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2015/3/14 Lair @ Grassroots
Grassrootsにて不定期開催されているKabuto主宰のLair。今までにもKabutoとの音楽性での繋がりを尊重して多くのDJを招き寄せていたが、今回出演するHarukaは特にその関係性が深い。何故ならば旧Future TerrorクルーのKabutoと現Future TerrorクルーのHarukaという新旧FTクルーという関係であり、そしてそんな二人がGrassrootsという独特の空間で一体どんなプレイを行うのか、それを想像するだけでも気分が沸き立ってしまう。特に多くの客を相手にする大きなクラブとは異なり酔いどれパーティーピープルが集まるGrassrootsなればこそ、客に迎合する事なくDJがやりたい事を自由に出来る環境で、KabutoとHarukaのロングセットが聴ける夜は貴重である。
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| EVENT REPORT5 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
James Priestley & Giles Smith - 10 Years Of Secretsundaze (Secretsundaze:ssxcd003)
James Priestley & Giles Smith - 10 Years Of Secretsundaze
Amazonで詳しく見る(US盤)

先日来日したばかりのSecretsundaze - James Priestley & Giles Smith - による公式MIXCDの中でも、この作品はパーティーの10周年を記念する物としてパーティーの主旨が最も端的に表現されているのかもしれない。Secretsundazeは真夜中ではなくそのタイトル通りに日曜の昼間に開催されるロンドン屈指のサンデーアフタヌーン・パーティであり、テクノやディープ・ハウスだけでなくジャズやディスコなども紡ぎながら、じっくりと盛り上げていくパーティーだそうだ。日本にもここ数年二人揃って来日しSecretsundazeを開催しているが、オールナイト公演という性質上どうしても上げめのプレイとなり、本国のSecretsundazeとは異なるのではという疑問を消し去る事が出来ない。そんな疑問を持つ理由としてやはり本作の印象がどうしてもSecretsundazeらしさとして当方に植え付けられている事もあるのだが、ここで展開されるクラシカルな音楽性とモダンな響きの融合は類まれなるレベルに達している。先ずJames Priestleyが手掛けたミックスはメロウなビートダウン風なハウスである"Rain Parade (Mark E Remix)"からゆっくりと始まり、そしてコズミック感のある"Transatlantic Loading Bay"へと繋がる最高にロマンティックな流れが形成される。そして"Harlequin"や"Taking Over Me"などハウスからブロークン・ブーツまでビート感に振れ幅を持たせながらも徹底的に感情的で、そして中盤以降では生っぽくも煌めく多幸感を打ち出したディスコや色っぽいシンセ・ファンクも飛び出して、Secretsundazeらしい大胆かつクラシカルなフリースタイル性が満ちている。そんな自由奔放なプレイの最後にはフレンチ・ディスコの"I Love You Dancer"を用意して、ぐっと切なさを増して綺麗に着地する。対してGiles Smithは序盤から端正な4つ打ちのテクノやハウスを積み重ねながらビルドアップさせていくスタイルで、"Make Me Feel"や"Feel It"にしても揺蕩うような浮遊感と空間的な深みを伴い、非常に伝統的とも言える丁寧なプレイを行う。流れを壊す事なく滑らかに丁寧に曲調を守りながら、そこに仄かにエモーショナルな成分も加えてこちらもJamesに負けじと洗練されたドラマティックな展開を聞かせるのだ。終盤の"Ronin"以降はその洗練に磨きをかけて淡い白色光に包まれるような幻想的なサウンドが広がり、盛り上がったまま心地良い余韻を残してミックスは終了する。JamesとGiles、Secretsundazeとして一緒に活動しながらもその対照的なプレイは、しかしどちらにもストーリー性があり、これこそがSecretsundazeらしいという印象を鮮烈に残すのだ。願わくば日本のSecretsundazeでも、いつかこのようなプレイが聴ける事を願っている。



Check "James Priestley" & "Giles Smith"

Tracklistは続きで。
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| HOUSE10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Duplex - First Day EP (Dolly:Dolly 16)
Duplex - First Day EP
Amazonで詳しく見る(MP3)

ベルリンはPanorama BarでもレジデントDJを務めるSteffiは、自身でも2010年からDollyと言うレーベルを始動させている。オランダ出身である影響もあるのか、オールド・スクールな空気も持ち合わせたデトロイト風なエモーショナルなテクノ/ハウスをリリースしており、Steffiのバックボーンが投影されているのではないだろうか。そのレーベルの新作は同じくオランダ出身のChris Aarse & John MatzeによるDuplexがフィーチャーされ、Dollyに期待するようなオールド・スクールながらも憂いを帯びた音を鳴らしている。アナログ性を強く打ち出したドタドタとした乾いたリズムが走る"First Day Jx3Po"は、しかしその上では神秘的なコードやスペーシーなシンセが反復し、一時の宇宙遊泳を楽しむかのようなドラマティックな世界が広がっている。それをシカゴのSteven Tangがリミックスした"First Day (Steven Tang Remix)"は、正確に刻まれるハイハットやキックのリズム感を強めながらも上モノやアシッドサウンドなどもより洗練され、デトロイト・テクノを喚起させる未来的なハイテック・テクノへと見事に生まれ変わらせた。裏面にもより宇宙へと強く飛翔しエモーショナルな感情が溢れ出るテクノの"Skystream"、ハウス寄りの夜っぽいしっとりした妖艶さを増したテック・ハウスの"Almost There"を収録し、実にDuplexらしいアナログ感覚が優しく馴染むエモーショナルなテクノを披露している。DollyにとってもDuplexにとってもその価値を高めるであろう作品となり、今後の活躍にも期待せざるを得ない。



Check "Duplex"
| TECHNO10 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Steven Tang - Disconnect To Connect (Smallville Records:SMALLVILLE CD07)
Steven Tang - Disconnect To Connect
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ドイツと言えばテクノ帝国な印象もあるが、以前から述べているようにディープ・ハウスに於いても新旧の音楽性を網羅しながら高い質を誇っている。Lawrenceらが運営するドイツはハンブルクのSmallville Recordsもまだ歴史は浅いながらも、デトロイトやシカゴなどUS産ハウスへの情熱を帯びつつ、現在の音にもフィットさせた無垢で端正なハウスで高い評価を得ている。そんなレーベルも今まではヨーロッパのアーティストを手掛けていたものの、ここにきてシカゴからのSteven Tangの作品をリリースするに至った。Tangは1998年頃から細々と作品をリリースしていたベテランのようで、本作にてようやくの初のアルバムとなっている。シカゴ発のアーティストらしく音自体はどこか乾いて質素な質感もあるのだが、しかし雰囲気としてはデトロイトの情熱的な面を仄かに漂わせ、そしてレーベルの性質である透明感のあるピュアなハウスに傾倒している。オープニングとクローズでは叙事詩の始まりと終わりを示唆するように、アンビエント風な曲でゆったりと流れを作っている。その間には精錬を重ね不純物を排したように透明感のあるシンセが幽玄なメロディーをなぞりながら、シカゴ・ハウスの生々しいリズムやアシッドのベースラインも主張した曲が並び、つまりはLarry Heardを未来へと継承する音楽性が感じられる。Heardらしい孤独感もあるが、単に後継と言うだけでなくテクノとハウスの中庸を進みつつ、より未来的な世界観を持って前進する意志が感じられるのが、Tangの注目すべき点だろう。オールド・スクールとモダンの邂逅と言うべきか、控えめな作風ながらも素晴らしい。

試聴

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| HOUSE9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
John Digweed - Transitions Vol.4 (Renaissance:REN42CD)
John Digweed-Transitions Vol.4
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気が付けば毎年恒例のシリーズになっているプログレッシヴハウスの大御所・John DigweedのMIXCDシリーズ"Transitions"。シリーズ物と言うとどうしても耳が慣れてしまい飽きやすくなってしまうのですが、この4作目にしてシリーズ最高峰ではないかと感じられる気持ちの良い出来。既に音的にはテクノだとかプログレッシヴハウスだとか区別するのは意味の無い内容で、ジャンルの垣根が下がった事で新たなるファンの獲得に成功しているであろうDigweed。実際自分も以前はプログレを聴く機会は無かったのですが、ある程度テクノ寄りになったおかげで自分も聴く機会を得られているので、壁が低くなるのは良い効果もあるのです。曖昧・あやふやにぼかして成功している良い例でしょう。選曲に関しては大半は自分が知らないアーティストですが、序盤のユルユルとしたテンポの中にも重みを効かせ安定した流れから、ジワジワと壮大な流れに落とし込んでいくテックハウスやプログレが中心。透明感のある上物とギラついた上物、相反する音が入っていてワイルドでありながら上品な雰囲気も感じられる好内容です。

試聴

Check "John Digweed"

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| TECHNO6 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |