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BEST OF 2017
今年も一年間当ブログを御覧頂いた読者の皆様、どうもありがとうございました。近年の日本における音楽業界の厳しさは今年も変わらずクラブ/パーティーも以前に比べるとパワーが低下しているのは否めないですが、それでもその逆境の中から特に日本人アーティストによる素晴らしい作品も生まれたりと、希望が見えたりする事も感じる一年でした。当方が以前程には新譜発掘やレビューに時間を割く事が難しく、またパーティーへ行ける機会も減る中でなかなか流行なり時代なりの音を追いかける事も手に付かない状況ですが、その代わりに時代に左右されないタイムレスな音楽にも向き合う事が出来たとも感じております。以下に選んだ作品は正にそんなタイムレスと呼んでも差し支えない物ばかりで、当ブログ開設時からかなり方向性は変わって決してダンス・ミュージックだけではないですが、音楽としての素晴らしさにジャンルは関係ないですよね。これが何か少しでも皆様の音楽ライフの充足の為の手助けになれば幸いです。それでは、来年も良いお年を!
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| BEST | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - DJ-Kicks (Studio !K7:K7358CD)
Kerri Chandler - DJ-Kicks
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一般的なDJMIXシリーズとは一線を画し、敢えて真夜中の熱狂的なパーティーのフロアではなくDJ/アーティストの個人的な楽しみにも近いミックスを聞かせるような内容の「DJ-Kicks」は、それぞれのDJのルーツや自然な好みを体験出来る楽しみとまたホームリスニング性を意識したプレイの楽しみがあり、WEB上でミックスが無料で聞けてしまう今という時代においてもMIXCDとしての存在意義を十分に示している。そしてここにシリーズ中でも特にそんなコンセプトを強く意識して実現させたのがUSハウスの大御所、Kerri Chandlerだ。Kerriと言えばズンドコ太い4つ打ちのビートに流麗なコーボード使いにシンセやテッキーな電子音を用いて、クラシカルでソウルフルなハウスからモダンなテック系まで手掛ける稀代のDJ/トラック・メーカーだが、ここではそういったパワフルなダンスビートは一切含まれていない。本作について彼は「皆をニューヨークの街歩きに連れて行くようなイメージ」と述べており、彼のブラック・ミュージックとしてのルーツを掘り起こしながらダンス・ミュージックと言う定義に拘らずに、音楽そのものを楽しんで貰うような雰囲気を感じ取れる。ジャンルで言えばハウスは無く、ジャズやR&Bにヒップ・ホップやディスコにソウルと、そして収録された曲の殆どは7〜80年代の楽曲と新鮮味は無い筈なのに、しかしKerriの優れた審美眼によって選ばれた楽曲が目も覚めるような素晴らしい展開を見せる。雑踏の環境音を用いた"Intro"から始まりLeroy Hutsonによる優美なピアノと感情的なホーンによる静かに燻るソウルの"Cool Out"、Rasaによる夕暮れ時の切なさにも似た感傷的なAORの"When Will The Day Come"、The Foreign Exchangeによる光沢感のあるシンセ使いが麗しいネオ・ソウルの"Body"と、序盤から緊張が解けたようにレイドバックしつつ身も心も穏やかに温まるソウルフルな選曲にこれは確かにKerriの音楽性だと納得させられる。中盤にはまさかのT La Rockによるスクラッチもばりばり入ったエッジの効いたヒップ・ホップの"It's Yours"を通過し、Andre Ceccarelliの土着的なのに優美なジャズ・グルーヴの"Stock No. 1"へと繋ぐ驚きを感じさせつつ違和感を感じさせないはまった展開を披露し、流石DJとしての選曲や流れにも全く隙きが無い。中盤のハイライトであるBeckie Bellによるフレンチ・ディスコの"Music Madness (Extended Charles Maurice Version)"は、誰しもそのキャッチーな構成と可愛らしいボーカルに耳を奪われるに違いなく、当方のように古い音楽に造詣がない人にとってはブラック・ミュージックの歴史を教示されるような思いも受ける。そしてJames Masonによるブギーで麗しいフュージョンの歴史的名曲"Sweet Power Of Your Embrace"も通過し、Kerriによるエクスクルーシブな粘性の高いレゲエ/ダブ調の"Stop Wasting My Time"でぐっとテンポを落としつつ、Innerzone Orchestraカバーによる名曲"People Make The World Go Round"で燻り続ける炎のようなソウルでじわじわと感情を熱くし、最後はヴィブラフォンの響きが甘美で黒くアダルティーに湿る"Liquid Love"でしっとりとしたラストを迎える。ハウス・ミュージックのDJによるバック・トゥ・ザ・ルーツ的な音楽観は、音楽の掘り起こしや再認識の意味を持ちつつそれ以上に選曲自体が素晴らしくどれもメロウでソウルフルな性質があり、クラシカルな作風は時代に左右されずに楽しむ事が出来るだろう。



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Spinna - The Sound Beyond Stars (The Essential Remixes) (BBE Records:BBE262CCD)
DJ Spinna - The Sound Beyond Stars (The Essential Remixes)
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まさか今でもDJ Spinnaがヒップ・ホップのDJ/アーティストだと思い込んでいる人はそう多くはないと思うが、しかしアーティストとしての名声を一躍高めたのはそのジャンルであったのだから、そう記憶が残っていても不思議ではない。だが実際はヒップ・ホップだけでなく、ファンクやR&Bにも深い造詣を持ち、またハウスやブロークン・ビーツも制作しながら、ジャズやテクノにも理解のあるその音楽性は、黒人音楽を根底にしながら本当の意味でクロスオーヴァーしている幅の広さを持っている。それでも尚この2枚組のMIXCDに収録されている彼のリミックス群を聴いて、こんなにもハウス・ミュージックを作っていたのかと驚愕せずにはいられない。本作はDJ Spinnaが2000年以降に手掛けたリミックス集であり、1枚目は2000年代前半、2枚目は2010年前後の作品を収録しているのだが、そのどれもがハウスの4つ打ちのグルーヴの中にソウルフルな感情やフュージョン的な優美な佇まいを織り込んで、単なる快楽的なダンス・ミュージック以上の音楽性を放っている。1枚目の冒頭である"Days Like This (Spinna & Ticklah Club Mix)"からして、恐らくハウス・ミュージックのリスナーであれば曲名は知らなくとも頭の片隅にその音楽は残っているのではないか、それ程のハウス・アンセムだ。ざっくりとした生っぽいビートと陶酔する甘いシンセを用いて洒落たブロークン・ビーツ風にも仕上げたこのリミックスからは、ヒップ・ホップのルーツの影響を滲ませながらもやはり4つ打ちの安定感あるグルーヴが心地良さが現れている。続く"A Better Day (DJ Spinna Remix)"は抜けの良い爽やかなパーカッションを活かしたアフロなハウスだが、甘く誘いかけるような歌とピュアで透明感のある音使いにより、耽美な格調さえ漂っている。そして生の音質を強調したリズム帯がざっくりとしたブロークン・ビーツ風な"Closer (DJ Spinna Remix)"も、R&Bのしっとりとした歌を活かしながら原曲よりも疾走感と爽快感を増したアーバンなハウスへと生まれ変わっており、DJ Spinnaの手腕が存分に発揮されている。1枚目の冒頭からして既にハウス・クラシックが続くのはDJ Spinnaが如何に膨大な作品を手掛け、そして単に量産するだけでなく音楽制作に長けているかを如実に語っている。アルバムには他にもKerri ChandlerやBah SambaにStephanie Cookeのリミックス等が収録されており、DJ Spinnaのクロスオーヴァー性が反映されたハウスがこれでもかと聞けるので、当然ながら悪い訳がない。



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| HOUSE11 | 07:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Terrence Parker - Mix The Vibe : Deeep Detroit Heat (King Street Sounds:KCD 280)
Terrence Parker - Mix the Vibe : Deeep Detroit Heat
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20年以上続いている王道ハウス・ミュージックの指標とも呼べるMIXCDシリーズが"Mix the Vibe"だ。NYハウスの象徴的レーベルであるKing Street Soundsの音源をレーベルとも深く関わりを持つDJを起用してミックスさせ、レーベルのショーケースとしての意味合いを含みつつハウス・ミュージックの普遍的な魅力を知らしめる伝統的なシリーズの一つで、信頼のおけるブランドと呼んでも過言ではない。そんなシリーズの最新作にはシリーズを愛聴してきた者にとっては意外にも感じられる、デトロイトの古参DJ/アーティストであるTerrence Parkerが迎えられているが、しかしゴスペル・ハウスとも称されるソウルフルで感動的な音楽性を持つParkerなればこそNYハウスのシリーズに起用されるのも不思議ではないのかもしれない。彼がデトロイト出身のDJである事は間違いないが、しかしデトロイト一派の中でも特に古典的なハウス・ミュージックに理解があるのは、おそらくParkerだろう。そんな彼だからこそ - 勿論本作がKSSの音源を使用している前提があるとしても - このMIXCDが歌心溢れるソウルフルな展開を聞かせるのは、寧ろ当然の事なのだ。幕開けはいきなりクラシックの"Give It Up (MAW Flute Instrumental)"で、ディープながらも切ないメロディーが感傷的な気分を誘う男泣きの展開だ。そこに繋ぐはズンドコとした骨太なグルーヴを刻む"The Way I Feel (Terrence Parker Deeep Detroit Heat Re-Edit 4 Daye Club)"など、序盤から太く逞しくも熱い感情的な歌モノを投下しParkerらしい人間味溢れる展開を作っていく。序盤のハイライトは"Bring Back My Joy"だろう、高らかに祝福を謳うようなポジティブなボーカルハウスはParkerのゴスペル・ハウスとリンクする。そこからは一息つくように郷愁を帯びた"Song For Edit"で緊張をほぐしながら、ざっくりと生のパーカッションの質感が強調されたハウスを繋ぎつつ、最後まで人気のあるクラシカルなハウスを用いて実に情感たっぷりな展開で引っ張っていく。KSSの音源を使用する制約がある為に普段よりはParkerのゴスペル・ハウスのスピリチュアルな要素は控えめなのは事実だが、しかし歌心溢れる選曲と感情の昂ぶりを刺激するソウルフルな展開は正にParkerの十八番だと断言出来るものであり、ハウス・ミュージックのファンにとっては期待通りのプレイだろう。NYハウスの伝統にデトロイトのベテランDJが参加したと言う面白味だけでなく、内容自体で評価したいMIXCDだ。



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| HOUSE11 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/4/4 Deeep Detroit Heat @ Air
テクノに於ける聖地とも言えるデトロイトの中でも、特にDJ歴の長いTerrence Parker。1979年にDJを始めたそうで既に経歴は35年を越えるが、受話器ヘッドフォンを使用した見た目の特徴と、ヒップ・ホップのスタイルを応用してテクノからハウス、ファンクやソウルにイタロ・ディスコまでミックスするゴスペル・ハウスと称されるプレイは、多くのDJからも高い評価を得ている。元々来日自体はそれ程多くなく昨年は大雪が降る中で東京以外でツアーを行っていたのだが、今回は5年ぶりに都内でのクラブに出演となった。そしてそれを迎え撃つのはFuture TerrorにてParkerを初来日させたDJ Nobu、そしてDJ ShibataやYou Forgotなどハウス・ミュージックに於いてはそれぞれ定評のあるDJで、充実した布陣となった。
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| EVENT REPORT5 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/1/17 Guidance 〜導き導かれる人生〜 10th Anniversary @ Amate-raxi
音楽と人に導き導かれて参加するみんなでパーティーを作り上げるGuidance。様々なクラブを渡り歩きながら続いてきたこのパーティーも遂に10周年を迎えた。移り変わりの早いクラブ・ミュージックにおいて10年もの歳月は色々なものを変えるだろうが、Guidanceのコンセプトは基本的に変わらない。また音楽だけでなくデコレーション、アート、フードに物販などパーティーを様々な面から楽しめるような工夫、みんなで楽しみたいという気持ちが伝わる主宰者の思いは今までに参加した者であれば感じ取れるはずだ。今回はそんなパーティーの10周年に合わせシカゴからThe Black Madonnaの初来日が予定させていたものの、直前になり体調不良でキャンセルになってしまったが…しかし、日本に久々に帰還するSTEREOCiTIのロングセット、ライブを再開させているAltz、そして大阪よりFlower of Life/POWWOWを主宰するDNT、ラウンジにはRee.Kやjinseiクルーと、アニバーサリを祝福すべく多くのアーティストが集結した。
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| EVENT REPORT5 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/10/12 Red Bull Music Academy presents Dohyo-Iri @ Air
クラブ・ミュージックに限らず若き才能を発掘し育てる事を役目とするRed Bull Music Academy。2014年も日本は東京に於いてほぼ一ヶ月の間、それに関連するパーティーが怒涛の勢いで開催される予定だが、そのオープニングとなるのがこのDohyo-Iri。ここでのメインとなるのは来日がほぼ3年ぶりとなるニュージャージー出身のKerri Chandlerだ。ハウス・ミュージックというジャンルに於いては勿論の事、テクノ方面からも支持されるエレクトロニックで硬質なトラックに心温まるエモーショナルなメロディーや歌を絡ませたその手腕は、これぞデジタル・ソウルと呼ぶに相応しい。また古典的な音楽性に留まる事なく最新テクノロジーをも駆使した楽曲性やDJプレイには、オープンマインドな精神性を伺えるなど、ハウス・ミュージックの過去と未来を紡ぐアーティストなのである。
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| EVENT REPORT5 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/8/16 DAWD @ Oath
Jun Kitamura、REMI、haraguchic、SINOがOathにて定期開催しているDAWD。ベテランから若手までが手を組み、各々が持つ異なる音楽性 - シカゴ・ハウス、ディープ・ハウス、テクノ、ニュー・ディスコ- などなどを一晩で纏め上げるパーティーだ。今回は1998年、2000年にJun Kitamuraがリリースした名作"Outergaze"の再発に合わせたリリースパーティーでもあるようだが、その上で現在のミニマル/ハウスでは特筆すべき才能を発揮しているdj masdaをゲストに呼び、DAWDに一風変わった旋風を巻き起こす。
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| EVENT REPORT5 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - Watergate 15 (Watergate Records:WG 015)
Kerri Chandler - Watergate 15
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世界中からテクノ/ハウスのDJが集まるベルリンで、Berghainに次ぐ第2のクラブと言えるのがWatergateだろう。2002年頃にオープンしてから圧倒的な規模を活かして、夜な夜な人気DJを招致してはミニマルやディープ・ハウスのパーティーを開催している大型クラブとして有名だ。本作はそんなクラブが手掛けるMIXCDシリーズの15作目で、ニュージャージー・ハウスのベテランであるKerri Chandlerを制作に迎えている。なんでも2008年からずっとこのシリーズに参加してくれるように説得してきたそうだが、KerriにとってもMIXCDを手掛けるのは2007年から7年ぶりなので、久しぶりのミックスとしては良い機会になったのではなかろうか。内容はというとヨーロッパからの、しかも大型クラブのシリーズという事もあってか多少は欧州系のテクノ臭が強めな印象はあるが、元々ディープ・ハウスをベースにしながらも硬いテクノも取り込んでいた音楽性があったわけで、その意味からすれば違和感は然程感じない。序盤こそソウルフルなボーカルは入っているが、それ以降はやはりクールな電子音が前面に出て洗練されたテック・ハウスが中心で、黒っぽく渦巻く汗臭さは皆無と言っても過言ではない。最新のトラックを多用しつつもKerriらしい跳ねるリズム感や骨太なグルーヴがあり、ミニマル節を披露する中盤で一旦クールダウンしつつ、再度ズンドコしたリズムと幻想的なテック系の音で丁寧に選曲するプレイはベテランの技だろう。しかしKerriの作品にしては随分とヨーロッパ風に機能的で洗練した内容に纏めたせいか、荒っぽくも豪快な展開や熱気溢れるソウルフルな音は消え去っており、Kerriのニュージャージーな背景が聞こえてこないのは残念な点である。例えばWatergateのような大型クラブの爆音で聞けば、テクノ色強めの本作もまた違う印象を受けるのかもしれないが、ホームリスニングとしてはいささか平坦な印象は拭えない。




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| HOUSE10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Tony Lionni - Just A Little More (Madhouse Records:KCTCD627)
Tony Lionni - Just A Little More
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UK出身、ベルリンで活動をするTony Lionniは2008年にWave Musicからデビューを果たし、それ以降はVersatile RecordsにFigureやOstgut Tonなど著名レーベルから引っ張りだこ状態、そして2010年にはFreerange Recordsより初のアルバム"As One"(過去レビュー)をリリースした。ハウスをベースにしながらも西洋の流麗なテック感を盛り込んだ音楽性は一躍注目集めるが、EPで高まった期待は今思うと良くも悪くもないアルバムで萎んでしまったように思える。が転機は訪れた。2011年にはKerri Chandlerが主宰するMadhouse RecordsからEPをリリースし、よりNYハウスやニュージャージーなどのルーツを意識した音楽性へと向かい、堅実なハウストラックを手掛ける事となった。そして3年ぶりの新作はやはりMadhouseからだが、前述のKerriやRon Trentを尊敬していると本人が言うように、アルバムの最初から最後までリズムは骨太ながらもハウス・ミュージックのソウルフルな面を強調したUSハウスが並んでいる。勿論Tonyらしく手に汗握るような熱気や泥臭い汗臭さは無いのだが、Robert OwensやRachel Fraserといったボーカリストを迎えた事も相まって、仄かに見え隠れする黒っぽさと洗練された音色のバランス感は丁度良い点の上にある。アルバムの前半はしっとりとしたメロウなコード感と控え目にソウルフルなボーカルが絡むトラックがあり、後半には夜も深くなり盛り上がってきたフロアを意識したダンストラックが並んでいるが、やはり情感のあるコード展開やキーボード使いが冴えてTonyのメロディアスな個性を伸ばす事に成功しているようだ。勿論ジャンル的な新鮮味は全く無いのだが、目指す音楽性がはっきりと見定められた上で揺るぎないソウルフルなアルバムとなっており、ハウス・ミュージック好きには間違いなく薦められる良作だ。



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| HOUSE10 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Deep Into Nite Grooves Mixed & Selected By DJ Spinna (Nite Grooves:KCD278)
Deep Into Nite Grooves Mixed & Selected By DJ Spinna
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NYハウスの伝統とも殿堂とも言えるKing Street Sound。一方、そんなハウスから零れ落ちながら時代に則すようにディープかつテッキーなハウスをリリースしてきたのが、姉妹レーベルであるNite Groovesだ。両者のレーベルはハウスを根底としそれ程大きな隔たりがあるわけではないが、敢えて言うならば前者がソウルフルで伝統的な、後者がエレクトロニックで現代的なと特徴付けられるかもしれない。そんなNite Groovesも2014年には設立20周年になるそうで、そのレーベルの軌跡を辿るべく集大成とも言えるMIXCDをリリースした。ミックスを手掛けたのは古くからレーベルと交流もあるDJ Spinnaで、ファンクやヒップホップにロックやハウスにテクノまで自由自在にジャンルを横断するプレイには定評があり、ならばこそNite Groovesの歴史を過去から未来へと向かって紐解く事にも難はないだろう。さてミックス自体はと言うとレーベルのショーケース的な扱いではあるので、DJ Spinnaの自由奔放なプレイが聞けるわけではないのだが、さりとてMIXCDとして平凡であるかと言うとそうでもない。音自体はエレクトロニックでしっかりとビートの強いハウス中心で、そこに潜って行くようなディープさや染み入るメロウな感覚、ずっしりした4つ打ちからざっくりしたジャジーなリズムまで、そしてハウスには重要な情熱的なボーカルトラックも織り交ぜて時代とジャンルを横断した選曲を行っている。このミックスの中心にあるのはあくまでレーベル性であり、それを正しく表現する為にDJ Spinnaはトラックの持ち味を壊さないように滑らかかつ自然なミックスを行っており、その意味ではNite Groovesの本質を体験すると共にエレクトロニックなハウス・ミュージックの入門としても適しているのだ。勿論20年にも及ぶレーベルの全てが詰まっているわけではないが、レーベルの過去、そしてこの先向かう未来を知るには十分過ぎる内容だろう。



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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Brawther - Remixes (Balance:BL15)
Brawther - Remixes

Chez Damierに見初められしディープ・ハウスの新世代として注目を集めるBrawther。自身でMy Love Is Undergroundなるハウスのリバイバルを起こすべくレーベルを主宰しつつも、Brawther名義ではDamierのBalance、またはモダン・ディープ・ハウスを象徴するsecretsundazeから作品をリリースするなど、ハウスの新旧を自然と交えながらその復権を実直に信じて活動している。さて新作はと言うと4曲の内2曲は既発のものを再収録、そして残りの2曲は未発表バージョンなどと微妙に思える内容となっているが、そもそもアナログ至上主義を貫くBrawtherの作品はすぐに廃盤となるので再収録はある人にとってはありがたいだろう。既発の2曲は90年代のNYハウスを思わせるズンドコしたリズムにソウルフルな男性ボーカルを被せた"GSM's Life (MLIU Dub)" 硬いキックが打ち付けるミニマルでテクノ色強めな"Le Voyage (Module Mix)" と、そのどちらもがまるでKerri Chandlerを思わせるファットな音圧やエモーショナルな旋律が印象的で、過去の音楽への尊敬が素直に表現されている。未発表バージョンではシャッフルする軽快なグルーヴとアトモスフェリックな上モノがスペーシーが広がるな中で、ファンキーな手弾風エレピが渋い"Spaceman Funk (OG Mix)"が秀逸だ。"Not Another Shouts"は内省的に深く潜っていくようなディープ・ハウスで、終始微睡み続けるアンビエントな感覚が心地よい。アーティストとして旬の季節を迎えており、これからのハウスを担っていく世代の一人と言えよう。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Louie Vega - Vega On King Street : A 20 Year Celebration (King Street Sounds:KCD276)
Louie Vega - Vega On King Street A 20 Year Celebration
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ハウスミュージックと言うジャンルにおいて、定番と言えるメジャーどころからコアなリスナーまで唸らすカルトな作品まで幅広く手掛け、そしてハウスミュージックに関わる有望なアーティストと密接な関係を保ち続けてきたKing Street Sounds。ハウスミュージックの浮き沈みの中でも逞しく生き残り、そして遂にレーベルの運営が20周年を迎えた記念として、レーベルに数々の名作を残してきたLouie Vegaがレーベル音源を使用したMIXCDを制作した。Louie自身もこのレーベル音源を用いたMIXCDをかつて制作しているし、レーベル自体が重ね重ねショーケース的なMIXCDをリリースしているので今更新鮮味はないが、しかし往年の傑作から比較的新しい音源まで網羅されているのだから十分にハウスを味わい尽くせるだろう。以前に比べるとレーベルもこてこてのハウスは減り、時代に合わせてテッキーなハウスも増えているように思うが、本作では序盤から中盤にかけては正にそんな印象が強い。歌物も多く入っているが洗練されていて表面的にはクールな温度感が強く、NYハウスも時代と共に少しずつ変化しているのが伝わってくる。中盤以降はざっくりした生っぽく湿り気のあるビートも浮かび上がりソウルフルな展開、そしてズンドコとした重たいキックが迫力のあるNY系ディープ・ハウスも入り混じりながら、ラスト間際はラテンフレイヴァーを強めながらドラマティックにラストへと情感を強めていく。ハウスにも色々な要素と作風があるけれど、本作を聴くとKSSが実にハウスの変化に適合しながら本物の質を守り続けてきた事が分かるはずだ。CD2にはLouieがKSSへ残してきたリミックス作品が収録されているが、それらはハウスのパーティーに遊びに行けば普通に耳にするであろうクラシックばかりだ。中空へと抜ける爽快なパーカッションの響き、湿っぽく臨場感のある生の質感、そしてハウスのエモーショナルなメロディーを強調した作風は、これぞLouie Vegaと言う揺ぎない個性の塊である。お世辞抜きによくぞまあこれだけの名作を残せるものだと、ただただ感嘆するばかり。ハウス・ミュージックの過去〜今がここに詰まっている。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kern Vol.1 Mixed By DJ Deep (Tresor Records:KERN001CD)
Kern Vol.1 Mixed By DJ Deep
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ドイツにてテクノの旋風を巻き起こしているBerghainの影響は、フランスへも及んでいるのだろう。DJ Deepはフランスに於いて古くからハウスシーンを開拓してきた重要なアーティストの一人で、自身でも"Deeply Rooted House"と言うレーベルを運営している事からも分かる通り、古き良き時代の空気を含むクラシカルなハウスに強く影響を受けてそれを現代に受け継ぐアーティストだ。しかし変化の兆しは既に2008年頃には見受けられ、リミキサーとしてBen Klockを起用した辺りからレーベルはBerghainを意識したようなダークで凍てついたテクノへと傾倒して行く。そして今、同じくドイツの老舗テクノレーベルであるTresorからDJ DeepがMIXCDをリリースするとなると、ハウスも使用しつつもやはりBerghainにも接近したテクノも捩じ込んだ内容となっていた。”House Meets Techno”というコンセプトを基にオールド・スクールなハウスからディープでメロウなハウスに野性的な息遣いのするトライバルなハウス、粗悪な鳴りのシカゴ・ハウスから凶悪な中毒性を誇るアシッド・ハウス、そして中盤から終盤までは完全に硬質なテクノに染め上げているが、DJ Deepと言うアーティストからは新鮮な時代の空気と言うよりは、何をやってもクラシックと呼ばれる普遍的な音が感じられるのだ。ミックスはスムースに行い派手なエフェクトも使用せず、曲の良さをそのまま引き出す事に専念したプレイであるのも影響しているのだろうが、テクノもハウスもそれ程今っぽさを強調する事なくロウな質感ながらも流行に影響しないベーシックな曲を使用しているように思われるのだ。元々"City to City"と言うシリーズになっていたMIXCDでも同じような印象は受けていたので、本作でもテクノも回そうが根本はそう変わらないのだろう。DJとしての個性は少ないかもしれないが、しかし非常に安定感のあるプレイと単純にナイスな選曲が僕は気に入っている。

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| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Slow To Speak - Classic House Grooves : Dope Jams, New York City (King Street Sounds:KSS 580)
Slow To Speak - Classic House Grooves : Dope Jams, New York City
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昔からのハウスリスナーならば知らない者はいないだろう、かつて90年台にハウス・ミュージックの栄華を極めたKing Street Soundsは、EPにそのレーベル名さえ冠してあれば試聴せずとも手を出してしまう程に質の高さを誇っていたレーベルであった。KSSが当時のNYハウスを代表していたと言っても過言ではなく、このレーベルから作品を出す事がDJ/アーティストとしてトップへと昇る道の一つであった事も事実だ。しかし00年台以降NYハウスの人気の陰りと共にKSSの方向性も揺らぎつつ以前の華々しさは鳴りを潜めているわけだが、そんな空気を当然感じているアーティストは多いと思われる中でFrancis EnglehardtとPaul NickersonによるSlow To Speakは、現在のKSSに警報を鳴らし黄金時代であった頃のKSSを今に蘇らせる仕事を行った。膨大なカタログを所有するKSSからたった70分だけの時間で抜け漏れなく名曲を選び抜くのは当然不可能な事ではあるが、それでも尚ここに収録されている曲はそれぞれがクラシックと呼ばれる名曲であり、それぞれがNYハウスのサウンドを象徴している。現在主流となっているヨーロッパ産のディープ・ハウスの良さはシカゴやデトロイトのオールド・スクールに影響を受けながらも、それらを研磨し今の時代に合わせた洗練も伴っている物も多いが、このアルバムに収録されているハウスはそれらとは一線を画す汗をかき血がたぎる人間臭さを、ある意味ソウルフル過ぎてむさ苦しい程の感情を呼び起こす。愛のある歌が、涙を誘うメロディーが、多幸感を生み出すグルーヴが凝縮されたこれぞNYハウスの醍醐味が、怒涛の勢いで押し寄せてくるのだ。なんでもSlow To SpeakクルーがKSSが制作するMIXCDに納得出来なかった為、勝手にKSS音源をミックスしレーベルに持っていった所、KSSの公式MIXCDとして採用されてしまったそうだ。確かにKSSが生み出してきたレーベルショーケース的MIXCDの中でも、本作は最もKSSらしさが息衝いているようでNYハウスが最も熱かった時代の空気が封入されている。

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| HOUSE8 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
A Long Hot Summer Mixed By Chris Brann From Ananda Project (Nite Grooves:KCD274)
A Long Hot Summer Mixed By Chris Brann From Ananda Project
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NYから世界へ素晴らしいハウスを送り続けるKing Street Sounds/Nite Groovesも、近年は作品の良し悪しとは関係せずにアメリカ産ハウスの人気低迷の煽りを受けている様に思われる。かくいう私も以前程にはアメリカのハウスを聴く頻度は落ちているが、本作品を聴くと実は今でも良質なハウスが粛々とリリースされていた事に気付いた。本作品はKing Street Sounds/Nite Groovesを代表するアーティストであるChris Brann(aka Ananda Project/P'Taah)に拠る夏向けの空気が満ちたMIXCDではあるが、それと共にレーベルの近年の作品のみを使用したレーベルショーケース的なCDでもある。最初に断っておくとChris Brannの活動の主軸はアーティスト/トラックメーカーであり、クラブで色々な音楽を使用し自分の世界を築き上げるDJではないと思っている。だから本作でもミックスの妙技を楽しむと言った趣は少なく、一曲一曲を丁寧に繋げ合わせ曲その物の魅力を最大限に聞かせる事に終始するようなタイプのミックスだ。その点では確かにMIXCDとしての意外な選曲から生まれる創造性は無いが、Ananda Projectらしくハウスをベースにしながらもラテンやアフロにジャズやアンビエントな要素を含みつつ、アーバンに洗練されたセクシーさや甘く切ない陶酔感を継続させる期待通りの選曲をしている。強烈な太陽光で視界も揺らぐ真夏のシーズンに於いても、雲一つ無い青空に吸い込まれるような涼風を吹かせる爽快で色気のある音が続き、ぐったりする心身もクールダウンさせる制汗剤となるだろう。それと共に前述のレーベルがかつての様に大ヒット作を生み出している訳ではないが、普遍的に聴きたくなるハウスをリリースする活動を続けていた事に気付かせてくれ、王道のハウスとは何たるかを優しい音でありながらしかし強い信念をもってして体現しているのである。良い意味でこの夏のBGMとなりそうな一枚だ。

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Check "Ananda Project"

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Deep - City To City 3 (BBE:BBE119CD)
DJ Deep - City To City 3
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自身が主宰する"Deeply Rooted House"と"House Music Records"では未来と過去を紡ぐ作品をリリースし、そしてフランスにおいてデトロイトテクノやシカゴハウスを地下シーンで地味に掘り続けるDJ Deep。この都市から都市へと渡り歩く"City To City"も既に3作目、本作のコンセプトは「シカゴ、デトロイト、ニューヨークの隠れた珠玉のハウスを渡り歩く旅」。そんな訳で相変わらずのマニアックな選曲で、特にシカゴハウスにおいてはArmando、Adonisの別名義Gentry Ice、Liddell Townsell、Chicago Music Syndromeらの80年代後半のハウス黎明期の古典的とも言えるトラックが中心。最近はアシッド感覚のある初期シカゴハウスも見直されているらしくリイシューも増えておりますが、そう言った流れの中でも本作のように隠れ名作をまとめ上げるDJ Deepのセンスは本物。TB-303やTR-808辺りの名機を使用した安っぽく洗練もされていない、しかしながらマッドなハウスは今でも決して錆び付くことはありません。他にKerri Chandler、Claro Intelecto、Redshapeらの近年の作品も収録されておりますが、それらもシカゴハウスから影響を受けたスカスカで単調なリズムとローファイな音が中心のハウスで、アルバム全体からオールドスクール臭が滲み出ております。で、デトロイトとニューヨークはどうなった?

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| HOUSE6 | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/05/07 CLUB MUSEUM 7th Anniversary!! "777" @ Unit
GW音楽週間のラスト四発目は流行を無視してハードテクノシーンを突き進むSurgeon+Ben Sims=FREQUENCY 7の7時間ハードテクノ地獄。GWのラストを飾るに相応しい男塾的な猛者の集まるパーティーだと予想して行きましたが…意外にも空いてました。この二大巨頭が揃っても激混みにならないとは、やはり時代はハードテクノではないのですね。
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| EVENT REPORT2 | 16:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/02/06 (SAT)
HORIZON presents HOUSE LEGEND SPECIAL "Going Back To Our Roots" @ UNIT
DJ : Alfredo, Terry Farley

Erection "the music makes me sick." @ SALOON
DJ : Takeshi Kubota, DJ Yogurt
LIVE : LUVRAW & BTB + Mr MELODY

2010/02/06 (SAT)
World Spin 1st Anniversary @ LA FABRIQUE
DJ : Anthony Nicholson, DJ Stock, DJ Taca a.k.a. Rencom

2010/02/10 (WED)
KEN ISHII「KI15-The Episode」Release Party @ Air
DJ : Ken Ishii, Wall Five a.k.a Heigo Tani, Moodman, i-dep, Loud One

2010/02/10 (WED)
HUMAN "World Connection feat. LIL' LOUIS" @ Microcosmos
DJ : Lil' Louis

2010/02/13 (SAT)
World Connection @ Air
DJ : Lil' Louis

2010/02/18 (THU)
Rhythm of Life @ Eleven
DJ : Francois K.


2010/02/20 (SAT)
World Connection @ Air
DJ : kerri Chandler

2010/02/27 (SAT)
2010 : An Inner Space Odyssey @ Microcosmos
DJ : Ian O'Brien, Takamori K., KOJIRO a.k.a. MELT

2010/02/27 (SAT) @ Eleven
DJ : Ken Ishii, Loud One
Live : Los Hermanos/Ican, Jebski


リルルイスは前回Airに行った時は激混みで苦しかったので、今回は穴場のMicrocosmosの方へ行く予定。久しぶりのAnthony NicholsonはErectionと被ってしまった…。Erectionでまったり飲んで遊ぶかな。最終週はタカモリさんとイアンオブライエンのデトロイトナイト。そして元イエローの場所に、ELEVENが遂にオープン。やっぱりオープニングはFK、有休使ってでも行くよ。

2/3追加
デトロイトからLos Hermanos/Ican、日本からケンイシイ、ラウドワン、ジェブスキがElevenに襲撃。Eleven本気出し過ぎ。
| UPCOMING EVENT | 10:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - Computer Games : The Unreleased Files : Expansion Pack 0.4 (Deeply Rooted House:DRH026)
Kerri Chandler - Computer Games : The Unreleased Files : Expansion Pack 0.4
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NYハウスはどうも不況が続いておりますが、そんな中でも相変わらず孤軍奮闘しているのはKerri Chandler。驚くほど多作にもかかわらず高水準な品質を保ち、NYだけに止まらずヨーロッパを含め数多のレーベルから声がかかる大ベテラン。NYハウス不況の中でも活躍出来ているのは、歌物のソウルフルなハウスだけでなくヨーロッパ受けするエレクトロニックで硬めのハウスまでこなせる手腕故でしょう。本作はアルバム"Computer Games"(過去レビュー)からのアウトテイクだそうですが、これが何故アルバムに入らなかったのか不思議な位の傑作。"Syntax Error"はKerriお得意のシンセリフが恍惚を誘う跳ね系のテックハウスで、ミニマルハウス辺りとも相性が良さそうなビルドアップスタイル。"Open Source"は荒々しくベースがうねり、そこに重厚で図太いシンセリフが乗っかる低音の効いたディープテックハウス。どちらも空間の広がりを感じさせる音響もあり、そしてミニマルでメロディアス。Kerri節全開。

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| HOUSE5 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/12/18 root & branch presents UBIK @ Unit
寒いです、極寒です、クラブ行くのも正直しんどいです。しかし今回は様々なレーベルからヒット曲を量産しまくるTony Lionniが来日なので、行かない訳にはいきません。

12時半頃にフロアに入るとyoshikiがプレイ中。クリッキーなミニマルハウス中心でありながらキックが図太くグルーヴィーで、ありがちなヘナヘナミニマルとは全然違かった。ハウシーな4つ内で滑らかな流れがあり体もゆらゆらさせつつ、夜が更けるに連れて音も攻撃的なミニマルテクノに変化しどんちくどんちく。それでも音数は絞りタイトな構成なので、ど派手でやかましい耳障りはせず良い塩梅な音でした。

その後はditchのPCライブ。こちらも硬めのキックが効いた4つ打ちミニマルが中心で、PCらしく正確無比なグルーヴで淡々と反復が続く。やはり音数はかなり絞って無駄を削ぎ落とし、キックや複雑なパーカッションでノリを作る感じだったかな。人間的な温度を感じさせず凄いクールなライブでした。

そして最後はTony Lionniの3時間ロングセット。でだいたいは予想していた音が中心で、Tony Lionniが得意とする綺麗目なシンセリフががんがんに入ったエレクトロニックなテックハウスが中心。序盤はスローで粘りのある展開でじっくりと引っ張っていき、中盤からはMoodymannやKerri Chandlerのディープハウスも混ぜつつアッパーなテックハウスが増えていく。キラキラと恍惚感のあるシンセが鳴っていて、Lionniに期待している音を聴けたんじゃないかと。終盤にはいるとテックハウスを微妙に外れもっとアグレッシヴなキックの強いトラックも混ぜたりして、どっかんどっかんと盛り上げていた気がしますが、ラストの方ちょっと寝てしまったので記憶が無い。音的にはどうしてもテックハウス一本調子で単調な感じもあったのは否めないけれど、彼自身のヒットトラックも聴けたしなかなか良かったかな。後は少しだけでもディープハウスやミニマルも増やしたりすると、ロングセットでも良い展開が作れるのかもと思いました。
| EVENT REPORT2 | 18:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Pirahnahead Works Selected By Shuya Okino (CORE-MUSIC:CCRM-2018)
Pirahnahead Works Selected By Shuya Okino
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最近ふとMIXIのコミュ加入者数で気付いたんだけど、なんだか凄い違和感を感じる。確かにここ数年ハウスが流行っていると言うのはよく耳にしたけれど、これどうなんだ?別に自分は外人崇拝主義じゃないけれど、自分とは絶対に交わる事のない人種なんだろう。

DJ KAWASAKI (7032) Jazztronik (18171) STUDIO APARTMENT (13425) DAISHI DANCE (23386) PIANO HOUSE (15490)

Joe Claussell (3437) Francois K (6191) Kerri Chandler (1574) King Street Sounds/NiteGrooves (2364) metamorphose(12359)

デトロイトから届けられた本作は、先日リリースされた"Diviniti Sings"(過去レビュー)と対を成すであろうPirahnaheadの編集盤。PirahnaheadはDivinitiの旦那さんでもあり公私を共にしているのですが、Mahogani MusicやMoods & Groovesからも作品をリリースするなどその実力は折り紙付き。本作はオリジナル音源にリミックス作品や彼がプロデュースを手掛けた作品を収録した痒い所に手が届く内容。歌物ハウスが中心で一見控えめな構成ながらもしっかりと色々な音色が鳴っていて、デトロイトのアーティストにしてはとても丁寧に作りこんであると思います。自分でドラムプログラミングからキーボード、ギター、ベース、パーカッションを弾いちゃう程にアーティスト肌な人で、フロア向けだけでなくホームリスニングにも適したトラックメイクの才能を感じさせますね。またジャズやファンクっぽい面を見せながらも温故知新と言うべきか、決して古臭くならず今っぽいエレクトロニックな音も聴かせてくれて視点は常に未来へと向いているようです。心がほっと和むハウスアルバムですわ。

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| HOUSE5 | 00:05 | comments(3) | trackbacks(0) | |
The Kings Of House Compiled By Masters At Work (Rapster Records:RR0045CD)
The Kings Of House Compiled By Masters At Work
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長らくNYハウスミュージックの歴史を切り開いてきたMasters At Workが、ハウスミュージックを根こそぎ掘り下げたMIXCDが本作。最近のハウスはほぼ皆無、なのでまあこれに食い付くリスナーはだいたい30歳以上とかのクラバーが多いんじゃないかと。Kenny Dope Gonzalezはシカゴ〜デトロイト、Little Louie Vegaはシカゴ〜ニューヨークのハウスを中心にガチなオールドスクールっぷりを発揮。80年代のトラックが多めでやっぱり音自体は古いと言うか時代を感じるし、最近の綺麗目でお洒落かつ洗練されたハウスに慣れている人は、こんな昔のハウスを聴いてどう感じるのだろうか。確かにここら辺の80年代のトラックは素人臭さの残る未完成な部分もあったりするんだけど、それでも何かが生まれる胎動や衝動も確かに存在している。技術や知識よりも勢いや気持ちが前に出ていて、とにかくハウスが爆発しようとしていたその瞬間の空気がここにはあるんじゃなかろうか。特にKenny Dopeの方はシカゴアシッドとかデトロイトのクラシックがたんまりと使用されていて、デトロイトファンとしは血が騒ぐってもんです。最初期のハウスの歴史を知る為の教典として、そして昔を懐かしむためのアーカイブとしても良さそうです。

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| HOUSE4 | 00:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Loco Dice - The Lab 01 (NRK Sound Division:LAB001)
Loco Dice-The Lab 01
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正直昨今のミニマル流行には食傷気味なんだけど、このLoco Diceは最近人気あるらしいんで取り合えず買ってみた。Sven Vath、Luciano、Richie Hawtin、Ricardo Villalobos辺りとつるんでいるみたいで、ミニマル系の中ではかなりの評価を得ているDJらしいです。本作は良質なハウスを中心にリリースするNRKが新たに立ち上げたMIXCDシリーズ"The Lab"の第一弾で、時代はハウスよりもやはりテクノとミニマルと言う事なんですかね。一枚目は幾分かどんよりムードで深みを感じさせるミニマルが中心で、昔の過激なミニマルとは全く以って異なっている。リズム中心のハイテンションな旧ミニマルに対し、なんつーかここら辺のミニマルってどうも薄っぺらくてペナペナに感じられて軟弱なイメージを払拭出来ないんだよね。中毒的な恍惚なり気の抜けたパーカッションの独特な気持ちよさはあるし品質の高さは分かるけれど、テクノの衝動的なパワー不足なのは否めないな。もっともこんな音を作ってる人達もパワーよりも聴かせる事を目的に作っているんだろうけれど、かと言って心にぐっと来るようなソウルがあるかって言うとそんなのも感じないし。取り合えず一枚目からはLoco Diceなりの個性は聴こえてこない。それに対し二枚目の方はミニマルでありながらハウスの心地良いグルーヴを前面に打ち出したミックスで、緊張感は無くむしろ薄っすらと甘い情緒さえ感じられるメロディアスな内容。勿論エレクトロニックで冷たい感触は一枚目と一緒なんだけど、そこにソウルフルな旋律もあって感情が揺さ振られたりもする。衝撃の無いミニマルであったとしても、そこにファンキーなりソウルフルなり感情的な音があった方が、自分には合うのかなと思います。またハウスとテクノの絶妙な混ざり具合も好きですね。しかし一体ミニマル流行は何時まで続くのかね?

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| HOUSE4 | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Francois K. - Essential Mix (London Records:8573 82178 2)
Francois K-Essential Mix
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フランソワケヴォーキン、NYクラブミュージックシーンの生き字引。数々の有名なアーティストの音楽制作に手を貸すと共に、自身でWave Musicを設立し才能あるアーティストの育成に貢献し、そして自身はジャンルレスな選曲で音楽を紡ぎダンスミュージックの素晴らしさを世に伝える。彼の前ではどんな音楽だろうとそれ自身が良ければ差別される事なくミックスの中に放り込まれ、ディープスペースを形成する一つ流れの中に組み込まれる。フランソワは数多くのMIXCDを発表してきたがその中でも最も評価が高く、そして最もディープスペースを感じ取れるのがこの"Essential Mix"。正にタイトル通りの極めて重要で極めて基本的なミックス。彼の長年に渡るDJ生活の中でも特に彼が好み重要な曲を余す事なく注ぎ込んだ極上のミックスであり、NYダンスミュージックの歴史でもある。テクノ、ハウス、エレクトロ、ファンク、ヒップホップ、クラブジャズ、ドラムンベースなどが違和感無く同じ時系列に存在し、ダンスミュージックの多様性と過去を感じさせ、未来への展望を伺わせる内容。選曲は言わずもがな各曲の自然な繋ぎ方、展開のまとめ方はさすがベテランと言うべきもので、文句の付け所の無い歴史的傑作だと断言出来ましょう。惜しむらくは現在廃盤となっていて入手困難かつ、オークションなどでもかなり高額化してしまった事だろう。



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| HOUSE4 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Darren Emerson - Global Underground GU36 : Bogota (Global Underground Ltd.:GU036CD)
Darren Emerson-Global Underground GU36 Bogota
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プログレッシヴハウスのMIXCDシリーズとしては最長を誇るであろうGlobal Undergroundの最新作は、元Underworldと言う肩書きはもはや不要なDarren Emerson。Underworld加入以前からDJとしては活躍していたそうなので、ある意味ではDJが本業の今こそ彼の才能を感じられる時なのかもしれない。さてGUシリーズでは本作で既に3枚目となるのですが、以前のシリーズが比較的オールドスクールな曲も使用していたのに対して、本作では完全に現在のフロアモード。プログレッシヴハウス〜テックハウス、そしてミニマルなども取り入れてドラッギーにじわじわ上げてくるプレイ。クラブでは大ネタをプレイしまくっていたのでこのMIXCDでの渋いプレイはちょっと意外だったけど、これこそ彼のやりたい事なはず。お勧めはDISC2でオープニングの煌びやかなテックハウスで始まり、中盤のJosh Winkのミニマルアシッドでずぶずぶな展開に突入、ディープさと疾走感を伴いつつ終盤に入り、Joris Voornの"Blank"でドラマチックな終焉を迎えるのが良いです。最後は自身も関わった"Mmm Skyscraper...I Love You"でもう一度盛り上げて終わり。普段はさほどプログレ系は聴かないけど、最近はプログレもテクノもミニマルもみんな垣根が低くなって一括りでミックスされる事も多く、本作もそんな内容なので割と自分でも聴いていて違和感は感じなかったです。とは言いつつもまたセカンド・サマー・オブ・ラブやハシエンダを意識した様な懐かしめのプレイも聴いてみたい気がする。

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| HOUSE4 | 01:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/02/06 (FRI)
solfa presents MADeLIA @ Solfa
DJ : DJ NOBU, TRAKS BOYS, RAMA, CASHY

2009/02/07 (SAT)
root & branch presents UBIK featuring LUOMO @ Unit
Live : Luomo
DJ : Moodman, Hikaru, DJ Yogurt

2009/02/07 (SAT)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue
Live : TRAKS BOYS

2009/02/10 (TUE)
GRASSROOTS×LOS APSON?×LIQUIDROOM presents 生き物万歳 @ Luquidroom(19:00〜)
Lineup : Shibata, THE HEAVYMANNERS, MASONNA ,ALTZ
高橋透, DJ NOBU, DJ Hikaru
Special Secret Live : ゆらゆら帝国

深夜喫茶♪ロスアプソン? @ LIQUID LOFT(24:00〜)
DJ : ヤマベケイジ, コンピューマ, 石原洋, ADaltz(Altz)

2009/02/10 (TUE)
World Connection @ Air
DJ : Kerri Chandler

2009/02/14 (SAT)
Makin' Love Mix vol.2 @ Grassroots
DJ : DJ Yogurt, L?K?O

2009/02/20 (FRI)
Balance 14 Joris Voorn Release Tour @ Womb
DJ : Joris Voorn, DJ Wada

2009/02/21 (SAT)
return of the super liquid-house of liquid- @ Liquid Loft
DJ : Takkyu Ishino, DJ NOBU, MOODMAN

2009/02/21 (SAT)
FRANKIE KNUCKLES @ ageHa
DJ : FRANKIE KNUCKLES -Long Set-

2009/02/27 (FRI)
Taicoclub Presents So Very Show! @ Womb
DJ : Juan Atkins, Kentaro Iwaki
Live : Jimmy Edgar

2009/02/28 (SAT)
Kompakt Night @ Womb
DJ : Michael Mayer

2009/03/08 (SUN)
SYNCHRONICITY @ O-EAST
Live (MAIN STAGE) : 渋さ知らズオーケストラ, 曽我部恵一BAND, 犬式 a.k.a. dogggystyle, Tegwon, Anchorsong

DJ (3F DJ FLOOR) : Kentaro Iwaki, CALM, DJ YOGURT, L?K?O, Ko Umehara

取り敢えず耽美派演歌のLuomoに行って、生き物万歳→流れでLoftに留まるかAirでケリチャン。Loftは意外とラグジュアリーな雰囲気なので、何人かで行って飲んでぐだぐだするにはうってつけではあると思う。バレンタインはMakin' Love Mix vol.2だけど、このパーティーにこの時期一人で行くのは寂しいズラ…。でもまあ一人でもラブリーな音楽に包まれて、酒を飲めばきっとハッピー。ハハハ、バレンタインなど日本にあるの?でもチョコは好きだから、ギブミーチョコ!ギブミーガム! おくれよおくれよ兵隊さん!もしくは一緒にグラスルーツであそこを濡らしたい男女がいれば、一緒に行くかい?俺はノンケだってかまわないで食っちまう男ズラ。ヨーリスとHOLは連チャンでしんどいが、気合で両方行く。ホアンは仕事で行けない。パーティーいっぱい夢いっぱいな如月。
| UPCOMING EVENT | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/01/16 (FRI)
HORIZON presents HOUSE LEGEND ALFREDO AGAIN!! @ Unit
DJ : Alfredo, Takimi Kenji, YODA

SALOON "Erection"
DJ : DJ Yogurt, CRYSTAL, やけのはら, YAMADAtheGIANT, ALF

2009/01/17 (SAT)
Bed making... @ Heavy Sick Zero
Act : L?K?O, G.RINA a.k.a. Goodings RINA, ユダヤ JAZZ, DJ Yogurt, 1TA-RAW, K.E.I

2009/01/23 (FRI)
Taicoclub Presents SO VERY SHOW! @ Womb
Live : Sleeparchive, Akiko Kiyama
DJ : Kaito a.k.a Hiroshi Watanabe, DJ Nobu

2009/01/24 (SAT)
Beatport 5th Aniversary @ Womb
DJ : Richie Hawtin

2009/02/07 (SAT)
root & branch presents UBIK featuring LUOMO @ Unit
Live : Luomo
DJ : Moodman, Hikaru, DJ Yogurt

2009/02/07 (SAT)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue
Live : TRAKS BOYS

2009/02/10 (TUE)
World Connection @ Air
DJ : Kerri Chandler

2009/02/14 (SAT)
DBS Presents 2009 "Dubstep Warz" Skream+Benga @ Unit
DJ : Skream, Benga, Goth-Trad, Yama a.k.a. Sahib

世の中が不安や悩みに包まれても、どぉんすとぉっぷざみゅ〜じっく!こんな時こそ必要なのは愛!と言う事でHeavy Sick Zeroのパーティーはブラコン・ナイトらしい。ブラザーコンプレックスじゃなくて、ブラック・コンテンポラリー。DJ YogurtはMakin' Love Set!をやる予定。つまりは愛のあるプレイ!ならば行かんでど〜する〜?ルオモのパーティーにもDJ Yogurt出るのね。ルオモたんは新宿リキッドのライブは愛と狂気が倒錯したライブだったけど、最近はどうなんしょ?きっとまた愛のある一夜を聴かせてくれるかい?ミニマル元坊主に愛は不要だが、ロングセットならたまには聴いてみたい。ケリチャンのDJは最先端のテクノロジーを駆使したプレイで、見た目的にもまじですげーよ。去年行った時はびっくらこいた。そしてハウス愛がある。
| UPCOMING EVENT | 00:05 | comments(4) | trackbacks(0) | |
2008 Best Seller
今年も残り二日ですね〜時間が経つのは早いです…。ちょっとこの二日間で今年を振り返ってみると、まずは悪かった事から。彼女に振られた。別れて半年位経つので、そろそろ新しい出会いもキボンヌ。リーマンブラザーズ破綻のせいで日経平均大暴落、ついでに所持している株の総資産も超減った。嘘だと言ってよ、バーニィ(泣)。来年からはプラチナ積立貯金を始めるわ。今プラチナが超安くなってるねん。それとシフト制の仕事のせいでメタモ(G2G、アシュラ)、フジロック(マイブラ)に行けず(泣)。仕事の為に生きている訳ではないので、来年現場変えを頼んでそれが無理なら転職だわ。満足に趣味の出来ないライフなんて、死んでるも同然。あとは不景気のせいで年末の派遣切りは本当に心苦しいね。自分は運良く正社員なのでまだ良いけれど、派遣って制度自体やっぱダメだろ。規制緩和した小泉元首相は切腹すべき。特定技術向けの派遣以外は全部廃止しる。または同一労働同一賃金は保証しないとな。派遣を雇ってまで経費削減しないと黒字化しない会社は、利益が出る収益システムを確立出来てないと言う事なんだから、そんな会社は遅かれ早かれいずれ潰れる。とまあ本当に若者にとっては苦しくなるばかりの日本だな。自民党は票が欲しいので老人向けの政治しかやならないし。若者の皆さん、人生はゲームです。みんなは必死になって戦って、生き残る価値のある大人になりましょう!と言う事で残りはまた明日…

無駄口が続きましたが今年も当ブログ経由で色々と商品をお買い上げどうもありがとうございました。当ブログ読者には一体どんな商品が人気あったのか?以下に人気商品を挙げてみたいと思います。それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - Computer Games Live At Yellow (Apt.international:APTI-4009)
Kerri Chandler-Computer Games Live At Yellow
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今年の2月8日に今は亡きYellowで行われたKerri Chandlerのライブが、嬉しい事にCD化されました。自分もこのパーティーには行ったけど、夜中は合コンをしていてその後朝5時から参戦したので、DJは聴けたけれどライブは聴き逃していた事もあり、今回のCD化は嬉しい限りです。しかし合コンって何でみんなカラオケなんかに行くんだろうね?カラオケ行く位なら朝まで飲んだ方が楽しいよ。

そんな話はおいといてとにかくライブの内容だ。Kerriはメカオタクで最先端の機器を導入して音楽製作をしているのですが、ライブにおいてもその才能を発揮してPCやキーボード、ターンテーブル、3Dホログラムスクリーンなどを使用し、機材的な意味でも音的な意味でもハイテックなプレイを披露しています。演目は"Computer Games"(過去レビュー)からですが全てがライブミックスされ、途切れる事の無い永続的なグルーヴを聴かせてくれました。いつもよりはちょっとレトロでテクノっぽい上物が多め、でも太いキックやリズムトラックは強烈なパワーを発し豪快にフロアを揺さぶります。後半に向けてどんどん盛り上がりつつも、どこか寂しげで哀愁を帯びてくるのはYellowでのラストプレイだったからなのでしょうか?電子的でありながらエモーションとソウルを感じさせるそのライブは、Kerriがデジタル世代の申し子でありながら音楽家としても一流である事の証。エレクトロニックな漆黒のグルーヴをYellowの臨場感や高揚感と共に感じて欲しいです。Yellowのクローズへのはなむけとなる一枚。

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Ron Trent / Jerome Sydenham - Need 2 Soul Vol.1 (Need 2 Soul:N2SCD001)
Ron Trent / Jerome Sydenham-Need 2 Soul
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2005年に設立されたロンドンを拠点とし良質なハウスをリリースするNeed 2 Soul。今までにRon Trent、Anthony Nicholson、Glenn Undergroundらが作品をリリースしているので、今後も楽しみです(新鮮味はないんだけどねー)。そんなレーベルからレーベル名を冠したMIXCDが発売されていまして、ミックスを手掛けるのはシカゴ〜ディープハウスの重鎮・Ron Trentと、最近更にテクノ化している元スピリチュアル系のJerome Sydenham。どちらも良質なトラックを量産する傍ら、DJとしても世界を駆け回っていてその実力に嘘偽りはございません。

まずはRonサイドですが、彼が手掛けてきたMIXCDの中では本作は割りとオーソドックスなディープハウスが中心です。彼の音ってアフロなパーカッションの効いたハウスの中にも、どこか幻想的でアンビエンスな音が漂っていて浮遊感があるんですよね。またキックもドンシャリで重く響いてきて踊れるし、哀愁の滲むメロディーに溺れたりも出来るし、フロア・ホーム両対応な音楽性だと思います。滅茶苦茶アッパーに上げる事もなくあくまで空気に溶け込む様な聞かせ方が、ベテランらしい余裕があって上手いなと。ちなみに自身の曲を4曲も回しているんだけど、やっぱり自分の曲に自信があるんでしょうね。

対してJeromeですがこちらはやはりテクノトラックも使用して、エレクトロニックな音が強めです。プログレッシヴ系やテックハウス、ディープ目の音もあり深みにはまる様なプレイで、シンセの音が気持ち良いですね。でも思ったよりはアッパーでなくて緩みを生かしたプレイで、フロアでのピーク時間帯と言うよりはその後の熱冷ましの時間帯って印象を受けますかね。どうせテクノ方面のトラック中心なら、もっと上げ上げでも良かったかなとも思ったり。

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| HOUSE4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Kerri Chandler - Southport Weekender Volume 6 (Endulge Records:ENDRCD006)
Kerri Chandler-Southport Weekender Volume 6
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ハウス系MIXCDシリーズ・Southport Weekenderの6作目は、デジタルマシンによってソウルを生み出すディープハウサー・Kerri Chandlerが担当。このシリーズって今までは2〜3人のDJが一つのシリーズに参加していたけど、ケリーは何故か一人で2枚組みを製作。これはやはり別格と言う扱いなのか、しかし聴く方としてはボリュームがあるので結構大変。僕はケリーの図太いリズムとか哀愁漂うメロディーが好きなんだけど、本作はちょっと毛並みが違うかなと。まず普段ほどボトムは重くなくあっさりライトで、全体的に波が少ない平坦なプレイをしております。更に比較的近年の曲を意識的に回しているせいかクラシックと呼ばれるキラートラックが少なく、そのせいもあって更に普段より地味な印象が残ってしまいました。クラブだとガツーンと強いリズムとグッと来るソウルフルなプレイで踊らせてくれるのに、さすがに本作だと部屋のムードを温める位にしかならなそう。そんな感じで一枚目を聴き終えたら、二枚目はなんとか盛り返してあっさり感を生かしたソウルフルな歌物を中心に、生の質感が強いざっくりとしたハウスやらムーディーなハウスやらを増やしてきて、波に乗ってきた〜って展開。二枚めの方は序盤から盛り上がっていて、ケリーのソウル節を十分に堪能出来ました。何故か異常に値段が安いので、まあハウス好きは買っておいて損は無いでしょう。

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Timmy Regisford - Restricted Access Volume One (Life Line:LLCD1005)
Timmy Regisford-Restricted Access Volume One
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昨日に引き続きTimmy Regisfordの作品紹介と言う事で、今日はオリジナルアルバムではなく彼の真価が窺えるMIXCDのご紹介。この人のクラブでのDJプレイはどうやら半日以上プレイするのが当たり前の様で、テクノばかり聴いている自分にとってはその長さは驚異的(テクノは2〜3時間プレイするのが普通)。しかし半日以上もプレイしているんじゃ一晩に同じ曲も回すんじゃないかと思っていたら、実際に同じ曲を2度も3度も回す事は珍しくないそうで。そこら辺は結構適当なんですね。それではCDでのミックスプレイはと言うと、80分と言う限られた時間の中で程良くヒット曲を詰め込んだベーシックなハウスが中心で聴き易いですね。Kimblee、A:Xus、Dennis Ferrer、Glenn Underground、Masters At Work、Passion Dance Orchestraらのハウスファンお馴染みの曲が目一杯詰まっているので、良く言えば良質なハウス、悪く言えば当たり障りの無い内容。しかも気になったのは強引な繋ぎで、曲と曲のテンポが多少ずれていたり余りスムースじゃないんですよね。まあそれは既に雑誌などでも指摘されている事で、多分Timmyのプレイにはそんな繋ぎとかのテク以上に大切な事があるのでしょう。それはきっと熱い魂の籠もった音楽を聴かせるって事で、そう言う意味ではメロディーを大事にした心にグッと来る曲を中心にした内容ですね。ハウスが昔から歌やメロディーを大事にしているのは今も変わらない事で、その様なハウスの魅力が存分に感じられるのが本作の醍醐味なのでしょう。

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| HOUSE4 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - Back To The Raw (Deeply Rooted House:DRH003)
Kerri Chandler-Back To The Raw
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引き続きDJ Deep主宰のDeeply Rooted HouseからKerri Chandlerの作品。何度も言いますがDeeply Rooted Houseはフランス産ハウスながらも、US産に匹敵する作品を量産するレーベルなので注目しておいて損はありません。そしてKerriもDJ Deepの期待に応えるべく気合いの入った作品を提供していて、この"Back To The Raw"もその例に漏れず最高です。オールドスクールなシンセベースやら哀愁を帯びたシンセストリングスを使用したKerri節全開のハウスで、本作もいつも通りと言えばその通りですがその質がやはり段違い。打ち付けるキックも強烈でズドッと重くみぞおちに入ってきます。レーベル名のまんまディープでルーツを意識したトラックで素晴らしすぎ。B面の"Get It Off 2004"は更にオールドスクール色を強めて、感情を排したようなクールで粗野なディープハウス。Kerriの語り調のボーカルが、空虚に響いてきます。取り敢えずDeeply Rooted Houseの作品は、今後も買いのシグナルが点灯中。

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - The Dark One, The Moon And The Candle Maker (Deeply Rooted House:DRH005)
Kerri Chandler-The Dark One, The Moon And The Candle Maker
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皆様DJ Deep主宰のDeeply Rooted Houseはご存じですか?フランスのレーベルながらもUS産に負けじと良質なハウスをリリースする新興レーベルでございます。そしてDJ Deepと親密な関係にあるKerri Chandlerもこのレーベルの為に率先して楽曲を提供していて、特に本作はかなりの力の籠もった内容となっております。お勧めはA面の"Six Pianos"、これ実はSteve Reichの"Six Pianos"にインスパイアされた作品で、ピアノのアルペジオが主導となってビルドアップして行く高揚感のあるハウスです。ピアノと並んでシンセも同じメロディーをなぞってきて、力強さと優雅さを兼ね備えた一曲です。B面の"Mental Moolight Fiesta"は哀愁漂うギターが特徴的な土着的なハウス、そして普段のKerri節が聴けるメランコリックな"Light The World"とこちら側も良質な2曲となっております。Deeply Rooted Houseはレーベル買いしても損はしないですね。

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| HOUSE4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Quentin Harris - Mix The Vibe : Timeless Re-Collection (Nite Grooves:KCD262)
Quentin Harris-Mix The Vibe Timeless Re-Collection
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ハウスレーベルの大御所中の大御所・King Street Soundsが送る最強ハウスミックスシリーズ・Mix The Vibe。今までにも最高のDJがこのシリーズを手掛けてきましたが、その最新作に近年人気を集めているQuentin Harrisが遂に登場。そんな訳でこのタッグから悪い物がリリースされる訳はなく、全編に渡ってボーカルハウスを使ったソウルフルなハウスミックスとなっております。オープニングからいきなり大ヒット曲"Flight"で心を鷲掴み、そこからは少々マイナー調でダーク目のハウスが多くなり幻惑的な感じが強いです。中盤ではダウンテンポして一休みいれますが、ムーディーな世界観でアダルトな時間に入ってきます。そして終盤に入りまたテンションを上げてきて、ゴージャスな歌物ハウスで合唱タイムに突入し盛り上がったままラストを向えます。ま、悪くはないですが、可もなく不可もなくと言った出来でこのシリーズの中では凡作かなと感じました。ヒット曲も満載だし山あり谷ありの展開もあって盛り上がっているんだけど、やっぱり典型的なNYハウスに忠実過ぎたのかな。オリジナリティーがあるのかと考えると、余り浮かんでこないのです(歌物ハウスと言うのがオリジナリティーなのかもしれないですが)。あと自分が歌物ハウスよりはインストハウスの方が好きな事もあるので、全編歌物だとコッテリし過ぎてしまう点もあるんですな。逆に歌物ハウスが好きな人にとっては、文句無しに聴けるミックスなのではと思います。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - Computer Games (Apt.international:APTI4006)
Kerri Chandler-Computer Games
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「コンニチワ イチ オア ゼロ…デジタルソウル…」こんなコンピューターボイスから始まるKerri Chandlerの久しぶりのニューアルバム。ディープハウスで名を馳せるケリーは古典的なソウルの籠もった音楽を創っているのですが、デジタル機器を率先して使用しマシンからソウルを奏でる事も出来る知的なお方です。プログラムなんかも得意だったらしく、実は元オタク少年だったのかしら?確かに彼の音楽を聴く限りでは至る所にテクノ的な硬い音も見られるし、とにかくマシン音が好きなのかもしれない。そして本作では彼のそのマシンに対する好奇心が爆発した内容で、タイトルである"Computer Games"まんまコンピューターやテレビゲーム(ドリームキャスト等)の音を使用したアルバムとなっております。なんかレトロなマシン音がピコピコ風に多く使用されていて懐かしさ満点、郷愁が込み上げてくるような良い親父味を醸し出しています。それが単純に古臭いと言う訳でもなく、すっきりと綺麗に洗練された音作りで普段のディープハウスからそれ程距離は無いので違和感は感じません。ソウルフルな面は幾分か控えめながらもやはり力強いキックや太いベースラインはいつも通りで、フロア対応の良質なトラックばかり。毎度毎度質の高い作品を安定してリリースするケリーは、もはやディープハウスの永世名人と呼びたい。海外でのリリースはDJ Deep主宰のDeeply Rooted Houseから。このレーベルは良質なハウス作品が揃っているんで、ハウス好きは要チェック。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Tom Middleton - Renaissance 3D (Renaissance:REN40CD)
Tom Middleton-Renaissance 3D
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昨日に引き続き今日も大作MIXCDなので聴くのもレビュー書くのも正直しんどい。そんな作品を手がけたのは90年代の輝けるアンビエントシーンを築いたGlobal Communicationの片割れ・Tom Middleton。この人かなり多くのMIXCDを手掛けていて、まあ当たり外れがあるんだけど本作は当たりに属す内容だと思います。しかし本作を聴いて思うのは、もはやTomにGCの過去の栄光を求める必要も無く、アンビエント性が無くとも素晴らしいアーティストだと断言出来る事。本3枚組みCDではクラブでのプレイを意識した"Club"、彼のスタジオワーク集である"Studio"、そして彼のお気に入りの曲を集めた"Home"とそれぞれコンセプトを明確にし違った内容を楽しめる物になっています。

まず"Club"、DJプレイを意識しているだけあって4つ打ちでグルーヴィーですが、結構ハウスビートが強めでスムースなプレイは心地良いですね。透明感、恍惚感に溢れたテックハウスを多めに使用し、上げもせず下げもせず比較的緩やかな波を作りながら舞い上がる様なプレイ。勿論クラブで聴いても絶対気持ち良いのだろうけど、部屋の中で晩酌しつつ聴いてもうっとり出来る内容ですよ。

対して"Home"ではTomの好きなようになんでもかんでもごちゃ混ぜなプレイで、テクノ、アンビエント、ダウンテンポ、ブロークンビーツなどが一つのミックスの中に存在しています。全く統一感の感じられないプレイですが、これはTomにとって思い入れのある曲や特別な意味合いを持つ曲を選んだ為でしょう。哀愁じみた懐かしさが沸いてくるメロウな内容で、チルアウト的な感覚で受け入れられると思います。

そして最後は彼の作品やリミックスワークを収録した"Stuido"ですが、アルバムリリースの無いCosmosやThe Modwheel名義での曲が収録されているので、大変嬉しい内容ですね。しかしここでの彼の仕事を聴く限りだと既にアンビエントには心あらずと言った感じで、アッパーでキャッチーなハウスが最近の彼の作風なんでしょうかね。内向的だったGCから比べると全く正反対な外向的かつオプティミスティックな音は少々戸惑いも感じますが、美しいシンセの使い方などは昔と変わらず今も冴えています。

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
2008/02/08 King Street Sounds presents Kerri Chandler Japan Tour @ Space Lab Yellow
前回はハウスのイベントに行ったけど、今回もハウスのイベントに行ってきました〜。なんとなんと今回は新作アルバムに合わせてのツアーで来日した大大大好きなKerri Chandlerのご登場。もしかしたらYELLOWでケリチャンが聴けるのも最後かもしれないし、そりゃ楽しみに決まってるじゃないですか。し、しかし、YELLOWに付いたのは朝の5時過ぎ。これは想定外の出来事で、微妙に悔しかったです。何があったかと言うと…
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| EVENT REPORT1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - The Promise (NRK Sound Division:NRK126)
Kerri Chandler-The Promise
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今週末はNYディープハウスの大御所・Kerri ChandlerがYELLOWに来襲。知っての通りYELLOWは6月に閉店してしまうので、ファイナルまで出来るだけ行きたいと思います。さて、本作は新旧機材を駆使しデジタルソウルを生み出すKerriの真髄がいかんなく発揮された名作です。元々は自身のMIXCD"COAST2COAST"(過去レビュー)の為に新たに書き下ろされた曲ですが、ヴァイナルとしても当然シングルカットされております。内容はいつもと変わらずKerriの太いキックが生み出すタフなグルーヴがあり、メランコリーなメロディーを流麗なストリングスが奏で、しんみりと郷愁を誘うピアノが入ってきます。Kerri自身が歌うボーカルも優しく肌を撫でる様に、愛撫する様にソウルを奏でます。アーバンかつムーディーな完璧としか言い様のないKerri節ハウス、ここに極まる。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2008/01/25 (FRI)
Taicoclub Presents So Very Show! @ WOMB
LIVE : Sleeparchive, Kuniyuki Takahashi
DJ : Fumiya Tanaka, Foog

2008/01/25 (FRI)
SQ presents FINE : Frogman “Cold Sleep” Party @ UNIT
SPECIAL LIVE SET : Quadra (a.k.a. Hiroshi Watanabe / Kaito), Hitoshi Ohishi
DJ : Kagami, Taichi Master, Toby

SALOON (B3F)
DJ : C.T. Scan (a.k.a. CMJK), Hirofumi Goto (a.k.a. Rondenion), Susumu Yokota, KEN=GO→
SPECIAL LIVE SET : Hulot, Jun Yamabe (a.k.a. Mexico), Riow Arai

2008/01/26 (SAT)
FACE presents ANDRE COLLINS JAPAN TOUR 2008 @ YELLOW
DJ : Andre Collins, Ryo Watanabe

2008/02/02 (FRI)
LUKE SOLOMON "The Difference Engine" Release Tour @ YELLOW
DJ : Luke Solomon, Remi

2008/02/07 (THU)
SPiN30 : ElecTek @ YELLOW
Guest DJ : Rennie Foster
DJ : DJ Khadji, Shigeru Tanabu

2008/02/08 (FRI)
Orbdjsessions feat. Alex Paterson & Thomas Fehlmann @ UNIT
DJ : Alex Paterson & Thomas Fehlmann

2008/02/08 (FRI)
King Street Sounds presents Kerri Chandler Japan Tour @ YELLOW
DJ : Kerri Chandler

2008/02/10 (SUN)
Deep Space @ YELLOW
DJ : Francois K.
LIVE : Henrik Schwarz, Kuniyuki Takahashi
| UPCOMING EVENT | 22:30 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Ben Watt & Ivan Gough - In The Mix 2006 (inthemix.com.au:ITMCD002)
Ben Watt & Ivan Gough-In The Mix 2006
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最近めっきり作曲家としての活動を行わずDJに没頭しているEverything But The GirlのBen Wattと、オーストラリアのハウスDJ・Ivan Goughによる2枚組MIXCD。前者はかなり有名なんで知っていますが、後者は誰って感じ?Benさんに関しては毎年自身のレーベル"Buzzin' Fly "のコンピレーションMIXCDをリリースしているので、MIXCD自体に特に新鮮味を感じなくなってきました。音も現在のシーンに沿ったミニマル、エレクトロハウスなどの恍惚感を重視した選曲で、レーベル初期のカラーであるディープハウスの面影は余りないですね。流行を掴むのが上手いと言うべきか尻軽なのかは置いといて、すっかりクラブでのトランス感覚を意識したプレイはもうBenさんがDJ業にも慣れたと言う事なんでしょう。対して初耳のIvanの方はヒット曲も織り交ぜたテクノ、ハウスを横断する選曲。Benの方に比べると癖があり上げ下げが大きく派手目で、自分にはそこまでツボに来ない。ややエレクトロハウス色が強く流行のど真ん中を行っていますが、流行の中では没個性的で何かもう一つ欲しい所ですね。

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| HOUSE3 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Quentin Harris - Coast 2 Coast (NRK Sound Division:NRKCD027)
Quentin Harris-Coast 2 Coast
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アメリカのハウスシーンの裏方的大御所・Timmy Regisfordが、今最も信頼を寄せているであろうQuentin Harris。実はQuentinはデトロイト出身だそうで、デトロイトテクノやファンクからの影響もあると自身で公言しています。でも勿論メインはNY系の王道ハウスでありまして、最近はリミックスワークでも引っ張りだこの状態で人気も上々みたいですね。アーティストとしての実力は既に周知の通りですが、DJとしての素質を計れるのがこのMIXCDであります。NRKからのシリーズ物なので聴く前から最低ライン以上にあるのは分かるかと思いますが、ハウスオンリーなプレイではなくデトロイトエレクトロやファンクっぽい曲もぶっ込んだ意外性のあるプレイで、NY系ハウサーの認識を覆される好内容盤でした。また基本的にアッパーには行かずにゆったり目の展開が多く、ソウルフルでメロディーを大事にしたぐっと聴かせる選局で、ハウスの良さはやっぱり一曲単位で聴ける物が多いなと感じました。派手ではないけれど渋い黒さと控えめな甘さを含んだムードは、どちらかと言うと大人向けのハウスではないでしょうか。しかし"Coast 2 Coast"シリーズは、凄い勢いでリリースされているなー。お腹一杯になってしまうよ。

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| HOUSE3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Nagano Kitchen (Apt.International:APTI-4001)
Nagano Kitchen
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年々ジャンルの壁が低くなっている。例えばハウスとヒップホップが一夜の内に繋がれ、ある夜はテクノとドラムンベースが混在し、プログレッシヴハウスはテクノに歩み寄り、テクノだかハウスだか区別出来ない曲も多数ある。聴く側の耳が肥えてきたのかアーティストの懐が深くなってきたのか、とにもかくにも音楽シーン全体において他ジャンルの優れた点を吸収し各シーンは存在している。そして長野キッチン…って一体誰だよと思いますが、実はスピリチュアルハウス一派のJerome Sydenhamとサンフランシスコのアーティスト・Hideo Kobayashiから成るユニット。Jeromeの方は皆様ご存じIbadan RecordsのボスでKerri ChandlerやJoe Claussellと共に生音志向のディープハウスを切り開いてきたパイオニアで、最近はMIXCDや自身の作品でもかなりテクノ寄りになっていてジャンルの壁を越えた一人だ。そしてHideoはと言うと西海岸ハウスに影響を受けた日本人アーティストで、ネットで調べた所によると10枚程EPをリリースしている様ですが詳細は分からん。まあこの二人が長野で料理をして、飲んで、食べて音楽制作をしたから長野キッチンなのだ。

まー前置きは長くなったけれど、本作は事前の情報通りかなりテクノ寄りのハウスになっている。初っぱな"Destination Nagano"では硬質なリズムに幻想的なシンセリフが被さり、長く続く陶酔感はディープ目のミニマルテクノみたいな感じだ。2曲目の"Asama"も永遠と繰り返す同じシンセリフがやっぱりミニマルテクノみたいで、どうやらJeromeが本気でテクノに取り組んでいる。かと思いきや空一面に広がっていくかの如く開放感のある"Finding Kinoko"みたいなテックハウスも有るし、"No Traffic In Nagano"はシカゴハウスみたいにワイルドで不穏な空気が漂っている。元々Jeromeの作風はメロディーを大切にした物が多かったので、ディープなテックハウスにもそういった物が上手く生きていて、多少作風が変わってもそんなに違和感は感じないね。またテクノ寄りの音を上手く引き出したのはどうやらHideoの技量らしく、これならまたコンビを組んで欲しいなと思わせる内容だ。全体的にテクノの電子的な音が前面に出たせいか、普段よりは黒さは控えめなのでそこは弱点とも言えるかもしれないが、その分覚醒感が強いのでこれはこれで良しとしよう。

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| HOUSE3 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Dennis Ferrer - The World as I See It (Defected:DFWORLD01CD)
Dennis Ferrer-The World as I See It
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スピリチュアルハウスなどとも形容されるハウス界の重鎮・Kerri Chandler、Jerome Sydenhamとゴールデンタッグを組んでいたDennis Ferrerの初?のフルアルバムが去年リリースされています。上記の3人は互いに影響し合いそして共作も行うなどとても深い関係にあり、そんな事もあってDennis Ferrerの音楽と言うのも他の二人にかなり近いディープハウスです。数々の彼の楽曲やリミックスワークで周知の通り、ソウルフルかつディープな作風によって数多のヒット曲を生み出し既にシーンになくてはならない存在にあります。そして本作ですが今までの活動内容が余りにも素晴らしかった為期待値は大きかったのですが、それを裏切るとも裏切らないとも言えないような作品になりました。どうしたって彼の様にヒット作を生み出していると期待以上の物を求めてしまうのは否定出来ませんが、本作はそう言った意味で相変わらず質の高い楽曲が詰め込んである事は納得なのですが、逆にもう既にワンパターン気味な心象も感じてしまったのです。(聴く側と言う者は作風が変わったらそれで失望するし、作風が全く同じだと飽きるしワガママなんですねー。)ただだからと言って聴くに値しない訳がなく、どの曲もクラブで存分に使えるトラックになっていて流石だと思いました。更に注目すべきは元々テクノのユニットを組んでいただけあってかなりエレクトロニックな質感を強調したトラックが多く、半ばミニマルっぽい曲まであったのはびっくりでした。他は太鼓系パーカッションをポコポコ打ち鳴らして、そこに熱さと黒さを被せたソウルフルなトラックが中心ですね。夏に聴くと余計に暑苦しくなりそうだけど、盛り上がる事は間違いないですよ。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Mark Farina - House Of Om (OM Records:OM251)
Mark Farina-House Of Om
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もう何枚目になるのかも分からない位MIXCDをリリースしている西海岸ハウサー・Mark Farinaの最新作は、以前から絡みのあるOM RecordsのMIXCDシリーズとしてリリースされる事もあり、考える余地も無く安心して買える一枚になっています。ダウンテンポ、ディープハウス、ジャジー系、ヒップホップなど幅広いプレイで渋い空間を演出し、ハウスファンを魅了してきましたが、今作はファンキーで芯の詰まったシカゴハウスの様な比較的硬めのセットを用意していました。地味なのは相変わらずと言うか決して派手にプレイを見せつける事もしないし、黙々とただ自分の仕事をやり遂げる控えめな所が好印象ですね。実際シカゴハウスの音楽かどうかなんてのはトラック見ても分かりませんが、太めで硬いリズムトラックはほぼ骨組みので正にシカゴのそれなのだ。OM Recordsにしてはスウィートなメロディーやエロティシズムなど開放的な要素は少なめですが、元々のレーベルコンセプトは"ファンキーネス"だった事を考えると、本作はレーベルの音を象徴していると言っても過言ではないのかもしれない。最初はちょっと淡泊かなーと思うのですが、中盤以降は適度に盛り上がっていき腰砕きグルーヴが炸裂し、いつの間にか知らずに体も揺れる事間違いなしの渋いプレイですよ。派手な作風を求めている人には向きませんが、こうゆう作品でこそDJの真価が問われるんでしょうね。

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| HOUSE3 | 22:20 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2007/03/30 Standard 7 @ Colors Studio
先週に引き続き今週もクラビング。今回は何とテクノゴッド・Ken Ishii主宰のStandardに、ゲストとしてDeetronを迎えたお得な一夜。この面子で入場料が2500円だったので素晴らしすぎです。そして場所は未経験の六本木にあるColors Studioと言う小箱。マニアックラブ閉店後は小箱に行く事もなくなった自分ですが、今回行って再認識したのは小箱はDJと距離が近くて一体感を感じられると言う事です。大箱だと確かに演出が派手なんだけど僕は派手さなんかはどうでもよくて、暗めの照明とアンダーグラウンドな雰囲気が存在すればそれで良いんですわ。今回は空いていたせいもあったかもしれないけれど、客層も落ち着いていて非常に過ごしやすい空間だったと思います。ただこの箱の難点としては男女各一つずつしかトイレが無い事。客が多い時は確実にトイレ行列が出来そうな予感でした。さてイベントのレポートをしたいのですが、今回はハプニングもありました。以下続きで…
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| EVENT REPORT1 | 10:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - COAST2COAST (NRK Sound Division:NRKCD029)
Kerri Chandler-COAST2COAST
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NRKが新たに始動させたMIXCDシリーズ「COAST2COAST」の第2弾は、ディープハウスの大御所・Kerri Chandlerが登場。重く太いキックにソウルフルなメロディーを載せ、フロアに体を揺さぶる高揚感とどこまでも優しい愛を落とし込むトラックを量産するハウスアーティスト。彼のトラックの質が高い事は敢えて説明する必要も無い位ですが、DJプレイも僕好みでソウルフルで図太いトラックを回しガツンと体に来る物なので大好きです。さてその彼の新しいDJプレイはと言うと、まず自身の「In The Morning」から。朝焼けの様に美しく幻想的なジャジーハウスから始まり、その後もいつもより硬いキックは控えめで穏やかなソウルフルなハウスを連続で繋げています。あっさり軽めの音ながらもゆるゆると心地の良いムードある曲を繋げていて、Kerriの哀愁感はしっかりと表現されていますね。後半に入るとHardsoulの曲から自身の新曲「The Promise」と言う流れがあり、ここら辺に来るともう男泣きの世界ですよ。特に「The Promise」なんて心の奥底まで響いてきて、なんてKerriは愛らしい男なんだと惚れてしまいます。ま、そんな感じでクラブでのピーク時のプレイと言うよりは、ピーク後のまったりした雰囲気を表現した様なMIXCDですが、これはこれで確かにKerriのハウスへの愛を感じられる一面が出ていますよね。ボーナスディスクには、MIXCDで使われた曲がミックスされていない状態で収録されているので、こちらはDJ仕様と思われます。汗も滴るいい男とは、Kerri Chandlerの事だー。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2007/02/03 (SAT)
LUKE SOLOMON JAPAN TOUR @ YELLOW
DJ : Luke Solomon, Remi, Nako

2007/02/09 (FRI)
URBANPHONICS presents KERRI CHANDLER JAPAN TOUR @ YELLOW
DJ : Kerri Chandler, Motoki Takahashi

2007/02/10 (SAT)
CLASH19×MOON AGE @ @ ageHa
DJ : Marco Bailey, Ken Ishii, Q'Hey, Takami

2007/02/10 (SAT)
OVUM Presents JOSH WINK "THE PROFOUND SOUNDS VOLUME 3 ALBUM RELEASE TOUR" @ WOMB
DJ : Josh Wink

2007/02/11 (SUN)
FOUR SEASONS OF DEEP SPACE @ YELLOW
DJ : Francois K.
Live : SCION

2007/02/16 (FRI)
HEIKO LAUX JAPAN TOUR @ YELLOW
DJ : Heiko Laux, Loud-One

2007/02/23 (FRI)
"Beyond Borders Vol.1, and Vol.2" Release Party @ AIR
DJ : RAPHAEL SEBBAG and more
Special Guest DJ : IAN O'BRIEN

2007/02/24 (SAT)
Real Grooves Volume 16 @ YELLOW
DJ : Steve Bug, Terence Kissner, John Connell
Live : Guido Schneider
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Louie Vega - Mix The Vibe : For the Love of King Street (King Street Sounds:KCD249)
Louie Vega-Mix The Vibe For the Love of King Street
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先日10年ぶりの来日を果たしたMasters At Work。Nuyorican Soul名義でもラテンやジャズをベースにしたハウスでシーンを圧巻した、Louie Vega & Kenny Dopeから成るハウス界最高峰のチームです。特にLouie Vegaですが、近年のElements Of Lifeバンドでの活動や他アーティストのプロデュース、そして自身のVega Recordsの大成功など、脂が乗りに乗りまくってます。そしてハウスシーン最大の質を誇るKing Street SoundsのMIXCDシリーズ「Mix The Vibe」の最新作を、何とLouie Vegaが手掛けちゃいました。タイトルからして"For The Love Of King Street"と、レーベルに対しての最大の敬意が込められています。

ではまず一枚目から味見を。トラックリスト見ただけでもびっくりのヒットパレードだ。だからと言ってこれが安易なヒット曲集と言う訳でもなく、Louieが見事にクラブでのプレイをそのまま再現した雰囲気が出ているかと。それもそのはずイビザでのライブのクラブでレコーディングを行い、Kenny Dopeがエフェクトを担当し、Barbara TuckerとMr. VがMCを入れると言う凝りよう。出だしは太いトラックのケリチャン2発でいきなりピークを持ってきて、その後落ちついたハウスを続けたら中盤のスタアパ「Flight」でメロメロに心うちしがれます。そしてまた少々テンションを落として、最後2曲はリルルイス2連発でまたもや山場を作ります。山場を何度も持ってきて、誰でもノリノリになる事間違いなしの高揚感溢れるプレイですね。最新のヒット曲から過去のクラシックスまで、時代を越えて結びつけてしまう大らかなLouieの世界に誰もが引き込まれる事でしょう。

対して二枚目ですが、こちらはKing Street Soundsのクラシックスを多用した懐かしい雰囲気たっぷりです。ともすれば古臭く風化されるクラブミュージックですが、良い曲はいつ聴いても良いんだ。そんな事を感じさせる、King Street Soundsのクラシックス。Louieが選曲したのは、メロウでソウルフル、メロディーを大事にした基本に忠実なハウスです。これこそがハウスだと言わんばかりのコテコテなプレイですが、何か文句ありますか?もう一生Louie様には付いていきますよ。

2枚組と言う大作ですが、これからハウスを聴く人にこそこの作品は聴いて欲しい。何ってたってこれで盛り上がらない人なんていないし、ハウスがどんなもんかって事を十二分に教えてくれるから。これがあればハウスは当分飽きそうにもないですな。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(3) | |
Nothin' But House Feat. NRK (KSR House:KCCD-210)
Nothin But House Feat. NRK
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世界中にクラブミュージックは広がりメジャーからアンダーグラウンドまで様々なレーベルが揃った今こそ、一つ一つのレーベルを掘り下げていく。そんな聴き方もあると思うのですが、そんなコンセプトを持ったシリーズがこの「Nothin' But House」。最高品質を持ったある一つのハウスレーベルの音源だけを使用したMIXCDシリーズでして、その中でも個人的には好きなのはNRKをフューチャーした物です。NRKからはNick Holder、Ian Pooley、Kerri Chandler、Miguel Migs、Jamie Andersonら大物アーティストが作品をリリースしていて、ハウスを中心にテックハウスやディープハウスなどの作風で評価が高いです。有名なアーティストばかりだから作品が良いのは当たり前と言う意見もあるでしょうが、メジャーにも通じる普遍性とアンダーグラウンドに基づいた信念を持った音を両立させている所は褒め称えるべきでしょう。またNite:Life(作品群を見る)と言う名作MIXCDシリーズでも著名なDJを惜しみなく引っ張り出し、名作をこれでもかとリリースしているのは皆様ご存じですね。

前置きが長くなりましたがこのMIXCDを聴いて思ったのは、やっぱりNRKには素晴らしいハウス作品が一杯あるんだなーと。Nick Holderの永遠のサマーアンセム「Summer Daze」は泣けてしまうし、Miguel Migsの「Latop Excurtion」は大人の甘さに酔ってしまうし、お洒落なムード一杯のジャズハウスだとか、懐かしさを感じるディスコティックなハウスだとか、どのハウスを聴いても大人の渋さと甘さに満ちた美学っつうもんがあるんですよ。かといってスノッブな嫌らしい所がある訳でもなくて、非常に親近感のあるハウスと言うのかな。ドライブしながり聴いたり、女の子と聴いたりとか邪魔にならない音楽。ライナーノーツには曲毎の解説も付いていて、安心して買える一枚ですよ。MIXはDJ KeNsEiとも交流のある、DJ HIRAGURIが担当です。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2006/12/08 ESCAPE presents HI-TEK-SOUL JAPAN TOUR 2006 @ Space Lab Yellow
今月は毎週行きたいイベントがあって大忙しですね。つーことで一年半ぶりのDerrick Mayに行ってきました。あれ…よくよく調べたらYellow自体も一年半ぶりで、前回行ったのもDerrick Mayでした。何でこんなにもYellowに行ってなかったのか思い出すと、以前程テクノのイベントが充実しなくなったからなんだよね。他のクラブにブッキング負けてきてる気がする。新宿Liquidroomが無き今、Yellowには何とかがんばって欲しいんだけどな。まあそれはさておき久しぶりにYellowに入ってみると、やっぱりここの雰囲気は好きだわ。低い天井、最新とは言えない照明を逆に効果的に使用した暗いフロア、そして熱狂的に踊りに来ているお客、何もかもが他のクラブとは違います。やっぱりクラブの中ではYellowが一番好きだなーと実感。
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| EVENT REPORT1 | 16:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Spiritual Life Music (Cutting Edge:CTCR-14187-8)
Spiritual Life Music
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Joe Claussellが設立したSpiritual Life Music、なんとも凄いレーベル名だけれどもその名に恥じない素晴らしいハウス名作が多くリリースされています。Spiritual Life Musicはハードハウスが流行っている中96年に発足されたまだ新しいレーベルなんですが、このレーベルの影響は結構大きかったようでハウスの生音志向、アコースティック化が顕著に進んだようです。Joeがスピリチュアルと定義するレーベルの楽曲は確かに生暖かく、そしてダンスミュージックだけに留まらない音楽性を持っているのではないでしょうか。もちろんクラブでも流してもゆったりと踊る事が出来るだろうし、家でじっくりと聞き込んでも素晴らしさに気付くそう言った音楽なのであります。2枚組のレーベルコンピと言う事で、存分にスピリチュアルなハウスを満喫出来ますね。何はともあれTen Cityの「All Loved Out (Love Serenade Mix)」に注目。過去の作品をスピリチュアルにJoeがリメイクした物なのですが、アコースティックギターやピアノの儚い調べが涙を誘うLove & Peaceな一曲です。Spiritual Life Musicを最も表現していると僕が思う曲です。忘れてはいけないのが、4曲も収録されているJephte Guillaume。トライバルと言うかアフロと言うかリズムがより太古に近づいた感じで、尚かつ哀愁染み出るメロディーが武器。3 Generations Walkingの大ヒット曲「Slavery Days」、こちらも生音が前面に出たダブハウスでしっとりします。Joe Claussellの「Agora E Seu Tempo」なんかはもはやハウスを越えた作品。今風ならばクロスオーバーと言うのかな、秋が似合うしっとりメロメロな名曲ですね。他にもスピリチュアルでディープな名曲が満載なので、ハウスはあんま分からんって人にも是非聴いて欲しいですね。

Check "Joe Claussell"

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Cesaria Evora - Club Sodade Remixes (Rca Victor:82876527542)
Cesaria Evore-Club Sodade Remixes
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Cesaria Evoraとは誰か、そんな事は全く知らない。ただ彼女の曲をリミックスする為に集まった面子は、ただ驚愕の一言。ハウスレジェンド・Francois K、デトロイトテクノのパイオニア・Carl Craig、ディープハウスからKerri ChandlerやPepe Bradock、Osunlade、フレンチハウスの美・Chateau Flight、ドラムンベースからブロークンビーツまで横切る4 Heroなどハウス好きなら絶対に見逃していないだろうこの面子。特にこれ以上説明もいらないとは思うんだけど、それだけじゃ何なので数曲抜粋してコメントを。

Chateau Flight - ヘロヘロとラリッた様な足下のおぼつかないダウンテンポなリミックス。しかしながら王宮の中の優雅さを感じさせる変な作品。

Carl Craig - ぬっとり土着系のリズムにピキピキとしたサイケデリックなシンセが絡む極上の一曲。Tres Demented名義に通ずる妖艶でドロドロの高揚感。

Kerri Chandler - いつもの太く重いビートにちょっとラテンも加わったアッポテンポなハウス。ケリチャンの曲と言われても気付かないね。

Dj Rork & Demon Ritchie - 知らない人だけどオーソドックスにパーカッションの弾け具合が心地良いハウス。哀愁漂うメロディーがぴったりです。

Francois K - 当たり前の様に最上級の仕事をするが、やはり段違いのプロダクション。フランソワらしい透明感溢れる音、ドスが利き抜けの良い4つ打ちが繰り返すリズム、何も難しい事はしていないのに本当に心地良い。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Soul Heaven Presents Kerri Chandler & Dennis Ferrer (Soul Heaven Records:SOULH04CD)
Soul Heaven Presents Kerri Chandler & Dennis Ferrer
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良くも悪くも売れ線のハウスの量産するDefectedが大物DJをフューチャーしたMIXCDシリーズを立ち上げておりますが、その名もなんとSoul Heaven!う〜ん、なかなかイカシタシリーズ名でありますが、Blaze、Masters At Workと来てKerri Chandler & Dennis Ferrerの黄金コンビを召喚しました。まあこの二人が揃えば悪い物など出来るはずもなく、素晴らしきディープハウスMIXCDがちょちょいと出来上がってますね。まずはケリチャンサイドなんですが、出だしはあれ?っと言った感じで緩めのソウルフルなハウスから。いつもは重いキックが特徴な彼なんですけど、今回はちょっと違います。そこから空間系ディープハウス「Dub Life」に繋げて、中盤ではかなり明るめでデトロイト風のシンセが鋭く入る「Shimmering Stars」でピークを持ってきます。それ以降もNY系のボーカルハウスを多用して、かなりメロウだったりジャジーだったりな展開ですねー。全体的にのびのびとスムースな流れで、アフターアワーズに聴くとぴったりなスウィートな出来ですね。意外なプレイだけど、これはこれで素晴らしいです。

対する初のMIXCDとなるフェラーさんは、出だしは同じく緩めのメロウなハウスから。と思いきや2曲目でいきなり超ディープな「Rej」を打ち込み、深く落としてきます。そこからは普段のケリチャン並にパーカッシブに盛り上げていき、なかなか図太いボトムラインで体を揺さぶります。でもしっかり透明感のある優しいメロディーもあって、耳に馴染みやすい音だと思います。終盤は太鼓がかなり入るアフロトライバル系の曲が多く、土着臭強し。ディープとアフロを程よくブレンドさせて、良くも悪くもそつのない出来ですね。

今作はケリチャンもフェラーさんも、ガツガツとぶっといボトムで攻めるよりはハーモニーを強調している気がしますね。デジタルを駆使したトラック作りが特徴のケリチャンの割りには、なかなか湿っぽく生暖かいソウルフルな面が前面に出ています。盛り上がるよりもしっとりと耳を傾けて聴きたいタイプですね。ボーナスCDの3枚目は、ケリチャンとフェラーの素晴らしいトラックが半分ずつ収録。硬めのディープハウスもしっかり収録で、トラックメーカーとして才能を感じます。不朽の名作「Inspiration(Main Vocal Mix)」が聴けるだけでも、美味しすぎるボーナスCDですね。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Rolando - From There To Here & Now (NRK Sound Division:NRKCD025X)
DJ Rolando-From There To Here & Now
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Underground Resistanceの3代目DJとして、そしてGerald Mitchellと新たに立ち上げたユニット・Los Hermanosのメンバーとして活躍したDJ Rolando。しかしながらより広大で自由な活動を望むDJ Rolandoにとって、半ばコンセプト化されたURに居座り続けるには窮屈過ぎたのだろうか、人気を保ったままURを脱退。その後特にどんな活動をしているのかも耳に入らなくなって一年以上経ったのだが、遂に再始動なのか新たなるMIXCDをリリースする事になりました。しかも以前にも「Nite:Life 016」(過去レビュー)と言う名作MIXCDをリリースしたNRKから、今度は2枚組の大作でファン泣かせなリリースです。

Disc1はモロにハウス満開、軽く爽やかなアフロハウスから黒光りするディープハウス、キャッチーなアッパーハウス、温かみのあるソウルフルなハウスなど、どこをとっても4つ打ちハウスに囲まれています。以前生でDJ聴いた時は、ゴリゴリでミニマルなテクノ〜デトロイトテクノで鬼気迫る迫力のプレイだったけれど、このMIXCDでは幾分か肩の力が抜けてより自身のルーツに近いラテン的な面が出ている様な気がしますね。UR在籍時のハードで暗黒エレクトロをリリースしていた頃と同人物とは思えない程の変わり様ですが、このMIXCDの様なプレイをするのならばURとは一線を画すのも納得かな。デトロイト色が余りないから離れるファンも出てくるかもしれませんが、僕は素直に格好良いハウスだと思います。緩めの前半からキャッチーな中盤、疾走感溢れる後半(テクノ少々)まで手堅く盛り上げます。DJ Rolandoがまさか「Bar A Thym」をプレイするなんてって思ったけど、そんなプレイが彼のこれからの道を示唆しているんでしょう。

対してDisc2はダンサンブルながらもどちらかと言うと緩めの選曲で、夜にしみじみと聴くのに良いムードが出ています。Tread、David Alvarado、Vince Watsonらのテックハウス、Trackheadz、Indigenous Space People(Ron Trent)、Tokyo Black Star(DJ Alex From Tokyo)らのディープハウス、そしてデトロイト好きは見逃せない「Sueno Latino(Derrick May Illusion Mix)」を収録。ほぼフルレングスで収録してあるので、ミックスと言うよりはDJ Rolandoの自分用のリラクシングCDな意味合いが強そうです。たっぷり踊った後は体を休ませて、静かに時間を過ごそうって事なんでしょう。Disc1とは対照的に落ち着いて聴きたいですね。

さあ、後は新曲を待つのみ。DJ Rolandoの今後に期待が膨らむばかりです。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Deep - Deep Session 01 (Distance:Di2382)
DJ Deep-Deep Session 01
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最近テクノばかりレビューしてるからたまにはハウスもなんて思いつつ、なかなか紹介したいと思う新盤がございません。しょうがないので個人的に大好きな曲ばかりミックスされたMIXCDでも紹介します。フランスのハウスシーンと言えばフィルター系ハウスが注目を浴びていましたが、セレブなフランスにもディープハウスシーンは存在する訳で、その黎明期を支えてきたのがこのDJ Deepなんだとか。以前にもこの人がミックスした「Respect Is Burning Presents」(過去レビュー)や「City to City」(過去レビュー)を紹介したのですが、ディープハウス〜シカゴハウス〜デトロイトテクノまでをプレイするそのスタイルは自分のツボにはまっています。この「Deep Session」には見慣れぬアーティストの曲が並んでいますが、実はKerri ChandlerやRon Trentの変名、またはNeedsやArnold Jarvis、Masters At Work、Osunladeなどの大物の曲が収録され、かなり王道ど真ん中のディープハウスセットが繰り広げられています。最後から最後まで郷愁を誘うメロウな展開が分かり易くも、当たりの優しいスムースな流れがリラックス出来て本当に心地良いです。US本家よりもどっぷり重い展開でもなく、フランスのお洒落な感覚が注入されてコテコテ過ぎない重さも絶妙ですね。選曲が余りにも王道すぎるので身も蓋もないじゃないかと玄人に突っ込まれそうですが、それはそれ、これはこれ。良い曲揃いだしお洒落度もアップするし、普段ハウスを聴かない人にも絶対お勧め!

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| HOUSE2 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - Nite Grooves Essentials (Delfi Sound:MDMA-001 )
Kerri Chandler-Nite Grooves Essentials
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ケリーさん、ちょっとお顔が近すぎやしないかい…?そんな目でこちらを見つめないでおくれよ。とジャケットのセンスは悪いが、マッドなディープハウスを作らせたら右に出る者はいないケリーチャンドラーのベストアルバムです。「Bar A Thym」の大ヒットでハウスシーンのみならず、テクノやプログレッシブハウスの方面でも注目を浴びたとか。ハウスって言うとテクノに比べて軟弱に感じたりする人もいるかもしれないけど、ケリーのトラックはリアルでぶっとい。やはりその図太さの元は貪欲に最新技術を取り入れた楽器を使用するおかげで、生っぽい音よりは比較的硬質な音を多用しているように思える。かといってそこにハウスの醍醐味であるソウルフルな心が失われている事もなく、むしろ彼が創り出す音楽は煮えたぎる情熱と深い陶酔感を持ち合わせている。何度か聴けば彼の音はすぐに分かるような特徴がしっかりとあって、覚醒的なシンセはプログレ方面で、図太いトラックはテクノ方面で受け入れられた要因なのではないか。アフロ、トライバル、ディープなどのハウスを一気に飲み込み、ただのハウスに留まらない作品を創り上げるケリーは本物。もう彼の作風は完璧に出来上がっていて、これ以上リミックスなんて必要ないじゃないかと思わせる出来だ。そしてこのアルバムはディープハウスの指標となるべき一枚として、確実に重宝するベストアルバムだ。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(5) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - Trionisphere Live Mixed Live @ Space Lab Yellow Tokyo (King Street Sounds:KCD-236)
Kerri Chandler-Trionisphere Live Mixed Live @ Space Lab Yellow Tokyo
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昨年の「Bar A Thym」の大ヒットもまだ記憶に残るKerri Chandlerの一年ぶりの来日、Yellowでのプレイが今週末に予定されています。90年代からNYディープハウスでヒット作を生み出し続ける彼の作風は、古典的なハウスに最先端の電子楽器を導入した音作りでデジタルソウルとも表現出来き、硬く太いキックに独創的でグルーヴィーなベースライン、そして温かみのあるソウルフルなハーモニーが巧みに融合されています。2003年には「Trionisphere」(過去レビュー)と言うオリジナルアルバムをリリースしているのですが、そのリリースツアーの一環として行われたYellowでのライブセットを収録したのが今作。「Trionisphere」とほぼ曲順や内容も同じながらも、ファイナルスクラッチ、ターンテーブル、キーボード、エフェクターを自由自在に使い、そしてなんとマイクで本人が歌ってしまう場面もあります。ライブでもぶっといボトムでこれでもかと盛り上げるし、そこにソウルフルなハーモニーが乗っかれば盛り上がらない訳もなく、Yellowでの臨場感をファンの歓声ごとパッキング。ところで実際に彼のプレイを生で体験した事もあるのですが、本人が本当に楽しそうにプレイしているのを覚えています。時には自分で歌って、DJをしつつキーボードを被せたり色々するのですが、それ自体を楽しんでいるかの様でした。真夜中はアッパーに盛り上げ、朝方にはピースフルな空気に満ちるそのプレイは、みんなが温かい気持ちになれるに違いないです。まずはこのライブCDで予習してから、パーティーに行く事をお勧めします。

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| HOUSE2 | 18:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Southport Weekender Vol.4 Mixed By Tony Humphries & DJ Spen (SuSU:SUALBCD14)
Southport Weekender Vol.4 Mixed By Tony Humphries & DJ Spen
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数年前は考えもしなかった量のMIXCDが、現在は大量にリリースされています。その中で注目を集めるにはやはりネームバリューや実力が必要な訳ですが、この「Southport Weekender」シリーズも十二分にブランド力がある中の一つだと思います。今までには以下のアーティストがミックスを手掛けております。

「Southport Weekender」Mixed By Joey Negro、Miguel Migs、Giles Peterson
「Southport Weekender Vol.2」Mixed By Blaze、Joe Claussell
「Southport Weekender Vol.3」Mixed By Dimitri From Paris、Jazzie B、Quentin Harris

そして最新「Southport Weekender Vol.4」はTony Humphries、DJ Spenが担当しています。半ば定番化しつつあるこのシリーズですが、きっとハウス好きには今回のチョイスもきっとグッと来るものなのでしょう。Tonyサイドは軽やかでスムース、直球ハウスなプレイ。爽やかな甘さと陽気なフレイバーに溢れ、どっちかと言うと部屋で落ち着いて聴きたいミックスですね。そして対照的にDJ Spenは起伏に富んだアップリフティングなプレイを見せつけています。こちらも甘さはありつつも、硬めの4つ打ち、ソウルフル系、ディープ系など程よく取り入れ、最後まで盛り上げて行くタイプかと。どちらかと言うとDJ Spenサイドの方が僕は気に入りました。とか言いつつも、このシリーズ自体には多少飽食気味なのも事実。質が低い訳でもないんだけど、やっぱりミックスシリーズが際限なくリリースされる時代、もうちょっとインパクトがあれば良いのにね。可もなく不可もなくと言った感じか。

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| HOUSE2 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
今年のプライド、K-1はいまいちでしたね。特にK-1は酷い、つまらない永田VSレミギウス、ボビーVS曙、タラコVSサップ、魔裟斗VS大東旭の試合、永ちゃんの歌を放送して、何故ホーストVSシュルトは放送しないのかね?これには驚いたと言うか、呆れましたね。また目玉のキッドVS須藤にしても、止めるの早すぎでしょう。最初のパンチは首に当たっただけで、全然効いてないんですけど…。その後もキッドが上から数発パンチを繰り出していましたが、全然須藤はグロッキーになってないし。もし須藤とキッドが逆の立場だったならば、レフリーストップは入ったのかな?なんかキッドを勝たせる気満々だよね(何故ならばその方が盛り上がるから)。

そんなこんなで不満だらけのK-1でしたが、クラブイベントは今年も年明けから飛ばしていきます。

VADE feat. ADAM BEYER @ Womb
2006/01/08 (SUN)
Special Guest : Adam Beyer

UNITE : NOTHIN' BUT HOUSE FEAT. NRK - RELEASE PARTY @ Unit
2006/01/13 (FRI)
DJ : Nick Holder, Hiraguri, Aosawa

HOUSE OF LIQUID @ Liquidroom
2006/01/15 (SUN)
DJs : Maurice Fulton, Karafuto, Moodman

MARK FARINA @ Yellow
2006/01/21 (SAT)
DJ : MARK FARINA

REAL GROOVES VOLUME 9 @ Yellow
2006/01/28 (SAT)
DJs : John Tehada, John Connell + AKR, Dave Twomey
Live : I'm Not A Gun

~SCAPE JAPAN TOUR 2006 @ Unit
2006/01/28 (SAT)
Live : Pole with band: Zeitblom on bass, Hanno Leichtmann aka. Static on drums,
Jan Jelinek feat. Kosmischer Pitch: Hanno Leichtmann a.k.a. Static,
Andrew Pekler, Cappablack
DJ : KARAFUTO aka Fumiya Tanaka and more

STERNE @ Womb
2006/02/03 (FRI)
Guest DJ : Renato Cohen
DJs : Takkyu Ishino, Ten

URBANPHONICS @ Yellow
2006/02/10 (FRI)
DJs : Kerri Chandler, DJ Endo

SVEN VATH IN THE MIX - THE SOUND OF THE SIXTH SEASON WORLD TOUR @ Womb
2006/02/11 (SAT)
DJs : Sven Vath and more
| UPCOMING EVENT | 15:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Carl Craig - Fabric 25 (Fabric Records:FABRIC49)
Carl Craig-Fabric 25
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名作Fabricミックスシリーズに、遂に天才Carl Craigの登場です。発売前から期待を膨らましていたものの、トラックリストを見た時はハウスセットか〜と微妙な気持ちになったり。ようやく実際に耳にしてみると、生ハウス、テックハウス、テクノが程よく分配されて、Craigの大きな音楽性を充分に見せつける流れがありました。今までだって思い出してみると彼のプレイはどちらかと言うとハウス色が濃厚だった訳で、今回は特に湿っぽく艶めかしい質感が強いです。終始ビートはそれ程上がらず前半から中盤はハウス、中盤過ぎから硬めのテックハウスで少し盛り上げ、ラスト前に一端落とす。そしてラスト2曲はCarl Craig、Tokyo Black Starのヒット曲を立て続けに回して、感動的なラストを飾ります。Carlと言えば下手くそなDJだったのに、最近はDJの方も腕を上げたようでロングスパンでの緩急の付け方が上手いですね。テクノセットじゃないからダメだなんて思ってる人は、騙されたと思って聴いて欲しいし、ハウス好きな人には問題なく推薦出来ます。近年活動が乏しかったエレクトロニックミュージックにおける天才が、ここに来て完全に復活しています。来年以降のCarl Craigが楽しみで止みません。(12月20日現在1900円でお得です!)

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Doc Martin - Mix the Vibe : Sublevel Maneuvers (Nite Grooves:KCD-246)
Doc Martin-Mix the Vibe : Sublevel Maneuvers
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名MIXCDシリーズ「Mix the Vibe」にサンフランシスコハウスシーンの雄、Doc Martinが遂に登場、これは快挙の一言。今までも有数のDJが参戦していたけれど、今回はアンダーグラウンドかつディープな人選と言え好きな人には心底手放せなくなるMIXCDとなっています。この人のDJって適度な緩さ加減が気持ち良いのですが、アッパーになるかそれともまったりになるのかそのぎりぎりの境界をウロチョロする様なプレイなんですよね。例えるならHの時に前戯で気持ち良くさせてくれるんだけど、なかなか挿れさせてくれないみたいな(笑)そんなイライラもとい、じらしのあるプレイが彼の特徴なんじゃないでしょうか。使うトラックも適度に空気感のある中の抜けた様なのが多く、重心は常に低めでディープハウスまっしぐら。ダブ感を強調したサウンドは躍動的でありつつも、時折美しいメロディーのあるトラックを入れる事により陶酔感、トランシー(トランスではない)さも生み出しています。そう、Docのプレイってその頭の中にすっと入ってくるトランシーさが最高なんですね。単純なディープハウスでもないし、アッパーハウスでもないし、大人のエロDJって感じかな。聴く者の気持ちが良いツボを知り尽くしているからこそ、こんなプレイをする事が出来るんでしょうね。

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| HOUSE2 | 21:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
King Of New York 2 Mixed By Andre Collins & Nick Jones (Cutting Edge:CTCR14441)
King Of New York 2 Mixed By Andre Collins & Nick Jones
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もしかしたら世界で一番有名かもしれないハウスレーベル、King Street Sounds。ハウス好きじゃなくてもその名は聞いた事があるだろうそのレーベルの設立者は、なんとヒサイシオカ氏日本人なのである。いや、まさか本場USでそんなレーベルを日本人が作ったなんてほんと凄い事だと思います。でもそれは彼の嗅覚の成せる業、アンダーグラウンドなダンスミュージックから時代の流れに沿った最先端のハウスまで、良質な音楽を提供する姿勢があるからこそなのでしょう。そんな彼の下には数多くの才能あるアーティストが集結し、数多くの天才がKSSに楽曲を提供しています。そしてヒサ氏はクラシックなハウスだけに止まらずより自由な楽曲を送り出す為に、Nite Groovesと言うレーベルも設立し当然そちらも大成功。そしてKSS設立12週年を記念したMIXCDがこれです!ミキサーには、Andre Collins & Nick Jonesだそうで僕も名前くらいは聞いた事があるアンダーグラウンドながらも、ヒサ氏が信頼をして送り出す位の素晴らしいDJです。DISC1のAndre Collinsはアッパーにどす黒く、がつんと踊れるピークタイム仕様。しかしソウルたぎるそのプレイは、聴く者の心を熱くさせるエモーションがあります。またDISC2担当のNick Jonesは、ラテンハウスやジャジーハウスを多様しスウィートかつリラックスしたプレイを見せます。いやいや、しかし一つのレーベルだけでこんなに素晴らしい楽曲が揃うなんて、本当に凄い事じゃないかな?KSSはこれからも時代をリードして、新たなる才能を発掘してくれると確信しました。EP中心のダンスシーンに於いて、こういったレーベルサンプラー的MIXCDは大層嬉しいのですが、レーベルサンプラー以上の質を伴っています。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
”Colors of Time” non-stop mixed by Kenji Hasegawa〜in memories of OASIS (RHYTHM REPUBRIC:RRCD-85335)
”Colors of Time” non-stop mixed by Kenji Hasegawa~in memories of OASIS
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夏が過ぎ去りゆくこの時期に紹介する事になり多少遅れてしまいましたが、夏のビーチパーティーをイメージしたこの長谷川賢司のMIXCDはリラックスした開放感がありのどかな時間を過ごせます。長谷川賢司はGALLERYでDJを務め、またかつてはAVEXのディレクターでもあったとか。さてこのMIXCD、”Colors of Time”(移ろう時の色彩)と冠された通り、このアルバムのなかで一日の変化を楽しむ事が出来ます。スタートは昼下がりのけだるく微睡みに落ちそうなダブLittle Tempoのダブトラックから始まり、Arto Lindseyに依って時は静かに進んでゆく。夕暮れになるにつれビーチパーティーに人が集まってきて、徐々に盛り上がりを見せるKerri Chandler & Jerome Sydenhamのスピリチュアルハウス。日が落ちて空に星が姿を現し始める事、Microworld、Louie Vegaなどによってビーチは汗まみれになって踊る人達で溢れかえっています。そして真夜中の盛り上がりも最高潮に達した頃、空に満点の星が溢れ壮大な自然の中で感動の一瞬が待ちわびるThe Ananda Projectの盛り上がり必至のディープハウスが。その感動を継続するかの様に、Nick Holderが脳内を覚醒させるディープアトモスフィアなトラックを注入。そして踊り狂った後にやってくる新たな日の出、この頃既に踊り疲れ切った体を癒すかの様にLouie Vega、Freestyle Manの軽いボッサ系ハウスで終焉を迎えます。短い70分と言う時間にも関わらず、まるで小旅行かの様に海に行った気持ちになれる感覚。クラブでガツガツに一生懸命踊るのではなく、海で友人とわいわい楽しみながら時の移ろいを肌で感じる空気。このリラックスした雰囲気が、忙しい毎日で疲れた心を揉みほぐしてくれるでしょう。

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| HOUSE1 | 21:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Blaze - Soul Heaven Presents Blaze (Soul Heaven:SOULH02CD)
Blaze-Soul Heaven Presents Blaze
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最近MIXCDを聴く機会が多いのですが結構お腹一杯気味です。このBLAZEの最新MIXCDも2枚組だし、なんでかこの頃発売されるMIXCDは複数枚のが多いんですよね。でBLAZEのMIXは派手なテクとかは特に無いんだけど、選曲は無難と言うかまあ安心出来る場合が多いです。まずDISC2はStephanie Cooke、Kings of Tomorrow、Kerri Chandler、Studio Apartmentなど爽やかで生っぽい選曲中心。BLAZE好きが一番満足出来る様なソウルフルでしっとり温かみのある構成で、こってり重い感じもなく軽くBGMとして聴くと丁度良い感じですね。今回気に入ったのがDISC1の方で、こちらは普段のBLAZEっぽくないMIXです。Jerome Sydenham & Dennis Ferrerの「Sandcastles」やVince Watsonの覚醒的な重心低めのテック系ディープハウスなんかも混ぜたり、生っぽいハウスは少なめ。味付けが濃いこってりこてこてで肌にまとわりつく様な粘りのあるグルーヴで、暑い夏なのに体をもっと熱くさせます。しかしどちらのMIXもボーカル曲が多いね。まあそれがBLAZEの売りなんだろうけど、インスト系ディープハウスMIXなんかも聴いてみたいね。あ、でもそれじゃあBLAZEがやる意味ないのか?

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(3) | |
Ron Trent - Abstract Afro Journey (King Street Sounds:KCD-238)
Ron Trent-Abstract Afro Journey
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実は昨日Ron Trentが来日していました。以前Yellowでそのプレイを体験し、深い世界観とアフロトライバルな音に陶酔しておりました。そんなクラブでのプレイをこのMIXCDでも聴く事が出来ます。今までKing Street Soundsは「Abstract Afro Lounge」「Abstract Laten Lounge」「Abstract Jazz Lounge」と言ったコンピレーションアルバムを送り出していましたが、遂に今作ではクラブプレイをそのままCD化する事になったのです。RonのMIXCDは今までどれも外した事が無くどれも素晴らしいのですが、今作はその中で一番トライバル感が強いと思います。彼のプレイから打ち鳴らされるパーカッションは野性味溢れる躍動感があり、都会から遠く離れた神秘の森が目の前に広がってきます。そしてそこに古くから住む先住民が夜な夜なお祭りをしているような熱狂、興奮が伝わって来る様です。このどっしりと重く大地に根ざしたリズムは、都会の人間が忘れた人間の本能を呼び起こす物です。またリズム中心な選曲に思われがちかもしれないが、Ronはアトモスフェリックなプレイも得意とし、スピリチュアルでアンビエンスなメロディーも入ってくるのでうっとりと気持ち良くなれます。まるで母なる大地と無限の空を行き来する様なグレイトジャーニー。あぁ、これこそ「Abstract Afro Journey」なる由来だったのかと聴き終わった後には、安堵の気持ちが呼び起こされます。ディープかつアフロトライバルなMIXCDでは、真っ先にお勧め出来る一枚でした。

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Southport Weekender Vol.3 (SuSU:SUALBCD11)
Southport Weekender Vol.3
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Joey Negro、Miguel Migs、Giles Petersonが担当した「Southport Weekender」、Blaze、Joe Claussellが担当した「Southport Weekender Vol.2」、そして三作目は何とDimitri From Paris、Jazzie B、Quentin Harrisの異色の組み合わせ。つうか3枚もあって一通り聴くだけでもお腹イパーイです。喜ばしいシリーズではあるが、ほんとファン泣かせなシリーズでもありますね。Dimitriは予想通りなディスコ系でとにかく弾けています。Quentinはムーディーな典型的NYハウス。個人的に一番気に入ったのが、Jazzie Bのソウル・ファンク系のMIX。基本的にはハウス系のMIXCDなのである程度スムースな選曲ではあるけれど、腰に来るリズムと艶めかしいファンキーさがツボです。ダウンテンポ〜アッパーまで自在に展開を広げて、終わりまで休む暇もなく楽しめますね。他の二人はセオリー通りのハウスとは別に、こうやって異色なMIXがあると逆に新鮮さが際立ちます。また三者三様の味があるので、自分の好みの一枚って言うのが必ずあるのではないでしょうか。全て聴く時は気合いを入れて聴きましょう。

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| HOUSE1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Ian Pooley - Excursions (Obsessive:EVSCD35)
Ian Pooley-Excursions
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昨日Ian Pooleyの最新MIXCDを紹介したので、今日は過去のMIXCDを紹介。こちらはクラシック満載でデトロイトオタが喜ぶ様な曲が多く、テクノ、ハウス好きのどちらにも納得出来るMIXだと思います。し、しかしである…。ジャケットのプーリーのデブ顔のアップは何とかならないのかね?これは酷い、酷すぎる。ナルシストにしたってセンスなさ過ぎ。ま、それはご愛嬌、内容は充分に満足出来るから許してやって欲しい。Satoshi Tomiieの「Tears」やRon Trent & Chez Damierのハウス、R-Tyme、Maurizio、Carl Craigのデトロイト系、そしてアンビエントハウスの名曲「Sueno Latino」などとにかく盛り上がる曲が満載。かといって派手な構成かと言うとそうではなく、むしろ真夜中に一人でしっとり聴き入る様な緩めのムーディーなMIXとなっている。柔らかいベッドに身を埋めながら何も考えずに体を休める。BGMは疲れた心と身をほぐすかの様に、優しく浸透してゆく。ほわぁ〜、気持ち良いよぅ〜…徐々に眠りに落ちていく様だ。切れのある曲やバスドラの利いた曲とかもあるけれど、プーリーが回すと全てムード満点になってしまう。顔ジャケは許せないが、内容の方はナルシストだからこそと言える素敵な選曲ですわ。「Sueno Latino」に辿り着く頃には、既に真夜中の午前3時。真夜中のパラダイスです。

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| HOUSE1 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Afterdark:Chicago (Kinkysweet Recordings:KSW013)
Afterdark:Chicago
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全然気付かなかったのだけど、いつの間にかその地方のレーベルに焦点を当てたハウスシリーズが出ていました。今回はChicago!今までに「New York City」「Paris」「San Francisco」など出ていますがやはりChicagoですよ。しかしChicagoと言えでもシカゴハウスでは無くて、ディープハウスのGuidance RecordingsとLarge RecordsのレーベルMIXCDであります。

Guidance Recordingsを担当するのはなんとディープハウス/クロスオーヴァーで大人気のAnanda Project!でもこの人ってDJ気質よりアーティストだよね?と言う事で予想通りお世辞にも余りMIXとは言えませんでした。ま、この人の場合選曲センスだよね。透き通る様でアトモスフェリック、基本的にちょっと憂いを帯びたメロディーのトラックが多い。ガツガツアッパーと言うよりは湿気を含み、ミドルテンポで緩急控えめに聴かせてくれる。もう夏間近なのに秋の夕暮れに合う様な、ムード満点のMIXCDだ。Guidance Recordingsのテーマ曲とも言える「Larry Heard-Theme From Guidance」、これを聴く為だけでも価値があります。Larry節満開の儚く、そして孤高の天上天下トラックだ。

片やLarge RecordsのMIXを担当したのは、Jask…ん〜全然知らないなぁ。そもそもこっちの選曲はちょっと微妙。Kerri ChandlerのDigitalsoulシリーズから一曲も入ってないし、Dennis FerrerやRoy Davis Jr.の曲も入っていない。どうゆうこっちゃぁぁぁぁ!!まあ内容は悪くないな。夏の海岸をドライビングしている時、真夏のビーチでバカンスする時、そんな気分にしてくれるアップリフティングでヘヴィーボトムなトラック満載です。ストレートな4つ打ちで腰をくねくね踊らせて、盛り上がれるでしょう。伸びのある切ないシンセ音が多用されて、微妙にテックハウス気味でもありますな。まあしかし何度も言うが、Digitalsoulシリーズ入れとけや…。このシリーズは良い曲一杯なのにな。MIXには合わないと言う事なのでしょうか?

どちらもMIXの流れを楽しむと言うよりは、レーベルの音を知る為のMIXCDって感じでしたな。どちらのレーベルも素晴らしい曲満載です。レコードを購入しない人にとっては、為になるMIX&コンピレーションCDです。

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| HOUSE1 | 20:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2005/05/28 UNITE @ UNIT
Ian O'BrienとCharles Websterが一緒に聴けるぜ〜みたいな感じで楽しみにしていたイベント。HUBで強いお酒を注入してほろ酔いで12時過ぎにUNITへ入りました。プレイしているのはIan O'Brien、こっちが先でしたか。まだ時間が浅い事もあり余りメロディーの無いパーカッシブなだけの曲で、地味なプレイをしています。フロアも空いてるしイマイチ盛り上がっていません。ん〜以前の様なオプティミスティックなプレイを期待してたんだけどな…。落胆していると1時位から明るめのメロディーが入った曲をプレイする様になり、Fabrice LigやDerrick May、BFC(Carl Craig)、また自身のQuerida名義の曲なども回すようになりアッパーでポジティブな面が徐々に現れて来ました。クラブで初の「Derrick May-The Beginning」なんかも聴いちゃったりして、やっぱデトロイト系の曲を回す事を期待してただけに一人興奮。2時位にはIan自身が手がけたハイテックコズミックチューン「Jazzanova-Days To Come(Ian O'Brien Remix)」が高らかに鳴り響き、宇宙の果てまでぶっ飛ばされました。もうこの頃になるとフロアも人一杯でみんな盛り上がっています。そのまま3時までコズミックでハイテンションにガンガン飛ばして、納得のプレイを満喫出来ました。
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| EVENT REPORT1 | 13:00 | comments(6) | trackbacks(0) | |
Louie Vega Presents Dance Ritual (R2 Records:R2LCD006)
Louie Vega Presents Dance Ritual
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Masters At Workのメンバーの一人、NY Houseのスーパースター、Louie Vegaの最新のMIXCDが既に出ています。Dance Ritualとは彼自身が開催していたイベント名だそうで、つまりはこのMIXCDは彼なりの相当の気合いを込めた物なのでしょう。ここ1〜2年の作品しか彼の作品を聴いた事はありませんが、彼の作品は思うにHOUSEと言う枠組みでは捕らえられない物だと思っています。ラテンやアフリカン、ジャズ指向が強くなりオーガニックでより土着的、生の演奏を重視したソウルフルな楽曲が多いと思うのですね。そしてそれはMIXを行う際にも顕著に表れていて、収録アーティストを見てもFranck RogerやJoe Claussell、Kerri Chandlerなどナチュラルな音を紡ぎ出す人が多いですよね。また単純な4つ打ちでハードに踊らせるのではなくて、人間の本能に直接訴えかけるようなグルーヴがここには存在しているのです。特に腰に来るリズミカルなパーカッションが、余裕のあるテンポでも踊らせる事を可能にしているのではないでしょうか。そしてJoe Claussell、Kenny Bobien、Masters at Workなどその他大勢、魅力的なメロディーを持った曲を選曲している事は、クラブだけでなく家で聴く事も可能にしています。普遍的なとか王道だとかそうゆうのってつまらない時もあるけれど、Louie Vegaの選曲センスは本物でしょう。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(1) | |
Jerome Sydenham - Ibadan People (Ibadan:irc043-2)
Ibadan People
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ハウスシーンにスピリチュアルでディープな旋風を巻き起こした、Jerome Sydenham主宰のIbadan。それはJoe Claussell率いるSpiritual Life Musicとも共振し、互いに影響を及ぼし合い現在のハウスシーンに多大なる深化をもたらした(はず)。このMIXCDはIbadanの貴重なるレコードを一纏めに聴く事が出来る素晴らしい物である。Jerome Sydenham自身をはじめ、Joe Claussell、Dennis Ferrer、Jephte Guillaume、Kerri Chandler等のキラートラックを収録し、近年の32 Project(Hiroshi Watanabe)、Nature Soul(DJ Katsuya)らの日本人トラックさえも使用されている。前述のアーティストの曲を聴けば分かると思うが、Ibadanによってハウスシーンは一気にアコースティック、オーガニック指向が進んだと思われる。特にIbadanは過去の遺産をリイシューする事にも力を入れているのだが、「Ten City-All Loved Out(Joe Claussell Remix)」は柔らかいギターの音色をフューチャーした初期の傑作である。全てはここから始まったのかもしれない。アフリカンリズムを継承するパーカッション、人間の手によって鳴らされるアコースティックな音、優しく人間の温かみに溢れたメロディー。Ibadanはそんなレーベルなのだ。結局言いたい事は「Body & Soul」好きには必聴。

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
DJ Deep - City to City (BBE:BBECD052)
DJ Deep-City to City
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最近のハウスシーンではデトロイトテクノの曲も回される様になった。実際「Body & Soul」でも「Jaguar」は回されるし、ハウスパーティーで「Strings Of Life」や「Hi-tech Jazz」が回される事も珍しくは無くなった。そうゆう意味でデトロイトテクノがようやく世界的に認められたと嬉しい気持ちも反面、ハウスシーンでの扱われ方には少々悲しい物がある。今までだってデトロイトテクノは存在していたのだ。「Strings Of Life」なんて一体何年前の曲だと思っているのだろう。それを今になって回して賞賛を浴びるのはどうかと思うし、そんな事は孤高のミニマリストのJeff Millsがハードミニマルプレイの中で「Strings Of Life」回す事で、ずっと前から実践していたのだ。またハウスシーンに取り込まれた事によって食い物にされて、「Strings Of Life」はDefectedから最低なバージョンでリメイクをされる事になってしまった。なんとも下品なボーカルを入れて気持ちの悪いシンセ音を被せ、デトロイトテクノに敬意を感じられないリメイクを施したのである。いくらハウスシーンが停滞してるからと言って、安易にデトロイトテクノを利用する事には警報を発したい。

DJ DeepのこのMIXCDは、安易にデトロイトテクノやシカゴハウスを使ったのではなく玄人受けするようなMIXをしているので、否定せずに受けいられる事が出来た。曲目を見れば一目瞭然で、ちょっとかじった程度の人には分からない様な選曲がされている。出だしから「Acid Tracks」、「Phylyps Track Volume 1」、「Expanded」の3曲が同時に回される箇所があるんだけど、凄い使い方だ。アシッドビキビキで、アブストラクナな音が被り、浮遊感のあるシンセが振れ動く初めての体感。Derrick Mayの曲を使うにしても「Kaos」、「Sinister」の裏方的な曲だったりするけれど、MIXで使われると新鮮に聞こえてくる。Carl Craigの「Elements」もMIXCDで聴くのは初めてだな、DJ Deepめマニアック過ぎるぞ。そしてラスト2曲は怒濤のUR連発。敢えて「Hi-tech Jazz」では無いし、ラストの「Your Time is Up」はURのファーストEPじゃないか!最高にソウルフル過ぎるぜ!シカゴハウスとデトロイトテクノで構成されたこのMIXCDは、一部のマニアにとっては最高にプレゼントになるに違いない。

そしてMIXCDのみならず、CD2のハウスコンピレーションもお世辞抜きに素晴らしい。Glenn UndergroundやCajmere、Kerri Chandler、Ron Hardy、Ron Trentらの重鎮のトラックが揃っているからと言う事ではない。本当に収録されている曲のどれもが素晴らしいのだ。ソウルフルなボーカルハウス、大人の渋みを感じさせるディープハウス、流麗なジャジーハウス、スカスカなシカゴハウスなどDJ Deepのセンスの良さを体に感じる事が出来るコンピレーションなのだ。CD1、CD2合わせて久しぶりに会心の一撃、いや二撃って感じだ。ちなみにプレスミスでCD1とCD2の内容が入れ替わっています、ご注意を。

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| HOUSE1 | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rainer Truby - Abstract Jazz Journey (King Street Sounds:KCD-244)
Rainer Truby-Abstract Jazz Journey
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「Body & Soul」に行かない割にはそのネタで引っ張る私であります。今回は「Body & Soul」がハウスだけでないと言うクロスオーバーな音楽の点に注目。と言う事で比較的最近発売された良質なMIXCDを紹介。King Street SoundsはMix The Vibeシリーズや、Abstract Afro Journeyシリーズと言った素晴らしいMIXCDシリーズを送り出していますが、その新しいシリーズがジャズに特化したこのシリーズ。ただジャズに特化していると言っても、それはまんまジャズと言う事ではなくハウスの中にもジャズを感じられる曲で構成されている。曲だけ見れば「Justice, Mercy」、「Find A Way」、「On My Way」、「Reach 4 Freedom」等所謂ディープハウス中心になるんだろうけど、ハウスの4つ打ちだけではない。ブロークンビーツも刻まれたり、Passion Dance Orchestraの様にフュージョン感覚に溢れた曲もあり、爽やかでかつ軽快であり深いハウス一辺倒になる事はない。King Street Soundsがハウスレーベルなのでハウス中心になるのは当然だけど、他のシリーズよりは生音重視で多少ジャジーな点が強調されていると思います。「Body & Soul」では「Justice, Mercy」とか「Find A Way」辺りは回されそうですね。しかしただ一つのレーベル音源だけでここまでのMIXCDが出来るなんて、King Street Soundsは偉大です。また限られた曲でここまでのMIXを行ったRainer Trubyも賞賛します。大人になるとハウスを好きになる人が多いらしいけど、その気持ちも分からせてくれる一枚。家で聴いていても落ち着いて聴けてしっくりくるし、クラブではガシガシと踊れる。「Kerri Chandler-On My Way」からラストまでの流れは圧巻の一言、聴き入るしかない。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Toshiyuki Goto presents Progressive Funk (Cutting Edge:CTCR-14273)
Toshiyuki Goto presents Progressive Funk
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何でもかけるDJと言えばFrancois Kだけど、日本にもジャンルの境界を感じさせずにプレイするDJがいる。それがこの後藤敏之で、色々な所で情報を見ているとテクノ、ハウス、ダンスクラシックス、ダブ、レゲエ、ロックなどかなりの広範囲に渡ってプレイをするようだ。僕がこのMIXCDを買った理由は単純に、FadeやGroove La Chord、Signalsなど自分の好きな曲がいくつか使われたいたからである。もちろんこれらはテクノやハウスであり、MIXCDには他にも様々なジャンルの音源が使われている。出だしはMonolakeのミニマルダブから始まり、次にいきなりジャズが繋がれて、更にハウスが繋がりとにかく展開の変化が激しい。そして中盤のPower of Oneまではハウス調で統一されるのだが、その後デトロイトテクノ2連発。それが、Groove La ChordとSignalsなのだが、まあ実際はどちらもハウスセットで良く使われている曲と言う事だ。どちらもアトモスフェリックで美しい曲だし、ハウスセットで使われるのも良く分かる。その後はダンクラ中心で、哀愁を漂わせる展開で終わりを迎える。70分程のCDの中に収めなくていけないのでとにかく忙しい感はあるけれども、生のプレイを聴いた事がない僕にとっては参考になるし色々なジャンルが一度に聴けるのは便利だなと思う。これはハウスだとかテクノだとかは忘れて、ダンスミュージックだと思せられるMIXCDだ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:54 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Danny Krivit - Expansions Nite:Life 011 (NRK Sound Division:NRKMX011)
Danny Krivit-Expansions nite:life 11
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ハウスって結構ポピュラーなんだなと思う、日本でのBody & Soulの人気の過熱ぶりを見ると。ハウスは勿論Body & Soulだけじゃ無いと思うけど、なんであんなに人気あるんでしょうね?他にもいっぱい良いDJはいる。Francois Kはともかく、Danny Krivitはそんなに凄いのか?って印象が以前はありました。ハウスにソウルとかクラシックとか中心の選曲のイメージって言うのが、僕の中にはあった訳ですよ(実際はどうなのか知らないけど)。だから懐古主義みたいな感じで、Francois Kの一歩後ろに居る様に感じてたわけなんですね。しかしこのMIXCDではそれが思い込みである事を気付かせてくれて、ようやくDannyを見直す機会があったのです。(このnite:lifeシリーズ自体が優良な物なんですよね)

僕が好きなのはDISC1。これが本当に爽やかで晴れ晴れしいMIXになっているんだよね。Francois KやJoe Claussellのディープさと言う物は感じられないけど、むしろ身の軽さが上手く生かされてると思うのです。ハウス中心の選曲の中に、ボッサやジャズ、テックハウス等を随所に散りばめて上げ下げの展開を上手く作り、一本調子にならない流れのあるMIXが出来ているんではないでしょうか。重めのビートも少ないし深さも無いけれど、それでもDannyが楽しんでプレイしてる顔が浮かんでくる様なMIXです。クラブのメインフロアでかかると言うよりは、ラウンジでくつろいでいる時に流れたらすぅ〜っと疲れが取れる様な選曲。特に中盤の名曲中の名曲、808 State-Pacific Stateではあたかも楽園に来てしまったかのような錯覚まで覚えます。終盤のLost Tribes of Ibadan 3〜Noiseshaper〜Brooklyn Heightsに来て、NYディープハウスに移行してゆくのでお楽しみは最後にと言った感じですね。このMIXCDはあんまり古臭い感じがしなかったので、僕的に好印象でした。そういやDannyはMIXCDやRe-Editのみで自身の曲は出さないけど、曲は作らないのかしら?

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| HOUSE1 | 17:57 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Respect Is Burning Presents:Respect To DJ Deep (Virgin Records:CDVIR134)
Respect Is Burning Presents : Respect To DJ Deep
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DJ Deep。聞いた事もないDJだなーとか思いつつ、この人のMIXCDを買うのは2枚目。なんで購入したかと言うとNEEDSが収録されてるから、ただそんだけです。それだけじゃなんなんで、ちょっと調べたのですがフランスの若き耽美派の旗手ハウサーと言う事らしい。トラックリストを見て頂けるとそれもご納得、ハイセンスで綺麗目のディープハウストラックを多様しています。しかし正直ベタ過ぎだろうと言った選曲でもあるけどね。逆にまだハウスを知らない人には、これが良い道標になるかもしれないね。「KCYC(Kerri Chandler)-I'm Not Dreaming」は太いボトムにめっちゃソウルフルなボーカルが乗った典型的ディープハウス。「Osunlade-Cantis a Ochun & Oya」は民族的なボーカルが特徴な流麗なハウス。「Sun Orchestra(Franck Roger)-Driftin」はMiguel Migsに似た爽やかなジャジーディープハウス。そして誰もが心を躍らせた「Louie Vega-Elements Of Life 」は南国のラテンの熱さに溢れたパーカッシブなハウス。「Kenny Bobien-Father」はファルセットな声に導かれるゴスペルハウス。そしてお待ちかねラストは「Needs-Brother」、ジャジーディープハウスの基本中の基本です。こんな感じで僕の様にハウスに詳しくなくても知ってる曲ばかりの、Classic of ClassicsなMIXCDなのでコンピとしても充分イケテル一枚だと思うのです。Kerri ChandlerJoe ClaussellMiguel Migs辺りが好きな人には格好の一枚だと思いますよ。

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| HOUSE1 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Miguel Migs - 24th Street Sounds - Nite:Life 020 (NRK Sound Division:NRKMX020)
Miguel Migs-24th Street Sounds
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以前にもNite:Lifeシリーズに登場したミゲールが再度登場。もうこのシリーズには著名なDJが数多く参戦してきて既に定番化しているけれど、2度登場するのはミゲールが初めてです。余程前回のMIXCDの受けが良かったのでしょうか。ディープと言うにはそこまで深い訳でも無く、エロティックでもないし、かといってアッパーでも無いこのMIXCD。別に何か特別な物を感じるわけじゃあ無いんだけど、彼のMIXはただひたすら気持ち良い。スムースなMIXで余り雰囲気を変えずに淡々と同じ世界観が続いていく。ドラムが延々とドスドスと丁度良い大きさで響くのも良いし、程よいBPMで適度なゆったり感だし、ジャジーな雰囲気で統一されているのも気持ち良い。大人の為にハウスと言うのがあるのなら、正にこれがそうだと言い切れるミッドナイトハウス。もちろん若い人が聴いても問題はございませんよ、ええ。「Miguel Migs - nite:life 03」とそんなに大差は無いと思うけど、どっちも良いです。ついでに彼のEPを集めたCDも一緒に付いてくるので、お買い得感満載。

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| HOUSE1 | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2004/12/04 KING STREET SOUNDS PRESENTS KERRI CHANDLER @ Space Lab Yellow
色々イベントに悩んだ挙げ句改装後のイエローに行ってみたい事、そして4つ打ちが聴きたい気分だったので、ケリーチャンドラーに行ってきました。内装はB2ラウンジが改装され小綺麗に、そして休憩スペースが多少増えたのかなと。雰囲気は変わっていなかったので良かったです。12時頃着いて前座の人がオールドディスコみたいなの回してたけど、途中からはあげてきてテックハウスやディープハウスも回し初めて気持ち良く盛り上がれました。Francois K-Enlightmentも回したんだけど、その前の壮大なギャラクシーなディープハウスの曲が良かったな。誰の曲か分からないので残念。その後も意外にもLos Hermanos-Resurrectionや、UR-Hi Tech Jazz(Live version)なんかも回したりして棚からぼた餅な気分でした。
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| EVENT REPORT1 | 21:48 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kerri Chandler - Trionisphere (King Street Sounds:KCD-233)
Kerri Chandler-Trionisphere
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King Street Sounds、Large Records、Ibadan等名だたるディープハウスレーベルからEPを出してきたKerri Chandlerが、2003年に久しぶりに出したアルバム。EP中心のアーティストがこうやってアルバムを出してくれる事には、本当に感謝します。Trionisphereのコンセプトは"TRI"、つまり三つのソウル、パーソナリティー、リズムを融合した物。それが"SPHERE"(球面)をクリエイトするからTrionisphereと言う事らしい。どこをとっても金太郎飴の様に4つ打ちのハウスだけだけど、漆黒の図太いリズムはもう彼のトレードマークであろう。硬く重いボトムに弾けるパッカーションが最高に気持ち良い。そしてソウル、そう彼の曲には本当に熱い気持ちが溢れている。最高のリズムに最高のピースフルなメロディー。BlazeやLouie Vegaとも共振する心温まるメロディーだと思います。アルバムと言う事でフロア対応と言う事だけでなく、もちろん家で聴くのにも適しています。ファンキーでソウルフル、そしてピースフルな盛り上がり必至の一枚です。ガラージ、アフロ、ディープハウスを吸収したハウスの定番と言えましょう。明日のYellowでのプレイには期待せずにはいられません。

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| HOUSE1 | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Upcoming Event
2004/11/02 3RD.ANNIVERSARY feat. FABRICE LIG @ MODULE
2004/11/05 Cristian Varela、Ken Ishii @ ageHa
2004/11/12 CLUB PHAZON @ LAFORET MUSEUM ROPPONGI
DJ:Richie Hawtin、Ricardo Villalobos
2004/11/13 Present @ ageHa
DJ:Inoue Kaoru -exclusibe long set-
2004/11/19 VADE @ WOMB
SPECIAL GUEST DJ: JOEY BELTRAM、DEETRON
2004/11/19 RHYTHM & SOUND with PAUL ST. HILAIRE @ YELLOW
2004/11/20 DJ:DJ SPINNA LIVE:ANANDA PROJECT、KENNY BOBIEN @ YELLOW
2004/11/27 Oliver Ho @ AIR
2004/11/27 SECRET SERVICE meets KOMPAKT NIGHT Vol.6 @ UNIT
LIVE:THOMAS FEHLMANN DJ:Kentarou Iwaki、KAITO
2004/12/04 KERRI CHANDLER @ YELLOW
2004/12/10 SPACE LAB YELLOW'S 13TH ANNIVERSARY PARTY @ YELLOW
DJ:Lil Louis
2004/12/18 CARL COX @ YELLOW
2004/12/20 LAURENT GARNIER @ YELLOW
2004/12/22 FRANKIE KNUCKLES @ YELLOW
2004/12/25 FUMIYA TANAKA @ YELLOW

デトロイトテクノ好きとしてはファブリスリグは外せません。
ベーシックチャンネル好きとしてはRHYTHM & SOUNDは外せません。
トーマスフェルマンとカイトが一緒に見られるのも良いです。
リルルイスは最後のDJプレイをするらしいです。イエローがパンクしますね。
ローランガルニエが一年に二度も来るなんて、良くやったイエロー。
その他色々、年末に向けてイエローが特に頑張っています。
ageHaやAIRも後で豪華なイベントを発表するだろうけど、体が足りませんね。
| UPCOMING EVENT | 22:00 | comments(6) | trackbacks(0) | |
V.A. - House Things Vol.5 (Flower Records:FLRC-022)
House Things Vol.5
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NEEDSのパーティーでNEEDSの知名度が意外と低い事が分かったので、NEEDS布教活動を始めるとする。今回は第1弾。このコンピはFlower Recordsの高宮永徹がレコードでしか聴けないような旬な曲や、ハウスクラシック、未発表音源等をまとめた物である。クリーエーターの作家性に敬意を示し敢えてMIXは行っていないとの事です。と言うだけあって良い曲揃いです。3曲目のTouch Oneと言うのがNEEDSのLarsとAnthony Nicholsonとの共作で、普段のNEEDSとは多少違った雰囲気。ヴォコーダーのボイスにちょっと緩めのビートでほんわかした雰囲気です。郷愁を感じさせますね。4曲目のWalter JonesのMaurice Fulton Remixはハウスと言うのか苦言するが、奇天烈で変態な音を出しています。現在「MU」と言う日本人女性とのユニットで一躍名を挙げているらしいです。8曲目のKerri Chandler - Atmospheric BeatsはLarsも先日回していた曲のリメイクですが、これはほんと素晴らしい。ヘヴィーボトムなリズムにトランペットが高らかに鳴り響くクラシック中のクラシック!5-7曲目は浮遊感たっぷりのテックハウスで、夢見心地で気持ちの良い曲です。粒ぞろい、いや良い曲揃いなので普段EPを買わないハウスファンにとっては、自信を持ってお薦め出来る一枚です。

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| HOUSE1 | 19:26 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2004/08/28 Lars Bartkuhn aka Needs - in the mix SPECIAL @ LOOP
In The Mix-NEEDS
雨の中、大好きなNEEDSを聴きに行くために一ヶ月ぶりにクラブへ出かけて来ました。渋谷からちょこっと歩いて、セブンイレブンの地下にあるLOOP。入って最初の感想は、せまっ!!マニアックラブより小さい。フロアなんて100人でも激混み状態っぽい。1時頃に着いてラムコークを飲みつつフロアに出ると、クラブジャズが流れている。ちょっと踊りにくいなと思っていると途中から4つ打ちに。そのままだらだら過ごし、2時頃目当てのLars Bartkuhn aka Needs登場。でも空いてるなぁ…。フロアに50人もいないんじゃないかと。最初の30分位は生音多めのクラブジャズ。やはりちょっとのれない。と思っていたら後はずっとリズム硬めに甘めのメロディーが乗りハモンドオルガンやエレピ炸裂の、いかにもNEEDSな世界観の4つ打ちHOUSEを終始回していました。小気味よいイコライジングで低音切ったり、オープンにしたりの繰り返し。MIXが上手い訳ではないが、まあ空いてるし気持ち良く踊る事は出来ました。NEEDS自身の曲を期待してたのですが、1曲も回してくれずちょっと残念。悪くもないが期待以上でも無く平凡と言った感じでした。でもこのクラブは好きになれなそう。まずフロアがタバコの煙で目が痛い。こんな痛い思いをしたのは久しぶりでした。そしてNEEDSが来てるのに、半分以上の客がラウンジでだべってるのはどうよ。Kerri Chandler - Atmosphereを回したのに、フロアの反応が無いのはどうよ。HOUSEのイベントなら普通盛り上がるでしょ?なんか音楽を聴きに来ていると言うより、クラブに来るのがかっこいいと勘違いしてただ友達とだべりに来てる奴多すぎ。楽しみ方は自由だけど、クラブはやっぱり踊ってなんぼだと思います。あるDJが「クラブの窓口が広がったせいで、客質は悪くなった」と述べていたが、最近ほんと痛感します。YELLOWとか旧LIQUIDROOMならもっとフロアでがんがん踊って、DJプレイに呼応した反応があるだけに今日はなんだか寂しかったです。

Check "Needs"
| EVENT REPORT1 | 09:42 | comments(0) | trackbacks(0) | |