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Patrick Pulsinger - Impassive Skies (Disko B:DB154CD)
Patrick Pulsinger - Impassive Skies
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90年代初頭から活動している奇才テクノアーティスト・Patrick Pulsinger。古くはCheapやDisko Bと言った型にはまらないユニークでアバンギャルドなテクノを得意とするレーベルから作品をリリースしていたそうで、彼もテクノからエレクトロ、ジャズやヒップホップ、ブレイクビーツなど作品毎にスタイルを変えるアイデア溢れる音楽家です。そして8年ぶりの新作、時代は変わり流行のスタイルも変わる中で、彼の音楽はアナログでチープな手作り感を強く匂わせるローファイなジャジーテクノ/エレクトロが中心。なんでも古いドラムマシーンやキーボード等を手弾きし、セッションを重ねるように録音し臨場感を重視したそうです。ああなるほど、確かにどこか懐かしくさえも思われる野暮ったい音ではあるけれど、しかしソフトウェアに頼らない録音はざらつきを感じさせる生々しさがある。そして可愛らしさと刺々しさが共存する音の使い方や編曲には、Patrick Pulsingerの音楽に対する遊び心が感じられるでしょう。スタイルに対するキャパシティーの大きさ故かアクの強いバラエティーに富んだアルバムとなっており、掴みどころが無いですがそれこそ彼の個性なのかも。全ての曲でFenneszやAbe Duqueらの外部アーティストをフューチャーしたのも、影響しているのでしょう。

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| TECHNO8 | 07:00 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Christian Prommer's Drumlesson - Drum Lesson Vol.1 (Sonar Kollektiv:SK162CD)
Christian Prommer's Drumlesson-Drum Lesson Vol.1
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既に話題になっているChristian Prommer's Drumlessonによる"Strings Of Life"のジャズカバー。ぶっちゃけ"Strings Of Life"のカバー・リミックスは今までにも幾つかあったけど満足出来る作品は無かったです。だからどうせ今回もと高をくくっていたのですが、CPDのカバーは予想外に出来が良かったです。原曲の叙情的なメロディーを生かしつつ、ジャズアレンジを施す事によりテクノとはまた異なる躍動感を生み出していて文句無しな内容ですね。そのCPDが更に発展して、テクノ・ハウスの名曲を全部ジャズカバーしたのが本アルバムです。選ばれたアーティストはLarry Heard、Ame、Jay Dee、Kraftwerk、DJ Gregory、Patrick Pulsinger、Josh Wink、Derrick May、Isolee、Nuyorican Soulと一流所が勢揃い。また選曲の方も名曲が勢揃い。これでもし陳腐なカバーなどしよう物なら周りから生卵を投げつけられる事は必至ですが、どうやらその不安は杞憂に終わったようです。ピアノ、ドラム、ベースをメインとしたシンプルなセットながらもピアノの華麗なアレンジ、ドラムの繊細かつ生き生きとしたビートがクラブミュージックを完全に別の物に作り替えている所が絶品です。単純に一発芸に頼った音でもなく、個々の演奏力・アレンジ力があるからこそ成し得たアルバムですね。

2/27追記
なんと日本盤にはGalaxy 2 GalaxyのHi-Tech JazzとYMOのComputer Gamesのカヴァーも収録!

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 18:30 | comments(2) | trackbacks(3) | |
Denki Groove - Recycled A (Ki/oon Records:KSC2202)
Denki Groove-Recycled A
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昨日は電グルの"A"を紹介したから、今日はそのリミックス盤"Recycled A"です。以前はそんなに気にしてなかったけど今になってリミックスに参加した面子を見ると、実は結構凄いです。HerbertことDoctor Rockit、Kaito名義で活躍するHiroshi WatanabeことQuadra、ハードファンキーテクノのDJ Misjah、ジャーマンテクノシーンで人気を博すMijk Van DijkやThomas Schumacher、エレクトロを得意とするDMX Krewなどクラブミュージックの視点に立った人選が成されております。 特に98年の時点でまだ一般的に知名度が高くなる前のHerbert、Hiroshi Watanabeを起用してる辺りは、石野卓球の嗅覚の良さが窺えますね。だからと言って全てのリミックスが良いかと言うとそうでもないですが、原曲よりも更にファンキーに仕上げたDJ Misjah、フラットなミニマルさを強調したSchumacherは無難と言えば無難ですがやっぱりクラブで使いやすい仕様になっています。Quadraは今みたいに荘厳な音ではなくて、音数多めで少々ハードなテクノアレンジで意外です。しかしJimi TenorがリミックスしたShangri-laはラウンジミュージックみたいにかつての渋谷系お洒落を狙ったみたいで、これは如何なものだろうか。Doctor Rockitのリミックスは完全に彼の音になってしまっていて、もはや元が電グルだとは判別不可能です。個人的にはユーモアに溢れるDoctor Rockitのリミックスは好きだけど、電グルには合わないのかと思いますが。色々なアーティストが参加しているから音もざっくばらんで統一感はありませんが、その統一感の無さが電グルっぽいのかもしれないですね。

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| TECHNO5 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | |