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Âme - Primary Structures (Innervisions:IVCD06)
Âme - Primary Structures
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今尚ドイツディープハウスの中心に位置するInnervisionsの主宰も務め、数々の独創的なテクノ/ハウスを産み出してきたÂme。彼等が産み出したオリジナルの曲の素晴らしさもさる事ながら、今までにリリースしたMIXCDはジャンルや時代を飛び越えた内容だったり、時にはミニマルに焦点を当てたコンセプチュアルな内容だったりと音楽への造詣の深さも並々ならぬもの。そしてレーベルサイトでしか購入出来なかった新作MIXCDがようやく一般流通となりましたが、ここでも単なるダンスフロア向けのミックスとは異なるエレクレクティックな感覚が打ち出され、アートにまで昇華させたような音の連なりを披露しておりました。正直に言えば最初に数回聴いた時は勢いのあるグルーヴも無く、分り易いメロディーの心地良さも無く、なんだか地味で退屈なプレイだなと言う印象でした。が何度も聴くうちに滲み出してくるサイケでヒプノティックな、そしてドラッギーでトリッピーな感覚は明らかにリズムやグルーヴではなく音色の鳴りから生じる物で、ダンスさせる事ではなくリスニングを目的としたのだろうと思います。所謂フロア向けのような分り易いピークタイム等も無いものの、常に足元の覚束無い酩酊したふわふわとした心地良さが持続し、行き先の分からない未知なる深層への旅が待ち受けております。音圧の低さや線の細ささえも音色の美しさを引き立てているようで、Âmeの美意識への挑戦が伺える一枚でしょう。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Tête - Rotor (Innervisions:V31)
Tête - Rotor
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昨年もベルリンディープハウスシーンを引率していたInnervisionsは、今年も年明け早々から強力なトラックをリリースしました。Têteなる初めて耳にするユニットですが、実は現在脂の乗っているChateau FlightからI:CubeとÂmeからFrank Wiedemannと言うInnervisionsで活動する二人のコンビ。レーベルインフォによればJupiter-6やTB-303、TR-808等のヴィンテージなアナログ機材を元に二日間で制作されたトラックを収録との事。タイトル曲の"Rotor"は妖艶な上物がアルペジオを奏でながら別の発信音らしき音が淡々と鳴り続け、微細な変化のあるミニマルな展開にどっぷり嵌めるハウス。一見地味ながらもスルメの様な味わいがあります。そして裏面の"Zuckerzeit"、初っ端からおどろおどろしい狂気の滲み出るダークな音が出てくるが、しかし途中から上昇気流に乗っていつの間にか心地良いトリップ感に包まれるテックハウス。単純な展開の様でSEやら色々な音色が細かく配置されていて、アート的にも感じられる芸術的なトラック構成は、Chateau FlightとÂmeと言うメンバーが揃っただけの事がありますね。しかしInnervisionsのアナログ盤のパッケージは毎度の事手がかかっていて、アナログを買う事で満足度が高まります。そんな面も含めてInnervisionsの音楽性はアート的ですね。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |