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2017/7/28 mule musiq presents cats Kuniyuki New Album Release Party @ Contact
おそらく日本のレーベルとしては最も世界的に成功したと呼べるmule musiq。レーベルの現在のレギュラーパーティーとして「Cats」が定期的に開催されており、潤沢なレーベル所属アーティストのおかげで国内勢/海外勢問わずに実力あるアーティストが出演し、レーベルの音楽性を伝える共に現在形のダンス・ミュージックの普及に努めている。今回はレーベルを代表するアーティストであるKuniyuki Takahashiによるニューウェーブ・プロジェクトのライブお披露目がメインになるが、海外からはフレンチ・ハウスのChateau FlightからGilb'rとコズミック系のDaniele Baldelliという大物も来日する他、レーベル主宰者であるToshiya KawasakiにChee & KzaやSisi & TosiのB2Bもあるなど、とても豪勢な面子が集結している。
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| EVENT REPORT6 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki Takahashi - Newwave Project (Mule Musiq:MMD-61)
Kuniyuki Takahashi - Newwave Project
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生演奏の温かさ、スピリチュアルな世界観、有機的な響きを含んだハウス・ミュージック、高橋邦幸の音楽についての一般的に知られているイメージはそのようなものだ。工業で機械的というイメージとは真逆で、電子楽器を用いながらも生命の営みを彷彿させるハウスは慎ましく厳かで、何より大地の胎動と共鳴するような霊的な力を含んでいる。しかしそんな彼が近年取り組んでいたニューウェーブ・プロジェクトと名付けられたシリーズは、そのタイトル通りにニューウェーブやインダストリアルミュージックに寄り添ったものだ。本人に拠れば元々それらの音楽性もルーツにあったそうで、実際にDRPというEBM(Electronic Body Music)系のユニットも組んでいたりするのだが、ここにきて"新たな波"を生み出した原動力はやはり彼の創造性に対する渇望が故なのだろう。これまでのオーガニックなハウスは封印し、むしろサンプリングも用いてダークで退廃的なテクノへと寄り添った本作は、Kuniyukiが考える現在のニューウェーブなのだ。そうは言いながらもKuniyukiらしさはそこかしこに残っており、民族的なパーカッションの響きが目立つ"Steam"は正にそれだが、しかし機械的に刻まれる冷えたスネアの8ビートや灰色のトーンが工業的な風景を喚起させる。続く"Cycle"は擦れたような荒いリズムでグルーヴは走り出すが、色褪せたようなモノトーンな音が続く。先行EPの一つである"Newwave Project #2"は展開は抑制してミニマルでハウシーなグルーヴで踊らせるツール系の曲だが、そういったところはダンス・フロアを忘れないKuniyukiらしくもある。ブレイク・ビーツ系のざらっとしたエレクトロのリズムとヒプノティックなシンセを用いた"Blue Neon"、アシッド・ハウスを更にインダストリアル的に歪ませたような"Mind Madness"、ニューウェーブとジャズが融合したような奇怪なリズムを見せる前衛的な"Puzzle"などは、このプロジェクトだからこその挑戦が強く打ち出た曲だ。Kuniyukiの既存のオーガーニックでメロディアスな路線とは異なるこのプロジェクト、異色を感じはさせるがやはりライブでこそ映えそうな曲質は、そこもKuniyukiらしい音楽性があり是非ともフロアで体験すべきだろう。



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| TECHNO13 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2016/8/29 Party Paradise Gallery × Night Museum ”Joy” @ Contact
Party Paradise GalleryがプロデュースするJoy、平日は月曜のオールナイトのパーティーながらもKo UmeharaがDJを務め、そしてTransmatからの作品で更に注目を集めているHiroshi Watanabe、Mule Musiq等で活躍するKuniyuki Takahashiの二人がライブを行う…だけではなくその両人のセッションライブも予定されるなど、平日にはもったいなさ過ぎるパーティー。台風も来襲しておりタイミングは難しかったものの、特別な夜になる事を期待してパーティーへと足を運んできた。
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| EVENT REPORT6 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joaquin Joe Claussell - Thank You Universe (Sacred Rhythm Music:SRM.1003)
Joaquin Joe Claussell - Thank You Universe
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実に8年ぶりとなるアルバムのタイトルは「Thank You Universe」、Joe Claussellによる無限の可能性を秘めた宇宙からインスピレーションを受けた意味合いが込められている。Joeはダンス・ミュージックを根底にしながらも創造性や霊的な力を頼りに、ハウスだけでなくアフロやジャズにサウンド・トラック的なもの、またはパンクやロックにまで枝分かれするほど幅広い音楽性を開拓し、その名義の多さもあって熱心なファンであっても全ての音源を把握するのは困難だ。そこに届けられた本作は近年のベスト盤と言うべきか、レア・バージョンやリミックスに未発表曲などを纏めた内容になっており、Joeの深い精神世界が体験出来る内容になっている。一言で表現するならばスピリチュアル・ハウスで、彼が得意とする温かみのあるアコースティック・ギターや爽快なパーカッションを用いたハウスが中心で、恐らくファンが最も好んでいるであろうスタイルが多くを占めている。1曲目の"Agora E Seu Tempo (Acroostic Percussion Mix)"は最早クラシックとさえ呼んでいい名曲で、オリジナルよりも頭のパーカッションを強調し生命力の躍動を表現したような展開から、そっと入ってくる美しいスパニッシュ・ギターのフレーズで優しさや希望に満たされるこの曲は、正にスピリチュアル・ハウスを体現する。Mental Remedy名義の"Heloise (Pt. One)"は初披露の曲で、ピアノとストリングスの音色を前面に打ち出し旋律の美しさを強調したインタールード的な趣きだが、ハウス中心のアルバムの中で安堵の場所を提供している。幾つかあるバージョンがある中でもレアな物が収録となった"The Sun The Moon Our Souls (Electric Voices Mix)"は、Joeもきっとお気に入りのバージョンであろうと思われ、2014年のBody & Soulでも夕日でオレンジ色に染まった背景の下でプレイしていたのが記憶に残っている。物哀しいアコギの旋律と層になって伸びるダビーなパーカッション、そしてゴスペルの祈りにも感じられる歌などが一つなり、今生きている事に感謝の念を述べるような儚いディープ・ハウスは永遠のクラシックだ。また盟友であるKuniyuki Takahashiの曲をリミックスした"All These Things ( Joaquin's Cosmic Arts For Otto Version)"は、7つのパートに分かれ22分にも及ぶ大作で、KuniyukiとJoeの相乗効果によって思慮深くも包容力に満ちた慈愛を体感するであろう。そして最後の目玉でもある"Most Beautiful (Joaquin's Sacred Rhythm Version)"、これも2014年のBody & Soulでプレイしフロアを沸かせていた曲で、爽やかなラテンビートと情熱的な歌による感情の起伏をもたらすソウルフル・ハウスは、ギミック無しにメロディーやリズム感の良さを打ち出して心と肉体を躍らせる。どれもこれも人間の内に秘めた感情を刺激し、そして肉体を鼓舞する躍動があり、Joeの祈りにも似た音楽は生命力をもらたすダンス・ミュージックなのだ。



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| HOUSE11 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
2016/6/10 Lose Yourself @ Sankeys TYO
2015年3月、ベルリン・ハウスシーンの魅力的なDJ/アーティストをフィーチャーするというコンセプトで立ち上がったLose Yourself。一端はAirの閉店と共にパーティーも立ち消えになるかと思ったが、Airの跡地に新設されたSankeysで目出度く再始動する事になり、その再始動の初回にはAirでと同様にIan Pooleyがゲストとして呼ばれる。そして日本からはTakahashi Kuniyuki、パーティーのレジデントであるMotoki a.k.a. Shameらが出演し、Sankeysという新たな場所でどんな軌跡を描き出すのか。
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| EVENT REPORT6 | 11:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
I'm Starting to Feel Okay Vol.7 (Mule Musiq:MULE MUSIQ CD 53)
Im Starting to Feel Okay Vol.7
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恐らくダンス・ミュージックで括られるレーベルの中でも、Mule Musiq程に幅広く才能あるタレントを抱えたレーベルを他に列挙するのは難しいだろう。例えばこのレーベルに所属するアーティストだけでパーティーを行ったとしても、それはフェスティバルとして成立してもおかしくはなく、間違いないのない審美眼と継続してリリース出来る運営力を兼ね備えた日本が誇るべきレーベルだ。そのように多くのタレントを抱えているからこそ、多様な個性を一つに集約するコンピレーションの体裁はMule Musiqに適しているのだろうか、近年は2年おきにショーケース的なコンピレーションをリリースしている。本作はその第7弾でここ2年間にリリースされた既発の曲や、また本作の為に制作されたであろう新作までが纏められており、例えレーベルに興味が無くとも参加したアーティストの豪華さに惹き付けられてもおかしくはない。レーベルに初参加となるLord Of The IslesやFrankey & SandrinoにKim Brown、または蜜月の関係を築いているEddie CやOskar OffermannにFred P、そして日本からはお馴染みのKuniyuki TakahashiにSauce81、その他に多くのアーティストが収録されているのだが、その幅の広さと各々の素質の高さが際立つ人選に頭を垂れる思いになる。Eddie Cによるサンプリングをベースとした生っぽいニューディスコの"Flying Blue"、Rubiniによるエレクトロニックな質感を活かしたディープ・ハウスの"Still Clock"、Kuniyukiがニューウェーブからの影響を受けて退廃的な雰囲気を打ち出した"Newwave Project #11"など、それぞれの個性は自然と表現されながらそのどれもがフロアに即したダンス・ミュージックである事を外れない。また、Bell Towersによる柔らかな音色とゆったりとしたグルーヴで広がるディープ・ハウスの"Midday Theme"、Fred Pによるエモーショナルなパッド使いが素晴らしいテック・ハウスの"Days In Time"辺りを聴くと、Mule Musiqが決して真夜中の享楽的なクラブで踊る事を目的とした音楽だけではなく、リスニングとしても耐えうる普遍性も目指している事が感じられる。意外なところでは奇抜なエレクトロニカを奏でるGold Pandaが変名のDJ Jenifaで"Dresscode"を提供し、Gold Pandaとは異なりシカゴ・ハウス風の乾いたビートで不良的なハウスを披露してたり、またAril Brikha & Sebastian Mullaertが"Illuminate"で彼等の個性を発揮したトランス感の強いミニマルなトラックを提供していたり、レーベルに控え目程度ではあるが新風を吹き込んでいる。既に大御所レーベルとしての存在感がこれだけのアーティストを集約出来るのだろうが、それでも尚レーベルの質の高さが全く失われないのは、やはりレーベルを主宰するToshiya Kawasakiによるセンスの賜物に違いない。



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| HOUSE11 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2016/2/20 Mule Musiq presents CATS @ Arc
ドイツのアンダーグラウンドなハウス・レーベルであるWhiteの主宰者であるOskar Offermannが、昨年は遂にMule Musiqからアルバムをリリースするなど、その活動は浮上をして日本でも注目を浴びつつあるように感じられる昨今。今までに2回の来日経験があり、GrassrootsやLiquidroomなど場所の大小問わずしてその個性的なDJで評判を集めるが、今回はMuleからのリリースに合わせてレーベルのパーティーであるCATSへの出演が決まった。日本から迎え撃つは同レーベルの中心的存在であるKuniyuki TakahashiやMuleのボスであるToshiya Kawasaki、Rainbow Disco ClubのSisiと、リリパに対してしっかりを脇を固めた布陣となった。
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| EVENT REPORT6 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/6/27 CATS feat. Fred P @ Air
飛ぶ鳥を落とす勢いとは正に彼の事だろうか、最近では多くのアーティストからリミックスを依頼され、自身ではSoul People Musicと共にMule MusiqやUnderground Qualityからもテクノ〜ハウスをリリースしているFred P。またの名をBlack Jazz ConsortiumやAnomalyなど変名も用いながら、USハウスの中でも特に叙情性やアンビエント性も含むディープ・ハウスを手掛けて、自身の音楽性を確立させているアーティストの一人だ。今回はMule Musiqからニューアルバムをリリースするのに合わせてリリースパーティーでの来日となるが、日本からはレーベルメイトでもある高橋クニユキがライブで参戦、そしてSoul People Musicからもリリース歴のあるNaoki Shinohara、Mule MusiqのボスであるToshiya KawasakiやSisiらも出演と豪華な布陣となった。
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| EVENT REPORT5 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Koss - Silence (Mule Musiq:mule musiq cd 47)
Koss - Silence
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Mule Musiqの中心的存在である高橋クニユキ - 事実、レーベルはクニユキの音楽を世界へと紹介するべく設立された - が、クニユキ名義とは別に電子的でミニマル、そして実験的な側面も追求するべく始めたプロジェクトがKOSSだ。過去にもMule Musiq傘下のMule Electronicから複数のアルバムをリリースし、クニユキの有機的でダンス性の強いハウス・ミュージックとは異なるベクトルで音楽性を拡張し、アーティストとして多彩な才能を知らしめていた。しかし近年はクニユキ名義での活動が中心だったためKOSSとしての新作がリリースされる事は無かったが、この度KOSS名義でMinilogueと共作した"The Mollan Sessions"から4年ぶり、完全なソロでは"Ancient Rain"から実に7年ぶりと久しぶりの新作が古巣Mule Musiqから届けられた。近年のクニユキ名義では様々なアーティストとのコラボレーションにより多様なグルーヴを展開するのに対し、このKOSS名義では一人で制作された影響もあるのか、クラブと言うよりは室内的で外交的と言うよりは内向的で、非常に繊細で理知的な美意識を感じさせる。最初にKOSSは電子的と述べたが以前に比べればヴァイオリン等の弦楽器やピアノからマリンバも用いて有機的な性質も強くなってはいるものの、それを強調するような鳴り方ではなくあくまで装飾的に使われ、その向こう側には環境音的なノイズや微かなパーカッションがスムースに鳴っている。ビートのない静謐な世界観はアンビエントやサウンドトラックとも呼べそうだが、軽々しくないその思慮深く意識的な音楽は深い瞑想へと誘うようだ。そんな雰囲気もあってクニユキのクラブ方面の要素ではなく、現代音楽やジャズの要素を打ち出しながら更にインテリジェンスに仕立て上げたような洗練された美意識があり、これは例えば現代音楽とジャズのレーベルであるECMのコンセプト「静寂の次に美しい音楽を」と共感するものがある。そう、「Silence」と言うアルバムタイトルにも納得な、静寂の中に美しい音色が静かに存在しているのだ。



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| TECHNO11 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/6/14 Acid City @ Air
これまでも徹底的にハウスと言う音楽を追求し続けてきたDJ EMMAが、この時代に敢えてアシッド・ハウスを大々的に取り上げ日本初のアシッド・ハウスのコンピレーション「Acid City」を送り出したが、2014年にはそれを題材にした同盟パーティーをレギュラー開催で始動させていている。基本的にはコンピレーションに参加したアーティストをパーティーのゲストへと招いているようだが、今回の「Acid City」のゲストにはモデルとして活躍するElli-RoseことVan Cliffe、そして日本が誇るスピリチュアルなハウス・アーティストの高橋クニユキが招かれ、各々が考えるアシッド・ハウスを表現する。
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| EVENT REPORT5 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/4/25 blotter @ Louver
昨年9月に新宿の外れ、どちらかと言うと大久保よりの地下に出現したクラブ・Louver。昨年末に一度遊びに行った時の印象ではコンクリートジャングルの中に存在する廃退的な雰囲気がテクノに合うと思っていたが、やはりそれ以降のブッキングもアンダーグラウンド性を高めたテクノ中心で、クラブ不毛の地の中で孤軍奮闘している。そして今回はKoss aka Kuniyuki Takahashi、Ko Umehara、Jinnoらが集まるテクノパーティーがあったので、久しぶりに足を伸ばしてきた。
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| EVENT REPORT5 | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Herve Samb & Daniel Moreno - Anta Diop (Remixed By Kuniyuki Takahashi) (Sacred Rhythm Music:SRM-269)
Herve Samb & Daniel Moreno - Anta Diop (Remixed By Kuniyuki Takahashi)

Joe Claussellが主宰するSacred Rhythm Music新作は、Herve Samb & Daniel Morenoのリミックス盤。元々Joeの作品にパーカッショニストとして参加していたDaniel、様々なアーティストのサポートをしてきたギタリストのHerveによるこのユニットは、2011年にアルバム"Kharit"をリリースしていたが、本作ではそこからの"Anta Diop"をJoeの盟友でもある高橋クニユキがリミックスしている。オリジナルはアコギや民族的な打楽器を用いてエキゾチックな世界観を強く打ち出した曲で、本作の裏面にも収録されている。がクニユキによる"Kuni's Main Mix"はギターやフルートにストリングス、そして電子音のシーケンスまで加えながら壮大なスピリチュアル・ミュージックへと作り変え、5分にも満たない原曲を13分にまで拡大している。元々慎ましく神妙な世界観を持った曲ではあったが、クニユキはそう言った世界観を損なう事なく原曲を尊重し、その上でクニユキらしくエレクトロニックな音とオーガニックな音を自然と共存させているのが聞き所だ。壮大な展開と瞑想を誘発するスピリチュアルな世界観だが、大袈裟と言うよりは大らかで包容力を感じさせる大地の響きと言うべきで、聖なる音が魂を浄化する。そしてダブ・バージョンらしくよりパーカッシブな太鼓系の音が強調された"Kuni's Drum Dub"も10分に及ぶ大作で、こちらの方が明確なグルーヴが浮き上がり肉体への作用が強く働くディープ・ハウスとなっている。どれもパーティーの朝方や終盤、疲労の溜まった時間帯に渇望するであろう癒しの作用がある曲で、ただただその聖なる音に身を委ねたい。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki Takahashi - Remix Collection (Mule Musiq:mmd45)
Kuniyuki Takahashi - Remix Collection
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DJではなくアーティストとして自身で様々な楽器を演奏し、有機的な音色からディープ&スピリチュアルな世界を奏でる高橋クニユキ。トラックメーカーとしての素質は日本のみならず世界からも評価されており、その結果として様々なアーティストからリミックス依頼があり、成果として多数のリミックス作をアナログに残してきた。勿論相当なファンでもない限りそんなアナログを集めるのは困難であるが、日本盤のみでそれらの楽曲を纏めた高橋クニユキによるリミックス・コンピレーションが発売されている。DJ SprinklesやMr Raoul K、Lord Of The IslesやP'taahと言った海外の著名なアーティストから、サカナクションやNabowaからMarewrewにMarterら日本勢までのリミックスを収録した本作ではあるが、単なるリミックスアルバムではなくもはやこれは高橋クニユキの個性が光るオリジナルアルバムと言ってもよいだろう。筆者がオリジナル作品を熟知しているわけではないのでクニユキの手が加わった事による変化を知る由もないが、しかしディープ・ハウスのみならずジャジーな作風やトライバル系、果ては現代音楽な曲調までバラエティーには富んだリミックスを披露しつつも、そのどれもにクニユキらしい奥ゆかしくも人肌の温もりを感じさせる包容力に溢れた音が通底している。DJ Sprinklesの慎ましい美しさを保ちつつ、より自然の生命力を吹き込んだ"Brenda's $20 Dilemma (Kuniyuki Dub Remix)"、 Mr Raoul Kによる呪詛的な訝しい曲に脈動するアフロビートを持ち込んだ"Africa (Kuniyuki Main Remix)"など、アーティスト間での相性の良さが引き出されたリミックスは期待通りだ。それとは逆に意外な組合せが面白い作品もあり、エストニアの伝統音楽をリミックスした"Sampo Tagumine (Kuniyuki Remix)"では既存のダンス・ミュージックの殻を破る神々しさがあり、アイヌの伝統歌を歌うMarewrewをリミックスした"Rera Suy (Kuniyuki Remix)"では、祈りを捧げるような歌に研ぎ澄まされたピアノや弦楽器を重ねて宗教的な雰囲気を持たせていて、どんな作品でもクニユキ色に染められる事を証明している。そして感動の瞬間はラストに待ち受けている。Nabowaの"Ries (Kuniyuki Remix)"はジャジーテイストに味付けしながらアコギやストリングスが美しく伸びるインスト曲だが、徐々に光り輝く空の中へと飛翔し消え行くような清涼感に満たされていて、心が綺麗に洗われる感動の1曲だ。様々なアーティストの曲をこうまでもクニユキらしいオーガニックな世界に落とし込み、様々なスタイルとして昇華するリミックス、やはり高橋クニユキはDJではなく音楽家なのである。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki Takahashi - Remixed Vol.2 (Mule Musiq:mmcd43)
Kuniyuki Takahashi - Remixed Vol.2
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北海道を拠点に世界へと飛翔した高橋クニユキ。その生命力が満ち足りたオーガニックなハウス・ミュージックは世界からも高い評価を獲得し、そこからアーティストとして多くの交流が生まれた結果として"Remixed"(過去ビュー)と言うリミックス作品が結実したのが2008年。本作はリミックス集としてその続編にあたるが、Joe ClaussellやLarry Heardと言った以前からクニユキを高く評価しているアーティストや、Roman FlugelにDJ Sprinklesらベテラン勢、Barnt(=Magazine)らニューカマーによるリミックスに加え自身によるリミックスも収録している。前もって述べておくとそれらの楽曲群は既にアナログ化されているものの、全てを揃える事の費用的な問題も考慮すれば、こうやってCDとして纏められた事自体は非常にありがたい。さて、本作では同じ曲を複数のアーティストがリミックスしており、その違いを楽しむのも醍醐味の一つだ。エレクトロニックな音に繊細な強弱をつけながら覚醒的なテックハウスに仕上げた"Earth Beats (Roman Flugel Remix)"に対し、原曲の儚いギターアルペジオを生かして端正なディープ・ハウスへと深化させた"Earth Beats (Fingers Deep Mix)"、そして辿々しいリズムを刻むチープなドラムマシンの音に奇妙な電子音によるメロディーが絡む蠱惑的な"Earth Beats (Magazine Remix)"と、三者三様に自身の音へと染め上げたリミックスを披露しているのは端的な例だろう。またクニユキによるセルフリミックスは、例えばアンビエントなり例えばダンスグルーヴなりと、より一方面への音楽性を前に進めつつも人情味溢れる温かい血潮は失っていない。そんな中で最大限に愛を込めてクニユキの世界観を拡張させたのが"All These Things (Joe Claussell Remix)"だろう。原曲の切ないピアノの音粒が滴り落ちるジャジーな作風を引き継ぎつつも、22分超えの7楽章にまで拡大解釈した壮大な展開を繰り広げるリミックスは、Martin Luther King Jr.の有名な説法も導入されて霊的な力も携えたコズミックなディープ・ハウスへと世界を広げている。Joeのスピリチュアルな性質に染まった圧倒的なまでに神々しい世界観に対し、謙虚な気持ちでその聖なる音を一身に受け入れたくなる至高の曲だ。同じ曲のリミックスが多いのは少々気になるところではあるが、リミキサー自体に確かな才能を持つアーティストが招かれている事もあり、クニユキとの高い親和性を持ちつつバラエティーに富んだリミックス集となっている。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki feat. Henrik Schwarz - The Session 2 Remixed (Mule Musiq:mule musiq 163)
Kuniyuki feat. Henrik Schwarz - The Session 2 Remixed
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世界規模のレーベルであるMule Musiqを代表すると言っても過言ではない、日本が誇るディープかつオーガニックなダンス・ミュージックの探求者・高橋クニユキ。本作は昨年リリースされたアルバム"Feather World"(過去レビュー)からのシングルカットとなるが、元々Henrik Schwarzとの共作で話題性抜群のトラックであったものを更なるリミキサーを迎えて、新たな魅力を携えて還ってきた。リミキサーにはたまたまなのかHenrikとも繋がりのある新鋭・Johannes Brechtと、そしてFirecrackerやShevshenko含め数多のカルト・レーベルから引っ張りだこのLord Of The Islesと、抜かりない面子が起用されている。Johannes Brechtについては詳細は不明なものの、本人がベースとキーボードのプレイヤーなのが影響しているのだろうか、オリジナルの笛やキーボードなどのオーガニックな質感をそのまま生かしながら、展開だけは抑揚を抑えてミニマルなグルーヴが今っぽいハウス感を強めている。その一方で目を見張るリミックスを施しているのがLord Of The Islesで、こちらもオーガニックな質感は生かしているものの、オリジナルよりも更に音楽的拡張を実践している。電子音楽として、生音として、その両者が原始的な胎動を始めるようなライブ感や生演奏風なプレイを重視したコズミックなサウンドは、優美なアンビエンスと血の通ったラフなテクスチャーで塗り固められている。大らかな包容力を増した温かみのあるハウス・ミュージックとして、完全にLord Of The Islesの個性で上書きされたリミックスとして秀逸だ。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/5/5 Rainbow Disco Club @ Harumi Port Terminal
2010年に奇跡的にも8年ぶりにDJ Harveyを来日させて始まったRainbow Disco Clubは、2011年は東日本大震災により、2012年は悪天候の影響により中止となる不遇な状態が続いていた。そして今年のRainbow Disco Club、1会場3フロアのスタイルを改め晴海埠頭、WOMB、SECOと場所を分けての天候も考慮したであろうスタイルでの開催となったが、自分はハウスアーティスト勢が固まった晴海埠頭のイベントへと参加してきた。
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| EVENT REPORT4 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Vakula & Kuniyuki - Session North #1 (Soundofspeed:sosr 011)
Vakula & Kuniyuki - Session North #1

ジャズ/ファンク/チル/アンビエントと言った要素をダンス・ミュージックとして解釈し、国内外問わずに良質なアーティストの作品を粛々とリリースしている日本のSound of Speed。カタログにはEddie CやJimpsterも名を連ねているが、本作は過去にもレーベルから作品をリリースしているVakulaと高橋クニユキによる音楽性豊かなコラボレーションだ。両者ともツールとしてではなく音楽として作曲能力の高い事から、本作でもその絡みは上手く作用し生演奏のフィーリングを活かした作風となっている。面白いのは二人で2曲を共作し、それらの曲を各々がリミックスをする事で両者の違いを聴ける事だ。太くうねるベースラインとざっくりと生々しいハウスのグルーヴは力強いが、透明感のあるキーボードや爽快なカリンバ風のメロディーが清々しく、途中から入るピアノがクニユキらしいスピリチュアルを生み出す"Session North #1 (Kuniyuki Version)"。対してVakulaによる"Session North #1(Vakula Version)"もカリンバ風のメロディーを使用しているが、グルーヴがよりジャズを匂わせる有機的な躍動があり上モノはスペーシーで、全体としては優雅なフュージョンテイストになっている。また"Passage To The Moon"も両者のバージョンが収録されており、特にVakulaによるバージョンは複雑に入り組んだリズムトラックはジャジーだが、ロマンティックなシンセやエレピの使い方はうっとりする甘美で、中盤以降は広大な宇宙の無重力空間へと放り出されるドラマティックな世界が広がっている。EPで2曲だけのコラボレートでは本当にもったいない、そんな気持ちになる素晴らしい1枚だ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Mr Raoul K - Mande (Still Music:STILLMDCD007)
Mr Raoul K - Mande
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シカゴからアナログな音楽への愛を示すStill Musicの新作は、西アフリカはコートジボワール出身で現在はドイツで活躍するMr Raoul Kによる2ndアルバムだ。デビュー・アルバムはMule Musiqからのリリースだったものの、どういう訳か本作はシカゴのStill Musicからとなったのは意外だが、レーベルの世界各地の素朴でソウルフルなダンスミュージックを送り出す方針からすれば意外ではないのだろう。前作で見せたドイツのディープ・ハウスと自身のルーツである西アフリカの融合は本作でも変わらず、プログラミングから生み出すダンスビートとギターやパーカッションにサックスなどの有機的な絡みはそれが自然な状態として存在している。しかし本作では前作以上によりライブ感が顕著だが、それもそのはず彼が故郷に戻り昔のバンドと共にセッションを行った結果が本作へと繋がっているそうで、曲によっては原始的で剥き出しのままの陽気なトライバル感が炸裂している曲もある。勿論基本は電子的なシーケンスが生み出す深い陶酔感があるのだが、そこにサックスやギターの呪術的なサウンドが被せられる事で空気は一変し、太古の狂信的な祭事を思わせるマッドさも発せられるのだ。また興味深いのは同じ曲でも異なるバージョンを収録しており、"Rainforest"のCoratouchmixは乾いたギターがメロウながらも躍動するパーカッションが土着的なグルーヴを生み出すハウスなのに対し、Chicagomixは微睡みを誘発するパッドやフルートらしき可愛げのあるメロディーがアンビエンスを生み出す穏やかなハウスで、対照的な表情を見せる面白さもある。プログラミングを基にしながらもオーガニックで柔軟な音色や展開豊かな構成などはKuniyuki Takahashiにも通じるものがあり、DJと言うよりはアーティスト性の強い音楽と言えよう。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki Takahashi - Feather World (mule musiq:mmd40)
Kuniyuki Takahashi - Feather World
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世界規模に拡張している日本のレーベルであるmule musiqを代表すると言っても過言ではない高橋クニユキ。リミックス・アルバムを挟んで、前作から3年ぶりとなる新作が遂に完成した。コンピューターやプログラミングを駆使しつつ、自らもキーボードやフルートにパーカッションなど様々な楽器を演奏する彼は正にアーティストと呼ばれるべきだが、そんな彼の音楽へのスタイルに共感するのか様々なアーティストが彼の周りには集まってくる。この新作でもInnervisionsからHenrik Schwarz、クラブ界隈からも注目を集めるノルウェーのピアニストBugge Wesseltoft、前作にも参加したジャズピアニストの板橋文夫、ボーカリストのJoyce Bowden、そしてニューウェーブ世代の歌手であるAnne Clarkまでもが集結し、クニユキと共に深遠な世界を創り出しているのだ。前作がクラブミュージックから敢えて距離を置くようにジャズに傾倒していたのに対し、新作ではまたハウスのビートを基調にしたオーガニックな音楽へと戻っているが、その上で世界各地のアーティストとの共演がこれまで以上にワールド・ミュージック的な音として反映されているのが興味深い。元々そう言った傾向は以前から見られてはいたが、ここではジャズやファンクにアンビエント、そしてアフリカから日本までと曲毎に国やジャンルを投影された作風が聞こえてきて、各アーティストとの共演が色濃く表現されている。ともすれば方向性が散らばってしまうところを、そこはクニユキらしく切ない心象風景を喚起させるディープかつ優しい音楽として纏め上げている。アルバム・タイトルである「羽の世界」を本人が意図するのは、羽のように柔らかく包み込む世界観がありながらか弱く繊細なものであるとの事だが、確かにどの曲も人間らしい温かさがありながら無駄な音を削ぎ落とした繊細な構成となっている事が感じられるであろう。闇雲にソウルを振りかざす音楽ではなく、冷えた心にそっと手を差し伸べられるようなじんわりとした温かみのある音楽で、これからの寒い季節に粛々と聴くのにぴったりだ。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2012/12/1 groundrhythm 10th ANNIVERSARY @ Air
代官山にAIRと言うクラブが出来た当初から続くgroundrhythm。井上薫をレジデントに迎えたこのレギュラーパーティーも遂に10周年を迎える事になったが、何事においても10年も継続する事は並大抵の難しさではない。特に移り変わりの早い消費型のクラブミュージックが土台にあるパーティーでは、自分の個性を保持しながら時代にも適応すると言う相反する行為を成立させなければ、10年の長い期間のパーティーを継続させる事は不可能であろう。しかし井上薫はそれをやり遂げた事実がここにある。この10周年のパーティーは一つの到達点となり、そして未来へと続く新たなる始まりでもある。
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| EVENT REPORT4 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki - Earth Beats (Live & Larry Heard Remix) (Mule Musiq:mule musiq 151)
Kuniyuki - Earth Beats (Live & Larry Heard Remix)

世界へと羽ばたいた日本のレーベル・Mule Musiqを代表するアーティストである高橋クニユキの新作は、幾度目かの復活となる"Earth Beats"のリミックスEPだ。初出は2005年でその後Henrik SchwarzやChateau Flightにリミックスされ、最近もRoman FlugelとMagazineにリミックスされたばかりなのだが、その勢いを止める事なくシカゴ・レジェンドであるLarry Heardの手に依って更なる復活を果たした。これだけリリースを重ねると言う事はクニユキ氏本人にとっても特別な思いがあるのだろう、本人がライブ演奏した"Kuniyuki Live Version"も収録されている。このライブ盤はオリジナルの繊細なジャジーテイストから一変して、アコギのメロディーは残しつつも硬質なエレクトロニックサウンドを強調したテクノテイストになっており、こんなアレンジもあるのかと驚かされてしまう。そしてLarry Heardはなんと3バージョンも提供している事から相当の気合の入れようが伝わってくるが、やはり素晴らしいのはディープ・ハウス仕様の"Fingers Deep Mix"。しっかりと芯のある強いイーブンキックな4つ打ちをベースにしながらも、繊細で儚いアコギの爪弾きラインに愁いに満ちたシンセストリングスなどを被せてしっとり感とフロア対応のダンスグルーヴを共存させ、Larry節とも言える郷愁の世界を演出している。更にはLarryがシカゴ出身である事を今更ながら思い出させる"Fingers Acid Edit"は、これぞシカゴの特徴と言える中毒的なアシッドベースを導入した神経を麻痺させるようなディープ・ハウスとなっており、エグいDJセットにも使えそうな癖のあるアレンジになっている。そして最もメロウな旋律を生かしたビートレスバージョンである"Fingers Ambient Mix"は、踊り疲れたフロアの朝方にほっと心を癒してくれるであろう美しき空間が広がるバージョンだ。と様々な作風の"Earth Beats"が収録されているのでDJにも重宝するであろうし、どのアレンジも素晴らしいのでDJでなくとも手元に置いておきたいものだ。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2012/6/23 SALSA SOURCE @ Unit
UNITのHPからの引用では、SALSA - 其れはスペイン語でソースだったりダンスだったり、はたまた楽しさ・面白さを意味する言葉。日本のアンダーグラウンドなクラブミュージックの、そしてテクノ/ハウス/ヒップホップ/ファンクなどの格分野のDJ/アーティストが、一斉に集結した正に色々なSAUCE(SOURCE)が混ざり合うパーティー、それがSALSA SOURCE。UNIT、UNICE、SALOONの3箇所のフロアを使用し360度全方向型のパーティーは各フロアが人でごった返す程に充実したパーティーとなりました。
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| EVENT REPORT3 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Koss / Henriksson / Mullaert - The Mollan Sessions (Mule Electronic:mule electronic cd 22)
Koss Henriksson Mullaert - The Mollan Sessions
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微熱の籠もる有機的なハウスを奏でる高橋邦之のエレクトロニック名義・Kossと、プログレッシヴトランス界隈からテクノ方面にまで人気のあるMinilogueのメンバーであるHenrikssonとMullaertが、スウェーデンにあるMinilogueのスタジオにて行ったセッションを2枚組CDとしてパッケージ化。Kossは静謐で厳かな佇まいのアンビエントを行い、かたやMinilogueも純粋なアンビエント作品をリリースしており、その両者が手を結ぶと一体どうなるのか。CD1では不鮮明な音像に包まれたダウンテンポから始まり、チリチリとしたノイズや奥深い音響がフィールドレコーディングらしい音像を描き出します。そして宗教的な神秘性もあればジャズのグルーヴもありサイケの混沌とした先の読めない世界もあり、セッションと言う偶然性の高い演奏を生かして、徐々に現実離れして潜在意識へとダイブし深い心の奥底へと連れていかれます。中には20分にも渡る4つ打ちのハウスもありますが、ふらふらと波に揺られる浮遊感覚が長く続く中で目まぐるしく展開は入れ替わり、雑食性の高い両者の音楽性が見事に融和していると言えるでしょう。そしてCD2には16分と60分の長尺な2曲が収録されており、特に後者の"Horizon"ではMinilogueとしてのトランス感覚溢れる繊細なメロディーやクニユキの躍動感と生命力に溢れたトライバルなリズムが、そして生演奏とエレクトロニクスが見事に一体化し壮大なダンストラックを形成しています。トライバル・アンビエント・ハウスとでも形容すべき心地良さと力強さを伴い、まるでライブと思う程の臨場感さえ感じられました。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 13:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2012/1/8 Chillout Village 2012 @ 高井戸倶楽部
年末年始のパーティー三昧で疲れた心身をリフレッシュするパーティーがChillout Village。高井戸倶楽部と言う普段はレストランになっている場所でデコレーションに手を掛け、普通のダンスミュージックとはチルな味わいを持つ音楽で、仲間と共に緩い空気を楽しむ、国内屈指のお洒落かつラグジュアリーなパーティーだ。アーティストやDJは国内各所で活躍するおのおのが個性を持った人が呼ばれ、Kuniyuki Takahashi、Yogurt & Koyas、Hikaru、Kensei、Bing、Utsumi、Shhhhh、Q a.k.a. Insideman、Sinnなど贅沢な布陣となっていた。
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| EVENT REPORT3 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2011/11/4 mule musiq presents Endless Flight @ Eleven
mule musiqが送るレギュラーパーティー"Endless Flight"、今回のゲストはmule musiqにも馴染み深いHenrik Schwarzと日本からは高橋クニユキの二人。トラックメーカーとして才能を発揮している二人のライブが同時に見れるのは幸運な機会であり、Elevenへと足を運んできました。建物の前に着くと紫色に輝く"ELEVEN"と書かれたスタンド看板が新たに設置されており、一見さんには分かりづらかった場所にも遂に目印が出来ておりました。
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| EVENT REPORT3 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki - All These Things (Joaquin Joe Claussell Remix) (Mule Musiq:MMLTD5)
Kuniyuki - All These Things (Joaquin Joe Claussell Remix)

3年越しの邂逅、アメリカが誇るスピリチュアルメッセンジャー・Joe Claussellと、その彼とも親交の深い日本の高橋邦之。クニユキがジョーにリミックスを依頼し、本来は2008年のリミックスアルバム"Remixed"(過去レビュー)に収録される予定だったと言う曲が、ようやくアナログのみでリリースに至りました。ま、こんなプロジェクト自体があった事も知らなかったので特段待った訳でもないけれど、7楽章22分にも及ぶこの大作を聴くと妙に神妙な気持ちになってしまう。二人の交流は以前からのものでお互いの気持ちも通じ合っているためか、リミックス自体も原曲のイメージを壊すでもなくオリジナルを更に艶やかに、そして二人のオーガニックな音を調和させた神々しい内容となっております。有機的で心に染み入る手弾きのピアノやしっとりとした吐息の漏れる女性のボーカルはどこまでも儚く、コズミックなSEで天上の高みへと連れてかれながらも、中盤のブレイクではMartin Luther King Jr.の説法も導入されるまさに大作と言うべき展開。22分と長尺ながらもその長さを感じさせるよりも永遠とも思われる優しいグルーヴが続く事への陶酔が勝り、祈りにも似た慈愛へと包まれる事でしょう。クニユキ×ジョーの個性が奇跡的に融合した名曲ですね。裏面にはオリジナルバージョンと、クニユキのアンビエントバージョンも収録。

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| HOUSE6 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki Takahashi - Dancing In The Naked City (Mule Musiq Distribution:MMD14)
Kuniyuki Takahashi - Dancing In The Naked City
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10月にElevenで高橋クニユキのライブを初めて聴いた時、アルバムのメロウな作風からがらりと変わり予想以上にフロアを意識したライブで驚いたものでした。ズンドコと力強いキックを打ち鳴らし躍動感を感じさせながらも、しかしながらライブ感溢れるインプロビゼーション的な演奏を交えた音楽で、人情味と侘び寂びを感じさせるクニユキの作品に通じる点も残しつつ…。その時ご本人からリミックスアルバムを出すよと聞いていたのですが、それが"Waking In The Naked City"(過去レビュー)をダンスバージョンに再構築した本作。ここで聴ける音は確かにElevenで聴いたライブと同じ力強いハウスやダブの加工がされたリミックスで、ジャジーな印象の強いオリジナルよりももっと直線的でフロアでミックスし易いアレンジとなっております。だからと言って単調なクラブミュージックかと言えばそうでもなく、クニユキ自身がキーボードやパーカッション、管楽器を演奏し、そしてフィールドレコーディングまでも取り入れたサウンドは、温かい抱擁力がありながら野性味も感じさせるトライバルな響きもある豊かな音楽性に溢れております。普段よりは感情を押さえ気味で渋さが目立ちますが、所々で曲も軽くミックスされておりクラブらしい臨場感も楽しめるはず。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/10/08 E-NAUT @ Eleven
国内の良質なエレクトロニックミュージックを紹介する東京電子音楽ショーケース・E-NAUT。今回はアルバムをリリースしたばかりのCalmとKuniyuki Takahashiのライブ、そして日本の地下ダンスミュージックシーンの大ベテラン・DJ Noriと本パーティーのオーガナイザー・TAKAMORI K.のDJと素敵な人選だったので遊びに行ってきました。早めに行こうと思ってたところ、家を出る直前に友達からの電話によりElevenへ着くのが遅くなり、到着した頃にはTAKAMORI K.のプレイも終わりかけ…。Paperclip Peopleの"Remake"をプレイしていて、ゆったりとそして官能的な音がフロアに海の様に拡がっていて心地良かった。
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| EVENT REPORT3 | 15:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Waves - Encounter (BEAMS RECORDS:BBR-C-6025)
Waves - Encounter
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かつてはR & Sから作品をリリースしたり、近年はCode E名義でMule ElectronicからもグルーヴィーなテックハウスをリリースしているEbizoと、日本が誇るスピリチュアルなアーティスト・高橋クニユキが手を組んだユニットがWaves。インプロビゼーションを基本としたユニットである為に、ゲストにはIan O'Brienとみどりんの二人のプレイヤーを迎えほぼ生演奏でアルバムを仕上げたとの事。メンバーがメンバーだけに当然クラブミュージック的な要素、テクノやハウス、ディスコな音もあれば、それだけに留まらないインプロビゼーションから生まれる地響きを思わせるベースラインや躍動感のあるドラムス、熱い感情が湧き出たギターなども入っていて、彼らの思惑は成功したと言えるであろう。そして曲によってはIan O'Brienが作曲から参加している事もあり、クラブミュージックにはあまり見受けられないふくよかなコード感があったりと、クラブのフロア以外で聴いても十分に聴き応えを感じさせる音楽と言える。むしろその拡がりを感じさせる開放的な音は、開放的な野外ライブにこそ映える内容で、ライブが醍醐味なユニットに違いない(そう言えば春の渚にも出演してました)。自然体な4人のアンサンブルから生まれた音楽は、清々しく、そして温かい人情に溢れている。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Koss - Ocean Waves (Mule Electronic:Mule Electronic 68)
Koss - Ocean Waves
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高橋クニユキが実験的な音を追求するエレクトロニックユニット・KossのリミックスEP。収録曲全て"Ancient Rain"(過去レビュー)から"Ocean Waves"のリミックスとなっておりまして、どれもよりクラブ仕様な調理がされております。クニユキ自身による"Return To Ring Mix"は、マリンバが瞑想的な世界を演出するスローなディープハウス。煙がモクモクと立ちこめるように視界は遮られ、暗く深淵な洞窟へと誘われるようなアンビエンスでもあります。もう一つ"Mercury Dub"もクニユキ自身のリミックスで、こちらはトランス風な上物がサイケデリックに響くダンストラック。淡々と、そしてじわじわとエクスタシーを誘発するトリッピーなリミックスですね。で今回ぶっ飛んだリミックスを提供してくれたのがMinilogue。"Minilogue Moves The Waves To The Woods"は10分以上に及ぶ長尺なトラックで、潜水艦の中で金属音が乱反射するようなサイケデリックでミニマルでダビーなテクノを披露。多段に反射するエコーが最高に気持ち良くて、なのにドロドロした不気味な感覚もあり、恍惚と不安の狭間を彷徨う様です。これはクラブで聴いたら相当ヤバイ事になりそうな予感。

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| TECHNO7 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Henrik Schwarz - Live (Studio !K7:!K7220CD)
Henrik Schwarz - Henrik Schwarz Live
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今やベルリンテクノを代表すると言っても過言ではないINNERVISIONSの最重要メンバーの一人・Henrik Schwarzのライブ盤は、自身の曲や自身が手掛けたリミックスを使用したライブミックス。これがテクノやハウスと共にジャズやファンク(例えばJBやSun Ra、Kuniyuki Takahashiなど)までおさえた選曲で幅広いながらも、漂う香りはブラックマシーンソウルと言ったどす黒いグルーヴが渦巻いていて興奮が収まりません。アシッディーで不気味な雰囲気の漂うシカゴ系、流麗な黒光りするテックハウス、汗臭い熱を帯びたファンク、感情を揺さぶる歌物ディープハウスなどが目まぐるしく展開し、フロアの興奮を感じさせる上げ下げの効いた展開が広がっていきます。色々なジャンルからの選曲となっているものの、だいたいは本人が関与した曲の為かとっ散らかった印象は無く、むしろ夜の妖艶さが滲み出るアダルティーな感覚に統一されております。そして血沸き肉踊るライブ感もありながらクールな感触はドイツらしくも、この艶のあるエロさや鈍く光る黒さがドイツのシーンから出てきたと言うのは、今でも不思議な程に意外性があります。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 11:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Kuniyuki Takahashi - Waking In The Naked City (Mule Musiq Distribution:MMD13)
Kuniyuki Takahashi - Waking In The Naked City
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生演奏と電子の有機的な絡み合い…と言っても今更珍しくもないでしょうが、それでも高橋クニユキの奏でる音楽からは血が通っていると言わざるを得ない温かさが伝わってくる。前二作においてはハウスやクラブサウンドとの接点を保ちながらクロスオーヴァーな作風を見せていましたが、三枚目となる新作ではもはやクラブミュージックと言う方向を意識する事も無くなっている様に思える。出だしの"Once Again"はどこを聴いてもジャズじゃないか!そう本作にはジャズピアニストの板橋文夫、そしてクラブシーンで大人気のHenrik Schwarzらも参加し、本格的にセッションやライブ感を打ち出して来ている。正直な感想を言うと多少方向性が変わった事で戸惑いもあるが、しかし柔軟で繊細に生き生きと鳴るピアノの音や渋みが滲み出るギターを聴くと、ジャンルがクラブミュージックであろうがなかろうが心に響く音と言う意味では変わってないなと感じさせられる。美しいとか小洒落たとか上品とかじゃなくて、ほのぼのと胸の奥にしまっておきたくなる様な泥臭さと温かさ溢れる音楽なんだ。ノスタルジーが手からこぼれる様に流れ出して、空間に切なさが満ちていく。人間だからこそ奏でられる音って、きっとこんなんだ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 10:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2008/10/13 NAGISA MUSIC FESTIVAL @ ODAIBA OPEN COURT
Derrick Mayが渚に出演すると言うので前売りチケットを買ってしまった。そうしたらその後に、代官山AirでDerrickがロングセットをやると言う情報が公開された。そう言った情報は先に公開してくれないか?Airでロングセットが聴けるなら、わざわざ渚には行きませんよ。だいたい前売りチケットを持っているのに当日客と同じ列に2時間以上も並ばされると言う最悪の運営をしていた渚ですから、嫌な思い出があって金輪際行かないなと思っていたんですよ。ま、しかし前売り買ってしまった訳だし、それならそれで渚を楽しめばいいやと気軽な気持ちで出陣。1時頃に会場に着いたけれど5分位しか待たずに入れたので、少しは運営も改善されたみたいですね?
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| EVENT REPORT1 | 08:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Koss - Ancient Rain (Mule Electronic:MED13)
Koss-Ancient Rain
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ここ数年の躍進ぶりは目を見張る物がある高橋クニユキですが、そんな彼のエレクトロニックな音楽をリリースするKoss名義の新作が登場。本人名義ではオーガニックで柔らかな音色を響かせるハウスをやっておりますが、このKossでは電子的でありながら有機的でもありややアンビエント寄りの音を主軸としております。本作では前作までの長尺の作風は封印しどれも10分以下に収まるコンパクトな内容になった分、大作志向が苦手な人にも聴き易くなりましたが、アルバムを通して一つの音楽となる様な流れがあるので決して壮大な世界観が無くなった訳ではありません。また"古代の雨"と言うタイトル通りどこか原始の森や太古の草原の景色が浮かび上がるその音像は、地球に存在する人間や動物の生命の循環や進化と同調していて、地球のうごめく胎動を感じさせてくれます。ここには湿った空気、降り注ぐ雨、大地の躍動が存在していて、その超自然の中で人間は生きている事を改めて実感するのでした。体や心に溜まった邪気や雑念を洗い流すのは、"Ancient Rain"。それは聖なる癒しの雨。きっとこの音楽は、日常に疲れた貴方の心に一時の安らぎを与えてくれる事でしょう。

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| TECHNO6 | 21:15 | comments(0) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2008/09/05 (FRI)
SQ presents AGORIA WORLD TOUR'08 @ Unit
DJ : Agoria, R.i.v.e.r, Dr.Shingo

2008/09/06 (SAT)
FLOATRIBE @ Unit
DJ : Kaoru Inoue, Kentaro Iwaki
Live : Kentaro Iwaki×Toshizo×Nori

2008/09/12 (FRI)
PUBLIC IMAGE @ Mado Lounge
Special Guest DJ Set : First Transmission From Jeff Mills
Live : Ryo Murakami
DJ : Akr, Sisi, Zuyack

2008/09/13 (SAT)
MINUS CONNECTED #04 -PLUS8 SPECIAL
DJ : Adam Beyer, Akr

2008/09/19 (FRI)
Endless Flight @ Unit
Guest Live : Isolee
Live : Koss aka Kuniyuki
DJ : KZA, Toshiya Kawasaki

2008/09/19 (FRI)
In:Flame @ Air
DJ : RAUDIVE a.k.a. Oliver Ho, DJ Sodeyama, Takuya

2008/09/20 (SAT)
NIXON presents "om:tokyo" @ Liquidroom
DJ : Mark Farina、J-Boogie、Anthony Mansfield、Groove patrol
Live : Samantha James

2008/09/22 (MON)
CHaOS @ Womb
DJ : Fumiya Tanaka, Zip

2008/09/26 (FRI)
AIR 7th Anniversary [01] @ Air
DJ : Ken Ishii, Kaoru Inoue, Ryota Nozaki, DJ Sodeyama, ☆Taku Takahashi

2008/09/26 (FRI)
Taicoclub Presents So Very Show! @ Womb
DJ and Live : Jimmy Edgar
Live : De De Mouse
DJ : Kaoru Inoue

2008/09/27 (SAT)
WOMB Presents W @ Womb
DJ : Steve Bug, DJ Wada

2008/09/27 (SAT)
Directions @ ageHa
DJ : Funk D'Void, Osamu U

2008/10/04 (SAT)
CLASH39×STANDARD @ ageHa
DJ : Francois K., Ken Ishii

2008/10/04 (SAT)
Animismic ~Deep Spiritual and Organic~ @ Unit
DJ : Ron Trent, DJ Olive

久しぶりのジェフミルズ。2010年1月1日12:01AMに東京に帰還するらしいけれど、2009年〜2010年はカウントダウンで来日って事ですよね?それまではもうジェフは来日しないそうなので、今回は何としても行かないと。10月4日はフランソワ、ケンイシイ、ロントレントが被ってしまった。迷うなぁ…。
| UPCOMING EVENT | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki Takahashi - Remixed (Mule Musiq Distribution:MMD07)
Kuniyuki Takahashi-Remixed
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札幌発の心温まる音楽家・高橋クニユキのリミックスアルバムが登場。ハウスのフォーマットを元に自然的・有機的な音で心の奥底まで響かせるトラックは既に海外のアーティストからも賞賛を浴び、日本においても既に注目に値すべきアーティストに成長しております。今回は著名なアーティストがリミックスを提供していて、Cobblestone Jazz、Theo Parrish、Henrik Schwarz、Chateau Flight、A Mountain Of One、Tony Lionniらと大変豪華な人選。圧巻はやはりTheo Parrish、やばいですね。14分にも及ぶ超大作のリミックスを披露しているのですが、ざらつきのあるローファイなリズムトラックが煙たく、ねちっこいグルーヴは期待通り。フランスのお洒落かつ変態ユニット・Chateau Flightも彼等らしく、奇天烈なピコピコサウンドが何とも可愛らしい見事なフレンチエレクトロを聴かせてくれます。Tony Lionniと言う人は全然知らないのですが、オーガニックなディープハウスを披露。原曲にあったフルートやピアノの旋律を壊す事無く生かして、正当派な4つ打ちに仕上げ心地良い横揺れグルーヴを生み出しています。そしてクニさん本人も新曲やリミックスを提供していますが、本人がリミックスした"All These Things"は、まるでJoe Claussellみたいなスピリチュアルハウスで、広大な大地に包容される様な優しさに溢れています。その他にも素晴らしいトラックが多く収録されていて、十分に聴き応えのある力作ですね。

残念なのはリリースが延長された挙げ句に、元々収録予定だったMoodymannとTokyo Black Starのリミックスが削除されてしまった事。一体何があったんでしょう。。。

HMVのサイトでクニさんによる全曲解説はコチラ

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
UPCOMING EVENT
2008/01/25 (FRI)
Taicoclub Presents So Very Show! @ WOMB
LIVE : Sleeparchive, Kuniyuki Takahashi
DJ : Fumiya Tanaka, Foog

2008/01/25 (FRI)
SQ presents FINE : Frogman “Cold Sleep” Party @ UNIT
SPECIAL LIVE SET : Quadra (a.k.a. Hiroshi Watanabe / Kaito), Hitoshi Ohishi
DJ : Kagami, Taichi Master, Toby

SALOON (B3F)
DJ : C.T. Scan (a.k.a. CMJK), Hirofumi Goto (a.k.a. Rondenion), Susumu Yokota, KEN=GO→
SPECIAL LIVE SET : Hulot, Jun Yamabe (a.k.a. Mexico), Riow Arai

2008/01/26 (SAT)
FACE presents ANDRE COLLINS JAPAN TOUR 2008 @ YELLOW
DJ : Andre Collins, Ryo Watanabe

2008/02/02 (FRI)
LUKE SOLOMON "The Difference Engine" Release Tour @ YELLOW
DJ : Luke Solomon, Remi

2008/02/07 (THU)
SPiN30 : ElecTek @ YELLOW
Guest DJ : Rennie Foster
DJ : DJ Khadji, Shigeru Tanabu

2008/02/08 (FRI)
Orbdjsessions feat. Alex Paterson & Thomas Fehlmann @ UNIT
DJ : Alex Paterson & Thomas Fehlmann

2008/02/08 (FRI)
King Street Sounds presents Kerri Chandler Japan Tour @ YELLOW
DJ : Kerri Chandler

2008/02/10 (SUN)
Deep Space @ YELLOW
DJ : Francois K.
LIVE : Henrik Schwarz, Kuniyuki Takahashi
| UPCOMING EVENT | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2007
来たるべき大晦日が遂にやってきました。今年は特に年末年始は予定が無いので、今日はDynamite!!でも見ながら酒を飲みつつ年を越そうと思います。ちなみにロシアン皇帝VSチェ・ホンマンなんて、でくの坊のチェに勝ち目なんてねーだろ。何て言いながらチェが勝ったらどうしよう…。そう言えば今年は長年お世話になってきたシスコがクローズしたり、クラブ営業への圧力が一層高まったり、クラブミュージックがどんどんと良くない状況になっているのを感じました。元々一般人には馴染みのない世界、音楽なのに更に追いつめられてどうしようもない状況ですな。まぁ中には一般受けにヒットしてるアーティストもいるので、今後はよりアンダーグラウンドとオーバーグラウンドで境が出来ていくのでしょうか。とにかく真夜中のクラブ営業だけは、法を改善して問題を無くして欲しいですね。何で24時間営業の居酒屋で飲むのは合法で、クラブで夜中に踊るのは違法なんでしょうね?意味の無い法律は必要ありません。

無駄口が続きましたが、これから2007年のマイベスト作品を紹介致します。でも昨日掲載した売上ベストに出ている作品は敢えて外してあります。それらの作品でも自分の年間ベストに入っている物はありますが、折角なので今日はそれ以外を紹介したいと思います。ベタなチョイスではありますが参考にして頂ければ幸いです。

それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 17:00 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Kuniyuki Takahashi - All These Things (Mule Musiq:mmd5)
Kuniyuki Takahashi-All These Things
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世界における日本の音楽の評価は一般的に低いと思われますが、クラブミュージックのみは世界標準を保っている素晴らしき現状。そして又しても日本がそのクラブミュージックの層の厚さを世界に示す事になるのが、この高橋クニユキの2NDアルバムです。いやしかし、ハウスを基調にしたオーガニックなサウンドではあるものの、これをクラブミュージックのみにカテゴライズしてしまうのは失礼な位素晴らしき内容です。今までもバンドアンサンブルを意識した人間味のあるハウスは数あれど、更にその上を行く年を経て滲み出る味わいと豊潤な情熱は間違いなく最上級の物。特に注目すべきは哀愁を奏でるスパニッシュギターと静謐ながらも彩りを飾るピアノの音色で、ただただその美しさに耳を惹かれサウダージを呼び起こされる事は間違いないでしょう。スピリチュアルと言うのも良いでしょうし、オーガニックとも言えるでしょう。またディープハウスであり、クロスオーバーな作品でもあります。しかしそれ以上に大事な事は、高橋氏の音楽への愛、そして人への愛が素直に伝わってくる作品である事。音楽に大事な事は技術以上にどれだけ音に心を注ぎ込めるか。そうゆう意味では、本作は高橋氏の真心100%で構成されております。四の五の言わずにこの音楽は皆に聴いて欲しいと思います。



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Saikoss - Kossaiko (Mule ElectronicMED08)
Saikoss-Kossaiko
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スピリチュアル、クロスオーバー、エレクトロニック、オーガニックなど色々な表現が当てはまる日本の高橋クニユキをご存じでしょうか。KOSS名義ではトリッピーでアンビエンスなミニマル作品を、そして本名名義では壮大で自然回帰的なハウスをリリースし、去年辺りから一躍注目を浴びているアーティストです。異なる名義で上手く異なる音の表現を行い、両者で高い評価を得ていて非常に奥の深いアーティストだと思います。そしてそんな彼とCrue-L Recordsで活躍する女性ピアニスト・塚本サイコが手を組んだのが、その名もSaikoss。役割は塚本がピアノ、KOSSがエレクトロニクスと完全分業制ですが、基本的にはピアノが織りなすサウンドスケープと言えば良いのでしょうか。物静かで厳かなピアノに対しエレクトロニクスは奥深い景観とゆったりとした時間軸を被せて、現実の世界から解き放たれた時間も地平の果ても無い唯一無二の世界へと引き込むのです。映画のサウンドトラックか、安く言えばヒーリングミュージックとも冠せられてしまうような心地良さがありますが、凛とした気高い美しさは決して色褪せる事無く輝き続けると思います。きっと塚本だけでも、またKOSSだけでも成し得なかった二人の相乗効果が生み出す美しい世界は、日々疲れた現在人を癒す事の出来る優しい音楽です。

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| ETC2 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2007/03/16 (FRI)
Taicoclub Presents Innervisions @ Womb
Live : Nathan Fake
DJs : Ian O'Brien(Live + DJ Set), Kaoru Inoue, Force Of Nature

2007/03/20 (WED)
mule musiq 3rd anniversary party meets KOMPAKT NIGHT @ UNIT
Live : Saikoss (Saiko Tsukamoto aka Museum Of Plate & Kuniyuki Takahashi),
code e, Koss aka kuniyuki Takahashi
DJ : Michael Mayer, Toshiya Kawasaki

2007/03/23 (FRI)
TECHNASIA presents X PARTY @ WOMB
LIVE : Joris Voorn
DJ : Technasia

2007/03/30 (FRI)
TRI-BUTE 3RD Anniversary @ ageHa
Arena
Special Live Set : Chab, Spirit Catcher
Island Bar
DJs : Q-Hey, Mayuri

3月に気になっているイベントはこれ位かな。WIREで事情があってヨリスヴォーンのライブを聴けなかったので、今度こそは聴きたいです!最近注目株のSpirit Catcherのライブも気になるなー。
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
A Year of Mule Electronic (Mule Electronic:med03)
A Year of Mule Electronic
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Kompaktがディストリビュートする日本のレーベル・Mule Electronic。Koss(Kuniyuki Takahashi)、Dublee、Terre Thaemlitz、Code Eなどを擁する新興レーベルで、Kompaktの支援もあるせいかやはり音にもKompaktを思わせるミニマルで幻想的な空気が漂います。なかなか日本から世界に羽ばたくレーベルは出て来ませんが、Mule Electronicは今までのリリースを見る限りだと質は結構高いんじゃないかと思っています。2005年にレーベルは発足したのですが、2006年には早速レーベルの傾向を知る為のコンピレーションが登場しました。幕開けは塚本サイコに依る全くエレクトロニックでは無い、ピアノソロ曲。でもとても神秘的で美しく、静寂の中にゆったりとした時間が流れていくようで良い曲です。2曲目のKossは、ミニマルなリズムトラックにアンビエントな上物が載った浮遊感のあるテクノ。奥深さを感じさせる音響が心地良く、これまた素晴らしいですね。3曲目のDubleeはモロにクリックハウスで、この系統のお手本らしい作りです。6曲目はまたKossですがリミックスをKarafutoが行っていて、田中フミヤらしいスカスカのクリック+ミニマルになっています。都会的で上品、知的さを醸し出す彼らしいリミックスですね。7曲目はまたもDubleeですが、リミックスはなんとKompaktの御代・Thomas Fehlmann。悪い訳が無いのは当たり前、それ以上に研ぎ澄まされたシンセサウンドが薄いレイヤーの様に延びていき幻想的な世界を見せつけます。最後にはエレクトロニカで一時期注目の的だったWechsel Garland(懐かしいなぁ)ですが、意外にもテクノっぽい4つ打ちサウンドでそこに牧歌的な和やかさを取り込んだ愛らしい曲です。アルバムを一通り聴くとMule Electronicの音を言う物をはっきりと感じられましたか?やっぱりKompaktと通じるセンスを感じましたが、如何でしょうか。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Koss - Live Ring (Sound Of Speed:SOSCD04)
Koss-Live Ring
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さて、昨日紹介したKuniyuki TakahashiことKossですが、以前にリリースした「Ring EP」(過去レビュー)のライブ盤も出ています。2000年7月1日、以前はクラブイベントも行われていた青山CAYでのプレイを収録した物ですが、相変わらずの5曲50分と長尺なプレイ。昨日紹介したアルバムと異なる点は、このライブではビートがはっきりと明確な事。終始ハウス調の4つ打ちが持続されて、永続的な快楽を引き起こすには充分。無機質に持続されるビートの上を、螺旋階段の様に上ったり下ったり永遠に終わりの無い幻想的なシンセサウンドが反復を繰り返します。こりゃセカンドサマーオブラブ真っ盛りなアンビエントハウスとでも申しますか。また音の一つ一つに柔らかみがあり丸みを帯びていて、耳当たりが優しく心地良く聞けるのも嬉しいですね。しかしマシンが生み出す音なのに、この人が発する音は暖かみが感じられるね。なんとなく彼の人柄も温和そうに思えてしまいます。これを聞いて微睡みの世界に落ちてしまいたい。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Koss - Four Worlds Converge As One (Mule Electronic:MED06)
Koss-Four Worlds Converge As One
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はぁ〜、やっと自信を持って紹介出来る久しぶりのアンビエントミュージックがリリースされましたよ。北海道を拠点にオーガニックでディープなハウス作品をリリースするKuniyuki Takahashiさんは、電気的でよりミニマルな面を強調したKoss名義でも活動していて、ドイツ・Kompaktとも共振する和製レーベル・Mule ElectronicからKossの新作を届けてくれました。まず驚くべきは4曲収録で計77分と言う、かなり壮大な展開が予想される長尺な作り。そして4曲は4つのエレメント「水、火、空気、大地」を表し、またそれは「北海道、本州、四国、九州」で感じた物が、それぞれ反映されているのだとか。では実際に中身を聴いてみると…圧巻はオープニングの「水」。30分近くもある曲なのですが、殆ど展開も無くただゴォーっとシンセが鳴り響くのみ。空気の揺らぎの如く、薄いシンセ音もゆっくりとゆっくりと揺らぎを繰り返すのですが、この余りにも深淵で美しい世界はMike InkのGas名義を彷彿させます。時々コポコポと水の様な音も聞こえてきて、延々と変わらない時間の中で体の中から癒されますね。「火」ではじっくりとか弱く萌える炎の様に、静かな佇まいの中にも徐々に変わりゆく変化が聞こえます。業火では無く、ローソクの火の様な静けさです。「空気」はフレッシュで清々しい空気が満ちていき、ストリングスが取り入れられSteve Reichを思い出させるミニマルミュージックを聞かせます。そして最後の「大地」では、予想通りと言うべきかパーカッションが蠢く大地を表現し、地球本来の生命力を感じさせます。地球の全てを包括する深淵さが、ここに聞こえるのです。Koss名義では電気的と言いましたが、今作ではその中に自然の温かみも含まれていて、全く無機質ではなくそれどころか有機的です。寝る時に良い塩梅に効くヒーリングアンビエントですね。また4つの曲を同時にプレイすると新たな1曲になるそうなのですが、誰か実践してくれないでしょうか…。

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kuniyuki Takahashi - We Are Together (Mule Musiq:mmd03)
Kuniyuki Takahashi-We Are Together
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○○が支持しているなんて紹介を見るとついつい手を出しちゃう人がここにいます、はい私です。だってJoe Claussell、Ian O'Brien、Larry Heard、Laurent Garnier、Alex From Tokyo、井上薫ら大勢のアーティストが賛辞のコメントを寄せているんですよ。そりゃね、多少は商業的な事があるのは分かってるけど、やっぱり良くなければコメント自体も残さないだろうとは思いますよ。つー事でこのアルバムを買いました。Kuniyuki Takahashiは札幌を拠点に活躍するアーティストで、今まではDego(4 Hero)のレーベルコンピやIan O'Brien監修のコンピに曲を提供したり、Ananda Projectのリミックスを行ったり、意外な所で活躍していたアーティストです。またはKOSS名義ではラップトップをフル活用した壮大なサウンドスケープを描き出したりもいていて、最近名前も知られて来ている様になっていました。そしてこの本人名義では、相当にネイチャー志向に傾倒したディープハウス〜クロスオーバーな作品を感動と共に送り出しています。ここではプログラミングと共に人力によるパーカッションやドラムス、ギター演奏を中心として、地球と言う大地に根ざした繊細かつ躍動的な音楽を奏でています。一般的にはハウスと言うジャンルに属する雰囲気に近いのですが、地球とシンクロしたその鼓動は僕らの周りに存在する自然音その物。きっと太古に人間が感じた地球本来の音色を、このアルバムからも感じ取れるのではないでしょうか。「We Are Together」とは人間だけでなく、周りの動物やそして地球までもを含めた事であり、そしてこれを聴く者も一緒だと言う事であるに違いない。北海道の有名なクラブ・Precious Hallへのトリビュート曲であるアフロかつダブな「Precious Hall」、また大地へと同化してゆく儚い「Earth Beats」は一聴の価値有り。じわじわと心の中に大地の音が浸食してきます。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:30 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Koss - Ring (Mule Electronic:MUELCD002)
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KompaktディストリビュートによるMule Electronicから、天使のブラならぬ天使の羽の様な快適性を持ったアルバムが届けられました。以前にもアルバムは出ているようですが、これが世界規模でのデビュー盤。6曲のみの収録ですが総時間は60分超え。完全にリスニング向けで、まどろみに陥るにはぴったりな作品です。ディレイを繰り返し少しずつ音階が変化していく様はSteve Reichの様であり、まるでこのCDを掛けている間だけ時間の進み方が遅くなっている様です。アンビエントな音ではあるけれど、ずぶずぶで重厚な作りではありません。暖かみのある音が心地良く繰り返し、瞑想の世界に彷徨い込む様です。イベントのアフターアワーで火照った体をさます時に聴いてみたり、日曜の午後にちょっと都会の喧騒を忘れたい時に聴いてみたり、そんな感じで癒しが必要な時にぴったりです。Kompakt好きには間違い無いでしょう。

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収録曲が被ったKoss-Live Ring EPなんてのもあります。
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| TECHNO2 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |