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Rondenion - 2-5-1 EP (Roundabout Sounds:RS010)
Rondenion - 2-5-1 EP

10年以上もの長い活動を経て遂に昨年Rondenion名義では初のアルバムとなる"Luster Grand Hotel"(過去レビュー)をリリースしたHirofumi Gotoだが、今年になってもその勢いは衰える事なくダブルパック12"仕様での新作をリリースした。日本に於けるビートダウン・ハウスの先駆者の一人でもあるが、その音楽性はこの新作に於いても変わる事なくラフな質感を残しながら黒い芳香が香るファンキーなハウスを披露している。新作は3曲を収録しているが、アシッド風なベースラインが迫り来る中でおどろおどろしいボイスサンプルやフィールド・レコーディングを思わせるSEを導入した"Strange Love"は、ミニマルな展開を強調したブラック・ハウスだ。ビートダウンの持ち味を活かしたのは"That's Right"で、同じくボイスサンプルを用いながらも粘着性のあるグルーヴと煙たい音像が渦巻いて混沌とした黒さに染まっている。またアップテンポでアフロな4つ打ちが爽快な"Deep Step"も収録されており、コンガなどの原始的なパーカッションや色気のあるエレピのコードを交えて妖艶なハウスを展開。オリジナルの3曲からしてRondenionの色気や黒さが十分に伝わってくるだろう。それに加えてデトロイトからD WynnとMike Grant、そして本作をリリースしたRoundabout SoundsのオーナーであるJoe Babylonがリミックスを提供している。オリジナルよりも更にミニマル・ハウスなクール性を打ち出した"Strange Love (D Wynn's Detroit Rise Up Mix)"、デトロイト・ハウスらしく物哀しいエレピを用いて慎ましいエモーションで包み込んだ"Strange Love (Mike Grant's Late Night Mix)"、スムースな4つ打ちへと塗り替え小洒落てモダンなディープ・ハウスへと仕立てた"Deep Step (Joe Babylon's Roundabout Dub)"とリミックスの方もどれも充実している。結果的には強烈な黒い個性を発する原曲とクラブでの鳴りを意識したリミックスを収録し、濃ゆい内容となった期待通りのダブルパックだ。




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| HOUSE10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Pablo Valentino Presents Japan Tour 2013 (Faces Records:FACES CD004)
Pablo Valentino Presents Japan Tour 2013
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デトロイト・ハウス、またはビートダウンと呼ばれる音楽はUSから海を越えてヨーロッパへと渡り、それぞれの場所で根を張りその個性を育んでいる。特にオランダやドイツではその影響は強いが、例えばフランスでその例を挙げるのであればFaces Recordsは忘れてはならない。フランス出身のPablo Valentinoが主宰するこのレーベルはディスコやジャズやファンクにも影響を受けた上でのハウスにフォーカスしたレーベルであり、特に黒人が発するスモーキーな芳香を纏っているが、Motor City Drum Ensembleのために設立されたレーベル・MCDEの設立者がPabloである事を知れば、Pabloが目指す音楽性も理解出来るだろう。本作はそのPabloが来日ツアーを行った際にパーティー会場で販売されていたFaces Recordsのレーベル・コンピレーションであり、レーベルの方向性を占うと共に未発表曲も多く含まれているなど、話題性は抜群だ。日本からはKez YMとRondenionの二人が曲を提供しているが、両者ともディスコをサンプリングしたであろう方向性を支持しながら黒人音楽への真摯な愛情が現れたファンキーなハウスを披露。Ketepicaによる生っぽく艶やかなジャジートラックや、Champsによる優雅なメロディーとしなやかなビートが弾けるブロークン・ビーツからは、Faces Recordsが単なるハウス・レーベルではなく黒人音楽がルーツにある事を証明もしている。またフランスのアンダーグラウンドから浮上し最近話題となっているS3Aを早くからフィーチャーしていたりと、Pabloの音楽に対する目の付け所は正当に評価されるべきだろう。勿論Pabloも本人名義に加えCreative Swing Alliance名義でも煙たく仄かに情緒的なビートダウンを提供し、更にはMotor City Drum Ensembleによる新曲も収録するなど話題に事欠かさない充実した内容だ。レーベルの方向性としてDJに使用して貰う事を前提にEP/アナログでのリリース中心なので、こうやってCDや配信でレーベル・ショーケース的に様々な作品を聴ける点でも価値がある一枚だ。



Tracklistは続きで。
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| HOUSE10 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rondenion's Ragrange Symphony - Triple Joker (Ragrange Records:UGRR-01)
Rondenions Ragrange Symphony - Triple Joker
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かつては日本は世界中から膨大なレコードが集まり、大小様々なクラブに世界各国のDJ/アーティストが出演する特別な場所であった。そう言った環境面からは優れていたのは事実であるが、しかし制作面から見ればやはり日本から世界へと飛び立つ事は今尚容易くはない。そんな状況に於いても海外でこそ認められ、逆輸入的に日本での評価が高まったアーティストもいるが、Rondenion's Ragrange Symphonyはそんな一例と言えるだろう。2010年の"Tokyo Connection EP"(過去レビュー)での共演、そこからユニットへと進化した"Ragrange Symphony"(過去レビュー)、そしてRondenion's Ragrange Symphony名義で遂にアルバムを完成させたのが、日本の中でも黒い音楽の化身と化しているRondenionとKez YMとNo Milkだ。彼等の単独の活動と言えばRush HourやYore Recordsからのリリースと海外では高い評価を得ていたが、しかし不遇にも日本に於ける扱いは海外程ではなかったように思える。そんな状況を打破すべくRondenionが日本のアーティストを紹介すべく立ち上げたレーベルがRagrange Recordsであり、本作はその活動の集大成と言っても過言ではないだろう。予てからサンプリングと言う手法を得意とする面々が集まっただけあり、本作でもサンプリングによるミニマルなループが軸となっているが、ハウスをベースにしながらもテクノやヒップホップにディスコなど黒人音楽由来の要素がこれでもかと詰まっている。荒々しく逞しく野太いグルーヴに色気を発する猥雑な雰囲気が広がる音楽は、日本人離れしている程にファンキーに黒く染まっており、彼等が以前から実践してきた音楽が自然と混ざり合い一つの融合体となっているのだ。サンプリングを使用しながらも機械的になる事もなく、むしろそこには生きているかのような躍動が込められており、シカゴ・ハウスやデトロイト・ハウスのように洗練されていない"粗雑さ"が強調されている。またこのユニットは決して固定メンバーではなく拡大を伴う流動的なユニットでもあるそうで、1stアルバムにて既にACA3もメンバーとして名を連ねている。ならばこそ、この先に待っている世界はこれまで以上に広く、Rondenion's Ragrange Symphonyが更なる飛躍をする事を期待せずにはいられない。



