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Steve Bug - Bugnology 2 (Poker Flat Recordings:PFRCD16)
Steve Bug-Bugnology 2
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近年のミニマル隆盛と共に知名度を上げたPoker Flatのボス・Steve BugのMIXCD。既に結構な量のMIXCDをリリースしていて、本作は2006年にリリースされた物。彼のMIXCDはほぼ全部揃えているのですが、どの作品も淡々としていてクールなプレイが多いのが共通しています。リリースが増えるにつれてどのMIXCDも音が似通ってきているので、個人的にはもっと違ったプレイも聴いてみたくなってきたこの頃。だからと言って決して本作の質が低い訳でもなく、やはりミニマル系のDJでは安定したプレイでぼちぼちの質を保っております。ミニマルと言ってもただヒプノティックな音を追求するのではなくて、もっと肉体的と言うかリズムが直感的に体に来る感じのトラックが中心でしょうか。カチコチ系のパーカッションをベースに不安げで陰鬱なシンセがどろどろ入ってきて、ずーっと暗い夜道を彷徨う様なダークな展開で控えめに言っても派手は展開は無し。音数の少なさや不気味なベース音やら狂気を感じさせる雰囲気やら、そんな所にシカゴアシッドの影響なんかも感じたりしますね。事実他のMIXCDではシカゴハウスも回してますし。しかしまあ本当に地味と言うか淡々と冷たく、まるで能面の如く無表情なプレイですな。体感温度が下がりそうなひんやりとした音楽だね。

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| TECHNO6 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
The Forcelab Edition Composure Mixed By Algorithm (Force Lab:FLAB010CD)
The Forcelab Edition Composure Mixed By Algorithm
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日本では5〜6年前にクリックハウスと呼ばれるジャンルがかなり流行っていて、その先陣を切っていたのがForce Inc.でした。その頃クリックなんて呼ばれていたアーティストは今ではミニマルと呼ばれていているので、音的にはどちらもかなり似ているがクリックの方が多少ファンキーな要素が多いかと思います。まあ海外では元からクリックハウスなんて言葉は無いそうで、全部一緒くたにミニマルと呼ばれていたそうな。さてForce Inc.傘下にDJユースなEPをリリースする為のForce Tracksがあり、更にそのサブレーベルとして実験的なテクノに取り組む為のForce Labがあったのですが、本作はそのForce LabからのMIXCD。MIX担当は3〜4台のターンテーブルを駆使した超絶再構築プレイをする(らしい)Jeff MilliganことAlgorithmで、自分は余り知らない人ですがアンダーグラウンドな方面で知られている感じです。本作は表だって注目はされていませんが実はRichie HawtinのDE9:Closer to the Edit(過去レビュー)ともタメを張る内容でして、Force Inc.関連の曲をぶった切って300程のループを拵えてターンテーブルとPCなどで再構築したと言うまるでDE9のぱくり双子の様な作品です。ミニマルかつディープでクリッキーなリズムがファンキーで、沈む込む様な音でもスムースな流れは失わずに躍動感のある展開は魅力的ですね。これを聴く限りだとミニマルはドゥープで感覚に作用する音、クリックハウスはファンキーで肉体に作用する音、そんな印象を持ちました。しかし本作の様にクリックハウスは良質な作品が多かったのに、粗悪な模倣品が大量に生産されたせいか一気に流行も過ぎ去ってしまい今では見る影も無いですね。流行とは恐るべしです。

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| TECHNO5 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
A Year of Mule Electronic (Mule Electronic:med03)
A Year of Mule Electronic
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Kompaktがディストリビュートする日本のレーベル・Mule Electronic。Koss(Kuniyuki Takahashi)、Dublee、Terre Thaemlitz、Code Eなどを擁する新興レーベルで、Kompaktの支援もあるせいかやはり音にもKompaktを思わせるミニマルで幻想的な空気が漂います。なかなか日本から世界に羽ばたくレーベルは出て来ませんが、Mule Electronicは今までのリリースを見る限りだと質は結構高いんじゃないかと思っています。2005年にレーベルは発足したのですが、2006年には早速レーベルの傾向を知る為のコンピレーションが登場しました。幕開けは塚本サイコに依る全くエレクトロニックでは無い、ピアノソロ曲。でもとても神秘的で美しく、静寂の中にゆったりとした時間が流れていくようで良い曲です。2曲目のKossは、ミニマルなリズムトラックにアンビエントな上物が載った浮遊感のあるテクノ。奥深さを感じさせる音響が心地良く、これまた素晴らしいですね。3曲目のDubleeはモロにクリックハウスで、この系統のお手本らしい作りです。6曲目はまたKossですがリミックスをKarafutoが行っていて、田中フミヤらしいスカスカのクリック+ミニマルになっています。都会的で上品、知的さを醸し出す彼らしいリミックスですね。7曲目はまたもDubleeですが、リミックスはなんとKompaktの御代・Thomas Fehlmann。悪い訳が無いのは当たり前、それ以上に研ぎ澄まされたシンセサウンドが薄いレイヤーの様に延びていき幻想的な世界を見せつけます。最後にはエレクトロニカで一時期注目の的だったWechsel Garland(懐かしいなぁ)ですが、意外にもテクノっぽい4つ打ちサウンドでそこに牧歌的な和やかさを取り込んだ愛らしい曲です。アルバムを一通り聴くとMule Electronicの音を言う物をはっきりと感じられましたか?やっぱりKompaktと通じるセンスを感じましたが、如何でしょうか。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |