CALENDAR
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>
RECOMMEND
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog]
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog] (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
名作MEZZANINEリリース時に予定されていたマッド・プロフェッサーによるダブ・バージョンが、今になりリリース。こちらはアナログ盤。
RECOMMEND
Mezzanine
Mezzanine (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
メザニーンのリマスターに、上記のダブバージョンを合わせたCD2枚組。
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
VISIBLE CLOAKS,YOSHIO OJIMA,SATSUKI SHIBANO
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
Prins Thomas - Rainbow Disco Club Vol.1 (Endless Flight:ENDLESSFLIGHTCD13)
Prins Thomas - Rainbow Disco Club Vol.1
Amazonで詳しく見る(日本盤)

2010年より東京晴海の海を望むロケーションで開催されているRainbow Disco Clubは都市型フェスとして定着してきているが、その音楽感を更にMIXCDとして表現したシリーズがEndless Flightと共同でスタートした。その第一弾にはRDCにも出演歴のある北欧ノルウェーのニュー・ディスコ大使であるPrins Thomasが抜擢されている。Prinsは過去にもニュー・ディスコを中心としたバレアリック路線なMIXCDをリリースしていたが、本作では一転して幅広い楽曲/音楽性を含みながらもテクノとしてのスタイルを披露している。しかし、それも最近テクノ路線のレーベルであるRett I Flettaを彼が始動させた事を考慮すれば、極自然な流れだったのだろう。始まりはDonato Dozzyによるビートレスかつトリッピーな電子音響なテクノから始まり、この時点で今までのPrinsとは異なる空気が発せられている。続くFloating Pointsによるディープなダブ・ステップで低空飛行を続け、The Shooktのサイケデリックな曲から遂にリズムに動きが見せ始める。Deepchordによる機能性を重視したミニマル・ダブ、Bjorn Torskeによる無邪気で陽気なムードに溢れたニュー・ディスコ、Marcellus Pittmanによる錆びた無機質なビートが鳴るロウ・ハウスなど、ジャンルは多彩だがロングミックスによって曲がいつ入れ替わったのかを曖昧とする自然な流れによって、不思議ととっ散らかった印象はない。寧ろ様々な音楽性がミニマルなミックスによって一つの流れを生み出し、特に中盤以降はビート感の強い曲が並んだ事でライブ感のある盛り上がりを見せている。ラストの盛り上げ方も圧巻だろう、一端Shedによる望郷の念を呼び起こすロマンティックな曲で仕切り直しをしつつ、最後にNY's Finestのハウス・クラシックで感情の昂ぶりを保ったままミックスは終了する。確かに以前のようなキラキラした底抜けの幸福感は薄れており、その分だけクラブを意識したグルーヴ感重視なプレイではあるのだが、しかしその中にもやや緊張感のあるコズミックな多幸感も存在する。何よりもニュー・ディスコなアーティストと言う自身の特徴や個性を振り払うかのような挑戦心あるミックスであるが、それがファンの期待を失う事なく新たな魅力を伴っている事は、Prins Thomasが単なるニュー・ディスコだけのアーティストではない事を気付かせてくれるのだ。



Check "Prins Thomas"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO11 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Motor City Drum Ensemble - Raw Cuts Remixes (MCDE:MCDE 1211)
Motor City Drum Ensemble - Raw Cuts Remixes
Amazonで詳しく見る(MP3)

ドイツ出身のDanilo Plessowは複数の名義とユニットで活動をしているアーティストで、その中の一つで最も有名な名義であるMotor City Drum Ensembleは初めてのリリースから既に7年が経過しているが、この名義がもはや彼にとってのメインプロジェクトである事は間違いない。特にデトロイト・ビートダウンに影響を受けたであろうロウでファンキーな、そして怪しい黒さを発する"Raw Cuts"はMCDEの存在感をシーンに知らしめたシリーズであり、今尚フロアでプレイされる名作だ。本作はそんなシリーズの中から"Raw Cuts #5"のリミックスし直した作品なのだが、驚くべき事はMarcellus PittmanやMike HuckabyにReclooseとデトロイトのシーンで活躍してきたアーティストをリミキサーに起用しており、やはりこのシリーズがデトロイト・ハウスとは切っても切れない関係である事を示唆している。原曲のクラクラする陶酔感を払拭しより直線的なビート感や荒々しい金属的なパーカッションを用いて硬質さも加えた"Marcellus Pittman Remix"、そして奇妙な男性のボーカルサンプルや眠気を誘うような幻想的なシンセを導入しデトロイトのエモーショナル性を打ち出した"Mike Huckaby"、そのどちらもがMCDEにあるロウな音楽性を活かして荒々しさを引き出しつつも各DJの個性も反映されたリミックスになっている。しかし本作で注目すべきはデトロイトの中でも奇才を放っていたReclooseによる"Recloose Remix"で、近年の彼の作風に見られるエレガントなストリングス使いや跳ねるようにしなやかなビートを用いて、更にはコズミックなサウンドも織り交ぜる事で優雅なフュージョン・テックへと変容し、原曲の雰囲気をがらっと変えながらも更に上質なりミックスへと昇華しているのだ。ここまでの変化を見せると既にMCDEの作品ではなく、Reclooseとしての新曲に近い印象も受けるが、兎に角まあ素晴らしいリミックスだ。ちなみに"Raw Cuts"シリーズはこれにて終了するアナウンスがされているが、MCDEとしての活動は続けてくれる筈なので今後の活動にも期待したい。



Check "Motor City Drum Ensemble"
| HOUSE10 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
In The Dark : Detroit Is Back (Still Music:STILLMDCD011)
In The Dark : Detroit Is Back
Amazonで詳しく見る(US盤)
 Amazonで詳しく見る(日本盤)
以前に比べると神格化された感もあったデトロイトの音楽に対する評価は落ち着いてきているように思われるが、それを尻目に一貫してデトロイトの魂を守り続けているレーベルも存在する。その代表として挙げられるのがJerome Derradjiが主宰するStill Musicで、レーベル自体は2004年にシカゴで生まれているものの、デトロイト周辺のアンダーグラウンドなアーティストに焦点を絞って作品を手掛けている。2005年にはデトロイト・ハウスの - 特に表舞台と言うよりは長年地下で土台を支えてきたような - アーティストの作品を収録した「In The Dark (The Soul Of Detroit)」と名付けられたアルバムを纏め上げたが、本作はタイトル通りにその続編となる2枚組のデトロイト・ハウスのコンピレーションだ。レーベルが提唱するには「デトロイトの地下クラブ、スタジオや倉庫で鳴っている音」だそうで、Delano SmithやRick WilhiteにMike Clarkらのベテラン勢から、Patrice ScottやKeith WorthyにDJ 3000などこれからの世代を担う人材まで、デトロイトのローカル色を強く打ち出したアーティストが集められている。デトロイトと言うとどうしてもベルヴィル・スリーやUR周辺に注目が集まりがちだが、本作を聴くとやはり現在の音楽制作的な面から見るのであれば世代は確実に変わってきている事を実感する。音的には世界の流れからは外れつつもエモーショナルな熱量を濃厚に煮詰め、アナログ感覚の強い温かい音質を打ち出したソウルフルなハウスを中心に纏められた本作には、デトロイトと言うブランドに頼らずとも評価されるパーティーに在るべき音楽が詰まっている。所謂クラブ・アンセムと言われるような派手な曲があるわけではないが、各アーティストの実直なデトロイト・ソウルが伝わってくる事もあり、デトロイト入門としてもお薦めしたくなる作品集だ。勿論アンダーグラウンドなデトロイト好きな人にとっては、長く愛せる作品となる事は言うまでもない。

試聴

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| HOUSE9 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Francois K - Renaissance The Masters Series Part 19 (Renaissance Recordings:RENEW05CD)
Francois K - Renaissance The Masters Series Part 19
Amazonで詳しく見る(US盤)
 Amazonで詳しく見る(日本盤)
以前に比べると勢いは落ちているように思われるUKプログレッシヴハウスの指標となっていたRenaissance。そのレーベルでは大物プログレDJを招いてMIXCDをシリース化していたのだが、その最新作にはなんと意外にもFrancois Kを招き入れている。Francois Kがプログレッシヴハウス?いやいや、まさかそんな安直な事を彼が当然するわけもないが、しかしジャンルの垣根を越えて音楽に対して隔たりなく平等に向き合ってきたからこそ、このRenaissanceのシリーズを手掛ける事も本来はおかしな事でもないのだろう。先ず以て断言しておくとやはり内容は最近の彼の傾向が強く出たテクノセットにはなっているが、良い意味でのベテラン的な安定感と成熟した大人の親父の包容力を持ち合わせており、パーティーの一夜の流れを感じさせつつも非常に丁寧なミックスを施している。1枚目はJazzanovaのレイドバックしたディープ・ハウスから始まり、Francois自身のラグジュアリーな新曲のハウス、そして音響系ダブハウスなどでじっくりとフロアに火を入れていく。メロディアスなシーケンス、かっちり安定感のあるビートが強まりながらテクノやハウスが気付かない内に融解した流れに巻き込まれ、トレンドもしっかりと掴んだ硬めの厳ついダブ・ステップも混ぜながら1枚目は終了。そして2枚目は最初からパーティーが盛り上がっている時間帯の雰囲気から始まり、パーカッシヴで野性的なハウスやエモーショナルなデトロイト風のテクノ、またはTechnasiaによるシカゴ・ハウスらしいジャッキンなトラックなどピークタイムに合わせた曲を用いて、真夜中の狂騒へと雪崩れ込んでいく。終盤では破壊力のあるLen Faki Remixや大箱仕様のスケール感の大きいテクノを投下し、最後の最後でChronophoneによる感動的なラストに相応しい切ないデトロイト・テクノで見事に幕を閉じる。余りにも自然な流れ、現在のモードを掌握したセンスは、意外性ではなく正攻法で自身の音楽性を存分に表現しているようであり、王道的でありながら時代のさなかに存在している事を証明しているのだ。派手ではないかもしれないが、DJと言う行為に対して非常に真面目な性格が伝わってくる良心の作品だろう。



Check "Francois K"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Delano Smith - Reconstructed (Sushitech:SUSH20)
Delano Smith - Reconstructed

昨年DJキャリア30年以上にして初のアルバム"An Odyssey"をリリースしたデトロイトのDelano Smith。アルバムは長い活動の果てに辿り着いた実直なハウスミュージックで満たされていたが、そこからのシングルカットなる本作はDelanoと故郷を同じくするデトロイトのCarl CraigとMike Huckabyがリミックスを提供する注目の一枚となっている。タイトル通りに真夜中の空気が漂うハウスである"Midnight Hours"のCarl Craigによるリミックスは、彼にしてはオリジナルを尊重したのか意識的に元からあるエレピのフレーズも借用しつつ元のムードを踏襲する作風に仕立てた上げ、最近のC2にしては珍しくディープ・ハウスを聞かせている。その意味ではリミックスとしての役割は少ないように思われてしまうかもしれないが、しかしそこはデトロイトの大天才、オリジナルよりもリズムやメロディーをくっきりと浮かび上がらせ、よりダンストラックとして芯のあるグルーヴを生み出している。その一方で自らの個性を尊重したのはMike Huckabyによる"What I Do"のリミックスで、オリジナルが湿っぽく内向的なハウスだったのに対し、Huckabyは完全にテクノとも思われるごっつくて硬い音質に染め上げている。しかし骨太で猛々しい表層でありながら、新しく湿っぽいボイスサンプルを追加したり情感のあるしっとりしたシンセのレイヤーで色気も醸し出し、結局はデトロイトらしいソウルを感じさせるトラックとなっている事に安心した。音楽の大先輩であるDelanoに敬意を示したのか両者ともデトロイト魂を打ち出したリミックスを提供していて少々手堅い印象が無くもないが、DJが使うにはもってこいの内容となっている。

試聴

Check "Delano Smith"
| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2012/04/28 RA VS @ Eleven
電子音楽の普及に務めるオンラインマガジン・Resident Advisorが提案する新しいパーティーが今回の"RA VS"。VSと言うタイトル通りに毎回二人のゲストを招待して、一人では成し得ない二人による共鳴・共振から生み出す音楽の魔法を体現する、そんなコンセプトがあるそうです。そんなパーティーの栄えある第一回目のゲストはデトロイトからMike HuckabyとPatrice Scott、前者は言わずもがなテクノからハウスまでこなすベテランであり後者は詳しくは知らないのですがシカゴ・ハウスに影響を受けたアーティストだそうで。特にHuckabyに関しては前々から気になるDJだったので、ようやく聴けるこの機会を待ち侘びておりました。
続きを読む >>
| EVENT REPORT3 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Mike Huckaby - Tresor Records 20th Anniversary (Tresor Records:Tresor.245)
Mike Huckaby - Tresor Records 20th Anniversary
Amazonで詳しく見る(US盤)
 Amazonで詳しく見る(日本盤)
今でこそドイツテクノのメインストリームではなくなったが、かつてテクノと言えばここが真っ先に上がる位に勢力を誇っていた老舗中の老舗であるTresor Records。工場跡地を利用した如何にもドイツ的なシチュエーションのクラブに、そして今では重鎮と言える迄に成長したアーティストを率先的に紹介し続けてきたレーベル、その両面でTresorは世界のテクノをリードし続けてきた。特にSurgeonやJoey Beltram、Fumiya Tanakaの世界的リリースと言ったハードテクノに於ける功績は言うまでもなく大きく、何と言ってもレーベルの初のリリースがUnderground Resistanceだった事は驚きだ。またDerrick Mayをして「デトロイトはドイツの衛星都市だ」と言わしめた程にデトロイトとベルリンの結び付きは強く、URに始まりJeff Mills、Eddie Fowlke、Blake Baxter、Juan Atkins、Robert Hood、Drexciyaを積極的にヨーロッパに持ち込み、享楽的な面を排し切実な現実を生き抜く為の硬派なテクノを迷いなき信念を以てして推し進めていた。そんなレーベルも2011年で遂に設立から20年が経ち、その記念盤としてデトロイトからMike Huckabyを迎えてMIXCDをリリースした。音だけ聴けば身も蓋もない言い方をすれば一昔前…どころか現在の時流であるBerghain周辺のテクノの丹念に練り上げられた音は無く、今聴けばそれ程ハードにも感じられず音圧や圧倒的な勢いも、かつて感じていた程には感じられないだろう。時の流れは無常なのだろうか、いやしかしここにはハードテクノもミニマルもエレクトロもゲットー・ファンクも同列に並べられているが、Tresorの快楽や享楽からは距離を置き闘争心剥き出しのスピリッツが一貫して感じられる。例え音そのものは古くなろうともTresorの生き様や意思が、今のベルリンに影響を与えた事は間違いなく、テクノの原点を理解する意味でも重要な記念碑となるであろう。

試聴

Check "Mike Huckaby"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO9 | 13:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Vladislav Delay as Sistol - Remasters & Remakes (Halo Cyan Records:PHC02)
Vladislav Delay as Sistol - Remasters & Remakes
Amazonで詳しく見る

最近11年ぶりに新作をリリースしたVladislav Delayの変名・Sistol。Vladislav Delayと言えばChain ReactionやMille PlateauxからBasic Channelを継承するアブストラクトなテクノをリリースしておりましたが、このSistol名義の作品はよりダンスフロアへ視点が向いているテクノです。そして最近新作がリリースされたのに合わせて11年前の1stアルバムのリイシューにリミックスアルバムも追加したのが本作。新作はちょっと手広く締りのない印象もあったのですが、こちらの11年前の作品は当時流行っていたグリッチ音も多用したシンプルに肉を削いだミニマルで、その無機質な質感や色の無い音色、芯の強い低音が極限にまで高められており非常にストイックな作風になっております。Vladislav Delayから色気を削いでリズムを強めたと言うか、又は初期Poleのダンスバージョンと言うか、Thomas Brinkmannの幾何学的ミニマルと言っても差し支えないかもしれない。そしてリミックスアルバムにはMike HuckabyやJohn Tejada、Alva Noto、Sutekh、DMX Krewら様々な方面の人が参加しており、当然統一性はないものの元々のクールな印象を保ったリミックスが楽しめる内容です。

試聴

Check "Vladislav Delay"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/10/30 Spinning Vol.3 @ 渋谷 Bar&Cafe特異点
台風直撃な予報と言う最悪の状況の中で、結局は雨さえ降らずに穏やかな天気の中無事"Spinning"3回目を開催する事が出来ました。差し入れを持って来てくれた方、特異点のハロウィンパーティーに合わせて遊びに来たお客さん達が集まってくれて、丁度やりやすい雰囲気の中でプレイする事が出来たと思います。本当に来て頂いた皆様に感謝。そしてゲストで回していただいたgouuuuogさんは硬めのミニマルダブ〜テックな音が中心で、特異点と言う小さなバーの中でも良い鳴りを聴かせてくれて気持良かったです。

自分は今回はとにかく好きな曲をどしどしと詰め込んだのでかなりコテコテな選曲になりましたが、まあバーの雰囲気に合わせて色気のある流れは表現出来たかなと。では今後もお客さんに楽しんで貰えるように改善を試みつつ、ぼちぼちと開催したいと思いますのでどうぞ宜しくです。

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| EVENT REPORT3 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Loco Dice - The Lab 01 (NRK Sound Division:LAB001)
Loco Dice-The Lab 01
Amazonで詳しく見る(US盤)
 Amazonで詳しく見る(日本盤)
正直昨今のミニマル流行には食傷気味なんだけど、このLoco Diceは最近人気あるらしいんで取り合えず買ってみた。Sven Vath、Luciano、Richie Hawtin、Ricardo Villalobos辺りとつるんでいるみたいで、ミニマル系の中ではかなりの評価を得ているDJらしいです。本作は良質なハウスを中心にリリースするNRKが新たに立ち上げたMIXCDシリーズ"The Lab"の第一弾で、時代はハウスよりもやはりテクノとミニマルと言う事なんですかね。一枚目は幾分かどんよりムードで深みを感じさせるミニマルが中心で、昔の過激なミニマルとは全く以って異なっている。リズム中心のハイテンションな旧ミニマルに対し、なんつーかここら辺のミニマルってどうも薄っぺらくてペナペナに感じられて軟弱なイメージを払拭出来ないんだよね。中毒的な恍惚なり気の抜けたパーカッションの独特な気持ちよさはあるし品質の高さは分かるけれど、テクノの衝動的なパワー不足なのは否めないな。もっともこんな音を作ってる人達もパワーよりも聴かせる事を目的に作っているんだろうけれど、かと言って心にぐっと来るようなソウルがあるかって言うとそんなのも感じないし。取り合えず一枚目からはLoco Diceなりの個性は聴こえてこない。それに対し二枚目の方はミニマルでありながらハウスの心地良いグルーヴを前面に打ち出したミックスで、緊張感は無くむしろ薄っすらと甘い情緒さえ感じられるメロディアスな内容。勿論エレクトロニックで冷たい感触は一枚目と一緒なんだけど、そこにソウルフルな旋律もあって感情が揺さ振られたりもする。衝撃の無いミニマルであったとしても、そこにファンキーなりソウルフルなり感情的な音があった方が、自分には合うのかなと思います。またハウスとテクノの絶妙な混ざり具合も好きですね。しかし一体ミニマル流行は何時まで続くのかね?

試聴

Check "Loco Dice"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| HOUSE4 | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Model 500 - Starlight (echospace [detroit]:echospace313-2)
Model 500-Starlight
Amazonで詳しく見る

昨年にLPのみで限定リリースされていたModel 500の"Starlight"リミックス集が、ようやくCDでリリース。CDも500枚限定らしいですが、マジなんでしょうか?リミキサーにはDeepchord、Echospace、Intrusionなどの名で活動しているRod ModellとStephen Hitchell、あとはデトロイトで活動しているSean Deason、Convextion、Mike Huckaby。原曲はBasic ChannelのMoritz von Oswaldがエンジニアとして参加しているせいか、デトロイトテクノと言うよりはディープなミニマルでModel 500にしては珍しい作風です。そんな曲を各アーティストがリミックスしているのですが、ものの見事に大半はベーチャンまんまな過剰なリヴァーブの効いたミニマルダブを展開しております。一つ一つの曲で評価するならば文句無しに格好良いんだけれど、さすがに一曲のバージョン違いを延々と聴かされるのはなかなかしんどいです。Sean Deasonだけはシャッフルしたリズムを使ってデトロイトテクノに仕上げているので、口直しに丁度良かったですね。まあしかしQuadrant Dubみたいな曲の連続だわな、艶っぽくてエロい。

試聴

Check "Juan Atkins"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO6 | 18:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Pole - Steingarten Remixes (~scape:sc050cd)
Pole-Steingarten Remixes
Amazonで詳しく見る

流行には余所見もせず独自のミニマル、ダブを追求しているドイツのレーベル・~scapeですが、その首謀者であるStefan BetkeことPoleの最新作が登場。最新作と言っても今年出た"Steingarten"(過去レビュー)のリミックス集で、しかも自分の知識の浅さ故か余り知っている面子が参加してないです。PoleのレーベルメイトのDeadbeat、又はPerlonのMelchior ProductionsとDimbiman位しか分からんよ。全体的にはリズムをくっきりと浮かび上がらせてリズミカルに調理したリミックスが多いのですが、原曲の奥深い音響空間はわざと削除しているせいか何となく軽い印象になっています。でもDeadbeatのリミックスは群を抜いて格好良いです。これね、近年注目を浴びてるダブステップ風に仕上げてるんですが、複雑に絡んだ重いリズムトラックは非常にダンサンブルだし、どす黒いアフロ感がファンキーなんですよ。まさかPoleの曲がこんな風に変化するなんて予想だに出来まい。あとはMike Huckabyと言う全然知らない人が全盛期のBasic Channelを思わせるダブハウスを聴かせてくれて、寄せては返すリバーヴがトロトロに心地良いです。どうもパッとしない印象のリミックス集ですが、一応~scapeらしいミニマルダブ感はある…と思う。

試聴

Check "Pole"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO5 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Detroit Beatdown Remixes (Third Ear:XECD-1043)
Detroit Beatdown Remixes
Amazonで詳しく見る

テクノはデトロイト、シカゴはハウスなんていつの間にかそんな大きな区分けがされてしまった時、デトロイトにハウスを復権させたのはMoodymannやTheo Parrishだったんだろうな。もちろん彼らは超有名なアーティストな訳で誰もが知る存在なんだけど、よりデトロイトのハウスを掘り下げる為にMike "Agent X" Clarkは「Beatdown」を提唱した。それが2002年にリリースされたデトロイトハウスの最強コンピレーション「Detroit Beatdown」だ。黒人音楽を高密度の圧縮したこの低速ハウスコンピレーションには、Theo Parrish、Eddie Fowlkes、Mike Clark、Alton Millerから隠れた存在であるNorm Talley、Delano Smith、Rick Wilhite、Malik Alstonらの楽曲を収録。今までに類を見ない濃いデトロイトハウスである事は間違いない。そしてそのアルバムを多方面のアーティストがリミックスしたのが、この「Detroit Beatdown Remixes」だ。参加アーティストは、Carl CraigやAmp Dog Night、Gilb'r(Chateau Flight) らの有名処から、まだ一般的には知られていないアーティストまで色々。元々が濃い作品だらけだったのでどう調理されるかも楽しみだったのですが、リミックス後もやっぱり濃かったの一言。多くを述べる必要は無い。ハウスが好きな人ならば、きっと一回耳にするだけでこの「Beatdown」の素晴らしさが分かるはず。デトロイトは何度目かの春を迎えようとしている。

試聴

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| HOUSE2 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Detroit Beatdown In The Mix Mixed By The Beatdown Brothers (Third Ear:XECD-044)
Detroit Beatdown In The Mix Mixed By The Beatdown Brothers
Amazonで詳しく見る

もう3年位前だったかな、「Detroit Beatdown」と言うコンピレーションアルバムが発売されたのですが、どうにもテクノで有名なデトロイトに於いてハウスはそれ程脚光を浴びない訳みたい。もちろんTheo ParrishやMoodymannなんかはいるし、Carl CraigやUnderground Resistanceだってハウスは作る訳だけど、決してそれらだけがデトロイトハウスなんかじゃなく地道に活動を続けるアーティストいるのでありまして、晴れてそのコンピレーションに於いて世の中に紹介されたのでありました。URにも参加した事のあるMike Clarkが提唱した"Beatdown"とは、言葉通りであるならばテンポを落とせと言う事なのでしょう。しかしそれ以上に深い音楽性があり、ジャズやファンク、ディスコから継承した黒いソウルがあります。テクノも勿論黒人音楽を昇華した結果ではあるのですが、ハウスはよりストレートに濃く凝縮されているものだと思います。そんなハウスを紹介した「Detroit Beatdown」は、デトロイトハウスの金字塔と言っても差し支えないのですが、更にそれらを The Beatdown Brothersがミックスしたのが、この「Detroit Beatdown In The Mix」です。The Beatdown BrothersとはMike Clarkに、「Detroit Beatdown」にも参加したNorm Talley、Delano Smithを加えた3人組の事で、名前からしてもう素晴らしいです。「Detroit Beatdown」のオリジナル曲、リミックス曲をソウルフルに熱を帯び、ファットに図太く、スムースに心地良く繋げていきました。久しぶりに心温まるハウスミックスに出会った気がします。デトロイトテクノは聴くけれどデトロイトハウスは聴かない、そんな人達にもきっと伝わるソウルがあるはず。カウントダウンにThe Beatdown Brothersがやってくるので、興味の有る方は是非。

試聴

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |