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Fabrice Lig - Purple Raw Vol. 3 (Systematic:SYST0117-6)
Fabrice Lig - Purple Raw Vol. 3
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ベルギー屈指のデトロイト・テクノのソウルを受け継ぐFabrice Lig、数年前には遂に本家Planet-Eからも作品をリリースする等、そのマシンソウルを伴う才能はデトロイトからも正当に評価されている。勿論単にデトロイト・テクノの模倣ではなく、彼の音楽を聞けば分かる個性を持ったユニークな存在で、ヨーロッパ的な洗練されたテクノの要素を込めてデトロイトを再解釈したような音楽性が特徴だ。本作はVo.3というタイトルから分かる通り2008年に始まった『Purple Raw』シリーズの3作目となるが、余りシリーズ毎の脈絡というものはに受けられないので気にする必要はないだろう。本作で特筆すべきはテクノでは大人気アーティストになったJoris Voornが元々はVol.2に収録されていた曲をリミックスしている事で、"Gravitational Voyage (Joris Voorn Edit)"ではエディットの体の為大きくはいじられていないが、やや過剰さもあった原曲を丁寧に研磨してよりシャープなテクノへと生まれ変わらせている。元々かなりデトロイト・テクノ色が強くメロディーも大胆な動きを見せてエモーショナルではあったものの、ここでは機能性が重視されてひんやりとしたテクノの質感が打ち出されている。"Returnelle"の方がFabriceらしい個性がより強く感じられるだろうか、錆びたアシッド感もあるコズミックなアルペジオが大胆に躍動しながら金属がひしゃげるようなエフェクトも加えて、ロウで粗い攻撃性が肉体に突き刺さるような激しいテクノは真夜中のダンスフロアでも個性的に鳴るだろう。同様に"Dark Commodore"もアシッドというかブリープ音というか独特なシンセを効果音的に用い、背景からは薄っすらと情緒的なパッドが現れてきて徐々に恍惚の高みへと上り詰めていくような展開のある大仰なテクノだが、黒人のファンクネスとはまた別のファンキーな要素を感じ取る事も出来るだろう。Jorisの正に"デトロイト"なエディットも良いが、Fabriceらしい個性という物は残りの2曲に端的に現れている。



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| TECHNO13 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn - This Story Until Now (Green:GR23)
Joris Voorn - This Story Until Now
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オランダのテクノ貴公子とも呼ばれたJoris Voorn。2013年のEPである「Ringo」(過去レビュー)以来、3年ぶりとなる新作が自身で主宰するGreenよりリリースされた。2000年代前半にデビューを果たした頃はサンプリングを多用しつつもデトロイト・テクノに影響を受けたメロディアスな作風が耳を惹きつけたものの、それ以降はDJ向けの機能重視にミニマル性の強いテクノやド派手なサンプリングによるフィルター・ハウスなどの作品が中心となり、ややエモーショナルな性質は後退していた時期もあったと思う。しかし前述の「Ringo」では物憂げで心に染み入る情緒を持った作風が復活し、往年のファンが期待しているであろう作風が戻ってきている予兆は既にあった。そしてそれは間違いではなかったようで、この新作でその予兆は現実のものとなった。"Dawn (Green Mix)"は間違いなくデトロイト・テクノに影響を受けたスタイルで、哀愁を奏でるピアノのコード展開と美しいシンセストリングスが感情の昂ぶりを誘発し、シャキシャキとしたハイハットと端正なバスドラの4つ打ちの抜き差しで劇的な展開を作る。彼の代表曲でもある"Incident"にも匹敵すると言っても過言ではないピークタイム向けのテクノであり、つまりは誰がプレイしたとしてもフロアが爆発する位の魅力的なトラックだ。"Looks Fake Obviously"もメロディアスな作風では共通しているが、アルバム『Nobody Knows』で披露したプログレッシヴ・ハウス寄りの大きなスケール感もあり、中毒性が高い響きのあるシンセやベース・ラインを用いてじわじわと盛り上げていく作風は間違いなく大箱向けだ。ここまでのエモーショナル性の高い曲は彼にとっても久しぶりだろうし、デトロイト・テクノへの憧憬を素直に自身の作品へと反映させているのも伝わり、ファンとして大手を振って喜ぶべき作品だ。



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| TECHNO12 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn - Fabric 83 (Fabric Records:fabric165)
Joris Voorn - Fabric 83
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かつてRichiw Hawtinが成し遂げたPCによって各曲を最小のパーツにまで分解し、それらを再度組み立て上げて同時に複数のパーツを層のようにミックスする事で、新たなる曲として創造する手法は今では決して珍しいものではない。またその手法が時としてライブ感を失い、見せびらかすように芸術的な面だけを強調してしまう恐れは多々あり、例えばオランダのテクノ貴公子ことJoris Voornについては典型的にその例に挙げられよう。活動の初期は複雑なミックスをする事なくテクノ・クラシックも多用しながら若いエナジーが溢れがつがつとフロアを盛り上げていたプレイも、近年リリースしたMIXCDでは多数の曲を糸を細かく編み込むような芸術的なミックスを披露する事に専念し、何かクラブの衝動は欠けていたように思われる。そんな折、新たに発表されたFabricシリーズからのMIXCDには、何と20トラックの中に65曲を詰め込むという以前からの手法を踏襲した内容だ。そこにまたもクラブの熱狂は存在しているのか不安になったが、そんな心配はどうやら杞憂だったようだ。本人が「Abletonがターンテーブルなどでは成し得ない、エディットとミックスとリミックスを可能にした」と述べているように、正にPCでしかありえない重層的なミックスをしながら各曲の繋ぎ目さえも消え去ったシームレスなプレイを披露しているが、それはまた目的ではなく手段として活かしながら、ミックスによって新たなる曲を創造しながらフロアのディープな感覚も確実に残す事に成功している。Jorisらしい美しいメロディーや感傷的なムードに甘い陶酔感はたっぷりと発揮されているが、侵食され何時の間にか抜け出せないミニマルな機能美やドラッギーなトランス感は間違いなく真夜中のフロアで体験出来るそれであり、それらが自然と一体化してドラマティックな世界観を構築している。また単にテクノやミニマルだけでなく、プログレッシヴ・ハウスやスピリチュアルな歌モノやエレクトロニカなど、多様なジャンルの音から要素を抽出しながらそれを違和感なく溶け込ませる手法は、ここをピークに迎えているようだ。勿論本作のような余りにも緻密な構成は生のプレイでは再現する事は不可能だろうが、しかしリリースされる作品としては本作は究極的な表現でもあり、それがフロアの空気も伴っているのだから素晴らしい。



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| TECHNO12 | 20:30 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Roland Klinkenberg - Construct (Green:GR107LP)
Roland Klinkenberg - Construct
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オランダのテクノ貴公子・Joris Voornが主宰するGreenから、同じくオランダ出身のRoland Klinkenbergによる新作がリリースされている。Klinkenbergについて耳にするのは初めてだったが、調べてみると90年台から25年にも渡って活動しているベテランアーティストであり、膨大な名義を用いて既に100以上のテクノやトランスの作品をリリースしているようだ。しかし、もし彼の過去の音楽性を知らなくとも、例えばJorisの音楽を好きである人ならば、その音楽性を継承する本作を迷う事なく手にすればきっと気にいる筈だ。"Construct #1"からしていきなりJorisの曲かと間違える程の作風で、幻想的な分厚いシンセのサウンドが雲の様に淡い層となりエモーショナルな空気を発し、パーカッシヴで小気味良いリズムでさくさくと爽快に疾走するテクノは、壮大な音響空間もありフロアで快楽的に響くだろう。"Nuages"はJorisのメランコリーな作風が強く、甘く囁くような女性のボーカル・サンプルやプログレッシヴ・ハウス影響下のシンセの音使いがしっとりとした情感を生み出し、温かみさえもある郷愁たっぷりなテック・ハウスだ。"Neversleeps"もメランコリックなメロディーや淡く幻想的な音使い、そしてファンキーなボイス・サンプルをアクセントに用いながら、反復と音の抜き差しで気持ち良く引っ張っていく。"Yani"はよりシャープかつ揺れるリズム感があり、もこもことしたアブストラクトな音像の奥に煌めくような音が時折現れるが、突き抜ける事はなくエネルギーを溜めながらじわじわと引っ張り続ける継続感がある。どれもこれも実に初期Jorisの音楽性を踏襲し、もし近年のJorisに満足出来ていない人にとっては、これこそがそれを補完するに値するだろう。そして本アナログには何とアルバムのダウンロード・コードも付いており、EPの世界観を更に拡大してテクノやテック・ハウスにアンビエントまで、ダンスからリスニングまでを網羅する壮大な叙事詩のようなスケール感の大きさを披露している。それらはかつてのTechnasiaやJoris Voornが展開してきたデトロイト・テクノのエモーショナル性に影響を受けつつ、ヨーロッパの洗練された音で表現した音楽であり、ストーリー性のある見事な出来栄えだ。



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| TECHNO12 | 13:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn - Nobody Knows (Green:GR106CD)
Joris Voorn - Nobody Knows
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誰が呼ぶのかオランダのテクノ貴公子とも称され、若くしてスターダム路線を歩むJoris Voorn。2004年にリリースした"Incident"は数年に渡り多くのパーティーでプレイされるアンセムとなり、またその後のディスコ・ハウス路線となった"Sweep The Floor"や"The Secret"も大箱受けする作風が注目を集め、優秀なトラックメーカーとしての評価を獲得している。また"Future History"や"From A Deep Place"の2枚のアルバムではストーリー仕立てのような壮大な展開と、メロディアスかつソウルフルなテクノの音によって、単なるクラブ向けのトラックを手掛けるだけではないアーティストとしての深みを披露した。そこから7年、遂に待ちに待った3枚目のアルバム"Nobody Knows"が完成した。この間にJorisはイビサなどの享楽的な大箱などの場所でもプレイするようになり、そしてフロアでこそ映えるような機能性重視のトラックを量産してたが、新たに到着したアルバムは恐らく大方の予想を裏切るようなリスニング重視の音楽性となっている。アルバムの冒頭を飾る""The Monk"からしてサウダージを匂わせるスパニッシュギターの響きと物哀しくもあるシンセが情緒を感じさせる、まるでサウンドトラックのようなアンビエント系の曲で、この時点で驚きを隠さずにはいられないだろう。続く"A House"ではKid Aなるアーティストを採用し歌モノを披露しているが、最早テクノと言うよりは電子音楽によるバラードと言った趣さえも発し、かつてない程のエモーションを滲ませる。"Homeland"でようやくビートが入ってくるがここでもMatthew Dearをボーカルに起用しているが、決して激昂させるようなビートはなく甘く切ない空気を発し、フロアの喧騒からは遠く離れた安堵に包まれた場所へと誘われる。このようにアルバムはアンビエントとエレクトロ・ポップを中心にテック・ハウスの要素を少々と、彼がEPで手掛けていたパーティーで映えるような曲とは対照的な、実にしっとりと聴かせる要素が前面に出ている。アルバムの中盤ではかつてのJoris Voornのエモーショナルな要素とフロアでの機能性が打ち出た"Ringo (Album Version)"や"Mugged"が用意されており、決してダンス・トラックも無い訳ではないが、いわゆる享楽的なムードとは無縁の位置にあるだろう。しかし、彼が何故にこのようなアルバムを製作するに至ったのか。瞬く間にスターダムへとのし上がり、余りにも大きく享楽的なクラブやフェスティバルでプレイをする喧騒にまみれた生活からの反動だったのだろうか、本作での過剰なメランコリーには全く疑問を感じない訳ではない。勿論Joris Voornらしいメロディーやコードを丁寧に聴かせる音楽性は変わっていないし、作品が決してつまらない音楽でもないのだが、何か期待していた方向から外れていると言う事も否定は出来ないのだ。



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| TECHNO11 | 13:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Dark Science - Rain (Rejected:Rej032)
Dark Science - Rain
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近々7年ぶりとなるアルバムをリリースする予定であるオランダのテクノ貴公子・Joris Voornだが、その前にDark Science名義では10年ぶりとなる新作も要チェックだ。2012年の"Incident (Miyagi)"、2013年の"Ringo"とどちらもがJorisのメランコリーな音楽性へと大きく傾いた作品ではあったが、本作に於いては対照的にダンス・ミュージックとしての疾走する躍動感に重点を置いている。A面の"Rain"はシャキシャキしたざらつきのあるリズムに図太い4つ打ちのキックで始まりDJツール性を打ち出しているが、更にうっとりとする耽美なシンセのコード展開でムードを盛り上げ、そこにサックスのソロがジャジーな色気を付け足していくハウス・トラック。盛り上げ方を熟知したその上手い展開の作り方やメロディーセンスなど、トラック・メーカーとしての才能を十分に発揮したこの曲は、誰がどうプレイしようとダンス・フロアを賑わすだろう。B面の"Rust"もやはりキックに厚みがあり迫力は十分だが、アシッドにも似たレイヴ感が炸裂するベースラインの上をファンキーなボーカルサンプルが反復し、16符スネアロールのブレイクを用いて混迷にフロアを掻き混ぜるような狂ったような勢いがハイエナジーだ。ムーディーで色気のある"Rain"にしろレイヴ感溢れる"Rust"にしろ重圧感のあるハウス・グルーヴ感が常に走っており、この勢い良く突き抜けた2曲はパーティーで即戦力となる事は間違いないだろう。



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| HOUSE10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/10/12 Red Bull Music Academy presents Dohyo-Iri @ Air
クラブ・ミュージックに限らず若き才能を発掘し育てる事を役目とするRed Bull Music Academy。2014年も日本は東京に於いてほぼ一ヶ月の間、それに関連するパーティーが怒涛の勢いで開催される予定だが、そのオープニングとなるのがこのDohyo-Iri。ここでのメインとなるのは来日がほぼ3年ぶりとなるニュージャージー出身のKerri Chandlerだ。ハウス・ミュージックというジャンルに於いては勿論の事、テクノ方面からも支持されるエレクトロニックで硬質なトラックに心温まるエモーショナルなメロディーや歌を絡ませたその手腕は、これぞデジタル・ソウルと呼ぶに相応しい。また古典的な音楽性に留まる事なく最新テクノロジーをも駆使した楽曲性やDJプレイには、オープンマインドな精神性を伺えるなど、ハウス・ミュージックの過去と未来を紡ぐアーティストなのである。
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| EVENT REPORT5 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/2/1 Gift feat. CASSY @ Air
UnitにてCabaretを主宰するdj masdaが、昨年末から新たに立ち上げたパーティーがGiftだ。今回はその2回目の開催となるが、そのゲストには過去にCabaretにも出演している女性DJのCassyを迎えている。過去にはPanorama Barでレジデントを務めCocoonやFabricからリリースしたMIXCDは高い評価を得ているが、当方にとっては実際に生でDJを体験するのは初めてだったので大いに期待していた。
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| EVENT REPORT4 | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/12/7 Groundrhythm 11th ANNIVERSARY @ Air
井上薫がレジデントを務めるgroundrhythm。Airがオープンしてからはその場所で最も長く続いているレギュラーパーティーだが、遂に11年目が終わると同時に12年目へと突入する。移り変わりの早いクラブミュージックの業界に於いて10年以上もの継続した活動は簡単なものではないものの、ディープ・ハウス〜テクノと時代と共に音楽性に変化を見せながらコスモポリタンな個性を主張したミュージック・ジャーニー的なDJプレイだからこそ、今でもファンを魅了しながらgroundrhythmは続いている。そして11周年のアニバーサリーは外部からゲストを呼ぶこともなく井上薫によるロングセットがメインとなるパーティーであり、groundrhythmが井上薫と言うアーティストを中心に動いている事を強調する一夜となった。
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| EVENT REPORT4 | 00:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn - Ringo (Green:GR15)
Joris Voorn - Ringo
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活動初期の頃とは打って変わって最近は制作活動は控え目に、世界各地をDJ業で渡り歩いているオランダのテクノ貴公子であるJoris Voorn。一度人気が出てしまえば、時間を掛けてトラックを制作するよりもお金になるDJ中心になるのはこの業界の宿命だが、トラックメーカーとして本当に素晴らしい才能を持つJorisにはやはりトラックメーカーとしての期待をせずにはいられない。そんな要望に応えたのが久しぶりの新作である"Ringo"。何とも可愛らしいタイトルだが、暫く続いていたディスコ・ループなDJツール特化的な曲ではなく、初期のようにデトロイト・テクノらしい叙情が際立つメロディアスな音楽性へと回帰しているのは嬉しいばかり。物憂げで切なさが込み上げるしっとりしたメロディーが強く軸として浮き出ており、対して鋭いリズムトラックがしゃっきりとしたビートを刻み、ツール的な要素を保ちながらも耳に鮮烈に残る楽曲性はJoris Voornの才能が光っている。そして"Ringo (Rework)"はよりサンプリングによる強力なアレンジが施されており、弾けるパーカッションや刻まれたボイスサンプリングが散りばめられ、大仰な展開を繰り広げる事でピークタイムを飾るに相応しい曲となっている。フロアでの時間帯、そして盛り上がりによって使い分けの出来る2バージョン収録されているが、どちらもJoris Voornに期待していたメランコリーな音楽性が戻ってきており、文句無しの内容だ。



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| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Funk D'Void - Balance 022 (Balance Music:BAL006CD)
Funk DVoid - Balance 022
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大物のテクノ/プログレッシヴ・ハウス系のDJを起用して人気を博しているミックス・シリーズ"Balance"の最新作は、グラスゴーを代表するテクノ・アーティストであるFunk D'Voidが担当している。綺麗目のテック・ハウスや壮大な展開のプログレッシヴ・ハウスもこよなく愛すD'voidならば、このシリーズに起用されるのも至極当然であり、恐らく多くの人が彼に期待しているミックスを期待通りに手掛けている。本作では彼自身のルーツをも意識してミックスしたそうで、CD1にはLos Hermanos、Vince Watson、Spirit Catcher、Delano Smith、Monty Lukeなどデトロイト周辺、またはそれに影響を受けたアーティストの曲が多く収録されている。基本的には4つ打ちのダンススタイルではあるが無闇にアッパーにする事もなく、D'Voidらしい透明感や清潔感を保ちながらテクノ/ハウス/ミニマルを滑らかに綱渡りするスタイルだ。高低差のある山と谷を行き交う派手は展開は無いが、スムースなミックスによってじわじわとD'Voidのテッキーな世界へと引きずり込む手腕はなかなかのもの。一方CD2の方は真夜中の熱狂的なダンスフロアからは少々距離を置き、どちらかと言えば朝方になりなだらかに終焉に向かって行くような、またはベッドルームでのBGMにも適したリスニング系として選曲されている。Lucid Nationのシネマティックな曲から始まり、Kolomboによる極上のバレアリックを通過後、Steve Reichによるミニマルなアンビエントの"Electric Counterpoint"へと繋がる序盤の流れは本当に素晴らしい。その後Space Dimension Controllerの切ないスペーシーなテクノである”Journey To The Core Of The Unknown Sphere"、Vince Watson変名の男泣きアンビエント"Celtic Beauty"、Joris Voornによる"Re-2001"など幻想的なシンセの壁に包まれ、そこから流麗なテック・ハウスで穏やかな波に揺られつつ終盤ではファンキーな流れでクライマックスを迎える。2枚組と言う事で少々情報過多な量に食傷気味になるのも否めないが、そこは2枚のCDでコンセプトを分けた点である程度は解消されているし、Funk D'Voidらしさは期待を裏切る事なく表現されていると思う。

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| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/1/5 KMS RECORDS "TRIBUTE TO DETROIT" @ Air
2013年も遂に始まりましたが、その一発目のパーティーはデトロイトテクノのベルヴィル・スリーの一人であるKevin Saundersonが登場。Juan Atkinsがオリジネーターであり、Derrick Mayはイノベーターであり、そして一方Kevin Saundersonはと言うとエレベーター、つまり売り上げ的な面も含めて最もデトロイトテクノを高みに上がらせたアーティストです。コマーシャルな作風ではありつつもテクノ/ハウスの両面でヒット作を量産し、メジャーへ殴り込みを掛けたその功績は疑うべくもありません。そして今回は彼が主宰するKMS Recordsをフィーチャーしたパーティーと言う事で、日本からもデトロイト・テクノ/ハウスに造詣の深いSTEREOCiTIやDifferent World(Claude Young & Takasi Nakajima)らが招かれ、デトロイト好きには堪らないパーティーが開催されました。
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| EVENT REPORT4 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2012/11/23 TIMEWARP feat. BRAWTHER @ Eleven
DJ Alex From TokyoとTR含むTimewarpクルーが最新のサウンド&ビジュアルをショウケースを展開するパーティー"Timewarp"も2012年では3回目の開催となりましたが、今回のゲストはディープ・ハウスシーンで注目を浴びているフランスからの新鋭Brawther。BalanceやSecretsundazeなど重要なハウスレーベルの目に止まりリリースに至っているのですが、DJでの来日は今回で2回目だそうで初めて聴くBrawtherのプレイに期待して遊びに行ってきました。
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| EVENT REPORT4 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn & Cassy - Cocoon Heroes (Cocoon Recordings:CORMIX040)
Joris Voorn & Cassy - Cocoon Heroes
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数多くのタレントを擁するドイツのCocoon Recordings。夏の間は享楽の地と化すイビサはAmnesiaで著名なDJを集めて"Cocoon Heroes"を開催しているが、そのパーティーをCDとしてJoris VoornとCassyがパッケージしたのが本作だ。とは言ってもこの二人が年中Amnesiaでプレイしているわけでもなければ、生粋のCocoonのメンバーと言うわけでもないので、レーベルカラーとは関係なく二人のDJが聴けると言う意味では安心してよいだろう。Joris Voornのミックスについては80分の中に26曲も詰め込み完全にグルーヴをコントロール下においた精密なプレイを聴く事が出来るが、やはり初期の頃に比べると妙に大人びていると言うか抑制されたミニマル色強めな印象だ。恐らく全てがPC内で組み立てられているのだろう、確かに上品に纏められたプレイには繋ぎも展開も違和感無くスムースに聴けるのだが、しかしそれにしたって少々臨場感や人間味と言うものが欠けている気がする。後半に入ればミニマルに深く潜っていく音とメロディアスな音が融け合いながら、パーティーでのピークタイムへと駆け上がっていく昂揚感が増しては行くのだが、初期の初々しさも感じられたテクノクラシックを使用したプレイの方が彼には合っている気がするのだが。対してCassyは13曲だけの使用ながらも鉄鋼のような芯のある太さを基盤に持ちつつ、官能的な夜っぽさや野性的なトライバル感を含むテクノともハウスとも取れる中庸なプレイをしている。しかしJorisの何処か機械的なミックスに比べCassyの方はグルーヴが走っていて、むしろこちらの方が男らしい気迫を感じさせる力強い音を鳴らしている。個性的なプレイではないのだがパーティーの白熱した光景が浮かび上がる生き生きとしたプレイではあるし、余りに凝ったミックスよりは単純な方がやはり踊るには適している場合もあるのだろう。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn - Incident (Miyagi) (Rejected Music:REJ016)
Joris Voorn - Incident (Miyagi)
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2004年にリリースされた"Incident"はその年を代表するアンセムとなり、Joris Voornの人気をトップクラスに押し上げた彼の出世作である。そして2011年、東日本大震災に見舞われた日本の為にと自身の代表作を即座にリミックスし、デジタル配信を行いその収益を全てを寄付した。そんな心温まる背景を持つ作品がデジタル配信から1年を経て、ようやくアナログ化されリリースされた。わざわざアナログ化されただけあって、ブルー・マーブル・カラー・ヴァイナルの特別仕様であり見た目にも心脇踊るモノがある。内容の方はと言うとオリジナルの切れ味と突進力に溢れたアンセム感は控え目に、質感やグルーヴ感は滑らかにテックハウス化されフィルターの開閉で抑揚を付け上品に仕立てあげている。勿論あのサンプリングしたピアノの旋律もしっかりと入っているが、ボイスサンプルも追加されたりダブなエフェクトが施されたりした分だけ空間の広がりが感じられ、勢いよりも聞かせる事に比重を置いたリミックスになっている。オリジナルの良さには敵わないのは重々承知しているが、これはこれでエモーショナルだし今のフロアのモードにも適しているのかなと思う。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kevin Saunderson In The House (Defected Records:ITH43CD)
Kevin Saunderson In The House
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来日目前にしてデトロイト御三家の一人・Kevin Saundersonの5年ぶりのMIXCDが、なんとハウスレーベルではメジャーとも言えるDefectedよりリリースされました。originaterであるJuan Atkins、innovatorであるDerrick Mayと比べるとSaundersonの知名度は日本に於いても低い様に思われますが、elevatorとして認められる彼の功績は其の実三人の中で最も売上を伸ばした事であります。特にInner City名義によるソウルフルな歌物ハウスはデトロイトと言う枠組みを越えてメジャーシーンに於いても大ヒットし、前述の二人がテクノを開拓するのに対しSaundersonは徹底的にハウスに拘りデトロイトの知名度を上げるのに貢献していたのではないでしょうか。逆に言うと(今回もDefectedと組んでいるし)結構商業的な面は否めないのですが、その分だけDJプレイについては比較的広い層に受ける大箱向けの大味なセットも得意で盛り上がるのだと思います。ただ以前はトライバルかつハードなテクノ中心でズンドコと上げ目なプレイをしていた彼も、本作ではDefectedとの絡みの影響もあるのかスピード感は抑えてハウシーな要素の強いトラックで焦らすように低空飛行を続けるプレイを披露しております。00年代のハードテクノの終焉と共に時代に合わせて変化したのか、そんな点も含めて上手くシーンに適応する才能はやはり御三家の中では一番ですね。そして一番の醍醐味は躊躇なく自身のクラシックや現在ヒットしている曲をプレイする事で、本作に於いてもリリースしたばかりの"Future"や"Good Life"の2011年バージョンを回すなど、焦らしてからのタイミングを測ってお祭りの如く盛り上げるプレイが特徴です。どうせ派手にするなら硬めのテクノも織り交ぜて突き抜けても良かったんじゃないかと思いますが、Inner Cityでの活動はハウスである事を考慮すると本作に於いてもハウス中心なのは何もおかしくない訳ですね。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Dosem - Parallel (Sino:SINO105CD)
Dosem - Parallel
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香港とパリを跨いで活躍している大人気Technasiaが、新人の発掘を行う為にTechnasia傘下に設立したレーベル・Sino。結果的にはRenato Cohen、Joris Vroonらを成功へと導きレーベルの思惑通りに上手く経営を行なっているが、スペインより更なる新星であるMarc RamirezことDosemのアルバムがリリースされた。Sinoからの"Silent Drop"やGreenからの"Beach Kisses"とヒット曲は収録しているが、しかし2枚組のアルバムながらも多くは新作を収録した実に意欲的な作品となっている。一枚目はDosem名義でダンストラックを、二枚目はSendo名義でアンビエント/リスニング寄りと分けられてはいるが、しかしこれは二枚を通して一つの大きなストーリーになるような作品だと思っている。系統的に言えばTechnasiaやJoris Voornのテクノを色濃く受け継いだ - インタールードも多用しドラマティックに展開される - アルバムであり、透明度の高い青い空に吸い込まれるように清涼な音に導かれ、そしてデトロイト・テクノのように叙情的なメロディーが一層アルバムをエモーショナルな物としている。新機軸があるだとか流行りのドイツ系だとかそんな事とは一切無縁な、むしろ時代に逆行するようなピュアでオールドスクールなテクノとも取られかねないが、しかしここにはDosemのテクノに対する揺ぎない自信と実直な愛が感じられ、既に新人とは思えない堂々たる風格を発している。テクノと言うジャンルに於いてはEP単位、ツールとしての価値が先行する中で、聴き込んで楽しめるアルバムとしての完成度は文句無しだ。TechnasiaやJoris Voornが好きな人は要チェック。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Pitto - Objects In A Mirror Are Closer Then They Appear (Green:GR104CD)
Pitto - Objects In A Mirror Are Closer Then They Appear
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2009年にJoris Voorn主宰のRejected Musicよりリリースした"Feelin'"がクラブヒットとなったGeurt KersjesことPitto。そこから暫く沈黙を続けておりましたが、今度は同じくJoris Voorn主宰のGreenへとレーベルを移して初のアルバムを完成させました。"Feelin'"と言えば当時は多くのDJがクラブのピークタイムで使用していた程に注目を集めていて、キャッチーなフィルダー・ディスコには自分の耳も虜になっていたものでした。その流れでアルバムもイケイケなダンスミュージックで来るだろうと予測していたのですが…、出てきた音は予想の斜め上を行く全編歌物エレクトロニックハウスで正直困惑しております。DJユースでフロア向けのRejected Musicに対し豊かで洗練された音楽性を伴うGrennとして考えるならば、確かにレーベルの方向性からはそれ程ずれてはいないものの、あれだけイケイケだった人がこんなにも内向的なアルバムをリリースするのはどうなのでしょう。湿り気のあるアンニュイな女性ボーカルや人肌のように温もりのあるまったりとしたハウストラックは、夕暮れから夜の帳が下りるまでの時間帯に酒を飲みながら聴くのに適していて、まあ間違ってもフロアで馬鹿騒ぎして聴きたいと思う曲は皆無です。期待していた分だけに期待外れっぷりが凄い…。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2011/08/20 AFTER FREEDOMMUNE+1 @ Eleven
宇川直宏氏が一年間かけて準備をしていた無料の野外フェス・Freedommuneは、大雨洪水警報などの事情により途方も無い長さのフリによる壮大なオチになってしまいましたが、しかしElevenでのAfterパーティーは滞り無く決行されました。各アーティストも前日プレイ出来なかった鬱憤を晴らすべく怒涛のプレイをぶちかまし、温かいDommuneファンは朝まで踊り狂い素晴らしい一夜となった事を断言します。
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| EVENT REPORT3 | 13:00 | comments(5) | trackbacks(0) | |
Nic Fanciulli, Joris Voorn & Mark Fanciulli - Together / The Tide (Rejected Music:rej015)
Nic Fanciulli, Joris Voorn & Mark Fanciulli - Together / The Tide
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オランダテクノを代表するJoris Voornの前作から一年ぶりとなる新作は、自身のレーベル・Rejected Musicから。本作ではプログレッシヴハウス方面で人気を博すNic Fanciulliとその実弟Mark Fanciulliも参加したスプリット盤となっており、話題も十分。A面にはJoris+Nicの共作となる"Together"が収録されておりますが、これがなんとディスコリエディットで注目を集めているTiger & Woodsのヒット曲"Deflowered"(の更に元ネタはRaw Silkの"Do It The The Music")をモロにサンプリングしたフィルターハウスで、そらフロアで受けない訳がないだろうと言う出来。ここ2〜3年のJorisの作風を聴く限りでは確かにフィルターハウスにぞっこんなのは分かりますが、ここまでファンキーなサンプリングを披露されるともうぐうの音も出ない。BPM的に言えば大してアッパーでもないけれど、とにかく粘りのあるベースラインやら耳に残る声ネタの使い方でリスナーの耳を虜にし、一聴して強烈な印象を残すネタの引き出しと言うモノは本当に凄い。B面にはMark Fanciulliの"The Tide"をJorisがエディットした曲を収録。A面に比べれば随分と地味と言うか渋いもののファンキーなスポークンワードを導入し、更にはDJツールとしての用途を煮詰めたようなミニマルな作風に仕立て上げており、平坦な流れで曲と曲を繋いでいくには使い易い内容。つまりはどちらも完全にフロア仕様な訳なので、DJが使うにはもってこいな一枚。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2011/4/2(SAT)
GUIDANCE feat. SPIRIT CATCHER & DJ EMMA @ Eleven
Live : Spirit Catcher
DJ : DJ EMMA, DJ ENDO, DJ SHIBATA

2011/4/2(SAT)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue, Cashy, Iori Wakasa
Live : Yosa

2011/4/8(FRI)
Return of The DJ 7 Hours @ Oppala
DJ : DJ Yogurt

2011/4/8(FRI)
THE OATH -Spring Special- @ Oath
DJ : MASANORI IKEDA, DJ NORI, クボタタケシ

2011/4/9(SAT)
Real Grooves vol48 @ Eleven
Live : Los Hermanos, Conoley Ospovat
DJ/Live : Gerald Mitchell
DJ : Ozmzo aka Sammy, Daia Taguchi, Mx, EZ

2011/4/22(FRI)
Hituji 1st Anniversary Day2 @ Club Asia
Live : Dachambo
DJ : EYE, DJ Yogurt

2011/4/23(SAT)
Clash @ ageHa
DJ : Technasia, Joris Voorn, Ken Ishii

2011/4/28(THU)
CLUB MUSEUM 8th Anniversary!Surgeon "Breaking The Frame" Tour @ Unit
Live : Surgeon
DJ : Go Hiyama, ROK DA HOUSE

2011/4/28(THU)
Mule Muusiq 7 Years Anniversary party Pt. 2 @ Womb
Live : HENRIK SCHWARZ, KUNIYUKI
DJ : TOSHIYA KAWASAKI
WOMB LOUNGE : LAWRENCE(LONG SET), STEREOCITI
VIP LOUNGE : KZA AND HIS FRIENDS

2011/4/30(SAT)
Deep Space @ Eleven
DJ : Francois K., Toshiyuki Goto
Live : HIROSHI WATANABE aka Kaito

2011/4/30(SAT)
CABARET @ Unit
DJ : Daniel Bell, DJ Masda, yone-ko
| UPCOMING EVENT | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
The Plan - D. Part Vol.1 Innerspace (Submerge Recordings:SUBCD-3022-2)
The Plan - D. Part Vol.1 Innerspace
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昨年末からアマゾンでもデジタル配信が開始されておりますが、URとも交流の深いデトロイトのレーベル・Submerge Recordingsの音源も続々デジタル化されております。本作はMike Banksも賞賛しているCliff ThomasとJon MacNishの二人から成るThe PlanのMIXCDで、リリース自体は2007年なのですが目出度くデジタル化されました。デトロイトの新世代が取り組んだだけあって、デトロイトテクノ/ハウスのクラシックを惜しみなく使用した豪華な選曲ですが、プレイ自体は35曲も使用しているだけあって矢継ぎ早に曲を被せまくってファンキーな面が目立ちます。デトロイトの暗く狂気なエレクトロの面も、琴線を震わすエモーショナルな面も、未来指向なハイテックな面も、黒人音楽から生まれた熱いハウスの面も、デトロイトの根源の一部でもあるKraftwerkの音も、ありとあらゆるデトロイト関連のダンスミュージックを詰め込んだ疾走感溢れるテクノセットで若々しい力を感じさせます。音自体の目新しさは感じないけれど、逆にここまでデトロイトミュージックに入れ込んだMIXCDも珍しいし、怒涛の勢いでミックスされたファンキーなプレイなので一聴の価値ありですね。

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| TECHNO8 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/10/01(FRI) Bed Making × 恥骨粉砕 @ heavysick ZERO
SPECIAL GUEST LIVE : ホテルニュートーキョー
SPECIAL GUEST DJ : TAICHI
RESIDENT DJ : L?K?O, DJ YOGURT
Bed Making DJs : KOR-ONE, Makossa, KURARA, I-TAL
恥骨粉砕 DJs : mew, DUBINCH, No`n, JUMBLE

2010/10/02(SAT) groudrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue, Hikaru, HIROKI MURAI a.k.a Psychedelic Bus

2010/10/02(SAT) Four Seasons of Deep Space ~Autumn~ @ Eleven
DJ : Francois K.
Live : Cro-Magnon

2010/10/08(FRI) E-NAUT @ Eleven
LIVE : Calm -Moonage Electric Quartet-, Kuniyuki -live pa set-
DJ : DJ NORI, TAKAMORI K.

2010/10/09(SAT) CHAOS @ Eleven
DJ : Fumiya Tanaka, Zip

2010/10/09(SAT) Rejected Label Night @ Womb
DJ : Joris Voorn, Edwin Oosterwal

2010/10/09(SAT) Electric Skywalker @ Unit
LIVE : SYSTEM 7
DJ : SECRET CINEMA, RENNIE FOSTER

2010/10/10(SUN) MADCHESTER NIGHT 2010 @ SEATA
DJ : YODA, KENJI TAKIMI, DJ YOGURT

2010/10/16(SAT) freerange tokyo @ Warehouse
DJ : Tom Middleton, Jay Zimmermann aka JZ, DJ Sam Fitzgerald, Aosawa, Kaji

2010/10/23(SAT) Clash × Drumcode @ ageHa
DJ : Adam Beyer, Cari Lekebusch, Ida Engberg

2010/10/23(SAT) HOUSE OF LIQUID - liquidroom 6th anniversary @ Liquidroom
DJ : LEN FAKI × 石野卓球 × DJ NOBU

2010/10/30(SAT) Real Grooves Volume 43 RG Halloween Costume Party @ Eleven
Live : Stephen Beaupre
DJ : Akufen, Takuya × Kikiorix
| UPCOMING EVENT | 07:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
2010/08/21 SATURN -CLUB SEATA SUMMER PARTY- @ Club Seata
吉祥寺に昨年出来たClub Seataにおいて"SATURN"なる新しいパーティーが幕開け。その第一回目にはThe Sunpaulo、DJ Yogurt & Koyas、Hiroshi Kawanabe、KEIZOmachine!ら豪華アーティストが集結。クラブ自体はバースペースとフロアが完全に別れており、フロアはなかなかの大きさがあるので踊り易い箱でした。吉祥寺っぽくない都会的に洒落た箱だけど、ただ場所柄を考えるともう少し小さなスペースでも十分かなと思いましたし、あとはソファーやイスなど休むスペースが確保されたらもっと良い箱になると思います。
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| EVENT REPORT2 | 07:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn - The Secret (Cocoon Recordings:COR12"075)
Joris Voorn - The Secret
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レーベル運営、自身の活動共に爆進中のJoris Voornの新作はなんとCocoonから。しかしレーベルが変わろうとも彼のカラーは変わる事なく、最近の彼の趣向を反映したディスコティックなテクノで間違いなくフロアを賑わすであろう一曲になっております。何よりもデケデケが特徴的なベースライン一発で引き込まれ、フィルターも駆使しつつジワジワと盛り上げるワイルドピッチスタイルである意味ベタ過ぎる展開ですが、低音の図太さや耳に印象的に残るリフなど魅力的な要素が溢れており、これで盛り上がらなければ不能じゃないかと言う位の出来ですね。"Dusty House"シリーズもヒットしており、暫くはこの路線が続きそうな感じですね。

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| TECHNO8 | 07:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Ripperton - Niwa (Green:GR102CD)

Ripperton - Niwa
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2006年Border Communityからデビューを飾ったLazy Fat Peopleはその後もWagon RepairやPlanet-Eからヒット作を出すも、2007年にユニットは突如分解。その後ユニットの一人・Mirko LokoはDesolatやCadenzaから繊細で煌びやかな装飾が施され、祝祭の如く至福に満ちたディープなトラックをリリース。そしてユニットの残りの一人・Raphael RippertonことRippertonも遂に初のアルバムを、なんとJoris Voorn主宰のGreenからリリースしました。がこれがダンストラックを量産するGreenからのリリースとは思えない程の芸術的な美しさと繊細を兼ね備えたアルバムとなっていて、どちらかと言うとややリスニング的な要素の強いアルバムとなっております。中には神への祈りをささげる様な女性ボーカルと哀愁のギターが奏でられる侘び寂びなトラックもあり、フロアとの結び付きに執着するのではなく音楽の美しさを表現する事に力を注いだのでしょう。勿論Border Community系の毒々しいプログレッシヴなトラックもあれば、Cadenza系の乾いたパーカッションが空虚に響くミニマルなトラックもあったり、Lazy Fat PeopleやMirko Lokoとの共通点を感じられる箇所もあります。ただMirko Lokoが徹底的に外に向かう陽な音楽だとしたら、Rippertonはどんよりと暗雲が立ち込める閉塞感が強い音楽で、全体的に悲壮感が漂っていて重苦しいです。Lazy Fat Peopleが解散したのは、やはりこう言った音楽性の違いがあったからなのでしょうか。

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| TECHNO7 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/02/12 bug III @ Lazy Workers Bar
小野島大さん、24noさんが開催しているbug IIIでちょこっと回してきました。場所は渋谷の小さなバー・Lazy Workers Bar。以前は無かったDJブースが作られていて、しかも最新のCDJも用意されていたり、なかなかの設備。20名入ればいっぱいになってしまう小さなバーですが、むぅなかなか侮れん。

自分が着いた頃にはハッチΨさんがプレイ中。90年代のシューゲイザーを中心に回してましたが、ダムドの予想外なゴシックな曲も回したりしてびっくり。ダムドってパンクだけじゃなかったんだ…

で自分は一時間の中で下記のトラックをプレイ。新しいトラックと懐かしめのトラックを混ぜながら、黒っぽさとムーディーさとエモーショナルな音を表現したつもりです。しかしまあ好きな曲をかけると気分爽快ですね、スカッとしました。
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| EVENT REPORT2 | 09:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Nic Fanciulli - Dusty House | Room 3 (Rejected Music:rejected 007.3)
Nic Fanciulli - Dusty House | Room 3
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Joris Voorn主宰のRejectedからこのミニマルなご時世にフィルターハウスで大ヒットを飛ばしているDusty Houseシリーズですが、その最新作はプログレ方面からNic Fanciulliが選ばれました。もちろんこの新作もRejectedからのリリースなのでプログレって音ではなく、ばりばりフィルターハウスなのでご安心を。既に人気DJがプレイ中でかなり盛り上がっているそうですが、確かに両面納得の出来。A面の"Feed The Freezer"はぐいぐいと引っ張られるベースラインに徐々に底からサンプルループが表面に出てくるような直球フィルター系で、単純なループだけでファンキーな展開を作っております。上げすぎずにぎりぎりで逝かせない仕様も、これまた憎い。B面の"Work The Week"は多少前のめりでアッパーであるも、やはり1ループで引っ張っていくフィルターハウス。フィルターの掛け具合で展開を作っていくのですが、途中のブレイク前で溜めまくってから一気に爆発させる点がありフロア受けは良さそう。どちらも芯もなかなか図太いし、音数や派手さだけに頼らない強さを感じさせますね。

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| HOUSE5 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2009
2009年も当ブログをご愛読頂きありがとうございました。今年は転職したりDJしたりと転機もあり、山あり谷ありながらも充実した一年でした。また様々な方にご迷惑&お世話になり謝罪と感謝の気持ちで一杯です。歳と体は成長しても精神面では相変わらず小学生のノリなので、来年からは落ち着いた大人になりたいものです。

さて音楽業界にも不況の波が訪れておりますが、決して音楽の質が落ちている訳じゃありません。夜空には目には見えないけれども数多くの星が輝いている様に、音楽だってまだ僕も貴方も見つけていない素敵な音楽が埋もれている筈。音楽に対し愛を持ち自分の心に忠実になり耳を澄まして、貴方を幸せにしてくれる音楽を見つけて欲しいと思います。最後に自分の中での2009年ベストを選んでみました。が、あくまで今の気分なんで、また後で選び直したら変わるでしょう。それでもミュージックラバーの参考になれば幸いです。ではでは来年も良い一年になる事を祈って…
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| BEST | 00:10 | comments(4) | trackbacks(2) | |
2009 Best Seller
今年も残り二日ですね、皆様お疲れ様でした。当ブログでもせっせと良質な音楽を紹介してきたつもりですが、読者様には一体どんな作品が人気があったのか?当ブログで売れ行きの良かった作品を紹介したいと思います。それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/11/20 AT-FIELD @ EFFECT
祝・脱DJ童貞!!

友達の下川カユコさんと全玉ちゃんが企画するAT-FIELDと言うパーティーでDJしました〜。自分が思ったよりも多くの人に遊びに来て頂いて、本当にどうもありがとうございました。ミキサーも持ってないんで当然繋ぎも出来ないので内心不安でしたが、取り敢えず自分の好きな曲をがしがしと回させて頂きました。う〜ん、レコードはやはりピッチ合わせや繋ぎが難しい…。後でCDJも使ったんだけど、BPM出るからレコードよりかなり扱いが楽でしたね。続きで回した曲やパーティーのお写真でもどうぞ〜
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| EVENT REPORT2 | 17:45 | comments(12) | trackbacks(2) | |
Samuel L Session - Again On Monoid (Monoid:monoidcd007-2)
Samuel L Session-Again On Monoid
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スウェーディッシュテクノを代表する一人・Samuel L Sessionが送る、ノリノリでヒット曲満載のテクノミックス。Samuelって言えば2000年位からハードミニマルとかの流行にのって頭角を表してきたアーティストの一人なんだけど、彼のトラックはハードでトライバルだけでなくデトロイトっぽさやメロディアスな面もあったり、一辺倒にならない器用さが目立っておりました。大ヒットした"Merengue"は、"Jaguar"ばりのメランコリーにハードなリズムが合わさっていて、本当に素晴らしかったですね。本作はそんな彼の音楽センスがモロに前面に出ていて、やはりアッパーでハードな硬めのテクノにメロディアスで流麗なトラックも混ぜて、勢いよくガンガンに曲を繋げていきます。非常に流れの早いミックスで、だいたい1分半程度で曲が繋がれていくんだけど、本作はハードミニマルではないものの勢いに任せたそのプレイは確かにハードミニマルが流行っていた時代を感じさせます。自身の曲やPaul Mac、Adam Jay、Deetron、Len Faki、Daniel Jacquesなどのごっついトライバル系、そしてRenato Cohen、Joris Voorn、Alexander Kowalskiらの浮遊感漂うメロディアスなトラックなどを、山あり谷ありで混ぜて最初から最後まで飽きない流れを作っているんです。まるでジェットコースタに乗っているかの様な激しい展開で、愉快痛快爽快な清々しささえ感じられます。でもこれって実はまだ4年位前の作品なんだけど、たった4年と言う期間なのにテクノのシーンも随分と変わった様に感じられますね。テクノシーンの移り変わりは本当に速いのです。

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| TECHNO7 | 09:15 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Steve Bug - The Lab 02 (NRK Sound Division:LAB002)
Steve Bug-The Lab 02
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ミニマル旋風の中で着実に評価を上げてきたPoker Flatのボス・Steve Bugが、重要ハウスレーベルの新たなるMIXCDシリーズ"The Lab"の第二段に抜擢されました。この人の作るトラックは凄い秀でてる訳じゃないけれど、DJMIXに関しては中々グルーヴィーで色気やディープさを伴いベテランらしい大人なプレイが多く、アーティストと言うよりはDJ気質なお方だと思います。今回は2枚組みでそれぞれコンセプトを分けてプレイ。CD1はハウス〜ディープハウスの現代的要素をフューチャーした滑らかで深みのある音をコンセプトに、小さなクラブで一晩中プレイするのを意識した展開だそうです。実際殆どアッパーにはならずに緩みのあるグルーヴで、ミニマルでパーカッシヴなずぶずぶと深みにはまるプレイ。終盤テッキーで幻想的な場面も出てくるけれど、結構地味かな…。対してCD2はアップリフティングに、でもソウルフルかつテッキーな大箱向けのプレイだそうですが、う〜ん、やっぱり地味じゃないかな。ディープなミニマルを中心に終始陰鬱な音が続いて、ずっと沼の底に陥るような印象。これが今のクラブのメインストリートなの?なんかいかにもテクノって感じではないんだよな、ハウシーではあるけれど。一晩中こんな落ち着いたのを聴いて踊るほど自分はまだ歳くっちゃいないし、もっとテクノらしい衝動がある方が俺は好きだけどな。それに以前は聴けたセクシャル、アダルティーな要素が薄まっているのも個人的には残念。自分とSteve Bugの求める音に距離感を感じました。

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| TECHNO7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/10/11 Envelop#5 @ Womb
さすがに三日連続クラブはどうなのよ(体力的・金銭的に)と迷ったけど、音楽友達のS子ちゃんに誘われて連休中はかなり不安になるWOMBへ。実の所を言えば行っても行かなくても良かったんだけど、たった5分!男性は美女と話すと健康になると言う、その目的だけの為に行っただけだ。男は俺一人で後は若くてきゃわいい女の子友達三人。最近異様に元気なのはやはり周りにきゃわいい子が多くて、そんな子達と話す機会が増えたからなのかもしれない。男ってそんな単純な事で元気になれるんだから、ある意味楽で馬鹿だよな。動機が不純ですがキモメンモテナイ俺なんだから、それ位は許して欲しい。

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| EVENT REPORT2 | 07:15 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kevin Saunderson - History Elevate (KMS:KMSHISTORYCD01)
Kevin Saunderson-History Elevate
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うほっ、どう見てもゴリラです…。あーちゃん?

相変わらず一向に新作の出ないデトロイトの御三家ですが、その中で一番商業的には成功しているであろうケビンサンダーソンが過去の遺産を活かして新譜をリリース。内容はDISC1は今までのKSのリミックスワーク集なんだけど、さすがに90年前半の仕事も多くて時代を感じせるし、今聴くとちょっと古いかな。KS特有の図太いベースが響く大箱系トラックが多いけれど、そんなに目を見張る点は無し。本作の醍醐味はやはりKSのトラックを現在のヒットメーカーがリミックスしたトラックを集めたDISC2の方。2年に渡って5枚のEPでリリースされていたリミックストラックを、更にKSが全部繋げたミックス仕様。DJでもなければ全てのEPを集める人も少ないからその点でも本作は価値があるだろうし、何よりリミキサーが豪華で素晴らしい。チリアンミニマルのLuciano、デトロイトの至宝・Carl Craig、若きテクノ貴公子・Joris Voorn、ハードテクノからはBen SimsやChristian Smith & John Selway、ミニマルの前線に立つLoco Dice等々、どんだけ人気アーティストを集めたんだよと思います。これだけの面子が集まれば文句は無かろう、完全にフロアで馬鹿受けするトラックばかりに決まっている。ただよぅ、過去の遺産に頼らずに音楽製作してくれよな〜。完全新曲がやっぱり聴きたいよ。

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| TECHNO7 | 07:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/08/05 (WED)
LIQUIDROOM 5th ANNIVERSARY @ Liquidroom
Live : Yoshinori Sunahara, Rei Harakami, ASA-CHANG&巡礼, agraph

2009/08/07 (FRI)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue
Live : Jebski & DJ Yogurt

2009/08/08 (SAT)
Makin' Love Mix @ Grassroots
DJ : DJ Yogurt, DJ Kensei

2009/08/15 (SAT)
Clash 46 @ ageHa
Live : Model 500 (Juan Atkins, Mike Banks、Mark Taylor, Milton Baldwin)
DJ : Ken Ishii, Q'HEY, Mayuri

2009/08/15 (SAT)
Buzzin' Fly @ Air
DJ : Ben Watt, Motoki a.k.a. Shame, Tomoyuki Yasuda

2009/08/21 (FRI)
BLAFMA @ Club Asia
DJ : EYE, DJ Hikaru, DJ Nobu and More

2009/08/28 (FRI)
WIRE09 Pre-Party @ Womb
DJ : Joris Voorn, 2000 And One

2009/08/28 (FRI)
THE GAME - The 10th Chamber of Liquidloft Vol.2 @ Liquidloft
DJ : DJ NOBU, Foog

まりん+はらかみのライブは行きたいけどねー、仕事で無理だわ。ヨーグルト+ジェブスキのライブは超期待している!そしてやっとModel500のライブが聴けそうだ。マッチョマイクも来日、すげーぜ!
| UPCOMING EVENT | 06:00 | comments(5) | trackbacks(0) | |
Slam - Ghost Song (Soma Quality Recordings:SOMA257)
Slam-Ghost Song
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Soma Recordsの主宰者であるSlamのトラックを、大人気Joris Voornとスペインのアーティスト・Promptがリミックス。まずはJorisのリミックスですが、まんまJorisのオリジナルトラックかと思わせるスタイリッシュで綺麗目のシンセリフを使ったメロディアスなテクノです。最近のミニマルっぽいクールな印象もあるけれど、ぐぐっとうねるグルーヴもあるし派手ではないけれど安定感のある作りですね。途中からデトロイトっぽいストリングスも入ってきて、良い感じ。で裏面のPromptのリミックスなんだけど、これはモロに今時のミニマルだねー。う〜ん、ヒプノティックな上物は入っているけれどやっぱり淡々とし過ぎていて味気ないし、のっぺりしたグルーヴしか感じられないんですよね。ツールとして考えると非常にミックスし易いトラックだろうしクラブで聴いても繋ぎとしては良いと思うけれど、似たようなトラックが溢れすぎていてもう個性なんか全く無いじゃん。カチコチカチコチばかりのミニマルはもう止めないか?

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| TECHNO7 | 01:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kentaro Iwaki - Mule Musiq Mixed 2009 (Mule Musiq:MMD11)
Kentaro Iwaki-Mule Musiq Mixed 2009
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自身のプロジェクト・Dub Archanoid Trimやレギュラーパーティー・Floatribeなどでも活躍する岩城健太郎が、日本のインデペンデントなテクノレーベル・Mule Musiqの音源を使用し、ただ曲を繋ぐだけではない細かな構成を伴ったMIXCDをリリースしております。Mule Musiq(と傘下のMule Electronic、Endless Flight)と言えばドイツテクノの総本山・Kompaktがディストリビュートを行っている事からも分かる通り、ミニマルやテック系では上質な作品をリリースし続け注目を浴びていてるレーベルなのですが、深いテック系のプレイを得意とする岩城さんがその音源を調理しちゃったのだから、その結果が悪い訳は無いでしょう。今回はその三つのレーベルの合計120作品の中から30曲程選び抜いて、Richie HawtinやJoris Voornらと同じ様な手法で一つの時間帯に数曲を重ねるミックスを披露しています。とは言っても二人が徹底的に技術を見せつけ練り上げた様なミックスなのに対し、岩城さんの場合はそこまで観念的になる事もなくあくまでフロア対応のグルーヴが中心にある事が特徴。前半はミニマルでテッキーな音が中心で、冷淡でありながら情緒揺さぶる恍惚感が漂い目眩く曲が入れ替わり進む展開。考える暇など無しに深い世界に引き込まれます。中盤はやや緩めになりつつも幻想的で深い音になり、そしてドラマティックなVince Watsonの曲を挟んだりし一気にピークを迎えます。しかし前半は飛ばしまくった反動なのか終盤4曲のダウンテンポやアンビエントな音で30分近くもあり、冗長でテンションが落ち気味になってしまったのが残念。最初から最後までフロア対応のダンストラックでも良かったと思いますが、でもMule Musiqとそして岩城さんのテックの魅力が十二分に詰まった内容でもあり、ディープなテクノが好きならきっとはまれる一枚でしょう。

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| TECHNO6 | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Darren Emerson - Global Underground GU36 : Bogota (Global Underground Ltd.:GU036CD)
Darren Emerson-Global Underground GU36 Bogota
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プログレッシヴハウスのMIXCDシリーズとしては最長を誇るであろうGlobal Undergroundの最新作は、元Underworldと言う肩書きはもはや不要なDarren Emerson。Underworld加入以前からDJとしては活躍していたそうなので、ある意味ではDJが本業の今こそ彼の才能を感じられる時なのかもしれない。さてGUシリーズでは本作で既に3枚目となるのですが、以前のシリーズが比較的オールドスクールな曲も使用していたのに対して、本作では完全に現在のフロアモード。プログレッシヴハウス〜テックハウス、そしてミニマルなども取り入れてドラッギーにじわじわ上げてくるプレイ。クラブでは大ネタをプレイしまくっていたのでこのMIXCDでの渋いプレイはちょっと意外だったけど、これこそ彼のやりたい事なはず。お勧めはDISC2でオープニングの煌びやかなテックハウスで始まり、中盤のJosh Winkのミニマルアシッドでずぶずぶな展開に突入、ディープさと疾走感を伴いつつ終盤に入り、Joris Voornの"Blank"でドラマチックな終焉を迎えるのが良いです。最後は自身も関わった"Mmm Skyscraper...I Love You"でもう一度盛り上げて終わり。普段はさほどプログレ系は聴かないけど、最近はプログレもテクノもミニマルもみんな垣根が低くなって一括りでミックスされる事も多く、本作もそんな内容なので割と自分でも聴いていて違和感は感じなかったです。とは言いつつもまたセカンド・サマー・オブ・ラブやハシエンダを意識した様な懐かしめのプレイも聴いてみたい気がする。

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| HOUSE4 | 01:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn - Balance 014 (EQ Recordings:EQGCD024)

Joris Voorn-Balance 014
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新次元…と言うのは言い過ぎかもしれないが、これが最新のテクノの形である事にもはや疑いはないだろう。世界各地、日本においても大人気となったJoris Voornの最新MIXCDはアルバム2枚に100曲ものトラックを使用した驚愕の内容。とは言えこのPCを使ったスタイル自体は、2001年のRichie Hawtinの"DE9"(過去レビュー)の時点で完成系を成しているので、実は最新であるとは言い切れない。が、このスタイル自体がテクノと言う世界に普及しているのは間違いない。各曲から一部分をパーツとして切り出し、それをPC上で細かにループ・エディットを繰り返し、本人が言うように"絵を描く"様な作業を繰り返すスタイル。全く異なる曲の一部が同じ時間・場所に存在する事により、全く異なる新しい音楽へと変容を遂げる進化。もはやこれはMIXCDと言うよりも、Jorisのオリジナルアルバムとさえ言える様な境地にまで達している。"Mizurio mix"は(比較的)アッパーでグルーヴィーなテクノ、ミニマル、テック系中心の内容で、しかしながら覚醒感を刺激するドラッギーさも感じさせます。対して"Midori Mix"はエレクトロニックミュージックをより幅広く吸収したフリースタイルな選曲で、テクノの中にディスコダブやバレアリック、ダウンテンポ、ジャズも取り入れられて開放感のある音が持ち味。どちらのミックスも各曲が自然に融解し、そして再度融合し、今まで違う世界観が繰り広げられ非常に興奮出来る内容でした。同じ事を既にやっているRichie HawtinのMIXCDに比べると、カラフルなのが特徴でこれはこれで素敵です。

ただ欲を言わせて貰うと、本作があくまでホームリスニング仕様である事。これは結局はクラブではプレイする事の出来ない内容だから。かつてJeff Millsがアナログを一時間に40枚程も矢継ぎ早に回していたプレイは、既に過去の物となってしまったのか?いや、そうではないと思う。そこには瞬間瞬間に生まれる独創性や閃きがあったはずで、あれにこそ僕は人間的な熱や魂を感じる訳で。だからJorisにも一枚位はコンピューターを使用しないで、クラブで再現出来る単純だけども爆発力のあるプレイが聴けるMIXCDを出して欲しいと言う気持ちもあります。テクノロジーが必ずしも全てを豊かにする訳じゃないんだ。

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| TECHNO6 | 00:30 | comments(2) | trackbacks(1) | |
2009/02/20 Balance 14 Joris Voorn Release Tour @ Womb
今や大人気となったJoris Voornの新作MIXCDリリースに合わせて、彼が来日。が、新作MIXCDをネットで注文したものの、一緒に頼んだ他の商品が在庫取り寄せ状態の為、まだMIXCDが届いてないんだわ。全くもぅ〜、生プレイを体験する前に新作も聴きたかったのに。

それはそれで仕方ないので1時半にクラブに入るとDJ Wadaがプレイ中。低音をキープでぇ〜みたいな感じのミニマルな選曲が中心かな。メインアクトの為に盛り上げ役に徹していて、さすがベテランと言った感じ。しかし彼っていつもあんなモノトーンなプレイなのかしら?自分が今まで何度も聴いた限りでは、ストイックなプレイが多いね。もっと派手なDJ Wadaも聴いてみたいのだけど。

2時からお目当てのJoris Voornが登場。最初はいきなりノンビートの壮大な曲から始まり〜って盛り上がると思ったら、そっから4時位まではそんなにアッパーなテクノは回さずに微妙に地味な気がした、あくまで自分の中で。4時以降はどっかんどっかん上げてきた気がするけれど、殆どクラシックも回さなかったな…。"Incident"は勿論超大盛り上がりだったけど、他には"Spastik"とかそん位しか個人的にはぐっと来なかったな。うぅぅぅぅ〜ん、3年前のケンイシイと一緒にプレイした時に比べるとかなり地味じゃないかと。ベーチャンとかジェフミルズとかリルルイスとか回してなかったよね…。それだけが目的って訳じゃないけれど、個人的には自分と同世代のテクノで育ってきた彼に期待しているのは、やっぱりそう言う音なんですよ。何というかJorisもまだまだ若いんだから、そんなにベテランっぽく抑えたプレイなんかしなくて良いんじゃないの?もっとガッツンと攻撃的なプレイが聴きたかったよ。去年のWIRE前夜祭のプレイの方が遥かに楽しかったな。今日は正直な所、期待が大きすぎたせいかまあぼちぼちな感じでした。あとね、WOMB音小さ過ぎ。近隣のクレームがあるのかもしれないが、そんなのに怯えてパーティー開く位ならさっさと閉店して欲しい。散々な言い様だけど、まあ楽しい一夜ではあった。

■Joris Voorn-Balance 014

Joris Voorn-Balance 014
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| EVENT REPORT2 | 07:30 | comments(7) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/02/06 (FRI)
solfa presents MADeLIA @ Solfa
DJ : DJ NOBU, TRAKS BOYS, RAMA, CASHY

2009/02/07 (SAT)
root & branch presents UBIK featuring LUOMO @ Unit
Live : Luomo
DJ : Moodman, Hikaru, DJ Yogurt

2009/02/07 (SAT)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue
Live : TRAKS BOYS

2009/02/10 (TUE)
GRASSROOTS×LOS APSON?×LIQUIDROOM presents 生き物万歳 @ Luquidroom(19:00〜)
Lineup : Shibata, THE HEAVYMANNERS, MASONNA ,ALTZ
高橋透, DJ NOBU, DJ Hikaru
Special Secret Live : ゆらゆら帝国

深夜喫茶♪ロスアプソン? @ LIQUID LOFT(24:00〜)
DJ : ヤマベケイジ, コンピューマ, 石原洋, ADaltz(Altz)

2009/02/10 (TUE)
World Connection @ Air
DJ : Kerri Chandler

2009/02/14 (SAT)
Makin' Love Mix vol.2 @ Grassroots
DJ : DJ Yogurt, L?K?O

2009/02/20 (FRI)
Balance 14 Joris Voorn Release Tour @ Womb
DJ : Joris Voorn, DJ Wada

2009/02/21 (SAT)
return of the super liquid-house of liquid- @ Liquid Loft
DJ : Takkyu Ishino, DJ NOBU, MOODMAN

2009/02/21 (SAT)
FRANKIE KNUCKLES @ ageHa
DJ : FRANKIE KNUCKLES -Long Set-

2009/02/27 (FRI)
Taicoclub Presents So Very Show! @ Womb
DJ : Juan Atkins, Kentaro Iwaki
Live : Jimmy Edgar

2009/02/28 (SAT)
Kompakt Night @ Womb
DJ : Michael Mayer

2009/03/08 (SUN)
SYNCHRONICITY @ O-EAST
Live (MAIN STAGE) : 渋さ知らズオーケストラ, 曽我部恵一BAND, 犬式 a.k.a. dogggystyle, Tegwon, Anchorsong

DJ (3F DJ FLOOR) : Kentaro Iwaki, CALM, DJ YOGURT, L?K?O, Ko Umehara

取り敢えず耽美派演歌のLuomoに行って、生き物万歳→流れでLoftに留まるかAirでケリチャン。Loftは意外とラグジュアリーな雰囲気なので、何人かで行って飲んでぐだぐだするにはうってつけではあると思う。バレンタインはMakin' Love Mix vol.2だけど、このパーティーにこの時期一人で行くのは寂しいズラ…。でもまあ一人でもラブリーな音楽に包まれて、酒を飲めばきっとハッピー。ハハハ、バレンタインなど日本にあるの?でもチョコは好きだから、ギブミーチョコ!ギブミーガム! おくれよおくれよ兵隊さん!もしくは一緒にグラスルーツであそこを濡らしたい男女がいれば、一緒に行くかい?俺はノンケだってかまわないで食っちまう男ズラ。ヨーリスとHOLは連チャンでしんどいが、気合で両方行く。ホアンは仕事で行けない。パーティーいっぱい夢いっぱいな如月。
| UPCOMING EVENT | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2008/10/04 CLASH39×STANDARD @ ageHa
昨日は都内各所で期待出来るパーティーが開かれていてどれに行こうか悩ましい状態でしたが、結局フランソワケヴォーキンとケンイシイの出演するCLASH×STANDARDに行ってきました。ageHaは去年の12月以来だしケンイシイも久しぶりだし、フランソワに至っては2004年の渚以来と言う事で、何もかも新鮮な状態です。しかし久しぶりにageHaに行ったらやはり遠いいなと言うのが最初の印象で、これじゃ確かに行く回数が少ない訳だと実感するのでありました。都内に大箱は作れないからしょうがないんだけどね。
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| EVENT REPORT1 | 21:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
2008/08/29 WIRE前夜祭 @ WOMB
WIRE前夜祭行ってきた。Secret Cinema & DJ Wada, Joris Voorn & Len FakiのBack 2 Backが目当てだったのと、WOMBの指紋認証の再登録が必要だったので、大雨の中頑張って出かけてきたよ。でも一次会二次会と飲んでから一人でバーでも飲んでたので、WOMBの中で半分以上寝てしまったよ。だからJoris Voorn & Len Fakiのプレイしか聴いてない。大雨のせいか激混みではなかったけれど、それでも混んでいると言えば混んでる状態。なかなか良い感じに盛り上がったパーティーだったと思う。JorisとLenのプレイはアッパーで猪突猛進、一点突破な躍動感に満ちた内容だった。ミニマルぽくもありながらソリッドなテクノで、派手と言うよりは渋い音が多かったです。中盤の"Losing Control"の狂気の声ネタで長く引っ張った所が、最高にかっちょ良かった。アシッドビキビキ最強です。アンコールはお祭りセットで、"Incident"→"The Man With the Red Face"→"Jaguar"と一転してかなり派手な内容。大ネタばかりでコッテリですが、名曲なので許します。取り敢えず短い時間ながらもいっぱい踊れたので、満足です。

■Fuse Presents Joris Voorn(過去レビュー)
Fuse Presents Joris Voorn
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| EVENT REPORT1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2008/08/02 (SAT)
groundrhythm @ AIR
DJ : Kaoru Inoue, Tsukasa
Special Live : JEBSKI

2008/08/02 (SAT)
15 Years of King Street Sounds presents URBANGROOVE @ amate-raxi
DJ : Nick Jones
DJ/VJ : GODFATHER (高橋透/MOODMAN/宇川直宏)

2008/08/16 (SAT)
Air & Pussez! Presents DJ Yellow
DJ : DJ Yellow

2008/08/29 (FRI)
WIRE前夜祭 @ Womb
Back To Back DJ Set : Secret Cinema & DJ Wada, Joris Voorn & Len Faki

amate-raxiって元Simoonだよね。鈴木宗男がDJして話題になってた場所。しかし夏はあんまりクラブには大物来ないね。みんな大型フェスティバルに出ちゃうからでしょうか。大型フェスに出るのは構わないけれど、都内のクラブにも来て欲しいね。大型フェスだけでプレイするなんて手抜きの始まり。
| UPCOMING EVENT | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Robert Hood - Fabric 39 (Fabric:FABRIC77)
Robert Hood-Fabric 39
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元URのメンバーでありながら地味な人気で細長く活動しているRobert Hood。90年初期から殆ど変わらぬいわゆる旧体制のミニマルを貫き通す真の職人とも言えますが、今の時代に即しているかと言うと多分そんな事はないでしょう。そんな彼がFabricの人気MIXCDシリーズに引っ張られてきましたが、やはりここでも現在のミニマルとは一線を画すかつてミニマルと呼ばれていた音楽をメインに疾走感のあるテクノをばしばしと繋げております。変化球無しの直球勝負テクノで真っ向から硬質な音で攻め上げて、甘さ控えめどころか無糖位のストイックな展開。まあ途中でテックハウスになったりディープ目に行ったりはするものの、殆どぶれずにクールなテクノを聴かせてくれて個人的には一安心でしょうか。Jeff Mills、Pacou、John Thomas、そして自身の曲などミニマル好きな人の為のファンキーな曲が揃っているので、昔のミニマルが好きな人は聴いて損はないはず。ただやっぱり最近のテクノのシーンからは外れているし、今ミニマルと呼ばれている音楽とは全然違うから肌が合わない人には淡白に感じられるかもしれないですね。個人的には本作の様なミニマルが復権してくれると嬉しいのですが、それはまだまだ遠い先の話でしょうか。

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| TECHNO6 | 23:20 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Francois K. - Masterpiece (Ministry Of Sound:MOSCD150)
Francois K-Masterpiece
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ゲップが出る程のテクノ三昧!!テクノの大洪水!!

UKクラブミュージックの老舗・Ministry Of Soundが送る新シリーズ"Masterpiece"の第一弾は、なんとこちらもクラブミュージックの大御所中の大御所・Francois Kevorkianが担当。最近彼がテクノ化しているのは周知の事実ですが、本MIXCDでも彼のテクノ趣味がばりばり前面に出たテクノミックス3枚組みの超大作。いくらなんでもゲップが出るくらいのボリュームだわな。しかしもうフランソワも完全にテクノが板に付いて来たと言うか、もうテクノDJ一本でもやっていけると断言出来る位テクノなDJになりましたね。CD3枚組みの大作だけど各ミックスごとに特徴があって、決して飽きずに聴けるどころかそれぞれの魅力にぐいぐい引き込まれる内容となっております。

CD1の"Napoli"はプログレッシヴハウス色が強めに出た大箱でのプレイを意識した壮大な展開で、じわじわとドラッギーな音が効いてきます。少々派手な気もするけれど、今回はマニア向けではなく一般的な人向けに意識したと発言しているので、これはこれで良いのかなと。CD2の"Manchester"は一番テクノ色が強く、そしてデトロイトテクノ、またはそれに影響を受けた曲を多めに入れた内容です。アッパーに盛り上げつつもメロディアスな曲をふんだんに使っていて、泣きの旋律が入ってくる後半は感動物。オールドスクールな曲も使用していて、テクノへの敬意も感じられますね。そしてCD3の"Tokyo"ではコアなファンも忘れてないぞと言わんばかりに、普段のDeep Spaceワールドを意識した幅広いプレイを聴かせてくれます。テクノの中にダブアンビエント〜ディープハウス〜アフロハウスを落とし込み、横揺れグルーヴとファットな低音でゆらりゆらりと体を揺さぶる好プレイ。個人的にはCD3が一番ディープで、ゆるゆるな浮遊感に包まれ気持ち良いと思います。

テクノと言う枠組みの中で自由に羽ばたきを見せるフランソワ、老いてなお盛んなDJであります。"Masterpiece"と言う主題が付いたこのシリーズですが、正にそのタイトルが相応しいテクノの指標となるべきMIXCDですね。

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| TECHNO5 | 21:30 | comments(1) | trackbacks(3) | |
Ben Sims - Ekspozicija 08 : Escapism Pt.2 (Explicit Musick:EXPLICITCD008)
Ben Sims-Ekspozicija 08 : Escapism Pt.2
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一時期は隆盛を誇ったハードグルーヴテクノももはや過去の遺産。ハードなプレイをしていた多くのDJがハードテクノに見切りをつけて、流行のエレクトロやミニマルにあっさり鞍替えする悲しい世の中。そんなハードグルーヴが下火なこのご時世の中、一人息巻いている真の漢がいる。その人こそかつてハードグルーヴで一躍シーンの最前線に躍り出たBen Sims。現在でもターンテーブル3台をフル活用し、バカテクで迫力に溢れたグルーヴを聴かせるハードテクノ好きにとっての神である。はっきり言って今のシーンの流れでは正直ベンシムスタイルでの活動は難しいと思われるのに、頑なにスタイルを変えない彼の心意気には敬意さえ抱いております。

さて本作でも以前と変わらぬバカテクで70分の中に41曲も詰め込む尋常ならざるミックスを披露していて、あれよあれよと移り変わる音の変遷はやはり凄い。一曲の中で良い箇所だけを繋げて常に盛り上げるのがこの手のミックスプレイの醍醐味で、かつてJeff Millsが実践していた事を現在に引き継ぐ巧みの技であります。選曲は彼の大好きなシカゴアシッドやデトロイトテクノ、そしてヨーロッパのテクノまで混ぜてざっくりと野性味溢れる音に仕上げております。しかし曲をただ繋げるだけではなく、多くの曲に彼がエディットを施していて良い感じのドンシャリした音になっていますね。音は洗練されておらず野暮ったいし曲も繋ぎ過ぎでどこかせわしないけれど、ファンキー度とトライバル度はやはり並々ならぬ内容と言えましょう。元々Jeff Millsに影響を受けていた自分には、この手のミックスは永遠に外せないですね。

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Spirit Catcher - Harmonized Session (IRMA JAPAN:IRJP-0009)
Spirit Catcher-Harmonized Session
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今週末ageHaにベルギーからのディスコ大使・Spirit Catcherが来日します。昨年彼らがリリースした"Night Vision"(過去レビュー)は各音楽雑誌でも賞賛され、我がブログでも売れ行き好調の人気アーティストです。ディスコと言うとやはり古臭い音を想像しますが、彼らの音はレトロフューチャーを感じさせる懐かしい近未来的イメージ。それはネオンライトの輝くメトロポリスを喚起させる近未来都市の音で、テクノやハウス風に音付けされているから割と違和感無くディスコが再構成されております。今回の来日イベントに合わせて彼らのライブミックスCDが発売されましたが、やっぱり彼らの特徴である煌びやかでレトロな音がしっかりと聴ける様になっています。華やかで艶のあるシンセサウンドばりばりでいかにもちょい古臭そうなディスコティックなテクノサウンドですが、どこか気の抜けた展開と合わせてまったりした感じはホームリスニング向けでしょうかね。デトロイトテクノ系の音も幾らか入っていて、近未来感が余計に高まっている雰囲気。個人的にはもっとガツンと来るテンション高めのプレイも聴きたかったですが、彼らの特徴自体はしっかり表現出来ているとは思います。聴く時は是非、部屋の中でミラーボールを回しましょう!

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
DJ Alex From Tokyo - Mi Mix (Octave Lab:OTLCD1110)
DJ Alex From Tokyo-Mi Mix
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NYに行ってしまったDJ Alex From Tokyoの新作MIXCDが登場。インディー的なリリースも含めると既に6〜7枚はMIXCDを出している位MIXCDに対して意欲がありそうですが、実際この人のMIXCDは毎回納得の出来なんですよね。特に今作は現場、イベントでのプレイをコンセプトに打ち出したリアルな内容。近年アレックスがよくプレイする曲を選んで現場の雰囲気を伝える様にしているそうですが、今までの彼のMIXCDの中で一番良いかもしれないですね。基本ハウスがベースとなっているんだけど、テクノ、ミニマル、ディスコ、ラテン、エレクトロハウスと今作はとにかく幅が広いです。序盤はディスコが流れてきたのであれ?って感じで心配したんだけど、中盤から恍惚感を誘うテクノ、エレクトロハウス系の音に変化してきて、Pryda、Joris Voorn、Carl Craigらの曲が目白押し。クラブでの盛り上がり方を想像させますね。終盤はエレクトロニックなハウス系で、気持ちの良い4つ打ちを保ったまま終わりを迎えます。今までの彼の作品と言えばソウルフルとかブラックネスを感じていたのですが、本作は一言クールって感じです。やっぱりテクノ系の音の比重が増えているせいなんでしょうかね?本当にクラブっぽい雰囲気が感じられて、お見事って内容です。

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| HOUSE3 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2007 Best Seller
今年も遂に終わりがやってきました。と言う事で年間ベストなんですが、その前に今年も年間売上ベストを行おうと思います。皆様今年もこの「Tokyo Experiment」経由@アマゾンで、多くの商品を購入して頂いてありがとうございました。とここまでは、去年と全く同じ文章を使わせて頂きました、手抜きですいません。さて今年はテクノシーンではミニマル、エレクトロハウス、ロックテイストなのが流行っていた気がしますが、我がサイトでは一体どんな音楽が人気があったのでしょうか?続きに売上高が多かった物を掲載しております。

それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Dave Clarke - I Love Techno 2007 (Music Man Records:MMCD030)
Dave Clarke-I Love Techno 2007
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一時期隆盛を誇っていたハード目のテクノはすっかり過去の物となり、それらをプレイしていたDJも皆クリックだかミニマルだとか言われる方面ばかりを回す昨今。しかしDave Clarkeは私の期待を裏切らなかった!最近にしては珍しい所謂普通のテクノを中心にしたミックスですが、最新のヒット曲や未発表曲も織り交ぜて痛快で格好良いテクノですね。特に序盤から中盤までの疾走感に溢れゴリゴリバキバキな展開は、クラブでのピークタイムを表現したかの様で最高です。後半では序盤とは対称的にエレクトロハウスも出て来てテンションも下がり気味になりますが、序盤の反動なんでしょうかね。まあしかしやっぱり勢いのあるテクノはいつ聴いても飽きないし、この種のテクノは自分はいつまでも聴き続けるんだろうなと思います。I Love Techno!

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Christian Smith & John Selway - The Coming Storm (Sino:SINO103CD)
Christian Smith & John Selway-The Coming Storm
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Σ(゚Д゚ノ)ノ おおぉぉぉぉ〜?!
最近は連日本作ばかり聴いております。半年位前からこの作品が出ると知ってから首を長くして待っておりましたが、こりゃ想像以上にやばいテクノですよ。Joris VoornらもリリースするTechnasia主宰のSinoからの最新アルバムは、なんとハードテクノタッグのChristian Smith & John Selway。ハードテクノを聴いてきた人達には馴染みの深い二人でしょうが、Sinoからアルバムを出すと聞いた時は一体どんな音になるんだろうとあれこれ想像してました。しかし本作においては激ハードでアッパーな作風は封印され、代わりにシャープな切れ味と鍛え上げた重厚な音を携えより深みを増した世界観が広がっています。例えば今までが勢いよく爆撃する戦闘機の様な音ならば、本作は唸りをあげて爆走する重戦車みたいな感じ。クリック通過後の硬質なミニマルな作風なんだけど、もっと荒々しく剥き出しの音でたくましく、そしてSinoらしくスタイリッシュな切れ味鋭いシンセも入っていたり、彼ら自身の音を失わずに流行を取り入れていると思います。またスカスカでワイルドな音の構成はどこかシカゴハウス/テクノの匂いを感じ取れるのですが、彼らってシカゴにも影響受けていたのかしら?何にせよやはりベテランだけあって音の選びやミニマルとしての質、そしてそれ以上に流行に飲まれない純然たるテクノとして存在している所が素晴らしいです。今これを聴かずして、一体他に何を聴く?

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kevin Saunderson - Ekspozicija 07 The Detroit Connection (Explicit Musick:EXPLICITCD007)
Kevin Saunderson-Ekspozicija 07 The Detroit Connection
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初めに言っておきますがサブタイトルの"The Detroit Connection"なんて言葉は、まず鵜呑みにしない方が良い。何度かKevin SaundersonのDJプレイは聴いているけれど、デトロイトの範疇を越えて完全にハードテクノな域に入ってます。"Good Life"は確かにデトロイトハウスだけど、しょっちゅうKSが回す"Good Life(Re-Edits)"は完全にハードテクノの域だ。Juan Atkinsはエレクトロ(かな?)、Derrick Mayはシカゴハウスを基にしているとしたら、KSのDJプレイは多分ヨーロッパのハードかつスタイリッシュなテクノを基にしているはず。彼のプレイを聴いている人は分かると思うんだけど、勢いのある4つ打ちテクノをこれでもかと繋げてフィルターで音を切ったりしてブレイクを作るプレイはデトロイトとは異なる物だと思う。だからと言ってKSのプレイは駄目じゃんなんて事は無く、むしろ上記3人の中ではKSのプレイが一番好き。プレイ的にはKen IshiiとかBen Simsなんかに近いと思うけど、ハードな中にもここ一番で盛り上げるヒット曲を随所に挟み込むプレイは基本的に盛り上がらない訳が無いんですよ。ハードテクノからトライバルテクノ、太鼓の効いたパーッカシブなテクノなどをガツガツと、勢いよく繋げて豪快な流れを生み出すんですな。でそれを踏まえて本作ですが、やっぱ変わってねーなーと言うのが感想w。いや、良い意味で変わってない。序盤にBorder Communityの曲を持ってきたのは意外だったけれど、その後は終始ズンドコ節で時折上げたり下げたりの繰り返し。永遠にワンパターンな男だけれども、緩急の付け方とかフィルタの掛け具合はセンスが良いとしか言いようが無い。彼がデトロイト3人衆の中で一番ヒットした訳は、やっぱり派手な作風があったからだと言うのがここでも証明された。でも何だかんだ3人衆の中で一番大好きなのがKS。

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| TECHNO4 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn - From A Deep Place (Green:GR101CD)
Joris Voorn-From A Deep Place
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テクノシーンを賑わせた超大作"Future History"(過去レビュー)から2年半、オランダのテクノ貴公子・Joris Voornがまたも大作を携えて帰ってきました。本作がリリースされるまでの間、テクノ、ハウスシーンに限られる事なく彼のトラックは何度もフロアを震撼させ、多くのクラバーを熱狂させてきました。前作からまもなく3年が経とうとしているのに一向に人気が衰える事もなく、それどころか多くの人が新作を期待し待ちわびていたのではないでしょうか。心配だったのは余りにもデビューアルバムが出来すぎていると次作で才能が枯渇してしまう事が多いのですが、Joris Voornに限ってはそんな心配は無用だったみたいです。

前作"Future History"が若い瞬発力を生かしていたとしたら、本作はそれに円熟味をかけたお決まり通りの新作と言えるかもしれません。元々新機軸など全く無い人なので本作もその通りなのですが、何故彼の音楽はこんなにも人を惹き付けるのか。お決まり的な王道テクノ、ともすればオールドスクールとも捕らわれかねないのに。そこにはメロディーを大事にしたメランコリックな旋律、透明感のあり美しいシンセのサウンド、クラブ・ホームに対応したアクセントのある展開があり、余りにも直球過ぎるが故にむしろ基本的な質の高さが前面に出て誰にでも受け入れられる作品となっているのではないでしょうか。デトロイトテクノやUKテクノの先人から影響を受けているとの発言通り、デトロイトのメランコリーと欧州の耽美さを兼ね備えており、テクノの良い所を全て吸収してしまった人なのかもしれません。多分彼のこの吸収力と理解力があれば、10年後も素晴らしい作品を作り続けて居る事は容易に想像しうるのでは。新機軸を求めない人以外には本作も当然聴くに値すべき作品であり、また長年聴くに耐えうるクラシックとなる事間違いないでしょう。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Fuse Presents Technasia (Music Man Records:MMCD022)
Fuse Presents Technasia
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先日WOMBでTECHNASIAのCharles Siegling(誰か正しい発音を教えてちょ!)とAmil Khanのプレイを聴いてきたのですが、Charlesは今回は思ったより普通にテクノが強調されていましたよね。しかしCharlesの真価と言えばやはりシカゴハウステイストを強調したプレイでありまして、それが見事に聴けるのが本作です。彼自身もシカゴハウスからの影響はかなり大きい事を公言していますが、実際に彼のプレイって相当に猛々しくラフで荒くて、とにかく技術より勢いって感じなんですよ。決してDJが下手とかそうゆうんじゃなくて、何はともあれ爆発力全開で一気に引っ張っていってしまうスタイルを確立しているんだと思います。そしてまた音が何よりもファンキーで、この黒いファンキーさと言うのはやはりシカゴハウス生まれの物なんですな。しかもシカゴハウス、エレクトロ、ハードミニマルなど悪ぶれた音ばかりで繋ぐかと思えば、時には綺麗なシンセ系のトラックやデトロイト系も混ぜたりしてしっかりツボを押さえた憎たらしい演出でございます。今ではそうは見られなくなった70分に40曲近くを詰め込んだ展開が早く、そして緩急自在に流れを支配する怒濤のMIXCDですね。これを聴いて思い出したのは、かつてのJeff Millsの傑作「Mix-Up Vol.2」(過去レビュー)。こちらもかなりシカゴハウス色濃厚で、黒いテクノと言っても差し支えなかったですね。あ、でも元々テクノは黒い所から始まったんですよね。

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| TECHNO4 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2007/03/23 TECHNASIA presents X PARTY @ WOMB
WIRE06では自分たちにアクシデントが起きた為、Joris Voornのライブが見れませんでした。そんな自分に幸運にも再度Jorisのライブを見る機会がもたらされた為、Technasiaが主宰するX PARTYに出かけて来ました。あ、でも今回も連れが遅刻したのでクラブに入ったのは一時過ぎ…殆どAmil Khanのプレイが終わりかけでした(泣)ところが今回の自分の中での山場は正にフロアに入った瞬間!なんとRed Planet"Journey To The Martian Polar Cap"→Jeff Mills"Detached"→Super-A-Loof"Night On The Promenade"とデトオタ悶絶のセットを披露していました。Amilはオープンからプレイしていたそうですが、一体どんなセットだったんだろうと非常に気になります。
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| EVENT REPORT1 | 09:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2007/03/16 (FRI)
Taicoclub Presents Innervisions @ Womb
Live : Nathan Fake
DJs : Ian O'Brien(Live + DJ Set), Kaoru Inoue, Force Of Nature

2007/03/20 (WED)
mule musiq 3rd anniversary party meets KOMPAKT NIGHT @ UNIT
Live : Saikoss (Saiko Tsukamoto aka Museum Of Plate & Kuniyuki Takahashi),
code e, Koss aka kuniyuki Takahashi
DJ : Michael Mayer, Toshiya Kawasaki

2007/03/23 (FRI)
TECHNASIA presents X PARTY @ WOMB
LIVE : Joris Voorn
DJ : Technasia

2007/03/30 (FRI)
TRI-BUTE 3RD Anniversary @ ageHa
Arena
Special Live Set : Chab, Spirit Catcher
Island Bar
DJs : Q-Hey, Mayuri

3月に気になっているイベントはこれ位かな。WIREで事情があってヨリスヴォーンのライブを聴けなかったので、今度こそは聴きたいです!最近注目株のSpirit Catcherのライブも気になるなー。
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2006 Best Seller
今年も遂に終わりがやってきました。と言う事で年間ベストなんですが、その前に今年も年間売上ベストを行おうと思います。皆様今年もこの「Tokyo Experiment」経由@アマゾンで、多くの商品を購入して頂いてありがとうございました。とここまでは、去年と全く同じ文章を使わせて頂きました、手抜きですいません。さて売上ベストですが、結果を見るとなかなか面白い結果でありまして、2年以上も前にリリースされた作品が今でも売れていたり意外でした。しかしブログで紹介した甲斐はあったなと、嬉しい気持ちでもあります。これからも素晴らしい音楽を紹介し続けられる様に更新がんばらないとね。では早速売上上位から発表したいと思います。

それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 12:20 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Steve Rachmad - Neo Classica (Sino:SINO102CD)
Steve Rachmad-Neo Classica
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さあさあ、今年も残り一週間を切りました。そんなタイミングで期待のテクノアルバムがリリースされました。Technasia主宰のSINOから、Steve Rachmadと言う新人です?いえいえどうやら新人ではなく、数々の名義でTransmat傘下のFragileや100% Pure、Strictly Rhythm、Music Man、Rotationなどの優良レーベルから作品をリリースしているオランダ人だそうです。オランダと言えばStefan Robbers主宰のEevo Lute MuziqueやDelsinなど、デトロイトを追従するグループの中でも屈指のレーベルがあるお国で素晴らしきテクノ国家と思われます。なんでどうしたってこのアルバムには期待していた訳ですが、SINOからのリリースと言う事もありなかなかの充実ぶりです。「Neo Classica」と言うタイトル通り、かつてのDerrick Mayみたいな未来的かつ懐かしめのテクノもあれば、アッパーなトラックに流麗なシンセが乗ったTechnasia系の曲もあり、過去の遺産を現在に蘇らせた音がします。シンセの音自体は分厚い感じですが、音の数自体は少なめでオールドスクールなシカゴハウスとデトロイトテクノを混ぜた感触ですね。どう聴いても目新しさはないものの、デトロイトテクノ好きな人にとってはこうゆう音にやられちゃいますよね。ただベテランのせいか思ったよりも優等生ぶりが目立って、落ち着いたアルバムになっているのは少々残念です。同レーベルのJoris Voorn並にハイテンションな曲を、もう少し用意してくれていれば更に満足出来たかなと。何度か聴き込めば、また違った見方が出来るようになるのかな。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
2006/12/08 ESCAPE presents HI-TEK-SOUL JAPAN TOUR 2006 @ Space Lab Yellow
今月は毎週行きたいイベントがあって大忙しですね。つーことで一年半ぶりのDerrick Mayに行ってきました。あれ…よくよく調べたらYellow自体も一年半ぶりで、前回行ったのもDerrick Mayでした。何でこんなにもYellowに行ってなかったのか思い出すと、以前程テクノのイベントが充実しなくなったからなんだよね。他のクラブにブッキング負けてきてる気がする。新宿Liquidroomが無き今、Yellowには何とかがんばって欲しいんだけどな。まあそれはさておき久しぶりにYellowに入ってみると、やっぱりここの雰囲気は好きだわ。低い天井、最新とは言えない照明を逆に効果的に使用した暗いフロア、そして熱狂的に踊りに来ているお客、何もかもが他のクラブとは違います。やっぱりクラブの中ではYellowが一番好きだなーと実感。
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| EVENT REPORT1 | 16:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Heiko Laux - Waves (Kanzleramt:KA133CD)
Heiko Laux-Waves
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本日からは当分テクノの新譜について、怒濤のレビューをしていきたいと思います(オンライン注文した物が一気に届いてしまい、困っています)。まずは何度も紹介しているドイツテクノレーベル・Kanzleramtの設立者、Heiko Lauxのアルバムです。レーベル自体は1994年に発足していますが、やはり近年のAlexander Kowalski、Diego、Fabrice Ligらの活動が有名でしょうかね。デトロイトテクノに影響を受け、かつシャープに切れ味を増したテクノで本当にカッコイイ作品が多いです。流行に流されずにいかにもテクノらしいテクノを得意としていて、Heiko Lauxも期待を裏切る事はありません。今作も美しい艶を持ったシンセフレーズがふんだんに使われていて、メロディーを大事にしているのが分かります。デトロイトテクノのファンキーな点ではなく、シンセの音色に影響が見受けられると思いますが、ヨーロッパのデトロイトフォロワーはそこら辺は良くも悪くも似通ってる気がしますね。ただこうゆうメロディーを大事にした音楽は、アルバムとしてリリースすると家で聴くにはもってこいなんですね。ハードテクノでは傑作と言えるアルバムが少なく、きっとそれは単調になってしまうからで、Heikoさんの様にメロディーで聴かせるアルバムは何度でも楽しんで聞き込めるのが強みでしょう。無駄に音を分厚くしたりとか派手にしたりとかもせずに、意外とあっさりした軽めのトラックばかりですが、必要な分だけの骨組みでしっかり聴ける曲ばかりですよ。Joris VoornとかTechnasia、Alexander Kowalskiが好きなら、Heiko Lauxも見逃さない様に。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Angel Molina - Wax Sessions (Sonar Music:SM007-CD)
Angel Molina-Wax Sessions
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僕が普段聴くテクノのMIXCDと言えば一枚のCDの中に2〜30曲は曲を詰め込んだ、矢継ぎ早な物が多いです。曲の中の良い部分だけどどんどん繋いでいくと言うコンセプトに基づいているのですが、昨日紹介したSven Vathなんかは一曲を長めに聞かせるスタイルですね。別に長めに聞かせるのも嫌いではないのですが、そうすると選曲によって良い悪いの重みが増えてきます。今日は一曲を長めに聞かせるタイプで、意外に素晴らしかったMIXCD「Wax Sessions 供廚鮠匆陲靴泙后Angel Molina、90年初期から活動をしているスペインのテクノDJだそうです。スペインと言えばCristian Varelaの方が有名なんだけど、地道にAngel Molinaも活動しているらしいです。そんな活動の長さゆえか、過激なプレイをこれでもかと見せつける事もなく、深みがあり一枚のCDの中にストーリーを感じさせるベテランのプレイを残してくれました。まずはJeff Millsのディープなテクノからデトロイト系のAardvarckに繋ぎ、3曲目でJames Holdenを投入しサイケデリックな世界に引きずり込みます。そのままディープなミニマルで繋いでいく内に、あれ???いつのまにか太く上げ気味の4つ打ちに変調しているよ?中盤から後半にかけてはメロディアスでアッパーなテクノ、粗めのハードテクノを混ぜて上げ下げを用意し、最後までがつんと肉体を刺激してくれます。一曲を長めに聞かせるからこそ自然な繋ぎが出来ていて、これもMIXの醍醐味なんだなと思わせるプレイです。旬のアーティストもふんだんに使われていて大変素晴らしいですが、知名度の低さで損をして感じがありますね。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Alexander Kowalski,Diego Hostettler,Dennis DeSantis - Reasons (Kanzleramt:KA80CD)
Alexander Kowalski,Diego Hostettler,Dennis DeSantis-Reasons
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今まで結構髪が長い事が多かったのですが、暑苦しかったのでいつもより短めに切ってきました。あ〜さっぱりと気持ち良かったのですが、とある人に頭に10円禿げがあるのを発見されましたΣΣ(゚д゚lll)その後心配になり頭をじっくりいじくり回してみると、なんともう一つ500円玉大の禿げを発見!!!(´;ω;`)ウゥゥ これっていわゆる円形脱毛症?知らない内にストレスが溜まっていたのかな…。27年の人生経験でこんな事は初めてです。なってしまったものはしょうがないので、これ以上ストレス溜めない様になんとかしたいものです。

そんな頭のへなちょこな勢いとは正反対で、圧倒的なグルーヴを生み出すのがWIREでも好評だったAlexander Kowalski。ハードでソリッド、冷ややかなマシンビートが鋭い音で空間を切り裂くドイツのアーティストです。そんな彼が同じくKanzleramtのDiegoと、デトロイト系のアーティスト・Dennis DeSantisと手を組み、3人での共同アルバムをリリースしております。分かっている人はすぐに察しが付くでしょうが、これだけの優等生が集まれば出来の悪い音なんて出てくるはずがないですよね。このアルバム、デトロイト系の綺麗なシンセ音がふんだんに使われていますが、スピード感なりビートの強さと言うのはデトロイト以上かもしれないですね。単にアッパーと言うのではなく、上下に揺さぶられるリズム感があり激しさと端正さを持ち合わせていますよね。デトロイトが衝動的なのに対し、ドイツの音って言うのは知的だったり理論的だったり頭で考えた様な音だと思います。そうゆう意味でデトロイトのアーティストより優等生が多いかなと。メロディーは非常にシャープで綺麗の一言、完全にヨーロッパ系の洗練された音ですね。逆にデトロイトの黒さは皆無で、白人アーティストがデトロイトを模倣した典型的な例だなと。でもこれはこれで彼らの音なんだろうし、カッコイイからまあ良いんじゃないかな。TECHNASIAとかJoris Voornが好きな人も是非チェックしてね。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2006/09/02 Wire06 @ Yokohama Arena
さてさて楽しみにしていた初のWIRE、行ってきました。エレグラ以来の大型屋内レイブでしたが、良い所と悪い所色々ありました。

まず11時過ぎ入場しアリーナで石野卓球を観覧。「Good Life(Re-Edit)」とか回したり、ロッキンなテクノ回したり大型イベントに合わせたセットではありましたが、ブレイク多すぎるしちょっと大味過ぎるかな。やっぱり自分には合わないし、お金払ってまで見る事はないだろうなぁ…。正直DJとして出るとその時間がもったいないので、もうオーガナイザーだけに専念して欲しいな。
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| EVENT REPORT1 | 19:00 | comments(10) | trackbacks(4) | |
UPCOMING EVENT
CLASH14 feat. Drumcode 10th Anniversary @ ageHa
2006/08/18 (FRI)
ARENA DJ : Adam Beyer, Cari Lekebush, Joel Mull
ISLAND BAR DJ : Q'Hey, Shin Nishimura, Mayuri, and more…
WATER BAR DJ : Susumu Yokota, Sodeyama, Hitoshi Ohishi, and Guest

OCTAVE ONE JAPAN TOUR 2006 @ YELLOW
2006/08/18 (FRI)
DJ:LAWRENCE BURDEN(OCTAVE ONE/RANDOM NOISE GENERATION), DJ NOBU, TAKAMORI K.

HIGH TECH SOUL Japan Night @ UNIT
2006/08/25 (FRI)
DJ : Kenny Larkin, Hitoshi Ohishi, Shin Nishimura, and more…

Standard 5 @ Color Studio
2006/08/25 (FRI)
DJ : Ken Ishii, 7th Gate, Moodman

STERNE presents WIRE06 PRE-PARTY @ WOMB
2006/09/01日 (FRI)
DJ : Secret Cinema & Joris Voorn & Alexander Kowalski -3 Back 2 Back Live

Ministry of Sound Sessions feat. DJ Sneak @ AIR
2006/09/01 (FRI)
DJ : DJ Sneak, and more…

Face presents Andre Collins Japan Tour 2006 @ YELLOW
2006/09/02 (SAT)
DJ : Andre Collins, Ryo Watanabe

COCOON CLUB feat. SVEN VATH @ WOMB
2006/09/09 (SAT)
DJ : Sven Vath

CHaOS @ YELLOW
2006/09/17 (SUN)
DJ : Fumiya Tanaka, and more…

タイトル未定 @ YELLOW
2006/09/22 (FRI)
DJ : DOC MARTIN, MOCHIZUKI, DJ KAZ

VADE 2nd Anniversary feat. Ben Sims @ WOMB
2006/09/29 (FRI)
DJ : Ben Sims, Ryukyudisko, and more…
Live : Surgeon

DENNIS FERRER Japan Tour @ YELLOW
2006/09/30 (SAT)
DJ : DENNIS FERRER, and more…

何はともあれ、DrumcodeイベントとBen Sims+Surgeonだけは行きたいと思います。

-追加-
ICAN @ UNIT
2006/09/23 (SAT)
DJ : DJ S2 aka Santiago Salazar, Takamori K.

Clash15 @ ageHa
2006/09/29 (FRI)
DJ : Laurent Garnier, Kevin Saunderson

DJ Marky & Friends @ WOMB
2006/09/30 (SAT)
DJ : DJ Marky, Laurent Garnier(Drum & Bass Set)

T.A 2006 @ ageHa
2006/09/30 (SAT)
DJ : Kevin Saunderson, Ken Ishii
2006/09/29 (FRI)
| UPCOMING EVENT | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Alexander Kowalski - Changes (Different:DIFB1060CD)
Alexander Kowalski-Changes
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WIRE06にもライブで出演予定のあるAlexander Kowalskiが、デビューしたKanzleramtからDifferentにレーベルを移籍しニューアルバムをリリース。音的にはJoris Voornらと近く、メロディアスかつハードなグルーヴで水準の高いテクノをリリースしています。その割りに日本ではJoris程注目を浴びないのが不思議で、まあ単純に大ヒットする曲がないだけの事なんでしょうが。今作はレーベルも心機一転変えたせいか、音の方も今までとは多少異なる模様。疾走感のある鋭いテクノに加えて、ダークなニューウェーブ調のテクノ、ジャーマン節を強調したアシッド風テクノなどバリエーションが豊かになりましたかね。そのどれもが切れ味のあるシンセが空間を切り裂き、重いリズムトラックががしがしと床を揺らします。無駄の無い構成で、非常にスタイリッシュ。アルバムを通してしっかり聴けるテクノで、やはり水準は高いなと思います。一番好きな曲はJoris Voornとの共作「She's Worth It」なのですが、これはJoris色が強めに出たハードで綺麗目のテクノ。Jorisもやっぱ凄いんだよね。

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| TECHNO3 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Francois K. - Frequencies (WaveTec:WT50165-2)
Francois K.-Frequencies
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待った待った、ほんとーに待った。今度こそと何度も思いつつ実現しなかったDerrick Mayの新作が、遂にMIXCDの中で披露されました。しかもダンスミュージックの伝道師・Francois Kと組んだユニット・Cosmic Tiwns名義で、「Solar Flare」なる新曲を届けてくれました。で内容はと言うとほぼFrancoisが手掛けたんじゃないかと思わせるハウスグルーヴ基調で、そこにコズミックなシンセが絡みつくまあまあの出来。まあ御代二人の共作の割りには意外と落ち着きのあるテックハウスで、マジックは見られなかったけど素直にDerrickの新作としては喜ばしいですね。

肝心のFrancoisのミックスプレイはと言うと、もはやハウスのDJとしてではなくテクノもすっかり馴染んだディープスペースワールドを見せつけてくれました。流行のAmeやNathan Fakeなどのどディープなテックハウス、Jeff Mills、Carl Craig、Joris Voornらの王道テクノ、Sleeparchiveのミニマルテクノ、Oliver Ho、Samuel L.Sessonsらのハードテクノ、Co-Fusinのアッパーハウスなど内容も豊かに全体的にクールでヒンヤリとしたプレイです。Francois K、Aril Brikhaの新作が収録されているのも、嬉しい限りでかなり豪華な選曲ですね。元々がハウスDJのせいか小刻みに流れを作るよりはかなりスムースな流れで、長い時間をかけて広がりのあるプレイを聞かせてくれます。ハードな音は少なめでハウスファンにも聴きやすいプレイだとは思いますが、個人的にはもう少しアッパーな箇所が欲しかったなと。壮大な世界観はさすがFrancoisだとは思いましたが、理路整然と考えた挙げ句に決めた流れは少々クール過ぎるかも。もうちょっと人間らしさと言うか、大雑把でも良いから勢いがあればなと思います。完璧すぎるのはベテランの味だとも言えるし、逆にマイナスにも成りうると言う事なのですね。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Kanzleramt Vol.6 Mixed By Heiko Laux (Kanzleramt:KA128CD)
Kanzleramt Vol.6 Mixed By Heiko Laux
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非常に読みにくいレーベル名・カンツァーラアムト(って読むの?)。テクノ帝国ドイツにおいて、近年着々と評価を高めているスタイリッシュなテクノレーベルであります。このレーベルにはレーベルオーナーであるHeiko Lauxを初め、Johannes Heil、Alexander Kowalski、Double X、Diego、Fabrice Lig、Ian O'Brienなどデトロイトテクノに似た綺麗目で切れ味の鋭い音を得意とするアーティストが集まっております。そんなアーティストの楽曲を集めたシリーズが、Heiko Lauxがミックスを手掛けたKanzleramtシリーズです。もうこのシリーズも6枚目ですが、毎回最新の曲を紹介してくれてこのレーベルの一番フレッシュな所を聴く事が出来ます。全部同じレーベルの音源なので似たり寄ったり感は否めないのですが、それを帳消しに出来る程水準の高い曲が集まっている辺りこのレーベルの素晴らしさが分かって頂けるかと。前半は緩めの透明感溢れるテクノから徐々にアッパーに盛り上げていく分かり易いプレイをしていて、余分なギミック無しの曲の良さを際立たせるプレイだと思います。特徴としてはデトロイトのファンキーな点やソウルフルな点では無く、幽玄でどこまでも透き通る蒼きシンセサウンドを色濃く受け継いだ曲が中心で、無駄を削ぎ落とし理路整然と曲を創っていった様に感じます。黒人音楽のファンキーさを真似するよりは、西洋のスタイリッシュさを強調する方が良いと言う姿勢に潔さを感じますね。しかしドイツにはどんだけ凄いレーベルがあるんでしょうね、恐るべしテクノ帝国です。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Michel De Hey - Two Faces (541:541416 501376)
Michel De Hey-Two Faces
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微妙に名前を聴く位で殆ど詳細の分からないMichel De Hey。なんでもオランダテクノシーンでは最も有名なアーティストだそうで、活動歴も20年以上を誇るベテラン中のベテランだそうです。WIRE04にも出演していたそうで実力は保証されていそうだし、Secret CinemaやJoris Voornとも共作をしているのでそこら辺の音が好きな人は注目でしょうか。Michel De Heyの事を知らないのにこのMIXCDを買ったのは、Vince WatsonやAril Brikhaらの自分の好きなアーティストの曲が使われていたからなんですがね。実際購入したのは正解で、「Two Faces」のタイトル通り内容の異なる2枚組で充実しておりました。

取り分け気に入ったのはCD1で、最近流行のNathan FakeやAlex SmokeなどBorder Communityに通ずる覚醒的プログ系の曲が中心にまとめられています。終盤近くまで上げる事もなく、じわりじわりと感覚が麻痺していく様なドラッギーかつギラついた流れで終始テンポを保ちます。激しさで一気に持っていくより、やっぱりディープでミニマルな徐々に独特の世界観に引き込むこうゆうスタイルが近年の流行なんですね(自分も以前程家ではハードなCDは聴いてないし…)。途中まではそんな感じでゆらりゆらりとしているのですが、終盤3曲で一気に豹変。自身の曲〜(Funk D' Void's Remix)〜Aril Brikhaと立て続けに透明感溢れるデトロイト系のトラックを連発し、覚醒的な雰囲気から目覚めた様にスタイリッシュでエモーショナルな雰囲気に変化します。特に「Camera(Funk D' Void Remix)」は幽玄なシンセサウンドが鳴り響き、このMIXCDの山場になっていると思います。まさかこんな意外な展開が待っているなんて、想像だに出来ませんが良い意味で裏切られました。

対してCD2の方は至って普通で、デケデケベースライン+ハードテクノです。ビキビキのベースラインは好きですが、ディスコっぽいデケデケはそんな好きでもないし、プレイ自体も終始ハードな感じで特に新鮮味はないかなと。あ、いや、まあハードテクノなら他にもっと良いDJがいると言うだけで、別に悪いと言う事ではないです。ただ至って普通の出来だなと言うだけです。それでもCD1の為だけでも、このMIXCDを買う価値は充分にあるので見つけたら即購入あれ。

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| TECHNO3 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2006/09/02 Wire06 @ Yokohama Arena
WIRE06の面子が遂に発表!そして、なんと、驚愕のラインナップが!
過去最高と言っても間違いない面子が集結!!!

WIRE06のHPへのリンク

DJs:Disco Twins, Felix Krocher, Fumiya Tanaka, Jeff Mills,
Ken Ishii, Michael Mayer, Richie Hawtin, Takkyu Ishino,
Toby, Westbam

Live Acts:Afra & Incredible Beatbox Band, Alexander Kowalski,
Alter Ego, Beroshima, Hardfloor, Joris Voorn, Ryukyudisko,
Secret Cinema, Tok Tok

Special Guest Live:Nitzer Ebb

ミニマルのリッチーが!宇宙人ジェフが!テクノゴッド・ケンイシイが!
Kompaktのボス:ミヒャエルが!Kanzleramtが送るコワルスキーが!
アシッドハウスのドン:ハードフロアが!ロッカーの大ヒットが懐かしいアルターエゴが!
そして、先日来日したばかりのヨーリスボーンがなんとライブを!!!!

これだけのメンバーが一気に集結するなんて、こんなイベントが世界を探しても未だかつてあっただろうか?今までWIREには一度も行った事無いし卓球主宰と言う事で正直避けていたのですが、これを行かずしてどうする?果たして各アーティストの持ち時間はどうなるのって、かなり不安はあるんですけどヨリスのライブ見るだけでも行く価値はありますよ。ついでにハードフロアもまだ未体験なので、楽しみです。確実に最大動員数を記録するイベントでしょうが、がんばります。
| UPCOMING EVENT | 20:00 | comments(4) | trackbacks(3) | |
2006/04/28 Standard 4 @ WOMB
昨夜は世界のテクノゴッド・Ken Ishiiとテクノシーンの超新星・Joris Voornの豪華なイベントで、ちょー楽しみにしていたStandardに行ってきました。やっぱりJoris位の人気者が来ると結構混んでいて、でもまあそれ程不快感もなくイベントを満喫。ただ気になるのが、オイオイコールをするやつらは何なんだ?最近こうゆう人達本当に多いけど、イベントの趣旨に合わないし萎えるな。もう現在のクラブに昔の様な雰囲気を求めるのは、ただの時代錯誤なのでしょうか?
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| EVENT REPORT1 | 20:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
2006/04/21 CROSS MOUNTAIN NIGHT Feat. JAMES HOLDEN @ WOMB
今日は余り元気がありませんです、はぃ。。。。。。。。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん

すっごい楽しみにしていたJames Holdenには行ってきたんですよ。まあ今や大人気だし、当然WOMBも激混みでさ。それはしょうがないよ。(でもあんだけ混んでたら素直に音を楽しむのは難しいと思うぞ〜)。でもな、何で3〜4回もドリンクぶっかけられなきゃあかんのよ?激混みの中でタバコ吸うお馬鹿もいるし、周りを顧みず自分勝手に踊る阿呆もいるし、とにかく酷かった。
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| EVENT REPORT1 | 10:00 | comments(7) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
PEOPLE WANT MORE LIFE @ YELLOW
2006/04/14 (FRI)
DJ: JEFF MILLS(AXIS), TAKAMORI K.

MATERIAL feat. IAN POOLEY @ AIR
2006/04/21 (FRI)
Guest DJ: Ian Pooley

CROSS MOUNTAIN NIGHT feat. JAMES HOLDEN @ WOMB
2006/04/21 (FRI)
DJS: JAMES HOLDEN, TORSTEN FELD, Dr,SHINGO

CLUB MUSEUM @ UNIT
2006/04/21 (FRI)
Special Live Performance: BRITISH MURDER BOYS(SURGEON & RISIS) -5 hours gig-

UNDERGROUND RESISTANCE "INTERSTELLAR FUGITIVES" TOUR @ LIQUIDROOM
2006/04/28 (FRI)
Featuring members:INTERSTELLAR FUGITIVES SPECIAL LIVE UNIT
Formed by - GERALD MITCHELL as THE DEACON (UR044), THE ANALOG ASSASIN (UR040), CORNELIUS HARRIS as THE ATLANTIS (UR3.14), RAY 7 as THE UNKNOWN SOLDIER (UR051)
...And maybe more fugitives
DJs:SUBURBAN KNIGHT aka JAMES PENNINGTON (UR011), DJ S2 aka SANTIAGO SALAZAR (UR057), DJ DEX aka NOMADICO (UR061)

STANDARD 4 @ WOMB
2006/04/28日 (FRI)
GUEST DJ: JORIS VOORN
DJ: KEN ISHII, SATOSHI ENDO

MOODYMANN JAPAN TOUR 2006 @ YELLOW
2006/04/29 (SAT)
DJs: MOODYMANN aka Kenny Dixon Jr, Alex From Tokyo

PANORAMA @ YELLOW
2006/05/02 (TUE)
DJs : Kentaro Iwaki a.k.a Dub Archanoid Trim, Terre Thaemlitz
LIVE: LUOMO a.k.a VLADISLAV DELAY

CLASH 12 feat. DERRICK MAY @ ageHa
2006/05/06 (SAT)
DJs :Derrick May, Ken Ishii, DJ Tasaka, Fumiya Tanaka, DJ Wada, Q'Hey
Toby, Yama, Shin Nishimura, DR.Shingo, Kagami, RKD1 & RKD2
LIVE : Chester Beatty, Newdeal

JAPANECTION PRESENTS SOUL DESIGNER TOUR @ WOMB
2006/05/19 (FRI)
DJs: Fabrice Lig, Jean Vanesse, Ken Ishii, Sisk
| UPCOMING EVENT | 23:55 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Technasia - Popsoda (Technasia:TA104CD)
Technasia-Popsoda
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東洋のメロディーと西洋のテクノを融合させた絶大な人気を誇るユニット、Technasia。言うまでもなく素晴らしいトラックをリリースしていますが、その質の高さ故かリリース量はそれ程多くなく、大傑作である前作「Future Mix」(過去レビュー)から5年も経ってしまいました。それでもやはり期待を裏切る事もなく、新作は総合的に質の高い充実した内容となっています。香港出身のAmil Khanとフランス出身のCharles Sieglingによる異色のユニットは、アジアンテイストを前面に出したメロディーで多大なるテクノファンの心を射落としましたが、ただ物珍しいユニットではありません。個人的に感じるのは、音そのもののセンスがとにかく突出しているかと思います。綺麗目なんて使い回された言葉が陳腐に感じる程、幽玄で研ぎ澄まされた音を多用し耳にすっと馴染む音なんですよね。そしてそれらを利用し、時にはハードでソリッドなダンストラックを、時にはエモーショナルなサウンドトラックを創り上げます。そして今作はタイトル通りポップをより強調した曲が多く、大々的にヴォーカルやメロディーを前面に出し分かり易いトラックが多いと思います。かといって決して売れ線に走ったと思わせる面もなく、やはりこれはテクノでありダンスミュージックだと感じさせる躍動感もあります。確実にテクノシーンにおいて頭一つ抜け出ている実力で、アルバムと言うフォーマットにおいても妥協の許さない完璧な出来です。今作は彼らの仲間であるJoris VoornやJohn Thomas、ゲットーテクノのDJ GodftherやDJ Nastyが参加、またDave ClarkeとDJ Rushの曲のリミックスを収録し、サポート陣も素晴らしく豪華ですね。ちなみにニューウェーブ風のヴォーカルはCharles Sieglingが歌っているのですが、モロにYMO風に聞こえてしまうのはやはりアジアの特徴なのでしょうか。しかし5年に一枚でもこんなに素晴らしいアルバムなら、全然待てますよ。今週末の来日ライブが楽しみですわ。

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| TECHNO3 | 22:00 | comments(6) | trackbacks(5) | |
2005 Best Seller
今年も遂に終わりがやってきました。と言う事で年間ベストなんですが、その前に今年は年間売り上げベストを行おうと思います。皆様今年もこの「Tokyo Experiment」経由@アマゾンで、多くの商品を購入して頂いてありがとうございました。アフィリエイトのおかげでより多くのCDを購入出来、色々な音楽を紹介する事が出来たと思います。ただの趣味で始めたこのブログですが、テクノやハウス、自分の好きな音楽をもっとみんなに聴いていただけたらなんと素晴らしい事かと。それでは僕が紹介したCDで、今年売り上げの良かった順に紹介させて頂きます。

それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 10:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Vince Watson - Echoes From The Future : View To The Past (Bio Music:BIO017CD)
Vince Watson-Echoes From The Future : View To The Past
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近年テクノシーンに於いてJoris Voornと共にヨーロッパで株を上げているのが、このVince Watsonであろう。活動歴は10年位だろうか、その割に日本ではまだまだ地味な扱いだが一部では評価はかなり高い。Joris Voorn同様にスタイリッシュでメロディアスな作風が評判で、Jorisに比べるとアナログシンセの温かいサウンドとストレートな4つ打ちが得意である。EPは結構な量を発表しているのだが、やっとアッパー目のテックハウスアルバムが出たので嬉しい限り(今年上半期にも「Sublimina」と言うアルバムは出しているが、リスニング向けだったりする)。しかしどうだいこのアルバム、どこを切っても金太郎飴の様に変わり映えがないねぇ(笑)薄く透き通るシンセサウンドが全編使われて、浮遊感のある4つ打ちテックハウスが最初から最後までずっと続くんだよね。一曲一曲の水準はかなり高いけれど、この人一本調子なんだなと再認識出来た。どうせならこの道をずっとやり続けてくれよ、そうしたら偉い。けなしてる訳じゃなくて、この道を極めて欲しいだけだよ。UK版デトロイトテクノとも取れる音なので、この手の音が好きな人には一発で好きになれるのではないかな。Vince本人もアルバムライナーの中で「自身の音楽の経歴の中で、この地点に来るまで随分時間がかかった」と書いていた。結構な気合いの入れ様と、ある一つの達成感みたいなのがあるんだろう。なんだかんだ素晴らしいアルバムが、また一つ登場した。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(3) | |
Fuse Presents Joris Voorn (MINIMAXIMA:MM211CD)
Fuse Presents Joris Voorn
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今や押しも押されぬテクノ界の超新星・Joris Voornの初のMIXCDが遂に登場。大ヒット曲「Incident」や1STアルバム「Future History」での活躍はまだ記憶に残る所ですが、今度はMIXCDも出してくれるなんてなんてファン泣かせな活動ぶりなんでしょう。新人と言う事もあって僕はアッパーにガツンと来るようなプレイを予想していたのですが、ここは意外にもクールで抑制の取れたベテランらしいプレイを披露しています。ここでは流行のAbleton Liveを使って40曲をMIX、19個のセクションに分けています。PCを使ってのプレイのせいかやはり曲の流れに気を遣ってスムースで緻密な展開があり、彼の気高くも美しい面が強調されて感じる事が出来るのではないでしょうか。美しいシンセラインが用いられた曲の他にも、テクノに止まらずハウスクラシックスやクリックハウス、有名なアーティストの楽曲が惜しげもなく導入されて単調に陥る事はありません。こいつ本当に新人かよって思うような精密機械ぶりですが、欲を言えば新人なんだからもっと爆走気味に、ガンガン盛り上げるプレイでも良かったんじゃないかと思ったりもしました。実際にDJでは「Incident」だって回すそうじゃないですか。決して地味と言う訳ではないですが抑えめのプレイなので、緩い上げ下げの展開をじっくり噛みしめて長く付き合っていこうと思います。

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(4) | |
Technasia - Future Mix (Technasia Records:TA101CD)
Technasia-Future Mix
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ブログを初めて1年以上経つのにこの傑作CDを紹介してなかったのは、正直な所最近彼らが活動していないので忘れかけていたからです。Amil KhanとCharles Sieglingから成るこのTechnasia、その名の通りアジアンテイスト溢れるメロディーが魅力的。EPの段階から大ヒットを重ね色々なアーティストのプレイリストに載り、そして遂に出たアルバムが「Future Mix」でした。MIXと言うのは未来的な音楽の混合と言う意味もありそうで、またアルバム通してMIX風にアレンジされています。また香港のラジオ番組を再現したコンセプトアルバムでもあり、ナレーションが入ったり面白い作りにはなっているのですが…とにかく一曲一曲の出来が尋常で無い素晴らしさです。基本的なスタイルはシャープでソリッドなシンセ音を多様し、アジア風なメロディーを導入した様な美しい旋律、そして徐々に音に厚みを付けていき盛り上げるワイルドピッチスタイルです。大ヒットした「Silvery Sound」は美しくもハードで、未来的なシンセ音がシュンシュン鳴り渡ります。タイトル曲の「Future Mix」は典型的なビルドアップな展開で、中盤から入る独特なシンセが儚くも壮大であります。「Hydra」なんかJoris Voornの様にブレイクまで延ばしに延ばして、ブレイクに入った瞬間テンポダウンする予想外の展開が素晴らしいです。そして極め付けが「Evergreen」、ナルシスト風のCharlesのボーカルが入るのですが、至高の泣きメロがなんかYMOっぽいと感じたのは僕だけでしょうか?とにかく狂おしくも美しく奏でられるメロディーは、彼らがただのテクノユニットで無い事を示しています。踊れるボトムだけではなく、人を心を揺さぶる旋律がここには存在しています。なんて書いてるとダンスミュージックで無いと思うかもしれませんが、基本的に4つ打ちテクノでハードなのでご安心を。今年中にはニューアルバムが出るそうなのですが、この次は一体どんな展開が待っているのか期待は膨らむばかりです。テクノ好きな人は持ってないと、損していますよ。

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| TECHNO2 | 22:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Ken Ishii - Play Pause, And Play (Sublime Records:IDCS1016/1017)
Ken Ishii-Play Pause, And Play
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先日のFuse-In @ ageHaでのケンイシイのプレイはどうでしたか?もう文句の付けようの無い素晴らしいプレイだったと思います。毎度の事ながらアグレッシブでバリエーションに富んだハードテクノで、それをいつのプレイでもテンションを保っている所が凄いですよね。実際、世界最高峰のDJ Awards 2004にて、Jeff MillsやCarl Cox、Sven Vathを抑えてベストテクノDJ賞を受賞した事が、現在の彼の実力を示していると思います。そんな彼の最近のプレイを丸ごと体験出来るのが、このMIXCD、しかもオンタイムとオフタイムの2枚組。オンタイムに関して言えば、確かに最近のDJプレイを丸ごと収録したかの如く、出だしのRenato Cohenの曲は実際のプレイでも最初に使いますよね。序盤はガツンガツンと硬めのトラックでハードにテンション挙げて、中盤は少し緩めてバリエーションを増やします。そして終盤ではメロディアスで派手目なトラックもばんばん使って、お決まりアンセム「Incident」でどかんっ!と来ます。しかしなんとなく先日出たばかりの「Ben Sims - Welcome To My World 」と似ていますねwでもKen Ishiiはハードだけれどもミニマル一辺倒じゃないので、テクノオタクじゃない人でもだいたい盛り上がれるプレイなんですよね。幅の広さが彼の人気の理由なんだと思います。その幅の広さをより生かしたのが、珍しいオフタイムセットの方。ざっくばらん過ぎだろうと突っ込みを入れたくなる程、色々な曲が入ってます。Anna Kaufen(Akufen)のドファンキーな隠れ名作トラックや、Jeff Millsのレアトラック、Isoleeのジャーマンディープハウス、Brian Enoのアンビエントまで、ゆっくりと耳を傾けて休みたくなる選曲です。これがKen Ishii曰く「ここ2、3年の自らの日常にもっとも近い作品」とコメントしていますが、こういった面があるからこそハードなDJ時にもバリエーションが生まれてくるのでしょうね。いや〜昔のインテリジェント期からは想像だに出来ない彼のプレイだけど、マジで凄いとしか言い様がないですね。テクノ好きは今すぐゲッチュ〜!

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(3) | |
Ben Sims - Welcome To My World (Womb Recordings:WOMB011)
Ben Sims-Welcome To My World
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みんな最近はハードミニマル系のMIXCDで良い物がねえなぁ〜って思ってませんでした?僕は思ってました。一時期は充実してたんですけど、今年はさっぱりですよね〜って、思ってたら

キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━ !!!!!!!!!!

ベンベンベンベン、ベンシムズのトライバル+ハードミニマルな超絶MIXCDがキタんですよ!!!やっぱりこいつ凶悪ですな、ターンテーブル3台+CDJ2台をフル活用した音数多めの激しく興奮するプレイを見せてますよ。当初はWOMBでのプレイを録音した物と思っていたのでかなり不安になっていたのですが、スタジオ録音と言う事で音質も良好。Jeff MillsからChester Beatty、Renato Cohenや今をときめくJoris Voorn、果ては自身のKilla ProductionsやGreenwich Allstarsなどハードミニマル勢の大御所を惜しげもなく使いまくり、テンションが一向に下がる事がありません。最初から最後まで全てがピークタイム仕様で休む暇を与えず、徹底的にハードグルーヴで攻めまくります。疲れている時には聴く気がしないけど、力を持て余している時にはこれを家で爆音でかけたいっ!周りの民家なんか気にするんじゃねえ!(嘘です。)体中の血をたぎらせ踊り狂うのだ!

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| TECHNO2 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(2) | |
WIRE05 Special Part1
オイラ、WIREには一度も参加した事ないんです。好きなアーティストもいるにはいるけれど、単純にクラブで聴きたいってだけなんですよね。あ〜でもJoris Voornは聴きたいな。と言う事でWIREに出るアーティストのCDでも紹介してゆこうと思います。

・「Joris Voorn - Future History」
Joris Voorn-Future History
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まずは何と言ってもJoris Voornですね。革新性は皆無なものの、トータル面で圧倒的なまでの完成度を誇りクラブ、ホームでと聴き所を選びません。Technasia好きは必ず聴くべしなアーティストであり、今回一番気になっている人です。DJよりもライブが良かったな。
(以前にレビュー済み)

・「Takkyu Ishino - In The Box〜LIVE at WOMB Tokyo〜」
Takkyu Ishino-In The Box〜LIVE at WOMB Tokyo〜
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お次はWIREの主催者、石野卓球。彼のアルバムにはそれ程興味は無くなっているけれど、DJの方は意外と良かった。ディスコ風な音が微妙にあるものの、ハードなミニマルテクノを手に汗握るエネルギッシュな状態でプレイしています。とにかく汗汗、男気ぷんぷん。今まで卓球はふざけた面しか感じていなかったけど、こうゆう面があると逆に魅力も増します。やっぱり卓球が一番盛り上がるんじゃないの?
(以前にレビュー済み)

・「808 State - Prebuild」
808 State-Prebuild
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今になってこいつらが帰ってくるのは意外でしたが、期待している人は多いみたい。オイラは…今となってはむしろって感じですが。しかし初期のブリブリアシッドハウスは今聴いても、尚新鮮味があると言うかきっと当時は相当なインパクトがあり、USのオリジナルアシッドにも負けない魅力があります。親父パワーで頑張って欲しいですね。
| TECHNO2 | 22:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2005/04/28 Standard 1 in association with REEL UP @ WOMB
遂に来たるべき日が来てしまいました…一年ぶりのWOMBですよ。例え大物が来ていようとも行かない様に避けていたWOMBですが、Funk D'Voidのライブ出演の為に行ってしまいました。不安にかられながらもライブを楽しみに早足で渋谷のホテル街を駆け抜けます。WOMBの入り口に着くと…あれ?全然お客さんがいない。すんなり中にはいるとガラガラ…どうなってるんだろう?まあいいや、WOMBが久しぶりに心地よいぞ!

12時半頃に到着したのでまだ前座の人かな?ビールをぐびぐび飲んで、ポコチンが揺れる程度に小刻みに振動する僕。ん〜しかしつまんねープレーだな。なんか卓球とかTASAKA系のプレイだぞ?と1時位まであまり盛り上がらずに傍観。ところが1時過ぎからバリバリ上げてきました。DJは交代していないので、どうやらBryan Zentzがプレイ中だったようです。ヒップホップのビートやらも混ぜてズンドコ節で上げていき、後半には「D-Clash!!!!」を投下してフロアも大盛り上がり。Intec系の綺麗目テクノとかも回し、2時近くではかなりのハードグルーヴテクノでしっかり楽しませてくれました。多彩なビートを操り、彼の音楽性の広さを感じる事が出来るプレイでしたね。Bryan Zentzのプレイ中、最前線にFunk D'Void待ちのオタが数人集合。待っているのは構わないけど、最前線にいるなら棒立ちじゃなくて踊れと思います。踊らないなら後ろで待っていて欲しいです。
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| EVENT REPORT1 | 15:13 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Alexander Kowalski - Responded/A Collection Of Remixes (Kanzleramt:KA108CD)
Alexander Kowalski-Responded/A Collection Of Remixes
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Kanzleramtレーベルを紹介するのに辺り必ず外せないのが、このAlexander Kowalskiであろう。彼の作風も勿論デトロイトテクノに影響を受けた物なのだが、よりパワフルで疾走感溢れるグルーヴィーな作風で素晴らしい。今回のリミックス集は、彼のResponseと言うタイトルのアルバムを有名なアーティストがリミックスした曲を集めた物である。参加アーティストは、Joris VoornFunk D'Void(・・∂) アレ?The Advent( ・◇・)?(・◇・ )Samuel L. Session(@゜Д゜@;)あら・・・?Josh Wink(゚◇゚o)ホエ?British Murder Boys(゜ロ゜)ギョエ!!おいおいおい…どんだけの面子が参加してるのよ?って感じで、おいしすぎ。これだけ参加してたら迷う事なく即購入する人も多いんじゃないかな?特に素晴らしいのはFunk D'Voidで、ファットでポジティブなシンセが美しく、フロアライクでグルーヴィーなリズムがドゥンドゥンと刻まれるリミックスをしている。The Adventはいかにもなシャリシャリとしたハイハットと、ズンドコなドラムで硬派な感じ。Samuel L. Sessionはポコスカとしたパーカッションが土着を思わせる。Josh Winkはスカスカな作りで、シカゴハウスにも似た作り。でやはりインパクト大はBritish Murder Boysで、インダストリアル風味でノイジーだなぁ。マーダーの名の通り、殺される音だわ。Joris Voornはいつも通りの透き通るようなシンセが良い感じっすね。とにもかくにもこんな豪華なリミックス集なんだから、Alexander Kowalskiを知らなくても聴く価値はあると思うよ。

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| TECHNO1 | 21:09 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Bryan Zentz - Seven Breaths (Intec Records:INTECCD02)
Bryan Zentz-Seven Breaths
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テクノ、この単語一つを取ってももはやテクノは収集がつかない程に幅を広げ、そして現在もその広がりは止む事が無い。Aphex TwinやKen Ishii、Carl Craigだってテクノだし、The OrbやBasic Channelだってテクノと言えるし、Rei Harakamiみたいな奇天烈なのだってテクノと言えると思う。しかしながらスタイルとして考えると去年出た「Joris Voorn-Future History」みたいなストレートなのが、正統派もしくは王道的なテクノだと僕は思っています。この作品もそんなストレートで単純だけど、かっこいい王道的なテクノだと思います。Carl Cox主催のIntecから出たこのアルバムは、ダブっぽい音響やヒップホップのビートも入ってるしどこがストレートなんだよ?って思うかもしれませんが、要は音楽に対する姿勢みたいなのが正統派だと思っています。若さ故のこの単純な勢いと言う物は、経験を重ね色々実験を積み重ねていくベテランにはなかなか無い物であり、グイグイと引っ張られる求心力を感じます。もちろん大半の曲はハードエッジで、ぶっといベースに硬質なリズム帯が連ねるグルーヴィーなIntecっぽい作品なので、特に目新しい事もないでしょう。それでもKevin SaundersonやCarl Cox、Slam等もお気に入りで、テクノクラシック殿堂入りの「D-Clash」には誰もが引きつけられる事でしょう。Inner CityのGood Lifeの上物にハードグルーヴを足した様なこの曲は、何度クラブで聴いても気持ちが良いものです。

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| TECHNO1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Luke Slater - Fear And Loathing 2 (RESIST:RESISTCD7)
Luke Slater-Fear And Loathing 2
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ふと思ったのだが、ここ連日緩めの作品を紹介してる事に気が付いた。いかんいかん、ハードな作品もたまには聴かないと!と思って買って放置してあったこのアルバムを聴いてみた。何というか2枚組だとなかなか通して聴く機会がないんだよね。それにMIXCDだから長いし。しかし何でこれはHMV先行発売なんだ?HMVでは去年から発売してるけど、Amazonでは2月にやっと発売になるみたいだ。どうでもいいけどさ…。

まずDISC2の方なんだけど、これはLukeの通常のスタイルのハードミニマル。これが何とも豪華でThe Advent、Killa Productions、Cave、Joris Voorn、Alter Ego、Hert等他にもまだまだハードテクノな方面で活躍している人ばかりのトラックが並んでいるね。Lukeのプレイも上手くて序盤は緩めのエレクトロで始まり、中盤から4つ打ちテクノに移行して徐々に盛り上げ、終盤ではトライバル気味にピークを持ってくる。ここでもJoris Voorn-Incidentが使われているけれど、この人の人気は当分続きそうだね。とにかく人気のあるアーティストが網羅されているので、最近のハード方面のテクノの傾向を知るにはもってこいの1枚だよ。

で今回の目玉はDISC1の方。ハードミニマルの人が何故かダウンテンポに挑戦しているよ。Marco BaileyやAdam Beyerも2枚組MIXCDを出して同じような事をしていたけど、やはりハードミニマルだけには飽きるのか、それとももっと自分の世界を広げたいのかは謎ですが。ノンビートの曲で始まり、BOLAのアンビエントも飛び出し序盤から驚きの展開。4曲目辺りからビートも入ってくるけど、とにかく緩い。Isolee辺りからはジャーマンディープハウスになって揺らめく様な怪しさがあるね。Playhouse辺りの音に近いかな。後半のAgoriaThrobbing Gristle(Carl Craig Re-Version)辺りでは妙にポップでイクセントリックになるが、このポジティブさにはダークな世界の中にやっと希望を見出したかとさえ思える。そのままクリックハウスに繋がれて、ダークで不穏な世界は静かに幕を閉じました。んーなんとも掴み所の無い1枚だったな。Lukeも随分奇妙な事に挑戦するなと思いつつ、ハードな後にはこんな緩いのも良いかもねとも思ったりした。ただ結局今の流行に乗って気分でこんなMIXをしただけだと思うので、何年後かにはこうゆうMIXCDも減ってくる様な気がしないでもないな。

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| TECHNO1 | 13:51 | comments(0) | trackbacks(1) | |
2004/12/31 FREEDOM VILLAGE COUNT DOWN 2004-2005 @ パシフィコ横浜
あけましておめでとうございます。
皆様はどんな年越しを過ごしたでしょうか?
僕はFREEDOM VILLAGEで年越しを過ごしました。

まず結果から言うと少々ご不満でございます。と言うのも期待のアレがつまらんプレイをしたもので…。まずは11時位に会場について早速DJ KRUSHを見に行くが、肌に合わず5分で退散。EYEに移動すると踊りやすいハウスセット。こっちの方がいかにもパーティーな感じでした。お酒をぐびぐび飲みつつX-PRESS 2が始まると、そっちに移動。10分間聴いてロックなノリだったのですぐにEYEに戻り、カウントダウンを待ちます。年越しの曲は…「炎のファイター/イノキ・ボンバイエ」。こんな曲で年越しを迎えた瞬間に何かパーティーの悪い予感を感じました。その後X-PRESS 2がどうなっているか見に行くとテクノっぽくはなっていましたが、そこでメールが入ります。「kahansinのTechno Memo」のkahansinさんからお呼びがかかって、kahansinさんグループに会いに行きました。
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| EVENT REPORT1 | 16:06 | comments(3) | trackbacks(2) | |
BEST OF 2004
■ベストアルバム
「Joris Voorn-Future History」
Joris Voorn-Future History

何はともあれ今年はJoris Voornの年でしょう。伝統的なテクノに影響を受けつつも、次世代を感じさせる1枚。

「Susumu Yokota-Symbol」
Susumu Yokota-Symbol

ヨコタススムのクラシックを取り入れた新しい側面。物珍しいだけでなく、重厚なアンビエントはこの世の物とは思えない。

「Los Hermanos-On Another Level」
Los Hermanos-On Another Level

みんなが待ちに待っていたデトロイトのロマンティシズムの結晶。夢や希望に溢れている。
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| BEST | 19:30 | comments(3) | trackbacks(6) | |
2004/12/18 F08:CARL COX GLOBAL @ Space Lab Yellow
土曜日はageHaかYellowか迷った挙げ句、未体験のカールコックスに行きました。12時半頃に着くとシンニシムラがプレイ中で、いきなりハードグルーヴな良さげな感じ。カールコックスまで体力を温存しようと思っていましたが、踊らずにはいられずしょっぱなからアセアセ。今年のアンセム「Joris Voorn-Incident」をかけると、フロアもお祭り騒ぎ。ニシムラさんも苦笑していました(笑)

1時過ぎからTANZAWAと言う人に交代。カールコックスの前と言う事で遠慮したのかBPM落として、緩めにエレクトロ調テクノで繋ぎます。この時間は後の為にお酒を飲みつつゆっくり休んで聴いていました。
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| EVENT REPORT1 | 19:41 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Double X - A:LIVE (Kanzleramt:KA113CD)
Double X-A:LIVE
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Kanzleramtはドイツのデトロイトフォロアーなレーベルで、地味だけどなかなか素晴らしい作品を送り出している。その中でもAlexander Kowalskiはレーベルを代表する最近人気が上がり目のアーティストだ。彼がユニットを組んだのがDouble Xだ。と言っても彼のソロの時とそれ程違いは無いように思える。デトロイトテクノよりもスタイリッシュさを増し、冷ややかさをもったテクノ。ジャーマンテクノの影響もあるんだろうけど、とても硬派なテクノだ。機械的に淡々と流れていくにも関わらず、グルーヴも失ってはおらず疾走感に溢れている。ライブのジャムセッションをする事によってこのアルバムも出来たとの事だが、正にライブのグルーヴを秘めている。Joris Voornとかもそうだけど、こんなテクノらしいテクノってかっこいいね。

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| TECHNO1 | 01:02 | comments(0) | trackbacks(1) | |
2004/11/02 Module 3rd. Anniversary feat. Fabrice Lig
Fabrice Lig@Module
Greetings for the 3rd anniversary of module Fabrice Lig
DJs:Fabrice Lig、Kentaro Iwaki a.k.a Dub Archanoid Trim、Takamori.K

一年ぶりのFabrice Lig来日と言う事で行ってきました。早めに行って11時過ぎに到着。最初はTakamori.Kでダビーテックハウス中心。こうゆうのはあまりクラブで聴いた事が無かったけど、上げすぎず緩すぎず心地よいです。Francois K.のDeep SpaceやSteve BugのPoker Flatとも共振するような感じです。相変わらず大人気のJoris Voorn-Incidentも回してました。レコード持ってくる枚数が少なかったのか、同じ流れで同じ曲を2回使用する事もありましたが徐々に盛り上げてくれて良かったです。そして1時前に予想外にFabriceがDJをスタート。
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| EVENT REPORT1 | 14:39 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Joris Voorn - Future History (SINO:SINO101CD)
Joris Voorn-Future History
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今年Lost Memories Pt.2が大ヒットし、Ken Ishii、Carl Cox、Laurent Garnier等そうそうたる面子が彼のトラックをプレイし、話題騒然のJoris Voornの初アルバム。そしてなんとTechnasiaのサブレーベル、SINOにとっても初となるアルバム。こりゃTechnasiaっぽいのを期待しちゃっても良いって事でしょ?

アルバムは全20曲がMIXというか繋がって、一つの壮大なストーリーみたいな感じです。コンピューターボイスで幕を開け、ノンビートの美しい曲に繋がり、4曲目で注目のIncident!!Kevin SaundersonのユニットReese Projectの"The Colour Of Love"(UR Mix)をサンプリングしたあの曲ですよ。ブレイクで美しいピアノが炸裂する疾走感のあるドライビングテクノです。その後も美しめな曲やスピード感溢れるテクノの連続。16曲目のShiningも必聴!!図太い低音にフィルター効かせまくりのビート、そしてブレイクでは引っ張って引っ張って引っ張りまくるクラブで激受けの話題のトラック。IncidentとShiningは今年何度もクラブで聴いています。そして最後は名残惜しく儚げなインストトラックで終わります。どこを切ってもテクノ、ここまでテクノって言うようなテクノは久しぶりだと思います。流行廃りな曲は一杯あるけどそんなのはすぐに忘れられてしまいます。でもこれはデトロイトテクノ等にも影響を受けつつも、オーソドックスなテクノであり終始一貫した音を持っています。Technasiaやデトロイトテクノ好きな人は必ず聴いた方が良いと断言します。大大大名盤!!

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| TECHNO1 | 22:28 | comments(12) | trackbacks(4) | |
2004/09/25 DIMENSION K presents ZOOM - ageHa @ Stuido Coast
この日は待ちに待った、Ken Ishii&DJ Rolando。さすがにこの二人が回すとなるとageHaもなかなかの盛況っぷりです。さて12:40分頃に着くともうケンイシイがプレイ中。1時頃にEnvoy-Shoulder 2 Shoulder→R-Tyme-R-Themeの繋ぎで会場を盛り上げます。これはこの日の自分のハイライト。ドラマチック過ぎますよ(泣)その後もJoris Voorn-Shining、Paperclip People-Climax、Joris Voorn-Incident→FLR-Emergency Exit 1.1等でヒット曲満載。2時頃からは硬めのセットでKen Ishii-Awakening (Smith & Selway Remix)、FLR vs The Blunted Boy Wonder-Kjoh-Zonも回してバキバキ会場を盛り上げます。ケンイシイは今年3回目の体験ですが、今回が一番アゲていて最高のプレイです。テクノゴッドだからこそ許せるセットですね。Joris Voornの曲は毎回使用していますが、10月1日に出るアルバム「Future History」は必ず買いましょう。

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| EVENT REPORT1 | 17:05 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Adam Beyer - Essential Underground Vol.9 (DJ-sets.com:DJ022-2)
Adam Beyer-Essential Underground Vol.9
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テクノのMIXCDでは定番シリーズとなっているEssential Underground。今までClaude Young、Marco Bailey、Ben Sims、Christian Smith等人気者を引っ張り出してきたが、今回はスウェーディッシュハードテクノの雄、Adam Beyerが参戦。1枚目は普段の内容と変わらずゴリゴリで疾走感のあるハードテクノ。旬のトラックを使っていて、激しいのが好きな人にはかならず受けるものとなっています。そして2枚目なんですが、こちらは意外にもディープでゆるめのテクノ。最近はTruesoulなんてレーベルも立ち上げてデトロイトテクノっぽいトラックも作ったりしていますが、正にそれをイメージしたかのようなMIX。エレクトロ、テックハウスまたクリック系に近い物もMIXしてるんだけど、大人のMIXって感じで激しいのに疲れ気味な僕にはこの位が丁度良いかも。2枚目に使用されているTruesoulから出たJoel Mull、Cirez D、Henrik Bのトラックはまじカッコイイです。それにAdam Beyer別名義のMr.Sliff-The Riffのじわじわビルドアップしてゆくシンセも最高。Truesoulも含めてAdam Beyerは今後も要注目です。今回は1枚目より2枚目の方が内容的にはお薦めですね。取り敢えずトラックリスト見て下さい、買いたくなるでしょう。

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| TECHNO1 | 15:21 | comments(0) | trackbacks(2) | |