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Nine Inch Nails - Pretty Hate Machine
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他の人のブログを読んでいて気付いたのですが、何時の間にやらTrent Reznorのユニット・NINの1stアルバムがリイシューされておりました。21年前のこのアルバムは、まだインダストリアル前夜とでも言うべきピコピコなエレクトロニックボディーミュージック色が強く、攻撃的ながらもその後のNINにある破滅的な退廃美はそれ程出てこず、NINファンの中でも評価の分かれる作品でしょう。特にオリジナルに関しては今聴くと音がもっさりとしていて、音圧も低いし安っぽさも感じるなと思います。ではリマスター盤はどうかと言うと、これが本当に同じアルバムなのかと疑う位に随分と音質が改善されているじゃないですか。特に音が非常に鮮明にくっきりと浮かび上がり、綺麗になった分だけより攻撃的な面もしっかり感じられる様になっております。オリジナルの今となっては貧相な音もここではタフにマッチョに、そして力強くビートも鳴っており生々しい音像が迫ってきます。流石に元々がエレクトロニックボディーミュージックなので、狂ったような破壊的サウンドにはどうしても成り得ないですが、それでも新しく生まれ変わったと言える程にはバージョンアップしているので、NINファンなら買って損はないでしょう。

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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(2) | |
Nine Inch Nails - The Slip (The Null Corporation:HALO27CD)
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昨日はクラブに行こうと思ってましたが、家で酒を飲んでいたらクラブに行くのが面倒になり家で就寝。家だと安くて美味しい酒が幾らでも手に入るので、ついつい飲み過ぎてしまいます。しかしクラブ行く日は家で飲んだらあかんと言う事ですな…

近年昔の彼からは考えられないペースで精力的に活動しているTrent ReznorことNine Inch Nailsですが、今年二枚目のアルバムが早くもリリースされています。ここ2年間だと本作で4枚目なので、他のアーティストに比べても異常と言わざるをえないですね。そんな量産ペースのせいか最近は内容が微妙な作品が多く本作も全く期待していなかったのですが、今回は予想を裏切られてむしろふっきれた感じの感情剥き出しな音が格好良いです。もはやインダストリアルかどうかはNINファンにとってもどうでも良くなっておりますが、本作は明らかにロック的なノリ。まるで一発録りしたかの様な粗雑で荒い音作りなんだけど、無駄に音がいっぱいに詰め込められていないのですっきりとした印象。なのに音が悪びれている為過激な暴力性も滲み出ていて、しっかりとロックのダイナミックな印象が伝わってきます。勿論エレクトロニクスやノイジーな音も使われているし、肉体性を前面に打ち出してきているNINにようやく電子的な音が上手くミックスされてきたのかなと思います。43分しかないアルバムだけど、逆にその限られた時間の中で全力を出し切った密度の濃いアルバムでした。昔のNINはもう戻ってきませんが、昔とは違う魅力を感じられる新生NIN。

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| ETC2 | 09:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Nine Inch Nails - Ghosts I-IV (The Null Corporation:COR262)
Nine Inch Nails-Ghosts I-IV
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昨年はアルバムを2枚もリリースしたのに、今年になって早速2枚組みの新作がリリースされたNINことTrent Reznor。全くアルバムが出ないのも困りものですが、こうもアルバムがリリースされるのもちょっと困りもの。こんなペースでばかすかと新作出されると、流石に一つの作品に対しての思い入れが無くなったり、作品の濃密さが無くなったりするんじゃないかと心配になります。とは思ったもののこの新作は意外にも悪くなかった、と言うか近年の作品の中では好感が持てる方です。音としては名作として誉れ高い"The Downward Spiral"(過去レビュー)辺りの殺伐として退廃的な頃の音を思わせますが、アッパーな楽曲はそれ程なくてドロドロネチネチした不穏な空気と荘厳な重さがたっぷり。嫌な感じのノイジーなギターや静謐なピアノ、打ち込みのドラムなども復活していて、ただのハードロック化していた最近の作品とは打って変わって昔を見つめ直した感じでしょうか。やっぱりNINには本作の様なエレクトロニック化したインダストリアルロックが似合うと思うんですよね。音質は格好良く元に戻ったので、あとはポップと狂気が混在する展開を持った曲をじっくりと作り込んで欲しいですね。本作は全てインストのせいと言うのもあるんだけど、一緒に合唱出来るようなメロディーを持った曲が少ないです。そう考えるとやはり"The Downward Spiral"は完璧なアルバムだったんだなとしみじみ。まあでも本作もそれなりに良いとは思います。2枚組みの大作なんで、全て通して聴いた後はぐったりですが。

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| ETC2 | 20:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Nine Inch Nails - Y34RZ3R0R3MIX3D (Interscope Records:B0010331-60)
Nine Inch Nails-Y34RZ3R0R3MIX3D
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90年代は圧倒的なオーラを纏いカリスマ的な存在と君臨したNINのTrent Reznor様ですが、近年のオーラの低下っぷりに正直ファンとしては興味を失っているこの頃であります。2005年の"With Teeth"(過去レビュー)、そして本年度の"Year Zero"(過去レビュー)と肉体性を増すにつれて神々しさを失っていくのは、なんとも皮肉めいた事でしょうか。やっぱりNINならキチガイな壊れっぷりを発揮していた"The Downward Spiral"(過去レビュー)のインダストリアルサウンドが最強で、あれはある意味インダストリアルの頂点でもあると考えております。

まあそんな昔を懐かしんでもしょうがないのですが、"Year Zero"のリミックス版である本作は予想よりも全然良いじゃないですか。正直リミキサーの面子見た時には、New OrderのStephen Morris & Gillian Gilbert、Bill Laswell、Fennesz位しか分からなかったから期待してなかったんですわ。でもオリジナルが凡庸過ぎたせいか、このリミックス盤ではオリジナルより幾分かノイジーで壊れかけていてだから格好良い。幾つか気になった曲を挙げると格段に良いのがFenneszで、痺れるほどのノイズを発しながら極限美まで上り詰めるエレクトロニカを聴かせてくれます。元々非常に美しいメロディーをかけるNINとの相性は想像以上にばっちりですね。Modwheelmodはダンスビートをがんがん打ち込んでいて、エレポップ風だった最初期のNINっぽくて懐かしいですね。ノイジーなスラッシュギターを載せたBill Laswellのリミックスは、まるで全盛期のNINみたいです。New Order組はまあ予想通りだけど、ニューウェーブ色濃い目のエレポップですが廃退的なNINの雰囲気には合っています。一番独特なのがKronos & Enriqueで、弦楽器を前面に押し出してクラシック風にアレンジしているのだけれど、これが予想外にも荘厳な世界観を演出していてナイスです。結局リミックスそれぞれの音がありつつNINのイメージを壊さない本作は、オリジナルより遥かに満足できました。

つか全部Fenneszにリミックスさせてみたい、まじFenneszヤバスギ。

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| ETC2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Nine Inch Nails - Year Zero (Interscope Records:B0008764-02)
Nine Inch Nails-Year Zero
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薬物と滅びゆく肉体とのせめぎ合いの果てッ 薬物を凌駕する例外の存在!!!日に30時間の鍛錬という矛盾のみを条件に存在する肉体 10数年その拷問に耐え 俺は今ステロイドを超えた!!! From グラップラー刃牙

つまりはNine Inch NailsことTrent Reznorも、最近は肉体派を目指しているのかなと思わせる新作。昔のNINと言うとエレクトリックボディーミュージックを経由した無機質なサウンドと、圧倒的なまでの絶望と重圧を身に纏い全てを破壊する破壊神の様な存在でした。ところが最近のライブDVDを見た時にはTrentの腕と胸はムキムキで、そんな肉体と言う鎧を身につけた彼の音も比較的ロックに近くなっていて、ちょっと違和感を感じていました。それをふまえてですが、今作は前作よりはまたエレクトロニックな作風に戻っていた事に関しては嬉しいです。人間味を廃した冷たいビートとポップなメロディーが特徴だったNINなので、やっぱりリズムは打ち込みで重視の方がしっくり来るんですよね。ただなんだろう、やっぱり最近のNINには毒気とか悲しみとか絶望とか、そんな切迫感が余り感じられないんですよね。そして何故か妙に汗臭さと人間臭さ、言うならば体育会系な雰囲気を匂わせている。近寄りがたく崇高なTrentにそうゆう妙な親近感が出てしまうのは、個人的にはそれは違うだろと思うのです。前作もそうだったんだけどこれがNINじゃないバンドなら、本当に褒め称える作品だし本作だって何だかんだ良いのかなとは思います。ただ結局"The Downward Spiral"(過去レビュー)がインパクトありすぎて、それをまたも越えられなかったのかな〜と残念な気持ちもあるんですね。ポップさもノイジーさも重苦しさも全て平均になっちゃって、バランスは良くて聴きやすいけど個性を失ったとも言えるかもしれません。Trentにしては前作から早くも2年で新作も出たせいか、薄味と言うか凡庸と言うか。決して悪くはないんだけどな…。

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Nine Inch Nails - Live : Beside You in Time (Interscope Records:B0008384-09)
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昨日紹介したNine Inch Nailsですが、5月には来日ツアーもあります。そんなツアーに合わせて2006年のアメリカでのライブを収録したDVDもリリースされていますので、この機会に予習を兼ねて勉強しておくと良いでしょう。さて前々から思っていたのですが、このDVDを見て再認識したのは"The Downward Spiral"がリリースされた頃に比べると、随分Trent Reznorも肉付きが良くなったなー(太ったとも言える)と言う事。しかも髪を刈り上げて坊主になっているし、なんだこのマッチョイズムは?!汗だくになって声を張り上げるReznorさんは、もはや普通の人間ですな。いや、もちろん数年前に実際にライブを見に行ってそれは理解していた事ではあるんですが、久しぶりにこうやって客観的にライブを見るとなんだかちょっと寂しさもあります。個人的にはReznorさんには誰も寄せ付けない圧倒的なカリスマ性を以前には感じていたけれど、ここ数年のライブを見る限りだと非常に人間臭い。しかも90年代のCDではプログラミングを駆使したマシンビートが強調されていたのが、もはやライブではほぼ生演奏を駆使したロックバンドになっています。もうちょっと機械的で凶悪な音が出てくるのを期待していたのですが、なんかスラッシュメタルとかそっち系の音になっている気がしますがどーなんしょ?まあ実際に生で体験すれば盛り上がる事は間違いないだろうし、これはDVDだからと思い込めばこんなもんなんでしょうが。ちなみにUS盤もリージョンフリーなんで、US盤でも問題ないですよ。

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Nine Inch Nails - The Downward Spiral (Nothing Records:INTD-92346)
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自分1995年前後は洋楽を聞き出した頃でブリットポップブームに揉まれて、UKのロックばかり聴いていました。ところが友人がとんでもなく凄いアーティストがいるから、取り敢えずコレを聴いてみろよと。そのCDこそがアメリカのインダストリアルロックバンド・NINの「The Downward Spiral」。CDをスタートさせてみると何やらとてつもない恐怖を煽るようなSEが静かに始まり、不安がマックスになった所で断頭台から刃が落ちてくるようにザクザクとノイジーなリズムとギターが極悪な音を発し続けていたのです。驚いた、絶句した、ぶっ飛ばされた!こんな衝撃はMy Bloody Valentineの「Loveless」(過去レビュー)以来かもしれない?!

NINとはTrent Reznorを中心とするロックバンドなのですが、ほぼTrent Reznor個人のバンドです。1889年頃から活動を始めノイジーなスラッシュメタルギターと機械的で鉄工業的なビートを駆使した極悪なサウンド(最初期のみエレポップ色が強いですが)で、一躍インダストリアルロックをメジャーに押し上げたアメリカの最重要バンドだと思っています。そのバンドの頂点がこの「The Downward Spiral」でありまして、この頃のReznorには神懸かり的な崇高な念を感じ触れてはいけない様な存在でありました。前述の様に確かにNINは酷く五月蠅いし人によっては耳障りに感じる程ノイジーな音を出し続けるのですが、彼らが評価をされる理由はそこに人間味のあるドラマを投影し、絶望や悲しみ又は希望や願望をを表現しているからだと思います。音が重いのは当たり前なのですがそこから生じる雰囲気も更に重く、基本的に陰鬱で暗く闇のみの世界が続くのです。ただ時折救いの手が差し伸べられる様に、暗雲の中から光明が差して一瞬にして絶望の淵から救われたり一気に転換する世界観は見事です。そんな事もありメロディーは切なさと悲しみを伴い意外と人間性を感じる事が出来て、更にはメジャー級にポップで一緒に口ずさめる曲も多いです。まあただこうゆう音楽を聴いた事が無い人が初めて聴いたら、大半の人はびっくりするだろうし拒絶する人も多い不快な音だとは思いますが。僕個人的にはロックバンドではあるのだけれど、電子音を中心にしたボディーミュージックを引き継ぐ躍動感があってすんなりのめり込めましたけどね。何にせよ本作は、歴史的傑作として断言します。

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※補足
DualDisc盤:CDとDVDが裏表で一枚になっていて、CDはリマスター済み、DVDの方にはPVが収録されています。
デラックス・エディション:CD2枚組で、一枚目はCD+SACDでリマスター済み、二枚目はリミックス、Bサイド、デモなどの未発表音源が収録です。

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Aphex Twin - 26 Mixes For Cash (Warp Records:WARPCD102)
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オンラインで注文している新作が取り寄せになっていたりして(新譜なのに!)、一向に新しいCDを入荷出来ません。そんな困った時はテクノ史の狂った天才・Aphex Twinのアルバムでも紹介しておけば、取り敢えず場は持たせる事が出来そうです。夢心地のアンビエントから奇天烈なドリルンベース、狂気のアシッド、またはハードコア以上のハードコアまで、テクノシーンの荒れ狂う暴風雨として活動してきたAphexことリチャードさんですが、彼の場合リミックス作品も元のアーティストを馬鹿にした様な作品が多く本当に素晴らしいです。彼自身の発言で良い作品はリミックスする必要はないから、悪い作品だけリミックスを手掛けているそうですが、それって微妙にリミックスを依頼したアーティストが可哀想…。そんなリチャードさんに依るリミックストラックを集めたのだが、この2枚組アルバムです。まんま「金の為の26リミックス」、金になるからコンパイルしたのでしょうか。まあ僕は彼の曲が聴ければ構いませんが。

内容はと言うと90年代のリミックスが大半なので、可愛い電子音が踊り狂うドリルンベースから、背筋も凍り付くメタリックなテクノ、幻想的で美しいアンビエント調まで、全盛時のリチャードさんを存分に味わう事が出来ます。しかし原曲が想像出来ないようなめちゃめちゃにしたリミックスをするリチャードさん、一体彼の頭の中はどうなっているのでしょう?ただの馬鹿げた狂人かと思えば、時には子供の無邪気さが伺えるファニーさがあったり、もしこれが本当に無意識でやっているのならば天才なのかもしれない。逆に狙ってやっているのなら、相当宣伝上手な人ではあるでしょうし。そんな感情豊かな音楽ではあるけれど、不思議と音その物は無機質と言うか冷たい。クールなのかな、温度は感じずに硬質で正に金属音と言うべき音で、音その物が格好良すぎます。彼の音には、音だけでリチャードさんと分かる美学が存在します。

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| TECHNO4 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Nine Inch Nails - With Teeth (Interscope Records:B000455302)
Nine Inch Nails-With Teeth
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久しぶりにTrent ReznorことNINのアルバムが出ました。NINはロックバンドの中でも、特にお気に入りのバンドです。ロックと言うかインダストリアルですね。硬質でメタリックな機械ビートが特徴で、かなり強烈な音を出していました。特にインダストリアルの金字塔である「The Downward Spiral」は、自虐的でどこまでも身を滅ぼしつつ暴走し周りにある物全てを破壊する、そんな欲求を音楽に昇華させた様な作品でした。それなのにある一瞬では思いもしない程メランコリーで儚く美しい瞬間が訪れたり、全体を通して破壊力のある音が出ているにもかかわらずかなりPOPなメロディーで構成されていたり、最初聴いた時は相当なインパクトがありました。で、この5年ぶり位の最新アルバムですが以前よりTrent Reznorの悩みも減ったのでしょうか?それ程重苦しくなくて、普通のロックになっちゃってました…。相変わらずキャッチーなメロディーだしかなりノイジーで良い感じなんですが、う〜ん、これがNINの作品でなかったら絶賛出来るんでしょうけど。NINの作品として見ると、凡作かなぁ。全てをなぎ倒すような圧倒的なまでの暴力性や、絶望の淵に居るようなTrent Reznorと言うのが稀少ですね。非常に重苦しい前作の「The Fragile」より聴きやすくはなっていると思いますが。

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NINの作品を初めて買うなら「The Downward Spiral[Deluxe Edition]」がお勧めです。

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| ETC1 | 23:00 | comments(5) | trackbacks(4) | |