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Elia Perrone / Gigi Masin - Stella (Unclear Records:UNCLEAR 013)
Elia Perrone Gigi Masin - Stella
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Music From Memoryからの再発が契機となり埋もれた名作の復刻が続くイタリアの音響音楽家・Gigi Masinであるが、決して過去の作品だけに頼る訳でもなく現在のダンス・ミュージックのアーティストとも交流しながら新作を出すなど、チャンスを物にして再度シーンへと返り咲いたのは本質的な実力があるからこそ。そして今度はイタリアでUnclear Recordsを主宰するElia Perroneと手を組み、彼のレーベルから更なる新作を世に放っている。Perrone自身はハウス・ミュージックを手掛け、レーベルとしてもモダンなハウス中心だったりするところにMasinの名が出てくるのは意外かもしれないが、それもダンス・ミュージック側からMasinへと寄り添っている状況を理解すれば不思議な事ではないのだろう。"Stella"はビートレスな作風がアンビエントを思わせる点もあるが、荘厳なストリングスや耽美なピアノの旋律を用いて生の質感を打ち出しているのは、Masinによる影響だろう。そこにおどろおどろしいエレクトロニクスの音響が胎動を加えているが、荒立たない静けさが広がる音響は静謐でさえある。"Garden Blues"ではトリップ・ホップのような粘性の高いビートが入り、捻れるような電子音やぼやけたエフェクトが施されたシンセが霞の奥に消え入るような音を鳴らし、物哀しさが胸に込み上げるダウンテンポな曲となっている。そして注目すべきは本作でもやはりと言うか、Juju & JordashとNiro Love Mumによるダンスシーンからのリミキサーが起用されており、原曲の面影を残しながらもフロアに即したリミックスが成されているのは特筆すべき事だろう。元々のピアノやストリングスの旋律に加え幻惑的なシンセのフレーズも追加し、更に軽快なハウスのキックが加わった"Stella (Juju & Jordash Remix)"は、ロウな質感も目立つが奥ゆかしさを残している。そしてダウンテンポから規則性のある4つ打ちへと生まれ変わった”Garden Blue (Niro Love Mum Remix)”は、原曲のイメージを損なわずに機能的なディープ・ハウスの体をなしている。違和感のないダンス系のリミックスを収録する事は、よりMasinに対する間口を広げる事へと繋がり更なる再評価を得るのは間違いなく、今からでもMasinの追うのは全く遅くないのだ。



Check "Elia Perrone" & "Gigi Masin"
| HOUSE11 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm - From My Window (Music Conception:MUMOCD-027)
Calm - From My Window
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特に久しぶりの新作という思いは全く無かったが、気付けばCalm名義のでのオリジナルアルバムは5年ぶりだと言う。前作以降はK.F.名義やfield.echo名義でも作品をリリースしていたので、"深川清隆(=Calmの本名)の音楽"を追っている者にとっては、その時間の経過は強く感じる事は少なくなかったに違いない。しかし5年の歳月はCalmに変化をもたらすには十分な時間だったのだろう、前作『Calm』(過去レビュー)やK.F.名義がCalm単独で作り上げたパーソナルな作品だったものの、この新作ではまた初期のCalmのようにMoonage Electric & Acoustic Ensembleという音楽家を率いて、バンドサウンドを持ち込みながらエレクトロニクスとの自然な共存を果たしている。しかしながらそれが単に生演奏を強調したバンド的なサウンドをやりたかったと言うよりは、Calmと言う指揮者に仲間の音楽家が自然と加わったように感じられ、決して生演奏を強調するようなものではない。その意味ではアンサンブルを強調した傑作『Ancient Future』とは似ながらも少々異なり、あれから15年の歳月は同じようなバンドサウンドにも変化をもたらしている。『Ancient Future』は非現実的で桃源郷のような夢の世界を見せる音楽だったが、本作ではそのような浮揚感は抑制されもっと現実的で大地にしっかりと根を張ったような雰囲気だ。決してメロウな感覚が失われたのではなく、その表現方法が変わったと考えるべきだろう。ゆっくりと湧き立つように揺らぎ、光煌めくシンセのサウンドが織りなす幻想的な"Room With A View"でアルバムは開始するが、続く"Night Ride"では早速生のベースやピアノにフルートが参加して、電子音によるトラックに生命力が溢れ出るような熱い感情を加えている。そして"Love Velocity"では心地良い電子音の揺らぎにスティール・パンによる可愛らしいメロディーが加わり、人懐っこいポップスのような親近感が感じられる。それまでの電子音のアルペジオが鳴りを潜めた"Cosmic Language"では控えめにジャジーなリズムが現れ、繊細に優雅な旋律をなぞるピアノと熱い感情を吐露するトランペットが、コズミックな電子音の上で融け合っている。アルバム全体としてはビートは希薄化し大河のようにゆったりと水が流れるようなグルーヴが強いが、"Cosmic Wind"ではドラムやパーカッションも加わって大きなうねりを生み出し、嬉々とした感情が溢れ出している。このように本作は様々な音楽家が参加したアルバムではあるが、それでも尚伝わってくるのはCalmのパーソナルで内省的なムードであり、スタイルとしてはバンド的な面もありながら大袈裟に生演奏をひけらかす事もなく、Calmの内に秘めたる感情がフラットに吐露されるているのだ。

Calm "from my window" (MUCOCD-027) - Focus Point Listening by Farr_Calm on Mixcloud



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/5/13 Kraftwerk "3-D CONCERTS 1 2 3 4 5 6 7 8" Computer World @ Akasaka Blitz
先日Kraftwerkの"3-D CONCERTS 1 2 3 4 5 6 7 8"の初日公演である"Autobahn"を体験して十分に音楽と映像を楽しんだものの、ファンとしては一日だけでは満足出来ないのが心情だ。と言う事でどの公演にすべきか迷ったものの、今度はいかにも電気仕掛けの世界が広がる"Computer World"の公演へと行ってきた。
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| EVENT REPORT4 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/5/8 Kraftwerk "3-D CONCERTS 1 2 3 4 5 6 7 8" Autobahn @ Akasaka Blitz
お世辞抜きにテクノにおける生きる伝説と化しているKraftwerk。なんと単独公演としては9年ぶりとなるが、そのツアーは8日間に渡り8枚のアルバムの曲を全て披露すると驚くべきものだ。そしてある意味では伝統工芸にも近いライブ・パフォーマンスを行なっている彼らが、今回はヴィジュアルを3D化すると言うここに来ての更なる進化を遂げたのだ。彼らのアルバムはどれも大好きなのでどの日のライブに行くかは迷ったものの、先ずは出世作である"Autobahn"の日に聴きに行く事にした。
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| EVENT REPORT4 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn & Cassy - Cocoon Heroes (Cocoon Recordings:CORMIX040)
Joris Voorn & Cassy - Cocoon Heroes
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数多くのタレントを擁するドイツのCocoon Recordings。夏の間は享楽の地と化すイビサはAmnesiaで著名なDJを集めて"Cocoon Heroes"を開催しているが、そのパーティーをCDとしてJoris VoornとCassyがパッケージしたのが本作だ。とは言ってもこの二人が年中Amnesiaでプレイしているわけでもなければ、生粋のCocoonのメンバーと言うわけでもないので、レーベルカラーとは関係なく二人のDJが聴けると言う意味では安心してよいだろう。Joris Voornのミックスについては80分の中に26曲も詰め込み完全にグルーヴをコントロール下においた精密なプレイを聴く事が出来るが、やはり初期の頃に比べると妙に大人びていると言うか抑制されたミニマル色強めな印象だ。恐らく全てがPC内で組み立てられているのだろう、確かに上品に纏められたプレイには繋ぎも展開も違和感無くスムースに聴けるのだが、しかしそれにしたって少々臨場感や人間味と言うものが欠けている気がする。後半に入ればミニマルに深く潜っていく音とメロディアスな音が融け合いながら、パーティーでのピークタイムへと駆け上がっていく昂揚感が増しては行くのだが、初期の初々しさも感じられたテクノクラシックを使用したプレイの方が彼には合っている気がするのだが。対してCassyは13曲だけの使用ながらも鉄鋼のような芯のある太さを基盤に持ちつつ、官能的な夜っぽさや野性的なトライバル感を含むテクノともハウスとも取れる中庸なプレイをしている。しかしJorisの何処か機械的なミックスに比べCassyの方はグルーヴが走っていて、むしろこちらの方が男らしい気迫を感じさせる力強い音を鳴らしている。個性的なプレイではないのだがパーティーの白熱した光景が浮かび上がる生き生きとしたプレイではあるし、余りに凝ったミックスよりは単純な方がやはり踊るには適している場合もあるのだろう。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Josh Wink - When A Banana Was Just A Banana - Remixed & Peeled (Ovum Recordings:OVM-9008-2)

Josh Wink - When A Banana Was Just A Banana - Remixed & Peeled
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昨年リリースされ評判を得たJosh Winkのアルバム"When a Banana Was Just a Banana"(過去レビュー)を、現在テクノ・ハウスシーンで活躍している著名なアーティストがリミックスした作品集が登場。元々が激渋なミニマルでテックなフロアを意識したトラックでしたが、ここに集ったアーティストもその流れを組んだリミックスを披露しております。The BaysのメンバーでもあるJimpsterはディープでずぶずぶな展開の中に、夜の妖艶さを含ませたディープハウスを披露。最近はミニマルに傾倒しているSlamはやはりトリッピーな効果音が特徴的なミニマルを、Radio Slaveは徐々にビルドアップしていく恍惚感のあるミニマルを聴かせる。フランスの耽美派ハウスユニット・Chateau Flightさえも、華やかさを伴いつついかつくゴリゴリと荒さのあるミニマルを聴かせるなど、やはりシーンはミニマルなのでしょうか。Benny Rodriguesなるアーティストだけは鈍いアシッド音を使ったアシッドハウスを披露していて、それが古臭い訳でもなくしっかりと現在のシーンにも適用していて格好良いです。その他にもNic Fanciulli、Agoria、Martin Buttrichら随分と豪華なリミキサーが集結していて、その誰もが硬質なミニマルを意識していて、地味と言えば地味だけどフロアで使い勝手の良いリミックスを行っております。ジャケットの様にオリジナルから薄皮が一皮向けたような変化を見せたリミックスアルバムでした。

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| TECHNO7 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Collection Vol.1 Bijou R.I SOUNDS mixed by DJ MAAR (Avex Entertainment Inc.:NFCD-27204)
Collection Vol.1 Bijou R.I SOUNDS mixed by DJ MAAR
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ぶっちゃけどうでもいい事ですが、7〜8年ぶりにパーマをあてました。髪が長かったけどパーマかけたらスタイリングがかなり楽ちん(と言うか今までスタイリングほぼしてなかった)。頭が禿げないかだけが心配です。

発売前にAVEXで働いている子から頂いたのでレビューおば。正直なところ自分はDJ MAARや彼が組むユニットであるDEXPISTOLSには関心が無いんだけど、このMIXCDに関しては割りと自分好みの選曲でありました。テーマは「肩パットとNEW WAVE」だそうですが、肩パットと音の結び付きは謎。あ、でもニューウェーブって言う空気は確かに漂っていて、ダークで不穏な尖った感覚は感じさせるかな。そしてニューウェーブと言うだけだって、やはり80年代っぽい懐かしいチープな音でダンスなグルーヴが奏でられていて、良い意味で時代を感じさせるね。エレクトロ中心の中にテクノやアシッドハウス、レゲエやロッキンな物まで色々混ぜられていて多様性を感じさせつつも、しっかりとムードは80年代に収まっているのでとっちらかった印象は無いですよ。ただアクセサリーブランドの為のMIXCDと言う事もあってか、微妙にお洒落にまとめようとしている空気も感じられたのは、俺の考えすぎかな。クラブの荒々しさは前面に出ず、小奇麗にまとめた印象。

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| HOUSE5 | 07:30 | comments(2) | trackbacks(1) | |
2009/09/19 TAICOCLUB '09 KAWASAKI @ 東扇島公園
FREEDOM SUNSETでベロベロになった状態で電車の中でもベロベロで女の子に絡みつつ、川崎駅へ到着。シャトルバスはいっぱい出てるから予想よりも楽に東扇島公園に到着。バスでも駅から30分はあるんで、立地はちょっと悪いけど。公園自体は結構大きくて芝生も多いし、寒くなければ快適だったはず。つか川崎を舐めてました、長袖シャツ一枚持っていたけどそれでも超寒かった。余りにも寒くて死ぬかと思ったけど、女の子からセーター借りて助かりました。本当にありがとう。女の子の服って、男とボタンのかけ方が反対なんすね?では適当に記憶のある限りで感想を。
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| EVENT REPORT2 | 22:20 | comments(2) | trackbacks(0) | |
DJ JIN × JAZZY SPORT - THE MIX (Jazzy Sport:JSPCDK-1003)
DJ JIN × JAZZY SPORT-THE MIX
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久しぶりにヒップホップのMIXCDでもどうぞ。ヒップホップをそんなに聴かない自分でもこれならイケル、日本が誇るヒップホップの枠を超えたインディーレーベル・JAZZY SPORTの音源をDJ JINが巧みに調理したメロウでジャジーなMIXCDです。一言、メロウと言ってしまえばそれで終わりかもしれないけれど、でもやはり最初から最後までメロウな空気で満たされた本作を聴いていると、どうしたって切なくなってしまう。威圧感のある攻撃的なヒップホップは入ってないよ。ざっくりざくざくとしたラフなグルーヴがあるトラックがゆるりと紡がれて、緊張ではなく良い意味での弛緩したムードに包まれている。そして時にファンキーだったりコズミックだったりやはり黒い音を感じさせくれる。しかし暑苦しくは無い、微熱を帯びる程度の心地良い肌の暖かさが心に染み入る。もっぱら最近は家では緩い音楽しか聴いていないので、これも今の僕のモードにしっくりはまっております。メロウなヒップホップ好きな人は是非是非聴いてみてちょ。



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| ETC3 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Articulations By David Alvarado (Plastic City:PLAC055-2)
Articulations By David Alvarado
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リリース数は多くないもののPeacefrogやNRK、Ovumなどから大箱受けするディープなテックハウスをリリースしているDJ・David Alvarado。自分の記憶に間違いがなければ日本には一度だけ来日していて、新宿リキッドルームで壮大なテックハウスプレイを聴かせてくれました。来日はしないしリリース量も多くないものだから知名度的にはそこまで高くはないけれど、実力に関してはトップクラスだと思っています。新作がリリースされないのは残念ですが、代わりに最新のトラックをふんだんに使用したMIXCDが届けられました。驚いたのは2007年にリリースされた物ばかりをプレイしていて、いわゆる過去の名作・クラシックに頼らない内容である事。普通どんなDJだって山場には売れ線を持ってくる事が多いのだけれど、Davidは敢えて近年の音を披露する方向に進んだ訳ですな。その考えは結果的に成功したようで、ハウシーな音楽を中心にデトロイトやミニマル、テックを見事に調和させた展開になっていました。以前新宿リキッドで聴いた時のリズムにのせる事を目的としたパーカッシヴなテックハウスは封印されて、ここではより情緒的なメロディーを生かし幻想的でディープな音楽性が強調されています。どちらが良いと比較するのではなく、これがDavidの今のモードだと言う事でしょう。勿論パーカッシヴではなくとも芯に重さを感じるグルーヴはあるし、適度に緩やかな4つ打ちは丁度心地良いビートを刻んでいて気持ち良いですよ。山場は中盤の"Sweet Sensation"、Satoshi Fumiなる日本人のテックハウスです。Satoshi Fumiのアルバムもリリースされたばかりなので、今度チェックせねば。

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
John Digweed - Transitions Vol.4 (Renaissance:REN42CD)
John Digweed-Transitions Vol.4
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気が付けば毎年恒例のシリーズになっているプログレッシヴハウスの大御所・John DigweedのMIXCDシリーズ"Transitions"。シリーズ物と言うとどうしても耳が慣れてしまい飽きやすくなってしまうのですが、この4作目にしてシリーズ最高峰ではないかと感じられる気持ちの良い出来。既に音的にはテクノだとかプログレッシヴハウスだとか区別するのは意味の無い内容で、ジャンルの垣根が下がった事で新たなるファンの獲得に成功しているであろうDigweed。実際自分も以前はプログレを聴く機会は無かったのですが、ある程度テクノ寄りになったおかげで自分も聴く機会を得られているので、壁が低くなるのは良い効果もあるのです。曖昧・あやふやにぼかして成功している良い例でしょう。選曲に関しては大半は自分が知らないアーティストですが、序盤のユルユルとしたテンポの中にも重みを効かせ安定した流れから、ジワジワと壮大な流れに落とし込んでいくテックハウスやプログレが中心。透明感のある上物とギラついた上物、相反する音が入っていてワイルドでありながら上品な雰囲気も感じられる好内容です。

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| TECHNO6 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Mark Farina - Fabric 40 (Fabric:FABRIC79)
Mark Farina-Fabric 40
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当ブログでも幾度にも渡り紹介しているMark Farinaが、人気MIXCDシリーズ・Fabricの最新作に登場。シカゴ出身、そしてアメリカ西海岸のサンフランシスコのハウスシーンを代表するファリナですが、MIXCDのリリース量は尋常ではなく本作で一体何枚目なのかも覚えておりません。彼のMIXCDは基本的にマッシュルームジャズと呼ばれる気怠いヒップホップセットと、そしてお気楽でファンキーなパンピンハウスセットの二種類あるのですが、本作は後者の方。流石に今までのリリース量が半端ではないので近年は彼のMIXCDも食傷気味ではあったのですが、本作はFabricからのリリースと言う事で内容も折り紙付きで再度ファリナのミックスに好感を抱きました。終始ドンドコでパンピンなリズムのファンキーな音を保っているものの、何故かムードは開放感に溢れ昼下がりのまったり感が漂ってきて爽やかな温度を保持しております。なんかこうノリが良くても激しすぎずにだらりとしている矛盾性は珍しく、相反する二面性が同時に存在しているのはファリナのDJスキルの高さなのでしょう。う〜ん、もうすぐ夏の到来を感じさせるファンキーで楽天的なハウスミックス、これを聴くと海に行きたくなるね。

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| HOUSE4 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
The Art of Chill 4 Mixed By The Orb (Platipus:PLATCD160)
>The Art of Chill 4 Mixed By The Orb
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アンビエントMIXシリーズである"The Art of Chill"の最新作は、アンビエントのマスター・The Orbが原点を見つめ直しそして現在をまとめた彼の自伝的な作品です。ライナーノーツを読む限りだと89年にAlex PatersonがPaul Oakenfoldに"Land Of Oz"のチルアウトルームでプレイする様に頼まれて、踊って熱くなったクラバーの体の火照りを冷ます為に新旧構わずチルアウトトラックを回していたそうな。その時のクラシックを中心としたのが一枚目、そして近年のアンビエントを中心としたのが二枚目と時代を隔てた構成になっています。一枚目はやはり古めの曲が多いせいかテクノと言うよりはポストロックやダブなども収録され、アコースティックな音が強調されております。チルアウトと言うよりは神秘的で神々しいオーラが出ていて、古き良き音楽に対し敬服したくなる、そんな真摯な内容ですね。対称的に二枚目は近年の音かつKompaktメンバーが揃っていて、これはテクノ好きな人ならばみんなハマル内容でしょう。大半がノンビートもしくは緩めのビートで、トロトロとただ甘くメランコリーで、電子の音だからこそ成せる幻想的な音を聴かせてくれます。アンビエントであり一時のチルアウトを体感出来る極上の内容です。いやー、最近出たニューアルバムより遙かに快楽度が高くうっとりしてしまいました。

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| TECHNO5 | 17:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Goldfrapp - We Are Glitter (Mute Corporation:MUTE9335-2)
Goldfrapp-We Are Glitter
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イギリスのテクノポップユニット・Goldfrappの曲を、クラブミュージックの大物からロックバンドまでまとまりのない面子がリミックスし、それを選曲したのがこのアルバム。Goldfrappに関しての前知識は全く無かったのですが、リミックスにCarl Craigが参加していればそりゃ買うしかないでしょ。って事で目玉はやはりC2 Remixなのですが、最近のCarlさんは本当に外す事が無いですね。脳に直撃するドラッギーなシンセラインが黒光りして、黒人音楽のソウルとテクノの見事な融合を果たしています。テクノからハウス、プログレまで多用に使えるフロア直撃トラックで、またもやCarlさんの天才っぷりを知らしめました。ハウスの御代・Francois Kのリミックスは重いエレクトロニックなハウスですが、プログレ風に調理していて近年のCarlさんを意識してなくもない気がします。アイスランドの秘蔵ユニット・Mumは、いかにもな妖精が飛び交う幻想的な世界を表現していて、可愛らしいメロディーがぴったりです。T.Raumschmiereのリミックスは汗が飛び散るマッチョな男が踊り狂う様で、精気がみなぎり変態っぽいなー。ロック+エレクトロなハイパワーな出来です。参加アーティストの音楽性がばらばらなんで、テクノ、ハウス、ロック、エレクトロニカと全然統一性はありません。まあ、色々聴いて楽しんでおけと。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Jane - Berserker (Paw Tracks:PAW006CD)
Jane-Berserker
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Sigur RosからMum、またはGrainやAoki Takamasaなどロックからテクノまで幅広いアバンギャルドな音楽を送り出すUK屈指のアンダーグラウンドレーベル・FatCat Records。そのFatCatの現在の一押しはどうやらAnimal Collective(amazonに飛びます)と言うバンドらしく、アコースティックでサイケデリックな感覚が人気を博しているそうです。そのAnimal Collectiveのメンバーの内の一人・Panda BearとScott Mouが新たに立ち上げたユニットが、今日紹介するJaneでございます。音楽雑誌でアンビエントの良作として紹介されていたので、試聴もせずに購入に至った訳でございます。Animal Collectiveは聴いた事が無いので比較する事は出来ないのですが、Janeは確かに幽玄系アンビエントで心地良いですな〜。一曲目なんか完璧にKompaktが得意とするガスが立ちこめ視界のぼやけたアンビエントだし、現実と夢想の世界を行き来してしまいます。二曲目は弱いビートが入りながら微かに遠くに聞こえる上物の音が寄せては引いて、なんだか一人でいる寂しさを誘発する様な感じ。三曲目になると不安と不穏に満ちたダークなエレクトロニカ的で、アンビエントなのにバッドトリップさせられてしまいます。ラストの四曲目はノンビート25分の大作なんですが、これは完璧に70年代のジャーマンエクスペリメンタルロックじゃないですか。つまりは初期Ash Ra TempleとかTangerine Dreamの様に瞑想的でありながら狂気に満ちた攻撃性が隠れていて、徐々に神経が鈍ってゆき微睡みの世界に落ちる様なそんな音楽。享楽的なアンビエントではないけれど、中毒性は高くて不快と快楽が同時にやってきます。収録四曲50分のロングトリップ!

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| ETC1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Belle & Sebastian - Late Night Tales (Azuli Records:ALNCD14)
Belle & Sebastian-Late Night Tales
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全然知らないアーティストでも気になってるシリーズを手掛けていたりすると、ついつい購入してしまう場合があります。今回は一応試聴した後に購入したので、安心して手に入れられましたが。Azuli Recordsが手掛ける「Late Night Tales」は、アーティストが深夜に聴く音楽をコンパイルしたシリーズ物で、まあタイトル通りに深夜の物語的なしっとり落ち着くBGMとなっています。今回このシリーズを手掛けているBelle & Sebastianは、スコットランドのグラスゴー出身のポップバンドらしいですが、彼らのオリジナル音源は未聴なので前情報は全く無し。で試聴ではなく今度は家でじっくり聴いてみましたが、やっぱり優しいBGMで良いですね。普段テクノとかハウスとか聴いていると、BGMと言うよりは音に集中してしまう傾向が強いんですよね。ただ部屋をほんわか和ませたいのであれば、こういった軽めのダウンテンポな流れの方が適しているのではないでしょうか。普段クラブミュージックばかり紹介しているので、こうゆう音楽を僕が紹介すると違和感があるかもしれませんが、百聞は一見に如かず。ポップ、ロック、サイケデリック、ヒップホップ、フォーク、R&B、エレクトロニカなどなど穏やかに心落ち着く曲を集めたこのアルバムは、寝る時に小さな音で聴くと効果がありそうです。決してボリュームは上げずに、絞った音でしっとりと聴いて頂きたいと思います。

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| ETC1 | 22:30 | comments(1) | trackbacks(1) | |
Sigur Ros - ( ) (FatCat Records:FATCD22)
Sigur Ros-( )
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アイスランドにはまだおとぎ話の様な世界が残っているのか。または神が住んでいるとでも、妖精が住んでいるとでも言うのか。何故にアイスランドのアーティストは、こんなに気高く美しい音を奏でられるのか。MUMと同郷でアイスランド出身、かつ同じくFatCat Recordsからリリースを重ねる孤高のロックバンドSigur Ros。圧倒的なまでの存在感を誇り、唯一無二のサウンドを発する彼らの前にただただ呆然とする事しか出来ない。荘厳なオーケストラ、全てを覆い尽くすホワイトノイズギター、そして限りなくイノセントな心を打つメロディーが僕らがちっぽけな存在だと思わせる。彼らの前には何事もが無意味で、思考や理論なんてどうにでも良くなる。まるで宗教音楽の様に崇高で、もはやSigur Rosに信仰の気持ちさえ抱かせるには充分な存在感がある。にも関わらず幼稚で無垢、非常に危なげな音で、目を離した隙に失われてしまうのではないかと心配になる。それでも彼らは聴く者に希望を抱かせる。そして僕は救われた。目の前に広がる世界は、ただただ美しい。

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| ETC1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Mum - Please Smile My Noise Bleed (Morr Music:MM020CD)
Mum-Please Smile My Noise Bleed
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僕がMUMに興味を持ちだしたきっかけは確かこのミニアルバムだったかと思います。MUMの新曲+リミックス多数のこの盤は、その当時ちょっと話題だったのではないでしょうか。その当時エレクトロニカ人気急上昇だった中でも、取り分け人気のあったMorr Musicのアーティストがリミックスを手掛けていたからです。Styrofoam、Arovane、Phonem、Christian Kleineなど知ってる人には「ああ、なるほどね」と言った豪華な面子が勢揃い。エレクトロニカ全盛時なので、だいたいどれも良いリミックスしてますけど、僕はArovaneのマシーンビートを刻み硬めな音に仕上げたリミックスが好きです。Styrofoamはやっぱりチープにピコピコで可愛く仕上げていますね。でもやっぱりMUMのオリジナルがまじで最高です。一曲目の「On The Old Mountain Radio」は、どこか遠い人里離れた場所でしんみりと生活する風景が浮かんできます。遥か昔のおとぎ話の世界か、小さいながらも一生懸命音を出すオルゴールかの様に、ほんとほのぼのと暖かい世界があります。エレクトロニカなんて電子的な言葉ですけど、MUMは電子音を使いながらも人間の温かさを音に込めて、忙しい生活で疲れた僕らを癒してくれるのです。アイスランドから届けられた、新世代のヒーリングミュージックがMUMです。

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| ETC1 | 16:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Mum - Finally We Are No One (FatCat Records:FATCD18)
Mum-Finally We Are No One
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思えば2001年位だったのかな、エレクトロニカブームが起きたのは。とにかくその頃の僕は、エレクトロニカと称されるアーティストには考えるよりも早くとにかく購入して聴いていた記憶があります。でもそんなブームも静まりかえり、今ではエレクトロニカ自体にもさほど興味はなくなってしまいました。しかし、今でも好きなアーティストがいない訳でもなく、特にこのMUMはお気に入りです。U2BjorkSigur Rosらと同じアイスランド出身で、所属はなんと奇才が入り交じるユニークなレーベル、FatCat Records。しかしなんでこうアイスランドの音楽は、崇高で美しいんでしょうね?別に厳格だとかお堅い音楽じゃあないんですよ。ただ神話の中に出てくるような幻想的で、夢の中のような美しい世界観が広がっているんですよね。MUMの音楽はエレクトロニカに分類されども、アコーディオンや鉄琴、トランペットなど生演奏も重視して、ゆったりとした牧歌的な柔らかい音で構成されています。外界と情報を隔絶された場所で、神話の中ののんびりとした生活の中で永遠に繰り返す時間を刻んでゆくMUM。きっと彼らには妖精や小人も見えているんだろうね。

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| ETC1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Marco Bailey - Sindustry (Ekspozicija Due) (Explicit Musick:EXPLICITCD002)
Marco Bailey-Sindustry(Ekspozicija Due)
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2月11日にageHaに来日するベルギーテクノのトップDJ・Marco Baileyこと通称マルコベ。元々はトランスなんかを作っていたらしいですが、僕が知っているのはハードテクノな作風になってからです。Primate RecordingsやMB Elektronicsからヒット作を送り出し、その他のレーベルからも数多くのリリースを行っておりますが、とにかくハードで痺れる格好良い作品が多いです。でもマルコベも近年のクリックハウス流行に乗っちゃったりして、クリック系のMIXCDを出したりお前もか!と突っ込みたくなった事もありました。以前のMIXCDはほんとゴリゴリな作風でいかにもハードミニマルだったので、別にマルコベのクリックにはあんま興味ないと言うか…。で彼のMIXCDの中でも僕がお勧めなのはやはり今回紹介する物です。ゴリゴリ感は前面に出てないのですが、ハードでメロディックなテクノを前半に多用して後半にバキバキに盛り上げるタイプなのでバランスが良かったのです。10曲目位まではDK9、Mr.Sliff(Adam Beyer)、Deetron等の色気のあるメロディーでじらしながら引っ張られて、後半は勢いで強引に持っていく感じ。まあ後半はちょっとマンネリ気味に感じられて面白味は余りないかなと思いましたが、マルコベなんで辛口に評価させて頂きます。なんて言いつつも疾走感のあるハードテクノなんで、結局よく聴いてたりします。ジャケットは最低ですがね(笑)

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| TECHNO3 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
2005 Best Seller
今年も遂に終わりがやってきました。と言う事で年間ベストなんですが、その前に今年は年間売り上げベストを行おうと思います。皆様今年もこの「Tokyo Experiment」経由@アマゾンで、多くの商品を購入して頂いてありがとうございました。アフィリエイトのおかげでより多くのCDを購入出来、色々な音楽を紹介する事が出来たと思います。ただの趣味で始めたこのブログですが、テクノやハウス、自分の好きな音楽をもっとみんなに聴いていただけたらなんと素晴らしい事かと。それでは僕が紹介したCDで、今年売り上げの良かった順に紹介させて頂きます。

それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 10:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kraftwerk - Minimum - Maximum (Astralwerks:ASW36292)
Kraftwerk-Minimum - Maximum
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本来ライブCD・DVDである「Minimum - Maximum」はCDとDVDが同時発売される予定だったはずなのですが、季節が巡ってやっとDVDが発売されました。クラフトワークは音楽もさる事ながらライブにおいては完璧にエンターテイメントをこなす事の出来る数少ないテクノユニットであり、例えそれが予定調和だとしても彼らの演奏に異を唱える者は少ないであろうかと思います。なんと言うかクラフトワークのライブは聴くよりも見ていると言う方が適切であるかと思います。僕も2度程彼らのライブを体験したのですが、殆ど微動だにしないクラフトワークのメンバーに対し、殆ど動かないファンの山。テクノなんだけどもろに踊れる音楽って事でもないので、みんな見入ってしまうのでしょうね。その上音楽とマッチしたレトロフューチャーなムービーが永遠と流されたり、「The Robots」ではメンバーは舞台に上がらず代わりにロボットが動いているだけ。更にはアンコールでは定番の電飾コスチュームに身を包み、近未来的なステージを演出します。と見ていて楽しいライブなんでしょうが、余りにも予定調和なライブにつまらんとぼやく人もいるかもしれません。それはそれである意味正しい意見なのですが、クラフトワークに求めるのは機械化された人間であり、それはクラフトワーク自身も分かっているはずでしょう。淡々と自分たちの役を30年もこなし続けるなんて、ただのアーティストなら飽きられてしまうし続くはずもありません。クラフトワークはポップアイコンの一つであるのだと思います。

気合いの入ったファンにはCD2枚組+DVD2枚組+88ページフルカラーのブックレット付きのボックスセットをお勧めします。UK盤、US盤の2種類ございます。
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| TECHNO3 | 21:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Kraftwerk - Minimum-Maximum (Astralwerks:ASW60611)
Kraftwerk-Minimum-Maximum
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いや〜何故かアマゾンから発売日前にクラフトワークのライブベスト盤が届いちゃいました。あぁ、良い子のみんなは決してタワレコとかで買ってはいけないよ?タワレコではCCCDのヨーロッパ盤を高い値段で売っているからね。アマゾンなら安くて通常のCD盤を買えて一石二鳥だよ。まあ相当金持ちか奇特な奴じゃない限り、高い金出してCCCD買う人なんていないだろうがね。

あ、話が逸れました。クラフトワークと言えば現在活躍するテクノアーティストの大半が影響を受けたであろう、いわゆるテクノの神様だとか色々言われている。そんな事は抜きにしても彼等の電子楽器が織りなす音は、非常にフューチャリスティックであり21世紀の現在においても独特の地位を築いている。そんな彼等の初のライブベスト盤(一応以前にもライブ盤は出ているのが…)が出た。エンターテイメント性と音楽性を両立させたライブとは一体?ここでは耳だけで確かめるしかないが、是非聴いて欲しい。

テクノ大国ドイツで生まれたKraftwerkはAutobahnを疾走する。そんな頃Radioactivityに警告を発しながらも、着々とテクノを推し進める。ドイツ国内で収まり切らなくなった彼等はTrans-Europe Expressに乗り、更に勢力を広げていく。いつの間にか自らをThe Robotsと化し正にThe Man Machineとなる。これまで以上に電子音楽性を強めてゆき、未来の街中に輝くNeon Lightsを尻目にDentaku片手に音楽カナデル。イチ、ニ、サン、シーとNumbersを数えて何処に向かうと思いきや…自転車レース最高峰のTour De Franceに思いを寄せて、本人達もサイクリングを楽しんでいる。その後はしばらく身を潜め、その後のテクノの成長を静観。しかし充電期間を蓄え彼等もEXPO2000(Planet Of The Visions)で生還を果たす。ここにて新旧テクノの神様、KraftwerkとUnderground Resistanceの交流が生まれる。さすがに歳を取ったせいか再度のTour de Franceのサイクリングの際には、Vitaminを補給して準備万端。Kraftwerkの音楽の旅は終わらない。Music Non Stop…

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| TECHNO2 | 21:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Adam Beyer - Essential Underground Vol.9 (DJ-sets.com:DJ022-2)
Adam Beyer-Essential Underground Vol.9
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テクノのMIXCDでは定番シリーズとなっているEssential Underground。今までClaude Young、Marco Bailey、Ben Sims、Christian Smith等人気者を引っ張り出してきたが、今回はスウェーディッシュハードテクノの雄、Adam Beyerが参戦。1枚目は普段の内容と変わらずゴリゴリで疾走感のあるハードテクノ。旬のトラックを使っていて、激しいのが好きな人にはかならず受けるものとなっています。そして2枚目なんですが、こちらは意外にもディープでゆるめのテクノ。最近はTruesoulなんてレーベルも立ち上げてデトロイトテクノっぽいトラックも作ったりしていますが、正にそれをイメージしたかのようなMIX。エレクトロ、テックハウスまたクリック系に近い物もMIXしてるんだけど、大人のMIXって感じで激しいのに疲れ気味な僕にはこの位が丁度良いかも。2枚目に使用されているTruesoulから出たJoel Mull、Cirez D、Henrik Bのトラックはまじカッコイイです。それにAdam Beyer別名義のMr.Sliff-The Riffのじわじわビルドアップしてゆくシンセも最高。Truesoulも含めてAdam Beyerは今後も要注目です。今回は1枚目より2枚目の方が内容的にはお薦めですね。取り敢えずトラックリスト見て下さい、買いたくなるでしょう。

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| TECHNO1 | 15:21 | comments(0) | trackbacks(2) | |