Gallo - Colori EP (Hell Yeah Recordings:HYR 7201)
Gallo - Colori EP
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イタリアからのモダン・ディスコ/バレアリック系レーベルであるHell Yeah Recordingsは例えば日本で活動するCalmやMax Essaの作品もリリースするなど、そういったグローバルなアーティスト性によって日本でもちょっとした注目を集める実力派レーベルだ。そのレーベルからリリースされたGalloなる聞き慣れないアーティストの新作が思いの外素晴らしいので、是非とも聞いて欲しい。Galloは2018年から同レーベルやSlow Motion Recordsから作品をリリースし始めたベルリンを拠点とするイタリア系アーティストのようだが、元々DJとして活動しつつBalearic Gabba Sound Systemのメンバーの一員でもあるなど、音楽家としては決して新人ではないようだ。さて、この新作だがバレアリック・クラシックとなってもおかしくはない位に開放感があり清涼な空気に満たされるバレアリックな世界観があり、キックレスの"Colori"はきれいめの艷やかなシンセのコードやフレーズと底辺で唸るようなベースラインのみでひたすら平穏な時間が続くアンビエントな感もある曲で、全く汚れの無いピュアな響きが体の隅々まで浄化するようだ。そしてゆったりとリラックスしたリズムを刻む"Sapori"は透明感のあるパッドを伸ばしながら和んだシンセのフレーズで何処までも広がる開放感を演出し、次第に入ってくる優美なピアノのコードが加わるとイタロ・ディスコ的な雰囲気も生まれて、90年代前後のオールド・スクールな時代を思い起こさせる。"Odori"は日本の踊りを指しているのだろうか、崩れたグルーヴィーなリズム感に揺さぶられ郷愁たっぷりなメランコリーなメロディーは、海辺の夕日が落ちてオレンジ色に染まっていく時の切なさを誘う。そして何とバレアリック・レジェンドの一人であるChris Cocoもリミキサーとして参加しており、"Colori (Chris Coco Deep Space Version)"は原曲のイメージを変えるのではなく、リバーブ系の残響を用いる事で視界が揺らぐ音響を作り、身も心も全てが自然の中に融解していくような心地好い白昼夢状態を生み出している。全曲見事にバレアリック仕様、特にイビサ系の自然を感じさせるバレアリック代表のMark Barrott辺りとも共鳴する音楽性で、これは要注目な存在だ。



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| HOUSE14 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Max Essa - Themes From The Hood, The Cad & The Lovely (Deconstructed By Balearic Demand) (Hell Yeah Recordings:HYR7183)
Max Essa - Themes From The Hood, The Cad & The Lovely (Deconstructed By Balearic Demand)
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イタリアから現行バレアリックを先導するHell Yeah Recordings、そこから2017年にリリースされたMax Essaによる『Themes From The Hood, The Cad & The Lovely EP』はレーベルオーナーのMarco Peedooをして「これまでにリリースした中でも最もバレアリックなレコード」と言わしめた作品だ。英国生まれ日本在住のEssaはBear FunkやIs It Balearic?からも作品をリリースするなど、現在のバレアリック隆盛以前からその音楽性をハウスに取り込んで開拓してきたアーティストで、特にここ数年はその音楽性は豊潤さを増している。その決定打とも呼べる作品が前述のEPなのだが、そこから更に「バレアリックな需要に合わせて解体された」という作品が本作だ。元々は12分にも及ぶ「Themes From The Hood, The Cad & The Lovely」がここでは4つへのパートで計17分への作品へと生まれ変わっており、曲そのものは殆ど変わっていないものの曲を分割する事でバレアリック向けのDJに使いやすいように編集したというところか。ベルや笛に弦楽器らしき音などを用いてどこか和のスピリチュアル感もある始まり方の"Setting Sail"、重厚で美しいシンセストリングスも入ってきて深い瞑想を誘うニュー・エイジ/アンビエントなスタイルのパートで、終盤では繊細ながらも悲哀のムードを注ぐピアノが感傷的だ。そこに続く"Gold Hush (Part 1)"で軽くビートも入ってきて視界も開けたように清々しくクリアなバレアリック性が湧き出し、大海原をヨットに乗ってクルージングするような大らかで爽やかな世界へと出航する。"Dance Indigo"はおそらくニューパートだと思われるが、前のパートの雰囲気を引き継いだダウンテンポで、透明感のあるパッドやディレイするシンセで空間の広がりを作りながら、微かにしっとり切ないピアノの用いて叙情をもたらす。そして最後の"Gold Hush (Part 2)"で清らかでメロウなピアノのコード展開を続けながらまた静けさが漂う凪の状態へと戻りながら終息するなど、4つのパードで構成された組曲は薫風がそよぎ燦々と太陽の光が降り注ぐ大海原やビーチを思い起こさせる真夏のバレアリック・ミュージック。これからの季節にもぴったりなスローモーバレアリック、季節感があって実に素晴らしい。



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| ETC4 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Max Essa - Lanterns (Music For Dreams:ZZZV18005)
Max Essa - Lanterns
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Bear FunkやIs It Balearic?にHell Yeah Recordingsといった人気のバレアリック・レーベルから作品をリリースしている日本在住のUKアーティストであるMax Essa、その才能と人気は間違いなく今度はデンマークの最早伝統的ですらあるバレアリック系のMusic For Dreamsから初の作品となるアルバムをリリース。以前は生っぽくメロウなディスコやハウスが中心だった作風もここ数年はバレアリック/ダウンテンポへと移行しよりレイドバックした作風を強めていたが、本作ではその最終地点へと辿り着いたように半分程はビートレスな曲が占め、更にニューエイジな雰囲気も纏い美しい景色を喚起させる音像により癒やしのひとときを提供する。本人の紹介では一人誰もいない道路をタクシーに乗っている時に日の出に隠れていくネオンの灯り、出雲への寝台列車、沖縄の夕暮れ時のビーチなどをイメージにしているそうで、騒がしい都会の真夜中からの逃避と考えるべきだろうか。静けさの中に残響心地好いアコースティックギターの響きから始まる"Lights Painted For A Road Trip To Spain"、星が瞬くような電子音も散りばめながら中盤からは眩しいシンセのレイヤーが浮かび上がり、徐々に太陽の光に包まれていくような和んだアンビエントだ。"Beautiful Western River"ではやや内向的で暗めのドローンが支配し、宗教的なパーカッション使い等の響きもあって精神世界へと潜り込むメディテーション的な意味合いが強い。静謐なピアノや朗らかなギターが絡み合い霧が立ち込める中から朝焼けが浮かび上がってくるような"Orange Trail"、感傷的なアコーディオンとそれを装飾するピアノやストリングスによる昼下がりのうたた寝を誘うドリーミーなダウンテンポの"I Love You Today Too"と、リラックスした雰囲気の中に美しい情景も広がっている。B面に入ると柔らかいリズムも加わった曲も並んでおり、色彩豊かなシンセのドローンが静謐に伸びていく上に耽美なピアノやギターが情緒を加え、そして軽くふんわりとした生っぽいリズムが優しくビートを刻む"Lanterns"、つんのめる角ばったリズム感で軽く躍動し可愛らしいポップなシンセで意気揚々と散歩を楽しむようなダウンテンポの"Twenty Types of Dusk"と、ここら辺の曲調は現在のバレアリック系と親和性がありながらEssaらしいオーガニックでセンチメンタルなムードに陶酔させられる。ひたすら世の中の喧騒から離れた長閑な空気に覆われて、程好い情緒性で体の隅々まで清らかな音が浸透するリスニング性の強いアルバムは、忙しい日常の中でほっと一息つくのにも一役買う事だろう。



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| ETC4 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Max Essa - Han Zon Roc EP (Hell Yeah Recordings:HYR7181)
Max Essa - Han Zon Roc EP
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イギリス出身で日本在住で活躍するMax Essaは、長い活動的を持ちながらも現在のバレアリック隆盛の中に自然と馴染んでいる。穏やかで包容力のあるバレアリックな彼の音楽性が過去から変わったのではなく、回り巡ってきた今という時代がようやく彼の音楽性にもシンクロするような自然な共鳴が、より彼の音楽性を際立てているようにも思われる。そして2017年にはイタリアン・バレアリックの先鋒であるHell Yeah RecordingsからEPをリリースしたが、そこでの相性の良さが証明されたのだろうか、続く新作である本作も同様に同レーベルからとなった。僅か3曲ではあるが彼の魅力を堪能するには十分過ぎる内容で、特に12分にも及ぶ大作の"Han Zon Roc (Midori Coup)"はストーリーを展開するサウンド・トラック的な構成も素晴らしい。ぼんやりとした幻想的なドローンから始まり煌めくシンセや繊細で哀愁あるギターが入ってくるノンビートの長いオープニングから、4分程経過するとようやくドラムの柔らかいリズムが入ってくるが、それと共にエグいアシッドもうねり出すという意外にも快楽的で恍惚の中盤、そこから微睡んだピアノの和音で朗らかに切り替わる流れなど長い尺を活かした展開の豊かさが突出している。そしてまた終盤、輝かしい光に包まれるような美しいシンセが放射されて次第にビートも消えていき、心地好い余韻を残して終わるドリーミーなバレアリック・ハウスは夏の終わりの寂しさを埋めるには十分だ。"How You Showed Me Everything"は肩の力が抜けたダウンテンポのスタイルで、ブルージーなギターが咽び泣くように響きコズミックな光沢感じさせるシンセが色鮮やかに鳴り、オーガニックな響きも相まってしみじみとした哀愁が込み上げる。そしてラストはアタック感の強いスネアやタムを用いたヒップ・ホップ調な"Rain Bird's Alfalfa Jam"だが、ここでもギターが存分に唸り動きのあるベースがうねり、バレアリック・ファンクとも呼べる開放感ありながらファンキーさが際立ったダンス・トラックに仕上がっている。どれも緩くありながら優しくエモーショナルな世界観に心も癒やされ、是非ともこの流れでHell Yeahからこの流れを踏襲したアルバムをリリースしてくれたらと切に願う。



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| HOUSE13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Good Mellows For Sunset Feeling (Suburbia Records:SUCD1002)
Good Mellows For Sunset Feeling
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「週末の海辺」から「夕暮れ時の感情」へ、橋本徹による『Good Mellows』シリーズの第二弾は少しずつ時間の経過を現すようだ。メロウというテーマを軸としたシリーズではあるが、この企画に為に新たに立ち上げられたSuburbia Recordは、入手困難な作品やアナログのみの曲を積極的に紹介する方針があり、本作では収録された曲の半分は初CD化とその意味でも大変意義のあるコンピレーションだろう。ただしそれが単にレアな作品を紹介するというだけには留まらず、『Free Soul』の切なく心に染みる音楽をクラブ・ミュージックの方面から解釈したならばとも仮定出来る音楽性は、ダンス・ミュージックが単に踊りの為の快楽的なものだけでなく感情的な面で訴えかける要素がある事も示している。オープニングを飾るのはポーランドの新星であるDas Komplexによる"Like A Fish"で、正にタイトルが示すように船が大海原をゆっくりと航海するような長閑なバレアリックで、旅の始まりとしては適切だろう。続くは近年クラブ・ミュージック側にも影響を及ぼしているイタリアのアンビエント・アーティストであるGigi Masinによる"Clouds"で、寂しげなシンセのリフレインと滴り落ちる切ないピアノのメロディーが、何処までも穏やかな地平が続く世界を喚起させる。中盤のSeahawksによる"No More Raindrops (Steel Pan Dub)"は爽やかなスティール・パンや残響揺らめくギターが空間の広がりを感じさせ、有機的で生暖かいダブ・ハウスといった趣きだ。そこから続くJose Padillaの"Adios Ayer"からMark Barrottの"Deep Water"の流れは、現在のバレアリックを先導するInternational Feel関連の音としての纏まりがあり、また大自然の営みを感じさせる優しいアンビエンスが素晴らしい。アルバムの後半には、頭角を現し始めているAndras Foxによる初期シカゴ・ハウス的な簡素な味わいのメロウさが特徴な"Running Late"、そして最後にByron Stingilyによる軽快なパーカッションと囁くような甘美なファルセットボイスで魅了するボッサ・ハウスの"Flying High (MAW Brazilian Vocal)"と、ハウスのグルーヴで憂いと高揚を伴いながらすっきりと余韻を残す事なく終了する。アンビエントからバレアリック、ハウスからジャズやダブまで景色が移ろうか如くジャンルの変遷も見せながら、全てをメロウで抱擁する夕暮れ時の切ない音楽観には誰しもうっとりと溺れるに違いない。

Tracklistは続きで。
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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/10/3 Sunset Lounge @ 江ノ島展望台
Sunset Lounge 2015 Part1

もうすっかり涼しくなり季節は夏から秋へと変わったこの季節に、夏の余韻を締め括るべく江ノ島展望台にてSunset Loungeが開催された。野外パーティーの中でも普段クラブで遊ぶような層のためにだけでなく、老若男女幅広い世代や家族連れまでにも対応した受け皿の大きさと、そして決して知名度の高い外タレ勢に頼る事なく積極的に日本のアーティストの紹介に務めるなど、パーティーに対する熱い志が伝わってくる。今回はベテラン達がユニットを組んだ真っ青(山崎真央×鶴谷聡平×青野賢一)、今は亡きNujabesの音楽性に共振するUyama Hiroto×Haruka Nakamura、日本にて活動するバレアリック体現者のMax Essa、DJ FencerとBestsellerによる新鋭DISCOユニット・616 -無重力-、そしてSunset LoungeのレギュラーDJであるCalmが出演し、新旧上手くバランスの取れた出演陣だ。さて、今年の5月開催時には残念ながら曇り空のために望めなかった美しいサンセットはどうだったのか。
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| EVENT REPORT6 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Max Essa - Vacations Never Taken (Victor Entertainment:VICP65330)
Max Essa - Vacations Never Taken
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UK出身、現在は日本に拠点を置き活動を続けるMax Essaは、Warp Recordsからデビューを果たしておおよそ25年のキャリアを持つベテランだ。90年代当時はハウスやディスコを手掛けていた彼は、日本での活動は2008年以降のBear FunkやIs It Balearic?といったレーベルからリリースした作品による影響により、どちらかと言えばバレアリック/ニューディスコのアーティストとして認識されている。ハウスやディスコがジャンルであるのであれば、バレアリックはスタイルや雰囲気であり、例えばジャンルに特定される事なく幅広い音を以ってして明るい景色や色彩にポジティブな感覚を表現出来るようなものだ。本作はここ数年にリリースした作品とこのアルバムの為に制作された新曲を収録し、それらをミックスしたMIXCDでありオリジナル・アルバムでもあるが、前述からの意味では正にバレアリックで、Essaによれば「バレアリック・ディスコ・ハウス」とも述べている。出だしは朝の眠りから目覚めるようにリラックスしたブギーディスコな"Noon Lux"で始まり、開放感と透明感のある正にバレアリック・ディスコな"Uptown Vibrations"、シカゴ・ハウス的なパーカッションとゴージャスなシンセ使いによるイタロ・ハウス的な"Lives Of Irrefutable Fantasy"と、底抜けに明るく無邪気なサウンドで長閑な時間が経過する。ゆったりとしたスタートからスムースな流れを保ちながら、中盤は清々しくも官能的なボーカルトラックの"Magic"やアルバム中で一番リゾート/パラダイス感の強い優美なハウスの"Need Your Love feat. Yuki Suzuki (Lee Douglas Remix)"で徐々に盛り上がり、目も体も覚めたまっ昼間のアクティブな時間帯のようだ。そして後半はEssa自身によるギターも導入した郷愁たっぷりのバレアリックな"M.O.D.F.D.M.V"や跳ねるようなリズム感に勢いのあるテック・ハウスの"One Hundred Times (San Soda Remix)"など、よりフロアを意識したクラブ・サウンドを中心に日が暮れつつある時間帯を表現する。最後は幻想に包まれながら切なさが持続する"Come Come The Rain (Charles Webster Remix)"で淡い余韻を残して綺麗なクロージングを迎えると言う、実にバケーションの感覚をストーリー感のある見事な展開で表現している。勿論本作がダンス・ミュージックである事は前提ではあるが、しかしこの開放感や豊かな色彩はオープンエアの海沿いのイメージが湧いて来るようで、やはりリラックスして微睡んで聴きたくなる緩さが心地良い。バレアリックを体現するEssaの魅力が100%詰まった、架空のバケーション・サウンドにただただ溺愛してしまう。





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| HOUSE11 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/7/11 groundrhythm x Freedom Sunset @ Air
Airオープン当初から続くgroundrhythm、今回はレジデントでもある井上薫も何度も出演を果たしているFreedom Sunsetとのコラボレーションを行う。Freedom Sunset改めSunset Loungeへの出演の為に結成されたSunset Sessions、またKompaktでの活躍も輝かしいHiroshi WatanabeことKaitoと二組がライブ出演もしつつ、アフターにはMax Essaが待ち受けておりメインフロアの充実度は言うまでもなく、当然メインの時間帯は井上薫が担当とこのパーティーの醍醐味は変わらない。
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| EVENT REPORT5 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/11/8 groundrhythm 12th Anniversary @ Air
井上薫という精神的支柱を中心にAirオープン当初から開催を続けるgroundrhythmが、遂に12回目のアニバーサリーを迎える。基本的には外タレに頼る事なく国内で音楽的にも繋がりのあるDJ/アーティストが出演し、ぶれる事のないドメスティック色の強いパーティーではあるが、テクノやハウスだけに限らずドラムン・ベースやヒップ・ホップにエレクトロニカまで様々な要素を取り込みクロスオーヴァーな音楽性を披露し続けていた。groundrhythmの時代と共に変わっていく音楽性、そして変わらない精神性は井上薫の軌跡そのものであり、レギュラーパーティーだからこそ長い間の変遷も体験する事が出来る。そしてそのアニバーサリーにはInner ScienceやForce Of NatureにMax Essaらが集結し、祝祭の夜を演出する。
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| EVENT REPORT5 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/8/29 Freedom Sunrise @ Oppa-la
湘南江ノ島の展望台で開催されているFreedom Sunset改めSunset Loungeは、夏の時期に複数回にわたって開催される野外の定番パーティーの一つだが、今年は諸々の事情で8月の開催は見送られていた。そこで番外編とでも呼ぶべきか、江ノ島のすぐ目の前にあるOppa-laにて初のオールナイト開催になるFreedom Sunriseが立ち上げられた。出演DJはMax Essa、DJ Yogurt、井上薫、Fencer、Kazuki、Shiningstarr、shiba @ Freedom SunsetといつものSunset Loungeよりも更に夜のパーティー感を打ち出し、そして夕日ではなく湘南の海を望みながら朝日を迎えるシチュエーションが用意された。
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| EVENT REPORT5 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/9/20 号外 @ Grassroots
高円寺の小さな小さなクラブ、と言うよりは酒と音楽好きが集まる酔いどれ酒場・Grassroots。あまりにも個性的で手作り感丸出しな内装と、とても小さなフロアとバーカウンターが一体型の箱は、友達の部屋に遊びに来ました的な感覚が強くクラブと呼ぶには語弊があるかもしれない。そんな不思議な魅力を放つ箱に、久しぶりにAlex From TokyoがMax Essaと共に帰還し、ニコイチ(56 & ムキムキテラちゃん)が一緒になって温かい一夜を作り上げた。
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| EVENT REPORT4 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Virgo Four Merwyn - Where Are You EP (HotMix Records:HM008)
Virgo Four Merwyn - Where Are You EP

シカゴ・ハウスの黎明期から活動している伝説的ユニットのVirgo Fourから、メンバーの一人であるMerwyn Sandersがソロ名義で新作をリリースしている。現在イタリアの一部の集団が特にシカゴ・ハウスと密接な関係を保っているが、その中でもSimoncinoのシカゴへの偏愛っぷりは抜き出ており、その愛情が結実してSimoncinoのレーベルであるHotMixよりMerwynの新作がリリースされたのだろう。本作はMerwynソロの作品ではあるがスタイルとしてVirgo Fourと何ら変わりはなく、古典的なアナログ・シンセを使用したであろう素朴なシンセの音と悲しげで儚いメロディー、そして簡素で乾いた質感のリズムトラックからなる実に80年代の空気を含むハウスだが、人肌の温もりが伝わってくる質感に懐かしさを感じずにはいられない。時代を越えてくる音と言うのは、えてしてこう言った単純ながらも変わり様の無いものなのだろう。リミキサーにはSimoncinoと同じくイタリアからシカゴ・ハウスを追求するNicholas、バレアリック・シーンで活躍するMax Essa、イタリアからの新興勢力であるKsoul & Muteoscillatorらが迎えられている。Nicholasによるリミックスはシカゴの中毒的なアシッド・ハウス仕立てで、原曲の物哀しさを残しつつもエグさも強調している。対してMax Essaは生っぽいディスコテイストを盛り込んで楽天的なバレアリック感を前面に出し、K&Mはビートを崩して切なさが残るジャジービートへと最もリミックスらしい仕事をしている。Merwynによるオリジナルは言うまでもなく、その他のリミックスも個性が発揮されており聴き応えは十分だ。

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| HOUSE9 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2012/12/21 Holiday Jam @ Galaxy
2012-12-21 Holiday Jam @ Galaxy

今年の7月20日に突如神宮前にオープンした「Galaxy 銀河系」。クラブと言う位置付けではなくアート系のイベントを行う為のギャラリーとしての運営が行われているそうで、純然たるクラブではないのだがオープン前からは注目を集めていた。と言うのもバックでは今ではDJ/アーティストからアパレル業へと転身してしまった某日本人アーティストが運営に携わっていると言う事だし、実際にオープンから3ヶ月程は"experiment"シリーズとして知名度に拘らずにそれぞれが個性を持ちコアなリスナー層にこそ評価されるDJ/アーティストを招聘していたからだ。そのシリーズでは夕方から終電までと実験的にも思える形態でパーティーを開催していたのだが、今回はDJ Alex From TokyoとMax Essaによるクリスマス直前パーティーを、なんとオールナイトで開催すると言うので遊びに行ってきたわけだ。
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| EVENT REPORT4 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2012/04/14 SIGNATURE vol.02 @ Sound Museum Vision
Sound Museum Visionと言う大型クラブだからこそ成し得るパーティーがあるとしたらやはり豪華なブッキングを突き詰める事だと思うが、その端的な例が今回のパーティーではなかろうか。デトロイトからテクノとラテンを融合させたライブを行うLos Hermanosを招致し、日本からは若かりし頃にデトロイト・テクノに魅了されたKen Ishii、デトロイトの叙情的な音楽感とも共通する方向性を持つHiroshi Watanabe、そしてデトロイトテクノを愛するTakamori K.が出演すると言うフェスティバルに勝るとも劣らない素晴らしいアーティストが集結した。
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| EVENT REPORT3 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |