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Aurora Acoustic - The Light Chronicles (Seeds And Ground:SAGCD030)
Aurora Acoustic - The Light Chronicles
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先日5年ぶりとなるアルバムをリリースした井上薫と小島大介によるギターインストメンタルユニットのAurora改めAurora Acoustic。その一方で過去にAurora名義時代にリリースされた3枚のアルバムは残念な事に全て廃盤となっている現状があり、その対応も兼ねて過去の総決算的な意味合いとしてリリースされたのが本作のベストアルバム。「Flare」「Fjord」「Feast」の過去3枚のアルバム、そしてシングルやコンピレーションからレア音源を選び抜いた内容は、言わずもがな最上級のバレアリックでチルアウトなギターサウンドが満載となっている。新作では経験を重ねた事による侘び寂びや円熟味を強く打ち出した音楽性だったものの、本作に於けるアコースティックサウンドは初々しいリラックス感や爽快な青々しさ、そしてゆるりとした開放感が特に強く感じられる。ユニットを組んだ当初からのコンセプトであったアドリブ、セッションによる演奏を強く意識していた影響だろうか、解き放たれたように広がるメロディーや肩の力が抜け自由奔放なギタープレイの掛け合いは楽天的で、アルバムの全体像にサウダージを伴いながらも色調は現在のAurora Acousitcよりも格段に明るい。ギターを中心としたアコースティックな音色には現在のAurora Acousticの年季を重ねた枯れ感よりも、その当時のギターサウンドにかける期待感の萌芽が感じられ、それが顕著に音として力強く楽天的に表れていたのかもしれない。過去のAuroraから現在のAurora Acousticに繋がる遍歴を読み取れるベスト盤として、そして何よりもギターサウンドによるサウダージを浴びるアルバムとして素晴らしい作品となっている。

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Check "Kaoru Inoue" + "Kojima Daisuke"
| ETC3 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Aurora Acoustic - Harmony of the Spheres (Seeds And Ground:SAGCD029)
Aurora Acoustic - Harmony of the Spheres
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DJ/アーティストとして夜のクラブで客を踊らせる井上薫、そしてギターによるインストを追求する小島大介、その二人によるアコースティック・ギター・ユニットのAurora改めAurora Acousitc。近年はライブ中心の活動を行なっていたせいかアルバムのリリースは前作から5年ぶりとなりましたが、その間にユニット名の変更と共に音楽性にも多少の変化が見受けられます。基本のギター・インストと言うスタイルは変わらないものの、以前の公園の木陰の下で自由気ままにフリーセッションを重ねるようなアドリブを意識した演奏は控え目に、メロディーやミニマリズムを尊重し曲としての纏まりに重点を置いている事が感じられます。勿論フリーセッションの要素を抑えたからと言って自由な開放感が損なわれる事はなく、また手弾きによるギターサウンドの温かみやライブ感は健在で、そこにカーヌーンやタブラの演奏とフィールド・レコーディングによるSEを加え、豊潤な音の響きと言う点ではより円熟味を増していると言えるでしょう。時に優しく時に寂しく胸を掻きむしるアコギの響きは、単純なようで枯れた感もある侘び寂びと美しさを伴うハーモニーとメロディーを紡ぎ、深く深く心の奥底まですっと音が入り込んでくるのです。多分二人共ロマンティシズムな人間性なんでしょう、心底ギターの演奏から生まれる豊かな音楽性に心酔している気持ちが伝わってきます。アルバムのラストにはユニット結成のきっかけにもなったChari Chariの”Aurora”のアコギ・バージョンが収録されていますが、これはもう完全にサウダージで男泣き状態。秋の夜長にアコギの音色にうっとり耳を傾ければ、心も体もほっと一息。

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Check "Kaoru Inoue" + "Kojima Daisuke"
| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |