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Satoshi - Semi-Vintage (Sound Of Speed:SOSR025)
Satoshi - Semi-Vintage

CZ-5000というカシオのレトロなシンセサイザーを用いた音楽がyoutube上で公開されていたのだが、それを目にしたYoung Marcoはその制作者に連絡を取り、結果的にはMarco主宰のSafe Tripから2017年に『CZ-5000 Sounds & Sequences』(過去レビュー)で世界デビューを果たしてしまうとは、きっと本人達もそんな未来は全く予想していなかったに違いない。勿論それは非常にラッキーな事であったのは間違いないが、そんな気運を引き寄せたのは90年代からずっと制作を継続し続けていたSatoshi & Makotoの不屈の意思があったからこそで、そしてCZ-5000への探求が彼等の音楽性を独自なものへと昇華していたからこそだ。新作はそんな二人の内のSatoshiソロとなるEPで、リリースは東京の信頼に足るレーベルであるSoundofspeedからという事もあり、情報公開後からずっと期待して待っていた作品だ。レーベルインフォに依れば過去の作品と同様にCZ-5000をメインに用いて制作されたそうで、ソロとなっても音楽的に大きな差はないだろうのだろうが、前述のアルバムが牧歌的でアンビエントやバレアリックが前面に出ていたのに対し、本作はハウスなリズム感も獲得して少しだけクラブ的な側面も見受けられる。可愛らしいシンセのコード展開と優美に舞うようなシンセの重層的な構成、そして静かに淡々と刻まれるハウスの4つ打ちと、落ち着きのあるダンストラックとしても聞ける"New Dawn"から始まるが、切なさを歌い上げるようなシンセの響きが何だか懐かしくさえあり琴線に触れるメランコリーな世界観だ。"Mabuquiri"では笛を吹くような軽やかなメロディーと軽快なパーカッションが印象的で、キックは入ってないものの動きのあるシンセのおかげもあってビートが感じられて、浮遊感と躍動感を獲得している。"β-Wave"ではぐっと抑えた生っぽいドラムマシンがリズムを刻みダウンテンポ調だが、ここでも艷やかで大らかに包み込むようなシンセがぐっと情緒的に迫り、過去のクールな作風よりぐっと熱量が高まっている。勿論、牧歌的なシンセのシーケンスを活かしてフラットな心地好さが広がっていくドリーミー・アンビエントな"Capricio"は、前のアルバムの路線を踏襲しておりこういった作風も素晴らしい。計5曲のみだが外れ無しの充実したEPは、ややダンスフロアからの影響も意識した面もありつつ、やはり昨今のアンビエントやニューエイジの文脈の中でも輝く音楽性があり、郷愁を呼び起こすエレクトロニック・ミュージックである。



Check Satoshi
| TECHNO15 | 12:00 | comments(0) | - | |
BEST OF 2019
今年も一年間当ブログを御覧頂いた読者の皆様、どうもありがとうございました。今年は昨年以上にBandcamp等の配信での購入量が増え、聴き込めていない音源がどんどん溜まっていくなど、もはや配信地獄と化している状況。音楽業界自体が決して栄えているわけではないにも関わらず、配信のおかげでリリースが容易になり世に放たれる音楽の量は増え、素晴らしい音楽に出会える機会は過去以上に思う事も。ただクラブへと足を運ぶとフロアの隙間が大きく寂しい状態だった事も少なくはなく、特に真夜中に出歩いてパーティーへ赴く人が減っているのは、健全なのか活気が無いのか。当ブログの以下に紹介したベストでもテクノ/ハウスは殆どなくリスニング系が中心ではありますが、それでもクラブへ遊びに行った時の高揚感は別物で、パーティーでのDJによる素晴らしい音楽の世界と仲間との出会いはやはり現場に行ってこそだと思います。また来年もパーティーで踊りつつ、引き続き素敵な音楽を紹介出来たらと思います。それでは、来年も良いお年を!
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| BEST | 09:30 | comments(0) | - | |
Various - 環境音楽 = Kankyō Ongaku (Japanese Ambient, & New Age Music 1980 - 1990) (Light In The Attic:LITA 167)
Various - 環境音楽 = Kankyō Ongaku (Japanese Ambient, Environmental & New Age Music 1980 - 1990)
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これ以上にない位にど直球なタイトル、そして時代のニーズに応えた内容、それこそ日本の1980〜1990年に生まれたアンビエントや環境、そしてニューエイジを編纂した『環境音楽』なるCDでは2枚組のコンピレーション・アルバム。ここ数年日本の過去のハウス・ミュージックが、日本のシティポップが、そして日本のアンビエントやニューエイジが世界的にも見直されている状況で、色々な作品のリイシューやコンピレーションが雨後のタケノコのごとく生まれていたが、その中でも最も発売前から注目を集め集大成とも呼べる作品が本作だ。編集者は現代アンビエントで頭角を現したVisible CloaksのSpencer Doranで、10年以上前に来日した際に日本の音楽に触れてはまっていったようだが、そこら辺の詳細については『日本の「環境音楽」はいかにして発見されたか/Visible CloaksとLight In The Attic』にかなり濃密に記載してあるので是非読んで頂きたい。

さて、Doranによる選択は如何なものかというと、アーティスト単体でリイシューに至っている芦川聡、尾島由郎、久石譲、深町純、小久保隆、日向敏文、イノヤマランド、吉村弘らに加え、環境音楽で名を馳せるパーカッショニストの越智義朗にニューエイジの系譜に名を連ねる伊藤詳、またはジャズ界から鈴木良雄に、そしてYellow Magic Orchestraや細野晴臣まで、特定のジャンルでカテゴライズするには一見幅が広そうでもあるが、収録された曲の雰囲気としての統一感はある。それは特に日本古来の簡素な趣を重要視する侘び寂び的なモノにも感じられ、無駄を回避するミニマリズムなシンプルさや派手さを削ぎ落とした静謐な響きが、それが意図的だったのか分からないにしてもアンビエントやニューエイジという音楽に上手く作用したのだろう。例えば土取利行の"Ishiura (Abridged)"、これが当時ニューエイジと呼ばれていたとは思えない音楽で、サヌカイトという石を用いてぽつんぽつんとした単音の連なりが、間が広がり静けさが強調されたこの曲は今ならばアンビエントになってしまうのだろうか。また芦川による"Still Space"はシンセサイザーを用いているが、極力無駄を排したミニマルな構成によってのんびりとした時間軸が感じられ、さながら色味の失せた水墨画のような風景を喚起させる。また、この手のジャンルにまさか久石の音楽が選択されるとは予想も出来なかったが、"Islander"は彼らしいアンビエントな電子音の響きに有機的で土着的な打楽器を組み合わせ、それをミニマルな現代音楽にも寄せて反復させる展開で、収録されたのも納得させられる。ニューエイジ面が強調された曲であれば、宮下富実夫の"See The Light"や深町の"Breathing New Life"に小久保の"A Dream Sails Out To Sea - Scene 3"辺りが特にそうで、美しく清らかなシンセの響きによってうっとりと甘美な夢の微睡みを誘う音楽はスピリチュアルや癒やし系とも呼ばれてしまう可能性もあるが、俗っぽくはならずにただひたすら心を洗うように静謐な空気に満たされる。アルバムのラストは細野が無印良品のBGMとして制作した温かいシンセが牧歌的で長閑な地平を何処までも広げる"Original BGM"で、今では入手困難なこの曲は店舗の空気に自然と馴染む正に環境音楽、つまりはアンビエント・ミュージックを体現している。一口にアンビエントやニューエイジと言ってもそれぞれの曲にはアーティストの個性もあり、それがCD盤では23曲(アナログでは25曲)も収録されているのだから、このジャンルに初めて手を出す人にとっても本作は非常に役に立つ素晴らしいコンピレーションだ。なお、豪華ブックレット仕様の中にはDoranによる詳細なライナーノーツも記載されており、全て英語だが解説という面からも価値を持っている。惜しむらくは、日本の音楽であるのに日本のレーベルがこういったコンピレーションを誰も手掛けない事である。



Tracklistは続きで。
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| ETC4 | 19:00 | comments(0) | - | |
Mark Barrott & Pete Gooding - La Torre Ibiza Volumen Tres (Hostal La Torre Recordings:HLTR003)
Mark Barrott & Pete Gooding - La Torre Ibiza Volumen Tres
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いつしか現行バレアリックを提示する作品として定着したシリーズの『La Torre Ibiza』。手掛けているのはバレアリック代表格のInternational FeelのボスであるMark Barrott、そしてイビサのクラブ「Cafe Mambo」でレジデントを担当するPete Goodingの二人。元々はBarrottが「Hostel La Torre」というイビサにあるホテル内のパーティーでBGMを担当していた事が発端となり、その「エッセンスとスピリット」をCD化すべく始まったシリーズ。一般的なイビサのイメージと言えばやはり享楽的で俗世的なダンス・ミュージックのクラブというのが第一だろうが、しかし同じイビサに在住するBarrottはと言えばそういった場所からは距離を置き、緑が生い茂り平穏な大地が続く田舎風景の中でジャンルではなくバレアリックというスタイルの音楽を追求する。そんな音楽はオーガニックとエレクトロニックの邂逅、そしてジャンルと時代を越境しつつクラブ・ミュージックからの視点も失わずに自然な状態を保つチルアウトな感覚が込められている。ただ単にバレアリックの一言で片付けてしまうと間口を狭めてしまうのでもうちょっと明らかにすると、本作でもアンビエントやエクスペリメンタル、シンセ・ポップにフォークやロック、ハウスにディスコやダブまで言葉だけで見れば纏まりは一切無いような幅広い選曲ではあるにもかかわらず、肩の力が抜けた緩く心地好い平静な空気感がバレアリックなのだ。民族的なダブ・パーカッションの効いたアンビエント感もあるハウスの"Alsema Dub"から始まり、生々しい生命の営みが感じられるモダン系エキゾ・ファンク"'A Voce 'E Napule"、ドリーミーで可愛らしい響きのハウストラックな"Ocean City"と、序盤は比較的ダンス要素がしっかりと打ち出されているが、そこからギターの入ったポストロックな"Up With The People"へと続くが牧歌的な穏やかさが雰囲気を自然と紡ぐ。同じ日本人として嬉しい事に中盤にはSatoshi & Makotoのビートレスながらも無重力のフローティング感覚に溢れたアンビエントの"Crepuscule Leger"が差し込まれ、そこからソフトなサイケデリック性のある憂いのロックな"On the Level"へのしんみりした流れは胸が切なくなる。バレアリックを象徴する一曲でBarrottがリミックスをした"Head Over Heels (Sketches From An Island Sunrise Mediation)"は大らかな包容力と清純な快楽感が広がり、そこにコズミックな酩酊感のジャーマン・プログレな"Ambiente"が繋がる瞬間も意識が飛ぶようなトリッピーさにチルアウトする。終盤にはまさかのSwing Out Sisterの曲もと意外な選曲だが、メランコリーを誘う牧歌的なシンセポップの"After Hours"だからこそバレアリックな流れに溶け込み違和感は全く感じる事がない。終始なだらかな清流が流れるような安らぎ、俗世の喧騒から隔離された平穏が続き、ジャンルを越えて心が穏やかになる音楽をそっと提供するその選曲の良さは素晴らしく、バレアリックを先導するだけある審美眼だ。また聞く者にとってはジャンルの垣根を取っ払い、音楽の知識を豊かにしてくれる一枚でもある。



Check Mark Barrott & Pete Gooding

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| ETC4 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Satoshi Ashikawa - Still Way (Wave Notation 2) (We Release Whatever The Fuck We Want Records:WRWTFWW030CD)
Satoshi Ashikawa - Still Way - Wave Notation 2
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世界的に再発見が進むジャパニーズ・アンビエント、日本のレーベルでなく海外からその波はここ日本にも伝搬し、時代に埋もれた音楽が今再度脚光を浴びている。本作は1983年に30歳にして亡くなってしまった芦川聡による唯一のアルバムのリイシューで、吉村弘による『Music For Nine Post Cards』(過去レビュー)に続く「波の記譜法(=Wave Notation)」シリーズの第二作目となる。Brian Enoが提唱したアンビエント・ミュージックのコンセプトを継承しながらも、より引き算の美学が研ぎ澄まされミニマリズムとコンテンポラリー・ミュージックやモダン・クラシカルといった言葉で説明されるべきその音楽性は、特にメッセージ性や意味を込める事もなくただただ日常の中に同化したような環境音楽だと言えよう。エレクトロニクスにピアノやハープ、ヴィブラフォンやフルートを用いてはいるが過剰な装飾は一切なく、アルバム冒頭の"Prelude"こそ2分に満たない短い曲で、ハープの純朴な美しさのフレーズや淡々としたピアノの単音なミニマルな構成など、この時点から既にアルバムの静寂を際立てる環境音楽は出来上がっている。続く"Landscape Of Wheels"にしても12分と長尺ながらも間を生むハープの単純なフレーズが続くが、それ故にメッセージ性は込められずに隙間から想像力を膨らませるような面もあり、そしてまたハープの響きは事のようにも聞こえ和の雅楽的な響きが侘び寂びを漂わせる。ピアノ/ハープ/ヴィブラフォンが揃った"Still Park - Ensemble"だともう少し華やかさがないわけでもないが、ゆったりと花弁が開いていくような時間の経過が遅く感じられる感覚は、忙しない日常生活に一時の安らぎを与える如く空間の雑音を落ち着かせる。そこから引き算がなされピアノソロとなった"Still Park - Piano Solo"の静謐な美しさながらも無機質かつ無感情なただの音の連なり、やはりメッセージ性を排したからこそ日常空間に融和する性質がある。本作は確かにアンビエント・ミュージックとして説明される音楽ではあるが、当ブログの読者に誤解を与えないようにいうとクラブ・ミュージックの俗物的なアンビエント・ミュージックとは真逆の、単純で素朴を極めたコンテンポラリー・ミュージックと伝えれば分かり易いかもしれない。またはECMが提唱する"静寂の次に最も美しい音"というコンセプトにも共鳴する音楽で、静的な音響が逆に存在感を放っている。



Check Satoshi Ashikawa
| ETC4 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2018/4/28 FORESTLIMIT 8TH PARTY ”FULL CONTACT!” 【Ripping Waves ~ New School Of Japanese Ambient Music ~】@ Forestlimit
クラブ・ミュージックのパーティーと言うと一般的には爆音の中で力強いビートが刻まれる一夜である事が多いが、何故かアンビエント的な視点でのパーティーが少ないのは、やはり熱狂的に盛り上がる要素が少ないからだろうか。しかし真摯に音に耳を傾けるアンビエント・ミュージックも大きな音で聞きたいという欲求はあり、そんなパーティーがもっと増えれば良いのにと思う事は常々。今回幸運な事にForestlimitの8周年記念のパーティーの一環でアンビエントに焦点を当てたパーティーがあり、なんとSUGAI KEN、Satoshi & Makoto、Inner Science、H.TAKAHASHI、Napa-Mariの5組がライブを行うというのだから、是が非でもという気持ちでパーティーへと参加する事にした。
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| EVENT REPORT6 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2017
今年も一年間当ブログを御覧頂いた読者の皆様、どうもありがとうございました。近年の日本における音楽業界の厳しさは今年も変わらずクラブ/パーティーも以前に比べるとパワーが低下しているのは否めないですが、それでもその逆境の中から特に日本人アーティストによる素晴らしい作品も生まれたりと、希望が見えたりする事も感じる一年でした。当方が以前程には新譜発掘やレビューに時間を割く事が難しく、またパーティーへ行ける機会も減る中でなかなか流行なり時代なりの音を追いかける事も手に付かない状況ですが、その代わりに時代に左右されないタイムレスな音楽にも向き合う事が出来たとも感じております。以下に選んだ作品は正にそんなタイムレスと呼んでも差し支えない物ばかりで、当ブログ開設時からかなり方向性は変わって決してダンス・ミュージックだけではないですが、音楽としての素晴らしさにジャンルは関係ないですよね。これが何か少しでも皆様の音楽ライフの充足の為の手助けになれば幸いです。それでは、来年も良いお年を!
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| BEST | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Satoshi & Makoto - CZ-5000 Sounds & Sequences (Safe Trip:ST 006)
Satoshi & Makoto - CZ-5000 Sounds & Sequences
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販売されていなくても素晴らしい音楽は実はひっそりと存在している、但しそれを見つけるには飽くなき探究によってのみなのだろう。イタロ・ディスコ/ハウスをこよなく愛するYoung MarcoがCZ-5000というカシオのシンセサイザーを調べているうちに、YoutubeでCZ-5000を演奏している双子のSatoshi & Makotoの動画を見て、それに感動したMarcoはリリースする為に二人とコンタクトを取り音源を送ってもらったそうだ。結論から言うとこのアルバムは本年度の電子音楽系のベスト5に入れたい程に素晴らしい作品で、CZ-5000という発売から30年以上経過している古い電子楽器を用いても、こんなに豊かな表情を持った音楽を作れるなんて驚き以外にない。二人はYMOやKraftwerkに興味を持っていたそうだが、正に電子音楽への探究心はいつしかCZ-5000を舐め回すように愛着へと変わり、その結果CZ-5000の魅力を最大限に引き出す事に成功したのだろう。ジャンル的にはビートの無いアンビエントか多幸感ふんだんなバレアリックかと言った印象だが、クラブに向けてではなくベッドルーム内での音楽はやはり内省的にも思われる。ふわふとしたサウンドの反復によって長閑な日常を彩るような明るいアンビエントの"Flour"、ノスタルジーにも近い切なさを誘発するしんみりしたメロディーと抜けの良いパーカッションを用いた"Bamboo Grove"、決して享楽的な志向ではなくイマジネイティブでもある豊かな情景が浮かび上がる。控えめにリズムも入った"Untitled"はプロト・ハウスとでも呼ぶべきか、素朴さが可愛くもある。広大な夜空に瞬く星のように電子音がきらきらと広がる"Ar"、夢の中を浮遊するドリーム・アンビエントは優しく、そして心地良い。"Lumiere"も同様に昼下がりに微睡みに落ちて行くようなアンビエントだが、"Poincare"では一転して目が覚めた如く電子音が軽快に弾けるポップさもあり、CZ-5000だけを用いた制作ながらも実に曲毎に豊かな表情を見せる。偏に二人のCZ-5000への愛情がその可能性を引き出した事実、それがSafe Tripというレーベルのバレアリック性に適合した事、そしてその音楽がMarcoの目に留まった流れは奇跡的にすら思える。シンセサイザーの魅力がたっぷりつまったドリーミーなバレアリック/アンビエント、聴き逃す事なかれ。



Check "Satoshi & Makoto"
| TECHNO13 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2016/11/22 Gift @ Sankeys TYO
今年の8月にSankeys TYOでスタートを切ったGiftはそのパーティー名通りに“お客様感謝デー”としての意味があるパーティーで、価格を抑えながらも良質なDJが出演する事で注目を集めている。そしてその第2回はLabyrinthにも定期的に出演し人気を博しているPetar Dundovが招かれる事になり、このパーティーが低価格なのだけを売りにしているのではなく質を伴っている事を証明する事になる。日本からはGiftの初回にも出演したSatoshi Otsuki、Berghainを含む海外でのツアーも敢行したIORIが出演と、盤石の体制でパーティーは企画された。
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| EVENT REPORT6 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Deep House Japan (Loft Soul Recordings:LSR-003CD)
Deephouse Japan
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「日本のディープ・ハウス」…これ以上にない程に分り易い直球タイトルの本作は、その名の通り日本人DJ/アーティストのディープ・ハウスを収録したコンピレーションだ。手掛けたのはRhythm of Elementsとしても活動する内川マサヒコで、80年代からクラブでDJ活動をしている大ベテランだ。そんな風に日本でも長い経験を積んだ現在形のDJは増えており、尚且つ海外はディープ・ハウスの隆盛の中にある状況ながらも、日本にも素晴らしいDJ/アーティストは居るにもかかわらず日本のディープ・ハウスは一体何処に?とそんな思いに応えるような本作には、岩城ケンタロウや高橋邦之にHideo KobayashiやYoshi Fumi(Satoshi Fumi+Yoshi Horino)など既に貫禄ある実力者から、新鋭のIori Wakasaに若手のYusuke Hiraokaまで収録し、「日本人のアイデンティティによって生まれたハウスミュージック」をテーマに掲げている。流石の貫禄を発揮しているのはKuniyukiで、大気の振動さえも感じさせるトライバルなパーカッションに有機的なシンセや静謐なピアノを用いて神々しささえも含む"End Of Night"は、Kuniyukiという個性を象徴するディープ・ハウスだ。黒さ滲むファンキーなハウスも得意とするIori Wakasaは、声ネタのサンプリングやヒプノティックなシンセをループにさせ、どっしりと鈍重なグルーヴからねっとりと黒さが放出するディスコティックな"Toy Box Disco"にてディープ・ハウスの解釈をしている。NYハウスやテクノまで手掛けるHideo Kobayashiは、逆に長閑なアンビエンスさえ感じさせる開放的な"Your Aias"を提供しているが、一見ふっと脱力する浮遊感がありながらも深みもあるのだ。アルバムの中でも情緒的な世界観が強いのはYusuke Hiraokaによる"Sunrise"と、そしてKay Suzuki x Leonidasによる"Interstellar Vibraions"だろうか。滑らかなハウスビートに乗せて温かみのあるメロディーをしっとり聞かせる前者、ビートを落としてファンキーなベースやダビーなパーカッションを加えつつ大らかな電子音に包み込んでスケール感を強調した後者、それぞれテンポやグルーヴ感に差異はあれどこれらも広義な意味でディープ・ハウスだろう。また内川自身もMirugaとの共同制作で"Wild Ones"を提供しており、アシッド・ベースを用いながらも都会のナイトクラブの興奮や陶酔感のある洗練されたディープ・ハウスを鳴らし、アルバムの開始を高らかに宣言している。本作は日本的な…という音のディープ・ハウスではないかもしれないが、少なくともここに収録された曲のそれぞれは決して海外にディープ・ハウスに劣る物ではなく、やはり日本のそれも世界に通用する事を伝えている。古い和製ハウスを掘り下げる外人も多いからこそ、今こそ今の時代の和製ハウスが世界に発信されるべきだ。

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| HOUSE12 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2016/4/23 Laurent Garnier @ Contact
オープニングパーティーからいきなりパーティー途中で営業中止となり、幸先が危ぶまれたContact。それから3週間が経過してようやくオールナイト営業へと戻り、久しぶりの来日となるLaurent Garnierのパーティーも準備は万全。テクノやハウスだけではなくジャンルを横断し、正に音楽の旅を表現するGarnierのプレイは今夜は一体どんな道を進むのか。
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| EVENT REPORT6 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Frankie Knuckles - House Masters (Defected Records:HOMAS23CD)
Frankie Knuckles - House Masters
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2014年3月31日、偉大なるハウス・ミュージックの父であるFrankie Knucklesが亡くなった。ハウス・ミュージックのオリジネーターとしての孤高の存在でありながら、しかしその音楽性はむしろ親近感と普遍性のあるもので、メロディアスな旋律とピアノやストリングスを用いた美しい音色に心温まる歌を重要視した作風は、Knucklesの十八番としてだけではなくハウス・ミュージックのクラシックな作風へと根付いている。勿論彼のその才能は単にハウス・ミュージックの世界だけに収まる事なく、メジャーレーベルからも引く手数多となりポップ・ミュージックにグルーヴィーなハウス・リミックスを施し、素晴らしい作品を多く残している。そんな膨大なるオリジナル/リミックスの中から本人が自身のキャリアを振り返るベスト盤として編集をしようとしていたのが本作で、亡くなる前の2月からそのプロジェクトを開始していたものの、本人が亡くなった事で随分と時間が経ってからようやくリリースされるに至っている。アルバムは出だしから初期名作群が並んでおり、まだつたなく安っぽさも残る音質ながらも遠い故郷への思いを馳せるようなロマンティシズムに溢れた"Your Love"、Robert Owensによる自己陶酔のボーカルがフィーチャーされた官能的な"Tears (Classic Vocal)"、心の底から晴々しい気持ちにさせてくれるピュアで多幸感に満ちた"The Whistle Song (Sound Factory Mix)"と、そのどれもがケバケバしさや派手さは排除しながら優美な旋律が心にじんわりと沁みる世界観を作っている。リミックスも完全にKnucklesの世界観に染められており、長いイントロから徐々に盛り上がっていく展開がドラマティックでもある"The Pressure (Frankie Knuckles Classic Mix)"や原曲以上にピアノやストリングスで美しく彩り愛くるしさを強調した"Change (Knuckles Mix)"など、その作風は一貫して彼らしい華麗なメロディーと心地良いハウスのリズムが存在しているのだ。その輝かしい才能故に名作は多く、本作に収録されなかった名作もあれやこれやとあるものの、しかしハウス・ミュージックとは何かと問われたら先ず本作を提示しても良いだろう。Knucklesの音楽への愛がふんだんに詰まったこのアルバムは、正にハウス・ミュージックなのだから。



Cehck "Frankie Knuckles"

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| HOUSE11 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2010/04/03(SAT) groundrhythm @ Air
DJ + Live : Kaoru Inoue
DJ : PSYCHEDELIC BUS a.k.a. HIROKI MURAI

2010/04/04(SUN) MUSICO @ "content" 東京都現代美術館地下レストラン
Live : OOIOO
DJ : DJ Yogurt, Shhhh, Moodman

2010/04/09(FRI) Klass 1st Anniversary @ Module
DJ : Malik Pittman aka Marcellus Pittman, Naoki Shinohara, Satoshi Tachiban, Ko Umehara

2010/04/11(SUN) 渚音楽祭 2010 春 @ お台場 青海オープンコート
DJ : Louie Vega, Mixmaster Morris, DJ Yogurt and more
Live : Dachambo, The SunPaulo and more

2010/04/16(FRI) KEIICHI SOKABE『Remix Collection 2003-2009』Release Party @ Liquid Loft
Live : 曽我部恵一
DJ : Hiroshi Watanabe aka Kaito, DJ Yogurt, Traks Boys

2010/04/24(SAT) Guidance @ Eleven
Live : Spirit Catcher
DJ : Jean Vanesse, Hiroshi Kawanabe, DJ Endo

2010/04/28(WED) World Connection HI-TECK-SOUL DERRICK MAY×AIR RELEASE PARTY @ Air
DJ : Derrick May, DJ Yama
Lounge DJ : DJ Yogurt, Takamori K.

2010/04/30(FRI) HITSUJI @ Club Asia
DJ : Kaoru Inoue and more
Live : Kaito, Cro-Magnon and more

2010/04/30(FRI) Endless Flight @ Womb
Live : Minilogue, Koss aka Kuniyuki
DJ : Foog, Toshiya Kawasaki
Lounge DJ : DJ Sprinkles aka Terre Thaemlitz, Alex From Tokyo

Spirit Catcherのライブ聴きたいお!渚も復活したので、久しぶりに行ってみるかも。デリックメイは在日してるかの様な来日頻度だな。
| UPCOMING EVENT | 11:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2009/07/03 (FRI)
UNIT 5th Anniversay Party
Live : SILVER APPLES, Buffalo Daughter, SALMON feat. MAKI999
DJ : KENJI TAKIMI, DJ NOBU, CHIDA, DJ KIMI

2009/07/10 (FRI)
CABARET Celebrate the 5th anniversary of UNIT!!
DJ : DANIEL BELL, CASSY

2009/07/10 (FRI)
Bound for Everywhere -3rd Anniversary- @ Wedge
DJ : Calm

2009/07/11 (SAT)
MILD SEVEN presents BLUE WINDY NIGHT @ ageHa
DJ : Francois K, Derrick May

2009/07/17 (FRI)
THE BEACH @ MICROCOSMOS
DJ:Toshio Matsuura, Kaoru Inoue

2009/07/19 (SUN)
MIDNIGHT DJ LOUNGE “human” @ MICROCOSMOS
DJ : Nick Jones, Aron T

2009/07/19 (SUN)
Francois Dubois aka Funk D' Void Japan Tour Osamu M&Satoshi Fumi "Outerspace" Release Party @ Womb
DJ : Francois Dubois a.k.a. Funk D'Void, Osamu M, Satoshi Fumi

2009/07/31 (FRI)
WARRIOR ON THE DECKS Launch Party @ Air
DJ : Ken Ishii

スケジュール的に行けないのが多いです。ミクロコスモスの"The Beach"なんか楽しそうで行ってみたいのに。デリック×フランソワは流石に来日し過ぎて、有り難みを全く感じなくなっているこの頃。月末のケンイシイは久しぶりに行きたい。GWはクラシック回しまくったそうで、今回も期待したい。
| UPCOMING EVENT | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/01/16 HORIZON presents HOUSE LEGEND ALFREDO again!! @ Unit
今回のUNITはALFREDOっつーバレアリックの伝説的なDJがメインだったみたいです。自分はALFREDOと言われても全く知らないので、今回はぐだぐだ飲んでぐだぐだ音楽聴く感じで遊びに行きました。でクラブ行く前に余りに暇すぎて、一人で恵比寿のBilly Barew's Beer Barに飲みに行く。まあここはベルギービールを扱ってるチェーン店では有名なのでわざわざ紹介しなくてもご存じでしょうが、ベルギービール以外にも世界各国のビールが揃っているので大変重宝しているバーです。今回はベルギーのローデンバッハグランクリュとチェコのピルスナー・ウルケルを飲みました。前者は樽で2年寝かした褐色のビールで、甘酸っぱくて不思議な味。後者はピルスナーの元祖として有名なビールで、美しい淡黄金色と共に爽やかな爽快感のある味で確かに美味しかったですね〜。しかし外国のビールは財布にダメージを与えるので、時々しか行けないのが残念であります。

適当に飲んだ後はUNITに突撃。と行ってもだいたいサルーンでぶらぶらしてた。最初のやけのはらが甘くてトロトロのダウンテンポを回していて、酒を飲んでいた自分にはとても心地良かったです。最近の自分は甘い・切ないモードと言うか、緩いのが体に染みこんでしまったようです。適当にALFREDOのプレイも断片的に聴きに行ったら、"The Man With the Red Face"やら"Jaguar(Derrick May Remix)"→"キング牧師の説法"→"Blackwater"とかかなりクラシック多用してて、アッパーに盛り上げてた気がする。聴けてなかった時間ではバレアリックなプレイをしてたの?でサルーンのDJ Yogurtも断片的に聴いていたけれど、テックハウス中心だったかしら?こちらもかなり盛り上がっていて、"Dreamin' (Satoshi Reconstructed Dubshell)"ではフロア爆発って感じ。その後のYAMADAtheGIANTはトライバルハウス中心で土着的だった気がするけれど、クラブで久しぶりに"Give It Up(Re-edit)"を聴いた。数年前まではこんな音が主流だったのに、今はミニマルばかりだよね。ミニマルはもう勘弁だよ、ソウルが無いよ。そして上でもかかった"The Man With the Red Face"がサルーンでもかかって大盛り上がり。最後は瀧見憲司のプレイをちょこっとだけ聴いたけど、ハウスの曲をピッチを落としまくってかけたり独特なプレイですね。とまあ本当にぐだぐだし過ぎて、無心で踊ってたパーティーでした。最近の自分は軟派なのでハードな音も聴きに行かないと、駄目だとも思った日。でも甘くて緩い、そんなモードに浸り中。
| EVENT REPORT1 | 15:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Yogurt - Good Songs In The House, Again (Upset Recordings:UPSETMIXCD008)
DJ Yogurt-Good Songs In The House, Again

ケフィア。いいえ、ヨーグルトです。

DJ Yogurtが熱いです。彼の作る曲も好きなんですが、リリースするMIXCDのどれもが非常に素晴らしいです。R & Bやソウルなどのメロウな物から、トロトロのチルアウト〜ダウンテンポ、またはロックなんかも回したり色々なジャンルのMIXCDをリリースしているのですが、本作は歌物ハウス中心のグルーヴィーな4つ打ち集。自分は4つ打ちと言うだけでパブロフの犬の如く身体が反応してしまうのですが、ズンズンと来る4つ打ちにこれでもかとキャッチーな曲が紡がれていてこりゃまじで盛り上がりまくりっす。そう、これは真夜中のピークタイムハウスで、踊らにゃ損々と言わんばかりの展開で身も心もロックするのだ。アッパーで攻めまくりだけど下世話な方向に向かうよりは、ファンキーに痺れさせたりラブリーにしっとりとムード出したり大人の上品さも感じさせるね。う〜ん、きっとこれは愛なんだ、愛!愛に溢れたこの音楽が、人と人との潤滑油になるに違いない。クラブでこんなのかかったら、男女の距離だってそりゃ縮まるさ。カップルで聴いてもメイクラブの潤滑油になるよ、超絶お勧め。

2009年1月17日にはHeavy Sick ZeroでヨーグルトのMakin' Love Mix Set!!!!が再度降臨予定。Lover's Nightよ、もう一度。

DJ YogurtのMIXCDは彼のHPでも購入出来るので、気になる方は是非。
http://www.djyogurt.com/

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| HOUSE4 | 07:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Articulations By David Alvarado (Plastic City:PLAC055-2)
Articulations By David Alvarado
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リリース数は多くないもののPeacefrogやNRK、Ovumなどから大箱受けするディープなテックハウスをリリースしているDJ・David Alvarado。自分の記憶に間違いがなければ日本には一度だけ来日していて、新宿リキッドルームで壮大なテックハウスプレイを聴かせてくれました。来日はしないしリリース量も多くないものだから知名度的にはそこまで高くはないけれど、実力に関してはトップクラスだと思っています。新作がリリースされないのは残念ですが、代わりに最新のトラックをふんだんに使用したMIXCDが届けられました。驚いたのは2007年にリリースされた物ばかりをプレイしていて、いわゆる過去の名作・クラシックに頼らない内容である事。普通どんなDJだって山場には売れ線を持ってくる事が多いのだけれど、Davidは敢えて近年の音を披露する方向に進んだ訳ですな。その考えは結果的に成功したようで、ハウシーな音楽を中心にデトロイトやミニマル、テックを見事に調和させた展開になっていました。以前新宿リキッドで聴いた時のリズムにのせる事を目的としたパーカッシヴなテックハウスは封印されて、ここではより情緒的なメロディーを生かし幻想的でディープな音楽性が強調されています。どちらが良いと比較するのではなく、これがDavidの今のモードだと言う事でしょう。勿論パーカッシヴではなくとも芯に重さを感じるグルーヴはあるし、適度に緩やかな4つ打ちは丁度心地良いビートを刻んでいて気持ち良いですよ。山場は中盤の"Sweet Sensation"、Satoshi Fumiなる日本人のテックハウスです。Satoshi Fumiのアルバムもリリースされたばかりなので、今度チェックせねば。

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2008/04/04 (FRI)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue, Hajime Murayama
Live : Satoshi Fumi

2008/04/05 (SAT)
Clash 33 @ ageHa
DJ : Derrick May, Ken Ishii

2008/04/05 (SAT)
Joaquin Joe Claussell Presents Corresponding Echoes CD Release Tour @ Space Lab Yellow
DJ : Joaquin Joe Claussell

2008/04/11 (FRI)
Cocoon Morphs Tokyo @ Womb
DJ : Ricardo Villalobos, Fumiya Tanaka
Live : Fumiyandric

2008/04/25 (FRI)
TAICOCLUB Presents So Very Show! @ Womb
Live : Aril Brikha, Shaneberry
DJ : Moodman, and more

2008/04/26 (SAT)
Deep Space @ Space Lab Yellow
DJ : Francois K
Live : Flying Rhythms

2008/04/26 (SAT)
15 Years of King Street Sounds presents URBAN GROOVE - NIGHT BLOSSOM & KING OF NEW YORK 3 DOUBLE RELEASE PARTY - @ Unit
Live : Ananda Project
DJ : Daishi Dance, DJ Kawasaki

2008/05/03 (SAT)
CHaOS @ Space Lab Yellow
DJ : Fumiya Tanaka
Live : Melchior Productions Ltd.

2008/05/04 (SUN)
Juan Atkins As Model 500 Live Tour 2008 @ Unit
Special Live : Model 500 with His Band feat. Mark Taylor, DJ Skurge and Mad Mike Banks
DJ : DJ Hikaru, DJ Compufunk
Live : O.N.O.

2008/05/10 (SAT)
Minus Connected @ Womb
DJ : Richie Hawtin, Ambivalent

2008/05/16 (FRI)
X-Party @ Womb
DJ : Charles Siegling
Live : Renato Cohen

仕事があるので行けないイベントもありますが、幾つか気になるのをピックアップしております。Yellowでの田中フミヤは今回で最後だよね?行きたいねぇ。Model 500も是非とも行きたいね、マイクバンクスもサポートで参加するんですから。内容はオールドスクールなテクノ・エレクトロなんでしょうけれど。
| UPCOMING EVENT | 21:00 | comments(6) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2007/03/30 (FRI)
Standard 7 @ Colors Studio
DJ : Ken Ishii, Satoshi Endo
Guest DJ : Deetron

2007/04/14 (SAT)
Derrick May Hitek Soul07 @ AIR
DJ : Derrick May
Guest DJ : Ken Ishii

2007/04/14 (SAT)
7by7 @ UNIT
Live : Luomo aka Vladislav Delay
DJ : Calm
saloon : RAMP
Live : Vladislav Delay aka Luomo

2007/04/21 (SAT)
Clash 20 @ ageHa
DJ : Dave Clarke, Hitoshi Ohishi
Live : Co-Fusion

2007/04/28 (SAT)
Club Phazon M_nus Special - Nothing Much @ Laforet Museum Roppongi
DJ : Richie Hawtin, Magda, Troy Pierce
Live : Mathew Jonson, Heartthrob, Gaiser

14日は悩むな〜。LuomoもDerrick Mayも行きたいし、困った!Club Phazonは多分行かねーな。もうリッチー食傷気味だよ。昔のハードなプレイなら聴きたいけど。なにげにDeetron+Ken Ishiiは熱い!Colors Studioは未経験だし行ってみるかな。
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Hernan Cattaneo - Renaissance : Master Series Volume 2 (Renaissance:REN18CD)
Hernan Cattaneo-Renaissance : Master Series Volume 2
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先日はHernan Cattaneoのイベントに行ったのですが、今日ユニオンに行ったら彼のMIXCDが安く売っていたので即座に購入。ちなみに普段はプログレッシブハウスのCDなんて一切購入しませんから。Hernan Cattaneoはアルゼンチンを代表するプログレッシブハウスのDJらしく、Paul Oakenfold、Sasha、John Digweed、Deep Dishらも実力を認めるベテランらしい。本人曰く「極限までディープなハウス」をプレイするとの事。でも先日のageHaでのプレイはディープどころか、アゲアゲな大箱セットでディープな流れは少なかったかな…。

さてそんなプレイに落胆していた僕ですが、このMIXCDでは彼の真価を遂に伺う事が出来たと思います。有名なDJが彼のプレイを認めるのも頷ける、本当に奥が深く広大な展開を持った素晴らしいプレイですね。音は太くても長く低空飛行を続けるようなゆったりとしたプレイで、ジワジワとビルドアップしてゆく気持ち良さ。ageHaの時はずっとドスドスキラキラしっぱなしで疲れたけど、このCDでは抑えて抑えてガマン汁溢れる展開に痺れます。ハウスって行ってもプログレなんで全編エレクトロニック満載、透明感溢れる薄いシンセの音に囲まれていつの間にか極彩色な世界に導かれます。低い地べたから高い空の上まで上昇していく高揚感、終盤ではビシッと上げてきて覚醒的なシンセサウンドがこれでもかと耽美に鳴り続けます。酸いも甘いも知り尽くした完璧なプレイ、これをageHaで聴けたら最高だったのにな。久しぶりに自分の中でメガヒットな一枚です。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Upcoming Event
PEOPLE WANT MORE LIFE @ YELLOW
2006/04/14 (FRI)
DJ: JEFF MILLS(AXIS), TAKAMORI K.

MATERIAL feat. IAN POOLEY @ AIR
2006/04/21 (FRI)
Guest DJ: Ian Pooley

CROSS MOUNTAIN NIGHT feat. JAMES HOLDEN @ WOMB
2006/04/21 (FRI)
DJS: JAMES HOLDEN, TORSTEN FELD, Dr,SHINGO

CLUB MUSEUM @ UNIT
2006/04/21 (FRI)
Special Live Performance: BRITISH MURDER BOYS(SURGEON & RISIS) -5 hours gig-

UNDERGROUND RESISTANCE "INTERSTELLAR FUGITIVES" TOUR @ LIQUIDROOM
2006/04/28 (FRI)
Featuring members:INTERSTELLAR FUGITIVES SPECIAL LIVE UNIT
Formed by - GERALD MITCHELL as THE DEACON (UR044), THE ANALOG ASSASIN (UR040), CORNELIUS HARRIS as THE ATLANTIS (UR3.14), RAY 7 as THE UNKNOWN SOLDIER (UR051)
...And maybe more fugitives
DJs:SUBURBAN KNIGHT aka JAMES PENNINGTON (UR011), DJ S2 aka SANTIAGO SALAZAR (UR057), DJ DEX aka NOMADICO (UR061)

STANDARD 4 @ WOMB
2006/04/28日 (FRI)
GUEST DJ: JORIS VOORN
DJ: KEN ISHII, SATOSHI ENDO

MOODYMANN JAPAN TOUR 2006 @ YELLOW
2006/04/29 (SAT)
DJs: MOODYMANN aka Kenny Dixon Jr, Alex From Tokyo

PANORAMA @ YELLOW
2006/05/02 (TUE)
DJs : Kentaro Iwaki a.k.a Dub Archanoid Trim, Terre Thaemlitz
LIVE: LUOMO a.k.a VLADISLAV DELAY

CLASH 12 feat. DERRICK MAY @ ageHa
2006/05/06 (SAT)
DJs :Derrick May, Ken Ishii, DJ Tasaka, Fumiya Tanaka, DJ Wada, Q'Hey
Toby, Yama, Shin Nishimura, DR.Shingo, Kagami, RKD1 & RKD2
LIVE : Chester Beatty, Newdeal

JAPANECTION PRESENTS SOUL DESIGNER TOUR @ WOMB
2006/05/19 (FRI)
DJs: Fabrice Lig, Jean Vanesse, Ken Ishii, Sisk
| UPCOMING EVENT | 23:55 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Hiroshi Watanabe - Sounds Of Instruments_01 (Klik Records:KLCD023)
Hiroshi Watanabe-Sounds Of Instruments_01
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ワタナベさんの作品はほんと良いなぁ、KAITO名義でKOMPAKTからリリースして以来ずっと大ファンですよ。活動歴は意外と長くて90年代からニューヨークを起点にプレイし、TREADやQuadra、32 Projectでも大ヒットを飛ばす日本の素晴らしきアーティストです。この人の作品はテクノであっても、電子的と言うより人間味がありオーロラの様な幻想的なサウンドをどばーっと放射し、荘厳な耽美の世界を創り上げてしまうんですよね。そして期待していた彼の初のMIXCDは、予想通りKAITO路線の美しきテックハウスでガチガチに固められています。実は彼の周辺のアーティストの曲を意図的に集めたと言う宣伝を見て、そうゆうのは如何なものかと思ったりもしましたが、そんな事を忘れる位美しい曲が一杯ですよ。透明感溢れるシンセ音に囲まれてまるで霧の中を進むかの様に、深い夢の世界に誘われて行きます。そしてふわふわと浮遊するシンセ音に対し、ドスドスと一定のリズムで鳴らされるキックが体を揺らします。綺麗なシンセ音を使ったテクノが好きな人だけでなく、プログレ、トランス方面でも好まれそうな感じですね。ほんとワタナベさんの作品は良い物ばかりだな。

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| TECHNO3 | 22:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
Ian Pooley - Excursions (Obsessive:EVSCD35)
Ian Pooley-Excursions
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昨日Ian Pooleyの最新MIXCDを紹介したので、今日は過去のMIXCDを紹介。こちらはクラシック満載でデトロイトオタが喜ぶ様な曲が多く、テクノ、ハウス好きのどちらにも納得出来るMIXだと思います。し、しかしである…。ジャケットのプーリーのデブ顔のアップは何とかならないのかね?これは酷い、酷すぎる。ナルシストにしたってセンスなさ過ぎ。ま、それはご愛嬌、内容は充分に満足出来るから許してやって欲しい。Satoshi Tomiieの「Tears」やRon Trent & Chez Damierのハウス、R-Tyme、Maurizio、Carl Craigのデトロイト系、そしてアンビエントハウスの名曲「Sueno Latino」などとにかく盛り上がる曲が満載。かといって派手な構成かと言うとそうではなく、むしろ真夜中に一人でしっとり聴き入る様な緩めのムーディーなMIXとなっている。柔らかいベッドに身を埋めながら何も考えずに体を休める。BGMは疲れた心と身をほぐすかの様に、優しく浸透してゆく。ほわぁ〜、気持ち良いよぅ〜…徐々に眠りに落ちていく様だ。切れのある曲やバスドラの利いた曲とかもあるけれど、プーリーが回すと全てムード満点になってしまう。顔ジャケは許せないが、内容の方はナルシストだからこそと言える素敵な選曲ですわ。「Sueno Latino」に辿り着く頃には、既に真夜中の午前3時。真夜中のパラダイスです。

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| HOUSE1 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Supercar - A (Ki/oon Sony:KSCL765)
Supercar-A
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スーパーカーは僕も大好きなロックバンドでした。なんと言っても「Cream Soda」や「Lucky」の淡い青春時代の様な甘酸っぱい雰囲気に、轟音ギターを撒き散らし、けだるく歌うナカコーがとても格好良かったと思います。個人的にはデビュー時が一番衝撃的だったと思いますが、それでもその後はクラブミュージックの影響を受けてYoshinori Sunaharaや益子樹、Satoshi Tomiie辺りにプロデュースを頼んだりするのも好みでした。まあ初期はまんまUKのRideだったり後期はクラブミュージシャンに影響を受けたり、その時の流行に乗っている様な気がしないでもないけど、それでもメジャーの中では随分と尖った音を出していたと思います。つうかスーパーカーをメジャーデビューさせた担当者は、会社の中でも肩身の狭い思いをしつつも相当がんばったに違いない。結局5枚のアルバムを出して解散に至った訳だけど、どのアルバムもそれぞれの味があり、またどれとして同じ様な作りでないのが懐の深さを感じさせます。敢えてどのアルバムにも共通するのは歌詞、語呂合わせの様でユーモアがあり不思議な世界観があります。あんまり歌詞は気にしない僕も、ついつい口ずさんじゃったりしてました。

夢際のラスト・ボーイ 永遠なる無限 触れていたい夢幻
夢際のラスト・ボーイ 永遠なる無限 揺れていたい夢幻
FROM YUMEGIWA LAST BOY

「あたし、もう今じゃあ、あなたに会えるのも夢の中だけ…。
たぶん涙に変わるのが遅すぎたのね。」
FROM Lucky

カラオケでもLuckyなんか歌ったりしてたなぁと、ちょっと懐かしいですね。このベストアルバムを聴くと、スーパーカーの進化or深化をすぐに感じる事が出来ます。これからどんな音楽を創っていくのかまだまだ期待していただけに、とても残念ですね。

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| ETC1 | 22:40 | comments(0) | trackbacks(1) | |