Cassy - Donna (Aus Music:AUSCD007)
Cassy - Donna
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伴侶や友人との分かれや、音楽制作に対する苦痛などの逆境の中から生まれたアルバムだと本人は言う。その人こそ現在はロサンゼルスに拠点を置くCassyで、周知の通り過去にはPanorama BarやRexでもレジデントを持っていた生粋の女性DJ/アーティストだ。公式リリースでは Panorama BarやFabricに関連する4枚ものMIXCDをリリースしており、DJとしての素質に疑いようはないわけだが、実はアーティストとしても長いキャリアを持っている。だからこそアルバムがリリースされてようやくかという思いである訳だが、全面的に共同制作に加わったKing Brittの影響もあってか、アルバムは思っていた以上に決して明るくはないもののソウルフルな内容にはなっている。ややダブ・ステップやR&Bを思わせる崩れたビートとしっとり艶のある歌もの"This Is How We Know"でアルバムは幕を開け、続く"Feel"では滑らかで繊細な4つ打ちに合わせて包容力のあるボーカルも導入され穏やかなディープ・ハウスを聞かせる。かと思えば次の"Back"では乾いてチープなリズムに夜中の官能を演出するピアノを交えたハウスを披露し、ぐっと妖艶さを増していく。かと思えば音を間引きロウな質感を打ち出した"All I Do"ではコズミックな電子音やブイブイとしたシンセベース主体のディスコ風な音を聞かせるなど、アルバムはおおよそ統一性とは反対の多様性を打ち出した内容になっている。事実、レイドバックしたメロウなヒップ・ホップ風の"Strange Relationship"にゴージャス感のあるポップなR&B影響下の“You Gotta Give”、そしてボサノヴァ風の軽やかなパーカッションが心地好い"Cuando"まで、アルバムに何か統一性を見つけ出すのは難しいが、敢えて言うならばどんな曲であっても感情的な面を押し出してきている。そして最もフロア受けするであろう"Keep Trying"は覚醒感のある、半ばトランシーでさえある電子音を用いた勢いのあるテック・ハウスで、闇夜に染まりつつCassyによる甘い歌が問い掛けるような官能的な曲だ。もう少しこの路線が多かったならばという思いもあるが、彼女の個性を全て曝け出そうとしている意図があるのだとしたら、アルバムのフォーマットを活かしてそれは達成されているのだろう。



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| HOUSE12 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kevin Saunderson In The House (Defected Records:ITH43CD)
Kevin Saunderson In The House
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来日目前にしてデトロイト御三家の一人・Kevin Saundersonの5年ぶりのMIXCDが、なんとハウスレーベルではメジャーとも言えるDefectedよりリリースされました。originaterであるJuan Atkins、innovatorであるDerrick Mayと比べるとSaundersonの知名度は日本に於いても低い様に思われますが、elevatorとして認められる彼の功績は其の実三人の中で最も売上を伸ばした事であります。特にInner City名義によるソウルフルな歌物ハウスはデトロイトと言う枠組みを越えてメジャーシーンに於いても大ヒットし、前述の二人がテクノを開拓するのに対しSaundersonは徹底的にハウスに拘りデトロイトの知名度を上げるのに貢献していたのではないでしょうか。逆に言うと(今回もDefectedと組んでいるし)結構商業的な面は否めないのですが、その分だけDJプレイについては比較的広い層に受ける大箱向けの大味なセットも得意で盛り上がるのだと思います。ただ以前はトライバルかつハードなテクノ中心でズンドコと上げ目なプレイをしていた彼も、本作ではDefectedとの絡みの影響もあるのかスピード感は抑えてハウシーな要素の強いトラックで焦らすように低空飛行を続けるプレイを披露しております。00年代のハードテクノの終焉と共に時代に合わせて変化したのか、そんな点も含めて上手くシーンに適応する才能はやはり御三家の中では一番ですね。そして一番の醍醐味は躊躇なく自身のクラシックや現在ヒットしている曲をプレイする事で、本作に於いてもリリースしたばかりの"Future"や"Good Life"の2011年バージョンを回すなど、焦らしてからのタイミングを測ってお祭りの如く盛り上げるプレイが特徴です。どうせ派手にするなら硬めのテクノも織り交ぜて突き抜けても良かったんじゃないかと思いますが、Inner Cityでの活動はハウスである事を考慮すると本作に於いてもハウス中心なのは何もおかしくない訳ですね。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2011/01/03(MON)
Chillout Village 11 @ 高井戸倶楽部
DJ : Mixmaster Morris, Kensei, Utsumi, Bing, Shhhh, Q a.k.a. Insideman

2011/01/07(FRI)
microcosmos 2011 NEW YEAR PARTY "Sonic Bathtub" @ microcosmos
DJ : Mixmaster Morris, DJ Yogurt, DJ TAKAMORI K.

2011/01/08(SAT)
SANDWELL DISTRICT ALL-NIGHT PRESENTED BY MINDGAMES @ Unit
DJ : SANDWELL DISTRICT (DJ + Live), FUNCTION (DJ + Live), REGIS (DJ)

2011/01/08(SAT)
WORLD CONNECTION @ Air
DJ : King Britt, Calm, Downwell 79's
Live : Rucyl

2011/01/15(SAT)
DJ QU JAPAN TOUR @ Eleven
DJ : DJ QU, DJ NOBU, STEREOCiTI

2011/01/15(SAT)
INNERVISIONS 2011 @ Air
DJ : Âme, Alex From Tokyo

2011/01/21(SAT)
Guidance〜導き導かれる人生〜 6th Anniversary @ Seco Bar
DJ : ALTZ, 川辺ヒロシ, DJ YOGURT, 2562/A Made Up Sound, MAMAZU, REI, molick, EYE, DJ NOBU

2011/01/22(SAT)
Travelling @ Eleven
DJ : PROSUMER, DSKE

2011/01/22(SAT)
root & branch presents UBIK featuring THE ORB - METALLIC SPHERES @ Unit
LIVE : The Orb
DJ : yoshiki, DJ SODEYAMA

2011/01/29(SAT)
Ostgut-Ton presents Sound of Panorama Bar @ Eleven
DJ : Steffi, Nick Hoppner, yone-ko
| UPCOMING EVENT | 14:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
King Britt - Intricate Beauty (Nervous Records:NE20969)
King Britt - Intricate Beauty
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King Brittの最後のダンスミュージックアルバムとも言われる最新作は、様々なボーカリストをフューチャーした歌物テックハウスで固められた一枚。様々な名義を用いてテクノ、ハウス、ジャズ、ヒップホップ、R&B、ソウルとジャンルをクロスオーヴァーしてきたKingが、ここに来てベーシックな歌物で勝負して来るとは意表をつかれた感じもしますが、内容は実にメランコリックで透明感のあるテッキーなダンストラック満載で流石Kingの名は伊達じゃない。かなりポップで癖が無いので誰にでも聴き易くもありつつ、全てのトラックはミックスされまるでMIXCDかの様でもあるので、最初から最後まで良く言えばあっさりと聴けてしまうアルバムです。King Brittらしいかと言われると迷ってしまう時もありますが、彼がNova Dream Sequence名義でデトロイトテクノに取り組んだシリアスな"Interpretations"(過去レビュー)とも雰囲気は近く、疾走感と陶酔感のあるダンストラックとしては上質であるのは否定出来ないですね。ただ差があるとすれば本作は歌物が多いせいか同じ電子的な音でも、Nova Dream Sequence名義よりソウルフルな印象が強くNYハウスの系譜上にあるのかなと感じました。ベタベタな歌物ハウスアルバムですが、やはりKingはどのジャンルでもKingっぷりの才能を発揮しております。

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| HOUSE5 | 12:35 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kaoru Inoue Presents Chari Chari - In Time Ultimate Collection (Rush!Production:TFCC-86411)
Kaoru Inoue Presents Chari Chari - In Time Ultimate Collection
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近年は完全にテクノ/プログレ化した元Chari Chariこと井上薫が2002年に放ったクロスオーバー大傑作"In Time"(過去レビュー)が、2007年に装いも新たにリイシューされております。今では電子音バリバリなダンストラックを作っている薫さんも、その当時はまだフロアだとかハウスだとかテクノだとかに縛られない大地の生命力に溢れた音楽を作っていて、エキゾチックかつ有機的な音色はまるでアジアから南米への音楽の旅のようでした。久しぶりに本作を聴いても当時の衝撃は色褪せるどころか、今尚大地の新鮮な香りを発し人間の踊る事への欲求を呼び起こす大地のグルーヴが詰まっておりました。クロスオーバーと言ってしまえば今では巷に溢れている音楽のようですが、ただのジャンルの吸収や搾取に陥るだけでなく、本作には南米現地のフィーリングやムードまでも包括した文化の理解もあり、その意味ではとてもメッセージ性の高い音楽です。そして一部の曲ではビートを抜いたり、付け加えたりと内容の変更も多少あります。注目すべきはやはり名曲"Aurora"のアコースティックミックスで、リズムやヴォーカルがミュートされよりアコースティックギターの音色が強調された静のバージョンと言えるでしょう。リズムが無くなった事でアコースティックギターの郷愁は更に深みを増し、オリジナルが歓喜の祝祭だとしたらアコースティックミックスは切なさの夕暮れと表現出来る一曲になりました。そしてなんと"Aurora"をKing Brittがリミックスした物も収録されていて、こちらはテックでディープな艶のある夜のバージョンでぐっと大人っぽさを演出。更にはアルバムもメイキング映像や"Aurora"のPVも収録したDVDも追加でお徳なり。



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 05:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/10/24 Forward 04 @ Air
フランソワケヴォーキンが送るパーティー・Forwardの4回目は、様々な名義でテクノ、ハウス、ヒップホップ、ファンク、ソウルを操るKing Brittがゲストに。このパーティーの趣旨から考えると多分テクノ色が強いかなと予想していたのですが、正にその通りの内容で十分に楽しめました。

一時半過ぎ位からKing Brittが登場。出だしは驚きのダビーテクノで心地良いエコーがフロアに広がっていく。緩めのグルーヴから徐々にあげていき、音は確かにテクノと言うべき硬くてエレクトロニックなんだけど、グルーヴは滑らかでハウシー。テクノの前のめりなパワーと言うよりは円滑に曲が紡がれていく感じで、汗汗で踊るんじゃなくてゆったりと音に乗れる感じでしたね。と楽しんでいると結構クラシックを回してて嬉しかった。ドラッギーなハウス名作"I'll Be Your Friend"、エクスタシー全開な"Energy Flash"とか予想外でしたね。フロアの反応が乏しかったのは、流石に曲が古くて知らない人も多かったのかしら…。とまあテックなハウスやトライバルなんかも混ぜつつガンガンにあげていたら、突如ダウンテンポで一気に下降。む〜なんじゃこりゃと面を喰らうも、そこからドラムンになだれ込んで急上昇したりと、途中上げ下げがかなりあって面白かった。その後は心地良い程度のノリのテック、テクノ中心な選曲で長くまた〜りと踊れました。朝方の"Deep Burnt"はふわふわしていて、最高に心地良すぎたな。King Brittのテクノの音を感じたい人は、Nova Dream Sequence名義の下記のアルバムがお勧めなりよ。

途中で音楽仲間のアッシーと会ったり、今回ディスカウントを用意して頂いたブログ繋がりのMEGUMILKさん(HOUSE OF MEGUMILK)、そしてマイミクのBoogieさんともご対面して、クラブの世界って狭いなぁ〜としみじみ。皆様どうもお世話になりました。

■Nova Dream Sequence - Interpretations(過去レビュー)
Nova Dream Sequence-Interpretations
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| EVENT REPORT2 | 09:15 | comments(6) | trackbacks(0) | |
DJ Mitsu The Beats - The BBE Sessions (Octave:OTCD2125)
DJ Mitsu The Beats-The BBE Sessions
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自分はあんまりヒップホップは聴かんです。ラップが苦手なんす。でもJay DeeことJ Dillaを聴く様になってからは、ヒップホップにも比較的免疫が出来てきました。しかしJ Dillaを知ったきっかけは、彼が亡くなった時に色々なメディアで悲報が流れた事に因るもので、なんだか出会いが別れみたいで寂しいです。さてさてJ Dillaもリリースを重ねていた良質なヒップホップを送り出すレーベル・BBEの音源を使用したMIXCDが、日本企画盤でリリースされております。ミックスを手掛けるのは日本のヒップホップユニットのGAGLEでトラックを製作しているDJ Mitsu the Beats。良いですね、このMIXCD。何が良いって、J Dillaのトラックの様にメロウでスモーキーなヒップホップがたくさん使用されていて、しっとりとしたムード感が心地良いのですわ。かといってリズムがひ弱な訳でもなく、カチッとした芯のあるビートがしっかりと根を張っていてタフでもあるし。格好良いなぁ格好良いなぁ、スクラッチも決まりまくりだぜ。ヒップホップが苦手な人でもこれならいけるはず、太鼓判を押しちゃいます。

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| ETC2 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Jesper Dahlback - Stockholm Mix Sessions 2 (Turbo:TRB60102)
Jesper Dahlback-Stockholm Mix Sessions 2
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DK、Lenk、Sunday Brunch、Svekなど20以上に渡る名義で活動し、テクノ、ディープハウス、エレクトロ、アシッドなど様々なジャンルの方面でヒットを飛ばす若き才人・Jesper Dahlback。Adam Beyerと共作している事からもJesperの作風はハードな物と決め付けていたのですが、以前にリリースしたMIXCDでは耽美なディープハウスを回していてびっくり!トラックリストにI:Cube、Metro Area、Luomo、Next Evidenceなどが名を連ねている辺りで想像は付くと思いますが、全編メロウで緩めなムードのディープハウスでこれが心地良いんですわ〜。ハウスと言っても黒さは殆ど無しで欧州産の洗練された上品な甘さが漂う内容で、がっつり踊るクラブ向けと言うよりはスイーツな大人が集まるラウンジ向けのラグジュアリーなハウス。勿論馬鹿にしてる訳じゃなくて、それ位アダルティーな空間を演出するのにはぴったりな音だと言う事です。なんでこれはお家で聴いても当然気持ち良い訳で、夜中にワインを用意して自己に陶酔しながら聴くのが一番の効果的な聴き方なんじゃないでしょうか。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Funk D'Void - Sci-Fi Hi-Fi 04 (Soma Quality Recordings:SOMACD64)
Funk D'Void-Sci-Fi Hi-Fi 04
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今までにEwan Pearson、Luciano、Alex Smokeらがミックスを手掛けてきたSomaのディープなテクノミックスシリーズ・Sci-Fi Hi-Fiの最新作に、Somaを代表するアーティスト・Funk D'Voidが遂に登場。実はFunk D'Voidは以前にもCocoonからMIXCDをリリースしているのですが、その時は余りにも緩めの展開でそこまで満足出来なかった思いがあります。で本作はと言うとやはり本作も緩い!がそれ以上にディープかつほんのりと香る甘さが幻想的で、かなり陶酔度が高めのセクシャルな内容です。まるでFunk D'Void自身の作品をそのまま映し出したような薄いシンセサウンドがばりばり入っているトラックが多く使われ、テッキー度は相当にきてます。尚且つBPM125前後の一番心地良いイーブンキックがいつまでも変わらずに続いていて、平坦な展開ながらもそれが逆に高揚感を持続させると言うハウスの良さも持ち合わせています。Funk D'Voidも自身で最高の出来と自負しており、綺麗目のテックハウスが好きな人は間違いなく当たりのMIXCDと断言しましょう。久しぶりに極上のテックハウスを堪能出来ました。

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Deepburnt Mixed By Frankie Valentine (R2 Records:R2CD002)
Deepburnt Mixed By Frankie Valentine
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Frankie Valentineはロンドン生まれのDJ/アーティストで、既にDJ業は20年以上に渡るベテランだとか。アーティストとしては生楽器を多用したオーガニックでジャジーなハウスを作っていて、中堅所として活躍しているようです。まあ彼に関してはさほど知識を持ち合わせていなかったのですが、このMIXCDはジャケットが素敵だったので何となく購入。選曲はDennis Ferrer、Sylk 130(King Britt)、Metro Area、Osunladeなど黒系のハウスを感じさせますが、実際に聴いてみるとそこまでどす黒いファンキーさを感じる訳でもなく、むしろしっとり来るメロウな展開が待っています。一応ディープハウスと言う区分けにはなりそうだけど、汗かく程濃厚でもないし適度な軽さ加減があって爽やかな空気が心地良いですね。彼の生音志向はDJにも出ていてオーガニックを感じさせる音が、より爽やかさや軽やかさを強調しているのだと思います。

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| HOUSE3 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Renaissance Presents Nic Fanciulli Vol.2 (Renaissance:REN31CD)
Renaissance Presents Nic Fanciulli Vol.2
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前職を辞めて一ヶ月、その間に久しぶりにPCゲームをしたりハローワーク通ったりお家で昼寝をしたり、なかなかグダグダな生活を送っていました。がやっと新しいお仕事が決まり、これからは責任を持って社会人としての生活を送る事になります。最初の内は研修期間だろうと思われるのでそこまでは忙しくないと思うのですが、その後はIT関連なので時間も不規則になり多忙な予感がしています。まあこのブログも多少ペースは落ちる可能性が高いけれど、マイペースでがんばるぞっと。

今日は昨日に続きプログレッシヴハウスのMIXCDで、担当はUKプログの新星・Nic Fanciulli。自分は全然彼に関しては知らないのですが、MIXCDの中で自分の好きな曲が使用されていたのでついつい買ってしまいました。"Early Doors"と"Late Night Floors"と言う風に2つの異なるコンセプトで選曲をされていますが、まずは"Early Doors"から。日が変わる前のクラブをイメージしたと思われるタイトルですが、確かにそこまでアッパーではないしむしろラウンジなどで軽くBGMとして流れる位の耳当たりの良い内容だと思います。透明感に溢れ身も心も軽やかにお酒の進みそうな音ではあるんだけれども、ちょっとビートが弱いかなと…。自分の中でプログレッシヴハウスと言うと、徐々にエネルギーを溜めて終盤に上げて行く強烈な4つ打ちが好きなので、物足りなさが残るかな。しょうがねーなーと思いつつ"Late Night Floors"を聴いてみると、こちらは最初から滑らかな4つ打ちが鳴っています。しかしこの人の選曲って良くも悪くもメロディーの起伏が多く、MIXCDなんだけれども一つの世界に統一されてないのですね。例えば他のDJだと色んな楽曲を使っても見事に調和の取れた世界観を創り上げるけど、この人の場合MIXじゃなくてコンピを聴いている気持ちになってしまうなぁ。流行のエレクトロハウスっぽい音や綺麗目の音も入れたりしてそつはないけれど、なんだか全体的に緊迫感が持続しないのは何故?比較するのは可哀想だけれども前日紹介したHernan Cattaneoに比べると、Nic Fanciulliはまだまだと思わざるを得ない出来ですね。自分が聴きたかったFunk D'Void(=Francois DuBois)の新曲は予想通り素晴らしかったです。

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| HOUSE3 | 21:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Deep & Sexy 4 Mixed By King Britt (Wave Music:WM50172-2)
Deep & Sexy 4 Mixed By King Britt
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Francois K主宰・Wave MusicのMIXCDシリーズ第4は、フィラデルフィアの温故知新・King Brittが担当。ハウスからテクノ、ヒップホップからブロークンビーツなど何でも器用にこなしてしまう名アーティストですが、今作ではWave Musicの紹介を兼ねている事もありハウスミックスを披露。さすがにシリーズも4作目となるといくらWave Musicでも少々ネタ切れなのか、いわゆる大ヒット作は収録されてないですね。トラックリストを見る限りだと息切れ感も感じずにはいられなかったのですが、実際に聴いた後ではやっぱり耳に残る良質なハウストラックが多いなーと思いました。終始通して緩い生音ざっくりなメロウなハウス中心で、中盤で少々フロアを意識した勢いのあるトラックを入れますが、やはり後半ではやはりまったりとメロウなハウスに戻ります。シリーズ物だから傾倒としては今までのシリーズと同様で、ディープかつセクシーな音色は保持しつつも今までの中で一番BGMに近いかな。大きな山場が無いと意味で正にBGMなんだけど、耳に自然と入ってくる音として考えばルームミュージックには適しているんですね。前作までのシリーズに比べると地味ではあるけれど、コンセプトを外す事はないのでやはりレベルが高いなと感じずにはいられません。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Yellow & King Britt - Alienation 3/3.7 (Poussez!:PO14)
DJ Yellow & King Britt-Alienation 3/3.7
皆さんは最近レコードは買いますか?正直レコードって邪魔になるし聴くのも面倒だし、これからはどんどんダウンロードの方に流れていくんだろうと思います。でも自分はテクノに慣れ親しんだ頃CDではリリースされない曲をなんとか聴こうと思い、ドキドキ感を持ってターンテーブルを買ったのでした。自分はDJをする訳じゃないのですが、やっぱり好きな曲は今でもわざわざEPを買ったりします。ダウンロードだと何となくつまらないんですよね、簡単すぎて。単に雰囲気の問題だけなんだけど、良い音楽を簡単にPCで聴くなんて本当に味気ないと僕は感じます。でも正直ダウンロードの方が安いんだよね、時代の流れには逆らえないのかな…。

さて、そんなところで今日は久しぶりにEPの紹介。リリースされてから一ヶ月も経ってしまいましたが、抜群に素晴らしい内容なのでここで紹介しとかないと。本作は元Yellow Productions運営のフレンチDJ・Alain HoことDJ Yellowが送る、いかにも今のシーンに即した極ディープなテクノ。DJ Yellowをフレンチ系のダウンテンポだとかジャジー系だとか思っている人は、既にOut Of Time!メジャーに成り過ぎたYellow Productionsを抜けたDJ Yellowが自分のしたい事を実現する為のレーベル・Poussez!を立ち上げてからは、レーベル色は完全にテクノ。特にKing Brittをフューチャーした"Beyind The Forest"は、長いミニマルなシンセのリフが高揚感を引っ張り続けるメランコリックな曲でかなり格好良いです。途中に派手な展開がある訳でもないのに、緊張感の切れないドラッギーさは格別ですね。また"Tranzylvavia"は少々エレクトロハウス色もありますが、サイケデリックでマイナー調の深めの雰囲気はBorder Communityそのものですよね?脳髄を麻痺させる様なシンセの音に、脳味噌もトロトロと溶けていきそうです。またメランコリックなメロディーが中心にあるので、デトロイトテクノ方面にも受けが良さげですね。今後もこのレーベルは目が離せません。

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| TECHNO4 | 21:20 | comments(0) | trackbacks(0) | |
The New Season (Archive:FILE3CD)
The New Season
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これもHMVで格安で購入したブロークンビーツコンピレーション。Archiveと言えば西ロンシーンで活躍するレーベルで、DomuとかAs One(Kirk Degiorgio)らの作品をリリースしています。参加アーティストはPavel Kostiuk(Dego)、Nu Era(Marc Mac)、Scuba(King Britt)、Domu、Mustang(Alex Attias)、Opaque(Seiji)、Volcovらとブロークンビーツシーンでは有名な人ばかりで新曲、既発曲、リミックス曲を織り交ぜて誰もが納得する出来になっています。普段この手の音楽はそれ程聴く事はないのですが、ここに収録された曲はどれもソウルフルでメロディーもしっとりムードを感じさせるので聞き易いですね。しかも非4つ打ちなリズムでも、身も心もスウィングする様な躍動感があります。繊細なプログラミングと洗練された音色は、最先端の都会に流れている様な音楽ですよね。discogs.comの紹介だと「Detroit inspired nu-jazz」と紹介されていますが、確かに中にはスペーシーな感覚のジャズもあるし、むしろこれらを新世代のジャズと呼んだって良いじゃないかと思います。クラブジャズはもう既に本流のジャズにも負けない程、現在のクラブジャズ/ブロークンビーツは成熟してきていると感じました。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2006
来たるべき大晦日が遂にやってきました。今年はPRIDEの不祥事で格闘はK-1しかTV放映されません。非常に残念です。さて、今年の年越しは万座温泉で過ごすので、31日から3日までは外出しています。なのでこの更新も前もってまとめておいたのが、自動でアップされるようになっています。今日は年間ベストを選ぶと言う事で、時間をかけて今年リリースされた物で印象に残ったのを探していたのですが、あちらを立てればこちらが立たず状態でどれを切るか本当に迷いました。年間ベストとは謳っておりますが、実際の所数日後に選び直したらまた内容は変わるだろうし、今の時点の気持ちで選んで物と考えた頂いた方が宜しいかと。でもどれも最高に素晴らしい音楽ばかりなんで、是非参考にしてみてくださいね。

それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 12:00 | comments(12) | trackbacks(4) | |
Âme - Âme (Sonar Kollektiv:SK044CD)
Ame-Ame
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アマゾンで売り切れになっていたAmeの1stアルバムがいつの間にか購入出来るようになっていたので、この機会に紹介させて頂きます。Ameと言えばハウスシーンのみならずテクノシーンでも大ヒットした超ディープトラック「Rej」(Amazonで詳しく見る)を送り出したそのユニットで、今でもDefected Recordsなんかにライセンスされてヒットを飛ばしています。ジャズにクラブの要素を持ち込んだCompost Recordsにしろ、またJazzanova率いるSonar Kollektivにしろ、最近は何故かテクノ化の傾向が進んでいてその先端にいるのがAmeだと思います。そう言えばCompost RecordsからリリースしたKing BrittのThe Nova Dream Sequence名義のアルバム(過去レビュー)はモロにディープでミニマルなアルバムでしたが、その点Ameはテクノの要素はありつつも幾分かまだハウス寄りでしたね。まだ「Rej」の様なトランシーな曲は無いですが、空気感のある奥の深い音響はなかなかの物。エレクトロニックな上物のシンセも陶酔感があったりして、US産ハウスにドイツのテッキーな感触が見事に融合されていると思います。今みたいな超弩級のヤバサは感じられないけれど、家で聴くならこうゆう落ち着いたハウスの方が良いのかな。地味だけれども全曲メロディアスだし、流行のアーティストとして一応聴いておくが吉でしょう。しかしこのアルバムからどうやって「Rej」に繋がったのか、謎ですなー。



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| HOUSE2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
The Nova Dream Sequence - Interpretations (Compost Records:MPOST 222-2)
Nova Dream Sequence-Interpretations
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ブロークンビーツやクラブジャズを得意とするCompost Recordsが?ハウスやソウル、ジャズ、ヒップホップなどで才能を見せつけるKing Brittが?まさかまさか純粋なテクノに手を出すなんて誰が予想出来ただろうか?そう、King Brittが送る彼自身が見た夢を音像化したのがThe Nova Dream Sequenceです。デトロイトテクノのファンであり、ずっとデトロイトテクノを作る事を希望していた彼が、ここに来てテクノへの接近しつつあるCompost Recordsからテクノアルバムをリリース。多彩なジャンルにおいて才能を持っているKing Brittですが、それはテクノにおいても同様で非常にイマジネイティブでディープ、デトロイトテクノにモロに影響を受けた感じになっていますね。深淵かつ妖艶なシンセサウンド、抑揚の無いミニマルなリズムラインを駆使し、夢見た内容と言うだけあってドリーミーで朧気な世界を創り上げています。無駄を省いたシンプルな構成で高純度にテクノ化した音は、相当に覚醒的でプログレッシブハウス方面でも人気が出そうな位ですね。デトロイトテクノの物真似では無く、デトロイトテクノを咀嚼した彼なりのテクノと言うべきで、やはり才能がある人は何をやっても凄いの一言。セクシー、ダーク、ミステリアス、ドリーミー、色々な言葉が浮かんできます。またここ2〜3年のエレクトロニック全開なCarl Craigの作品にも近い音の様な気も。Derrick Mayも絶賛してるし、テクノ好きは無視してはいけないですよ。

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| TECHNO3 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Bebel Gilberto - Tanto Tempo Remixes (Ziriguiboom:ZIR10)
Bebel Gilberto-Tanto Tempo Remixes
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ボサ・ノヴァの巨人ジョアン・ジルベルトを父に、ブラジリアン・ポップ界を代表するシンガー、ミウシャ・ジルベルトを母にもつ。66年、リオ・デ・ジャネイロにて生を受ける。幼少の頃から英才教育を受け、9歳でプロの音楽家としてのキャリアをスタート。以後、両親のライヴに数多く出演しスキルを向上させていく。そして89年に、1stアルバム『ベベウ・ジルベルト』(ミニ・アルバム)を発表。ブラジル音楽界きってのサラブレッド・シンガーとして注目を浴びると同時に、天賦の才能としか言いようのないヴォーカル・ワーク――抜群のリズム感と柔らかな歌声で、大きな支持を獲得するに至った。90年代に入ると、2世アーティストとのパブリック・イメージから脱却すべく、ニューヨークへ移住。アート・リンゼイやカエターノ・ヴェローゾ、デヴィッド・バーン、坂本龍一、テイ・トウワなど、さまざまなジャンルのミュージシャンとのコラボレートを実践していく。99年には、自身初となるフル・アルバム『タント・テンポ』をリリース。伝統へのリスペクトを貫きながらも、コンテンポラリーな味わいが十分に発揮された傑作となっている。
Listen Japanより引用

Bebel Gilbertoに関して良くは知らないのですが、ブリジリアンミュージックでは名を馳せるファミリーらしいです。そして彼女が2000年にリリースしたボサノヴァの名盤として知られる「Tanto Tempo」を、名だたるクラブミュージックアーティストがリミックスした作品が本日紹介するアルバムです。Truby Trio、Chateau Flight、Ananda Project、Da Lata、Chari Chari(Kaoru Inoue)、4 Hero、King Brittが参加したとなれば当然買わずにはいられません。オリジナルは全く聴いた事が無いので比較出来ないのですが、このリミックスアルバムはジャジーなブロークンビーツを中心にまとめられて、ボサノヴァの爽やかな空気とクラブシーンの踊る欲求が自然と調和しています。有名所では、Chari Chariはパーカッションを多用しリズミカルに、4 Heroは洗練された都会派ブロークンビーツに、King Brittはしっとりと落ち着くダウンテンポに仕上げています。しかし一番気に入ったのはPeter Kruderなるアーティストのリミックスで、ムーディーに大人の夜をイメージした様なディープハウスな曲でしょうか。この他にも全体的に良質なリミックスが施されているので、上記のアーティストにピンと来た人は聴く価値は有ると思います。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 22:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Everything But The Girl - Adapt or Die:Ten Years of Remixes (Atlantic:R2 79683)
Everything But The Girl-Adapt or Die:Ten Years of Remixes
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また風邪がぶり返してきて、だる〜い一日でした。こんな日にはライトなBGMのEBTGがぴったりでした。元々はアコースティックな作風でしたが、95、6年のドラムンベースの流行時にドラムンを取り込み、一気にクラブオリエンテッドな作風に変わりました。流行を取り込んで今までのファンの失笑を買う事は良くありますが、EBTGに関しては上手い具合にダンスミュージックへシフトしたと思います。過去の作品は聴いた事がないので言及は出来ませんが、ダンスミュージックにシフトした以降の作品はどれも素晴らしい物だと断言します。

今回のコンピレーションはEBTGの作品を色々なアーティストがリミックスした物を集めた1枚で、ドラムンとハウス中心で構成されています。EBTGの音楽はしっとりした夜に聴く様な、落ち着きを持った大人な雰囲気を臭わせお洒落ですね。お洒落一言で片付けるのはどうかと思うのですが、クラブ的作りを持っていてもどこか知的な感じがあるんですよね。例え激しいドラムンであろうとも、アップリフティングな4つ打ちであろうとも、決して温度が上がる事なくひんやりとした感じです。それは冷たい音楽と言う意味ではなく、決して前面には出てこない温かさを持った音楽だと言う事だと思います。ボーカルのトレーシー・ソーンの儚い声が、クールな雰囲気を作っているのでしょう。ハウス好きは迷う事無く買って損無しのコンピだと思います。もれなく正にEBTGを象徴した美しいジャケット付き。

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Check "Everything But The Girl"

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| HOUSE1 | 21:35 | comments(4) | trackbacks(3) | |
Upcoming Event
2005/02/10 (THU) RECLOOSE JAPAN TOUR 2005 @ MODULE
DJ:RECLOOSE, KZA

2005/02/11 (FRI) IN:FLAME @ AIR
DJ:John Tejada, DJ SODEYAMA

2005/02/18 (FRI) ART OF SEDUCTION @ Yellow
DJ:KING BRITT

2005/02/19 (SAT) IAN POOLEY @ Yellow
DJ:IAN POOLEY, Remi, Nako

2005/02/25 (FRI) ROBERT HOOD JAPAN TOUR 2005 @ MODULE
DJ:Robert Hood

2005/03/05 (SAT) DEEP SPACE JAPAN TOUR 2005 @ Yellow
DJ:FRANCOIS K

2005/03/26 (SAT) CLASH06 @ ageHa
DJ:Juan Atkins, Ken Ishii, Hitoshi Ohishi

2005/04/01 (FRI) "The Theory Of Everything" Tour 2005 in Japan @ Liquid Room
Appearance:Octave One / R.N.G (Full Live Set)
featuring Ann Saunderson & P. Gruv

Special VJ:Chuck Gibson a.k.a. Perception

2005/04/02 (SAT) UNITE @ UNIT
Live:Le Petit Orb (Alex Paterson & Thomas Fehlman)
DJ:Alex Paterson ,Thomas Fehlman

未定だが3月AIRにJoe Claussell

とまあパーティーは腐るほどある訳だが、勿論全てに行ける訳じゃない。
個人的に行きたいのはプーリーとフランソワ、ホアンアトキンス、
プチオーブ(他も行きたいのはあるが…)。超やばめがやはりプチオーブか。
フェルマンとのコンビで来るんだし、期待せずにはいられない。
ホアンアトキンス+ケンイシイもデトロイト好きを裏切らない
プレイをするでしょう。
| UPCOMING EVENT | 20:05 | comments(2) | trackbacks(0) | |
DJ Spinna - Mix The Vibe:Eclectic Mindset (Nite Grooves:KCD229)
DJ Spinna-Mix The Vibe
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いやー見事なドレッドをしているお方ですな。元々はヒップホップ方面の人らしいです。僕はハウスに移行してからの彼のMIXCDしか聴いた事ないので、過去の事は分かりません。イエローでプレイをした時にヒップホップ目当てに来た客に不評だったとか言う噂もあるけれど、そんな事もお構いなしです。だってこのMIXCDは本当に素晴らしいですからね。最初はダウンテンポでヒップホップな感じで始まります。でもモロにヒップホップでもないし、スムースな流れですね。中盤から徐々に4つ打ちに変化してゆくんだけど、その流れがほんとに自然で何時の間に?って感じなんです。その後もMasters At WorkやAnanda Projectみたいに生音でジャジー風味のハウスが続いて、ムーディーと言うかとにかく心地よいですね。テンションを上げるわけでもなく、かと言って低くもないし見事に丁度良いテンションを保っています。下手なラウンジ系を聴くなら真っ先にこうゆうのを聴けと思います。これを聴けば大人になれる一枚です。いやーしかし、指定されたレーベル音源のみの曲でこんだけのMIXを出来るなんて凄いなぁ。

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| HOUSE1 | 22:26 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Ananda Project - Re-Release (Nite Grooves:KCD222)
Ananda Project-Re-Release
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1stアルバム、Releaseがいきなり大ヒットしたAnanda Projectの更なる攻勢は、大勢の素晴らしいサポーター達によってなされた。Joe Claussell、King Britt、Kyoto Jazz Massive、Blaze、Little Louie Vega、そして自身のWamdue Project等によるRelaeseの丸ごとリミックスアルバムはより広がりを持ったクロスーオーバーな作品となった。Joe ClaussellやBlazeはざっくりとアフリカンでリズミカル仕上げを。Wamdue Projectは4つ打ちで流麗にアンビエントな展開も見せる。Little Louie Vegaは最近と似た様なアコースティックさを強調した、すっきりとした感じに。Kyoto Jazz Massiveはまるで自分たちの作品かの様に、エレピを強調したジャジーなムードに。各人のおのおのの特徴が良く出ていると思う。これだけのアーティストが参加しているととっちらかった印象も感じるかもしれないが、アルバムを通して聴いても違和感はない。むしろこれでもAnanda Projectの一つのオリジナルアルバムとさえ思えるのだ。

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| HOUSE1 | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) | |