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2017/11/2 Grassroots 20th Anniversary Party !!! - DAY - @ Grassroots
新しい音楽が生まれては廃れ早急に入れ替わる流行が常であるダンス・ミュージックの界隈で、一つのクラブが20年も同じ場所で存在し続ける事は決して容易い事ではない。東高円寺にあるGrassrootsはしかし日本人のDJをブッキングし続け彼等を育てる場所としても機能し、そして酔いどれとミュージック・ラバーが集まるホーム的な酒場としても成立し、決して大きなクラブではないものの他では体験出来ない魅力あるクラブの一つとして20年も続いてきた。そんな場所だから20週年のアニバーサリーは当然縁のあるDJが集結するのだが、その初日はDJ HikaruにCMT、KabutoにConomark、そしてYA△MAとつまりはGrassrootsをホームの一つとして活動しつつ全国へと巣立っていったDJが集結した。
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| EVENT REPORT6 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Gerd Janson - Fabric 89 (Fabric:fabric 177)
Gerd Janson - Fabric 89
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今年9月に薬物により若者二人が亡くなった事が原因で閉鎖へと追い込まれたUKは名門Fabric(その後、再開が決定している)は、暗雲立ち込めるクラブの状況とは異なりレーベルとしては安定した軌跡を辿っている。名のあるベテランからこれからをリードする若手までMIXCDシリーズのFabric/Fabric Liveに起用し、数多くの名作と呼んで間違いの無い作品を残してきた。さて、そのFabricシリーズの89作目は今をときめくRunning Backを主宰するGerd Jansonが担当しているが、Running Back自体がニューディスコからディープ・ハウスにテック・ハウスまで手掛ける掴み所のないレーベルだけに、このMIXCDもそんなレーベル主として音楽性を主張するように実に手広くジャンルを纏めあげている。いきなりトリッピーな電子音に惑わされる"Snooze 4 Love (Luke Abbott Remix)"で始まり、"Voices (Fabric Edit)"や" Love Yeah"等の控え目に美しさを放つ平坦なハウスを通過し、じわじわと引っ張りまくる危うい雰囲気のアシッド・ハウスの"Severed Seven"から一転して"Apex"では光に満たされるコズミック・ディスコへと展開し、激しいプレイではないもののじっくりと山あり谷ありの流れだ。中盤の耽美なエレピのメロディーが反復するメロウなディープ・ハウスの"Mess Of Afros (Glenn Underground Remix)"、そこに繋がる情熱的なピアノのコードが炸裂するデトロイト・ハウス的な"MoTP"の流れは、本作の中でも特に熱量が上がる瞬間だろう。そこからも弾ける高揚感のアシッド・ハウスやダーティーながらも黒さ滲むディープ・ハウス、そしてコンガやハイハットのアフロなリズムだけで繋ぐ"Rhythm"を通過し、終盤は落ち着きを取り戻すようにScott Groovesによる穏やかでメロウなディープ・ハウスの"Finished"から摩訶不思議な電子音が飛び交うコズミック・ディスコの"Sun (Prins Thomas Diskomiks)"でドラマティックに締め括られる。確かに色々と詰め込み過ぎているようにも感じるかもしれないが、比較的近年にリリースされた曲を用いた事による時代性があり、そして短い時間でパーティーの一夜を再現したような展開の大きさは、十分に濃縮される事でJansonの音楽性が表現されたのではないだろうか。



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| HOUSE12 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Good Mellows For Sunrise Dreaming (Suburbia Records:SUCD1004)
Good Mellows For Sunrise Dreaming
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週末の海辺〜海辺の夕暮れ時〜月明かりの下のランデブーと刻々と時間の経過を辿ってきた『Good Mellows』、次なるシリーズは真夜中の眠りから目覚め、朝日の到来と共に訪れるまだ瞼の重い夢の様な時間帯、それが『Good Mellows For Sunrise Dreaming』だ。メロウというコンセプトを様々な風景・時間帯で演出してきた橋本徹が、目覚めの為に用意した音楽はシリーズの中でも特に穏やかで、そして透き通るような透明感を持った清純な響きが静寂の中に広がるようだ。アルバムの冒頭は夢から優しく現実へと引き戻すMiguel Atwood-Fergusonによる"Intro Eternity"で、引いては寄せる波の音や鳥のさえずりと共にか弱いピアノの音色が夢現な状態にそっと目覚めを告げる和みのインストで、刺激を与える事なくゆっくりと心身を起床させる。続くWooによる"A Little Long Way"、気の抜けた笛の音色と牧歌的な電子音からなる現代で言うフォークトロニカと呼ぶべきか。夢の余韻を残しながら続く"Brasil (Abel's Gavea Mix)"では開放感を演出するアコギが爽やかなバレアリック感を生み、少しずつ肉体にも力が入るようにビートが流れだす。中盤ではクラブ・ミュージック性の強いディープ・ハウスであるDeep88による"Harmony"、Optikによる"Illusions"が続くが、この辺の浮遊感溢れるアンビエンスや清純な透明感は、今までのシリーズの中でも特に群を抜いており本作のコンセプトを象徴するようでもある。後半にはジャズ・ピアニストとその仲間のBugge & Friendsによる"Breed It"が待ち受けており、繊細で憂いに満ちたピアノソロから徐々にアフロなパーカッションも加わわってドラマティックに盛り上がる流れは、穏やかな興奮を誘うだろう。そこから哀愁のトライバルなハウスや落ち着いてエレクトロニックなハウスを通過して、最後はUyama Hirotoによる"End Of The Road"が魂を揺さぶるスピリチュアルな世界観のダウンビートを刻み、心の拠り所を見つけたように安堵なムードでラストを飾る。踊り疲れた後のチル・アウト…とも異なるこれからの活動を促すための促進剤と呼ぶべきか、開放的でバレアリックではあるが休むのではなく体に静かに活力を生む音楽性で、正に一日の始まりを告げる内容なのだ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joaquin Joe Claussell - Thank You Universe (Sacred Rhythm Music:SRM.1003)
Joaquin Joe Claussell - Thank You Universe
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実に8年ぶりとなるアルバムのタイトルは「Thank You Universe」、Joe Claussellによる無限の可能性を秘めた宇宙からインスピレーションを受けた意味合いが込められている。Joeはダンス・ミュージックを根底にしながらも創造性や霊的な力を頼りに、ハウスだけでなくアフロやジャズにサウンド・トラック的なもの、またはパンクやロックにまで枝分かれするほど幅広い音楽性を開拓し、その名義の多さもあって熱心なファンであっても全ての音源を把握するのは困難だ。そこに届けられた本作は近年のベスト盤と言うべきか、レア・バージョンやリミックスに未発表曲などを纏めた内容になっており、Joeの深い精神世界が体験出来る内容になっている。一言で表現するならばスピリチュアル・ハウスで、彼が得意とする温かみのあるアコースティック・ギターや爽快なパーカッションを用いたハウスが中心で、恐らくファンが最も好んでいるであろうスタイルが多くを占めている。1曲目の"Agora E Seu Tempo (Acroostic Percussion Mix)"は最早クラシックとさえ呼んでいい名曲で、オリジナルよりも頭のパーカッションを強調し生命力の躍動を表現したような展開から、そっと入ってくる美しいスパニッシュ・ギターのフレーズで優しさや希望に満たされるこの曲は、正にスピリチュアル・ハウスを体現する。Mental Remedy名義の"Heloise (Pt. One)"は初披露の曲で、ピアノとストリングスの音色を前面に打ち出し旋律の美しさを強調したインタールード的な趣きだが、ハウス中心のアルバムの中で安堵の場所を提供している。幾つかあるバージョンがある中でもレアな物が収録となった"The Sun The Moon Our Souls (Electric Voices Mix)"は、Joeもきっとお気に入りのバージョンであろうと思われ、2014年のBody & Soulでも夕日でオレンジ色に染まった背景の下でプレイしていたのが記憶に残っている。物哀しいアコギの旋律と層になって伸びるダビーなパーカッション、そしてゴスペルの祈りにも感じられる歌などが一つなり、今生きている事に感謝の念を述べるような儚いディープ・ハウスは永遠のクラシックだ。また盟友であるKuniyuki Takahashiの曲をリミックスした"All These Things ( Joaquin's Cosmic Arts For Otto Version)"は、7つのパートに分かれ22分にも及ぶ大作で、KuniyukiとJoeの相乗効果によって思慮深くも包容力に満ちた慈愛を体感するであろう。そして最後の目玉でもある"Most Beautiful (Joaquin's Sacred Rhythm Version)"、これも2014年のBody & Soulでプレイしフロアを沸かせていた曲で、爽やかなラテンビートと情熱的な歌による感情の起伏をもたらすソウルフル・ハウスは、ギミック無しにメロディーやリズム感の良さを打ち出して心と肉体を躍らせる。どれもこれも人間の内に秘めた感情を刺激し、そして肉体を鼓舞する躍動があり、Joeの祈りにも似た音楽は生命力をもらたすダンス・ミュージックなのだ。



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| HOUSE11 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Good Mellows For Seaside Weekend (Suburbia Records:SUCD1001)
Good Mellows For Seaside Weekend
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ジャンルに拘らずに良質な音楽をコンパイルする『Free Soul』シリーズを立ち上げ、そして現在のカフェ・ブームの発端となった仲間と寛げる場所である『Cafe Apres-midi』を手掛けた事で知られる橋本徹。そんな彼が新たに立ち上げたSuburbia Recordsは、入手困難ながらも良質な音楽をアナログ化、またはアナログ音源のみをCD/配信の商用に乗せるなど、彼が素晴らしいと思う音楽をフォーマットの領域を超えて広げていく事を目的としているようだ。そんなレーベルの第一弾は由比ヶ浜にあるバーガーショップ“Good Mellows”でDJを行なった時の経験を端緒としているそうで、タイトルからも分かる通り海辺の夕暮れ時のメロウな感覚を表現おり、『Free Soul』との違いはよりバレアリックやチルアウトの成分が強い事だろうか。オープニングにはいきなりJoe Claussell率いるMental Remedyによる"Just Let Go"を持ってきており、溶けるように絡み合う清らかなアコギとピアノの甘美な調べからは正に夕暮れ時のしみったれた感情が染み出し、人がコントロールし作り出す事の出来ない神聖な風景が目の前に広がるようだ。続く期待の若手であるAxel Bomanによる"Fantastic Piano"も、やはりピアノがフィーチャーされた桃源郷のような世界が広がるダウンテンポだが、単に甘いだけでなく癖のある奇抜な作風がイージーリスニングとは一線を画している。そしてバレアリック最前線のInternational FeelからL.U.C.A.による"Blue Marine"が続き、海鳥の鳴き声と波の音のイントロから始まり広大な海へとのんびりとした航海を始めるような大らかなダウンテンポにより、ジャンルを越えて音楽の旅へと繰り出していく。その後も優美な輝きを放つアシッド・ジャズ、しっとりと有機的なフュージョン・ディスコ、フォーキーなダウンテンポ、夢に浸るアンビエント感のあるニュー・ディスコなど垣根を越えながらも、メロウと言うコンセプトの元に週末の浜辺の長閑ながらも切ないムードに染めていく。アルバムの最後には正に真夏の一曲である憂愁が満ち溢れる"Summer Daze"を橋本徹がエディットしたものを配置したおかげで、しんみりとした余韻を残して最高の流れで幕を閉じる。派手なミックスを必要とせずに一曲一曲をフルにプレイするスタイルは、選曲重視で存分に曲の良さを引き出しながら、海辺のサウンド・スケープを描き出すへと繋がっているのだ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/5/17 Body & Soul @ 晴海客船ターミナル
Body & Soul 2015

Francois K.、Danny Krivit、Joe Claussellが織り成すダンス・ミュージックの祭典、それがBody & Soul。ジャンルに縛られる事なくそれぞれの個性がぶつかり合いながら融合し、熱気と歓喜に満ちたBody & Soul固有の世界観を生み出す既に伝統的と呼んでも差し支えないパーティーの一つだ。ここ日本に於いても定期的に開催され2012年からは東京湾を一望できる晴海客船ターミナルで、日曜の昼下がりに楽しむサンデーアフタヌーン・パーティーとして定着している。当方は3年連続での参加となったが、今回はもう日も落ちる前の17時頃に現地入りし、既にフロアも熱狂的に盛り上がっている所へ遊びに行ってきた。
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| EVENT REPORT5 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/1/11 Block Party "All Night Long" @ 0 Zero
毎月第二日曜、青山はZeroで開催されているBlock Partyは、Dazzle Drumsが繰り広げるハウス・ミュージック系のサンデーアフタヌーン・パーティーとして確固とした土台を築いている。基本的には15〜21時の開催だが、月曜が祝日の場合には18時〜翌6時開催と12時間にも及ぶオールナイトロングなパーティーへと変わる。今回はそんなオールナイト仕様だったのだが、前半は"new school house set"、後半は"soulful & old school house / classics set"とコンセプトも分けて、夕方のみの参加でも真夜中からの参加でも、勿論最初から最後まで通しでも楽しめるような内容で工夫がされていた。当方はやはりオールナイトで遊ぶのが好みなので、パーティー後半から遊びに行く事にした。
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| EVENT REPORT5 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/5/18 Body & Soul @ 晴海客船ターミナル
Body & Soul 2014

Francois K.、Danny Krivit、Joe Claussellと3人の強烈な個性が入り乱れるダンス・ミュージックの祭典であるBody & Soulに昨年初めて遊びに行き、当初はベテランDJが祝祭として伝統芸能的にクラシックをプレイするものだと思い込んでいたものの、そうでありながらダンス・ミュージックの歴史を掘り下げつつ理屈抜きに楽しめるパーティーでもある事に考えを改める機会があった。で今年は9月ではなく時期が早まって5月開催となったのだが、場所は昨年と同様に晴海客船ターミナルと海風が吹き抜ける爽やかなシチュエーションだったので、今年もパーティーピープルの笑顔が満ちる祝祭を体験すべく足を運んできた。
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| EVENT REPORT5 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/5/2 Danny Krivit Japan Tour 2014 @ Origami
来日の度に必ず使われる有名なアーティスト紹介文だが、敢えて記載する。Francois K.をもってして「自分を唯一惨めな気もちにするDJ」…それがDanny Krivit。それまではアーティストとしての楽曲制作は行う事がなくあくまでDJとして活動を続けていたため、世界的に見ても一部のみに知られていたDJだったと思うが、世界的にも知名度を得るきっかけになったのは、Francois K.、Joe Claussellと共に始めたBody & Soulと言うパーティーだ。当方もB&Sを昨年初めて体験したのだがまだDanny単独のプレイは未体験だったので、半年ぶりにOrigamiを見に行く事も兼ねてDannyのパーティーへと足を運んだ。
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| EVENT REPORT5 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Herve Samb & Daniel Moreno - Anta Diop (Remixed By Kuniyuki Takahashi) (Sacred Rhythm Music:SRM-269)
Herve Samb & Daniel Moreno - Anta Diop (Remixed By Kuniyuki Takahashi)

