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Lindstrom - It's Alright Between Us As It (Smalltown Supersound:STS320CD)
Lindstrom - Its Alright Between Us As It
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コズミック・ディスコの一大拠点である北欧はノルウェーにはこの手の音楽では外せない才人を擁しているが、Hans-Peter LindstromことLindstromもその内の一人だ。Prins Thomasとのコンビで話題をさらった彼も近年はソロでの活動が中心だが、ギターやベースにドラムも弾けるマルチプレイヤーとしての力量を発揮して、過去以上にニュー・ディスコやディープ・ハウスのみならずジャーマン・プログレやジャズの要素も咀嚼して、姿を変えるように奇天烈な音楽性を開花させている。特に5年前の『Six Cups Of Rebel』(過去レビュー)では派手派手しい響きやクラウト・ロック的なダイナミズムを取り入れた大作志向となっていたが、本作では再度フロア寄りに回帰しミュンヘン・ディスコやイタロ・ハウスにシンセポップ等のメジャー感が前面に出たダンス・トラックを手掛けている。ショーの幕開けのようなゴージャスで光沢感ある短いイントロの"It's Alright Between Us As It Is"で始まると、続く"Spire"ではディスコティックなドラムから徐々にけばけばしい程の輝きを放つシンセが導入されるシンセポップかエレクトロニック・ディスコか、しかしその艷やかで豊かな音色とスムースで美しい旋律に自然と高揚感を増していく。先行シングルである"Tensions"はLindstromらしいニュー・ディスコであり、シンセのアルペジオや陶酔感ある上モノと軽快に疾走するリズムで心身湧き立つダンス・トラックだが、そこにポップなムードや浮揚感もあって実に清々しい。本作ではボーカル物も用意されており、シンセベースが快楽的な上に色っぽい妖艶な女性ボーカルも起用してイタロ的に仕上げた"Sorry"、ややニューヨーク・ハウスらしくもある歌とエレクトロニック・ディスコを基調にした"Shinin"と、光沢感あるシンセをがっつり使用して派手な装飾を行いながらも歌による効果で情熱的だったりムーディーだったりと変化も見せる。アルバムの中では異色のバレアリック感の強い"Drift"は、ギターやシンセの残響を活かしながら屋外の開放感を感じさせる広がりのあるニュー・ディスコで、長閑な田園地帯をドライブするような雰囲気もあってアルバムの展開の中で落ち着く瞬間となる。そこから色気で誘うミステリアスなボーカルが乗っかった風変わりなディスコ変異体とも言える"Bungl (Like A Ghost)"を通過して、ラストの"Under Trees"は正にラストに相応しい極上の桃源郷が広がっている。透明感を生む神秘的なピアノのコードやメロディーが展開しながら、晴々しい方向に振り切れるかと思いきや混沌の中で情熱が燻り続けるような流れが続き、最後はそのまま淡い余韻を残して消えていく。ダンス・トラックと前衛の融和を見せる不思議な感覚がありながら、最後を締め括るには相応しい感動的な一曲だ。最初にこのアルバムがダンス・アルバムである事は書いたが、しかしそれだけではなくそこに演奏家らしい表現力や多彩な要素を盛り込む事で独自の奇異性も獲得している。やはり北欧のニュー・ディスコ勢の面白さは、こういった奇抜さも一因にあるのだろう。



