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名作MEZZANINEリリース時に予定されていたマッド・プロフェッサーによるダブ・バージョンが、今になりリリース。こちらはアナログ盤。
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Scuba - Fabric 90 (Fabric Records:fabric 179)
Scuba - Fabric 90
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2016年8月に薬物により2名の若者が亡くなった事で一旦は閉鎖へと追い込まれたUKは名門クラブのFabricで、最後にプレイしたのがダブ・ステップで先陣を切るPaul RoseことScubaだったそうだ。本作はその出来事に前に制作されていたのでその出来事と特に関連付けられてはいなかったが、奇しくもクラブの閉鎖後に同レーベルより初めてリリースされた作品がScubaが手掛けた本作だったのは、何か運命的なモノを感じずにはいられない。Scubaと言えばテクノの現在の聖地であるベルリンはBerghainにダブ・ステップやベース・ミュージックによって攻勢をかけ、テクノとダブ・ステップの溝を埋めつつ、また本人もベルリン系のテクノへの傾倒を示す事で評価を獲得していた。しかし5年前にリリースされたアルバムは意識的にダブ・ステップから距離を置いて大衆的な作品をリリースし、当方はそこで一旦Scubaへの興味を失いかけていたのだが…。しかし、そこはやはりFabricシリーズに起用されただけあり、ダブ・ステップのビートとテクノのひんやりした質感によってかつてのアンダーグラウンドな雰囲気を十分に纏い、息もつかせぬ展開を駆け抜けるミックスを披露している。驚いた事に本作ではCDとしては19トラックに分けられているものの、実際には42にも及ぶ大量の曲が使用されており、常に複数の曲が入り組むように編み込まれる事でビートの多様性と緩急自在な展開を作り出している。そして単に勢いで飲み込んでいくだけの作品ではなく、例えば出だしではビートのある曲にPatrick Cowleyによる不安気なアンビエントの"Uhura"を被せて深遠な音響空間を作っていたり、ビートもかっちりした4つ打ちからボディーブローのように鳩尾に刺さる鋭利なダブ・ステップに端正なミニマル、または痺れるような覚醒感ある電子音や奥深い空間演出を成すダビーな音響など、様々な要素を散りばめながらそれらがばらばらになる事なく一つの世界観として纏めあげている。確かに余りにも膨大な曲を用いてはいるのだがそれらはベルリン的な冷たさや闇のムードによって結び付けられており、ここでは意識的でなければテクノとダブ・ステップの垣根を感じる事は無いほどだ。そして作品の最も盛り上がる中盤も素晴らしいが、ラスト10分位のテンションが落ちてきてビートが変容しつつズブズブと深みにはまり、暗闇の中からメランコリーな情緒も現れてくる流れは、暗さの中にもドラマティックな盛り上がりを感じる事だろう。予想を良い意味で裏切る妙技が炸裂したミックス、Scubaの深化がここに表現されている。



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| TECHNO12 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Midland - Placement (Remixes) (Aus Music:AUS1238)
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Ramadanmanとの共作が話題となったUKハウスの注目株であるHarry AgiusことMidland。ダブステップにも微妙に接近をしつつも、UKらしい洗練されたハウスを披露しAus Musicの有望株として着々と評価を高めている。そんな彼の新作はリミックスのみを収録した作品だが、なんとリミックスを提供したのが新生R&Sを支えるLoneにドイツ・ディープ・ハウスの重要アーティストだるMotor City Drum Ensembleと、否が応にも手が伸びてしまう話題盤。先ずはLoneによる"Placement (Lone Remix)"はビートメーカーらしく鋭利に切り込んでくるリズムがダブ・ステップ的なパンチ力のある音とブロークン・ビーツのしなやかさを持ち合わせていて、原曲のハウス色は一掃したLone色に染め上げている。しかし完全に塗り替える事もせずUKベースな美しい上モノの音響は生かしてもおり、バランス良くLone自身の個性とMidlandの個性を纏めたリミックスだ。意外な仕事をしたのがMotor City Drum Ensembleで、"What We Know (Motor City Drum Ensemble Dub)"と言う通りに原曲から無駄な音を省きつつダブな奥深い音響を生み出している。シカゴ・ハウスの悪びれた音質のリズムトラックやレイヴィーなギラギラしたシンセの上モノが毒々しく驚きはあるが、MCDEらしい粘着力のある重心の低いグルーヴはいつも通りで納得の出来だ。両者とも今の時代を象徴するような音作りで、フロアでもばっちりはまるであろう一枚だ。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |