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Panda Bear - Surfers Hymn (Kompakt:KOM 229)
Panda Bear - Surfers Hymn
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近年のKompaktはテクノやアンビエント以外にもロック方面も積極的に開拓しておりますが、その流れに乗ってかAnimal Collectiveのメンバーとしても活躍するPanda BearのEPもアルバムからカットしております。内容もロック系かなと思いきや、しかしそこはダンスミュージックシーンをリードするKompakt、リミキサーに新機軸のダブステップを開拓しているActressを招いて完全なるフロアトラックを収録しておりました。しかもこれが12分にも及ぶ長尺の曲を気合の片面プレス仕様でリリースしており、この作品への意気込みがひしひしと感じられます。原曲は極彩色の音がキャンバスを塗り潰すようなサイケデリックなポップな歌物だったのですが、このリミックスは身をぐっと引き締めた完全にミニマルな仕様へと再構築され、長い時間をかけて中毒的な上物に毒されていく暗黒テクノです。跳ねるようなリズム、トライバルなパーカッションの鳴りに肉体性を感じながらも、しかしどうにもこうにも温度の上がらない所には無機質さも漂っていたり、Actressの独特なリミックスが映えた作品ですね。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Panda Bear - Tomboy (Paw Tracks:PAW36)
Panda Bear - Tomboy
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近年アメリカののインディー・ロック/サイケデリック・ロック隆盛はそれ程ロックに関心が無い自分にとっても気になる流れですが、その原動力となったAnimal CollectiveからメンバーであるNoah LennoxことPanda Bearの3作目のソロアルバムが到着しております。このPanda BearはJaneと言うユニットも組みアルバム"Berserker"(過去レビュー)をリリースしたりとアニコレ以外でも精力的に活動しており、そちらではアンビエントからエクスペリメンタルを綱渡りする大作志向な音楽性でしたが、このソロ名義ではポップはポップでもアニコレ本体以上にポップでシンプルな歌に重点を置いたアルバムとなっておりました。まあしかし単なるポップでもなく、ミックスは元Spacemen 3のSonic Boomが担当している影響なのか、音数は少ないながらも全体的に濃霧のような深いリヴァーヴに覆われており音はぼかされています。高らかに優しく歌い上げるボーカルもギターやシンセもとても甘くドリーミーではあるが、しかし温度感で言えばそれ程高くもならずにむしろ無機質的に抑揚されている感じで、そこは何処と無くSpacemen 3の冷たいトランス感覚にも似ているようにも感じられます。決してアニコレ本体程にはサイケや毒素は含んでおらず中毒性と言う点では及ばないものの、現実逃避をして白昼夢に溺れたいのならば、そして適度なチルアウトを求めているのならば、これ位の淡いトランス感はうってつけでしょう。

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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Jane - Berserker (Paw Tracks:PAW006CD)
Jane-Berserker
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Sigur RosからMum、またはGrainやAoki Takamasaなどロックからテクノまで幅広いアバンギャルドな音楽を送り出すUK屈指のアンダーグラウンドレーベル・FatCat Records。そのFatCatの現在の一押しはどうやらAnimal Collective(amazonに飛びます)と言うバンドらしく、アコースティックでサイケデリックな感覚が人気を博しているそうです。そのAnimal Collectiveのメンバーの内の一人・Panda BearとScott Mouが新たに立ち上げたユニットが、今日紹介するJaneでございます。音楽雑誌でアンビエントの良作として紹介されていたので、試聴もせずに購入に至った訳でございます。Animal Collectiveは聴いた事が無いので比較する事は出来ないのですが、Janeは確かに幽玄系アンビエントで心地良いですな〜。一曲目なんか完璧にKompaktが得意とするガスが立ちこめ視界のぼやけたアンビエントだし、現実と夢想の世界を行き来してしまいます。二曲目は弱いビートが入りながら微かに遠くに聞こえる上物の音が寄せては引いて、なんだか一人でいる寂しさを誘発する様な感じ。三曲目になると不安と不穏に満ちたダークなエレクトロニカ的で、アンビエントなのにバッドトリップさせられてしまいます。ラストの四曲目はノンビート25分の大作なんですが、これは完璧に70年代のジャーマンエクスペリメンタルロックじゃないですか。つまりは初期Ash Ra TempleとかTangerine Dreamの様に瞑想的でありながら狂気に満ちた攻撃性が隠れていて、徐々に神経が鈍ってゆき微睡みの世界に落ちる様なそんな音楽。享楽的なアンビエントではないけれど、中毒性は高くて不快と快楽が同時にやってきます。収録四曲50分のロングトリップ!

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| ETC1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |