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Jerome Derradji - Stilove4music (Stilove4music:STILOVE4MUSIC01CD)
Jerome Derradji - Stilove4music
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2004年にシカゴに生まれたStill Musicはアナログから生まれるソウルを元にデトロイト周辺のアーティストを世に送り出してきた良質なレーベルだが、2005年からは並行してStilove4musicというエディット物を中心としたレーベルも始動させ、DJを虜にするような作品をリリースし続けている。そんなレーベルを運営しているのがJerome Derradjiでアーティストというよりはレーベル・マネージャーとしての手腕で評価は高いが、本人もStilove4musicから複数のEPをリリースしており、今回はそんな作品を初のCD化した。CD1にはJeromeによるエディット作品が収録されており、SeawindやEarth Wind & FireにPeople's Choiceらのファンクやディスコといった古典的な作品が、オリジナルの持ち味を無くさないように手が加えられている。オリジナルを聴いた事がないのでどれ程の編集がされているかは分からないが、恐らくオリジナルから殆ど乖離する事がないDJツール向けにエディットされたかなと感じる程度のエディット集であり、その意味ではオリジナルを知っている人にも安心して聴けるようなノスタルジーを発する時代感がたっぷりつまった作品である。そしてCD2には同じくStilove4musicからリリースされてきたEPから複数のアーティストの曲が収録されており、Rick WilhiteやJustus Kohnckeといった有名な人から、シカゴのBruce IveryやRicardo Mirandaらアンダーグラウンドな人までが、こちらもCD1と同じく古典のエディットを披露している。がディスコやブギー、ファンクやフュージョンなど黒人音楽を元にしているのは同じだが、エディットと言うよりはサンプリングを用いたリミックスに近い作風で、現代っぽい4つ打ちのリズムやベースラインを強調した作風はよりフロアで機能するだろう。全編どれもがエディット作品と音楽的な新鮮味は薄いものの、黒人音楽を下地にシカゴ・フィーリングな力強く荒っぽい性質も付加した作品は、ダンス・ミュージックとしての衝動に溢れている。今となっては入手困難な作品が一纏めになっている事もあり、ディスコやファンク好きな人にとっては間違いのないコンピレーションだろう。



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| HOUSE10 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
In The Dark : Detroit Is Back (Still Music:STILLMDCD011)
In The Dark : Detroit Is Back
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以前に比べると神格化された感もあったデトロイトの音楽に対する評価は落ち着いてきているように思われるが、それを尻目に一貫してデトロイトの魂を守り続けているレーベルも存在する。その代表として挙げられるのがJerome Derradjiが主宰するStill Musicで、レーベル自体は2004年にシカゴで生まれているものの、デトロイト周辺のアンダーグラウンドなアーティストに焦点を絞って作品を手掛けている。2005年にはデトロイト・ハウスの - 特に表舞台と言うよりは長年地下で土台を支えてきたような - アーティストの作品を収録した「In The Dark (The Soul Of Detroit)」と名付けられたアルバムを纏め上げたが、本作はタイトル通りにその続編となる2枚組のデトロイト・ハウスのコンピレーションだ。レーベルが提唱するには「デトロイトの地下クラブ、スタジオや倉庫で鳴っている音」だそうで、Delano SmithやRick WilhiteにMike Clarkらのベテラン勢から、Patrice ScottやKeith WorthyにDJ 3000などこれからの世代を担う人材まで、デトロイトのローカル色を強く打ち出したアーティストが集められている。デトロイトと言うとどうしてもベルヴィル・スリーやUR周辺に注目が集まりがちだが、本作を聴くとやはり現在の音楽制作的な面から見るのであれば世代は確実に変わってきている事を実感する。音的には世界の流れからは外れつつもエモーショナルな熱量を濃厚に煮詰め、アナログ感覚の強い温かい音質を打ち出したソウルフルなハウスを中心に纏められた本作には、デトロイトと言うブランドに頼らずとも評価されるパーティーに在るべき音楽が詰まっている。所謂クラブ・アンセムと言われるような派手な曲があるわけではないが、各アーティストの実直なデトロイト・ソウルが伝わってくる事もあり、デトロイト入門としてもお薦めしたくなる作品集だ。勿論アンダーグラウンドなデトロイト好きな人にとっては、長く愛せる作品となる事は言うまでもない。

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| HOUSE9 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fuse Presents Deetron (Music Man Records:MMCD033)
Fuse Presents Deetron
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ふしゅ〜ぅぅぅぅぅ…(気の抜けた音)。何だろう、この焦燥感は…。ベルギーテクノ名物・Fuseの最新作を担当するのは、かつてIntecやPhont Musicからハードテクノ+デトロイトテクノな作風でヒット作を量産していたDeetron。彼が以前出したMIXCDはデトロイトとハードなトラックを高速で繋いでいくかっちょいー内容だったのだけど、新作はまあ時代に流されたと言うべきかミニマルやらハウス、テックハウス中心の気だるくディープな音が中心。う〜ん、どうなん?この変わり様?僕が時代遅れなのかな?一応フォローしておくと確かに元からミニマル系だと言う概念があるのであれば、素直に格好良いと思えるよ。ただDeetronにかつて期待していた物を求めていた人は、合わないのかな。速さは無くとも粘りのグルーヴはあるしDJとしての底力は感じさせるけど、Deetronの個性はここに感じる事は出来ないんですよね。古いシカゴハウスなりが回されてオールドスクールなムードがある点には救われましたが。

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| TECHNO6 | 20:30 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Analog Soul - Still Music Compilation (Underground Gallery Productions:UGCD-SM001)
Analog Soul-Still Music Compilation
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以前リリースしていたコンピの副題が"Soul Of Detroit"なのでデトロイトのレーベルだと思っていたら、実はシカゴのレーベルだったStill Music。しかもレーベル主のJerome Derradjiはフランス出身なので、余計に意外性が強い。2004年設立の新興レーベルながらもカタログ数はもはや30近くとかなり勢いのあるレーベルで、シカゴだけに限らずデトロイト、日本、ヨーロッパ全体からまだそれ程有名ではなくとも才能のあるアーティストの作品をリリースしている。本コンピでもデトロイトからLos HermanosのGerald Mitchell、The GodsonことRick Wilhite、Delano Smith、Paul Randolph、日本からは先日クローズしたFrogman Recordsからデビューを飾っていたHirofumi GotoことRondenion、ヨーロッパからPatchworksやFrancois Aなど、地域を限定せずとにかく良い作品を選定している。何と言ってもタイトルの"Analog Soul"って響きが素晴らしい。参加しているアーティストの多くがアナログ機材を使用しているからそう命題したらしいのだが、やっぱりアナログの音って耳に優しいから人間にしっくり来る。スムースで柔軟な肌触りのディープハウス満載で、このレーベルの質の高さが伺える。今後はこのレーベルは要チェックだ。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |