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DJ Yogurt & Moja feat.下津光史 - いややこやや (Upset Recordings:TSUR-001)
DJ Yogurt & Moja feat.下津光史 - いややこやや
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テクノやハウスだけでなくR&Bやダブにアンビエントその他の広範囲な音楽を愛するDJ Yogurt、当然ロックにも深い愛を今までにも示しており、ロック・アーティストのリミックスを何度も行ってきている。今回そんな彼が目を付けたのは2008年に神戸で結成された「踊ってばかりの国」なる5人組のバンドで、DJ Yogurtが何度も彼等のライブを体験する内に"いややこやや"の魅力に取り憑かれバンドのボーカルである下津光史にリミックスを提案し、このプロジェクトへと結び付いた。リミックスとは言っても下津のボーカルやギターは再録となり、更に近年DJ Yogurtとコンビを組んでいるMojaのプロダクションのおかげで、これはリミックスではなく新作と呼んでもよい程に新たな魅力を放っている。元々スローで気怠い原曲ではあったものの、このリミックスは更に過剰なダブ処理を用いてメローかつ浮遊感伴うダブ×アンビエントなテイストを増したものになっている。"いややこやや (Vocal Mix)"は正統派レゲエのバックビートと何処までも広がるような残響を用いたダブだが、下津のボーカルも白昼夢の中を彷徨うような甘さを醸し、何だか南国気分なカリビアン的なムードに夢現。しかし本作でとびっきりにぶっ飛んでいるのが"いややこやや (Dub Mix)"で、残響をより強く引き伸ばした事で弛緩したムードが更に増し、それは意識をもくらくらとさせる効果となって熱気でゆらゆらと視界も波打つように作用し、最早ここまで来ればアンビエントかチルアウトかの極上のメロウさを持ったブリストル・サウンドだ。蒸し暑い真夏の時期にこそより効果を発揮するであろう開放的なサウンド・プロダクションに、DJ Yogurtのダブへの愛がはっきりと現れている。裏面には新作が2曲収録されているが、下津もボーカルで参加した"Ocean (In the House)"はそのタイトル通りで、真夏のビーチにもぴったりな爽快なハウスビートにトライバル感や多幸感溢れる清々しいエレクトロニック・サウンドをまぶした野外フェスにも映えそうなダンス・トラック。もう一方の"Electric & Drums For Dance"は生っぽいキックやハイハットを強調したドラム乱れ打ちのブレイク・ビーツが炸裂し、強烈なリズムに引っ張られながらもこちらも燦々と照る太陽の光を全身で浴びるような底抜けの明るさがある。どれもこれもこれから始まる夏にぴったりな曲であり、またDJ Yogurt & Mojaとしての活動に期待が高まる事間違いなし。





Check "DJ Yogurt" & "Moja"
| HOUSE12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Asian Psilocybe Foundation - Water Vein EP (Mental Groove Records:MG115)
Asian Psilocybe Foundation - Water Vein EP
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「Water Vein」=「水脈」というタイトル、プロモ盤の碧々しい屋久杉が鎮座する森の風景を写したジャケット、そこから感じられるのは生命の息吹。数多くの才能を抱えるスイスのMental Grooveからおそらく初となる邦人アーティストのリリースとなったのが本作で、手掛けているのは今正にアーティストとして注目を集めるAsian Psilocybe Foundationだ。少し前にリリースされ初のソロ作品となった「Cosmic Dance EP」(過去レビュー)はダンスフロアの爆発力を封じ込めたような内容だったが、本作はよりAPFのパーソナルな音楽性が反映されているようで、前述した大地の霊的なパワーを受信し創造力溢れるテクノ〜アンビエントへと昇華したのだろうか。それぞれの曲には日本語でのタイトルがつけられており、インスピレーションの元になった場所がおおよそ想像出来る。"Forest Of Doshi"はスピリチュアルな鐘の音やシタールらしき民族的な音を基軸に、静かに深い瞑想へと誘うイントロ的な作品で、ここからもAPFの音楽性の背景が感じ取れるだろう。続く"Operation Bean(豆の舞)"は躍動的に振れるベースラインとあっさりと軽快な4つ打ちに導かれ、そこに素朴で柔らかい笛の音のようなフレーズが反復し、フィールド・レコーディングであろうあぶくの弾ける音も入ってくれば、まるで新緑茂る森の中を闊歩するような爽やかなテック・ハウスになる。富士の樹海を示す"Aokigahara"、ヒプノティックで土着感の強いリズムが大地の営みを感じさせ、そこにオーガニックな音色や透明感のある電子音が鮮やかな色彩を描き出す天然ダンス・トラック。最後はDJとして全国で活躍中のDJ YogurtとMojaによるリミックスの"Water Vein (DJ Yogurt & Moja Remix)"で、聞いた限りでは"Operation Bean"をダブ処理により奥深さを生む事で開放感ある野外向きのリミックスをしているようだ。清涼な水や空気が体の隅々まで行き渡るような綺麗なトランス感覚があり、水脈から生命力が溢れ出すような心地良さだ。レーベルの案内では「森林、水、土、太陽を感じて欲しい!」との記載もあり、APFが自然の中からインスピレーションとパワーを受けて制作した本作は、テクノという枠を越えたユニークな作品だ。



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| TECHNO12 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |