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So Inagawa - Airier EP (Cabaret Recordings:CABARET 014)
So Inagawa - Airier EP

dj masdaとSo Inagawaによって運営されるCabaret Recordingsは、配信は一切行わずにアナログのみのリリースにもかかわらず特にヨーロッパでは高い評価を獲得している日本のレーベルだ。今時のご時世に於いても早々と売り切れになりリプレスを重ねるなど、アナログのみという方針が上手く作用しているレーベルだと思う。そんなレーベルはディープ・ミニマルなInagawaの作品が当初は中心だったものの、レーベルは次第にエレクトロの復権を目指すかのように現代版エレクトロとでも呼ぶべき音楽性に移行し、更なる個性を獲得して今に至る。その間一切リリースが無かったInagawaとレーベルの音楽性の関係は気になっていたが、結局この新作でInagawaはInagawaとぶれる事はなく彼らしい音楽を披露し、やはりレーベルの中枢である事を示唆している。膨張するベースライン、ぼんやりと浮かび上がる優しいパッド、一定間隔に淡々と刻まれるハウシーな4つ打ちの"Airirer"は、無味乾燥とした雰囲気を見せつつも断片的で奥底に微かに聞こえるボイス・サンプルや幽玄なシンセのディレイが入る情緒的な流れもあり、実に慎ましく穏やかなミニマル・ハウスは華麗さを纏っている。すっきりとしながらもスムースに走り跳ねるようなグルーヴの"Petrichor"も、ミニマル的に収束する構成ながらも朧気で幻想的な上モノが舞いながら繊細な音響を発揮し、空間性を感じさせる無駄のないディープなハウスだ。一方で引き締まったエレクトロ的なリズムの感覚もある"Head Over The Clouds"は最近のCabaretらしさも何となく感じ取る事が可能で、チョップされたボイス・サンプルや引き締まったリズムはファンキー色が強いが、勿論Inagawaらしい幻想的な美しさに魅了される上モノのコードが慎ましくも豊かな色彩感覚をもたらしている。レーベルがエレクトロの方向を探る中で自身の道を貫くようにエレガントなミニマル・ハウスを提唱したInagawa、今後もこの路線を求道的に進んで欲しいと願うばかり。

Check So Inagawa
| HOUSE13 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2017/11/25 Middle of NowHere @ Contact
世界的にも絶大な評価を獲得しているCabaret Recordingsを主宰するdj masdaとSo Inagawa。ミニマルからハウスにエレクトロまで温故知新らしい音楽性でモダン・グルーヴを生み出すレーベルは、アナログのみの販売体制ながらも多くのDJに求められて現場でフル活動している。そんなレーベルのパーティーに度々出演をしていたデトロイトのミニマリストであるDBXことDaniel Bellが、今回はMiddle of NowHereのゲストに迎えられた。それぞれが長い関係があるからこその音楽性の理解によって相性は抜群である事は言うまでもなく、ミニマル・グルーヴの真髄がそれぞれによって表現されるだろう。
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| EVENT REPORT6 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
TC80 - Vestiges Of Fools (Cabaret Recordings:CABARET 010)
TC80 - Vestiges Of Fools

日本から世界へ、アンダーグラウンド性の高いミニマルな楽曲性を追求して確かな評価と人気を獲得しているCabaret Recordings。dj masdaとSo Inagawaによって運営されているこのレーベルは、アナログでのリリースに拘り配信も一切行わないが、多くのテクノ系のDJを魅了してこのご時世にもかかわらず比較的多めにプレスされながらも販売から直ぐに売り切れになる程の人気だ。基本的にはDJが使うためのツール性の高い音楽である為にアルバムよりもEPに力を入れているが、珍しくフランス人DJのTC80が手掛けた本アルバムが2016年にリリースされた。しかし単にミニマルなだけのアルバムと思っていたら、そんなレーベルに対する思い込みは誤りであったと気付かされる。実際にCabaretのパーティーに参加している者であればエレクトロやブレイク・ビーツもプレイされていた事を身をもって知っている筈で、そこからの流れで本作を聴くとあぁなる程と納得するようなレーベルの多様性を感じ取れるだろう。タイトル曲である"Vestiges Of Fool"からして端的にそれを表現しており、音の数を絞りミニマル性を強調しながらもリズムは変拍子を刻み、ベースの動きや情緒的な上モノによって雰囲気を作っていくミニマル・ハウスは、確かな機能性とそれだけではないリスニングとしての面を兼ね備えている。"Seed"も微かな上モノや奇妙な効果音が漂っているものの、リズムは更に複雑かつ鋭角的になり刺激的なエレクトロ調を強め、"Shadhahvar"でもつんのめるようなブレイク・ビーツに怪しさ漂う電子音のエレクトロで闇を誘う。エレクトロとブレイク・ビーツの探求が最も強く出た"Interfaces"は、そのピコピコな電子音や生々しいビートからデトロイト・エレクトロさえも思わせるが、それでも尚ミニマルなトラックとの親和性を持っているのがCabaretらしい。アルバムの中で唯一の端正な4つ打ちを刻む"Chrono Trigger"、そのスタイルもあってすっと流れるようなすっきりしたグルーヴと控え目にメロウな上モノによって、朝方のフロアにもはまりそうな穏やかな響きをするミニマル・ハウスだ。フロアを意識したツールとしての機能性は前提にありつつ、しかし曲そのものを聞くリスニングとしての質もあり、アルバムとしてリリースされたのは適切だろう。Cabaretのレーベル性を理解するに相応しいアルバムだ。



Check "TC80"
| TECHNO13 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2015
今年も一年間当ブログを御覧頂いた読者の皆様、どうもありがとうございました。何やかんやで今年も大小51ものパーティーへと足を運び、また価格高騰にも拘わらず素晴らしいヴァイナルに出会うとついつい購入し、大量のCDを購入しながらも未開封のまま放置したりと、例年と変わらず素敵な音楽に囲まれた続けた一年でした。その一方で仕事やプライベートにも時間が取られる事が多くなった影響もあって、大量にリリースされる音源に追いつかず、ブログの更新頻度も例年に比べるとやや落ち気味になったのも事実。でも音楽は好きなので細々とでも素晴らしい作品を、来年以降も紹介し続けられたならと思います。歳をとったせいかは分かりませんが、ベストに選んでいる作品は何だかリスニング寄りの物が増えてきている印象ですが、部屋の中で聴く音楽とクラブで聴く音楽は別物であり、そういった点も何となく反映されているかもしれませんが、少しでも皆様が素敵な音楽に出会えるきっかけになれば嬉しいです。それでは、来年も良いお年を!
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| BEST | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
TC80 - Phrase EP (CABARET Recordings:CABARET 007)
TC80 - Phrase EP

So Inagawaとdj masdaによって長らく開催されているCabaretは、勿論パーティーとしても個性的なアーティストを招致しぶれない音楽観によってテクノ/ミニマル/ハウスの深みを掘り下げる素晴らしい存在だが、2013年に設立された同名のレーベルは彼等の音楽性が世界的に高い評価を得る契機となった。Soによる作品に始まりやBinhやU-Moreなど決してブランド的な知名度あるわけでもないアーティストを送り出す状況で、しかし作品の音のみで判断された結果として、Cabaretの各作品はリプレスが度々されるまでに人気を博す事になっている。そんなレーベルからドイツにて活動をするTC80なるアーティストのデビュー作がリリースされているが、デビューしたばかりとあってアーティストに関する情報は全く明らかになっていない。しかしCabaretによって選ばれたアーティストなればこそ、そこに全幅の信頼を寄せるのも間違いではないだろう。Cabaretらしく無駄な音は出来る限り搾り取れてた作風を踏襲するように、"Phrase"は音の間を活かしつつブレイクビーツ気味なリズム感と湿った艶かしい音質を基底に、ぼんやりと揺らぐような酩酊感溢れるメロディーを配して千鳥足のようにゆらゆらとしたグルーヴを生み出している。決して一瞬でフロアをピークに持っていくような曲調ではないし、寧ろCabaretにそんな音楽性を求めている者はいないだろうが、アルコホリックの様に中毒的に沼にはまったような滑りに魅了されるだろう。その一方で"Dardos"は乾いている硬いリズムがシカゴ・ハウス的だが、より幻想的に揺れるメロディーはエモーショナルでもあり、直感的に体を揺さぶるようなフロアでの即戦力となるようなミニマルだ。そして溜めのあるブレイク・ビーツ調のリズムが癖のある"Final Monologue"は、波のように揺れる美しいパッドのコード展開と耽美なシンセのフレーズが交錯するドラマティックな展開を繰り広げ、途中にはボーカル・サンプルも導入してしなやかにエモーションの高みへと達する。どれもこれも一歩引いたような控えめな雰囲気ながらも、視点はやはりフロアを向いて機能的なダンス・グルーヴが通底するCabaretの現場感があり、Cabaretというパーティーの世界観がそのまま音として表現されているように思われる。



Check "TC80"
| TECHNO12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
So Inagawa - Integritithm (CABARET Recordings:CABARET 005)
So Inagawa - Integritithm
Amazonで詳しく見る(日本盤)

2009年、Yone-Koやdj masdaの作品が収録されたレーベルにとって初の作品となるEPがリリースされた。しかしそれ以降は暫くの間作品のリリースは無く、同名パーティーとしては評価を高めつつもレーベルの活動は一向に見えないままだった。しかし2013年、So Inagawaのリリースを皮切りにBinhやU-Moreまでリリースされると、アナログだけのリリースにもかかわらず海外での余りの人気に各作品はリプレスされこのご時世に売れまくっていると言う。そう、それがdj masdaやSoによって運営されているCabaret Recordingsだ。元々は2000年頃からSoやSackraiによって名古屋で開催されていたパーティー・Cabaretが母体なっており、そのシンプルで無駄を削ぎ落としたミニマル性の強いテクノ/ハウスを主体とした音楽性が、そのままレーベルへと反映されているのは言うまでもない。本作はSoにとってもレーベルにとっても喜ばしい初のアルバムであるが、元々はアナログ2枚組でリリースされていたものに既発のEP2枚からの曲も追加して、MIXCD仕様で纏められた作品だ。何でもアナログオンリーでのリリースにファンから不親切だと詰められて、仕方なくCD化した事をSoはインタビューで述べていたが、そんな微笑ましい経緯はありつつもCD化を喜ばずにはいられない。Soの音楽は前提としてフロアで機能するスタイリッシュなテクノ/ハウスである事は言うまでもないが、本作を聴けばそれだけでなく宅内でリスニングとして聴けるエレガントな世界観も持ち合わせている事に気付くだろう。端正に磨きのかかったミニマルなリズムだけで引っ張るのではなく、そこに控えめな情緒を付加する音楽的なコード展開やしっとりと肌に吸い付くようなオーガニックな音質が、肉体的な方面からだけでなく気分的な方面からも魅了するのだ。そういう意味ではどれ一つとしてフロアを騒ぎ立てるような音楽性はなく、むしろ闇の中にいつの間にか引き込むようなじんわりと侵食するスルメ的な味わいが強い。そんな曲だからこそ - レーベルの意思には沿わないのかもしれないが - 本作がMIXCD仕立てでアルバム化された事は、流れを継続して聴ける事でよりSoの音楽的な魅力が伝わりやすくなった点で、非常に意義深いものがある。Cabaret Recordingsの音楽性やパーティー感を理解する上でも、とても適切なアルバムであろう。



Check "So Inagawa"
| TECHNO11 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/4/4 Deeep Detroit Heat @ Air
テクノに於ける聖地とも言えるデトロイトの中でも、特にDJ歴の長いTerrence Parker。1979年にDJを始めたそうで既に経歴は35年を越えるが、受話器ヘッドフォンを使用した見た目の特徴と、ヒップ・ホップのスタイルを応用してテクノからハウス、ファンクやソウルにイタロ・ディスコまでミックスするゴスペル・ハウスと称されるプレイは、多くのDJからも高い評価を得ている。元々来日自体はそれ程多くなく昨年は大雪が降る中で東京以外でツアーを行っていたのだが、今回は5年ぶりに都内でのクラブに出演となった。そしてそれを迎え撃つのはFuture TerrorにてParkerを初来日させたDJ Nobu、そしてDJ ShibataやYou Forgotなどハウス・ミュージックに於いてはそれぞれ定評のあるDJで、充実した布陣となった。
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| EVENT REPORT5 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/10/11 Cabaret 15th Anniversary Party Daniel Bell 10 hours @ Unit
Cabaretはテクノ/ハウスといった音楽をミニマルというスタイルに落とし込んだ音楽性で、その方向に確かな一貫性を持った質実剛健なパーティーだ。名古屋を拠点として活動を開始したが、今ではSo Inagawa、dj masda、Kabutoの3人がレジデントDJとなり海外から流行とは無縁の個性的なアーティストを招致しつつ、その活動を15年にまで伸ばしている。今回のパーティーはそのCabaret15周年記念となるが、そこに呼ばれるのは今までにも幾度となくCabaretを盛り上げたDaniel Bell、そして今後Cabaret Recordsからリリース予定があるIsherwood、そして日本からはJun Kitamuraと多くのゲストを迎えて入れて、15周年を祝う事になった。
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| EVENT REPORT5 | 21:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2014/6/27 CABARET -CABARET Recordings Label Show Case- @ Unit
So InagawaとSackraiによって始まったパーティー・Cabaretは、ネームバリューではなく実力主義によって世界各国からゲストを招きつつ、レジデントメンバーも少しずつ代わりながら、15年にも及ぶ活動を続けている。そして2013年にはSo Inagawaとdj masdaにより遂にレーベルとしても活動を開始し、パーティーの音楽性を作品に投影する段階に入った。今回のCabaretはそんなレーベルのショーケースとして開催されたが、レーベルの1〜2作目を担当したSo Inagawaはライブで、そして3作目を担当したベルリンのBinhがDJで、そしてレジデントであるdj masdaとKabutoも出演しレーベルの音楽性をあまねく伝える一夜となった。
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| EVENT REPORT5 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
So Inagawa - Logo Queen (Cabaret Recordings:CABARET 001)
So Inagawa - Logo Queen

dj masda主宰、Kabuto、Kazuki Furumiを擁するパーティー・Cabaretだが、2013年には遂にレーベルとしても始動し作品のリリースに着手した。その第一弾がop.discやTsuba Recordsにも曲を提供する傍ら、dj masdaと共にレーベルを主宰するSo InagawaによるEPだ。リリースは2013年だが今月末にはCabaretのレーベルショーケースでSo Inagawaがライブを披露する事もあり、レーベルの方向性を掴む意味でも本作を購入してみた。タイトル曲でもある"Logo Queen"は一見ファットなベースラインとかっちりしたリズム重視のミニマル・ハウスだが、そこに夜道を彷徨うかのような虚ろなシンセのメロディーがもやっと浮かび上がり、不安なムードに包まれながらも繊細な美しさを発する機能美を磨いたトラック。裏面にはか細くもパーカッシヴな4つ打ちの上を奥深い空間を創出するダビーな上モノが覆い被さる"Scan Runner"、そして羽毛のような柔らかく可愛らしいメロディーと消え去りえそうな物哀しい女性ボーカルを起用した"Selfless State"の2曲を収録。基本的にはどの曲も抑制のとれたハウスのグルーヴ感としっとりした控え目な情緒で耳を惹き付ける魅惑があり、単にアッパーな勢いで盛り上がるのではなくツールとして混ぜ込む事でより闇の深いフロアで機能するようなスルメのような味わい深い音楽性だ。実際にCabaretにも何度か足を運んでみた事はあるが、確かにテクノ的な硬質な音もありつつもグルーヴはミニマル・ハウスのそれであり、勢いではなく揺蕩うリズムの波にゆったりと揺らされる感覚に支配されていた。その点から確かに本作はCabaretというパーティーの延長線上にあるようで、それを抜きにしても微睡みを約束する心地良いハウス作品である。




Check "So Inagawa"
| HOUSE10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |