed」の2枚組アルバムにも収録されています。

そして一番新しい作品がQuerida名義の「Object Orient EP」。A面はやはりDays To Come (Ian O' Brien Remix)のハイテック感に似たような感じもあるけど、もっとテクノよりでよりシリアスになっていますが、コズミックな電子音が未来を垣間見せます。B面2曲も生っぽいトラックなのに、タフなビートでカッコいいですね。今後はもっとテクノよりのなるのを予感させます。

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| TECHNO1 | 21:04 | comments(2) | trackbacks(0) | |
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クラブジャズ/フューチャージャズをメインに紹介しているREMIX編集部が制作したレビュー本。余り僕はクラブジャズとかには詳しくないので、こうゆう本があるととても有り難いです。4 HERO、Jazzanova、Kyoto Jazz Massive、Calm、Nicola Conte、Ian O'Brienと言ったクラブジャズ系が多く紹介されているけど、それだけではない。クラブミュージックはクロスオーバー化し、ハウスもテクノもソウルもファンクもラテンもブラジリアンも色々混ざる様になってきている。その為にクラブジャズを狭い範囲だけで語る事も出来ないので、USディープハウスや西ロン系、ヒップホップ等広範囲に渡ってCDの紹介がされている。Carl CraigやTheo Parrish、Moodymannが紹介されるのは嬉しい事だし、Joe ClaussellやRon Trentの紹介もある。その他有名無名関わらず膨大な数のレビューがある。読むだけでも楽しいし、読む内にあれこれCDが欲しくなってしまう。勉強本として重宝してます。
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 17:21 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Ian Pooley - nite:life 06 (NRK Sound Division:NRKMX006)
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NEEDS布教活動第4弾。nite:lifeはハウス系のシリーズですが、良い作品は多いので注目です。今回はテクノから始まりアフロ、ラテン風味のハウスに行き着いたIan Pooleyが担当。最近はラテンに行き過ぎてる感じもしなくないIanですが、この頃は最高でした。テクノもハウスもディスコもジャジーな物も見境無く回しちゃってます。これだけ聞くと統一性が無いように感じますが、特に違和感を感じないのは彼の選曲センスのおかげでしょうか。でけでけ唸るベースや、フィルターを効かした上物シンセ、ジャジーなリズム、図太いドラム等幅広い音楽性です。Ian O'Brien、Metro Area、Blaze、Sebastian Leger、Technasia等の曲も収録されていて、とても聴きやすいです。ともすればお洒落系MIXCD等と叩かれそうですが、決してそんなレベルの作品では無い事を保証します。お洒落でありながら、踊る本能も呼び覚ましてくれるMIXCDです。テクノ、ハウスの両方面に受けいられる事間違いなし。そしてNEEDS - Brother(Original Vibe)収録。カメモの様にこだまするボーカル?に小洒落たエレピと透明感のあるシンセ、洗練されたリズムと非の打ちようがない曲です。NEEDSは出す曲全てがキラーでございます。

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| HOUSE1 | 19:54 | comments(0) | trackbacks(1) | |