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Trus'me - Treat Me Right (Prime Numbers:PNCD18)
Trus'me - Treat Me Right
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イギリスはマンチェスターにてデトロイトにも匹敵する黒きハウスを世に送り出しているPrime Numbers。その首謀者がDavid WolstencroftことTrus'meで、彼自身も2007年に作品デビューとアーティスト活動に於いてはまだベテランとは言えないが、レーベル運営の手腕と共にアーティスト的な面からも信頼を寄せられている事に疑う余地は無い。本作は3年ぶり3枚目のアルバムとなるのだが、まず誰が聴いても今までと変わった印象を受けるのは間違いないだろう。今までの音楽性が生っぽくレイドバックしたジャズやソウルのフィーリングを伴う湿度の高いハウス中心だったのに対し、本作では一体何が彼に起きたのかテクノに接近したツール的なトラックが増えている。例えば"It's Slow"のブリブリした正弦波のシンセの音は完全にブリープで、随分と硬くソリッドなシンセが幾何学的に絡み合いながらモダンテクノ化している。アルバムの幕開けとなる"Hindsight"にしたって訝しいボーカルを添えながらも、垂れ下がる重苦しいパッドやヒプノティックなシンセを配したテック系のハウスで、確かに黒さが感じられない事もないが現代風にスタイリッシュな作風に寄り添った印象だ。そんな中でハイハットが猛々しく鳴り疾走する"I Want You"は、エレクトロニックなビートやメロディーであるにもかかわらずどす黒いスモーキーさが立ち込めており、Trus'meらしさもある程度は残っている。個人的な好みで言うと前作までの生々しいハウス路線に愛着があるのだが、これはこれで違和感なくテクノを咀嚼した作品として成り立っているので、アーティストとしての才能はあるのだろう。そしてこの後にリリースされたリミックスアルバムは、更にツール向けのテクノ化しているのだ…

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Linkwood - From The Vaults Part 1 (Prime Numbers:PN10)
Linkwood - From The Vaults Part 1
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UKエディンバラのカルトレーベル・Firecracker Recordingsと、そして同じくUKマンチェスターにおいてTrus'me主宰のPrime Numbersからポストビートダウンを担う作品をリリースしているNick Moore aka Linkwood。アルバム"System"(過去レビュー)以来2年ぶりとなる新作が到着しておりますが、ここでは以前よりもアッパーでグルーヴィーさを打ち出したディープハウスを披露。A面の"Dirty Love"はエレガントなパッドが反復する単純な構成ながらも、途中から自由に暴れまくる手弾きのシンセや呟き風のガヤ声も微かに浮上し、どす黒くファンキーに変容を見せるアッパーなディープハウス。B面にはトラック名無しが2曲収録されていますが、こちらの方がよりLinkwoodらしいビートダウンと言える内容ですね。覚めない夢の中に溶け込むように物憂げで悲壮感も漂う"Untiteld1"、乾燥したキックや虚無感に満ちたベースラインがシカゴハウスを思わせる"Untiteld2"と、光の射さないマイナーな鳴りがジメジメしていてビートダウン的。デトロイトハウス好きならLinkwoodは要チェックです。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Linkwood - System (Prime Numbers:PNCD01)
Linkwood - System
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UKスコットランドはエディンバラを拠点にほぼ一年に一枚と言うスローペースなリリースを行うも、そのどれもがカルトヒットしているハウスレーベル・Firecracker Recordings。そこに名を連ねるはFudge Fingas、House Of Traps、Linkwood Family、そしてNick MooreことLinkwood。UKからデトロイトへの回答、またはポストビートダウンとも言える湿度のある黒い音を鮮やかに聴かせる話題のアーティストですが、このアルバムは同じくデトロイトハウスを猛追するTrus'meのPrime Numbersより。ポストビートダウンなんて言った割にはあそこまでの濃密な粘着性は無いのですが、安っぽいアナログのリズムボックスから聴こえるようなスネアやキックにクラップ音を多用した80年代を意識したディスコサウンド全開で、また地べたを這いずり回るシンセベースは艶めかしさを強調しております。そして何よりもこのアルバムを特徴付けるのは、コズミックなシンセサウンド。ムーグも使用してアナログ感を打ち出したシンセはレトロな煌きと共に優しさや素朴な音質を生み出し、ディスコも飛び越えてフュージョンやファンクにも似た躍動感のあるプレイを聴かせてくれます。多分プログラミングをメインに組み立てられてはいるのだろうけれど、それを意識させない手作り感の強い温かみがあり、また汚れを綺麗に落としたスタイリッシュ感もありそこが単なるデトロイトハウスの物真似に終っていない所以なのでしょう。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fudge Fingas - Now About How (Prime Numbers:PNCD04)
Fudge Fingas - Now About How
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UKにおいてポストデトロイトハウスの最右翼に立つTrus'Me主宰のPrime Numbersから、これぞその決定打となるべきアルバムがリリースされました。Fudge Fingas、本名はGavin Sutherland、まだ知名度は一部の者にしか伝わっていないであろうが、制作活動は寡黙ながらもFirecracker等のレーベルから地道に作品をリリースしてきた10年以上の経歴があり、耳の肥えたコアな層の心を既に鷲掴みしている注目のアーティスト。この初のアルバムは端的に言ってしまうと煙たいデトロイト・ビートダウンの系譜であり目新しさも特に無いけれど、しかしそこからの音楽性の拡がりや深み、そしてよく練られた構成などと言う点でオリジナルのデトロイトから更に進んだ音楽性と言えるはず。温かくメロウなディープハウス、鋭い切れ味を見せるブロークンビーツ、気怠くドリーミーなダウンテンポ、熱く沸騰するブギーなハウスなど、その何をやっても上手く聴かせてしまう手腕は流石ベテランと言える業であり、感情の赴くままに創作するデトロイトのアーティストとは異なり理性によって創造性をコントールした事で、デトロイトの叙情を残しつつもアルバム全体に整った趣きも生んでおります。確かに強い個性なりアクなりは身を潜めているものの、それを超越した安定感のある完成度は聴く者を選ばないでしょう。兎に角まあ本当に良く出来たアルバムなので、これを聴かないのは非常にもったいないと断言します。

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| HOUSE6 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Trus'me - In The Red (Fat City:FCCD030)
Trus'me - In The Red
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ポストビートダウンか、又はTheo ParrishやMoodymannとも比較された音楽性でデビューを果たしたマンチェスターのTrus'me。しかし2ndアルバムとなる本作では、そんな比較はもう不要と思える程に多様性を開花させ深みも増しておりました。その多様性はもしかしたら参加したゲスト陣の影響なのだろうか。デトロイトからはAmp Fiddler、Paul Randolph、Pirahnahead、Stones ThrowのDam-Funk、そしてTrus'meが主宰するPrime Numbersからもリリース歴のあるFudge FingasやLinkwoodら、数多くのアーティストが制作に加わっています。曲によってはゲスト陣の影響が強く出ており、例えばDam-Funkが参加した"Bail Me Out"はレトロ感のあるヴォコーダーのボイスとギトギトなシンセがブギー感を生み出したファンクだし、Paul Randolphがベースで参加した"Sucker For A Pretty Face"も重くうねりのあるベースラインが強調された汗が飛び散るファンク。Linkwoodが参加した"Need a Job"では力強いハウスの4つ打ちとメランコリーが聴こえてくるし、Amp Fiddlerが参加した2曲はねっとりとしたソウルその物です。じゃあTrus'meの個性は無いかと言うとそうでもなく、どぎつくなり過ぎない様に適度な黒っぽさを残して本格的なブラックミュージック性もありながら、またモダンなお洒落感も含んでいるそのバランス感覚の良さがTrus'meの才能なのかもしれないですね。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Agoria - Balance 016 (EQ Recordings:EQGCD029)
Agoria - Balance 016
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フレンチテクノシーンの奇才・Agoriaが、名物MIXCDシリーズとなっている"Balance"の16作目を担当。今までに2枚のMIXCDをリリースしていてそれらもジャンルレスで強烈なぶっ飛び感覚を感じさせる内容でしたが、この新作もやはり同様にテクノだけではなく様々な音を組み合わせ、フロアとチルアウトルームを行き来する様な変態的なミックスを披露しております。ジャンルの多様性はテクノ、ハウス、ダウンテンポ、ディスコダブ、アンビエント、ミニマル、ニューウェーブなどまでに及び、最早このMIXCDがどんな音に当てはまるのかを説明するのは意味が無い状態にまでなっております。そして単純に曲を繋げるだけではなく曲の一部のサンプルを途中に混ぜ込んだり、同じ曲を2度も使用する事で、1度目で感じた印象が2度目で更に強まる効果を誘発するなど、展開の作り方は確かに印象的。何よりも彼の創る音源からも感じられるギトギトでドラッギーな感覚が終始漂っていて、リズムトラックの強さやノリで引っ張っていく勢いのあるタイプのミックスとは異なる、つまりは精神作用の大きい麻薬的な覚醒感の大波に飲み込まれるミックスは、彼特有のトリッピーな感覚があり独創性が存分に感じられる事でしょう。その分振れ幅や展開の浮き沈みも大きく、また音の余りのどぎつさに体力が無い時は聴くのもしんどいかなと感じる点もあります。インパクトがある分だけ聴く人を選ぶ内容でもありますが、はまる人には心底はまって抜け出せなくなるのではないでしょうか。

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| TECHNO7 | 10:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Trus'me - Working Nights (Fat City:FCCD026)
Trus'me - Working Nights
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デトロイトビートダウンやTheo Parrishらとも比較されているTrus'meなるアーティストの1stアルバム。僕は全然知らなかったのですが、デトロイト系を積極的にリリースするSTILL MUSIC傘下のStilove4musicからデビューをしていたそうで、しかし本人はマンチェスター出身と言う意外な経歴。音の方は確かにデトロイトハウス、特にTheoやMoodymannとも類似する湿度の高いダウンビートなハウスで、そこにジャズやヒップホップ、ディスコの要素も持ち込んでおりなかなかにどす黒い音をかましています。曲によってはベンベンとベースが唸っていてセッションした様なファンクもあり、人肌の温もりどころか汗臭ささえ感じさせる熱さとざらついた生っぽい音の感触にソウルとファンクネスを感じます。TheoやMoodymann程の奇々怪々で圧倒的な世界観はないものの、ストレートなダンストラックとしての要素は強めだし、これがデビューアルバムなのだからやはり素晴らしい出来。デトロイトハウス好きな人には文句無しでしょう。

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| HOUSE5 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Cassy - In The Mix - Simply Devotion (Cocoon Recordings:CORMIX026)
Cassy - In The Mix - Simply Devotion
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今テクノで隆盛を極めているレーベルの一つ・Cocoon Recordingsと言えば、昔の巨人みたく他のレーベルで育ったアーティストを上手く流用している感じで余り好みのレーベルではないのですが、この"In The Mix"シリーズだけは通な人選と高品質を保ち続けていて好感の持てる所です。そして新作はドイツで今最も熱いとされるクラブ・Panorama Barのレジデントの一人・Cassyが担当。以前のMIXCDもかなり渋い音でしたが新作も相当に渋く、前半はシカゴハウスの不穏な空気とドイツのミニマル感覚を足したモノクロな音が中心。緩いテンポながらもねちねちと重く濃いグルーヴがあり、中盤からはテック系も混ぜたりするも全然アッパーにならずに暗めの廃退的な音が続きます。終盤でようやく日の目を浴びるように情緒漂うディープハウスに移行して、程よい盛り上がりを見せて上手く終わりを迎えます。こう書いてみると何だか単調で地味な印象を受けるかもしれませんが、実際は緩いハウシーなグルーヴは上げず下げずの微妙なバランスの上に成り立っていて、派手ではないけれど高揚感がじわじわと染み入るプレイでした。しかし実際にこんな感じでクラブでもプレイするのかしら?ラウンジ向けだと丁度良い位な気もする。

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| HOUSE5 | 10:30 | comments(4) | trackbacks(0) | |