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AD Bourke & ROTLA - RAW (includes Ron Trent Remix) (Far Out Recordings:JD42)
AD Bourke & ROTLA - RAW (includes Ron Trent Remix)
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1992年に設立されたFar Out Recordingsはブラジリアン音楽に於いては名門と呼べる老舗レーベルであり、ジャズやボサノヴァだけでなく例えテクノやハウスのリリースに於いてもブラジルの要素を含んだ音楽性での一貫性があり、そんな事もあってジャンルによらず多くの確かな才能が集まっている。そのレーベルの新作にはイタリアのモダンディスコを手掛けるMario PierroことRaiders Of The Lost ARPと、そして同じくローマのAdam Bourkeによるコラボ作品で、Far Outからのリリースはやや意外かと思う点もあるが実際に作品を聞いてみれば成る程と納得させられる。お互いがディスコやファンクにフュージョンといった音楽に対して理解を示していたのは過去の作品からも分かってはいたものの、ここでは二人が出会う事でその音楽性はより強くなり、"RAW (Original LP Mix)"では強烈で生々しいドラムが叩き出され大胆に躍動するエレピやシンセソロがエモーショナルな旋律を刻み、ブイブイとしたベースも動き回り、まるで目の前でブラジリアン・バンドが生演奏を繰り広げているかのようなライブ感が表現されている。コズミックなシンセの使い方なんかはROTLAのデトロイト・テクノからの影響も感じられ、ブラジルの爽やかな風が吹きつつも宇宙の壮大な世界観もあったり、今後予定されているアルバムに期待が寄せられる。そして本作では何と最早説明不要なシカゴのディープ・ハウスのレジェンドであるRon Trentがリミックスを提供しており、"RAW (Ron Trent Remix)"では新たなパーカッションやキーボードも付け加えて原曲よりもアッパーで力強いハウスグルーヴを刻み、そしてTrentらしい流麗でスペーシーなシンセが空高く舞い上がっていくような開放感を生んで、メロウでエモーショナルなクロスオーヴァー系のハウスへと仕上がっている。



Check AD Bourke & Raiders Of The Lost ARP
| HOUSE13 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
L.U.C.A. - I Semi Del Futuro (Edizioni Mondo:MNDCD02)
L.U.C.A. - I Semi Del Futuro
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2013年にイタリアに設立されたEdizioni Mondoは60年代のモンド映画にインスパイアされ、有機的なハウス・ミュージックにダウンテンポやバレアリックなどの要素を持ち込んだ音楽を送り出しており、Music From MemoryやInternational Feel辺りを好む人とも共振するようなレーベルの一つだ。そんなレーベルを立ち上げたのがイタリアのDJ/プロデューサーであるFrancesco De Bellisで、Raiders Of The Lost ARPとして活躍するMario PierroともユニットであるJollymusicやMAT101としても活動をしたりと、イタリアのハウス/イタロ系としてはそれなりの経験を持つベテランだ。本作はそんな彼がL.U.C.A.名義でリリースした初のアルバムであり、この名義ではイタロ系と言うよりはレーベルを重視してサウンド・トラックやバレアリック性を重視しており、家の中で心を落ち着けて耳を傾けて聞きたくなるリスニング・アルバムとなっている。事実、L.U.C.A.の曲は橋本徹(SUBURBIA)が選曲したコンピ『Good Mellows For Seaside Weekend』(過去レビュー)にも収録されるように、大らかで瑞々しい有機的なサウンドとメロウな旋律はひたすら爽快で心地良い。本作の始まりとなる"In Principio"でも生のベースやギターをフィーチャーし、鳥のさえずりもサンプリングしながら如何にもなバレアリックな空気を放出しているが、ハウスともディスコとも異なる感覚は言葉に表すのが難しい。そこに続く"Il Valzer Del Risveglio"では優美なストリングスに豊潤なオルガンの響きと共に祝福の雄叫びも交えしっとりとした郷愁を誘い、"In The Sun"ではそのタイトル通りに燦々と日が降り注ぐ下で大海原の航海に出るようなオーシャン・フィールに溢れた清涼感があり、アルバムの雰囲気は野外や自然を強く匂わせる。滝のイメージかどうかはさておき、しなやかなストリングスに乗ってシタールらしき弦の音が幻惑的に響く"Niagara"はエキゾチックかつサイケデリックで、異国情緒の中にメロウネスが存在している。最後の"Plancton"に至っては完全にビートは消失し幻想の中に消え入るようなドローンが持続するアンビエントだが、テクノのアンビエントとは異なる生っぽさは特徴だろう。何か特定のジャンルに属すのではなく、モンドやサイケロックにディスコやハウスが融和して映画のような風景を喚起させる音楽と言うべきで、特に肉体を突き動かすのではなく心に染みるメロウな感覚はEdizioni Mondoというレーベル性を主張している。



Check "L.U.C.A."
| HOUSE12 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Edizioni Mondo - Collezione (Mondo:MNDCD01)
Collezione
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公式サイトのインフォを引用すれば、60年代のモンド映画を元にしてライブラリー・ミュージック(TVや映画にラジオのBGMとして使用される、様々な用途に合わせた幅広いジャンルを持つ音楽の集大成)に影響を受けたレーベルだそうだ。このMondoと言うレーベルを主宰するのがイタリアのアーティストであるFrancesco De Bellisで、2013年にレーベルを開始してからは、自身の変名であるL.U.C.AとStudio 22、彼と共に活動を行っていたRaiders Of The Lost ARPことMario Pierroによる変名のROTLA、そして4人組のユニットであるOdeonの4アーティストによる4枚のEPをリリースしている。このレーベルを知るきっかけとなったのは橋本徹による『Good Mellows For Seaside Weekend』(過去レビュー)にL.U.C.Aの曲が収録されていた事で、そんな経緯を知ればMondoの音楽性も前述の情報を合わせれば、単に快楽的なダンス・ミュージックとは全く異なる魅力を想像出来るはずだ。そして本作は前述の4枚のEPを全て収録したコンピレーションとなっており、レーベルの音楽性を隈なく体験するには適切な作品と言えよう。何はともあれ冒頭の"Blue Marine"が素晴らしく、正にタイトル通りに透き通った海や空の青色が目に浮かぶ朗らかなバレアリック・サウンドで、爽快なギターサウンドや温かいストリングスの響きに波の音や鳥の鳴き声も混じりながら大きな海原へと航海を始めるようでもある。ROTLAによる"Laguna"は乾いて軽快なパーカッションに引っ張られながら、ぼやけたような淡いギターサウンドやシンセによって清涼感を生むオーガニックなニュー・ディスコ的で、穏やかな田園風景が広がるようだ。Studio 22による"Pic Nic"は生演奏しているようなファンキーなドラムや豪華なシンセ使いによって、正にタイトル通りにウキウキとピクニックに向かうご機嫌なイタロ・ディスコとファンクが融合した曲である。かと思えばねっとりと融解するバレアリック感を展開したのがOdeonによる"Anxur"で、生演奏と思われるギターやベースにドラムなど臨場感あるサウンドを打ち出しつつ、そこに快楽的な反復を見せるシンセや壮大な効果音等を散りばめて、映画音楽のような荘厳さの中にバレアリックなムードを11分にも渡って繰り広げるのだ。ダウン・テンポにアンビエント、サウンド・トラックにニュー・ディスコなど確かにジャンルに幅はありながら、しかしそのリラックスして何処までも開放的な雰囲気は正にバレアリックと呼ぶべきものであり、収録された4アーティストによる作品はばらばらになる事なく穏やかな桃源郷にまで響く音を鳴らしている。



Tracklistは続きで。
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| HOUSE11 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/7/6 DAIKANYAMA UNIT 9TH ANNIVERSARY LOS HERMANOS -SOUL SAVER LIVE- supported by PRIMITIVE INC. & METAMORPHOSE @ Unit
早いものでUnitも遂に開業9周年。今週から来週にかけてはその記念パーティーを数度に渡り開催しているが、2日目はPRIMITIVE INC.とMETAMORPHOSEがサポートを行い、デトロイトからはLos Hermanosに日本からはHiroshi Watanabe、Calm、Ametsub、Inner Scienceらが出演した。Los HermanosはSoul Saver Liveを銘打ったライブを予定し、Inner Scienceもライブ出演と、普段のパーティーよりもライブが打ち出されているのが9周年のパーティーらしく楽しみであった。
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| EVENT REPORT4 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/02/12 bug III @ Lazy Workers Bar
小野島大さん、24noさんが開催しているbug IIIでちょこっと回してきました。場所は渋谷の小さなバー・Lazy Workers Bar。以前は無かったDJブースが作られていて、しかも最新のCDJも用意されていたり、なかなかの設備。20名入ればいっぱいになってしまう小さなバーですが、むぅなかなか侮れん。

自分が着いた頃にはハッチΨさんがプレイ中。90年代のシューゲイザーを中心に回してましたが、ダムドの予想外なゴシックな曲も回したりしてびっくり。ダムドってパンクだけじゃなかったんだ…

で自分は一時間の中で下記のトラックをプレイ。新しいトラックと懐かしめのトラックを混ぜながら、黒っぽさとムーディーさとエモーショナルな音を表現したつもりです。しかしまあ好きな曲をかけると気分爽快ですね、スカッとしました。
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| EVENT REPORT2 | 09:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2009
2009年も当ブログをご愛読頂きありがとうございました。今年は転職したりDJしたりと転機もあり、山あり谷ありながらも充実した一年でした。また様々な方にご迷惑&お世話になり謝罪と感謝の気持ちで一杯です。歳と体は成長しても精神面では相変わらず小学生のノリなので、来年からは落ち着いた大人になりたいものです。

さて音楽業界にも不況の波が訪れておりますが、決して音楽の質が落ちている訳じゃありません。夜空には目には見えないけれども数多くの星が輝いている様に、音楽だってまだ僕も貴方も見つけていない素敵な音楽が埋もれている筈。音楽に対し愛を持ち自分の心に忠実になり耳を澄まして、貴方を幸せにしてくれる音楽を見つけて欲しいと思います。最後に自分の中での2009年ベストを選んでみました。が、あくまで今の気分なんで、また後で選び直したら変わるでしょう。それでもミュージックラバーの参考になれば幸いです。ではでは来年も良い一年になる事を祈って…
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| BEST | 00:10 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Raiders Of The Lost ARP - Tema5 (Music 4 Your Legs:MFYL001)
Raiders Of The Lost ARP-Tema5
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待ちに待ったイタリアのアーティスト・Mario PierroのソロプロジェクトであるRaiders Of The Lost ARPの待望のニューアルバム。一年前に(今のご時世に)アナログとダウンロードのみで販売されていた名作が、ようやくCD化されました。しかし何故にこのユニットがそこまで注目される様になったのか、それはやはりGalaxy 2 GalaxyとDJ S2(Los Hermanos)のリミックス(過去レビュー)が決定打となったのだろう。まさかデトロイトの中でもトップに君臨する御代が出てくるとは、誰が予想出来たであろうか。しかしこのRaiders Of The Lost ARPは、デトロイトテクノを追いかけるアーティストでもなければデトロイトのアーティストでもない。それでもMike Banksらがリミックスを手掛けたのには、きっとデトロイトと同じコズミックな音楽性を見出したからに違いないだろう。ここにはクラブミュージックにありがちな無味乾燥で単調な音はなく、むしろドキドキとする高揚感と熱く煮えたぎるファンクネスと胸がときめくロマンが溢れ出てくるソウルミュージックが存在している。DJとしてではなくバンドらしい展開と温かいアナログ感覚を打ち出した音楽は、強く感情的に心に訴えかける物があり聴く者の心を強く掴んで離さない。なんだか望郷への念にかられる懐かしさが感じられ、涙腺が潤んでしまうね。テクノだとかハウスだとかクラブミュージックだとか、そんな事に拘らずに聴いて欲しい傑作。

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| TECHNO7 | 00:10 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Spirit Catcher - Coast2Coast (NRK Sound Division:NRKCD044)
Spirit Catcher-Coast2Coast
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たっましぃ〜を掴みし者!って事でNRKのCoast2Coastシリーズの最新作は、ベルギーのディスコテック大使・Spirit Catcherが担当。彼等が鳴らす音楽はまるでディスコの様に煌きと輝きがありつつも洗練された華々しさを持ち、フロアでも聴衆を歓喜の渦に巻き込むドラマティックなテックサウンドが特徴なんですが、DJの方でも割かしとそんな特徴は受け継いでいるみたいです。やはり綺麗目のテック系やミニマル系が中心で、まるで雲一つ無い空の透き通るような透明感と清涼感に包まれて、ヨーロッパの典型的なテックハウスを十分に味わえる選曲ですね。ただ以前のMIXCDにも感じた事なんだけれど、どうもこの人達はDJ気質ってよりはアーティスト気質なんでしょうかね?良い選曲だとは思うんだけど、余り展開が無くて全体的にのっぺりしていてイマイチどっかんっと盛り上がらないのが残念。終盤は少々上げ目にはなるけれどパンチは弱く、メインフロアよりはラウンジとかで緩めに流れているミックスと言った風に感じられてしまうのですね。やっぱり序盤は緩めでじわじわ、終盤はアゲアゲってのが僕は良いと思うのですが、どうなんしょ。ミックス仕様、DJユースの為のアンミックス仕様の2枚組み。

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Check "Spirit Catcher"

Tracklistは続きで。
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| HOUSE4 | 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2007
来たるべき大晦日が遂にやってきました。今年は特に年末年始は予定が無いので、今日はDynamite!!でも見ながら酒を飲みつつ年を越そうと思います。ちなみにロシアン皇帝VSチェ・ホンマンなんて、でくの坊のチェに勝ち目なんてねーだろ。何て言いながらチェが勝ったらどうしよう…。そう言えば今年は長年お世話になってきたシスコがクローズしたり、クラブ営業への圧力が一層高まったり、クラブミュージックがどんどんと良くない状況になっているのを感じました。元々一般人には馴染みのない世界、音楽なのに更に追いつめられてどうしようもない状況ですな。まぁ中には一般受けにヒットしてるアーティストもいるので、今後はよりアンダーグラウンドとオーバーグラウンドで境が出来ていくのでしょうか。とにかく真夜中のクラブ営業だけは、法を改善して問題を無くして欲しいですね。何で24時間営業の居酒屋で飲むのは合法で、クラブで夜中に踊るのは違法なんでしょうね?意味の無い法律は必要ありません。

無駄口が続きましたが、これから2007年のマイベスト作品を紹介致します。でも昨日掲載した売上ベストに出ている作品は敢えて外してあります。それらの作品でも自分の年間ベストに入っている物はありますが、折角なので今日はそれ以外を紹介したいと思います。ベタなチョイスではありますが参考にして頂ければ幸いです。

それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 17:00 | comments(4) | trackbacks(2) | |
Raiders Of The Lost ARP - Beyond The Dark (Nature Records:NAT2135)
Raiders Of The Lost ARP-Beyond The Dark
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もう皆様のご存じの通りレコードショップの老舗・CISCOが店舗を閉じて、オンラインショッピングのみに特化して継続していくそうです。時代の流れとは言え長年お世話になっていたお店が閉店するのは、何だか寂しいですね。最近の人はダウンロード音源に慣れているせいかレコードは買わないのかな?自分はもう10年前にUnderground Resistanceの"World 2 World"を聴きたくてレコードを買い始めたのですが、最近だと別にレコードじゃなくても聴けるからね。まあそれはそれで誰でも簡単に聴ける様になった反面、愛着なり価値と言う物は下がっている気がするんですわ。何でもかんでも合理性・便利性を求め無駄を省くのが果たして良い事なのかそれは人それぞれだと思いますが、自分はこれからもレコードは買い続けると思います。

さてもう2年位前から一部では話題になっていたRaiders Of The Lost ARPのGalaxy 2 Galaxy、Los Hermanosのリミックスが登場。Los HermanosのDJ S2がDJする時に良く使っていたのですが、どちらのリミックスも大間のマグロ並に極上です。しかもG2G名義のリミックスは初めてですが、こちらは大箱仕様で壮大な展開を見せデトロイトらしいストリングス使いはやはりMike Banksの希望に満ちたエネルギーを感じさせます。途中でTB-303のアシッドも加えられて、懐かしい雰囲気も持ち合わせていますね。そして対称的にDJ S2ことSantiago Salazarのリミックス、こちらは滑らかで洗練されたテックハウスに仕上げていますが、DJが使うならこちらの方が使いやすいと思われる機能的な内容。何度も言っておりますが、Icanとしても活躍するDJ S2は絶対に注目しておいた方が良いです。新生代では群を抜いて良い曲を創っていますから。しかしこの様な素敵なEPがあるから、レコードを買うのはやめられん。

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| HOUSE3 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ S2 aka UR-057 - The Slider's Joint Mix (Submerge Recordings:SUBUG-001CD)
DJ S2 aka UR-057-The Sliders Joint Mix
昨日は本年度のMetamorphoseで限定販売されたCDの紹介でしたが、今日は2005年のMetamorphose(とUnderground Galleryなど)で限定500枚で発売されたMIXCDです。DJを担当したのは現在のLos HermanosのメンバーでありGalaxy 2 Galaxyではターンテーブルを担当するSantiago SalazarことDJ S2(スクエアと読む)。DJとしての腕はもちろんの事、IcanユニットではPlane-Eや自身のレーベルからヒット曲を生み出し、アーティストとしては新世代の中では僕個人では一番期待している人です。僕が彼に期待しているのは今までのURには無い音楽性であり、テクノと言うよりはハウス、それもラテンの血が騒ぐハウスに取り組んでいる事で、彼らのルーツであるヒスパニックを意識した音楽はURに新たな風を取り込んでいます。またメロディーセンスに関しても抜群の才能を持っていて、URの中では"Mad" Mike Banksに次ぐ作曲能力があるのではないかと期待をかけています。それではDJingはどうかと言うとこちらも僕好みでありまして、ソウルフルな熱いハウスやラテンノリなハウスを中心にテクノも混ぜて、ここぞとばかりにクラシックを投入するプレイは革新性は全くないけれど普遍的に素晴らしい内容だと思います。URのダークサイドよりもG2Gのポジティブな面を前面に出した内容とも感じられて、コテコテなデトロイトミックスではありますがやっぱり外せないなーと言う印象。9/16にClub Wedgeでプレイするので、少しでも気になる人は来た方が良いです。まだまだ知名度が低いのは、ちょっと理解しかねるが。デトロイトテクノが日本で人気があると言ってもそれはあくまで表向きの事であって、アンダーグラウンドな物までは聴かれてないのが現状なんですね。

限定販売で聴けない人も多いかと思うので、一定期間だけ↓にうぷしておきます。
うぷ終了済み

Check "Santiago Salazar"

Tracklistは続きで。
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| HOUSE3 | 18:15 | comments(9) | trackbacks(0) | |