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MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog]
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog] (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
名作MEZZANINEリリース時に予定されていたマッド・プロフェッサーによるダブ・バージョンが、今になりリリース。こちらはアナログ盤。
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メザニーンのリマスターに、上記のダブバージョンを合わせたCD2枚組。
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FRKWYS Vol.15: serenitatem
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Tiger & Woods - On The Green Again (T&W Records:RBTWCD-1)
Tiger & Woods - On The Green Again
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センスこそ全て、イケてるディスコ・サンプリングの作風を基に一躍その手のシーンにおいてトップへと躍り出たTiger & Woodsは、当初はホワイト盤のみのリリースと正体不明の二人組というミステリアスなカルト性もあって人気に拍車をかけていた。実はその二人組というのはイタリアの古参であるMarco PassaraniとValerio Delphiである事が判明したが、その神秘的な霧が晴れてしまった後もその素晴らしい音楽性があるからこそ、全く人気が衰える事はなく今も尚絶大な信頼を集めている。その人気も相まって今ではライブも積極的に行うまでになっているが、多忙が故に新作のリリースは以前より減っているのも事実であり、そんな状況において5年ぶりのアルバムはファンの渇望を満たすには十分な内容となっている。アルバムは映画の始まりかのようなゴージャスなシンセオーケストラによる"Intro"で幕開けすると、もっさりと生っぽいキックが4つ打ちを刻み、奇妙なロボットボイスとブイブイとしたイタロ的なベースラインがファンキーな鳴りを生む"RockMeLoveMe"へと突入し、序盤からTiger & Woodsらしいディスコティックな愛くるしさが爆発する。"Ginger & Fred"のシンセベースのシーケンスは何だかGiorgio Moroderのそれを思わせる所もあり、ファンキーなボーカル・サンプルの執拗なループによって機能性を重視しつつ、キャッチなコード展開も加わる事でディスコに対する懐かしさも含んでいるのだ。"Come And Get My Lovin'"はBarbara Fowlerによる1984年作のカバー…と言うよりはカットアップ・エディットとでも呼ぶべきか、原曲の素材を使いながらも細かく散りばめた事で面影を残さずにファンキーかつ煌めきを上積みさせたディスコ・ハウスへと生まれ変わらせ、これぞTiger & Woodsのディスコ・リエディットのセンスの業だと言わんばかりだ。"RadioTiger"もカットアップのようにぶつ切りしたような目立つが、キックは80年台のシンセポップのようなアタックの強さがあり、そしてシンセ・ファンクらしい色彩感溢れる電子音や甘くキャッチなボーカル・サンプルで郷愁に満たされる、そうセンチメンタルな空気がふんだんのディスコ・ハウス。アルバムの最後の"Outro"は初まりと同じようにシンセ・オーケストラによる感動的な瞬間が待ち受けており、ポップ感が爆発しつつファンクでブギーなアルバムはあっという間に聞き終わってしまうだろう。作風は見事なまでの金太郎飴的なディスコ・ハウスで、機能的だからといってそれが単調になる訳でもなく、センスの良いサンプル使いによるメロディーも耳を強く惹き付ける魅力があり、ダンス/リスニングの両面から十分に楽しめるだろう。



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| HOUSE12 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/6/28 Resident Advisor @ ageHa
クラブ・ミュージック好きな人であればご存知であろう、エレクトロニック・ミュージックに焦点をおいたWEBマガジン「Resident Advisor」。2001年にオーストラリアで設立され電子音楽に関する情報を展開すると共に、RAが選ぶRA Pollは鋭い選球眼で時流の音楽だけでなく普遍的に価値のある音楽まで選ばれ、読者からは一つの指標として高い人気を得ている。2011年にはめでたく日本語サイトも設立されたおかげで日本でも定期的に読んでいる人は多いだろうが、そのRAが遂にageHaで初のフェスティバルを開催したのだが、RAらしく出演するアーティストにもこだわりが感じられ、DJ HarveyやEddie Cといった人気アーティストから、今注目を集めるTiger & Woods、玄人受けするであろうLevon VincentやGerd JansonにJoey Anderson、そして日本からは井上薫によるプロジェクト・Chari Chariの復活ライブ、瀧見憲司やDJ Sodeyamaなど誰を聞くか考えるだけでも悩んでしまう充実した出演陣となった。
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| EVENT REPORT5 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
XLAND Records Presents XMIX 03 Kenji Takimi (KSR Corp.:KCCD558)
XLAND Records Presents XMIX 03 Kenji Takimi
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2011年に新設されたFreaks Music FestivalはいきなりDJ Harveyを招致し度肝を抜いたが、2012年にはXLANDと名を変え野外フェスとして注目を集める。そのXLANDが手掛けるMIXCDシリーズがこのXMIXで、第一弾にはDJ Harveyを、第二弾にはRub N Tugを起用し捻りの効いたセンスで話題となるが、第三弾は日本からバレアリックを体現する瀧見憲司を起用し、更なるエスプリっぷりを披露している。元々普通でないダンス・ミュージックをプレイし現実離れした異形な世界を創出する手腕には定評があったが、公式では6年ぶりのMIXCDではその手腕には更に磨きを掛けて、最早ダンス・ミュージックですらある事を放棄したかのようにディスコやハウスだけでなくフォークやロックやジャズなどジャンルを横断しつつ、しかしリスニングとダンスのバランスを取りつつ極限までにロマンティックな世界を繰り広げていた。特に冒頭の4曲目辺りまでは享楽的なダンスの興奮を呼び起こすもなく、フォーク〜バレアリック〜コズミックなうっとりと甘美な音によって白昼夢へと誘われる。そこからは快楽的なニューディスコやファンキーなディープ・ハウス、幻惑的にサイケなロック(My Bloody Valentineのカヴァーまである!)など大きな振り幅をもってして、エグい音も織り交ぜながらBPMとジャンルを意識させることなく大胆な展開を作っていく。肉体へ作用する生命力に溢れたグルーヴと、精神に作用する倒錯的なサイケデリックと快楽的なバレアリックの応酬には、抗う事さえ出来ないだろう。終盤には見計らったように感動的な流れを用意しているが、物哀しいラウンジ系ハウスの"Cafe de Flore (Charles Webster's Latin Lovers Mix)"からNina Simoneのジャズ名作"My Baby Just Cares For Me"でそれまでの興奮を沈めるかのように、甘美ながらも和やかな空気で心地良い余韻を残してDJミックスは終わる。70分のDJミックスに収められた瀧見憲司によるストーリーは、快楽的で刹那的で、そして狂おしい程に美しい。

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| HOUSE9 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Tiger & Woods - Banana Balls EP (Editainment:TAIN 11)
Tiger & Woods - Banana Balls EP
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実に高品質なリエディット作品と物議を醸しだした名義でニューディスコシーンを一世風靡したTiger & Woods。彼らが主宰するレーベルであるEditainmentからはその他にも著名な芸能人などの名前をネタにしたアーティストがリリースしているが、もしかするとそれらも実はTiger & Woodsの変名である可能性は高い。しかしそれでも期待するのはTiger & Woods名義の作品であり、ここに約2年ぶりとなるその名義での作品が届けられた。本作も今までと同様にネタものとなっているが、"Pitch"ではネット情報によるとMelba Mooreの"Mind Up Tonight"をサンプルに使用しているとの事。キレのあるギターカッティングやもさっとしたディスコな4つ打ちとウニョウニョと低音を支えるファンキーなベースラインと、まあこれでもかとディスコティックな作品ですが、ディスコをより単純にミニマル化しDJツールとして最適に仕立て上げる妙技こそ彼等の手腕。そして"Slice"はバウンシーなリズムトラックにやはり切れ味のあるギターが頭をバンギングさせる縦ノリ感もあるトラックで、よりエネルギーが迸り脂ぎったファンクネスが炸裂している。ブレイクでのフィルター使いも上手く機能しており、誰が回しても間違いなく盛り上がるような出来だ。そして両面に各々の曲のダブバージョンも収録されていて、ねっとりとビートダウンして作風はアフターアワーズにも向いている。いつも通りのネタのリサイクル作品とは分かっていても、それでもディスコの良質な部分を抽出した機能的なトラックの前では抗う術もなし。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Det & Ari - Honved Hassle EP (Editainment:TAIN 10)
Det & Ari - Honved Hassle EP

毎回各界の偉人や才人をネタにしたアーティスト名で作品をリリースしているEditainmentの新作は、ハンガリーの伝説的サッカー選手だそうなDetariをネタにしたDet & Ari名義でのEPとなる。言うまでもなく中の人はTiger & Woodsと同一人物と思われるが、収録トラックを聴けばそれも確信に変わるであろうバレアリックでディスコティックな音が詰まっている。とびっきりにファンキーなギターやシンセのネタをサンプリングしてループさせた"Lajos Jump"は、Fab G.の” Frenchy Frenzy"をネタにしているそうだがオリジナルを聴いたら確かに…と言うか、訴えられるレベルまでほぼ引用している。そこに隆盛を誇っていた頃のフレンチ・フィルター・ハウスを思わせる煌めきと鋭さを感じさせるフィルターをかけ、更には爆発力を上乗せしてブレイクも上手い具合に入れているので、誰がプレイしても大きな盛り上がりを作れるのは間違い無いだろう。裏面の"Butt You"はアフターアワーズ仕様のBPM遅めのバレアリック・ディスコで、これまた何かしらのネタを執拗に反復させて快楽を継続させ、ちょっとした変化を度々入れる事で曲調に上手くアクセントを付けている。曲としての構成はネタの再利用に単純な反復を用いると言う、自分では殆ど新しい音は生み出していない創造性が決して高いとは言えない音楽として見なされる懸念もあるが、しかし過去の遺産とサンプリングに愛があればこその素晴らしい再生方法とも思えてしまう。DJがツールとして使って盛り上がるのであれば、イリーガルな事も許容されてしまうクラブミュージックらしい作品だ。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Lauer - Phillips (Running Back:Rbcd04)
Lauer - Phillips
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テクノ、ミニマル、ディープハウスなど様々なダンスミュージックの発信がドイツ中心となっている今、ディスコ/リエディットと言うジャンルに於いてもドイツはRunning Backからの作品が注目を集めている。Tiger & WoodsやTensnake、Mark Eらが作品をリリースしていると聞けばレーベルの質も折り紙付きである事を理解するだろうが、このPhillip Lauerにとって初のソロアルバムとなる本作はまたしてもレーベルの存在をアピールするであろう。ディスコ・テイストを感じさせる粘り気と動きのキーボードやベースラインは何処か懐かしくダサくもあるが、イタロ・ハウスの派手派手しいサウンドやバレアリックな開放感・多幸感も纏っており、あっけらかんとした無邪気な楽しさはそう多くは体験出来ない物だ。どの曲もレイドバックした緊張感の無いビートながらも、コズミック感のあるブリブリとしたシンセサウンドはのどかで陽気なディスコ空間を創造し、哀愁のあるメロディーは胸の奥に閉まった切なさや懐かしさを呼び起こす。カラフルで艶のある音の使い方や豊かな広がりを聞かせるコード展開を一貫しており、気難しい実験的な事も無闇に熟考させるような事も全く無く、ミラーボールがクルクルと回転するポジティブなダンスフロアで無邪気に踊りたくなるディスコ・ハウスが整然と並んでいるのだ。目新しさを感じさせる流行の音楽ではないけれど、いつでも聴きたくなる良い曲が揃っている秀逸なアルバムだ。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Helium Robots - Jarza EP (Running Back:RB031)
Helium Robots - Jarza EP
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Boof、Mark E、Todd Terje、そしてTiger & Woodsら猛威を振るうディスコ〜リエディット勢を手掛け、ここ数年評価を高めているRunning BackよりHelium Robotsなるユニットの新作が到着。UKのEwan WillmottとLydia Jonesの男女ユニットだそうで、レーベルの方向性に合わせて本作も根底にはディスコの音がある作品を収録。野暮ったいビートと躍動感のあるスラップ・ベースが刺激的なエレクトロニックなディスコ"Crepitation "、そして時代錯誤なブリブリとしたシンセに手弾き感満載のキーボードのコードが懐かしいファンキーなシンセポップ"Jarza"と、どちらもダサカッコイイ古き良き味わいのある曲調です。が注目すべきは裏面に収録されているTheo Parrishのリミックス2曲。2010年頃から破竹の勢いでTranslationと言う名のリミックスを大量に手掛けておりますが、ここに収録された"Jarza"のリミックスも正にセオによる置き換えと言う言葉が相応しい内容です。シカゴ・ハウスらしいアシッド感覚の強いシンセや空虚なハットやリズムを基に攻撃的かつサイケな色に染め上げた"Theo Parrish Translation 1"、そしてメロディーを抑えてリズムが前面に出た分だけ不穏な感覚とミニマリズムが強調された"Theo Parrish Translation 2"、そのどちらも確かにセオらしい骨太で荒々しい質感が感じられます。原曲の残像さえ残さないお仕事は、確かにTranslationなんですね。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Pop & Eye - Toil For Olive Oyl EP (Editainment:TAIN 8)
Pop & Eye - Toil For Olive Oyl EP

Cleo & Patra、Pop & Eye、Larry Tigerとふざけた名義ながらも良質なディスコリエディット作品を量産しているTiger & Woods。おそらく中の人は全て同じだと思うのですが、名義毎の違いは全く以って不明です。さて前作の"Out To Punch EP"もヒットしたPop & Eyeでの新作が届いておりますが、本作も前作同様に最高にファンキーで程良くメロウなディスコなトラックが並んでおります。秀逸なのはウォーミーなパッドと甘く囁くような呟きがバレアリックな感覚もあるのどかなディスコトラック"Being Boing"。気持ちの良い部分を執拗に反復させながら徐々に音数を増やしていくビルドアップスタイルで、真っ暗闇のフロアに天井から優しい朝日が射しこむようなアフターアワーズに最適な曲です。そしてSadeの"The Sweetest Taboo"を歌の一部をネタにした"Blow Me Down"、これは切れのあるチョッパーベースを導入しながらカットアップ風なディスコへと生まれ変わらせた飛びっきりにファンキーな曲です。更にはGeorge Bensonの"Give Me The Night"を単調なループ系へと作り替え歌をカットアップさせた"Give Me A Fight"は、原曲の生温くリラックスした雰囲気を引き締めてシャープさを強調したブギーなエディットが効いています。他にThe Crusadersの"Street Life"をネタにした1曲の合計4曲どれもたかがリエディット、されどリエディットな過去の遺産を現在に適用させたディスコとして蘇らした素晴らしい作品です。

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| HOUSE7 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Nic Fanciulli, Joris Voorn & Mark Fanciulli - Together / The Tide (Rejected Music:rej015)
Nic Fanciulli, Joris Voorn & Mark Fanciulli - Together / The Tide
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オランダテクノを代表するJoris Voornの前作から一年ぶりとなる新作は、自身のレーベル・Rejected Musicから。本作ではプログレッシヴハウス方面で人気を博すNic Fanciulliとその実弟Mark Fanciulliも参加したスプリット盤となっており、話題も十分。A面にはJoris+Nicの共作となる"Together"が収録されておりますが、これがなんとディスコリエディットで注目を集めているTiger & Woodsのヒット曲"Deflowered"(の更に元ネタはRaw Silkの"Do It The The Music")をモロにサンプリングしたフィルターハウスで、そらフロアで受けない訳がないだろうと言う出来。ここ2〜3年のJorisの作風を聴く限りでは確かにフィルターハウスにぞっこんなのは分かりますが、ここまでファンキーなサンプリングを披露されるともうぐうの音も出ない。BPM的に言えば大してアッパーでもないけれど、とにかく粘りのあるベースラインやら耳に残る声ネタの使い方でリスナーの耳を虜にし、一聴して強烈な印象を残すネタの引き出しと言うモノは本当に凄い。B面にはMark Fanciulliの"The Tide"をJorisがエディットした曲を収録。A面に比べれば随分と地味と言うか渋いもののファンキーなスポークンワードを導入し、更にはDJツールとしての用途を煮詰めたようなミニマルな作風に仕立て上げており、平坦な流れで曲と曲を繋いでいくには使い易い内容。つまりはどちらも完全にフロア仕様な訳なので、DJが使うにはもってこいな一枚。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Tiger & Woods - Through The Green (Running Back:RBCD02)
Tiger & Woods - Through The Green
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Tiger & Woods、この人を食ったような名前のアーティストは、自身のレーベル・Editainmentよりホワイト盤のみのレア流通な形態にも拘らずカルトヒット作を量産する正体不明の新星。同レーベルよりCleo & Patra、Pop & Eye、Larry Tigerのアーティスト名でも作品がリリースされておりますが、多分中の人は同じ人。彼は一体誰なのだろうか、我らが今だ知りえぬ新星かそれとも著名なアーティストの隠れ蓑なのか…。一つ確実に言えるのは、Tiger & Woodsこそが素晴らしいニューディスコシーンの偏執狂だと言う事。彼の作風はディスコやイタロなど旧時代の古典を借用し現在のニューディスコとして再々させるエディットが基本ですが、その徹底ぶりには彼のクラシックに対する深い愛情が感じられ、只のサンプルもセンス次第では新しい輝きを生み出せる事を証明しております。特徴的なメロディーのワンフレーズ、耳に残る歌のワンフレーズ、これを如何に掘り出しループさせて使用するか。掘り出した素晴らしいネタが短い程、それをループさせるだけでファンキーなディスコ物にもメロウな歌物にもなってしまう。その単純さ故にミニマルな構成に仕立てる事で、耳への印象は逆に強く残る古くて新しいディスコリエディットとなるのでしょう。新曲以外にも今までリリースされてきたホワイト盤の曲もたっぷり収録されており、CDリスナーにとってはこのアルバムでようやくTiger & Woodsに触れ合う機会も出来て、ニューディスコシーンの最終兵器と言える一枚です。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Pop & Eye - Out To Punch EP (Editainment:TAIN5)
Pop & Eye - Out To Punch EP

クレジットは特に無し、無許可非合法の可能性大なホワイト盤のみでリリースを行うドイツ発らしい新興レーベル・Editainment。今までにTiger & Woods、Cleo & Patra名義でのリリースときて、新作はPop & Eye…って、多分名義は違えども中の人は確実に同じであろうその人を食ったようなネーミングセンス。今までの作品でも過去のファンクやソウル、ディスコ、ロックなどを大胆にサンプリングし、リエディットで現在のダンスミュージックとして再生を施してきた手腕は、今注目の的となっております。レコ屋の説明を見た限りでは本作でも有名なアーティストの曲をサンプリングしているそうで、A面の"Spinach Spaceship"は鮮やかに舞い上がるシンセにカットアップな声ネタを散りばめ、調子もイケイケなファンキーかつブギーなディスコハウスに仕上げております。ズンズンと力強く粘り強く響くリズム、煌めきを越えた派手派手しい上物で、これはフロアでもどんちゃん騒ぎで盛り上がるの間違い無し。そしてB面の"Can't Let Bluto"は肩の力が抜けたバレアリックなディスコ。懐かしさと切なさが入り混じるも、朝方のフロアに合いそうな幸せいっぱいの空気でフロアに和みを生んでくれそうです。このレーベル、間もなくアルバムもリリースするとか、いやいや目が離せないですね。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2011/2/5 groundrhythm @ Air
代官山Airオープン時から続くパーティー・groundrhythm。井上薫が9年にも渡り定期的に続けている事は言うまでもなく驚異的であり、今でも熱心なクラバーが集まる重要なパーティーです。時代と共に音の変遷を繰り返しながらも、大地の鼓動を表現するパーティーは一体どこへ向かうのか。今回はゲストにTraks Boysを呼んでの新年1発目のgroundrhythm(そう言えば1年半前でのDK Soundでも井上薫とTraks Boysが共演してたっけ…)へと遊びに行きました。
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| EVENT REPORT3 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |