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淡い色彩の水彩画は長閑な田舎の風景か童話の中の世界か、兎にも角にもそのジャケットからして牧歌的な雰囲気が伝わってくるアルバムを手掛けたのはカナダはモントリオールのPatrick HollandことProject Pabloだ。2014年頃からリリースを開始し1080pやTechnicolourにLet's Play Houseと早くから人気レーベルのカタログに名を連ね、作品によってグルーヴィーなディープ・ハウスから粗さの残したロウ・ハウスにメロウなフュージョン風までありどれが軸なのか掴めない所もあるが、レトロな雰囲気は昨今の懐かしさが満ちたシンセウェイヴの一環と考えても良いだろう。そして本作、田舎のスローライフな生活にインスパイアされて制作したそうで、確かに以前よりも更に真夜中の力強いダンス性から離れて、ジャケットの世界観からおおよそ想像出来るような素朴でリラックスしたリスニング志向の曲が中心になっている。アルバムは淡い水彩画をぼかしたようなシンセのメロディーのみが朗らかな風景を描く1分弱の"Intro"で始まり、続く"No Interest"では生っぽいざっくりとしたドラムが優しくリズムを刻む上に柔らかいピアノやシンセが非常に簡素なメロディーを被せて、忙しない都会から遠く離れた地の長閑な田舎風景を描き出す。"Rent Day"ではメリハリのあるジャジーなリズムが躍動しながら透明感のあるシンセも動きを作り、小洒落たフュージョン風かジャジー・ハウスかといった趣きだ。"Tunstall"になるとややリズムは軽快に跳ね出しハウス寄りなビートを刻むが決して強迫的な雰囲気はなく、やはり遠い風景に溶け込むようなシンセや素朴なホーンの音色に色彩がぼかされて、昼間の心地好いうたた寝を誘う。"Nanana"も更にからっと硬いキックが安定したハウスのグルーヴを刻み切ないシンセでぐっと情感を強めて、Project Pabloの以前から見受けられるダンス性とメロウ性が率直に伝わるであろう曲だ。ハウス調に寄ったかと思えば、また終盤では変則ビートにダブワイズな音響で空の広がりを感じさせる"It's Okay That It's Like This"や、まったりとした温かみのあるベースラインと牧歌的な鍵盤にしっとりさせられるダウンテンポの"Fine Match"で、切なさが心身に染みていくようなメランコリーを強めてアルバムは幕を閉じる。全くクラブ・ミュージックとしてのビートや雰囲気が無いというわけでもないが、しかしやはり日が照る日中の時間帯、そして緑の木々が生い茂る田舎でののんびりした生活を喚起させるのは、Pabloが触発された世界が見事に投影されている事を示す。忙しない日常の中でほっと一息つく事を約束するリラクシング・ミュージック、あっという間の40分。



Check Project Pablo
| HOUSE13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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UKテクノシーンにおいて絶大な人気を誇るDJ・Carl Coxの最新MIXCDは、アメリカの砂漠で行われている"Burning Man"と言う世界で最も過酷なフェスティバルでのライブ録音と言う話だったのですが、ライナーノーツを読んだ限りだとスタジオ録音って書いてある。実際にMIXCDを聴いてみたら音が普通に良かったので、きっとスタジオ録音でしょう。しかしトラックリスト見ても分からないアーティストばかりで、もう時代についていけないよ。Coxと言えばとにかく限界ぎりぎりまでバキバキズンドコと音数大目でアッパーなハードテクノを回して、すんげぇ太いグルーヴを生み出していた記憶があるのですが、このMIXCDは良くも悪くも今風でそこそこにはアッパーだけと随分と落ち着いたと言うか大人になった印象。クリッキーなミニマルとかパーカッションがポコスカ鳴っているミニマルとか、ブリープでぎとぎとしたテクノや上物が妖艶なトランシー系とかか回しているものの、ソリッドで勢いのあるテクノは殆ど無くて残念。じわじわと恍惚の深みにはまらせるタイプのMIXCDだと受け止めれば理解は出来なくもないけれど、Coxにそれを求めているリスナーっているのかね?爆音の中で何も考えずに無邪気に踊れるような勢いのあるテクノを聴かせて欲しかったです。

試聴

Check "Carl Cox"

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| TECHNO7 | 11:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |