Nick Anthony Simoncino - Mystic Adventures (Vibraphone Records:VIBR 012)
Nick Anthony Simoncino - Mystic Adventures
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2015年に復活を果たしたイタリアの伝説的レーベルであるVibraphone Recordsは、92〜93年頃の僅か短い期間だけ活動を行っていた。復活後も当初は以前にリリースされていた作品のリイシューが中心だったものの、再評価に伴い活動も軌道に乗っており、今では積極的にイタリアの現在形のアーティストの後押しを行っている。そしてレーベルとしてはやや古典的なハウスを得意としているが、イタリアにおけるシカゴ・ハウス狂のアーティストと誰を差し置いてもSimoncinoなわけで、このレーベルとの相性の良さは説明するまでもないだろう。基本的にどのレーベルからのリリースであろうとSimoncinoの作風に大きな差はなく良くも悪くも金太郎飴的、本作においてもアナログサウンド全開の簡素な味わいのディープなシカゴ・ハウスが中心だ。TR系の音に近似したドタドタとしたキックと生々しいハイハットが骨のある4つ打ちを刻み、そこに毒々しくヒプノティックなシンセのフレーズを被せた"Mystic Adventures"は、非常にシンプルな構成が故にシカゴの狂気や荒々しさが端的に表現されたハウスだ。中毒的なアシッド・ベースが這いずり回る開始から淡々として無機質なキックやハイハットが加わりビートを作っていく"Righteous Rule"も、基本的に似たような作風でミステリアスなメロディが不気味な空気を発している。"Alba Techno"も無機質な4つ打ちビートという点では全く同じだが、浮遊感のある上モノやSE、そしてダビーな残響の効果によって荒々しさだけでなくディープな雰囲気も伴う。攻撃的で粗暴なトラックである"Galactic Devotion"は膨らみのあるキックや粗いハイハットによってラフさとパワフルな圧を生み、トランシーでもある快楽的な上モノも用いてレイヴ風なケバケバしさもある。動物の鳴き声みたいな効果音がユニークな"RX5 Theory"のみは抜けの良いパーカッションも加わってトライバルな感覚もあるが、それにしてもやはり無機質というか淡々としたリズムマシンの音が何処か空虚だ。シカゴ・ハウスへの愛が故に一本調子な安っぽいアナログ・サウンド全開、良く言えば非常に分かりやすい音楽性でぶれる事はないし、好きな人にとっては浮気させない位の変わる事のない魅力を放つ作品でありアーティストだと思う。



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| HOUSE13 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
The Incredible Adventures Of Captain P - Escapism (Soul People Music:SPMBLP003)
Fred P - The Incredible Adventures Of Captain P (Escapism)
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USテクノ/ハウスの中でも快進撃を続けるFred PeterkinことFred P.は別人格のように多数の名義を用いてEP/アルバム共に量産体制を行いつつも、夢の中にいるようなアンビエント感溢れるテック・ハウスからジャジー・ヴァイブス溢れるリスニング志向の作品までそのどれもが高い品質を保っており、アーティストとして全幅の信頼を寄せる。本作の「The Incredible Adventures Of Captain P」名義は彼がかつて2010年にFred P.名義でリリースしたアルバム名であったものが、ここではプロジェクト名へと変化している。最早その名義毎に音楽的な差異は無いのではあるが、本人によれば「最も個人的、かつスタイル的に多様なレコードのうちの1つ」だそうで、フロアで用いられるべきダンス・トラックを中心にインタールードも挟んだアルバムとしての豊かさを表現した作品だ。機械的な持続音によってSF映画の始まりのような不安と興奮を掻き立てるような"Entry Point"で始まると、続く"These Times"では早くもキックやパーカッションが端正なリズムを刻んでその中を緩やかに上げ下げするパッドが浮遊しながらFred P.らしい幻惑的なテック・ハウスを聞かせる。"NYC"では一転してぐっとテンポを落としたヒップ・ホップへと変化するが、これにしてもデトロイトらしいスモーキーかつ叙情性があり、勢いのあるアルバムの中でしっとりとした感情を誘う事でアクセントになっている。アルバムの中盤は正にFred P.らしい疾走感溢れるテック・ハウスが並んでおり、硬めのリズムが刺激的で美しいラインを描くパッドに魅了される"All I Want To Say"や、太く重いベースやキックで低重心からぐいぐいと攻め上げる機能的な"Get Ready"など、霧のようなぼやけたシンセが大気に満ちながら幻想的な世界の中を爽快に駆け抜ける。そこから再度2曲のインタールードを挟んで、終盤には波のように揺らぐパッドと端正な4つキックによる爽快さと官能が入り組んだディープーなテック・ハウスの"Escapism"で一気にドラマティックのピークへと達し、最後には全てが終わった後の静けさのみが続く"To Be Continued"によってサントラを思わせる静謐な終わり方を見せる。多くの曲は真夜中のダンス・フロアで機能するのだが、単純なダンス・トラックだけの羅列にはならないストーリー性がアルバムとしての役目を成しており、そして勿論彼らしいアンビエンスやスピリチュアルな要素がふんだんに詰まっている。まだまだFred P.の躍進は一向に止まる事はないだろう。



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| HOUSE12 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Carl Craig | Sonja Moonear - Cocoon In The Mix (Cocoon Recordings:CORMIX053)
Carl Craig Sonja Moonear - Cocoon In The Mix
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真夏の夜の饗宴を繰り広げるイビサはAmnesiaで開催されるCocoonのパーティーは毎年の恒例行事となっているが、そのパーティーの公式MIXとなっている『Cocoon In The Mix』の最新作(と言ってもリリースは昨夏ですが)は、デトロイト・テクノの至宝であるCarl Craigとスイスの女性DJでありミニマル系で評価を得ているSonja Moonearが手掛けている。このシリーズのコンセプトは二人のDJのミックスを収録するだけなので、音楽的な繋がりから言えば共通項は見えてこないので、それぞれ全く別のプレイとして本作は楽しむべきなのだろう。それでも本作を聞けば例えば当方のようにAmnesiaのパーティーを体験した事のない人にとっても、その雰囲気だけでも何となく掴める事は可能なのかもしれない。それは特にC2のプレイの方が顕著と感じ、序盤から"What Is House Muzik (Ricardo Villalobos What Is Remix)"や"7 Directions (Dennis Ferrer Drum Mix)"などミニマルかつドラッギーな大ネタを繰り出して、大箱らしい派手な盛り上がりを作っていく。制作するトラックに比べるとプレイの方は余りデトロイトらしさは感じさせないのがC2の特徴だが、それでも疾走しうねるビート感や覚醒的な上モノを用いたヨーロッパ寄りのテクノやテック・ハウスなどは一般的には馴染みやすい音ではあり、またFloorplanやOxiaなどクラシックも当然の如く用いて真夜中の興奮を演出し、終盤ではデトロイト系の"Episode"や"Speechless (C2 Remix)"を投下して感動のエンディングへとスムースに盛り上がっていく。ミックス自体に何か特別な個性を感じるような内容ではないものの、Amnesiaの興奮に包まれた景色が浮かんでくるような、これぞ大箱らしいプレイだろう。対してMoonearの方がDJとしての力量を感じさせるプレイが体験出来る内容で、色っぽい呟きによりハウスを宣言するような"New Age House"に始まり"Music, Music (The I Humped Mix)"によって滑らかに加速し、常にグルーヴをキープする。大袈裟に展開を作る事はせずに淡々とした抑制されたビートを刻み、Cocoonらしいドラッギーなテック・ハウスも織り交ぜながら中盤でのエモーショナルな"Creepin"や"Translated Translations Translated"等のハウスでドラマティックな流れも生み、ミニマルな展開の中にも淡い叙情性を盛り込む。中盤以降は更に深い空間を感じさせるディープ・テックな闇に進んで、ラストに向かって80年代シンセ・ポップらしさを含む"M9"からアンビエントな音響処理の強いダビーな"98%"で微睡みつつ、最後にはVillalobosによるその名も"Amnesia"でじわじわと感覚が鈍っていくようなドープ・ミニマルで深みに嵌まりながらいつしかパーティーは終わりを迎える。半ば強引なまでに盛り上げるC2、対してフロアの感覚を掴むように嵌めていくMoonear、DJとしては当然後者に軍配が上がるだろう。



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| TECHNO12 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2015/6/27 CATS feat. Fred P @ Air
飛ぶ鳥を落とす勢いとは正に彼の事だろうか、最近では多くのアーティストからリミックスを依頼され、自身ではSoul People Musicと共にMule MusiqやUnderground Qualityからもテクノ〜ハウスをリリースしているFred P。またの名をBlack Jazz ConsortiumやAnomalyなど変名も用いながら、USハウスの中でも特に叙情性やアンビエント性も含むディープ・ハウスを手掛けて、自身の音楽性を確立させているアーティストの一人だ。今回はMule Musiqからニューアルバムをリリースするのに合わせてリリースパーティーでの来日となるが、日本からはレーベルメイトでもある高橋クニユキがライブで参戦、そしてSoul People Musicからもリリース歴のあるNaoki Shinohara、Mule MusiqのボスであるToshiya KawasakiやSisiらも出演と豪華な布陣となった。
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| EVENT REPORT5 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Adventures In Techno Soul 3 (Ferox Records:FERLP9)
Adventures In Techno Soul 3

先ず以てして「テクノ魂の冒険」というタイトルからして素晴らしい。本作はRuss Gabrielが主宰するFerox Recordsの同名タイトルの第3弾、16年ぶりとなる新作であり、レーベルの方向性を示すであろうショーケース的なコンピレーションだが、特に昔からのファンにとってはこのシリーズは胸が高鳴るのを思い出すのではないだろうか。過去の同シリーズにおいてはCarl CraigやKenny Dixon Jr.、Ian O'BrienやDerrick Carter…など今では大御所となったアーティストを早くから起用し、その上でArtificial Intelligenceの系譜上にある単なるダンス・ミュージックの枠を飛び越える自由な創造性を重視した音楽性で、エモーショナルなテクノの可能性を提示していた。この新作でもその路線に大幅な変化はないが、時代に合わせてこれからの時代を切り開くであろう新人から実力派のベテランまでバランス良くアーティストを収録している。特にアルバムの冒頭を飾るDarren Harris - 驚いた事に全くの新人だ - による"Orion Nebula"が素晴らしく、プリズムのように美しい光が溢れ出るように美しいシンセサウンドが広がり、4つ打ちの枠に収まる事なくキレのある変則的なビートが揺れるこの曲は、正にテクノ・ソウルという言葉を体現している。過去にはFeroxとも繋がりもあったAffie Yusufも"Cornish Pasty"を提供しており、何処か懐かしさを感じさせつつも澱みのないピュアな音色を活かしたテック・ハウスには理知的な趣が感じられるだろう。また最近の注目株であるFred Pも収録している点にこのシリーズが現在形である事を示しており、序盤の瞑想的なノンビートの流れから徐々に重厚な4つ打ちへと変化していく"Perception"は壮大なコズミック感に溢れている。勿論レーベル・オーナーであるRuss Gabrielも新曲を提供しており、全くの汚れがない透明感に溢れ欧州的に解釈したデトロイト・テクノとも呼べる"Live In Tokyo"もレーベルの性質を表している。その他にもベテラン勢のMove DやBush Funk (Steve O'Sullivan)、また新興勢力のNebraskaなどが参加しており、それぞれがスタイルは異なれどエモーショナルなテクノ・ソウルを表現している。もしテクノに魂が籠っているとしたら、それはこんな音楽性なのではというコンピレーションだ。




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| TECHNO11 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Frankie Knuckles Presents Tales From Beyond The Tone Arm (Nocturnal Groove:NCTGDA007)
Frankie Knuckles Presents Tales From Beyond The Tone Arm
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昨年末のクリスマスの時期にリキッドルームに降臨した黒いサンタクロース、その人こそシカゴからのHouse of GodfatherであるFrankie Knuckles。シカゴ発ながらも今ではNYハウスの典型的なアーティスト、つまりは模範とされるべきハウスのフォーマットを形成した重要な人物でもあり、NYハウス苦境の時代に於いても色褪せない後光を発し続けているアーティストだ。本作はそんなナックルズの魅力を嫌という程味わい尽くせるMIXCDだ。何故ならMIXCDでありながら8割以上はEric Kupper & Frankie KnucklesによるDirector's Cut名義の作品やリミックスで構成されており、つまりは音そのものがナックルズによって作られたものであるからだ。内容はもう目玉が飛び出る程に凄くて永遠不滅の自身のクラシックである"The Whistle Song"のリメイクに加え、ディスコ・クラシックである"You Make Me Feel"やLil' Louisの新作"Fable"に"Back Together"などの名曲群のリミックス、そして彼等が近年制作した新曲まで出し惜しみする事なく収録している。熱くシャウトするボーカルにゴージャスなストリングスや優雅なピアノ使い、そしてどこまでも終わらない定番の4つ打ちビートと温度感は常に高く、余りの甘さとソウルネスにコテコテ感があるのは否めない。しかしNYでのハウスが光明を見出だせない現在に於いても、彼等はアンダーグラウンド化の流れに飲み込まれる事なく、彼等が信じるハウスを堂々と信念を持って体現している事に感動すら覚えるのだ。確かにここに収録されているハウスが今のトレンドとは言えない事は分かっているが、それでも尚揺ぎないハウスの愛を、温かさを、メッセージ性を伴っているのは、ナックルズがハウスの基本を守り続けているからなのだろう。これはHouse of Godfatherの愛に満ちたハウス名作集である。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fred P. - The Incredible Adventures of Captain P (Soul People Music:SPMCD003)
Fred P - The Incredible Adventures of Captain P
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昨年からアンダーグラウンドな方面で評価を高めているディープハウスレーベル・Underground Quality。代表格としてはJus-EdやDJ Quらがおりますが、そこにも絡んできているNYのハウスアーティストであるFred PeterkinことFred P.。NYのハウスのイメージと言えば大方はこってりソウルフルな熱い歌モノな印象はありますが、Fred Pの創るハウスはどちらかとヨーロッパ受けする奥深さと幻想的な音が際立っております。そしてアルバムと言う表現の場を最大限に活用し、力強いイーブンキックを刻むハウスのみならずアブストラクトなダウンテンポや煙の立ち込めるヒップホップ、粗く不鮮明な音からソウルが浮かび上がるビートダウン、何処までも幻想的なアンビエントなど予想を裏切りバラエティーに富んだ内容となりました。色々な作風に取り組んではいるもののアルバムを貫く厳格で内向的な空気が徹底されており、音の幅はあれど空気の統一感はしっかりとなされており違和感は感じさせません。基本的にはテンポも早くないどころか緩くスローな流れを保ち、音自体も地味で万人受けするモノではありませんが、内にはひっそりと燻る炎のような静かなるソウルを隠していてじわじわと温まるアルバムです。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Mr.G - Still Here (REKIDS:REKIDS007CD)
Mr.G - Still Here
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知っていたらおっさんだとばれるであろう今となっては懐かしいハードテクノの重鎮・The Adventの元メンバーでもあるColin McBeanことMr.Gが、意外にもRadio SlaveのREKIDSからアルバムをリリースしました。昔は直球バキバキなハードテクノと言うのが第一印象でしたが、The Advent脱退以降はハードな面影も残しつつ情緒あるハウシーな作品をリリースしていたので、REKIDSからのリリースと言うのもおかしくはないのかもしれません。そしてこの新作、ベテランらしい安定感のあるグルーヴに加え黒いファンクネスと豊かなエモーションに満ちたアルバムとなっております。ジャケット写真を見れば分かる通り実はMr.Gは黒人で、それ故にこの様な黒っぽいテクノ/ハウスの路線に進んだのもなるべくしてなった事なのでしょう。The Advent時代のゴツゴツバキバキと派手な作風は無くとも、アナログ音源をメインに用いて臨場感を演出しすっきりしながらもタフなグルーヴを生んでおります。アシッドハウスやデトロイトテクノ、ミニマルの影響も見え隠れし、ある意味Mr.Gの音楽人生の総決算って感じなのかしら。アルバム全体を通して聴き応えがあり、シングル重視なクラブミュージックのシーンにおいては稀有な存在ですね。

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| TECHNO8 | 07:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Pepe Bradock - Confiote De Bits / A Remix Collection (BBE:BBE128CCD)
Pepe Bradock-Confiote De Bits A Remix Collection
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クラブミュージックの世界において奇才と呼ばれる存在は数は少なくとも確実に存在はしていて、このフランスのPepe Bradockもその一人。活動初期の頃は比較的フィルターハウスを前面に打ち出したキャッチーなトラックが多かったものの、途中からは神懸った様に独特の亜空間と狂った美しさを感じさせるディープハウスに移行し、そして彼の代表曲とも言える"Deep Burnt"によりその人気はピークに達したのでした。リリース数は少ないものの一つ一つのトラックの完成度は稀に見る素晴らしさで、多くのファンが新作を待ちわびている事でしょう。そんなところにペペさんのリミックスワーク集が到着。殆どオリジナルの楽曲を知らないので比較は出来ないのですが、テクノ、ハウス、ジャジーハウス、ダウンテンポなど多彩と言うかまとまりが無いと言うか、とにかくやりたい様にやっちゃいました的なリミックスが多いです。印象としてはデトロイトハウスの野暮で粗野な音質とフレンチの耽美な世界観を合体させたような美しくもスモーキーな音で、やはりなかなか類似の見つからないオリジナリティーのある存在ですね。普通じゃない事をやっているのにダンストラックとしても成立しているし、やはりペペさんは凄いです!



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| HOUSE5 | 00:10 | comments(2) | trackbacks(0) | |
UPCOMING EVENT
2008/12/19 (FRI)
HMV SHIBUYA & ONLINE 10TH ANNIVERSARY presents CARL CRAIG Supported by MTV @ Womb
DJ : Carl Craig, Ryo Watanabe

2008/12/22 (MON)
WOMBADVENTURE'08 AFTER PARTY @ Womb
DJ : Luciano

2008/12/26 (FRI)
turquoise presents Color Number Vol.2 @ Club Asia
DJ : Ian O’Brien, DJ NOBU, OMB, M.S.K., NEWDEAL

2008/12/27 (SAT)
CHAOS @ Unit
DJ : Fumiya Tanaka, Sammy Dee

2008/12/28 (SUN)
CLUB MUSEUM “The SOUL of DETROIT” @ Unit
SPECIAL GUEST LIVE : Octave One
DJ : Kihira Naoki, Rok Da House, Taro,Sugawara

2008/12/29 (MON)
Air & ButtON presents DJ Spinna Japan Tour @ Air
DJ : DJ SPINNA

2008/12/31 (WED)
UNIT NEW YEAR'S PARTY 2009 @ Unit
LIVE : SCHOOL OF SEVEN BELLS
DJ : TOM MIDDLETON, KAORU INOUE, KENTARO IWAKI, HIKARU, Salmon

2008/12/31 (WED)
"LIFE FORCE" New Year Cowntdoun @ Seco Lounge
DJ : Nick The Record, Foolish Felix, Juzu a.k.a. Moochy, MaNA

2009/01/04 (SUN)
Chillout Village 09 @ 高井戸倶楽部
DJ : Mixmaster Morris, Artman, Utsumi, Kensei, Q, Sinn, Hiyoshi

2009/01/11 (SUN)
FLOATRIBE -NEW YEAR'S SPECIAL- @ Unit
DJ : Kaoru Inoue, Kentaro Iwaki

さて今年も残り2週間。歳をとると時間が経つのも本当に早く感じられます。今年はYELLOWがクローズし、色んな箱でパーティーが中止になったり、クラブシーンに対し風当たりがだんだんと強くなっていて残念です。昨日もWOMBで何かあったらしいけど、マジで大丈夫か?と言う事で行くかどうかは別として気になるパーティーを幾つか。ミックスマスターモリスは未経験なんで、生で聴いてみたい。
| UPCOMING EVENT | 19:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Luke Slater - Fear And Loathing (React:REACTCD210)
Luke Slater-Fear And Loathing
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2月18日のエントリでLuke Slaterの話が出てきたので、久しぶりに彼の魅力が味わえる全盛期の頃のMIXCDを聴いてみました。とにかくLuke Slater、もしくは別名義のPlanetary Assault Systemsと言えばゴリゴリぶっ太くワイルドな音を聴けるハードな野郎と言うイメージがありまして、昔はまじで好きでした(ハード路線を逸脱した近年は好きじゃない)。オリジナル作品がそうでありますからDJプレイも例にも洩れずかなりハードで、男気なり根性なりを感じられるDJでした。2001年リリースである2枚組の本MIXCDもやはりハードな展開が貫かれ、気合いを注入したい時にはぴったりな内容であります。

まずは一枚目、Jeff Mills、Ben Sims、Player、Regis、James Ruskinなど今となってはなんだか懐かしささえ感じる一昔前のハードなお方達のトラックがずらり。スピード感、重量と共に一級品でとにかく一直線にガツンガツンなプレイが聴けるのですが、不思議と粗雑さは感じないですね。確かに音は荒々しいのですが、乱暴にミックスするのではなく丁寧にミックスしている様でワイルドな中にもまとまりがあります。トライバル、ミニマル、ハードテクノなどが渾然一体となり肉体をしばきあげる好内容ですね。

対して二枚目ですが、こちらはスピード感よりも重厚さ、そして深みを感じさせる意外な内容です。ハードテクノもミニマルも確かに使われているのですが、勢い一直線ではなくドスンドスンと揺れが生じる重みがあり横揺れ系のグルーヴィーな展開ですね。ぶりぶりベースなエレクトロも出てきたり、渋みの効いたファンキーな音も聴けて全く予想していなかった意外な内容ながらも、じっくり聴き込めるミックスです。一枚目の激ハードな音の後に、二枚目のちょい緩めの音が来ると良い感じでアフターケアになりますね。

しかし久しぶりにこの様なハードなテクノを聴くと、やっぱりハードテクノって痛快で格好良いと思います。なんで最近は全く人気が無いんでしょうね?

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| TECHNO5 | 07:30 | comments(7) | trackbacks(1) | |
Dave Clarke - I Love Techno 2007 (Music Man Records:MMCD030)
Dave Clarke-I Love Techno 2007
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一時期隆盛を誇っていたハード目のテクノはすっかり過去の物となり、それらをプレイしていたDJも皆クリックだかミニマルだとか言われる方面ばかりを回す昨今。しかしDave Clarkeは私の期待を裏切らなかった!最近にしては珍しい所謂普通のテクノを中心にしたミックスですが、最新のヒット曲や未発表曲も織り交ぜて痛快で格好良いテクノですね。特に序盤から中盤までの疾走感に溢れゴリゴリバキバキな展開は、クラブでのピークタイムを表現したかの様で最高です。後半では序盤とは対称的にエレクトロハウスも出て来てテンションも下がり気味になりますが、序盤の反動なんでしょうかね。まあしかしやっぱり勢いのあるテクノはいつ聴いても飽きないし、この種のテクノは自分はいつまでも聴き続けるんだろうなと思います。I Love Techno!

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| TECHNO5 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
UPCOMING EVENT
あけましておめでとうございます。と言っても、現在万座温泉にいる予定ですので、この文章もあらかじめ書き留めておいた物を自動で更新させているだけですが。僕は温泉で去年の垢をさっぱり落とし、また新しい気持ちで一年を過ごせるような思いにふけている事でしょう。さて年が変わったと言っても大好きな音楽は今まで通りい〜っぱいやって来る訳で、新年早々Reel Upがあります。WOMBメンバーは2000円ですよ!ベイヤー、ケンイシイ、コフュと言う嬉しい面子で低料金。僕はこのイベントから今年が始まりそうですね。

2007/01/05 (FRI)
REEL UP NEW YEAR BASH!! feat. ADAM BEYER @ Womb
DJ : Adam Beyer, Ken Ishii, DJ Yama
Live : Co-Fusion

2007/01/06 (SAT)
TIME WARP @ Yellow
DJ : Charles Webster, Alex From Tokyo

2007/01/07 (SUN)
JAPANECTION vol.10 feat. THE ADVENT @ Womb
DJ : The Advent, Q’Hey, Sisk

2007/01/19 (FRI)
7by7 @ Unit
DJ : Charles Webster, Ian O'Brien

2007/01/27 (SAT)
SVEN VATH IN THE MIX - THE SOUND OF THE SEVENTH SEASON WORLD TOUR @ Womb
DJ : Sven Vath
| UPCOMING EVENT | 12:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Dave Clarke - World Service 2 (Resist:RESISTCD45)
Dave Clarke-World Service 2
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テクノ好きな人はきっと既に持っているであろうDave Clarkeの2枚組MIXCD。エレクトロサイドとテクノサイドに分かれていて、二つの味の楽しめるナイスなMIXなんだけど、ほんと良いDJだなDave Clarkeは。去年出た2NDアルバムには失望してたけど、やっぱりDJとしては一流ですよ。まずエレクトロサイドなんだけど、すっごい痺れるね。エレクトロ特有のチープな音がこれでもかとびきびき鳴り、ニューウェーブ調の曲も混ぜて懐古的な面もありつつ肌に突き刺さる様な刺激があります。でもやっぱりオススメはテクノサイドでしょっ!ゴリゴリのハードテクノにスカスカのシカゴハウス、鋭い切れがあるフィルター系をこれでもかと繋いでいきます。非常にざらついた質の悪そうな音が逆に、ワイルドで熱の籠もったプレイを感じさせます。高音と低音を強調した様な派手なMIXで、更には後半に進むに連れて卑猥度も増していきます。やぱり彼はシカゴハウスの影響下にあり、巧みに吸収して自分なりのプレイを創り出していますね。どこを切ってもピーク時の様なテンションには、頭が下がる思いですがそんな事を考える余裕も無いくらいパワフルです。うんうん、最近テクノでは良いMIXCDがなかっただけに満足ですな。

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(3) | trackbacks(2) | |
Cisco Ferreira aka The Advent - T.R.I.N.I.T.Y. (Tresor:Tresor219CD)
Cisco Ferreira aka The Advent-T.R.I.N.I.T.Y.
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硬派でハードなミニマルテクノを作らせると右に出る者はいない位の男気溢れるアーティスト、Cisco FerreiraことThe Advent。前作「Light Years Away」は微妙にハードエレクトロ気味だったけれども、今作はテクノ帝国ドイチェのTresorからの新譜と言う事でリズムトラック中心のハードミニマルテクノ全開。やっぱりThe Adventは信頼のおけるアーティストですな。凄いですよ、音の厚みとか構成が。はっきり言って甘えや妥協が無いです。ドォンドォンって感じのクラブ映えする分厚いリズムトラックに、クールで殆ど展開の無いミニマルな楽曲。普通だったらミニマル系の曲は家で聴いても面白くないんだけど、The Adventの場合だとまじでテクノ好きな人にこそ美味いと感じられるはず。SurgeonとかResis程ハードでは無いんだけど、彼らのダークでミニマルな感覚に似ているね。展開がないからシンプルだけど、何度も聴くに耐えうるのは音の良さ。ハイハットの音一つとっても切れ味があって格好良いな。男汁が滲みでているぜ!

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| TECHNO2 | 23:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
2005/04/02 UNITE @ UNIT
首をなが〜くして待っていたLe Petit Orb(Alex Paterson & Thomas Fehlman)に行ってきました。年越しのTRANSIT KINGS(ALEX PATERSON & JIMMY CAUTY)@メタモがはずれだっただけに、今回は相当期待してましたよ。11:45に会場に着くと、あれ?もうKAITOやってるじゃん…しかも12時までだって(;´Д`)と言う訳でKAITOは少ししか聴けなかった。どう考えてもタイムテーブル作った奴は、馬鹿!いっぺん死ねと思いました。

12時からはフェルマンがDJを開始。最初は幾何学的な変則ビートで、ゆったりなスタート。アレックスとは対照的に知的だけど、見かけはRichie Hawtinみたいだしちょっと怖い。ダビーなリズムや浮遊感のある上物も混ぜて少しずつ盛り上げていく。さすが50越えてるおじさんだけあって、インポでも舌だけでベロンベロン舐め尽くして女を逝かせるような粘っこいプレイ。後半に入ればライブ目前と言う事もあり、4つ打ちでドンドンあげてきて会場を盛り上げていた。
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| EVENT REPORT1 | 17:35 | comments(8) | trackbacks(2) | |
Alexander Kowalski - Responded/A Collection Of Remixes (Kanzleramt:KA108CD)
Alexander Kowalski-Responded/A Collection Of Remixes
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Kanzleramtレーベルを紹介するのに辺り必ず外せないのが、このAlexander Kowalskiであろう。彼の作風も勿論デトロイトテクノに影響を受けた物なのだが、よりパワフルで疾走感溢れるグルーヴィーな作風で素晴らしい。今回のリミックス集は、彼のResponseと言うタイトルのアルバムを有名なアーティストがリミックスした曲を集めた物である。参加アーティストは、Joris VoornFunk D'Void(・・∂) アレ?The Advent( ・◇・)?(・◇・ )Samuel L. Session(@゜Д゜@;)あら・・・?Josh Wink(゚◇゚o)ホエ?British Murder Boys(゜ロ゜)ギョエ!!おいおいおい…どんだけの面子が参加してるのよ?って感じで、おいしすぎ。これだけ参加してたら迷う事なく即購入する人も多いんじゃないかな?特に素晴らしいのはFunk D'Voidで、ファットでポジティブなシンセが美しく、フロアライクでグルーヴィーなリズムがドゥンドゥンと刻まれるリミックスをしている。The Adventはいかにもなシャリシャリとしたハイハットと、ズンドコなドラムで硬派な感じ。Samuel L. Sessionはポコスカとしたパーカッションが土着を思わせる。Josh Winkはスカスカな作りで、シカゴハウスにも似た作り。でやはりインパクト大はBritish Murder Boysで、インダストリアル風味でノイジーだなぁ。マーダーの名の通り、殺される音だわ。Joris Voornはいつも通りの透き通るようなシンセが良い感じっすね。とにもかくにもこんな豪華なリミックス集なんだから、Alexander Kowalskiを知らなくても聴く価値はあると思うよ。

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| TECHNO1 | 21:09 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Luke Slater - Fear And Loathing 2 (RESIST:RESISTCD7)
Luke Slater-Fear And Loathing 2
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ふと思ったのだが、ここ連日緩めの作品を紹介してる事に気が付いた。いかんいかん、ハードな作品もたまには聴かないと!と思って買って放置してあったこのアルバムを聴いてみた。何というか2枚組だとなかなか通して聴く機会がないんだよね。それにMIXCDだから長いし。しかし何でこれはHMV先行発売なんだ?HMVでは去年から発売してるけど、Amazonでは2月にやっと発売になるみたいだ。どうでもいいけどさ…。

まずDISC2の方なんだけど、これはLukeの通常のスタイルのハードミニマル。これが何とも豪華でThe Advent、Killa Productions、Cave、Joris Voorn、Alter Ego、Hert等他にもまだまだハードテクノな方面で活躍している人ばかりのトラックが並んでいるね。Lukeのプレイも上手くて序盤は緩めのエレクトロで始まり、中盤から4つ打ちテクノに移行して徐々に盛り上げ、終盤ではトライバル気味にピークを持ってくる。ここでもJoris Voorn-Incidentが使われているけれど、この人の人気は当分続きそうだね。とにかく人気のあるアーティストが網羅されているので、最近のハード方面のテクノの傾向を知るにはもってこいの1枚だよ。

で今回の目玉はDISC1の方。ハードミニマルの人が何故かダウンテンポに挑戦しているよ。Marco BaileyやAdam Beyerも2枚組MIXCDを出して同じような事をしていたけど、やはりハードミニマルだけには飽きるのか、それとももっと自分の世界を広げたいのかは謎ですが。ノンビートの曲で始まり、BOLAのアンビエントも飛び出し序盤から驚きの展開。4曲目辺りからビートも入ってくるけど、とにかく緩い。Isolee辺りからはジャーマンディープハウスになって揺らめく様な怪しさがあるね。Playhouse辺りの音に近いかな。後半のAgoriaThrobbing Gristle(Carl Craig Re-Version)辺りでは妙にポップでイクセントリックになるが、このポジティブさにはダークな世界の中にやっと希望を見出したかとさえ思える。そのままクリックハウスに繋がれて、ダークで不穏な世界は静かに幕を閉じました。んーなんとも掴み所の無い1枚だったな。Lukeも随分奇妙な事に挑戦するなと思いつつ、ハードな後にはこんな緩いのも良いかもねとも思ったりした。ただ結局今の流行に乗って気分でこんなMIXをしただけだと思うので、何年後かにはこうゆうMIXCDも減ってくる様な気がしないでもないな。

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| TECHNO1 | 13:51 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Francois K. - Deep Space NYC Vol.1 (Wave Music:WM50150-2)
Deep Space NYC Vol.1
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待ちわびていた人も多いのではないでしょうか?このFrancois KのMIXCDを。Body & Soulが亡き今、彼の新しい創造性はこの「Deep Space」に向けられています。「Deep Space」と言うのはダブをメインに、ジャンルに拘る事なく良質な音楽を聴ける新しい彼のパーティーであります。そのパーティー名をタイトルに冠したこのMIXCDもやはり幅広い選曲で、新たなる息吹を感じさせます。CDのジャケットにはこう書いてあります-「An Adventure Into The Future Dub,Spacey Vibes And Abstract Grooves」。まさにその文面通りの物がこのMIXCDには詰まっています。ただダブをメインにとは謳ってはいますが、これはジャンル上のダブと言う訳ではなさそうです。実際選曲に関しては、Instant House、Ferrer & Sydenhamと言ったディープハウス、Tres Demented(Carl Craig)、Jeff Millsと言ったデトロイト系、果てはMatrix & Fierceの様なドラムンまであります。音的にダビーで深い物が中心だと言う事なのでしょう。一体Francois Kは何処まで行けば、その足を緩めるのか?彼の深淵なる宇宙の旅は、まだまだ終わりを見せません。Francois Kの新曲も入っているので、要チェック。



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:17 | comments(7) | trackbacks(2) | |
The Orb - The Orb's Adventures Beyond The Ultraworld (Big Life:BLRDCD05)
The Orb-The Orb's Adventures Beyond The Ultraworld
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さあ、まだまだFreedom Villageの復習は続きます。先日Freedom VillageでもTransit KingsとしてプレイをしていたAlex Patersonですが、メイン活動はこのThe Orbです。特にこの1stは彼らの中でも最高傑作と謳われている作品で、参加メンバーも超豪華です。KLFやTransit KingsのJimmy Cauty、System 7のSteve Hillage、老いて尚盛んなThomas Fehlmann、そして元Killing Jokeで現在はゴアに走っているYouth等が参加しています。

内容はと言うとアンビエントテクノの金字塔とも謳われる作品だけに、とにかくぶっ飛び具合は半端じゃないです。KLFの「Chill Out」も実はAlex Patersonが殆ど作ったのではないかと言われているけれど、その噂も理解出来ます。Orbのアンビエントは単純なアンビエントではなく、ダブを多様した腰にずっしりくるグルーヴが特徴です。泥沼にズブズブとはまっていき抜け出せないような重さ、そしてスペーシーな上物がキラキラと入ってきたり、陰と陽を行ったり来たりする感じです。コンセプトは「地球軌道」、「月起動」、「超世界」と三つの世界と言う事で曲名もそれにちなんだ名前が付けられています。取り分け「超世界」のダビーでドゥープな曲群は、まるで異次元世界に彷徨ってしまったかのような錯覚を覚えます。ラストの通称「Lovin' You」=「A Huge Ever Growing Pulsating Brain That Rules From The Centre Of The Ultraworld」は19分にも及ぶ大作ですが、どうしてAlexがこんな曲と思いついたのか全くもって謎ですね。ラリッてないと作れない曲だと思います。これにはJimmy Cautyも参加していますけど、やっぱり黄金コンビは偉大です。

先日のTransit Kingsのライブは、まだパラレルワールドの入り口を垣間開いただけでは無かったのでしょうか。今度は是非The Orbのウルトラワールドを体験してみたいですね。

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| TECHNO1 | 20:00 | comments(2) | trackbacks(1) | |
The Advent - Sketched For Life (Tresor:Tresor195CD)
The Advent-Sketched For Life
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Cisco FerreiraとColin McBean(現在は脱退)からなるイギリスの硬派テクノユニット、The Advent。もうベテランとも言える域に達しているが、それ程昔から内容的には変わりが無い様に思える。元々Cisco Ferreiraはエンジニアとして活動していた為、The Adventを開始した当初からハイクオリティな作品を出し続ける事が出来たのだろう。このアルバムもざっくりと分厚い音でハードな構成になっていて、昔からの男気溢れるハードでミニマルな曲調と言うのは変わっていない。The Adventも安易に流行のトライバルに流される事なく、機械的なテクノを貫いていると言う事は素晴らしい。確かにトライバル系ってノリも良いし僕も好きだけど、元々のミニマルはやっぱりこうゆう音楽なんじゃないかと思う。ミニマル系のアルバムでは、飽きずに聴く事が出来る名盤の中の1枚だと思います。2枚目はTresorからのEPをまとめた物で、お買い得ですね。エンジニア出身の音を是非堪能あれ。

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| TECHNO1 | 19:55 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fumiya Tanaka - Mix-Up Vol. 4 (Sony Music Entertainment:SRCS8140)
Fumiya Tanaka-DJ MIX 1/2[MIX.SOUND.SPACE]
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昨日はディープ目のMIXを紹介したので、今日はFumiya Tanakaの本気汁モードの激ハードMIXを紹介。Mix-Upと言えば「Jeff Mills-Mix-Up Vol.2」と同じシリーズ。このシリーズは良いですね。これは96年のライブ録音で今よりも荒々しさ、猛々しさみたいなのを感じます。今もハードなんだけど、今はもっとシンプルでストイック。96年頃は若さ溢れんばかりのパワーで押し切る感じのMIXですね。Jeff Mills、Steve Bicknell、Regis、Surgeonみたいなミニマル勢にFunk、Robert Armani、Traxmenみたいなシカゴハウス勢、その他有名無名勢関係なくガンガン繋いでいきます。オープニングからテンション高くて、途中中だるみにはなるけれど55分位からはもうノンストップ爆走状態で、ハードミニマルの真骨頂を見せてくれます。日本版Jeff MillsなのでJeff Mills好きは是非。amazonで売ってないけど、中古屋では良く見かけるので探してみて欲しいです。しかしスタートIDが入っていないので、曲を飛ばす事は出来ず入門にはお薦めするには悩む所です。

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| TECHNO1 | 21:17 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Jeff Mills - Mix-Up Vol.2 (Sony Music Entertainment:SRCS7969)
jeff mills-mixupvol2
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1995年10月28日、Jeff Millsはリキッドルームに舞い降りた。そしてその時の神懸かったプレイを記録したのが、このMIXCDである。テクノ好きならば誰もが通るJeffなので語る事は少ないが、元Underground Resistanceでその後ハードで過激な作風でミニマルテクノを世に知らしめた張本人である。DJに至ってはとにかくファンキーで、3台のターンテーブルを使って矢継ぎ早にレコードを変えてはMIXを繰り返していく。その曲の良い所だけど抜き出してプレイするのであれば、もちろん悪い訳がない。余りにもMIXは早く1時間に40枚程はレコードを使う程だ。このMIXCDでは自身の曲を多く含みつつも、Jeffのフォロワーの曲も使い、未来的な兆候を感じさせながらも時にファンキーに、時にソウルを感じさせる。最初の8曲位までは前半のハイライトだが、圧巻は中盤の「Strings Of Life」だろう。Jeffは何故か昔からこの曲をほぼ回している。何故ミニマルプレイでこの曲を回すのか?それはJeffがソウルのこもったプレイをするからに他ならないだろう。最近はHOUSEのアーティストもこの曲を回したりするけど、やっぱりJeffが使ってこそだと思います。

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| TECHNO1 | 21:24 | comments(0) | trackbacks(1) | |