Joe Claussellが主宰するSacred Rhythm Music新作は、Herve Samb & Daniel Morenoのリミックス盤。元々Joeの作品にパーカッショニストとして参加していたDaniel、様々なアーティストのサポートをしてきたギタリストのHerveによるこのユニットは、2011年にアルバム"Kharit"をリリースしていたが、本作ではそこからの"Anta Diop"をJoeの盟友でもある高橋クニユキがリミックスしている。オリジナルはアコギや民族的な打楽器を用いてエキゾチックな世界観を強く打ち出した曲で、本作の裏面にも収録されている。がクニユキによる"Kuni's Main Mix"はギターやフルートにストリングス、そして電子音のシーケンスまで加えながら壮大なスピリチュアル・ミュージックへと作り変え、5分にも満たない原曲を13分にまで拡大している。元々慎ましく神妙な世界観を持った曲ではあったが、クニユキはそう言った世界観を損なう事なく原曲を尊重し、その上でクニユキらしくエレクトロニックな音とオーガニックな音を自然と共存させているのが聞き所だ。壮大な展開と瞑想を誘発するスピリチュアルな世界観だが、大袈裟と言うよりは大らかで包容力を感じさせる大地の響きと言うべきで、聖なる音が魂を浄化する。そしてダブ・バージョンらしくよりパーカッシブな太鼓系の音が強調された"Kuni's Drum Dub"も10分に及ぶ大作で、こちらの方が明確なグルーヴが浮き上がり肉体への作用が強く働くディープ・ハウスとなっている。どれもパーティーの朝方や終盤、疲労の溜まった時間帯に渇望するであろう癒しの作用がある曲で、ただただその聖なる音に身を委ねたい。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2013
今年も一年間当ブログを御覧頂いた読者の皆様、どうもありがとうございました。ElevenやSecoの閉鎖、関西方面ではオールナイトのパーティーは禁止となるなど、相変わらずパーティーを楽しむ人にとっては厳しい状態が続いております。その一方でOrigamiやLouverと言った新しいクラブもオープンしたり、また日本人が中心となるパーティーも増えているように思われるし、素晴らしいパーティーを作りたいと燃えているアーティストやオーガナイザーの熱い志に触れる機会があった一年でした。音楽にしても売れる量は確かに減っているものの、アナログ・レコードはその存在感を強めているし、良質なダンス・ミュージック作品も多かったと思います。で年間ベストに選んだ作品はリスニングとして耐えうる作品が中心になっているのですが、流行とかとは無縁なある意味ではベタな作品が多くなりました。結局時代に関係なく聴ける作品が自分の中で印象に残っているみたいですが、それとは別に毎週パーティーで最新のテクノやハウスを聴く事で、新しい成分を補完していた一年だったかなと。現場へ行く事で新しい音楽仲間の輪が繋がる事も多いわけで、その意味ではやはりパーティーへ足を運んで体験する事は重要な要素だったと思います。それでは、来年も良いお年を!
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| BEST | 13:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki Takahashi - Remixed Vol.2 (Mule Musiq:mmcd43)
Kuniyuki Takahashi - Remixed Vol.2
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北海道を拠点に世界へと飛翔した高橋クニユキ。その生命力が満ち足りたオーガニックなハウス・ミュージックは世界からも高い評価を獲得し、そこからアーティストとして多くの交流が生まれた結果として"Remixed"(過去ビュー)と言うリミックス作品が結実したのが2008年。本作はリミックス集としてその続編にあたるが、Joe ClaussellやLarry Heardと言った以前からクニユキを高く評価しているアーティストや、Roman FlugelにDJ Sprinklesらベテラン勢、Barnt(=Magazine)らニューカマーによるリミックスに加え自身によるリミックスも収録している。前もって述べておくとそれらの楽曲群は既にアナログ化されているものの、全てを揃える事の費用的な問題も考慮すれば、こうやってCDとして纏められた事自体は非常にありがたい。さて、本作では同じ曲を複数のアーティストがリミックスしており、その違いを楽しむのも醍醐味の一つだ。エレクトロニックな音に繊細な強弱をつけながら覚醒的なテックハウスに仕上げた"Earth Beats (Roman Flugel Remix)"に対し、原曲の儚いギターアルペジオを生かして端正なディープ・ハウスへと深化させた"Earth Beats (Fingers Deep Mix)"、そして辿々しいリズムを刻むチープなドラムマシンの音に奇妙な電子音によるメロディーが絡む蠱惑的な"Earth Beats (Magazine Remix)"と、三者三様に自身の音へと染め上げたリミックスを披露しているのは端的な例だろう。またクニユキによるセルフリミックスは、例えばアンビエントなり例えばダンスグルーヴなりと、より一方面への音楽性を前に進めつつも人情味溢れる温かい血潮は失っていない。そんな中で最大限に愛を込めてクニユキの世界観を拡張させたのが"All These Things (Joe Claussell Remix)"だろう。原曲の切ないピアノの音粒が滴り落ちるジャジーな作風を引き継ぎつつも、22分超えの7楽章にまで拡大解釈した壮大な展開を繰り広げるリミックスは、Martin Luther King Jr.の有名な説法も導入されて霊的な力も携えたコズミックなディープ・ハウスへと世界を広げている。Joeのスピリチュアルな性質に染まった圧倒的なまでに神々しい世界観に対し、謙虚な気持ちでその聖なる音を一身に受け入れたくなる至高の曲だ。同じ曲のリミックスが多いのは少々気になるところではあるが、リミキサー自体に確かな才能を持つアーティストが招かれている事もあり、クニユキとの高い親和性を持ちつつバラエティーに富んだリミックス集となっている。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/9/14 Body & Soul @ 晴海客船ターミナル
言わずと知れたダンス・ミュージックの祭典の一つ・Body & Soul。1996年頃からニューヨークにてFrancois K.、Danny Krivit、Joe Claussellが開催しているサンデー・アフタヌーン・パーティーだが、2002年からは日本においても屋内・屋外と場所を変えつつ毎年開催される程に人気を博し、パーティーの一つの指標にもなっている。その知名度が故にコマーシャルな印象も拭えず今まで足を運ぶ事は無かったのだが、今回はスケジュールが空いていた事もありたまには大きなパーティーで羽根を伸ばして遊んでみようとBody & Soulへと初参加した。
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| EVENT REPORT4 | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/7/6 Freedom Sunset feat.Kaoru Inoue @ Jicoo
Freedom Sunset @ Jicoo1

夏の名物パーティー・Freedom Sunset(現在はSunset Lounge)。湘南は江ノ島の展望台で開催されているこの野外パーティーは、国内のアーティストだけの開催にもかかわらず素晴らしい音楽と共に感動的な風景に囲まれた環境もあって、老若男女問わずに人気を博している。そして更なる飛躍を求めてFreedom SunsetはJicooと言う船上パーティーへと辿り着いた。Jicooはご存知である方も多いだろうが松本零士がデザインを手掛けた未来的な船で、そんな中でのパーティーとなれば普段とは違う体験を出来る事は間違いない。
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| EVENT REPORT4 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/5/24 eleven Closing Party with Joaquin Joe Claussell @ eleven
別れは突然だ。惜しまれつつもクローズしたYellowのスタッフが2010年2月18日に改めて始動させたelevenが、なんと5月25日を以ってクローズする事になった。発表からクローズまで一ヶ月もなく本当に急に決まったように思われるが、そこにYellow時代から縁のあるJoe Claussellが急遽駆け付けてクロージングパーティーの初日に出演してくれる事になった。Facebook上でもelevenに対して熱いコメントを捧げる男である、当然elevenへの思いは人一倍強いのだから、箱の幕引きには適任と言えるだろう。そして日本からもこれまでelevenへと出演してきた国内のDJが集結し、ハウス中心であるクロージングパーティーの初日の舞台は整った。
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| EVENT REPORT4 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Jerome Sydenham - Animal Social Club (Ibadan Records:IRC 113-2)
Jerome Sydenham - Animal Social Club
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90年代後半、ハウス・シーンにおいてより音楽性を深めたスピリチュアル・ハウスと呼ばれる生音志向の音楽が世に広まったが、その流れを作ったのがJoe ClaussellとJerome Sydenhamだ。フォーキーでアコースティックな音色を強めて、アフロ/ラテン/ブラジリアンなどの土着的な要素を持込み、より人間の根源的な部分にまで深く掘り込んでいくメッセージ性の強い音楽は一大旋風を巻き起こした。現在でもJoeは更に宗教的にも思える深い精神世界を展開しているが、片やJeromeは2007年にドイツへと移住して以降テクノ化を強めて、音楽性をアップデートする事に成功した。元々テクノ的な片鱗も覗かせるエレクトロニックな作風もあったのだが、この11年ぶりとなるアルバムではテクノ/ハウス両面の要素がありながらスピリチュアルな面をほぼ払拭している。特に近年はDrumcodeやCLRと言ったハードテクノ系のレーベルから重厚感と共に空間の奥深さを演出した冷たいテクノをリリースしており、その流れで本アルバムにも現在のドイツを意識したベルリンテクノ的な冷たく無機質なテクノが収録されている。無駄な装飾は排し芯のある骨格が強調されながらもトリッピーなSEも混ぜながら、ずっしりと重いグルーヴで低い位置から攻め上げるトラックはツールとしての用途を前提としているようだ。逆に古典的なハウスを思わせるピアノのコード展開が懐かしいエレクトロニックなハウスも収録されていて、そちらも以前に比べると硬度を増しつつも何処かでソウルフルな感情が残っているのは、Jeromeのルーツはやはりアフロなのだろうと思わせる面もある。テクノもハウスもと完全に振りきれていない部分はあるものの、ならばこそどちらのリスナーの興味を引く事も可能であろう。

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| TECHNO10 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kern Vol.1 Mixed By DJ Deep (Tresor Records:KERN001CD)
Kern Vol.1 Mixed By DJ Deep
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ドイツにてテクノの旋風を巻き起こしているBerghainの影響は、フランスへも及んでいるのだろう。DJ Deepはフランスに於いて古くからハウスシーンを開拓してきた重要なアーティストの一人で、自身でも"Deeply Rooted House"と言うレーベルを運営している事からも分かる通り、古き良き時代の空気を含むクラシカルなハウスに強く影響を受けてそれを現代に受け継ぐアーティストだ。しかし変化の兆しは既に2008年頃には見受けられ、リミキサーとしてBen Klockを起用した辺りからレーベルはBerghainを意識したようなダークで凍てついたテクノへと傾倒して行く。そして今、同じくドイツの老舗テクノレーベルであるTresorからDJ DeepがMIXCDをリリースするとなると、ハウスも使用しつつもやはりBerghainにも接近したテクノも捩じ込んだ内容となっていた。”House Meets Techno”というコンセプトを基にオールド・スクールなハウスからディープでメロウなハウスに野性的な息遣いのするトライバルなハウス、粗悪な鳴りのシカゴ・ハウスから凶悪な中毒性を誇るアシッド・ハウス、そして中盤から終盤までは完全に硬質なテクノに染め上げているが、DJ Deepと言うアーティストからは新鮮な時代の空気と言うよりは、何をやってもクラシックと呼ばれる普遍的な音が感じられるのだ。ミックスはスムースに行い派手なエフェクトも使用せず、曲の良さをそのまま引き出す事に専念したプレイであるのも影響しているのだろうが、テクノもハウスもそれ程今っぽさを強調する事なくロウな質感ながらも流行に影響しないベーシックな曲を使用しているように思われるのだ。元々"City to City"と言うシリーズになっていたMIXCDでも同じような印象は受けていたので、本作でもテクノも回そうが根本はそう変わらないのだろう。DJとしての個性は少ないかもしれないが、しかし非常に安定感のあるプレイと単純にナイスな選曲が僕は気に入っている。

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| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Slow To Speak - Classic House Grooves : Dope Jams, New York City (King Street Sounds:KSS 580)
Slow To Speak - Classic House Grooves : Dope Jams, New York City
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昔からのハウスリスナーならば知らない者はいないだろう、かつて90年台にハウス・ミュージックの栄華を極めたKing Street Soundsは、EPにそのレーベル名さえ冠してあれば試聴せずとも手を出してしまう程に質の高さを誇っていたレーベルであった。KSSが当時のNYハウスを代表していたと言っても過言ではなく、このレーベルから作品を出す事がDJ/アーティストとしてトップへと昇る道の一つであった事も事実だ。しかし00年台以降NYハウスの人気の陰りと共にKSSの方向性も揺らぎつつ以前の華々しさは鳴りを潜めているわけだが、そんな空気を当然感じているアーティストは多いと思われる中でFrancis EnglehardtとPaul NickersonによるSlow To Speakは、現在のKSSに警報を鳴らし黄金時代であった頃のKSSを今に蘇らせる仕事を行った。膨大なカタログを所有するKSSからたった70分だけの時間で抜け漏れなく名曲を選び抜くのは当然不可能な事ではあるが、それでも尚ここに収録されている曲はそれぞれがクラシックと呼ばれる名曲であり、それぞれがNYハウスのサウンドを象徴している。現在主流となっているヨーロッパ産のディープ・ハウスの良さはシカゴやデトロイトのオールド・スクールに影響を受けながらも、それらを研磨し今の時代に合わせた洗練も伴っている物も多いが、このアルバムに収録されているハウスはそれらとは一線を画す汗をかき血がたぎる人間臭さを、ある意味ソウルフル過ぎてむさ苦しい程の感情を呼び起こす。愛のある歌が、涙を誘うメロディーが、多幸感を生み出すグルーヴが凝縮されたこれぞNYハウスの醍醐味が、怒涛の勢いで押し寄せてくるのだ。なんでもSlow To SpeakクルーがKSSが制作するMIXCDに納得出来なかった為、勝手にKSS音源をミックスしレーベルに持っていった所、KSSの公式MIXCDとして採用されてしまったそうだ。確かにKSSが生み出してきたレーベルショーケース的MIXCDの中でも、本作は最もKSSらしさが息衝いているようでNYハウスが最も熱かった時代の空気が封入されている。

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| HOUSE8 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Anthony Nicholson - Year Of The Rebel (Circular Motion Recordings:CMAL002)
Anthony Nicholson - Year Of The Rebel
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近年隆盛を誇っているように感じられるシカゴ・ハウスの中でも、特にエモーショナルな旋律を聴かせる存在としてRon TrentやChez Damierに継ぐ存在であるAnthony Nicholson。元々彼等3人は蜜月の関係でもあっただけに各々が影響し合いディープでロマンス溢れるハウスを展開していたものの、その中でも早くから生楽器主体のクロスオーヴァー/フュージョンの方向性に向かっていたのがAnthonyだろう。その過程でJoe ClaussellのSacred Rhythm MusicやNeedsとの邂逅も経てより生演奏を主体とした音楽性に近付き、そして前作から一年半の短いスパンでリリースされた新作はハウスと言うよりはフュージョンと言う言葉が相応しいアルバムになっている。前作同様に哀愁の歌物トラックはしっかり入っているものの、それ以上にプログラミンでの制作が減りドラムやパーカション、キーボードやギターを全面的に取り入れ、単なるDJツールと言う枠を越えた豊かな色彩を見せる音楽になっている。これをシカゴ・ハウスと呼ぶべきなのか…そんな事はどうでも良い事で、滴り落ちるようなピアノの旋律に心はときめき、波打つドラムやパーカッションのグルーヴには胸が高鳴り、そしてセクシーで甘い声にはうっとりするだろう。意識的にクラブミュージック外に評価される作風を打ち出しながらも、しかし従来のファンも突き放す事はしない音楽性で、本当に上手く円熟味を増しているアーティストだろう。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Agoria - Fabric 57 (Fabric:fabric113)
Agoria - Fabric 57
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今年オリジナルアルバムを出したばかりのフレンチテクノの貴公子・Agoriaですが、その熱も冷めやらぬ間に名門FabricからMIXCDもリリースさせました。今までにもジャンルレスに縦横無尽なMIXCDを3枚もリリースしているけれど、今年出たアルバムから毒々しさが消えて洗練されたのと同様に、本作もかつての作風に比べると艶はありながらもやんわりと落ち着いた印象を受けました。序盤のVainqueurやMoritz von Oswaldのダブテクノなどどっしり重たいグルーヴから深く始まり、歌物テクノも多用して刺激的に盛り上げつつ、そこからSpace Dimension ControllerやInfiniti、そして自身のヒット曲"Speechless"などデトロイト系で一気に未来へと加速して行く中盤。ただヒット曲をプレイするだけでなくそこに声ネタを被せて原曲以上の盛り上がりも作る技も披露しつつ、ゴリゴリのブギーハウス〜アシッドハウスで攻撃的になったと思いきや、終盤ではJose JamesやCarl Craig(本当C2の曲はよく使うな)でぐっと夜のアダルティーな世界へと突入するディープハウスからElla Fitzgeraldのジャズトラックでしっぽりと終焉を迎えるドラマティックな展開。散々色んな方向へと引きずり回されながらも、そこはAgoriaの審美眼で選びぬかれた曲が使われており、派手な夜の喧騒と言うよりはエレガントな大人の舞踏会の夜のようです。ベテランらしく深化したと言う表現がしっくりきました。

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| TECHNO8 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Kuniyuki - All These Things (Joaquin Joe Claussell Remix) (Mule Musiq:MMLTD5)
Kuniyuki - All These Things (Joaquin Joe Claussell Remix)

3年越しの邂逅、アメリカが誇るスピリチュアルメッセンジャー・Joe Claussellと、その彼とも親交の深い日本の高橋邦之。クニユキがジョーにリミックスを依頼し、本来は2008年のリミックスアルバム"Remixed"(過去レビュー)に収録される予定だったと言う曲が、ようやくアナログのみでリリースに至りました。ま、こんなプロジェクト自体があった事も知らなかったので特段待った訳でもないけれど、7楽章22分にも及ぶこの大作を聴くと妙に神妙な気持ちになってしまう。二人の交流は以前からのものでお互いの気持ちも通じ合っているためか、リミックス自体も原曲のイメージを壊すでもなくオリジナルを更に艶やかに、そして二人のオーガニックな音を調和させた神々しい内容となっております。有機的で心に染み入る手弾きのピアノやしっとりとした吐息の漏れる女性のボーカルはどこまでも儚く、コズミックなSEで天上の高みへと連れてかれながらも、中盤のブレイクではMartin Luther King Jr.の説法も導入されるまさに大作と言うべき展開。22分と長尺ながらもその長さを感じさせるよりも永遠とも思われる優しいグルーヴが続く事への陶酔が勝り、祈りにも似た慈愛へと包まれる事でしょう。クニユキ×ジョーの個性が奇跡的に融合した名曲ですね。裏面にはオリジナルバージョンと、クニユキのアンビエントバージョンも収録。

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| HOUSE6 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/12/26 Joaquin Joe Claussell Presents The Resurrections Tour @ Eleven
先日Elevenで日本でのパーティーを復活させたJoaquin Joe Claussellが、本日は日曜日夕方と言うサンデーアフタヌーンに登場。しかもジョーの意向でオープンから一時間以内に打楽器を持参をすれば、入場料は無料と言う特別なパーティーだったのですが、それにはジョーの特別な思いがあったのでした。
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| EVENT REPORT3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/12/3(FRI) The Boss @ Liquidloft
DJ : 高橋透 × N.R.B.K.J [CMT, Universal Indiann, Shhhhh]

2010/12/4(SAT) groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue, Kenji Takimi, HIROKI MURAI a.k.a Psychedelic Bus

2010/12/11(SAT) root & branch presents UBIK @ Unit
Live : Luke Abbot, aus
DJ : yoshiki, DJ Yogurt

2010/12/11(SAT) OVUM 15TH ANNIVERSARY PARTY IN TOKYO @ Womb
DJ : Josh Wink

2010/12/11(SAT) Joaquin Joe Claussell Presents The Resurrections Tour @ Eleven
DJ : Joaquin Joe Claussell

2010/12/18(SAT) deep river @ 東京都現代美術館 content
DJ : Calm, Pepe California, DJ Yogurt
Live : DSK Kojima, Inner Science, Kenkou feat .Sinsuke Fujieda, Kotaro Yoshida

2010/12/22(WED) MILD SEVEN PRESENTS 「BLUE WINDY NIGHT」@ Club Asia
DJ : DJ QUIETSTORM, EYE, KEN ISHII, O.N.O, REBEL FAMILIA

2010/12/24(FRI) WINTER WONDERLAND @ Eleven
DJ : Frankie Knuckles, DJ Nori

2010/12/25(SAT) CHAOS @ Eleven
DJ : Fumiya Tanaka
Live : Portable aka Bodycode

2010/12/26(SUN) Joaquin Joe Claussell Presents The Resurrections Tour @ Eleven
DJ : Joaquin Joe Claussell

2010/12/29(WED) Microcosmos 2nd Anniversary Presents THERE WAS A TIME @ Microcosmos
DJ : 矢部直, Raphael Sebbag, 松浦俊夫, 高木完 & K.U.D.O, 沖野修也, 井上薫
| UPCOMING EVENT | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Sebastian Mullaert aka Minilogue - WaWuWe (Mule Electronic:mule electronic cd19)
Sebastian Mullaert aka Minilogue - WaWuWe
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Son KiteやMinilogueでも大人気のユニットの片割れ・Sebastian Mullaertが、今となっては世界規模のレーベルとなったMuleから初のMIXCDをリリース。正直な話Son Kite名義ではトランスやってたんで自分は距離を置くユニットなんですが、近年のMinilogueの活動はWagon Repair、Traum、Cocoonなどテクノ系のレーベルからのリリースが増えており、随分と音の傾向も変わっていたみたいです。なのでこの2枚組MIXCDもトランスではなくテクノなのでご安心を。まず1枚目は深海に潜っていくようなディープでダビーなテック系が中心。真っ暗闇の沈黙に包まれた深海を潜水艦でゆったりと航海しながら、幻想的な残響音に包まれるようなミスティカルジャーニー。緩いけれども一定に刻まれる4つ打ちが、ずぶずぶと深い海溝に引きずり込むようで鈍く精神に効いてきます。2枚目はフロア寄りのダンストラック中心が中心で、トライバルやミニマル、テックハウスなど雑食系であちらこちらを行き交う内容。ただ上げるのか下げるのかどっち付かずと言った中途半端な印象で、その上線の細さが残念。ここはやはり緩慢に深遠な音響美を聴かせてくれた1枚目を推したい。

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| TECHNO8 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joaquin Joe Claussell Presents The World Of Sacred Rhythm Music Part One (Music 4 Your Legs:MFYL003)
Joaquin Joe Claussell Presents The World Of Sacred Rhythm Music Part One
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90年代にスピリチュアルハウスなるオーガニックなダンスミュージック大旋風を巻き起こし、00年代後半に入ってからもSacred Rhythm Musicを設立しより荘厳で神聖さを極めたダンスミュージックを創作するJoe Claussell。場合によってはスピリチュアルと言う言葉が一人歩きし、デジタル配信が隆盛を誇る現代においても時代に抗う様に12インチどころか7インチも大量にカットするなど、ともすれば妄信的で胡散臭い宗教思想ともとられてしまう彼の音楽人生だが、実の所彼が関わった音楽を聴けばそんな心配はただの杞憂に過ぎない事が分かる。生命力に溢れた大地の鼓動と共振するリズムと耳触りの良い温かみのあるアコースティックな音色、そして彼独特のサウンドエフェクトを駆使した音楽は、ハウスまたはダンスミュージックの枠を超えた神秘的でありながら普遍的な音楽へと昇華され、まるで慎み深い祈りの様でさえもある。Sacred Rhythm Music初のコンピレーションとなる本作において、大半の楽曲には何らかの形でJoeが関わりを持ち、そしてJoeがその才能を惚れ込んだ日本人のトラックも収録されている。そのどれもが生命力に溢れた力強さと凛とした美しさを兼ね備えている。全てを聴き終わり静寂の後に訪れる余韻は、雨上がりの朝の清々しさや安堵にも似ている。まるで聖なる雨が人の心の中に溜まった汚れを洗い流した様に。

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| HOUSE5 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Anthony Nicholson - Destination (Circular Motion Recordings:CMAL001)
Anthony Nicholson - Destination
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シカゴハウスの遅咲きの天才・Anthony Nicholson。90年代前半、Chez Damierと袂を別ったRon Trentの新たなる相棒となった後、自身のClairaudienceを立ち上げシカゴハウスを飛び越えたクロスオーヴァーな音楽性を打ち出し、更にはJoe ClaussellのSacred Rhythm Musicからも作品をリリースするなど世界標準のハウスを作り続けている人達の一人。作品毎にエレクトロニックなリフが印象的なテックハウス、アフロなパーカッションが爽快なアフロハウス、ジャジーで情感を誘うフュージョンハウス、そして優雅で耽美なディープハウスまで色々と手掛けておりますが、どの作品にも共通するのはやはりエモーショナルで人間味がある事。この人、マルチな才能を発揮してかキーボードやベース、ドラムなどは自分で演奏するし、勿論プログラミングで打ち込みもやって、更には甘い歌声で歌まで披露するなど多くを自分で手掛けている為、ライブ感・温かさの感じられる音楽性が打ち出せるのかなと思う。新作もやはりシカゴハウスの影響はほぼ抜けきったアーバンなセンスたっぷりのディープハウスやフュージョンハウスが満載。ゆっくりと羽を広げ舞い上がる様にリラックスした空気感と、そして胸を鷲掴みにする切なくて哀愁漂う旋律はもう彼の十八番と言った感じで、ダンスミュージックと言う視点以外からでも十分に聴ける内容でしょう。

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| HOUSE5 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joe Claussell - With More Love (Sacred Rhythm Music:SRM258)
Joe Claussell - With More Love

この人もNYハウス不況と言う逆境の中でも、スタイルを変えずに自分を貫き奮闘している一人・Joe Claussell。ハウスがテクノやミニマル寄りになったりする中で、Joe Claussellは相も変わらず人間の手による人間臭いメッセージを発するスピリチュアルハウスを作り続けております。スピリチュアルと言う言葉が出てくるだけで胡散臭さもあるけれど、Joeの音楽にはそんな疑いを軽く払拭する程の熱量と情熱があり、時代やジャンルを越えた音楽を体現していると思います。まんま直球なタイトルの新作は彼の基本スタイルを貫いたアコースティックギターとピアノが郷愁を呼び起こすパーカッシヴハウス、もうこれに尽きます。Joe自身が打ち鳴らすパーカッションは天空の雲を切り裂き、爽快に空に拡がっていきます。そして切なさの滲み出るアコギの響きは、もう日本の演歌と同じレベルの哀愁感がたっぷり。いや、演歌と同じ職人芸と言ってもいいのかもしれない。良くも悪くも変わらない、けれどそれが求道的なJoeの歩む道なのでしょう。B面にはMental Remedy名義で2曲収録。どちらもピアノがメインの儚さと癒しに満たされるビートレスなリスニング用。

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| HOUSE5 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/10/31 (SAT)
GRASSROOTS 12th ANNIVERSARY DAY 2 @ Grassroots
DJ : Altz, DJ Nobu, Keihin

2009/10/31 (SAT)
De La FANTASIA 2009 -Vol.ZERO- FANTASIA Night @ Liquidroom
Live : Lindstrom, Nikakoi aka Erast, AOKI takamasa, d.v.d
DJ : TOWA TEI, EYE, MOODMAN

2009/11/02 (MON)
Body & Soul 2009 @ ageHa
DJ : Francois K., Joaquin "Joe" Claussell, Danny Krivit
Live : JOI

2009/11/07 (SAT)
AIR & Primitive Inc. present DERRICK L. CARTER @ Air
DJ : Derrick L. Carter, Remi, Mako

2009/11/13 (FRI)
THE OATH @ Oath
DJ : Masanori Ikeda, DJ Yogurt

2009/11/14,15 (SAT-SUN)
音泉温楽vol.1 @ 渋温泉
ACT : DE DE MOUSE(アンビエント・セット), ASA-CHANG & 巡礼, 七尾旅人
渚ようこ, metalmouse(アンビエント・セット), SNOW EFFECT, コーヒーカラー
Double Famous DJ Team(坂口修一郎 / 高木次郎, サワサキヨシヒロ a.k.a Naturally Gushing Orchestra

2009/11/14 (SAT)
CLASH49 @ ageHa
DJ : Derrick May, Ken Ishii, Takkyu Ishino

2009/11/22 (SUN)
LIQUIDROOM and root & branch presents THE ORB @ Liquidroom
Live : The Orb
DJ : Alex Paterson, Thomas Fehlmann
Liquidloft : DJ Yogurt, Univesal Indiann, DJ Wada

31日はリキッドルームでもFANTASIA Nightがあるけど、Grassrootsのアニバーサリーも気になる。後者の方が断然安くて酒はいっぱい飲めるしな…、酒いっぱい飲みたいねん。7日のデリックカーターは絶対行くしかねーだろ、ゴリゴリワイルドシカゴハウス。14日の音泉温楽行きたいけど、予算的に厳しいかな。無理ならデリック+ケニシのデトロイトへの旅へ。22日のジ・オーブは絶対行く、ウルトラワールドを体感せよ。
| UPCOMING EVENT | 00:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Crue-L Grand Orchestra - Candidate For Love (Cosmic Arts Remixes) (Crue-L Records:CLCL1212)

Crue-L Grand Orchestra - Candidate For Love (Cosmic Arts Remixes)
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またヴァイナル買っちゃった…この浪費癖はやばいよなぁ。でもヴァイナルどころか音楽の売れない時代、俺は本当に好きなアーティストの為になら、こうやってお金を出してでも応援したいと思う。そしてヴァイナル…重い、場所を取る、高い…これだけ見たら良い事なんかないじゃん?そうじゃないのさ、データには無い温かみ、思い出、ジャケットの美しさ、音の良さ、不便だからこそそれだけ愛着が湧くの。

そんなヴァイナルを後世に伝えようと努力している人達もいる。Crue-L Grand Orchestraも勿論そうだけど、この作品のリミックスを担当したJoe Claussellは最もそうかもしれない。そんな信条を持つディープハウスの大御所がリミックスした本作は、音楽愛、人間愛に満ちた普遍的なクラシックだ。自分が常に必要としているのは、流行とか業界が金をかけて売ろうとする音じゃない、常に変わらないソウルを持ち続ける時代を越えた音。オリジナルはヴォーカルに畠山美由紀、パーカッションにDJ Harveyを迎えたお茶の間に合うダンクラなんだけど、Joe Claussellはいつも通り(良い意味で)の軽やかなパーカッションと郷愁アコギを加えた100%センチメンタルジャーニーをやってくれました。なんつーか、完全にアフターアワーズにばっちりはまった心温まるハウス。踊りで疲れ切った朝5時の疲労感を、優しく消し去ってくれる包容感がここにはある。う〜、朝方のクラブで聴きたいな、これ。そして更に最近のJoeがよくやるディープハウスを越えた天界系ハウスの"Cosmic Arts Crystal's Of Love Version"も、相当に涅槃の境地までぶっ飛んでおります。浮遊感のあるシンセやエフェクトを多用したアンビエントとも受け取れるが、極楽の極みじゃこれは。他オリジナルやインスト、アコースティックバージョンなど多数収録されたダブルパックEP、是非ともミュージックラバーに聴いて欲しい名曲であります。CD盤もあるけど曲が少ないし、絶対ヴァイナルお勧め。

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| HOUSE5 | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/10/03 groundrhythm @ Air
最近気付いた事、このブログって自分が思っていた以上の人に読まれている事。プライベートな話も書いているので、なんだか羞恥プレイされている気になった。それを書く事でストレス発散にもなっているから、仕方はないんだけど。あ、でもほんと普通の人間なんで…

と言う訳で今週末もクラブへ行ってきた、ってこんなペースで毎週毎週何やってんでしょうかね、享楽的な人生にも程がある。いつもは大概一人で行くんだけど、今回は友達の女の子と一緒に遊びに行った。なんとなく一人で行くより楽しいね、友達連れだと。今回は井上薫が繰り広げるクロスオーヴァーな世界、groundrhythm。でも以前よりはクロスオーヴァー性は減ってきて、プログレ〜テックよりな音が強いかなと思います。ゲストはエモーショナルなテクノを得意とするWatanabe HiroshiことKaitoのライブってこりゃ熱い。
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| EVENT REPORT2 | 07:00 | comments(11) | trackbacks(0) | |
Trip Do Brasil (Krypton Records:COL 491115 2)

Trip Do Brasil
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一時間のブラジルへの小旅行。燦々と熱い太陽の光が降り注ぐ南米のダンスグルーヴがパックされたブラジリアンダンスミュージックコンピ、Trip Do Brasil。有名無名色んなアーティストのトラックが収録されているけれど、生演奏を中心とした生命力に溢れた統一性があるので違和感は特に感じない。オーガニックと言う言葉では容易い表現になってしまうが、本当に人間の手によって作り出されたと感じられる爽やかさと温かさがあり、そして何よりも心地良いサンバやボサノヴァのグルーヴが体を揺らす。南米の情熱は心を熱くし、体に作用するのだ。幾つかお勧めの曲を挙げると、DJ CAMのアマゾンの奥地に迷い込んだようなボッサハウスは、メロウかつチルで良いセンスしてる。FARMAKITの曲はズンドコトライバルなリズムの上に、トランシーなシンセリフが乗ってきて大地の鼓動を表現してるみたいだ。しかし、やはり特筆すべきはJoe ClaussellとJephte Guillaumeによる"Agora e seu tempo"、この曲だけの為に本作を購入しても良い程の楽曲だ。メロウなアコギの旋律、爽やかな風を舞い起こすパーカッション、そして郷愁を呼び起こす歌。そう、まるでこれは神の啓示みたいなスピリチュアルメッセージなんだろう。間違いなく涙無くしては聴けない名曲。CDでフルバージョンで収録されているのは、本作のみのはず。聞き逃す事無かれ。



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 07:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/08/08 Makin' Love Mix @ Grassroots
男は女の子同伴必須なパーティー、それがMakin' Love Mix。あいにくと自分は彼女は居ないので男一匹狼で乗り込む。毎回酒の飲み過ぎで途中で寝てしまうので、今回は酒の量をコントロールして音楽に集中する事が出来ました。

今回のゲストはDJ Kensei。見た目は眼鏡をかけていて何となくおぼっちゃまと言うか紳士的な人なんですが、プレイの方は本当に上手い。繋ぎがスムースでいつの間にか曲が入れ替わっていて、違和感を全く感じさせないんですわ。DJ Yogurtの依頼もあってか80〜90年代のR & Bとかヒップホップとかを中心に、ムーディーで甘くてまったりとした空気を生み出していく。BPMも終始遅めでトロトロとしていて、緊迫ではなく解放的。Makin' Love Mixと言う言葉を象徴したプレイだったのではないでしょうか。Long Hot Sex Nightsとも言える。



ホストのDJ Yogurtも同じく緩めの選曲でハウスはほぼ無し。と本人が言っていたのですが、途中でのってきたのか短い時間ながらも"Second Summer Of Love"状態に。永遠の問いかけである"Can You Feel It"や"Screamadelica"(プライマルのアルバム未収録のバレアリックハウス。隠れた名曲だよ)、そして天にも昇るJoe Claussellの"The Sun, The Moon, Our Souls"などが紡がれていく。いやいや、このノリは最高だわ〜。5時以降はアフターアワーズらしくアコースティックな柔らかい音中心の選曲で、しんみりと心が落ち着いていく。バッキバキの音圧の中で踊る一夜とは異なる、安堵の一夜が更けていく。こんな夜もたまには良いものです。

■OUTERLIMITS Inc. presents DJ KeNsEi in OM-Lette Dub(過去レビュー)
OUTERLIMITS Inc. presents DJ KeNsEi in OM-Lette Dub
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| EVENT REPORT2 | 06:50 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Pirahnahead Works Selected By Shuya Okino (CORE-MUSIC:CCRM-2018)
Pirahnahead Works Selected By Shuya Okino
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最近ふとMIXIのコミュ加入者数で気付いたんだけど、なんだか凄い違和感を感じる。確かにここ数年ハウスが流行っていると言うのはよく耳にしたけれど、これどうなんだ?別に自分は外人崇拝主義じゃないけれど、自分とは絶対に交わる事のない人種なんだろう。

DJ KAWASAKI (7032) Jazztronik (18171) STUDIO APARTMENT (13425) DAISHI DANCE (23386) PIANO HOUSE (15490)

Joe Claussell (3437) Francois K (6191) Kerri Chandler (1574) King Street Sounds/NiteGrooves (2364) metamorphose(12359)

デトロイトから届けられた本作は、先日リリースされた"Diviniti Sings"(過去レビュー)と対を成すであろうPirahnaheadの編集盤。PirahnaheadはDivinitiの旦那さんでもあり公私を共にしているのですが、Mahogani MusicやMoods & Groovesからも作品をリリースするなどその実力は折り紙付き。本作はオリジナル音源にリミックス作品や彼がプロデュースを手掛けた作品を収録した痒い所に手が届く内容。歌物ハウスが中心で一見控えめな構成ながらもしっかりと色々な音色が鳴っていて、デトロイトのアーティストにしてはとても丁寧に作りこんであると思います。自分でドラムプログラミングからキーボード、ギター、ベース、パーカッションを弾いちゃう程にアーティスト肌な人で、フロア向けだけでなくホームリスニングにも適したトラックメイクの才能を感じさせますね。またジャズやファンクっぽい面を見せながらも温故知新と言うべきか、決して古臭くならず今っぽいエレクトロニックな音も聴かせてくれて視点は常に未来へと向いているようです。心がほっと和むハウスアルバムですわ。

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| HOUSE5 | 00:05 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki Takahashi - Remixed (Mule Musiq Distribution:MMD07)
Kuniyuki Takahashi-Remixed
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札幌発の心温まる音楽家・高橋クニユキのリミックスアルバムが登場。ハウスのフォーマットを元に自然的・有機的な音で心の奥底まで響かせるトラックは既に海外のアーティストからも賞賛を浴び、日本においても既に注目に値すべきアーティストに成長しております。今回は著名なアーティストがリミックスを提供していて、Cobblestone Jazz、Theo Parrish、Henrik Schwarz、Chateau Flight、A Mountain Of One、Tony Lionniらと大変豪華な人選。圧巻はやはりTheo Parrish、やばいですね。14分にも及ぶ超大作のリミックスを披露しているのですが、ざらつきのあるローファイなリズムトラックが煙たく、ねちっこいグルーヴは期待通り。フランスのお洒落かつ変態ユニット・Chateau Flightも彼等らしく、奇天烈なピコピコサウンドが何とも可愛らしい見事なフレンチエレクトロを聴かせてくれます。Tony Lionniと言う人は全然知らないのですが、オーガニックなディープハウスを披露。原曲にあったフルートやピアノの旋律を壊す事無く生かして、正当派な4つ打ちに仕上げ心地良い横揺れグルーヴを生み出しています。そしてクニさん本人も新曲やリミックスを提供していますが、本人がリミックスした"All These Things"は、まるでJoe Claussellみたいなスピリチュアルハウスで、広大な大地に包容される様な優しさに溢れています。その他にも素晴らしいトラックが多く収録されていて、十分に聴き応えのある力作ですね。

残念なのはリリースが延長された挙げ句に、元々収録予定だったMoodymannとTokyo Black Starのリミックスが削除されてしまった事。一体何があったんでしょう。。。

HMVのサイトでクニさんによる全曲解説はコチラ

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Joe Claussell - Co.Responding Echoe.S (Sacred Rhythm Music:FOREST6.SRM-PATH9)
Joe Claussell-Co.Responding Echoe.S
スピリチュアルなアーティストと言えば兎にも角にもJoaquin "Joe" Claussell。数年前まではディープハウスと呼ばれるスタイルで人気を博しておりましたが、今ではそんなジャンルを飛び越えてもはやクラブミュージックに囚われない深い精神世界に足を踏み入れた音楽を展開する伝道師。ニューヨークの州北部の森で地球の自然の音から刺激され本作を制作したと言う発言からも分かる通り、本作は有機的で地球の胎動を感じられる様な生々しい音楽です。それはキーボードやドラム、パーカッション、ギター、ベースなどかなりのパートを人力で演奏している事も関係しているのでしょうが、クラブミュージックと言う枠に固執せずより自由な音楽性を求めた結果なのでしょう。原始的な躍動感、原始の森の湿度、生命の胎動がリアルに迫ってくるそのサウンドスケープは、Joeが地球と一体化しその振動と共鳴しているからこそ描ける物。突然のスコールに体に溜まった汚れも流し落とされる様に、アルバムを聴き終わる頃には心と共に体も浄化されている、そんな聖なる音楽。ヒーリング、癒し系なる音楽が流行った時期もありますが、そんな音楽とはまた一線を画す深く思慮深い世界観が待っております。またTVで人気のあるスピリチュアルな野郎は胡散臭いですが、Joeは本物、あっちの世界にぶっ飛び過ぎています。ちょっと前まではこの路線だと心配しておりましたが、もうこのまま突き進むのもアリかも。

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
X.Panded Dimension.S - Oweyi (Sacred Rhythm Music:SRM249)
X.Panded Dimension.S-Oweyi
注文してたレコードが一気に送られてきたので、古いの新しいのを幾つか紹介しようと思います。今日はJoe ClaussellのSacred Rhythm Musicから初めて聞く名のアーティスト、実はRon TrentやNeedsらとも親交の深いシカゴ、ディープハウサーのAnthony Nicholsonによる変名。このレーベルからは二枚目となりまして、かなりの大作となる至高の一曲。最近のSacred Rhythmは妙に神妙でフロアを外れた曲も多いですが、Anthony Nicholsonは普段とそれ程変わらずに耽美なアフロ・フュージョンハウスを聴かせてくれます。風が爽やかに吹き込むポコポコの爽快なパーカッション、上品な佇まいを演出するピアノの旋律は、普段通りを言えばそうなんだけどやはりそこら辺の2級アーティストとは全く質が違います。12分にも及ぶ長尺な展開ながらも全くその長さを感じさせない心地良さ。B面はリズムのみを強調したバージョン等を収録。クラブで聴くも良し、お家でじっくりと耳を傾けるも良しの良質な一枚。

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| HOUSE4 | 17:20 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Joe Claussell - Un.Chained Rhythums (Sacred Rhythm Music:FOREST6.SRM/Begin/Continue)
Joe Claussell-Un.Chained Rhythums
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最近は神の啓示を受けたのかどうかは知りませんが、妙にスピリチュアルな方向に心酔しまくっているディープハウサー・Joe Claussell。いや、元々スピリチュアルな音楽だったのは間違い無いのですが、最近はクラブミュージックを離れてむしろヒーリングミュージックみたいな方向に偏りつつあったので少々心配はしていたんですよね。そして限定EPをどしどしリリースしたりして何か解せない点もあったので追っかけるのを止めようかと思っていたのですが、この初のフルアルバム(※以前リリースしたアルバムは無かった事になってるみたいね?)を聴いてみてやっぱりJoe Claussellは良いなと再度思いました。最初に言っておきますが本作もいわゆるディープハウスなトラックはほぼありません。曲名にも「Creation」、「Orgasm」、「Water」、「Birth」、「Life」などと言う言葉が使われている事からも容易に想像が付く通りで、半ばヒーリング系の音でこれはJoeさんどうしちゃったのよ?と思いました。でもねアルバム通して聴いてみると、なんだかいつの間にかその壮大なストーリーに飲み込まれてまるでドラマチックな映画を観てるみたいな感情を抱いたのです。ディープハウスではないけれど音楽的にはより深みを増しているし、この荘厳な雰囲気はJoeさんが正に神の啓示を受けているんじゃないかと思わせます。ネイチャー志向とか有機的とかそんな言葉でしか説明出来ない不思議な音楽ですが、ここまで徹底的にコンセプチュアルな作風だと逆に納得せざるを得ないですね。

つかJoeさん饒舌過ぎで色々語っているのですが、もうスピリチュアル過ぎて自分には理解不能でした。詳しくはHMVの記事をどうぞ。

試聴DISC1 試聴DISC2

Check "Joe Claussell"
| HOUSE3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Ananda Project - Night Blossom (Nite Grooves:KCD263)
Ananda Project-Night Blossom
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最近の乙女ハウスって言うジャンルは正直どうなんでしょ。ハウスが一般人にも広がるのは嬉しいけれど、なんだか乙女ハウスってジャンルにカテゴライズされているアーティストを見る限りだと少々ちゃらい感じがぬぐえないんですよね。まあさ、マスメディアもそうやって聴衆を洗脳して売り上げを伸ばしたいんだろうけれど、乙女ハウスこそがハウスだなんて勘違いされて聴かれているとしたら悲しい気持ちになります。

じゃあ普段ハウスを聴かない人にもお勧めできる本格的なハウスとは?それなら僕はまず第一にAnanda Projectを挙げます。Chris Brannを核にし生演奏とプログラミングを巧みに組み合わせた生っぽい音を聴かせる本格派ユニット。ブラジリアンやラテン、ジャジーな雰囲気も取り込みつつ優雅で繊細な作風が特徴で、クラブ向けのトラックとしてだけでなくホームで聴くのにも適した良質なハウスを量産する素晴らしいアーティストです。ハウスが一般的にも聴かれつつなるようになった今メジャーとマイナーの境も曖昧になってきておりますが、Ananda Projectはメジャーの聴き易さとマイナーの音楽に対する誠実な精神を兼ね備えており、彼らこそハウスの入門としても最適だと考えるのです。本作は3RDアルバム"Fire Flower"(過去レビュー)のリミックス盤に、Ananda Projectの曲だけを使用したMIXCDも付けた豪華な2枚組み。リミックス盤にはJoe Claussell、Blaze、Frankie Feliciano、Idjut Boysなどが参加していて、オリジナル盤よりはクラブでの使用を意識した作風に変化しております。そしてMIXCDの方はもう文句無しの出来な至極の名曲揃いで、ハウスってこんなにも美しく感情的な音楽だったの?と思わせられます。エモーショナルと言う言葉はまさにこんな音楽の為にあったのか?!Ananda Projectの音楽を聴いているとこれがクラブミュージックだとかハウスだとかそんな事はどうでも良い事で、ただの音楽として聴いて欲しくなりますね。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2008/04/04 (FRI)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue, Hajime Murayama
Live : Satoshi Fumi

2008/04/05 (SAT)
Clash 33 @ ageHa
DJ : Derrick May, Ken Ishii

2008/04/05 (SAT)
Joaquin Joe Claussell Presents Corresponding Echoes CD Release Tour @ Space Lab Yellow
DJ : Joaquin Joe Claussell

2008/04/11 (FRI)
Cocoon Morphs Tokyo @ Womb
DJ : Ricardo Villalobos, Fumiya Tanaka
Live : Fumiyandric

2008/04/25 (FRI)
TAICOCLUB Presents So Very Show! @ Womb
Live : Aril Brikha, Shaneberry
DJ : Moodman, and more

2008/04/26 (SAT)
Deep Space @ Space Lab Yellow
DJ : Francois K
Live : Flying Rhythms

2008/04/26 (SAT)
15 Years of King Street Sounds presents URBAN GROOVE - NIGHT BLOSSOM & KING OF NEW YORK 3 DOUBLE RELEASE PARTY - @ Unit
Live : Ananda Project
DJ : Daishi Dance, DJ Kawasaki

2008/05/03 (SAT)
CHaOS @ Space Lab Yellow
DJ : Fumiya Tanaka
Live : Melchior Productions Ltd.

2008/05/04 (SUN)
Juan Atkins As Model 500 Live Tour 2008 @ Unit
Special Live : Model 500 with His Band feat. Mark Taylor, DJ Skurge and Mad Mike Banks
DJ : DJ Hikaru, DJ Compufunk
Live : O.N.O.

2008/05/10 (SAT)
Minus Connected @ Womb
DJ : Richie Hawtin, Ambivalent

2008/05/16 (FRI)
X-Party @ Womb
DJ : Charles Siegling
Live : Renato Cohen

仕事があるので行けないイベントもありますが、幾つか気になるのをピックアップしております。Yellowでの田中フミヤは今回で最後だよね?行きたいねぇ。Model 500も是非とも行きたいね、マイクバンクスもサポートで参加するんですから。内容はオールドスクールなテクノ・エレクトロなんでしょうけれど。
| UPCOMING EVENT | 21:00 | comments(6) | trackbacks(0) | |
common ground recordings presents FLORIA (Common Ground Recordings:XQEB-1001)
common ground recordings presents FLORIA
Amazonで詳しく見る

久しぶりにハウスミュージックのコンピレーションを購入。common ground recordingsと言う日本のレーベルの再始動に合わせて、JoiやJoe Claussell、Nature Soul、Agora Rhythmらの曲を一挙に収録した記念碑的作品。ここでの目玉は既に7インチで話題になっているH.Garden and Joiの"Gentle Rain"をJoe Claussellがリミックスした作品。7インチの方ではビートレスでアンビエント風のリミックスでしたが、CD盤では爽やかに突き抜けるパーカッションが心地良いフロア仕様のリミックスになっております。Spiritual LifeからSacred Rhythmに移行して以来Joeさんの作風はフロアを離れていた気もしますが、やっぱりフロア仕様の踊れるトラックも作れるんじゃないですか。またJoiの神々しいまでのファルセットボイスは余りにも美しく、郷愁に溢れた楽曲と相まって涙を誘ってしまいます。Agora Rhythmは本コンピの中では異色でかなりテッキー、音としては最近のIbadan直系ってな感じでしょうか。幻惑的なシンセフレーズが恍惚感を誘いますよ。そしてIbadanからかつてEPをリリースしたDJ Katsuya率いるNature Soulも、テッキーな曲とソウルフルなハウス曲を収録。寡黙なアーティストですが良い塩梅でテクノとハウスを掛け合わせていて、早くアルバムをリリースして欲しいアーティストの一人です。また他のアーティストもブラジリアンやらソウルフルなハウスやら有機的なハウスが多く、そのどれもがキャッチーで聴き易いハウスコンピだと思います。敷居を低く設定してあるのでハウス入門としても良さそうですが内容が薄い訳ではなく、ハウスにどっぷりはまっている人も納得出来るような安心印のアルバムですね。

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| HOUSE3 | 23:20 | comments(0) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2007/12/01 (SAT)
Derrick L. Carter @ Yellow
DJ : Derrick L. Carter, Remi

2007/12/14 (FRI)
Space Lab YELLOW's 16th Anniversary Party @ Yellow
DJ : Moodymann aka Kenny Dixon Jr.

2007/12/14 (FRI)
X Party @ Womb
DJ : Charles Siegling
Live : Renato Cohen


2007/12/15 (SAT)
Space Lab YELLOW's 16th Anniversary Party DEF MIX 20th Anniversary Vol.2 @ Yellow
DJ : David Morales, Frankie Knuckles

2007/12/21 (FRI)
Womb Presents W @ Womb
DJ : Carl Cox

2007/12/22 (SAT)
Cristian Varela Japan Tour @ Air
DJ : Cristian Varela, Q'Hey

2007/12/29 (SAT)
URBANPHONICS presents Joaquin "Joe" Claussell Birthday Bash @ Yellow
DJ : Joaquin "Joe" Claussell

2007/12/31 (MON)
Air Presents 大晦日 Countdown 2007 To 2008 @ Air
DJ : Ken Ishii, Sugiurumn, Jazztronik

2007/12/31 (MON)
NEW YEAR'S EVE PARTY -COUNTDOWN TO 2008- @ Yellow
DJ : Quentin Harris

ゴリゴリワイルドなDerrick L. Carterは行きたいけれど仕事が被ってるな。Carl CoxはYELLOWだったら行きたかったのにな。今年の年末はお家で過ごす事になりそうだ。
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Nagano Kitchen (Apt.International:APTI-4001)
Nagano Kitchen
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年々ジャンルの壁が低くなっている。例えばハウスとヒップホップが一夜の内に繋がれ、ある夜はテクノとドラムンベースが混在し、プログレッシヴハウスはテクノに歩み寄り、テクノだかハウスだか区別出来ない曲も多数ある。聴く側の耳が肥えてきたのかアーティストの懐が深くなってきたのか、とにもかくにも音楽シーン全体において他ジャンルの優れた点を吸収し各シーンは存在している。そして長野キッチン…って一体誰だよと思いますが、実はスピリチュアルハウス一派のJerome Sydenhamとサンフランシスコのアーティスト・Hideo Kobayashiから成るユニット。Jeromeの方は皆様ご存じIbadan RecordsのボスでKerri ChandlerやJoe Claussellと共に生音志向のディープハウスを切り開いてきたパイオニアで、最近はMIXCDや自身の作品でもかなりテクノ寄りになっていてジャンルの壁を越えた一人だ。そしてHideoはと言うと西海岸ハウスに影響を受けた日本人アーティストで、ネットで調べた所によると10枚程EPをリリースしている様ですが詳細は分からん。まあこの二人が長野で料理をして、飲んで、食べて音楽制作をしたから長野キッチンなのだ。

まー前置きは長くなったけれど、本作は事前の情報通りかなりテクノ寄りのハウスになっている。初っぱな"Destination Nagano"では硬質なリズムに幻想的なシンセリフが被さり、長く続く陶酔感はディープ目のミニマルテクノみたいな感じだ。2曲目の"Asama"も永遠と繰り返す同じシンセリフがやっぱりミニマルテクノみたいで、どうやらJeromeが本気でテクノに取り組んでいる。かと思いきや空一面に広がっていくかの如く開放感のある"Finding Kinoko"みたいなテックハウスも有るし、"No Traffic In Nagano"はシカゴハウスみたいにワイルドで不穏な空気が漂っている。元々Jeromeの作風はメロディーを大切にした物が多かったので、ディープなテックハウスにもそういった物が上手く生きていて、多少作風が変わってもそんなに違和感は感じないね。またテクノ寄りの音を上手く引き出したのはどうやらHideoの技量らしく、これならまたコンビを組んで欲しいなと思わせる内容だ。全体的にテクノの電子的な音が前面に出たせいか、普段よりは黒さは控えめなのでそこは弱点とも言えるかもしれないが、その分覚醒感が強いのでこれはこれで良しとしよう。

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| HOUSE3 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Pharoah Sanders - Love In Us All (Universal Classic:UCCI9134)
Pharoah Sanders-Love In Us All
Amazonで詳しく見る(限定盤)
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スピリチュアルな演奏で聴く物の心を揺さぶるサックス奏者・Pharoah Sanders。ジャズの人らしいですが自分は全然知りませんでした。彼との初邂逅は2年程前に"Joe Claussellプレイ"とのコメントに釣られて、まんまとお店の罠にはまりレコードを購入した訳です。その時はCDは廃盤状態だったので止むなくLPを購入した訳ですが、何時の間にかCDもリプレスされてました。でもお店の宣伝に釣られて購入したのは間違いでは無く、Joe Claussellがプレイする事にも納得の心温まる渾身の内容だと思います。実際A面の"Love Is Everywhere"はMasa Collectiveがカヴァーしたり、更にはそれをKyoto Jazz Massiveがリミックスしたり、日本の市場でも評判は良いみたいですね。2曲のみの収録ですがラブとピースに溢れた"Love Is Everywhere"、B面のカオティックな"To John"はどちらも20分近くの大作で質・量と共に満足出来る内容です。ジャズって言っても色々あるんだろうけど、本作はジャズとか知らなくても楽しめる様な心に響く音が詰まっているよ。これは音楽への、そして人への愛なんだな、愛。



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| ETC2 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Next Level (Rhythmedia:RXCD-21005)
Next Level
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"Next Level"、正に(その当時の)次の段階へと進むべきスタイルを示したコンピレーションアルバム。ジャンル的に言えばハウスクリエーターと言われるアーティストが集まっているが、実際には通常のハウスを逸脱したクラブジャズやフュージョンなどを意識した楽曲が提供されています。参加アーティストはMODAJI、ANTHONY NICHOLSON、IAN O’BRIEN、FRANKIE VALENTINE、ALUMNA(JOE CLAUSSELL)で、生音とプログラミングを駆使しスピリチュアルで魂を震わす音楽を生み出す事で共通項が見出せる人選です。クラブに行く人は増えているのに実際にはクラブミュージックの売れ行きがそこまで延びない現状の中、輸入盤ではなく日本企画盤としてこうゆうクラブミュージックコンピレーションが出ていた事は非常に心強い事であります。EPを聴かない層やメジャーフィールドのクラブミュージックしか聴かない人に、こういったシーンの深部に居る秘めたるアーティストを集めたコンピで音を届けて欲しいですね。ではちょこっとずつですが、各アーティスト毎の曲紹介でも。MODAJIは西ロンシーンの人なので、当然細かいリズムを生かしたブロークンビーツを展開。渋さと甘さを持ち合わせ、かつ西洋的な上品さも兼ね備えています。FRANKIE VALENTINEは爽やかな風を吹き込むハウスを提供し、ANTHONY NICHOLSONはもやは職人芸となった都会的なフュージョンハウスを聴かせてくれます。JOE CLAUSSELLはお決まりの太鼓の響きが心地良いパーカッシブで、生暖かく人間味のあるスピリチュアルハウスを。そして白眉はIAN O'BRIENで、複雑なブロークンビーツとうねりのあるファンキーなベース、そしてコズミックなシンセを加えた曲は、ハイテックファンクを呼ぶに相応しい名曲です。多分全曲このアルバム用に新録されたはずなので、アーティストの気合いの入れようも半端じゃないですよ。こんだけの面子を集めた企画者は、よく音楽と言う物を分かっているねー、敬服致しました。

Tracklistは続きで。
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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
T.Kolai - Teak All Eye (Chillifunk Records:CFCD011)
T.Kolai-Teak All Eye
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Jerome Sydenham主宰のIbadan Recordsからリリースした1st EP"Exodus"がヒットした新世代ハウスユニット、T.Kolaiの1stアルバム。上記のEPはそこそこ有名なものの、その後はこれと言っていい程名前が挙がる事もなくフェードアウトした感がありました。ですがHMVでまたもやアルバムが格安で売っていたので、迷わず即購入。内容は予想通りJerome SydenhamとかJoe Claussell系のスピリチュアルと言うべき、生暖かくアコースティックなディープハウスです。大して売れてなかった様だしそんなに内容も期待してなかったのですが、思いの外平均に楽曲の水準は高くに耳に残るキャッチーなメロディーと哀愁漂うムードが好印象ですね。ギター、ピアノ、ストリングス、サックスなど生演奏を積極的に取り入れて、妙に湿っぽい音が心にじとじとと染みこんでいくみたい。アフリカンなパーカッションが効いた曲、スパニッシュなギターが郷愁を誘う曲、南国風のラテンハウスなど様々な要素が溶け合って、正にIbandaと言うべき音なのは間違いないですね。Jeromeらに比べると少し安っぽいと言うかまだまだスピリチュアルなぶっ飛び具合は足らないけれど、部屋の中でライトなBGMとして聴く分には事足ります。最近スピリチュアルハウスと呼ばれる音楽がめっきり減った気がするけれど、こう言ったハウスは今でも大好きですわー。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Yasushi Ide - Faces : Lonesome Echo Works (Grand Gallaery:GRGA-0020)
Yasushi Ide-Faces
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最近良く名前を聞くアーティスト、井出靖。皆様も多分ご存じ、「Strings of Life」のカバーが有名な金原千恵子のプロデュースをしているって事で記憶に残っているのでは。かつてはORIGINAL LOVE、小沢健二のデビューに協力し、その後はLonesome Echoと言うユニットでディープなリスニングミュージックを作ったり、エンジニアの太田桜子とのユニット:Lonesome Echo Productionでは古典に忠実なハウスを作ったり、とまあ長い間音楽活動をしている人の様です。そして彼の10年にも及ぶ活動の中から、未発表バージョンやリミックス曲を集めたベスト盤が登場です。リミックスはMasters At Work、Blaze、DJ Spinna、Kyoto Jazz Massive、Joe Claussellら大御所が参加していて、これだけで充分に魅力的ですね。収録されている曲は、ダウンテンポな数曲を除き大半がいわゆるハウスです。高揚感はあってもアッパー過ぎず、耳に残る温和なメロディーが控えめに主張し、都会を感じさせる洗練された上品さを醸し出しています。それは例えMasters At Workがラテン風に、Blazeがざっくりアコースティック風に、Joe Claussellが土着風に仕上げても、井出靖のお洒落な感覚は失われない事だと思います。また数曲のダウンテンポな曲は、ダブやレゲエの要素も混ざっていてメロウな要素がより表現されていますね。プロデューサーと言うだけあって、器用に何でもこなす人だと感じました。当たりの優しい音なので井出靖は知らないって人でも、ハウスとかが好きならすんなり聴けますよ。

ちなみに井出靖はGRAND GALLERYと言うレーベルを設立して、様々なコンセプトに基づいたコンピレーションアルバム(Amazonで見る)を多数リリースしています。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
DERRICK L. CARTER @ Yellow
2006/12/02 (SAT)
DJ : Derrick L. Carter, Remi

ESCAPE presents HI-TEK-SOUL JAPAN TOUR 2006 @ Yellow
2006/12/08 (FRI)
DJ : Derrick May, Ryo Watanabe

REAL ROCK DESIGN 10th Anniversary @ Unit
2006/12/09 (SAT)
DJ : Steve Kotey, Stacey Pullen, DJ Mayuri, Kihira Naoki

SPACE LAB YELLOW's 15th ANNIVERSARY PARTY @ Yellow
2006/12/15 (FRI)
DJ : Laurent Garnier

SPACE LAB YELLOW's 15th ANNIVERSARY PARTY @ Yellow
2006/12/16 (SAT)
DJ : Joaquin Joe Claussell

X PARTY feat. TECHNASIA, STEVE RACHMAD @ Womb
2006/12/22 (FRI)
DJ : Amil Khan, Charles Siegling, Steve Rachmad

CHaOS @ Yellow
2006/12/23 (SAT)
DJ : Fumiya Tanaka

AIR COUNT DOWN 2006 to 2007 @ AIR
2006/12/31 (SUN)
Special Guest DJ : Ken Ishii, Sugiurumn, and more...

年末に向けて老舗Yellowが本気を出してきましたね。流石と言うべきでしょうか。他にもビッグイベントはあるのですが、余り心惹かれる物でもないのは掲載していません。特に今年のカウントダウンは、近年の中ではかなり低調な気がします。マンネリなのかな?
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Spiritual Life Music (Cutting Edge:CTCR-14187-8)
Spiritual Life Music
Amazonで詳しく見る

Joe Claussellが設立したSpiritual Life Music、なんとも凄いレーベル名だけれどもその名に恥じない素晴らしいハウス名作が多くリリースされています。Spiritual Life Musicはハードハウスが流行っている中96年に発足されたまだ新しいレーベルなんですが、このレーベルの影響は結構大きかったようでハウスの生音志向、アコースティック化が顕著に進んだようです。Joeがスピリチュアルと定義するレーベルの楽曲は確かに生暖かく、そしてダンスミュージックだけに留まらない音楽性を持っているのではないでしょうか。もちろんクラブでも流してもゆったりと踊る事が出来るだろうし、家でじっくりと聞き込んでも素晴らしさに気付くそう言った音楽なのであります。2枚組のレーベルコンピと言う事で、存分にスピリチュアルなハウスを満喫出来ますね。何はともあれTen Cityの「All Loved Out (Love Serenade Mix)」に注目。過去の作品をスピリチュアルにJoeがリメイクした物なのですが、アコースティックギターやピアノの儚い調べが涙を誘うLove & Peaceな一曲です。Spiritual Life Musicを最も表現していると僕が思う曲です。忘れてはいけないのが、4曲も収録されているJephte Guillaume。トライバルと言うかアフロと言うかリズムがより太古に近づいた感じで、尚かつ哀愁染み出るメロディーが武器。3 Generations Walkingの大ヒット曲「Slavery Days」、こちらも生音が前面に出たダブハウスでしっとりします。Joe Claussellの「Agora E Seu Tempo」なんかはもはやハウスを越えた作品。今風ならばクロスオーバーと言うのかな、秋が似合うしっとりメロメロな名曲ですね。他にもスピリチュアルでディープな名曲が満載なので、ハウスはあんま分からんって人にも是非聴いて欲しいですね。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
MKL Presents Suits & Dashikis (R2 Records:R2CD009)
MKL Presents Suits & Dashikis
Amazonで詳しく見る(日本盤)
 Amazonで詳しく見る(US盤)
Joe Claussell主宰のSpiritual Life MusicからもリリースするNYハウスのユニット・3 Generations Walkingのメンバー、MKLが彼のベストワーク集をリリース。Spiritual Life Musicからリリースする辺りで察しの良い方は分かると思いますが、生音ぎっしりなディープハウス路線が中心です。彼らの特徴はハウスのフォーマットに、レゲエ・ダブ、アフリカンなどの音楽を取り込み、更にはメロディーにも東洋的な旋律が登場したり、NYハウスと言えどもその内容は世界規模です。さてMKLが関わったこの作品集ですが、歌物ではスウィートなハーモニを聞かせ、またRhythm & Sound並のダブハウスでズブズブの音を演出したり、ストリングスやアコギの郷愁溢れる流麗な音をしっとり聞かせてくれたり、色々な仕事が出来るんだなと感心します。湿度が高くなる生ぬるい作品ですが、夏っぽくて今の季節にぴったりですね。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Ashra - New Age of Earth (Virgin Records:CDV2080)
Ashra-New Age of Earth
Amazonで詳しく見る(UK盤)
 Amazonで詳しく見る(US盤)
「Inventions For Electric Guitar」で新機軸を開拓したManuel Gottschingですが、更にそこから歩を前に進めた作品が「New Age of Earth」。Ash Ra Tempel改めAshraと改名してからの初のアルバム。ニューエイジってな瞑想的かつイージーリスニング的なジャンルがありまして、その名前が入っている位だから今までよりも更に快楽的な音楽面もちこっと顔を見せたりします。何よりもここでのGottschingはギターに拘らずにシンセサイザーやエフェクトを多用し、今までの陰な世界から陽の世界へと飛び羽ばたいています。一曲目の「Sunrain」が何よりも素晴らしく、太陽の光が燦々と降り注ぐようにシンセ音が断層的にエコーを繰り返しミニマルの様に反復します。今までは多少重苦しさなり難解さなりがあったものの、ここでは徹底的に気持ち良さを優先させているんじゃないでしょうか。三曲目の「Deep Distance」は覚えもある方はいるのでは?そうそう、去年Joe Claussellがリミックスをしていましたよね(過去レビュー)。これもシンセを多用して、広大に延びてゆく空を表現する様なロングジャーニ。す〜っとどこまでもシンセは延びて行き、美しい旋律を奏でながらシンセは鳴り続けます。いや〜まじでいいわ〜。二曲目と四曲目は現代風に言えばアンビエント、昔ならニューエイジなのか?シンセがシュワーとかドロドロ鳴ってて、瞑想するにはもってこい。ここではギターも炸裂して、かなり混沌とした瞬間もあります。作品が古いだけに多少は安っぽい音が多いけれど、アナログの味があると言えばありますね。「E2-E4」前夜のアルバムなだけに、このアルバムもお見逃し無く。

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| ETC1 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(2) | |
Jerome Sydenham As "Casino J"- Electric Pussycat (Ibadan Records:IRC073-2)
Jerome Sydenham-Electric Pussycat
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Jerome Sydenham自身の顔がアップになったジャケットも、そのCDのタイトルも本当にセンスないね…。セールス的に悪影響が出るのは間違いないと思うのですが、どうなのでしょう。ただJeromeの音楽はNYCの中でもかなりディープな黒光りするハウスで、Jerome主宰のIbadan RecordsはJoe Claussell主宰のSpiritual Life Musicと共にスピリチュアルハウスなるものを世に広めた重要なレーベルであります。生楽器を多用したアコースティック志向で、アフロやラテン色を前面に出したパーカッシブなトラックは、それまでのハウスとは一線を画すものでした。ただそんなJeromeにもここ数年は転機が訪れている様で、生音志向からかなりエレクトロニックでともすればテクノと言っても差し支えない位作風も変わってきています。実際、今作は今まで以上にテクノ色の強い電子音がメロディーを支配し、奥行きを感じさせる空間を見事に生み出しています。ここまで来るとスピリチュアルハウスはどうなったのと首を傾げたくなりますが、Jeromeのテクノへの傾倒はディープさとトライバルの両方を失わずに出来ているので流石の一言ですね。また要所要所にアフロな楽曲も挟んでいて、テクノ・ハウスの両方から支持を得られるでしょう。しかしこの人のミックスプレイと言うのは、いつでも艶があると言うか妖艶なエロスを感じますな。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki Takahashi - We Are Together (Mule Musiq:mmd03)
Kuniyuki Takahashi-We Are Together
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 Amazonで詳しく見る(US盤)
○○が支持しているなんて紹介を見るとついつい手を出しちゃう人がここにいます、はい私です。だってJoe Claussell、Ian O'Brien、Larry Heard、Laurent Garnier、Alex From Tokyo、井上薫ら大勢のアーティストが賛辞のコメントを寄せているんですよ。そりゃね、多少は商業的な事があるのは分かってるけど、やっぱり良くなければコメント自体も残さないだろうとは思いますよ。つー事でこのアルバムを買いました。Kuniyuki Takahashiは札幌を拠点に活躍するアーティストで、今まではDego(4 Hero)のレーベルコンピやIan O'Brien監修のコンピに曲を提供したり、Ananda Projectのリミックスを行ったり、意外な所で活躍していたアーティストです。またはKOSS名義ではラップトップをフル活用した壮大なサウンドスケープを描き出したりもいていて、最近名前も知られて来ている様になっていました。そしてこの本人名義では、相当にネイチャー志向に傾倒したディープハウス〜クロスオーバーな作品を感動と共に送り出しています。ここではプログラミングと共に人力によるパーカッションやドラムス、ギター演奏を中心として、地球と言う大地に根ざした繊細かつ躍動的な音楽を奏でています。一般的にはハウスと言うジャンルに属する雰囲気に近いのですが、地球とシンクロしたその鼓動は僕らの周りに存在する自然音その物。きっと太古に人間が感じた地球本来の音色を、このアルバムからも感じ取れるのではないでしょうか。「We Are Together」とは人間だけでなく、周りの動物やそして地球までもを含めた事であり、そしてこれを聴く者も一緒だと言う事であるに違いない。北海道の有名なクラブ・Precious Hallへのトリビュート曲であるアフロかつダブな「Precious Hall」、また大地へと同化してゆく儚い「Earth Beats」は一聴の価値有り。じわじわと心の中に大地の音が浸食してきます。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:30 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Joi - Con Carino (Teichiku Entertainment:TECI-1028)
Joi-Con Carino
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前回「胸キュンハウス」なるものを紹介してしまったので、今回もムード満点のハウスを紹介しましょう。Joiは余り名は知られていないでしょうが、BlazeのKevin Hedgeが社長をしているWest End Recordsから作品をリリースしたり、Joe Claussellがリミックスをしたり、MISIAに楽曲提供をしたり、意外な所で活躍している日本人アーティストです。有名なDJもJoiの曲は回したりしているそうで、Ron TrentやDanny Krivitらもその中に含まれているそうです。さてこのアルバムなんですが、スパニッシュなハウスとイビザ的なチルアウトが半々な作品で、男でもうっとりと彼の魅力に落ちてしまいそうな心地良さがあります。ハウスの曲ではからっと乾いたギターカッティングが哀愁を漂わせ、幽玄なシンセが幻想的な世界を創っています。Joe Claussellがリミックスを引き受けたりするのも分かる様なハウスで、スピリチュアルハウス路線と言っても過言ではないかも。またチルアウトの楽曲は、微睡みに落ちていくアンビエントテイストが強く、イビザの美しく享楽的な風景が浮かんできます。「Sueno Del Sol」は最もその傾向が強く、神秘的なJoiのファルセットボイスとバイオリンの美しい旋律の絡みが最高ですね。アルバムの最後は、ボーナストラックでJoe Claussellリミックスを収録。相変わらずのチャカボコなパーカションとアコギが多用されて、スピリチュアルハウス全開の気合いの一曲です。

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| HOUSE2 | 21:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
FACE presents RON TRENT JAPAN TOUR 2006 @ YELLOW
2006/02/25 (SAT)
DJ : Ron Trent, Ryo Watanabe

SACRED RHYTHM, NRK MUSIC & THE REBELS OF DESOGM DECLARE "TRANSLATE" RELEASE PARTY @ UNIT
2006/03/03 (FRI)
DJ : Joaquin Joe Claussell

DEEP SPACE @ YELLOW
2006/03/05 (SUN)
DJ : Francois K

IRIZO @ WOMB
2006/03/10 (FRI)
Live: Vince Watson
DJs: Ken Ishii, Yohei Ishijima, GA9

VADE feat. TECHNASIA @ WOMB
2006/03/17 (FRI)
Live : Technasia
DJ : Charles Siegling

Mule Musiq presents Endless Flight meets Etoiles @ UNIT
2006/03/31 (FRI)
Live : Kuniyuki with Guitar Tsukahara, Henrik Schwarz
DJ : Henrik Schwarz, Gilber aka Chateau Flight, Kaoru Inoue

URBANPHONICS presents DANNY KRIVIT BIRTHDAY BASH @ YELLOW
2006/04/01 (SAT)
DJ : Danny Krivit

立て続けにBody & Soulの3人が来ますね、僕は多分どれも行きませんが。3月はVince WatsonとTechnasiaのライブが楽しみです。3月31日のUNITのイベントもちょっとマニアックな人には楽しみでしょうね。Ron Trentは久しぶりだから行きたいな。
| UPCOMING EVENT | 18:52 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joe Claussell - Translate (NRK Sound Division:NRKCD023X)
Joe Claussell-Translate
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発売される前からテクノ化テクノ化なんて宣伝されて、Francois Kに続いてお前もかと勘ぐってしまいましたが、蓋を開けると結構ハウシーじゃないですか。ニューヨークにおいてスピリチュアルハウスシーンを爆発させた張本人・Joe Claussellですが、最近のハウス全体がなんとなく進歩が無いと言うか余り元気がないように思え、彼も過渡期を迎えているのかもしれないですね。で最初に結構ハウシーだねと書いたけれど、今作は今までのジョーファンにはやっぱり身構えてしまう所があるかもしれないです。所謂アフロでトライバル、スピリチュアルなディープハウスではないのです。ハウスではあるけれど、紡がれるようにスムースな展開や一般的なハウスの温かみってのはありません。ハウスにある流れる様な展開よりも、チャプターごとに分けたような選曲と構成がまるで映画のサントラの様です。トラックリストは13曲の表記ですが、実際にはSEやインタールードを交え49曲も収録されているのです。今作に感じたのは、コズミック!そう、もっと広い世界が目の前に広がり、心は大地を離れ宇宙の中に放り出されてしまいます。例え一般的なハウスビートが無くても、全てを包括する柔軟でしなやかなそのプレイはエモーショナルの一言。ファンの期待を裏切るかもしれない新たな取り組みですが、美しく深い世界観と野心に満ち溢れるその前向きなプレイは成功だと思います。

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| HOUSE2 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Southport Weekender Vol.4 Mixed By Tony Humphries & DJ Spen (SuSU:SUALBCD14)
Southport Weekender Vol.4 Mixed By Tony Humphries & DJ Spen
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数年前は考えもしなかった量のMIXCDが、現在は大量にリリースされています。その中で注目を集めるにはやはりネームバリューや実力が必要な訳ですが、この「Southport Weekender」シリーズも十二分にブランド力がある中の一つだと思います。今までには以下のアーティストがミックスを手掛けております。

「Southport Weekender」Mixed By Joey Negro、Miguel Migs、Giles Peterson
「Southport Weekender Vol.2」Mixed By Blaze、Joe Claussell
「Southport Weekender Vol.3」Mixed By Dimitri From Paris、Jazzie B、Quentin Harris

そして最新「Southport Weekender Vol.4」はTony Humphries、DJ Spenが担当しています。半ば定番化しつつあるこのシリーズですが、きっとハウス好きには今回のチョイスもきっとグッと来るものなのでしょう。Tonyサイドは軽やかでスムース、直球ハウスなプレイ。爽やかな甘さと陽気なフレイバーに溢れ、どっちかと言うと部屋で落ち着いて聴きたいミックスですね。そして対照的にDJ Spenは起伏に富んだアップリフティングなプレイを見せつけています。こちらも甘さはありつつも、硬めの4つ打ち、ソウルフル系、ディープ系など程よく取り入れ、最後まで盛り上げて行くタイプかと。どちらかと言うとDJ Spenサイドの方が僕は気に入りました。とか言いつつも、このシリーズ自体には多少飽食気味なのも事実。質が低い訳でもないんだけど、やっぱりミックスシリーズが際限なくリリースされる時代、もうちょっとインパクトがあれば良いのにね。可もなく不可もなくと言った感じか。

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Check "Tony Humphries" & "DJ Spen"

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| HOUSE2 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Trip Do Rythmix The Seven Year Inch Mixed By MKL (P-VINE Records:PCD-2610)
Trip Do Rythmix The Seven Year Inch Mixed By MKL
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クロスオーバー系のMIXCDを紹介するのは久しぶりでしょうか。あんまり普段こぞって聴く程でもないしなかなか紹介出来ないのですが、この盤は久しぶりにキターって感じなので紹介する事に。かつて「Trip Do Brasil」と言うブリジリアンハウスやらボッサハウス、もしくはブラジリアンテイストを含んだトラックを集めたコンピレーションアルバムがシリーズでヒットしていたのですが、それらを3 Generation WalkingのMKLが選曲&ミックスしてしまいました。Jose Padilla、Doctor Rockit(Herbert)、Mental Remedy(Joe Clausselle & Jephte Guillaume)、Isolee、Larry Heard、Blazeなど豪華なアーティストから、素晴らしい曲を提供しつつまだ僕の聴いた事のアーティスト(それはこのジャンルに対する自分の知識の無さのせいなのだが…)まで幅広く選ばれ、世界を駆けめぐる旅行の様なミックスが施されています。ハウス、ジャズ、ブロークンビーツ、ヒップホップ、ブラジリアンなど選曲に統一性は無いものの、もっと大きな視点で見ると世界中を旅するようなクロスオーバーな感覚に溢れ、ジャンルの壁など気にしない包括性を感じる事が出来ます。元々はブラジリアン音楽の為に作られた曲を集めているので、一様に感じられるのはブラジルの陽気さでしょうか。燦々と輝く太陽の下、笑顔を振りまいて軽やかに踊る人達の姿を容易に想像出来ます。しかしやはりこのミックスはそれ以上の物を感じさせます。当初のコンセプトであったブラジリアンテイストよりも、現在の流行でもあるクロスオーバーシーンに対しての総決算的な意味合いが強いですね。4つ打ち、非4つ打ち、ビート、ジャンル、それらはバラバラでも決してダンスを止まらせないグルーヴを感じさせ、70分間を通して聴く内に世界旅行にいつの間にか出かけている事でしょう。クロスオーバー好きな人はもちろん、Joe Clausselleの様なディープハウス好きにもお勧め。

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Check "MKL"

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Southport Weekender Vol.3 (SuSU:SUALBCD11)
Southport Weekender Vol.3
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Joey Negro、Miguel Migs、Giles Petersonが担当した「Southport Weekender」、Blaze、Joe Claussellが担当した「Southport Weekender Vol.2」、そして三作目は何とDimitri From Paris、Jazzie B、Quentin Harrisの異色の組み合わせ。つうか3枚もあって一通り聴くだけでもお腹イパーイです。喜ばしいシリーズではあるが、ほんとファン泣かせなシリーズでもありますね。Dimitriは予想通りなディスコ系でとにかく弾けています。Quentinはムーディーな典型的NYハウス。個人的に一番気に入ったのが、Jazzie Bのソウル・ファンク系のMIX。基本的にはハウス系のMIXCDなのである程度スムースな選曲ではあるけれど、腰に来るリズムと艶めかしいファンキーさがツボです。ダウンテンポ〜アッパーまで自在に展開を広げて、終わりまで休む暇もなく楽しめますね。他の二人はセオリー通りのハウスとは別に、こうやって異色なMIXがあると逆に新鮮さが際立ちます。また三者三様の味があるので、自分の好みの一枚って言うのが必ずあるのではないでしょうか。全て聴く時は気合いを入れて聴きましょう。

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| HOUSE1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Ash Ra Tempel - Deep Distance
Ash Ra Temple-Deep Distance
なんか考えが及ばなかった組み合わせによる一枚が出ています。ジャーマンプログレ〜ニューエイジ〜ミニマリズムを横断するManuel Gottsching率いるAsh Ra Tempelの曲を、スピリチュアルハウスを提唱するJoe Claussellがリミックス!原曲は6分にも及ばないのにそれをJoeが一球入魂の23分越えのリメイク。かなり長い曲にもかかわらず全く長さを感じさせず、むしろもっともっと遠くにダイブしたい気持ちにさせる様なロングジャーニー。どこか愛くるしさを感じるメロディーラインと奥行きのある空間、薄く薄く延びては繰り返すエコー、そして終わる事の無い4つ打ちのリズム。これを聴いた人はその時点でインナートラヴェラーと化す。派手さはないものの、確実に効く一枚。

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| HOUSE1 | 21:33 | comments(6) | trackbacks(1) | |
Afterdark:Chicago (Kinkysweet Recordings:KSW013)
Afterdark:Chicago
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全然気付かなかったのだけど、いつの間にかその地方のレーベルに焦点を当てたハウスシリーズが出ていました。今回はChicago!今までに「New York City」「Paris」「San Francisco」など出ていますがやはりChicagoですよ。しかしChicagoと言えでもシカゴハウスでは無くて、ディープハウスのGuidance RecordingsとLarge RecordsのレーベルMIXCDであります。

Guidance Recordingsを担当するのはなんとディープハウス/クロスオーヴァーで大人気のAnanda Project!でもこの人ってDJ気質よりアーティストだよね?と言う事で予想通りお世辞にも余りMIXとは言えませんでした。ま、この人の場合選曲センスだよね。透き通る様でアトモスフェリック、基本的にちょっと憂いを帯びたメロディーのトラックが多い。ガツガツアッパーと言うよりは湿気を含み、ミドルテンポで緩急控えめに聴かせてくれる。もう夏間近なのに秋の夕暮れに合う様な、ムード満点のMIXCDだ。Guidance Recordingsのテーマ曲とも言える「Larry Heard-Theme From Guidance」、これを聴く為だけでも価値があります。Larry節満開の儚く、そして孤高の天上天下トラックだ。

片やLarge RecordsのMIXを担当したのは、Jask…ん〜全然知らないなぁ。そもそもこっちの選曲はちょっと微妙。Kerri ChandlerのDigitalsoulシリーズから一曲も入ってないし、Dennis FerrerやRoy Davis Jr.の曲も入っていない。どうゆうこっちゃぁぁぁぁ!!まあ内容は悪くないな。夏の海岸をドライビングしている時、真夏のビーチでバカンスする時、そんな気分にしてくれるアップリフティングでヘヴィーボトムなトラック満載です。ストレートな4つ打ちで腰をくねくね踊らせて、盛り上がれるでしょう。伸びのある切ないシンセ音が多用されて、微妙にテックハウス気味でもありますな。まあしかし何度も言うが、Digitalsoulシリーズ入れとけや…。このシリーズは良い曲一杯なのにな。MIXには合わないと言う事なのでしょうか?

どちらもMIXの流れを楽しむと言うよりは、レーベルの音を知る為のMIXCDって感じでしたな。どちらのレーベルも素晴らしい曲満載です。レコードを購入しない人にとっては、為になるMIX&コンピレーションCDです。

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| HOUSE1 | 20:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Louie Vega Presents Dance Ritual (R2 Records:R2LCD006)
Louie Vega Presents Dance Ritual
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Masters At Workのメンバーの一人、NY Houseのスーパースター、Louie Vegaの最新のMIXCDが既に出ています。Dance Ritualとは彼自身が開催していたイベント名だそうで、つまりはこのMIXCDは彼なりの相当の気合いを込めた物なのでしょう。ここ1〜2年の作品しか彼の作品を聴いた事はありませんが、彼の作品は思うにHOUSEと言う枠組みでは捕らえられない物だと思っています。ラテンやアフリカン、ジャズ指向が強くなりオーガニックでより土着的、生の演奏を重視したソウルフルな楽曲が多いと思うのですね。そしてそれはMIXを行う際にも顕著に表れていて、収録アーティストを見てもFranck RogerやJoe Claussell、Kerri Chandlerなどナチュラルな音を紡ぎ出す人が多いですよね。また単純な4つ打ちでハードに踊らせるのではなくて、人間の本能に直接訴えかけるようなグルーヴがここには存在しているのです。特に腰に来るリズミカルなパーカッションが、余裕のあるテンポでも踊らせる事を可能にしているのではないでしょうか。そしてJoe Claussell、Kenny Bobien、Masters at Workなどその他大勢、魅力的なメロディーを持った曲を選曲している事は、クラブだけでなく家で聴く事も可能にしています。普遍的なとか王道だとかそうゆうのってつまらない時もあるけれど、Louie Vegaの選曲センスは本物でしょう。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(1) | |
Jerome Sydenham - Ibadan People (Ibadan:irc043-2)
Ibadan People
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ハウスシーンにスピリチュアルでディープな旋風を巻き起こした、Jerome Sydenham主宰のIbadan。それはJoe Claussell率いるSpiritual Life Musicとも共振し、互いに影響を及ぼし合い現在のハウスシーンに多大なる深化をもたらした(はず)。このMIXCDはIbadanの貴重なるレコードを一纏めに聴く事が出来る素晴らしい物である。Jerome Sydenham自身をはじめ、Joe Claussell、Dennis Ferrer、Jephte Guillaume、Kerri Chandler等のキラートラックを収録し、近年の32 Project(Hiroshi Watanabe)、Nature Soul(DJ Katsuya)らの日本人トラックさえも使用されている。前述のアーティストの曲を聴けば分かると思うが、Ibadanによってハウスシーンは一気にアコースティック、オーガニック指向が進んだと思われる。特にIbadanは過去の遺産をリイシューする事にも力を入れているのだが、「Ten City-All Loved Out(Joe Claussell Remix)」は柔らかいギターの音色をフューチャーした初期の傑作である。全てはここから始まったのかもしれない。アフリカンリズムを継承するパーカッション、人間の手によって鳴らされるアコースティックな音、優しく人間の温かみに溢れたメロディー。Ibadanはそんなレーベルなのだ。結局言いたい事は「Body & Soul」好きには必聴。

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Body & Soul NYC Vol.3 (Wave Music:WM50060-2)
Body & Soul NYC Vol.3
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さぁ、今年も遂にこの時がやってきました。Danny Krivit、Francois K、Joe Claussellの3人が揃って催している「Body & Soul」 in Japan!!とにもかくにもハウスパーティーの中では一番の名実があり、現在では年に一度日本でしか行われていないので外人も参加したければ日本に来るしかないと言う、外人にとってははた迷惑なイベントだろう。そんなイベントを家でも体験出来るのがこのMIXCD。この3人が揃えば当然優良な物しか出来ないので、安心して買う事が出来ると思います。ディープハウスからトライバルハウス、ジャジーハウス、そしてデトロイトテクノまでおのおのの名曲がずらりと納められています。前半は深くトライバル的な展開で始まりますが、「Romain-Philly's Groove」が凄いな〜。素晴らしいトラックだとは小耳に挟んでいたけど、初めて今回聴いた瞬間にキタッ!!て感じだ。ぶっといグルーヴに躍動的なパーカッションが弾け、高らかに響き渡るトランペット?の音。クラブでかかればノリノリで腰をフリフリ、踊らずにはいられまいって曲だね。中盤ではデトロイトクラシックが2曲連続で使われているけれど、これはFrancois Kの趣味だなと思う。3人の中では一番前衛的と言うかやっぱり他の二人より頭一つ抜けている人だと思っています。Francoisは最近じゃDerrick Mayとも競演したり、テックハウス路線に力を入れたり自分の好みにも合っているしね。「Jaguar」は言わずもがなハウスに比べて人気のないテクノが、ハウスシーンに多大なる影響を及ぼした曲。深淵でもの悲しげな雰囲気に、神秘的なメロディーが反復し聴く者全てを魅了します。「Groove La Chord」もテクノ、ハウス両シーンで人気のある曲。切れ味鋭いシンセが被さる独特な曲です。後半ではメロウなハウスに移ってまた大きなボムが投入されちゃいます。そう「Elements of Life」、これがフロアを狂喜乱舞の世界に陥れる傑作です。ラテン調の陽気な打楽器が軽快に打たれ、爽やかな風に包まれる名曲です。そして爽やかになったのにラストではまたホットな「Casa Forte」によって暑くなってしまいます。Joe Claussellのリミックスと言う事もあり、強烈なトライバル感。この人ジャングルにでも住んでいたのでしょうか…。全体的に通して飽きずに聴ける、優良印を押して勧める事が出来るMIXCDですね。「Body & Soul」イベントの前にこれで予習するのが吉でしょう。

しかし日本でしかこのイベントを開催しない事には、やはりマネーの力が絡んでいるのだろうと少し寂しくなりますね。

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Franck Roger - In My Mind (Straight Up Recordings:SUP2024CD)
Franck Roger-In My Mind
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紹介するのが遅くなりましたが今の所、今年最もお勧めする事が出来るディープハウスアルバム。今までNeeds MusicやKenlou Records、Versatile、Straight Up Recordings、そして自身のReal Tone Recordsから膨大な量のEPを出してきたFranck Rogerの初のアルバムかつコンピレーションMIXCD。と言う事で一曲も新曲はありません。全て既発の曲ですが、それらをついでにさりげな〜くMIXしちゃってます。まあMIXCDとして聴くより彼の集大成として聴くべきでしょう。Danny KrivitやJoe Claussell、Louie Vegaもプレイしているのでお墨付きを貰っているけれど、それも納得の曲ばかり。特に「No More Believe」はJoe Claussellの「Southport Weekender Vol.2」にも収録されている激マッシブプッシュな、超スウィートアーバンジャジーハウス。ちょっとナルが入ったヴォーカルもさる事ながら、ポコスカとしたリズムに美しいピアノの調べが入ったLouie Vega級の極上トラック。Needs Musicからの「Ekobah」も当然素晴らしい出来。NEEDSよりはアタックが多少弱いけど、NEEDS風のコズミックでエモーショナルでジャジーハウス。Versatileからの「There Was A Child」はテクノよりな音が散りばめられて、フューチャリスティックな感じです。「Ichawo」はジャングル奥地を彷徨うかの様なトライバルと言うか、土着ハウスですね。どれもオリジナリティーに溢れ、メロウなピアノや抜けの良いパーカッション使いは文句の付けようが無いです。このまま成長すれば第二のLouie VegaかNEEDSかって感じ。むぅ〜、こんなに絶賛しちゃって良いのかな…。

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| HOUSE1 | 21:20 | comments(5) | trackbacks(2) | |
Pharoah Sanders - Love In Us All (Impulse:ASD-9280)
Pharoah Sanders-Love In Us All
今回はLPを紹介します。何故これを購入するに至ったかと言うと、昨日シスコのHPで色々試聴中にたまたま「"Love Is Everywhere"はJoe ClaussellやDavid Mancuso等も未だにプレイ」と言う売り文句に釣られて試聴し、今日速攻買いに行った訳であります。そして家に帰ってレコードに針を落とすと…むぉ〜う、なんてスピリチュアルで哀愁満載のジャズなんだろう。これは確かにJoe Claussellの音楽にも共通する、オーガニックで美しい音楽だ。なんつーか一曲20分の大曲で、テクノも時間が長い曲が多いので自分にぴったりであります。高揚感が長続きしてずっと気持ちよく聴いていられますよ。そもそもPharoah Sandersとは有名なサックス奏者らしく、ググルと一杯情報が出てくる。気になる人は自分で調べてちょ。でこの曲は特に人気があるらしいが、今までなかなか再発されずに一昨年にシスコがCDアルバムでがんばって再発したらしい。完全限定生産なので当然現在は廃盤、そして最近またまたシスコがLPで再発したのです。と言う訳で今日シスコで購入出来て、財布はスカスカ、しかし心はほくほく満足げであります。今更こんな事を言うのは遅いだろうけど、買うべし!買うべし!買うべし〜〜っっっ!全霊長類必聴!特にCDを見かけたら…僕に譲ってください、お願いします。

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| ETC1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Danny Krivit - Expansions Nite:Life 011 (NRK Sound Division:NRKMX011)
Danny Krivit-Expansions nite:life 11
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ハウスって結構ポピュラーなんだなと思う、日本でのBody & Soulの人気の過熱ぶりを見ると。ハウスは勿論Body & Soulだけじゃ無いと思うけど、なんであんなに人気あるんでしょうね?他にもいっぱい良いDJはいる。Francois Kはともかく、Danny Krivitはそんなに凄いのか?って印象が以前はありました。ハウスにソウルとかクラシックとか中心の選曲のイメージって言うのが、僕の中にはあった訳ですよ(実際はどうなのか知らないけど)。だから懐古主義みたいな感じで、Francois Kの一歩後ろに居る様に感じてたわけなんですね。しかしこのMIXCDではそれが思い込みである事を気付かせてくれて、ようやくDannyを見直す機会があったのです。(このnite:lifeシリーズ自体が優良な物なんですよね)

僕が好きなのはDISC1。これが本当に爽やかで晴れ晴れしいMIXになっているんだよね。Francois KやJoe Claussellのディープさと言う物は感じられないけど、むしろ身の軽さが上手く生かされてると思うのです。ハウス中心の選曲の中に、ボッサやジャズ、テックハウス等を随所に散りばめて上げ下げの展開を上手く作り、一本調子にならない流れのあるMIXが出来ているんではないでしょうか。重めのビートも少ないし深さも無いけれど、それでもDannyが楽しんでプレイしてる顔が浮かんでくる様なMIXです。クラブのメインフロアでかかると言うよりは、ラウンジでくつろいでいる時に流れたらすぅ〜っと疲れが取れる様な選曲。特に中盤の名曲中の名曲、808 State-Pacific Stateではあたかも楽園に来てしまったかのような錯覚まで覚えます。終盤のLost Tribes of Ibadan 3〜Noiseshaper〜Brooklyn Heightsに来て、NYディープハウスに移行してゆくのでお楽しみは最後にと言った感じですね。このMIXCDはあんまり古臭い感じがしなかったので、僕的に好印象でした。そういやDannyはMIXCDやRe-Editのみで自身の曲は出さないけど、曲は作らないのかしら?

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| HOUSE1 | 17:57 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Upcoming Event
2005/02/10 (THU) RECLOOSE JAPAN TOUR 2005 @ MODULE
DJ:RECLOOSE, KZA

2005/02/11 (FRI) IN:FLAME @ AIR
DJ:John Tejada, DJ SODEYAMA

2005/02/18 (FRI) ART OF SEDUCTION @ Yellow
DJ:KING BRITT

2005/02/19 (SAT) IAN POOLEY @ Yellow
DJ:IAN POOLEY, Remi, Nako

2005/02/25 (FRI) ROBERT HOOD JAPAN TOUR 2005 @ MODULE
DJ:Robert Hood

2005/03/05 (SAT) DEEP SPACE JAPAN TOUR 2005 @ Yellow
DJ:FRANCOIS K

2005/03/26 (SAT) CLASH06 @ ageHa
DJ:Juan Atkins, Ken Ishii, Hitoshi Ohishi

2005/04/01 (FRI) "The Theory Of Everything" Tour 2005 in Japan @ Liquid Room
Appearance:Octave One / R.N.G (Full Live Set)
featuring Ann Saunderson & P. Gruv

Special VJ:Chuck Gibson a.k.a. Perception

2005/04/02 (SAT) UNITE @ UNIT
Live:Le Petit Orb (Alex Paterson & Thomas Fehlman)
DJ:Alex Paterson ,Thomas Fehlman

未定だが3月AIRにJoe Claussell

とまあパーティーは腐るほどある訳だが、勿論全てに行ける訳じゃない。
個人的に行きたいのはプーリーとフランソワ、ホアンアトキンス、
プチオーブ(他も行きたいのはあるが…)。超やばめがやはりプチオーブか。
フェルマンとのコンビで来るんだし、期待せずにはいられない。
ホアンアトキンス+ケンイシイもデトロイト好きを裏切らない
プレイをするでしょう。
| UPCOMING EVENT | 20:05 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Body & Soul NYC Vol.4 (Wave Music:WM50094-2)
Body & Soul NYC Vol.4
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Danny Krivit、Francois K、Joe Claussellの3人が織りなすディープなハウスパーティーがBody & Soul。現在は休止中(解散?)なわけだが、大人の事情によりここ3年間はGWのみ日本で開催しているパーティーである。日本での人気がやはり高いと言う事なんでしょう、僕は行った事ないので良く分かりませんが。そのパーティーをCDで再現したのがこのMIXCDで、Body & Soulでかかった曲をコンパイル&MIXしている。曲だけ見ると随分ベタな選曲だねって、突っ込むとハウスファンは怒るのだろうか?だってFadeとかFatherとか、Earth Is The PlaceとかStar Suite、Keep On Movin'までもが一緒くたにMIXされてるんだもん。いや、勿論良い曲ばかりだと思います。あれもこれも単品で素晴らしい曲ばかりでハウスをこれから聴く人も、既にハウスのファンの心だって掴むに違いない。Fadeなんて僕もレコードで、何度も家で聴いたりする位の琴線震わす名曲だよ。しかしこれだけ良い曲ばかりなら、いっそMIXじゃなくてコンピでも良いんじゃないかと思ったりもするが。Body & Soulの3人がどれだけMIXに係わっているのかも謎だぞ〜。今年もBody & Soulやるのかな?ベルファーレは勘弁してくれよ。

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| HOUSE1 | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Respect Is Burning Presents:Respect To DJ Deep (Virgin Records:CDVIR134)
Respect Is Burning Presents : Respect To DJ Deep
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DJ Deep。聞いた事もないDJだなーとか思いつつ、この人のMIXCDを買うのは2枚目。なんで購入したかと言うとNEEDSが収録されてるから、ただそんだけです。それだけじゃなんなんで、ちょっと調べたのですがフランスの若き耽美派の旗手ハウサーと言う事らしい。トラックリストを見て頂けるとそれもご納得、ハイセンスで綺麗目のディープハウストラックを多様しています。しかし正直ベタ過ぎだろうと言った選曲でもあるけどね。逆にまだハウスを知らない人には、これが良い道標になるかもしれないね。「KCYC(Kerri Chandler)-I'm Not Dreaming」は太いボトムにめっちゃソウルフルなボーカルが乗った典型的ディープハウス。「Osunlade-Cantis a Ochun & Oya」は民族的なボーカルが特徴な流麗なハウス。「Sun Orchestra(Franck Roger)-Driftin」はMiguel Migsに似た爽やかなジャジーディープハウス。そして誰もが心を躍らせた「Louie Vega-Elements Of Life 」は南国のラテンの熱さに溢れたパーカッシブなハウス。「Kenny Bobien-Father」はファルセットな声に導かれるゴスペルハウス。そしてお待ちかねラストは「Needs-Brother」、ジャジーディープハウスの基本中の基本です。こんな感じで僕の様にハウスに詳しくなくても知ってる曲ばかりの、Classic of ClassicsなMIXCDなのでコンピとしても充分イケテル一枚だと思うのです。Kerri ChandlerJoe ClaussellMiguel Migs辺りが好きな人には格好の一枚だと思いますよ。

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| HOUSE1 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Louie Vega - Elements of Life:Extensions (Vega Records:02VEG02)
Louie Vega-Elements of Life:Extensions
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今年大躍進した人の一人、Little Louie Vega。Masters At Workと言うユニットにおいて絶大な影響力を誇るアーティストだけど、僕個人としてはソロ名義の方が好みです。ソロ名義ではもっとワールドワイドでオーガニックなラテン、アフロなハウスを展開してるんだけど大人としての渋みがあると思います。そしてこのアルバムはオリジナルアルバム「Elements of Life」のリミックス+新曲(そういや最近はリミックスアルバムを出すのが流行ってるな…)です。オリジナルが真夏の熱気ムンムンなハウスだとすると、このアルバムは夏をクールダウンするための物であるように思えます。リミキサー陣には、Kenny Dope、Joe Claussell、Frankie Feliciano、DJ Gregory、MAW、DJ Spinna等の黄金面子が敷かれていて申し分無い内容です。Kenny DopeやDJ Spinnaはヒップホップみたいにざっくりした感じに、Joe Claussellはいつもより爽やかに小気味良くパーカッションが弾ける感じに、全体的にやはり生音中心のオーガニックハウス。新曲も申し分なく「Love Is On The Way」のアコースティックバージョンや、なんと言ってもCandidoのカバー「Thousand Fingered Man」が激ヤバです。オリジナルは聴いた事ないんだけど、「Candido〜」と言う呟きが入りリズミカルな軽快なリズム群、そしてサビの哀愁漂わせるメロディー、ソロではトランペットが自由に駆け巡る真夏の一枚です。ん〜もう、このアルバムはオリジナル以上に良いかもしれん。色んなリミキサーが参加してるにも関わらず、みんなで裏で相談しあって決めたような統一感。非の打ち所が無いですね。真夏に出してくれたら良かったんですけどね…。

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| HOUSE1 | 22:09 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Ananda Project - Re-Release (Nite Grooves:KCD222)
Ananda Project-Re-Release
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1stアルバム、Releaseがいきなり大ヒットしたAnanda Projectの更なる攻勢は、大勢の素晴らしいサポーター達によってなされた。Joe Claussell、King Britt、Kyoto Jazz Massive、Blaze、Little Louie Vega、そして自身のWamdue Project等によるRelaeseの丸ごとリミックスアルバムはより広がりを持ったクロスーオーバーな作品となった。Joe ClaussellやBlazeはざっくりとアフリカンでリズミカル仕上げを。Wamdue Projectは4つ打ちで流麗にアンビエントな展開も見せる。Little Louie Vegaは最近と似た様なアコースティックさを強調した、すっきりとした感じに。Kyoto Jazz Massiveはまるで自分たちの作品かの様に、エレピを強調したジャジーなムードに。各人のおのおのの特徴が良く出ていると思う。これだけのアーティストが参加しているととっちらかった印象も感じるかもしれないが、アルバムを通して聴いても違和感はない。むしろこれでもAnanda Projectの一つのオリジナルアルバムとさえ思えるのだ。

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| HOUSE1 | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ananda Project - Release (Nite Grooves:KCD217)
Ananda Project-Release
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今週末にYELLOWにDJ SPINNAとKenny Bobien、そしてAnanda Projectもやってきます。残念ながら僕は今回は行けませんが、DJ SPINNAは聴いてみたかった。そして今やハウスでは定番となりつつChris BrannことAnanda Projectですが、バンド編成で艶のある生っぽいライブをします(今回はYELLOWなんで少人数編成かも)。Anandaは僕がハウスに入り始めた頃良く聴いてた様な気がします。とにかくエモーショナルの一言。メロディー作りにかけては本当天才だと思います。そしてラテン、アフロの影響が強く出た南国っぽくもあり深淵さも兼ね備えたディープな作り。基本は4つ打ちだけど、ジャジーな展開も見せたりアレンジは上品です。ジャケットは夜の海なんだけど、ほんとそんなシチュエーションで聴きたくなります。ハウスを知らない人には真っ先にこれは薦めたくなる作品だし、もちろんハウスを聴き込んでいる人だって嫌いな人はいないんじゃないかと。Joe ClaussellやJerome Sydenhamのようなスピリチュアルって感じです。あぁ、夜にしっとり聴いて癒されます。

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| HOUSE1 | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fusionism
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クラブジャズ/フューチャージャズをメインに紹介しているREMIX編集部が制作したレビュー本。余り僕はクラブジャズとかには詳しくないので、こうゆう本があるととても有り難いです。4 HERO、Jazzanova、Kyoto Jazz Massive、Calm、Nicola Conte、Ian O'Brienと言ったクラブジャズ系が多く紹介されているけど、それだけではない。クラブミュージックはクロスオーバー化し、ハウスもテクノもソウルもファンクもラテンもブラジリアンも色々混ざる様になってきている。その為にクラブジャズを狭い範囲だけで語る事も出来ないので、USディープハウスや西ロン系、ヒップホップ等広範囲に渡ってCDの紹介がされている。Carl CraigやTheo Parrish、Moodymannが紹介されるのは嬉しい事だし、Joe ClaussellやRon Trentの紹介もある。その他有名無名関わらず膨大な数のレビューがある。読むだけでも楽しいし、読む内にあれこれCDが欲しくなってしまう。勉強本として重宝してます。
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 17:21 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Franck Roger
Franck Roger-Ekobah Franck Roger & M'Selem Featuring Chris Wonder-No More Believe Franck Roger & M'Salem Feat. Chris Wonder-You Can Be The One
左からFranck Roger-Ekobah
    Franck Roger & M'Selem Feat. Chris Wonder-No More Believe
    Franck Roger & M'Salem Feat. Chris Wonder-You Can Be The One

注目してる人はとっくに注目してるだろうFranck Roger。Sun Orchestra名義で活動していたけど、去年にNeeds MusicからEkobahを発表してから気になっていました。EkobahはNeedsレーベルらしくジャジーハウスで、ハモンドオルガンのしらべが美しいです。で今年になってKenlouから発表したNo More Believeが絶品。これは「Southport Weekender Vol.2」でJoe Claussellも回してたあの曲です。MAWぶりのハウスを展開。一聴して覚えるそのメランコリックな旋律に、きっと虜になる事間違いなし。Louie Vegaの最近の甘い路線なんかにも近いですよね。そして最近出たYou Can Be The Oneもその流れを継ぐ、盛り上がり必至の名曲。ジャジーなピアノとリズムの良いパーカッションが最高です。Chris Wonderの甘いヴォーカルもトラックに華を添えますね。今年になってからもう6枚位?はEPを出してると思うけど、とにかくどれも水準は高いです。Needsと共に最近の一押しです。

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| HOUSE1 | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Southport Weekender Vol.2: Mixed by Blaze & Joe Claussell (SuSU:SUALBCD7)
Southport Weekender Volume2
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ハウスはそんなに詳しくないけれど、そんな僕でもどうしても欲しくなってたCDがこれ。ブレイズのケビンヘッジとジョークラウゼル!!がMIXですよ。ジョーと言えばスピリチュアルでディープで、ああホントに大好きなアーティストで熱がこもってしまいます。発売前からトラックリストを見てとにかく欲しかった。

まずはジョーの方から紹介。幕開けはChris Brannでゆったりと幻想的に始まる。3曲目で人気上昇中のFranck Roger、NEEDS風味なジャジートラックで盛り上げます。続いて爽快なボーカルハウス、Divinity-Find A Way(Danny Krivit Edit)、更にPassion Dance Orchestra-Worlds(Theme 2)ととにかく大ネタ使いまくり。中盤ディープめになり後半でジョーの名曲Awadeから今年最高のハウストラック、Louie Vega-Love Is On The Wayに繋がり最高の盛り上がりを見せます。軽快なラテンパッカーションに甘いボーカル(ブライズの片割れジョシュミラン)が乗ったこの曲は、もうすぐ出るLouie Vegaのアルバム「Elements of Life: Extensions」に収録なのでお見逃さずに。通して聴いた感想としては、以前に出たMIX The VIBEと言うMIXCDよりは明るめだし、ハウスの入門者にも聴きやすいトラックが多いのかなと思います。一曲一曲が素晴らしく、軽快でボーカル入りのが多いし。ディープさは薄れましたが、内容はもちお薦め!

お次はケビンの方。全体的にアップテンポなボーカルハウスかな。ブレイズの曲が好きな人なら、気に入るんではないかと。ジョーの方に比べてはしょっちゃってすみません。ブレイズにMIXと言う事は特に求めていないので、彼らは純粋にトラックメイカーである事を期待しています。そうゆう意味では6曲目のBlaze-We Are Oneは高揚感のあるピースフルな素晴らしいボーカルトラックですよ。

何にしてもハウス好きな人は、買って損はございませんよ。

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Check "Blaze" & "Joe Claussell"

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| HOUSE1 | 22:21 | comments(3) | trackbacks(1) | |
Upcoming Event
2004/09/24 CROSS MOUNTAIN NIGHTS @ WOMB
DJ SHUFFLEMASTER

2004/10/09-10 Sonarsound Tokyo 2004 @ 恵比寿ガーデンホール
Akufen,JUAN ATKINS x CARL CRAIG,KARAFUTO,
Rei Harakami + Shiro Takatani(dumb type),
Hiroshi Watana.be aka Tread Kaito Quadra,
SKETCH SHOW + RYUICHI SAKAMOTO = Human Audio Sponge,etc…

2004/10/11 "NAGISA" MUSIC FESTIVAL @ お台場野外特設会場
太陽(HOUSE/TECHNO STAGE):
FRANCOIS K.,KARAFUTO,EMMA,KAITO,EYE,HANA

星(HOUSE/LOUGE STAGE):
DJ NORI,DJ FUKUBA,ALEX FROM TOKYO,KENJI HASEGAWA,SUGIURAMN,
DUCK ROCK,DAVE TWOMEY,ROBERT PALMER

月(TRANCE/TECHNO STAGE)
空(Nagisa Posivision BAR)
風(Zavtone Chill Out Lounge)

2004/10/15 ELECTRIC SKYWALKERS SYSTEM 7 JAPAN TOUR“ENCANTADO”@ Unit
System 7,ARTMAN

2004/10/16 REAL GROOVES VOL.2 @ Yellow
JORI HULKKONEN,JESPER DAHLBACK

2004/10/23 SACRED RHYTHM @ Yellow
JOAQUIN 'JOE' CLAUSSELL

2004/11/26 Electraglide 2004 @ 幕張メッセ
Prodigy,Darren Emarson,Tim Deluxe,!!!,etc…

かなり久しぶりにシャッフルマスターがプレイ。でもいきなり決まっても予定あるし行けないし…。これを機にまたDJ活動再開を望みます。
デリックメイが出るはずだったソナーサウンドは代わりにホアンアトキンスが。カールクレイグもいるしハラカミもいるしワタナベさんも出るし、何と言っても元YMOの3人が集結。でもチケット代がきつい。二日間もやらずに一日だけで集中してやって欲しいです。
代わりにNAGISAですがフランソワやカラフト、そしてカイトのライブもあって当日券でも2000円。これに行かないでどうする?!?!ギャラリーの4人も出るし安くて豪華なイベントです。
システム7行きたいなぁ…もう年寄りなのにすげーサイケデリックでパワフルなライブだしな。ジョークラウゼルも行った事ないから、一度は行きたい。でも激混みで踊れなそう。ヨリハルコーネンは去年行ったけど、ガラガラでした。日本での知名度低すぎだよ(#゚Д゚)
で、エレグラですが、特に言う事はありませんね。始まる前から終わってるイベントです。プロディジーなんか呼んでどーすんねん。終了です、ち〜ん…
| UPCOMING EVENT | 14:50 | comments(3) | trackbacks(0) | |