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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kez YM - Root Bound EP (Faces Records:FACES 1215)
Kez YM - Root Bound EP
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海外のYore Recoredsからのリリースで日本のビートダウン・ハウスを先取り、最近ではRondenionやNo Milkともコンビを組んでRagrange Symphonyとしても活動しているKez YM。海外のハウス系のDJMIXにも曲が使用されるなど着実な評価を得ており、DJとしてだけでなくアーティストの側面からでも信頼出来る日本のハウスDJである。新作は2年前にも作品をリリースしたフランスのFaces Recordsからとなるが、良い意味で言うと基本となるスタイルは変わっていない。ボーカルサンプリング、エレピやキーボードのメロウなコード展開、パーカッシヴなリズムトラックなどなどを組み合わせて、黒人が生み出すソウルフルな雰囲気を再現しつつフロア対応のトラックとして完成されている。軽い質感の爽やかなパーカッションに被さる綺麗目のシンセによるコード展開が陶酔を誘うも、男性のボイスサンプルがディスコな雰囲気を纏う"Amplified Soul"、控え目に情緒のあるマイナー調のキーボードと複雑なパーカッションが肉体に刺激する"Random Collision"、そのどちらもがDJが使い易いタフなグルーヴ感を保ちながら実にエモーショナルな空気も纏っている。裏面のつんのめるような荒々しいリズムに隠れるようにエレピが鳴っている"Alive"は初期のMoodymannのようなどす黒さと怪訝なセクシーさがあり、うねるエレピ使いが華麗ながらも曇った短いボーカルサンプルがアクセントとなっている"Passing Through"は生々しい臨場感を含んでいる。基本的にどの曲も非常に躍動感と耳に残るメロディーがある、即戦力である事は間違いない。ただ前述したように制作のスタイルとして予測されてしまうような面が見受けられ、過去の作品に対して曲の個性を差別化が出来ていない点は否めない。どの曲もお世辞抜きに格好良いとは思うので、曲毎に音色やビート感に個性を持たす事が出来れば更にKez YMと言うアーティスト性が光るのでは。



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| HOUSE9 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/11/30 Underground Gallery presents. Onomono “Unifys” Release Party @ Club Asia
過去のブログを読み返してみたところ、何とClub Asiaに行くのは3年ぶり。今回はThe Blue HerbのトラックメーカーであるO.N.Oが、ミニマルテクノ・プロジェクトであるonomonoのアルバムリリースの一環としてパーティーに出演する。そしてパーティーを主催するのが神戸のレコード屋であるUnderground Galleryである関連か、同じくアルバムをリリースしたばかりのRondenionや、交流の深いUnderground ResistanceからNomadico aka DJ Dexを招待してのデトロイト色も濃厚な布陣となっている。
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| EVENT REPORT4 | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rondenion - Luster Grand Hotel (Underground Gallery:UGPLG-0155)
Rondenion - Luster Grand Hotel
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長らくアルバムのリリースを待ちわびていたアーティストがいる。かつて存在した日本のアンダーグラウンドレーベルであるFrogman Recordsから、2001年にHirofumi Goto名義で鮮烈にアルバムデビューしたものの、レーベルの閉鎖と共に一旦は表舞台から姿を消してしまった。しかし名義を変えてシカゴのStill Musicから再デビューを果たすとその才能を認められたのか、Aesthetic AudioやRush HourにFaces Recordsと言った海外の重要レーベルからも作品をリリースし、日本よりも海外にて高い評価を獲得する事になった。そのアーティストこそRondenionであり、日本におけるMoodymann以降のビートダウン・ハウスを追求する新世代のアーティストだ。数年に渡って世界各地のレーベルからEPを発表して培った音楽性は、この初のアルバムにも当然のように活かされており、生っぽいライブ感を生み出す粗雑なサンプリングによるハウス・ミュージックは正にデトロイトやシカゴの荒々しい感覚に繋がっている。それはサンプリングと言う単純なネタの切り貼りを使用し、曲の構成としてはミニマルな展開を軸としているが、そこから生まれるビート感覚は日本人離れしたラフな黒さとなっているのが特徴なのだ。本人曰く「ゴツゴツした感じにしたかった」との事だが、嘘偽りなくその言葉通りに荒ぶれるビート感や生っぽい芳香が漂う音質が、ゴツゴツとした逞しい音楽性へと繋がっている。それだけではない、Rondenionの音楽には男も濡れる甘美なエロスや感情を揺さぶる哀愁に胸が熱くなるファンクネスなど、人間の喜怒哀楽を隠す事なく表現するにようにソウルが込められている。実に人間臭い、人間味のある感情豊かな音楽であり、丁寧に計算はされながらも衝動を吐き出すようなゴツい音楽なのだ。最近のMoodymannが生演奏を主体とし変化した結果、失われてしまったファンキーなサンプリング・ミュージックが、このアルバムには息衝いているように思われる。ファンの期待に必ずや応えてくれる一枚だろう。




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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2013/9/22 FACES Records 2013 Tour of Japan Tokyo @ Seco
ロウなディープ・ハウス/ビートダウンで一際注目を集めているMotor City Drum Ensembleを送り出したMCDE、そのレーベルを主宰するのがPablo Valentinoだ。MCDE以前からジャジーヒップホップやブロークンビーツも手掛けるFaces Recordsを立ち上げ、最近ではより黒いディープ・ハウスへとシフトしつつあるが日本のRondenionやKez YMの作品もリリースするなど、ジャンルの垣根を取っ払い黒い音楽の開拓を進めている。今回は2年ぶりの来日となるが、日本からはKez YMとA Little Spice (Kiccio & DJ Noa)がサポートに入り、日本ツアーの最後の夜を演出した。
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| EVENT REPORT4 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
SAI - Other Side Of Window EP (Ragrange Records:RR07)
SAI - Other Side Of Window EP

金沢在住にしてUKのディープ・ハウスで注目を集めるOrnate Musicからのリリースや、そして今年には遂に大御所レーベルであるFreerange Recordsのコンピレーションにも新作が収録されるなど、徐々にその活動が広がりつつあるYohei Sai。新作はRondenionが主宰するRagrange Recordsからとなったが、野性的でファンキーなハウスをリリースするレーベル性を然程意識しなかったのか、Saiの音楽性がそのまま表現されたいつもの美しいディープ・ハウスが収録されている。フラットな水平構造が強調されスペーシーな音使いが飛翔するように広がっていく"Truth of Tweets"は、パーカッシヴなリズムの軽やかな流れも心地良く、線が細いかなと思う位の軽さが逆に幻想的なメロディーを強く感じさせるディープ・ハウスとなっている。また仄かに叙情感を漂わせる透明度の高いコード展開を引き伸ばし、渋い男性のボーカルサンプルを反復させて黒さを演出した"Sign"は、途中から耽美なエレピのフレーズが導入される事で優雅な空気を発している。基本的にどの曲でもぼやけたような柔らかいパッド使いが優しく鳴っていて、スムースに角を落とした音の鳴りが心地良く耳へと入ってくるのだ。全く嫌味の無い綺麗な透明感、エレガントな空気の統一感はそろそろ十八番と言っても良い作風だ。オリジナルとは別にリミックスの"Truth of Tweets (DJ Yoshimitsu Remix)"も収録されているが、こちらはオリジナルからは一転してマッドなベースラインと渋いエレピを強調して黒光りするハウスへと生まれ変わらせているのが面白い。Yohei Saiと、そしてRagrange Recordsには今後も要注目しておいて損はない。



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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rondenion - Soul Desire EP (Roundabout Sounds:RS008)
Rondenion - Soul Desire EP
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後藤宏文がデビューしたのはもう既に12年前の2001年、Frogman Recordsより突如世に送り出したアルバムでだった。日本人なのに随分とファンキーな作品を作るものだと注目していたが、レーベルの消滅と共に後藤宏文の活動も立ち消えていたように思われる。そして再度日の目を見る事になったのが2005年、Rondenion名義でStill Musicから出したアナログが海外で高い評価を得た時だった。その後の活動はもう言うまでも無いだろうが、Rush HourやAesthetic AudioにFaces Records、そして自身が立ち上げたRagrange Recordsからの日本人離れした黒さとファンキーさを伴うハウストラックが、世界的に注目を集めている。前置きが長くなったが、そのRondenion名義による初のアルバムが遂に発売される事になり、先ずはそこからの先行EPがリリースされている。本作では今までのサンプリングを多様した荒々しいディスコ/ファンクな音楽性は封印し、"He Said, She Said"なんかはセクシーな呟きも入った官能的なディープ・ハウスを披露しており、黒さはそのままに全体的にぐっと大人っぽさを増した感が強い。妙に手数の多いポコポコしたパーカッションに幻惑的なシンセのフレーズを被せた"Bialowieza"は、デトロイト・ビートダウンをお手本にミニマル化した現在形のトラックだ。ディスコの音を打ち出した煌めくハウスからのダークな作風への転身は、一体何を意味するのだろうか。そして裏面にはデトロイトからRick WilhiteとベルリンからBaazと、ハウス系では玄人からの注目も高いアーティストのリミックスを収録している。生々しい芯の図太いリズムトラックと錆びついて鈍く黒光りするような音でスモーキーさを演出した前者、しっとりダビーな音響と仄かにエモーショナルなシンセで包み込む正しくディープ・ハウスを体現した後者と、どちらもアーティストの個性を如実に表したリミックスを提供している。全4曲、アルバムの出来を占う作品として、また単純にフロアで映える楽曲として太鼓判を押す。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2012
今年も一年間当ブログを御覧頂いた読者の皆様、どうもありがとうございました。相変わらず音楽は作品が売れないだとか、パーティーも以前に比べると活気がないだとか、ここ数年同じように苦しい状況が続いています。しかし昔から変わらず、それどころか都内ではパーティーもどれに行くべきか悩むくらいに溢れており、その充実度は昔よりも遥かに高いでしょう。またクラブミュージックに於いてさえデジタル配信は既に充実していますし、その一方で再度アナログでのリリースに拘るアーティストも増えてきたり、音楽を聴く為の環境自体は十分に整っている事は間違いありません。決して音楽自体の魅力が失われているわけではないと、私は信じています。さて、それではそんな気持ちで選択した毎年恒例の年間ベストと共に、来年も良いお年を!
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| BEST | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Kez YM - Blind Spot EP (Ragrange Records:RR05)
Kez YM - Blind Spot EP
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2012年のラストを飾るElevenでのNYEパーティーでRon Trent、Chez Damierと共演する事となっている日本が誇るハウスアーティスト・Kez YM。一年ぶりとなる新作は交流を深めているRondenionが主宰するRagrange Recordsからのリリースとなるが、抜群の安定路線でありながら上質なエスプリに満ちたハウストラックは日本だけでなく世界で聞かれるべき内容だ。本作で特に目を引くB面の2曲で、デトロイト・ビートダウンとでも呼ぶべきスローモーな4つ打ちの"Suddenly In The Place"は、ねっとりと絡むシンセから黒光りな空気が発せられほっこり体の芯から温まるようだ。アップテンポな"Distant Ropes"においてもコズミック系の綺羅びやかなシンセが用いられていて、セクシーにコード展開するパッドの上をそのシンセ音がファンキーに舞踊り上品さと派手派手しさが上手くブレンドされている。A面の"Garda"は最もKez YMらしいファンキーな作風で、執拗に繰り返されるボイスサンプルと抜けの良い軽やかなパーカッションが前面に出たダンサンブルなハウストラックだ。単純なミニマル作品ではなくキーボードなどもしっかりと入って展開が繰り広げられ、ツールとしてのみならずリスニングにも耐えうる作風である事が制作面での才能も感じさせる。もうEP単位では十分に素晴らしい曲を届けてくれているので、そろそろアルバムにも自然と期待をしてしまうものだ。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rondenion - Montage EP (Faces Records:FACES 1213)
Rondenion - Montage EP
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ここ一年程は自身が運営するRagrange Recordsと自身の楽曲制作を並行して積極的な活動を行なっているRondenion。勢い留まるところを知らず更なる新作は、前作に引き続きMotor City Drum Ensembleも関連するフランスのFaces Recordsからとなる。Theo ParrishやKDJも引き合いに出されるビートダウンかつファンクネス溢れる作風は本作でも健在で、ガヤガヤとした雑踏の音とピッチのずれたような幻惑的な呟きが入る幕開けから始まり、徐々にキレのあるファンキーなリズムが浮かび上がりディスコっぽいサンプリングのループへと突入する"Herb"が非常に勢いがあり耳を惹きつけられる。次の"Surely"ではハウスと言うよりはヒップホップを下敷きにした引っかかりのあるグルーヴの上に、朧気なパッドや生音のサンプリング等を混ぜながら、そして吐息を吐くようにかすかな呟きにソウルをのせている。裏面の"Convulsions"はこれでもかとガヤ声やホーンなど様々なサンプリングを敷き詰め、チョッパーベースの攻撃的な音を強調した勢いのあるブギーなハウスで雑然・混沌とした黒さに染まった点が魅力的だ。エレクトロ/ブギー系で注目を集めているそうなInkswelによる"Surely (Inkswel Remix)"は、オリジナルよりも無駄を削ぎ落として身軽になったチージーで親近感のあるエレクトロであり、これはデトロイトの原始的なファンクを喚起させる初期エレクトロにも通じている。どの曲もつまるところ日本離れしたファンクネスが炸裂していて、海外から注目を集めるのも至極当然と言う訳だ。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
The Dubless - Jamkaret (Room Full Of Records:RFOR-003)
The Dubless - Jamkaret

制作に於いてもDJミックスに於いてもデジタル化の流れが進む中で、例えばドイツのテクノ/ハウスシーンでは逆にアナログに拘るレーベルが多いのだが、日本でもアナログの復権を望むレーベルが誕生した。それが今年発足したばかりのRoom Full Of Recordsで、ライブパフォーマンスを可能としながらダンスミュージックとして機能する事に重点を置き、また日本のアンダーグラウンドから世界へも主張する事を意識したレーベルであるらしい。dextraxとUZNKによるThe Dublessのシングルはレーベルの3作目なのだが、勿論自分は今までこのアーティストについて情報はもっておらず、このシングルにRondenionとMingussが参加してると言う理由だけで購入した。勿論その決定は間違っていなかった訳で、ライブ感溢れるダンスミュージックが聞ける一枚となっている。"Jamkaret"にはコーラスでMingussが参加しているのだが、生きているようにごった煮となったハウスビートに流麗なピアノリフが絡み野性味のあるギターサウンドが咆哮する。そしてMingussによる崇高で霊的なコーラスによってある種のトランス感を呼び起こし、ワイルドなダンスフロアに興奮を誘発するであろうキラートラックだ。そして生ベースも導入した効果でロッキンなダンスチューンとなった"Blackkite"は、ボーカルにも強烈なディストーションが施され、刺々しいファンクネスを発している。更にそれをRondenionがリミックスした"Blackkite (Rondenion's Ragrange Mix)"が強烈で、オリジナルから一部のネタを執拗に反復させドライヴィング感を増し増しにしたミニマル・ディスコな仕様は、完全にRondenionの作品として生まれ変わらせた物だ。どれも確かにライブ感を打ち出したトラックであり、またダンスミュージックとしての性質も強くもっているのだから、本作はレーベルの音楽性を提示しているに違いない。

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Ragrange Symphony - Ragrange Point EP (Ragrange Records:RR04)
Ragrange Symphony - Ragrange Point EP
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Rondenionが主宰するレーベル・Ragrangeから"Ragrange Symphony”なるレーベル名を冠した謎のユニットのデビュー作が発表された。実はそのユニットこそRondenionにKez YM、No Milkが加わった日本に於いて屈指のブラックミュージックへの偏愛を示す猛者集団であり、この面子が集まって期待しないわけがない。タイトル曲である"Ragrange Point"からして期待通りの黒くワイルドなエナジーを発散する粗暴なハウスであり、この荒々しく逞しい威風堂々のグルーヴ感が通底している。確かに力強く骨太な4つ打ちのリズムが先導しているが、しかし繊細に彩りを添えるエレピやセクシーなボーカルサンプルは控えめに優雅さも演出しており、野性的なファンクネスと都会的な優美さを兼ね備えたビートダウン・ハウスとなっている。また"Energy"では金属的にテッキーな上モノを前面に出して黒さを濾過したデトロイトフォロー的なトラックを披露しているが、彼らにしてはこの西洋的なテックハウスに取り組んだ意外性を感じさせつつ、跳ねるビート感もしっかりあってクールな曲となっている。裏面にはこれぞデトロイト・ハウスな"Up in The Dimension"を収録していて、終始バックでがや声が流れ続ける中でエレピやホーン系の覚束ないメロディーがサイケデリックな空気を生み出している。そしてマイナー調のシンセのコード展開はしっとりとした落ち着きを、ジャストな4つ打ちは安定感を生み出し、どっぷりと黒く染め上げるディープ・ハウスは本当にセクシーだ。どれも本場のデトロイトやNYに負けないファンクネスが迸っており、こんな音が日本からも出てくるなんて本当に喜ばしい事だ。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Creative Swing Alliance - Give It To Me (Endless Flight:endless flight 46)
Creative Swing Alliance - Give It To Me
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ドイツ発のデトロイト・ビートダウンに接近するMotor City Drum Ensembleが表とするならば、彼の為にMCDEと言うレーベルを設立して世に送り出したPablo Valentinoは影の立役者だろう。一方では多様なジャンルを含むFaces Recordsも主宰し、日本のKez YMやRondenionの作品もリリースするなど音楽的な嗅覚の才能は疑うべくもない。彼自身は1995年からDJ活動自体は行なっていたようだが、しかしアーティストとして注目を浴びるようになったのはまだここ1〜2年の事だ。それこそPabloとSteven Joyce Amesから成るCreative Swing Allianceで、作品数は少ないながらもMotor City Drum Ensembleに負けず劣らずなディープでファンキーなハウスを送り出している。太く躍動感のある4つ打ちとパーカッシヴなリズムの上を昂揚感のあるシンセがコード展開し、更にエフェクトを掛けたボイスサンプルがファンキーな空気を演出する"Assabo"。そして揺蕩うグルーヴの中で控え目なエレガンスを生み出すピアノが特徴的な"Everybody Stand Around"は、これぞデトロイト・ビートダウンと言うべき黒い土臭さを醸し出している。裏面にはPablo Valentino名義で"Give It To Me"を収録しているが、不明瞭なボーカルサンプルやマイナー調のコード展開が謎めいていて、粘土の高いグルーヴに絡みつかれて混沌の泥沼に嵌り込んでいく作風が絶品だ。これまでそれ程表立っていなかったPabloではあるが、確かな実力者としての面目躍如たる一枚を送り出した。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
The Tortoise - The Puffing Tortoise (3rd Strike Records:Strike10)
The Tortoise - The Puffing Tortoise

実直に言うとダンスミュージックに於いてはオーストラリアはそれ程先進的とは言えないが、Torquhil AndersonことThe Tortoiseのように確かな才能を以って評価を集めつつあるアーティストもいる。The Tortoiseは2011年にロンドンの3rd Strike Records(ErdbeerschnitzelやVakulaもリリースするカルトレーベルだ)からデビューを果たし、更にはデトロイトの新興ハウスレーベルであるUndertonesからも作品を送り出し、ビートダウン・ハウス的な作風が高い評価を得ている。そして3rd Strike Recordsに戻っての通算3枚目となるEPには、The Mole & HrenoやRondenionをリミキサーに迎えている。タイトル曲である"The Puffing Tortoise"はフィルターを大胆に利用して展開を付け更にガヤガヤしたファンキーなボイスサンプリングを導入し、過剰なエネルギーを放出するスローモーなビートダウン・ハウスでこれは間違いなくフロアでバカ受けするであろう。それをThe Mole & Hrenoは展開を抑えた冷たいミニマルなテック系へと作り変えて、淡々とした電子音のリフが長い時間をかけてドープに染める印象だ。それとは対照的にカットアップさせたように鋭利な切れ味を強調しつつ、熱量を増幅させるべくファンキーなベースやらギターカッティングが導入されたRondenionのリミックスは、正に彼らしいファンクネス溢れるブギー・ハウスへと生まれ変わっている。そしてもう一曲、"Keep On Keepin On"は金属質なパッド音が執拗に繰り返されスペーシーなSEが飛び交う、ある意味未来的なディスコ・ハウスで華々しいモダンなダンスミュージックだ。まだ作品数は少ないながらも自身の音を確立しており、今後にも期待の出来るアーティストの一人だ。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rondenion - Volare EP (Faces Records:FACES 1211)
Rondenion - Volare EP
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近年は自身のレーベルを立ち上げコンスタントに新作をリリースしているRondenionは、元々は日本より海外から注目されてRush HourやStill Musicからリリースされていた経歴があります。そして新作はMotor City Drum Ensembleのリリースでを行なっているハウスレーベル・MCDEを主宰するPablo Valentinoが、そことは別ラインに主宰しているFaces Recordsからのリリースとなりました。ちなみにFaces Recordsは少し前にKez YMのEPもリリースしており、国境を越えて確かな才能を嗅ぎ付けるセンスがあるレーベルだと思います。さてタイトル曲の"Volare"は彼にとってはお馴染み声ネタやブルージーなギターのサンプルをループさせたミニマルファンクディスコですが、ここまでそのスタイルを徹底されるともう文句の一つも言えない程にカッコよくなりますね。音の抜き差しで上げ下げの展開をじわじわと繰り返すだけなのに、ツールとしての機能性だけでなくそれ単体で聴ける楽曲性もあって素晴らしいです。そしてセクシャルなボーカルサンプルや優雅なピアノの響きが官能的なジャジーハウス"Devotion"、泥臭さが際立ち粘度と黒さが高いビートダウンな歌物"Song A"と、どれもが熱気ムンムンなソウル度高めで日本人離れした黒さは本物。海外からの評価が高いのも当然で、このままどんどん世界へと羽ばたいて行って欲しいですね。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rondenion - Jack Jam (Ragrange Records:RR02)
Rondenion - Jack Jam
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自身のレーベル・Ragrange Recordsを立ち上げて着実に評価を獲得しつつあるRondenionが、早くもRagrangeより2枚目となるEPをリリースしております。現在では日本に於けるブラックディスコミュージックを代表すると言っても過言ではない程に自身のスタイルを確立していますが、新作も本場の黒人に負けないどす黒い空気を醸しだしたディスコな音が満載。攻撃的なチョッパーベースが前面に出て不良じみたスポークン・ワードが導入される強烈な4つ打ちトラック"Foots"からして、粗雑で荒い音が逆に生々しさを強調する事になり蒸せ返る熱気を発しています。よりRondenionらしいのが"Wild Life"で、ぐっとテンポを落としファンキーなシャウトやロッキンなギターでライブ感を出し、ねっとりとしたグルーヴでじわじわと煮え滾らせるファンクトラック。日本人らしからぬこの野蛮な黒さ、サンプリングから生み出されるミニマルの様式は、Moodymannとも共通していますね。裏面にはRondeionと同様にブラック・ミュージックへの偏執を示しているNo Milkによる"Jack Jam (No Milk's Boogie Mix)"を収録。タイトル通りにブギー調のノリノリ陽気で猥雑とした喧騒を感じさせるディスコハウスで、こちらも相当なマッドネス&ファンクネスで格好良いです。これだけ好調だとそろそろアルバムもリリースして欲しいですね。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rondenion / Altz - Sol Levante EP (Bosconi Extra Virgin:BoscoEXV09)
Rondenion Altz - Sol Levante EP
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大阪の摩訶不思議な世界観を持つAltzと東京のディスコヒーローであるRondenionのスプリット盤が、イタリアのハウスレーベルよりリリースされた。Altzの活動は言わずもがな、Rondenionは最近自身のレーベルを立ち上げて活動のペースを早めている中での新作だ、充実ぶりは言うまでもない。先ずはRondenionによる"Superfly"、Stevie Wonderの"Race Babbling"をネタに使用し(と言うかリズムはまんまだ)乱れ打ちのパーカッションを添加した野性味溢れるディスコハウスには勢いがある。そして"Human Touch"ではMichael Jacksonの"Human Nature"をサンプリングし、ディスコダブのねっとりと濃厚な前半から低空飛行のビートダウンへと雪崩込む壮大な展開を聞かせる。流石日本に於いて最もディスコな作品をリリースしているだけあり、ネタの使い方もベタとは言えファンキーな作風には抗えない。対してAltzはと言えばまるで秘境に住む古代の原住民が踊り狂うようにトライバルでエキゾチックな"Zelly"と、派手派手なシンセやノイズに奇妙なSEが絡みぎくしゃくとしたリズムで進んでいく"Vento Japone"と、混沌とユーモアが手を組んだ形容のし難い音を鳴らしている。ディスコでもありファンクでもあり、大阪から発せられるワールドミュージックだ。

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Check "Rondenion" & "Altz"
| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rondenion - Night Breeze (Ragrange Records:RR1)
Rondenion - Night Breeze
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クラブミュージックと言うニッチでアンダーグラウンドな業界に於いてさえ、海外からの輸入文化の影響は大きい。しかし徐々にではあるが日本国内から世界に向けて羽ばたこうとしているアーティストも増えつつあり、その急先鋒として僕はRondenionを予てから推している。と言っても活動歴はHirofumi Goto名義で活動していた頃からすれば10年位にはなるはずで、ようやく日本に於いても認知度が高まったと言う印象だ。しかし海外のRush Hour、Still Music、Yore Recordsなどから作品をリリースしていると言う実績を考えれば、僕は彼が日本に於いてもっと市民権を得ていてもおかしくはないと思っている。そんな中、遂に彼自身がRagrange Recordsを立ち上げ更なる攻勢に打って出た。タイトル曲の"Night Breeze"からして最高にスモーキーなディスコハウスで、混沌としたホーンの鳴りやブイブイ唸るベースライン、ゴリゴリとした歪さを伴うグルーヴィーなリズムトラックに、胸の熱くならない人などいるだろうか。ボイスサンプルのネタが不穏な空気を生み出している"Black Sky"は、Moodymannにも匹敵する生臭いファンキーさを醸し出している。キンキンとしたシンセと安っぽい女性のシャウトが絡みあう"Mechanical Motion"は、シカゴ・ハウスの野暮ったく粗野な音に通じる馬鹿げた躍動感があり、そこがまた妙に生々しさを感じさせるのだ。どれも生半可な黒さではない、Rondenionは本気に日本から世界に向けてディスコハウスの真髄を披露している。

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Check "Rondenion"
| HOUSE7 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2010
今年も一年間当ブログを御覧頂いた読者の皆様、どうもありがとうございました。世間では音楽が売れないだとか、アナログ文化の衰退だとか音楽業界の悲鳴が聞こえてきておりますが、決して音楽自体がつまらない物になった訳ではないと思います。ようは今までは金かけて宣伝していた物が売れていただけで、今はそのシステムが通用しなくなったので心底なファンしか買わなくなっただけなのでしょう。そんな時代だからこそ、自分の耳を信じて意識的に聴く事を、興味と探究心を持って新しい音楽を探す事を行い、受身でなく積極的に自ずから音楽を聴くようなリスナーが増えればなと思います。さてそれでは毎年恒例の年間ベストと共に、来年も良いお年を!
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| BEST | 11:30 | comments(4) | trackbacks(1) | |
2010/10/30 Spinning Vol.3 @ 渋谷 Bar&Cafe特異点
台風直撃な予報と言う最悪の状況の中で、結局は雨さえ降らずに穏やかな天気の中無事"Spinning"3回目を開催する事が出来ました。差し入れを持って来てくれた方、特異点のハロウィンパーティーに合わせて遊びに来たお客さん達が集まってくれて、丁度やりやすい雰囲気の中でプレイする事が出来たと思います。本当に来て頂いた皆様に感謝。そしてゲストで回していただいたgouuuuogさんは硬めのミニマルダブ〜テックな音が中心で、特異点と言う小さなバーの中でも良い鳴りを聴かせてくれて気持良かったです。

自分は今回はとにかく好きな曲をどしどしと詰め込んだのでかなりコテコテな選曲になりましたが、まあバーの雰囲気に合わせて色気のある流れは表現出来たかなと。では今後もお客さんに楽しんで貰えるように改善を試みつつ、ぼちぼちと開催したいと思いますのでどうぞ宜しくです。

Tracklistは続きで。
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| EVENT REPORT3 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/11/02(TUE) E-NAUT @ Eleven
DJ : KEN ISHII, DJ NOBU, TAKAMORI K.
Live : DJ YOGURT & KOYAS, SHOTARO HIRATA

2010/11/05(FRI) Grassroots 13th Anniversary DayII @ Grassroots
DJ : DJ NOBU, Conomark, Haruka

2010/11/06(SAT) FLOATRIBE @ Unit
DJ : KAORU INOUE, WATARU TAKANO
LIVE : JEBSKI

2010/11/13(SAT) Clash @ ageHa
Live : PLANETARY ASSAULT SYSTEMS, Newdeal
DJ : Takkyu Ishino, Q-Hey, Takuya

2010/11/22(MON) op.disc presents hub @ Unit
Live : RADIQ
DJ : SOULPHICTION aka JACKMATE, Den
Saloon DJ : yoshiki, Stereociti, Naoki Shinohara

2010/11/26(FRI) So Very Show! @ Womb
DJ : AARDVARCK, RONDENION

2010/11/27(SAT) Liquidroom presents BLACK EMPIRE feat. DERRICK L. CARTER long set @ Liquidroom
DJ : DERRICK L. CARTER
| UPCOMING EVENT | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Rondenion - Beginning Of The Ring EP (Bosconi Extra Virgin:BoscoEXV05)
Rondenion - Beginning Of The Ring EP
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日出づる国から発信されるブラックミュージックの中でも、今最も注目すべきは日本よりも海外で評価されるRondenion。若かりし頃にサックスフォーンをプレイしていた彼はシンセサイザーとの出会いにより、デトロイトテクノやシカゴハウスに影響を受けた音楽を創りだしていく。その最初の成果こそ今は亡きFrogman RecordsからHirofumi Goto名義でリリースしたアルバムで、まだ荒々しさと初々しさはあったものの華麗なダンスミュージックと、そしてファンキーなブラックネス溢れる音楽はその後の可能性を感じさせていた。その後数年の沈黙期間はあったものの、Still MusicやRush Hourと言う黒いダンスミュージックに造詣の深いレーベルからRondenion名義でのEPをリリースし、海外での評価が日本を追い越したのがここ数年の話。そして新作だ、これは間違いなく素晴らしいと断言出来る一枚になっている。A面の"Beginning Of The Ring"はまるでTheo Parrishの様にスロウで粘り気のあるどす黒いハウス。泣きの旋律を奏でるストリングスと吐き出される哀愁のボーカルが、どこまでも胸を強く締め付ける泣きの一曲だ。そしてB1の"In One's Mind"はディスコサンプリングがファンキーで、ラフで荒くれたダンスグルーヴが効いているMoodymann直系のハウス。黒く太くワイルドでソウルフルな、熱い感情丸出しのダンスミュージック。Rondenionは今注目すべきアーティストの一人だ。

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| HOUSE6 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Tokyo Connection EP (Yore Records:yore-025)
Tokyo Connection EP
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Andy Vaz主宰、ドイツよりオールドスクールを受け継ぐディープハウスレーベル・Yore Recordsの新作は、日本人アーティストが集結したスプリット盤。Yore Records所属のKez YM、Music Conceptionでも活動しているNo Milk、そして今や日本よりも海外で知名度の高いRondenionと強力なメンバーが揃いました。日本人が集まったからには日本らしく、タイトル等は全て日本語。レーベル面には"昔レコーズ"、"東京コネクション"、曲名は"詩情のリズムレッド "、"ダイナマイト☆ポップス ガラスの三十代"など洒落っ気もきいております。が内容は実にファンキーな黒いディスコハウスや美しいディープハウスで、普段の彼らの芸風をしっかりと感じられます。特にRondenionの女性の声のサンプルを借用したトラックが秀逸で、粘り気・湿度の高い汗臭いファンキーなハウスはもう彼の十八番。黒い粘土に絡みつかれる様にずぶずぶとハマってしまいます。Kez YMの"耽想"は夜の妖艶でアダルティーな空気を伴う情緒溢れるディープハウスで、都会の真夜中のクラブをイメージさせる様で良いですね。

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| HOUSE6 | 06:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/06/04(FRI) Autechre @ ディファ有明
Live : Autechre
DJ : Juan Atkins, Cloude Young, EYE

2010/06/04(FRI) MONK!!! @ Seco Lounge
Live : CRO-MAGNON, DUB STRUCTURE #9
DJ : ALTZ, HIKARU, CMT

2010/06/04(FRI) dance rodriguez @ Unit
Live : Auto Repeat a.k.a. DJ ELIN
DJ : Steve Bicknell -close the night with Lost Set-, Keita Magara, Mitchelrock

2010/06/05(SAT) groundrhythm @ AIR
Live : KAORU INOUE Feat. JEBSKI + NAG
DJ : KAORU INOUE, PSYCHEDELIC BUS aka HIROKI MURAI

2010/06/11(FRI) ISLAND @ amate-raxi
DJ : Secret DJ!!! × DJ Yogurt - Exclusive long set!!-, CHIDA

2010/06/12(SAT) CHAOS @ Eleven
Live : Thomas Melchior
DJ : Fumiya Tanaka

2010/06/19(SAT) The Real Thing @ Eleven
DJ : Frankie Feliciano

2010/06/19(SAT) Crue-L & Pigeon Presents "THE FUTURE IS MYSTERY" @ LOOP
DJ : EDDIE C, KENJI TAKIMI

2010/06/25 (FRI) 濡れ牧場 x MOODMAN @ Liquidloft
DJ : 濡れ牧場 x MOODMAN

2010/06/26 (SAT) house of liquid presents FIXED @ Liquidloft
DJ : CHIDA, DJ Conomark, KABUTO, KATSUYA, TARO

2010/06/26 (SAT) DEEPER SESSION vol.04 @ Module
DJ : No Milk, Rondenion, Kez YM, Sisi, Tomotsugu Kondo, y.

2010/06/26 (SAT) PANGEA 6th Anniversary @ Unit
GUEST : THE REVENGE
DJ : NAKA-G, SUPERNOVA, SHINYA-Y

SALOON
DJ : DJ YOGURT TIMO, YUYAMA TSUYOSHI, YUKI

2010/06/27(SUN) MUSICO 4 @ 東京都現代美術館
DJ : DJ Yogurt and more

MOTで開催される食と音楽のミックス・アップパーティーMUSICO、前回行けなかったので今回は行きたいな。あとはオウテカ来日パーティー、目当てはホアンとクロヤンですが。現在注目を集めるビートダウンハウサー・EDDIE Cは初来日かしら?
| UPCOMING EVENT | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/02/12 bug III @ Lazy Workers Bar
小野島大さん、24noさんが開催しているbug IIIでちょこっと回してきました。場所は渋谷の小さなバー・Lazy Workers Bar。以前は無かったDJブースが作られていて、しかも最新のCDJも用意されていたり、なかなかの設備。20名入ればいっぱいになってしまう小さなバーですが、むぅなかなか侮れん。

自分が着いた頃にはハッチΨさんがプレイ中。90年代のシューゲイザーを中心に回してましたが、ダムドの予想外なゴシックな曲も回したりしてびっくり。ダムドってパンクだけじゃなかったんだ…

で自分は一時間の中で下記のトラックをプレイ。新しいトラックと懐かしめのトラックを混ぜながら、黒っぽさとムーディーさとエモーショナルな音を表現したつもりです。しかしまあ好きな曲をかけると気分爽快ですね、スカッとしました。
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| EVENT REPORT2 | 09:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Analog Soul - Still Music Compilation (Underground Gallery Productions:UGCD-SM001)
Analog Soul-Still Music Compilation
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以前リリースしていたコンピの副題が"Soul Of Detroit"なのでデトロイトのレーベルだと思っていたら、実はシカゴのレーベルだったStill Music。しかもレーベル主のJerome Derradjiはフランス出身なので、余計に意外性が強い。2004年設立の新興レーベルながらもカタログ数はもはや30近くとかなり勢いのあるレーベルで、シカゴだけに限らずデトロイト、日本、ヨーロッパ全体からまだそれ程有名ではなくとも才能のあるアーティストの作品をリリースしている。本コンピでもデトロイトからLos HermanosのGerald Mitchell、The GodsonことRick Wilhite、Delano Smith、Paul Randolph、日本からは先日クローズしたFrogman Recordsからデビューを飾っていたHirofumi GotoことRondenion、ヨーロッパからPatchworksやFrancois Aなど、地域を限定せずとにかく良い作品を選定している。何と言ってもタイトルの"Analog Soul"って響きが素晴らしい。参加しているアーティストの多くがアナログ機材を使用しているからそう命題したらしいのだが、やっぱりアナログの音って耳に優しいから人間にしっくり来る。スムースで柔軟な肌触りのディープハウス満載で、このレーベルの質の高さが伺える。今後はこのレーベルは要チェックだ。

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Tracklistは続きで。
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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2008/01/25 (FRI)
Taicoclub Presents So Very Show! @ WOMB
LIVE : Sleeparchive, Kuniyuki Takahashi
DJ : Fumiya Tanaka, Foog

2008/01/25 (FRI)
SQ presents FINE : Frogman “Cold Sleep” Party @ UNIT
SPECIAL LIVE SET : Quadra (a.k.a. Hiroshi Watanabe / Kaito), Hitoshi Ohishi
DJ : Kagami, Taichi Master, Toby

SALOON (B3F)
DJ : C.T. Scan (a.k.a. CMJK), Hirofumi Goto (a.k.a. Rondenion), Susumu Yokota, KEN=GO→
SPECIAL LIVE SET : Hulot, Jun Yamabe (a.k.a. Mexico), Riow Arai

2008/01/26 (SAT)
FACE presents ANDRE COLLINS JAPAN TOUR 2008 @ YELLOW
DJ : Andre Collins, Ryo Watanabe

2008/02/02 (FRI)
LUKE SOLOMON "The Difference Engine" Release Tour @ YELLOW
DJ : Luke Solomon, Remi

2008/02/07 (THU)
SPiN30 : ElecTek @ YELLOW
Guest DJ : Rennie Foster
DJ : DJ Khadji, Shigeru Tanabu

2008/02/08 (FRI)
Orbdjsessions feat. Alex Paterson & Thomas Fehlmann @ UNIT
DJ : Alex Paterson & Thomas Fehlmann

2008/02/08 (FRI)
King Street Sounds presents Kerri Chandler Japan Tour @ YELLOW
DJ : Kerri Chandler

2008/02/10 (SUN)
Deep Space @ YELLOW
DJ : Francois K.
LIVE : Henrik Schwarz, Kuniyuki Takahashi
| UPCOMING EVENT | 22:30 | comments(1) | trackbacks(0) | |