Funk D'Void - Balance 022 (Balance Music:BAL006CD)
Funk DVoid - Balance 022
Amazonで詳しく見る(US盤)
 Amazonで詳しく見る(MP3)
大物のテクノ/プログレッシヴ・ハウス系のDJを起用して人気を博しているミックス・シリーズ"Balance"の最新作は、グラスゴーを代表するテクノ・アーティストであるFunk D'Voidが担当している。綺麗目のテック・ハウスや壮大な展開のプログレッシヴ・ハウスもこよなく愛すD'voidならば、このシリーズに起用されるのも至極当然であり、恐らく多くの人が彼に期待しているミックスを期待通りに手掛けている。本作では彼自身のルーツをも意識してミックスしたそうで、CD1にはLos Hermanos、Vince Watson、Spirit Catcher、Delano Smith、Monty Lukeなどデトロイト周辺、またはそれに影響を受けたアーティストの曲が多く収録されている。基本的には4つ打ちのダンススタイルではあるが無闇にアッパーにする事もなく、D'Voidらしい透明感や清潔感を保ちながらテクノ/ハウス/ミニマルを滑らかに綱渡りするスタイルだ。高低差のある山と谷を行き交う派手は展開は無いが、スムースなミックスによってじわじわとD'Voidのテッキーな世界へと引きずり込む手腕はなかなかのもの。一方CD2の方は真夜中の熱狂的なダンスフロアからは少々距離を置き、どちらかと言えば朝方になりなだらかに終焉に向かって行くような、またはベッドルームでのBGMにも適したリスニング系として選曲されている。Lucid Nationのシネマティックな曲から始まり、Kolomboによる極上のバレアリックを通過後、Steve Reichによるミニマルなアンビエントの"Electric Counterpoint"へと繋がる序盤の流れは本当に素晴らしい。その後Space Dimension Controllerの切ないスペーシーなテクノである”Journey To The Core Of The Unknown Sphere"、Vince Watson変名の男泣きアンビエント"Celtic Beauty"、Joris Voornによる"Re-2001"など幻想的なシンセの壁に包まれ、そこから流麗なテック・ハウスで穏やかな波に揺られつつ終盤ではファンキーな流れでクライマックスを迎える。2枚組と言う事で少々情報過多な量に食傷気味になるのも否めないが、そこは2枚のCDでコンセプトを分けた点である程度は解消されているし、Funk D'Voidらしさは期待を裏切る事なく表現されていると思う。

試聴

Check "Funk D'Void"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Phreek Plus One - Phreek Party (Compost Records:CPT 372-2)
Phreek Plus One - Phreek Party
Amazonで詳しく見る
 Amazonで詳しく見る(MP3)
テクノ、ハウス、ドラムンベース、トリップホップ…様々なクラブミュージックをクラブジャズと言う音楽に結び付け、時代を先行してクロスオーヴァーにクラブにおけるジャズを開拓してきたCompost Records。ドイツにおけるメインストリームは最早アンダーグラウンドなテクノに移り変わってしまった今、Compostはシーンの中心からは外れてきているものの、今でも地道に活動している模様。そんなレーベルの新作はイタリアからの3人組トリオ・Phreek Plus Oneのアルバムで、EPデビューから5年越しにようやく初のアルバムをリリースさせました。でイタリアと言えばイタロ・ハウス…もそうですが、このトリオがやっているのはもっと哀愁に満ちたイタロ・ディスコ。執拗なまでの規則正しい4つ打ちに、スペーシーで煌きのあるちょいダサめなシンセサウンド、デケデケに主張するシンセベースとまさにディスコティックの王道とも言える作品で、正直時代錯誤感は否めないもののどの曲も粒揃いで良いメロディーを書いているのも事実。全体的にリラックスしたテンポで気の抜けた具合もピコピコなサウンドには合っているし、リエディットが流行っている今のシーンの音にもすんなりと溶けこませる事は容易でしょう。Spirit Catcherを少しダサくして温度感を与えた感じと言うか、Metro Areaのフォロワーと言うか、まあとにかくディスコティックなトリオです。

試聴

Check "Phreek Plus One"
| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2011/4/2(SAT)
GUIDANCE feat. SPIRIT CATCHER & DJ EMMA @ Eleven
Live : Spirit Catcher
DJ : DJ EMMA, DJ ENDO, DJ SHIBATA

2011/4/2(SAT)
groundrhythm @ Air
DJ : Kaoru Inoue, Cashy, Iori Wakasa
Live : Yosa

2011/4/8(FRI)
Return of The DJ 7 Hours @ Oppala
DJ : DJ Yogurt

2011/4/8(FRI)
THE OATH -Spring Special- @ Oath
DJ : MASANORI IKEDA, DJ NORI, クボタタケシ

2011/4/9(SAT)
Real Grooves vol48 @ Eleven
Live : Los Hermanos, Conoley Ospovat
DJ/Live : Gerald Mitchell
DJ : Ozmzo aka Sammy, Daia Taguchi, Mx, EZ

2011/4/22(FRI)
Hituji 1st Anniversary Day2 @ Club Asia
Live : Dachambo
DJ : EYE, DJ Yogurt

2011/4/23(SAT)
Clash @ ageHa
DJ : Technasia, Joris Voorn, Ken Ishii

2011/4/28(THU)
CLUB MUSEUM 8th Anniversary!Surgeon "Breaking The Frame" Tour @ Unit
Live : Surgeon
DJ : Go Hiyama, ROK DA HOUSE

2011/4/28(THU)
Mule Muusiq 7 Years Anniversary party Pt. 2 @ Womb
Live : HENRIK SCHWARZ, KUNIYUKI
DJ : TOSHIYA KAWASAKI
WOMB LOUNGE : LAWRENCE(LONG SET), STEREOCITI
VIP LOUNGE : KZA AND HIS FRIENDS

2011/4/30(SAT)
Deep Space @ Eleven
DJ : Francois K., Toshiyuki Goto
Live : HIROSHI WATANABE aka Kaito

2011/4/30(SAT)
CABARET @ Unit
DJ : Daniel Bell, DJ Masda, yone-ko
| UPCOMING EVENT | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Spirit Catcher - Partners In Crime (Systematic Recordings:SYST0012-2)
Spirit Catcher - Partners In Crime
Amazonで詳しく見る(日本盤)
 Amazonで詳しく見る(US盤)
ベルギーからデジタルソウルを体現する新世代のユニット・Spirit Catcherの待ちわびた2NDアルバム。3年前のデビューアルバムから評価は鰻登りで何度か来日公演も行っておりますが、本作でもその流れを止める事なく期待を裏切らないキラメキ☆ディスコティックな作品を完成させました。古き良き時代の音楽を咀嚼するバック・トゥ・ベーシックスな感覚、そしてそれをモダンに解釈するハイテックな未来へと向けられた視点は本作でも健在で、ディスコやニューウェーブ、コズミックなファンクを現在のフロアのモードに適応させる手腕はお見事。大幅な進化や路線変更はないものの堅実・安心感のある内容で、序盤は随分とレイドバックしたダウンテンポな作品が続きますが、途中からは疾走感のある4つ打ちが続き真夜中のハイウェイをドライヴするあの世界へと引き込まれる事でしょう。キャッチーで煌きのシンセリフ、躍動感のあるシンセベース、ヴォコーダーを使用したウイスパーボイスが生み出す懐かしさと哀愁のある、しかしモダンでハイテックな楽曲はもはやSpirit Catcher節と言える段階にまで達しております。クラブミュージックへの味気ないと言う間違った思い込みを軽く打破してしまうその感情豊かな音楽性は、クラブミュージックリスナー以外への求心力と成りうる筈。

試聴

Check "Spirit Catcher"
| HOUSE6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2010/04/24 GUIDANCE @ Eleven
ベルギーより現代風なディスコティックサウンドを聴かせるSpirit Catcherの来日ライブのため、Elevenに行ってきました。今までにも何度か来日していたのですが、ようやく今回彼等のディスコティックな音を生で聴く事が出来ました。
続きを読む >>
| EVENT REPORT2 | 09:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2010/04/03(SAT) groundrhythm @ Air
DJ + Live : Kaoru Inoue
DJ : PSYCHEDELIC BUS a.k.a. HIROKI MURAI

2010/04/04(SUN) MUSICO @ "content" 東京都現代美術館地下レストラン
Live : OOIOO
DJ : DJ Yogurt, Shhhh, Moodman

2010/04/09(FRI) Klass 1st Anniversary @ Module
DJ : Malik Pittman aka Marcellus Pittman, Naoki Shinohara, Satoshi Tachiban, Ko Umehara

2010/04/11(SUN) 渚音楽祭 2010 春 @ お台場 青海オープンコート
DJ : Louie Vega, Mixmaster Morris, DJ Yogurt and more
Live : Dachambo, The SunPaulo and more

2010/04/16(FRI) KEIICHI SOKABE『Remix Collection 2003-2009』Release Party @ Liquid Loft
Live : 曽我部恵一
DJ : Hiroshi Watanabe aka Kaito, DJ Yogurt, Traks Boys

2010/04/24(SAT) Guidance @ Eleven
Live : Spirit Catcher
DJ : Jean Vanesse, Hiroshi Kawanabe, DJ Endo

2010/04/28(WED) World Connection HI-TECK-SOUL DERRICK MAY×AIR RELEASE PARTY @ Air
DJ : Derrick May, DJ Yama
Lounge DJ : DJ Yogurt, Takamori K.

2010/04/30(FRI) HITSUJI @ Club Asia
DJ : Kaoru Inoue and more
Live : Kaito, Cro-Magnon and more

2010/04/30(FRI) Endless Flight @ Womb
Live : Minilogue, Koss aka Kuniyuki
DJ : Foog, Toshiya Kawasaki
Lounge DJ : DJ Sprinkles aka Terre Thaemlitz, Alex From Tokyo

Spirit Catcherのライブ聴きたいお!渚も復活したので、久しぶりに行ってみるかも。デリックメイは在日してるかの様な来日頻度だな。
| UPCOMING EVENT | 11:00 | comments(4) | trackbacks(0) | |
2010/03/21 Spinning @ 渋谷 Bar&Cafe特異点
レギュラーパーティー化する予定の"Spinning"、無事終了致しました。お越しくださった皆様、どうもありがとうございました。そしてパーティーを知らずに飲みに来たお客さんの一人が、実は自分も読んでいるブログの管理人だったり、世界は狭いな〜とびっくり。

DJの平均年齢が30歳を越すロートルなパーティでしたが、各人の好みが出た音楽を十分に堪能出来ました。一番手のShooterさんはメタル〜ヒップホップ〜ポップ〜ダブステップなど、彼がブログで紹介している音楽を色々とプレイ。次のTakeshtさんはジャズっぽいのにデトロイト系の音も混ぜて洗練された音楽。beatjunkieさんはニューウェーブに2000年前後のハードテクノを織り込んでがっつんがっつんとハードに。

beatjunkieさんが盛り上げてくれて、自分は最後にプレイ。折角だし新曲を多めにやろうと言う意識が強すぎたのか、う〜んあまり良い流れを作れなかったよ…。緊張と酔いの為か、ミックスも全然合わせられなかったな。

何はともあれ自分の好きな音楽をプレイ出来る機会があり、程々に満足出来ました。また次回開催出来るように努めますので、皆様どうぞ宜しくお願いします。

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| EVENT REPORT2 | 11:30 | comments(7) | trackbacks(2) | |
2009 Best Seller
今年も残り二日ですね、皆様お疲れ様でした。当ブログでもせっせと良質な音楽を紹介してきたつもりですが、読者様には一体どんな作品が人気があったのか?当ブログで売れ行きの良かった作品を紹介したいと思います。それでは続きをどうぞ。
続きを読む >>
| BEST | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Stacey Pullen - Stacey Pullen's 2020 Vision (20:20 Vision:VIS182CD)
Stacey Pullen-Stacey Pullen's 2020 Vision
Amazonで詳しく見る

使い古されたフレーズになりますがデリックメイの最後の愛弟子・ステーシープレンの新作は、UKの老舗テクノレーベル・20:20 Visionの音源縛りのMIXCD。このレーベル自体は活動暦15年とかなり長いんだけど、自分が馴染みのあるアーティストって言うとSpirit Catcher位で他はよく分からんのですわ。だからどんなもんかなーと期待と不安を胸に待っていたのですが、やはり音源に制約があるせいかステーシー色は前面には余り出ていない感じ。全体的にパーカッションの効いたテックハウス〜ミニマル中心で、抑揚を抑えて淡々とした展開が続いていますね。デトロイトの叙情とか黒人らしいファンキーな要素が余り感じられないのは、やはりレーベル縛りの影響が大きいのかな。各曲毎に聴けば確かにピークまでの繋ぎとかには向いている曲が選ばれているんだけど、じゃあそこから山場はあるのかと問われると無いと応えてしまう。例えるならキス、前戯で盛り上がってきて、挿入は無しの時の残念感に近い。ねぇ、やっぱりステーシーにはテクノもハウスも好きな様にプレイさせてあげたいですよ。

試聴

Check "Stacey Pullen"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO7 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Spirit Catcher - Coast2Coast (NRK Sound Division:NRKCD044)
Spirit Catcher-Coast2Coast
Amazonで詳しく見る

たっましぃ〜を掴みし者!って事でNRKのCoast2Coastシリーズの最新作は、ベルギーのディスコテック大使・Spirit Catcherが担当。彼等が鳴らす音楽はまるでディスコの様に煌きと輝きがありつつも洗練された華々しさを持ち、フロアでも聴衆を歓喜の渦に巻き込むドラマティックなテックサウンドが特徴なんですが、DJの方でも割かしとそんな特徴は受け継いでいるみたいです。やはり綺麗目のテック系やミニマル系が中心で、まるで雲一つ無い空の透き通るような透明感と清涼感に包まれて、ヨーロッパの典型的なテックハウスを十分に味わえる選曲ですね。ただ以前のMIXCDにも感じた事なんだけれど、どうもこの人達はDJ気質ってよりはアーティスト気質なんでしょうかね?良い選曲だとは思うんだけど、余り展開が無くて全体的にのっぺりしていてイマイチどっかんっと盛り上がらないのが残念。終盤は少々上げ目にはなるけれどパンチは弱く、メインフロアよりはラウンジとかで緩めに流れているミックスと言った風に感じられてしまうのですね。やっぱり序盤は緩めでじわじわ、終盤はアゲアゲってのが僕は良いと思うのですが、どうなんしょ。ミックス仕様、DJユースの為のアンミックス仕様の2枚組み。

試聴

Check "Spirit Catcher"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| HOUSE4 | 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Darren Emerson - Global Underground GU36 : Bogota (Global Underground Ltd.:GU036CD)
Darren Emerson-Global Underground GU36 Bogota
Amazonで詳しく見る(US盤)
 Amazonで詳しく見る(限定盤)
プログレッシヴハウスのMIXCDシリーズとしては最長を誇るであろうGlobal Undergroundの最新作は、元Underworldと言う肩書きはもはや不要なDarren Emerson。Underworld加入以前からDJとしては活躍していたそうなので、ある意味ではDJが本業の今こそ彼の才能を感じられる時なのかもしれない。さてGUシリーズでは本作で既に3枚目となるのですが、以前のシリーズが比較的オールドスクールな曲も使用していたのに対して、本作では完全に現在のフロアモード。プログレッシヴハウス〜テックハウス、そしてミニマルなども取り入れてドラッギーにじわじわ上げてくるプレイ。クラブでは大ネタをプレイしまくっていたのでこのMIXCDでの渋いプレイはちょっと意外だったけど、これこそ彼のやりたい事なはず。お勧めはDISC2でオープニングの煌びやかなテックハウスで始まり、中盤のJosh Winkのミニマルアシッドでずぶずぶな展開に突入、ディープさと疾走感を伴いつつ終盤に入り、Joris Voornの"Blank"でドラマチックな終焉を迎えるのが良いです。最後は自身も関わった"Mmm Skyscraper...I Love You"でもう一度盛り上げて終わり。普段はさほどプログレ系は聴かないけど、最近はプログレもテクノもミニマルもみんな垣根が低くなって一括りでミックスされる事も多く、本作もそんな内容なので割と自分でも聴いていて違和感は感じなかったです。とは言いつつもまたセカンド・サマー・オブ・ラブやハシエンダを意識した様な懐かしめのプレイも聴いてみたい気がする。

試聴

Check "Darren Emerson"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| HOUSE4 | 01:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2008/11/08 (SAT)
Escape @ Air
DJ : Âme -Open - Last 7 Hours Long DJ Set-

2008/11/14 (FRI)
root & branch presents UBIK @ Unit
DJ : Moritz von Oswald, Tohru Takahashi, DJ NOBU

2008/11/15 (SAT)
X-Party @ Womb
DJ : Ken Ishii
Live : Technasia Solo Live By Charles Siegling, A-Inc A.K.A. Akira Ishihara

2008/11/22 (SAT)
PHUNK!!! Regis Japan Tour @ Colors Studio
DJ : Regis, Rok Da House, N.A.M.I.

2008/12/05 (FRI)
groundrhythm -7th Anniversary- @ Air
DJ : Kaoru Inoue -7 Hours Long DJ Set-

2008/12/12 (FRI)
root & branch presents UBIK @ Unit
Live : Le Petit Orb
DJ : Alex Paterson, Thomas Fehlmann

2008/12/12 (FRI)
MOODYMANN “DET.RIOT 1967” JAPAN TOUR 2008 @ Liquidroom
DJ : Moodymann, Moodman

2008/12/13 (SAT)
Spirit Catcher Japan Tour @ Air
DJ : Spirit Catcher

取り敢えず幾つか行きたいパーティー。モウリッツはライブに続きDJでも来日ですか、今度も激混みが予想されますね。ムーディマンとルペティオーブは同日か、両方行きたいのに。後は暇があればちょこちょこと小さなパーティーに行ければ良いかな。

追記
Moritz von Oswaldは急病で来日中止だって(泣)
| UPCOMING EVENT | 22:00 | comments(7) | trackbacks(0) | |
Ken Ishii - Daybreak Reprise -Sunriser Remixed- (70Drums:IDCK-1003/1004)
Ken Ishii-Daybreak Reprise -Sunriser Remixed-
Amazonで詳しく見る

テクノゴッド・ケンイシイが2006年に放ったテクノアルバム"Sunriser"(過去レビュー)から2年、そして再度日はまた昇る。ケンイシイと交流のあるアーティストらによってケンイシイの楽曲が、新たなる輝きを伴って生まれ変わった。参加アーティストはデトロイトからLos Hermanos、そしてデトロイトテクノを敬愛するFabrice Lig、Orlando Voorn、近年テクノ化しているハウスアーティスト・Jerome Sydenham、ディスコテックを追求するSpirit Catcher、そして日本からは7th Gateと秘めたる新人Publicmindともう文句の付けようの無い素晴らしき人選。これはケンイシイが年に半分は海外で過ごすと言うグローバルな活動から生じる交流のおかげであり、多くのアーティストがケンイシイの音楽性に信頼を寄せている証である。これだけの面子が揃ったわけで、もはや音に関しては説明不要であろう。Los Hermanosは期待通りの疾走感に満ちたコズミックなリミックスを披露し、7th Gateはオリジナル以上に壮大な展開を見せる感動的なリミックスを創り上げ、Spirit Catcherは完全に自身の色に染め上げた煌くディスコテックを聴かせてくれた。皆がテクノをまだ信じている、そんな印象を受ける純然たるテクノリミックスだ。DISC1はそんな各楽曲を使用しケンイシイがミックスをしていて、MIXCDとしても楽しめる。DISC2はアンミックスなので、DJが使用するのに適しているだろう。やはりケンイシイはテクノゴッドだったのだ。

試聴

Check "Ken Ishii"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO6 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Tom Middleton - Renaissance 3D (Renaissance:REN40CD)
Tom Middleton-Renaissance 3D
Amazonで詳しく見る

昨日に引き続き今日も大作MIXCDなので聴くのもレビュー書くのも正直しんどい。そんな作品を手がけたのは90年代の輝けるアンビエントシーンを築いたGlobal Communicationの片割れ・Tom Middleton。この人かなり多くのMIXCDを手掛けていて、まあ当たり外れがあるんだけど本作は当たりに属す内容だと思います。しかし本作を聴いて思うのは、もはやTomにGCの過去の栄光を求める必要も無く、アンビエント性が無くとも素晴らしいアーティストだと断言出来る事。本3枚組みCDではクラブでのプレイを意識した"Club"、彼のスタジオワーク集である"Studio"、そして彼のお気に入りの曲を集めた"Home"とそれぞれコンセプトを明確にし違った内容を楽しめる物になっています。

まず"Club"、DJプレイを意識しているだけあって4つ打ちでグルーヴィーですが、結構ハウスビートが強めでスムースなプレイは心地良いですね。透明感、恍惚感に溢れたテックハウスを多めに使用し、上げもせず下げもせず比較的緩やかな波を作りながら舞い上がる様なプレイ。勿論クラブで聴いても絶対気持ち良いのだろうけど、部屋の中で晩酌しつつ聴いてもうっとり出来る内容ですよ。

対して"Home"ではTomの好きなようになんでもかんでもごちゃ混ぜなプレイで、テクノ、アンビエント、ダウンテンポ、ブロークンビーツなどが一つのミックスの中に存在しています。全く統一感の感じられないプレイですが、これはTomにとって思い入れのある曲や特別な意味合いを持つ曲を選んだ為でしょう。哀愁じみた懐かしさが沸いてくるメロウな内容で、チルアウト的な感覚で受け入れられると思います。

そして最後は彼の作品やリミックスワークを収録した"Stuido"ですが、アルバムリリースの無いCosmosやThe Modwheel名義での曲が収録されているので、大変嬉しい内容ですね。しかしここでの彼の仕事を聴く限りだと既にアンビエントには心あらずと言った感じで、アッパーでキャッチーなハウスが最近の彼の作風なんでしょうかね。内向的だったGCから比べると全く正反対な外向的かつオプティミスティックな音は少々戸惑いも感じますが、美しいシンセの使い方などは昔と変わらず今も冴えています。

試聴

Check "Tom Middleton"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO5 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Spirit Catcher - Harmonized Session (IRMA JAPAN:IRJP-0009)
Spirit Catcher-Harmonized Session
Amazonで詳しく見る

今週末ageHaにベルギーからのディスコ大使・Spirit Catcherが来日します。昨年彼らがリリースした"Night Vision"(過去レビュー)は各音楽雑誌でも賞賛され、我がブログでも売れ行き好調の人気アーティストです。ディスコと言うとやはり古臭い音を想像しますが、彼らの音はレトロフューチャーを感じさせる懐かしい近未来的イメージ。それはネオンライトの輝くメトロポリスを喚起させる近未来都市の音で、テクノやハウス風に音付けされているから割と違和感無くディスコが再構成されております。今回の来日イベントに合わせて彼らのライブミックスCDが発売されましたが、やっぱり彼らの特徴である煌びやかでレトロな音がしっかりと聴ける様になっています。華やかで艶のあるシンセサウンドばりばりでいかにもちょい古臭そうなディスコティックなテクノサウンドですが、どこか気の抜けた展開と合わせてまったりした感じはホームリスニング向けでしょうかね。デトロイトテクノ系の音も幾らか入っていて、近未来感が余計に高まっている雰囲気。個人的にはもっとガツンと来るテンション高めのプレイも聴きたかったですが、彼らの特徴自体はしっかり表現出来ているとは思います。聴く時は是非、部屋の中でミラーボールを回しましょう!

試聴

Check "Spirit Catcher"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO5 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
2008/02/22 (FRI)
Taicoclub Presents So Very Show! @ WOMB
DJ : Dominik Eulberg, Crystal
Live : Shane Berry

2008/02/23 (SAT)
Ultra Music @ ageHa
DJ : DJ Emma
Guest Live: Spirit Catcher

2008/02/23 (SAT)
Real Grooves Vol.24 @ Space Lab Yellow
DJ : Steve Bug, Matthias Tanzmann, Aquira

2008/02/29 (FRI)
Plus Tokyo @ AIR
DJ : Shin Nishimura, Djinxx

2008/03/01 (SAT)
CHaOS @ Space Lab Yellow
DJ : Fumiya Tanaka, Jan Krueger
Live : Bruno Pronsato

2008/03/07 (FRI)
"WC" feat. RAUDIVE a.k.a. Oliver Ho @ UNIT
Guest DJ : RAUDIVE a.k.a. Oliver Ho, PERC
Live : Gonno, Numan a.k.a. Techriders
DJ : Salmon, Dasha

2008/03/08 (SAT)
Clash 32 @ ageHa
Live : Hardfloor
DJ : Fumiya Tanaka, Hitoshi Ohishi

2008/04/05 (SAT)
Clash 33 @ ageHa
DJ : Derrick May, Ken Ishii

2月、3月は全体的に低調な感じですなー。Spirit Catcherは昨年同様またEMMAのイベントかー(昨年はChabとでした)、これは酷い。テクノのイベントに担ぎ出すべきでしょ。Oliver Hoも聴きたいけれど、他のDJ陣が多すぎてHoのプレイ時間は短そうね、しょぼーん。デリックメイとケンイシイが救いです。
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(8) | trackbacks(0) | |
DJ Sasse Presents Moodmusic (P-Vine Records:PCD-5493i)
DJ Sasse Presents Moodmusic
Amazonで詳しく見る

名はKlas Lindbladと申します。フィンランド出身、DJ SasseやFreestyle Man名義で北欧の情緒を感じさせるハウスをリリースし、また今をときめくSpirit CatcherやHenrik Schwarzの作品もリリースするMoodmusicを運営もしております。それ以上の細かい事は分からないので、取り敢えず後は音楽その物を分析。ハウスと言うクラブ(ダンス)ミュージックを基にしつつも、踊る為だけの音楽ではなくより深く聴き込んで楽しめるリスニング的な内容も兼ねています。薄く張った湖の氷の上を滑るような繊細さと北欧の雪に閉ざされた白い世界を感じさせるムードがあり、ただ快楽だけを目指した音楽性とは全く逆を目指した音。例えるならそう、シカゴの哀愁男・Larry Heardが進むメロウで内向的なハウスとシンクロしている。Larryよりは幾分かテクノ的な要素がありエレクトロニックな質感も感じさせますが、無駄を排した簡素な構成は胃にもたれる事もなくすっと体に馴染みます。突出した輝きを見せる訳でもないけれど、地味に良い曲揃いでした。

Check "DJ Sasse"
| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2007 Best Seller
今年も遂に終わりがやってきました。と言う事で年間ベストなんですが、その前に今年も年間売上ベストを行おうと思います。皆様今年もこの「Tokyo Experiment」経由@アマゾンで、多くの商品を購入して頂いてありがとうございました。とここまでは、去年と全く同じ文章を使わせて頂きました、手抜きですいません。さて今年はテクノシーンではミニマル、エレクトロハウス、ロックテイストなのが流行っていた気がしますが、我がサイトでは一体どんな音楽が人気があったのでしょうか?続きに売上高が多かった物を掲載しております。

それでは続きをどうぞ。
続きを読む >>
| BEST | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Soul Designer - Evolutionism (Third Ear Recordings:XECD1089)
Soul Designer-Evolutionism
Amazonで詳しく見る
 Amazonで詳しく見る(MP3)
来ました!ベルギーからデトロイトテクノを愛しソウルを創りし者、Fabrice LigことSoul Designer。欧州から発せられる彼の音楽は本家デトロイトのアーティストからも認められ、デトロイトテクノを追随する段階から徐々に彼の音を形成し、今では名実共にコアなテクノリスナーの心を鷲掴みする天才。この名義での新作は5年ぶりとなりますが、言うまでもなく期待していた音が出て来て本当に嬉しいです。これはテクノでありハウスであり、ファンクでもありジャズでもあります。エモーショナルでソウルフル、ファンキーでピュア。音楽の流行に左右されないある意味定番とでも言うべき内容ではありますが、かといってそれがただデトロイトテクノを真似しただけでもなく、ブラックミュージックの汗握る熱さとヨーロッパの洗練された音が見事に融合していて彼の音楽を形成しているのです。例え周りが流行を追い回し生まれてはすぐに廃れる様なシーンばかりになろうとも、Fabrice Ligの様に変わらないソウルを持ち続けているアーティストはきっと生き残って行くんでしょう。過去の音楽への敬意と明日以降の未来に希望を抱いたソウルを創りし者は、音にソウルを載せて世界に音楽を届けるのです。これこそデトロイトマシーンソウル。Ken Ishii参加曲も収録、またミキシング&マスタリングはSpirit CatcherのJean Vanesseが手掛けています。

試聴

Check "Fabrice Lig"
| TECHNO5 | 23:00 | comments(7) | trackbacks(1) | |
Ben Watt & Ivan Gough - In The Mix 2006 (inthemix.com.au:ITMCD002)
Ben Watt & Ivan Gough-In The Mix 2006
Amazonで詳しく見る

最近めっきり作曲家としての活動を行わずDJに没頭しているEverything But The GirlのBen Wattと、オーストラリアのハウスDJ・Ivan Goughによる2枚組MIXCD。前者はかなり有名なんで知っていますが、後者は誰って感じ?Benさんに関しては毎年自身のレーベル"Buzzin' Fly "のコンピレーションMIXCDをリリースしているので、MIXCD自体に特に新鮮味を感じなくなってきました。音も現在のシーンに沿ったミニマル、エレクトロハウスなどの恍惚感を重視した選曲で、レーベル初期のカラーであるディープハウスの面影は余りないですね。流行を掴むのが上手いと言うべきか尻軽なのかは置いといて、すっかりクラブでのトランス感覚を意識したプレイはもうBenさんがDJ業にも慣れたと言う事なんでしょう。対して初耳のIvanの方はヒット曲も織り交ぜたテクノ、ハウスを横断する選曲。Benの方に比べると癖があり上げ下げが大きく派手目で、自分にはそこまでツボに来ない。ややエレクトロハウス色が強く流行のど真ん中を行っていますが、流行の中では没個性的で何かもう一つ欲しい所ですね。

試聴

Check "Ben Watt" & "Ivan Gough"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| HOUSE3 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Spirit Catcher - Night Vision (20:20 Vision:VIS144CD)
Spirit Catcher-Night Vision
Amazonで詳しく見る(UK盤)
 Amazonで詳しく見る(日本盤)
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
去年位から僕が注目していたベルギーのハウスユニット・Spirit Catcherのデビューアルバムが遂にやってきました。ユニット名からして格好良いんだけど、内容の方も負けてはいませんよ。Jean Vanesse(Fabrice Ligと実は絡んでいる)とThomas Sohetから成るこのユニットは、ディスコやエレクトロと言った古臭い音楽をテクノやハウスなどと絡めて現代風にアレンジする事で評判を得ています。僕自身はディスコミュージック自体にはそんな興味は無いのですが、ディスコの煌びやかで彩り豊かな色彩やファンキーなベースラインを受け継ぎ、それを最新のモードで発信してくれる事で古臭さは皆無。目新しい何かと言うのがある訳でも無いですが、曲単位でポップなメロディーが耳を惹きつけ全体的に安定しつつ質が高いですね。なんか部屋の中でミラーボールでもクルクル回しながら、夜通しパーティーでもしたくなる様なハッピーで楽しいアルバムですよ。こんな事書くと古臭〜いとか絶対思われるだろうけど、本当に違うんですってば!普段は生真面目なテクノとかハウスを聴く事が多い自分ですが、時にはにんまりと笑顔を浮かべながら聴けるこんな音楽も良いと思います。近未来的なシンセサウンドと過去の遺産と思われるディスコのムードが上手く溶け合い、アルバムジャケットの様にどこか未来的でどこか幻想的なSpirit Catcherオリジナルのサウンドが完成しました。

試聴

Check "Spirit Catcher"
| HOUSE3 | 21:45 | comments(6) | trackbacks(4) | |
UPCOMING EVENT
2007/03/16 (FRI)
Taicoclub Presents Innervisions @ Womb
Live : Nathan Fake
DJs : Ian O'Brien(Live + DJ Set), Kaoru Inoue, Force Of Nature

2007/03/20 (WED)
mule musiq 3rd anniversary party meets KOMPAKT NIGHT @ UNIT
Live : Saikoss (Saiko Tsukamoto aka Museum Of Plate & Kuniyuki Takahashi),
code e, Koss aka kuniyuki Takahashi
DJ : Michael Mayer, Toshiya Kawasaki

2007/03/23 (FRI)
TECHNASIA presents X PARTY @ WOMB
LIVE : Joris Voorn
DJ : Technasia

2007/03/30 (FRI)
TRI-BUTE 3RD Anniversary @ ageHa
Arena
Special Live Set : Chab, Spirit Catcher
Island Bar
DJs : Q-Hey, Mayuri

3月に気になっているイベントはこれ位かな。WIREで事情があってヨリスヴォーンのライブを聴けなかったので、今度こそは聴きたいです!最近注目株のSpirit Catcherのライブも気になるなー。
| UPCOMING EVENT | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Kanzleramt Vol.6 Mixed By Heiko Laux (Kanzleramt:KA128CD)
Kanzleramt Vol.6 Mixed By Heiko Laux
Amazonで詳しく見る

非常に読みにくいレーベル名・カンツァーラアムト(って読むの?)。テクノ帝国ドイツにおいて、近年着々と評価を高めているスタイリッシュなテクノレーベルであります。このレーベルにはレーベルオーナーであるHeiko Lauxを初め、Johannes Heil、Alexander Kowalski、Double X、Diego、Fabrice Lig、Ian O'Brienなどデトロイトテクノに似た綺麗目で切れ味の鋭い音を得意とするアーティストが集まっております。そんなアーティストの楽曲を集めたシリーズが、Heiko Lauxがミックスを手掛けたKanzleramtシリーズです。もうこのシリーズも6枚目ですが、毎回最新の曲を紹介してくれてこのレーベルの一番フレッシュな所を聴く事が出来ます。全部同じレーベルの音源なので似たり寄ったり感は否めないのですが、それを帳消しに出来る程水準の高い曲が集まっている辺りこのレーベルの素晴らしさが分かって頂けるかと。前半は緩めの透明感溢れるテクノから徐々にアッパーに盛り上げていく分かり易いプレイをしていて、余分なギミック無しの曲の良さを際立たせるプレイだと思います。特徴としてはデトロイトのファンキーな点やソウルフルな点では無く、幽玄でどこまでも透き通る蒼きシンセサウンドを色濃く受け継いだ曲が中心で、無駄を削ぎ落とし理路整然と曲を創っていった様に感じます。黒人音楽のファンキーさを真似するよりは、西洋のスタイリッシュさを強調する方が良いと言う姿勢に潔さを感じますね。しかしドイツにはどんだけ凄いレーベルがあるんでしょうね、恐るべしテクノ帝国です。

試聴

Check "Heiko Laux"

Tracklistは続きで。
続きを読む >>
| TECHNO3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |