Steffi & Martyn - Air Texture Volume VI (Air Texture:AIR006CD)
Steffi & Martyn - Air Texture Volume VI
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2011年にニューヨークにて設立されたAir Textureは、KompaktのPop AmbientシリーズやExcursions In AmbienceにInstinct Ambientといったレーベルに触発されているそうで、端的に言うとアンビエントに焦点を絞ったそのレーベル名まんまのシリーズを提供している。それぞれの作品はCD2枚組で1枚のCDを1アーティストがコンパイルを担当し、そして収録曲は未発表曲のみで構成されているという、アンビエントのシリーズ作品としては十分に期待を寄せられるだけの魅力が伝わってくる(当方はこの6弾がリリースされるまで、このシリーズの存在を知らなかったが)。そして最新作はOstgut Ton等でも活躍し近年交流を深めているSteffi & Martynが担当しているのだが、過去のシリーズが比較的ノンビート中心でアンビエントやドローンに焦点を絞っていたのに対しここではダンス・フロアを沸かすDJの性質故か、基本的にはダンス・フロア寄りでありながらアンビエントな性質もある、もっと言ってしまうと現代版「Artificial Intelligence」と呼んでも差し支えない曲が選曲されている。事実Steffiが主宰するDolly周辺はAIテクノの影響を匂わせているし、Martynの作風にしてもダブ・ステップやデトロイト・テクノからの影響を滲ませ、両者とも単純な4つ打ちからの乖離してリズムの自由さやベッドルーム内での想像力を働かせる音楽性があり、それらが端的に表現されているのが本コンピレーションだ。AIテクノの現代版という説明は決して過去を懐かしむようなものではなく最新のアーティストによる曲がある事で、例えばApollo等でも活躍するSynkroの"Observatory"は夢の中へと落ちていくようなパッドを用いたねっとりとしたダウンテンポを披露しており、穏やかな近未来感が心地好い。Ostgut Ton一派のAnswer Code Requestもここでは普段のハードな作風は封印しているが、ハートービートのようなリズムに美しく広がる残響を用いたディープなアンビエントの"Pasiris"を披露し、熱狂に入っていく前のパーティー序盤の感覚がある。元祖AIで忘れてはいけないのがKirk DegiorgioことAs Oneで、"The Ladder"は90年代前半のそのAIテクノそのものな自由なブレイク・ビーツや流麗な響きのシンセのメロディーなど、一見踊り辛いようなテクノがしかし今の多様性の中では自然と鳴っている。他にも知名度の高いテクノ系のアーティストから殆ど作品をリリースしていないマイナーなアーティストまで、それらは区別される事なく収録されており、テクノやエレクトロにブレイク・ビーツやダブ・ステップなどのジャンルも、大きな枠で捉えるとアンビエント的な感覚に包まれている。これらがしかも全て未発表曲というのだから、その質の高さも含めて驚いてしまう。



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| TECHNO14 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Steffi - Fabric 94 (Fabric:fabric 187)
Steffi - Fabric 94
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ロンドンの名門クラブかつレーベルであるFabric、2001年に始動したMIXCDシリーズも時間にして15年、作品にして90枚を越えたが、その最新シリーズの94作目にはベルリンを拠点に活動する女性アーティストのSteffiがフィーチャーされている。Panorama Barでレジデントを務める実力派DJである事は今更説明も不要だろうが、アーティストとしての手腕も秀でており自身のアルバムではデトロイト・テクノやかつてのWarp Recordsが提唱したArtificial Intelligence等にも共振する音楽性を披露し、特に叙情性のあるメロディーを武器に現在のダンス・ミュージックを表現している。それは彼女が運営するDollyにも正しく反映されており、事実レーベルからはデトロイト・テクノからの影響を強く残した作品も少なくはない。そしてこのMIXCDだ、何と全てが新作、全てがDolly傘下のDolly Deluxeの為に用意された楽曲で、つまりはレーベル・ショーケース的な扱いである事は否定出来ないが、そういった制約を全く感じさせないレーベルの方向性とSteffiの音楽性の魅力が存分に伝わる内容になっている。彼女自身は遂に本作に対し「Artificial Intelligence」からの影響を公言している通りで、4つ打ちに終始しない多種多様なリズムの変遷とSFの世界観にも似た近未来感漂うシンセのメロディーを軸にした選曲を行っており、もしかすると彼女が普段クラブで披露するDJとは異なるのかもしれないがこれも彼女の魅力の一つになり得るだろう。アルバムの幕開けはアンビエントなトラックにボコーダーも用いてSF的な始動を予感させる"Echo 1"で控えめなスタートだが、直ぐに痺れるようなビートが脈打ち壮大な宇宙遊泳に誘われるシンセが広がる"Sound Of Distance"へと移行し、グラグラと横揺れしながらダンスのグルーヴへと突入する。緩急自在に続くSteffiとShedのコラボである"1.5"では速度感を落として幻想的なパッドとカクカクとしたエレクトロのリズムによって一息入れ、ダビーな音響の奥からデトロイト的なパッドが浮かび上がる"Freedom"や複雑なダブ・ステップ系のリズムながらも初期Carl Craigを喚起させる美しさがある"No Life On The Surface"など、深遠なる宇宙の叙情性を軸にリズムとテンポの幅を拡張しながら展開する。Answer Code Requestの"Forking Path"にしても重厚感と奥行きのあるダンス・トラックではあるものの、やはり何処か覚醒感あるフローティングするシンセが効いており、勢いに頼らずとも淡いムードで上手く世界観を作っている。中盤ではレトロ調なエレクトロ・ビートが何だか懐かしくもあるが、Duplexの"Voidfiller"によって希望に満ちた明るい道が切り開かれ、そのままArtificial Intelligenceらしいブレイク・ビーツやもやもやしたシンセの曲調中心になだらかに加工しながら眠りに就くようなクローズを迎える。レトロ・フューチャーな郷愁に浸りつつ、更にはダンス・ミュージックとして躍動的なリズムもあり、懐かしさと面白さを味わえる素晴らしいMIXCDであろう。



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| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Shed - The Final Experiment (Monkeytown Records:MTR069CD)
Shed - The Final Experiment
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Ostgut TonやDelsin等からのテクノ、自身で主宰するPower HouseからはWK7やHead High等の変名を用いてブレイク・ビーツを基調にしたレイヴサウンドを披露し、DJではなくライブアクトとして名を馳せるRene Pawlowitz。そこにはデトロイト・テクノからアンビエント、ベース・ミージックからダブ・ステップにドラムン・ベースまで飽くなき欲求の如く様々な音楽を実験的にも取り込み、フロアを震撼させる曲を創り出してきた。元々多くの変名を用いて活動しているだけに作品数も多いのだが、この数年は過去に比べるとやや生産性は鈍っていたように思う。そんなところにShed名義としては5年ぶりに通算4枚目となるアルバム『The Final Experiment』が届けられたのだが、この自身で立ち上げたレーベル名を冠した点からも何か意気込みのようなものは感じられる。ノンビートを軸に壮大なシンセを用いてシネマティックに仕立て上げた"Xtra"からアルバムは始まり、その後の爆発的な展開を予感させる。事実そこに続く"Razor Control"からして撹拌させられるような荒々しいブレイク・ビーツを用いつつ、揺らめくようなスペーシーな上モノが抒情性を発し、この時点で溜まったエネルギーが爆発しそうだ。そしてローリングする厳ついブレイク・ビーツが走る"Outgoing Society"は、しかし一旦勢いを抑えるように穏やかなパッドに包み込まれて、ふわふわと揺らぐような心地良いダンス・トラックだ。アルバムというフォーマットを活かして中間には"Extreme SAT"のようにビートが消え去り、その代わりにIDMを思い起こさせるインテリジェンス・テクノ的な洗練された曲もあり、実に展開にそつがない。そこからも弾けるビートが連打されるツール的な"Flaf2"や、剥き出し感のあるリズムに叩かれながらもデトロイト・テクノ的なエモーション炸裂するシンセが展開する"Taken Effect"など、あの手この手で全く飽きさせる瞬間がない。他にもアンビエントやベース・ミュージックにレイヴ風まで、つまりは既存のShedやHead Highとしての音楽を踏襲するものであり、その意味ではファンが安心して聞けるアルバムになっている。4つ打ちではなく変則的なビートによる揺らぎ、感情を秘めるのではなく前面に押し出したメロディー、肉体を刺激するグルーヴなど、最早Shedの十八番と呼んでもよいくらいだ。しかし様々な名義を持つ彼にとって、WK7やHead HighとこのShedとの違いは一体何処にあるのかという疑問と、また作風がおおよそ確立された事で新鮮味は薄くなってきているのも事実だ。アーティストとして期待しているからこそ、もっと前進出来るのではという思いもある。



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| TECHNO13 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Gerd Janson - Fabric 89 (Fabric:fabric 177)
Gerd Janson - Fabric 89
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今年9月に薬物により若者二人が亡くなった事が原因で閉鎖へと追い込まれたUKは名門Fabric(その後、再開が決定している)は、暗雲立ち込めるクラブの状況とは異なりレーベルとしては安定した軌跡を辿っている。名のあるベテランからこれからをリードする若手までMIXCDシリーズのFabric/Fabric Liveに起用し、数多くの名作と呼んで間違いの無い作品を残してきた。さて、そのFabricシリーズの89作目は今をときめくRunning Backを主宰するGerd Jansonが担当しているが、Running Back自体がニューディスコからディープ・ハウスにテック・ハウスまで手掛ける掴み所のないレーベルだけに、このMIXCDもそんなレーベル主として音楽性を主張するように実に手広くジャンルを纏めあげている。いきなりトリッピーな電子音に惑わされる"Snooze 4 Love (Luke Abbott Remix)"で始まり、"Voices (Fabric Edit)"や" Love Yeah"等の控え目に美しさを放つ平坦なハウスを通過し、じわじわと引っ張りまくる危うい雰囲気のアシッド・ハウスの"Severed Seven"から一転して"Apex"では光に満たされるコズミック・ディスコへと展開し、激しいプレイではないもののじっくりと山あり谷ありの流れだ。中盤の耽美なエレピのメロディーが反復するメロウなディープ・ハウスの"Mess Of Afros (Glenn Underground Remix)"、そこに繋がる情熱的なピアノのコードが炸裂するデトロイト・ハウス的な"MoTP"の流れは、本作の中でも特に熱量が上がる瞬間だろう。そこからも弾ける高揚感のアシッド・ハウスやダーティーながらも黒さ滲むディープ・ハウス、そしてコンガやハイハットのアフロなリズムだけで繋ぐ"Rhythm"を通過し、終盤は落ち着きを取り戻すようにScott Groovesによる穏やかでメロウなディープ・ハウスの"Finished"から摩訶不思議な電子音が飛び交うコズミック・ディスコの"Sun (Prins Thomas Diskomiks)"でドラマティックに締め括られる。確かに色々と詰め込み過ぎているようにも感じるかもしれないが、比較的近年にリリースされた曲を用いた事による時代性があり、そして短い時間でパーティーの一夜を再現したような展開の大きさは、十分に濃縮される事でJansonの音楽性が表現されたのではないだろうか。



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| HOUSE12 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Head High - Home. House. Hardcore. (Power House Records:PH606)
Head High - Home. House. Hardcore.
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Shed、EQD、The Traveller含め数多くの変名を用いて活動するベルリンのテクノアーティスト・Rene Pawlowitzだが、その中でも彼が主宰するPower HouseからリリースされるWK7/Head High名義の作品は、特に90年代のレイヴ・サウンドを意識したハードなテクノや激しいブレイク・ビーツを用いて臨界点を突破するようなエナジーに溢れている。2010年から始まったこのPower Houseの運営は年に一枚程のリリースと決して活動が盛んなわけではなかったが、Pawlowitzが色々な名義でリリースするどの作品よりも高い評価と人気を獲得し、フロアを揺らすキラートラックを生み出すレーベルとして認知されている。惜しむらくはどの作品もアナログでのリリースと言う事もあり、どうしてもDJに聴かれる機会が多かった事だろうが、しかしこの度Power Houseの作品群が纏めてCD化される事になった。2010年の最初期の作品からリリースされたばかりの最新作まで、つまりはPower Houseの大半の作品が収録されており、その上Pawlowitzがミックスも行っている事で単なるアルバムではなくライブ感溢れるMIXCDとしてPower Houseの音楽性がより活きた形で作品となったのだ。アルバムの冒頭でビートレスながらもレーザーのようなパッドが放射する"Hex Pad"から荒れ狂うエナジーの嵐が吹き荒れ、そして続く"It's A Love Thing (Piano Invasion)"では棍棒で叩き殴るような太く荒い前のめりなビートが炸裂し、そして"Avalanche"ではグシャグシャとしたキックが飛び跳ねるようなリズムを生み、レイヴらしい悪っぽいシンセが入ってくれば正に90年代の懐かしくも狂ったようなハイエナジーな世界観が眼前に広がっていく。基本的には変則にシャッフルするブレイク・ビーツが中心となりけたたましいリズムを刻みつつ、そこに派手ながらもエモーショナルなシンセやピアノが入ってくるスタイルが確立されているので、アルバムとしてはやや単調な点は否めないのは事実だ。しかしそれを補って余りある暴力的で荒削りなパワーにはひれ伏してしまう程の勢いがあり、単純明快なこの猪突猛進のスタイルは直感的に聴く者の体を揺さぶる分り易さがあるのも事実だ。その意味では正にDJ向けでフロアで投下してこそ映える音楽性なのだが、そのフロアの感覚をこのMIXCDで擬似的に体感出来る点でこのアルバムは素晴らしい。正に"Power House"なのだ。



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| TECHNO11 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
James Priestley & Giles Smith - 10 Years Of Secretsundaze (Secretsundaze:ssxcd003)
James Priestley & Giles Smith - 10 Years Of Secretsundaze
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先日来日したばかりのSecretsundaze - James Priestley & Giles Smith - による公式MIXCDの中でも、この作品はパーティーの10周年を記念する物としてパーティーの主旨が最も端的に表現されているのかもしれない。Secretsundazeは真夜中ではなくそのタイトル通りに日曜の昼間に開催されるロンドン屈指のサンデーアフタヌーン・パーティであり、テクノやディープ・ハウスだけでなくジャズやディスコなども紡ぎながら、じっくりと盛り上げていくパーティーだそうだ。日本にもここ数年二人揃って来日しSecretsundazeを開催しているが、オールナイト公演という性質上どうしても上げめのプレイとなり、本国のSecretsundazeとは異なるのではという疑問を消し去る事が出来ない。そんな疑問を持つ理由としてやはり本作の印象がどうしてもSecretsundazeらしさとして当方に植え付けられている事もあるのだが、ここで展開されるクラシカルな音楽性とモダンな響きの融合は類まれなるレベルに達している。先ずJames Priestleyが手掛けたミックスはメロウなビートダウン風なハウスである"Rain Parade (Mark E Remix)"からゆっくりと始まり、そしてコズミック感のある"Transatlantic Loading Bay"へと繋がる最高にロマンティックな流れが形成される。そして"Harlequin"や"Taking Over Me"などハウスからブロークン・ブーツまでビート感に振れ幅を持たせながらも徹底的に感情的で、そして中盤以降では生っぽくも煌めく多幸感を打ち出したディスコや色っぽいシンセ・ファンクも飛び出して、Secretsundazeらしい大胆かつクラシカルなフリースタイル性が満ちている。そんな自由奔放なプレイの最後にはフレンチ・ディスコの"I Love You Dancer"を用意して、ぐっと切なさを増して綺麗に着地する。対してGiles Smithは序盤から端正な4つ打ちのテクノやハウスを積み重ねながらビルドアップさせていくスタイルで、"Make Me Feel"や"Feel It"にしても揺蕩うような浮遊感と空間的な深みを伴い、非常に伝統的とも言える丁寧なプレイを行う。流れを壊す事なく滑らかに丁寧に曲調を守りながら、そこに仄かにエモーショナルな成分も加えてこちらもJamesに負けじと洗練されたドラマティックな展開を聞かせるのだ。終盤の"Ronin"以降はその洗練に磨きをかけて淡い白色光に包まれるような幻想的なサウンドが広がり、盛り上がったまま心地良い余韻を残してミックスは終了する。JamesとGiles、Secretsundazeとして一緒に活動しながらもその対照的なプレイは、しかしどちらにもストーリー性があり、これこそがSecretsundazeらしいという印象を鮮烈に残すのだ。願わくば日本のSecretsundazeでも、いつかこのようなプレイが聴ける事を願っている。



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| HOUSE10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Head High - Megatrap (Power House:PH 505)
Head High - Megatrap
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大胆不敵と言うべきか、Rene Pawlowitzは90年代の決して新鮮とは呼べないレイヴ・サウンドを現代に蘇らせた。ShedやEQDにWaxなどその他多くの変名を用いながら活動するこのアーティストは、ダブ・ステップやデトロイト・テクノにミニマルやブレイク・ビーツなど、その名義の多さと比例するように様々なテクノのスタイルを模索していたが、このHead Highは完全にレイヴ・サウンドという方面に突き抜けている。溜まりに溜まったエネルギーが爆発したような音楽性は迷いがなく吹っ切れており、Reneの数ある名義の中でも最もフロアを震撼させるものだ。アルバムの冒頭を飾る"Hex Factor"は序盤こそメランコリーなシンセが滴るが、突如としてキックやスネアが獰猛で荒々しいブレイク・ビーツを叩き出し、重圧のあるベースラインがうねる中をやり過ぎ感のあるシンセが炸裂するという、ある意味ではダサいすれすれのレイヴ全開のテクノだ。続く"It's A Love Thing (The XXX Mono Mix)"も前のめりなリズム感と芝を刈り取るような重低音、そこにファンキーなボイス・サンプルが執拗に反復するだけで微妙な音の抜き差しだけの単純な曲だが、徹底的にフロア向けに仕込まれたこの展開には抗う事など出来ないだろう。こう書くと本作が単純な音楽性だと勘違いされてしまうかもしれないが、実際には"Megatrap (Real Mix)"のように1拍目のキックと細かいブレイク・ビーツが独特のうねりを体感させる曲や、別バージョンである"Megatrap (Mix Mix)"でも膨張するような規則正しいキックに微妙に変則的なリズムのサウンドを被せて躍動感を出す曲など、その激しくタフな音楽性の中にも豊かなビート感とリズムを含ませる事に成功している。アルバムの終盤にはこれまたボイス・サンプルを執拗に反復させながら情緒的なシンセがしっとりとした空気を作りながらも、突如として弾け飛ぶ軽快なキックが炸裂し"Lifestyles"が収録されており、特に斬新さはないもののその体を揺さぶる単純な機能性が素晴らしい。そしてラストの"The Higher (V2014)"、ビートレスな流れの中でもやもやとしたシンセによって静かに昂ぶりを見せながら、そしてやはり暴力的なキックやベースが爆発するように暴れるこの曲は、クライマックスへ上り詰める感動的な最後に相応しい。Head Highの作風はこの活動の当初からそれ程変化はなく、むしろレイヴ・サウンドという古臭い音楽にも思われるが、それを補って余りある言い訳無用のエネルギーがある。これは完全にフロアの為の音楽であり、踊る為のツールであり、何も小難しく考えるものではない。ただ体験し受け入れれば、それは最高のダンス・ミュージックとなる。



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| TECHNO11 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Prins Thomas - Rainbow Disco Club Vol.1 (Endless Flight:ENDLESSFLIGHTCD13)
Prins Thomas - Rainbow Disco Club Vol.1
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2010年より東京晴海の海を望むロケーションで開催されているRainbow Disco Clubは都市型フェスとして定着してきているが、その音楽感を更にMIXCDとして表現したシリーズがEndless Flightと共同でスタートした。その第一弾にはRDCにも出演歴のある北欧ノルウェーのニュー・ディスコ大使であるPrins Thomasが抜擢されている。Prinsは過去にもニュー・ディスコを中心としたバレアリック路線なMIXCDをリリースしていたが、本作では一転して幅広い楽曲/音楽性を含みながらもテクノとしてのスタイルを披露している。しかし、それも最近テクノ路線のレーベルであるRett I Flettaを彼が始動させた事を考慮すれば、極自然な流れだったのだろう。始まりはDonato Dozzyによるビートレスかつトリッピーな電子音響なテクノから始まり、この時点で今までのPrinsとは異なる空気が発せられている。続くFloating Pointsによるディープなダブ・ステップで低空飛行を続け、The Shooktのサイケデリックな曲から遂にリズムに動きが見せ始める。Deepchordによる機能性を重視したミニマル・ダブ、Bjorn Torskeによる無邪気で陽気なムードに溢れたニュー・ディスコ、Marcellus Pittmanによる錆びた無機質なビートが鳴るロウ・ハウスなど、ジャンルは多彩だがロングミックスによって曲がいつ入れ替わったのかを曖昧とする自然な流れによって、不思議ととっ散らかった印象はない。寧ろ様々な音楽性がミニマルなミックスによって一つの流れを生み出し、特に中盤以降はビート感の強い曲が並んだ事でライブ感のある盛り上がりを見せている。ラストの盛り上げ方も圧巻だろう、一端Shedによる望郷の念を呼び起こすロマンティックな曲で仕切り直しをしつつ、最後にNY's Finestのハウス・クラシックで感情の昂ぶりを保ったままミックスは終了する。確かに以前のようなキラキラした底抜けの幸福感は薄れており、その分だけクラブを意識したグルーヴ感重視なプレイではあるのだが、しかしその中にもやや緊張感のあるコズミックな多幸感も存在する。何よりもニュー・ディスコなアーティストと言う自身の特徴や個性を振り払うかのような挑戦心あるミックスであるが、それがファンの期待を失う事なく新たな魅力を伴っている事は、Prins Thomasが単なるニュー・ディスコだけのアーティストではない事を気付かせてくれるのだ。



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| TECHNO11 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
The Early Emissions (EPs 1-4) (Firecracker Recordings:FIREC011CD)
The Early Emissions
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かつてカルトレーベルとして一部のマニアから高い評価を得ていたエジンバラ発のFirecracker Recordings。音楽としての質の高さだけでなく共にシルクスクリーン印刷によるジャケットや数量限定などの売り方により、作品としての希少価値を高めた事でよりレーベルに対して羨望を集め、今では名が知れ渡った重要レーベルの位置付けとなっている。本作はそんなレーベルの希少な初期4枚の10インチをCD化したレーベル初のコンピレーションである(やはり限定盤として布カバーに包まれた物が極少数ある)。内容はレーベルを主宰するLinkwoodと盟友であるFudge Fingasの曲で占められているが、レーベル第一弾作品である"Miles Away"からして湿り気を帯びたホーンや煙たいパッド音と共に官能的な女性ボーカルが艶を生み出し、濃厚なブラックネスの芳香が立ち上がるビートダウン・ハウスで素晴らしい。続く"Gettin' Togetha"はサンプリングとフィルター主体のハウスだが、この重心の低いグルーヴはねっとり執拗に絡み付き、そしてただただ素直にエモーショナルな空気が湧き出ている。更に続く"Fate"では、優雅なエレピの音色と共にジャジーヴァイブス溢れるリズム感が仄かな黒さを演出している。ここまでがレーベル最初の10インチに含まれていた作品で、それ以降にもディスコやジャズにソウルからの影響をハウス・ミュージックの中に落とし込んだトラックが並んでいる。そんな音楽性から思い起こすのはやはりデトロイトのソウルでありエモーションであり、特にBPMを落としたスローモーな性質からデトロイト・ビートダウンを西洋の面から解釈したと言ってもよいだろう。勿論、本家の感情豊かな点と濃いブラックネスは引き継ぎつつも、よりモダンに洗練し作品としての完成度を高めた事で、単なるデトロイトのフォロワーの域を脱却している事を付け加えておく。本作も数量限定の為、買い逃しは厳禁だ。

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Nobu - Crustal Movement Volume 01 - Dream Into Dream (tearbridge records:NFCD-27349)
DJ Nobu - Crustal Movement Volume 01 - Dream Into Dream
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日本のアンダーグラウンドを地で行きながら、千葉と言うローカルの地にて熱狂的なFuture Terrorを長年に渡り主宰する事でいつしか日本各地のテクノリスナーを虜にしたDJ Nobu。海外の人気DJとパーティーに出演する時も臆する事なくゲストに負けない爆発力のあるプレイを披露し、日々新たなファンを獲得しているように思われる。本作は国内の3人のDJによって同時に3枚リリースされたシリーズの内の1枚だが、その中でもアーティストに期待している音からは想像出来ない程に変容を遂げた衝撃的な作品となっている。DJ Nobuに対しては昔からのファンであればハウスの時代を思い出すであろうし、近年ではベルリンに接近したハードなテクノを好んでいる印象だが、本作は所謂普通のダンス・ミュージックの類ではない。いや、確かにテクノでもあるがドローンやノイズにミュージック・コンクレートやインダストリアルなど電子音響系と呼ばれるような作品が中心だ。今思うと少し前からDJ Nobuのプレイをクラブで聴く時に何かいつもと異なる違和感を感じる事があったのだが、もしかしたらその時から既に試行錯誤しながらフロアで新機軸の実践をしていたのかもしれない。本作ではヴァイナルでのラフな爆発力を生むプレイではなく、Abreton Liveを用いる事により前述の実験的な音楽を緻密に組み立てる事で、ミックスと言うよりはコラージュと呼ぶべき音の切り貼りをしている。制約と言う殻を破った曲だからこそ使い方は難しくなるが、果敢にも彼の個性であるひりつくような緊張感は保ちつつも電子音の自由な創造性と弄れるように、無機質で淡々としながらも変化に富んだグルーヴを紡いでいる。例えばシンプルなループを用いた4つ打ちの音楽が肉体を踊らせるものであれば、ここで聴けるトリッピーで歪んだ音の羅列は神経や脳髄を刺激するもので、ある意味では体を小刻みに痙攣させるような痺れる電子音の世界が広がっているのだ。もしクラブでのDJ Nobuのプレイを期待しているとしたら最初は違和感を抱くかもしれないが、しかし本作は自身のアーティスト性を塗り替える事に成功した自己啓発な作品であり、そして単純にかっこいい。

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| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Kern Vol.1 Mixed By DJ Deep (Tresor Records:KERN001CD)
Kern Vol.1 Mixed By DJ Deep
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ドイツにてテクノの旋風を巻き起こしているBerghainの影響は、フランスへも及んでいるのだろう。DJ Deepはフランスに於いて古くからハウスシーンを開拓してきた重要なアーティストの一人で、自身でも"Deeply Rooted House"と言うレーベルを運営している事からも分かる通り、古き良き時代の空気を含むクラシカルなハウスに強く影響を受けてそれを現代に受け継ぐアーティストだ。しかし変化の兆しは既に2008年頃には見受けられ、リミキサーとしてBen Klockを起用した辺りからレーベルはBerghainを意識したようなダークで凍てついたテクノへと傾倒して行く。そして今、同じくドイツの老舗テクノレーベルであるTresorからDJ DeepがMIXCDをリリースするとなると、ハウスも使用しつつもやはりBerghainにも接近したテクノも捩じ込んだ内容となっていた。”House Meets Techno”というコンセプトを基にオールド・スクールなハウスからディープでメロウなハウスに野性的な息遣いのするトライバルなハウス、粗悪な鳴りのシカゴ・ハウスから凶悪な中毒性を誇るアシッド・ハウス、そして中盤から終盤までは完全に硬質なテクノに染め上げているが、DJ Deepと言うアーティストからは新鮮な時代の空気と言うよりは、何をやってもクラシックと呼ばれる普遍的な音が感じられるのだ。ミックスはスムースに行い派手なエフェクトも使用せず、曲の良さをそのまま引き出す事に専念したプレイであるのも影響しているのだろうが、テクノもハウスもそれ程今っぽさを強調する事なくロウな質感ながらも流行に影響しないベーシックな曲を使用しているように思われるのだ。元々"City to City"と言うシリーズになっていたMIXCDでも同じような印象は受けていたので、本作でもテクノも回そうが根本はそう変わらないのだろう。DJとしての個性は少ないかもしれないが、しかし非常に安定感のあるプレイと単純にナイスな選曲が僕は気に入っている。

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| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Massive Attack - Blue Lines 2012 Mix Master (Virgin Records:WBRCDR1)
Massive Attack - Blue Lines
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兎にも角にも音楽業界は名作・傑作と言われる盤のリイシューに力を入れているが、ブリストルの音楽を決定付けたMassive Attackの永遠のクラシックである"Blue Lines"も20年余の時を経て復活した。勿論当時のままリイシューさせるだけでは売れる訳もないのでリマスターと言う作業を行うのだが、本作では新たにミックスもし直されているとの事。その結果としてベースラインなどの低音の響きは重厚になり、また空間の広がりや奥深さがより際立ちを見せ、くっきりとした明瞭な音質になったように聞こえる。リマスター&リミックスさまさまなリイシューは嬉しい限りだが、昔からのファンでなくとも本作は多くの人に聴いて欲しいと思えるアルバムだ。これがリリースされた当時は(既に死語ではあるが)トリップ・ホップとも称されたその音楽性は、ヒップホップをベースにロックやソウル、ファンクにレゲエなどを取り込んでUKブラックと言える黒くて図太く、そして麗しいモノだった。そして忘れてはならないのが本作にはMassive Attackの前身であるWild Bunch時代から続くDJとしての音楽性が如実に表れている事であり、床を這いずりまわるベースラインやゆったりとそして並のようにうねるビートプログラミングやループの多用など、彼らが如何にクラブミュージックに結び付いていたかが感じられるだろう。2000年以降のユニットが極度に肥大化するに連れ過去を振り払うかのようにロックに接近し黒さを失って行くのとは対照的に、本作ではあくまで彼らを育てた場所の音楽を吸収し咀嚼した上でのヒップホップを体現していたのだ。複数のシンガーを起用しつつ自身ら3人のメンバーもラップを披露し、曲毎に歌やラップが時に暗く陰鬱に、時にソウルフルに響き暗い世界感に湿度の高い叙情を付加していた点も聴き所だろう。その結果として本作に収録された"Unfinished Sympathy"は、テクノやハウスのDJにもプレイされる事になり今尚クラブミュージックの現場では活躍している。余りにも90年代前半のUKと言う時代を感じさせる作品ではあるものの、本当に素晴らしい名曲が並んでいるのだからクラシックと呼ぶしかないのだ。



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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Shed - The Killer (50Weapons:50WCD08)
Shed - The Killer
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ベルリンテクノの中心であるOstgut Tonの中ではライブとしての活動が目を引くShedは、音楽活動は順調のようで2年ぶりとなる通算3枚目のアルバムをリリースした。ところがリリース元はOstgut TonからではなくModeselektorが主宰する50Weaponsからと言う事で一抹の不安もあったものの、蓋を開けてみればこれは正にShedとしか言いようのない作品となっていた。1曲目の"STP3/The Killer"は一見壮大な幕開けを予感させるノンビートなアンビエント風の曲ではあるが、しかし底で蠢く重低音の響きはまるで地響きのようであり、不鮮明なベールに覆われたシンセ音が徐々に晴れていけばそこに待つのは踊る為のフロアだ。続く"Silent Witness"ではフロアへの殴り込みをかけShedらしい横にぐらぐらと揺さぶられるブレイクビーツが顔を出すが、ここでも地を這うような怒涛の重低音は並々ならぬ圧力を掛けてくる。更に"I Come By Night"では前のめりのゴリゴリなハンマービートの鉄槌が振り下ろされ、ダークなシンセが闇夜に鳴り響く暴力的なダンストラックが炸裂する。しかし"Gas Up"や"The Praetorian"などのインタールード的な曲では熱せられたフロアへ冷水を浴びせ、一時期的なガス抜き的な効果も生み出し適切な展開を作るところにShedのアルバム制作に対する姿勢が伺える。アルバムのラストを飾る"Follow The Leader"では流麗なピアノのコード展開とそこに被さるパッドが美しく、闇夜を抜け出して爽やかな朝を迎えるブレイクビーツを配置し、踊り狂った一夜は安堵と共に終息を迎えるのだ。歪なビートに圧倒する重量感、そしてドラッギーなレイヴ風なシンセの使い方とこれまで以上のエナジーを発散しつつ、アルバムとしてドラマティックにも纏め上げたShedの構成力は本物であろう。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Joris Voorn & Cassy - Cocoon Heroes (Cocoon Recordings:CORMIX040)
Joris Voorn & Cassy - Cocoon Heroes
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数多くのタレントを擁するドイツのCocoon Recordings。夏の間は享楽の地と化すイビサはAmnesiaで著名なDJを集めて"Cocoon Heroes"を開催しているが、そのパーティーをCDとしてJoris VoornとCassyがパッケージしたのが本作だ。とは言ってもこの二人が年中Amnesiaでプレイしているわけでもなければ、生粋のCocoonのメンバーと言うわけでもないので、レーベルカラーとは関係なく二人のDJが聴けると言う意味では安心してよいだろう。Joris Voornのミックスについては80分の中に26曲も詰め込み完全にグルーヴをコントロール下においた精密なプレイを聴く事が出来るが、やはり初期の頃に比べると妙に大人びていると言うか抑制されたミニマル色強めな印象だ。恐らく全てがPC内で組み立てられているのだろう、確かに上品に纏められたプレイには繋ぎも展開も違和感無くスムースに聴けるのだが、しかしそれにしたって少々臨場感や人間味と言うものが欠けている気がする。後半に入ればミニマルに深く潜っていく音とメロディアスな音が融け合いながら、パーティーでのピークタイムへと駆け上がっていく昂揚感が増しては行くのだが、初期の初々しさも感じられたテクノクラシックを使用したプレイの方が彼には合っている気がするのだが。対してCassyは13曲だけの使用ながらも鉄鋼のような芯のある太さを基盤に持ちつつ、官能的な夜っぽさや野性的なトライバル感を含むテクノともハウスとも取れる中庸なプレイをしている。しかしJorisの何処か機械的なミックスに比べCassyの方はグルーヴが走っていて、むしろこちらの方が男らしい気迫を感じさせる力強い音を鳴らしている。個性的なプレイではないのだがパーティーの白熱した光景が浮かび上がる生き生きとしたプレイではあるし、余りに凝ったミックスよりは単純な方がやはり踊るには適している場合もあるのだろう。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2012/2/17 eleven 2nd Anniversary party with Sound of Berghain @ Eleven
2010年にYellowからelevenへと復活を遂げてから早2年、その間にもクラブミュージックに於ける重鎮から海外で注目を浴びつつあるニューカマーまで招致し、常に古き良き伝統と新鮮なヴァイブスを提供し続けているeleven。そしてeleven 2nd Anniversary partyの初日では既にこのクラブで定番となったパーティー・Sound of Berghainの第3弾が開催されました。前回もこのパーティに出演したShedのライブに加え、Hard WaxのスタッフでもありBasic Channel一派のScionやSubstance名義でも活動するDJ Pete、そして日本からはBerghainでのプレイも称賛されたFuture Terrorの番長ことDJ NobuがDJとしてプレイする鉄板テクノナイト、それはそれは非常に素晴らしいパーティーとなりました。
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| EVENT REPORT3 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
EQD - Equalized #111 (Equalized:EQD 111)
EQD - Equalized #111
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Shedとしてベルリン屈指のクラブ・Berghainでレジデントを担当するRene Pawlowitzが、匿名性を高くし活動する名義がEQD。ShedはBerghainが運営するOstgut Tonからリリースされているが、EQD名義での配給はHard Waxとこれまたベルリン絡みとなっている。本作は07〜11年にかけてリリースされた5枚のEPをコンパイルしたアルバムだが、しかし同じベルリンと言う地域の共通性はあるものの音楽的な差異は思いの外大きい。Shedにおいてはダブステップやデトロイト・テクノに影響を受けながら多様なビートへの拘りやアルバムとしてのリスニング性にも気を配っていたが、このEQDは元々EP単位でリリースされていた影響もあるだろうが限りなく無駄を排した直球ミニマルテクノが中心だ。出来る限りシンプルにしたのは音だけでなく感情や温度感も削ぎ落とされ、そして曲名も排された事が余計にDJツールとして単に機能すれば良いと言う姿勢に拍車を掛けているのは間違いない。音数は減らしながらも粗雑で荒削りなシンセの鳴りはアシッディーさもあり、乾いて味気ないキックやパーカションでリズムが組み立てられ、展開は音の抜き差しで作っていくだけの単純なミニマルだがこう言った曲こそクラブの爆音で映えるのは言うまでもない。作り込まれバラエティーに富んだShedの音楽性とは対照的に、衝動と直感に従い機能に特化した音楽性は、暴力的でさえもある骨太なグルーヴが貫いているのだ。これを家で聴いても楽しいかと言う疑問もあるが、とにかく爆音で聴けば血肉沸き踊るのは間違いない。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Marcel Dettmann - Conducted (Music Man Records:MMCD036)
Marcel Dettmann - Conducted
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現在ドイツを代表するクラブ・Berghainでレジデントを張り、またOstgut Tonなどのレーベルからストイックに研ぎ澄まされたミニマルテクノをリリースするMarcel Dettmann。ここ日本に於いてもBerghainやOstgut Tonと言う単語は半ばブランド化しテクノファンの注目を集めるに至ったが、しかしここからはハイプは淘汰されどこまでが残っていくか試されるとOstgut TonのレーベルマネージャーであるNick Hopperが語っていた。その意味ではMarcelにとって2枚目となるこのMIXCDは、絶対なる評価を得たその後の試金石と言える作品なのかもしれない。彼が以前来日してプレイした時には過剰なエネルギーを放出するハードなミックスを行なっていたが、本作では所謂ハードテクノと言う言葉は相応しくないだろう。オープニングからしてSandwell Districtのビートレスなアンビエントで、そしてドタドタとしたSignalやRoman Lindauの重厚なテクノへと繋がっていく。決してハイテンションかつハードではない…が、しかしビリビリと得体の知れない不気味な何かが蠢くように音が振動し、グルーヴよりもテクスチャー重視のプレイをしている。そして新旧関係なく彼が好きだと言うトラックを使用した本作には、90年代のロウなテクノ/ハウスも収録されており、質素で乾いたリズムにはシカゴ・ハウスのそれにも通じる粗悪さが感じられる。勿論最新のテクノであるMorphosisやShed、Redshape、O/V/Rもプレイしているが、これらも冷たい感情が通底するダークなテクノだ。突き抜けるハードさよりもラフな質感とディープな情感を表現した本作は、分り易い爆発力は無いがオールドスクールと現在のドイツテクノを理解した彼が、静かな凶暴性を隠し持ち新旧を融合させている。派手さはないがしかし徹底してダークに染められた流れには、ドイツテクノの硬派な洗礼を浴びせかけられるはずだ。



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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2011/10/1 Freaks Village 2011 @ さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト
今年5月に開催された野外フェス・Freaksが、今度は二日間のフェスへと拡大しFreaks Village 2011となって開催されました。都内から一時間弱で行ける相模湖にあるプレジャーフォレストと言うキャンプ場を使用して、昼間から夜にかけて国内外問わず多くのクラブ系アーティストがプレイするパーティーであり、しかも値段も前売りだと割安なので、事前情報から考慮すると中々良さそうな印象だったので遊びに行ってきました。
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| EVENT REPORT3 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Funf (Ostgut Ton:OSTGUTCD15)
Funf
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現在のベルリンテクノシーンを圧巻するクラブ・Berghain/Panorama Barが主宰するOstgut Tonですが、今年で5周年らしくその記念として2枚組コンピレーションが制作されました。曲を提供したのはOstgut Tonで活躍するアーティストに加え、Berghain/Panorama Barでレジデントを担当しているDJやそこにゲストに呼ばれたDJなど、つまりは完全にBerghain/Panorama Barの最新のモードを体現している人達です。そして驚くべきは全曲新曲な上に、なんとBerghain/Panorama Bar内で録音・編集がされたと言う事。世界屈指と言われるクラブの独特な音の鳴りまでも取り込んだ手の込んだ内容で、そしてアーティストに何も制限を設けずに楽曲制作が行われたそうです。そんな訳でメジャーな音の一切を拒絶する甘さ全く無しの冷たいテクノが聴けるのは当然で、硬い金属音が鳴りが響く無機質なテクノや暗闇の広がる陰鬱なミニマルなど、クラブでの鳴りが良さそうなトラックが多め。どうしてもツールとしての利便性の高い楽曲が多くなるのは事実として、ただコンピレーションとしてもベルリンテクノの今を感じる事が出来ると言う意味での楽しみもあります。聴いている内に体もうずうずしだしてクラブの爆音でこんなベルリンテクノを一晩中浴びたくなるような魅力もあり、テクノ好きには是非とも聴いて欲しいコンピレーションです。

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| TECHNO8 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/11/02 E-NAUT @ Eleven
E-NAUT、それはMade In Japanを掲げる国産電子音楽をショーケース。世界に誇れる日本の電子音楽を十分に味わってもらおうと言うコンセプトを重視した非常に意義のあるパーティーで、今回は最も早く日本から世界に飛び出したKen Ishiiと、そしてアンダーグラウンドを地で行くDJ Nobu、そして今年大躍進中のDJ Yogurt & Koyas、新鋭Shotaro Hirata、このパーティーを主催するTakamori.Kが集まりました。
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| EVENT REPORT3 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Apparat - DJ-Kicks (Studio !K7:!K7270CD)
Apparat - DJ-Kicks
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設立25周年と波に乗っているStudio !K7の名物MIXCDシリーズ最新作には、エレクトロニカを経由してテクノへと踏み込んできているApparatが参戦。このシリーズはテクノと言う枠を越えて幅広くジャンルを掬い上げているのですが、本作でもテクノだけでなくエレクトロニカやアブストラクト、ダブステップまでを匠なセンスによって纏め上げておりました。トラックリストを見てもワクワクする内容で、Carl CraigやRippertonのテクノにOvalやThom Yorkeらのエレクトロニカが絡み、更にはBurialやMartin、T++らダブスッテプまで挿入されてしまう。ポップでカラフルなエレクトロニカとダークで陰鬱なダブステップの自然な陰陽の切り替わりもさる事ながら、どこをとってもどんなジャンルであろうと、最初から最後までダンスなグルーヴを保ち続けるその選曲眼は類稀なるもの。単純でミニマルな4つ打ちで押していくのではなく、多用なリズムを用いて変幻自在な世界を生み出しつつ腰に来るグルーヴを保つのだからこれは凄い。いや、凄いと言う前に本当に独創性と遊び心に溢れた面白いミックスで、こんなプレイもあるんだなと新しい息吹を感じさせてくれました。

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| TECHNO8 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Shed - The Traveller (Ostgut Ton:OSTGUTCD14)
Shed - The Traveller
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テクノ帝国ドイツにおいてシーンの先陣を切るOstgut Tonから、デトロイトテクノとダブステップの邂逅を成し得たShedの2ndアルバムがリリースされました。Shed自身が運営するSoloaction Recordsからは元々デトロイティッシュな叙情性とダブの音響を持ち合わせたテクノトラックを量産していたものの、Ostgut Tonをメインを活動の場に移してからは更にダブステップのリズムなども取り込み独自の路線を切り開き、そして2年前に傑作となるデビューアルバム"Shedding The Past"(過去レビュー)でようやくShedの音楽の完成形が出来上がりました。そしてこの2nd、大雑把に行ってしまえば大きな路線変更は無くファンは安心しても良いでしょう。横揺れの強い地響きの様な重くてダビーなリズム、情緒豊かで艶のある上物のシンセは健在、しかしながら1stよりもダウンビートの要素を増やし、更にはドラムンベースも披露するなど確実にバリエーションに広がりを持たせております。テクノにおいてアルバムは本当に必要なのか?とShedが自問自答しつつ完成させたアルバムは、ダンスフロアにおける爆発力とリスニングとしても耐えうる構成力を持ち、アルバムと言うフォーマットを十分に生かしたテクノアルバムと言えるでしょう。

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| TECHNO8 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/08/14 Ostgut-Ton presents Sound of Berghain @ Eleven
昨日がPanorama Barなら今日はBerghain、二夜連続Ostgut-Ton勢が来襲、ベルリンテクノを生で体験出来るスペシャルな企画。本日はOstgut-Tonを主宰するMarcel Dettmannに、同レーベルで活躍するShed、そしてBerghainにて日本人初となるDJを行ったDJ Nobuが登場。
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| EVENT REPORT2 | 09:30 | comments(6) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/08/06(FRI) ene presents The Backwoods 1st Album "The Backwoods" Release Party @ Eleven
DJ : The Backwoods aka DJ KENT
Guest DJ : 5ive
Live : Kaito Exclusive Live & DJ Set, 9dw

2010/08/09(MON) 月光 @ Grassroots
DJ : Hikaru, DJ Yogurt, Q

2010/08/13(FRI) HEY MR.MELODY vol.100 @ Bar MOVE
DJ : Altz, ミスターメロディー, Yakenohara, タカラダミチノブ

2010/08/14(SAT) Ostgut-Ton presents Sound of Berghain @ Eleven
DJ : Marcel Dettmann, DJ Nobu
Live : Shed

2010/08/21(SAT) SATURN -CLUB SEATA SUMMER PARTY- @ Club Seata
Live : The Sunpaulo, DJ Yougrt & Koyas
DJ : Hiroshi Kawanabe, KEIZOmachine!, W2+Buppa.9 a.k.a 4039, Anthony

2010/08/28(SAT) Raid @ Unit
DJ : Altz, DJ Kensei, DJ Nobu, Shinya
Live : Dachambo, Soft, Fran-key, Crystal & Roger, Rub-A-Dub Market, Green Green, ngoma, DJ Duct
| UPCOMING EVENT | 07:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Dream Driftin' Edition "Slow Jam" Mixed By Calm (Music Conception:CMC-004)
Dream Driftin' Edition

日本のミスターバレアリックことCalmの最新MIXCD。もうタイトルまんま、ゆったりと夢の中を漂流するバレアリックサウンド満載。Bryan Ferryの涙がこぼれる程に切ない"Slave to Love"から、Calmの新ユニット・Field.echoの新曲"Blue Moon"でゆったりとした時間軸と深い夢の世界へと突入し、そこからはシンセポップやフォーク、チルアウトが続いてまだまだ霧に覆われた夢の世界を突き進む。そして90年代バレアリックの名作が2連発、プライマルズの黒いグルーヴ"Screamadelica"とOne Doveの甘く切ない"Why Don't You Take Me (Underword Remix)"で、スローモーションな音にダンスの要素も合わさり一気に快楽志向へと向かう。自分と同じ30代にはツボにはまりまくる90年代前半の黄金時代が蘇る瞬間。終盤はディスコ系で熱を帯びたと思いきや、ラストはDJ Vadimの土着的で大地の生命に呼応しつつラストへと終着。これはほんの一時の白昼夢か、夢か現か、ここではない何処かへの音楽の旅。スロウなビートながらもじんわりと染み入るグルーヴに誘われて、現実の世界に居ながらにしてパラダイスへと旅立てるアーバンバレアリックミュージック。と言う事で、とにかくトロトロうっとりする程に気持ちの良い一枚。

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| HOUSE5 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Conforce - Machine Conspiracy (Meanwhile:mean020cd)
Conforce - Machine Conspiracy
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Boris BunnikことConforceは2007年にオランダのデトロイト系を積極的にリリースするRush Hourからデビューしたテクノアーティスト。明らかにデトロイトテクノに影響を受けたサウンドで着実に評価を高め、デビューから3年にして満を持して初のオリジナルアルバムをリリース。作風の新しさと言う観点ではオリジナリティーは希薄なものの、初期Carl Craigのアナログで優しい当たりの、そして透明感に溢れたシンセサウンドや、Juan Atkinsを継ぐスペーシーでエモーショナルなトラック、Basic Channelの奥深いダビーな音響を伴ったトラック群は確かに粒揃い。本家デトロイトよりも感情を奮い起こすソウルは敢えて抑え目に、それよりもインテリジェンステクノのように未来的で流麗に装飾されているのがやはりデトロイトフォロワーに共通する点でしょうか。良い意味でデトロイトテクノを洗練した音は、よりイマジネイティブでネットワークに広がる仮想の空間を演出しているようでもある。聴いている内に何時の間にか電子の仮想空間に捕らわれていくに違いない。Vince Watson、Quince、Shed、Echospace辺りの音が好きな人には是非聴いて欲しい一枚。



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| TECHNO7 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/01/10 IOOIIO - unfinished sympathy is finished! - @ Solfa
今回は中目黒にあるSolfaと言うクラブに行ってきました。中目黒と言うだけでちょっとハイソでお洒落そうなイメージのあるクラブですが、実際に行ってみるとモダンで都会のコンクリートジャングルを感じさせるやはり上品なクラブで、お客さんもなんとな〜く音楽目当てと言うよりは夜遊びで来てる感じがして、自分はアウェイ感を伴いつつ音楽を楽しむ事に。
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| EVENT REPORT2 | 08:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/01/03 (SUN)
Chillout Village 09 @ 高井戸倶楽部
DJ : Mixmaster Morris, DJ Kensei, DJ Hikaru, Utsumi, Q a.k.a. Insideman, Sinn, Hiyoshi
Live : Dr.Tetsu ft. Arata

2010/01/08 (FRI)
LIQUIDROOM & root and branch PRESENTS MORITZ VON OSWALD TRIO - Vertical Ascent Japan Tour 2010 @ Liquidroom
Live : MORITZ VON OSWALD TRIO
DJ : DJ Nobu, DJ Tasaka, DJ Wada

2010/01/10 (SUN)
2010: An Inner Space Odyssey @ Microcosmos
DJ : Cloud Young, Takamori K., and more

2010/01/10 (SUN)
IOOIIO -unfinished sympathy is finished! - @ Solfa
DJ : DJ Yogurt, kai Kunimoto, Foliday
Live : Dorian

2010/01/16 (SAT)
THE GAME -The 10th Chamber Of Liquidloft Vol.2- @ Liquidloft
DJ : DJ Nobu, N.R.B.K.J(CMT, UNIVERSAL INDIANN, Shhhhh)

2010/01/22 (FRI)
Klass @ Module
DJ : Sven Weisemann, Naoki Shinohara, RANUMA, Ko Umehara

2010/01/22 (FRI)
DJ DEEP JAPAN TOUR 2010 @ Microcosmos
DJ : DJ DEEP, DJ AGEISHI, DJ NARIAKI

2010/01/23 (SAT)
Bound for Everywhere New Year Party @ Liquidloft
DJ : Calm

年が明けてもパーティーは竹の子の様に湧いてくる。まずはラグジュアリーなChillout Villageで優雅な一時を。MvOTは仕事で行けません(泣)。今超絶期待のSven WeisemannとDJ Deepが被ってしまったなぁ…Svenに行くと思うけど。CALMのB4Eは音に拘ったパーティーだそうで、かつLiquidloftと言うお洒落な場所で開催なので、ちょっと期待している。
| UPCOMING EVENT | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Samuel L Session - Again On Monoid (Monoid:monoidcd007-2)
Samuel L Session-Again On Monoid
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スウェーディッシュテクノを代表する一人・Samuel L Sessionが送る、ノリノリでヒット曲満載のテクノミックス。Samuelって言えば2000年位からハードミニマルとかの流行にのって頭角を表してきたアーティストの一人なんだけど、彼のトラックはハードでトライバルだけでなくデトロイトっぽさやメロディアスな面もあったり、一辺倒にならない器用さが目立っておりました。大ヒットした"Merengue"は、"Jaguar"ばりのメランコリーにハードなリズムが合わさっていて、本当に素晴らしかったですね。本作はそんな彼の音楽センスがモロに前面に出ていて、やはりアッパーでハードな硬めのテクノにメロディアスで流麗なトラックも混ぜて、勢いよくガンガンに曲を繋げていきます。非常に流れの早いミックスで、だいたい1分半程度で曲が繋がれていくんだけど、本作はハードミニマルではないものの勢いに任せたそのプレイは確かにハードミニマルが流行っていた時代を感じさせます。自身の曲やPaul Mac、Adam Jay、Deetron、Len Faki、Daniel Jacquesなどのごっついトライバル系、そしてRenato Cohen、Joris Voorn、Alexander Kowalskiらの浮遊感漂うメロディアスなトラックなどを、山あり谷ありで混ぜて最初から最後まで飽きない流れを作っているんです。まるでジェットコースタに乗っているかの様な激しい展開で、愉快痛快爽快な清々しささえ感じられます。でもこれって実はまだ4年位前の作品なんだけど、たった4年と言う期間なのにテクノのシーンも随分と変わった様に感じられますね。テクノシーンの移り変わりは本当に速いのです。

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| TECHNO7 | 09:15 | comments(0) | trackbacks(1) | |
John Tejada - Fabric 44 (Fabric:FABRIC87)
John Tejada-Fabric 44
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時代はミニマルです。ミニマルが溢れ過ぎています。その中でオリジナリティーを捻り出せるのは極少数の才能あるアーティストだけですが、John Tejadaも彼独自のドラッギーな音が特徴的なオリジナティーを持った才能あるアーティストです。現にPoker Flat、Sino、7th Cityなどの老舗レーベルからもリリースされる程なので実力は推して知るべしですが、その実力を買われてか人気MIXCDシリーズのFabricに遂に登場。出だしから3〜4曲目辺りまででいきなり美しくも儚いテック系の曲でピークを迎える驚きの展開ですが、それ以降がTejada独自の不穏気な変態ミニマルが炸裂。ギトギトで毒々し怪しく光るシンセが入る曲が多めで、麻薬の泥沼に引き込まれるような中毒性の高いトラックが連発。気持ち良い状態を追い越して行き過ぎた感もあるドラッギーな状態で、ねちねちと暗黒の世界に陥ります。そこから終盤に向けては多少綺麗目のテック系に持ち直して、毒気が抜けて清涼感のある風が吹き込んできます。中盤の暗黒世界とは逆転した快楽的なエンディングが待ちわびていて、何とか救われた気持ちになれる表裏一体型のMIXCDですね。しかしながらやはりこれだけ強く印象に残るのは、やはりTejadaが自分の世界観を形成している証でしょう。またMIXCDなのに自分の曲を4割程も回していてエゴも感じるけれど、それだけ自分の曲に自信も持っているんですね。派手ではないけれど、スルメみたいな味わいのあるミニマル〜テック系のプレイでした。

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| TECHNO6 | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2009/03/20 Organza meets Ostgut-ton @ Womb
ベルリンミニマルテクノの中心ともなっているOstgut TontragerからShedとBen Klockが来日すると言うので、ちょっくらWOMBに行ってきた。が終電近くに電車に乗ったら山手線が人身事故で大幅に遅れているじゃないか。寒い夜中に新宿駅ホームで30分以上も待たされると言う不遇。飛び込みか事故かは分からんけど、まじ電車の遅延は勘弁。地獄少女風に「いっぺん、死んでみる?」と言いたい(多分既に死んでるだろうけど)。
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| EVENT REPORT2 | 14:20 | comments(7) | trackbacks(0) | |
Ben Klock - One (Ostgut Tontrager:ostgutCD07)
Ben Klock-One
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今週末、WOMBにベルリンからの刺客・Ben Klockが来日します。一時期は低迷していた旧ミニマルテクノですが、最近は徐々にハードな作風も戻ってきて硬派なミニマルが復活しつつあるのは嬉しい限り。その流れの中心となっている一つが、ベルリンで隆盛を誇るクラブ・Panorama Barが運営するレーベル・Ostgut Tontragerであります。Ostgut TontragerはMarcel Dettmann、Shed、Âme、Len Fakiなど現在のダンスフロアを盛り上げているその人達もリリースをしているレーベルで、Ben Klockは活動暦10年にしてようやく同レーベルから1stアルバムをリリースしました。初のアルバムとは言えども充分過ぎる内容で、カチッとした四角い硬めのリズムトラックはやはりミニマル一直線。甘さ無し、ストイックで渋めのダークな音が中心ですが、無駄が無いすっきりした音でテクノと言う言葉がしっくりくると思います。そこまでハードな展開は無いものの、音が硬めなのでかつてのミニマルテクノが好きだった人には、それだけでも気持ち良く感じられるはず。ミニマルとは言えアルバムの中ではデトロイトっぽい情緒もあったり、飽きない様にバリエーションがあるのでアルバム通して聴ける様になっているのも好印象。ベルリンテクノには今後も注目。

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| TECHNO6 | 01:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2009/03/07 (SAT)
FLOATRIBE @ Unit
DJ : KAORU INOUE, KENTARO IWAKI, YUMMY

2009/03/08 (SUN)
SYNCHRONICITY @ O-EAST
Live (MAIN STAGE) : 渋さ知らズオーケストラ, 曽我部恵一BAND, 犬式 a.k.a. dogggystyle, Tegwon, Anchorsong

DJ (3F DJ FLOOR) : Kentaro Iwaki, CALM, DJ YOGURT, L?K?O, Ko Umehara

2009/03/14 (SAT)
SiCK! @ ANGELO
GUEST DJ : Alton Miller
DJ : SiCK DJs
LIVE PAINTING : Abdul Qadim Haqq

2009/03/19 (THU)
VATON @ Module
DJ : MARCEL DETTMANN, yoshiki
Live : ditch

2009/03/19 (THU)
dB UKi Events and HORIZON @ Unit
DJ : Oliver Ho, KIHIRA NAOKI

2009/03/19 (THU)
mule musiq 5th anniversary party pt.2 "endless flight" @ Womb
DJ : DJ Koze aka International Pony, Adolf Noise, Toshiya Kawasaki
LIVE : Lawrence, Foog
DJ Sprinkles Deeperama LOUNGE : DJ Sprinkles aka Terre Thaemlitz, Lawrence, Dr.nishimura

2009/03/20 (FRI)
Organza meets Ostgut-ton @ Womb
DJ : Ben Klock, DJ PI-GE
LIVE : Shed

2009/03/21 (SAT)
FUTURE TERROR @ QUEENS CLUB
Special Guest DJ : MARCEL DETTMANN
DJs : DJ NOBU, CMT, KURUSU

2009/03/27 (FRI)
TAICOCLUB presents So Very Show! @ Womb
DJ : DJ KRUSH, DJ KENSEI, Koushik, DJ BAKU, Eccy

2009/03/28 (SAT)
春休み @ ageHa
DJ : Nick The Record, EYE, ALTZ, 桑田つとむ, Cro-Magnon ,SOFT, 宇川直宏, MOODMAN, DJ KENT, DJ NOBU, REE.K, FUNKY GONG, MOKMAL SOUND CREW, SANDNORM

Island Bar -Amami Eclipse Lounge eclipse2009-
DJ : JUZU a.k.a. MOOCHY, DJ KENSEI, HIKARU, SINKICHi

SYNCHRONICITYは前売り買ってあるんで確定。14日のAlton Millerも気になるな。仕事あるけど有休使えば行けない事もないが、遠い…うむー。19…19日、え…テクノのパーティー被りすぎだろ…。しかも仕事で行けないよ、オワタ。20日はOstgut TonからBen KlockとDelsinからShedか、こりゃ相当熱いね、そこまで混まないだろうし安心だ。21日はFUTURE TERROR @ 千葉…非常に遠い、いや行きたいのに行きたいのに。翌日有休でも使うかな。28日の春休みは最高、相当面子やべーな、うほっ!
| UPCOMING EVENT | 00:50 | comments(5) | trackbacks(0) | |
Cassy - Panorama Bar 01 (Ostgut Tontrager:ostgutCD02)
Cassy-Panorama Bar 01
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テクノ系の音楽ではお世話になっているVinylismacid over the rainbowで紹介されていたので、ならば良質であろうと考え購入した一品。Cassyって言う女性DJで詳細は知らんが、LucianoやVillalobosらと一緒に名前が出てくる事が多いですね。でもまあ今ベルリンで最も隆盛を誇るであろうクラブ・Panorama BarのオフィシャルMIXCDなんで、期待していいんじゃないだろうか。ふむふむ、渋めのミニマルな流れが中心ながらもデトロイトっぽいのやアシッドも上手くミックスしていて、地味ながらも徐々に上げていく展開がかっこいいよ。そして特筆すべきはミニマルかつ冷淡でありながらも、ねちっこいファンクネスを感じさせる事が彼女のオリジナリティーを発揮させておるのだ。血の通ったプレイって言うのかね、奥底には熱さを感じさせるイメージ。テクノともハウスともミニマルとも言える幅広い選曲で、それらを上手くまとめて地味に盛り上がるよ。Ostgut Tontragerは今後とも注目しておいて損はないでっせ。

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| TECHNO6 | 00:10 | comments(4) | trackbacks(1) | |
BEST OF 2008
昨日の続き。先行きの暗い日本ではありますが、個人的には良い事も…あったっけ?いやいや、ありました。本人には面と向かっては恥ずかしいので言いませんが、当ブログを通して出会えたa4mさんには感謝しております。多分当ブログの読者で初めて会った人なんだけど、何故か今までは特に誰とも会う事は無かったのです。がa4mさんがパーティーに誘ってくれて、更には友達のクラバーを紹介してもらったり、新しい出会いがありました。周りからすればそんなの大した事ないじゃんと思うでしょうが、本来引き篭もりむっつり根暗系の自分は人付き合いもそんなに上手ではないので友人も多くもないし、まさか当ブログの読者に会うなんて事は考えてなかった訳ですよ。だから彼女が誘ってくれたのは嬉しかったし、彼女の気さくさと言うか親近感は見習いたいものです。つーことで、オイラもRevolution For Changeするよ。クラブで音楽を楽しめる方(ナンパとかしたい人はお断り)なら一緒にクラブでも楽しい時間を共有出来ると思うから、良かったら一緒に踊りに行きましょう。酒好きで女好きだけど、音楽も好きだから気軽に楽しみましょう。男の人でも、阿部さんみたいな人なら会いたいな、ウホッ!

しかし最近このブログも色んな人が見ているようで自分でもびっくりするけど、読者数が増えるにつれてシモネタや毒舌は控えないといけないねと思ったり、そこら辺のバランスは難しいですね。ま、そんなこんなで激動の一年でしたが、この一年間どうもありがとうございました。また来年も宜しくお願いしまーす。

では続きで自分の中の2008年ベストを紹介しようと思います。
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| BEST | 00:30 | comments(13) | trackbacks(3) | |
2008 Best Seller
今年も残り二日ですね〜時間が経つのは早いです…。ちょっとこの二日間で今年を振り返ってみると、まずは悪かった事から。彼女に振られた。別れて半年位経つので、そろそろ新しい出会いもキボンヌ。リーマンブラザーズ破綻のせいで日経平均大暴落、ついでに所持している株の総資産も超減った。嘘だと言ってよ、バーニィ(泣)。来年からはプラチナ積立貯金を始めるわ。今プラチナが超安くなってるねん。それとシフト制の仕事のせいでメタモ(G2G、アシュラ)、フジロック(マイブラ)に行けず(泣)。仕事の為に生きている訳ではないので、来年現場変えを頼んでそれが無理なら転職だわ。満足に趣味の出来ないライフなんて、死んでるも同然。あとは不景気のせいで年末の派遣切りは本当に心苦しいね。自分は運良く正社員なのでまだ良いけれど、派遣って制度自体やっぱダメだろ。規制緩和した小泉元首相は切腹すべき。特定技術向けの派遣以外は全部廃止しる。または同一労働同一賃金は保証しないとな。派遣を雇ってまで経費削減しないと黒字化しない会社は、利益が出る収益システムを確立出来てないと言う事なんだから、そんな会社は遅かれ早かれいずれ潰れる。とまあ本当に若者にとっては苦しくなるばかりの日本だな。自民党は票が欲しいので老人向けの政治しかやならないし。若者の皆さん、人生はゲームです。みんなは必死になって戦って、生き残る価値のある大人になりましょう!と言う事で残りはまた明日…

無駄口が続きましたが今年も当ブログ経由で色々と商品をお買い上げどうもありがとうございました。当ブログ読者には一体どんな商品が人気あったのか?以下に人気商品を挙げてみたいと思います。それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Shed - Shedding The Past (Ostgut Tontrager:ostgutCD06)
Shed-Shedding The Past
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デトロイト×ベルリンの邂逅よ再び。テクノ史上最高の相性を持つサウンドが融合し、今脂の乗っているOstgut Tontragerから登場。手掛けるのはSoloactionやDelsinから既にヒット作を量産しているShed。そしてShedの初のアルバムが本作なのですが、これが本当に素晴らしいテクノでデトロイトのエモーショナルな面とベルリンの硬質な面が自然と融けあっていて、まるでかつてのBasic ChannelとJuan Atkinsのタッグを思わせるかの様な内容となっております。硬質でミニマルなリズムはベルリンから、そして情を感じさせる淡いシンセサウンドはデトロイトからと新たな試みがある訳では無いのですが、純粋に両者のエッセンスを高濃度に抽出した結果、文句無しに格好良いテクノとなった事を評価したいと思います。そして何よりもなかなか新人の育っていない現状の中、1stアルバムにしてこれだけ充実した内容を聴かせる若い世代が出て来た事が非常に嬉しいです。最近はこじんまりと無難にまとまったテクノが多いかなと感じておりましたが、ここでは若い力を感じさせる躍動感とバリエーションに富んでいて、テクノの最良のエネルギーをここに感じました。これは今後も期待せざるを得ない。

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| TECHNO6 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Marcel Dettmann - Berghain 02 (Ostgut Tontrager:ostgutCD05)
Marcel Dettmann-Berghain 02
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ドイツこそがテクノ帝国である事は現状の繁栄を考えれば察しがつくと思いますが、近年良質なテクノをリリースしている新興レーベルのOstgut Tontragerもドイツ発信であります。Ostgut Tontragerはベルリンのクラブ・Berghainが運営しているレーベルであるらしく、そこのレジデントを務めているのがこのMIXCDを手掛けたMarcel Dettmannです。ドイツと言えば自分にとってはとにかく、ミニマル色濃厚なテクノと言うイメージが一番強く、いわゆるテクノらしいテクノを感じられます。そしてDettmannのプレイもやはりミニマル、そしてテクノをふんだんに使った内容で、最近のミニマルとは微妙に異なる昔のミニマルが感じられとても硬派な音でした。Radio Slave、T++(Monolake)、Deetron等の冷ややかなミニマル中心で淡々とストイックに、そして興奮と冷静の間を突き抜けていく様な中庸な展開を終始貫き、そのバランスの良さは絶妙の一言。そんな中、時折Kevin Saunderson、Shed、Strand、Tadeoなどのデトロイト系を差し込み、ぐっと盛り上げる表情を付けていくのもまた素晴らしいです。どこまでも無機質に、そして金属の様に硬く続く音楽、これこそ自分の求めるテクノの一つだと思いました。最近のひ弱なミニマルテクノに嘆いている人は、本作の様なミニマルテクノを聴いては如何でしょう。

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| TECHNO6 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2008/06/19 DISTORTION @ Space Lab Yellow
Space Lab Yellow。アルコールの酔い、煙草の匂い、真っ暗闇の中に射すストロボフラッシュ、蒸し暑い空気、閉塞感漂う低い天井、出会いと別れ、Yellowに集う人々それぞれに思い出があるはず。いつだってそこには素晴らしいDJ達と素晴らしい音楽、そして素晴らしいクラウドが居た。何故、世界中の超一流と言われるDJらがYellowを主戦場としてきたのか。何故、移り変わりの早い東京でYellowが16年半にも及ぶ活動を続ける事が出来たのか。それはYellowに来た者だけが知っている。今16年半に及ぶ軌跡が、伝説に変わる瞬間を間近に迎えようとしています。

遂に自分にとって最後となったSpace Lab Yellowのパーティーは、日本のテクノ番長・Fumiya TanakaのDISTORTION!
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| EVENT REPORT1 | 09:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Carl Craig - Sessions (Studio !K7:!K7224CD)
Carl Craig-Sessions
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生きる伝説、テクノミュージックの至宝、未来と過去を紡ぐ者、一体どれ程の言葉があれば彼の全てを語る事が出来るのだろうか。デトロイトテクノのみならず電子音楽と言う範疇において、彼の活躍無くしては今のシーンが果たしてあっただろうか。その人こそデトロイトからの使者・Carl Craig。デトロイトテクノ第二世代に属す彼は、同世代のUndergorund ResistanceやJeff Millsとも異なる音楽性でデトロイトテクノの躍進・拡大に貢献し、デトロイトの個性を最も体現しているアーティストの一人である。

さて、彼はアルバムやCDを殆どリリースせずEP単体での仕事が多いので、レコードを聴かないリスナーにとってはなかなか普段は聴く機会が無いのではと思う。またリミックスワークも尋常ならざる量を請け負っているが、当然EPでのリリースなのでまだ見知らぬ曲がある人も結構な数になるであろう。そんな人達に朗報!近年の彼の仕事をまとめたミックスCDが2枚組でリリースされたのだ。まあわざわざ説明しなくても内容が超絶素晴らしいなんて事は誰にも分かるので、敢えて説明はしない。しかし勘違いはしないで欲しい。これは決してベストアルバムではない。あくまで彼の一部だ、一部。とてつもない量のリミックスワークをしている彼にとってベスト盤を出すのは、事実上不可能に近い。それでも本作は本当に素晴らしい事は保証する。僕は大半の曲はレコードで持っているので新鮮味は特にないけれど、CDで一同に聴けるのは本気(マジ)で感動ものである。そして最後に一言…

テクノリスナーならこれを聴かずして一体何を聴く?

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| TECHNO5 | 22:00 | comments(6) | trackbacks(5) | |
DJ Skurge - Radio UR Vol.1.1 - A Lost Transmission (Underground Resistance:UGCD-UR004)
DJ Skurge-Radio UR Vol.1.1-A Lost Transmission
今年のMetamorphoseの目玉は何と言ってもデトロイトテクノのレジェンド・Model 500(Juan Atkins)の日本初のライブだったと思います。知名度で言えばDerrick May、Kevin Saundersonには負けていますが、やはりテクノの始まりはJuan Atkinsだったのです。自分はメタモには行ってないけれど、Model 500だけは聴きたかったですね。で実はその時のライブのサポートメンバーが"Mad" Mike BanksとURコードナンバー064のDJ Skurgeだったそうで、ついでにメタモ会場でこのCDが販売されていたのです。メタモに行かないと買えないのかーと残念な気持ちだったのですが、ラッキーな事にHMVとUnderground Galleryで限定666枚販売される事になりました。中途半端な流通と出荷量には首を傾げるものの、今回はUR音源に拘らずに自由なプレイが聴けるので"Radio UR... Vol.01"(過去レビュー)とはまた違ったデトロイトらしさがありますよ。前作がハードコア一直線なエレクトロだったのに対し、本作は一般的に人気のあるデトロイトテクノ色が濃厚でざらついたアナログ的な耳障りがあり、そこに適度なトライバルなリズムやら軽くエレクトロも繋いでバランスの取れたプレイになっていると思います。Vol.01は思いっきりURのダークサイドだったので聴く者を選ぶ内容だったのに対し、本作ならデトロイトテクノ入門者にも聴き易いですよ。しかしURのメンバーがヨーロッパのフォロワーの曲なども回しているのを考えると、良い意味でヨーロッパの中でデトロイトテクノが育っていると言う事でしょうか。URは親日家なのだから、日本でももっとデトロイトを追求するアーティストが出て来てくれると嬉しいです。

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| TECHNO5 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Daniel Bell - The Button-Down Mind Strikes Back! (Logistic Records:LOG028CD)
Daniel Bell-The Button-Down Mind Strikes Back!
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Richie Hawtinと並ぶデトロイトの重要ミニマリスト・DBXことDaniel Bellが、今週末UNITで来日DJを行います。デトロイトのミニマルと言えばJeff Millsがいますが、Jeffが徹底的にハードだったのに対しDBXはむしろファンクが強調されています。シカゴハウスを経由したミニマルテクノと言えば分かり易いかと思いますが、無駄を削ぎ落としたシンプルなトラックなのにビキビキっとしてて痺れまくりですね。体に作用するのではなく、神経に作用する危ない音として覚えておくと良いでしょう。

実は新宿リキッドルームに彼が来日した時聴きに行っていたのですが、その時は正直退屈でしたね。単純に地味過ぎたと言うか、かなり渋めのプレイだったんですね。でも改めてこのMIXCDで体験してみると、これは格好良いぞと言う事です。自身の曲同様にDJプレイもやはりシンプルでスカスカな選曲なんですが、これってかなりハウス調ですね。今で言うとクリックハウスとかマイクロハウスとか、そっち方面で語られる渋めの音。だからと言って完全にクリックハウスに流れているかと言うとそうでもなく、シカゴハウスのファンキーさとミニマルテクノの冷ややかさが溶け合っている様な。地味と言えば地味なんだけど、ベテランの絶妙な上げ下げでゆったりとした流れが気持ち良いです。刺激的に直感的に来るんじゃなくて、後からじわじわと、そして聴く度にドラッギーな汁が滲み出てくるプレイです。いかにもベテランらしい妙技が存分に味わえる一枚ですぞ。Karafuto名義のFumiya Tanakaのプレイに似てる気がする。

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| HOUSE2 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Sven Vath - In The Mix - The Sound Of The First Season (Cocoon Recordings:CORMIX001)
Sven Vath-In The Mix - The Sound Of The First Season
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いっでぇぇぇぇぇ〜〜〜〜!!!(泣)
無駄に生えていたおやしらずを抜いてきました。麻酔しているにも関わらず、見事にしっかり生えているおやしらずをぐりぐり動かす度に、涙が出るほどの激痛が襲い冷や汗たっぷりでした。どうでもいいけれど、歯医者にいる歯科助手って大半が可愛い気がするのは私の思い違いでしょうか。

それはそうとドイツ帝国メジャー路線の人気者、Sven VathのMIXCDです。かつてのHarthouseからリリースしていた事のトランス路線はどこへやら、Cocoonを立ち上げてからはテクノ方面で人気を獲得しています。Cocoonの傑作MIXCDシリーズとなっている「In The Mix」の第一弾が、実はこれだったのですね。今年2月に初めてSvenの生プレイを聴いたのですが、ちょっとがっくりな下手くそなプレイでした。ではこのMIXCDはどうかと言うと、まあ至って普通なテクノだねって。前半から中盤は、ディスコ系のジャーマンテクノ中心でこれはあんま好きくない。ジャーマンならやっぱKompaktやらTresorの音の方が好きだな。Svenの選曲はブリブリのベースラインが多くて、正直こうゆう音は苦手なんだわさ。後半からバキバキのハードテクノが登場するんだけど、SvenはMIXが遅いと言うか一曲を長く聴かせるタイプ。ハードテクノは矢継ぎ早にMIXしてくれないと、面白味が無いと思うんだけどどうでしょうか?派手な盛り上がりを見せる箇所も無いし、凡庸なプレイだなと思います。Svenの大人気の理由がいまいち分からないですな…。Svenより人気無くてもSvenより上手いDJは、10人以上は名を挙げられます。音楽だけに関する事じゃないけれど、ブランドよりも自分の耳を信じた方が良いですね。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(5) | trackbacks(0) | |
Cajmere - Techno > Funk (303 Recordings:TOT3001)
Cajmere-Techno > Funk
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シカゴハウスの強烈な変態サウンドを現在も継承するCurtis Alan JonesことCajmere、またの名をGreen Velvet。Green Velvet名義ではピコピコで電子的な面を強調したテクノ/ハウスをやりつつも、相当にタフで狂った方面に行っておりますが、Cajmere名義ではレイザーラモンHGよろしくなハードゲイ風で、音数を絞ったシンプルなシカゴハウスを継承しています。そのはずなのに、Cajmere名義のこのMIXCDは何故にハードテクノなのか???特に序盤における怒濤のハードテクノ攻めにはびっくりしましたが、これこそが正に彼のタフな音楽性をそのまま象徴しているのかとも思えます。基本ズンドコ節の疾走しまくりハードテクノで、いつ緩める時があるのかと思ったら最後まで一気に走り抜けておりました。殆どシカゴハウスの変態サウンドは感じられないけれど、最近こうゆうハードテクノMIXCDは少ないので懐かしさを感じます。Cajmereがプレイする意味は分からないけど、それを抜きにすれば本当に楽しめます。Ben SimsやTechnasiaのDJプレイが好きな人にお勧めですね。

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| TECHNO3 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Massive Attack - Collected (東芝EMI:TOCP66554・55)
Massive Attack-Collected
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深遠なるブリストルからの使者、Massive Attackのベスト盤が登場。ダブやレゲエ、ヒップホップなどをルーツに、煙たくじめじめと粘りけのあるブリストル系と言うジャンルを確立したMassive Attackの功績は周知の通りで、今でも唯一無二の先駆者として人気を博しています。活動歴15年ながらもアルバムは4枚と寡黙な方達ではありますが、その分駄作は決して作りません。しかしその4枚の変遷を辿ってみると彼らなりの変化もあるようで、初期の「Safe from harm」、「Karmacoma」「Sly」などははまだヒップホップ色が強めで、いかにもブラックミュージックからの流れである事を感じさせます。初期の大傑作「Unfinished sympathy」はオーケストラを取り入れた異色ながらも泣きの一曲です。3RDアルバムではかなりロック色を強めて、ギターがぐぉ〜んと唸りを上げています。彼らの中でも一番危険な香りのする廃退的サウンドで、「Angel」、「Risingson」辺りがそうですね。「Teadrop」は廃退的でありながら、闇の中に徐々に光が差し込む至高の一曲ですね。で4THアルバムの前にメンバーの一人が脱退、その上4THアルバムは残った二人の内の一人で作られたアルバムと言う事で、かなりパーソナルな出来となってしまいました(賛否両論でしたね)。「What your soul sings」、「Butterfly caught」などを聴いて貰うと音の違いが分かるかと思います。黒い粘り気が無くなり、逆に神々しくエレクトロニカを取り入れたような電子音楽化してしまいました。ん〜これには僕は理解に苦しむ物があって、彼らの評価を著しく下げてしまいましたね。そして現在の最新曲「Live with me」は、電子音楽とヒップホップの中間と言う感じ。ストリングスも取り入れ美しくも壊れやすい繊細さを感じさせますが、まだ模索段階と言った所でしょうか。とまあベスト盤の紹介をしましたが、アルバム全部持ってる自分はベスト盤なんかいらん!実は限定盤のボーナスディスクが欲しかっただけ。こっちにはレアトラックや未発表曲、ライブ音源を収録しているんですわ。Madonnaとのコラボなんかもあって、結構充実してまっせ。

どうせ買うならボーナスディスク付きの限定盤がお勧めですが、US限定盤は更に豪華でデュアルディスク仕様でCD+DVDになっています。DVDにはなんとプロモビデオが入っているとの事。アマゾンの説明だとリージョンフリーっぽいので、日本盤を買わずにUS盤を待っても損はないかも。

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| ETC1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Massive Attack - Blue Lines (Virgin Records:V3126)
Massive Attack-Blue Lines
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近年のブリストル系を世界に広めたのはこのMassive Attackである事に、誰も異論は無いであろう。またはトリップホップとも呼ばれていた彼らの音楽であるが、確実に彼らの音は唯一の物であった。3D(Robert Del Naja)、Daddy G(Grant Marshall)、DJ Mushroom(Andrew Vowles)の3人で活動していたが、DJ Mushroom脱退前、後でははっきりと音楽性も異なり、3人で活躍していた頃が一番であったかなと。驚愕のこの1stアルバム、僕がこういったヒップホップから流れてきた音楽には興味が無かったものの、これにはやられた。ヒップホップ、ダブ、レゲエ、黒い粘っこいビートが地を這い回り、ずぶずぶと暗闇の中に引き込まれていく。どうしてこうもブリストル系はダークなんだろう、闇だ、夜の帷が下りてくる。うねりにうねるベースラインや精巧にループするリズムトラックなど、シンプルなトラックながらも非常に整っていて暗い音なのに美しい。そしてソウルからの影響を受けた熱を帯びたヴォーカルが、暗さの中に光を灯す。秘かに弱いながらも光は確実に存在し、ドラマチックにソウルフルにメランコリックに色を帯びていく最高の曲「Unfinished Sympathy」。ストリングスを大胆に導入し、美しいピアノとの交わりが相乗効果を生み出す。この曲の為だけでもこのアルバムを買う価値は有る。勿論それだけではなくブリストル系、トリップホップ系の音楽に興味が有るのであれば、Massive Attackを第一に聴くべきだ。

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| ETC1 | 23:30 | comments(4) | trackbacks(4) | |
Fuse Presents Joris Voorn (MINIMAXIMA:MM211CD)
Fuse Presents Joris Voorn
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今や押しも押されぬテクノ界の超新星・Joris Voornの初のMIXCDが遂に登場。大ヒット曲「Incident」や1STアルバム「Future History」での活躍はまだ記憶に残る所ですが、今度はMIXCDも出してくれるなんてなんてファン泣かせな活動ぶりなんでしょう。新人と言う事もあって僕はアッパーにガツンと来るようなプレイを予想していたのですが、ここは意外にもクールで抑制の取れたベテランらしいプレイを披露しています。ここでは流行のAbleton Liveを使って40曲をMIX、19個のセクションに分けています。PCを使ってのプレイのせいかやはり曲の流れに気を遣ってスムースで緻密な展開があり、彼の気高くも美しい面が強調されて感じる事が出来るのではないでしょうか。美しいシンセラインが用いられた曲の他にも、テクノに止まらずハウスクラシックスやクリックハウス、有名なアーティストの楽曲が惜しげもなく導入されて単調に陥る事はありません。こいつ本当に新人かよって思うような精密機械ぶりですが、欲を言えば新人なんだからもっと爆走気味に、ガンガン盛り上げるプレイでも良かったんじゃないかと思ったりもしました。実際にDJでは「Incident」だって回すそうじゃないですか。決して地味と言う訳ではないですが抑えめのプレイなので、緩い上げ下げの展開をじっくり噛みしめて長く付き合っていこうと思います。

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(4) | |
Ian Pooley - Excursions (Obsessive:EVSCD35)
Ian Pooley-Excursions
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昨日Ian Pooleyの最新MIXCDを紹介したので、今日は過去のMIXCDを紹介。こちらはクラシック満載でデトロイトオタが喜ぶ様な曲が多く、テクノ、ハウス好きのどちらにも納得出来るMIXだと思います。し、しかしである…。ジャケットのプーリーのデブ顔のアップは何とかならないのかね?これは酷い、酷すぎる。ナルシストにしたってセンスなさ過ぎ。ま、それはご愛嬌、内容は充分に満足出来るから許してやって欲しい。Satoshi Tomiieの「Tears」やRon Trent & Chez Damierのハウス、R-Tyme、Maurizio、Carl Craigのデトロイト系、そしてアンビエントハウスの名曲「Sueno Latino」などとにかく盛り上がる曲が満載。かといって派手な構成かと言うとそうではなく、むしろ真夜中に一人でしっとり聴き入る様な緩めのムーディーなMIXとなっている。柔らかいベッドに身を埋めながら何も考えずに体を休める。BGMは疲れた心と身をほぐすかの様に、優しく浸透してゆく。ほわぁ〜、気持ち良いよぅ〜…徐々に眠りに落ちていく様だ。切れのある曲やバスドラの利いた曲とかもあるけれど、プーリーが回すと全てムード満点になってしまう。顔ジャケは許せないが、内容の方はナルシストだからこそと言える素敵な選曲ですわ。「Sueno Latino」に辿り着く頃には、既に真夜中の午前3時。真夜中のパラダイスです。

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| HOUSE1 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
2005/04/28 Standard 1 in association with REEL UP @ WOMB
遂に来たるべき日が来てしまいました…一年ぶりのWOMBですよ。例え大物が来ていようとも行かない様に避けていたWOMBですが、Funk D'Voidのライブ出演の為に行ってしまいました。不安にかられながらもライブを楽しみに早足で渋谷のホテル街を駆け抜けます。WOMBの入り口に着くと…あれ?全然お客さんがいない。すんなり中にはいるとガラガラ…どうなってるんだろう?まあいいや、WOMBが久しぶりに心地よいぞ!

12時半頃に到着したのでまだ前座の人かな?ビールをぐびぐび飲んで、ポコチンが揺れる程度に小刻みに振動する僕。ん〜しかしつまんねープレーだな。なんか卓球とかTASAKA系のプレイだぞ?と1時位まであまり盛り上がらずに傍観。ところが1時過ぎからバリバリ上げてきました。DJは交代していないので、どうやらBryan Zentzがプレイ中だったようです。ヒップホップのビートやらも混ぜてズンドコ節で上げていき、後半には「D-Clash!!!!」を投下してフロアも大盛り上がり。Intec系の綺麗目テクノとかも回し、2時近くではかなりのハードグルーヴテクノでしっかり楽しませてくれました。多彩なビートを操り、彼の音楽性の広さを感じる事が出来るプレイでしたね。Bryan Zentzのプレイ中、最前線にFunk D'Void待ちのオタが数人集合。待っているのは構わないけど、最前線にいるなら棒立ちじゃなくて踊れと思います。踊らないなら後ろで待っていて欲しいです。
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| EVENT REPORT1 | 15:13 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Daddy G - DJ-Kicks (Studio !K7:!K7170CD)
Daddy G-DJ kicks
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Massive Attackのメンバーの1人、Daddy GがMIXと言う事で取り敢えず買ってみた。あぁ、やっぱりヒップホップやソウル、レゲエの影響が多くてずぶずぶとした感じが良いです。メンバーが1人抜けた後のMassive Attackからは感じられない、この黒さ。ダビーで原始的なリズムが強調され、都会にいるのに自然に回帰してゆくかのようです。終盤はダンサンブルになり、ラストのMassive Attack-Unfinished Sympathy(Perfecto Mix by Paul Oakenfold)はアーバンライフを思わせる、ビューティフルな名曲。途中までのヒップホップやレゲエ等の流れは無かったのか様に、感動のラストを迎えます。しかしこれも紛れもなくMassive Attackの一面でしょう。次のニューアルバムでは、又初期のような黒さを持った曲を作って欲しいですね。

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アルバムの裏面にはStudio !K7のコピー文句、「NO Copy Protection-respect the music」の文字が!つまりコピーガードは施さないと言う事です。コピーを推奨してる訳ではなく、音楽を大事にしようと言う事です。JASRACの馬鹿な会社の「respect our music」とは大違いです。音楽はJASRACの物ではありません。最近横暴の目立つJASRACは氏んで下さい。
| ETC1 | 22:38 | comments(0) | trackbacks(3) | |