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| HOUSE12 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/11/7 Andras Fox Japan Tour 2015 @ Unice
先日、日本限定のコンピレーション『Soft Illusions』をリリースしたオーストラリアはメルボルンのAndrew Wilson。まだ20代半ばという若手だが、メロウかつファンキーな要素をニューエイジや環境音楽に溶け込ませた音楽は大らかな自然と洗練された都会的な空気が同居した感覚があり、期待されるアーティストの一人になっている。また地元メルボルンではラジオ音組を担当しているそうで、制作面のみならずDJとしての手腕も見逃す事は出来ない。そして、今回の初の来日に合わせて日本からは『Good Mellows』シリーズの新作リリースに合わせて橋本徹とその周辺のDJが集結し、来日ツアーパーティーを敢行する。当方は都内でも複数箇所で開催されるツアーパーティーの中で、最もクラブパーティーの意味合いが強いUniceへと参加する事にした。
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| EVENT REPORT6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/5/23 Nick Hoppner "Folk" Album Tour @ Air
一般的には硬質で無骨なテクノのBerghainに対し、官能的でしなやかなハウスのPanorama Barというイメージはある程度あるものの、過去にSteffiやこのNick Hoppnerのプレイを現場で聴く事によってその印象はより強まった経験がある。Berghain/Panorama Barが主宰するOstgut-Tonの元レーベルマネージャーであり、また両者のクラブでプレイをするHoppnerであればこそ、その音楽性への理解はレーベル関係者の中でも人一倍なのではないだろうか。そんなHoppnerが遂に自身のソロアルバムをリリースし、ワールドツアーの一環としてここ日本にも久しぶりに降り立つ機会がやってきた。
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| EVENT REPORT5 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Bjorn Torske - Nedi Myra (Smalltown Supersound:STS239CD)
Bjorn Torske - Nedi Myra
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北欧ノルウェーから世界へと羽ばたいたコズミック・ディスコ - それはニュー・ディスコへと繋がる - を知らしめたのは、LindstromやPrins Thomas、そしてTodd Terjeによる功績が大きいだろう。しかしそんな彼等に特に影響を与えた存在として同郷のBjorn Torskeの存在を忘れてはならない。前者に比べれば一般的な知名度は低いだろうが、変名も用いて90年代から活動していた彼の音楽は後進にも確実に影響を与え、現在のニュー・ディスコ隆盛への流れを作った事は否定出来ない。そんなTorskeにもまだコズミック・ディスコへと至る前の時代もあったのが、それが1998年にFerox Recordsからリリースした本作であり(その後2002年にはTelle Recordsからもリリースされている)、この度念願叶ってリマスタリング済みでリイシューされている。98年のFerox RecordsといえばまだIan O'BrienやRuss Gabrielが中心的存在であった時代だと思うが、本作でもそのようにコズミック・ディスコというよりはデトロイト・テクノやハウスの影響が強く現れており、現在のように典型的なダンス・ミュージックから外れたディスコはまだ萌芽していない。アルバムは奇妙な音は用いているもののまだフィルター・ハウスの枠組みに収まった"Expresso"で始まり、そして続く"Station To Station"は前述のIan O'Brienスタイル…と言うよりも完全にURの"〜 2 〜"シリーズを意識したハイテック系のフュージョン・ハウスで、この底抜けにポジティブな世界観はまだ変態性はないもののコズミック・ディスコと共振するものはあるだろうか。"Eight Years"ではブロークン・ビーツの要素を取り入れながらディスコのようであってディスコでない優美な煌きを発し、"Smoke Detector Song"ではコズミック・ディスコの不思議なSEを加えながらもトリップ・ホップのような湿り気もあり、そして"Beautiful Thing"ではディープ・ハウスとジャズが鉢合わせしたような幻想的ながらも繊細なグルーヴ感がある。曲毎に様々なスタイルを用いており当時の音楽を色々咀嚼したのだろうか、それは実験的でもあるのだろうが、やはり近年の作品と比較すればかなりまともなダンス・ミュージックとして聴ける。デビュー・アルバムだからまだ当然青臭く最近の円熟味のある奇抜なコズミック・ディスコ程の個性はまだ発露していないものの、しかしだからこそテクノ/ハウス好きな人にとっては本作のような正にジャケットが表すエヴァーグリーンの新鮮な涼風が吹く本作に魅了されるのではと思う。デトロイト・テクノ好きな人にとっては、それこそ間違いない。



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| HOUSE10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/12/6 DAWD @ Oath
Jun Kitamura、REMI、haraguchic、SINOによる不定期開催パーティーであるDAWD、年内最後の開催となる今回のゲストには初のアルバムをリリースしたばかりであるDazzle Drumsが抜擢された。今回のDAWDへの出演はアルバムリリースツアーの一環にも組み込まれているが、約1年前にもDAWDに出演したDazzle Drumsとレジデント陣との相性の良さは既に確認されており、当然期待出来るパーティーになるであろう。
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| EVENT REPORT5 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
The Pink Collection (Eskimo Recordings:541416 506032)
The Pink Collection
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ベルギーのEskimo Recordingsと言えばLindstrom & Prins Thomasを輩出していたりとニュー・ディスコ系に強いレーベルではあるが、それと共にOptimoやIvan Smagghe、Rub' N' Tugらフリーキーなアーティストが個性的なMIXCD/コンピーレションを手掛けている事でも知られている。そのレーベルからの新たなシリーズが"The Pink Collection"なるニュー・ディスコのコンピレーションで、何と全曲新録と気合の入ったアルバムになっている。ジャケットからは大人びてお洒落なイメージが伝わってくるが、実際にそれは間違っておらずディスコ的な汗臭さや熱狂は皆無で、モダンかつ洗練された甘いなディスコが満載だ。特にかつてのディスコ的な生音よりも綺麗に伸びる電子音が強調され、シンセの快楽的で甘い旋律と覚醒的なシンセベースのブリブリとしたラインが基軸になったトラックは、ディスコの一聴して耳に残る性質を伴いながらも再生ではなく進化と言った意味でのニュー・ディスコと呼ぶ表現が相応しい。キラキラと煌めくようなゴージャスな音使いでは熱いと言うよりは温かく、ソウルフルと言うよりはスイートで、また全曲がミッドテンポでゆったりと聞かせるタイプである事がより大人びたゆとりとなり、バレアリック感を増長させているのだ。ニュー・ディスコに対し造詣があるわけでもないので収録されているアーティストを知らなかったが、ベテランから新鋭まで起用しているそうなので、これからこの周辺の音楽を知るための道標にもなりそうである。



Tracklistは続きで。
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| HOUSE9 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Freeform Five - Weltareh (Eskimo Recordings:541416 505778)
Freeform Five - Weltareh
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Lindstrom & Prins Thomasらの作品を送り出しているベルギーのEskimoからの新作は、ロンドンの4人組ユニットであるFreeform Fiveによる妖艶なニューディスコ。作品数は多くないもののNRK Sound DivisionやClassic Music Companyなど確かな音楽性を持つレーベルからのリリース歴があり、エレクトロ/ハウス/生演奏を組み合わせたひねくれたポップさが印象に残っている。しかしこの新作はEskimoと言うレーベルを意識してか相当にエレクトロニックなディスコ路線で、その上でアフロやエスニックと言った要素も取り込みながら訝しさが充満している。クレジットを見るとリティ奏者であるJuldeh Camaraをフィーチャーし、そしてFreeform FiveのメンバーであるAnu Pillaiによる共作となっているが、Juldehのまるで呪詛的な歌が単なるニューディスコに麻薬的な飛びっぷりを付加し、そしてリティや笛にAnuの生演奏によるギターやベースがより湿った生臭さを強いものとしている。エレクトロなシーケンスの上を徐々に渾然一体となって盛り上がって行く様は、まるで宗教的な祭事の中で神懸かりながら祈りを捧げているようでもあり、圧倒的なグルーヴに心酔してしまう程だ。裏面ではレーベル繋がりなのかPrins Thomasが3バージョンもリミックスを提供している。その内の一つはPrinsらしくエレクトロニックな層を削ぎ落とし軽快になりつつ、より生身感のあるギターらしき音をメインにエコーを効かしながら酩酊するサイケ感を醸し出している。そしてそれから上モノとリズムトラックをそれぞれ分離した2バージョンがDJツールとして用意されており、使い道は貴方次第と言った感じだ。Prinsによるリミックスもなかなかだが、やはりFreeform Fiveのオリジナルが今年のアンセム級のトラックであり、是非ともフロアで聴きたいものだ。尚、アナログと配信では一部収録曲が異なっている。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Neneh Cherry & The Thing - Dream Baby Dream / Cashback (Smalltown Supersound:STS23412)
Neneh Cherry & The Thing - Dream Baby Dream / Cashback
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偉大なるフリー・ジャズ系トランぺット奏者であるDon Cherry、その義理の娘であるNeneh Cherryのアナログを私が購入したのは意外に感じるられる人もいるかもしれないが、リミキサーにFour TetとLindstrom & Prins Thomasが起用されているのだから食指が動くのは当然です。A面はSuicideの"Dream Baby Dream"をNenehがカヴァーした曲を更にFour Tetがリミックスしているが、当初思っていたよりも勢いのある正確な4つ打ちを基調にしているのは驚きました。しかしジャズ調のホーンの音は残しつつも原曲の混沌とした空気は吹き飛ばし、Four Tetらしく電子音と生音をファンシーに織り込んだ曲調に緊張感は感じられず、ある種牧歌的なムードさえ漂うダンスミュージックは体が揺れつつも気分は和むばかり。B面にはノルウェーを代表するコズミック・ディスコの代表格であるLindstrom & Prins Thomasが"Cashback"をリミックスしていますが、こちらがど本命でしょうか、吹っ切れ具合が素晴らしいです。ウニョウニョと躍動するシンセのリフレインにベースライン、前へ前へと猛進するボトムが効いたハウスビート、そこに加わる色っぽい女性ボーカルや血潮がたぎるホーン、それらが一体となり快楽の極みへと突き進んでいくコズミック・ディスコの快楽性と言ったら…。かなりイケイケで世俗的で享楽的なダンスミュージックではあるけれど、この豪華に装飾された綺羅びやかな世界観はクラブで酒を飲んで盛り上がりたくなりますね。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Lindstrom - Six Cups Of Rebel (Feedelity:STS 221)
Lindstrom - Six Cups Of Rebel
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Prins Thomasとの黄金コンビでニュー・ディスコと呼ばれる音楽を盛り上げてきたLindstrom。その人気や影響力は確かに感じ取っていたものの、正直に言うと以前までのアルバムにはそれ程のめり込む事も出来ずBGMとして軽く聞き流す位の印象しか持っていなかった。そして新作もまあ同じ路線なんだろうと高を括っていたのだが、これが見事に大化けして最高に弾けるアルバムとなっていたのだ。いきなり鎮魂歌の様に始まる荘重なパイプオルガンのアルペジオが暫く続くのだが、ある時真っ暗闇の視界があっという間に開けるとそこからは遊園地のパレード風にゴージャスなキラキラとした音が一気に雪崩込んで来るのだ。特にダンスミュージックとしてノリやグルーヴ感が強くなりながらも、プログレッシヴ・ロック的に生演奏のテクニックを見せつけるように展開を最大限に広げ、電飾のカラフルな彩どりの如く煌く生の音もコズミックな電子音もくどい位に注入し、半ばポピュラーになり過ぎじゃないかと思う位にゴージャスなサウンドを高らかに響かすのだ。とにかく派手でポップで悪い見方ではセルアウトと言われる可能性もあり、単にジャーマン・プログレへの先祖帰りだなんてやっかみもあるかもしれないが、ここまで突き抜けた作風を堂々と表現したのであればそれはもう個性と呼んでも間違いではない。大作志向は相変わらずで曲の尺は長いのだがそれらが更にMIXCD風にミックスされており、組曲的に華々しく展開する構成は派手なトラックとの相性もばっちりで文句の付けようもない。どんなに気が滅入っていても、これさえ聴けば一時でも現実を忘れてファンタジーの世界に逃避出来るだろう。



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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Todd Terje - Remaster Of The Universe (Permanent Vacation:PERMVAC 055-2)
Todd Terje - Remaster Of The Universe
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Prins ThomasやLindstrom、Idjut Boysらとも並ぶ人気を誇るノルウェーのコズミック・ディスコ王子・Todd Terjeが、今までのリエディット/リミックスをまとめたMIXCDとコンピレーションのセット2枚組アルバムをリリース。まだ弱冠29歳と言う若さながらも、ジャンルや年代、そして合法・非合法問わず様々な音楽をバレアリック風ディスコに再構築する手腕でシーンのトップに躍り出ておりますが、ようやく彼の音源がまとめて初CD化だそうです。基本的にはポジティブでキラキラとした輝きを感じさせるディスコアレンジが多く、古い時代を感じさせると共に古典音楽にお洒落な現代風の洗練さも加えたポップな音楽性が感じられます。単なる懐古的な方向に向かうのではなく、新しい懐かしさなり過去の遺産への敬意が込められており、原曲を全く知らない自分でもTodd Terjeの音楽への愛を共有している気持ちになれました。普段はそれ程ディスコ系は聴かないのですが、メロディー重視の楽曲性なのでポップな音楽が好きであれば誰でも共感出来るのでは。非合法のエディット作品は当たり前ですが収録されていないのに残念ですが、アナログで膨大なカタログを揃えるのは困難なので有り難い作品集ではあります。

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| HOUSE6 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Future Disco Vol.3 City Heat (Needwant Recordings:NEEDCD002X)
Future Disco Vol.3 City Heat
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ニューディスコ・リエディット系のアーティストを擁するUKの新興レーベル・Needwant Recordingsが、"未来のディスコ"と銘打ったシリーズをリリースしておりますが、その最新作がコレ。自分はこのジャンルに詳しくはないものの、Lindstrom、The Revenge、Greg Wilson、Todd Terje、Tensnake、Ray Mangなどの売れ線からまだメジャーではない若手までコンパイルされているそうで、例えこの手のジャンルに音楽的な造詣が無くても急速に成長している現代のディスコシーンを体験出来るのが本作のコンセプトだそうな。ディスコと言う時代を感じさせるジャンルながらもモダンバージョン的にアップデートされたフューチャーディスコは、ディスコの愛くるしくキャッチーでホットな感覚を維持しつつ、今風に綺麗にエレクトロニック化されキラキラ感や上品さも伴った音楽へと進化しております。ディスコと言うとダサい音を意識的に強調したのもありますが、本作を聴いている限りでは懐かしさはあるけれど決してダサめを狙う事もなく、そのダサさが苦手だった人にも受け入れ易くなったモダンディスコなのかなと思います。MIXCD形式でジワジワと、しかしリラックスして聴けるポップなセンスに溢れた一枚。

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| HOUSE6 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/10/31 De La FANTASIA 2009 -Vol.ZERO- FANTASIA Night @ Liquidroom
当日はハロウィンと言う事でどのパーティーに行くか迷っておりましたが、音楽友達のS子ちゃんの奔走によりFANTASIA Nightをタダで入れて貰う事が出来たのでオープン同時に突撃。その代わりに物販のお手伝い業務をしてました。自分はラスターノートンのCDやボアダムスの服を売りながら、一緒に来た女の子たちと談笑。リキッドロフトにもフロアからの音楽が流れてくれば最高だったのだけど。

合間見て期待のLindstromのライブは何とか聴けましたが、これがのっけから素晴らしすぎる桃源郷の世界。PCとシンセを使いながらシンセをがんがんに被せまくり、極楽の音がこれでもかと空間を埋め尽くすバレアリックワールド。自分はLindstromのアルバムは持ってないので一曲たりとも知っていた曲は無かったのだけど、止めどなく溢れる多幸感に満ちた音は誰が聴いても幸せになると思えた。各曲は尺も長くて快楽が途切れずにどんどんと溜まっていく感覚で、キラキラそしてズブズブな世界に魅了されまくりました。甘美な一時。

その後は物販の片付けを手伝いを終えた所でEYEのDJを聴きに移動。相変わらずこの人のDJはマニアックと言うか知らない選曲ばかりなんだけど、いつも通りの民族系トライバルハウスでずんどこしまくりでアッパーでした。野性的、原始的なグルーヴは人間の本能に直接訴えかける力があり、自然と体が反応するな。一度本格的にロングセットを聴きたい。

しかしアレですな、何となくだけどフロアの反応が普通のクラブと違う印象を感じた。悪く言うとクラブ慣れしれない人が多かったというか、音楽が盛り上がってるのにそんなに踊ってる人が多くないのな。不思議な空間でした。

■Lindstrom - Where You Go I Go Too
Lindstrom - Where You Go I Go Too
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| EVENT REPORT2 | 17:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/10/31 (SAT)
GRASSROOTS 12th ANNIVERSARY DAY 2 @ Grassroots
DJ : Altz, DJ Nobu, Keihin

2009/10/31 (SAT)
De La FANTASIA 2009 -Vol.ZERO- FANTASIA Night @ Liquidroom
Live : Lindstrom, Nikakoi aka Erast, AOKI takamasa, d.v.d
DJ : TOWA TEI, EYE, MOODMAN

2009/11/02 (MON)
Body & Soul 2009 @ ageHa
DJ : Francois K., Joaquin "Joe" Claussell, Danny Krivit
Live : JOI

2009/11/07 (SAT)
AIR & Primitive Inc. present DERRICK L. CARTER @ Air
DJ : Derrick L. Carter, Remi, Mako

2009/11/13 (FRI)
THE OATH @ Oath
DJ : Masanori Ikeda, DJ Yogurt

2009/11/14,15 (SAT-SUN)
音泉温楽vol.1 @ 渋温泉
ACT : DE DE MOUSE(アンビエント・セット), ASA-CHANG & 巡礼, 七尾旅人
渚ようこ, metalmouse(アンビエント・セット), SNOW EFFECT, コーヒーカラー
Double Famous DJ Team(坂口修一郎 / 高木次郎, サワサキヨシヒロ a.k.a Naturally Gushing Orchestra

2009/11/14 (SAT)
CLASH49 @ ageHa
DJ : Derrick May, Ken Ishii, Takkyu Ishino

2009/11/22 (SUN)
LIQUIDROOM and root & branch presents THE ORB @ Liquidroom
Live : The Orb
DJ : Alex Paterson, Thomas Fehlmann
Liquidloft : DJ Yogurt, Univesal Indiann, DJ Wada

31日はリキッドルームでもFANTASIA Nightがあるけど、Grassrootsのアニバーサリーも気になる。後者の方が断然安くて酒はいっぱい飲めるしな…、酒いっぱい飲みたいねん。7日のデリックカーターは絶対行くしかねーだろ、ゴリゴリワイルドシカゴハウス。14日の音泉温楽行きたいけど、予算的に厳しいかな。無理ならデリック+ケニシのデトロイトへの旅へ。22日のジ・オーブは絶対行く、ウルトラワールドを体感せよ。
| UPCOMING EVENT | 00:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/10/02 (FRI)
CLUB MUSEUM "The Art of Intelligence" @ Unit
Live : THE BLACK DOG
DJ : KIHIRA NAOKI, ROK DA HOUSE, 'NOV'

2009/10/03 (SAT)
REDBOX 3rd anniversary party @ J-Pop Cafe
DJ : Motor City Drum Ensemble, STEREOCiTI and more
Live : Move D

2009/10/03 (SAT)
groundrhythm @ Air
Live : Kaito
DJ : Kaoru Inoue, PSYCHEDELIC BUS aka HIROKI MURAI

2009/10/03 (SAT)
RIS FESTIVAL [a sense of space] @ Unit
Live : SPECTRUM a.k.a SONIC BOOM, DJ KENSEI, JEBSKI & YOGURT, L?K?O and more
DJ : TOBY, Ackky, YAMADA the GIANT and more

2009/10/09 (FRI)
root & branch presents UBIK featuring THE FIELD @ Unit
Live : THE FIELD, KAITO
DJ : DJ YOGURT, DJ HIKARU

2009/10/10 (SAT)
Makin' Love Mix @ Grassroots
DJ : DJ Yogurt, SHIRO THE GOODMAN

2009/10/10 (SAT)
Cosmic Soul @ Air
DJ : Ian O'brien, Claude Young, Takamori K.

2009/10/17 (SAT)
CLASH48 @ ageHa
DJ : Adam Beyer, Joel Mull

2009/10/17 (SAT)
@ Air
DJ : ken Ishii, Jerome Sydenham

2009/10/31 (SAT)
De La FANTASIA 2009 -Vol.ZERO- FANTASIA Night @ Liquidroom
Live : Lindstrom, Nikakoi aka Erast, AOKI takamasa, d.v.d
DJ : TOWA TEI, EYE, MOODMAN

3日は迷う、初来日のMCDEかgroundrhythmか…?9日はField、Kaito、DJ Yogurt、DJ Hikaruと好みの面子がびっしり。10日はCosmic Soulと被ってしまったが、DJ YogurtのMakin' Love Mixへ行こう。今男女の股間を最も濡らすパーティー、エロ過ぎる。シローさんがムーディーなセットをかましてくれるらしい。ムーディーな雰囲気のあるグラスルーツでムーディーな音楽、きゃわいいおんにゃのこいっぱい来てください。17日、ドラムコードで震撼するか、Airでのケニシのプレイも熱い。31日のリキッドルームも面白そうなんで行く予定。
| UPCOMING EVENT | 07:30 | comments(6) | trackbacks(0) | |
BOREDOMS - Super Roots 10 (Commmons:RZCM-46118)
BOREDOMS-Super Roots 10
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友人からの貰い物。日本が世界に誇るカルトバンド、ボアダムスの"スーパールーツ"シリーズの最新作。自分は熱心なファンでもなければ彼等の音源は殆ど知らず、近年は3ドラム(一時期は6ドラムだったはず)によるトライバルなライブを行うと言うのを耳に挟むくらいでした。本作は今後予定されるアルバムの為に作られた"ANT10"、そしてそれをAltz、Lindstrom、DJ Finger Hat(=DJ EYE)がリミックスした4曲、あと無音の1曲と合計6曲収録。"ANT10"に関して言えば特に目新しい点もなく、3ドラムが怒濤のトライバルなリズムを打ちながらその上をコズミックなり東洋的なシンセが派手派手しく鳴っているだけで、まあ可もなく不可もなく程度。比較的彼等にしてはポップ目なんで聴きやすいとは思うけど、ボアダムスとしてのインパクトはさほど無いかな。本作の聴き所はやはりAltzやLindstromのリミックス。Altzに関しては4つ打ち仕様のズンズンと力強いキックが引っ張っていくリミックスで、ロックでありながらダンスでもあり格好良いね。そして俄然注目を集めているLindstromも、期待通りのファンキーなベースラインとキラキラディスコティックなシンセが特徴的なお気楽ディスコダブを提供。フロアに壮大な宇宙を召喚するコズミックディスコとも言える。リミックスに関してはフロア仕様で踊れて格好良いんだけれど、ただ新曲一曲の内容で2500円も取られるとボアダムスファンは納得いかない人もいそう。

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| ETC3 | 15:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Prins Thomas Presents Cosmo Galactic Prism (Eskimo Recordings:541416 501724)
Prins Thomas Presents Cosmo Galactic Prism
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Lindstromとのコンビでディスコダブブームを席巻するPrins Thomasの、タイトル通りでスペーシーな2枚組MIXCD。ジャーマンプログレのHolger Czukay、ファンクのParliament、スペースロックのHawkwindに混じって、Boards Of CanadaやTres Demented(Carl Craig)などのテクノ、日本からはCrue-L Grand OrchestraやDub Archanoid TrimとWaltz(Altz)、そしてハウスやイタロディスコ、レアグルーヴなどがまとまり一つの宇宙を形成する面白いミックスだと思います。本人曰わく2枚まとめて一つの作品だと言う事で1枚目のラストから2枚目の出だしが繋がっておりますが、1枚目は2枚目までにじわじわと上げていくゆったりとした内容、2枚目はよりダンサンブルでよりエモーショナルな内容。いやダンサンブルではあるんだけどやはり肩の力が抜けリラックスしふらふらとしたトラックが多く、ベッドルームで広がっていく宇宙を想像しながら聴けるような音で、決して馬鹿になって大騒ぎする様な音楽じゃあないです。でもバレアリックでもコズミックでもスペーシーでもサイケでも何でも良いんだけど、開放的で楽天的な恍惚の中毒がじわじわと浸透してくるんですね。選曲の幅の広さとは対称的に音の雰囲気にばらつきは感じられず、CosmoでGalacticでPrismなキラキラとしたハッピーな音に統一されていて気持ちEーです。力作っちゅーか怪作っちゅーか、ブームの先端にいるアーティストの本領が炸裂したお勧めの2枚。

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| HOUSE4 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Metro Area - Fabric 43 (Fabric:fabric85)
Metro Area-Fabric 43
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先日ディスコティックなアルバムをリリースしたMorgan Geistと、Darshan Jesraniから成るディスコでポップなユニット・Metro Areaが、Fabricシリーズに参戦。と言う事なれば特に説明が無くともだいたいの想像がつく、イタロディスコ、シンセポップ、ニューウェーブな曲のオンパレード。自分はここら辺の音楽に造詣は深くないのでちょっと戸惑いを隠せませんが(なら買うなよって話ですが…)、クレジットを見る限りだと80年前後の曲が中心みたいですね(Ministry、Devo位しか分からん)。まー古臭いのは言わないでも分かるでしょうが、ドタドタとした垢抜けない4つ打ちやらレトロなキラキラ未来感やら、ブリブリっとしたベースラインなど本当に懐かしさを漂わせるミックスCDですよ。どちらかと言うと先進性が強いFabricシリーズの中では逆に先祖帰りで古典的な内容ですが、無意識に空気を和ませてくれるポップな感じはグッドオールドデイズってな懐かしさを誘いこれは悪くない。ハウスパーティーの朝方なんかのまったりとした感傷的な時間に近いイメージかな。DJ Harvey、Lindstrom、Prins Thomas、Chicken Lips辺りが好きな人には、マジで恋する5秒前でしょう。

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| HOUSE4 | 09:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Michael Mayer - Immer 2 (Kompakt:KOMPAKTCD46)
Michael Mayer-Immer 2
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これぞKompaktスタイル!ドイツテクノシーンの中核を担うKompaktですが、抱えるアーティスト、そしてその楽曲たるや他のレーベルと比較にならない程素晴らしく、現在のミニマル流行を起こした要因となっているレーベルの一つだと思います。その表だったボスがMichael Mayerでありまして、WIREやクラブイベントで何度も来日しているのでもうお馴染みですよね。その彼の最新MIXCDがコレなんですが、正にKompaktの音を象徴するようなプレイとなっていても〜たまらんですね。テンポは遅いんだけどもドロドロと重いリズムでミニマルの展開を作り、非常にたくましいグルーヴが感じられます。中盤まで重く暗い流れでこのまま続くかと思ったら、6曲目"Advance"で煌びやかでセクシーなシンセがばりばり入ってきて、一気に快楽度が上昇し恍惚の世界に引き込まれます。そしてミニマルなリズムは保ったまま、妖艶なメロディーや幻想的なシンセが入っている曲を続けて回して、前半の陰から陽のプレイへと完全にシフト。Kompaktはミニマルテクノの面を持っていますが、また同時にポップな面も持ち合わせていて、それを両方上手く表現していますね。終盤では何げに流麗なテックハウスに移行して、ラストに向けて感動的なまでも盛り上がりを聴かせてくれました。ほんとKompaktの良い所取りなMIXCDで、文句の付け所もありません。ミニマルシーンが盛り上がり粗悪な作品も増えていますが、Kompaktの作品ならば騙される事はないと保証致します。ちなみに梱包されている用紙にkompakt-mp3の中からMichael Mayerが選んだMP3をDLする為のパスワードが書いてあり、お買い得感が高いですね。

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Check "Michael Mayer"

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Famous When Dead (Playhouse:PLAYCD016)
Famous When Dead
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「Famous When Dead」って、死んだ後に有名になるって事?つまりはリアルタイムでは評価されないって事だよね?でもPlayhouseのそんなレーベルのコンセプトに逆らって、多くのクラバーから最大の評価を得てしまっているのは面白い所。まさか一般的とは程遠いPlayhouseの音が、ここまで市場で受けるなんてレーベル側も思っていなかったんじゃないかな。ドイツにテクノ帝国・Kompaktがあるならば、ハウス帝国を牛耳るのはPlayhouseと言う事にみんなも異論はないよね?Playhouseはドイツにおいて初期の頃はミニマルなディープハウスを作品を多くリリースしていたけれど、やはり注目を浴び始めたのはIsolee、Ricardo Villalobosらによる狂って変態的なハウスをリリースし始めた頃だったと思う。何がやばいって曲の流れとか展開とかよりも、音その物の恍惚感とでも言うのかしら。Kompaktがポップで透明感のある綺麗な音なのに対し、Playhouseは荒くてジャーマンプログレ的な音もあればドラッギーで中毒性の高い音もあるし、神経をえぐるような毒のあるサウンドだと思うんですね。これを快感と感じるか不快と感じるかは人によって分かれる位強烈な音であるし、ほんと一般的に受け入れられる音からは程遠いと思う。でも実際には、Playhouseはレーベル買い出来る素晴らしいレーベルとして認知されてしまってしまった。まあとにかくこのレーベルサンプラーを聴いてみなよ。既に4作目だけどディープなハウス作品に混じって、今作ではジャーマンプログレッシブロックを通過した様なクラブトラックが多く収録されているよ。どこか懐かしいサウンドでありながら、ただの過去の遺産を模倣しただけでない新たなるジャーマンディープハウスとでも言うべき流れだ。最近流行のディスコダブとも共通する重くうねるベースライン、ロッキンで生っぽい音が特徴だね。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Quietwave (Village Again:VIA48)
Quietwave
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今まで数多くのCDを紹介してきましたが、その中でも断トツの心地良さ、リラックスした空間を創り上げるコンピレーションが登場しました。その名も「Quietwave」=「静かな波」。選曲を担当するのはKyoto Jazz Massiveの沖野修也で、アルバムのコンセプトは映画館(映画ではない)のサウンドトラック。アルバム内の彼自身の解説を参照すると、海の見えるラウンジでリラクゼーション的な効用を持つ音楽を集めたとの事。キーワードは波、α波、音波、波動、波形。後は貴方自身でコメントを参照して頂きたいが、本当に落ち着いてムードのある音楽が集められたなーと率直に思います。単純にミーハーでお洒落な曲を集めたのではなく、Ian O'Brien、Kirk Degiorgion、Aurora(Kaoru Inoue)、Lindstrom & Prins Thomas、Lars Bartkuhn(A.K.A. Needs)ら各シーンで新時代を切り開いてきた一線で活躍するアーティストの曲を、しかも特にヒットした曲でもないのによくぞ堀探してきたなと思わせる曲ばかりを集めています。だから決してこれらの音楽を聴いても高揚する事は無く、むしろ体の火照りを冷ましじっくり静かな音に耳を傾けてくつろげる時間が提供される事でしょう。ジャズ、フュージョンの中にもテクノやエレクトロニックな音が混じり合い、決して懐古的なイメージは持たせません。2100円と言う買いやすい金額ながら、内容は最上級のリラクゼーション(チルアウトの享楽的な心地良さとは別の心地良さ)。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Crue-L Future Compiled By Kenji Takimi (Crue-L Records:KYTHMAK-100DA)
Crue-L Future Compiled By Kenji Takimi
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瀧見憲司率いるCrue-L Records設立15周年+カタログナンバー100を記念し、未発表曲や初CD化の曲を集めた最新のレーベル紹介盤が登場。僕自身はCrue-L Recordsには殆ど興味もないのですが、気になるアーティストも参加していたので取り敢えず購入。1曲目Crue-L Grand Orchestra「More Than Paradise (LUGER E-GO Re-Edit)」からして、既にバレアリックな空気プンプンなチルアウト。悲壮感に漂うストリングスが何度も何度も頭を駆けめぐり、途中から入る優しくもか弱いピアノアレンジに、いつの間にか世界は天国へ。2曲目「Walk Through Happiness(LINDSTROM Remix)」は今が旬のLINDSTROMをリミキサーに迎えています。アコースティックギターの郷愁に満ちた音に、ディスコダブ的なギラギラのベースアレンジを加え、最新のエクレクティックなモードを披露。そして3曲目「Inspiration Information(KAORU INOUE Remix Beatless)」では、クロスオーバーの代表的存在・井上薫が素晴らしいリミックスを披露。ギターアルペジオを多用した開放感あふれるビートレスなアレンジで、井上薫の持ち味が最大限に表現されたアジアンな出来だと思います。そして何と言っても注目は「Spend The Day Without You (EYE Remix#2)」でしょう。元々は限定でリリースされたレコードから、このCD用に再アレンジしたバージョンを収録。EYEによる変態曼荼羅な世界が爆発し、イコライジングを強烈に効かしたハイエナジーディスコサウンドに変容。頭の中を何だか分からない狂気と歓喜が混ざった気持ちが突き抜け、どんな場所でもどんな人でも盛り上がる事間違い無しの一曲です。その後もハウスやチルアウト、ディスコダブなどが収録されていますが、このCrue-L Recordsと言うのは和製イビザなのだと感じました。アンビエントの様に瞑想を誘う訳ではないのですが、実在の時間を無視したスロウな時を刻み聴くだけで心が安らぐパラダイスの世界を提供してくれる音なんですね。「Crue-L Future」と言う通り、これからのレーベルの進むべき道を示した素晴らしいコンパイルだと思います。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
Chicken Lips - DJ Kicks (Studio !K7:!K7155CD)
Chicken Lips-DJ Kicks
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近頃はディスコダブなるブームが流行っているらしく、僕は全く興味はないのですが一応そのディスコダブを広める事に貢献したChicken LipsのMIXCDでも紹介しておきます。ディスコダブがいまいちどんな物かは理解していませんが、アンダーグラウンド色が強く80年代のディスコにダビーな奥深さを追加した様な感じなのでしょうか(間違ってたらごめんなさい)。なんでベースはでんでけだしリズムはずっしりな4つ打ちで、半ば古臭い音ではありますがドロドロのサイケデリック感があります。しかしStudio !K7の送る名物MIXCDシリーズ・DJ Kicksと言う事なので質が悪いって事はないんですけど、このディスコダブって音は自分には合いませんね。なんつーか音の古臭さが嫌って言うか、ニューウェーブの鋭い感覚はあるけれど別にダンスミュージックにはそれを求めてないって言うのかな。80年代のNew OrderとかDepeche Modeとかと同じ空気を感じて、New Orderとかはロックで格好良かったけどダンスミュージックだとなんか違うのですわ。古い感覚と新しい感覚が混ざってるのは分かりますが、自分の好きな音ではないの一言。悪いとか良いとかではございませんので、あしからず。

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| HOUSE2 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |