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Pampa Records Vol.1 (Pampa Records:PAMPALP011)
Pampa Records Vol.1
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レーベル初のショーケース・コンピレーションとは謳いながらも、レーベル外からもアーティストを招きこのアルバムの為に新曲を提供させて、しかしそれらは最終的には適切にレーベルらしい音源に纏まっている…という作品がドイツはベルリンのPampa Recordsのコンピレーションだ。2009年に設立とまだ7年程の運営ながらもレーベルを主宰するDJ Kozeを筆頭にAxel BomanやNathan FakeにLawrence、奇才と呼んでも差支えのないIsoleeにRobag Wruhme、マイナーながらも可能性を秘めるDurerstubenにDntelなど多くのDJ/アーティストの作品をリリースしてきたが、それらは単にDJとしての機能性だけではなく捻くれて奇妙なポップ性も包括した作風を確立した点で、Pampa Recordsのオリジナティーを認めさせた。当然そんな音楽性は本作にも存在し、フォークシンガーであるLianne La Havasの曲を奇才・Herbertがリミックスした"Lost & Found (Matthew Herbert Remix)"は、甘く清純な歌とポップな旋律に遊び心も感じられる構成があり、そしてダンス・ミュージックとしての滑らかに流れるハウスビートが心地良いグルーヴを生む。アルバムの中で最もポップでメランコリーなのはAdaが手掛けた"You And Me"であり、キュートで囁くような女性ボーカルとほっこりと暖かいシンセのメロディーが可愛らしい旋律が絡み合い、パーティーの朝方に使えばフロアを優しさに包み込むだろう。Pampa組のDntelは"Snowshoe"はチョップ気味なピアノや浮かんでは消える荘厳なシンセの動きが不思議なハウスを提供しており、奇妙な響きの中から優美な輝きが零れ落ちるようで、ユーモアと芸術性が混在している。Pampa外からの参入で目を見張るのが支離滅裂な電子音楽を創造するGold Pandaで、彼にしては随分と整ったハウスビートを刻む"Black Voices"は、しかしエレガントなストリングスが舞い踊り耽美なピアノが控えめに装飾する上品なダンス・ミュージックになっている。またメジャー側からはJamie XXが参加し、Kosi Kos(DJ Kozeの変名)と共同で"Come We Go"を手掛けているが、キラキラとしたレトロフューチャーなディスコの世界観と端正な4つ打ちにDJ Kozeの捻れた音響を持ち込んだ作風は、その奇妙さがやはりPampaらしくなるのだ。これら以外にも多数のアーティストが多様な音楽性を披露しており、それらは尚ポップとユーモアな感性を同居している点でDJ Kozeのレーベルを運営する上での審美眼が冴えており、本作によって信頼の置けるレーベルとしての評価を更に得るだろう。



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| TECHNO12 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Lawrence - Yoyogi Park (Mule Musiq:MULE MUSIQ CD 54)
Lawrence - Yoyogi Park
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代々木公園というタイトルが付けられた本作を手掛けたのは、Smallville Recordsを代表するアーティストであるPeter KerstenことLawrenceだ。自身でもDailを主宰する傍ら、デトロイトやシカゴに影響を受けながら透明感のある綺麗なディープ・ハウスの制作も行い、ドイツはハンブルクにてSmallvilleの地位を高める事に貢献している。本作はSmallvilleのアートワークを手掛けるStefan Marxとのコラボレーション3部作の最終作という位置付けで、09年の"Until Then, Goodbye"(過去レビュー)や14年の"A Day In The Life"(過去レビュー)のシリーズと同じく「何気ない日常」を綴った内容との事。だがしかし、一連のシリーズの中では最もダンスフロアを意識した音楽性となっており、彼らしい幽玄なディープ・ハウスを表現しつつもシリーズのベッドルームな雰囲気からは一転し、機能的なビート感が前面に出ている。透明感のある薄く繊細なシンセが美しいレイヤーを見せる"Marble Star"からして、しっかりと安定した4つ打ちのビートが軸となり、淡々とはしながらもその方向は真夜中のダンスフロアだ。前作に収録されていた"Nowhere Is A Place"や"Blue Mountain"も、そこでは眠気さえも誘うような心地良いサウンド・スケープであったが、本作では端正なリズムが被せられ非常にクールに装いつつもミニマルな展開でずぶずぶと深みにはまっていくようなアレンジが施され、元は同じ曲でも随分と異なる効果を引き出している。しかしまあダンスフロア向けだとは説明したものの、Marxによる代々木公園の10ページにも及ぶモノクロのアートからも感じる通り、音自体に無駄はなく研ぎ澄まされてある種の枯れた感を発する世界観は享楽的なダンス・ミュージックとはまた異なるものだ。"Tensui"の滴り落ちる耽美なピアノの音色や厳かで静けさを伴うシンセが広がるディープ・ハウスを聞けば、汗が飛び散り熱狂に包まれるフロアではなく、むしろ酒を嗜みながら音をじっくりと楽しむラウンジが似合うと、想像するのは容易い。表に感情を出し過ぎる事なくやや冷気を伴ってはいるものの、仄かに情緒を秘めている点でLawrenceらしさが存分に発揮されている。



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| TECHNO12 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Smallville Way - 10 Years (Smallville Records:SMALLVILLE CD 10)
Smallville Way - 10 Years
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ドイツのハウスシーンで盤石の地位を築き上げたハンブルクのSmallville Recordsは、元々はレコード屋から始まったレーベルだ。デトロイトやシカゴ、そしてUSのディープ・ハウスなどを積極的に販売していたそうで、そういった背景を知ればレーベルとしてのSmallvilleの音楽性も、何となくは理解出来るのではないだろうか。派手な作風は殆ど見受けられず、静謐な佇まいと内向的な落ち着き、そして欧州の洗練された美も兼ね備えたディープ・ハウスを売り物とし、ドイツにてミニマルが隆盛を誇っていた時代もハウスの作風で地道に基盤を固めていた。その結果としてSmallvilleの音楽性は、ぶれる事なく確立され信頼に足るレーベルにまで成長した。そんなレーベルの設立10周年としてリリースされた本作は、今までレーベルに携わってきたアーティストによる新曲が収録されている。レーベルの主力として活動しているChristopher RauやMoominにSTL、そしてレーベルの主宰者であるLawrenceやSmallpeople(Julius Steinhoff & Just von Ahlefeld)、他にもレーベルに初めて顔を出すKornel KovacsやTilman Tausendfreundなどが名を連ねており、初めてSmallvilleに手を出す人にも元々好きだった人にも大変便利な一枚であろう。幾つか気になった曲を紹介しようと思うが、ややテクノやダブにも接近するSTLによる"Leaving Peaceful"は、多段になったような揺らめく残響がうっすらと官能すら発するダブ・ハウスで優美な陶酔さえ感じられるだろう。生っぽいざらついたハウスビートと朗らかで優しく撫でるようなシンセのメロディーが用いられたMoominによる"I Whisper A Prayer"は、そのすっきりと無駄の無い構成だからこそメロディーがより際立つ作風だ。そんな中でJacques Bonはシカゴのアシッド・ハウスを思わせる粗いリズムとアシッド・ベースを用いた"Tribute To You"を提供しているが、それでもファンキーと言うよりはねっとりと深みにはめるようなディープ・ハウス色を何とか保っているのが面白い。ただやはりSmallvilleらしい作風というのはRVDS & Rauによる"Umbe Data"みたいな、繊細で控えめの情緒的なメロディーとかっちりと刻まれるハウス・ビートを基調にした曲で、吐息のような官能的なスキャットも加わって甘く耽美な世界観を確立している。Smallvilleを知らない人は先ずは本作を手掛かりとして聴くのはうってつけであり、特に真夜中の騒がしいパーティーに馴染めない人でも、このしっとりと情緒深いハウスは部屋の中で落ち着いて耳を傾けるのにも適しているのだから、これを機会に聴いてみて欲しい。



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| HOUSE11 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Lawrence - A Day In The Life (Mule Musiq:MULEMUSIQ CD 46)
Lawrence - A Day In The Life
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ヨーロッパのLarry Heardとも称されるハンブルグで活動するPeter KerstenことLawrence。Smallville RecordsやPampa Records、そして自身で主宰するDial Recordsなどから実に慎み深く内向的なテクノ/ハウスを世に放っているが、彼の音楽の一部としてアンビエントな要素も特筆すべきだろう。この新作は予てから付き合いのあるMule Musiqを主宰するToshiya Kawasakiと、アートワークを担当したStefan Marxとの10年にも及ぶ交流の結果として生まれたそうで、アンビエント・ミュージックとアートワークに対する愛情を示した作品だとLawrenceは述べる。そう、このアルバムはアンビエント・ミュージックに焦点を当てた作品であり、一切のビートは入っていない。元々の作風としてビートが入ったものでも柔らかく穏やかな音色や落ち着いたテンションが特徴だったので、ではビートが一切入ってないからといって特に違和感がある筈もなく、Lawrenceらしい音楽性が見事にアンビエントに溶け込んでいる。タイトルである"日常のとある一日"、正にその通りなリラックスした穏やかな音色の浮き沈み、いつの間にか空気に溶けこむような意識させない展開は、日常の中に常に気付かずにいながら存在するようなBGMのようでもある。もしくは宇宙における無重力空間でひっそりと瞬く星のように、ひっそりとした空間からぼんやりと浮かび上がる音の粒は、もはやアンビエントという枠を越えて沈深なサウンド・スケープだ。一切の棘もなく静かに体の隅々まで染み渡るような無垢なサウンドは、感情の揺らぎをも生じさせずにただただそこに存在するだけのような、正に日常を感じさせる。決して快楽的なり明るい音楽性ではないが、むしろ真夜中にひっそりと聞きたくなるような鎮静作用のある幽玄なアンビエントとして、ベッドルームで静かに流していたい。



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| TECHNO11 | 17:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
I'm Starting To Feel Okay Volume 6 10 Years Edition (Mule Musiq:MULE MUSIQ CD 44)
Im Starting To Feel Okay Volume 6 10 Years Edition
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本作のリリースにより何時の間にか日本発のMule Musiqが、設立10周年を迎えていた事に気付いた。そこで思うのは、日本に於いては個々のアーティスト活動は海外からも認められながらも、しかしダンス・ミュージックのレーベルが世界規模で運営を継続する事は非常に稀な事で、世界的に認められるレーベルはなかなか育たない。だがMule Musiqに関していえば傘下のMule ElectronicやEndless Flightなどを含めると、テクノ/ハウスだけに限らない音楽性と知名度に頼らない国内外の実力あるアーティストを起用する事で、多様性を伴うダンス・ミュージックを世界に展開してきている。インディペンデントな立ち位置を守りつつも世界へとダンス・ミュージックを発信する役割を担うMule Musiqの活動は、嘘偽りなくシーンの中で重畳な存在になっている。さて、そんなレーベルの10周年、そして「I'm Starting To Feel Okay」シリーズの6作目は、遂に2枚組へのボリュームへと発展した。国内勢ではKuniyukiにGonno、KzaやThe Backwoods、海外勢ではFred PやEddie Cに新鋭のMatt KarmilやMuskまで、手広く新旧実力あるアーティストの新曲を収録してMule Musiqの魅力をあまねく披露している。CD1はディープめのトラックからビートダウンにミニマルな作風が多いが基本はハウスのグルーヴで纏められており、CD2はニューウェーブやディスコにクラウトロックなどの影響も見受けられるダンス・トラックが中心かと思うが、特にどの作品からも感じるのは流行の音に寄り添う印象は受けずに(レーベル性・アーティスト性として)自分たちの音を持っている事だ。これだけレーベルが大きくなれば多少なりとも商業的な面が出てくるのは少なくない事だが、しかしMule Musiqにはそれとは相反する普遍的でありかつアーティストの個性を尊重する姿勢が伺えるのだ。規模が大きくなろうとインディペンデントな姿勢は崩さない、だからこそMule Musiqが高く評価される所以の一つだろう。そしてこのCDにはDJ Kent(The Backwoods)が本作に収録されている音源を使用してミックスを行ったDJMIXのダウンロードコードも収録されているので、MIXCDとしての楽しみ方も出来るようになっており、Mule Musiqの魅力を十分に堪能出来る作品である事は言うまでもない。



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| TECHNO11 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
STL - At Disconnected Moments (Smallville Records:SMALLVILLE CD08)
STL - At Disconnected Moments
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昨今のドイツのディープ・ハウス台頭の一つとして、ハンブルクのSmallville Recordsの成功は見過ごす事は出来ない。Lawrence、Julius Steinhoff、Just von Ahlefeld(Dionne)の3人が設立したレコードショップであり、レーベルでもあるSmallvilleは、USのシカゴ・ハウスやデトロイト・テクノに影響を受けたムーディーを作風を得意としている。特にクラブトラックとしてEPが大量生産されるご時世に於いても、それだけではなくアルバムとしての総合的な完成度を軽視する事なく、粛々とリスニングにも耐えうるアルバムを提供し続けている事はレーベルの確かな実力を証明している。そんなレーベルの最新アルバムが、Stephan LaubnerことSTLによるSmallvilleからは初となるアルバムだ。掻い摘んで言ってしまうとBasic Channelをディープ・ハウス化した現代版になるのだろうか、深く揺らめく残響音とざらついて湿っぽいリズムが脈打つミニマル・ダブである。最初から最後まで抑揚は統一され、モノトーンな感情に支配されたミニマル度の高い作風は一聴してひんやりとクールな様相ではあるが、静かに湧き出るような感情にはやはりSmallvilleらしいムーディーな叙情が見え隠れしている。あくまでBasic Channelが音響の美学と共にEP単位でフロアでの機能性を追求していたのに対し、STLのアルバムは機能性よりもホームリスニングとして部屋の空気に馴染む音に重きを置き、不鮮明な音像の中から繊細で流麗なコード展開が微かに浮かび上がらせる事で、幾分か感情的なハウス色を打ち出しているのだ。とは言え半分以上の曲が10分超えと少々大作を狙い過ぎた感も拭えなく、全体の統一感が高いだけに冗長になっている点は否めない。それでも陶酔感をたっぷり含むディープ・ハウスとミニマル・ダブの邂逅は、Smallvilleのレーベルの名声を更に高めるであろう。



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| HOUSE9 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Steven Tang - Disconnect To Connect (Smallville Records:SMALLVILLE CD07)
Steven Tang - Disconnect To Connect
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ドイツと言えばテクノ帝国な印象もあるが、以前から述べているようにディープ・ハウスに於いても新旧の音楽性を網羅しながら高い質を誇っている。Lawrenceらが運営するドイツはハンブルクのSmallville Recordsもまだ歴史は浅いながらも、デトロイトやシカゴなどUS産ハウスへの情熱を帯びつつ、現在の音にもフィットさせた無垢で端正なハウスで高い評価を得ている。そんなレーベルも今まではヨーロッパのアーティストを手掛けていたものの、ここにきてシカゴからのSteven Tangの作品をリリースするに至った。Tangは1998年頃から細々と作品をリリースしていたベテランのようで、本作にてようやくの初のアルバムとなっている。シカゴ発のアーティストらしく音自体はどこか乾いて質素な質感もあるのだが、しかし雰囲気としてはデトロイトの情熱的な面を仄かに漂わせ、そしてレーベルの性質である透明感のあるピュアなハウスに傾倒している。オープニングとクローズでは叙事詩の始まりと終わりを示唆するように、アンビエント風な曲でゆったりと流れを作っている。その間には精錬を重ね不純物を排したように透明感のあるシンセが幽玄なメロディーをなぞりながら、シカゴ・ハウスの生々しいリズムやアシッドのベースラインも主張した曲が並び、つまりはLarry Heardを未来へと継承する音楽性が感じられる。Heardらしい孤独感もあるが、単に後継と言うだけでなくテクノとハウスの中庸を進みつつ、より未来的な世界観を持って前進する意志が感じられるのが、Tangの注目すべき点だろう。オールド・スクールとモダンの邂逅と言うべきか、控えめな作風ながらも素晴らしい。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kaito - Recontact (Octave-lab:OTLCD1970)
Kaito - Recontact
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10年以上に渡りレーベル唯一の日本人としてKompaktから作品を送り出し続けているKaito。Kaito、またの名をワタナベヒロシはかつてKompaktの魅力を世に伝えるべく"Contact To The Spirits"(過去レビュー)と言うKompakt音源縛りのMIXCDを制作したが、2013年はレーベルの20周年記念と言うこともあり再度同じアプローチを手掛けるのに最適な瞬間であったのかもしれない。本作はその企画が還ってきた事、そして再度レーベルの音楽性と接触する意味合いも込めて"Recontact"と名付けられている。前作と明らかに異なる点は2枚組であり、1枚目は確かにKompakt音源のみなのだが、2枚目は傘下のSpeicherの音源を使用している事だ。Kompakt Sideに関しては膨大なカタログと多岐に渡るジャンルを取り扱うレーベル性をあまねくとは言えなくとも、しかし非常にストイックなミニマル性からシャッフルするテクノの躍動感、またはレーベル発足当初から息衝くアンビエントな佇まい、そして忘れてはならない快楽的ともさえ思われるポップな世界観まで掬い上げ、スケール感の大きい展開を生み出す緩急を付けたミックスを行い、これぞ正しくKompaktと言える世界観を引き出している。対照的にDJツールとして機能美を引き出したと言えるのがSpeicher Sideであり、こちらはKompaktに比べると多様性よりも断然ダンス・ミュージックとしてのグルーヴ感を主張したトラックが並んでいる。勿論全く幅が無いだとか味気ないツール集だとかそんな事はないが、ハイエナジーに漲るラフな攻撃性や図太いグルーヴながらも疾走感を伴っており、肉体に直接作用する事を目的とした音楽性がSpeicherなのだろう。不気味ささえ発するエグい狂気や平常心がドロドロと融解するトランス感覚もあり、Kompaktでは出来ない音楽性を実験しているようにさえ聞こえる。Kaitoと言う同じ一人のDJが手掛けながらも、兄弟レーベルでの違いをまざまざと感じさせれる事に興味を覚えつつも、Kaitoらしい激情が溢れる心情の吐露が大きな波となって迫り来るMIXCDだ。

Check "Hiroshi Watanabe"

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| TECHNO10 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Smallpeople - Salty Days (Smallville Records:SMALLVILLE CD 05)
Smallpeople - Salty Days
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ヨーロッパのLarry Heardと呼ぶのは言い過ぎだろうか、Julius SteinhoffとJust von Ahlefeld(aka Dionne)によるSmallpeopleの初のアルバムは極めて穏やかな世界が広がるディープ・ハウスが詰め込まれている。ちなみにこの二人はLawrenceと共にドイツにてSmallville Recordsと言うレコードショップ兼レーベルを運営していて、その方向性はデトロイトやシカゴら辺のディープ・ハウスへと向いておりUSアンダーグラウンド・ハウスの復権に貢献している。Smallpeopleとしての活動は2009年からで自らのSmallville以外にもUSのUnderground Qualityからもハウストラックをリリースしていたが、その流れもこのアルバムを聴けば確かに納得のUSハウスに密接にリンクした内容だ。音自体には目新たしさと言ったものは無いものの一切の灰汁を取り除いた透明感と優しく包み込む情緒に溢れた90年台のハウス風であり、ダンスミュージックとしての4つ打ちのフォーマットを正しく守りつつも非情に音楽的 - 豊かなメロディーやスムースなコード展開と言う意味で - な作品であるからして、ハウスに馴染みのない人にとっても入門編として適切だ。勿論それはただ聴きやすいだけの商業的なハウスとは異なり、90年台のミドルスクールを思い起こさせるシカゴ・ハウスの乾いたリズムトラックの音色や薄く幻想的に伸びるパッドなどアナログ感を打ち出した素朴な人間臭さもあり、彼らが本当にハウス黄金時代の復権に誠実に取り組んでいるのが伝わってくるだろう。Larry HeardがDJ業から引退してしまったが、しかしSmallpeopleのこのアルバムを聴き次世代が育っている事を確認出来てほっと安心した。

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Check "Smallpeople"
| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn & Cassy - Cocoon Heroes (Cocoon Recordings:CORMIX040)
Joris Voorn & Cassy - Cocoon Heroes
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数多くのタレントを擁するドイツのCocoon Recordings。夏の間は享楽の地と化すイビサはAmnesiaで著名なDJを集めて"Cocoon Heroes"を開催しているが、そのパーティーをCDとしてJoris VoornとCassyがパッケージしたのが本作だ。とは言ってもこの二人が年中Amnesiaでプレイしているわけでもなければ、生粋のCocoonのメンバーと言うわけでもないので、レーベルカラーとは関係なく二人のDJが聴けると言う意味では安心してよいだろう。Joris Voornのミックスについては80分の中に26曲も詰め込み完全にグルーヴをコントロール下においた精密なプレイを聴く事が出来るが、やはり初期の頃に比べると妙に大人びていると言うか抑制されたミニマル色強めな印象だ。恐らく全てがPC内で組み立てられているのだろう、確かに上品に纏められたプレイには繋ぎも展開も違和感無くスムースに聴けるのだが、しかしそれにしたって少々臨場感や人間味と言うものが欠けている気がする。後半に入ればミニマルに深く潜っていく音とメロディアスな音が融け合いながら、パーティーでのピークタイムへと駆け上がっていく昂揚感が増しては行くのだが、初期の初々しさも感じられたテクノクラシックを使用したプレイの方が彼には合っている気がするのだが。対してCassyは13曲だけの使用ながらも鉄鋼のような芯のある太さを基盤に持ちつつ、官能的な夜っぽさや野性的なトライバル感を含むテクノともハウスとも取れる中庸なプレイをしている。しかしJorisの何処か機械的なミックスに比べCassyの方はグルーヴが走っていて、むしろこちらの方が男らしい気迫を感じさせる力強い音を鳴らしている。個性的なプレイではないのだがパーティーの白熱した光景が浮かび上がる生き生きとしたプレイではあるし、余りに凝ったミックスよりは単純な方がやはり踊るには適している場合もあるのだろう。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
I'm Starting To Feel Okay Vol. 5 (Endless Flight:Endless Flight CD 7)
I'm Starting To Feel Okay Vol. 5
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世界各地の実力派アーティストを擁し世界有数のレーベルにまで成長した日本発のMule Musiq。その傘下にはこれまた癖のあるアーティストを揃えたEndless Flightがあり、Mule Musiqが比較的有機的な演奏力を伴うハウスな印象を持つのに対し、Endless Flightもハウスがベースと言う点では同じだがサンプリング・ベースなフロア寄りのコンセプトで運営しているそうだ。そんなEndless Flightのレーベルコンピも5枚目となりましたが、この新作はLawrence以外のアーティストは完全に新曲を提供しておりレーベル運営の充実っぷりが伝わってきます。幕開けには今大人気のVakulaが清涼感のある軽くてゆる〜いジャジーディープハウスを提供しており、その洗練された透明感がアーバンで流石の内容。そしてレーベル常連であるEddie Cは彼らしいサンプリングを使用し、スローにねっとりと反復するミニマルディスコを提供。Philpotからもリリース歴のあるRoman Rauchはざらついたリズムトラックと共に繊細なピアノのメロディが耳に残るディープハウスを、そして日本からはこれまたレーベルを初期から支えるKuniyukiが人肌の温もりを感じさせるメロウでパーカッシヴなハウスをと、各アーティスト共にエレクトロニックでありながら生っぽい質感もあるソウルネスな楽曲が揃っているのがレーベルの強みでしょう。かと思えばJuju & Jordashによるクラウト・ロック風なサイケ感とアシッド風味なハウスの融合の面白みもあれば、MCDE主宰者であるCreative Swing Allianceのジャジーなピアノ・コードと無機質なスポークンワードから生まれる最高にグルーヴィーなビートダウン・ハウスもあります。ハウスをベースに様々なスタイルの多様性を持ちつつ何処かで必ずソウルを感じさせる共通項もあるEndless Flight、お世辞抜きに脂が乗っている充実したレーベルコンピだと思います。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Lawrence - Timeless (Cocoon Recordings:CORMIX035)
Lawrence - Timeless
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大仰な作品をリリースする印象が強いCocoon Recordingsですが、中にはレーベルの作風に捕らわれない音源もリリースしているようで、Lawrenceが手掛けたこのMIXCDは正にLawrenceらしい音が詰まった作品になっております。Lawrenceは自身でもDialやSmallville Recordsを運営する傍ら、Mule ElectronicやKompakt等からも欧州の洗練されたミニマルなディープハウスを送り出しているアーティストです。そんな経歴を知っている人にとってはこのMIXCDは期待通りの内容で、幕開けからして物悲しいエレクトロニックなハウスから始まり、そして序盤にしてChez Damier & Stacy Pullenの華麗なクラシックが投入され期待の高まる展開が。そこからスムースなハウスのグルーヴを保ちながら浮揚感のあるテッキーな流れへと突入し、Morphosisの陰鬱なハウスからAril Brikha、Delano Smithの心地良いディープハウスに繋がる瞬間は本作の山場と言えるでしょう。その後は一旦熱を冷ますように気の抜けたハウスを投入し、Mike DehnertやRobert Hoodのミニマルなテクノで再度かっちり引き締めつつ、ラストはPlaidのインテリジェントな曲で厳かに着地。Cocoonの快楽的な音とは異なる静かに燻るLawrenceの内省的な音が終始満ちていて、耽美な官能と厳かな美しさが堪能できるハウスミックスとして素晴らしい出来となっております。今っぽ過ぎる音なので"Timeless"と言うタイトルはどうかとは思うけれど、イケイケなCocoonから本作が出たと言う点でも評価出来るでしょう。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Dionne - Back On The Planet (Smallville Records:SMALLVILLE23)
Dionne - Back On The Planet
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2006年ドイツはハンブルグで設立されたLawrenceらに依るレーベルかつレコードショップ・Smallville Recordsは、まだまだ歴史は浅いながらもMove DやSTLなどのミニマルハウス〜ディープハウスに長けたアーティストを擁し、注目を集めるレーベルの一つとなっております。Just von AhlefeldことDionneもそんなレーベルの共同運営者の一人で、同レーベルからは2枚目となるアナログをリリースしております。ムーディーでジャジーな音楽に注目していると言う彼等の言葉通りに、Dionneの新作、特に"Back On The Planet"はまるでLarry Heardの"Can You Feel It"の再来と言っても過言ではないかもしれません。素朴で乾いたTR-909風なキックやハットのリズム、アシッディーなのに優しいベースライン、崇高にさえ感じられるエモーショナルなシンセストリングスの調べは、単純な旋律の反復なのに尚叙情を喚起させるあの名曲と同じ空気を纏っております。そして裏面にはハンドクラップを使用した古き良き時代のシカゴ・ハウスを意識した"What You Are"と、ミニマルな展開とミステリアスな雰囲気が深みにはまらせる"Capsule"の2曲を収録。全てにおいて言えるのは古典主義なシカゴ・ハウスを下敷きにしつつ、綺麗に纏め上げたモダンな作品でありレーベルの方向性を端的に表しているのではないでしょうか。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2011/4/2(SAT)
GUIDANCE feat. SPIRIT CATCHER & DJ EMMA @ Eleven
Live : Spirit Catcher
DJ : DJ EMMA, DJ ENDO, DJ SHIBATA

2011/4/2(SAT)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue, Cashy, Iori Wakasa
Live : Yosa

2011/4/8(FRI)
Return of The DJ 7 Hours @ Oppala
DJ : DJ Yogurt

2011/4/8(FRI)
THE OATH -Spring Special- @ Oath
DJ : MASANORI IKEDA, DJ NORI, クボタタケシ

2011/4/9(SAT)
Real Grooves vol48 @ Eleven
Live : Los Hermanos, Conoley Ospovat
DJ/Live : Gerald Mitchell
DJ : Ozmzo aka Sammy, Daia Taguchi, Mx, EZ

2011/4/22(FRI)
Hituji 1st Anniversary Day2 @ Club Asia
Live : Dachambo
DJ : EYE, DJ Yogurt

2011/4/23(SAT)
Clash @ ageHa
DJ : Technasia, Joris Voorn, Ken Ishii

2011/4/28(THU)
CLUB MUSEUM 8th Anniversary!Surgeon "Breaking The Frame" Tour @ Unit
Live : Surgeon
DJ : Go Hiyama, ROK DA HOUSE

2011/4/28(THU)
Mule Muusiq 7 Years Anniversary party Pt. 2 @ Womb
Live : HENRIK SCHWARZ, KUNIYUKI
DJ : TOSHIYA KAWASAKI
WOMB LOUNGE : LAWRENCE(LONG SET), STEREOCITI
VIP LOUNGE : KZA AND HIS FRIENDS

2011/4/30(SAT)
Deep Space @ Eleven
DJ : Francois K., Toshiyuki Goto
Live : HIROSHI WATANABE aka Kaito

2011/4/30(SAT)
CABARET @ Unit
DJ : Daniel Bell, DJ Masda, yone-ko
| UPCOMING EVENT | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Lawrence - Until Then, Goodbye (Mule Electronic:MULE CD017)
Lawrence-Until Then, Goodbye
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昨日マチュさんはmixiやってないのかと問い合わせがありましたが、勿論やってます。一応右上のプロフィールにmixiのIDも書いてあるので、どしどしとマイミク申請してくれると嬉しいです。もし機会があれば一緒にクラブで酒なぞ飲んで楽しめたら幸いです。男なら阿部さんみたいなウホッと男気のある人、女の子ならキモオタでも引かない人だと安心出来ます。今一緒によくクラブに行く仲間もmixiで知り合ったんだよな、みんな音楽愛に満ち溢れた大事なお友達です。

いつの間にか誰が言ったか知らないが、ヨーロッパのLarry Heardとも呼ばれているそうなLawrenceの新作が日本のmule electronicよりリリース。確かに前述に嘘偽りはなくmuleらしい透明感と浮遊感、そしてLarryらしい落ち着いた情緒と柔らかさを感じさせるテックでミニマルでハウシーなサウンド。しかしながら快楽に向かうと言うよりは内省的でどこか朧気なイメージが付きまとい、やはり真夜中とかダークな印象が残ります。真夜中の闇に消えていくような寂しげで儚いメロディー、決して日の目を浴びないように。それでも闇の中でこそ輝く美しさと決して冷めない温かさがあり、嫌いじゃない暗さと言うかこれって静謐なベッドルームミュージックなんでしょうね。水面にさざ波さえも立たせないような静観さが、真夜中にぴったりで心が落ち着く。



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| HOUSE5 | 13:10 | comments(2) | trackbacks(0) | |
DJ Koze - Reincarnations : The Remix Chapter 2001-2009 (Get Physical Music:GPMCD027)
DJ Koze-Reincarnations : The Remix Chapter 2001-2009
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ドイツテクノの大御所レーベル・Kompaktからもリリースを重ねるDJ Kozeのリミックス盤。Adolf Noise名義ではエクスペリメンタルな、International Pony名義ではポップなダンス物も手掛けたりしているそうなアーティスト。実はこの人のアルバムは持ってないからどんな音楽性とかは知らないんだけど、このコンピにはMatthew Dear、Ben Watt、Battles、Lawrence、Wechsel Garlandら知っているアーティストの曲が収録されているので、勢いで購入してみた。で実際に聴いてみると流行を意識したドープなミニマル系が少しで、そして意外にもキュートで弾けるようなポップなテックハウスが多く入っていて驚いた。後者に当てはまるのがMalaria! Vs Chicks On Speed、Matthew Dear、Matias Aguayo、Heiko Vossらのトラックをリミックスした物で、音の使い方が可愛らしく感じられて遊び心に溢れている。歌物も結構あるせいかそれと相まってポップさが増しているんだけど、単純に可愛いだけじゃなくてメルヘンの世界に迷い込んだような捻くれた音使いが特徴。まるで子供がおもちゃ箱から色んな楽器を穿り出して、自由奔放に演奏しちゃった様な音色。正直自分には癖が強すぎると感じる部分もあるけれど、それがDJ Kozeの個性なんだろう。

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| HOUSE4 | 01:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
ENJOY THE SILENCE (Mule Electronic:mecd15)
ENJOY THE SILENCE
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テクノと言うとやはり圧倒的に海外のレーベルが精力的ですが、日本でもMULE MUSIQは世界規模で評価を得ているレーベルの一つだと思います。Kompaktが配給を行っている事からも分かる通りKompaktと共鳴する音も持ち合わせており、魅力的な作品をリリースし続けております。そのMULE MUSIQが現在テクノシーンで高い評価を得る面子を一気に集結させ、更には全曲新曲と言う豪華なアンビエントアルバムを制作してしまいました。参加メンバーは日本からはKoss a.k.a. Kuniyuki、Hiroshi Watanabe、KompaktからはThomas Fehlmann、DJ Koze、デトロイトフォロワーのVince Watson、独創的なエレクトロニカを展開するJan Jelinekなどぐうの音も出ない人達。彼等のトラックに関しては当然荘厳で美しいアンビエントが展開されているので説明は割愛しますが、それ以外にも良質なトラックがごっそり収録されています。初めて聞く日本人アーティスト・Takuwanは、美しいシンセサウンドがふわふわと揺れ日本的な侘び寂びも感じさせる神秘的なトラックを提供。Benjamin Brunnは奥深くバックでクリッキーな音が鳴り、表層ではチェロと思われる弦楽器がクラシックを思わせる音色を奏でる生っぽいアンビエントを展開。DJ SprinklesことTerre Thaemlitzは哀愁漂うピアノがどこか切なさを誘う枯れたアンビエント、ってこの曲は彼のアルバムに収録されていた気が…。Strategyは重苦しいシンセのヴェールに覆われた中に、宝石の様にキラキラと輝くシンセが散りばめられたトラックで、教会の中の神聖で厳かなムードを感じさせます。アンビエントと言う括りではあるけれど、どれも享楽的な方向に向かうのではなく非常に真摯で芸術的な赴きを感じさせるのが特徴ですね。MULE MUSIQ、今後も注目しておいて損はありません。

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| TECHNO6 | 06:40 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/03/07 (SAT)
FLOATRIBE @ Unit
DJ : KAORU INOUE, KENTARO IWAKI, YUMMY

2009/03/08 (SUN)
SYNCHRONICITY @ O-EAST
Live (MAIN STAGE) : 渋さ知らズオーケストラ, 曽我部恵一BAND, 犬式 a.k.a. dogggystyle, Tegwon, Anchorsong

DJ (3F DJ FLOOR) : Kentaro Iwaki, CALM, DJ YOGURT, L?K?O, Ko Umehara

2009/03/14 (SAT)
SiCK! @ ANGELO
GUEST DJ : Alton Miller
DJ : SiCK DJs
LIVE PAINTING : Abdul Qadim Haqq

2009/03/19 (THU)
VATON @ Module
DJ : MARCEL DETTMANN, yoshiki
Live : ditch

2009/03/19 (THU)
dB UKi Events and HORIZON @ Unit
DJ : Oliver Ho, KIHIRA NAOKI

2009/03/19 (THU)
mule musiq 5th anniversary party pt.2 "endless flight" @ Womb
DJ : DJ Koze aka International Pony, Adolf Noise, Toshiya Kawasaki
LIVE : Lawrence, Foog
DJ Sprinkles Deeperama LOUNGE : DJ Sprinkles aka Terre Thaemlitz, Lawrence, Dr.nishimura

2009/03/20 (FRI)
Organza meets Ostgut-ton @ Womb
DJ : Ben Klock, DJ PI-GE
LIVE : Shed

2009/03/21 (SAT)
FUTURE TERROR @ QUEENS CLUB
Special Guest DJ : MARCEL DETTMANN
DJs : DJ NOBU, CMT, KURUSU

2009/03/27 (FRI)
TAICOCLUB presents So Very Show! @ Womb
DJ : DJ KRUSH, DJ KENSEI, Koushik, DJ BAKU, Eccy

2009/03/28 (SAT)
春休み @ ageHa
DJ : Nick The Record, EYE, ALTZ, 桑田つとむ, Cro-Magnon ,SOFT, 宇川直宏, MOODMAN, DJ KENT, DJ NOBU, REE.K, FUNKY GONG, MOKMAL SOUND CREW, SANDNORM

Island Bar -Amami Eclipse Lounge eclipse2009-
DJ : JUZU a.k.a. MOOCHY, DJ KENSEI, HIKARU, SINKICHi

SYNCHRONICITYは前売り買ってあるんで確定。14日のAlton Millerも気になるな。仕事あるけど有休使えば行けない事もないが、遠い…うむー。19…19日、え…テクノのパーティー被りすぎだろ…。しかも仕事で行けないよ、オワタ。20日はOstgut TonからBen KlockとDelsinからShedか、こりゃ相当熱いね、そこまで混まないだろうし安心だ。21日はFUTURE TERROR @ 千葉…非常に遠い、いや行きたいのに行きたいのに。翌日有休でも使うかな。28日の春休みは最高、相当面子やべーな、うほっ!
| UPCOMING EVENT | 00:50 | comments(5) | trackbacks(0) | |
Trax Records The 20th Anniversary Edition Mixed By Maurice Joshua & Paul Johnson (Trax Records:CTXCD5001)
Trax Records The 20th Anniversary Edition Mixed By Maurice Joshua & Paul Johnson
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取り合えず本日で一旦シカゴハウス特集は終わり。最後はシカゴハウスにおいて最も重要な二つのレーベルの内の一つ・Trax Recordsについて。自分は勿論Trax Recordsが設立された当時(84〜85年?)はまだお子ちゃまな訳で当時の状況に関しては詳しく知らないのですが、Larry Shermanによるレーベル運営に関しては相当酷いもんだったらしいです。レコードの売り上げに対しての対価を払わないだとか(Larry Heardはその事のうんざりして自分のレーベルを立ち上げた)、最も有名な酷いエピソードはレコードプレスには材料費がかかるので、売れ残ったレコードを買い集めてそれを再プレスし販売していた(だからTrax Recordsのレコードの音は悪いそうです)とか、とにかく無茶しまくり。それにやたらめったら何でもかんでもリリースしていたから、音楽の質にもばらつきがあって決して優良なレーベルであるかと言うとそうでもないんです。それでもAdonis、Phuture、Joey Beltram、Larry Heard、Marshall Jefferson、Vincent Lawrence、Sleezy D、Frankie Knuckles、Armando、Farley Jackmaster Funkを含め多くの素晴らしいアーティスト達がここを経由して行った事を考えると、やはりシカゴハウスだけに限らずハウスと言う音楽においてとても重要な存在であった事は否定出来ません。

さて前置きはそれ位にしてそんなTrax Recordsの20周年記念盤が本作。1、2枚目はMaurice JoshuaとPaul JohnsonがTrax音源を使用しミックスを施していて、3枚目はアンミックスのコンピレーションとなっております。チープでファンキーなシカゴハウスや毒々しいアシッドハウス、そしてディスコな歌物までTraxの魅力が満載で、80年代のハウスの流れを知るには十分過ぎる内容となっております。音楽としての完成度は決して高い訳じゃないから聴く者を選ぶ感じなんだけど、ハウスについて掘り下げようと思うなら決して避けては通れないですね。

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| HOUSE4 | 21:15 | comments(6) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2007/09/14 (FRI)
SAL BY CORROCHE PRESENTS CROSS MOUNTAIN NIGHTS THE 6TH ANNIVERSARY @ WOMB
Guest DJ : Adam Beyer
DJ : Torsten Feld
LIVE : Dr.Shingo

2007/09/14 (FRI)
Kompakt Night Meets Stefan Marx Exhibition At Beams T Opening Party &
Supermayer First Album Release Party @ YELLOW
DJ : Superpitcher, Toshiya kawasaki
LIVE : Lawrence, Code E
Lounge DJ : Kaito, Lawrence

2007/09/16 (SUN)
Mutant Disco @ Club Wedge
DJ : DJ S2 a.k.a. Santiago Salazar, KZA
Support DJ : MATSUSHIMA, chack

2007/09/21 (FRI)
VADE @ WOMB
DJ : Ben Sims and more...

2007/09/22 (SAT)
Directions @ ageHa
Arena DJ : Laurent Garnier, DJ Wada
Water Bar DJ : Ken Ishii, DJ Yama
Tent DJ : Kenji Takimi, Force Of Nature

2007/09/22 (SAT)
Runch @ UNIT
GUEST DJ : Daniel Bell
GUEST LIVE : The Suffragettes
DJ : Yoshiki, Yone-Ko

2007/09/23 (SUN)
Jerome Sydenham Nagano Kitchen Release Party @ YELLOW
DJ : Jerome Sydenham, Hideo Kobayashi
LIVE : Hiroshi Watanabe a.k.a. Kaito
Lounge : Toshiyuki Goto

2007/09/29 (SAT)
Public Outburst Laurent Garnier Tour @ YELLOW
LIVE : Laurent Garnier(maestro)+Benjamin Rippert(keyboard)+Phillipe Nadaud(saxophone)
DJ : DJ Alex From Tokyo

2007/10/07 (SUN)
Deep Space @ YELLOW
DJ : Francois K.
SPECIAL GUEST LIVE!

2007/10/12 (SAT)
vendor & BAL Presents ON THE FLOOR @ UNIT
DJ : Theo Parrish
LIVE : The Recloose Live Band, CRO-MAGNON
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
A Year of Mule Electronic (Mule Electronic:med03)
A Year of Mule Electronic
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Kompaktがディストリビュートする日本のレーベル・Mule Electronic。Koss(Kuniyuki Takahashi)、Dublee、Terre Thaemlitz、Code Eなどを擁する新興レーベルで、Kompaktの支援もあるせいかやはり音にもKompaktを思わせるミニマルで幻想的な空気が漂います。なかなか日本から世界に羽ばたくレーベルは出て来ませんが、Mule Electronicは今までのリリースを見る限りだと質は結構高いんじゃないかと思っています。2005年にレーベルは発足したのですが、2006年には早速レーベルの傾向を知る為のコンピレーションが登場しました。幕開けは塚本サイコに依る全くエレクトロニックでは無い、ピアノソロ曲。でもとても神秘的で美しく、静寂の中にゆったりとした時間が流れていくようで良い曲です。2曲目のKossは、ミニマルなリズムトラックにアンビエントな上物が載った浮遊感のあるテクノ。奥深さを感じさせる音響が心地良く、これまた素晴らしいですね。3曲目のDubleeはモロにクリックハウスで、この系統のお手本らしい作りです。6曲目はまたKossですがリミックスをKarafutoが行っていて、田中フミヤらしいスカスカのクリック+ミニマルになっています。都会的で上品、知的さを醸し出す彼らしいリミックスですね。7曲目はまたもDubleeですが、リミックスはなんとKompaktの御代・Thomas Fehlmann。悪い訳が無いのは当たり前、それ以上に研ぎ澄まされたシンセサウンドが薄いレイヤーの様に延びていき幻想的な世界を見せつけます。最後にはエレクトロニカで一時期注目の的だったWechsel Garland(懐かしいなぁ)ですが、意外にもテクノっぽい4つ打ちサウンドでそこに牧歌的な和やかさを取り込んだ愛らしい曲です。アルバムを一通り聴くとMule Electronicの音を言う物をはっきりと感じられましたか?やっぱりKompaktと通じるセンスを感じましたが、如何でしょうか。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Theorem - Ion (M_nus:MINUSTH5CD)
Theorem-Ion
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中古でゲットした地味だけど、内容は素晴らしいディープミニマルテクノなアルバム。リリースはRichie Hawtin主宰のM_nusからで、1999年作ながらも昨今のミニマルハウスとも同調する空気がありますね。TheoremことDale Lawrenceに関しては全く知識はありませんが、Richieが彼を自分のレーベルからリリースする事になったのも頷けるシンプルが故の端正なミニマルテクノです。淡々と繰り返されるボツボツとしたリズムトラックで、Richieの別名義・Plastikmanにも似た灰色の暗い佇まい。ただちょっと異なるのはすっと延びていくシンセサウンドの上音がずっと続いていて、ともすればアンビエントとも解釈出来るメロディーの心地良さがある事。だからRichieの様にそこまでストイックにならずに、一般的にも聞き易い作風ではあるかと。Yagyaとか、もしくはRichieの「From Within」シリーズが好きな人向けですね。迷宮的な深い世界に引きずり込まれ、いつの間にか異次元に移動してしまいます。

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| TECHNO4 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Lawrence Burden - 430 West Presents Detroit Calling (Concept Music:CEPTCD2)
Lawrence Burden-430 West Presents Detroit Calling
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デトロイトにRandom Noise Generation、またの名をOctave Oneと名乗るBurden5兄弟がいます。結構昔から地道に活動していてハウス・テクノ両方面で時折名作を生み出し、近年では世界的大ヒット曲「Blackwater」が記憶に懐かしいユニットであります。5兄弟の中で日本にDJをしに来ているのは、基本的に長男のLawrence Burdenがもっぱら。と言うか他の兄弟がDJをしに来たと言うのは、聞いた事ないですね。じゃあ実際Lawrenceのプレイはどーなんよと言うと、これ「430 West Presents Detroit Calling」を聴けば分かります。「デトロイトが呼んでいる」と言うタイトル通り、Octave One、Dark Comedy(Kenny Larkin)、Aril Brikha、E-Dancer(Kevin Saunderson)、Jeff Mills、Designer Music(Carl Craig)、DJ Rolandoなどデトロイト関連の曲ばかりが並んでいて見ただけでお腹一杯ですね。ただ実際に聴いてみると、ハウスとテクノが上手く混在してはいるのですが、何故だか余り印象に残らないのです。何だろうね、この不思議な感じは?ある程度緩急を付けているはずなのに、どこか一本調子で平べったい後味だけが残るのです。聞き込めばまた印象が変わるのかもしれませんが、う〜ん。個人的には5男・Lorne Burdenの「430 West presents Back To The Rhythm」(過去レビュー)の方が好みです。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
CLASH14 feat. Drumcode 10th Anniversary @ ageHa
2006/08/18 (FRI)
ARENA DJ : Adam Beyer, Cari Lekebush, Joel Mull
ISLAND BAR DJ : Q'Hey, Shin Nishimura, Mayuri, and more…
WATER BAR DJ : Susumu Yokota, Sodeyama, Hitoshi Ohishi, and Guest

OCTAVE ONE JAPAN TOUR 2006 @ YELLOW
2006/08/18 (FRI)
DJ:LAWRENCE BURDEN(OCTAVE ONE/RANDOM NOISE GENERATION), DJ NOBU, TAKAMORI K.

HIGH TECH SOUL Japan Night @ UNIT
2006/08/25 (FRI)
DJ : Kenny Larkin, Hitoshi Ohishi, Shin Nishimura, and more…

Standard 5 @ Color Studio
2006/08/25 (FRI)
DJ : Ken Ishii, 7th Gate, Moodman

STERNE presents WIRE06 PRE-PARTY @ WOMB
2006/09/01日 (FRI)
DJ : Secret Cinema & Joris Voorn & Alexander Kowalski -3 Back 2 Back Live

Ministry of Sound Sessions feat. DJ Sneak @ AIR
2006/09/01 (FRI)
DJ : DJ Sneak, and more…

Face presents Andre Collins Japan Tour 2006 @ YELLOW
2006/09/02 (SAT)
DJ : Andre Collins, Ryo Watanabe

COCOON CLUB feat. SVEN VATH @ WOMB
2006/09/09 (SAT)
DJ : Sven Vath

CHaOS @ YELLOW
2006/09/17 (SUN)
DJ : Fumiya Tanaka, and more…

タイトル未定 @ YELLOW
2006/09/22 (FRI)
DJ : DOC MARTIN, MOCHIZUKI, DJ KAZ

VADE 2nd Anniversary feat. Ben Sims @ WOMB
2006/09/29 (FRI)
DJ : Ben Sims, Ryukyudisko, and more…
Live : Surgeon

DENNIS FERRER Japan Tour @ YELLOW
2006/09/30 (SAT)
DJ : DENNIS FERRER, and more…

何はともあれ、DrumcodeイベントとBen Sims+Surgeonだけは行きたいと思います。

-追加-
ICAN @ UNIT
2006/09/23 (SAT)
DJ : DJ S2 aka Santiago Salazar, Takamori K.

Clash15 @ ageHa
2006/09/29 (FRI)
DJ : Laurent Garnier, Kevin Saunderson

DJ Marky & Friends @ WOMB
2006/09/30 (SAT)
DJ : DJ Marky, Laurent Garnier(Drum & Bass Set)

T.A 2006 @ ageHa
2006/09/30 (SAT)
DJ : Kevin Saunderson, Ken Ishii
2006/09/29 (FRI)
| UPCOMING EVENT | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Superpitcher - Today (Kompakt:KOMPAKTCD40)
Superpitcher-Today
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ドイツテクノと言えばKOMPAKT、僕の中ではそれ位KOMPAKTは素晴らしく尊敬に値するレーベルです。その功績は大きくポップさとアンダーグラウンドな音が共存し、過去の音楽を租借しつつ新しい音も生み出す事が出来ます。今となっては有名なアーティストが数多く所属していますが、このSuperpitcherも必ず名を馳せるだろうと期待を置くアーティストの一人です。今作はKOMPAKT直系の緩く紡がれる流麗で、美しくメランコリックなMIXCDです。収録曲数が少ないので一曲を長めに聴かせるタイプになっていますが、単曲で素晴らしい曲ばかりなので普段EPを集められない僕には聴き応えがあります。前半は淡々とひんやりしたミニマルな展開、中盤以降はグッと来るメランコリックな曲のオンパレードで、知らないアーティストばかりだったのですが心癒される選曲となっています。美しくもちょっと陰のある雰囲気は、真夜中の世間が寝静まった瞬間の静寂を思わせる様であり、なんだか儚い夢を見ている様です。ゆったりまったりな展開ながらも、緩く体を震わせる優しいグルーヴも有ってワイングラスを傾けながら聴きたくなりました。KOMPAKTのポップ&アンダーグラウンドな音にしっとりと耳を傾けてみましょう。

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Blaze - Soul Heaven Presents Blaze (Soul Heaven:SOULH02CD)
Blaze-Soul Heaven Presents Blaze
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最近MIXCDを聴く機会が多いのですが結構お腹一杯気味です。このBLAZEの最新MIXCDも2枚組だし、なんでかこの頃発売されるMIXCDは複数枚のが多いんですよね。でBLAZEのMIXは派手なテクとかは特に無いんだけど、選曲は無難と言うかまあ安心出来る場合が多いです。まずDISC2はStephanie Cooke、Kings of Tomorrow、Kerri Chandler、Studio Apartmentなど爽やかで生っぽい選曲中心。BLAZE好きが一番満足出来る様なソウルフルでしっとり温かみのある構成で、こってり重い感じもなく軽くBGMとして聴くと丁度良い感じですね。今回気に入ったのがDISC1の方で、こちらは普段のBLAZEっぽくないMIXです。Jerome Sydenham & Dennis Ferrerの「Sandcastles」やVince Watsonの覚醒的な重心低めのテック系ディープハウスなんかも混ぜたり、生っぽいハウスは少なめ。味付けが濃いこってりこてこてで肌にまとわりつく様な粘りのあるグルーヴで、暑い夏なのに体をもっと熱くさせます。しかしどちらのMIXもボーカル曲が多いね。まあそれがBLAZEの売りなんだろうけど、インスト系ディープハウスMIXなんかも聴いてみたいね。あ、でもそれじゃあBLAZEがやる意味ないのか?

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| HOUSE1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(3) | |
Lawrence - The Night Will Last Forever (NovaMute:NoMu155CD)
Lawrence-The Night Will Last Forever
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Kompaktなどからも作品を送り出しているLawrenceのアルバムが、名門テクノレーベルNovaMuteから出ています。Lawrenceが何者かは全く知りませんが、オンラインショップで試聴して良かったのでゲット。音的には流行のミニマルハウスって所でしょうか。そんなに特別な音を出している事もないですが、ポムポムと柔らかく鳴るドラムトラックの上に哀愁?いやもっと悲しげなメロディーラインが乗り、なんだか孤独な感じ。「The Night Will Last Forever」-「夜は永遠に続く」とはよくぞ言った感じで、真夜中の夢の中で彷徨い続ける様な迷宮組曲。寝ている時に真っ暗闇の中、顔の横でオルゴールが勝手に鳴っている様な不気味な感じもあり、しかしそんな中にも美しい一面があるのも意外。決して夢から覚める事の無く、敢えて感情を感じさせない様などこか冷え切ったグルーヴで終始一貫している。少ない音数であれども、隙間を生かした空間作りはPlastikmanと共通する所もあり。もっともPlastikmanほど陰鬱な感じもないですが、こちらも十分ダウナーな雰囲気でずぶずぶとはまりそう。

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| HOUSE1 | 21:30 | comments(5) | trackbacks(2) | |
Various - Kompakt 100 (Kompakt:KOMPAKT CD34)
Various-Kompakt 100
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2回に渡ってKompaktのオーナー、Michael Mayerを紹介したのでKompaktの総集編とも言えるこのコンピレーションも紹介しよう。ドイツにはダブとミニマルを追求したBasic Channel、ベルリン-デトロイト交流を果たし数々のテクノアーティストを世界に送り出したTresorがあり、そして現在一番旬なのがこのKompaktであろう。Basic Channelはミニマリズム、Tresorがテクノを追求したのであればKompaktは?一概に特定するのは難しいが、Kompaktにはドイツ特有の煌びやかなセンスを感じる。このコンピレーションはKompkatの作品をKompaktのアーティストがリミックスをすると言う、一家総動員的な作品でこれこそがKompaktの集大成とも言える作品だ。The OrbやKaito、Thomas Fehlmann、Reinhard Voigtなど大物からまだまだそれ程世に広まっていないアーティストが参加をし、これが現在のテクノだと言うリミックスを披露している。ポップなボーカルものやミニマル、テックハウスやアンビエント、果てはアシッドまでを最新のモードで発信しているのだ。アーティスト毎にもちろん異なるリミックスで、それが例え硬いテクノでも陽気なポップの場合でも、そこには統一されたKompakt特有の華やかさ、煌びやかさがある。Basic ChannelやTresorが以前程精力的で無い事を考えると、今後ドイツテクノを引っ張っていくのはこのKompaktではないかと思う。

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| TECHNO1 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |